JP7486934B2 - 回路基板 - Google Patents

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Description

本発明は回路基板及びその製造方法に関し、特に、多層配線構造を有する回路基板及びその製造方法に関する。
多層配線構造を有する回路基板としては、特許文献1に記載された回路基板が知られている。特許文献1に記載された回路基板は、内部に半導体ICが埋め込まれており、平面視で半導体ICと重ならない位置には、上下の導体層を接続するビア導体が設けられている。
特開2013-229548号公報
しかしながら、特許文献1に記載された回路基板は、ビア導体が埋め込まれるビアの内壁の角度が垂直に近いため、ビアのエッジ部分において導体層の膜厚が薄くなるか、或いは、この部分において断線が生じる可能性があった。このような問題を解決するためには、ビアの内壁のテーパー角を緩和すれば良いが、この場合にはビアの占有面積が大きくなるため、高密度実装の妨げとなるという問題が生じる。
したがって、本発明は、高密度実装を実現しつつ、ビア導体の接続信頼性が高められた回路基板を提供することを目的とする。
本発明の一側面による回路基板は、第1及び第2の導体層と、第1の導体層と第2の導体層の間に位置する絶縁層と、絶縁層を貫通して設けられたビアの内部に形成され、第1の導体層と第2の導体層を接続するビア導体とを備え、ビアは、深さ方向に径が縮小する形状を有しており、ビアは、第1の導体層側に位置する第1の区間と、第2の導体層側に位置する第2の区間を含み、第1の区間における単位深さ当たりの径の縮小量は、第2の区間における単位深さ当たりの径の縮小量よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、ビアの第1の区間の端部に位置するエッジの角度が緩和されることから、ビア導体の接続信頼性を高めることが可能となる。
本発明において、第1の区間は、深さ位置が深くなるに従って、単位深さ当たりの径の縮小量が増加する形状であっても構わない。これによれば、ビアのボリュームを増大することが可能となる。
本発明による回路基板は、絶縁層に埋め込まれた半導体ICをさらに備え、半導体ICの厚みは第2の区間の深さ未満であり、且つ、半導体ICの深さ位置は第2の区間の範囲内にあっても構わない。これによれば、半導体ICをビアにより近づけて配置することができることから、高密度実装を実現することが可能となる。
本発明の他の側面による回路基板は、電子部品が埋め込まれた回路基板であって、電子部品の端子電極を覆う絶縁層と、絶縁層を介して電子部品を覆う導体層と、絶縁層を貫通して設けられたビアの内部に形成され、端子電極と導体層を接続するビア導体とを備え、ビアは、深さ方向に径が縮小する形状を有しており、ビアは、導体層側に位置する第1の区間と、端子電極側に位置する第2の区間を含み、第1の区間における単位深さ当たりの径の縮小量は、第2の区間における単位深さ当たりの径の縮小量よりも大きいことを特徴とする。
本発明においても、ビアの第1の区間の端部に位置するエッジの角度が緩和されることから、ビア導体の接続信頼性を高めることが可能となる。
本発明による回路基板の製造方法は、第1及び第2の導体層と、第1の導体層と第2の導体層の間に位置する絶縁層とを含む構造体を用意し、第1の導体層をパターニングすることによって、絶縁層の一部を露出させる開口部を形成する工程と、開口部の中心部分にレーザー加工を行うことにより、絶縁層を貫通するビアを形成する工程と、レーザー加工を行った後、第1の導体層をマスクとしてブラスト加工を行うことにより、ビアの上部における径を拡大する工程と、ビアの内部にビア導体を形成することにより、第1の導体層と第2の導体層を接続する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、レーザー加工とブラスト加工の2段階加工を行っていることから、第1の区間と第2の区間の形状が異なるビアを形成することが可能となる。これにより、ビアの第1の区間の端部に位置するエッジの角度が緩和されることから、ビア導体の接続信頼性を高めることが可能となる。
このように、本発明によれば、高密度実装を実現しつつ、ビア導体の接続信頼性が高められた回路基板及びその製造方法を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体IC内蔵回路基板100の構造を説明するための模式的な断面図である。 図2は、半導体IC内蔵回路基板100をマザーボード10に実装した状態を示す模式的な断面図である。 図3は、ビア253aの形状を説明するための模式的な断面図である。 図4は、変形例によるビア253aの形状を説明するための模式的な断面図である。 図5は、ビア253aと半導体IC300の位置関係を説明するための模式的な断面図である。 図6は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図7は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図8は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図9は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図10は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図11は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図12は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図13は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図14は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図15は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図16は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図17は、半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。 図18は、本発明の第2の実施形態による薄膜キャパシタ内蔵回路基板200の構造を説明するための模式的な断面図である。 図19は、薄膜キャパシタ内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。 図20は、薄膜キャパシタ内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。 図21は、薄膜キャパシタ内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。 図22は、薄膜キャパシタ内蔵回路基板200の製造方法を説明するための工程図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体IC内蔵回路基板100の構造を説明するための模式的な断面図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100は、4層の絶縁層111~114と、絶縁層111~114の各表面に位置する導体層L1~L4を有している。特に限定されるものではないが、最上層に位置する絶縁層111及び最下層に位置する絶縁層114は、ガラス繊維などの芯材にエポキシなどの樹脂材料を含浸させたコア層であっても構わない。これに対し、絶縁層112,113は、ガラスクロスなどの芯材を含まない樹脂材料からなるものであっても構わない。特に、絶縁層111,114の熱膨張係数は、絶縁層112,113の熱膨張係数よりも小さいことが好ましい。
最下層に位置する絶縁層114及びその表面に形成された導体層L1の一部は、ソルダーレジスト121によって覆われていても構わない。同様に、最上層に位置する絶縁層111及びその表面に形成された導体層L4の一部は、ソルダーレジスト122によって覆われていても構わない。特に限定されるものではないが、ソルダーレジスト121は半導体IC内蔵回路基板100の下面101を構成し、ソルダーレジスト122は半導体IC内蔵回路基板100の上面102を構成する。本実施形態においては、半導体IC内蔵回路基板100の上面102に電子部品400が搭載されていても構わない。電子部品400は、キャパシタやインダクタなどの受動部品であっても構わない。電子部品400は、半導体IC内蔵回路基板100の上面102を覆うモールド樹脂130によって封止されている。図1には電子部品400を1個だけ図示しているが、より多数の電子部品400を搭載しても構わない。
図1に示すように、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100は、絶縁層113に埋め込まれた半導体IC300を有している。半導体IC300は、パッド電極が設けられた主面が下面101側を向き、裏面が上面102側を向くように埋め込まれている。詳細については後述するが、半導体IC300の主面には、パッド電極に接続された再配線層321が設けられている。再配線層321は、再配線パターン321a,321bを含んでいる。図1には半導体IC300を1個だけ図示しているが、2個以上の半導体IC300を埋め込んでも構わない。
導体層L1は、配線パターン211,212を含んでいる。配線パターン211,212のうち、ソルダーレジスト121で覆われていない部分は、半導体IC内蔵回路基板100の外部端子E1,E2を構成する。このうち、外部端子E1は、半導体IC300に電源電位(典型的にはグランド電位)を与える端子として用いられる。半導体IC内蔵回路基板100には外部端子E2が複数個設けられており、これらは信号端子、電源端子又はダミー端子として用いられる。
導体層L2は、配線パターン221,222を含んでいる。このうち、配線パターン221は、絶縁層114を貫通して設けられた複数のビア導体251を介して、導体層L1の配線パターン211に接続されている。図1にはビア導体251を2個だけ図示しているが、実際にはより多数のビア導体251を設けることができる。図1に示すように、配線パターン221は、半導体IC300の再配線パターン321aと大面積で接触している。また、配線パターン222は、半導体IC300の再配線パターン321bに接続されるとともに、絶縁層114を貫通して設けられたビア導体252を介して、導体層L1の配線パターン212に接続されている。
導体層L3は、配線パターン231を含んでいる。配線パターン231の一部は、絶縁層112,113を貫通して設けられた複数のビア導体253を介して、導体層L2の配線パターン222に接続されている。ビア導体253は、平面視で半導体IC300と重ならない位置に配置されている。
導体層L4は、配線パターン241,242を含んでいる。このうち、配線パターン242は、絶縁層111を貫通して設けられた複数のビア導体254を介して、導体層L3の配線パターン231に接続されている。また、配線パターン242のうち、ソルダーレジスト122で覆われていない部分は、ランドパターンLを構成する。ランドパターンLは、ハンダ402を介して電子部品400の端子電極401に接続される。
図2は、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100をマザーボード10に実装した状態を示す模式的な断面図である。図2に示すように、半導体IC内蔵回路基板100は、下面101がマザーボード10と向かい合うよう搭載され、マザーボード10に設けられたランドパターン11,12と半導体IC内蔵回路基板100の外部端子E1,E2がハンダ20を介してそれぞれ接続される。
図3~図5は、導体層L2と導体層L3を接続するビア導体の詳細な断面図である。ビア導体253が埋め込まれるビア253aは、深さ方向に径が縮小する形状を有するとともに、導体層L2側に位置する区間S1の形状と、導体層L3側に位置する区間S2の形状が互いに異なっていても構わない。図3に示す例では、区間S1よりも区間S2の方がビア253aの内壁の角度が垂直に近い。言い換えれば、区間S1における単位深さ当たりの径の縮小量は、区間S2における単位深さ当たりの径の縮小量よりも大きい。ビア253aをこのような形状とすれば、区間S1の内壁と絶縁層113の表面が成す角度θ1が大きくなることから、ビア253aのエッジ部分における導体層L2のカバレッジ性が高められ、結果としてビア導体253の接続信頼性が高められる。
これに対し、破線Cで示すように、ビア253aの全体が区間S2と同じ形状を有している場合、ビア253aのエッジ部分における角度θ2が小さくなり、この部分における導体層L2のめっき膜厚が薄くなるか、或いは、この部分において断線が生じる可能性がある。このような問題は、ビア253aを上記の形状とすることにより、解決することが可能となる。尚、図3に示す形状は、ビア253aを導体層L2側から形成した場合に得られる形状であり、ビア253aを導体層L3側から形成した場合には、区間S1と区間S2の上下位置が図3とは逆になる。
区間S1の形状は、図4に示すように湾曲していても構わない。つまり、深さ位置が深くなるに従って、区間S1における単位深さ当たりの径の縮小量が増加する形状であっても構わない。これによれば、ビア253aのボリュームを増大することが可能となる。
また、ビア253aを図3又は図4に示す形状とすれば、図5に示すように、半導体IC300とビア253aの距離を短縮することができ、これにより半導体IC内蔵回路基板100の平面サイズを小型化することが可能となる。つまり、破線Dで示すように、ビア253aの上端における径を固定しつつ内壁を直線的とした場合、半導体IC300を図5に示す位置に配置することはできず、ビア253aからより離れた位置に配置する必要があるのに対し、ビア253aを図3又は図4に示す形状とすれば、半導体IC300をビア253aにより近づけて配置することが可能となる。このような効果を得るためには、半導体IC300の厚みを区間S2の深さ未満に薄型化するとともに、半導体IC300の深さ位置を区間S2の範囲内に設定すればよい。
次に、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100の製造方法について説明する。
図6~図17は、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100の製造方法を説明するための工程図である。
まず、図6に示すように、ガラス繊維などの芯材を含む絶縁層111の両面にCu箔等からなる導体層L3,L4が貼合されてなる基材(ワークボード)、すなわち両面CCL(Copper Clad Laminate)を準備する。絶縁層111に含まれる芯材の厚みは、ハンドリングを容易にするための適度な剛性を確保するため、40μm以上であることが望ましい。なお、導体層L3,L4の材質については特に制限されず、上述したCuの他、例えば、Au、Ag、Ni、Pd、Sn、Cr、Al、W、Fe、Ti、SUS材等の金属導電材料が挙げられ、これらの中でも、導電率やコストの観点からCuを用いることが好ましい。後述する他の導体層L1,L2についても同様である。
また、絶縁層111に用いる樹脂材料は、シート状又はフィルム状に成形可能なものであれば特に制限されず使用可能であり、ガラスエポキシの他、例えば、ビニルベンジル樹脂、ポリビニルベンジルエーテル化合物樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂(BTレジン)、ポリフェニレエーテル(ポリフェニレンエーテルオキサイド)樹脂(PPE,PPO)、シアネートエステル樹脂、エポキシ+活性エステル硬化樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂(ポリフェニレンオキサオド樹脂)、硬化性ポリオレフィン樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、ポリイミド樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、芳香族液晶ポリエステル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、若しくはベンゾオキサジン樹脂の単体、又は、これらの樹脂に、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ホウ酸アルミウイスカ、チタン酸カリウム繊維、アルミナ、ガラスフレーク、ガラス繊維、窒化タンタル、窒化アルミニウム等を添加した材料、さらに、これらの樹脂に、マグネシウム、ケイ素、チタン、亜鉛、カルシウム、ストロンチウム、ジルコニウム、錫、ネオジウム、サマリウム、アルミニウム、ビスマス、鉛、ランタン、リチウム及びタンタルのうち少なくとも1種の金属を含む金属酸化物粉末を添加した材料を用いることができ、電気特性、機械特性、吸水性、リフロー耐性等の観点から、適宜選択して用いることができる。さらに、絶縁層111に含まれる芯材としては、ガラス繊維、アラミド繊維等の樹脂繊維等を配合した材料を挙げることができる。後述する他の絶縁層112~114についても同様である。
次に、図7に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて導体層L3をパターニングすることにより、配線パターン231を形成する。さらに、配線パターン231を埋め込むよう、絶縁層111の表面に例えば未硬化(Bステージ状態)の樹脂シート等を真空圧着等によって積層することにより、絶縁層112を形成する。
次に、図8に示すように、絶縁層112上に半導体IC300を載置する。半導体IC300は、再配線パターン321a,321bが露出する主面が上側を向くよう、フェースアップ方式で搭載される。上述の通り、半導体IC300は薄型化されていても構わない。具体的には、半導体IC300の厚さは、例えば200μm以下、より好ましくは50~100μm程度とされる。この場合、コスト的にはウエハーの状態で多数の半導体IC300に対して一括して加工する事が望ましく、加工順序は裏面を研削し、その後ダイシングにより個別の半導体IC300に分離することができる。その他の方法として、研磨処理によって薄くする前にダイシングによって個別の半導体IC300に裁断分離又はハーフカット等する場合には、熱硬化性樹脂等によって半導体IC300の主面を覆った状態で裏面を研磨することもできる。従って、絶縁膜研削、電子部品裏面研削、ダイシングの順序は多岐に亘る。さらに、半導体IC300の裏面の研削方法としては、エッチング、プラズマ処理、レーザー処理、ブラスト加工、グラインダーによる研磨、バフ研磨、薬品処理等による粗面化方法が挙げられる。これらの方法によれば、半導体IC300を薄型化することができるだけでなく、絶縁層112に対する密着性を向上させることも可能となる。
次に、図9に示すように、半導体IC300を覆うように絶縁層113及び導体層L2を形成する。絶縁層113の形成は、例えば、未硬化又は半硬化状態の熱硬化性樹脂を塗布した後、未硬化樹脂の場合それを加熱して半硬化させ、さらに、プレス手段を用いて導体層L2とともに硬化成形することが好ましい。絶縁層113は、半導体IC300の埋め込みを妨げる繊維が含まれない樹脂シートが望ましい。これにより、絶縁層113と、導体層L2、絶縁層112及び半導体IC300との密着性が向上する。
次に、図10に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて導体層L2の一部をエッチングにより除去することにより、絶縁層113を露出させる開口部261~263を形成する。このうち、開口部261は再配線パターン321aと重なる位置に形成され、開口部262は再配線パターン321bと重なる位置に形成され、開口部263は半導体IC300と重ならず、且つ、導体層L3の配線パターン231と重なる位置に形成される。ここで、開口部261の径は再配線パターン321aの平面サイズよりも小さく、これにより、平面視で開口部261の全体が再配線パターン321aと重なっている。同様に、開口部262の径は再配線パターン321bの平面サイズよりも小さく、これにより、平面視で開口部262の全体が再配線パターン321bと重なっている。
次に、図11に示すように、開口部263の中心部分に対してレーザー加工を行うことにより、絶縁層112,113にビアCを形成する。ビアCは、図3に示した破線Cに対応している。つまり、ビアCの全体が区間S2と同じ形状を有している。ここで、レーザー光は開口部263の全体に照射するのではなく、開口部263の中心部分にのみ照射することにより、リング状の未加工領域を残しておく。さらに、開口部261,262に対してもレーザー加工を行うことにより、絶縁層113に開口部113a,113bを形成する。開口部113a,113bからは、それぞれ再配線パターン321a,321bが露出する。
次に、図12に示すように、導体層L2をマスクとして全体的にブラスト加工を行うことにより、導体層L2で覆われていない部分における絶縁層113を除去する。これにより、導体層L2の開口部263に対応する位置においては、ビアCの上部における径がブラスト加工によって拡大し、図3に示した区間S1,S2を有するビア253aが形成される。このように、ビア253aは、レーザー加工を行った後、さらにブラスト加工を行うことによって、図3に示した区間S1,S2を有する形状とすることができる。したがって、区間S1の形状は主にブラスト加工に起因し、区間S2の形状は主にレーザー加工に起因する。
次に、図13に示すように、無電解メッキ及び電解メッキを施すことにより、ビア導体253を形成するとともに、再配線パターン321a,321bと接する配線パターン221,222を形成する。
次に、図14に示すように、配線パターン221,222を公知の手法によってパターニングすることにより、両者を分離する。その後、導体層L2を埋め込むよう、絶縁層114と導体層L1が積層されたシートを真空熱プレスする。絶縁層114に用いる材料及び厚みは、絶縁層111と同じであっても構わない。
次に、図15に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて導体層L1の一部をエッチングにより除去することにより、絶縁層114を露出させる開口部271,272を形成する。このうち、開口部271は配線パターン221と重なる位置に複数個形成され、開口部272は配線パターン222と重なる位置に形成される。配線パターン221は、半導体IC300と重なる位置に設けられていることから、開口部271についても半導体IC300と重なる位置に設けられる。図15に示す例では、開口部272が半導体IC300と重ならない位置に設けられているが、一部の開口部272については、半導体IC300と重なる位置に設けても構わない。
次に、図16に示すように、開口部271,272に対して公知のレーザー加工やブラスト加工を行うことにより、導体層L1で覆われていない部分における絶縁層114を除去する。これにより、導体層L1の開口部271に対応する位置には、絶縁層114に開口部114aが形成され、配線パターン221が露出する。同様に、導体層L1の開口部272に対応する位置には、絶縁層114に開口部114bが形成され、配線パターン222が露出する。
次に、図17に示すように、無電解メッキ及び電解メッキを施すことにより、開口部114a,114bの内部にそれぞれビア導体251,252を形成する。その後、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて導体層L1,L4をパターニングすることによって、図1に示したように、導体層L1に配線パターン211,212を形成し、導体層L4に配線パターン241,242を形成する。そして、所定の平面位置にソルダーレジスト121,122を形成した後、電子部品400の搭載およびモールド樹脂130の形成を行えば、本実施形態による半導体IC内蔵回路基板100が完成する。
このように、本実施形態においては、放熱に寄与する構造、つまり再配線パターン321aと配線パターン211を接続する放熱構造を別プロセスによって形成するのではなく、信号用または電源用の再配線パターン321bと配線パターン222を接続する構造を得るためのプロセスと同時に形成することができるため、より少ない工程数にて半導体IC内蔵回路基板100を作製することが可能となる。しかも、導体層L2と導体層L3を繋ぐビア253aの形成においては、レーザー加工とブラスト加工の2段階加工を行っていることから、ビア253aを図3に示す形状とすることができ、これによりビア253aの内部に形成されるビア導体253の接続信頼性を高めることが可能となる。
<第2の実施形態>
図18は、本発明の第2の実施形態による薄膜キャパシタ内蔵回路基板200の構造を説明するための模式的な断面図である。
図18に示すように、本実施形態による薄膜キャパシタ内蔵回路基板200は、半導体IC300の代わりに薄膜キャパシタ500が埋め込まれており、且つ、電子部品400の代わりに半導体IC600が搭載されている点において、第1の実施形態による半導体IC内蔵回路基板100と相違している。薄膜キャパシタ500は、一対の端子電極501,502を備えており、このうち端子電極501はビア導体255を介して配線パターン223に接続され、端子電極502はビア導体256を介して配線パターン224に接続される。また、半導体IC600は複数のパッド電極601~605を備えている。パッド電極601~605は、ハンダ606を介して導体層L4の配線パターン243に接続されている。一例として、パッド電極601,605にはそれぞれ電源電位及び接地電位が与えられる。そして、パッド電極601は、配線パターン223を介して薄膜キャパシタ500の端子電極501に接続され、パッド電極602は、配線パターン224を介して薄膜キャパシタ500の端子電極502に接続される。これにより、薄膜キャパシタ500は、半導体IC600に対するデカップリングコンデンサとして機能する。
本実施形態においては、ビア導体253が埋め込まれるビアのみならず、ビア導体255,256が埋め込まれるビアについても、図3及び図4に示したように、区間S1,S2からなる形状を有している。つまり、ビア導体255,256が埋め込まれるビアは、単位深さ当たりの径の縮小量が大きい区間S1と、単位深さ当たりの径の縮小量が小さい区間S2を有している。これにより、ビア導体255,256のカバレッジ性が高められることから、高い接続信頼性が得られる。
次に、本実施形態による薄膜キャパシタ内蔵回路基板200の製造方法について説明する。
まず、図6~図9を用いて説明した工程を行った後、図19に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて導体層L2の一部をエッチングにより除去することにより、絶縁層113を露出させる開口部263~265を形成する。このうち、開口部263は薄膜キャパシタ500と重ならず、且つ、導体層L3の配線パターン231と重なる位置に形成され、開口部264,265はそれぞれ薄膜キャパシタ500の端子電極501,502と重なる位置に形成される。
次に、図20に示すように、開口部263の中心部分に対してレーザー加工を行うことにより、絶縁層112,113にビアCを形成する。さらに、開口部264,265の中心部分に対してレーザー加工を行うことにより、絶縁層113にビアCを形成する。ビアCは、図3に示した破線Cに対応している。つまり、ビアCの全体が区間S2と同じ形状を有している。ここで、レーザー光は開口部263~265の全体に照射するのではなく、開口部263~265の中心部分にのみ照射することにより、リング状の未加工領域を残しておく。
次に、図21に示すように、導体層L2をマスクとして全体的にブラスト加工を行うことにより、導体層L2で覆われていない部分における絶縁層113を除去する。これにより、導体層L2の開口部263~265に対応する位置においては、ビアCの上部における径がブラスト加工によって拡大し、図3に示した区間S1,S2を有するビア253a,255a,256aが形成される。このように、ビア253a,255a,256aは、レーザー加工を行った後、さらにブラスト加工を行うことによって、図3に示した区間S1,S2を有する形状とすることができる。したがって、区間S1の形状は主にブラスト加工に起因し、区間S2の形状は主にレーザー加工に起因する。
次に、図22に示すように、無電解メッキ及び電解メッキを施すことにより、ビア導体253,255,256を形成する。
その後は、図14~図17を用いて説明した工程を実行し、最後に半導体IC600を搭載すれば、本実施形態による薄膜キャパシタ内蔵回路基板200が完成する。
本実施形態が例示するように、深さの異なる複数のビアが区間S1,S2からなる形状を有していても構わない。また、区間S1,S2からなる形状を有するビアは、2つの導体層(例えば導体層L2と導体層L3)を繋ぐものである必要はなく、ある導体層(例えば導体層L2)と、回路基板に埋め込まれた電子部品の端子電極(例えば端子電極501,502)を繋ぐものであっても構わない。さらに、本実施形態では、2端子の薄膜キャパシタ500を回路基板に埋め込んだ例を示したが、より多端子の電子部品や半導体ICを埋め込む場合においても、本実施形態と同様、これら電子部品や半導体ICの端子電極を露出させるビアを区間S1,S2からなる形状としても構わない。この場合であっても、本実施形態と同様の効果が期待できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
10 マザーボード
11,12 ランドパターン
20 ハンダ
100 半導体IC内蔵回路基板
101 半導体IC内蔵回路基板の下面
102 半導体IC内蔵回路基板の上面
111~114 絶縁層
113a,113b,114a,114b,261~265,271,272 開口部
121,122 ソルダーレジスト
130 モールド樹脂
200 薄膜キャパシタ内蔵回路基板
211,212,221~224,231,241~243 配線パターン
251~256 ビア導体
253a,255a,256a ビア
300 半導体IC
321 再配線層
321a,321b 再配線パターン
322 保護膜
400 電子部品
401 端子電極
402 ハンダ
500 薄膜キャパシタ
501,502 端子電極
600 半導体IC
601~605 パッド電極
602 パッド電極
606 ハンダ
C ビア
E1,E2 外部端子
L ランドパターン
L1~L4 導体層
S1,S2 区間

Claims (2)

  1. 第1及び第2の導体層と、
    前記第1の導体層と前記第2の導体層の間に位置する絶縁層と、
    前記絶縁層を貫通して設けられたビアの内部に形成され、前記第1の導体層と前記第2の導体層を接続するビア導体と、
    前記絶縁層に埋め込まれた半導体ICと、を備え、
    前記ビアは、前記第1の導体層側から前記第2の導体層側に向かう深さ方向に径が縮小する形状を有しており、
    前記ビアは、前記第1の導体層側に位置する第1の区間と、前記第2の導体層側に位置する第2の区間を含み、
    前記第1の区間における単位深さ当たりの径の縮小量は、前記第2の区間における単位深さ当たりの径の縮小量よりも大きく、
    前記半導体ICの厚みは前記第2の区間の深さ未満であり、且つ、前記半導体ICの深さ位置は前記第2の区間の範囲内にあり、
    前記深さ方向に見て、前記半導体ICは前記第1の区間と重なりを有する、回路基板。
  2. 前記第1の区間は、深さ位置が深くなるに従って、単位深さ当たりの径の縮小量が増加する形状であることを特徴とする請求項1に記載の回路基板。
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