JP7482326B2 - 身元認証方法および装置、電子機器並びに記憶媒体 - Google Patents

身元認証方法および装置、電子機器並びに記憶媒体 Download PDF

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Description

本開示は、コンピュータ技術の分野に関し、特に身元認証方法および装置、電子機器並びに記憶媒体に関する。
人工知能技術の発展に伴い、スマートロック解除は、車両のロック解除、ドアのロック解除、改札口のロック解除など、様々な業界で多く適用されるようになっている。従来のロック解除として、鍵によるロック解除、指紋によるロック解除などが挙げられる。コンピュータビジョン技術の発展に伴い、顔認識によるロック解除も様々なロック解除対象に広く適用されるようになっている。
本開示は、身元認証の技術的手段を提供する。
本開示の一側面によれば、
ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得することと、
前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求を行った要求ユーザの身元認証を行うことと、
前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することと、を含む身元認証方法を提供する。
可能な一実施形態では、前記身元認証基準情報は、基準顔情報データベースを含み、
前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
前記顔情報を、前記基準顔情報データベースにおいて前記要求ユーザに対応付けられた基準顔情報の集合に追加することを含む。
可能な一実施形態では、前記身元認証基準情報は、身元認証のための基準パラメータを含む。
可能な一実施形態では、前記基準パラメータは、予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを含み、
前記した、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことは、
前記顔情報に基づいて、前記予め設定されたニューラルネットワークを用いて、前記要求ユーザが認証ユーザであるかどうかを検証することを含み、
前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
前記顔情報を用いてトレーニングサンプルを作成することと、
前記トレーニングサンプルに基づいて前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することと、を含む。
可能な一実施形態では、前記した、前記トレーニングサンプルに基づいて前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することは、
前記顔情報を前記予め設定されたニューラルネットワークの入力として出力結果を得ることと、
前記出力結果が認証失敗であることに応じて、調整後の前記予め設定されたニューラルネットワークによる前記顔情報に基づく身元認証結果が認証成功となるように、前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することと、を含む。
可能な一実施形態では、前記身元認証のための基準パラメータは、顔情報の一致度閾値を含み、
前記した、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことは、
前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度を判定することと、
前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度が前記一致度閾値を超えたことに応じて、前記要求ユーザの認証に成功したと判定することと、を含み、
前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
前記一致度閾値を低く調整することを含む。
可能な一実施形態では、前記した、前記一致度閾値を低く調整することは、
環境輝度が所定の輝度閾値よりも低いことに応じて、前記一致度閾値を目標一致度閾値まで低く調整することを含む。
可能な一実施形態では、前記方法は、
前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が存在するかどうかを検出することをさらに含み、
前記した、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことは、
前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みに基づいて前記顔情報における非遮蔽領域を重み付けして第1の重み付け情報を得て、第2の一致度重みに基づいて前記顔情報における遮蔽領域を重み付けして第2の重み付け情報を得ることと、
前記第1の重み付け情報と第2の重み付け情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことと、を含み、
前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
前記顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みを増加させること、および/または、前記第2の一致度重みを減少させることを含む。
可能な一実施形態では、前記方法は、
前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、要求ユーザに前記身元認証基準情報を調整するよう促す注意喚起情報を前記要求ユーザに送信することをさらに含み、
前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
前記要求ユーザが前記注意喚起情報に応じて調整を指示したことが検出されたことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することを含む。
可能な一実施形態では、前記方法は、
前記要求ユーザが前記要求を行った時間と前記予め設定されたロック解除操作が実行された時間との時間間隔を取得することをさらに含み、
前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
前記時間間隔が所定時間閾値よりも小さいことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することを含む。
可能な一実施形態では、前記ロック解除対象は、
車両のドアロック、部屋のドアロック、改札口のうちの少なくとも1つを含む。
本開示の一側面によれば、
ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得する取得ユニットと、
前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求を行った要求ユーザの身元認証を行う認証ユニットと、
前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整する調整ユニットと、を含む身元認証装置を提供する。
可能な一実施形態では、前記身元認証基準情報は、基準顔情報データベースを含み、
前記調整ユニットは、前記顔情報を、前記基準顔情報データベースにおいて前記要求ユーザに対応付けられた基準顔情報の集合に追加する。
可能な一実施形態では、前記身元認証基準情報は、身元認証のための基準パラメータを含む。
可能な一実施形態では、前記基準パラメータは、予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを含み、
前記認証ユニットは、前記顔情報に基づいて、前記予め設定されたニューラルネットワークを用いて、前記要求ユーザが認証ユーザであるかどうかを検証し、
前記調整ユニットは、前記顔情報を用いてトレーニングサンプルを作成し、前記トレーニングサンプルに基づいて前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整する。
可能な一実施形態では、前記調整ユニットは、前記顔情報を前記予め設定されたニューラルネットワークの入力として出力結果を得て、前記出力結果が認証失敗であることに応じて、調整後の前記予め設定されたニューラルネットワークによる前記顔情報に基づく身元認証結果が認証成功となるように、前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整する。
可能な一実施形態では、前記身元認証のための基準パラメータは、顔情報の一致度閾値を含み、
前記認証ユニットは、前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度を判定し、前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度が前記一致度閾値を超えたことに応じて、前記要求ユーザの認証に成功したと判定し、
前記調整ユニットは、前記一致度閾値を低く調整する。
可能な一実施形態では、前記調整ユニットは、環境輝度が所定の輝度閾値よりも低いことに応じて、前記一致度閾値を目標一致度閾値まで低く調整する。
可能な一実施形態では、前記装置は、
前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が存在するかどうかを検出する検出ユニットをさらに含み、
前記認証ユニットは、前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みに基づいて前記顔情報における非遮蔽領域を重み付けして第1の重み付け情報を得て、第2の一致度重みに基づいて前記顔情報における遮蔽領域を重み付けして第2の重み付け情報を得て、前記第1の重み付け情報と第2の重み付け情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行い、
前記調整ユニットは、前記顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みを増加させる、および/または、前記第2の一致度重みを減少させる。
可能な一実施形態では、前記装置は、
前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、要求ユーザに前記身元認証基準情報を調整するよう促す注意喚起情報を前記要求ユーザに送信する注意喚起ユニットをさらに含み、
前記調整ユニットは、前記要求ユーザが前記注意喚起情報に応じて調整を指示したことが検出されたことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整する。
可能な一実施形態では、前記装置は、
前記要求ユーザが前記要求を行った時間と前記予め設定されたロック解除操作が実行された時間との時間間隔を取得する時間間隔取得ユニットをさらに含み、
前記調整ユニットは、前記時間間隔が所定時間閾値よりも小さいことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整する。
可能な一実施形態では、前記ロック解除対象は、
車両のドアロック、部屋のドアロック、改札口のうちの少なくとも1つを含む。
本開示の一側面によれば、プロセッサと、プロセッサにより実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されている命令を呼び出して上記方法を実行するように構成される電子機器を提供する。
本開示の一側面によれば、コンピュータプログラム命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラム命令がプロセッサにより実行されると、上記方法を実現させるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
本開示の一側面によれば、コンピュータ読み取り可能なコードを含むコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ読み取り可能なコードが電子機器において動作すると、前記電子機器のプロセッサが上記方法を実現させるための命令を実行するコンピュータプログラムを提供する。
本開示の実施例では、ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得した後、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、要求を行った要求ユーザの身元認証を行い、そして、要求ユーザの身元認証結果に基づいてロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整する。要求ユーザの身元認証結果に基づいてロック解除対象のロック解除に失敗したが、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことから、当該要求ユーザがロック解除権限を有するユーザである可能性があることを示すため、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて身元認証を行うプロセスをさらに最適化することができる。したがって、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整することにより、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて身元認証を行う精度を向上できるため、ロック解除の成功率が向上され、ユーザ体験が良くなる。
以上の一般的な説明および以下の詳細的な説明は、例示的や解釈的なものに過ぎず、本開示を制限するものではないことを理解すべきである。以下、図面を参照しながら例示的な実施例を詳細に説明することによって、本開示の他の特徴および方面は明瞭になる。
明細書の一部として組み込まれる図面は、本開示による実施例を示し、明細書と共に本開示の技術的解決手段の説明に用いられる。
本開示の実施例による身元認証方法のフローチャートを示す。 本開示の実施例により提供される身元認証装置のブロック図を示す。 本開示の実施例により提供される電子機器のブロック図を示す。 本開示の実施例により提供される電子機器のブロック図を示す。
以下、図面を参照しながら本開示の様々な例示的な実施例、特徴および側面を詳細に説明する。図面における同じ符号は、同じまたは類似する機能の要素を示す。図面において実施例の様々な側面を示したが、特に断らない限り、比例に従って図面を描く必要がない。
ここでの用語「例示的」とは、「例、実施例として用いられることまたは説明的なもの」を意味する。ここで「例示的」に説明されるいかなる実施例は他の実施例より好ましいまたは優れるものであると理解すべきではない。
本明細書における用語「および/または」は、関連対象の関連関係を記述するものに過ぎず、3つの関係が存在可能であることを示す。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在するケース、AとBの両方が存在するケース、Bのみが存在するケースという3つのケースを示すことができる。また、本明細書における「少なくとも1つ」という用語は、複数のうちのいずれか1つ、または複数のうちの少なくとも2つの任意の組み合わせを示す。例えば、A、B、Cのうちの少なくとも1つを含むということは、A、BおよびCからなる集合から選択されるいずれか1つまたは複数の要素を含むことを示すことができる。
また、本開示をより良く説明するために、以下の具体的な実施形態において多くの具体的な細部を示した。当業者であれば、本開示は、何らかの具体的な細部がなくても同様に実施できることを理解すべきである。いくつかの実施例では、本開示の趣旨を強調するために、当業者がよくしられている方法、手段、要素および回路について、詳細な説明を省略する。
人工知能技術の発展に伴い、コンピュータビジョン技術に基づく顔認識によるロック解除などのスマートロック解除がますます多くなっている。多くの場合、顔認識によるロック解除に一定の精度があるが、ロック解除プロセスを最適化し、ユーザ体験を向上させることが重要である。
上述のことに鑑みて、本開示の実施例は、ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得した後、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、要求を行った要求ユーザの身元認証を行い、そして、要求ユーザの身元認証結果に基づいてロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整する身元認証方法を提供する。要求ユーザの身元認証結果に基づいてロック解除対象のロック解除に失敗したが、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことから、当該要求ユーザがロック解除権限を有するユーザである可能性があることを示すため、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて身元認証を行うプロセスをさらに最適化することができる。したがって、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整することにより、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて身元認証を行う精度を向上できるため、ロック解除の成功率が向上され、ユーザ体験が良くなる。
可能な一実施形態では、前記身元認証方法は、端末装置またはサーバなどの電子機器により実行されてもよい。端末装置は、ユーザ装置(User Equipment、UE)、携帯機器、ユーザ端末、端末、セルラーホン、コードレス電話、パーソナル・デジタル・アシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、手持ち機器、計算装置、車載装置、ウエアラブル装置などであってもよい。前記方法は、プロセッサがメモリに記憶されているコンピュータ読み取り可能な命令を呼び出すことにより実現されてもよい。または、前記方法は、サーバにより実行されてもよい。
可能な一実施形態では、前記ロック解除対象は、車両のドアロック、部屋のドアロック、改札口のうちの少なくとも1つを含む。本開示の実施例により提供される身元認証方法の実行主体は、上記ロック解除対象に設置された身元認証装置であってもよいし、上記ロック解除対象自体であってもよい。
説明の便宜上、本明細書の1つまたは複数の実施例では、身元認証方法の実行主体は、身元認証装置であってもよい。以下、実行主体が身元認証装置であることを例として、当該方法の実施形態を説明する。当該方法の実行主体が身元認証装置であることは、例示的な説明に過ぎず、当該方法を限定するではないことが理解すべきである。
図1は、本開示の実施例による身元認証方法のフローチャートを示す。図1に示すように、前記身元認証方法は、以下のステップを含む。
ステップS11において、ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得する。
ロック解除対象をロック解除する要求は、ユーザ操作をトリガーとして行われてもよい。例えば、ユーザは、ロック解除対象の物理ボタンまたは仮想ボタンを介して顔情報によるロック解除対象のロック解除の要求を行うことができる。あるいは、ロック解除対象をロック解除する要求は、ユーザの顔情報を検出したことをトリガーとして行われてもよい。上記電子機器は、カメラによって収集された、顔認識によるロック解除のためのビデオストリームに顔対象が現れたかどうかを継続的に検出し、顔対象が現れた場合に顔認識によるロック解除機能を起動し、ロック解除対象をロック解除する要求を自動的に生成する。
顔情報は、ロック解除対象に対応付けられた映像収集装置により取得することができるが、本開示では、具体的な取得形態について限定されない。
ステップS12において、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求を行った要求ユーザの身元認証を行う。
ここでの身元認証は、ユーザの身元を確認するプロセスであってもよい。具体的には、顔情報に基づいてユーザに対応する具体的な身元情報を確認してもよいし、顔情報に基づいてユーザがロック解除権限を有する認証ユーザであるかどうかを確認してもよい。
身元認証は、予め設定された身元認証基準情報に基づいて行われる。ここでの身元認証基準情報は、顔情報に対して身元認証を行うための基準情報であってもよく、当該身元認証基準情報に基づいて、顔情報に対して身元認証を行うことができる。
可能な一実施形態では、当該身元認証基準情報は、基準顔データベースを含み、基準顔データベースは、ユーザの身元が既知の基準顔情報、またはユーザの身元がロック解除権限を有する認証ユーザの基準顔情報を含んでもよい。本開示の実施例では、要求ユーザの顔情報は、顔画像であってもよいし、顔特徴値であってもよいため、基準顔情報データベースにおける基準顔情報は、具体的には、顔画像であってもよいし、顔特徴値であってもよい。
よって、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、要求を行った要求ユーザの身元認証を行うステップにおいて、顔情報を基準顔情報データベースにおける基準顔情報と照合し、顔情報と基準顔情報との一致度を得る。そして、当該一致度が一致度閾値を超えたかどうかを判断し、一致度が一致度閾値を超えた場合、要求ユーザが認証ユーザである、すなわち、認証に成功したと判断することができる。
可能な一実施形態では、身元認証基準情報は、身元認証のための基準パラメータを含む。当該基準パラメータは、身元認証のための人工知能モジュールのパラメータ、例えば、予め設定されたニューラルネットワークのパラメータであってもよい。
よって、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、要求を行った要求ユーザの身元認証を行うステップにおいて、予め設定されたニューラルネットワークを介して顔情報に対して身元認証を行って、身元認証結果を得ることができる。本開示では、ニューラルネットワークを介して身元認証を行う手順について具体的に限定されない。
なお、以上、本開示に係る身元認証のいくつかの可能な実施形態を例示的に説明したが、本開示の実際の適用において、当業者が実際の必要に応じて選択した他の身元認証形態は、すべて本願の技術的範囲に含まれる。より多くの身元認証形態については、ここで詳細な説明を省略する。
身元認証結果を得た後、身元認証結果として要求ユーザが認証ユーザであることを示した場合、ロック解除対象にロック解除の指示を行い、ロック解除対象のロック解除を指示する。身元認証結果として要求ユーザが認証されていないユーザであることを示した場合、身元認証に失敗し、ロック解除の失敗をユーザに通知する。
ステップS13において、前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整する。
予め設定されたロック解除操作は、前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した後に行われてもよい。例えば、要求ユーザは、顔情報によるロック解除対象のロック解除の要求に失敗した後、ロック解除操作によってロック解除を再度行うことができる。
本開示では、予め設定されたロック解除操作の具体的な形態について具体的に限定されない。例えば、実体鍵によるロック解除、指紋によるロック解除、顔によるロック解除、パスワードによるロック解除などであってよい。
ここでの予め設定されたロック解除操作は、本開示に記載の要求ユーザによって実行される操作であってもよい。つまり、要求ユーザの顔情報によるロック解除の要求に失敗した場合、再び実体鍵、指紋、パスワードなどによるロック解除操作に基づいてロック解除に成功すれば、要求ユーザがロック解除権限を有するユーザであると考えられる。要求ユーザが顔情報によるロック解除の要求に失敗したのは、身元認証基準情報が不正確であることに起因する可能性がある。このため、この場合、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整することができる。
ここでの顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整することは、取得した顔情報と身元認証基準情報に基づいて身元認証を行った認証結果に基づいてロック解除対象をロック解除できるように、身元認証基準情報を調整することであってもよい。例えば、顔情報を身元認証基準情報としての顔テンプレート情報データベースに追加したり、顔認識の閾値を調整したりすることができる。具体的な調整形態は、様々であり、後述する本開示に係る可能な実施形態を参照することができるため、ここで詳細な説明を省略する。
本開示の実施例では、ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得した後、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、要求を行った要求ユーザの身元認証を行い、そして、要求ユーザの身元認証結果に基づいてロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整する。要求ユーザの身元認証結果に基づいてロック解除対象のロック解除に失敗したが、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことから、当該要求ユーザがロック解除権限を有するユーザである可能性があることを示すため、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて身元認証を行うプロセスをさらに最適化することができる。したがって、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整することにより、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて身元認証を行う精度を向上できるため、ロック解除の成功率が向上され、ユーザ体験が良くなる。
可能な一実施形態では、前記身元認証基準情報は、基準顔情報データベースを含み、前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、前記顔情報を、前記基準顔情報データベースにおいて前記要求ユーザに対応付けられた基準顔情報の集合に追加することを含む。
この実施形態では、身元認証基準情報は、基準顔情報データベースであってもよいため、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、要求を行った要求ユーザの身元認証を行うステップでは、顔情報を基準顔情報データベースにおける基準顔情報と照合し、顔情報と基準顔情報との一致度を取得し、その後、当該一致度が一致度閾値を超えたかどうかを判断し、一致度が一致度閾値を超えた場合、取得した顔情報と基準顔情報とのマッチングに成功したと考えられ、要求ユーザが認証ユーザである、すなわち、認証に成功したと判断することができる。
予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功すれば、要求ユーザがロック解除権限を有するユーザであると考えられる。要求ユーザが顔情報によるロック解除の要求に失敗したのは、基準顔情報データベースにおける基準顔情報が要求ユーザの顔情報とマッチングできないことに起因する可能性がある。このため、この場合、取得した顔情報を基準顔情報データベースに追加することができる。これにより、この要求ユーザが次回顔情報によるロック解除を要求する場合、ロック解除の成功率を向上させ、ユーザ体験をよくすることができる。
基準顔情報データベースには、複数の認証ユーザの基準顔情報が含まれてもよく、一つの認証ユーザは、1つの基準顔情報の集合に対応してもよい。この場合、身元認証を行うステップでは、要求ユーザの顔を基準顔情報データベースにおける基準顔情報とマッチングして、マッチングに成功した基準顔情報が属する認証ユーザが要求ユーザに対応する。
よって、取得した顔情報を基準顔情報データベースに追加するステップでは、顔情報を基準顔情報データベースにおいて要求ユーザに対応付けられた基準顔情報の集合に追加することができる。
本開示の実施例では、身元認証基準情報が基準顔情報データベースを含む場合、顔情報を基準顔情報データベースにおいて要求ユーザに対応付けられた基準顔情報の集合に追加することができるため、この要求ユーザが次回顔情報によるロック解除を要求する場合、ロック解除の成功率を向上させ、ユーザ体験をよくすることができる。
可能な一実施形態では、前記身元認証基準情報は、身元認証のための基準パラメータを含む。この基準パラメータは、身元検証結果に影響を与えるパラメータであってもよい。例えば、身元認証のための人工知能モジュールのパラメータ、例えば、予め設定されたニューラルネットワークのパラメータであってもよい。これにより、要求ユーザの身元認証結果に基づいてロック解除対象のロック解除に失敗した場合、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、顔情報に基づいて身元認証のための基準パラメータを調整するため、顔情報と基準パラメータに基づいて身元認証を行う精度が向上され、ロック解除の成功率が向上され、ユーザ体験が良くなる。
可能な一実施形態では、基準パラメータは、予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを含み、前記した、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことは、前記顔情報に基づいて、前記予め設定されたニューラルネットワークを用いて、前記要求ユーザが認証ユーザであるかどうかを検証することを含み、前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、前記顔情報を用いてトレーニングサンプルを作成することと、前記トレーニングサンプルに基づいて前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することと、を含む。
ニューラルネットワークのパラメータは、例えば、ニューラルネットワークにおけるノードの重み値などのパラメータであってもよい。ニューラルネットワークにおけるパラメータは、ニューラルネットワークによる予測結果に影響を与えることができる。ニューラルネットワークのトレーニングでは、トレーニングサンプルによってニューラルネットワークのパラメータを調整して、ニューラルネットワークの性能を最適化することが多い。
この実施形態では、顔情報に基づいて、予め設定されたニューラルネットワークを用いて、要求ユーザが認証ユーザであるかどうかを検証することができる。このニューラルネットワークは、エンドツーエンドのニューラルネットワークであってもよく、このニューラルネットワークの入力は顔情報であってもよく、出力は身元認証結果である。
この予め設定されたニューラルネットワークは、トレーニングサンプルに基づいてトレーニングされたものであってもよい。このため、顔情報を用いてトレーニングサンプルを作成し、作成されたトレーニングサンプルに基づいて予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することができる。
可能な一実施形態では、前記した、前記トレーニングサンプルに基づいて前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することは、前記顔情報を前記予め設定されたニューラルネットワークの入力として出力結果を得ることと、前記出力結果が認証失敗であることに応じて、調整後の前記予め設定されたニューラルネットワークによる前記顔情報に基づく身元認証結果が認証成功となるように、前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することと、を含む。
可能な一実施形態では、トレーニングサンプルに基づいて予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整するステップでは、さらに、顔情報を既存のトレーニングサンプルと統合した新しいトレーニングサンプルを用いてニューラルネットワークを繰り返しトレーニングして、ニューラルネットワークのパラメータを調整することができる。
本開示の実施例では、基準パラメータが予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを含む場合、予め設定されたニューラルネットワークを用いて要求ユーザが認証ユーザであるかどうかを検証するため、顔情報を用いてトレーニングサンプルを作成し、トレーニングサンプルに基づいてニューラルネットワークのパラメータを調整することにより、予め設定されたニューラルネットワークによる身元認証の精度が向上され、当該要求ユーザがロック解除する際のロック解除の成功率が向上され、ユーザ体験が良くなる。
また、具体的なトレーニングのプロセスでは、予め設定されたニューラルネットワークによる顔情報に基づく身元認証結果が認証失敗である場合、調整後の予め設定されたニューラルネットワークによる顔情報に基づく身元認証結果が認証成功となるように、予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することができるため、予め設定されたニューラルネットワークによる当該要求ユーザの身元認証の成功率が向上され、当該要求ユーザがロック解除する際のロック解除の成功率が向上され、ユーザ体験が良くなる。
可能な一実施形態では、前記身元認証のための基準パラメータは、顔情報の一致度閾値を含み、前記した、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことは、前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度を判定することと、前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度が前記一致度閾値を超えたことに応じて、前記要求ユーザの認証に成功したと判定することと、を含み、前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、前記一致度閾値を低く調整することを含む。
ここでの一致度は、例えば、要求ユーザの顔情報と認証ユーザの顔情報との類似度であってもよい。この類似度は、顔情報に対応するベクトル間のコサイン類似度であってもよい。顔情報間の類似度を判定する手順については、関連技術を参照することができるため、ここでは詳細な説明を省略する。
要求ユーザの認証に成功したかどうかは、一致度閾値で判断することができる。要求ユーザの顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度を一致度閾値と比較し、要求ユーザの顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度が一致度閾値を超えた場合、要求ユーザの認証に成功したと判定する。
ここでの一致度閾値は、経験に基づいて設定してもよいし、動的に調整してもよい。一致度閾値は、例えば、90%であってもよい。この場合、要求ユーザの顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度が90%を超えた場合、要求ユーザの認証に成功したと判定する。
顔情報と一致度閾値に基づいて得られた身元認証結果がロック解除対象のロック解除に失敗した場合、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことから、要求ユーザがロック解除権限を有するユーザであると考えれる。要求ユーザが顔情報によるロック解除の要求に失敗したのは、一致度閾値が高すぎることに起因する可能性がある。このため、この場合、一致度閾値を低く調整することができる。これにより、ユーザが次回顔情報によるロック解除を要求する場合、ロック解除の成功率が向上され、ユーザ体験が良くなる。
一致度閾値を低く調整する具体的な幅は、ユーザが自ら設定することができる。例えば、5%低く調整し、一致度閾値を90%から85%まで低く調整することができる。
可能な一実施形態では、前記した、前記一致度閾値を低く調整することは、環境輝度が所定の輝度閾値よりも低いことに応じて、前記一致度閾値を目標一致度閾値まで低く調整することを含む。
本開示の実施例では、顔情報と一致度閾値に基づいて得られた身元認証結果に基づいてロック解除に失敗したのは、環境輝度が低いことに起因する可能性がある。このため、環境輝度が所定の輝度閾値よりも低い場合、一致度閾値を目標一致度閾値まで低く調整することができる。これにより、環境輝度が低い場合のロック解除の成功率が向上され、ユーザ体験が良くなる。
環境輝度は、ロック解除対象の周囲の環境輝度を検出可能な環境光センサにより検出することができる。
可能な一実施形態では、前記方法は、前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が存在するかどうかを検出することをさらに含み、前記した、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことは、前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みに基づいて前記顔情報における非遮蔽領域を重み付けして第1の重み付け情報を得て、第2の一致度重みに基づいて前記顔情報における遮蔽領域を重み付けして第2の重み付け情報を得ることと、前記第1の重み付け情報と第2の重み付け情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことと、を含み、前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、前記顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みを増加させること、および/または、前記第2の一致度重みを減少させることを含む。
この実施形態では、顔情報に対応する顔において遮蔽領域が存在するかどうかを検出することができる。具体的には、映像収集装置が収集した画像に対して、顔キーポイントの検出によって画像に顔があるかどうかを検出したり、セマンティックセグメンテーションにより画像に顔があるかどうかを判定したりすることが多いが、検出された顔については、さらに顔が遮蔽されるかどうかを判定することができる。
顔が遮蔽されるかどうかを判定する形態は、様々である。例えば、顔領域の色に基づいて識別することができる。顔には肌色と大きく異なる色があることを検出した場合、顔が遮蔽されると考えられる。または、目標物識別の形態により、顔において目標物を識別した場合、顔が遮蔽されると判定することができる。目標物は、具体的には、マスク、マフラー、メガネなどであってもよい。または、ニューラルネットワークをトレーニングすることにより、顔の遮蔽を識別することもできる。
顔が遮蔽されると判定した後、さらに遮蔽領域を特定することができる。遮蔽領域が顔の特徴を正確に反映できないことが多いため、顔情報に対応する顔に遮蔽領域が存在することを検出した場合、顔情報に基づいて身元認証を行うステップにおいて、第1の一致度重みに基づいて顔情報における非遮蔽領域を重み付けして第1の重み付け情報を得て、第2の一致度重みに基づいて顔情報における遮蔽領域を重み付けして第2の重み付け情報を得て、そして、第1の重み付け情報と第2の重み付け情報に基づいて要求ユーザの身元認証を行うことができる。
この実施形態の一例として、第1の一致度重みと第2の一致度重みは、具体的な重み値であってもよい。顔に遮蔽領域が存在することを検出した場合、第1の一致度重みを増加させる、および/または、第2の一致度重みを減少させることができる。例えば、第1の一致度重みを0.6から0.7に増加させる、および/または、第2の一致度重みを0.4から0.3に減少させることができる。
第1の一致度重みと第2の一致度重みは、顔情報における遮蔽領域と非遮蔽領域を調整するものである。身元認証を行うステップにおいて、身元認証結果への影響について、重みが大きいほど、身元認証結果への影響が大きい一方、重みが小さいほど、身元認証結果への影響が小さい。
本開示の実施例では、顔に遮蔽領域が存在する場合、顔情報に基づいて身元認証を行うステップにおいて、第1の一致度重みを大きくすることにより、顔情報における非遮蔽領域の身元認証結果への影響を大きくして、身元認証の精度を向上させることができる。あるいは、第2の一致度重みを小さくすることにより、顔情報における遮蔽領域の身元認証結果への影響を小さくして、ユーザがマスク、サングラス、帽子などをかけて顔が遮蔽される場合、身元認証の精度を向上させることができる。
可能な一実施形態では、前記方法は、前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、要求ユーザに前記身元認証基準情報を調整するよう促す注意喚起情報を前記要求ユーザに送信することをさらに含み、前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、前記要求ユーザが前記注意喚起情報に応じて調整を指示したことが検出されたことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することを含む。
本開示の実施例では、注意喚起情報をユーザに送信することにより、身元認証基準情報を調整することをユーザに注意喚起し、調整の指示を検出した場合に、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整するため、不正ユーザの顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整することを防止して、安全性を高める。
可能な一実施形態では、前記方法は、前記要求ユーザが前記要求を行った時間と前記予め設定されたロック解除操作が実行された時間との時間間隔を取得することをさらに含み、前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、前記時間間隔が所定時間閾値よりも小さいことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することを含む。
要求ユーザが要求を行った時間と予め設定されたロック解除操作が実行された時間との時間間隔が短い場合、この2回のロック解除は同じ人によって行われるものである可能性が高い一方、時間間隔が長い場合、2回のロック解除は同じ人によって行われるものではない可能性が高い。したがって、本開示の実施例では、時間閾値を設定することにより、時間間隔が所定時間閾値よりも小さい場合、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整するため、安全性が高い。
この実施形態の一例として、所定時間閾値は、例えば、30秒であってもよい。所定時間閾値は、経験に基づいて設定することができるが、本開示では、これについて具体的に限定されない。
以下、本開示の実施例の一適用シーンを説明する。この適用シーンでは、ロック解除対象は、車両のドアロックである。ユーザは、車内に入る前に、顔によるロック解除を要求する。車両のドアロックにおける身元認証装置は、カメラによりユーザの顔情報を取得し、顔情報を基準顔情報データベースにおける基準顔情報と照合し、顔情報と基準顔情報との一致度を取得する。身元認証装置は、当該一致度が一致度閾値を超えたかどうかを判断し、一致度が一致度閾値を超えていない場合、要求ユーザが認証されていないユーザであると判定し、ロック解除に失敗した。ユーザは、鍵でロックを解除することにより、ドアのロック解除に成功した。ユーザが車内に入った後、車両は、注意喚起情報をユーザに送信し、顔によるロック解除時に使用された顔情報を基準顔情報データベースに追加するかどうかをユーザに問い合わせる。車両は、ユーザが注意喚起情報に基づいて調整の指示を行ったことに応じて、顔情報を基準顔情報データベースに追加する。
本開示で言及された上記各方法の実施例は、原理と論理に反しない限り、相互に組み合わせて実施例を形成可能であることを理解できる。紙数に限りがあるので、本開示では詳細な説明を省略する。当業者であれば、具体的な実施形態による上記の方法において、各ステップの具体的な実行順序は、その機能と可能な内在的論理により決められることを理解できる。
本開示では、さらに、身元認証装置、電子機器、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、プログラムを提供する。これらは、いずれも本開示で提供される身元認証方法のいずれかを実現するために用いられる。対応する技術的手段と説明は、方法の対応の記載を参照すればよく、詳細な説明を省略する。
図2は、本開示の実施例による身元認証装置のブロック図を示す。図2に示すように、前記装置は、
ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得する取得ユニット21と、
前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求を行った要求ユーザの身元認証を行う認証ユニット22と、
前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整する調整ユニット23と、を含む。
可能な一実施形態では、前記身元認証基準情報は、基準顔情報データベースを含み、
前記調整ユニット23は、前記顔情報を、前記基準顔情報データベースにおいて前記要求ユーザに対応付けられた基準顔情報の集合に追加する。
可能な一実施形態では、前記身元認証基準情報は、身元認証のための基準パラメータを含む。
可能な一実施形態では、前記基準パラメータは、予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを含み、
前記認証ユニット22は、前記顔情報に基づいて、前記予め設定されたニューラルネットワークを用いて、前記要求ユーザが認証ユーザであるかどうかを検証し、
前記調整ユニット23は、前記顔情報を用いてトレーニングサンプルを作成し、前記トレーニングサンプルに基づいて前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整する。
可能な一実施形態では、前記調整ユニット23は、前記顔情報を前記予め設定されたニューラルネットワークの入力として出力結果を得て、前記出力結果が認証失敗であることに応じて、調整後の前記予め設定されたニューラルネットワークによる前記顔情報に基づく身元認証結果が認証成功となるように、前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整する。
可能な一実施形態では、前記身元認証のための基準パラメータは、顔情報の一致度閾値を含み、
前記認証ユニット22は、前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度を判定し、前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度が前記一致度閾値を超えたことに応じて、前記要求ユーザが認証に成功したと判定し、
前記調整ユニット23は、前記一致度閾値を低く調整する。
可能な一実施形態では、前記調整ユニット23は、環境輝度が所定の輝度閾値よりも低いことに応じて、前記一致度閾値を目標一致度閾値まで低く調整する。
可能な一実施形態では、前記装置は、
前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が存在するかどうかを検出する検出ユニットをさらに含み、
前記認証ユニット22は、前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みに基づいて前記顔情報における非遮蔽領域を重み付けして第1の重み付け情報を得て、第2の一致度重みに基づいて前記顔情報における遮蔽領域を重み付けして第2の重み付け情報を得て、前記第1の重み付け情報と第2の重み付け情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行い、
前記調整ユニット23は、前記顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みを増加させる、および/または、前記第2の一致度重みを減少させる。
可能な一実施形態では、前記装置は、
前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、要求ユーザに前記身元認証基準情報を調整するよう促す注意喚起情報を前記要求ユーザに送信する注意喚起ユニットをさらに含み、
前記調整ユニット23は、前記要求ユーザが前記注意喚起情報に応じて調整を指示したことが検出されたことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整する。
可能な一実施形態では、前記装置は、
前記要求ユーザが前記要求を行った時間と前記予め設定されたロック解除操作が実行された時間との時間間隔を取得するための時間間隔取得ユニットをさらに含み、
前記調整ユニット23は、前記時間間隔が所定時間閾値よりも小さいことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整する。
可能な一実施形態では、前記ロック解除対象は、
車両のドアロック、部屋のドアロック、改札口のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施例では、本開示の実施例により提供される装置が有する機能またはモジュールは、上述した方法の実施例に説明される方法を実行するために用いられることができ、その具体的な実現について、上述した方法の実施例の説明を参照すればよく、簡潔化のために、ここでは詳細な説明を省略する。
本開示の実施例では、ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得した後、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、要求を行った要求ユーザの身元認証を行い、そして、要求ユーザの身元認証結果に基づいてロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整する。要求ユーザの身元認証結果に基づいてロック解除対象のロック解除に失敗したが、予め設定されたロック解除操作によってロック解除対象のロック解除に成功したことから、当該要求ユーザがロック解除権限を有するユーザである確率が高いことを示すため、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて身元認証を行うプロセスをさらに最適化することができる。したがって、顔情報に基づいて身元認証基準情報を調整することにより、顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて身元認証を行う精度を向上できるため、ロック解除の成功率が向上され、ユーザ体験が良くなる。
本開示の実施例では、さらに、コンピュータプログラム命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラム命令がプロセッサにより実行されると、上記方法を実現させるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、揮発性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよいし、不揮発性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
本開示の実施例では、さらに、プロセッサと、プロセッサにより実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されている命令を呼び出して上記方法を実行するように構成される電子機器を提供する。
本開示の実施例では、さらに、コンピュータ読み取り可能なコードを含むコンピュータプログラムであって、コンピュータ読み取り可能なコードが電子機器において動作すると、電子機器のプロセッサが上記いずれか1つの実施例による身元認証方法を実現させるための命令を実行するコンピュータプログラム製品を提供する。
本開示の実施例では、さらに、コンピュータ読み取り可能な命令を記憶するためのコンピュータプログラム製品であって、命令が実行されると、コンピュータに上記実施例のいずれか1つによる身元認証方法を実行させる別のコンピュータプログラム製品を提供する。
電子機器は、端末、サーバ、または他の形態の機器として提供されてもよい。
図3は、本開示の実施例により提供される電子機器800のブロック図を示す。例えば、電子機器800は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信機器、ゲームコンソール、タブレット型機器、医療機器、フィットネス機器、パーソナル・デジタル・アシスタント等の端末であってもよい。
図3を参照すると、電子機器800は、処理コンポーネント802、メモリ804、電源コンポーネント806、マルチメディアコンポーネント808、オーディオコンポーネント810、入力/出力(I/O)インタフェース812、センサコンポーネント814、および通信コンポーネント816のうちの一つ以上を含んでもよい。
処理コンポーネント802は、通常、電子機器800の全体的な動作、例えば表示、電話の呼び出し、データ通信、カメラ動作および記録動作に関連する動作を制御する。処理コンポーネント802は、上記方法の全てまたは一部のステップを実行するために、命令を実行する一つ以上のプロセッサ820を含んでもよい。また、処理コンポーネント802は、他のコンポーネントとのインタラクションのための一つ以上のモジュールを含んでもよい。例えば、処理コンポーネント802は、マルチメディアコンポーネント808とのインタラクションのためにマルチメディアモジュールを含んでもよい。
メモリ804は、電子機器800での動作をサポートするための様々なタイプのデータを記憶するように構成される。これらのデータは、例として、電子機器800において操作するあらゆるアプリケーションプログラムまたは方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャー、ビデオなどを含む。メモリ804は、例えば静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなどの様々なタイプの揮発性または不揮発性の記憶装置またはそれらの組み合わせによって実現できる。
電源コンポーネント806は、電子機器800の各コンポーネントに電力を供給する。電源コンポーネント806は、電源管理システム、一つ以上の電源、および電子機器800のための電力生成、管理および配分に関連する他のコンポーネントを含んでもよい。
マルチメディアコンポーネント808は、前記電子機器800とユーザとの間で出力インタフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施例では、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)およびタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含む場合、ユーザからの入力信号を受信するタッチスクリーンとして実現してもよい。タッチパネルは、タッチ、スライドおよびタッチパネルでのジェスチャーを検出するように、一つ以上のタッチセンサを含む。前記タッチセンサは、タッチまたはスライド操作の境界だけではなく、前記タッチまたはスライド操作に関連する持続時間および圧力を検出するようにしてもよい。いくつかの実施例では、マルチメディアコンポーネント808は、前面カメラおよび/または背面カメラを含む。電子機器800が動作モード、例えば撮影モードまたは撮像モードになると、前面カメラおよび/または背面カメラは、外部のマルチメディアデータを受信するようにしてもよい。各前面カメラおよび背面カメラは、固定された光学レンズ系、または焦点距離および光学ズーム能力を有するものであってもよい。
オーディオコンポーネント810は、オーディオ信号を出力および/または入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント810は、一つのマイク(MIC)を含み、マイク(MIC)は、電子機器800が動作モード、例えば呼び出しモード、記録モードまたは音声識別モードになると、外部のオーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ804に記憶されるか、または通信コンポーネント816を介して送信されてもよい。いくつかの実施例では、オーディオコンポーネント810は、オーディオ信号を出力するためのスピーカーをさらに含む。
I/Oインタフェース812は、処理コンポーネント802と周辺インタフェースモジュールとの間でインタフェースを提供し、上記周辺インタフェースモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、スタートボタンおよびロックボタンを含んでもよいが、これらに限らない。
センサコンポーネント814は、電子機器800の各方面の状態評価のために一つ以上のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント814は、電子機器800のオン/オフ状態、例えば電子機器800の表示装置およびキーパッドのようなコンポーネントの相対的位置決めを検出でき、センサコンポーネント814は、さらに、電子機器800または電子機器800のあるコンポーネントの位置の変化、ユーザと電子機器800との接触の有無、電子機器800の方位または加減速および電子機器800の温度変化を検出できる。センサコンポーネント814は、いかなる物理的接触もなしに近傍の物体の存在を検出するように構成される近接センサを含んでもよい。センサコンポーネント814は、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)または電荷結合素子(CCD)イメージセンサのような、イメージングアプリケーションにおいて使用するための光センサをさらに含んでもよい。いくつかの実施例では、該センサコンポーネント814は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサまたは温度センサをさらに含んでもよい。
通信コンポーネント816は、電子機器800と他の機器との間の有線または無線通信を実現するように構成される。電子機器800は、例えばワイヤレスネットワーク(WiFi)、第2世代移動通信システム(2G)、または、第3世代移動通信システム(3G)、またはそれらの組み合わせのような、通信規格に基づく無線ネットワークにアクセスできる。例示的一実施例では、通信コンポーネント816は、放送チャネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号または放送関連情報を受信する。例示的一実施例では、前記通信コンポーネント816は、近距離通信を促進させるために、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含む。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術および他の技術によって実現できる。
例示的な実施例では、電子機器800は、一つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタルシグナルプロセッサ(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブル改札口アレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサまたは他の電子要素によって実現され、上記方法を実行するために用いられることができる。
例示的な実施例では、さらに、不揮発性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えばコンピュータプログラム命令を含むメモリ804が提供され、上記コンピュータプログラム命令は電子機器800のプロセッサ820によって実行されると、上記方法を実行させることができる。
図4は、本開示の実施例により提供される電子機器1900のブロック図を示す。例えば、電子機器1900は、サーバとして提供されてもよい。図4を参照すると、電子機器1900は、一つ以上のプロセッサを含む処理コンポーネント1922、および、処理コンポーネント1922によって実行可能な命令、例えばアプリケーションプログラムを記憶するための、メモリ1932を代表とするメモリ資源を含む。メモリ1932に記憶されているアプリケーションプログラムは、それぞれが1つの命令群に対応する一つ以上のモジュールを含んでもよい。また、処理コンポーネント1922は、命令を実行することによって上記方法を実行するように構成される。
電子機器1900は、さらに、電子機器1900の電源管理を実行するように構成される電源コンポーネント1926、電子機器1900をネットワークに接続するように構成される有線または無線ネットワークインタフェース1950、および入出力(I/O)インタフェース1958を含んでもよい。電子機器1900は、メモリ1932に記憶されているオペレーティングシステム、例えばマイクロソフトサーバオペレーションシステム(Windows ServerTM)、アップル社により開発されたグラフィカルユーザインターフェースによるオペレーションシステム(Mac OS XTM)、マルチタスク・マルチユーザーのオペレーティングシステム(UnixTM)、フリーかつオープンソースのUnix系オペレーティングシステム(LinuxTM)、オープンソースのUnix系オペレーティングシステム(FreeBSDTM)または類似するものに基づいて動作できる。
例示的な実施例では、さらに、不揮発性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えばコンピュータプログラム命令を含むメモリ1932が提供され、上記コンピュータプログラム命令は、電子機器1900の処理コンポーネント1922によって実行されると、上記方法を実行させることができる。
本開示は、システム、方法および/またはコンピュータプログラム製品であってもよい。コンピュータプログラム製品は、プロセッサに本開示の各方面を実現させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム命令を有するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含んでもよい。
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、命令実行機器に使用される命令を保存および記憶可能な有形装置であってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気記憶装置、磁気記憶装置、光記憶装置、電磁記憶装置、半導体記憶装置、または上記の任意の適当な組み合わせであってもよいが、これらに限らない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のさらなる具体的な例(非網羅的リスト)としては、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、携帯型コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、メモリスティック、フロッピーディスク、例えば命令が記憶されているせん孔カードまたはスロット内突起構造のような機械的符号化装置、および上記の任意の適当な組み合わせを含む。ここで使用されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、瞬時信号自体、例えば無線電波または他の自由に伝播される電磁波、導波路または他の伝送媒体を介して伝播される電磁波(例えば、光ファイバーケーブルを通過するパルス光)、または電線を介して伝送される電気信号と解釈されるものではない。
ここで記述したコンピュータ読み取り可能なプログラム命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から各計算/処理機器にダウンロードされてもよいし、またはネットワーク、例えばインターネット、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワークおよび/または無線ネットワークを介して外部のコンピュータまたは外部記憶装置にダウンロードされてもよい。ネットワークは、銅伝送ケーブル、光ファイバー伝送、無線伝送、ルーター、ファイアウォール、交換機、改札口ウェイコンピュータおよび/またはエッジサーバを含んでもよい。各計算/処理機器内のネットワークアダプタカードまたはネットワークインタフェースは、ネットワークからコンピュータ読み取り可能なプログラム命令を受信し、該コンピュータ読み取り可能なプログラム命令を転送し、各計算/処理機器内のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶させる。
本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラム命令は、アセンブリ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、機械語命令、機械依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」言語または類似するプログラミング言語などの一般的な手続き型プログラミング言語を含める一つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれたソースコードまたは目標コードであってもよい。コンピュータ読み取り可能なプログラム命令は、完全にユーザのコンピュータにおいて実行されてもよく、部分的にユーザのコンピュータにおいて実行されてもよく、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、部分的にユーザのコンピュータにおいてかつ部分的にリモートコンピュータにおいて実行されてもよく、または完全にリモートコンピュータもしくはサーバにおいて実行されてもよい。リモートコンピュータに関与する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてもよく、または、(例えばインターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して)外部コンピュータに接続されてもよい。いくつかの実施例では、コンピュータ読み取り可能なプログラム命令の状態情報を利用して、例えばプログラマブル論理回路、フィールドプログラマブル改札口アレイ(FPGA)またはプログラマブル論理アレイ(PLA)などの電子回路をパーソナライズし、該電子回路によりコンピュータ読み取り可能なプログラム命令を実行することにより、本開示の各方面を実現するようにしてもよい。
ここで本開示の実施例に係る方法、装置(システム)およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照しながら本開示の各態様を説明したが、フローチャートおよび/またはブロック図の各ブロック、およびフローチャートおよび/またはブロック図の各ブロックの組み合わせは、いずれもコンピュータ読み取り可能なプログラム命令によって実現できることを理解すべきである。
これらのコンピュータ読み取り可能なプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサへ提供され、これらの命令がコンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサによって実行されると、フローチャートおよび/またはブロック図の一つ以上のブロックにおいて指定された機能/動作を実現させるように、装置を製造してもよい。これらのコンピュータ読み取り可能なプログラム命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され、コンピュータ、プログラマブルデータ処理装置および/または他の機器を特定の方式で動作させるようにしてもよい。これにより、命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、フローチャートおよび/またはブロック図の一つ以上のブロックにおいて指定された機能/動作の各方面を実現する命令を有する製品を含む。
コンピュータ読み取り可能なプログラム命令は、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他の機器にロードされ、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置または他の機器に一連の動作ステップを実行させることにより、コンピュータにより実施可能なプロセスを生成するようにしてもよい。このようにして、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他の機器において実行される命令により、フローチャートおよび/またはブロック図の一つ以上のブロックにおいて指定された機能/動作を実現する。
図面のうちフローチャートおよびブロック図は、本開示の複数の実施例に係るシステム、方法およびコンピュータプログラム製品の実現可能なシステムアーキテクチャ、機能および動作を示す。この点では、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは一つのモジュール、プログラムセグメントまたは命令の一部分を代表することができ、前記モジュール、プログラムセグメントまたは命令の一部分は指定された論理機能を実現するための一つ以上の実行可能命令を含む。いくつかの代替としての実現形態では、ブロックに表記される機能は、図面に付した順序と異なって実現してもよい。例えば、連続的な二つのブロックは実質的に並列に実行してもよく、また、係る機能によって、逆な順序で実行してもよい場合がある。なお、ブロック図および/またはフローチャートにおける各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定される機能または動作を実行するハードウェアに基づく専用システムによって実現してもよいし、または専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現してもよいことにも注意すべきである。
このコンピュータプログラム製品は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせによって具体的に実現することができる。選択可能な実施例では、前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ記憶媒体として具体化される。別の選択可能な実施例では、コンピュータプログラム製品は、ソフトウェア開発キット(Software Development Kit、SDK)などのソフトウェア製品として具体化される。
以上、本開示の各実施例を記述したが、上記説明は例示的なものに過ぎず、網羅的なものではなく、かつ披露された各実施例に限定されるものでもない。当業者にとって、説明された各実施例の範囲および精神から逸脱することなく、様々な修正および変更が自明である。本明細書に選ばれた用語は、各実施例の原理、実際の適用または既存技術に対する改善を好適に解釈するか、または他の当業者に本明細書に披露された各実施例を理解させるためのものである。

Claims (14)

  1. 取得ユニットが、ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得することと、
    認証ユニットが、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求を行った要求ユーザの身元認証を行うことと、
    調整ユニットが、前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することと、
    注意喚起ユニットが、前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、要求ユーザに前記身元認証基準情報を調整するよう促す注意喚起情報を前記要求ユーザに送信することを含み、
    前記ロック解除対象は、車両のドアロックであり、
    前記予め設定されたロック解除操作は鍵によるロック解除操作であり、
    前記注意喚起ユニットは、前記要求ユーザが車内に入った後に注意喚起情報を前記要求ユーザに送信することを特徴とする身元認証方法。
  2. 前記身元認証基準情報は、基準顔情報データベースを含み、
    前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
    前記顔情報を、前記基準顔情報データベースにおいて前記要求ユーザに対応付けられた基準顔情報の集合に追加することを含むことを特徴とする請求項1に記載の身元認証方法。
  3. 前記身元認証基準情報は、身元認証のための基準パラメータを含むことを特徴とする請求項1に記載の身元認証方法。
  4. 前記基準パラメータは、予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを含み、
    前記した、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことは、
    前記顔情報に基づいて、前記予め設定されたニューラルネットワークを用いて、前記要求ユーザが認証ユーザであるかどうかを検証することを含み、
    前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
    前記顔情報を用いてトレーニングサンプルを作成することと、
    前記トレーニングサンプルに基づいて前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することと、を含むことを特徴とする請求項3に記載の身元認証方法。
  5. 前記した、前記トレーニングサンプルに基づいて前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することは、
    前記顔情報を前記予め設定されたニューラルネットワークの入力として出力結果を得ることと、
    前記出力結果が認証失敗であることに応じて、調整後の前記予め設定されたニューラルネットワークによる前記顔情報に基づく身元認証結果が認証成功となるように、前記予め設定されたニューラルネットワークのパラメータを調整することと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の身元認証方法。
  6. 前記身元認証のための基準パラメータは、顔情報の一致度閾値を含み、
    前記した、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことは、
    前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度を判定することと、
    前記顔情報と認証ユーザの顔情報との一致度が前記一致度閾値を超えたことに応じて、
    前記要求ユーザの認証に成功したと判定することと、を含み、
    前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
    前記一致度閾値を低く調整することを含むことを特徴とする請求項3に記載の身元認証方法。
  7. 前記した、前記一致度閾値を低く調整することは、
    環境輝度が所定の輝度閾値よりも低いことに応じて、前記一致度閾値を目標一致度閾値まで低く調整することを含むことを特徴とする請求項6に記載の身元認証方法。
  8. 検出ユニットが、前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が存在するかどうかを検出することをさらに含み、
    前記した、前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことは、
    前記顔情報に対応する顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みに基づいて前記顔情報における非遮蔽領域を重み付けして第1の重み付け情報を得て、第2の一致度重みに基づいて前記顔情報における遮蔽領域を重み付けして第2の重み付け情報を得ることと、
    前記第1の重み付け情報と第2の重み付け情報に基づいて、前記要求ユーザの身元認証を行うことと、を含み、
    前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
    前記顔において遮蔽領域が検出されたことに応じて、第1の一致度重みを増加させること、および/または、前記第2の一致度重みを減少させることを含むことを特徴とする請求項3に記載の身元認証方法。
  9. 記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
    前記要求ユーザが前記注意喚起情報に応じて調整を指示したことが検出されたことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することを含むことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の身元認証方法。
  10. 時間間隔取得ユニットが、前記要求ユーザが前記要求を行った時間と前記予め設定されたロック解除操作が実行された時間との時間間隔を取得することをさらに含み、
    前記した、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することは、
    前記時間間隔が所定時間閾値よりも小さいことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整することを含むことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の身元認証方法。
  11. ロック解除対象のロック解除を要求する顔情報を取得する取得ユニットと、
    前記顔情報と予め設定された身元認証基準情報に基づいて、前記要求を行った要求ユーザの身元認証を行う認証ユニットと、
    前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、前記顔情報に基づいて前記身元認証基準情報を調整する調整ユニットと、
    前記要求ユーザの身元認証結果に基づいて前記ロック解除対象のロック解除に失敗した場合に、予め設定されたロック解除操作によって前記ロック解除対象のロック解除に成功したことに応じて、要求ユーザに前記身元認証基準情報を調整するよう促す注意喚起情報を前記要求ユーザに送信する注意喚起ユニットと、を含み、
    前記ロック解除対象は、車両のドアロックであり、
    前記予め設定されたロック解除操作は鍵によるロック解除操作であり、
    前記注意喚起ユニットは、前記要求ユーザが車内に入った後に注意喚起情報を前記要求ユーザに送信することを特徴とする身元認証装置。
  12. プロセッサと、
    プロセッサにより実行可能な命令を記憶するためのメモリとを含み、
    前記プロセッサは、前記メモリに記憶されている命令を呼び出して請求項1~10のいずれか1項に記載の身元認証方法を実行するように構成されることを特徴とする電子機器。
  13. コンピュータプログラム命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラム命令がプロセッサにより実行されると、請求項1~10のいずれか1項に記載の身元認証方法を実現させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. コンピュータ読み取り可能なコードを含むコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ読み取り可能なコードが電子機器において動作すると、前記電子機器のプロセッサが請求項1~10のいずれか1項に記載の身元認証方法を実現させるための命令を実行することを特徴とするコンピュータプログラム。
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