JP7490990B2 - インクジェット記録装置及び記録媒体搬送装置 - Google Patents

インクジェット記録装置及び記録媒体搬送装置 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェット記録装置及び記録媒体搬送装置に関する。
インクジェット記録装置は、ドラムユニットのドラム本体で記録媒体を搬送し、ドラムユニットに搬送された記録媒体にインクジェットヘッドからインク滴を吐出することで、画像を形成(記録)している。また、記録媒体がインクジェットヘッドに接触することを防ぐために、ドラム本体は、記録媒体を吸引している。なお、インクジェット記録装置は、画像形成処理を長時間使用すると、ドラム本体の温度が上昇する。その結果、ドラム本体で搬送される記録媒体の温度が上昇し、画像不良が発生する原因となっていた。
ドラム本体の温度を制御するために、例えば、特許文献1に記載されたようなものがある。特許文献1には、ドラム本体の表面に風を当てることで冷却し、ドラム本体の表面の温度を下げる技術が記載されている。
特開2011-62988号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ドラム本体に対して外部から風を当てているため、ドラム本体の表面の一部分のみが冷却されため、ドラム本体の表面に温度差(温度ムラ)が発生していた。その結果、特許文献1に記載された技術では、ドラム本体によって搬送される記録媒体にも温度ムラが発生し、画像不要の原因となっていた。
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、ドラム本体の表面の温度ムラを低減することができるインクジェット記録装置及び記録媒体搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明のインクジェット記録装置は、記録媒体を搬送するドラムユニットを備えている。ドラムユニットは、複数の吸引孔を有し、記録媒体を表面に吸着させて保持するドラム本体と、ドラム本体の内部に設けられ、ドラム本体の温度を調整する温調部とを備えている。
また、本発明の記録媒体搬送装置は、複数の吸引孔を有し、記録媒体を表面に吸着させて保持するドラム本体と、ドラム本体の内部に設けられ、ドラム本体の温度を調整する温調部とを備えている。
上記構成のインクジェット記録装置及び記録媒体搬送装置によれば、ドラム本体の表面の温度ムラを低減することができる。
本発明の第1の実施の形態例に係るインクジェット記録装置を示す全体構成図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるドラムユニットを軸方向に沿って切断した断面図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるドラム本体及び接続プレートを示す説明図である。 図2に示すA-A線断面図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるドラム本体の表面である外周面部を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における吸引チャンバーの内部を示す図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における冷媒の通過順路を示す図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるドラムユニットの動作例を示すもので、図8Aは記録媒体の搬送時の動作を示し、図8Bは送風動作を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるドラム本体の温度調整(温調)動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるラムユニットを軸方向に沿って切断した断面図である。 図10に示すB-B線断面図である。
以下、本発明の実施の形態例について、図1~図11を参照して説明する。なお、各図において共通する部材には、同一の符号を付している。
1.第1の実施の形態例
1-1.インクジェット記録装置の構成例
まず、本発明の第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるインクジェット記録装置の構成例について図1を参照して説明する。
図1は、インクジェット記録装置の全体構成を示す概略構成図である。
図1に示すインクジェット記録装置1は、インクジェットヘッドに設けたノズルからインクを吐出することで用紙に画像を形成(記録)するものである。このインクジェット記録装置1は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のインクを重ね合わせるカラーインクジェット記録装置である。
インクジェット記録装置1は、給紙部10と、用紙供給部12と、画像形成部20と、排紙部30とを有している。そして、インクジェット記録装置1は、外部装置から入力された画像データを用紙Pに形成する。
給紙部10は、給紙トレー11を有している。給紙トレー11は、記録媒体の一例を示す用紙Pを載置可能に設けられた板状の部材である。給紙トレー11は、載置された用紙Pの枚数に応じて上下方向に移動可能に設けられている。そして、給紙トレー11に載置された複数の用紙Pのうち上下方向の最上部の用紙Pは、用紙供給部12により搬送される位置で保持される。
用紙供給部12は、給紙部10と画像形成部20の間に配置されている。用紙供給部12は、受け渡しローラ12aを有している。用紙供給部12は、給紙トレー11に載置された最上部の用紙Pを画像形成部20に向けて搬送し、受け渡しローラ12aを介して後述する画像形成部20のドラムユニット22に用紙Pを受け渡す。
画像形成部20は、用紙Pに画像を形成する部品である。画像形成部20は、複数のキャリッジ21Y、21M、21C、21Kと、ドラムユニット22と、定着部23と、用紙排出部26と、反転部25とを有している。また、画像形成部20は、温度センサ27と、不図示の制御部を有している。
ドラムユニット22は、用紙供給部12から用紙Pを受け取り、用紙Pを用紙排出部26に向けて搬送する。ドラムユニット22の外周面には、複数のキャリッジ21Y、21M、21C、21K及び定着部23が配置されている。なお、ドラムユニット22の詳細な構成については、後述する。
複数のキャリッジ21Y、21M、21C、21Kは、不図示の支持部に支持されて、ドラムユニット22の外周面と対向している。複数のキャリッジ21Y、21M、21C、21Kは、それぞれ対応する色のインクを用いて用紙Pに画像を形成するインクジェットヘッドを有する。
具体的には、第1キャリッジ21Yが有するインクジェットヘッドは、イエロー(Y)のインクを用いて画像を形成する。また、第2キャリッジ21Mが有するインクジェットヘッドは、マゼンタ(M)のインクを用いて画像を形成し、第3キャリッジ21Cが有するインクジェットヘッドは、シアン(C)のインクを用いて画像を形成する。そして、第4キャリッジ21Kが有するインクジェットヘッドは、ブラック(K)のインクを用いて画像を形成する。また、本例のインクジェット記録装置1では、紫外線硬化型のインクを用いるものとする。
また、複数のキャリッジ21Y、21M、21C、21Kは、ドラムユニット22の上下方向の上部において、ドラムユニット22の円周方向に間隔を空けて配置される。なお、本例のインクジェット記録装置1では、4色のインクを用いて画像を形成するために4つのキャリッジ21Y、21M、21C、21Kを画像形成部20に設けているが、キャリッジの数は、4つに限定されるのではない。キャリッジの数は、4つ以下、あるいは4つ以上設けてもよい。
4つのキャリッジ21Y、21M、21C、21Kよりも搬送方向の下流側には、定着部23が配置されている。定着部23としては、例えば、低圧水銀ランプ等の紫外線を照射する蛍光管が適用される。そして、定着部23は、紫外線をドラムユニット22により搬送された用紙Pに向けて照射し、用紙Pに吐出されたインクを硬化させる。これにより、定着部23は、用紙Pに形成された画像を定着させる。
紫外線を発する蛍光管としては、低圧水銀ランプの他、数百Pa~1MPa程度の動作圧力を有する水銀ランプ、殺菌灯として利用可能な光源、冷陰極管、紫外線レーザー光源、メタルハライドランプ、発光ダイオードなどが挙げられる。これらの中で、紫外線をより高照度で照射可能であって消費電力の少ない光源(例えば発光ダイオード等)がより望ましい。
なお、定着部23としては紫外線を照射するものに限定されるものではなく、インクの性質に応じてインクを硬化させる性質を有するエネルギー線を照射するものであればよく、光源もエネルギー線の波長などに応じて置換される。また、定着部23としては、紫外線等の光を照射するものに限定されるものではない。定着部としては、例えば、用紙に熱を与えることでインクを乾燥されたり、インクに化学的な変化を起こさせる液体を付与させたりするもの等その他各種の方法を適用できるものである。
なお、インクが紫外線と反応して硬化する際に、インクには、熱が発生する。このインクが硬化する際に発生する熱により、ドラムユニット22の温度が上昇する。また、ドラムユニット22は、定着部23からの熱や、複数のキャリッジ21Y、21M、21C、21Kがインクを吐出する際に生じる熱等によっても温度が上昇する。その結果、ドラムユニット22を構成するドラム本体41(図2参照)の表面に温度にムラが生じ、画像不良が発生するおそれがある。
このような、ドラム本体41の温度ムラを低減させるために、本例のインクジェット記録装置1では、ドラム本体41の温度を調整する機構が設けられている。なお、ドラムユニット22及びドラム本体41の構成については、後述する。
温度センサ27は、複数のキャリッジ21Y、21M、21C、21Kよりも搬送方向の上流側に配置されている。温度センサ27は、ドラムユニット22を構成するドラム本体41と対向している。そして、温度センサ27は、ドラム本体41の表面の温度を計測する。温度センサ27が計測した温度情報は、不図示の制御部に出力される。
なお、本例では、温度センサ27を複数のキャリッジ21Y、21M、21C、21Kよりも搬送方向の上流側に配置した例を説明したが、これに限定されるものではない。温度センサ27を定着部23よりも搬送方向の下流側に配置してもよく、あるいは温度センサ27をドラム本体41の内部に設けてもよく、温度センサ27を配置する位置は限定されるものではない。
制御部は、温度センサ27から出力された温度情報に基づいて、後述するドラムユニット22に設けた温調部55を制御する。また、制御部は、インクジェット記録装置1全体を制御する制御部であってもよく、あるいは画像形成部20やドラムユニット22のみを制御する制御部であってもよい。
定着部23よりも搬送方向の下流側には、用紙排出部26が配置されている。用紙排出部26は、複数の搬送ローラ26a、26bを有している。用紙排出部26は、複数の搬送ローラ26a、26bによりドラムユニット22から用紙Pを受け取り、排紙部30に向けて搬送する。また、用紙排出部26には、反転部25が設けられている。反転部25は、用紙Pの両面に画像を形成するために、用紙Pの表裏を反転させる部分である。
排紙部30は、用紙排出部26により画像形成部20から送り出された用紙Pを格納する。排紙部30は、平板状の排紙トレー31を有している。そして、排紙部30は、排紙トレー31上に画像が形成された用紙Pを載置する。
1-2.ドラムユニットの構成
次に、ドラムユニット22の構成について図2から図6を参照して説明する。
図2は、ドラムユニット22を軸方向に沿って切断した断面図である、
図2に示すように、記録媒体搬送装置を示すドラムユニット22は、ドラム本体41と、接続プレート42と、回転軸43と、一対の軸受プレート44、44と、を有している。また、ドラムユニット22は、ブロワー45と、駆動部46とを有している。
ドラム本体41は、内部41aが中空の略円柱状に形成されている。ドラム本体41には、回転軸43が設けられている。回転軸43は、ドラム本体41の軸方向に沿ってドラム本体41の軸方向の一端部から他端部にかけて貫通している。回転軸43は、軸受プレート44に回転可能に支持されている。回転軸43における軸方向の一端部には、駆動部46が設けられている。そして、駆動部46が駆動すると、回転軸43及びドラム本体41が回転する。
また、回転軸43は、中空の配管により形成されている。回転軸43の筒孔43a内には、チラー81(図7参照)を介して温度調節用の熱媒体である冷媒R1が通過する。冷媒R1は、回転軸43における駆動部46とは反対側から導入される。冷媒R1としては、例えば、空気や水等が適用される。このように、回転軸43を冷媒R1が通過する配管として適用することで、新たに冷媒R1が通過する配管を設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができるとともに、ドラムユニット22の構成の簡略化を図ることができる。
回転軸43には、第1分岐部43bと、第2分岐部43cが形成されている。第1分岐部43bと第2分岐部43cは、筒孔43aに連通している。第1分岐部43b及び第2分岐部43cは、回転軸43におけるドラム本体41の内部に形成されている。第1分岐部43bは、冷媒R1が通過する上流側に配置され、第2分岐部43cは、冷媒R1が通過する下流側に配置されている。そして、第1分岐部43b及び第2分岐部43cは、後述するドラム本体41に設けた温調配管56に接続される。なお、ドラム本体41の詳細な構成については、後述する。
ドラム本体41の軸方向の他端部、すなわち駆動部46とは反対側の端部には、接続プレート42が配置されている。接続プレート42は、ドラム本体41の軸方向の他端部側に配置された軸受プレート44とドラム本体41との間に配置される。そして、接続プレート42は、軸受プレート44に設けた付勢部材65によりドラム本体41に向けて付勢される。
図3は、ドラム本体41及び接続プレート42を示す説明図である。
図2及び図3に示すように、接続プレート42は、略円板状に形成されている。接続プレート42には、接続スリット61と、挿通孔62が形成されている。挿通孔62は、接続プレート42の軸方向の一端部から他端部にかけて貫通する貫通孔である。挿通孔62には、回転軸43が挿通する。
接続スリット61は、接続プレート42におけるドラム本体41と対向する一面に形成されている。接続スリット61は、円弧状の溝部である。ドラム本体41が回転する際に、接続スリット61は、後述するドラム本体41に設けた接続孔54と対向する。そして、接続スリット61と接続孔54が対向すると、接続スリット61と接続孔54が連通する。また、接続プレート42には、ブロワー45から連なる配管71が固定されている。配管71は、接続スリット61に連通する。
なお、接続スリット61をリング状に形成し、接続スリット61と接続孔54が常に対向するように構成してもよい。
次に、図2から図6を参照してドラム本体41の詳細な構成について説明する。
図4は、図2に示すA-A線断面図である。
図2から図3に示すように、ドラム本体41は、外周面部51と、複数(本例では3つ)の吸引チャンバー52と、吸引配管53と、温度を調整する温調部55とを有している。外周面部51は、ドラム本体41の円周方向に沿ってドラム本体41の外周面を覆う。
図5は、ドラム本体41の表面である外周面部51を示す説明図である。
図5に示すように、外周面部51には、多数の吸引孔51aが形成されている。なお、外周面部51における吸引チャンバー52を臨む箇所だけに吸引孔51aを設けてもよい。
吸引チャンバー52は、ドラム本体41における外周面に形成されている。また、複数の吸引チャンバー52は、ドラム本体41の円周方向に沿って間隔を空けて配置されている。吸引チャンバー52は、ドラム本体41の外周面から半径方向の内側に凹んだ空間である。そして、吸引チャンバー52は、外周面部51によって覆われる。
吸引チャンバー52には、吸引口52aが形成されており、ドラム本体41における接続プレート42と対向(摺接)する面には、接続孔54が形成されている。吸引配管53は、ドラム本体41の内部41aに配置されている。そして、吸引配管53の一端は、吸引口52aに接続されており、吸引配管53の他端は、接続孔54に接続されている。
接続孔54が接続プレート42の接続スリット61と対向すると、ブロワー45、配管71、接続スリット61、接続孔54、吸引配管53及び吸引口52aが連通する。
温調部55は、ドラム本体41の内部41aに配置されている。すなわち、温調部55は、吸引チャンバー52よりもドラム本体41の半径方向の内側に配置される。温調部55は、温調配管56を有している。温調配管56は、その一端が第1分岐部43bに接続され、他端が第2分岐部43cに接続されている。温調配管56は、第1分岐部43b及び第2分岐部43cから半径方向の外側に向けて延び、吸引配管53の周囲を囲むように配置される。また、温調配管56は、吸引チャンバー52や、ドラム本体41の内部41aの内壁面、すなわち外周面の近傍に配置されている。
温調配管56には、回転軸43の第1分岐部43bから冷媒R1が導入される。そして、温調配管56を通過した冷媒R1は、第2分岐部43cを介して回転軸43の筒孔43aに戻る。温調配管56を冷媒R1が通過することで、吸引チャンバー52やドラム本体41の外周面の温度を冷媒R1によって調整(冷却)することができる。このように、ドラム本体41の内部41aに温調部55を設けたことで、ドラム本体41の外側から温度を調整する場合よりも、ドラム本体41の表面(外周面)の温度ムラを低減することができる。
上述したように、冷媒R1は、回転軸43における駆動部46とは反対側から導入される。これにより、冷媒R1が温調部55を通過する前に、駆動部46が駆動することで生じる熱で冷媒R1の温度が上昇することを防ぐことができる。また、駆動部46が駆動することで、駆動部46の伝達機構により外気に流れを起こし、空冷のような作用をもたらすことができる。そのため、ドラム本体41における駆動部46側と、反対側で温度差が生じるおそれがある。これに対して、駆動部46とは反対側から冷媒R1を導入することで、駆動部46に起因する温度差を低減することができる。
なお、ドラム本体41の外周面には、吸引チャンバー52からなる空間が形成されている。そのため、吸引チャンバー52によって形成される空気の層によって、温調部55による熱の受け渡しが阻害される。その結果、温調部55によるドラム本体41の表面の温度調整の効果が低下する。
また、温調部55は、ドラム本体41を加熱する不図示のヒーターを有している。ヒーターは、吸引チャンバー52の近傍に配置される。そして、温調部55は、制御部の制御のもと、ドラム本体41を加熱又は冷却することで、ドラム本体41の温度を調整する。ドラム本体41を加熱する際はヒーターを駆動し、ドラム本体41を冷却する際は、温調配管56に冷媒R1を通過させる。
上述した実施の形態例では、温調部55や回転軸43に導入する熱媒体として冷媒R1を適用し、ドラム本体41を冷却させる例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ドラム本体41を加熱する際に、温調部55や回転軸43に導入する熱媒体として温度を上昇させる熱媒を導入することで、ドラム本体41を加熱してもよい。
図6は、吸引チャンバー52の内部を示す図である。
上述した問題点に対して、図6に示すように、吸引チャンバー52の内部には、複数のリブ58が設けられている。リブ58は、吸引チャンバー52の底面部から半径方向の外側に向けて突出する突起である。リブ58は、その一端が吸引チャンバー52の底面部に接触し、他端が外周面部51に接触する。これにより、リブ58によって温調部55とドラム本体41の表面部との熱伝達を行うことができ、温調部55によるドラム本体41の表面の温度調整の効果を向上させることができる。
また、吸引チャンバー52の側壁部52bは、外周面部51に接触するため、吸引チャンバー52の中心部よりも熱の伝達効率(冷却効率)が高い。そのため、複数のリブ58は、熱の伝達効率が高い側壁部52bから離れた位置に配置される。また、複数のリブ58は、側壁部52bよりも吸引チャンバー52の中心部である吸引口52aの多く配置することが好ましい。これにより、複数のリブ58全体の表面積は、吸引チャンバー52の側壁部52b側よりも吸引チャンバー52の中心部側のほうが大きくなる。その結果、吸引チャンバー52における中心部と側壁部52bでの熱の伝達効率を均一にすることができ、ドラム本体41の表面の温度ムラを低減することができる。
本例のインクジェット記録装置1では、リブ58を設ける数を変えることで、吸引チャンバー52における中心部側と側壁部52b側とのリブ58の表面積を変える例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、吸引チャンバー52の中心部側と側壁部52b側とでリブ58の形状や大きさを変えることで、リブ58の表面積を側壁部52b側よりも中心部側を大きくしてもよい。
なお、リブ58は、外周面部51に設けた吸引孔51aと対向しない位置に配置される。さらに、リブ58は、吸引時の空気の流れを阻害させない位置に配置される。これにより、リブ58によって吸引チャンバー52による用紙Pの吸引力が低下することを防ぐことができる。
リブ58の形状は、角柱や円柱等その他各種の形状が適用されるものである。
また、本例の回転軸43として中空の配管を適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、回転軸43における第1分岐部43bから第2分岐部43cまでを軸の内部が詰まっている中実軸として形成し、回転軸43における第1分岐部43b及び第2分岐部43cから軸方向の外側の部分を冷媒R1が通過可能な中空軸として形成してもよい。
さらに、本例では、吸引チャンバー52を3つ設けた例を説明したが、これに限定されるものではなく、吸引チャンバー52を3つ以下、あるいは3つ以上設けてもよい。
1-3.冷媒の通過順路
次に、上述した構成を有するインクジェット記録装置1における冷媒の通過順路について図7を参照して説明する。
図7は、冷媒の通過順路を示す説明図である。
図7に示すように、冷媒R1は熱媒体循環装置であるチラー81からまずドラム本体41に送られる。そして、ドラム本体41を冷却した後、冷媒R1は、ドラム本体41から定着部23に送られる。そして、冷媒R1は、定着部23を冷却し、チラー81に戻る。そして、チラー81に戻った冷媒R1は、チラー81により冷却されて、再びドラム本体41に送られる。
ここで、定着部23もドラム本体41と同様に、画像形成処理を継続することで、温度が上昇するため、冷却することが求められている。そして、定着部23を冷却するために使用する熱量は、ドラム本体41を冷却するために使用する熱量よりも大きい。そのため、先に冷媒R1を定着部23に導入した場合、冷媒R1の温度が上昇し、ドラム本体41を冷却することができなくなる。これに対して、上述したように、先にドラム本体41に冷媒R1を送ることで、冷媒R1の温度がドラム本体41により高くなったとしても、定着部23の冷却を十分に行うことができる。
1-4.吸引動作例
次に、上述した構成を有するインクジェット記録装置1におけるドラムユニット22の吸引動作例について図8A及び図8Bを参照して説明する。
図8A及び図8Bは、ドラムユニット22の動作例を示す説明図である。
図8Aに示すように、用紙Pを搬送する際、ブロワー45(図2参照)によって空気を吸引する。接続孔54が接続プレート42の接続スリット61と対向すると、ブロワー45、配管71、接続スリット61、接続孔54、吸引配管53及び吸引口52aが連通する。これにより、ブロワー45から発生する吸引圧(負圧)が、配管71、接続スリット61、接続孔54、吸引配管53及び吸引口52aを通じて伝搬され、吸引チャンバー52の内部の気圧が低下する。
吸引チャンバー52の内部の気圧が低下、すなわち負圧になることで、吸引チャンバー52は、外周面部51の吸引孔51aを介して外周面部51の表面に配置された用紙Pを吸引する。これにより、用紙Pは、ドラム本体41の外周面部51であるドラム本体41の表面に吸着されて保持される。その結果、用紙Pがドラム本体41の表面からの浮き上がりを防止でき、用紙Pがキャリッジ21Y、21M、21C、21K等に接触することを防ぐことができる。
用紙Pがドラムユニット22上にない場合は、ブロワー45から配管71に空気を送る。そして、配管71、接続スリット61、接続孔54、吸引配管53及び吸引口52aを介して、ブロワー45からの空気が吸引チャンバー52に送られる。その結果、図8Bに示すように、吸引チャンバー52及び外周面部51の吸引孔51aからドラム本体41の外側に向けて空気が排出される。
図2及び図4に示すように、温調配管56は、吸引配管53の周囲を囲むように配置されている。これにより、温調配管56を流れる冷媒R1によって吸引配管53を通過する空気を冷却することができ、吸引チャンバー52及び外周面部51を冷却することができる。その結果、ドラム本体41の表面の温度を下げることができる。
なお、ブロワーとして吸引用ブロワーと、送風用ブロワーを設け、接続プレート42に吸引用接続スリットと、送風用接続スリットを形成してもよい。これにより、吸引動作と、送風動作を同時に行うことができ、送風動作でドラム本体41の温度を下げながら用紙Pの搬送動作を行うことができる。
1-5.ドラム本体の温度調整(温調)動作
次に、上述した構成を有するドラム本体41の温度調整(温調)動作例について図9を参照して説明する。
図9は、ドラム本体41の温度調整(温調)動作を示すフローチャートである。
図9に示すように、印刷ジョブが開始されると、温度センサ27によってドラム本体41の表面の温度を測定する(ステップS11)。温度センサ27は、測定した温度情報を制御部に出力する。次に、制御部は、ドラム本体41の温度が目標温度に達したか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12の処理において、ドラム本体41の温度が目標温度に達していないと判断した場合(ステップS12のNO判定)、制御部は、温調部55を制御し、ドラム本体41を加熱する(ステップS13)。温調部55によるドラム本体41の加熱方法としては、ヒーターを用いてもよく、あるいは熱媒体として温調配管56に熱媒を流してもよい。
また、ステップS12の処理において、ドラム本体41の温度が目標温度に達していると判断した場合(ステップS12のYES判定)、制御部は、温度センサ27が測定した温度情報に基づいて、ドラム本体41の温度が目標温度を超えたか否かを判断する(ステップS14)。
ステップS14の処理において、ドラム本体41の温度が目標温度を超えていないと判断した場合(ステップS14のNO判定)、後述するステップS16の処理を行う。これに対して、ステップS14の処理において、ドラム本体41の温度が目標温度を超えていると判断した場合(ステップS14のYES判定)、制御部は、温調部55を制御し、温調部55に冷媒R1を流す(ステップS15)。これにより、ドラム本体41が温調部55により冷却される。
次に、制御部は、印刷ジョブが終了したか否かを判断する(ステップS16)。ステップS16の処理において、印刷ジョブが終了していないと判断した場合(ステップS16のNO判定)、ステップS12の処理に戻り、温調部55によるドラム本体41の温度調整動作を継続させる。また、ステップS16の処理において、印刷ジョブが終了したと判断した場合(ステップS16のNO判定)、ドラム本体41の温度調整動作が完了する。なお、上述した温度調整動作は、印刷ジョブの実行中だけでなく、印刷ジョブを実行する前の準備段階から行ってもよく、または印刷ジョブと印刷ジョブの間の待機中に行ってもよい。
なお、目標温度としては、一定の温度でもよく、あるいは所定の範囲を有する温度帯に設定してもよい。そして、目標温度として、所定の範囲の温度帯に設定した場合、ステップS12の処理では、制御部は目標温度の下限値に達しているか否かを判断し、ステップS14の処理では、制御部は目標温度の上限値に達しているか否かを判断する。
2.第2の実施の形態例
次に、図10及び図11を参照して第2の実施の形態例にかかるインクジェット記録装置のドラムユニットについて説明する。
図10は、第2の実施の形態例にかかるドラムユニットを軸方向に沿って切断した断面図、図11は図10に示すB-B線断面図である。
この第2の実施の形態例にかかるドラムユニット22Bが、第1の実施の形態例にかかるドラムユニット22と異なる点は、温調部の構成である。そのため、ここでは、温調部について説明し、第1の実施の形態例にかかるドラムユニット22と共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図10及び図11に示すように、ドラムユニット22Bは、ドラム本体41Bと、接続プレート42と、回転軸43と、一対の軸受プレート44、44と、を有している。また、ドラムユニット22は、ブロワー45と、駆動部46とを有している。また、ドラム本体41Bは、外周面部51と、複数(本例では3つ)の吸引チャンバー52と、吸引配管53と、温度を調整する温調部55Bとを有している。
ドラム本体41Bの内部41aには、温調部55Bが配置されている。温調部55Bは、複数のペルチェ素子91と、複数のヒートシンク92とを有している。ペルチェ素子91は、ドラム本体41Bの内部41aの内壁面に配置されて、ドラム本体41Bの外周面や吸引チャンバー52の近傍に配置されている。また、複数のペルチェ素子91は、ドラム本体41Bの軸方向及び円周方向に間隔を空けて配置されている。
さらに、ペルチェ素子91は、電流が流れると片面から他方の面に熱が移動する部材である。ペルチェ素子91の冷却面は、ドラム本体41Bの内部41aにおける内壁面に接触している。これにより、ドラム本体41Bの表面がペルチェ素子91により冷却される。
また、ペルチェ素子91における冷却面とは反対側の面である加熱面には、ヒートシンク92が設けられている。ヒートシンク92は、一端がペルチェ素子91の加熱面に接触し、他端が回転軸43の外周面に接触している。そして、ヒートシンク92は、ペルチェ素子91の加熱面に生じる熱を、回転軸43に伝達させる。これにより、ペルチェ素子91の加熱面を、回転軸43を流れる冷媒R1によって冷却させることができ、ペルチェ素子91により冷却効率を高めることができる。
なお、この第2の実施の形態例にかかるドラムユニット22では、回転軸43に第1分岐部43b及び第2分岐部43cが設けられていない。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかるドラムユニット22と同様であるため、それらの説明は省略する。このような温調部55Bを有するドラムユニット22Bにおいても、上述した第1の実施の形態例にかかるドラムユニット22と同様の作用及び効果を得ることができる。
また、第2の実施の形態例にかかるドラムユニット22Bでは、ペルチェ素子91に流す電流の向きを変えることで、冷却面を加熱面とすることができる。これにより、温調部55Bによってドラム本体41Bの表面を加熱することができ、ドラム本体41Bの温度調整を容易に行うことができる。また、ドラムユニット22Bの温度調整(温調)動作時において、温調部55Bは、温度センサ27が測定したドラム本体41Bの温度に基づいて、ペルチェ素子91に流す電流の向きを変えることで、ドラム本体41Bの温度が目標温度となるようにドラム本体41Bを加熱又は冷却する。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、記録媒体として用紙を用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、記録媒体としては、例えば、布帛、プラスチックフィルム、ガラス板等その他各種の記録媒体を適用できるものである。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…インクジェット記録装置、 10…給紙部、 11…給紙トレー、 12…用紙供給部、 20…画像形成部、 21Y、21M、21C、21K…キャリッジ、 22、22B…ドラムユニット(記録媒体搬送装置)、 23…定着部、 26…用紙排出部、 27…温度センサ、 30…排紙部、 41、41B…ドラム本体、 41a…内部、 42…接続プレート、 43…回転軸、 43a…筒孔、 43b…第1分岐部、 43c…第2分岐部、 44…軸受プレート、 45…ブロワー(吸引部)、 46…駆動部、 51…外周面部、 51a…吸引孔、 52…吸引チャンバー、 52a…吸引口、 52b…側壁部、 53…吸引配管、 54…接続孔、 55、55B…温調部、 56…温調配管、 58…リブ、 61…接続スリット、 62…挿通孔、 71…配管、 81…チラー(熱媒体循環装置)、 91…ペルチェ素子、 92…ヒートシンク、 R1…冷媒(熱媒体)、P…用紙(記録媒体)

Claims (10)

  1. 記録媒体を搬送するドラムユニットを備え、
    前記ドラムユニットは、
    複数の吸引孔を有し、前記記録媒体を表面に吸着させて保持するドラム本体と、
    前記ドラム本体の内部に設けられ、前記ドラム本体の温度を調整する温調部と、
    を備え、
    前記ドラム本体には、前記吸引孔と連通する吸引チャンバーが設けられ、
    前記温調部は、前記吸引チャンバーよりも前記ドラム本体の内側に配置され、
    前記吸引チャンバーは、前記ドラム本体の外周面から半径方向の内側に凹んだ空間であり、
    前記ドラム本体は、
    前記吸引チャンバーを覆い、複数の吸引孔が形成された外周面部と、
    前記吸引チャンバーの底面部から前記外周面部に向けて突出する複数のリブを有する
    インクジェット記録装置。
  2. 複数の前記リブのうち前記吸引チャンバーの中心部側に配置された複数のリブの表面積は、前記吸引チャンバーの側壁部側に配置された複数のリブの表面積よりも大きい
    請求項に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記ドラムユニットは、
    前記ドラム本体に設けられた回転軸と、
    前記回転軸及び前記ドラム本体を回転可能に支持する軸受と、を有し、
    前記回転軸には、前記温調部で用いられる熱媒体が通過可能な筒孔が形成されている
    請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記ドラムユニットは、
    前記回転軸の軸方向の一端部に設けられ、前記回転軸及び前記ドラム本体を回転される駆動部を有し、
    前記熱媒体は、前記回転軸における前記駆動部とは反対側の軸方向の他端部から前記筒孔に送り込まれる
    請求項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記ドラムユニットの搬送方向の下流側に配置され、前記記録媒体に形成された画像を前記記録媒体に定着させる定着部を備え、
    前記熱媒体は、前記ドラムユニットに送り込まれてから前記定着部に送り込まれる
    請求項3又は4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記ドラム本体の内部には、前記吸引孔と連通する吸引配管が設けられ、
    前記温調部は、前記回転軸の前記筒孔を介して前記熱媒体が送り込まれる温調配管を有し、
    前記温調配管は、前記吸引配管の周囲を囲むように配置される
    請求項3から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記温調部は、
    前記ドラム本体の内部における内壁面に接触するペルチェ素子と、
    一端が前記ペルチェ素子に接触し、他端が前記回転軸に接触するヒートシンクと、を有する
    請求項3から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記熱媒体は、前記ドラム本体を冷却させる冷媒である
    請求項3から7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記ドラム本体の温度を測定する温度センサを備え、
    前記温調部は、前記温度センサが測定した前記ドラム本体の温度に基づいて、前記ドラム本体の温度を調整する
    請求項1からのいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  10. 複数の吸引孔を有し、記録媒体を表面に吸着させて保持するドラム本体と、
    前記ドラム本体の内部に設けられ、前記ドラム本体の温度を調整する温調部と、
    を備え、
    前記ドラム本体には、前記吸引孔と連通する吸引チャンバーが設けられ、
    前記温調部は、前記吸引チャンバーよりも前記ドラム本体の内側に配置され、
    前記吸引チャンバーは、前記ドラム本体の外周面から半径方向の内側に凹んだ空間であり、
    前記ドラム本体は、
    前記吸引チャンバーを覆い、複数の吸引孔が形成された外周面部と、
    前記吸引チャンバーの底面部から前記外周面部に向けて突出する複数のリブを有する
    記録媒体搬送装置。
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