JP7494034B2 - 放電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放電装置に関する。
特許文献1に記載の放電装置は、筐体と、基板と、放電発生部と、絶縁性樹脂とを備える。筐体は、基板を収容する。筐体は、一面が開口となっている。基板は、放電発生部が配置される。放電発生部は、一対の針電極を有する。一対の針電極は、基板に設けられる基端部と、先端部とを有する。先端部は、絶縁性樹脂から突出する。絶縁性樹脂は、基板を覆うとともに、開口を封止する。
特開2017-162841号公報
しかしながら、特許文献1に記載のオゾン発生装置では、電極と電極との間に埃等が溜まることを抑制できない。つまり、埃等によって電流のリーク経路が形成される可能性があった。したがって、電流のリークを抑制することが困難であった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、電流のリークを抑制できる放電装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面によれば、放電装置は、一対の電極と、電極基板と、カバー部とを備える。前記一対の電極は、電圧の印加によって放電する。前記電極基板は、前記一対の電極が配置される。前記カバー部は、前記電極基板に対向する。前記一対の電極の各々の一部は、前記カバー部を貫通する。前記電極基板と前記カバー部との間には、回路が形成された回路基板が存在しない。
本発明の他の局面によれば、放電装置は、一対の電極と、電極基板と、カバー部とを備える。前記一対の電極は、電圧の印加によって放電する。前記電極基板は、前記一対の電極が配置される。前記カバー部は、前記電極基板に対向する。前記カバー部は、本体部と、前記本体部に配置される一対の開口とを含む。前記一対の開口には、前記一対の電極のそれぞれが挿通される。前記本体部は、一対の電極を囲う外壁部を有する。前記外壁部は、前記電極基板が延びる方向に交差する方向で前記一対の電極と対向する。前記電極基板と前記カバー部との間には、回路が形成された回路基板が存在しない。
本発明の他の局面によれば、放電装置は、電極と、電極基板と、カバー部とを備える。前記電極は、電圧の印加によって放電する。前記電極基板は、前記電極が配置される。前記カバー部は、前記電極基板に対向する。前記電極の各々の一部は、前記カバー部を貫通する。前記電極基板と前記カバー部との間には、回路が形成された回路基板が存在しない。
本発明の放電装置によれば、電流のリークを抑制できる。
本発明の実施形態1に係る放電装置を示す図である。 図1に示す放電装置のII-II断面を示す図である。 実施形態1の第1変形例に係る放電装置を示す図である。 実施形態1の第2変形例に係る放電装置を示す図である。 実施形態1の第3変形例に係る放電装置を示す図である。 実施形態1の第4変形例に係る放電装置を示す図である。 実施形態1の第5変形例の放電装置を示す図である。 実施形態1の第6変形例の放電装置を示す図である。 実施形態1の第7変形例の放電装置を示す図である。 実施形態1の第8変形例の放電装置を示す図である。 実施形態1の第9変形例の放電装置を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[実施形態1]
図1と図2とを参照して、本発明の実施形態1に係る放電装置100を説明する。まず図1を参照して、実施形態1に係る放電装置100を説明する。図1は、実施形態1の放電装置100を示す図である。放電装置100は、放電して活性種を発生する。活性種は、イオンを含む。
放電装置100は、複数の電極19と、収容部1と、カバー部2とを有する。複数の電極19は、電圧が印加されることで放電する。複数の電極19は、例えば、2つの電極19である。つまり、複数の電極19は、例えば、一対の電極19である。一対の電極19の各々の一部は、カバー部2を貫通する。
一対の電極19は、例えば、針状またはブラシ状の電極である。高電圧を印加された一対の電極19は、コロナを発生させる。つまり、一対の電極19の各々は、放電してイオンを発生させる。
例えば、一対の電極19のうちの一方の電極19は、放電することにより正イオンを放出する。正イオンは、水素イオン(H+)の周囲に複数の水分子がクラスター化したクラスターイオン(H+(H2O)m(mは零以上の任意の正数))である。更に、例えば、一対の電極19のうちの他方の電極19は、放電することにより負イオンを放出する。負イオンは、酸素イオン(O2-)の周囲に複数の水分子がクラスター化したクラスターイオン(O2-(H2O)n(nは零以上の任意の正数))である。
正イオン及び負イオン放出する場合、正イオンを放出する電極19と負イオンを放出する電極19との間隔が大きい程、それぞれの電極19から放出されるイオンの量が増加する。
放出された正イオン及び負イオンの各々は、例えば、空気中を浮遊するカビ菌を取り囲み、カビ菌の表面上で化学反応を起こす。化学反応によって活性種のヒドロキシルラジカル(・OH)が生成される。そしてヒドロキシルラジカル(・OH)の作用により、カビ菌が除去される。
収容部1は、一対の電極19の一部を収容する。収容部1は、箱型の筐体である。収容部1は、絶縁性を有する。収容部1は、例えば、樹脂で形成される。
カバー部2は、収容部1のうちの一対の電極19が配置される部分を覆う。カバー部2は、絶縁性を有する。カバー部2は、例えば、樹脂で形成される。
次に図2を参照して、放電装置100を詳しく説明する。図2は、図1に示す放電装置100のII-II断面を示す図である。図2に示すように、放電装置100は、電極基板5と、回路基板6と、電子部品7と、トランス8と、封入材9とを更に備える。
図2に示すように、収容部1は、電極基板5と、回路基板6と、電子部品7と、トランス8と、封入材9とを収容する。収容部1は、開口13を有する箱形状である。収容部1は、側壁部11と、底壁部12とを有する。
底壁部12は、側壁部11を支持する。底壁部12には、トランス8と電子部品7とが配置される。側壁部11は、底壁部12の周りを囲う。側壁部11は、底壁部12から開口13に向かって延びる。
電極基板5は、一対の電極19が配置される。電極基板5は、一対の電極19に電気的に接続される。電極基板5は、いわゆるプリント基板である。電極基板5は、回路基板6よりも開口13の側に配置される。電極基板5は、トランス8とリード線で接続される。
回路基板6には、回路が形成される。具体的には、回路基板6は、電極基板5、トランス8、及び、電子部品7と電気的に接続するための回路が形成される。更に具体的には、回路基板6は、電極基板5、トランス8、及び、電子部品7とリード線によって電気的に接続される。回路基板6は、電子部品7と電極基板5との間に配置される。
電子部品7は、電源端子、ダイオード、抵抗素子、トランジスタ、コンデンサなどを含む。電源端子は、外部の電源にリード線を介して接続される。
トランス8は、一対の電極19に印加する電圧を昇圧する。
封入材9は、例えば、ウレタン樹脂、または、エポキシ樹脂である。封入材9は、例えば、時間の経過によって硬化する。また、例えば、封入材9は、温度(熱)または光(紫外線)によって硬化する。
図2に示すように、カバー部2は電極基板5に対向する。また、電極基板5とカバー部2との間の空間Aには、回路基板6が存在しない。例えば、電極基板5とカバー部2との間と回路基板6とに埃がたまることを抑制できる。したがって、電極19と電極19との間に埃等がたまることを抑制できる。つまり、電流のリーク経路が形成されることを抑制できる。リーク経路は、電子回路状で絶縁されている箇所に漏れ出すリーク電流の経路ことを示す。この結果、電極19と電極19との間に堆積した埃等が原因となって、電気回路内で意図しない電流が漏れ出すことを抑制できる。
カバー部2は、収容部1の開口13を覆う。カバー部2は、本体部21と、一対の開口20とを含む。一対の開口20には、一対の電極19のそれぞれが挿通される。
本体部21は、電極基板5と対向する。具体的には、本体部21は電極基板5と離間した状態で電極基板5と対向する。
本体部21は、電極基板5に交差する交差方向PD1に延びる壁部3を有する。壁部3は、一対の開口20の間に配置される。換言すると、電極19と電極19との間に壁部3が配置される。よって、電極19から電極19までの本体部21の表面に沿った距離は、壁部3を有することで長くなる。したがって、絶縁性能を低下させるような物質が本体部21に付着して、電極19から電極19までの間に電流のリーク経路が形成されるまでに長い時間を要する。この結果、リーク経路が形成されるまでの時間を遅らせることができる。なお、壁部3は、本体部21と一体に形成されていてもよい。また、壁部3は、本体部21に後から取り付けられてもよい。
高電圧を印加された電極が発生させたイオンは空気中の水分子と反応することで、例えば、硝酸アンモニウムが生成される。硝酸アンモニウムは、吸水性を有している。硝酸アンモニウムは、電極の周囲の構造体に付着することがある。硝酸アンモニウムは、吸水性が高いため、空気中の水分を含んだ際に水分が電流を導電する。つまり、硝酸アンモニウムが絶縁体で形成された構造体に付着することで、構造体の絶縁性能が低下する。そして、電極と電極との間に構造体に硝酸アンモニウムが更に付着することで、電流のリーク経路が形成されることがある。電流のリーク経路が形成された場合、放電装置は安定してイオンを発生させることが困難となる。しかし、本実施形態の放電装置100では、本体部21に壁部3が形成されるため、電極19から電極19までの本体部21の表面に沿った距離は長くなる。したがって、電流のリーク経路が形成されるまでに長い時間を要する。この結果、安定してイオンを発生させることができる期間を長くできる。
また、図2に示すように、本体部21は、平板部22を更に有する。平板部22は、延設方向PD2に沿って延びる。延設方向PD2は、電極基板5に沿う方向を示す。つまり、平板部22は、電極基板5に沿って延びる。
また、壁部3は、第1壁部31を含む。図2に示すように、第1壁部31は、平板部22に配置され、第1方向D1に延びる。第1方向D1は、電極基板5から平板部22に向かう方向を示す。つまり、第1方向D1の側における電極19から電極19までの本体部21の表面に沿った距離は、第1壁部31を有することで長くなる。したがって、絶縁性能を低下させるような物質が本体部21に付着したときに、電極19から電極19までの間に電流のリーク経路が形成されることを遅らせることができる。この結果、安定してイオンを発生させることができる期間を長くできる。
(第1変形例)
次に、図3を参照して、実施形態1の放電装置100の第1変形例を説明する。第1変形例では、壁部3の配置が実施形態1と主に異なる。以下、第1変形例が本実施形態と異なる点を説明する。
図3は、実施形態1の第1変形例に係る放電装置100を示す図である。壁部3は、第2壁部32を含む。第2壁部32は、平板部22に配置される。図3に示すように、第2壁部32は、第2方向D2に延びる。第2方向D2は、平板部22から電極基板5に向かう方向を示す。したがって、第2方向D2の側における電極19から電極19までの本体部21の表面に沿った距離は、第2壁部32を有することで長くなる。つまり、絶縁性能を低下させるような物質が本体部21に付着したときに、電極19から電極19までの間に電流のリーク経路が形成されることを遅らせることができる。この結果、安定してイオンを発生させることができる期間を長くできる。
また、第1変形例の第2壁部32は、平板部22から電極基板5と当接するまで延びる。したがって、第2壁部32は、空間Aを一方の電極19の側の空間と他方の電極19の側の空間とに区切る。この結果、カバー部2と電極基板5との間の空間Aにおいて、電極19から電極19までの間に電流のリーク経路が形成されること抑制できる。
(第2変形例)
次に、図4を参照して、実施形態1の放電装置100の第2変形例を説明する。第2変形例では、壁部3の配置が実施形態1と主に異なる。以下、第2変形例が本実施形態と異なる点を説明する。
図4は、実施形態1の第2変形例に係る放電装置100を示す図である。図4に示すように、第2変形例の本体部21の壁部3は、第2方向D2の側に向かって延びる一対の壁部3を含む。一対の壁部3は、第3壁部33と、第4壁部34とを有する。
第3壁部33は、平板部22から第2方向D2に向かって延びる。第3壁部33は、「一方の壁部」の一例に相当する。第3壁部33は、第1方向D1の側の端部33Aと、第2方向D2の側の端部33Bとを有する。
第4壁部34は、平板部22から第2方向D2に向かって延びる。第4壁部34は、第3壁部33と対向する。第4壁部34は、「他方の壁部」の一例に相当する。第4壁部34は、第1方向D1の側の端部34Aと、第2方向D2の側の端部34Bとを有する。
平板部22は、第1平板部221、第2平板部222、及び、第3平板部223を有する。第1平板部221は、延設方向PD2に沿って延びる。第1平板部221は、第3壁部33の第3方向D3の側に配置される。第3方向D3は、第4壁部34から第3壁部33へ向かう方向を示す。
第1平板部221は、一対の開口20のうち一方の開口20から第3壁部33の第1方向D1の側の端部33Aに向かって延びる。具体的には、第1平板部221は、第3方向D3の側の開口20から第3壁部33の端部33Aまで延びる。
第2平板部222は、延設方向PD2に沿って延びる。第2平板部222は、第4壁部34の第4方向D4の側に配置される。第4方向D4は、第3壁部33から第4壁部34へ向かう方向を示す。
第2平板部222は、一対の開口20のうち他方の開口20から第4壁部34の第1方向D1の側の端部34Aに向かって延びる。具体的には、第2平板部222は、第4方向D4の側の開口20から第4壁部34の端部34Aまで延びる。
第3平板部223は、延設方向PD2に沿って延びる。具体的には、第3平板部223は、第3壁部33から第4壁部34まで延びる。更に具体的には、第3平板部223は、第3壁部33の第2方向D2の端部33Bから第4壁部34の第2方向D2の端部34Bまで延びる。
つまり、平板部22には、凹部が形成される。交差方向PD1における第1平板部221の高さと、交差方向PD1における第3平板部223の高さは異なる。また、交差方向PD1における第2平板部222の高さと、交差方向PD1における第3平板部223の高さは異なる。このため、電極19から電極19までの本体部21の第1方向D1の表面に沿った距離は長くなる。更に、電極19から電極19までの本体部21の第2方向D2の表面に沿った距離は長くなる。したがって、絶縁性能を低下させるような物質が本体部21に付着したときに、電極19から電極19までの間に電流のリーク経路が形成されることを遅らせることができる。この結果、安定してイオンを発生させることができる期間を長くできる。
(第3変形例)
次に、図5を参照して、実施形態1の放電装置100の第3変形例を説明する。第3変形例の放電装置100では、実施形態1、第1変形例、及び、第2変形例と壁部3の形状が主に異なる。以下、第3変形例の放電装置100が実施形態1、第1変形例、及び、第2変形例と異なる点を説明する。
図5は、第3変形例に係る放電装置100を示す図である。図5に示すように、第3変形例の本体部21の壁部3は、筒形状を有する。つまり、壁部3は、筒形状の第5壁部35を含む。具体的には、壁部3は、一対の第5壁部35を含む。一対の第5壁部35の各々は、電極19の周りを囲う。一対の第5壁部35は、例えば、円筒形状である。
一対の第5壁部35は、交差方向PD1に沿って延びる。具体的には、第5壁部35は、第1方向D1と第2方向D2とに延びる。つまり、第5壁部35は、平板部22及び電極基板5に硝酸アンモニウムのような吸水性を有する物質が付着することを抑制する。したがって、第5壁部35によって電極基板5に電流のリーク経路が形成されることを抑制できる。この結果、安定してイオンを発生させることができる。
また、一対の第5壁部35の各々は、第1方向D1の側の端部35Aと、第2方向D2の側の端部35Bとを有する。具体的には、第5壁部35は、第1方向D1の側に第1開口20Aを有する。また、第5壁部35は、第2方向D2の側に第2開口20Bを有する。第2開口20Bは、電極基板5と対向する。
平板部22は、第1方向D1の側の端部35Aと、第2方向D2の側の端部35Bとの間に配置される。つまり、第5壁部35は、第1方向D1と第2方向D2とに延設される。
(第4変形例)
次に、図6を参照して、実施形態1の放電装置100の第4変形例を説明する。第4変形例の放電装置100では、実施形態1、第1変形例、第2変形例、及び、第3変形例と壁部3の形状が主に異なる。以下、第4変形例の放電装置100が実施形態1、第1変形例、第2変形例、及び、第3変形例と異なる点を説明する。
図6は、第4変形例に係る放電装置100を示す図である。図6に示すように、第4変形例の本体部21の壁部3は、筒形状を有する。つまり、壁部3は、筒形状の第6壁部36を含む。具体的には、壁部3は、一対の第6壁部36を含む。一対の第6壁部36の各々は、電極19の周りを囲う。一対の第6壁部36は、例えば、円筒形状である。
また、第6壁部36は、第1方向D1の側の端部36Aと、第2方向D2の側の端部36Bとを有する。具体的には、第6壁部36は、第1方向D1の側に第1開口20Aを有する。また、第6壁部36は、第2方向D2の側に第2開口20Bを有する。第2開口20Bは、電極基板5と対向する。
更に、第6壁部36は、電極19の第1方向D1の側の端部36Aに向かうほど、第6壁部36の筒形状の内径は大きくなる。したがって、電極19と第6壁部36との間の距離が大きくなり、電極19と第6壁部36との間に埃が詰まることを抑制できる。この結果、電極19と第6壁部36との間の埃がリーク経路となることを抑制できる。
具体的には、図6に示すように、第1開口20Aの内径は、内径LAである。一方、第2開口20Bの内径は、内径LBである。第1開口20Aの内径LAは、第2開口20Bの内径LBより大きい。
また、第6壁部36は、平板部22から第1方向D1へ延びる部分が平板部22から第1開口20Aに向かうほど内径が大きくなってもよい。よって、電極19と第6壁部36との間の距離が大きくなり、電極19と第6壁部36との間に埃が詰まることを抑制できる。この結果、電極19と第6壁部36との間の埃がリーク経路となることを抑制できる。なお、第6壁部36は、平板部22から第2開口20Bに向かう部分の内径は変わらない。
(第5変形例)
次に、図7を参照して、実施形態1の放電装置100の第5変形例を説明する。第5変形例の放電装置100では、実施形態1の第1壁部31、第1変形例の第2壁部32、第2変形例の第3壁部33と第4壁部34、第3変形例の第5壁部35と、第4変形例の第6壁部36とを有する点で主に異なる。以下、第5変形例の放電装置100が実施形態1、第1変形例、第2変形例、第3変形例、及び、第4変形例と異なる点を説明する。
図7は、実施形態1の第5変形例の放電装置100を示す図である。カバー部2は、本体部21と、一対の開口20とを含む。一対の開口20には、一対の電極19のそれぞれが挿通される。本体部21は、複数の壁部3と、平板部22とを有する。複数の壁部3は、第1壁部31と、第2壁部32と、第3壁部33と、第4壁部34と、第5壁部35と、第6壁部36とを含む。平板部22は、第1平板部221と、第2平板部222と、第3平板部223とを含む。
第5変形例の第1平板部221は、第6壁部36から第3壁部33まで延びる。具体的には、第1平板部221は、第3方向D3の第6壁部36の端部36Aと端部36Bとの間から第3壁部33の端部33Aまで延びる。
第5変形例の第2平板部222は、第5壁部35から第4壁部34まで延びる。具体的には、第2平板部222は、第4方向D4の第5壁部35の端部35Aと端部35Bとの間から第4壁部34の端部34Aまで延びる。
第5変形例の第3平板部223は、第3壁部33から第4壁部34まで延びる。具体的には、第3平板部223は、第3壁部33の第2方向D2の端部33Bから第4壁部34の第2方向D2の端部34Bまで延びる。
第5変形例の第1壁部31は、第2平板部222に配置され、第1方向D1に延びる。第1壁部31は、第4壁部34と第5壁部35との間に配置される。したがって、絶縁性能を低下させるような物質が第2平板部222に付着したときに、第4方向D4の側の電極19から第3方向D3の側の電極19までの間に電流のリーク経路が形成されることを低減できる。この結果、安定してイオンを発生させることができる。
第5変形例の第2壁部32は、第3平板部223に配置され、第3平板部223から第2方向D2に延びる。具体的には、第2壁部32は、第3平板部223から電極基板5と当接するまで延びる。したがって、第2壁部32は、空間Aを第3方向D3の側の空間と第4方向D4の側の空間とに区切る。この結果、カバー部2と電極基板5との間の空間Aにおいて、第3方向D3の電極19から第4方向D4の電極19までの間に電流のリーク経路が形成されること抑制できる。
また、第2壁部32は、第3壁部33の端部33Bから延設されてもよい。つまり、第2壁部32は、第3壁部33と連続する。換言すると、第1方向D1において、第2壁部32は第3壁部33と重なる位置に配置されてもよい。なお、第2壁部32は、第4壁部34の端部34Bから延設されてもよい。つまり、第2壁部32は、第4壁部34と連続する。換言すると、第1方向D1において、第2壁部32は第4壁部34と重なる位置に配置されてもよい。
第5変形例の第3壁部33は、平板部22から第2方向D2に向かって延びる。具体的には、第3壁部33は、第1平板部221から第2方向D2に向かって延びる。更に具体的には、第3壁部33は、第1平板部221から第3平板部223まで延びる。
第5変形例の第4壁部34は、平板部22から第2方向D2に向かって延びる。第4壁部34は、第3壁部33と対向する。具体的には、第4壁部34は、第2平板部222から第2方向D2に向かって延びる。更に具体的には、第4壁部34は、第2平板部222から第3平板部223まで延びる。
第3壁部33と第4壁部34と第1平板部221と第2平板部222と第3平板部223とによって、本体部21には、凹部が形成される。つまり、第3方向D3の電極19から第4方向D4の電極19までの本体部21の第1方向D1の側の表面に沿った距離は長くなる。更に、第3方向D3の電極19から第4方向D4の電極19までの本体部21の第2方向D2の側の表面に沿った距離は長くなる。したがって、絶縁性能を低下させるような物質が本体部21に付着したときに、第3方向D3の電極19から第4方向D4の電極19までの間に電流のリーク経路が形成されること遅らせることができる。この結果、安定してイオンを発生させることができる期間を長くできる。
第5変形例の第5壁部35は、交差方向PD1に沿って延びる。具体的には、第5壁部35は、第1方向D1と第2方向D2とに延びる。つまり、第5壁部35は、第2平板部222及び電極基板5に硝酸アンモニウムのような吸水性を有する物質が付着することを抑制する。したがって、第5壁部35によってカバー部2及び電極基板5に電流のリーク経路が形成されることを抑制できる。この結果、安定してイオンを発生させることができる。
第5変形例の第6壁部36は、第1方向D1と第2方向D2とに延びる。具体的には、第6壁部36は、電極19の第1方向D1の側の端部36Aに向かうほど、第6壁部36の筒形状の内径は大きくなる。したがって、電極19と第6壁部36との間の距離が大きくなり、電極19と第6壁部36との間に埃が詰まることを抑制できる。この結果、電極19と第6壁部36との間の埃がリーク経路となることを抑制できる。
第5変形例の放電装置100では、第1壁部31と、第2壁部32と、第3壁部33と、第4壁部34と、第5壁部35と、第6壁部36とを有する。したがって、カバー部2、及び、電極基板5に電流のリーク経路が形成されることを抑制しつつ、電極19から電極19までの間に電流のリーク経路が形成されることを遅らせることができる。この結果、更に安定してイオンを発生させることができる期間を長くできる。
(第6変形例)
次に図8を参照して、実施形態1の放電装置100の第6変形例を説明する。第6変形例の放電装置100では、外壁部37を有する点で主に異なる。以下、第6変形例の放電装置100が実施形態1、第1変形例、第2変形例、第3変形例、及び、第5変形例と異なる点を説明する。
図8は、第6変形例の放電装置100を示す図である。第6変形例のカバー部2は、本体部21と、一対の開口20とを含む。一対の開口20には、一対の電極19のそれぞれが挿通される。本体部21は、外壁部37と、平板部22とを有する。
外壁部37は、一対の電極19を囲う。外壁部37は、電極基板5が延びる方向に交差する方向で電極19と対向する。したがって、放電装置100が装置に取り付けられた際に、放電装置100以外の装置に硝酸アンモニウムのような吸水性を有する物質が付着することを抑制する。この結果、放電装置100が取り付けられる装置の回路基板に向かってリーク経路が形成されることを抑制できる。
また、具体的には、外壁部37は、第1方向D1に延びる。また、外壁部37は、平板部22の外側に形成される。つまり、外壁部37は、平板部22と収容部1との間に配置される。したがって、外壁部37の平板部22の周りを囲っている。
(第7変形例)
次に、図9を参照して、実施形態1の放電装置100の第7変形例を説明する。第7変形例の放電装置100では、実施形態1、第1変形例、第2変形例、第3変形例、第4変形例、第5変形例、及び、第6変形例と平板部22の形状が主に異なる。以下、第7変形例の放電装置100が実施形態1、第1変形例、第2変形例、第3変形例、第4変形例、第5変形例、及び、第6変形例と異なる点を説明する。
図9は、第7変形例の放電装置100を示す図である。第7変形例の放電装置100は、複数の電極19と、収容部1とカバー部2とを備える。電極19は、電圧が印加されることで放電する。収容部1は、一対の電極19の一部と、電極基板5と、回路基板6と、電子部品7と、トランス8と、封入材9とを収容する。カバー部2は、収容部1のうちの一対の電極19が配置される部分を覆う。
カバー部2は、本体部21と、一対の開口20とを含む。一対の開口20には、一対の電極19のそれぞれが挿通される。
本体部21は、電極基板5と離間した状態で電極基板5と対向する。本体部21は、平板部22を有する。平板部22は、延設方向PD2に沿って延びる。
平板部22は、波形状を有する。具体的には、平板部22の波形状は、平板部22のうち一対の開口20の間の部分に配置される。つまり、一方の開口20から他方の開口20までの平板部22の表面に沿った距離は、波形状となっていない平板部と比較して長くなる。よって、リーク経路の形成までに時間がかかる。したがって、電極19から電極19までの間に電流のリーク経路が形成されることを遅らせることができる。この結果、安定してイオンを発生させることができる期間を長くできる。
(第8変形例)
次に、図10を参照して、実施形態1の放電装置100の第8変形例を説明する。第8変形例の放電装置100では、実施形態1、第1変形例、第2変形例、第3変形例、第4変形例、第5変形例、第6変形例、及び、第7変形例と壁部3の形状が主に異なる。以下、第8変形例の放電装置100が実施形態1、第1変形例、第2変形例、第3変形例、第4変形例、第5変形例、第6変形例、及び、第7変形例と異なる点を説明する。
図10は、第8変形例に係る放電装置100を示す図である。図8に示すように、第8変形例の本体部21の壁部3は、筒形状を有する。つまり、壁部3は、筒形状の第7壁部38を含む。具体的には、壁部3は、一対の第7壁部38を含む。一対の第7壁部38の各々は、電極19の周りを囲う。一対の第7壁部38は、例えば、円筒形状である。
一対の第7壁部38は、交差方向PD1に沿って延びる。具体的には、第7壁部38は、第1方向D1に延びる。更に具体的には、第7壁部38は、平板部22から第1方向D1に延びる。換言すると、カバー部2と電極基板5との間の空間Aには、壁部3が配置されていない。つまり、第7壁部38は、平板部22に硝酸アンモニウムのような吸水性を有する物質が付着することを抑制する。したがって、第7壁部38によって平板部22に電流のリーク経路が形成されることを抑制できる。この結果、安定してイオンを発生させることができる。
(第9変形例)
次に、図11を参照して、実施形態1の放電装置100の第9変形例を説明する。第9変形例の放電装置100では、実施形態1、第1変形例、第2変形例、第3変形例、第4変形例、第5変形例、第7変形例、及び、第8変形例と外壁部37を有する点で主に異なる。以下、第9変形例の放電装置100が実施形態1、第1変形例、第2変形例、第3変形例、第4変形例、第5変形例、第7変形例、及び、第8変形例と異なる点を説明する。
図11は、第9変形例の放電装置100を示す図である。第9変形例のカバー部2は、本体部21と、一対の開口20とを含む。一対の開口20には、一対の電極19のそれぞれが挿通される。本体部21は、壁部3と、外壁部37と、平板部22とを有する。
壁部3は、一対の第7壁部38を含む。一対の第7壁部38の各々は、電極19の周りを囲う。一対の第7壁部38は、例えば、円筒形状である。一対の第7壁部38は、平板部22から第1方向D1に延びる。換言すると、カバー部2と電極基板5との間の空間Aには、壁部3が配置されていない。
外壁部37は、第1方向D1に延びる。また、外壁部37は、平板部22の外側に形成される。つまり、外壁部37は、平板部22と収容部1との間に配置される。したがって、外壁部37の平板部22の周りを囲っている。
また、外壁部37は、一対の電極19を囲う。外壁部37は、電極基板5が延びる方向に交差する方向で電極19と対向する。したがって、放電装置100が装置に取り付けられた際に、放電装置100以外の装置に硝酸アンモニウムのような吸水性を有する物質が付着することを抑制する。この結果、放電装置100が取り付けられる装置の回路基板に向かってリーク経路が形成されることを抑制できる。
つまり、第9変形例の放電装置100は、一対の第7壁部38によって平板部22に電流のリーク経路が形成されることを抑制でき、外壁部37によって放電装置100が取り付けられる装置の回路基板に向かってリーク経路が形成されることを抑制できる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、第1変形例~第6変形例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の速度、材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)実施形態1の放電装置100では、一対の電極19のうちの一方の電極19の極性は、一対の電極19のうちの他方の電極19の極性と異なっていたが、これにかぎらない。例えば、一対の電極19は、同じ極性であってもよい。
(2)実施形態1の放電装置100では、一対の電極19は、針状またはブラシ状の電極であったがこれに限らない。例えば、一対の電極19のうちの一方は誘導電極であってもよい。誘導電極は針電極の周りを囲う。
(3)実施形態1の放電装置100では、一対の電極19を有していたがこれに限らない。例えば、1本の電極19を有していてもよい。具体的には、放電装置100は、電極19と、収容部1と、カバー部2と、電極基板5と、回路基板6と、電子部品7と、トランス8と、封入材9とを有する。
電極19は、電圧が印加されることで放電する。電極19の一部は、カバー部2を貫通する。収容部1は、電極19の一部を収容する。収容部1は、電極基板5と、回路基板6と、電子部品7と、トランス8と、封入材9とを収容する。電極基板5は、電極19が配置される。カバー部2は、収容部1のうちの電極19が配置される部分を覆う。カバー部2は、カバー部2は電極基板5に対向する。また、電極基板5とカバー部2との間には、回路基板6が存在しない。したがって、電極19と電極19との間に埃がたまることを抑制できる。この結果、電極19と電極19との間に堆積した埃が原因となって、電極19から電流がリークすることを抑制できる。
(4)実施形態1の放電装置100の電極基板5の第2方向D2の側の面は、封入材9が配置されたが、電極基板5の第1方向D1の側の面にも封入材9が配置されてもよい。この場合、カバー部2は電極基板5の第1方向D1の側の封入材9に埃が積もることを抑制できる。
(5)実施形態1の放電装置100の本体部21は、1つの第1壁部31を有していたが、これに限らない。例えば、放電装置100の本体部21は、複数の第1壁部31を有していてもよい。平板部22に複数の第1壁部31が配置されることで、更に開口20から開口20までの本体部21の表面に沿った距離は、更に長くなる。したがって、絶縁性能を低下させるような物質が本体部21に付着したときに、電極19から電極19までの間に電流のリーク経路が形成されることを更に遅らせることができる。この結果、更に安定してイオンを発生させることができる期間を長くできる。
(6)実施形態1の第2変形例の放電装置100の本体部21は、1つの第3壁部33と1つの第4壁部34とを有していたが、これに限らない。例えば、本体部21は、複数の凹部を有していてもよい。具体的には、放電装置100の本体部21は、複数の第3壁部33と複数の第4壁部34とを有していてもよい。平板部22は、複数の第3平板部223を有してもよい。よって、平板部22に複数の壁部3が配置されることで、更に開口20から開口20までの本体部21の表面に沿った距離は、更に長くなる。したがって、絶縁性能を低下させるような物質が本体部21に付着したときに、電極19から電極19までの間に電流のリーク経路が形成されることを更に遅らせることができる。この結果、更に安定してイオンを発生させることができる期間を長くできる。
(7)第7変形例の放電装置100の平板部22は波形状を有したがこれに限らない。例えば、実施形態1の第5変形例の第1平板部221が波形状を有してもよい。また、実施形態1の第5変形例の第2平板部222が波形状を有してもよい。また、実施形態1の第5変形例の第3平板部223が波板形状を有してもよい。
本発明は、放電装置を提供するものであり、産業上の利用可能性を有する。
2 :カバー部
3 :壁部
5 :電極基板
6 :回路基板
13 :開口
19 :電極
20 :開口
21 :本体部
22 :平板部
31 :第1壁部
32 :第2壁部
33 :第3壁部
34 :第4壁部
35 :第5壁部
36 :第6壁部
37 :外壁部
100 :放電装置
221 :第1平板部
222 :第2平板部
223 :第3平板部
D1 :第1方向
D2 :第2方向
LA :内径
LB :内径

Claims (13)

  1. 電圧の印加によって放電する一対の電極と、
    前記一対の電極が配置される電極基板と、
    前記電極基板に対向するカバー部と
    を備え、
    前記一対の電極の各々の一部は、前記カバー部を貫通し、
    前記電極基板と前記カバー部との間には、回路が形成された回路基板が存在せず、
    前記カバー部は、本体部と、前記本体部に配置される一対の開口とを含み、
    前記一対の電極のそれぞれは、前記一対の開口を通じて、前記カバー部を貫通し、
    前記本体部は、
    前記電極基板に交差する方向に延びる壁部と、
    前記電極基板に沿って延びる平板部と
    を有し、
    前記壁部は、前記一対の開口の間に配置され、前記電極の周りを囲う筒形状であり、
    前記壁部は、前記電極基板から前記平板部に向かう第1方向と前記平板部から前記電極基板に向かう第2方向とに延びる、放電装置。
  2. 前記電極の前記第1方向の側の端部に向かうほど、前記壁部の筒形状の内径は大きくなる、請求項に記載の放電装置。
  3. 前記平板部は、波形状を有し、
    前記波形状は、前記平板部のうち前記一対の開口の間の部分に配置される、
    請求項1または請求項に記載の放電装置。
  4. 電圧の印加によって放電する一対の電極と、
    前記一対の電極が配置される電極基板と、
    前記電極基板に対向するカバー部と
    を備え、
    前記一対の電極の各々の一部は、前記カバー部を貫通し、
    前記電極基板と前記カバー部との間には、回路が形成された回路基板が存在せず、
    前記カバー部は、本体部と、前記本体部に配置される一対の開口とを含み、
    前記一対の電極のそれぞれは、前記一対の開口を通じて、前記カバー部を貫通し、
    前記本体部は、
    前記電極基板に交差する方向に延びる壁部と、
    前記電極基板に沿って延びる平板部と
    を有し、
    前記壁部は、前記一対の開口の間に配置されるとともに前記平板部に配置され、前記電極基板から前記平板部に向かう第1方向に延び、
    前記平板部は、波形状を有し、
    前記波形状は、前記平板部のうち前記一対の開口の間の部分に配置される、放電装置。
  5. 電圧の印加によって放電する一対の電極と、
    前記一対の電極が配置される電極基板と、
    前記電極基板に対向するカバー部と
    を備え、
    前記一対の電極の各々の一部は、前記カバー部を貫通し、
    前記電極基板と前記カバー部との間には、回路が形成された回路基板が存在せず、
    前記カバー部は、本体部と、前記本体部に配置される一対の開口とを含み、
    前記一対の電極のそれぞれは、前記一対の開口を通じて、前記カバー部を貫通し、
    前記本体部は、
    前記電極基板に交差する方向に延びる壁部と、
    前記電極基板に沿って延びる平板部と
    を有し、
    前記壁部は、前記一対の開口の間に配置されるとともに前記平板部に配置され、前記電極基板から前記平板部に向かう第1方向に延び、
    前記壁部は、前記平板部から前記電極基板に向かう第2方向の側に向かって延びる一対の壁部を含み、
    前記平板部は、
    前記一対の開口のうち一方の開口から前記一対の壁部のうちの一方の壁部の前記第1方向の側の端部まで延びる第1平板部と、
    前記一対の開口のうち他方の開口から前記一対の壁部のうちの他方の壁部の前記第1方向の側の端部まで延びる第2平板部と、
    前記一方の壁部の前記第2方向の端部から前記他方の壁部の前記第2方向の端部まで延びる第3平板部と
    を含む、放電装置。
  6. 前記本体部は、前記一対の電極を囲う外壁部を更に有し、
    前記外壁部は、前記電極基板が延びる方向において前記一対の電極と対向する、請求項から請求項のいずれか1項に記載の放電装置。
  7. 電圧の印加によって放電する一対の電極と、
    前記一対の電極が配置される電極基板と、
    前記電極基板に対向するカバー部と
    を備え、
    前記一対の電極の各々の一部は、前記カバー部を貫通し、
    前記電極基板と前記カバー部との間には、回路が形成された回路基板が存在せず、
    前記カバー部は、本体部と、前記本体部に配置される一対の開口とを含み、
    前記一対の電極のそれぞれは、前記一対の開口を通じて、前記カバー部を貫通し、
    前記本体部は、前記電極基板に交差する方向に延びる壁部と、前記一対の電極を囲う外壁部とを有し、
    前記壁部は、前記一対の開口の間に配置され、
    前記外壁部は、前記電極基板が延びる方向において前記一対の電極と対向する、放電装置。
  8. 前記本体部は、前記電極基板に沿って延びる平板部を有し、
    前記壁部は、前記平板部に配置され、前記電極基板から前記平板部に向かう第1方向に延びる、請求項に記載の放電装置。
  9. 前記本体部は、前記電極基板に沿って延びる平板部を有し、
    前記壁部は、前記平板部に配置され、前記平板部から前記電極基板に向かう第2方向に延びる、請求項または請求項に記載の放電装置。
  10. 前記壁部は、前記平板部から前記電極基板と当接するまで延びる、請求項に記載の放電装置。
  11. 電圧の印加によって放電する一対の電極と、
    前記一対の電極が配置される電極基板と、
    前記電極基板に対向するカバー部と
    を備え、
    前記カバー部は、本体部と、前記本体部に配置される一対の開口とを含み、
    前記一対の開口には、前記一対の電極のそれぞれが挿通され、
    前記本体部は、前記一対の電極を囲う外壁部を有し、
    前記外壁部は、前記電極基板が延びる方向において前記一対の電極と対向し、
    前記電極基板と前記カバー部との間には、回路が形成された回路基板が存在しない、放電装置。
  12. 電圧の印加によって放電する一対の電極と、
    前記一対の電極が配置される電極基板と、
    前記電極基板に対向するカバー部と
    を備え、
    前記一対の電極の各々の一部は、前記カバー部を貫通し、
    前記カバー部は、本体部と、前記本体部に配置される一対の開口とを含み、
    前記一対の電極のそれぞれは、前記一対の開口を通じて、前記カバー部を貫通し、
    前記本体部は、
    前記電極基板に交差する方向に延びる壁部と、
    前記電極基板に沿って延びる平板部と
    を有し、
    前記壁部は、前記電極の周りを囲う筒形状であり、前記電極基板から前記平板部に向かう第1方向と前記平板部から前記電極基板に向かう第2方向との一方に延びる、放電装置
  13. 前記壁部は、前記第1方向と前記第2方向との他方に延びる、請求項12に記載の放電装置。
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