以下において、図面を参照しながら本開示の実施例をより詳細に説明する。本開示のいくつかの実施例を図面に示しているが、本開示は種々の形態で実現でき、且つ本明細書に説明される実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、逆に、これらの実施例は本開示をより明確且つ完全に理解するために提供されることを理解すべきである。本開示の図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことを理解すべきである。
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行されてもよく、及び/又は並行して実行されてもよいことを理解すべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップを含んでもよく、及び/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲はこの点で限定されない。
本明細書で使用される「含む」という技術用語及びその変形は、開放的な包含であり、即ち「含むがそれに限定されない」との意味である。「基づく」という技術用語は、「少なくとも部分的に基づく」との意味である。「一実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの実施例」を表し、「別の実施例」という技術用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、「いくつかの実施例」という技術用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。その他の用語の関連する定義は、後文で説明される。
本開示で言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものではないことに注意する必要がある。
本開示で言及される「1つの」、「複数の」という修飾は、限定的なものではなく、例示的なものであり、当業者であれば、文脈において別段の明示的な指摘がない限り、「1つ又は複数の」と理解されるべきであることを理解すべきであることに注意が必要である。
本開示の実施形態における複数の装置の間でインタラクションするメッセージ又は情報の名称は、説明するためのものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。
本開示のインタラクション方法による一実施例のフローを示す図1を参照されたい。該インタラクション方法は端末機器に応用される。図1に示す該インタラクション方法は、下記のステップ101及びステップ102を含む。
ステップ101では、マルチメディア会議コントロールに対するトリガ操作が検出されたことに応えて、サーバにマルチメディア会議開始リクエストを送信する。
本実施例では、インタラクション方法の実行主体(例えば、端末機器)は、マルチメディア会議コントロールに対するトリガ操作が検出されたことに応えて、サーバにマルチメディア会議開始リクエストを送信することができる。
本実施例では、上記マルチメディア会議コントロールはマルチメディア会議を開始するようにトリガすることができる。
ここで、マルチメディア会議は、マルチメディア方式によるオンライン会議であってもよい。マルチメディアは、音声と映像のうちの少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。
いくつかの実施例では、マルチメディア会議はリアルタイム会議であってもよいし、予約会議であってもよい。ここで、リアルタイム会議は、作成されたことに応えて直ちに開始される会議であってもよい。予約会議は、作成されたことに応えて招待を送った、未来の所定の時点で開始される会議であってもよい。
いくつかの利用シーンでは、マルチメディア会議における会議参加対象は少なくとも2つの役割に分けてもよい。例えば、会議参加対象は、ホストと参加者を含んでもよい。マルチメディア会議のホストは、会議開催者であってもよい。
例として、甲がオンライン会議予約を作成し、且つ乙と丙を招待したが、このときに、甲を会議の開催者、即ち会議のホストと見なしてもよく、乙と丙を会議の参加者と見なしてもよい。
いくつかの実施例では、上記マルチメディア会議コントロールは会議開始権限を有するユーザのクライアントに表示されてもよい。会議開始権限を有するユーザは、会議のホストと会議の参加者のうちの少なくとも一方を含んでもよいが、これらに限定されない。
本実施例では、マルチメディア会議を開始するアプリケーションは、任意種類のアプリケーションであってもよく、ここで限定されない。例えば、上記アプリケーションは、リアルタイムビデオ会議類アプリケーション、通信類アプリケーション、ビデオ再生類アプリケーション及びメール類アプリケーション等であってもよい。
本実施例では、上記サーバは、前記マルチメディア会議開始リクエストに基づいてマルチメディア会議を開始すると決定したことに応えて、マルチメディア会議を開始する。
ここで、上記サーバは、マルチメディア会議開始リクエストを受信したことに応えて、マルチメディア会議開始リクエストを検証し、会議開始条件を満たすことが確定されたことに応えて、前記マルチメディア会議開始リクエストに基づいてマルチメディア会議を開始すると決定することができる。
いくつかの実施例では、上記会議開始条件は、予め設置されたものであってもよい。会議開始条件は、予め設定された会議開始時間になったことと、マルチメディア会議開始リクエストを送信したユーザが予め設定されたブラックリストに属しないこととのうちの少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。
ここで、マルチメディア会議を開始することは、会議参加対象のマルチメディア会議ストリームの受信及び転送を含んでもよい。例として、甲、乙及び丙が会議参加対象となり、サーバは乙と丙のマルチメディア会議ストリームを甲に転送して、甲がマルチメディア会議画面に表示することに供することができ、サーバは甲と丙のマルチメディア会議ストリームを乙に転送して、乙がマルチメディア会議画面に表示することに供することができ、サーバは甲と乙のマルチメディア会議ストリームを丙に転送して、丙がマルチメディア会議画面に表示することに供することができる。
ここで、マルチメディア会議ストリームは、マルチメディア会議データの集合を含んでもよい。理解できるように、マルチメディア会議開催中、会議参加対象がマルチメディア会議データを絶え間なくサーバに送信し、このときに、会議参加対象がサーバに送信するデータの集合を具体的にマルチメディア会議ストリームと称してもよい。
いくつかの実施例では、マルチメディア会議ストリームは、オーディオ会議ストリーム、ビデオ会議ストリームのうちの少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。
ステップ102では、会議ライブ配信確認コントロールに対する確認操作が検出されたことに応えて、サーバに会議ライブ配信確認情報を送信する。
本実施例では、インタラクション方法の実行主体(例えば、端末機器)は、会議ライブ配信確認コントロールに対する確認操作を検出したことに応えて、サーバに会議ライブ配信確認情報を送信することができる。
ここで、会議ライブ配信確認情報は、ユーザが会議ライブ配信を開始することを確認し、即ち、今回のマルチメディア会議を会議参加対象以外の人員にライブ配信できるように、ユーザがサーバに権限を付与したことを指示するためのものである。
本実施例では、前記サーバが、前記会議ライブ配信確認情報を受信し、且つマルチメディア会議ストリームを受信したことに応えて、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成する。
いくつかの実施例では、上記サーバによる上記会議ライブ配信確認情報の受信は、マルチメディア会議開始前に行ってもよいし、マルチメディア会議開催中に行ってもよい。マルチメディア会議開始前であれば、サーバがマルチメディア会議ストリームを受信していないため、ライブ配信を開始することができなく、このような場合に、サーバは、会議ライブ配信確認情報を受信した後、直ちにライブ配信を開始せず、マルチメディア会議が開始されてマルチメディア会議ストリームが受信された後にライブ配信を開始することができる。
ここで、前記マルチメディア会議ストリームが前記マルチメディア会議の会議参加対象によりサーバに送信される。
ここで、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成することは、各種の方式で実現できる。
いくつかの実施例では、受信された少なくとも1つの会議参加対象からのマルチメディア会議ストリームを合流させてライブ配信ストリームとしてもよい。例として、甲、乙、丙といった3人の会議参加対象のマルチメディア会議ストリームを合流させてライブ配信ストリームとすることができる。
説明が必要であるように、本実施例により提供されたインタラクション方法によれば、マルチメディア会議開始コントロールと会議ライブ配信確認コントロールを提供し、次にユーザが会議を開始し且つ会議ライブ配信の開始を確認した後、サーバがマルチメディア会議ストリームに基づいてライブ配信ストリームを生成することによって、マルチメディア会議の滑らかさを確保した上で、より多いユーザがマルチメディア会議ストリームを受信可能にする。
説明が必要であるように、オンラインマルチメディア会議において、会議通信圧力は会議参加者人数の増加に伴い大きくなる。従って、マルチメディア会議の滑らかさを確保するために、通信資源が一定する場合に、会議参加者人数を制限する必要があり、このようにして、多い人数のマルチメディア会議にとって、円滑に行うことができない。本開示により提供された解決手段によれば、マルチメディア会議ストリームをライブ配信ストリームにすることで、マルチメディア会議の通信圧力を低減させて滑らかさを確保できると共に、マルチメディア会議を受信する人数に対する制限を取り除いた。
いくつかの実施例では、前記サーバは会議サーバとライブ配信サーバを含む。
ここで、会議サーバはマルチメディア会議の会議論理を保つことに利用可能である。会議サーバは会議参加対象との情報交換を行うことができる。ここで、会議論理は、会議識別子の生成、会議の開始時間、会議参加対象間の情報転送論理等のうちの少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。
ここで、ライブ配信サーバはライブ配信機能を提供することに利用可能である。ライブ配信サーバは会議視聴対象との情報交換を行うことができる。例として、ライブ配信サーバは、会議視聴待ち対象(ライブ配信ストリーム取得リクエストを送信したが、ライブ配信ストリームを取得できない可能性がある対象)のライブ配信ストリーム取得リクエストを受信し、次にライブ配信ストリーム取得リクエストに対して権限を検証し、ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定することができる。
いくつかの実施例では、会議サーバによってライブ配信ストリームを生成することができる。前記会議サーバは、前記会議ライブ配信確認情報を受信したことに応えて、且つマルチメディア会議ストリームを受信したことに応えて、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成するステップと、生成したライブ配信ストリームを前記ライブ配信サーバに送信するステップと、を実行する。
説明が必要であるように、会議サーバがライブ配信ストリームを生成し、次にライブ配信サーバに送信する場合は、会議サーバが直接会議視聴対象とインタラクションする場合に比べて、会議サーバの通信圧力を低減させることができる。例を挙げて言えば、2人の会議視聴対象がいる場合に、ライブ配信サーバを設置しなければ、会議サーバが2人の会議視聴対象に合計2経路のライブ配信ストリームを送信する必要があるが、ライブ配信サーバを設置すれば、会議サーバがライブ配信サーバに1経路のライブ配信ストリームを送信すればよく、次に、ライブ配信サーバがこれら2人の会議視聴対象にライブ配信ストリームを送信する。以上から分かるように、ライブ配信サーバの設置によって、会議サーバの通信量を減少して、マルチメディア会議の滑らかさを確保することができる。
いくつかの実施例では、ライブ配信サーバによってライブ配信ストリームを生成することができる。前記会議サーバは、前記会議ライブ配信確認情報を受信したことに応えて、且つマルチメディア会議ストリームを受信したことに応えて、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、前記マルチメディア会議ストリームを前記ライブ配信サーバに送信するステップを実行し、前記ライブ配信サーバは、受信されたマルチメディア会議ストリームにより、前記ライブ配信ストリームを生成する。
説明が必要であるように、会議サーバがマルチメディア会議ストリームをライブ配信サーバに送信し、次にライブ配信サーバがライブ配信ストリームを生成することで、更に会議サーバの計算圧力を低減させることができ、これによって更にマルチメディア会議の滑らかさを確保する。
いくつかの実施例では、会議サーバは、会議論理サーバとメディアサーバを含んでもよい。ここで、会議論理サーバは、例えば会議ユーザ情報等のいくつかの会議論理をサポートすることに利用可能である。上記メディアサーバはマルチメディアデータストリームの転送をサポートすることに利用可能である。例えば、各会議参加対象のマルチメディアデータストリームを他の会議参加対象に転送することができる。いくつかの実施例では、上記メディアサーバはライブ配信ストリームを生成し、次にライブ配信ストリームをライブ配信サーバに送信することができる。又は、他のいくつかの実施例では、メディアサーバは受信した少なくとも一部の会議参加対象のマルチメディアデータストリームをライブ配信サーバに送信することができ、また、ライブ配信サーバは受信したマルチメディアデータストリームに基づいてライブ配信ストリームを生成する。いくつかの実施例では、サーバは、前記会議ライブ配信確認情報を受信したことに応えて、ライブ配信アクセス情報を生成し、前記ライブ配信アクセス情報を、会議参加対象、目標会議視聴対象、目標ネットワークリソース出力端のうちの少なくとも1つに送信し、前記ライブ配信アクセス情報は前記ライブ配信ストリームの取得方式を指示するためのものである。
いくつかの実施例では、前記目標ネットワークリソース出力端は、目標ウェブページ、目標アプリケーションの所定画面のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、ライブ配信アクセス情報を予め配置されたウェブページ又はアプリケーションの所定の画面に直接送信し、いずれかのユーザが該ウェブページにアクセスすれば、ライブ配信アクセス情報を閲覧することができる。
例として、上記目標ウェブページは、ウェブサイトのトップページであってもよく、上記目標アプリケーションの所定の画面は、目標アプリケーションの開始画面であってもよい。
説明が必要であるように、上記ライブ配信アクセス情報を目標ネットワークリソース出力端に送信することで、目標ネットワークリソース出力端にライブ配信アクセス情報を表示して、ライブ配信ストリームを視聴できることをユーザに区別なしに通知することができる。
いくつかの実施例では、前記目標会議視聴対象は予め配置されたユーザ集合を含む。
ここで、予め配置されたユーザ集合は、サーバによって配置されたものであってもよいし、会議参加対象によって配置されたものであってもよい。
いくつかの利用シーンでは、サーバは予め配置された組織構造ツリー内のグループにライブ配信アクセス情報を送信することができる。組織構造ツリーは、サービス側が自分の提供するサービスを使用するユーザの所属する組織構造により生成するものであってもよい。例として、各組織構造ツリーは、企業身元情報を表現するルートノード、該企業の異なる部門及び/又は分岐機構を表現する子ノード及び該企業の各従業員の身元情報を表現するリーフノードを有してもよい。理解できるように、ある企業の組織構造ツリーの具体的な構造は、該企業における特定権限を有する個人により配置され、サーバにアップロードされてもよく、これに対して、企業において該特定権限を有さない従業員は組織構造ツリーを修正することができない。これらの利用シーンでは、サーバは、組織構造ツリー内の1つ又は複数の子ノードを選択することで、選択された子ノードに属するリーフノードにライブ配信アクセス情報を送信することができる。
いくつかの利用シーンでは、企業における所定範囲内の一部の人員はオンライン会議に参加できる。オンライン会議開始前又はオンライン会議開催中に、サーバはこのオンライン会議のライブ配信アクセス情報を、企業の組織構造ツリーにより決定された、いくつかのグループに送信することができ、これによって企業における他のメンバー(即ち、会議参加対象となる企業メンバーに限定されない)にオンライン会議のライブ配信視聴招待を送ることができる。
説明が必要であるように、ユーザ集合を予め配置し、次にライブ配信アクセス情報を上記ユーザ集合中のユーザにプッシュし、ライブ配信アクセス情報が特定の目標に向けてプッシュ可能であり、これによって、会議参加対象が会議毎に会議視聴対象を1つ1つ指定するステップを回避すると共に、ライブ配信アクセス情報のユーザへの送信速度を速くする。
いくつかの実施例では、サーバが前記マルチメディア会議の会議参加対象にライブ配信アクセス情報を送信し、前記方法は、受信されたライブ配信アクセス情報を表示するステップを更に含む。
ここで、サーバが会議対象にライブ配信アクセス情報を送信でき、理解できるように、会議開始前か会議開催中かを問わず、サーバが会議対象を取得できる。次に会議参加対象がライブ配信アクセス情報を共有する。これによって、会議参加対象がライブ配信アクセス情報を共有対象に共有でき、共有対象がライブ配信アクセス情報により会議ライブ配信を視聴できる。
説明が必要であるように、会議参加対象によって共有対象にライブ配信アクセス情報を共有することで、会議参加対象によって会議視聴対象を指定することを実現でき、これによってライブ配信ストリームの伝搬範囲を制御して、マルチメディア会議内容のセキュリティを確保することができる。
いくつかの実施例では、ライブ配信ストリームリクエスト対象が、前記ライブ配信アクセス情報を受信したことに応えて、下記のステップ、即ち、前記ライブ配信アクセス情報に対するトリガ操作が検出されたことに応えて、前記ライブ配信アクセス情報により、サーバにライブ配信ストリーム取得リクエストを送信するステップを実行する。
いくつかの実施例では、前記サーバが前記ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、前記ライブ配信ストリームリクエスト対象にライブ配信ストリームを送信するか否かを決定する。言い換えると、サーバが、ライブ配信ストリーム取得リクエストに対して権限を検証して、ライブ配信ストリームリクエスト対象にライブ配信ストリームを取得する権限があるか否かを決定することができ、これによって、ライブ配信ストリームのデータセキュリティを確保することができる。
ここで、サーバによるライブ配信ストリーム取得リクエストの権限検証は各種の方式で実現できる。
いくつかの実施例では、ライブ配信ストリームリクエスト対象が、前記ライブ配信ストリームを受信したことに応えて、前記ライブ配信ストリームを再生する。
いくつかの実施例では、ライブ配信ストリームリクエスト対象が、ライブ配信ストリームを受信できなかったことに応えて、ライブ配信失敗指示情報を表示する。
ここで、ライブ配信ストリームリクエスト対象とは、ライブ配信アクセス情報を受信し、且つライブ配信リクエストを送った対象を指してもよい。理解できるように、サーバがライブ配信アクセス情報を送信する各種の経路に対応するように、ライブ配信アクセス情報を受信する端末は、各種の経路を介してライブ配信アクセス情報を受信することができる。
理解できるように、ライブ配信アクセス情報は、会議参加対象から端末ユーザに共有されてもよいし、サーバが予め配置されたユーザ集合にライブ配信アクセス情報を送信することで端末ユーザに送信されてもよいし、端末ユーザが、あるウェブページを開くと、このウェブページに表示されてもよく、即ち、端末ユーザがウェブページを開かないときに、ライブ配信アクセス情報を受信したことを直接的に端末ユーザに通知することがない。
理解できるように、ライブ配信アクセス情報を受信した対象が、必ずライブ配信ストリームリクエスト対象となるというわけではなく、その原因はライブ配信アクセス情報を受信した後、ライブ配信ストリーム取得リクエストを送信しない対象が存在する可能性があるためであり、ライブ配信ストリーム取得リクエストを送信したライブ配信ストリームリクエスト対象が、必ず視聴対象となるというわけではなく、その原因はライブ配信ストリーム取得リクエストを送信したライブ配信ストリームリクエスト対象がライブ配信ストリームを取得しなかった場合があるためである。
いくつかの実施例では、サーバが受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成するステップは、会議参加対象から送信されたマルチメディア会議ストリームを取得するステップと、現在発言している会議参加対象を決定するステップと、受信されたマルチメディア会議ストリームと現在発言している会議参加対象の関連情報により、前記ライブ配信ストリームを生成するステップと、を含む。
いくつかの実施例では、前記マルチメディア会議は、オーディオ会議、オーディオビデオ会議のうちの少なくとも1つを含む。理解できるように、オーディオビデオ会議とは、会議過程で、オーディオインタラクションも、ビデオインタラクションも存在するものを指す。いくつかの実施例では、上記マルチメディア会議は、オーディオビデオ会議であってもよい。
ここで、予め設定された方式で会議ライブ配信画面に現在発言している会議参加対象を表示することができる。つまり、会議ライブ配信画面は、会議参加対象の映像画面の一部又は全部を表示し、また、予め設定された方式で現在発言している会議参加対象を明示することができる。
例として、上記の予め設定された方式は、現在発言している会議参加対象の識別子を表示することと、現在発言している会議参加対象の画面に特定の標識を表示することと、ライブ配信画面の所定領域に現在発言している会議参加対象の映像を表示することと、会議ライブ配信画面が小窓モードに縮小されたときに現在発言している会議参加対象の画面のみを表示することとを含んでもよいが、これらに限定されない。理解できるように、マルチメディア会議ストリームによって対応するライブ配信ストリームを生成、表示する場合に一般に遅延が発生することがあるので、ここに記載の「現在発言している会議参加対象」において、「現在」という時刻はマルチメディア会議ストリームと同期するものである。例えば、マルチメディア会議開催中、あるt1時刻に発言していた会議参加対象がAであるが、t2時刻においてマルチメディア会議のt1時刻に対応する内容がライブ配信ストリームに表示され、このため、ライブ配信ストリームのt2時刻において、現在発言している会議参加対象とは、マルチメディア会議のt1時刻に発言していた会議参加対象Aを指す。
説明が必要であるように、現在発言している会議参加対象によりライブ配信ストリームを生成することで、ライブ配信過程で、現在会議開催中のキー情報(例えば、現在発言している会議参加対象が誰であるか)について、重点的に注意を促すことを確保できる。
いくつかの実施例では、前記マルチメディア会議はオーディオビデオ会議を含み、前記ライブ配信ストリームは、会議画面共有情報、前記会議参加対象のマルチメディア情報、現在発言している会議参加対象の関連情報のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、会議画面共有情報は、会議参加対象が共有することでスクリーンに共通表示される情報であってもよい。会議画面共有情報は、会議参加対象の共有する全部又は一部の情報であってもよい。
例として、会議画面共有情報は、共有ファイル、共有画面情報のうちの少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。
いくつかの実施例では、前記会議画面共有情報は前記会議参加対象の共有情報のうち予め定義されたタイプの情報である。
ここで、上記の予め定義されたタイプは、予め指定されたものであってもよい。例として、上記の予め定義されたタイプは、共有画面情報であってもよい。ここで、共有画面情報は、画面を共有する会議参加者の端末のディスプレイに表示されている内容の全部又は一部を画面録画することで得られたストリームデータであってもよい。説明が必要であるように、予め定義されたタイプの情報を会議画面共有情報にすることで、参加対象の共有する情報の中の秘密情報を選び出して除去することができ、秘密情報をライブ配信しないことを確保して、秘密情報のセキュリティを確保することができる。
いくつかの実施例では、前記方法は、予め設置されたライブ配信リクエストコントロールに対するトリガ操作が検出されたことに応えて、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示するステップを更に含む。
いくつかの利用シーンでは、マルチメディア会議開始前に、ライブ配信リクエストコントロールを表示することができる。次に、マルチメディア会議開始前に、会議ライブ配信確認コントロールを表示することができ、或いは、ライブ配信リクエストコントロールと会議ライブ配信確認コントロールの表示時刻の間に所定の時間差があるので、この時間差内にマルチメディア会議が開始されることがあるため、マルチメディア会議開催中に会議ライブ配信確認コントロールを表示する可能性がある。
いくつかの利用シーンでは、マルチメディア会議開催中に、ライブ配信リクエストコントロールを表示することができる。次に、マルチメディア会議開催中に、会議ライブ配信確認コントロールを表示する。
説明が必要であるように、ライブ配信リクエストコントロールを表示した後、ユーザのトリガに応えて更にライブ配信確認コントロールを表示し、会議ライブ配信の開始についてユーザに再度確認してもよく、これによってユーザが誤ってトリガすることでユーザが知らずに会議ライブ配信を開始することを回避して、ユーザが会議ライブ配信を開始したくない会議の秘密性を確保する。
いくつかの実施例では、更に他の会議参加対象から送信されたライブ配信リクエスト情報を受信したことに応えて、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示することができる。
ここで、上記ライブ配信リクエスト情報は、会議ライブ配信を開始するように上記実行主体にリクエストすることに利用可能である。
ここで、他の会議参加対象は上記実行主体以外の会議参加対象であってもよい。マルチメディア会議開始前又はマルチメディア会議開催中に、他の会議参加対象が上記実行主体にライブ配信リクエスト情報を送信してもよい。上記実行主体は上記ライブ配信リクエスト情報を受信した後、会議ライブ配信確認コントロールを表示する。
説明が必要であるように、他の会議参加対象がライブ配信リクエスト情報を送信することで、会議ライブ配信を適時に開始するように、上記実行主体の会議参加対象に注意を促すことができ、会議ライブ配信を開始することによって、マルチメディア会議の受け手範囲が広くなる。
いくつかの実施例では、予め設定された第1会議条件を満たすことが確定されたことに応えて、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示する。
ここで、上記第1会議条件は、実行主体が会議ライブ配信を開始必要であるに至ったか否かを判断するためのものであってもよい。ここで、実行主体は第1会議条件により、会議ライブ配信のタイミングを開始するタイミングを決定し、マルチメディア会議開始前であってもよいし、マルチメディア会議開催中であってもよい。
いくつかの実施例では、前記第1会議条件は、前記マルチメディア会議の会議参加対象数量が予め設定された第1人数閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議のフリーズ率が予め設定された第1フリーズ率閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議の遅延率が予め設定された第1遅延率閾値よりも大きいこととのうちの少なくとも1つを含む。
ここで、フリーズ率はマルチメディアストリーム再生時のフリーズ度合いを表現することに利用可能である。フリーズ率の計算方式は実際の状況に応じて設置でき、ここで限定されない。例として、単位時間内に再生するマルチメディアデータのフレーム数によりフリーズ率を決定できる。
ここで、遅延率はマルチメディアストリーム再生時の遅延度合いを表現することに利用可能である。遅延率の計算方式は実際の状況に応じて設置でき、ここで限定されない。例として、マルチメディアデータの送信時間とマルチメディアデータ再生時間を比較して、遅延率を生成することができる。
理解できるように、マルチメディア会議開始前に、該マルチメディア会議に参加することを予約した人数により、マルチメディア会議のパラメータの対象数量を決定することができる。
理解できるように、前記マルチメディア会議のフリーズ率が予め設定された第1フリーズ率閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議の遅延率が予め設定された第1遅延率閾値よりも大きいこととについての判断は、マルチメディア会議開催中に行ってもよい。
説明が必要であるように、上記実行主体が第1会議条件により会議ライブ配信確認コントロールを表示するか否かを判断することで、会議ライブ配信を開始必要になる時に、会議ライブ配信確認コントロールを適時に表示してユーザに注意を促すことができるため、速やかな応答速度で会議の滑らかさを確保することができる。
いくつかの実施例では、前記方法は、サーバから送信されたライブ配信問い合わせ情報が受信されたことに応えて、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示するステップを更に含み、前記ライブ配信問い合わせ情報は前記サーバが予め設定された第2会議条件を満たすことが確定されたことに応えて生成するものである。
ここで、ライブ配信問い合わせ情報はサーバが実行主体と予め定めた情報であり、実行主体がライブ配信確認コントロールを表示することをトリガするためのものである。
ここで、上記第2会議条件は、サーバが会議ライブ配信を開始必要であるに至ったか否かを判断するためのものである。ここで、サーバが第2会議条件により判断することは、マルチメディア会議開始前に行ってもよいし、マルチメディア会議開催中に行ってもよい。
いくつかの実施例では、第2会議条件は、前記マルチメディア会議の会議参加対象数量が予め設定された第2人数閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議のフリーズ率が予め設定された第2フリーズ率閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議の遅延率が予め設定された第2遅延率閾値よりも大きいこととのうちの少なくとも1つを含む。
理解できるように、サーバは、前記マルチメディア会議のフリーズ率が予め設定された第2フリーズ率閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議の遅延率が予め設定された第2遅延率閾値よりも大きいこととについての判断をマルチメディア会議開催中に行ってもよい。
説明が必要であるように、上記サーバが第2会議条件により会議参加対象に会議ライブ配信確認コントロールを表示するか否かを送信することで、サーバによって正確且つ全面的なデータを統計して、会議開始の注意を促すタイミングを決定することができ、このため、注意を促すタイミングの正確性を向上させることができる。
いくつかの利用シーンでは、第1遅延率閾値が第2遅延率閾値よりも小さく、第1フリーズ率閾値が第2フリーズ率閾値よりも小さい。説明が必要であるように、上記実行主体の遅延率閾値をサーバの遅延率閾値よりも小さくすることで、会議ライブ配信を開始必要になるタイミングに対してより敏感にすることができる。
いくつかの実施例では、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示するタイミングは、前記マルチメディア会議開始前、マルチメディア会議開催中のうちの少なくとも1つを含む。
説明が必要であるように、マルチメディア会議開始前に会議ライブ配信確認コントロールを表示することで、会議参加対象に注意を促すことができ、ユーザに予め注意を促すことができ、これによって、ユーザが会議ライブ配信を行うか否かを十分に考慮することができ、また、ユーザが会議開始前にライブ配信を開始することを確認した場合に、サーバ側はこの会議ライブ配信に対して計算資源、資源記憶及び通信資源を予め配置することができ、会議ライブ配信が開始されるときに、ライブ配信ストリームの完璧さと滑らかさを確保することができる。
説明が必要であるように、マルチメディア会議開催中に会議ライブ配信コントロールを表示することで、会議の実際の状況に応じて、会議ライブ配信を開始する必要があるか否かを決定することができ、これによって実際の会議状況に応じて柔軟的に選択する機会を与える。
いくつかの実施例では、受信されたライブ配信アクセス情報を表示する前記ステップは、前記ライブ配信アクセス情報が受信されたことに応えて、且つ前記マルチメディア会議がまだ開始していないことが確定されたことに応えて、前記ライブ配信アクセス情報を、前記マルチメディア会議を指示するカレンダーイベントに伝送するステップと、前記カレンダーイベントの表示画面に前記ライブ配信アクセス情報を表示するステップと、を含む。
ここで、カレンダーイベントの表示画面にはユーザがカレンダーに記入した一連の活動を表示することができる。マルチメディア会議を指示するカレンダーイベントは、マルチメディア会議の開始時間についてユーザに注意を促すことに利用可能である。カレンダーイベントの表示画面に上記ライブ配信アクセス情報を表示することで、上記マルチメディア会議についてユーザに注意を促すと共に、会議視聴対象を招待するためのライブ配信アクセス情報をユーザに表示することができる。
いくつかの実施例では、受信されたライブ配信アクセス情報を表示する前記ステップは、前記ライブ配信アクセス情報が受信されたことに応えて、且つ前記マルチメディア会議が行われていることが確定されたことに応えて、マルチメディア会議画面に前記ライブ配信アクセス情報を表示するステップを更に含む。
ここで、マルチメディア会議開催中にライブ配信アクセス情報が受信された場合に、会議開催中に会議ライブ配信を開始することが必要になるときに、ライブ配信アクセス情報を適時に提供することができ、また、ライブ配信アクセス情報が会議視聴対象に受信されるように、会議参加対象によってライブ配信アクセス情報を適時に共有することができる。
いくつかの実施例では、予め定義された共有確認操作が検出されたことに応えて、共有対象識別子を含む共有リクエストをサーバに送信する前記ステップの前に、前記方法は、予め定義された共有開始操作が検出されたことに応えて、候補共有対象識別子を表示するステップと、予め定義された選択操作が検出されたことに応えて、前記選択操作の向けられる候補共有対象識別子を共有対象識別子と決定するステップと、を更に含む。
例として、共有開始操作は、ユーザが「共有開始コントロール」をクリックすることであってもよく、ユーザが「共有開始コントロール」をクリックすると、端末がユーザ甲、ユーザ乙、ユーザ丙のような候補共有対象識別子を表示することができる。選択操作では表示されている候補共有対象識別子から共有対象識別子を選び出し、例えば、選択操作ではユーザ甲を選び出すことができる。
ここで、前記候補共有対象識別子は予め設置された共有可能ユーザ範囲と会議参加対象に関連するユーザにより決定される。
いくつかの実施例では、前記共有可能ユーザ範囲は、予め構築された組織アーキテクチャ及び予め確立されたユーザ間関連関係のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
ここで、組織アーキテクチャは、企業側(B側)のユーザが組織内のそれぞれのメンバーをノードとして構築したアーキテクチャであってもよい。
いくつかの利用シーンでは、候補共有対象識別子を表示するステップは、会議参加対象に選択されるように会議参加対象の組織構造ツリーを呼び出すステップを含んでもよい。
いくつかの利用シーンでは、候補共有対象識別子を表示するステップは、会議参加対象に選択されるように、会議参加対象に対して関連関係を確立されたユーザ識別子を表示するステップを含んでもよい。
いくつかの実施例では、前記共有対象が、前記ライブ配信アクセス情報に対する転送操作を検出したことに応えて、転送制限情報を生成、表示し、前記転送制限情報は前記ライブ配信アクセス情報に対して共有権限を有さないことを指示するためのものである。
いくつかの実施例では、前記共有対象は会議視聴対象を含む。
いくつかの利用シーンでは、上記ライブ配信アクセス情報は、一般会議参加対象(例えば、会議参加者)のところに表示せず、特定の会議参加対象(例えば、会議ホスト)のところに表示してもよい。このような利用シーンで、特定の会議参加対象が一般会議参加対象を共有対象として、ライブ配信アクセス情報を共有することができる。一般会議参加対象がライブ配信アクセス情報によって、ライブ配信ストリームを受信することができ、これによって、一般会議参加対象がライブ配信モードに切り換えて、会議に参加せず会議を視聴することができる。
いくつかの利用シーンでは、上記ライブ配信アクセス情報は全ての会議参加対象のところに表示してもよい。会議参加対象が上記ライブ配信アクセス情報を会議視聴対象に送信することができる。このような利用シーンで、会議視聴対象はライブ配信アクセス情報を再度転送する権限がない。
説明が必要であるように、転送を抑えてライブ配信アクセス情報の区別なし伝搬を制限することで、サーバの権限検証用の計算量を低減させることができる。
いくつかの利用シーンでは、ライブ配信アクセス情報の表示形式は共有対象の権限に応じて設置される。共有対象の権限は、転送可能又は転送制限であってもよい。共有対象の権限は様々な方式で設置可能であり、ここで限定されない。
あるいは、いくつかの実施例では、ライブ配信アクセス情報を共有対象に転送する前に、ライブ配信アクセス情報をパッケージ化することで、パッケージ化後のライブ配信アクセス情報の指示するライブ配信ストリームの記憶位置を共有対象に非表示することができ、これによって、共有対象によるライブ配信ストリームの再度転送を回避することができる。いくつかの利用シーンでは、前記共有対象の権限は転送制限権限である。前記共有対象はライブ配信ストリーム指示情報をカードにパッケージ化して表示し、前記カードにおいて転送コントロールを設置せず、ライブ配信ストリームリクエストコントロールを設置する。
説明が必要であるように、共有対象の権限に応じてパッケージ化することによりライブ配信アクセス情報の表示形式を決定することで、転送の根源から転送のためのトリガコントロールを提供しないことが可能なので、端末が転送権限がないことを表示する通知ステップが不要になり、このため、端末が転送操作に応答するステップが不要になって端末の計算量を減少させる。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信ストリーム取得リクエストはユーザ識別子を含み、前記サーバが、前記ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、前記共有対象にライブ配信ストリームを送信するか否かを決定するステップは、前記サーバが、ライブ配信ストリーム取得リクエストにおけるユーザ識別子に応じて、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
いくつかの実施例では、前記サーバが、ライブ配信ストリーム取得リクエストにおけるユーザ識別子に応じて、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップは、前記サーバが、ユーザ識別子を含むライブ配信ストリーム取得リクエストを受信したことに応えて、予め生成したホワイトリストにより、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
ここで、ホワイトリストはライブ配信ストリーム視聴権限を有するユーザを記録することができる。
説明が必要であるように、ホワイトリストの方式でライブ配信ストリーム取得リクエストに対して権限を検証することで、権限検証速度を向上させることができる。
いくつかの実施例では、前記方法は、サーバに共有対象範囲情報を送信するステップを更に含み、前記サーバが、受信された共有対象範囲情報により、共有対象範囲を決定し、且つ共有対象範囲内のユーザ識別子によりホワイトリストを生成する。
ここで、上記共有対象範囲情報は共有対象範囲を指示することに利用可能である。説明が必要であるように、共有対象範囲情報の送信については、一回の会議に対して送信してもよいし、会議ライブ配信機能に対して統一的に設定してもよい。
いくつかの利用シーンでは、実行主体は、ユーザに選択されるように候補共有対象範囲識別子をユーザに表示することができる。実行主体はユーザの選択結果を共有対象範囲情報としてサーバに送信することができる。サーバはユーザ間の関連関係を記憶してもよいし、組織構造ツリー(組織構造ツリーにおけるそれぞれの分岐のユーザ識別子)を記憶してもよい。サーバは共有対象範囲情報を受信すると、リクエストを送信したユーザ識別子と共有対象範囲情報に基づき、共有対象範囲内のユーザを決定することができる。
いくつかの実施例では、前記共有対象範囲情報は、グループ識別子、組織識別子のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、上記グループ識別子はグループを指示できる。グループは、クライアント(C側)のユーザが構築したユーザ集合であってもよい。
ここで、上記組織識別子は組織構造ツリーを指示できる。組織構造ツリーは、企業側(B側)のユーザが構築した組織アーキテクチャにより生成するグループ形式であってもよい。
いくつかの利用シーンでは、ライブ配信ストリーム取得リクエストを送信したユーザが、組織識別子の指示する組織構造ツリーにいれば、該ユーザにライブ配信ストリームを返信し、組織識別子の指示する組織アーキテクチャにいなければ、該ユーザにライブ配信ストリームを返信しない。
いくつかの利用シーンでは、ライブ配信ストリーム取得リクエストを送信したユーザが、グループ識別子の指示するグループにいれば、該ユーザにライブ配信ストリームを返信し、グループ識別子の指示するグループにいなければ、該ユーザにライブ配信ストリームに返信しない。
説明が必要であるように、共有対象範囲情報によって視聴権限を有するユーザを指示することで、まず、ユーザを1つ1つ選択することを回避でき、共有効率を向上させ、次に、転送を非制限しつつ、会議内容が組織アーキテクチャ又はグループ以外のユーザに表示されないように、ライブ配信アクセス情報を受信したユーザに対して権限を検証して、会議内容の秘密性を確保することができる。
いくつかの実施例では、前記ホワイトリストはサーバが受信した共有リクエストにおける共有対象識別子を含む。
ここで、サーバは会議参加対象から送信された共有リクエストを受信し、次に、受信した共有リクエストにおける共有対象識別子を要素としてホワイトリストを生成することができる。
説明が必要であるように、ホワイトリストにはサーバの受信した共有リクエストにおける共有対象識別子が含まれ、会議参加対象の指定した共有対象を権限のあるユーザとすることができ、共有対象の転送を非制限しつつ、会議ライブ配信ストリームの再生を会議参加対象の指定した共有対象内に制限して、会議内容の秘密性を確保することができる。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信アクセス情報はユニフォームリソースロケータ、会議識別子のうちのいずれか1つを含む。
ここで、前記ユニフォームリソースロケータは前記マルチメディア会議に基づいて生成されるライブ配信ストリームを指示するためのものであり、前記会議識別子は前記マルチメディア会議に基づくことを指示するためのものである。
ここで、ユニフォームリソースロケータは、ライブ配信のウェブサイトアドレスを含んでもよい。前記ライブ配信のウェブサイトアドレスは前記ライブ配信ストリームを再生するためのウェブページを指示することができる。
いくつかの実施例では、共有対象が、前記ライブ配信ストリームを受信したことに応えて、前記ライブ配信ストリームを再生するステップは、前記共有対象が、ユニフォームリソースロケータ又は会議識別子により取得されるライブ配信ストリームを受信したことに応えて、会議アプリケーション内又はマルチメディア再生アプリケーション内で前記ライブ配信ストリームを再生するステップを含む。
いくつかの利用シーンでは、上記共有対象が、ライブ配信ストリームを受信したことに応えて、アプリケーション内でライブ配信ストリームを再生することができる。
いくつかの実施例では、共有対象が、前記ライブ配信ストリームを受信したことに応えて、前記ライブ配信ストリームを再生するステップは、前記共有対象が、ライブ配信のウェブサイトアドレスにより取得されるライブ配信ウェブページを受信したことに応えて、ライブ配信ウェブページを表示して、前記ライブ配信ストリームを再生するステップを含む。
いくつかの利用シーンでは、上記共有対象が、ライブ配信ストリームを受信したことに応えて、ブラウザの読み取ったウェブページ内でライブ配信ストリームを再生することができる。
いくつかの実施例では、前記方法は、前記サーバがライブ配信状況情報を前記会議参加対象に送信するステップを更に含む。
ここで、前記ライブ配信状況情報は前記マルチメディア会議により開始されるライブ配信の関連状況を指示するためのものである。
いくつかの実施例では、前記方法は、マルチメディア会議画面にライブ配信状況情報を表示すステップを更に含む。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信状況情報は、ライブ配信視聴人数、ライブ配信視聴ユーザ情報のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、前記ライブ配信視聴人数は前記ライブ配信ストリームを再生する端末の数量により生成される。
ここで、上記ライブ配信視聴ユーザ情報はライブ配信視聴者の各種の事前定義情報を指示することができる。上記ライブ配信視聴ユーザ情報は、ライブ配信視聴ユーザの身元情報、ライブ配信視聴ユーザの年齢情報、ライブ配信視聴ユーザのレベル情報を含んでもよいが、これらに限定されない。ライブ配信視聴ユーザの身元情報は、ライブ配信視聴ユーザの識別子、ライブ配信視聴ユーザのプロフィール画像等のうちの少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。
説明が必要であるように、会議参加対象のマルチメディア会議画面にライブ配信状況情報を表示することで、会議参加対象に会議ライブ配信の関連状況を提供でき、これによって会議参加対象が会議ライブ配信の関連状況に応じて応答することができる。例として、会議視聴対象のうち、それに会議内容を再生することが不適切になったと会議参加対象に考えられる対象がいれば、会議参加対象がこの対象の会議視聴権限を解除することができる。
いくつかの実施例では、ライブ配信ストリーム再生画面にはフィードバック情報を受信するための情報入力コントロールが含まれ、サーバが、共有対象から送信されたフィードバック情報を受信したことに応えて、前記フィードバック情報を前記会議参加対象に送信し、また、前記方法は、マルチメディア会議画面に前記フィードバック情報を表示するステップを更に含む。
ここで、フィードバック情報は、会議視聴対象から送信された、会議ライブ配信に関連する情報であってもよい。
いくつかの実施例では、上記マルチメディア会議画面に表示されるフィードバック情報は様々な形式のものであってもよい。例として、上記フィードバック情報は弾幕形式のものであってもよい。
説明が必要であるように、上記フィードバック情報は会議視聴対象の会議ライブ配信についての意見として会議参加対象に提供可能である。このため、会議参加対象に適時に会議フィードバックを提供でき、オンライン会議のインタラクション効率が高くなる。
いくつかの実施例では、上記フィードバック情報と上記ライブ配信状況情報は、ライブ配信ストリーム画面に表示してもよい。これによって、会議視聴対象に他の会議視聴対象の会議ライブ配信についての意見を提供することができ、会議視聴対象にライブ配信状況を提供することもできる。
本開示の権限制御方法による一実施例のフローを示す図2を参照されたい。該権限制御方法がサーバに応用される。図2に示す該権限制御方法は、
ライブ配信ストリーム取得リクエストを受信するステップ201と、
ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップ202と、を含む。
いくつかの実施例では、前記方法は、ライブ配信アクセス情報を生成するステップと、ライブ配信アクセス情報を候補視聴対象に送信するステップと、を更に含む。
説明が必要であるように、図2に示す実施例は本開示における他の技術的特徴又は利用シーンと組み合わせることができ、ここで1つ1つ説明しない。
ここで、候補視聴対象は、サーバに決定される、ライブ配信ストリームを受信することを希望されるユーザであってもよい。
いくつかの実施例では、候補視聴対象が、前記ライブ配信アクセス情報に対する予め定義された共有開始操作を検出したことに応えて、下記のステップ、即ち、候補共有対象識別子を表示するステップであって、前記候補共有対象識別子は予め設置された共有可能ユーザ範囲により決定されるステップと、予め定義された選択操作が検出されたことに応えて、前記選択操作の向けられる候補共有対象識別子を共有対象識別子と決定するステップと、前記共有対象識別子を含む共有リクエストをサーバに送信するステップと、を実行する。
例として、共有開始操作は、ユーザが「共有開始コントロール」をクリックすることであってもよく、ユーザが「共有開始コントロール」をクリックすると、端末がユーザ甲、ユーザ乙及びユーザ丙のような候補共有対象識別子を表示することができる。選択操作では表示されている候補共有対象識別子から共有対象識別子を選び出す、例えば、選択操作ではユーザ甲を選び出すことができる。
ここで、前記候補共有対象識別子は予め設置された共有可能ユーザ範囲と会議参加対象に関連するユーザにより決定される。
いくつかの実施例では、前記共有対象識別子の指示する共有対象が、前記ライブ配信アクセス情報に対する転送操作を検出したことに応えて、転送制限情報を生成、表示し、前記転送制限情報は前記ライブ配信アクセス情報に対して共有権限を有さないことを指示するためのものである。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信ストリーム取得リクエストはユーザ識別子を含み、ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップは、ライブ配信ストリーム取得リクエストにおけるユーザ識別子により、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップは、ユーザ識別子を含むライブ配信ストリーム取得リクエストが受信されたことに応えて、予め生成したホワイトリストにより、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
いくつかの実施例では、前記方法は、候補視聴対象から送信された共有対象範囲情報により、共有対象範囲を決定するステップと、共有対象範囲内のユーザ識別子によりホワイトリストを生成するステップと、を更に含む。
いくつかの実施例では、前記共有対象範囲情報は、グループ識別子、組織識別子のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例では、前記ホワイトリストはサーバが受信した共有リクエストにおける共有対象識別子を含む。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信ストリームは、前記サーバが前記会議ライブ配信確認情報を受信し、且つマルチメディア会議ストリームを受信したことに応えて、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成する方式で生成される。
いくつかの実施例では、予め定義された共有確認操作が検出されたことに応えて、共有対象識別子を含む共有リクエストをサーバに送信する前記ステップの前に、前記方法は、予め定義された共有開始操作が検出されたことに応えて、候補共有対象識別子を表示するステップと、予め定義された選択操作が検出されたことに応えて、前記選択操作の向けられる候補共有対象識別子を共有対象識別子と決定するステップと、を更に含む。
いくつかの実施例では、前記共有可能ユーザ範囲は、予め構築された組織アーキテクチャ及び予め確立されたユーザ間関連関係のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
ここで、組織アーキテクチャは企業側(B側)のユーザが組織内のそれぞれのメンバーをノードとして構築したアーキテクチャであってもよい。
いくつかの利用シーンでは、候補共有対象識別子を表示するステップは、候補視聴対象に選択されるように候補視聴対象の組織構造ツリーを呼び出すステップを含んでもよい。
いくつかの利用シーンでは、候補共有対象識別子を表示するステップは、候補視聴対象に選択されるように、候補視聴対象に対して関連関係が確立されたユーザ識別子を表示するステップを含んでもよい。
いくつかの実施例では、前記共有対象が、前記ライブ配信アクセス情報に対する転送操作を検出したことに応えて、転送制限情報を生成、表示し、前記転送制限情報は前記ライブ配信アクセス情報に対して共有権限を有さないことを指示するためのものである。
いくつかの実施例では、前記共有対象は会議視聴対象を含む。
いくつかの利用シーンでは、上記ライブ配信アクセス情報は、一般候補視聴対象(例えば、会議参加者)のところには表示せず、特定の候補視聴対象(例えば、会議ホスト)のところに表示してもよい。このような利用シーンで、特定の候補視聴対象が一般候補視聴対象を共有対象として、ライブ配信アクセス情報を共有することができる。一般候補視聴対象がライブ配信アクセス情報によって、ライブ配信ストリームを受信することができ、これによって、一般候補視聴対象がライブ配信モードに切り替えて、会議に参加せず会議を視聴することができる。
いくつかの利用シーンでは、上記ライブ配信アクセス情報は全ての候補視聴対象のところに表示してもよい。候補視聴対象が上記ライブ配信アクセス情報を会議視聴対象に送信することができる。このような利用シーンで、会議視聴対象はライブ配信アクセス情報を再度転送する権限がない。
説明が必要であるように、転送を抑えてライブ配信アクセス情報の区別なし伝搬を制限することで、サーバの権限検証用の計算量を低減させることができる。
いくつかの利用シーンでは、ライブ配信アクセス情報の表示形式は共有対象の権限に応じて設置される。共有対象の権限は、転送可能又は転送制限であってもよい。共有対象の権限は様々な方式で設置可能であり、ここで限定されない。
いくつかの利用シーンでは、前記共有対象の権限は転送制限権限である。前記共有対象はライブ配信ストリーム指示情報をカードにパッケージ化して表示し、前記カードにおいて転送コントロールを設置せず、ライブ配信ストリームリクエストコントロールを設置する。
説明が必要であるように、共有対象の権限に応じてパッケージ化することにより、ライブ配信アクセス情報の表示形式を決定することで、転送の根源から転送のためのトリガコントロールを提供しないことが可能なので、端末が転送権限がないことを表示する通知ステップが不要になり、このため、端末が転送操作に応答するステップが不要になって端末の計算量を減少させる。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信ストリーム取得リクエストはユーザ識別子を含み、前記サーバが、前記ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、前記共有対象にライブ配信ストリームを送信するか否かを決定するステップは、前記サーバが、ライブ配信ストリーム取得リクエストにおけるユーザ識別子に応じて、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
いくつかの実施例では、前記サーバが、ライブ配信ストリーム取得リクエストにおけるユーザ識別子に応じて、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップは、前記サーバが、ユーザ識別子を含むライブ配信ストリーム取得リクエストを受信したことに応えて、予め生成したホワイトリストにより、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
ここで、ホワイトリストはライブ配信ストリーム視聴権限を有するユーザを記録することができる。
説明が必要であるように、ホワイトリストの方式でライブ配信ストリーム取得リクエストに対して権限を検証することで、権限検証速度を向上させることができる。
いくつかの実施例では、前記方法は、サーバに共有対象範囲情報を送信するステップを更に含み、前記サーバが、受信された共有対象範囲情報により、共有対象範囲を決定し、且つ共有対象範囲内のユーザ識別子によりホワイトリストを生成する。
ここで、上記共有対象範囲情報は共有対象範囲を指示することに利用可能である。説明が必要であるように、共有対象範囲情報の送信については、一回の会議に対して送信してもよいし、会議ライブ配信機能に対して統一的に設定してもよい。
いくつかの利用シーンでは、実行主体は、ユーザに選択されるように候補共有対象範囲識別子をユーザに表示することができる。実行主体はユーザの選択結果を共有対象範囲情報としてサーバに送信することができる。サーバはユーザ間の関連関係を記憶してもよいし、組織構造ツリー(組織構造ツリーにおけるそれぞれの分岐のユーザ識別子)を記憶してもよい。サーバは共有対象範囲情報を受信すると、リクエストを送信したユーザ識別子と共有対象範囲情報に基づき、共有対象範囲内のユーザを決定することができる。
いくつかの実施例では、前記共有対象範囲情報は、グループ識別子、組織識別子のうちの少なくとも1つを含む。
ここで、上記グループ識別子はグループを指示できる。グループは、クライアント(C側)のユーザが構築したユーザ集合であってもよい。
ここで、上記組織識別子は組織構造ツリーを指示できる。組織構造ツリーは、企業側(B側)のユーザが構築した組織アーキテクチャにより生成するグループ形式であってもよい。
いくつかの利用シーンでは、ライブ配信ストリーム取得リクエストを送信したユーザが組織識別子の指示する組織構造ツリーにいれば、該ユーザにライブ配信ストリームを返信し、組織識別子の指示する組織アーキテクチャにいなければ、該ユーザにライブ配信ストリームを返信しない。
いくつかの利用シーンでは、ライブ配信ストリーム取得リクエストを送信したユーザがグループ識別子の指示するグループにいれば、該ユーザにライブ配信ストリームを返信し、グループ識別子の指示するグループにいなければ、該ユーザにライブ配信ストリームを返信しない。
説明が必要であるように、共有対象範囲情報によって視聴権限を有するユーザを指示することで、まず、ユーザを1つ1つ選択することを回避でき、共有効率を向上させ、次に、転送を非制限しつつ、ライブ配信ストリームが組織アーキテクチャ又はグループ以外のユーザに表示されないように、ライブ配信アクセス情報を受信したユーザに対して権限を検証して、ライブ配信ストリームの秘密性を確保することができる。
いくつかの実施例では、前記ホワイトリストはサーバが受信した共有リクエストにおける共有対象識別子を含む。
ここで、サーバは候補視聴対象から送信された共有リクエストを受信し、次に、受信した共有リクエストにおける共有対象識別子を要素としてホワイトリストを生成することができる。
説明が必要であるように、ホワイトリストにはサーバの受信した共有リクエストにおける共有対象識別子が含まれ、候補視聴対象の指定した共有対象を権限のあるユーザとすることができ、共有対象の転送を非制限しつつ、会議ライブ配信ストリームの再生を候補視聴対象の指定した共有対象内に制限して、ライブ配信ストリームの秘密性を確保することができる。
更に図3を参照すると、上記の各図に示す方法を実現するためのものとして、本開示はインタラクション装置の一実施例を提供し、該装置実施例は図1に示す方法実施例に対応し、該装置は具体的に様々な電子機器に応用可能である。
図3に示すように、本実施例のインタラクション装置は、マルチメディア会議コントロールに対するトリガ操作が検出されたことに応えて、サーバにマルチメディア会議開始リクエストを送信するように構成される第1送信ユニットであって、前記サーバが、前記マルチメディア会議開始リクエストに基づいてマルチメディア会議を開始すると決定されたことに応えて、マルチメディア会議を開始する第1送信ユニットと、会議ライブ配信確認コントロールに対する確認操作が検出されたことに応えて、サーバに会議ライブ配信確認情報を送信するように構成される第2送信ユニットであって、前記サーバが、前記会議ライブ配信確認情報を受信したことに応えて、且つマルチメディア会議ストリームを受信したことに応えて、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成し、前記マルチメディア会議ストリームが前記マルチメディア会議の会議参加対象によりサーバに送信される第2送信ユニットと、を備える。
本実施例では、インタラクション装置の第1送信ユニット301と第2送信ユニット302の具体的な処理及びそれらによる技術的効果についてはそれぞれ図1に対応する実施例におけるステップ101、ステップ102の関連説明を参照すればよく、ここで詳細な説明は省略する。
いくつかの実施例では、サーバが、前記会議ライブ配信確認情報が受信されたことに応えて、ライブ配信アクセス情報を生成し、前記ライブ配信アクセス情報を、会議参加対象、目標会議視聴対象、目標ネットワークリソース出力端のうちの少なくとも1つに送信するステップを更に含み、前記ライブ配信アクセス情報は前記ライブ配信ストリームの取得方式を指示するためのものである。
いくつかの実施例では、サーバは前記マルチメディア会議の会議参加対象にライブ配信アクセス情報を送信し、前記装置は、更に、受信されたライブ配信アクセス情報を表示するように構成される。
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、予め定義された共有確認操作が検出されたことに応えて、共有確認対象識別子を含む共有リクエストをサーバに送信するように構成され、サーバが、前記共有リクエストを受信したことに応えて、前記ライブ配信アクセス情報を共有対象に送信し、前記共有確認対象識別子は前記共有確認操作の向けられる共有対象を指示する。
いくつかの実施例では、ライブ配信ストリームリクエスト対象が、前記ライブ配信アクセス情報を受信したことに応えて、下記のステップ、即ち、前記ライブ配信アクセス情報に対するトリガ操作が検出されたことに応えて、前記ライブ配信アクセス情報により、サーバにライブ配信ストリーム取得リクエストを送信するステップであって、前記サーバが前記ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、前記ライブ配信ストリームリクエスト対象にライブ配信ストリームを送信するか否かを決定するステップと、前記ライブ配信ストリームを受信したことに応えて、前記ライブ配信ストリームを再生するステップと、を実行する。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信ストリームリクエスト対象が、前記ライブ配信ストリームを受信できなかったことに応えて、ライブ配信失敗指示情報を表示する。
いくつかの実施例では、前記目標ネットワークリソース出力端は、目標ウェブページ、目標アプリケーションの所定画面のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例では、前記目標会議視聴対象は予め配置されたユーザ集合を含む。
いくつかの実施例では、前記サーバは会議サーバとライブ配信サーバを含む。
いくつかの実施例では、前記会議サーバは、前記会議ライブ配信確認情報を受信したことに応えて、且つマルチメディア会議ストリームを受信したことに応えて、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成するステップと、生成したライブ配信ストリームを前記ライブ配信サーバに送信するステップと、を実行する。
いくつかの実施例では、前記会議サーバは、前記会議ライブ配信確認情報を受信したことに応えて、且つマルチメディア会議ストリームを受信したことに応えて、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、前記マルチメディア会議ストリームを前記ライブ配信サーバに送信するステップを実行し、前記ライブ配信サーバは受信されたマルチメディア会議ストリームにより、前記ライブ配信ストリームを生成する。
いくつかの実施例では、サーバが受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成するステップは、会議参加対象から送信されたマルチメディア会議ストリームを取得するステップと、現在発言している会議参加対象を決定するステップと、受信されたマルチメディア会議ストリームと現在発言している会議参加対象の関連情報により、前記ライブ配信ストリームを生成するステップと、を含む。
いくつかの実施例では、前記マルチメディア会議は、オーディオ会議、オーディオビデオ会議のうちの少なくとも一方を含む。
いくつかの実施例では、前記マルチメディア会議はオーディオビデオ会議を含み、前記ライブ配信ストリームは、会議画面共有情報、前記会議参加対象のマルチメディア情報、現在発言している会議参加対象の関連情報のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例では、前記会議画面共有情報は前記会議参加対象の共有情報のうち予め定義されたタイプの情報である。
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、予め設置されたライブ配信リクエストコントロールに対するトリガ操作が検出されたことに応えて、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示するように構成される。
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、他の会議参加対象から送信されたライブ配信リクエスト情報を受信したことに応えて、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示するように構成される。
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、予め設定された第1会議条件を満たすことが確定されたことに応えて、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示するように構成される。
いくつかの実施例では、前記第1会議条件は、前記マルチメディア会議の会議参加対象数量が予め設定された第1人数閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議のフリーズ率が予め設定された第1フリーズ率閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議の遅延率が予め設定された第1遅延率閾値よりも大きいこととのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、サーバから送信されたライブ配信問い合わせ情報が受信されたことに応えて、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示するように構成され、前記ライブ配信問い合わせ情報は、前記サーバが、予め設定された第2会議条件を満たすことが確定されたことに応えて生成するものである。
前記第2会議条件は、前記マルチメディア会議の会議参加対象数量が予め設定された第2人数閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議のフリーズ率が予め設定された第2フリーズ率閾値よりも大きいことと、前記マルチメディア会議の遅延率が予め設定された第2遅延率閾値よりも大きいこととのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例では、前記会議ライブ配信確認コントロールを表示するタイミングは、前記マルチメディア会議開始前、マルチメディア会議開催中のうちの少なくとも一方を含む。
いくつかの実施例では、受信されたライブ配信アクセス情報を表示する前記ステップは、前記ライブ配信アクセス情報が受信されたことに応えて、且つ前記マルチメディア会議がまだ開始していないことが確定されたことに応えて、前記ライブ配信アクセス情報を、前記マルチメディア会議を指示するカレンダーイベントに伝送するステップと、前記カレンダーイベントの表示画面に前記ライブ配信アクセス情報を表示するステップと、を含む。
いくつかの実施例では、受信されたライブ配信受信情報を表示する前記ステップは、前記ライブ配信アクセス情報が受信されたことに応えて、且つ前記マルチメディア会議が行われていることが確定されたことに応えて、マルチメディア会議画面に前記ライブ配信アクセス情報を表示するステップを更に含む。
いくつかの実施例では、予め定義された共有確認操作が検出されたことに応えて、共有対象識別子を含む共有リクエストをサーバに送信する前に、前記装置は、更に、予め定義された共有開始操作が検出されたことに応えて、候補共有対象識別子を表示するステップであって、前記候補共有対象識別子は予め設置された共有可能ユーザ範囲と会議参加対象に関連するユーザにより決定されるステップと、予め定義された選択操作が検出されたことに応えて、前記選択操作の向けられる候補共有対象識別子を共有対象識別子と決定するステップとを実行するように構成される。
いくつかの実施例では、前記共有可能ユーザ範囲は、予め構築された組織アーキテクチャ及び予め確立されたユーザ間関連関係のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
いくつかの実施例では、前記共有対象が、前記ライブ配信アクセス情報に対する転送操作が検出されたことに応えて、転送制限情報を生成、表示し、前記転送制限情報は前記ライブ配信アクセス情報に対して共有権限を有さないことを指示するためのものである。
いくつかの実施例では、ライブ配信アクセス情報の表示形式は共有対象の権限に応じて設置される。
いくつかの実施例では、前記共有対象の権限は転送制限権限であり、前記共有対象はライブ配信ストリーム指示情報をカードにパッケージ化して表示し、前記カードにおいて転送コントロールを設置せず、ライブ配信ストリームリクエストコントロールを設置する。
いくつかの実施例では、前記共有対象は、会議視聴対象の少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信ストリーム取得リクエストはユーザ識別子を含み、
前記サーバが、前記ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、前記共有対象にライブ配信ストリームを送信するか否かを決定するステップは、前記サーバが、ライブ配信ストリーム取得リクエストにおけるユーザ識別子に応じて、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
いくつかの実施例では、前記サーバが、ライブ配信ストリーム取得リクエストにおけるユーザ識別子に応じて、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップは、前記サーバが、ユーザ識別子を含むライブ配信ストリーム取得リクエストを受信したことに応えて、予め生成したホワイトリストにより、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
いくつかの実施例では、前記装置は、更に、サーバに共有対象範囲情報を送信するように構成され、前記サーバが、受信された共有対象範囲情報により、共有対象範囲を決定し、且つ共有対象範囲内のユーザ識別子によりホワイトリストを生成する。
いくつかの実施例では、前記共有対象範囲情報は、グループ識別子、組織識別子のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例では、前記ホワイトリストは、サーバが受信した共有リクエストにおける共有対象識別子を含む。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信アクセス情報は、ユニフォームリソースロケータ、会議識別子のいずれか1つを含み、その中で、前記ライブ配信のウェブサイトアドレスは前記ライブ配信ストリームを再生するためのウェブページを指示し、前記ユニフォームリソースロケータは前記マルチメディア会議に基づいて生成するライブ配信ストリームを指示するためのものであり、前記会議識別子は前記マルチメディア会議に基づくことを指示するためのものである。
いくつかの実施例では、共有対象が、前記ライブ配信ストリームを受信したことに応えて、前記ライブ配信ストリームを再生するステップは、前記共有対象が、ユニフォームリソースロケータ又は会議識別子により取得されるライブ配信ストリームを受信したことに応えて、会議アプリケーション内又はマルチメディア再生アプリケーション内で前記ライブ配信ストリームを再生するステップを含む。
いくつかの実施例では、共有対象が、前記ライブ配信ストリームを受信したことに応えて、前記ライブ配信ストリームを再生するステップは、前記共有対象が、ライブ配信のウェブサイトアドレスにより取得されるライブ配信ウェブページを受信したことに応えて、ライブ配信ウェブページを表示して、前記ライブ配信ストリームを再生するステップを含む。
いくつかの実施例では、前記サーバがライブ配信状況情報を前記会議参加対象に送信するステップを更に含み、前記ライブ配信状況情報は前記マルチメディア会議により開始されるライブ配信の関連状況を指示するためのものであり、前記装置は、更に、マルチメディア会議画面にライブ配信状況情報を表示するように構成される。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信状況情報は、ライブ配信視聴人数、ライブ配信視聴ユーザ情報のうちの少なくとも1つを含み、前記ライブ配信視聴人数は前記ライブ配信ストリームを再生する端末の数量により生成される。
いくつかの実施例では、ライブ配信ストリーム再生画面にはフィードバック情報を受信するための情報入力コントロールが含まれ、サーバが、共有対象から送信されたフィードバック情報を受信したことに応えて、前記フィードバック情報を前記会議参加対象に送信し、また、前記装置は、更に、マルチメディア会議画面に前記フィードバック情報を表示するように構成される。更に図4を参照すると、上記の各図に示す方法を実現するためのものとして、本開示は権限制御装置の一実施例を提供し、該装置実施例は図2に示す方法実施例に対応し、該装置は具体的に様々な電子機器に応用可能である。
図4に示すように、本実施例の権限制御装置は、ライブ配信ストリーム取得リクエストを受信するように構成される受信モジュールと、ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するように構成される決定モジュールと、を備える。
本実施例では、権限制御装置の受信モジュール401と決定モジュール402の具体的な処理及びそれらによる技術的効果についてはそれぞれ図2に対応する実施例におけるステップ201、ステップ202の関連説明を参照すればよく、ここで詳細な説明は省略する。
いくつかの実施例では、前記装置は、ライブ配信アクセス情報を生成することと、ライブ配信アクセス情報を候補視聴対象に送信することとを更に含む。
いくつかの実施例では、候補視聴対象が、前記ライブ配信アクセス情報に対する予め定義された共有開始操作を検出したことに応えて、下記のステップ、即ち、候補共有対象識別子を表示するステップであって、前記候補共有対象識別子は予め設置された共有可能ユーザ範囲により決定されるステップと、予め定義された選択操作が検出されたことに応えて、前記選択操作の向けられる候補共有対象識別子を共有対象識別子と決定するステップと、前記共有対象識別子を含む共有リクエストをサーバに送信するステップと、を実行する。
いくつかの実施例では、前記共有可能ユーザ範囲は、予め構築された組織アーキテクチャ及び予め確立されたユーザ間関連関係のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
いくつかの実施例では、前記共有対象識別子の指示する共有対象が、前記ライブ配信アクセス情報に対する転送操作を検出したことに応えて、転送制限情報を生成、表示し、前記転送制限情報は、前記ライブ配信アクセス情報に対して共有権限を有さないことを指示するためのものである。
いくつかの実施例では、ライブ配信アクセス情報の表示形式は共有対象の権限に応じて設置される。
いくつかの実施例では、前記共有対象の権限は転送制限権限であり、前記共有対象はライブ配信アクセス情報をカードにパッケージ化して表示し、前記カードにおいて転送コントロールを設置せず、ライブ配信ストリームリクエストコントロールを設置する。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信ストリーム取得リクエストはユーザ識別子を含み、ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップは、ライブ配信ストリーム取得リクエストにおけるユーザ識別子に応じて、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
いくつかの実施例では、ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定する前記ステップは、ユーザ識別子を含むライブ配信ストリーム取得リクエストが受信されたことに応えて、予め生成したホワイトリストにより、前記ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップを含む。
いくつかの実施例では、前記装置は、候補視聴対象から送信された共有対象範囲情報により、共有対象範囲を決定することと、共有対象範囲内のユーザ識別子によりホワイトリストを生成することとを更に含む。
いくつかの実施例では、前記共有対象範囲情報は、グループ識別子、組織識別子のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例では、前記ホワイトリストはサーバが受信した共有リクエストにおける共有対象識別子を含む。
いくつかの実施例では、前記ライブ配信ストリームは、前記サーバが前記会議ライブ配信確認情報を受信し、且つマルチメディア会議ストリームを受信したことに応えて、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成することで生成される。
本開示の一実施例のインタラクション方法を応用可能な例示的システムアーキテクチャを示す図5を参照されたい。
図5に示すように、システムアーキテクチャは、端末機器501、502、503、ネットワーク504、サーバ505を備えてもよい。ネットワーク504は端末機器501、502、503とサーバ505の間で通信リンクを提供するための媒体である。ネットワーク504は、例えば、有線、無線通信リンク又は光ファイバーケーブル等、様々な接続タイプを含んでもよい。
端末機器501、502、503はネットワーク504を介してサーバ505とインタラクションして、メッセージの受信や送信等を行うことができる。端末機器501、502、503には、例えば、ウェブブラウザアプリケーション、検索類アプリケーション、ニュース情報類アプリケーションのような各種クライアントアプリケーションが実装されていてもよい。端末機器501、502、503におけるクライアントアプリケーションは、ユーザの命令を受信し、且つユーザの命令に応じて対応する機能を完成することができ、例えばユーザの命令に応じて情報に対応情報を追加することができる。
端末機器501、502、503は、ハードウェアであっても、ソフトウェアであってもよい。端末機器501、502、503は、ハードウェアであるときに、ディスプレイを備え且つウェブページ閲覧をサポートする様々な電子機器であってもよく、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer III;ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループオーディオレイヤー3)プレーヤー、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV;ムービング・ピクチャー・エクスパーツ・グループオーディオレイヤー4)プレーヤー、ラップトップコンピュータ及びデスクトップコンピュータ等を含んでもよいが、これらに限定されない。端末機器501、502、503は、ソフトウェアであるときに、以上で挙げられた電子機器にインストールされ得る。それは複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュール(例えば、分散型サービスを提供するためのソフトウェア又はソフトウェアモジュール)で実現してもよいし、単独のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよい。ここで具体的に限定されない。
サーバ505は、各種のサービスを提供するサーバであってもよく、例えば、端末機器501、502、503から送信された情報取得リクエストを受信し、情報取得リクエストに応じて各種の方式で情報取得リクエストに対応する表示情報を取得する。また、表示情報の関連データを端末機器501、502、503に送信する。
説明が必要であるように、本開示の実施例により提供されたインタラクション方法が端末機器によって実行可能であり、これに対して、インタラクション装置が端末機器501、502、503に設置可能である。なお、本開示の実施例により提供されたインタラクション方法が更にサーバ505によって実行可能であり、これに対して、インタラクション装置がサーバ505に設置可能である。
理解すべきであるように、図5における端末機器、ネットワーク及びサーバの数はただ例示的なものである。実現の必要に応じて、任意数の端末機器、ネットワーク及びサーバを備えることが可能である。
本開示の情報交換方法によるいくつかの実施例のフローを示す図6を参照されたい。該情報交換方法は、マルチメディア会議サーバに応用される情報交換方法であって、下記のステップ601、ステップ602及びステップ603を含む。
ステップ601では、マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームを受信する。
本実施例では、マルチメディア会議サーバは、単独のサーバであっても、集約サーバであってもよい。
マルチメディア会議の会議参加ユーザは、マルチメディア会議サーバにマルチメディアデータストリームを伝送し、且つマルチメディア会議サーバから他の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを受信するユーザである。
ここに記載のマルチメディア会議は、オーディオ会議であってもよいし、ビデオ会議であってもよい。
複数の会議参加ユーザは、所定関連関係を有するユーザであってもよい。例えば、複数の会議参加ユーザは同じ企業に属する複数のユーザである。
各会議参加ユーザは各自の端末機器(第1端末機器)を用いてマルチメディア会議サーバにマルチメディアデータストリームを送信することができる。ここで、マルチメディアデータストリームは、音声データ及び/又は映像データストリーム等を含んでもよいが、これらに限定されない。
マルチメディア会議サーバは複数の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを交換伝送することができる。ここに記載のユーザのマルチメディアデータストリームとは、マルチメディア会議サーバが受信する、会議参加ユーザの第1端末機器のマルチメディア収集デバイスによって収集されたマルチメディアデータストリームを指し、ここに記載のマルチメディア収集デバイスは、音声収集デバイス(例えば、マイクロホン)、映像収集デバイス(例えば、カメラ)を含んでもよい。
いくつかの利用シーンでは、マルチメディア会議サーバは会議参加ユーザに送信されるマルチメディアデータストリームを制御することができる。例えば、マルチメディア会議の会議参加ユーザはA、B、C、Dを含み、マルチメディア会議サーバは、会議参加ユーザAに会議参加ユーザB、C、Dのマルチメディアデータストリームを送信し、会議参加ユーザBに会議参加ユーザA、C、Dのマルチメディアデータストリームを送信し、会議参加ユーザCに会議参加ユーザA、B、Dのマルチメディアデータストリームを送信し、会議参加ユーザDに会議参加ユーザA、B、Cのマルチメディアデータストリームを送信するように制御することができる。なお、マルチメディア会議サーバは更に、会議参加ユーザ(例えば、会議参加ユーザA)のリクエストに応じて、会議参加ユーザのリクエストにより指定された他の会議参加ユーザ(例えば、会議参加ユーザB)に該会議参加ユーザ(例えば、会議参加ユーザA)のマルチメディアデータストリームを送信することができ、又は、会議参加ユーザのリクエストにより指定された他の会議参加ユーザ(例えば、会議参加ユーザB)に該会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを送信することを禁止することができる。
ステップ602では、受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令により、マルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定する。
ここに記載のライブ配信命令はライブ配信命令を送り出す権限を有する事前設定会議参加ユーザによって送信されてもよい。ここに記載の事前設定会議参加ユーザは、例えばマルチメディア会議のホストであってもよい。
マルチメディア会議サーバは、受信した事前設定会議参加ユーザからのライブ配信命令に応じて、会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定することができる。
いくつかの利用シーンでは、上記ライブ配信命令は、マルチメディア会議の開催者がマルチメディア会議作成時に設置したマルチメディア会議のライブ配信属性により生成されるものであってもよい。例えば、上記開催者がマルチメディア会議のライブ配信属性としてライブ配信を表現するための属性値を設置する。開催者がマルチメディア会議のライブ配信属性値としてライブ配信を表現するための属性値を設置したときに、マルチメディア会議サーバにマルチメディア会議のライブ配信命令を送り出したことに相当する。これに対して、マルチメディア会議サーバがマルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームを受信し始めると、会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームによってライブ配信用マルチメディアデータストリームを生成し始める。
なお、事前設定会議参加ユーザは更に、マルチメディア会議開始時又はマルチメディア会議開催中に、それが使用する第2端末機器を介してマルチメディア会議サーバにマルチメディア会議のライブ配信命令を送信することができる。
マルチメディア会議サーバは、様々な方法でマルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定することができる。
例えば、各会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームをライブ配信用マルチメディアデータストリームとする。
ここで、会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームとは、各会議参加ユーザが各自の第1端末機器を介してマルチメディア会議サーバに送信したマルチメディアデータストリームを指す。
ステップ603では、ライブ配信用マルチメディアデータストリームをライブ配信サーバに伝送して、ライブ配信サーバにライブ配信用マルチメディアデータストリームにより前記マルチメディア会議のライブ配信データストリームを生成させる。
ここに記載のライブ配信サーバは、マルチメディア会議サーバと異なる物理電子機器であってもよい。
マルチメディア会議サーバはライブ配信データストリームをライブ配信サーバに送信する前に、ライブ配信サーバとの通信接続を確立する必要がある。マルチメディア会議サーバがライブ配信サーバに送信するライブ配信用マルチメディアデータストリームは更に、マルチメディア会議の会議識別子を含んでもよい。ここに記載の会議識別子は、数字、英字、符号及び/又はパターンを含んでもよい。いくつかの利用シーンでは、会議識別子は、マルチメディア会議のホストの情報を含んでもよい。
マルチメディア会議サーバは、ライブ配信サーバに対して予め確立された通信接続によって、マルチメディア会議のライブ配信用マルチメディアデータストリームをライブ配信サーバに送信することができる。
ライブ配信サーバは、ライブ配信用マルチメディアデータストリームに対して各種の解析処理を行って、ライブ配信データストリームを生成することができる。
本実施例では、上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームが各会議参加ユーザからマルチメディア会議サーバに送信されたマルチメディアデータストリームであるときに、ライブ配信サーバが、各会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを合流させて、ライブ配信データストリームを生成することができる。更に、ライブ配信サーバがライブ配信データストリームを、共有を希望する共有ユーザにプッシュすることができる。
ここで、ライブ配信用マルチメディアデータストリームに音声データストリームが含まれる場合に、ここに記載の各会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームの合流は、例えば、複数の会議参加ユーザの音声データストリームのそれぞれに対応する波形データを時間に応じて同期させ、次に同期後の複数の会議参加ユーザの音声データストリームの波形を重ねることを含んでもよい。
ライブ配信用マルチメディアデータストリームに映像データストリームが含まれるときに、上記の各会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームの合流は、各会議参加ユーザの映像データストリームから1経路の映像データストリームを選択して合流後の映像データストリームとすることを含んでもよい。又は、各会議参加ユーザの映像データストリームから少なくとも2経路の映像データストリームを選択し、且つ各経路の映像データストリームを処理して同一な表示画面に表示可能な映像データストリームにする(ビデオコラージュ)。例えば、合流待ちの各経路の映像データストリームの画面表示比率、表示領域等を設置し、次に、上記少なくとも2経路の映像データストリームのそれぞれに対応する画面表示比率、表示領域等を設置した映像データストリームを合成して合流後の映像データストリームとする。
ライブ配信用マルチメディアデータストリームが各会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを含み、ライブ配信サーバが各会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを解析処理してライブ配信データストリームを生成することで、マルチメディア会議サーバが会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを更に処理してライブ配信データストリームにするステップが不要になり、マルチメディアデータストリームを解析処理するには資源が足りないマルチメディアサーバに適用される。
共有ユーザは会議参加ユーザに対して所定関連関係を有するユーザであってもよい。例えば、共有ユーザは、会議参加ユーザと同じ企業に属するユーザであってもよいし、会議参加ユーザの連絡先等であってもよい。なお、共有ユーザは会議参加ユーザに対して関連関係のないユーザであってもよい。
本実施例により提供された情報交換方法によれば、会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定し、且つライブ配信用マルチメディアデータストリームをライブ配信サーバに送信してライブ配信サーバによって前記マルチメディア会議のライブ配信データストリームをライブ配信することによって、会議参加ユーザ以外のユーザは、マルチメディア会議のライブ配信データストリームを視聴することで、マルチメディア会議の内容を知ることができる。マルチメディア会議サーバ資源が限られており且つ複数ユーザに向ける場合に、上記方式を用いれば、一部のユーザがマルチメディア会議サーバを介して会議に参加するが、一部のユーザがライブ配信サーバを介してマルチメディア会議の内容をリアルタイムで知るように、複数のユーザを分流させることができ、マルチメディア会議サーバの負荷を低減させることができ、マルチメディア会議の滑らかさを確保する。
なお、ライブ配信サーバが共有ユーザの情報をマルチメディア会議サーバに送信して、マルチメディア会議サーバが共有ユーザの情報を会議参加ユーザの第1端末機器に送信することが可能であり、これによって、会議参加ユーザが共有ユーザの情報を知ることができ、会議参加ユーザと共有ユーザとの間の情報交換が実現される。共有ユーザの情報について音声映像データをリアルタイムで伝送する必要がないので、会議参加ユーザが共有ユーザの情報を取得するために占用するマルチメディア会議サーバ資源が少ないことが実現される。これによって、マルチメディア会議サーバの物理資源量を増加せずにマルチメディア会議サーバに対する容量拡大効果が達成される。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、上記ステップ102においてマルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定するステップは、一部の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームをライブ配信用マルチメディアデータストリームとするステップを含む。また、上記ステップ103は、前記一部の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームをライブ配信用マルチメディアデータストリームとしてライブ配信サーバに伝送して、前記ライブ配信サーバにより前記一部の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを合流させて、共有ユーザに送信されるライブ配信データストリームを生成するステップを含んでもよい。
ここに記載の一部の会議参加ユーザは、予め指定された一部の会議参加ユーザ、例えばマルチメディア会議のホスト又は他の指定された会議参加ユーザであってもよい。
いくつかの利用シーンでは、上記一部の会議参加ユーザは、現在時刻を含む所定時間帯内に発言した会議参加ユーザであってもよい。
更に、上記一部の会議参加ユーザは更に、対応する音声情報の現在時刻を含む所定時間帯内での累計オーディオエネルギーが所定オーディオエネルギー閾値よりも大きい一部の会議参加ユーザであってもよい。
ライブ配信サーバが、上記一部の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを合流させて、マルチメディア会議のライブ配信データストリームを生成することができる。例えば、一部の会議参加ユーザのそれぞれの音声データストリームを合流させたり、それぞれの映像データストリームをコラージュしたりする等ができる。
ライブ配信サーバが上記ライブ配信データストリームを共有ユーザの第2端末機器に送信できる。
これらの選択可能な実施例では、マルチメディア会議サーバが複数の会議参加ユーザから一部の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを選択してライブ配信用マルチメディアデータストリームとし、ライブ配信サーバがライブ配信用データストリームによりライブ配信データストリームを生成する。マルチメディア会議サーバがライブ配信サーバに送信するデータ量が相対的に少なく、ライブ配信データストリームの情報量をできるだけ確保した上で、マルチメディア会議サーバの負荷を更に低減させることができる。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、上記ステップ102においてマルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定するステップは、少なくとも一部の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを合流させてライブ配信データストリームを生成するステップを含む。
これらの選択可能な実現形態では、マルチメディア会議サーバが少なくとも一部の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを合流させて、マルチメディア会議のライブ配信データストリームを生成することができる。例えば、一部の会議参加ユーザの音声データストリームを合流させたり、会議参加ユーザの映像データストリームをコラージュしたりする等ができる。又は、全てのユーザの音声データストリームを合流させたり、全ての会議参加ユーザの映像データストリームをコラージュしたりする等ができる。
これらの選択可能な実現形態では、マルチメディア会議サーバがマルチメディア会議のライブ配信データストリームを生成し、且つライブ配信データストリームをライブ配信サーバに送信する。ライブ配信データストリーム生成前に、マルチメディア会議サーバが、各会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを圧縮し、且つ圧縮後の各会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームによりライブ配信データストリームを生成することができる。データ処理能力の低いライブ配信サーバにとって、マルチメディア会議サーバによってライブ配信データストリームを生成することで、ライブ配信サーバの圧力を低減させることができ、これによってライブ配信データストリームが共有ユーザの第2端末で円滑に再生可能である。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、マルチメディア会議はオーディオ会議であってもよい。上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、少なくとも一部の会議参加ユーザの音声データストリームを含む。
即ち、ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、全ての会議参加ユーザの音声データストリームであってもよいし、一部の会議参加ユーザの音声データストリームであってもよい。
ライブ配信用マルチメディアデータストリームが一部の会議参加ユーザの音声データストリームであれば、この部分の会議参加ユーザは、対応する音声データストリームの所定時間帯内での累計オーディオエネルギーが第1所定オーディオエネルギー閾値よりも大きい会議参加ユーザであってもよい。
又は、前記一部の会議参加ユーザは、音声データストリームのうち、対応する現在音量が第1所定音量閾値よりも大きい音声データストリームに対応する会議参加ユーザであってもよい。
これに対して、ライブ配信用マルチメディアデータストリームによってライブ配信データストリームを生成するステップは、少なくとも一部の会議参加ユーザの音声データストリームを合流させるステップを含んでもよい。生成するライブ配信データストリームが音声データストリームである。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、マルチメディア会議はビデオ会議であってもよい。これらの選択可能な実現形態では、ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、少なくとも一部の会議参加ユーザの音声データストリーム、会議参加ユーザのうちの目標会議参加ユーザの映像データストリーム、マルチメディア会議の会議参加ユーザの現在共有画面情報データのうちの少なくとも1つを含む。
ここに記載の少なくとも一部の会議参加ユーザは、全ての会議参加ユーザであってもよいし、現在時刻を含む所定時間帯内の音声データストリームの累計オーディオエネルギーが所定エネルギー閾値よりも大きい会議参加ユーザであってもよいし、現在時刻に発言している全ての会議参加ユーザのそれぞれに対応する音声データストリームであってもよい。
更に、目標会議参加ユーザは、発言した複数の会議参加ユーザのうち音量が最も大きい会議参加ユーザ、現在時刻を含む所定時間帯内の累計オーディオエネルギーが最も大きい会議参加ユーザ、所定身元識別子を有する会議参加ユーザのうちの少なくとも1つを含む。
ここに記載の所定身元識別子を有するユーザは、マルチメディア会議のホストであってもよいし、予め指定された指定会議参加ユーザであってもよい。
なお、目標会議参加ユーザは更に全ての会議参加ユーザであってもよい。
いくつかの利用シーンでは、ビデオ会議開催中、会議参加ユーザが画面共有を開始することができる。
これらの利用シーンでは、上記ライブ配信用データストリームは、少なくとも一部の会議参加ユーザの音声データストリーム、目標会議参加ユーザの映像データストリーム及び会議参加ユーザの現在共有画面のデータストリームを含んでもよい。
会議参加ユーザ共有画面のデータストリームは、例えば、画面共有を開始した会議参加ユーザの第1端末機器が該第1端末機器のスクリーンに表示されている内容の全部又は一部を画面録画して得られる。
これに対して、マルチメディアデータストリームによりライブ配信データストリームを生成する過程で、更に共有画面のデータストリームと少なくとも1つの会議参加ユーザの映像データストリームを合流させる必要がある。例えば、共有画面のデータストリームに対応するフレーム毎の画面録画画像を共有画面のデータストリームと少なくとも1つの会議参加ユーザの映像データストリームの合流結果とする。又は、画面共有を開始する会議参加ユーザの画面録画画像の表示パラメータ、例えば表示スケール、表示領域を設置し、上記少なくとも1つの会議参加ユーザの映像データストリームのビデオフレームの表示パラメータ、例えば表示スケール、表示領域等を設置し、次に表示パラメータを設置した共有画面のデータストリームと表示パラメータを設置した少なくとも1つの会議参加ユーザの映像データストリームを1つの映像ファイルにパッケージ化して、合流結果を得る。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、上記情報交換方法は、
ライブ配信サーバから送信された共有ユーザの情報を受信し、且つ共有ユーザの情報を各会議参加ユーザに送信して、各会議参加ユーザの第1端末機器に前記共有ユーザの情報を表示させるステップを更に含んでもよい。
その中で、前記ライブ配信サーバが、共有ユーザの共有リクエストに応じて前記共有ユーザの第2端末機器に前記ライブ配信データストリームを割り当て、且つ前記共有ユーザの情報を取得する。
これらの利用シーンでは、ライブ配信サーバが、共有ユーザの視聴リクエストに応じて共有ユーザの第2端末機器に上記マルチメディア会議のライブ配信データストリームを割り当て、且つ共有ユーザの情報を取得することができる。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、上記共有ユーザの情報は共有ユーザ数量の情報を含み、また、ライブ配信サーバから送信された共有ユーザの情報を受信し、且つ共有ユーザの情報を各会議参加ユーザに表示する上記ステップは、共有ユーザの数量情報を会議参加ユーザに送信されるインタラクションマルチメディアデータストリームに埋め込み、会議参加ユーザの第1端末機器に共有ユーザの情報を表示させるステップを含む。これらの選択可能な実現形態では、マルチメディア会議の会議参加ユーザが共有ユーザの数量情報を取得して、マルチメディア会議内容の伝搬規模を知ることができる。
本実施例の他のいくつかの選択可能な実現形態では、上記共有ユーザの情報は共有ユーザのフィードバック情報を更に含んでもよい。ここに記載のフィードバック情報は共有ユーザがライブ配信データストリームについて入力したフィードバックデータに基づいて生成可能である。
ここに記載のユーザフィードバック情報は、マルチメディア情報及び/又は文字情報を含んでもよい。
いくつかの利用シーンでは、共有ユーザはそれが使用する第2端末機器を介して該ライブ配信データストリームについての文字内容を入力し、ユーザの入力した文字内容により共有ユーザのフィードバックの文字情報を生成することができる。
これらの利用シーンでは、ライブ配信サーバが上記共有ユーザのフィードバックの文字情報をマルチメディア会議サーバに送信することができる。
これらの利用シーンでは、共有ユーザがライブ配信データストリームの文字フィードバック情報を入力する。ライブ配信サーバが上記文字情報をマルチメディア会議サーバに伝送するとき、及びマルチメディア会議サーバが上記文字情報を会議参加ユーザに送信するときに、伝送するデータ量が少なく、占用するデータ伝送資源も少ない。マルチメディア会議とライブ配信データストリームのライブ配信の滑らかさを保つことに寄与する。
他のいくつかの利用シーンでは、共有ユーザはそれが使用する第2端末機器を介して、該ライブ配信データストリームについてユーザがフィードバックするマルチメディア情報を入力することができ、ユーザがフィードバックするマルチメディア情報を共有ユーザのフィードバック情報とすることができる。ここに記載のマルチメディア情報は、音声情報及び/又は画像情報を含んでもよい。
これらの利用シーンでは、ライブ配信サーバが、上記のユーザのフィードバックするマルチメディア情報をマルチメディア会議サーバに送信して、マルチメディア会議サーバに上記のユーザのフィードバックするマルチメディア情報を会議参加ユーザの第1端末機器へ送信させることができる。
これらの利用シーンでは、共有ユーザがユーザのフィードバックするマルチメディア情報を入力することで、共有ユーザによるユーザフィードバック情報の入力の利便性を向上させることができる。
他のいくつかの利用シーンでは、共有ユーザはそれが使用する第2端末機器を介して、該ライブ配信データストリームについてユーザがフィードバックするマルチメディア情報を入力することができる。ライブ配信サーバが、上記マルチメディア情報を認識して、該マルチメディア情報に対応する文字情報を得ることができる。上記認識は音声認識及び/又は画像認識を含む。ライブ配信サーバが上記マルチメディア情報に対応する文字情報をマルチメディア会議サーバに送信することができる。
これらの利用シーンでは、共有ユーザによるユーザフィードバック情報の入力の利便性を向上させることができ、一方、ライブ配信サーバが上記文字情報をマルチメディア会議サーバに伝送するとき、及びマルチメディア会議サーバが上記文字情報を会議参加ユーザに送信するときに、伝送するデータ量が少なく、占用するデータ伝送資源も少なく、マルチメディア会議とライブ配信データストリームのライブ配信を円滑に行うことに寄与する。
他のいくつかの利用シーンでは、共有ユーザはそれが使用する第2端末機器を介して、該ライブ配信データストリームについてユーザがフィードバックするマルチメディア情報を入力することができる。ライブ配信サーバが、上記マルチメディア情報に対して音声認識を行って、該マルチメディア情報に対応する文字情報を得ることができる。ライブ配信サーバが上記マルチメディア情報に対応する文字情報及び上記マルチメディア情報をマルチメディア会議サーバに送信することができる。
これらの利用シーンでは、マルチメディア会議サーバが上記マルチメディア情報と文字情報を同時に会議参加ユーザの第1端末機器に送信でき、会議参加ユーザが自分にとって便利な方式(マルチメディア情報再生或いは文字情報閲覧)で共有ユーザのユーザフィードバック情報を取得することができる。
他のいくつかの利用シーンでは、ユーザフィードバック情報は、発表されるユーザフィードバック情報に対応するライブ配信データストリームセグメントに対して共有ユーザが取得する映像スクリーンショットを更に含んでもよい。
これらの利用シーンでは、上記映像スクリーンショットは会議参加ユーザの共有画面を含んでもよい。即ち、ライブ配信データストリームに共有画面データストリームの情報が含まれるときに、共有ユーザは共有画面中の内容についてユーザフィードバック情報があった場合に、上記共有画面に対応するビデオフレームのスクリーンショットを撮り、且つ映像画像フレームのスクリーンショット及びユーザフィードバック内容を記録した音声情報及び/又は文字情報をライブ配信サーバに送信することができる。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、前記ライブ配信サーバから送信された共有ユーザの情報を受信して、前記共有ユーザの情報を各会議参加ユーザの第1端末機器に表示する上記ステップは、共有ユーザの情報を各会議参加ユーザに送信して、フローティングウィンドウ、ポップアップウィンドウ、前記マルチメディア会議のウィンドウの所定領域、弾幕のうちの少なくとも1種の方式で各会議参加ユーザの第1端末機器に前記共有ユーザの情報を表示させるステップを含む。
ここに記載のマルチメディア会議ウィンドウの所定領域は、予め決定された、マルチメディア会議の表示画面を表示する一部の領域であってもよい。
情報交換方法のいくつかの実施例のフローを示す図7を更に参照されたい。該情報交換方法は、マルチメディア会議のライブ配信データストリームを伝送するライブ配信サーバに応用可能であり、下記のステップ701及びステップ702を含む。
ステップ701では、マルチメディア会議をライブ配信するライブ配信リクエストが受信されたことに応えて、マルチメディア会議サーバの伝送したライブ配信用マルチメディアデータストリームによりライブ配信データストリームを生成する。
上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、マルチメディア会議サーバが受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令により、受信された、マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームから決定するものである。
マルチメディア会議サーバが受信されたマルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定する工程については、図1に示す実施例の関連部分の説明を参照でき、ここで詳細な説明は省略する。
ステップ702では、受信された共有ユーザの共有リクエストに応じて、共有ユーザにライブ配信データストリームを送信する。
ここに記載のライブ配信リクエストは、マルチメディア会議サーバが予め生成した通信接続を介してライブ配信サーバに送信するものであってもよい。
本実施例では、ライブ配信サーバが、マルチメディア会議サーバから送信されたライブ配信用データストリームによりライブ配信データストリームを生成し、且つライブ配信データストリームを会議参加ユーザ以外の共有ユーザに送信する。マルチメディア会議サーバ資源が限られており且つ複数ユーザに向ける場合に、上記方式を用いれば、一部のユーザがマルチメディア会議サーバを介して会議に参加するが、一部のユーザがライブ配信サーバを介してマルチメディア会議の内容をリアルタイムで知るように、複数のユーザを分流させることができ、マルチメディア会議サーバの負荷を低減させることができ、マルチメディア会議の滑らかさを確保する。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームである。ここに記載の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームは、各会議参加ユーザがそれぞれの第1端末機器によって送信するマルチメディアデータストリームであってもよいし、一部の会議参加ユーザがそれぞれの第1端末機器によって送信するマルチメディアデータストリームであってもよい。
更に選択可能に、前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、少なくとも一部の会議参加ユーザの音声データストリーム、会議参加ユーザのうちの目標会議参加ユーザの映像データストリーム、マルチメディア会議の会議参加ユーザの現在共有画面情報データのうちの少なくとも1つを含む。
更に選択可能に、前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは一部の会議参加ユーザの音声データストリームを含み、その中で、前記一部の会議参加ユーザの音声データストリームの所定時間帯内での累計オーディオエネルギーが第1所定オーディオエネルギー閾値よりも大きく、又は、前記一部の会議参加ユーザの音声データストリームのそれぞれに対応する音量が第1所定音量閾値よりも大きい。
更に選択可能に、前記目標会議参加ユーザは、発言した複数の会議参加ユーザのうち音量が最も大きい会議参加ユーザ、現在目標会議参加ユーザとなる、現在時刻を含む所定時間帯内の累計オーディオエネルギーが最も大きい会議参加ユーザ、所定身元識別子を有するユーザのうちの少なくとも1つを含む。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、受信された共有ユーザの共有リクエストに応じて、共有ユーザの第2端末機器に前記ライブ配信データストリームを割り当てるステップの前に、上記情報交換方法は更に下記のステップを含む。
まず、異なるライブ配信経路のそれぞれに対応する、ライブ配信データストリームを共有する共有入口を生成する。その中で、前記ライブ配信経路は、マルチメディア会議アプリケーションによって前記ライブ配信データストリームを視聴する経路、及びウェブページによって前記ライブ配信データストリームを視聴する経路を含み、前記視聴入口は、前記ライブ配信データストリームを視聴するためのリンク、前記リンクの情報を含むカード又は前記リンクの情報を含むコードを含む。
ライブ配信サーバがライブ配信データストリームに対応する再生経路を決定できる。ここに記載の再生経路は例えば、ビデオ再生アプリケーションによって視聴する経路、ウェブページによって視聴する経路、ライブ配信アプリケーションによって視聴する経路等を含んでもよい。次に、異なる再生経路のそれぞれに対応する、ライブ配信データストリームを視聴する視聴入口を生成する。
いくつかの利用シーンでは、上記再生経路は、ウェブページによって視聴する経路であってもよい。上記のウェブページによる視聴経路に対応する視聴入口は例えば、所定のウェブページに埋め込まれた再生ウェブサイトアドレスであってもよい。再生ウェブサイトアドレスとはユーザにライブ配信ストリームを提供可能なネットワークアドレスを指す。ここに記載の所定のウェブページは、いかなるウェブページであってもよい。いくつかの利用シーンでは、上記所定のウェブページは所定のマルチメディア会議の参加ユーザに対して所定関連関係を有するものであってもよい。
上記のリンクの情報を含むコードは、バーコード、二次元コード及び他のフォーマットのコード等であってもよい。
共有ユーザは、会議参加ユーザに対して所定関連関係を有するユーザであってもよい。例えば、共有ユーザは、会議参加ユーザと同じ企業に属するユーザであってもよいし、会議参加ユーザの連絡先等であってもよい。
次に、前記視聴入口を割り当てる。
ライブ配信サーバが所定の連絡先に上記視聴入口を割り当てることができる。例えば、所定の連絡先のインスタントメッセージアプリケーションに対応視聴入口を送信する。更に例えば、上記視聴入口を所定のウェブページにバインディングする等が可能である。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、受信された共有ユーザの共有リクエストに応じて、前記共有ユーザに前記ライブ配信データストリームを送信する前記ステップは、下記のステップを含む。
まず、前記共有リクエストに含めて搬送された共有ユーザの身元情報により、前記共有ユーザが前記ライブ配信データストリームを視聴する権限を有するか否かを決定する。
ライブ配信サーバが、共有ユーザの共有リクエストを受信した後、各種の方法で共有ユーザの身元情報を検証して、共有ユーザに上記ライブ配信データストリームを視聴する権限があるか否かを決定することができる。
いくつかの利用シーンでは、ホワイトリストを予め設置することができる。予め設定されたホワイトリストには、前記ライブ配信データストリームを共有する権限を有する複数の共有ユーザのそれぞれに対応する身元情報が含まれてもよい。前記共有リクエストに含めて搬送された共有ユーザの身元情報により、前記共有ユーザに前記ライブ配信データストリームを視聴する権限を有するか否かを決定する上記ステップは、前記共有ユーザの身元情報を予め設定されたホワイトリストと対照するステップと、対照結果により前記共有ユーザが前記ライブ配信データストリームを視聴する権限を有するか否かを決定するステップと、を含む。
対照が成功したときに、前記共有ユーザが前記ライブ配信データストリームを視聴する権限を有すると決定する。反対に、そうではないとき、前記共有ユーザが前記ライブ配信データストリームを視聴する権限を有さないと決定する。
次に、前記共有ユーザが前記ライブ配信データストリームを視聴する権限を有すると決定されたことに応えて、前記ライブ配信データストリームを前記共有ユーザの第2端末機器に送信する。
これらの選択可能な実現形態では、共有ユーザにライブ配信データストリームを送信する前に、共有ユーザの権限を決定して、マルチメディア会議の情報の不必要な漏洩を回避することができる。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、情報交換方法は、共有ユーザの情報を取得するステップと、前記共有ユーザの情報をマルチメディア会議サーバに送信して、前記マルチメディア会議サーバに前記共有ユーザの情報を各会議参加ユーザの第1端末機器へ送信させるステップと、を更に含む。
更に選択可能に、前記共有ユーザの情報は共有ユーザの数量及び/又は共有ユーザのフィードバック情報を含む。
更に選択可能に、前記共有ユーザの情報は共有ユーザの数量を含む。共有ユーザの情報を取得する上記ステップは、複数の共有ユーザから送信された前記視聴リクエストに基づき、共有ユーザの数量を決定するステップを含む。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、前記共有ユーザの情報は共有ユーザのフィードバック情報を含む。共有ユーザの情報を取得する上記ステップは、共有ユーザのフィードバックリクエストを受信し、前記共有ユーザが情報フィードバック権限を有するか否かを決定するステップと、前記共有ユーザが情報フィードバック権限を有することが確定されたことに応えて、共有ユーザから送信されたユーザフィードバック情報を受信するステップと、を含む。
これらの選択可能な実現形態では、情報をフィードバックするユーザに権限を設置することで、短時間内に情報フィードバックデータ量が多過ぎてネットワークの混雑現象が発生することを回避する。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、前記ユーザフィードバック情報はマルチメディア情報及び/又は文字情報を含む。また、前記共有ユーザの情報をマルチメディア会議サーバに送信する前記ステップは、
前記マルチメディア情報及び/又は文字情報を前記マルチメディア会議サーバに送信するステップを含む。
本実施例のいくつかの選択可能な実現形態では、前記ユーザフィードバック情報はマルチメディア情報を含む。また、前記共有ユーザの情報をマルチメディア会議サーバに送信する前記ステップの前に、前記方法は、共有ユーザのフィードバックしたマルチメディア情報を認識して、前記マルチメディア情報に対応する文字情報を得るステップを更に含む。ここに記載のマルチメディア情報認識は音声認識、画像認識等を含む。
前記共有ユーザの情報をマルチメディア会議サーバに送信する上記ステップは、前記共有ユーザのフィードバックしたマルチメディア情報に対応する文字情報を前記マルチメディア会議サーバに送信するステップを含む。
マルチメディア情報に対応する文字情報をマルチメディア会議サーバに送信することで、データ伝送量を低減させて、ビデオマルチメディアの資源を節約することができる。
本開示の情報交換方法によるいくつかの実施例のフローを示す図8を参照されたい。該情報交換方法は、マルチメディア会議参加ユーザの第1端末機器に応用される情報交換方法であって、
マルチメディア会議サーバから送信されたマルチメディア会議の情報を受信し、前記マルチメディア会議の情報に共有ユーザの情報が含まれるか否かを決定するステップ801と、
マルチメディア会議インタラクションデータストリームを再生するステップ802と、
前記マルチメディア会議の情報に共有ユーザの情報が含まれることが確定されたことに応えて、前記共有ユーザの情報を表示するステップ803と、を含む。
ここに記載の第1端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(携帯情報端末)、PAD(タブレット)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等の携帯端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータ等のような固定端末機器であってもよい。
上記マルチメディア会議の情報はマルチメディア会議インタラクションデータストリームを含む。
前記共有ユーザの情報はライブ配信サーバから送信された、マルチメディア会議に対応するライブ配信データストリームを共有する共有ユーザの情報である。前記ライブ配信データストリームは、ライブ配信サーバがマルチメディア会議サーバから送信されたライブ配信用マルチメディアデータストリームにより生成するものであり、前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、マルチメディア会議サーバが受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令に基づき、受信された、マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームから決定するものである。ライブ配信データストリームの生成工程について図6、図7に示す実施例の説明を参照でき、ここで詳細な説明は省略する。
いくつかの選択可能な実現形態では、前記共有ユーザの情報は、共有ユーザの数量情報及び/又は共有ユーザのフィードバック情報を含む。
いくつかの選択可能な実現形態では、前記ユーザフィードバック情報は、マルチメディア情報及び/又は文字情報を含む。
上記の前記マルチメディア会議インタラクションデータストリームの再生は、マルチメディア会議インタラクションデータストリームを復号し、表示する工程を含んでもよい。
いくつかの選択可能な実現形態では、前記共有ユーザの情報を表示する前記ステップは、フローティングウィンドウ、ポップアップウィンドウ、前記マルチメディア会議の表示ウィンドウの所定領域、弾幕のうちの少なくとも1つで前記共有ユーザの情報を表示するステップを含む。
本実施例では、会議参加ユーザの第1端末機器によってマルチメディア会議の情報を認識して、マルチメディア会議の情報にライブ配信サーバから送信された共有ユーザの情報が含まれるか否かを決定し、マルチメディア会議の情報に共有ユーザの情報が含まれることが確定されたときに、マルチメディア会議サーバから送信されたマルチメディアデータを表示するときに、共有ユーザの情報を表示し、これによって、マルチメディア会議サーバの負荷を低減させた上で、会議参加ユーザが共有ユーザの情報を知ることができ、ある程度で会議参加ユーザと共有ユーザとの間のインタラクションが実現される。マルチメディア会議サーバの既存資源を保持したまま、マルチメディア会議サーバに対する容量拡大効果が達成される。
更に図9を参照すると、上記図1に示す方法を実現するためのものとして、本開示は情報交換装置のいくつかの実施例を提供し、これらの装置実施例は図1に示すそれらの方法実施例に対応し、該装置は具体的に様々な電子機器に応用可能である。
図9に示すように、いくつかの実施例の情報交換装置は、第1受信ユニット901、決定ユニット902、伝送ユニット903を含む。その中で、第1受信ユニット901は、マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームを受信するように構成され、決定ユニット902は、受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令により、前記マルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定するように構成され、伝送ユニット903は、前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームをライブ配信サーバに伝送して、前記ライブ配信サーバに前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームにより前記マルチメディア会議のライブ配信データストリームを生成させるように構成される。
本実施例では、情報交換装置の第1受信ユニット901、決定ユニット902、伝送ユニット903の具体的な処理及びそれらによる技術的効果についてはそれぞれ図1に対応する実施例におけるステップ101、ステップ102、ステップ103の関連説明を参照すればよく、ここで詳細な説明は省略する。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを含む。伝送ユニット903は、更に、会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームをライブ配信サーバに送信して、ライブ配信サーバにより受信された会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを合流させて、ライブ配信データストリームを生成するように構成される。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、決定ユニット902は、更に、少なくとも一部の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを合流させて、ライブ配信用マルチメディアデータストリームを生成するように構成される。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、少なくとも一部の会議参加ユーザの音声データストリーム、会議参加ユーザのうちの目標会議参加ユーザの映像データストリーム、マルチメディア会議の会議参加ユーザの現在共有画面情報データのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは一部の会議参加ユーザの音声データストリームを含む。一部の会議参加ユーザの音声データストリームの所定時間帯内での累計オーディオエネルギーが第1所定オーディオエネルギー閾値よりも大きい。又は、一部の会議参加ユーザの音声データストリームのそれぞれに対応する音量が第1所定音量閾値よりも大きい。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、目標会議参加ユーザは、発言した複数の会議参加ユーザのうち音量が最も大きい会議参加ユーザ、現在時刻を含む所定時間帯内の累計オーディオエネルギーが最も大きい会議参加ユーザ、所定身元識別子を有する会議参加ユーザのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記情報交換装置は受信ユニット(未図示)を更に備える。受信ユニットは、ライブ配信サーバから送信された共有ユーザの情報を受信して、共有ユーザの情報を各会議参加ユーザの第1端末機器に表示するように構成される。ライブ配信サーバが共有ユーザの共有リクエストに応じて共有ユーザの第2端末機器にライブ配信データストリームを割り当て、且つ共有ユーザの情報を取得する。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記共有ユーザの情報は、共有ユーザの数量情報及び/又は共有ユーザのフィードバック情報を含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、フィードバック情報はマルチメディア情報及び/又は文字情報を含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記文字情報はライブ配信サーバがマルチメディア情報を認識して得られる文字情報を含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、ユーザフィードバック情報は、発表されるユーザフィードバック情報に対応するライブ配信データストリームセグメントに対して共有ユーザが取得する映像スクリーンショットを含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、受信ユニットは、更に、共有ユーザの情報を各会議参加ユーザに送信して、フローティングウィンドウ、ポップアップウィンドウ、前記マルチメディア会議のウィンドウの所定領域、弾幕のうちの少なくとも1種の方式で各会議参加ユーザの第1端末機器に前記共有ユーザの情報を表示させるように構成される。
本実施例により提供された情報交換装置によれば、会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定し、且つライブ配信用マルチメディアデータストリームをライブ配信サーバに送信してライブ配信サーバによって前記マルチメディア会議のライブ配信データストリームをライブ配信することによって、会議参加ユーザ以外のユーザは、マルチメディア会議のライブ配信データストリームを視聴することで、マルチメディア会議の内容を知ることができる。マルチメディア会議サーバ資源が限られており且つ複数ユーザに向ける場合に、上記方式を用いれば、一部のユーザがマルチメディア会議サーバを介して会議に参加するが、一部のユーザがライブ配信サーバを介してマルチメディア会議の内容をリアルタイムで知るように、複数のユーザを分流させることができ、マルチメディア会議サーバの負荷を低減させることができ、マルチメディア会議の滑らかさを確保する。
続いて図10を参照すると、上記図7に示す方法を実現するためのものとして、本開示は情報交換装置のいくつかの実施例を提供し、これらの装置実施例は図2に示す方法実施例に対応し、該装置は具体的に様々な電子機器に応用可能である。
図10に示すように、いくつかの実施例の情報交換装置は、生成ユニット1001、第1送信ユニット1002を備える。その中で、生成ユニット1001は、マルチメディア会議をライブ配信するライブ配信リクエストが受信されたことに応えて、マルチメディア会議サーバの伝送したライブ配信用マルチメディアデータストリームによりライブ配信データストリームを生成するように構成される。第1送信ユニット1002は、受信された共有ユーザの共有リクエストに応じて、共有ユーザにライブ配信データストリームを送信するように構成される。ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、マルチメディア会議サーバが受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令により、受信された、マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームから決定するものである。
本実施例では、情報交換装置の生成ユニット1001、第1送信ユニット1002の具体的な処理及びそれらによる技術的効果についてはそれぞれ図2に対応する実施例におけるステップ1001、ステップ1002の関連説明を参照すればよく、ここで詳細な説明は省略する。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームである。また、生成ユニット1001は、更に、複数の会議参加ユーザのマルチメディアデータストリームを合流させて、共有ユーザに送信されるライブ配信データストリームを生成するように構成される。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、少なくとも一部の会議参加ユーザの音声データストリーム、会議参加ユーザのうちの目標会議参加ユーザの映像データストリーム、マルチメディア会議の会議参加ユーザの現在共有画面情報データのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは一部の会議参加ユーザの音声データストリームを含む。一部の会議参加ユーザの音声データストリームの所定時間帯内での累計オーディオエネルギーが第1所定オーディオエネルギー閾値よりも大きい。又は、一部の会議参加ユーザの音声データストリームのそれぞれに対応する音量が第1所定音量閾値よりも大きい。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、目標会議参加ユーザは、発言した複数の会議参加ユーザのうち音量が最も大きい会議参加ユーザ、現在目標会議参加ユーザとなる、現在時刻を含む所定時間帯内の累計オーディオエネルギーが最も大きい会議参加ユーザ、所定身元識別子を有するユーザのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記情報交換装置は割り当てユニット(未図示)を更に備える。その中で、割り当てユニットは、異なるライブ配信経路のそれぞれに対応する、ライブ配信データストリームを共有する共有入口を生成するステップであって、ライブ配信経路はマルチメディア会議アプリケーションによってライブ配信データストリームを視聴する経路、ウェブページによってライブ配信データストリームを視聴する経路を含み、視聴入口はライブ配信データストリームを視聴するリンク、リンクの情報を含むカード又はリンクの情報を含むコードを含むステップと、視聴入口を割り当てるステップと、を実行するように構成される。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、第1送信ユニット1002は、更に、共有リクエストに含めて搬送された共有ユーザの身元情報により、共有ユーザにライブ配信データストリームを視聴する権限を有するか否かを決定するステップと、共有ユーザにライブ配信データストリームを視聴する権限を有することが確定されたことに応えて、ライブ配信データストリームを共有ユーザの第2端末機器に送信するステップと、を実行するように構成される。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、第1送信ユニット1002は、更に、共有ユーザの身元情報を予め設定されたホワイトリストと対照するステップと、対照結果により、共有ユーザがライブ配信データストリームを視聴する権限を有するか否かを決定するステップと、を実行するように構成される。ホワイトリストには、ライブ配信データストリームを共有する権限を有する複数の共有ユーザのそれぞれに対応する身元情報が含まれる。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、上記情報交換装置は第2送信ユニット(未図示)を更に備える。第2送信ユニットは、共有ユーザの情報を取得するステップと、共有ユーザの情報をマルチメディア会議サーバに送信して、マルチメディア会議サーバに共有ユーザの情報を各会議参加ユーザの第1端末機器へ送信させるステップと、を実行するように構成される。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、共有ユーザの情報は共有ユーザの数量及び/又は共有ユーザのフィードバック情報を含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、フィードバック情報はマルチメディア情報及び/又は文字情報を含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、文字情報はマルチメディア情報を認識して得られる文字情報を含む。
続いて図11を参照すると、上記図8に示す方法を実現するためのものとして、本開示は情報交換装置のいくつかの実施例を提供し、これらの装置実施例は図3に示す方法実施例に対応し、該装置は具体的に様々な電子機器に応用可能である。
図11に示すように、情報交換装置は第2受信ユニット1101、再生ユニット1102及び表示ユニット1103を備える。その中で、第2受信ユニット1101は、マルチメディア会議サーバから送信されたマルチメディア会議の情報を受信し、マルチメディア会議の情報に共有ユーザの情報が含まれるか否かを決定するように構成される。マルチメディア会議の情報はマルチメディア会議インタラクションデータストリームを含み、共有ユーザの情報は、ライブ配信サーバから送信された、マルチメディア会議に対応するライブ配信データストリームを共有する共有ユーザの情報である。再生ユニット1102は、マルチメディア会議インタラクションデータストリームを再生するように構成される。表示ユニット1103は、マルチメディア会議の情報に共有ユーザの情報が含まれることが確定されたことに応えて、共有ユーザの情報を表示するように構成される。ライブ配信データストリームは、ライブ配信サーバがマルチメディア会議サーバから送信されたライブ配信用マルチメディアデータストリームにより生成するものであり、ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、マルチメディア会議サーバが受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令により、受信された、マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームから決定するものである。
本実施例では、情報交換装置の第2受信ユニット1101、再生ユニット1102及び表示ユニット1103の具体的な処理及びそれらによる技術的効果についてはそれぞれ図8に対応する実施例におけるステップ801、ステップ802、ステップ803の関連説明を参照すればよく、ここで詳細な説明は省略する。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、共有ユーザの情報は、共有ユーザの数量情報及び/又は共有ユーザのフィードバック情報を含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、ユーザフィードバック情報は、マルチメディア情報及び/又は文字情報を含む。
いくつかの実施例の選択可能な実現形態では、表示ユニット1103は、フローティングウィンドウ、ポップアップウィンドウ、マルチメディア会議の表示ウィンドウの所定領域、弾幕のうちの少なくとも1つで共有ユーザの情報を表示する。
更に本開示のいくつかの実施例の情報交換方法又は情報交換装置を応用可能な例示的システムアーキテクチャを示す図12を参照する。
図12に示すように、システムアーキテクチャは、第1端末機器1201、1202、マルチメディア会議サーバ1203、ライブ配信サーバ1204、第2端末機器1205、1206を備えてもよい。第1端末機器1201、1202とマルチメディア会議サーバ1203との間、マルチメディア会議サーバ1203とライブ配信サーバ1204との間、ライブ配信サーバ1204と第2端末機器1205、1206との間は、それぞれネットワークを介して通信接続を実現する。ネットワークは、例えば、有線、無線通信リンク又は光ファイバーケーブル等、様々な接続タイプを含んでもよい。
ユーザは第1端末機器1201、1202を用いてネットワークを介してマルチメディア会議サーバ1203とインタラクションして、メッセージの受信や送信等を行うことができる。第1端末機器1201、1202には、例えば、インスタントメッセージ類アプリケーション、会議サーバのような各種の通信クライアントアプリケーションが実装されていてもよい。
ユーザは第2端末機器1205、1206を用いてネットワークを介してライブ配信サーバ1204とインタラクションして、メッセージの受信や送信等を行うことができる。第2端末機器1205、1206には、例えば、インスタントメッセージ類アプリケーション、会議サーバ、ウェブクライアント等のような各種の通信クライアントアプリケーションが実装されていてもよい。
マルチメディア会議サーバ1203は、マルチメディア会議の会議参加ユーザが第1端末機器1201、1202によって送信されたマルチメディアデータストリームを受信するステップと、受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令により、前記マルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定するステップと、前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームをライブ配信サーバに伝送して、前記ライブ配信サーバに前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームにより前記マルチメディア会議のライブ配信データストリームを生成させるステップと、ライブ配信サーバから送信された共有ユーザの情報を受信し、且つ前記共有ユーザの情報を各前記会議参加ユーザの第1端末機器に送信するステップと、を実行するように構成される。マルチメディア会議サーバが図1に示す実施例の方法の各ステップを実行できる。
前記マルチメディア会議参加ユーザの第1端末機器1201、1202は、マルチメディア会議サーバから送信されたマルチメディアの情報を受信し、前記マルチメディアの情報に含まれるマルチメディア会議のインタラクションデータストリームを再生し、マルチメディアの情報に含まれる、前記ライブ配信データストリームを共有する共有ユーザの情報を表示するように構成される。第1端末機器が図3に示す実施例の方法の各ステップを実行できる。
前記ライブ配信サーバ1204は、前記マルチメディア会議をライブ配信するライブ配信リクエストが受信されたことに応えて、マルチメディア会議サーバから送信されたライブ配信用マルチメディアデータストリームによりライブ配信データストリームを生成するステップと、受信された共有ユーザの共有リクエストに応じて、前記共有ユーザの第2端末機器1205、1206に前記ライブ配信データストリームを送信するステップと、を実行するように構成される。ライブ配信サーバが図2に示す実施例の方法の各ステップを実行できる
前記第2端末機器1205、1206は、ライブ配信サーバ1204が共有ユーザの共有リクエストに応じて送信したライブ配信データストリームを受信し、前記ライブ配信データストリームを再生するステップと、共有ユーザの入力したユーザフィードバック情報を受信するステップと、を実行するように構成される。
第1端末機器1201、1202、第2端末機器1205、1206は、ハードウェアであっても、ソフトウェアであってもよい。端末機器1201、1202、第2端末機器1205、1206は、ハードウェアであるときに、ディスプレイを備え且つ情報表示をサポートする様々な電子機器であってもよく、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、ラップトップコンピュータ及びデスクトップコンピュータ等を含んでもよいが、これらに限定されない。端末機器1201、1202、第2端末機器1205、1206は、ソフトウェアであるときに、上記で挙げられた電子機器にインストールし得る。それは例えば分散型サービスを提供するための複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよいし、単独のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよい。ここで具体的に限定されない。
説明が必要であるように、本開示の実施例により提供された情報交換方法は、マルチメディア会議サーバ1203によって実行してもよいし、ライブ配信サーバ1204によって実行してもよいし、第1端末機器によって実行してもよい。これに対して、情報交換装置は、マルチメディア会議サーバ1203に設置してもよいし、ライブ配信サーバ1204に設置してもよいし、第1端末機器1201、1202に設置してもよい。
説明が必要であるように、サーバは、ハードウェアであっても、ソフトウェアであってもよい。サーバは、ハードウェアであるときに、複数のサーバからなる分散型サーバ群で実現してもよいし、単独のサーバで実現してもよい。サーバは、ソフトウェアであるときに、例えば分散型サービスを提供するための複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよいし、単独のソフトウェア又はソフトウェアモジュールで実現してもよい。ここで具体的に限定されない。
理解すべきであるように、図12における第1端末機器、第2端末機器、マルチメディア会議サーバ及びライブ配信サーバの数はただ例示的なものである。実現の必要に応じて、任意数の第1端末機器、第2端末機器、マルチメディア会議サーバ及びライブ配信サーバを備えることが可能である。
以下、本開示のいくつかの実施例を実現することに適用される電子機器(例えば、図8におけるサーバ又は端末機器)の構成模式図を示す図13を参照する。本開示のいくつかの実施例における端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(携帯情報端末)、PAD(タブレット)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等のような携帯端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータ等のような固定端末を含んでもよいが、これらに限定されない。図13に示す端末機器/サーバは一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲を何ら制限するものではない。
図13に示すように、電子機器は処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックスプロセッサ等)1301を含んでよく、それは、読み取り専用メモリ(ROM)1302に記憶されたプログラム又は記憶装置13013からランダムアクセスメモリ(RAM)1303にロードされたプログラムによって各種の適切な動作及び処理を実行することができる。RAM1303には、電子機器の動作に必要な各種のプログラム及びデータが記憶されている。処理装置1301、ROM1302及びRAM1303は、バス1304を介して相互に接続される。入力/出力(I/O)インタフェース1305もバス1304に接続される。
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロ等を含む入力装置1306と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、発振器等を含む出力装置1307と、例えば磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置1308と、通信装置1309とがI/Oインタフェース1305に接続されていてよい。通信装置1309は電子機器が他のデバイスと無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。図13に各種装置を備えた電子機器が示されているが、示された装置の全てを実施又は備えることが要求されていないことを理解すべきである。代替的に、より多く又はより少ない装置を実施又は備えることが可能である。図13に示す各ブロックは、1つの装置を代表してもよく、必要に応じて複数の装置を代表してもよい。
特に、本開示のいくつかの実施例によれば、フローチャートを参照しながら上記したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実現できる。例えば、本開示のいくつかの実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それは、コンピュータ可読媒体上に担持されたコンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このようないくつかの実施例では、該コンピュータプログラムは、通信装置1309を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよく、又は記憶装置13013からインストールされてもよく、又はROM1302からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムは処理装置1301によって実行されるときに、本開示のいくつかの実施例の方法で限定された上記機能を実現する。
説明すべきことは、本開示のいくつかの実施例に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってもよく、或いは上記2つの任意の組み合わせであってもよい点である。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体のシステム、装置又はデバイス或いはそれらの任意の組み合わせであってもよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体は、より具体的な例として、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置又はそれらの任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限定されない。本開示のいくつかの実施例では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか記憶するいかなる有形媒体であってもよく、該プログラムは命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるか、それらと組み合わせて使用されることが可能である。本開示のいくつかの実施例では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンド内で又は搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが担持される。このように伝搬されるデータ信号は多種の形式を採用してよく、電磁信号、光信号又はそれらの任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読媒体は命令実行システム、装置又はデバイスに使用されるかそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送可能であり、電線、光ケーブル、RF(ラジオ周波数)等又はそれらの任意の適切な組み合わせ含むが、それらに限定されない。
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバはHTTP(ハイパー・テキスト転送プロトコル:HyperText Transfer Protocol)のような現在既知又は将来研究開発される任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、インターネット(例えば、相互接続ネットワーク)、ピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、及び現在既知又は将来研究開発される任意のネットワークを含む。
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されず、単独して存在するものであってもよい。上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されるときに、該電子機器は、マルチメディア会議コントロールに対するトリガ操作が検出されたことに応えて、サーバにマルチメディア会議開始リクエストを送信するステップであって、前記サーバが、前記マルチメディア会議開始リクエストに基づいてマルチメディア会議を開始すると決定されたことに応えて、マルチメディア会議を開始するステップと、会議ライブ配信確認コントロールに対する確認操作が検出されたことに応えて、サーバに会議ライブ配信確認情報を送信するステップであって、前記サーバが、前記会議ライブ配信確認情報を受信したことに応えて、且つマルチメディア会議ストリームを受信したことに応えて、受信されたマルチメディア会議ストリームに基づき、ライブ配信ストリームを生成し、前記マルチメディア会議ストリームが前記マルチメディア会議の会議参加対象によりサーバに送信されるステップと、を実行する。
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されず、単独して存在するものであってもよい。上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されるときに、該電子機器は、ライブ配信ストリーム取得リクエストを受信するステップと、ライブ配信ストリーム取得リクエストに応じて、ライブ配信ストリームを返信するか否かを決定するステップと、を実行する。
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に実装されず、単独して存在するものであってもよい。上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されるときに、該電子機器は、マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームを受信するステップと、受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令により、前記マルチメディアデータストリームからライブ配信用マルチメディアデータストリームを決定するステップと、前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームをライブ配信サーバに伝送して、前記ライブ配信サーバに前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームにより前記マルチメディア会議のライブ配信データストリームを生成させるステップと、を実行する。又は、
前記マルチメディア会議をライブ配信するライブ配信リクエストが受信されたことに応えて、マルチメディア会議サーバの伝送したライブ配信用マルチメディアデータストリームによりライブ配信データストリームを生成するステップと、受信された共有ユーザの共有リクエストに応じて、前記共有ユーザに前記ライブ配信データストリームを送信するステップと、を実行し、前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、マルチメディア会議サーバが受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令に基づき、受信された、マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームから決定するものである。又は、
マルチメディア会議サーバから送信されたマルチメディア会議の情報を受信し、前記マルチメディア会議の情報に共有ユーザの情報が含まれるか否かを決定するステップであって、前記マルチメディア会議の情報はマルチメディア会議インタラクションデータストリームを含み、前記共有ユーザの情報はライブ配信サーバから送信された、マルチメディア会議に対応するライブ配信データストリームを共有する共有ユーザの情報であるステップと、前記マルチメディア会議インタラクションデータストリームを再生するステップと、前記マルチメディア会議の情報に共有ユーザの情報が含まれることが確定されたことに応えて、前記共有ユーザの情報を表示するステップと、を実行し、前記ライブ配信データストリームは、ライブ配信サーバがマルチメディア会議サーバから送信されたライブ配信用マルチメディアデータストリームにより生成するものであり、前記ライブ配信用マルチメディアデータストリームは、マルチメディア会議サーバが受信されたマルチメディア会議のライブ配信命令に基づき、受信された、マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームから決定するものである。
本開示のいくつかの実施例の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは1種又は多種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで書くことが可能であり、前記プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語、例えばJava(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++を含み、更に一般の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似的なプログラミング言語を含む。プログラムコードは完全にユーザコンピュータで実行したり、部分的にユーザコンピュータで実行したり、独立したソフトウェアパッケージとして実行したり、一部をユーザコンピュータで一部をリモートコンピュータで実行したり、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行したりすることができる。リモートコンピュータの場合に、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意のネットワークによってユーザコンピュータに接続でき、又は、外部コンピュータに接続できる(例えばインタネットサービスプロバイダを用いてインターネット経由で接続する)。
図面のうちフローチャート及びブロック図は本開示の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び動作を示す。この点では、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分を代表することができ、このモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部分は指定された論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。いくつかの置換としての実現では、ブロックに表記される機能は図面に付したものと異なる順序で実現してもよいことにも注意すべきである。例えば、2つの連続的なブロックは実質的に同時に実行してもよく、また、係る機能によって、それらは逆の順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能又は動作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことにも注意すべきである。
本開示で説明されるいくつかの実施例におけるユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ユニットの名称は、このユニット自体を限定するものではない場合があり、例えば、第1受信ユニットは「マルチメディア会議の会議参加ユーザから送信されたマルチメディアデータストリームを受信するユニット」として記載されてもよい。
本明細書で上述した機能は、少なくとも部分的に、1つ又は複数のハードウェア論理コンポーネントによって実行されてもよい。例えば、非限定的には、使用され得る例示的なタイプのハードウェア論理コンポーネントは、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途用標準品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、結合プログラム可能論理デバイス(CPLD)等を含む。
本開示の文脈では、機械可読媒体は、命令実行システム、装置又は機器に使用されるか、又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含有又は記憶可能な有形媒体であってもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体は、より具体的な例として、1つ又は複数の導線に基づく電気的接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、コンパクトディスク・リード・オンリー・メモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又は上記の任意の適切な組み合わせを含む。
以上は本開示のいくつかの好ましい実施例及び適用する技術原理の説明に過ぎない。本開示の実施例に係る発明範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせによる技術的解決手段に限定されないと共に、上記発明構想を逸脱することなく上記技術的特徴又はそれと同等な特徴を任意に組み合わせて形成した他の技術手段をも含むべきであることは当業者であれば理解すべきである。例えば、上記特徴と本開示の実施例に開示される(それに限定されない)類似的な機能を有する技術的特徴を互いに取り替えて形成した技術手段をも含む。矛盾しない限り、各実施例を相互に組み合わせて新しい技術的解決手段を形成することができる。