JP7490515B2 - テレワーク空間評価プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、テレワーク空間評価プログラムに関する。
近年、省エネやワークライフバランス等を目的とし、様々な企業においても、また社会的にもテレワークが推奨されている。
例えば特許文献1には、オフィス機器の他、テレワークを補助するシステムを導入することで、サテライトオフィスとして機能するワーキングゾーンが設けられた住宅が開示されている。
特開2015-113616号公報
特許文献1に記載のように、住宅内の部屋空間をテレワークに適した環境に形成するための機器やシステムに係る技術については盛んに開発されている一方で、テレワークは、住宅に限らず、レンタルオフィスやカフェ、ホテルなど、様々な場所で行われている。そのため、テレワークを実施しようとする場所(空間)が、テレワークで実施しようとする業務に適した環境であるのかをユーザが把握できるようにすることが望まれる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、テレワークを実施しようとする場所がテレワークで実施しようとする業務に適した環境であるのかをユーザが把握できるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の発明のテレワーク空間評価プログラムは、例えば、図1~3、図4、図7に示すように、コンピュータを、
複数の業務項目を有する業務リスト141からテレワークで実施しようとする業務項目を選択するための業務選択手段12、
テレワーク環境についての複数のチェック項目を有するチェックリスト142からテレワークを実施しようとする場所について該当する項目を選択するための環境選択手段12、
前記業務選択手段12により選択された業務項目及び前記環境選択手段12により選択されたチェック項目に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所が前記業務選択手段12により選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行う評価手段11、16、
前記評価手段11、16による評価結果を出力する出力手段13、
として機能させ、
前記複数の業務項目のそれぞれには、複数の業務属性のうちの少なくとも一つが対応付けられており、
前記複数のチェック項目のそれぞれには、前記業務属性ごとの点数が設定されており、
前記評価手段11は、前記業務選択手段12により選択された業務項目に対応する業務属性と、前記環境選択手段12により選択されたチェック項目に設定された前記業務属性ごとの点数と、に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所が前記業務に適した環境であるか否かを示す評価点数を算出し、
前記出力手段13は、前記評価手段11により算出された評価点数に応じた評価結果を出力する
請求項に記載の発明によれば、業務選択手段12により選択された業務項目に対応する業務属性と、環境選択手段12により選択されたチェック項目に設定された業務属性ごとの点数と、に基づいて、テレワークを実施しようとする場所が業務に適した環境であるか否かを示す評価点数を算出する。したがって、テレワークを実施しようとする場所がテレワークで実施しようとする業務に対応する業務属性に適しているかを示す評価点数を算出して出力することができ、テレワークを実施しようとする場所がテレワークで実施しようとする業務に適した環境であるかをユーザが定量的に把握することが可能となる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1~3に示すように、請求項に記載のテレワーク空間評価プログラムにおいて、
前記評価手段11は、前記環境選択手段12により選択された各チェック項目に設定された業務属性ごとの点数を取得して業務属性ごとに集計し、集計した業務属性ごとの点数を全チェック項目に設定されたその業務属性の点数の合計で除算して得点率を算出し、前記業務選択手段12で選択された各業務項目に対応する業務属性に対して算出された得点率を、前記テレワークを実施しようとする場所が前記各業務項目の業務に適した環境であるか否かを示す評価点数とする。
請求項に記載の発明によれば、環境選択手段12により選択された各チェック項目に設定された業務属性ごとの点数を取得して業務属性ごとに集計し、集計した業務属性ごとの点数を全チェック項目に設定されたその業務属性の点数の合計で除算して得点率を算出し、業務選択手段12で選択された各業務項目に対応する業務属性に対して算出された得点率を、テレワークを実施しようとする場所が各業務項目の業務に適した環境であるか否かを示す評価点数とすることで、業務選択手段12で選択された業務項目ごとに評価点数を算出するので、テレワークを実施しようとする場所がどの業務属性の業務に適しているのかをユーザが容易に把握することが可能となる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1~3に示すように、請求項1又は2に記載のテレワーク空間評価プログラムにおいて、
前記評価手段11は、前記環境選択手段12により選択された各チェック項目に設定された業務属性ごとの点数を取得して業務属性ごとに集計し、集計した業務属性ごとの点数を全チェック項目に設定されたその業務属性の点数の合計で除算して前記業務属性ごとの得点率を算出し、前記業務属性ごとに算出された得点率のそれぞれに前記業務選択手段12で選択された業務項目に対応する前記業務属性の個数に基づく重みを乗算して足し合わせることにより、業務選択手段12で選択された複数の業務項目の業務全体に対する総合の評価点数を算出する。
請求項に記載の発明によれば、業務属性ごとの得点率を算出し、業務属性ごとに算出された得点率のそれぞれに業務選択手段12で選択された業務項目に対応する業務属性の個数に基づく重みを乗算して足し合わせることにより、業務選択手段12で選択された複数の業務項目の業務全体に対する総合の評価点数を算出するので、テレワークを実施しようとする場所が、テレワークで実施しようとする業務全般に対してどれだけ適しているかをユーザが把握することが可能となる。また、ユーザが主に実施しようとする業務属性の点数の寄与度を大きくすることができ、よりユーザが実施しようとする業務に即した総合点数を算出することが可能となる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1~3、図5に示すように、請求項1~3のいずれか一項に記載のテレワーク空間評価プログラムにおいて、
前記コンピュータを、さらに、
前記テレワークを実施しようとする場所の環境条件を計測した計測値を取得する計測値取得手段11として機能させ
前記環境選択手段12は、前記計測値取得手段11により取得された計測値に基づいて、前記複数のチェック項目の中から前記テレワークを実施しようとする場所の環境について該当する項目を選択する。
請求項に記載の発明によれば、計測値取得手段11により取得された計測値に基づいて、複数のチェック項目の中からテレワークを実施しようとする場所の環境について該当する項目を選択するので、テレワークを実施しようとする場所の環境を定量的に把握して評価することが可能となる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1~3に示すように、請求項1~4のいずれか一項に記載のテレワーク空間評価プログラムにおいて、
前記コンピュータを、さらに、
前記業務選択手段12により選択された業務項目に対応する業務属性及び前記チェックリスト142の各チェック項目に設定された前記業務属性ごとの点数に基づいて、前記選択された業務項目の業務に適した環境条件を特定する手段11として機能させ
前記出力手段13は、さらに、前記選択された業務項目の業務に適した環境条件を出力する。
請求項に記載の発明によれば、業務選択手段12選択された業務項目の業務に適した環境条件を出力するので、ユーザは、業務を遂行するのにどのような環境が適しているのかを把握することができる。
請求項に記載の発明は、例えば、図1~3に示すように、請求項1~5いずれか一項に記載のテレワーク空間評価プログラムにおいて、
前記コンピュータを、さらに、
前記環境選択手段12により選択されたチェック項目に設定された前記業務属性ごとの点数及び前記業務リストの各業務項目に対応する業務属性に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目を特定する手段11として機能させ
前記出力手段13は、さらに、前記テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目を出力する。
請求項に記載の発明によれば、テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目を出力するので、ユーザはテレワークを実施しようとする場所でどのような業務を実施したら効率的なのかを把握することができる。
請求項に記載の発明のテレワーク空間評価プログラムは、例えば、図2~3、図7に示すように、コンピュータを、
複数の業務項目を有する業務リスト141からテレワークで実施しようとする業務項目を選択するための業務選択手段12、
テレワーク環境についての複数のチェック項目を有するチェックリスト142からテレワークを実施しようとする場所について該当する項目を選択するための環境選択手段12、
前記業務選択手段12により選択された業務項目及び前記環境選択手段12により選択されたチェック項目に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所が前記業務選択手段12により選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行う評価手段11、16、
前記評価手段11、16による評価結果を出力する出力手段13、
として機能させ、
前記評価手段16は、AI(Artificial Intelligence)による分析手段により構成され、
前記分析手段16は、過去に実施されたテレワークについての、前記テレワークで実施された業務の情報と、前記テレワークが実施された場所の環境についてチェックされたチェック項目の情報と、前記場所で実施された前記業務に対する評価情報と、を対応付けて学習用データとして蓄積して機械学習を行うことにより、前記テレワークを実施しようとする場所が前記選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行う。
請求項に記載の発明によれば、過去に実施されたテレワークについての評価に基づいて、これから実施するテレワークの実施場所の評価を行うので、過去の経験に基づく評価をユーザに提供することができる。
請求項8に記載の発明は、例えば、図2~3、図7に示すように、請求項7に記載のテレワーク空間評価装プログラムにおいて、
前記コンピュータを、さらに、
前記学習用データは、前記テレワークが実施された場所についての画像情報を含み、
前記テレワークを実施しようとする場所の口コミ情報を取得する取得手段11として機能させ、
前記分析手段16は、前記取得手段11により取得された口コミ情報に画像情報が含まれている場合は、前記学習用データの画像情報と前記口コミ情報に含まれる画像情報を照合し、照合結果に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所が前記選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行う。
請求項8に記載の発明によれば、口コミ情報に画像情報が含まれている場合は、口コミ情報に含まれる画像情報に基づいて、テレワークを実施しようとする場所が選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行うことができる。
請求項9に記載の発明のテレワーク空間評価プログラムは、例えば、図1~3、図6に示すように、コンピュータ11を、
テレワーク環境についての複数のチェック項目を有するチェックリスト142からテレワークを実施しようとする場所の環境について該当する項目を選択するための環境選択手段12、
複数の業務属性のうちの少なくとも一つが対応付けられた複数の業務項目を記憶するとともに、前記複数のチェック項目及びそのチェック項目に設定されている前記複数の業務属性ごとの点数とを対応付けて記憶する記憶手段15、
前記環境選択手段12により選択された項目に設定されている前記業務属性ごとの点数と、前記複数の業務項目のそれぞれに対応する業務属性とに基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所の環境に適した業務項目を特定する特定手段11、
前記特定手段により特定された業務項目を出力する出力手段13、
として機能させる。
請求項9に記載の発明によれば、環境選択手段12により選択された項目に設定されている業務属性ごとの点数と、複数の業務項目のそれぞれに対応する業務属性とに基づいて、テレワークを実施しようとする場所の環境に適した業務項目を特定して出力するので、テレワークを実施しようとする場所の環境に適した業務項目をユーザが把握することが可能となる。その結果、テレワークを実施しようとする場所がテレワークで実施しようとする業務に適した環境であるかをユーザが把握することが可能となる。
本発明によれば、テレワークを実施しようとする場所がテレワークで実施しようとする業務に適した環境であるのかをユーザが把握することが可能となる。
第1、2の実施形態におけるテレワーク空間評価装置の機能的構成を示すブロック図である。 業務リストの一例を示す図である。 チェックリストの一例を示す図である。 図1の制御部により実行されるテレワーク空間評価処理Aの流れを示すフローチャートである。 テレワークを実施しようとする場所の環境条件の計測値の取得構成を模式的に示す図である。 図1の制御部により実行されるテレワーク空間評価処理Bの流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるテレワーク空間評価装置の機能的構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
<第1の実施形態>
[テレワーク空間評価装置の構成]
まず、本発明の第1の実施形態に係るテレワーク空間評価装置1の構成について説明する。
テレワーク空間評価装置1は、テレワーク(リモートワーク)を行うにあたり、テレワークを実施しようとする場所(テレワーク空間)が、テレワークで実施しようとする業務を行うのに適した場所であるか否かを評価するための装置である。
図1は、テレワーク空間評価装置1の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、テレワーク空間評価装置1は、制御部11と、入力部12と、出力部13と、通信部14と、記憶部15と、を備えて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。制御部11は、入力部12からの入力に応じて、記憶部15のプログラム記憶部151に記憶されているシステムプログラムや各種プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、後述するテレワーク空間評価処理Aを始めとする各種処理を実行する。
入力部12は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウス等のポインティングデバイス、タッチパネル、マイク等の音声入力機器等により構成され、入力された指示信号をCPU11に出力する。
出力部13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等のモニター(ディスプレイ)により構成され、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、各種入力画面、評価結果等の表示を行う。また、出力部13は、音声出力部を備えていてもよい。
通信部14は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信ネットワークを介して外部機器とデータ送受信を行う。
記憶部15は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等により構成される。記憶部15は、プログラム記憶部151と、データ記憶部152を備えている。
プログラム記憶部151は、システムプログラムや、後述するテレワーク空間評価処理Aを実行するためのプログラムを始めとする各種プログラムを記憶する。各プログラムは、制御部11のCPUで読取可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部11のCPUは、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
データ記憶部152は、プログラムの実行に必要なデータを記憶する。本実施形態において、データ記憶部152には、業務リストデータ152aと、チェックリストデータ152bと、業務データベース152cと、点数データベース152dと、が記憶されている。
業務リストデータ152aは、図2に示す業務リスト141を出力部13に表示するためのデータである。業務リスト141は、テレワークで実施可能な業務内容が記載された複数の業務項目(例えば、図2のA~E)と、各業務項目に対応するチェック欄とを有し、これら複数の業務項目から、ユーザがテレワークで実施する業務を選択するためのリストである。なお、図2においては、各業務内容に業務属性(本実施形態では、集中ワーク、創造ワーク、ながらワークの少なくとも一つ)が対応付けられている例を示しているが、業務リスト141としては、図2において2点鎖線で囲まれた部分のみが表示されていればよい。
ここで、集中ワークとは、集中して行われるタイプの業務であり、主に、PCを使用した個人作業やウェブ会議などのスタイルで実行される。集中ワークを業務属性とする業務内容としては、例えば、資料作成、情報伝達会議、スケジュール管理、販売・営業、顧客、生産管理などが挙げられる。
創造ワークとは、創造的な思考が必要とされるタイプの業務であり、紙にスケッチしたり、アイディアを書き留めたり、参考図書や参考イメージを見たり、自由な体勢を取って考え込んだりするようなスタイルで実行される。創造ワークを業務属性とする業務内容としては、例えば、企画、ラフデザイン、ブレスト・アイディア創出会議、参考情報・事例調査などが挙げられる。
ながらワークとは、家事等の業務以外のことをしながら行うことが可能なタイプの業務である。ながらワークを業務属性とする業務内容としては、例えば、メールの読み書き、電話やチャットでの会話、参考VTRや資料の閲覧、会議を聞く、社内コミュニケーション、簡単な業務指示の対応などが挙げられる。
なお、業務属性は上述のものに限定されない。
チェックリストデータ152bは、図3に示すチェックリスト142を出力部13に表示するためのデータである。チェックリスト142は、テレワーク環境についての複数のチェック項目とチェック欄とを有し、ユーザがテレワークを実施しようとしている場所(テレワーク空間)について該当する項目をチェックするためのリストである。チェック項目としては、例えば、作業専用の空間にドアが付いている、生活音を遮断できる、作業スペースから子供、高齢者等の様子がすぐ確認できる、快適な室温に調整されている、作業に必要な照明器具が設置されている等、テレワーク環境に関する様々な項目が含まれる。
なお、図3においては、各チェック項目に対して業務属性ごとの点数が対応付けられている例を示しているが、チェックリスト142としては、図3において2点鎖線で囲まれた部分のみが表示されていればよい。
業務データベース152cは、業務リスト141に表示される各業務項目とその業務項目に対応する業務属性(複数であってもよい)を対応付けて記憶するデータベースである。
点数データベース152dは、チェックリスト142に表示される各チェック項目と、そのチェック項目に設定されている業務属性ごとの点数を対応付けて記憶するデータベースである。この点数は、チェック項目の環境が適している業務属性ほど高い点数が設定されている。
上記構成を有するテレワーク空間評価装置1は、事業者が管理するサーバを通じてユーザ端末に提供されるサービスとして実現されてもよいし、ユーザ端末(例えばスマートフォンやPC)にインストールされたソフトウェアの形態で実現されてもよい。
前者の場合は、サーバがテレワーク空間評価装置1として機能し、通信部14を介して接続されたユーザ端末のタッチパネル(キーボード・マウス、ディスプレイ)を、入力部12及び出力部13として利用してもよい。
後者の場合は、ユーザ端末がテレワーク空間評価装置1として機能する。
次に、テレワーク空間評価装置1の動作について説明する。
図4は、テレワーク空間評価装置1により実行されるテレワーク空間評価処理Aの流れを示すフローチャートである。テレワーク空間評価処理Aは、制御部11のCPUとプログラム記憶部151に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部11は、出力部13に業務リスト141を表示させ、入力部12により業務リスト141からユーザがテレワークで実施しようとする業務の業務項目を選択させる(ステップS1)。
次いで、制御部11は、出力部13にチェックリスト142を表示させ、入力部12によりチェックリスト142からユーザがテレワークを実施しようとする場所(テレワーク空間)の環境について該当している項目(チェック項目)を選択させる(ステップS2)。
ここで、チェックリスト142のチェック項目には、例えば、照度、音量、温度、気圧等の計測値で規定された項目が含まれていてもよい。そして、図5に示すように、制御部11は、テレワークを実施しようとする場所に配置された照度センサ2、マイク3、温度計、気圧計等による環境条件の計測値を通信部14を介して取得し、取得した計測値がチェック項目で規定されている範囲である場合に、自動的にそのチェック項目を選択することとしてもよい。
なお、照度センサ2、マイク3、温度計、気圧計等は、携行可能なものでも設置されたものでも良い。ユーザが携帯する情報端末に備わるものでもよい。
また、通信部14を介して自動的にチェックするようにしたが、入力部からユーザが計測値を入力するようにしても良い。
次いで、制御部11は、業務データベース151c及び点数データベース151dを参照し、テレワークを実施しようとする場所が選択された業務に適した環境であるか否かを示す評価点数を集計する(ステップS3)。
ステップS3において、制御部11は、例えば、選択された業務項目ごとに評価点数を算出する。
制御部11は、まず、業務データベース151cを参照し、選択された各業務項目の業務属性を取得する。次いで、点数データベース151dを参照し、選択された各チェック項目に設定されている業務属性ごとの点数を取得し、取得した点数を業務属性ごとに集計し、集計した業務属性ごとの点数を全チェック項目のその業務属性の合計点数で除算して得点率を算出する。そして、選択された業務項目ごとに、その業務項目に対応する業務属性に対して算出された得点率(複数の業務属性に該当する場合は、例えば、該当する業務属性ごとに算出された得点率を加算した点数)を、選択された業務項目ごと(すなわち、業務ごと)の評価点数とする。
また、業務属性ごとにテレワーク空間の評価点数を集計してもよい。業務属性ごとの評価点数は、例えば、点数データベース151dを参照し、選択された各チェック項目に設定されている業務属性ごとの点数を取得し、取得した点数を業務属性ごとに集計し、集計した業務属性ごとの点数を全チェック項目のその業務属性の合計点数で割った得点率を業務属性ごとの評価点数とする。
また、選択された業務項目の業務全体に対する総合の評価点数(総合点数)を算出してもよい。総合点数は、例えば、上述の業務属性ごとの得点率に、選択された業務項目による業務属性ごとの重みを乗算して足し合わせることにより算出することができる。
業務属性ごとの重みは、例えば、選択された業務項目に対応する業務属性ごとの個数を、全業務属性の合計個数で割ったものを用いることができる。例えば、図2に示す業務項目A、C、D、Eが選択された場合、集中ワークの個数は2、創造ワークの個数は2、ながらワークの個数は1であるから、集中ワークの重みは、2/5、創造ワークの重みは2/5、ながらワークの重みは1/5となる。そのため、もし上述の業務属性ごとの得点率が、集中ワークが11/20、創造ワークが3/20、ながらワークが18/20、総合点数32/60(0.53)の得点率であった場合に、ながらワークは相対的に高得点率であり総合点数も5割を超えるが、この重みを乗算すると、集中ワークが22/100、創造ワークが6/100、ながらワークが18/100、総合点数が46/300(0.15)となる。つまり、評価対象の場所は、ながらワークに適した場所ではあるが、ユーザはながらワークの比重が低く、場所がユーザにとってのテレワークに適した空間か否かの評価にはあまり寄与させないようにすることができる。
このように、選択された業務項目に対応する業務属性の個数に応じた重みを各業務属性の点数(得点率)に乗算して足し合わせて総合点数を算出することにより、ユーザが主に実施しようとする業務属性の点数の寄与度を大きくすることができ、よりユーザが実施しようとする業務に即した総合点数を算出することが可能となる。
次いで、制御部11は、算出された評価点数に応じた評価結果を出力部13により出力させ(ステップS4)、テレワーク空間評価処理Aを終了する。
例えば、選択された業務項目ごとの評価点数を出力することで、ユーザが、テレワークを実施しようとする場所がテレワークで実施しようとする各業務を行うのに適しているか否かを把握することができる。なお、制御部11は、選択された業務項目ごとの評価点数を出力する際、評価点数の順(例えば、評価点数の高い順)にソートして出力することが好ましい。これにより、テレワークで実施しようとする業務が複数ある場合、テレワークを実施しようとする場所に相応しい業務の順番をユーザが容易に把握することが可能となる。
また、業務属性ごとの評価点数を出力することで、ユーザが、テレワークを実施しようとする場所がどの業務属性の業務に適しているのかをユーザが容易に把握することが可能となる。
また、総合点数を出力することで、ユーザが、テレワークを実施しようとする場所がテレワークで実施しようとする業務全般に対してどれだけ適しているかを把握することができる。
なお、集計された各評価点数は、予め定められた評価基準に基づいてランクに変換し、ランクを出力部13に出力してもよい。これにより、ユーザに評価結果をわかりやすく提供することができる。また、評価結果(評価点数やランク)は数値を出力してもよいし、例えば、業務ごと、業務属性ごとの評価結果などはレーダーチャートなど、ユーザが直感的に比較しやすい形式で出力してもよい。
また、制御部11は、評価結果とともに、ユーザにより選択された業務項目及びそれぞれに対応する業務属性を併せて出力部13により出力することが好ましい。これにより、選択した業務がどの業務属性に該当するのかをユーザが把握することが可能となる。
また、制御部11は、評価点数とともに、ユーザにより選択された業務に対応する各業務属性の割合をそれぞれ算出して出力部13により出力することとしてもよい。これにより、ユーザが実施しようとする業務に占める各業務属性の割合をユーザが把握することができる。
また、制御部11は、選択された業務項目に対応する業務属性及びチェックリスト142の各チェック項目に設定された業務属性ごとの点数に基づいて、選択された業務項目に適した環境条件を特定し、出力部13により出力させることとしてもよい。
例えば、業務データベース151cを参照し、選択された各業務項目に対応する業務属性を取得し、最も多かった業務属性に設定されている点数が予め定められた基準以上のチェック項目(ユーザにより選択されていないチェック項目としてもよい)を点数データベース152から取得し、そのチェック項目を選択された業務項目の業務に適した環境条件として出力する。これにより、選択された業務項目の業務に適した場所とするのに必要な環境条件をユーザが把握することが可能となる。
また、制御部11は、選択されたチェック項目に設定された業務属性ごとの点数及び業務リストの各業務項目に対応する業務属性に基づいて、テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目(例えば、そのうち選択されていない業務項目)を特定して出力部13により出力させることとしてもよい。
例えば、選択されたチェック項目から算出される点数が予め定められた基準を超える業務属性に対応する業務項目のうち、選択されていない業務項目を特定して出力部13に出力させることとしてもよい。これにより、テレワークを実施しようとする場所に適した業務であって、ユーザが選択していない業務を把握することが可能となる。なお、選択されていない業務項目だけでなく、選択された業務項目についても出力することとしてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態におけるテレワーク空間評価装置1の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、第2の実施形態におけるテレワーク空間評価装置1の動作について説明する。
図6は、第2の実施形態においてテレワーク空間評価装置1により実行されるテレワーク空間評価処理Bの流れを示すフローチャートである。テレワーク空間評価処理Bは、制御部11のCPUとプログラム記憶部151に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部11は、出力部13によりチェックリスト142を表示させ、入力部12によりチェックリスト142からユーザがテレワークを実施しようとする場所(テレワーク空間)の環境について該当する項目を選択させる(ステップS11)。
次いで、制御部11は、点数データベース152dを参照し、チェックリスト142で選択された各チェック項目に設定されている業務属性ごとの点数を取得し、業務属性ごとに集計する(ステップS12)。
次いで、制御部11は、集計した業務属性ごとの点数と、業務リスト141の複数の業務項目のそれぞれに対応する業務属性とに基づいて、テレワークを実施しようとする場所の環境に適した業務項目を特定する(ステップS13)。
例えば、業務データベース151cを参照し、集計した点数が最も高い業務属性に対応する業務項目を、テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目として特定する。
そして、制御部11は、特定した業務項目を出力部13により出力させ(ステップS14)、テレワーク空間評価処理Bを終了する。
このように、第2の実施形態では、テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目を出力することで、テレワークを実施しようとする場所の環境に適した業務項目をユーザが把握することが可能となる。その結果、テレワークを実施しようとする場所がテレワークで実施しようとする業務に適した環境であるかをユーザが把握することが可能となる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図7は、第3の実施形態におけるテレワーク空間評価装置1Aの機能的構成を示すブロック図である。図7に示すように、テレワーク空間評価装置1Aは、第1の実施形態で説明した図1のテレワーク空間評価装置1の構成に加えて、分析部16を備えている。なお、本実施形態では、業務データベース151cと点数データベース151dは備えていても備えていなくてもよい。
分析部16は、AI(artificial intelligence)であり、CPUと分析部16内に記憶されている各種学習プログラムとの協働により実現されることとするが、専用のハードウエアにより構成されることとしてもよい。
分析部16は、過去に実施されたテレワークについての、テレワークで実施された業務の情報と、テレワークが実施された場所についてチェックリスト142からチェックされたチェック項目の情報と、テレワークで実施された業務に対しての評価情報と、を対応付けて学習用データとして蓄積記憶して機械学習を行うことにより、テレワークを実施しようとする場所が前記選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行う。
上述の業務に対する評価情報は、例えば、評価者(業務を行った者、上司等)による評価(例えば、業務がうまくいったか、成果があったかをランク付けしたもの)である。ただし、評価者による評価は人の感性によるものであるため、テレワーク実施中のテレワーク空間やテレワーク実施者に対する計測値(例えば、温度(温度差)、照度、気圧、心拍、時間帯、音量等)を併せて取得し、入力された評価情報に計測値に基づく係数を乗算してテレワーク実施中の環境や本人の状態等を加味してもよい。
また、学習用データとしては、上述の情報に加えて、さらに、テレワーク実施場所の撮影画像を含めることとしてもよい。
例えば、テレワーク空間評価装置1Aにおいて、入力部12によりテレワークの実施結果の入力処理の実施が指示されると、制御部11は、図2に示す業務リスト141や図3に示すチェックリスト142、評価情報の入力欄等を出力部13により表示させ、テレワークで実施された業務の情報と、テレワークを実施した場所についてチェックされたチェック項目の情報と、評価情報とを対応付けて学習用データとして分析部16に出力する。分析部16は、入力された学習用データを蓄積記憶する。分析部16は、蓄積された学習用データを用いて、所定のタイミングで機械学習モデルを生成する。この機械学習モデルは、例えば、業務リスト141からテレワークで実施しようとする業務の業務項目が選択され、チェクリスト142からテレワークを実施しようとする場所の環境について該当する項目が選択された場合に、テレワークを実施しようとする場所が選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行うためのものである。あるいは、機械学習モデルは、例えば、チェクリスト142からテレワークを実施しようとする場所の環境について該当する項目が選択された場合に、テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目を抽出するものであってもよい。本実施形態の分析部16は、双方の機械学習モデルを生成することとして説明する。なお、機械学習の種類としては、例えば、Deep Learning(ディープラーニング)等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
また、テレワーク空間評価装置1Aにおいて、入力部12によりテレワークを実施しようとする場所の評価処理の実施が指示されると、制御部11は、図2に示す業務リスト141や図3に示すチェックリスト142を出力部13により表示させ、入力部12によるテレワークで実施しようとする業務項目の選択、及びテレワークを実施しようとする場所が該当するチェック項目の選択を受け付ける。そして、選択された業務項目、チェック項目の情報を分析部16に出力する。
分析部16は、入力された業務項目、チェック項目の情報に基づいて、機械学習モデルにより、テレワークを実施しようとする場所が選択した業務を実施するのに適しているか否かの評価を行い、評価結果を出力部13により出力させる。
なお、テレワークを実施しようとする場所についてのチェック項目の選択は、ユーザによるチェックリスト142からのチェック項目の選択に代えて、テレワークを実施しようとする場所(例えば、ネットカフェやレンタルオフィス等)についてのインターネット上の口コミサイトの口コミ情報を用いてテレワーク空間評価装置1で自動的に行うこととしてもよい。この選択手法は、第1、第2の実施形態にも適用可能である。
例えば、テレワークを実施しようとする場所として、入力部12によりその場所の口コミサイトのURLの情報等が入力されると、制御部11は、入力された情報に基づき通信部14により口コミサイトにアクセスして口コミ情報を取得する。そして、口コミ情報のテキストデータとチェックリストのチェック項目のテキストデータとを照合し、その場所について該当しているチェック項目を特定する。そして、特定したチェック項目を選択されたチェック項目として分析部16に出力する。
口コミ情報を用いてチェックリスト142のチェック項目の選択を行うことで、ユーザがチェック項目を選択する手間を省くことができる。また、ユーザがテレワークを実施しようとする場所に行ったことがない場合であっても、その場所の環境に該当するチェック項目を選択することができる。
また、口コミ情報にその場所の画像情報が含まれている場合、制御部11はその画像情報を取得して分析部16に出力し、分析部16は、入力された画像情報と学習用データの画像情報とを照合し、照合結果に基づいて、テレワークを実施しようとする場所が選択した業務を実施するのに適しているか否かの評価を行う。例えば、分析部16は、取得した画像情報と類似度の高い画像情報が紐づけられた学習用データの評価情報に基づいて評価を行う。
また、テレワーク空間評価装置1Aにおいて、入力部12によりテレワークを実施しようとする場所に適した業務の提案処理の実施が指示されると、制御部11は、図3に示すチェックリスト142を出力部13により表示させ、入力部12によるテレワークを実施しようとする場所が該当するチェック項目の選択を受け付ける。そして、選択されたチェック項目の情報を分析部16に出力する。
分析部16は、入力されたチェック項目の情報に基づいて、機械学習モデルにより、テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目を抽出し、抽出した業務項目を出力部13により出力させる。
テレワークを実施しようとする場所についてのチェック項目の選択は、上述のように、チェックリスト142からのチェック項目の選択に代えて、テレワークを実施しようとする場所(例えば、ネットカフェやレンタルオフィス等)についてのインターネット上の口コミサイトの口コミ情報に基づいて自動的に選択することとしてもよい。
また、口コミ情報にその場所の画像情報が含まれている場合、制御部11はその画像情報を取得して分析部16に出力し、分析部16は、入力された画像情報と学習用データの画像情報とを照合し、照合結果に基づいて、テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目を抽出する。
このように、第3の実施形態では、過去に実施されたテレワークについての評価に基づいて、これから実施するテレワークの実施場所の評価を行うので、過去の経験に基づく評価をユーザに提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態における記述は、本発明に係る好適な一例であり、これに限定されるものではない。
また、テレワーク空間評価装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1、1A テレワーク空間評価装置
11 制御部(評価手段、計測値取得手段、取得手段、特定手段)
12 入力部(業務選択手段、環境選択手段)
13 出力部(出力手段)
14 通信部
15 記憶部(記憶手段)
16 分析部
141 業務リスト
142 チェックリスト
151 プログラム記憶部
152 データ記憶部
152a 業務リストデータ
152b チェックリストデータ
152c 業務データベース
152d 点数データベース

Claims (9)

  1. コンピュータを、
    複数の業務項目を有する業務リストからテレワークで実施しようとする業務項目を選択するための業務選択手段、
    テレワーク環境についての複数のチェック項目を有するチェックリストからテレワークを実施しようとする場所について該当する項目を選択するための環境選択手段、
    前記業務選択手段により選択された業務項目及び前記環境選択手段により選択されたチェック項目に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所が前記業務選択手段により選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行う評価手段、
    前記評価手段による評価結果を出力する出力手段、
    として機能させ
    前記複数の業務項目のそれぞれには、複数の業務属性のうちの少なくとも一つが対応付けられており、
    前記複数のチェック項目のそれぞれには、前記業務属性ごとの点数が設定されており、
    前記評価手段は、前記業務選択手段により選択された業務項目に対応する業務属性と、前記環境選択手段により選択されたチェック項目に設定された前記業務属性ごとの点数と、に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所が前記業務に適した環境であるか否かを示す評価点数を算出し、
    前記出力手段は、前記評価手段により算出された評価点数に応じた評価結果を出力する、
    テレワーク空間評価プログラム。
  2. 前記評価手段は、前記環境選択手段により選択された各チェック項目に設定された業務属性ごとの点数を取得して業務属性ごとに集計し、集計した業務属性ごとの点数を全チェック項目に設定されたその業務属性の点数の合計で除算して得点率を算出し、前記業務選択手段で選択された各業務項目に対応する業務属性に対して算出された得点率を、前記テレワークを実施しようとする場所が前記各業務項目の業務に適した環境であるか否かを示す評価点数とすることで、前記業務選択手段で選択された業務項目ごとに、前記評価点数を算出する請求項に記載のテレワーク空間評価プログラム
  3. 前記評価手段は、前記環境選択手段により選択された各チェック項目に設定された業務属性ごとの点数を取得して業務属性ごとに集計し、集計した業務属性ごとの点数を全チェック項目に設定されたその業務属性の点数の合計で除算して前記業務属性ごとの得点率を算出し、前記業務属性ごとに算出された得点率のそれぞれに前記業務選択手段で選択された業務項目に対応する前記業務属性の個数に基づく重みを乗算して足し合わせることにより、前記業務選択手段で選択された複数の業務項目の業務全体に対する総合の評価点数を算出する請求項1又は2に記載のテレワーク空間評価プログラム
  4. 前記コンピュータを、さらに、
    前記テレワークを実施しようとする場所の環境条件を計測した計測値を取得する計測値取得手段として機能させ
    前記環境選択手段は、前記計測値取得手段により取得された計測値に基づいて、前記複数のチェック項目の中から前記テレワークを実施しようとする場所の環境について該当する項目を選択する請求項1~3のいずれか一項に記載のテレワーク空間評価プログラム
  5. 前記コンピュータを、さらに、
    前記業務選択手段により選択された業務項目に対応する業務属性及び前記チェックリストの各チェック項目に設定された前記業務属性ごとの点数に基づいて、前記選択された業務項目の業務に適した環境条件を特定する手段として機能させ
    前記出力手段は、さらに、前記選択された業務項目の業務に適した環境条件を出力する請求項1~4のいずれか一項に記載のテレワーク空間評価プログラム
  6. 前記コンピュータを、さらに、
    前記環境選択手段により選択されたチェック項目に設定された前記業務属性ごとの点数及び前記業務リストの各業務項目に対応する業務属性に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目を特定する手段として機能させ
    前記出力手段は、さらに、前記テレワークを実施しようとする場所に適した業務項目を出力する請求項1~5のいずれか一項に記載のテレワーク空間評価プログラム
  7. コンピュータを、
    複数の業務項目を有する業務リストからテレワークで実施しようとする業務項目を選択するための業務選択手段、
    テレワーク環境についての複数のチェック項目を有するチェックリストからテレワークを実施しようとする場所について該当する項目を選択するための環境選択手段、
    前記業務選択手段により選択された業務項目及び前記環境選択手段により選択されたチェック項目に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所が前記業務選択手段により選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行う評価手段、
    前記評価手段による評価結果を出力する出力手段、
    として機能させ、
    前記評価手段は、AI(Artificial Intelligence)による分析手段により構成され、
    前記分析手段は、過去に実施されたテレワークについての、前記テレワークで実施された業務の情報と、前記テレワークが実施された場所の環境についてチェックされたチェック項目の情報と、前記場所で実施された前記業務に対する評価情報と、を対応付けて学習用データとして蓄積して機械学習を行うことにより、前記テレワークを実施しようとする場所が前記選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行う、
    レワーク空間評価プログラム
  8. 前記学習用データは、前記テレワークが実施された場所についての画像情報を含み、
    前記コンピュータを、さらに、
    前記テレワークを実施しようとする場所の口コミ情報を取得する取得手段として機能させ、
    前記分析手段は、前記取得手段により取得された口コミ情報に画像情報が含まれている場合は、前記学習用データの画像情報と前記口コミ情報に含まれる画像情報を照合し、照合結果に基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所が前記選択された業務項目の業務に適した環境であるか否かの評価を行う請求項に記載のテレワーク空間評価プログラム
  9. コンピュータを、
    テレワーク環境についての複数のチェック項目を有するチェックリストからテレワークを実施しようとする場所の環境について該当する項目を選択するための環境選択手段、
    複数の業務属性のうちの少なくとも一つが対応付けられた複数の業務項目を記憶するとともに、前記複数のチェック項目及びそのチェック項目に設定されている前記複数の業務属性ごとの点数とを対応付けて記憶する記憶手段、
    前記環境選択手段により選択された項目に設定されている前記業務属性ごとの点数と、前記複数の業務項目のそれぞれに対応する業務属性とに基づいて、前記テレワークを実施しようとする場所の環境に適した業務項目を特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された業務項目を出力する出力手段、
    として機能させるためのテレワーク空間評価プログラム。
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