JP7497810B1 - 内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓を提供する。具体的には、アウターサッシ窓とインナーサッシ窓を少なくとも1つ有する外枠体の内側に締結することにより、強い台風の防風・防雨・遮音が必要な対象者へ窓構造をレベルに合わせて強制的に完全に閉じることができる内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓を提供する。【解決手段】外枠体の外側には少なくとも1つの外側固定柱が設けられ、外側固定柱の内側と外側には弾性的に可動可能な天板が設けられていることを特徴とする。アウターサッシ窓とインナーサッシ窓のうち、天板が内側に移動するように駆動され、天板が2つの内柱にしっかりと押し付けられ、アウターサッシ窓とインナーサッシ窓の外側固定柱が接近するか、又は外枠体の溝を埋めることができる留め具の機能を持つフリップカバープレートが設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、一種の防音式水平スライド窓に関し、特にインナーサッシ窓とアウターサッシ窓が閉じた状態で、三点止めと隙間シールを少なくとも備え、台風級の強い風力を打ち消し、包括的な防風を実現する窓に関する。
技術、産業、及び商業的な企業の急速な発展に伴い、利用可能な土地の不足と相まって、より多くの人口に居住空間を提供するために、産業及び商業社会において高層ビルの活用が標準的になっている。高層ビルが雨上がりのキノコのように大量に発生すると、高層ビルのドアや窓の防風・防雨問題も次々と発生する。建物の高層化に伴い、各階ごとに窓にかかる風圧が相対的に大きくなるような国々での島しょ気候では、毎年6月から11月が台風シーズンであり、その性能、水密性、及び安全性は、強雨と強風によって試される。
台湾では、年に3回の強い台風(レべル17の風)が発生することもある。強い台風は、地球環境に災害をもたらすだけでなく、家屋の水漏れを引き起こし、ドアや窓の破損や損傷を引き起こす可能性があり、さらに落下物等の安全上の問題を引き起こす。前述のように、高層ビルがますます高くなるにつれて、耐えなければならない風圧も増加し、アルミニウム窓に対する顧客の要求はより厳しくなり、建築家又は設計者、及びその他の関連する設計及び建設会社は、高層ビルに固定窓を選択し、中央空調を使用することを提案する。既存の押し出し窓又は水平スライド窓は、16レベルの風(中程度の台風)までしか保証できない。また、台湾では年に半年以上の期間の間、冷房が不要なため、自然換気や景観を放棄すると、生活の質を損なうだけでなく、居住者の健康にも深刻な影響を与える。
一般的な窓構造には、固定式、外挿式、水平スライド式の3つのタイプがあり、固定式の窓は完全な隔離を実現できるが、自然の風を楽しみたい、外の景色を体験したいという人々のニーズには対応していない。長年の風雨で構造が錆びやすく、破損しやすいため、公共需要や高層ビルでは依然として水平スライド式の窓が主流である。
従来の水平スライド式の窓のフレームは、主に押し出しアルミニウムフレームと、埋め込まれたガラスと、で構成されている。窓の防水性と防音性を向上させるために、製造業者は研究と改善にかなりの労力を費やしてきた。例えば、台湾の公告第M600332号「多層チャンバーを備えた気密窓構造」と題する特許公報には、主に、外枠の内側にプラットホームを配置し、室内側に台風対策用の垂直板を配置することを開示している。プラットフォームの外側に位置するプラットフォーム表面よりも低い位置はステップ溝となっており、ステップ溝の上端にはブロックリブが形成されており、そして3つの気密ゴムストリップがそれぞれ外枠の嵌合溝に嵌合しており、さらに外枠と窓サッシの対応する位置に気密ゴムを密着させ、外枠と窓サッシの隙間を仕切っている。多層チャンバーを形成することにより、アルミニウム製のドアと窓の全体的な防音性と気密性が向上されている。台湾の公告第M510969号「窓用防風・気密装置」の特許公報は、主に、メインシートが外枠の上部横枠に設置され、メインシートの片側が上部横枠に固定され、メインシートの反対側は上部水平フレームに固定され、さらにメインブロッキングパーツがあり、メインブロッキングパーツが複数のフィンで拡張され、サイドブロッキングパーツがメインシートの任意の周辺側に拡張されることを開示している。側部ストッパーは、側部ストッパーの上端に配置され、また側部ストッパーは基板と複数のストッパーを含み、基板は側部ストッパーに組み付けられ、各ストッパーは中空で上端に配置される。基板の上面をサイドストッパーに突き当て、基板両端のストッパーは対応する辺を切り欠きで切り込み、さらに両端のストッパーの間に位置する各ストッパーを同じ開口部で切り欠いている。外枠と内枠の間、インナーサッシ窓とアウターサッシ窓の間からは、騒音や風雨が室内に侵入する。
しかしながら、上述の関連技術は、一部のアルミニウム押し出し窓枠の漏れやすい問題を改善することしかできず、それが高層階に設置された場合、強風及び雨の高圧衝撃に直面すると、問題が生じる。つまり、水漏れと騒音の問題は解決できない。
従来のアルミニウム製のドア及び窓本体における上記の欠点を考慮して、発明者は、鋭意研究及び改良を重ね、多くの試験及び改良を経て、最終的に本発明に到達した。
従って、本発明は、窓サッシ構造が全周的に分解できることを含めて、高い安全性能を備えるセットを有する、いわゆる内側での分解が可能な防音式水平スライド構造のサッシ窓を提供することを目的とする。外装には固定柱が設けられており、サッシ窓の落下を防ぎ、全体の構造を強化することができる。
本発明によれば、内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓は、完全に内部を取り外し可能なタイプであり、従来のスクリーン窓のような景観を損ない、落下するという問題がなく、同時に超高水位を達成することができる。気密性、台風対策性、アンチノイズ、また、冷気の漏れと熱気の侵入を防ぎ、省エネと炭素削減の要件を満たすことができる。これは、本発明の2番目の目的となる。
本発明によれば、内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平窓は、安全性と構造的強化を有し、大規模な採光と換気を行うことができ、建築家と設計者にもう1つの設計面での安全なオプションを提供できる。
この種の本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓によれば、外枠体の内側の上レールと下レールにさらに磁力で吸着するスナップカバーを設け、溝をスナップカバーで閉じることができる。上部の貫通孔が埋められるので、内外のサッシ窓が互いにロックされたときに、よりコンパクトになる。
本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の三次元組立体の概略図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓のフック装置の模式図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓のフック装置の作用を示す模式図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓のスナップカバーの拡大模式図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の別の角度の三次元概略図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の外側固定柱と天板の拡大模式図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の中央制御ロックの部分断面概略図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の中央制御ラッチの概略部分断面作用図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の中央制御ラッチの外観概略図である。 本発明の柱の内側に鉄筋を有する、内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の3次元概略図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の外枠の上下横材の側面図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の別の実施形態の立体模式図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓のカバープレートとプッシュプルの3次元概略図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓のカバープレートの作用の概略図である。 本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の他の実施形態の上面図である。 本発明に係る内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓の他の実施形態の立体模式図である。
本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓についての詳細な構造及び具体的な実施形態は、添付の図面に従って以下の説明を参照することにより十分に理解することができる。
図1に示す図面のように、本発明の二重インナー型の分解可能な防音式スライドサッシ窓は、例えば、外枠体の内側にインナーサッシ窓とアウターサッシ窓の2つのサッシ窓(例えば扇形横サッシ窓)を設けたものである。
図に示すように、スライドサッシ窓1000は、外枠体100の内部に取り付けられたアウターサッシ窓200と、インナーサッシ窓300と、を備えている。アウターサッシ窓200及びインナーサッシ窓300は、外枠体100の軌道上を左右に移動可能である。外枠体100、アウターサッシ窓200、及びインナーサッシ窓300は、それぞれ2本の立柱と上下の横材とで構成され、矩形の枠体を形成している。以下、説明の便宜上、アウターサッシ窓200とインナーサッシ窓300において、枠体の中央付近を内柱201、301、外枠の両側付近を外柱202、302と定義する。
図に示すように、外枠体100は、左支柱101及び右支柱102のそれぞれにフック装置110、120が設けられている。フック装置110は左支柱101の内側に配置されている。フック装置120は、右支柱102の追加基板1021の基板面に配置される。中央制御ラッチ400はインナーサッシ窓300の内柱301に設けられる。
図に示すように、外枠体100の上下の横材には、インナーサッシ窓300の他方側の上下の溝のそれぞれに可動スナップカバープレート410A、420Aが設けられており、可動スナップカバープレート410A、420Aは、使用者が自由に出し入れすることができる。可動スナップカバープレート410A、420Aが外枠体100の横材の溝の内側を覆って締め付けられると、アウターサッシ窓200とインナーサッシ窓300の外柱202、302がそれぞれフック装置110とフック装置110、120の押しボタンをしっかりと押して、アウターサッシ窓200とインナーサッシ窓300の内柱201と内柱301とを同時に中央制御ラッチ400でロックして固定すると、窓を完全に締めることができる。これにより、台風17号レベルの強風にも対応できる気密性と遮音性、防漏性を備えることができる。
図2及び図3を参照すると、フック装置110、120にはハンドル11が設けられており、ハンドル11は回転可能である。ハンドル11の一端は、圧着部分12である。圧着部分12は、肘頭フックの円錐形の尾端13が下端側に向けて円弧状のバックル縁14を形成するように構成されている。アウターサッシ窓200及びインナーサッシ窓300の外柱202、302には、フック装置110、120と対向する位置に溝21が設けられ、溝21の外側にクロスバー22が配置されている。クロスバー22は、溶接又は他の手段によってアウターサッシ窓200及びインナーサッシ窓300の外柱202、302に固定される。シャフトにはランナ23が通されており、ランナ23は好ましくはペイリンランナである。
これにより、アウターサッシ窓200とインナーサッシ窓300をそれぞれ両側にスライドして窓を閉じた状態にすると、フック装置110、120のハンドル11が回転し、フック装置110、120のとがった円錐が形成される。圧着部分12の尾端13は、クロスバー22上のランナ23を保持する。ハンドル11及び圧着部分12が回転し続けると、圧着部分12の下端にある弧状のバックル縁14がランナ23を押し続けて、アウターサッシ窓200及びインナーサッシ窓300を強制的に閉じることができる。また、ハンドル11の連続回転に伴って回転し、内側に移動し、これにより、アウターサッシ窓200とインナーサッシ窓300が内側に移動すると、外枠体100の上下に位置する下横材130の溝に位置する可動スナップカバープレート410A、420Aがしっかりと押し付けられ、アウターサッシ窓200が外れる。この際、アウターサッシ窓200とインナーサッシ窓300との側端部同士が押し付けられる。
図4を参照すると、可動スナップカバープレート410A、420AはL字形のプレートであり、水平プレート41及び垂直プレート42から構成されている。それらは、直縁43を形成している。また、インナーサッシ窓300に近い内柱301の一端は斜めの直縁44であり、水平プレート41の縁には浸水防止ゴムストリップが設けられている。インナーサッシ窓300の内柱301の上端及び下端は、可動スナップカバープレート410A及び420Aの斜めの直縁44と向かい合っており、可動スナップカバープレート410A及び420Aが溝に固定されると、可動スナップカバープレート410A、420Aのインナーサッシ窓300の内柱301とアウターサッシ窓200に対して同時に当接する。
図に示すように、可動スナップカバープレート410A、420Aには2つのマグネット吸着部45a、45bが設けられている。マグネット吸着部45a、45bの下端には磁石が設けられており、その下端には金属片46a、46bが対向するような位置に予め設置されている。下部クロス材の溝の底面にマグネット吸着部45a、45bが位置する。このように、マグネット吸着部45a、45bと金属片46a、46bの吸着により、可動スナップカバープレート410A、420Aを外枠体100の上レールと下レールの溝に素早くかつ簡単に固定することができる。
図5及び図6を同時に参照すると、外枠体100の外側には、中央に近い位置に外側固定柱500が設けられている。外側固定柱500は、鉄骨材で形成され、その内周に天板510が設けられている。天板510はU字型の板であり、外側固定柱側に接続されている。外側固定柱500は、複数のスプリング510a、510bによって適度に弾性的に動くことができるようになっている。天板510の本体にはネジ孔51が形成されている。天板510のネジ孔51の位置に対応する外側固定柱500の円筒面にはバッキングプレート52が設けられている。
図7、図8A、及び図8Bを同時に参照すると、インナーサッシ窓300の内柱301に配置された中央制御ラッチ400は、操作部分410を備え、操作部分410の前端は、曲げ可能なプルロッド420に接続され、プルロッド420の前端には雄ネジ430が形成され、プルロッド420の中間位置は当接板440によって貫通され、当接板440の一端には、スプリング450が配置され、当接板440及びスプリング450はアウターケーシング460で覆われており、アウターケーシング460はインナーサッシ窓300の内柱301の中間部の内側に設置されている。
これにより、アウターサッシ窓200とインナーサッシ窓300をそれぞれ両側にスライドして閉状態にすると、内柱201、301と天板510とが相対的に重なり合い、操作部分410は、プルロッド420を水平かつ真っ直ぐになるように制御し、プルロッド420の前端をアウターサッシ窓200の内柱201の貫通孔201aに貫通させる。この際、プルロッド420は雄ネジ430を天板510のネジ孔51にねじ込み、その前端を外側固定柱500のバッキングプレート52に当接させる。操作部分410がプルロッド420の回転を制御すると、雄ネジ430のネジ孔51により、天板510全体が内側に移動することができる。天板510が内側に移動すると、内柱201及びインナーサッシ窓300の内柱301は、同時に天板510によって押されるため、比較的タイトな状態となる。
窓部分を開く場合、操作部分410を用いてプルロッド420を逆方向に回転させると、天板510が外側固定柱500の方向に向けて外側へ移動する。ネジ孔51による雄ネジ430の反転作用は、ネジ孔51が雄ネジ430から完全に分離されるまでの間にスプリング510a及び510bの弾性力によって元の位置に復元されるため、外枠体100の軌道上のアウターサッシ窓200の横方向の動きは、その影響を受けない。
天板510が元の位置に跳ね返った後、操作部分410はプルロッド420を制御して引き戻し、プルロッド420を曲げつ、当接板440を駆動してスプリング450を圧縮させる。これにより、スプリング450が圧縮された状態となる。その後、窓を再び閉めたい場合、操作部分410がプルロッド420を水平に制御する限り、プルロッド420はスプリング450の弾性復元力によって駆動され、窓の前端を介してプルロッド420がアウターサッシ窓200の内柱201の貫通孔201aをすばやく貫通できる。そして、天板510のネジ孔51にねじ込む。プルロッド420が回転するように制御されると、天板510を回転させることができる。アウターサッシ窓200及びインナーサッシ窓300の内柱201、301が迅速かつ比較的きつくなるように、内側に容易に移動することができる。
さらに、図に示すように、中央制御ラッチ400の使用及び折り畳みを容易にするために、インナーサッシ窓300の内柱301にはカードシート470が設けられる。カードシート470は、中央制御ラッチ400を提供する。中央制御ラッチ400が使用されておらず、プルロッド420が曲がっている状態では、プルロッド420を締めて固定し、操作部分410をインナーサッシ窓300の内柱301に平らに取り付けることができる。それにより、窓の全体的な外観に影響を与えないようにすることができる。
図に示されるように、中央制御ラッチ400は、操作部分410の前端に位置し、かつプルロッド420上に位置するベアリングホイール480を備えている。操作部分410は、プルロッド420を駆動して回転させる。この動作時には影響を受けないように、天板510が内側に移動するとき、インナーサッシ窓300の内柱301をアウターサッシ窓200の内柱201に押し付けることができるように構成することができる。
本発明では、窓の構造的密閉性及び隙間の消失を改善することに加えて、強力な台風(レベル17の風)に対する要件を満たすような全方向性の台風防音式の水平スライド窓を達成するために、具体的な複数の拡張機能を備える。下記に図と併せて説明する。
図9を参照すると、アウターサッシ窓200及びインナーサッシ窓300の内柱201、301並びに外柱202、302は、それぞれ鉄骨フレーム24と、クロスバー22とを備えている。クロスバー22の端部は、鉄骨フレーム24に固定されているため、フック装置110、120の強い押し付けに応答して引っ張られることに対して十分な引張強度を有する。内柱201、301と外柱202、302の内側に鉄骨フレーム24を突き刺すことで、応力による柱の変形を防止するとともに、柱201、202、301、302と外枠体100とを相対的にクランプしたり、取り付けたりすることができる。そのため、高い気密効果を得ることができる。また、アウターサッシ窓200の外柱202がフック装置110に引っ掛かり、内柱201が天板510に押されて全体として内側に移動する際に、元の軌道から外れないようにプーリーによって窓の下端を調整することができる。そのために傾斜可能なプーリーを使用することもできる(図示省略)。
また、図10に示すように、外枠体100の下横材130には、ガイド板131、132が位置する。ここには、アウターサッシ窓200をスライドさせる2枚のガイド板131、132のみを配置することができる。それらの間には他の仕切りが設定されていないため、アウターサッシ窓200が強制的に内側に移動したときに、他の仕切りによってブロックされることを回避できる。このようにして気密効果に影響を与えることができるため、インナーサッシ窓300の可動スナップカバープレート410A、420Aの好適な気密要件を満たすことができる。
図11及び図12を参照して、可動スナップカバープレートは、上下連結タイプに変更することもできる。図に示すように、外枠体100の上横材と下横材には、それぞれフリップカバープレート810、820が設けられ、フリップカバープレート810、820は、水平材の溝を埋めることができる前述の可動スナップカバープレートを備える外枠体100と同様の機能を持つ。プルロープ81、82がフリップカバープレート810、820の一端にそれぞれ接続される。プルロープ81、82は、いくつかの切り替え点を通過した後、プッシュプル装置830によって共同で制御される。プルロープ81、82は、外枠体100の外柱に外付け可能である。これにより、2つのフリップカバープレート810、820は、プッシュプル装置830を介して、外枠体100の水平材上で同時に持ち上げられるか、又は覆われるように制御することができる。
図13を参照すると、フリップカバープレート810、820の底面にはいくつかのボール850が設けられている。すなわち、インナーサッシ窓300の内柱301の傾斜パネル301aをボール850にほとんど摩擦のない状態で押し付けることができ、フリップカバープレート810、820をスムーズに動かすことができ、それらすべてを完全に持ち上げることができる。
また、図14に示すように、外枠体100の外側にスクリーン溝910を設けることで、不可視スクリーン920を設置し、窓を通した外の風景に影響を与えないように、不可視スクリーン920の一端をアウターサッシ窓200に接続することができる。
再び図15を参照すると、本発明の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓は、外枠体、アウターサッシ窓、及びインナーサッシ窓の包括的かつ緊密な固定を提供することができる。サッシ窓の三面風景窓3000でも総合的な気密性と耐圧縮性を実現できる。三面風景窓3000の構造は、2サッシタイプのスライド窓とほぼ同じである。主な違いは、2つのアウターサッシ窓3002、3003は、インナーサッシ窓3001の2つの外側にそれぞれ設けられる。外枠体の外側においてインナーサッシ窓の柱とアウターサッシ窓とが重なる位置には外側固定柱3004、3005がそれぞれ設けられ、インナーサッシ窓の2本の側柱がそれぞれ設けられている。中央制御ラッチ3006、3007はフック装置3008、3009と、外枠体の柱の内側にそれぞれ配置され、外枠体の両方に配置されたスナップカバープレート300、300、300、300と、が設けられている。インナーサッシ窓の側面と下部クロス材の溝によって、高層の居住者にも提供できる。それにより、居住者は、高層の景観を十分に楽しむことができるだけではなく、台風の強風や雨を恐れる必要がなくなる。
また、本発明では、分解可能な防音式水平スライド窓において、インナーサッシ窓、アウターサッシ窓、及び外枠体の接触面にシーリングストリップを設けることができる。窓構造にシーリングストリップが設けることによる接触面の気密性の向上は一般的な技術であるため、本明細書では特に図示せずに、ここでは省略する。
明細書及び図面に基づいて説明した内容は、本発明の好ましい実施形態に過ぎず、本発明の実施の範囲、すなわち、特許出願の範囲に従ってなされた同等の変更及び修正が許容され得る。つまり、本発明内容は、本願の特許請求の範囲に基づいて定められる。
なお、本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
11 ハンドル
12 圧着部分
13 尾端
14 バックル縁
21 溝
22 クロスバー
23 ランナ
24 鉄骨フレーム
41 水平プレート
42 垂直プレート
43 直縁
44 直縁
45a、45b マグネット吸着部
46a、46b 金属片
51 ネジ孔
52 バッキングプレート
81、82 プルロープ
100 外枠体
101 左支柱
102 右支柱
1021 追加基板
110、120 フック装置
130 下横材
131、132 ガイド板
200 アウターサッシ窓
300 インナーサッシ窓
201、301 内柱
202、302 外柱
201a 貫通孔
301a 傾斜パネル
400 中央制御ラッチ
410A、420A 可動スナップカバープレート
410 操作部分
420 プルロッド
430 雄ネジ
440 当接板
450 スプリング
460 アウターケーシング
470 カードシート
480 ベアリングホイール
500 外側固定柱
510 天板
510a、510b スプリング
810、820 フリップカバープレート
830 プッシュプル装置
850 ボール
910 スクリーン溝
920 不可視スクリーン
1000 スライドサッシ窓
3000 三面風景窓
3001 インナーサッシ窓
3002、3003 アウターサッシ窓
3004、3005 外側固定柱
3006、3007 中央制御ラッチ
3008、3009 フック装置
3000A、3000B、3000C、3000D スナップカバープレート

Claims (14)

  1. 外枠体の内部に少なくとも1つのアウターサッシ窓とインナーサッシ窓を備え、
    前記外枠体は、前記アウターサッシ窓の移動方向を定義し、
    前記外枠体は、室内側の位置である前記インナーサッシ窓よりも内側位置への前記アウターサッシ窓と前記インナーサッシ窓の分解を可能にする構造として、左右に位置する左支及び右支柱上下に位置する横材と、を有し、
    前記アウターサッシ窓及び前記インナーサッシ窓の各々は、内柱と、外柱と、前記上下に位置する材と、を有し、
    前記外枠体の両側のそれぞれに位置する前記左支柱及び前記右支柱にフック装置が設けられることで前記外枠体の前記左支又は前記右支柱に締め付けられるように記アウターサッシ窓の前記外柱と前記インナーサッシ窓を制御するように構成され、
    前記アウターサッシ窓の前記内柱と前記インナーサッシ窓の相対的な締め付けを制御するために、中央制御ラッチが前記インナーサッシ窓の前記内柱に配置され、
    前記外枠体には、外側固定柱が設けられ、
    前記外側固定柱の内側には、天板が設けられ、
    前記中央制御ラッチは、前記天板を制御して前記天板を内側に移動させることで、前記アウターサッシ窓の前記内柱及び前記インナーサッシ窓の前記内柱に対して前記天板を押すことができるように構成されており、
    サッシ窓全体の密閉をより確実にするために、前記アウターサッシ窓の前記内柱と前記インナーサッシ窓の前記内柱が相対的にクランプされるように構成されており、
    前記外枠体の前記上下に位置する前記横材の内側と前記インナーサッシ窓の他方側のそれぞれには可動スナップカバープレートが設けられ、
    前記可動スナップカバープレートの内側には、本体の初期位置を調整するためのマグネット吸着部が設けられ、
    前記外枠体の前記横材の下部に配置された金属片は、前記マグネット吸着部によって吸着され易く構成されているため、前記可動スナップカバープレートの自由な取り出し及び/又は被覆が可能である、ことを特徴とする内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  2. 前記天板が前記中央制御ラッチによって制御可能であり、
    前記天板が複数のスプリングによって前記外側固定柱に接続されており、前記天板が内側に移動することによって前記中央制御ラッチの制御が失われると、前記複数のスプリングの弾性力によって前記天板が元の位置に戻るように制御される、ことを特徴とする請求項1に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  3. ネジ孔が前記天板の本体に配置されており、
    前記中央制御ラッチが操作部分によって制御されることでプルロッドを制御し、
    前記プルロッドが前記アウターサッシ窓の前記内柱に予め形成された貫通孔を通過できるように構成されており、
    前記プルロッドの前端に形成された外部ネジを使用して、前記天板を動かすことで前記天板を操作することによって、前記アウターサッシ窓と前記インナーサッシ窓の前記内柱を内側に動かして締め付けるように構成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  4. 前記プルロッドが当接板を貫通するように構成されており、
    前記当接板の一端にはスプリングが設けられ、
    前記当接板と前記当接板の一端に設けられた前記スプリングはアウターケーシングで覆われており、
    前記アウターケーシングは、前記インナーサッシ窓の前記内柱の内側に取り付けられる、ことを特徴とする請求項3に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  5. 前記プルロッドが屈曲可能である、ことを特徴とする請求項4に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  6. 前記外側固定柱の外周面には、前記天板の前記ネジ孔に対応したバッキングプレートが設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  7. 前記フック装置にはハンドルが設けられ、
    前記ハンドルは回転可能であり、
    前記ハンドルの一端が圧着部分を有し、
    前記圧着部分の尾端はテーパー端であり、
    前記尾端の下端は円弧状のバックル縁であり、
    前記アウターサッシ窓の前記外柱と前記インナーサッシ窓の前記外柱が設けられている前記バックル縁と反対の位置には、溝が設けられ、
    前記溝の外側には前記フック装置を押すためのクロスバーが設けられている、ことを特徴とする請求項6に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  8. 前記アウターサッシ窓と前記インナーサッシ窓の柱の内部には鉄骨フレームが通されており、
    前記クロスバーの両端に前記鉄骨フレームが固定されていることで強度が高められており、状況に応じて前記フック装置によって前記バックル縁を牽引することが可能である、ことを特徴とする請求項7に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  9. 前記インナーサッシ窓の前記内柱にカードシートが設けられ、
    窓の全体的な外観に影響を与えないように、前記カードシートを取り付けることが可能である、ことを特徴とする請求項8に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  10. 前記中央制御ラッチが前記操作部分の前端で前記プルロッドにロックされ、ベアリングホイールが設けられている場合には、前記ベアリングホイールが前記カードシートに対して前記アウターサッシ窓の内側部分を圧迫するように構成されており、
    前記インナーサッシ窓の内側の前記内柱は、前記アウターサッシ窓と前記インナーサッシ窓の中間端をきつく締め付けるように構成されている、ことを特徴とする請求項9に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  11. 前記可動スナップカバープレートは、フリップカバープレートで構成することができ、
    前記フリップカバープレートは、トーションスプリングによって前記外枠体の前記横材に接続され、
    前記フリップカバープレートの一端は、プルロープに接続可能であり、
    2つの前記フリップカバープレートは、プッシュプル装置によって共同で制御可能である、ことを特徴とする請求項10に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  12. 前記可動スナップカバープレート又は前記フリップカバープレートは、前記インナーサッシ窓に近い一端に面取りされた直縁を有し、
    前記インナーサッシ窓の前記内柱にも反対側に位置する傾斜パネルが設けられており、前記インナーサッシ窓が内側に強制的に移動すると、前記傾斜パネルが前記可動スナップカバープレート又は前記フリップカバープレートの面取りされた前記直縁を押すことによって、前記可動スナップカバープレート又は前記フリップカバープレートが密閉されるように構成されている、ことを特徴とする請求項11に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  13. 前記フリップカバープレートは、その底面にいくつかのボールをさらに備えており、部分的に持ち上げられた際に前記インナーサッシ窓の前記内柱の前記傾斜パネルに押されて、低摩擦の状態で前記フリップカバープレートと接触するように構成されており、それにより前記フリップカバープレートが円滑に全開可能となるように構成されている、ことを特徴とする請求項12に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
  14. 前記外枠体の外側には、不可視スクリーンのための溝を設けることが可能に構成されており、前記不可視スクリーンの一端を前記アウターサッシ窓に接続することにより、窓を通した外の風景に影響を与えないようにすることが可能である、ことを特徴とする請求項13に記載の内側での分解が可能な台風対策型の防音式水平スライド窓。
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