JP7489133B2 - 毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置 - Google Patents

毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7489133B2
JP7489133B2 JP2022561668A JP2022561668A JP7489133B2 JP 7489133 B2 JP7489133 B2 JP 7489133B2 JP 2022561668 A JP2022561668 A JP 2022561668A JP 2022561668 A JP2022561668 A JP 2022561668A JP 7489133 B2 JP7489133 B2 JP 7489133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
gas
special
tank
gas tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022561668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023521158A (ja
Inventor
ソク コン、ウォン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wic Co ltd
Original Assignee
Wic Co ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wic Co ltd filed Critical Wic Co ltd
Priority claimed from KR1020200119800A external-priority patent/KR102417222B1/ko
Publication of JP2023521158A publication Critical patent/JP2023521158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7489133B2 publication Critical patent/JP7489133B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C13/00Details of vessels or of the filling or discharging of vessels
    • F17C13/06Closures, e.g. cap, breakable member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C13/00Details of vessels or of the filling or discharging of vessels
    • F17C13/08Mounting arrangements for vessels
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

本発明は毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置に関するものであり、より詳しくは、ガスタンクに設置されたバルブの不良によって人体に有害な毒性または可燃性半導体特殊ガスが遺失する場合、指定のスクラバーが位置する場所までガスタンクを移送するうちにキャップ装置を設置することで、特殊ガスの遺失を防止することができ、特殊ガスが遺失してキャップ装置の内部圧力が設定値以上に上昇すれば、キャップ装置の一側に窒素ガスを供給し、キャップ装置の他側を開放することで、窒素ガスと反応してから排出される特殊ガスが携帯用スクラバーを通過してから大気中に排出されるようにすることにより、特殊ガスの流出による安全事故を予防することができ、窒素ガスの供給のために連結される補助タンクとキャップ装置とをクイックコネクタを介して速かに連結することができるので、ガス流出が始まる初期に安全事故防止のためのゴールデンタイムを確保することができる毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置に関するものである。
一般に、半導体製造分野などに使われているNF、NH、Cl、B、CF、HCl、CO、F、PH、DCSのような特殊ガスは常温で液体状態(液化ガス状態)でガスタンクの内部に貯蔵されており、これらのガスがガスタンクの内部で安全に維持管理される状態でガス供給ラインを通して半導体製造工程のプロセスチャンバーに供給される。
この際、前記のように半導体製造工程で使われる特殊ガスを混合するために、従来では、特殊ガスが混合されたガスタンクを別途の混合タンクで一日ほどの時間の間に自然放置する方法を用いた。
しかし、このような方法はガスを混合するために多大な時間がかかり、このように無意味に経つ時間の間にガスを正常に受けることができなければ、半導体生産に莫大な差し支えを引き起こす。
このような問題点のため、最近では、ガスタンクを回転させてガスタンクの内部の特殊ガスを混合する装置が開発されたが、この混合装置は、一定の高さに形成された回転バー上にガスタンクを横たえて回転バーを回転させることで、ガスタンクも一緒に回転させる方式を取っている。
本発明の背景技術は韓国登録特許第10-0873218号公報(2008年12月10日公告、発明の名称:半導体特殊ガス混合機)に開示されている。
韓国登録特許第10-0873218号公報
従来技術による特殊ガス用ガスタンクは、特殊ガスが遺失する事故が発生する場合、ガスタンクのバルブから遺失する特殊ガスが大気中に拡散することを防止することができる別途の技術構成を備えていないので、人命被害または財産被害を防止しにくく、ガスタンクのバルブにキャップ装置を設置する場合にも、キャップ装置の内部圧力が上昇してキャップ装置が破損することにより特殊ガスが大気中に拡散することがある問題点がある。
したがって、これを改善する必要性がある。
本発明はガスタンクに設置されたバルブの不良及びガスタンクとバルブとの組立不良によって人体に有害な毒性または可燃性半導体特殊ガスが遺失する場合、指定のスクラバーが位置する場所までガスタンクを移送するうちにキャップ装置を設置することで、特殊ガスの遺失を防止することができ、特殊ガスが遺失してキャップ装置の内部圧力が設定値以上に上昇すれば、キャップ装置の一側に窒素ガスを供給し、キャップ装置の他側を開放することで、窒素ガスと反応してから排出される特殊ガスが携帯用スクラバーを通過してから大気中に排出されるようにすることにより、特殊ガス流出による安全事故を予防することができ、窒素ガス供給のために連結される補助タンクとキャップ装置とをクイックコネクタを介して速かに連結することができるので、ガス流出が始まる初期に安全事故防止のためのゴールデンタイムを確保することができる毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を提供することにその目的がある。
本発明は、複数のガスタンクが着座することができる着座プレートを備え、前記着座プレートを支持するフレーム部材を作業者が取って移送することができるように足車部材を備える移送台車と、前記ガスタンクのバルブを取り囲むように設置され、前記バルブから特殊ガスが流出すれば、特殊ガスが大気中に拡散することを防止するキャップ装置と、前記キャップ装置の内部に窒素ガスを供給することができるように前記着座プレートに着座し、窒素ガスが充填される補助タンクと、前記キャップ装置の内部に遺失して前記キャップ装置の内部圧力を上昇させる特殊ガスを前記キャップ装置の外部に排出させながら、特殊ガスの内部に含まれた有害成分を吸着して浄化するスクラバーと、前記キャップ装置と前記補助タンクとを連結し、前記キャップ装置と前記スクラバーとを連結する連結部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の前記連結部は、前記ガスタンクと前記キャップ部材との間に設けられる注入管と、前記補助タンクと前記キャップ部材との間に設けられる排出管と、前記注入管または前記排出管の両端部に備えられ、前記ガスタンク、前記補助タンク及び前記キャップ部材と前記注入管または前記排出管とを連結するクイックカップラーとを含むことを特徴とする。
また、本発明の前記着座プレートまたは前記フレーム部材は、前記ガスタンクまたは前記補助タンクに密着して前記ガスタンクまたは前記補助タンクを支持するガイドパネルを備え、前記ガイドパネルは、前記ガスタンク及び前記補助タンクを同時に締結して前記ガスタンク及び前記補助タンクが遊動することを防止する拘束部材と連結される係合突起を備えることを特徴とする。
また、本発明の前記スクラバーは、前記キャップ装置から延びる前記排出管が連結されるキャップ部材と、活性炭を収納し、活性炭の間の間隔を通過して排出される特殊ガスが通過するように前記キャップ部材に結合される本体ケースと、前記本体ケースから延び、前記排出管によって前記本体ケースの内部に流入する特殊ガスが活性炭の間の間隔を通過して外部に排出されるように前記キャップ部材から延び、ボールバルブが設けられた複数の排気管とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記第1キャップを手軽く回転させてガスタンクに速かに結合させることができるようにする第1開閉部と、前記キャップ部材を手軽く回転させてガスタンクに速かに結合させることができるようにする第2開閉部とをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の前記第1開閉部は、前記第1キャップの外壁から側方向に突出し、端部から内側方向に第1着脱溝部が凹設される第1突出部と、前記第1着脱溝部に挿入される第1レバー部材と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の前記第2開閉部は、前記キャップ部材の外壁から側方向に突出し、端部から内側方向に第2着脱溝部が形成される第2突出部と、前記第2着脱溝部に挿入される第2レバー部材と、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記第1キャップの内部と外部との間の圧力差を減らすために、前記第1キャップの内部と外部とを連結または遮断するリーク部をさらに含むことを特徴とする。
本発明による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置は、特殊ガスタンクを収納して移送する台車に、ガスタンクのキャップ装置の内部に窒素ガスを供給する補助タンクと、キャップ装置から排出される特殊ガス中に含まれる有害物質を除去するスクラバーとを同時に収納するので、特殊ガスタンクを運搬するうちにキャップ装置の内部に窒素ガスを供給しながら、排出される特殊ガスを浄化させることができ、よって漏出事故が発生したガスタンクを安全に移送することができ、特殊ガスタンクの移送中に特殊ガスの漏出が発生しても特殊ガスが大気中に拡散することを防止することができるので、安全事故を予防することができる利点がある。
また、本発明による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置は、移送台車にガスタンク及び補助タンクを隣接して収納する着座プレート及びガイドパネルを備え、ガスタンク及び補助タンクを拘束する拘束部材を備えるので、ガスタンクの移送中に発生する振動によってガスタンクと補助タンクとが衝突して特殊ガスの漏出が発生することを防止することができる利点がある。
また、本発明による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置は、スクラバーを成す本体ケースに活性炭の交替周期を確認することができる確認窓を備えるので、作業者が活性炭の交替可否を肉眼で確認して決定することができるので、活性炭の交替を逃すことなしに効果的な浄化作用を遂行することができ、確認窓を開放して活性炭の排出作業または注入作業を遂行することができる利点がある。
また、本発明による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置は、窒素ガスを供給する補助タンクとキャップ装置とを連結する連結部にワンタッチ方式で注入管または排出管を連結するクイックコネクタまたはクイックカップラーを備えるので、ガス漏洩が発生する初期にガスタンクにキャップ装置を設置し、キャップ装置と補助タンク及びスクラバーとを手軽く連結することができるので、ガスタンクを指定の場所に移すのにかかる時間を減らすことができ、特殊ガスの遺失による安全事故を防止することができるので、ガス流出の初期に安全事故を防止することができるゴールデンタイムを確保することができる利点がある。
本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す正面斜視図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す背面斜視図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す正面図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す側面図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す平面図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のスクラバーを示す図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のキャップ装置を示す断面斜視図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のリーク部を示す断面図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置の第2開閉部を示す斜視図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置の第2開閉部を示す断面図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置の第1開閉部を示す斜視図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置の第1開閉部を示す断面図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のキャップ装置が44リットル、47リットル、及び49リットルの容量のガスタンクに適用された場合の使用状態図である。 本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のキャップ装置が440リットル及び460リットルの容量のガスタンクに適用された場合の使用状態図である。 本発明の他の実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のリーク部を示す使用状態図である。
以下、添付図面を参照して本発明による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置の一実施例を説明する。
以下の説明過程で、図面に示す線の厚さや構成要素の大きさなどは説明の明瞭性及び便宜性のために誇張して示されていることがあり得る。
また、後述する用語は本発明における機能を考慮して定義した用語であり、これは使用者や運用者の意図または慣例によって変わることができる。
したがって、このような用語に対する定義はこの明細書全般にわたる内容に基づいて決定されなければならないであろう。
図1は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す正面斜視図であり、図2は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す背面斜視図であり、図3は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す正面図である。
また、図4は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す側面図であり、図5は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す平面図であり、図6は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のスクラバーを示す図である。
また、図7は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のキャップ装置を示す断面斜視図であり、図8は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を示す分解斜視図であり、図9は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のリーク部を示す断面図である。
図1~図9を参照すると、本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置は、複数のガスタンク10が着座することができる着座プレート112を備え、着座フレートを支持するフレーム部材111を作業者が取って移送することができるように足車部材118を備える移送台車110と、ガスタンク10のバルブを取り囲むように設置され、バルブから特殊ガスが流出すれば、特殊ガスが大気中に拡散することを防止するキャップ装置100と、キャップ装置100の内部に窒素ガスを供給するように着座プレート112に着座し、窒素ガスが充填される補助タンク130と、キャップ装置100の内部に遺失してキャップ装置100の内部圧力を上昇させる特殊ガスをキャップ装置100の外部に排出させながら、特殊ガスの内部に含まれる有害成分を吸着して浄化するスクラバー150と、キャップ装置100と補助タンク130とを連結し、キャップ装置100とスクラバー150とを連結する連結部102、104とを含む。
したがって、半導体特殊ガスが充填されるガスタンク10を運搬するときには、移送台車110の着座プレート112にガスタンク10及び補助タンク130を着座させ、ガスタンク10及び補助タンク130が遊動しないようにチェーンまたはベルトからなる拘束部材114bをガイドパネル114の係合突起114aに係合し、拘束部材114bを締め付けることで、ガスタンク10と補助タンク130とを密着した状態で固定させる。
ここで、拘束部材114bの端部が互いに対向する部位にターンバックルを設けることで、拘束部材114bを引っ張ってガスタンク10及び補助タンク130を拘束させることができる。
また、本実施例の移送台車110は、キャップ装置保管ボックス116aを着座させて保管することができる収納台116を含み、収納台116はフレーム部材111の下端から後方に延びる支持部を備えてキャップ装置保管ボックス116aを収納することができ、フレーム部材111の下端及び収納台116の端部には足車部材118が取り付けられることで、作業者がフレーム部材111の上端に設けられた取っ手部を握って移送台車110を押しながら歩いてガスタンク10を安全に移送することができる。
着座プレート112またはフレーム部材111は、ガスタンク10または補助タンク130に密着してガスタンク10または補助タンク130を支持するガイドパネル114を備え、ガイドパネル114は、ガスタンク10及び補助タンク130を同時に締結してガスタンク10及び補助タンク130が遊動することを防止する拘束部材114bと連結される係合突起114aを備える。
したがって、ガスタンク10及び補助タンク130を移送台車110に収納するとき、ガスタンク10及び補助タンク130の下端及び外周面をガイドパネル114に密着させることで、ガスタンク10及び補助タンク130を遊動なしに安全に収納することができ、ガイドパネル114の端部に形成された係合突起114aに拘束部材114bを連結し
ターンバックルのような工具で拘束部材114bを引っ張れば、ガスタンク10及び補助タンク130の外周面に拘束部材114bが密着してガスタンク10及び補助タンク130を移送台車110に密着させる。
本実施例のキャップ装置100は、ガスタンク10の開閉バルブ12を取り囲むようにガスタンク10に結合される第1キャップ30と、第1キャップ30を取り囲むようにガスタンク10に着座する第2キャップ50と、第2キャップ50を第1キャップ30側に押圧することで、ガスタンク10と第2キャップ50との間の間隔を通してガスが遺失することを防止する押圧部と、ガスタンク10から流出し、第1キャップ30を通過して第2キャップ50の内部に残存するガスによって第2キャップ50の内部圧力が設定値を超えて上昇すれば、第2キャップ50からガスを外部に排出させる排出部52、90を含む。
半導体製造用特殊ガスタンク10は垂直方向に長い圧力容器の形状に形成され、ガスタンク10の上端には、ガスタンク10を開閉して特殊ガスを注入または排出させることができる開閉バルブ12が設けられ、開閉バルブ12の周辺には第1キャップ30の開口部が着座する段差部が形成される。
ガスタンク10の段差部に第1キャップ30を組み立て、第1キャップ30を取り囲むように第2キャップ50をガスタンク10の上部に装着すると、第2キャップ50の内部に第1キャップ30が挿入され、第1キャップ30とガスタンク10との間の連結部品も第2キャップ50の内部に配置される。
したがって、押圧部を操作して第2キャップ50をガスタンク10の上部に組み立てれば、開閉バルブ12から遺失する特殊ガスは第1キャップ30によって1次シーリングされ、第1キャップ30とガスタンク10との間の間隔を通して遺失する特殊ガスは第2キャップ50によって2次シーリングされる。
ガスタンク10には第1ネジ山14が形成され、第1キャップ30には、第1ネジ山14と螺合する第2ネジ山32が形成されるので、第1キャップ30を段差部に着座させた後、順方向または逆方向に第1キャップ30を回転させることで、第1キャップ30とガスタンク10とを組み立てるかまたは分解することができる。
第1キャップ30の開口部には第1シーリング部材34が設けられる。すなわち、第1キャップ30の開口部とガスタンク10との間に第1シーリング部材34が介在されることで、開閉バルブ12を通して遺失する特殊ガスが第1キャップ30とガスタンク10との間の間隔を通して遺失することを防止することができる。
第2キャップ50の開口部には第2シーリング部材54が設けられるので、押圧部の作動によって第2キャップ50がガスタンク10に密着すれば、第2キャップ50の開口部とガスタンク10との間の間隔に第2シーリング部材54が介在されることで、第1キャップ30とガスタンク10との間の間隔を通して遺失した特殊ガスが第2キャップ50とガスタンク10との間の間隔を通して遺失することを防止することができる。
押圧部は、第1キャップ30から延び、第3ネジ山38が形成され、第2キャップ50の外側に延びる連結軸36と、第3ネジ山38と螺合する第4ネジ山72が形成され、第2キャップ50に密着するキャップ部材70とを含む。
第2キャップ50の上端には貫通ホール部56が形成され、貫通ホール部56と対向する第1キャップ30の上端には上方に延びる連結軸36が形成され、連結軸36には第3ネジ山38が形成される。
したがって、第1キャップ30を取り囲むように、ガスタンク10の上部に第2キャップ50を装着すると、連結軸36が貫通ホール部56を通して第2キャップ50の上側に突出し、連結軸36に形成された第3ネジ山38とキャップ部材70の開口部に形成された第4ネジ山72とが螺合することで、キャップ部材70を第2キャップ50の上部に密着させる。
第2キャップ50の上部に密着するキャップ部材70は第2キャップ50を下側に押圧することで、ガスタンク10と第2キャップ50の開口部とが密着するようにするので、第1キャップ30とガスタンク10との間の間隔を通して遺失した特殊ガスが第2キャップ50とガスタンク10との間の間隔を通して遺失することを防止することができる。
また、連結軸36が通過する貫通ホール部56に遺失する特殊ガス、具体的には連結軸36と螺合するキャップ部材70が第2キャップ50の上部に密着することで、連結軸36と第2キャップ50との間の間隔を通して遺失する特殊ガスを防止して3次シーリングを遂行する。
また、本実施例は、第1キャップ30の内部と外部との間の圧力差を減らすために、第1キャップ30の内部と外部とを連結または遮断させるリーク部80をさらに含むので、リーク部80を操作して第1キャップ30の内部と外部とが連通する状態を成した後、第1キャップ30をガスタンク10に組み立てれば、第1キャップ30の内部圧力が必要以上に上昇することを防止することができるので、第1キャップ30の組立を容易に遂行することができる。
第1キャップ30をガスタンク10から分離させるとき、第1キャップ30の内部に形成される真空圧によって第1キャップ30とガスタンク10とが容易に分離されない場合があるが、本実施例は、作業者がリーク部80を操作して第1キャップ30の内部と外部とを連結すれば、第1キャップ30の内部の真空圧が外部に排出されることにより、第1キャップ30とガスタンク10とが容易に分離されることができるので、第1キャップ30の分離作業を手軽く遂行することができる。
リーク部80は、連結軸36の上端に形成されたホール部に締結されるように第5ネジ山82aが形成され、第1キャップ30の内部と外部とを連結する排出ホール部82bを備えるリーク本体82と、リーク本体82に形成された第6ネジ山82cと螺合する第7ネジ山84aが形成され、排出ホール部82bを開閉させるキャップ部材84とを含む。
リーク本体82は、下部に第5ネジ山82aが形成され、上部に第6ネジ山82cが形成されるので、リーク本体82の下部を第1キャップ30の側面に形成されたホール部と螺合させ、第6ネジ山82cにキャップ部材84に形成された第7ネジ山84aを螺合させることで、リーク本体82とキャップ部材84とを結合させる。
キャップ部材84の側面上部には、排出ホール部82bと連通するように排気ホール部84bが形成され、作業者がキャップ部材84を順方向に回転させてキャップ部材84とリーク本体82とを結合すれば、排気ホール部84bがリーク本体82の側面に対向して配置されることで、排出ホール部82b及び排気ホール部84bが互いに遮断される。
また、キャップ部材84を反対に回転させれば、キャップ部材84がリーク本体82の上端側に移動するのに伴って排気ホール部84bが排出ホール部82bと対向して連結されることで、第1キャップ30の内部の真空圧が排出ホール部82b及び排気ホール部84bを通して第2キャップ50の外部に排出されることで、第1キャップ30の内部及び外部の間の圧力差が減少するので、第1キャップ30を容易にガスタンク10から分離することができる。
また、本実施例による排出部52、90は、第2キャップ50に設けられた供給管に設置される供給バルブ90と、第2キャップ50に設けられた排出管に設置されるリークバルブ52と、第2キャップ50に設置され、第2キャップ50の内部圧力を表示する圧力計52aとを含む。
したがって、ガスタンク10から流出するガスが第1キャップ30を通過して第2キャップ50の内部に充填される場合、第2キャップ50の内部圧力が上昇する。ここで、作業者が圧力計52aを確認し、第2キャップ50の内部圧力が設定値を超えれば、リークバルブ52を開放することで、キャップ装置100の内部のガスを排出管104に沿ってスクラバー150に供給するようになる。
ここで、本実施例の連結部は、ガスタンク10とキャップ部材154との間に設けられる注入管102と、補助タンク130とキャップ部材154との間に設けられる排出管104と、注入管102または排出管104の両端部に備えられ、ガスタンク10、補助タンク130及びキャップ部材154と注入管102または排出管104とを連結するクイックコネクタまたはクイックカップラーとを含む。
したがって、特殊ガスが流出し始める初期にガスタンク10にキャップ装置を設置し、ガスタンク10及び補助タンク130を移送台車に着座させて固定させた後、キャップ装置100と補助タンク130との間に注入管102を設置するとき、注入管102の両端部に備えられたクイックコネクタまたはクイックカップラーを介して注入管102とキャップ装置100とがワンタッチ方式で一回の押圧作業によって連結され、キャップ装置100とスクラバー150との間に排出管104を連結するとき、排出管104の両端部に備えられたクイックコネクタまたはクイックカップラーを介して排出管104とキャップ装置100及びスクラバー150とが一回の押圧作業によって連結される。
前述したように、注入管102及び排出管104の連結作業がクイックコネクタまたはクイックカップラーを介してワンタッチ方式でなされるので、ガスタンク10のバルブの誤作動が発生する初期にキャップ装置100を設置し、キャップ装置100と補助タンク130及びスクラバー150とを短時間内に手軽く連結することができるので、特殊ガスの流出によってキャップ装置100の内部圧力が設定値以上に上昇することを効果的に防止することができ、キャップ装置100の内部に充填される特殊ガスを活性炭158と接触させて浄化させ、大気中に排出させながらガスタンク10を移送することができる。
前述したように、ガスの流出が発生する初期にクイックコネクタまたはクイックカップラーを介してキャップ装置100と補助タンク130とを短時間内に連結することで、ガスタンク10からガスが遺失することを防止しながら移送することができるので、ガスの遺失による安全事故を防止することができるゴールデンタイムを確保することができる。
本実施例のスクラバー150は、キャップ装置100から延びる排出管104が連結されるキャップ部材154と、活性炭158を収納し、特殊ガスが活性炭158の間の間隔を通過して排出されるようにキャップ部材154に結合される本体ケース152と、本体ケース152から延び、排出管104によって本体ケース152の内部に流入する特殊ガスが活性炭158の間の間隔を通過して外部に排出されるようにキャップ部材154から延び、ボールバルブが設けられた複数の排気管159とを含む。
したがって、補助タンク130から延びる注入管102をクイックカップラーを介してキャップ装置100に連結し、キャップ装置100から延びる排出管104をクイックカップラーを介してスクラバー150に連結した後、注入管102の両端部に備えられたバルブを開放すれば、窒素ガスが補助タンク130からキャップ装置100の内部に供給され、キャップ装置100の内部に窒素ガスが充填された状態で特殊ガスの移送作業を安全に遂行することができる。
その後、ガスタンク10から特殊ガスが遺失してキャップ装置100の内部圧力が設定値以上に上昇すれば、作業者は排出管104の両端部に設置されたバルブを開放することで、キャップ装置100の内部に充填された窒素ガス及び特殊ガスを排出管104を通してキャップ装置100の外部に排出させる。
ここで、排出管104に沿って排気される窒素ガス及び特殊ガスは本体ケース152を通過しながら、本体ケース152に収納された活性炭158と接触し、よって特殊ガス中に含まれた有害物質が活性炭158に吸着されて浄化され、排気管159に沿って大気中に排出される。
本実施例の本体ケース152は、上部が開放した小型のガスタンク状に形成され、円盤状に形成されたキャップ部材154が締結部材によって本体ケース152の上端に結合して小型のガスタンク状を成す。
本体ケース152は、活性炭158の交替周期を確認することができる確認窓156を備えることができる。よって、作業者が確認窓156を通して本体ケース152の内部に収納された活性炭158の色相を確認して活性炭158の交替時点を決定することができる。
確認窓156は透明材からなることで、作業者が本体ケース152の内部を確認することができるようにし、確認窓156を本体ケース152から分離することで、活性炭158を注入または排出させる注入ホール部として使うこともできる。
また、本実施例のフレーム部材111は、スクラバー150を載せて固定させる載置部170を備える。載置部170はフレーム部材111に取り付けられ、本体ケース152の外壁に密着するように環状に形成され、スクラバー150の下端を支持するように載置部170の底面は密閉しているので、スクラバー150の下端を載置部170に挿入して着座させることによってフレーム部材111に固定させることができる。
また、本実施例の排気管159は、キャップ部材154から上側に延びてから両側方向に延びた後、下方に折り曲げられて延びるので、浄化された特殊ガスを地面側に排出させることができ、それぞれの排気管159にはボールバルブ159aが設置されるので、一対の排気管159のうちのいずれか一つの排気管159が詰まっても他の排気管159に設置されたボールバルブ159aを開放することで、浄化された特殊ガスを大気中に排出させることができる。
また、本実施例の補助タンク130とキャップ装置100との間に設けられる注入管102には、窒素ガスの供給量を表示する流量計、及び窒素ガスの供給量を一定に維持させるレギュレーターを含んでなる制御部が設けられる。
したがって、キャップ装置100に窒素ガスを供給するとき、レギュレーターの作動によって一定量の窒素ガスを均一な圧力で提供することができ、レギュレーターの誤作動によって注入管102の内部圧力が設定値以上に上昇すれば、作業者が流量計及び圧力計を確認して窒素ガス供給の中断可否を判断することができる。
また、本実施例の排出管104にはブローメーター(Blow meter)が設置されることで、キャップ装置100から排出される排気ガスの圧力及び流量を作業者が肉眼で確認することができるように表示するので、作業者は排気ガスの排出量及び圧力を確認しながら移送作業を遂行することができる。
図10は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置の第2開閉部を示す斜視図であり、図11は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置の第2開閉部を示す断面図であり、図12は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置の第1開閉部を示す斜視図であり、図13は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置の第1開閉部を示す断面図である。
図10~図13を参照すると、本実施例は、第1キャップ30を手軽く回転させてガスタンク10に速かに結合することができるようにする第1開閉部250と、キャップ部材70を手軽く回転させてガスタンク10に速かに結合することができるようにする第2開閉部350とをさらに含む。
したがって、ガスタンク10の開閉バルブ12から有害ガスが遺失する場合、作業者はキャップ装置保管ボックス116aに収納された第1開閉部250及び第2開閉部350を取り出して第1キャップ30に締結した後、作業者が第1開閉部250を取って第1キャップ30を回転させて速かにガスタンク10に結合させることができる。
その後、第1キャップ30を取り囲むように第2キャップ50を第1キャップ30の上部に着座させ、第2キャップ50を貫いて突出する連結軸にキャップ部材70を着座させた後、第2開閉部350をキャップ部材70に連結して回転させることで、キャップ部材70を短時間内に連結軸36と結合させることができる。
前述したように、第1開閉部250及び第2開閉部350を使って第1キャップ30及びキャップ部材70を手軽く短時間内に結合させることができるので、有害ガスをより効果的に遮断することができ、第1キャップ30及びキャップ部材70をより効果的に押圧することができるので、第1キャップ30とガスタンク10との間の間隔を通して有害ガスが遺失することを効果的に防止することができ、キャップ部材70と第2キャップ50との間の間隔を通して有害ガスが遺失することを効果的に防止することができる。
本実施例の第1開閉部250は、第1キャップ30の外壁から側方向に突出し、端部から内側方向に第1着脱溝部256が凹設された第1突出部252と、第1着脱溝部256に挿入される第1レバー部材254とを含む。
第1着脱溝部256の内側部にはリング形の第1固定溝部258が形成され、第1着脱溝部256に挿入される第1レバー部材254の端部には第1Oリング254aが設けられるので、作業者がキャップ装置保管ボックス116aから一対の第1レバー部材254を取り出し、第1キャップ30の外側面に互いに反対方向に形成された一対の第1突出部252に押し込めば、弾性材からなる第1Oリング254aが圧縮されるのに伴って第1レバー部材254の端部が第1着脱溝部256の内部に挿入され、第1レバー部材254の端部が第1着脱溝部256の内側面まで挿入されれば、第1Oリング254aが第1固定溝部258に着座して第1レバー部材254の挿入が完了する。
その後、作業者は一対の第1レバー部材254を取って第1キャップ30を回転させることで、第1キャップ30とガスタンクとの間の結合を手軽く完了することができる。
本実施例の第2開閉部350は、キャップ部材70の外壁から側方向に突出し、端部から内側方向に第2着脱溝部356が形成された第2突出部352と、第2着脱溝部356に挿入される第2レバー部材354とを含む。
第2着脱溝部356の内側部にはリング形の第2固定溝部358が形成され、第2着脱溝部356に挿入される第2レバー部材354の端部には第2Oリング354aが設けられるので、作業者がキャップ装置保管ボックス116aから一対の第2レバー部材354を取り出し、キャップ部材70の外側面に互いに反対方向に形成された一対の第2突出部352に押し込めば、弾性材からなる第2Oリング354aが圧縮されるのに伴って第2レバー部材354の端部が第2着脱溝部356の内部に挿入され、第2レバー部材354の端部が第2着脱溝部356の内側面まで挿入されれば、第2Oリング354aが第2固定溝部358に着座して第2レバー部材354の挿入が完了する。
その後、作業者は一対の第2レバー部材354を取ってキャップ部材70を回転させることで、キャップ部材70と第2キャップ50との間の結合を手軽く完了することができる。
図14は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のキャップ装置が44リットル、47リットル、及び49リットルの容量のガスタンクに適用された場合の使用状態図であり、図15は本発明の一実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のキャップ装置が440リットル及び460リットルの容量のガスタンクに適用された場合の使用状態図であり、図16は本発明の他の実施例による毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置のリーク部を示す使用状態図である。
図14~図16を参照すると、本実施例のキャップ装置100は、図14及び図15に示すように、第2キャップ50の直径及び高さを多様に変更して製作することができ、ガスタンク10の形状または大きさによって多様なガスタンク10に適用して設置することができる。
また、本実施例のリーク部280は、図16に示すように、第1キャップ30の連結軸に設置され、中央部に排気ホール部282bが形成され、外壁に結合ネジ山282aが形成され、排気ホール部282bの内壁に開閉ネジ山282cが形成されたバルブ本体282と、排気ホール部282bの内側に挿入または突出可能に締結される開閉部材284とを含む。
排気ホール部282bの内壁には直径の相異なるホール部が段部282dによって連結される形状に形成され、開閉部材284の下部には直径が減少した突起が形成され、突起の側面から形成される排気流路284bは「T」形に形成されることで、突起の側面から流入する有害ガスは上側に移動し、開閉部材284の上面から排出され、第1キャップ30及び第2キャップ50の外部に排出される。
したがって、第1キャップ30の内部圧力が設定値以上に上昇すれば、作業者はキャップ部材70を連結軸36から分離させることでリーク部280を外部に露出させた後、開閉部材284を回転させながら排気ホール部282bの外側に突出させれば、開閉部材284の下端に形成される突起が段部282dを通って排気ホール部282bの外側に移動すれば、排気ホール部282bが開放し、第1キャップ30から排気される有害ガスは突起の外周面から排気流路284bに沿って開閉部材284の上端に移動して第1キャップ30及び第2キャップ50の外側に少量が排出されることで、第1キャップ30の内部圧力が設定値以上に上昇することによって発生する安全事故を予防することができる。
本実施例の開閉部材284は、外面に締結ネジ山284aが形成されるので、排気ホール部282bに形成された開閉ネジ山282cと螺合して順方向または逆方向に回転させれば、排気ホール部282bの内側または外側方向に挿入または突出させることができる。
したがって、ガスタンクに設置されたバルブの不良によって人体に有害な毒性または可燃性半導体特殊ガスが遺失する場合、指定のスクラバーが位置する場所までガスタンクを移送するうちにキャップ装置を設置することで、特殊ガスの遺失を防止することができ、特殊ガスが遺失してキャップ装置の内部圧力が設定値以上に上昇すれば、キャップ装置の一側に窒素ガスを供給し、キャップ装置の他側を開放することで、窒素ガスと反応してから排出される特殊ガスが携帯用スクラバーの活性炭を通過してから大気中に排出されるようにして、特殊ガス流出による安全事故を予防することができ、窒素ガスの供給のために連結される補助タンク及びキャップ装置をクイックコネクタを介して速かに連結することができるので、ガスが流出し始める初期に安全事故防止のためのゴールデンタイムを確保することができる毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を提供することができる。
本発明は図面に示した一実施例を参照して説明したが、これは例示的なものに過ぎなく、当該技術が属する分野で通常の知識を有する者であれば、これから多様な変形及び均等な他の実施例が可能であるという点が理解可能であろう。
また、毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置を例として説明したが、これは例示的なものに過ぎなく、毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置ではない他の製品にも本発明の移送装置を使うことができる。
したがって、本発明の真正な技術的保護範囲は以下の特許請求の範囲によって決定されなければならないであろう。
10 ガスタンク
12 開閉バルブ
14 第1ネジ山
30 第1キャップ
32 第2ネジ山
34 第1シーリング部材
36 連結軸
38 第3ネジ山
50 第2キャップ
52 ファジーバルブ
54 第2シーリング部材
56 貫通ホール部
70 キャップ部材
72 第4ネジ山
80 リーク部
82 リーク本体
82a 第5ネジ山
82b 排出ホール部
82c 第6ネジ山
84 キャップ部材
84a 第7ネジ山
84b 排気ホール部
90 供給バルブ
100 キャップ装置
102 注入管
104 排出管
110 移送台車
112 着座プレート
114 ガイドパネル
114a 係合突起
114b 拘束部材
116 収納台
118 足車部材
130 補助タンク
150 スクラバー
152;本体ケース
154 キャップ部材
159 排気管
159a ボールバルブ
170 載置部

Claims (6)

  1. 複数のガスタンクが着座することができる着座プレートを備え、前記着座プレートを支持するフレーム部材を作業者が取って移送することができるように足車部材を備える移送台車と、
    前記ガスタンクのバルブを取り囲むように設置され、前記バルブから特殊ガスが流出すれば、特殊ガスが大気中に拡散することを防止するキャップ装置と、
    前記キャップ装置の内部に窒素ガスを供給することができるように前記着座プレートに着座し、窒素ガスが充填される補助タンクと、
    前記キャップ装置の内部に遺失して前記キャップ装置の内部圧力を上昇させる特殊ガスを前記キャップ装置の外部に排出させながら、特殊ガスの内部に含まれた有害成分を吸着して浄化するスクラバーと、
    前記キャップ装置と前記補助タンクとを連結し、前記キャップ装置と前記スクラバーとを連結する連結部と、を含み、
    前記キャップ装置は、
    前記ガスタンクの開閉バルブを取り囲むように前記ガスタンクに結合される第1キャップと、 前記第1キャップを取り囲むように前記ガスタンクに着座する第2キャップと、
    前記第2キャップを前記第1キャップ側に押圧することで、前記ガスタンクと前記第2キャップとの間の間隔を通してガスが遺失することを防止する押圧部と、
    前記第1キャップの内部と外部との間の圧力差を減らすために、前記第1キャップの内部と外部とを連結または遮断するリーク部を含み、
    前記押圧部は、
    前記第1キャップから延び、前記第2キャップの外側に延びる連結軸と、
    前記連結軸と結合し、前記第2キャップに密着するキャップ部材を含み、
    前記第1キャップを手軽く回転させてガスタンクに速やかに結合させることができるようにする第1開閉部と、
    前記キャップ部材を手軽く回転させてガスタンクに速やかに結合させることができるようにする第2開閉部と、をさらに含むことを特徴とする、
    毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置。
  2. 前記連結部は、
    前記補助タンクと前記キャップ装置との間に設けられる注入管と、
    前記キャップ装置と前記スクラバーとの間に設けられる排出管と、
    前記注入管または前記排出管の両端部に備えられ、前記キャップ装置、前記補助タンク及び前記スクラバーと前記注入管または前記排出管とを連結するクイックカップラーと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置。
  3. 前記着座プレートまたは前記フレーム部材は、前記ガスタンクまたは前記補助タンクに密着して前記ガスタンクまたは前記補助タンクを支持するガイドパネルを備え、前記ガイドパネルは、前記ガスタンク及び前記補助タンクを同時に締結して前記ガスタンク及び前記補助タンクが遊動することを防止する拘束部材と連結される係合突起を備えることを特徴とする、請求項1に記載の毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置。
  4. 前記スクラバーは、
    前記キャップ装置から延びる前記排出管が連結されるキャップ部材と、
    活性炭を収納し、活性炭の間の間隔を通過して排出される特殊ガスが通過するように前記キャップ部材に結合される本体ケースと、
    前記本体ケースから延び、前記排出管によって前記本体ケースの内部に流入する特殊ガスが活性炭の間の間隔を通過して外部に排出されるように前記キャップ部材から延び、ボールバルブが設けられた複数の排気管と、を含むことを特徴とする、請求項2に記載の毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置。
  5. 前記第1開閉部は、
    前記第1キャップの外壁から側方向に突出し、端部から内側方向に第1着脱溝部が凹設される第1突出部と、
    前記第1着脱溝部に挿入される第1レバー部材と、を含むことを特徴とする、請求項に記載の毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置。
  6. 前記第2開閉部は、
    前記キャップ部材の外壁から側方向に突出し、端部から内側方向に第2着脱溝部が形成される第2突出部と、
    前記第2着脱溝部に挿入される第2レバー部材と、を含むことを特徴とする、請求項に記載の毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置。
JP2022561668A 2020-04-09 2020-09-17 毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置 Active JP7489133B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20200043457 2020-04-09
KR10-2020-0043457 2020-04-09
PCT/KR2020/012562 WO2021206237A1 (ko) 2020-04-09 2020-09-17 독성 가연성 반도체 특수가스 누설 방지용 이송장치
KR1020200119800A KR102417222B1 (ko) 2020-04-09 2020-09-17 독성 가연성 반도체 특수가스 누설 방지용 이송장치
KR10-2020-0119800 2020-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023521158A JP2023521158A (ja) 2023-05-23
JP7489133B2 true JP7489133B2 (ja) 2024-05-23

Family

ID=78023830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022561668A Active JP7489133B2 (ja) 2020-04-09 2020-09-17 毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7489133B2 (ja)
WO (1) WO2021206237A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3127408B1 (fr) * 2021-09-29 2024-05-10 Inosystems Chariot hospitalier de transport de bouteille de gaz, notamment de NO médical

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101724687B1 (ko) 2016-03-31 2017-04-07 더블유아이씨 주식회사 반도체 제조용 특수가스통 마개장치
CN207438127U (zh) 2017-07-07 2018-06-01 合肥瑞雪化工科技有限公司 一种自动检测带报警的高压气罐

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5086804A (en) * 1991-01-23 1992-02-11 Solkatronic Chemicals, Inc. Emergency security device for head of a leaking gas cylinder
DE10359313B3 (de) * 2003-12-17 2005-07-14 Federal-Mogul Nürnberg GmbH Sicherheitseinrichtung für Druckbehälter
KR100907697B1 (ko) * 2007-03-14 2009-07-14 주식회사 카엘 가스 스크러버
KR102109036B1 (ko) * 2018-03-02 2020-05-11 김현식 가스절단기용 캐리어유닛

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101724687B1 (ko) 2016-03-31 2017-04-07 더블유아이씨 주식회사 반도체 제조용 특수가스통 마개장치
CN207438127U (zh) 2017-07-07 2018-06-01 合肥瑞雪化工科技有限公司 一种自动检测带报警的高压气罐

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021206237A1 (ko) 2021-10-14
JP2023521158A (ja) 2023-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11378232B2 (en) Device for automatically opening/closing gas barrel valve and method therefor
JP7489133B2 (ja) 毒性及び可燃性半導体特殊ガス漏洩防止用移送装置
US5964254A (en) Delivery system and manifold
EP1511583B1 (en) Pressure-based gas delivery system and method for reducing risks associated with storage and delivery of high pressure gases
US7448402B2 (en) Leak containment apparatus for reactive gases
CN101091862B (zh) 吸附柱
US7632342B2 (en) Valve outlet cap for toxic-gas container
JPH07148427A (ja) シリンダ付ガス供給装置
JP6910861B2 (ja) 管継手
US6637475B2 (en) Bulk chemical delivery system
CN109420890B (zh) 化学品自动供给装置的软管与接头组装装置
KR102417222B1 (ko) 독성 가연성 반도체 특수가스 누설 방지용 이송장치
KR102254075B1 (ko) 독성 가연성 반도체 특수가스 이송용 배기장치
US6435229B1 (en) Bulk chemical delivery system
CN102317609B (zh) 封装在机动车的lpg燃料箱内无需先排空槽的可拆卸泵组件
TW387979B (en) Bulk chemical delivery system
JP3607998B2 (ja) 減圧機能付き容器弁
JPH1057798A (ja) 液体材料供給装置及び材料供給方法
US5975122A (en) Replaceable flow-control assembly for use in a fluid flow line
KR102468539B1 (ko) 액상 화학 물질을 위한 탱크
KR200486930Y1 (ko) 배관용 잔류가스 급속 배출장치
WO2016152653A1 (ja) 作業用鞘管、及び、ポンプ吐出配管の改修作業をするための環境整備方法
KR100257680B1 (ko) 케미칼 이송용 호스의 오접속방지장치
KR102161184B1 (ko) 유동가능한 케미컬 공급 호스 고정 장치
JP3083085U (ja) 流体供給用の高圧連結ホース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7489133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150