JP7499885B2 - 止め弁 - Google Patents

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Description

(関連出願)
本出願は、2020年7月15日に出願された、出願番号が202021394927.5であり、発明の名称が「止め弁」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は引用により本出願に組み込まれる。
本出願は空調の技術分野に関し、特に、止め弁に関する。
止め弁は空調システムの重要な部材の一つであり、その役割は、空調の室外機と空調の室内機との接続、冷却回路の開閉、真空引き又は冷媒の充填である。止め弁は開閉弁の一つとして、その機能は、主に弁芯の開度を変更することにより媒体の流量の大きさを制御することで、弁体の第2流通口の流体圧力の変化を制御する役割を果たす。
関連技術の止め弁は、弁体、弁芯、第1流通口の接続パイプ及び第2流通口の接続パイプ等を含み、ここで、止め弁は第2流通口の接続パイプ及び第1流通口の接続パイプにより、空調の室内機及び空調の室外機のパイプラインにそれぞれ接続される。弁体と弁芯との封止が不十分であるため、止め弁の漏れ率が高くなるという問題を引き起こしやすい。
上記の問題を解決するために、本出願は、以下の技術態様の止め弁を提供する。
関連技術と比較して、本出願は、弁体、弁芯及び弁座を含み、弁体内には、弁チャンバを有し、それぞれ弁チャンバに連通された第1流通口及び第2流通口が穿設されており、弁芯は、第1流通口及と第2流通口との間の開閉を制御するために、弁チャンバの内部に設けられて弁チャンバ内で移動可能である止め弁であって、弁芯の一端に、弁芯の移動につれて弁座と接触又は離隔することができるテーパ状封止面を有し、テーパ状封止面の錐体頂角の角度αの範囲が30°~60°である、止め弁を提供する。
このように設計すると、弁芯の封止力受け点が上方へ移動して、止め弁を閉めるときの閉め付けトルクを低下させることができ、弁芯を締め付けて封止負荷が増大するとき、弁芯が弁座に滑り込む程度が深くなり、テーパ状封止面は弁座に更に緊密に係合されることができ、そしてテーパ状封止面の錐体頂角αがこの範囲であると弁芯の封止負荷が大きくなり、テーパ状封止面で発生する弾塑性変形も増大することにより、製品の封止性能を向上させ、漏れ率を低下させる。それ以外に、テーパ状封止面が長くなるため、弁のスロットル特性を改善することもできる。
一実施例において、弁芯の弁座に近接する一端には、対向して設けられた大径端及び小径端を有するテーパ状セグメントが設けられており、大径端は弁芯に近接して設けられ、且つ大径端の外径が弁芯の外径以下であり、テーパ状セグメントの外面によりテーパ状封止面が形成される。
このように設計すると、テーパ状封止面の配置は、弁芯と弁座との間の封止性能を強化させ、漏れ率を低下させる。
一実施例において、小径端の端面に沈み溝を有し、沈み溝の深さは、小径端から大径端方向に向かって弁芯まで延在しており、沈み溝の大径端における溝壁の厚さがB1であり、沈み溝の弁芯における溝壁の厚さがB2であり、且つB1=(0.5~1)B2である。
このように設計すると、沈み溝の配置が弁芯の質量を低減させることにより、弁芯と弁座との間の摩擦力を減少させ、更に弁芯の摩耗を低下させる。溝壁の厚さがこの範囲であると弁芯の弾性性能を増加させることができ、テーパ状封止面は弁座に更に緊密に係合されることができ、製品の封止性能を向上させ、漏れ率を低下させる。そして一部の材料が除去されたため、弁芯の重量が低減され、材料コストが削減される。
一実施例において、弁体の第1流通口から離れた一端には、弁チャンバに連通された第1取り付け孔が穿設されており、弁芯のテーパ状封止面から離れた一端は第1取り付け孔内に入り込んで弁体に摺動接続される。
このように設計すると、弁芯が弁体内で摺動するとともに、比較的高い同軸精度を維持するようにして、ガイドの役割を果たす。
一実施例において、止め弁は、弁体の第1流通口から離れた一端に位置して第1取り付け孔を覆う第1弁キャップを更に含む。
弁キャップは、止め弁に対して防塵及び防水の役割を有する。
一実施例において、弁芯の沈み溝から離れた一端には、外部工具と係合して弁芯の移動を制御するために用いられる接続孔が穿設されている。
このように設計すると、止め弁が作動するとき、外部工具を接続孔に回し込んで、外部工具を時計回りに回転させて弁体を閉鎖し、内部媒体の流れを切断する。外部工具を反時計回りに回転させて弁体を開いて、内部媒体の流れを開始することにより、内部媒体に対する制御を実現する。
一実施例において、弁芯とテーパ状セグメントとの間に第1段差が形成されるように、大径端の外径は弁芯の外径より小さい。
このように設計すると、弁芯がより変形しやすくなり弁座と良好な封止が形成される。
一実施例において、弁体と弁座とは一体的に又は分離して設けられる。
一実施例において、第1取り付け孔内には制限リングが設けられており、弁芯が弁チャンバ内で弁座から離れて移動するにつれて、制限リングは弁芯に当接されることができる。
このように設計すると、外部工具を接続孔に回し込んで弁芯に対する制御が終わった後、弁芯を回して外すときに弁芯を共に回り外れる可能性があるので、このような状況を回避するために、このような場合に制限リングを設けて、弁芯が外部工具の連動によって共に回り外れることを防止することができる。
一実施例において、止め弁は、第1流通口の接続パイプを更に含み、第1流通口の内壁には第2段差が設けられており、弁座の一端は第1流通口に入り込んで第2段差に当接される。
このように設計すると、第1流通口と弁座との相対位置に対して制限する役割を果たす。
一実施例において、止め弁は、第1流通口の接続パイプを更に含み、弁座の内壁には第3段差が更に設けられており、第1流通口の接続パイプの一端は弁座内に入り込んで第3段差に当接される。
このように設計すると、止め弁が第1流通口の接続パイプを介して空調システム中の対応部材に接続されやすくなり、これにより媒体が第1流通口の接続パイプを介して止め弁内に流れ込むようにし、第3段差は第1流通口の接続パイプが弁座内に過度に入り込むことを防止することができる。
関連技術と比較して、本出願で提供される止め弁は、弁芯を締め付けて、封止負荷が増大するとき、弁芯が弁座に滑り込む程度が深くなり、テーパ状封止面は弁座に更に緊密に係合されることができ、そしてテーパ状封止面の錐体頂角が小さくなるにつれて、弁芯の封止負荷が大きくなり、テーパ状封止面で発生する弾塑性変形も増大することにより、媒体がテーパ状封止面の間の隙間に沿って漏れることをよりよく防止し、止め弁を閉めるときの弁閉鎖トルクを低下させ、止め弁の封止性能を向上させる。
本出願で提供される止め弁の正面視の構造模式図である。 本出願で提供される止め弁の左側視の構造模式図である。 図1の止め弁の弁芯の構造模式図である。
図面において、各符号の意味は以下の通りである。
100 止め弁、10 弁体、11 弁チャンバ、111 第1取り付け孔、112 第2取り付け孔、12 第1流通口、121 第1流通口の接続パイプ、13 第2流通口、131 第2流通口の接続パイプ、20 弁芯、21 テーパ状セグメント、211 テーパ状封止面、212 大径端、213 小径端、22 沈み溝、23 接続孔、24 第1段差、30 弁座、31 第2段差、32 第3段差、40 制限リング、50 第1弁キャップ、60 バルブコア、70 第2キャップ。
以下、本出願の実施例における図面を参照して、本出願の実施例における技術態様を明確且つ完全に説明するが、説明した実施例は本出願の実施例の一部にすぎず、実施例の全部ではないことは明らかである。当業者が、本出願における実施例に基づいて、創造的な労力なしに得られた全ての他の実施例はいずれも本出願の保護範囲に属する。
説明すべきことは、アセンブリが他のアセンブリに「装着される」とされる場合、他のアセンブリに直接装着されてもよく、又は介在するアセンブリが存在してもよい。アセンブリが他のアセンブリに「設けられる」とみなされる場合、他のアセンブリに直接設けられてもよく、又は介在するアセンブリが同時に存在してもよい。アセンブリが他のアセンブリに「固定される」とみなされる場合、他のアセンブリに直接固定されてもよく、又は介在するアセンブリが同時に存在してもよい。
特に定義しない限り、本明細書で使用される全ての技術用語や科学用語は、本出願に属する技術分野における当業者が通常理解している意味と同じである。ここで、本出願の明細書に使用される用語は、単に具体的な実施例を説明することを目的とし、本出願を制限するものではない。本明細書に使用される「及び/又は」という用語は、関連する列挙された項目の1つ以上の任意の及び全ての組み合わせを含む。
図1から図3を参照すると、本出願で提供される止め弁は、空調システムの室内機と室外機との間に設けられて、冷媒回路の開閉に用いられるが、空調のメンテナンス時に真空引き又は冷媒の充填のために用いられてもよい。当然ながら他の実施例において、止め弁は、更に空調システム以外の分野、例えば流体パイプライン輸送、石油化学産業及び航空宇宙分野等に適用することができる。
図1及び図2に示すように、この止め弁は、弁体10、弁芯20及び弁座30を含み、弁体10内には、弁チャンバ11を有し、それぞれ弁チャンバ11に連通された第1流通口12及び第2流通口13が穿設されており、弁芯20は、第1流通口12と第2流通口13との間の開閉を制御するために、弁チャンバ11の内部に設けられて弁チャンバ11内で移動可能であり、弁芯20の一端に、弁芯20の移動につれて弁座30と接触又は離隔することができるテーパ状封止面211を有し、テーパ状封止面211の錐体頂角の角度αの範囲が30°~60°である。
選択的に、テーパ状封止面211の錐体頂角の角度αの範囲が35°~45°であり、即ち、テーパ状封止面211の錐体頂角の角度αは、35°、37°、39°、41°、43°又は45°であってもよい。当然ながら他の実施例において、テーパ状封止面211の錐体頂角の角度αは別の角度であってもよく、ここでは説明を省略する。この範囲において、弁芯20の封止力受け点が上方へ移動して、止め弁100を閉めるときの閉め付けトルクを低下させることができ、これにより弁芯20が弁座30に滑り込む程度が深くなり、弁芯20の封止負荷が大きくなり、テーパ状封止面211で発生する弾塑性変形も増大することにより、製品の封止性能を向上させ、漏れ率を低下させる。それ以外に、テーパ状封止面211が長くなるため、止め弁100のスロットル特性を改善することもできる。
テーパ状封止面211の錐体頂角の角度が過大である場合、弁芯20の封止負荷が過小になり、製品の封止性能を低下させて、封止が要求を満たすことができないことが理解できる。テーパ状封止面211の錐体頂角の角度が過小である場合、弁座30の内側面とほぼ平行になり、面同士の封止が形成され、封止性能が低下する。
弁体10は、弁の主な部材の一つであり、異なる圧力レベルには異なる機械製造方法を有し、本実施形態において、弁体10は鋳造プロセスによって製造され、当然ながら他の実施形態において、弁体10は、鍛造又は他のプロセスによって製造されてもよい。
具体的には、弁体10の材料は金属であり、水処理、軽工業、石油、化学工業等の産業等において低圧の常温作業条件に好適であり、その封止性能が良好である。
一実施例において、弁チャンバ11は、弁体10の内部に位置して媒体の間の互いの流通のために用いられる。弁体10内には弁チャンバ11に連通された第1取り付け孔111及び第2取り付け孔112を更に有し、そのうち第1取り付け孔111は弁体10の第1流通口12から離れた一端に位置して弁チャンバ11に連通され、第2取り付け孔112は雌ねじ孔であり、第1取り付け孔111と第2取り付け孔112とは垂直に設けられて、止め弁100内の部材に係合接続するために用いられる。
更に、弁体10には、それぞれ弁チャンバ11に連通された第1流通口12及び第2流通口13が穿設されており、第1流通口12と第2流通口13とは垂直に設けられて、内部媒体が流れ込む又は流れ出すために用いられ、ここで、第1取り付け孔111の弁体10における位置と第1流通口12の弁体10における位置とは対向して設けられ、第2取り付け孔112の弁体10における位置と第2流通口13の弁体10における位置とは対向して設けられる。
図1及び図2に示すように、止め弁100は、第1流通口12接続パイプ及び第2流通口13接続パイプを更に含み、第1流通口12の接続パイプは第1流通口12に取り付けられ、第2流通口13の接続パイプは第2流通口13に取り付けられ、止め弁100は、主に第1流通口12の接続パイプ/第2流通口13の接続パイプを介して空調システム中に対応部材を接続されることにより、媒体が第1流通口12の接続パイプ/第2流通口13の接続パイプを介して、止め弁100内に流れ込む、又は止め弁100内から流れ出す。
一実施例において、止め弁100は、弁芯20及び弁座30を含み、弁芯20の弁座30に近接する一端には、対向して設けられた大径端212及び小径端213を有するテーパ状セグメント21が設けられており、大径端212は弁芯20に近接して設けられ、且つ弁芯20とテーパ状セグメント21との間に第1段差24が形成されるように、大径端212の外径が弁芯20の外径以下であり、テーパ状セグメント21の外面によりテーパ状封止面211が形成され、テーパ状封止面211の配置は弁芯20と弁座30との間の封止性能を強化させ、漏れ率を低下させることができる。テーパ状封止面211は、弁芯20の移動につれて弁座30と互いに接触することができ、テーパ状封止面211と弁座30の弁芯20に近接する一端の内壁が互いに当接されて、シールペアを形成する。
図3に示すように、小径端213の端面に沈み溝22を有し、沈み溝22が弁芯20の質量を低減させることにより、弁芯20と弁座30との間の摩擦力を減少させ、更に弁芯20の摩耗を低下させる。沈み溝22の深さは小径端213から大径端212方向に向かって弁芯20まで延在している。沈み溝22の大径端212における溝壁の厚さがB1であり、沈み溝22の弁芯20における溝壁の厚さがB2であり、B1=(0.5~1)B2である。
選択的に、沈み溝22の大径端212における溝壁の厚さと沈み溝22の弁芯20における溝壁の厚さとの比例関係はB1=(0.7~1)B2である。即ち、沈み溝22の大径端212における溝壁の厚さB1は、沈み溝22の弁芯20における溝壁の厚さB2の0.7倍、0.75倍、0.8倍、0.85倍、0.9倍、0.95倍又は1.0倍であってもよい。当然ながら他の実施例において、沈み溝22の大径端212における溝壁の厚さB1は、沈み溝22の弁芯20における溝壁の厚さB2の他の倍数であってもよく、ここでは説明を省略する。この範囲であると、弁芯20の弾性性能を増加させることができ、テーパ状封止面211は弁座30に更に緊密に係合されることができ、これにより製品の封止性能を向上させ、漏れ率を低下させる。そして一部の材料が除去されたため、重量が低減され、材料コストが削減される。
沈み溝22の大径端212における溝壁の厚さB1と沈み溝22の弁芯20における溝壁の厚さB2との比例が過小であると、弁芯20の強度が不十分で、曲げ変位が発生しやすいことが理解できる。沈み溝22の大径端212における溝壁の厚さB1と沈み溝22の弁芯20における溝壁の厚さB2との比例が過大であると、材料の利用率が低く材料が無駄となる。
具体的には、弁芯20は、封止面の形態によって、平面状、テーパ状、球面状、ナイフ状等に分けられる。本実施形態において、封止面はテーパ状構造を選択してもよく、他のタイプに比較して、テーパ状構造の封止面の夾角がより小さく、封止面の面積がより大きく、封止負荷が増大するとき、弁芯20が弁体10に滑り込む程度が深くなり、浸食による損傷が発生しにくく、更にテーパが比較的長いため、止め弁100のスロットル特性を改善することもできる。
更に、弁芯20のテーパ状封止面211から離れた一端は第1取り付け孔111内に入り込んで弁体10に摺動接続され、第1取り付け孔111を設けることで、弁芯20の弁チャンバ11内の移動をガイドして、弁芯20の移動が更に正確になるようにすることを実現できることが理解できる。
弁芯20の沈み溝22から離れた一端には、外部工具と係合して弁芯20の移動を制御するために用いられる接続孔23が穿設されており、これにより止め弁100の開閉を行う。
選択的に、接続孔23に係合される外部工具はバルブステム(図示せず)を選択することができ、当然ながら他の実施例において、外部工具は、接続孔23に係合されて弁芯20を制御するためのいずれの工具であってもよい。
具体的には、接続孔23の内壁に雌ねじ(図示せず)を有し、バルブステムの外壁に雄ねじを有し、雄ねじと雌ねじとの間が螺合されて、バルブステムと弁芯20との間の接続を実現する。
止め弁100が作動するとき、バルブステムを接続孔23に回し込んで、バルブステムを時計回りに回転させると、バルブステムに連動されて弁芯20と弁座30とが密着されて、弁体10を閉鎖し、内部媒体の流れを切断する。バルブステムを反時計回りに回転させると、バルブステムに連動されて弁芯20と弁座30とが分離されて、弁体10を開いて、内部媒体の流れを開始することにより、内部媒体に対する制御を実現する。
一実施例において、第1流通口12の内壁には第2段差31が設けられており、弁座30の一端は第1流通口12に入り込んで第2段差31に当接されることにより、弁座30の第1流通口12に対する位置を制限する役割を果たす。
同時に、弁座30の内壁には第3段差32が更に設けられており、第1流通口12の接続パイプの一端は弁座30内に入り込んで第3段差32に当接されることにより、第1流通口12の接続パイプが弁座30内に過度に入り込むことを防止する。当然ながら、第1流通口12の接続パイプに対して取り付け及び位置決めの役割を果たすこともできる。
具体的には、弁座30は、溶接により第1流通口12に固定され、溶接形態を採用すると弁座30と第1流通口12との間の強固程度を強化させ、プロセス過程を簡素化することができ、溶接形態はレーザ溶接を選択してもよい。当然ながら他の実施形態において、弁座30と第1流通口12との間は、インターフェアランスフィットの形態を採用して固定されてもよい。
一実施例において、弁芯20及び弁座30の材料はいずれも金属であり、即ち、弁芯20と弁座30との間にはハードシールが採用され、ハードシールは、熱供給、ガス供給、ガス、石油製品、酸とアルカリ等の環境に多く使用され、それは弁座30と弁芯20との間の封止性能をより安定化することができる。
選択的に、弁座30及び弁芯20の材料は、いずれも銅、鋼又は銅合金材である。
一実施例において、第1取り付け孔111の内部には制限リング40が更に設けられており、制限リング40は弁体10の内部において弁芯20から離れた一端に設けられて、バルブステムを接続孔23に回し込んで弁芯20に対する制御が終わった後、弁芯20を回すときに弁芯20を共に回り外れる可能性があるので、このような状況を回避するために、このような場合に制限リング40を設けて弁芯20がバルブステムの連動によって共に回り外れることを防止することができる。
図1及び図2に示すように、止め弁100は、ほこりや雨水が第1取り付け孔111から弁チャンバ11内に入ることを回避するために、弁体10の第1流通口12から離れた一端に位置して第1取り付け孔111を覆う第1弁キャップ50を更に含み、即ち、第1弁キャップ50を設けることにより、止め弁100に対する防塵及び防水の役割を実現する。
選択的に、第1弁キャップ50の迅速な着脱を実現するために、第1弁キャップ50と弁体10との間が螺合されることにより、バルブステムの弁芯20に対する迅速な処理が容易になる。当然ながら他の実施例において、第1弁キャップ50と弁体10との間は、例えば係止等の螺合以外の他の方法により接続されてもよい。
図1及び図2に示すように、止め弁100は、バルブコア60を更に含み、バルブコア60は第2取り付け孔112内に設けられて、弁チャンバ11内に冷媒を充填するために用いられ、冷媒を充填する必要がある場合、冷媒がバルブコア60及びバルブコックを介して空調システムの冷却システムの内部に充填されるようにする。他の実施例において、第2取り付け孔112の位置は、弁体10における他の位置に設けてもよく、バルブコア60を取り付けることができ、且つバルブコア60を介して弁チャンバ11内に冷媒を充填することができればよいことが理解できる。
更に、弁チャンバ11内の冷媒が第2取り付け孔112から漏れ出すことを回避するために、バルブコア60の外側壁と第2取り付け孔112の内壁との間は封止接続される。
選択的に、止め弁100は、第2弁キャップ70を更に含み、ほこりや雨水が第2取り付け孔112内に入ることを防止するために、第2弁キャップ70は第2取り付け孔112を覆って弁体10に接続される。
選択的に、ほこりや雨水が第1取り付け孔111内に入ることを更に防止するために、第2弁キャップ70と弁体10との間は封止接続される。
本出願で提供される止め弁100は、主に第1弁キャップ50を回して外し、バルブステムを回し込んで接続孔23に係合されることにより、バルブステムにより弁芯20が下向きに垂直移動するように連動し、弁芯20テーパ状封止面211の錐体頂角の角度αの範囲が35°~45°であるため、弁芯20を締め付けて封止負荷が増大するとき、弁芯20が弁座30に滑り込む程度が深くなり、テーパ状封止面211は弁座30に更に緊密に係合されることができ、そしてテーパ状封止面211の錐体頂角がこの範囲であると弁芯20の封止負荷が大きくなり、テーパ状封止面で発生する弾塑性変形も増大することにより、製品の封止性能を向上させ、漏れ率を低下させて、弁体10と、弁芯20と、弁座30との同心度が悪いことで発生する漏れ率が高くなる問題を解決し、止め弁100の封止性能を向上させる。
以上の実施例の各技術特徴は任意に組み合わせてもよく、説明を簡潔にするために、上記の実施例における各技術特徴の可能な組み合わせについて全て説明していないが、これらの技術特徴の組み合わせが矛盾しない限り、いずれも本明細書に記載されている範囲とみなすべきである。
以上の実施例は本出願のいくつかの実施形態を示すものにすぎず、その説明は具体的且つ詳細であるが、出願の範囲を制限するものとして理解するべきではない。指摘すべきこととして、当業者にとって本出願の思想を逸脱しない範囲で更にいくつかの変形及び改良を行うことができるが、これらはいずれも本出願の保護範囲に属する。従って本出願の保護範囲は添付された特許請求の範囲に準ずるものとする。

Claims (7)

  1. 弁体、弁芯及び弁座を含み、前記弁体内には、弁チャンバを有し、それぞれ前記弁チャンバに連通された第1流通口及び第2流通口が穿設されており、前記弁芯は、前記第1流通口と前記第2流通口との間の開閉を制御するために、前記弁チャンバの内部に設けられて前記弁チャンバ内で移動可能である止め弁であって、
    前記弁芯及び前記弁座の材料はいずれも金属であり、前記弁芯と前記弁座との間にはハードシールが採用され、
    前記弁芯の一端に、前記弁芯の移動につれて前記弁座と接触又は離隔することができるテーパ状封止面を有し、前記テーパ状封止面の錐体頂角の角度αの範囲が35°~45°であり、
    前記弁芯の前記第1流通口に近接する一端には、対向して設けられた大径端及び小径端を有するテーパ状セグメントが設けられており、前記テーパ状セグメントの外面により前記テーパ状封止面が形成され、
    前記小径端の端面に沈み溝を有し、前記沈み溝の深さは、前記小径端から前記大径端方向に向かって前記弁芯まで延在しており、
    前記沈み溝の前記大径端における溝壁の厚さがB1であり、前記沈み溝の前記弁芯における溝壁の厚さがB2であり、且つB1=(0.7~1)B2である、止め弁。
  2. 記大径端は前記弁芯に近接して設けられ、且つ前記大径端の外径が前記弁芯の外径以下である、請求項1に記載の止め弁。
  3. 前記弁芯の前記沈み溝から離れた一端には、外部工具と係合して前記弁芯の移動を制御するために用いられる接続孔が穿設されている、請求項に記載の止め弁。
  4. 前記弁芯と前記テーパ状セグメントとの間に第1段差が形成されるように、前記大径端の外径は前記弁芯の外径より小さい、請求項に記載の止め弁。
  5. 前記弁体と前記弁座とは一体的に又は分離して設けられる、請求項1に記載の止め弁。
  6. 前記第1流通口の内壁には第2段差が設けられており、前記弁座の一端は前記第1流通口に入り込んで前記第2段差に当接される、請求項に記載の止め弁。
  7. 前記止め弁は、前記第1流通口の接続パイプを更に含み、前記弁座の内壁には第3段差が更に設けられており、前記第1流通口の前記接続パイプの一端は前記弁座内に入り込んで前記第3段差に当接される、請求項に記載の止め弁。
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