JP7494514B2 - 引込線撤去工事方法、支持点フックおよびクランプ - Google Patents

引込線撤去工事方法、支持点フックおよびクランプ Download PDF

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Description

本発明は、引込線を撤去する引込線撤去工事方法、ならびにそれに用いられる支持点フックおよびクランプに関するものである。
電柱から建物に引き込まれた引込線は、電柱の電線支持部から建物の支持点まで引き込まれている。この引込線を撤去する引込線撤去工事においては、従来では、高所作業車、長梯子、高所作業台等の高所昇降装置を撤去現場に設置している。そして作業員は、高所昇降装置に乗って高所作業位置に移動し、状態で支持点での高所で電線の弛み取り、切断、撤去作業を行う。
また地上から電線を切断する工具として、例えば特許文献1には工法専用の操作棒の先端に取り付けられる電線切断工具が開示されている。特許文献1の電線切断工具は、連結部を介して手動操作棒の先端に取り付けられ、一対の刃によって被覆電線を切断する。
特開2004-121585号公報
上記の高所昇降装置のうち、高所作業車は作業者がバスケットやバケットに搭乗した状態で作業を行うため、安全性は比較的高い。しかしながら、撤去現場の道路の幅によっては高所作業車が入れない場所もある。すると、高所昇降装置として高所作業台や長梯子を用いることとなる。
しかしながら、引込線は重量を有するため、切断した引込線の重量(張力)によっては高所作業台や長梯子の姿勢が崩れてしまう可能性がある。また高所作業台は、組立に半日および解体にも半日程度の時間を要する。このため、作業時間や撤去費用が増してしまう。長梯子においては、高所で作業する作業員および長梯子の下部を支える作業員が2人一組で作業を行う必要があるため、人件費が嵩んでしまう。
本発明は、このような課題に鑑み、作業者の高い安全性を確保することができ、且つ引込線の撤去作業に要する費用を削減することが可能な引込線撤去工事方法、ならびにそれに用いられる支持点フックおよびクランプを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる引込線撤去工事方法の代表的な構成は、地上からの作業によって引込線を撤去する引込線撤去工事方法であって、土台スティックの先端に支持点フックを取り付け、建物の壁面に設置されたフックネジまたは引留ラックに支持点フックを引っ掛け、作業スティックの先端にクランプを取り付け、クランプに支持点フックの近傍を通るロープの先端をつなぎ、引込線にクランプを締め付け、ロープで引いて支持点フックとクランプとを引き寄せてロープが引込線の張力を受け持った状態で引込線取付点を切断することを特徴とする。なお土台スティックおよび作業スティックは、役割に応じて識別するために呼び分けている。
上記構成によれば、引込線を撤去する作業を高所ではなく地上において行うことができる。したがって、高所で作業していた場合に比して、作業員の安全性を飛躍的に高めることが可能となる。加えて高所昇降装置が不要となるため、撤去作業に要する装置コストを大幅に削減することができる。
また上記構成によれば、作業スティックに取り付けられたクランプに支持点フックの近傍を通るロープの先端をつなぐ。そして、ロープを引くことにより、クランプを引き寄せて該ロープが前記引込線の張力を受け持った状態で引込線取付点を切断する。これにより、引込線の切断作業ひいては撤去作用を一人の作業員で行うことが可能となる。したがって、撤去作業に要する人件費を削減することができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかる支持点フックの代表的な構成は、スティックの先端に先端工具として取り付けられる支持点フックであって、建物の壁面に設置されたフックネジまたは引留ラックの幅にあわせた下向きの溝を備えていて、溝の上端の両側に、フックネジまたは引留ラックの太さにあわせたくぼみが形成されていることを特徴とする。かかる構成によれば、支持点フックを、フックネジまたは引留ラックに容易且つ確実に引っ掛けることが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明にかかるクランプの代表的な構成は、スティックの先端に先端工具として取り付けられるクランプであって、スティックに取り付けられるソケットに対して抜き差し可能であることを特徴とする。これにより、クランプを引込線に取り付けた状態としながら、スティックをソケットごと引き抜くことができる。したがって、スティックに対して、次の作業のための先端工具を取り付けることが可能となる。
上記クランプは、コの字状のアームと、アームの中で上下に移動するステージと、スティックを回転させるとステージを上昇させるネジと、ステージからアームの開口より外側に突出するガイドとを備えるとよい。これにより、ガイドによって引込線をアームの開口内に容易に挿入することができる。そしてスティックを回転させることによりステージが上昇し、アームとステージとによって引込線を確実かつ強固に把持することが可能となる。
本発明によれば、作業者の高い安全性を確保することができ、且つ引込線の撤去作業に要する費用を削減することが可能な引込線撤去工事方法、ならびにそれに用いられる支持点フックおよびクランプを提供することができる。
本実施形態の引込線撤去工事方法に用いられる工具を説明する図である。 本実施形態の引込線撤去工事方法の工程を説明するフローチャートである。 作業工程の詳細を説明する図である。 支持点フックを引っ掛ける際の様子を示す図である。 クランプを取り付ける際の様子を示す図である。 クランプの動作を説明する図である。 クランプの動作を説明する図である。 引込線に張力をかける際の様子を示す図である。 引込線取付点の切断を示す図である。 残りの部材を撤去する際の様子を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態の引込線撤去工事方法(以下、単に工事方法と称する)に用いられる工具を説明する図である。本実施形態の工事方法では、図1に示す2つのスティックである土台スティック100および作業スティック200を用いて、地上からの作業によって引込線を撤去する。土台スティック100および作業スティック200の先端には、先端工具(支持点フック300、クランプ400、電動カッター500、クイックペンチ600)が取り付けられる。
土台スティック100および作業スティック200は、伸縮可能なスティック部102・202をそれぞれ有する。それぞれのスティック部102・202の先端には、先端工具を保持する接続部104・204をそれぞれ備える。また土台スティック100のスティック部102には、ロープ112を保持するリール110が固定されている。ロープ112は、それを固定可能な掴線器120を通された後に、土台スティック100の先端のローラ130に通されている。なお作業スティック200は、市販のスティックそのままである。
図2は、本実施形態の引込線撤去工事方法の工程を説明するフローチャートである。図3は、作業工程の詳細を説明する図である。図3(a)は、撤去作業現場の概略図であり、図3(b)は、支持点フック300の拡大斜視図である。以下、図2のフローチャートに沿って、他の図面を参照しながら説明する。
図3(a)に示すように、土台スティック100に支持点フック300を取り付けたら、図3(b)に示すように支持点フック300をフックネジ22(または後述する引留ラック26)に引っ掛ける(ステップ702)。
電柱10と建物20との間には引込線30が張架されている。詳細には、電線と建物20との間には、メッセンジャーワイヤ32が張架されている。メッセンジャーワイヤ32は、碍子34を介して建物20の壁面に設置されたフックネジ22(または引留ラック26:図4(b)参照)に引き留められている。引込線30はメッセンジャーワイヤ32に支持されていて、建物20の配線につながる引込線取付点24に接続される。引込線取付点24は通常はカラーチューブやビニールテープで被覆されている。なお、引込線引留具(低圧碍子)を用いてメッセンジャーワイヤを使用しない構成もある。
作業としては、まず図1に示す土台スティック100の先端に支持点フック300を取り付ける。図3(b)に示すように、支持点フック300は、T字状の取付溝312が形成されたジョイント310を有する。この取付溝312に土台スティック100の接続部104を挿入することにより、土台スティック100の先端に支持点フック300が取り付けられる。
また支持点フック300では、連結部330を介してジョイント310と引掛部320とが連結されている。引掛部320には、フックネジ22の幅にあわせた下向きの溝322が形成されている。溝322の上端の両側には、フックネジ22の太さにあわせたくぼみ324が形成されている。
特に本実施形態では、引掛部320のうち、溝322の反対側には、引留ラック26の幅にあわせた下向きの溝326が形成されている。溝326の上端の両側には、引留ラック26の太さにあわせたくぼみ328が形成されている。なお、引留ラック26については後に詳述する。
連結部330には、互いに直交する3つの回転軸332・334・336が設けられている。これにより、支持点フック300の引掛部320をフックネジ22(または引留ラック)に引っ掛ける際に、引掛部320の角度を容易に調整することが可能となる。
図4は、支持点フック300を引っ掛ける際の様子を示す図である。図4(a)は、支持点フック300をフックネジ22に引っ掛ける場合を例示していて、図4(b)は、支持点フック300を引留ラック26に引っ掛ける場合を例示している。図4(c)は、支持点フック300を引っ掛けた後の土台スティック100の下端を示している。
このとき、支持点フック300の溝322はフックネジ22の幅にあわせてあって、くぼみ324はフックネジ22の太さにあわせてある。これにより、図4(a)に示すように、支持点フック300をフックネジ22に容易且つ確実に引っ掛けることが可能となる。
ここで建物によっては、メッセンジャーワイヤ32をフックネジ22に替えて引留ラック26によって支持する場合がある。このような場合には、図4(b)のように支持点フック300のうち、溝326の方を引留ラック26に挿入し、くぼみ328に引留ラック26を引っ掛ける。したがって、本実施形態の支持点フック300によれば、フックネジ22および引留ラック26の場合の両方に対応することができる。これにより、部品点数の削減およびコストの削減を図ることが可能である。
支持点フック300をフックネジ22または引留ラック26に引っ掛けたら、図4(c)に示すように、土台スティック100のスティック部102の下端102aを地面40に載置する。このとき、スティック部102の下端102aが円錐状に尖っていることにより、土台スティック100を地面に安定して載置することができる。したがって、作業員が手を放しても土台スティック100が倒れることがない。
図5はクランプを取り付ける際の様子を示す図である。図5(a)は、撤去作業現場の概略図であり、図5(b)および(c)は、クランプ400の拡大斜視図である。
図5(a)に示すように、作業スティック200の先端にクランプ400を取り付けたら、図5(b)に示すようにクランプ400のU字金具460に支持点フック300の近傍を通るロープ112の先端をつなぎ、ロープ112を繋いだ状態のクランプ400を引込線30に取り付ける(ステップS704)。
詳細には、クランプ400は、コの字状のアーム410と、かかるアーム410の中で上下に移動するステージ420とを有する。ステージ420と挿入部406とはネジ430によって接続されている。これにより、作業スティック200を回転させると、図5(c)に示すようにネジ430の回転によってステージ420が上昇してアーム410の内部に進入する。
またアーム410部の下部の先端には一対のロック部440が設けられていて、ステージ420の前端にはガイド450が配置されている。図5(c)に示すように、ガイド450は、ステージ420から延長されて、アーム410の開口の上側前端より外側に突出している。
更にアーム410部の側面には、土台スティック100のロープ112(図1参照)が接続されるU字金具460が取り付けられている。なお、本実施形態では、図5(b)において視認できる側面(図の右側)にU字金具460を取り付けているが、これに限定するものではない。U字金具460は、図5(c)において視認できる側面(図の左側)に取り付けることも可能である。
図6および7は、クランプ400の動作を説明する図である。まず、図6(a)に示すように、作業スティック200を上方に持ち上げて、引込線30にガイド450を当接させる。そして、図6(b)に示すようにクランプ400を引込線30に向かって押すことにより、開口410aから引込線30がアーム410の内部に配置される。このようにクランプ400がガイド450を有することにより、引込線30をアーム410の開口410a内に容易に挿入することができる。
その後、作業スティック200をねじるように回転させることによってステージ420を上昇させる。これにより、図6(c)に示すようにアーム410の内部において引込線30がアーム410とステージ420に締め付けられた状態となる。したがって、引込線30がクランプ400に確実かつ強固に把持される。
次に図7に示すように、引込線30にクランプ400を残置し、作業スティック200を取り外す(ステップ706)。クランプ400の挿入部406は、ジョイント310を一体に有するソケット402に対して挿抜可能になっている。クランプ400は作業スティック200の先端に取り付けられるが、クランプ400を引込線30に取り付けた状態で作業スティック200を引くと、クランプ400を残置することができる。
これにより、クランプ400を引込線30に取り付けた状態としながら、作業スティック200をソケット402ごと引き抜くことができる。したがって、次の作業のための先端工具を作業スティック200に取り付けることが可能となる。
図8は引込線に張力をかける際の様子を示す図である。図8(a)は、撤去作業現場の概略図であり、図8(b)は、土台スティック100のリール110および掴線器120近傍の拡大図である。
図8(a)に示すように、土台スティック100のロープ112で引いて支持点フック300とクランプ400とを引き寄せ、クランプ400によって引込線30に張力をかける(ステップ708)。クランプ400に接続したロープは、支持点フック300の近傍のローラ130を通って、リール110まで繋がっている。したがってロープ112を引いて支持点フック300とクランプ400とを引き寄せれば、これまでメッセンジャーワイヤ32が受け持っていた引込線30の張力を、ロープ112が受け持つことになる。この状態で図8(b)に示すように掴線器120によってロープ112を固定すると、引込線30の張力が維持される。
図9は引込線取付点の切断を示す図である。次に作業スティック200の先端に図1の電動カッター500を取り付ける。そして、ロープ112が引込線30の張力を受け持った状態で、図9(a)に示すように電動カッター500によって引込線30の引込線取付点24およびメッセンジャーワイヤ32を切断する(ステップ710)。引込線30はロープ112によって張力が維持されているため、切断しても落下することがない。
続いて、掴線器120によるロープ112の固定を解除して土台スティック100のロープ112を緩める。そして、図9(b)に示すように、クランプ400およびそれに把持された引込線30を下ろす(ステップS712)。その後、引込線30の張力の維持に不要となった支持点フック300をフックネジ22から取り外す。
ここで、図9(b)に示す碍子34および引込用フック36は電力事業者の所有物である。このため、引込線30を撤去する際にはそれらも撤去する。
図10は残りの部材を撤去する際の様子を示す図である。図10(a)は、撤去作業現場の概略図であり、図10(b)および(c)は、クイックペンチ600の動作を説明する図である。図10(a)に示すように、作業スティック200の先端に図1のクイックペンチ600を取り付けて、クイックペンチ600によって引込用フック36を挟持し、引込用フック36およびそれに接続されている碍子34をフックネジ22から外す(ステップ714)。これにより、引込線30の撤去工事が完了する。
図10(b)および(c)に示すように、クイックペンチ600のジョイント610の先端には固定顎620が設けられている。固定顎620には、回転軸となるボルト602によって可動顎630が接続されている。可動顎630は、ボルト602の接続箇所の一方側においてバネ640によって顎が閉じる方向に付勢されている。また可動顎630は、ボルト602との接続箇所の他方側において係止部650を有し、係止部650には作業用紐660が接続されている。
上記構成によれば、図10(b)に示すように作業用紐660を引っ張るとバネ640が伸び、固定顎620と可動顎630とが開状態となる。これにより、それらの間に引込用フック36を配置することができる。そして、作業用紐660を緩めると、バネ640が縮まって固定顎620と可動顎630とが閉状態となる。これにより、クイックペンチ600によって引込用フック36が挟持される。このように作業用紐660を緩めると引込用フック36を挟持できることにより、作業者は作業用紐660を掴んでいた手を離し、両手で作業スティック200を操作することが可能となる。
上記説明したように、本実施形態の引込線撤去工事方法、支持点フック300およびクランプ400によれば、引込線30を撤去するための総ての作業を高所ではなく地上から行うことができる。したがって、高所で作業していた場合に比して、作業員の安全性を飛躍的に高めることが可能となる。また高所昇降装置を不要としつつ、引込線30の切断作業ひいては撤去作用を一人の作業員で行うことができる。したがって、撤去作業に要する装置コストおよび人件費の大幅な削減を図ることが可能となる。
なお、上記実施形態においては引込線として電力線を例に用いて説明したが、引込線としては電柱ないし電信柱から建物に引込んでいる線であれば本発明を適用することができる。すなわち、電話線、ケーブルテレビのケーブル、光ケーブルなどの通信線についても、引込線を撤去する工事であれば本発明を適用することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、引込線を撤去する引込線撤去工事方法、ならびにそれに用いられる支持点フックおよびクランプとして利用することができる。
10…電柱、20…建物、22…フックネジ、24…引込線取付点、26…引留ラック、30…引込線、32…メッセンジャーワイヤ、34…碍子、36…引込用フック、40…地面、100…土台スティック、102…スティック部、102a…下端、104…接続部、110…リール、112…ロープ、120…掴線器、130…ローラ、200…作業スティック、202…スティック部、204…接続部、300…支持点フック、310…ジョイント、312…取付溝、320…引掛部、322…溝、324…くぼみ、326…溝、328…くぼみ、330…連結部、332…回転軸、334…回転軸、336…回転軸、400…クランプ、402…ソケット、404…溝、406…挿入部、410…アーム、410a…開口、420…ステージ、430…ネジ、440…ロック部、450…ガイド、460…U字金具、500…電動カッター、600…クイックペンチ、602…ボルト、610…ジョイント、620…固定顎、630…可動顎、640…バネ、650…係止部、660…作業用紐

Claims (2)

  1. 地上からの作業によって引込線を撤去する引込線撤去工事方法であって、
    土台スティックの先端に支持点フックを取り付け、
    建物の壁面に設置され前記引込線を引き留めるフックネジまたは引留ラックに前記支持点フックを引っ掛け、
    作業スティックの先端にクランプを取り付け、
    前記クランプに前記支持点フックの近傍を通るロープの先端をつなぎ、
    前記引込線に前記クランプを締め付け、
    前記ロープで引いて前記支持点フックと前記クランプとを引き寄せて該ロープが前記引込線の張力を受け持った状態で引込線取付点を切断することを特徴とする引込線撤去工事方法。
  2. スティックの先端に先端工具として取り付けられる支持点フックであって、
    建物の壁面に設置され引込線を引き留めるフックネジまたは引留ラックに引っ掛けられる溝を含み、
    当該支持点フックが前記スティックの先端に取り付けられた状態において該スティックの先端から該スティックが伸びる方向を下方向としたときに、
    前記溝は、下向きに開口していて前記フックネジまたは前記引留ラックを挿入可能であり、
    前記溝の上端の両側に、前記フックネジまたは前記引留ラックを引っ掛けるくぼみが形成されていることを特徴とする支持点フック。
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