JP7500172B2 - メタサーフェス反射板および該メタサーフェスを備えた信号機 - Google Patents
メタサーフェス反射板および該メタサーフェスを備えた信号機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7500172B2 JP7500172B2 JP2019169090A JP2019169090A JP7500172B2 JP 7500172 B2 JP7500172 B2 JP 7500172B2 JP 2019169090 A JP2019169090 A JP 2019169090A JP 2019169090 A JP2019169090 A JP 2019169090A JP 7500172 B2 JP7500172 B2 JP 7500172B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metasurface
- reflector
- wave
- dielectric substrate
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 21
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 17
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 claims description 8
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 4
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 4
- 235000001674 Agaricus brunnescens Nutrition 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000002547 anomalous effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
データ速度の面では、本規格では10Gbps以上のスループットが約束されている。この事実に対応するため、ある解決案では5Gモバイル通信は非常に高い周波数を用いて動作することが提案されている。
多くの国々で、26GHzから28GHzの周波数領域のミリ波帯域が導入され実証された。この非常に高い周波数により、モバイル通信システムで非常に高いスループットを達成する、より広い帯域幅で伝送ができる。
それにも関わらず、モバイル通信にはカバーエリアに問題がある。ミリ波周波数を用いることから、電磁波は波の伝搬において高い直進性を持つ。波の伝搬では、障害物を屈折により通過するのが難しい。そのため、通信システムはカバーエリアが小さい。
上述の事由から、電磁波の反射板の考えが用いられてきた。伝搬する波は、反射板により所望の方向に反射することができる。この解決法は非常に単純でコストも低い。しかしながら、通常の金属反射板を使うと、反射板は所望の反射方向の角度まで回される。それゆえ、これを実施sると、反射角度が大きい場合には体積が大きくなる。特に室内環境では、実際には向いていない。
近年、メタサーフェスと名付けられた電磁波の反射器が提案されている。メタサーフェスの反射特性は、反射面上の波長以下の共振器の配列で生まれる、表面のインピーダンスと反射位相に依存する。メタサーフェスは周期的に配列された共振器や非周期的に配列された共振器で構成される。共振器を最適化することにより、メタサーフェスはその平面形状を維持しながら所望の反射角度を実現できるため、現実の環境で実施するのに適している。
さらに、基地局アンテナには、主に二偏波アンテナが求められている。これは通常、モバイル通信システムで高いスループットを実現するためのMIMO(マルチ入力、マルチ出力)技術に対応するために用いられている。それゆえ、通信システムにおいて、二偏波伝搬に対応するよう、特別な装置の設計が必要となる。
非特許文献1に記載されている薄型のメタサーフェスでは、金属層の上に印刷された、垂直方向のストリップライン共振器の配列を使った形状が示されている。この配列では一グループの共振器が繰り返される形となっている。各グループは10個のストリップ共振器を有する。個々の共振器の大きさ(幅と長さ)は、所望の方向において高い反射特性を達成できるような回折格子に関係して求められる反射位相に基づいている。メタサーフェスは、ストリップ共振器の縦方向にある単偏波に対応できる。
他方、特許文献1の図3には、例として十字型の素子でもよい旨が記載されている。しかし、そもそもマッシュルーム型であって、設計上素子同士を密集させることが難しく、性能に限界がある。
非特許文献1では、メタサーフェスは8GHzの動作周波数での0度の入射波を70度で反射できる。しかしながら、垂直方向のストリップ共振器を用いているため、電場がストリップ共振器の縦方向に平行な、入射波のうち1つの偏波のみしか対応できない。例えば非特許文献の図10や図12などを見ても、2偏波に対応するように変形することは難しいと考えられる。
また、特許文献1に記載の十字型の素子は、そもそもマッシュルーム型であって誘電体基板上に形成されたものでないため、設計上素子同士を密集させることが難しく、性能に限界がある。
本発明は、上記の問題を考慮して発明されたものである。本発明は、ミリ波周波数帯域の2偏波に対応できるメタサーフェスを提供する。さらに、2偏波に対するメタサーフェスの特性は、個別に最適化し修正することができる。
なお、本説明では、メタサーフェス反射板を単にメタサーフェスと呼ぶことがある。
例えば非特許文献の図10や図12などを見ると、2偏波に対応させようとして共振器の形状をㇿの字型や十字型などにしてしまうと、共振器間の間隔が大きくなって共振器間の結合が弱まり機能を果たさなくなるように思える。しかし、実際に設計してみると、十字型であれば十分に機能することを発見した。
共振器の1組において、一例では大きさの異なる4つの十字型の共振器が、金属グラウンド層に底面を支持された基板上に形成される。
共振器の1組の長さは、定められるべき電磁波の入射角と反射角の設計目標に関連付けられる。この長さは、基本モードでの回折格子の周期から計算できる。
1組の各共振器の大きさは、反射係数に対応する反射位相に依存し、非特許文献1の式3からも計算できる。
非特許文献1のメタサーフェスと異なり、本発明は十字型の共振器を用いることにより2偏波の動作に対応できる。なぜなら、十字型の共振器は、垂直面、水平面の2つの直交する方向に金属が配列されているからである。したがって、入射波と反射波の両偏波に対応できる。
さらに、十字型の共振器の長さと幅を変えることにより、メタサーフェスの動作周波数も変更できる。
本発明の請求項1にかかるメタサーフェス反射板は、
誘電体基板、
誘電体基板の底面に設けられ、全ての向きの偏波に対しメタサーフェス反射板を透過させない金属グラウンド層、および、
アーム長の異なる2種以上の十字型の金属共振器を有する複数のスーパーセルを備えたメタサーフェス反射板であって、
金属共振器を有するスーパーセルは、
誘電体基板の上面に形成され、
入射波の垂直偏波および水平偏波を反射させ、
所定周波数での電磁波を要求される位相で異常波反射させる回折格子の周期で配列されている、
メタサーフェス反射板である。
本発明の請求項2にかかるメタサーフェス反射板は、
スーパーセルは回折格子の周期で水平方向に配列され、
入射波に対する主ローブの反射方向が略水平面内の所定方向である、請求項1に記載のメタサーフェス反射板である。
本発明の請求項3にかかるメタサーフェス反射板は、
スーパーセルは回折格子の周期で垂直方向に配列され、
入射波に対する主ローブの反射方向が略垂直面内の所定方向である、請求項1に記載のメタサーフェス反射板である。
本発明の請求項4にかかるメタサーフェス反射板は、
スーパーセルは回折格子の周期で水平方向または垂直方向に配置され、
入射波に対する主ローブの反射方向が水平方向および垂直方向から0以外の所定角度だけ傾いた方向である、請求項1に記載のメタサーフェス反射板である。
本発明の請求項5にかかるメタサーフェス反射板は、
メタサーフェス反射板は複数のサブメタサーフェスから構成され、
サブメタサーフェスは、
水平方向に配列され、
主ローブ方向が水平面内の互いに異なる向きである、
請求項1、2、および、4のいずれかに記載のメタサーフェス反射板である。
本発明の請求項6にかかるメタサーフェス反射板は、
メタサーフェス反射板は複数のサブメタサーフェスから構成され、
サブメタサーフェスは、
垂直方向に配列され、
主ローブ方向が垂直面内の互いに異なる向きである、
請求項1、3、および、4のいずれかに記載のメタサーフェス反射板である。
本発明の請求項7にかかるメタサーフェス反射板は、
メタサーフェス反射板は複数のサブメタサーフェスから構成され、
サブメタサーフェスは、
水平方向および垂直方向に配列され、
主ローブ方向が水平面内または垂直面内の互いに異なる向きである、
請求項1ないし4のいずれかに記載のメタサーフェス反射板である。
本発明の請求項8にかかるメタサーフェス反射板は、
入射波は無線通信用であって、所定周波数は3.6GHz以上である、請求項1ないし7のいずれかに記載のメタサーフェス反射板である。
本発明の請求項9にかかる信号機は、
請求項1から8のいずれかに記載のメタサーフェス反射板を備えた信号機であって、反射波の主ローブ方向が、信号機の対象とする移動体の移動方向であって、所定周波数が移動体通信用周波数または携帯端末通信用周波数に設定されている、信号機である。
また、メタサーフェス上に十字型の共振器を適用することにより、入射波の垂直方向および水平方向の両方の電界に対応し目的の角度で反射することができる。そのため、メタサーフェスは垂直偏波および水平偏波の2偏波で動作することができる。
さらに、メタサーフェスに十字型の共振器を適用することにより、設計における最適化プロセスにおいて、メタサーフェスの特性は、垂直方向および水平方向の間で自由に調整できる。このように、設計が容易となる。
なお、本明細書ではメタサーフェス100に垂直に入射した電磁波が反射する方向のうち、最大の強度を示す反射方向を「主反射方向」と呼ぶことがある。同様に、反射波のメインとなるローブの向きとして「主ローブ方向」と呼ぶことがある。また、電磁波の反射板としてのメタサーフェス、つまり、メタサーフェスを備えた反射板を、単にメタサーフェスと呼ぶことがある。
以下に説明されるように、動作周波数、異常波反射における入射角と反射角は、十字型の共振器130の大きさや回折格子の周期の長さを調整することにより設計、変更できる。
ここで、異常波反射とは、例えば非特許文献1に記載のような、入射角が0度の入射波を70度などの向きに反射できるような反射を言う。
図1は、本発明の一実施例における、十字型の共振器130を有するユニットセル(U1、U2、U3、U4)を示す。
メタサーフェス100の設計に関して各軸を定義するために、図1を参照すると、y軸は入射波および反射波の垂直偏波の向きとし、x軸は入射波および反射波の水平偏波の向きとし、z軸はメタサーフェス100への入射電磁波の向きである。
金属グラウンド層120は、メタサーフェス100を通過する波を消すために利用される。また、誘電体基板110の層を支持するのに利用される。
図2は、本発明の一実施例における、十字型のセルを持つユニットセル(U1、U2、U3、U4)を含む、メタサーフェス100の構成の一部を示す。
図2に示されるように、メタサーフェス100ではアーム長の異なる十字型の共振器130のグループが繰り返し配列されている。以下、繰り返し配列される、アーム長の異なる十字型の共振器130のグループを、スーパーセルS1と呼ぶ。
言い換えると、メタサーフェス100は、誘電体基板110、誘電体基板110の底面に設けられ、全ての向きの偏波に対しメタサーフェス100を透過させない金属グラウンド層120、および、アーム長の異なる2種以上の十字型の金属共振器130を有する複数のスーパーセルS1を備える。スーパーセルS1は、3種以上の十字型の金属共振器130を有することが望ましい。
この位相の結果は、反射係数の反射位相を以下の式(2)で求めることによって、求めることができる。
ここでZs(x)はx平面方向の表面インピーダンスの関数で、損失のない完全な反射を実現できるものであり、非特許文献1にも記載されている。また、120πは背景媒体の波に対するインピーダンスである。表面インピーダンスの式は以下の式(3)のとおりである。
垂直偏波の反射位相を調べる際には、垂直方向のアーム長lVを変化させることにより要求される反射位相を実現する。次に、水平偏波の反射位相を調べる際には、水平方向のアーム長lHを変化させることにより要求される反射位相を実現する。
本構成により、異常波反射を利用することで、0度で入射する電磁波を50度、60度、70度など大きな角度で反射させることが可能となる。
一実施例において、スーパーセルS1は回折格子の周期で垂直方向に配列され、入射波に対する主ローブの反射方向が略垂直面内の所定方向とすることもできる。
例えば、エレベータの通信における電磁波に適用し、電磁波を上下方向に反射させることにより、エレベータなどにおいても通信が容易となる。
本構成により、所望の方向に電磁波を反射させることができる。
複数のサブメタサーフェス(201、202、203)は、水平方向に配列されている。そして、それぞれの主ローブ方向は、水平面内の互いに異なる向きである。
本構成により、メタサーフェス100で反射する電磁波を水平方向に所望の範囲で拡散することができる。
一実施例において、メタサーフェス100は複数のサブメタサーフェスから構成され、サブメタサーフェス100は垂直方向に配列される。それぞれのサブメタサーフェスの主ローブ方向は、垂直面内の互いに異なる向きである。
本構成により、メタサーフェス100で反射する電磁波を垂直方向に所望の範囲で拡散することができる。
メタサーフェス100は、複数のサブメタサーフェス(201、202、203、204、205、206)から構成される。
それぞれのサブメタサーフェス(201、202、203、204、205、206)は水平方向および垂直方向に配列される。
それぞれのサブメタサーフェス(201、202、203、204、205、206)の主ローブ方向は水平面内または垂直面内の互いに異なる向きである。
本構成により、メタサーフェス100で反射する電磁波を水平方向および垂直方向に所望の範囲で拡散することができる。
無線通信を行う携帯電話の基地局200から出た、5G用の3.6GHz以上の無線通信用の電磁波は、メタサーフェス100に入射し反射する際に所定角度曲がり、携帯電話などの移動端末300の利用者301に向かう。
5Gで利用される3.6GHz以上の電磁波は直進性が強いが、本発明におけるメタサーフェス100を用いると、電磁波を所望の方向に向け、さらに所望の範囲で拡散させることが容易となる。
信号機400は道路の上に設置されており、外面にメタサーフェス100を備えている。本実施例では信号機400の下面にメタサーフェス100が設置されている。
外部の基地局200から発信される、自動車通信周波数の電磁波は、信号機400の下面に設置されたメタサーフェス100で反射される。本発明におけるメタサーフェス100は、所望の角度に電磁波を反射できるため、かつ、必要に応じて、所望の範囲に電磁波を拡散できるため、本実施例では、反射波の主ローブ方向は、信号機400の対象とする移動体410の移動方向である、信号機400の下の道路方向に設定されている。
通常の反射板では、信号機400の下面に設置した場合、反射波の方向が真下の方向などに限定されるため、反射角度の調整が難しいが、本メタサーフェス100では、所望の角度に電磁波を反射できるため、自動車などの移動体410の通る方向に電磁波を反射できる。さらに、必要に応じて、所望の範囲に電磁波を拡散できるため、通信が安定になる。
例えば、設置場所に応じて、入射方向がメタサーフェス100にして垂直より若干傾いている場合には、その入射方向に応じて、求められる主反射方向を実現するよう設計することもできる。
201、202、203、204、205、206 サブメタサーフェス
110 誘電体基板
120 金属グラウンド層
130 共振器
131 アーム
U1、U2、U3、U4 ユニットセル
S1 スーパーセル
200 基地局
300 移動端末
301 利用者
400 信号機
410 移動体
411 移動体側通信機
Claims (8)
- 複数のメタサーフェス反射板から構成され、
前記メタサーフェス反射板は、
誘電体基板、
前記誘電体基板の底面に設けられ、全ての向きの偏波に対しメタサーフェス反射板を透過させない金属グラウンド層、および、
アーム長の異なる2種以上の十字型の金属共振器を有する複数のスーパーセルを備え、
前記金属共振器を有するスーパーセルは、
前記誘電体基板の上面に形成され、
入射波の垂直偏波および水平偏波を反射させ、
所定周波数での電磁波を要求される位相で異常波反射させる回折格子の周期で配列され、
前記電磁波を所望の範囲で拡散するものであり、
前記メタサーフェス反射板は、
水平方向に配列され、
主ローブ方向が水平面内の互いに異なる向きである、
メタサーフェス。 - 複数のメタサーフェス反射板から構成され、
前記メタサーフェス反射板は、
誘電体基板、
前記誘電体基板の底面に設けられ、全ての向きの偏波に対しメタサーフェス反射板を透過させない金属グラウンド層、および、
アーム長の異なる2種以上の十字型の金属共振器を有する複数のスーパーセルを備え、
前記金属共振器を有するスーパーセルは、
前記誘電体基板の上面に形成され、
入射波の垂直偏波および水平偏波を反射させ、
所定周波数での電磁波を要求される位相で異常波反射させる回折格子の周期で配列され、
前記電磁波を所望の範囲で拡散するものであり、
前記メタサーフェス反射板は、
垂直方向に配列され、
主ローブ方向が垂直面内の互いに異なる向きである、
メタサーフェス。 - 複数のメタサーフェス反射板から構成され、
前記メタサーフェス反射板は、
誘電体基板、
前記誘電体基板の底面に設けられ、全ての向きの偏波に対しメタサーフェス反射板を透過させない金属グラウンド層、および、
アーム長の異なる2種以上の十字型の金属共振器を有する複数のスーパーセルを備え、
前記金属共振器を有するスーパーセルは、
前記誘電体基板の上面に形成され、
入射波の垂直偏波および水平偏波を反射させ、
所定周波数での電磁波を要求される位相で異常波反射させる回折格子の周期で配列され、
前記電磁波を所望の範囲で拡散するものであり、
前記メタサーフェス反射板は、
水平方向および垂直方向に配列され、
主ローブ方向が水平面内または垂直面内の互いに異なる向きである、
メタサーフェス。 - 前記メタサーフェス反射板において、
前記スーパーセルは回折格子の周期で水平方向に配列され、
入射波に対する主ローブ方向が略水平面内の所定方向である、請求項1または3のいずれかに記載のメタサーフェス。 - 前記メタサーフェス反射板において、
前記スーパーセルは回折格子の周期で垂直方向に配列され、
入射波に対する主ローブ方向が略垂直面内の所定方向である、請求項2または3のいずれかに記載のメタサーフェス。 - 前記メタサーフェス反射板において、
前記スーパーセルは回折格子の周期で水平方向または垂直方向に配置され、
入射波に対する主ローブ方向が水平方向および垂直方向から0以外の所定角度だけ傾いた方向である、請求項1ないし3のいずれかに記載のメタサーフェス。 - 前記メタサーフェス反射板において、
前記入射波は無線通信用であって、前記所定周波数は3.6GHz以上である、請求項1ないし6のいずれかに記載のメタサーフェス。 - 請求項1から7のいずれかに記載のメタサーフェスを備えた信号機であって、反射波の主ローブ方向が、前記信号機の対象とする移動体の移動方向であって、前記所定周波数が移動体通信用周波数または携帯端末通信用周波数に設定されている、信号機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019169090A JP7500172B2 (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | メタサーフェス反射板および該メタサーフェスを備えた信号機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019169090A JP7500172B2 (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | メタサーフェス反射板および該メタサーフェスを備えた信号機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021048465A JP2021048465A (ja) | 2021-03-25 |
JP7500172B2 true JP7500172B2 (ja) | 2024-06-17 |
Family
ID=74878753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019169090A Active JP7500172B2 (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | メタサーフェス反射板および該メタサーフェスを備えた信号機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7500172B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022072812A (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-17 | 電気興業株式会社 | 可変リフレクトアレーおよび可変リフレクトアレーの設計方法 |
CN113690599B (zh) * | 2021-08-16 | 2022-11-08 | 电子科技大学 | 一种水平极化全向超表面天线 |
JP7505533B2 (ja) | 2022-02-24 | 2024-06-25 | Toppanホールディングス株式会社 | ミリ波反射建装材 |
JP7424406B2 (ja) | 2022-05-23 | 2024-01-30 | Toppanホールディングス株式会社 | ミリ波反射板および施工方法 |
TW202343888A (zh) * | 2022-02-24 | 2023-11-01 | 日商凸版印刷股份有限公司 | 毫米波反射建築材料及其施工方法 |
JP7497736B2 (ja) | 2022-02-24 | 2024-06-11 | Toppanホールディングス株式会社 | ミリ波反射建装材 |
JP7497738B2 (ja) | 2022-05-23 | 2024-06-11 | Toppanホールディングス株式会社 | ミリ波反射板および施工方法 |
WO2024029325A1 (ja) * | 2022-08-03 | 2024-02-08 | Agc株式会社 | 反射パネル、これを用いた電磁波反射装置、及び電磁波反射フェンス |
WO2024048104A1 (ja) * | 2022-08-31 | 2024-03-07 | 富士フイルム株式会社 | メタサーフェス製造方法及びメタサーフェス製造システム |
CN117855869A (zh) | 2022-09-30 | 2024-04-09 | 电气兴业株式会社 | 反射阵列及***、通信***、反射阵列内置型壁面材料及移动体通信*** |
JP2024056339A (ja) | 2022-10-11 | 2024-04-23 | 藤森工業株式会社 | 通信波用反射板および通信波用反射板の製造方法 |
JP7481045B1 (ja) | 2023-03-08 | 2024-05-10 | 日本電業工作株式会社 | 通信システム |
JP7492072B1 (ja) | 2023-09-11 | 2024-05-28 | Toppanホールディングス株式会社 | 電磁波反射板および電磁波反射装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010226695A (ja) | 2008-09-30 | 2010-10-07 | Ntt Docomo Inc | リフレクトアレイ |
JP2011109264A (ja) | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Ntt Docomo Inc | リフレクトアレイ |
JP2016502792A (ja) | 2012-11-08 | 2016-01-28 | アンスティテュ・ナシオナル・デ・シアンス・アプリケ | 適合した(極大化又は極小化した)等価レーダー断面積を有する扁平二面形状の装置 |
WO2018156445A1 (en) | 2017-02-21 | 2018-08-30 | 3M Innovative Properties Company | Passive repeater device, microwave network, and method of designing a repeater device |
US20190067826A1 (en) | 2017-08-29 | 2019-02-28 | Metawave Corporation | Smart infrastructure sensing and communication system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9515390B1 (en) * | 2015-06-11 | 2016-12-06 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Discrete phased electromagnetic reflector based on two-state elements |
-
2019
- 2019-09-18 JP JP2019169090A patent/JP7500172B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010226695A (ja) | 2008-09-30 | 2010-10-07 | Ntt Docomo Inc | リフレクトアレイ |
JP2011109264A (ja) | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Ntt Docomo Inc | リフレクトアレイ |
JP2016502792A (ja) | 2012-11-08 | 2016-01-28 | アンスティテュ・ナシオナル・デ・シアンス・アプリケ | 適合した(極大化又は極小化した)等価レーダー断面積を有する扁平二面形状の装置 |
WO2018156445A1 (en) | 2017-02-21 | 2018-08-30 | 3M Innovative Properties Company | Passive repeater device, microwave network, and method of designing a repeater device |
US20190067826A1 (en) | 2017-08-29 | 2019-02-28 | Metawave Corporation | Smart infrastructure sensing and communication system |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
Rajanikanta SWAIN et al.,"PHASE QUANTIZED METASURFACE SUPERCELLS FOR WAVE MANIPULATION AND RCS REDUCTION",ProgressIn Electromagnetics Research M,2018年,Vol. 74,p.125-135 |
Shao-Yi XIE et al.,Design of a random distribution frequency selective surface,2014 International Conference on Electromagnetics in Advanced Applications (ICEAA),2014年08月,pp.834-836,DOI: 10.1109/ICEAA.2014.6903974 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021048465A (ja) | 2021-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7500172B2 (ja) | メタサーフェス反射板および該メタサーフェスを備えた信号機 | |
JP6766180B2 (ja) | アンテナアレイ内の相互結合を低減するための装置および方法 | |
JP7395714B2 (ja) | アンテナモジュール及び電子機器 | |
Xu et al. | Multifunctional microstrip array combining a linear polarizer and focusing metasurface | |
Liang et al. | Cylindrical slot FSS configuration for beam-switching applications | |
RU2494506C1 (ru) | Линзовая антенна с электронным сканированием луча | |
CN109755757B (zh) | 基于亚波长单层反射单元的宽带编码折叠反射阵天线 | |
JP5371633B2 (ja) | リフレクトアレイ | |
Ma et al. | One-dimensional triple periodic dual-beam microstrip leaky-wave antenna | |
EP3223369B1 (en) | Re-radiation repeater | |
JP2010154519A (ja) | 移動通信用基地局アンテナ | |
US20210184351A1 (en) | Phased array antenna with metastructure for increased angular coverage | |
Brandão et al. | FSS-based dual-band cassegrain parabolic antenna for RadarCom applications | |
KR102274497B1 (ko) | 파라볼릭-하이퍼볼릭 반사기를 포함하는 안테나 장치 | |
Urakami et al. | Interdigital and multi-via structures for mushroom-type metasurface reflectors | |
JP2021057722A (ja) | 電波透過板および電波透過システム | |
Decena et al. | 2.4 GHz pattern reconfigurable corner reflector antennas using frequency selective conductor loops and strips | |
JP2014045278A (ja) | 周波数共用指向性アンテナ | |
EP3918668B1 (en) | Leaky wave antenna | |
EP2889961B1 (en) | Reflecting board of base station antenna, and base station antenna | |
Chaharmir et al. | Single-band and dual-band multilayer transmitarray antennas | |
CN110931983A (zh) | 一种用于平面双极化毫米波宽带频率选择表面 | |
US12034210B2 (en) | Leaky wave antenna | |
JP6245561B2 (ja) | アンテナ装置 | |
CN113809549B (zh) | 基于两层级联相控技术的2比特电磁表面单元 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191108 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220829 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230731 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20231116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240215 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20240221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240419 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240605 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7500172 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |