JP7481592B1 - ロボット - Google Patents

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JP7481592B1
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俊彦 井上
武志 津村
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一弘 渡邊
徹 長井
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Abstract

第1の軸線(J2)回りに回転可能に支持された第1アーム(30)と、第1アーム(30)に対して第1の軸線(J2)に平行な第2の軸線(J3)回りに回転可能に支持された第2アーム(40)とを備え、第1の軸線(J2)と、第2アーム(40)の先端との間の第1アーム(30)または第2アーム(40)に、中継装置(60)を設置可能な装置設置部(41a)が設けられ、装置設置部(41a)は、第1アーム(30)に沿って延び中継装置(60)に接続する第1線条体(62)または、中継装置(60)から第2アーム(40)の先端側に延びる第2線条体(63)のいずれかの長手方向の途中位置が、第2の軸線(J3)に交差する経路に配置される位置に中継装置(60)を設置可能であるロボット(100)である。

Description

本開示は、ロボットに関するものである。
ロボットアームの外表面に、外部のワイヤリールから引き出した溶接ワイヤをロボットアームの先端に装着された溶接トーチに送るワイヤ送給装置を備えたロボットが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このワイヤ送給装置の後端には、ワイヤリールから引き出した溶接ワイヤを挿通させるコンジットパイプが接続されている。
特開2009-006454号公報
このようなロボットにおいては、溶接ワイヤの送給性を向上するために、コンジットパイプの湾曲部の曲げ半径を極力大きくする必要がある。また、ロボットの動作に応じて、コンジットパイプが大きく振られると、周囲の部材等に干渉することが考えられる。
したがって、ロボットに搭載したワイヤ送給装置等の中継装置に接続される線条体の曲げ半径を大きく確保しつつ、その線条体がロボットの動作時に大きく振られてしまうことを防止することが望まれている。
本開示の一態様は、第1の軸線回りに回転可能に支持された第1アームと、該第1アームに対して前記第1の軸線に平行な第2の軸線回りに回転可能に支持された第2アームと、前記第2アームの先端に、前記第2の軸線を含む平面に対して所定量だけオフセットした平面に沿って延びる第3の軸線回りに回転可能に支持された手首ユニットとを備え、前記第1の軸線と、前記第2アームの先端との間の前記第1アームまたは前記第2アームに、中継装置を設置可能な装置設置部が設けられ、該装置設置部は、前記第1アームに沿って延び前記中継装置に接続する第1線条体および前記中継装置から前記第2アームの先端側に延びる第2線条体が、前記第2の軸線に直交し前記第3の軸線を含む平面に沿うとともに、前記第1線条体または前記第2線条体のいずれかの長手方向の途中位置が、前記第2の軸線に交差する経路に配置される位置に前記中継装置を設置可能であるロボットである。
本開示の第1の実施形態に係るロボットを示す側面図である。 図1のロボットの第2アームの構成を示す断面図である。 図1のロボットのワイヤ送給装置の概略図である。 図1のロボットの第1の変形例を示す側面図である。 図1のロボットの第2アームの変形例を示す概略図である。 図1のロボットの第2の変形例を示す側面図である。 図1のロボットの第3の変形例を示す側面図である。 図7のロボットの第2アームの構成を示す概略図である。 図7のロボットの第2アームの変形例の構成を示す概略図である。 図7のロボットの第2アームの他の変形例の構成を示す概略図である。
本開示の一実施形態に係るロボット100について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るロボット100は、例えば、図1に示されるような溶接ロボットとして利用される垂直6軸多関節型ロボットである。
ロボット100は、水平な床面等の被設置面に設置されるベース10と、鉛直な第1軸線(基本軸線)J1回りに、ベース10に対して回転可能に支持された旋回胴20とを備える。ロボット100は、水平な第2軸線(第1の軸線)J2回りに、旋回胴20に対して回転可能に支持された第1アーム30を備える。また、ロボット100は、第2軸線J2に平行な第3軸線(第2の軸線)J3回りに、第1アーム30に対して回転可能な第2アーム40を備える。さらに、ロボット100は、第2アーム40の先端に取り付けられた3軸の手首ユニット50を備える。
手首ユニット50は、第3軸線J3に直交する平面に沿って延びる第4軸線(第3の軸線)J4回りに、第2アーム40に対して回転可能に支持された第1手首要素51を備える。また、手首ユニット50は、第4軸線J4に直交する第5軸線J5回りに、第1手首要素51に対して回転可能に支持された第2手首要素52を備える。さらに、手首ユニット50は、第5軸線J5に直交し、第4軸線J4と第5軸線J5との交点を通過する第6軸線J6回りに、第2手首要素52に対して回転可能に支持された第3手首要素53を備える。第3手首要素53の先端には、溶接トーチ(ツール)70が装着される。
第1アーム30は、内部に中空部を有する長尺の筒状に形成されており、図1に示すように、基端側が旋回胴20の上部に対して、第2軸線J2回りに回転可能に支持されている。また、第1アーム30は、ロボット100が図1に示すような基本姿勢にあるときに、長手方向の中央部分が後方に突出するように湾曲している。
ここで、基本姿勢とは、第2軸線J2と第3軸線J3とに直交する直線が鉛直方向に延び、第4軸線J4が水平方向に延びた位置(原点位置)に配置されたロボット100の姿勢を意味する。また、この基本姿勢における第2アーム40の先端側を前方と定義する。
第2アーム40は、図1および図2に示すように、第3軸線J3に直交する方向に延びる梁状の第1部分41と、第1部分41の先端側に一体的に設けられた第2部分42とを備える。
本実施形態においては、第2アーム40は、ロボット100が基本姿勢にあるときに、第3軸線J3を含む水平面に対して上方にオフセットした位置に第4軸線J4を配置している。
第1部分41の基端は、第1アーム30の先端に対して、第3軸線J3回りに回転可能に接続されている。また、第1部分41の基端には、第1軸線J1および第4軸線J4を含む平面に沿って、第3軸線J3に交差する方向に延びる貫通孔41hが設けられている。
貫通孔41hは、ロボット100が基本姿勢にあるときに、斜め後方下向きに傾斜して延びている。
また、第1部分41は、長手方向の途中位置に、後述するワイヤ送給装置(中継装置)60を固定するための複数のネジ孔(図示略)が設けられた装置搭載面41a´を有する装置設置部41aを備える。
装置搭載面41a´は、図1に示すように、ロボット100が基本姿勢にあるときに、上向きに配置され、基端側よりも先端側が上方に配置されるように傾斜している。
すなわち、ワイヤ送給装置60は、ロボット100が基本姿勢にあるときに、装置搭載面41a´に搭載されることにより、第4軸線J4に対して前後方向に傾斜して配置される。
また、第2アーム40には、装置搭載面41a´の裏面側となる側面に、手首ユニット50の第1手首要素51を駆動するためのモータ(アクチュエータ)43が取り付けられている。さらに、図2に示すように、第2アーム40は、装置搭載面41a´の裏面側となる側面から、モータ43を第3軸線J3方向の両側から挟む位置に延びる一対の壁部41cを備えている。
第2部分42は、図2に示すように、中空に形成された内部に、第1部分41に固定されたモータ43のシャフト43aの回転を減速させるギヤ減速機(アクチュエータ)44を備えている。また、第2部分42は、第4軸線J4を中心軸とする貫通孔42hを備えている。すなわち、貫通孔42hは、第2部分42の基端側の面の、装置搭載面41a´から上方に離れた第4軸線J4の位置に開口している。
第1手首要素51は、図2に示すように、第2アーム40の第2部分42の先端側に、ベアリング45によって、第4軸線J4回りに回転可能に支持されている。第1手首要素51は、第2アーム40の貫通孔42hと同軸に配置される貫通孔51hを有する筒部51cを備える。また、第2手首要素52および第3手首要素53には、それぞれ第6軸線J6に沿って延びる貫通孔53hが設けられている。
このように構成された本実施形態に係るロボット100の作用について、以下に説明する。
ロボット100を用いて、アーク溶接を実施するには、まず、第2アーム40の装置搭載面41a´にワイヤ送給装置60を搭載し、第3手首要素53の先端に、第6軸線J6に沿って溶接トーチ70を取り付ける。
次いで、ロボット100の外部に配置されているワイヤリール(図示略)とワイヤ送給装置60の後端面(側面)60bとをコンジット(第1線条体)62により接続する。また、ワイヤ送給装置60の前端面(側面)60aと溶接トーチ70とをコンジット(第2線条体)63により接続する。
この場合において、ワイヤ送給装置60は、ワイヤリールから、溶接ワイヤWを引き出して、溶接トーチ70に送るための装置である。
ワイヤ送給装置60は、第2アーム40の装置搭載面41a´に設けられた複数のネジ孔に締結されるボルト(図示略)により、装置搭載面41a´に固定される。これにより、ワイヤ送給装置60は、後端面60bが第3軸線J3側を向き、前端面60aが第4軸線J4側を向いて装置設置部41aに搭載される。
ワイヤ送給装置60の後端面60bの中央近傍には、コンジット62の先端が後端面60bに直交して接続される。コンジット62は、例えば、図1に示すように、基端が外部のワイヤリール近傍に配置され、先端がベース10内を経由して、旋回胴20の上面の貫通孔20hから上方に引き出される。旋回胴20から上方に引き出されたコンジット62は、第1アーム30の側面に沿って立ち上がり、第2アーム40の第1部分41に設けられた貫通孔41hを通過した後に、ワイヤ送給装置60の後端面60bに接続される。
また、コンジット62は、長さ方向の途中位置が、第1アーム30の側面に取り付けられたガイド部材65の貫通孔(図示略)を通過することにより、第1アーム30の湾曲形状に沿って案内される。
これにより、コンジット62は、ロボット100が基本姿勢にあるときに、第1アーム30の湾曲形状を上方に延長した、斜め前方上向きの経路に沿って、第2アーム40の下方から第3軸線J3に交差する。また、第3軸線J3が貫通孔41h内を横断しているので、貫通孔41hを通過するコンジット62が、第3軸線J3に交差した状態に維持される。
また、第1アーム30が後方に湾曲する形状を有しているので、湾曲形状に沿って配線され、第2アーム40の貫通孔41hを通過したコンジット62を無理なく、前方のワイヤ送給装置60に導くことができる。また、第1アーム30の長さ方向の途中位置を後方に湾曲させることにより、ロボット100のいわゆる懐を深く構成でき、前方において行われる作業において、外部の部材と第1アーム30との干渉を低減できる。
一方、ワイヤ送給装置60の前端面60aの中央近傍には、コンジット63が前端面60aに直交して接続される。コンジット63は、基端がワイヤ送給装置60の前端面60aに接続され、先端が第2アーム40の第2部分42の貫通孔42hおよび、第1手首要素51の貫通孔51hを通過する。その後、コンジット63は、第5軸線J5近傍において下方に湾曲させられ、第2手首要素52および第3手首要素53に設けられた第6軸線J6に沿って延びる貫通孔53hを通過して溶接トーチ70に接続される。
この場合において、ワイヤ送給装置60を装置搭載面41a´に搭載すると、装置搭載面41a´の傾斜によって、後端面60bにおけるコンジット62との接続位置が、第3軸線J3に向かう方向に配置される。一方、前端面60aにおけるコンジット63との接続位置は、第2部分42における貫通孔42hの開口部に向かう方向に配置される。
すなわち、装置搭載面41a´上のワイヤ送給装置60は、前端面60aのコンジット63との接続位置を第4軸線J4に近づけ、かつ後端面60bのコンジット62との接続位置を第3軸線J3に近づける方向に傾斜している。
したがって、ワイヤ送給装置60の後端面60bに接続されたコンジット62は、大きく湾曲することなく第3軸線J3に交差して延びる経路に配置される。また、ワイヤ送給装置60の前端面60aに接続されたコンジット63は、大きく湾曲することなく貫通孔42hに入り、第4軸線J4に沿って延びる経路に配置される。
また、ワイヤ送給装置60の内部には、図3に示すように、溶接ワイヤWを挟む2対のローラ61と、2対のローラ61を駆動するモータ(図示略)とが配置されている。2対のローラ61が回転させられることにより、溶接ワイヤWが、ワイヤリールから引き出され、コンジット62を通ってワイヤ送給装置60内に導入される。そして、ワイヤ送給装置60内に導入された溶接ワイヤWは、コンジット63を通って溶接トーチ70へと送られる。
次に、この状態のロボット100によりアーク溶接が実行されると、ロボット100の各関節が、それぞれ対応する軸線J1~J6回りに回転させられて、溶接トーチ70が所望の位置および姿勢に配置される。
この場合において、第2アーム40が、第1アーム30に対して第3軸線J3回りに回転すると、ワイヤ送給装置60も、第1アーム30に対して第3軸線J3回りに回転する。そして、それに伴い、ワイヤ送給装置60に接続されているコンジット62にも曲げ力が作用するが、コンジット62が回転中心である第3軸線J3を通過するので、曲げ力を小さく抑えることができる。
すなわち、ロボット100が基本姿勢の場合、コンジット62が比較的真っ直ぐに延びているので、基本姿勢からいずれの方向に第2アーム40が回転しても、コンジット62の曲げ半径が小さくなり過ぎることを防止できる。その結果、コンジット62内を通過する溶接ワイヤWの曲げ半径を大きく維持することができ、溶接ワイヤWの送給性を低下させずに済むという利点がある。
また、コンジット62は、第2アーム40の回転中心である第3軸線J3を通過して配線されているため、第2アーム40が回転した際に発生する振れを小さく抑えることができる。これにより、第2アーム40が、第3軸線J3回りに大きく回転したとしても、コンジット62が暴れ、ロボット100の周辺に配置される他部材に干渉することを防止できる。
また、ワイヤ送給装置60の前端面60aのコンジット63との接続位置は、第2アーム40の貫通孔42hを向いて配置されているので、コンジット63を大きく曲げることなく貫通孔42hに挿入することができる。これにより、コンジット63内を通過させられる溶接ワイヤWの曲げ半径を大きく確保することができるという利点もある。
また、図1に示す例においては、第2アーム40の装置搭載面41a´が斜め前方上向きとなるように傾斜しているので、第1部分41の先端側の下部には、広い空間を確保できる。そのため、この空間を利用して、第1手首要素51を駆動するためのモータ43およびギヤ減速機44を配置することができ、ロボット100の左右方向への張り出しを抑制できる。
また、第2アーム40の第1部分41の下部に設けた壁部41cにより、モータ43を第3軸線J3方向の両側から挟んで、外部から保護することができるとともに、第1部分41の機械的強度を向上することができる。
なお、本実施形態においては、壁部41cは、モータ43の第3軸線J3方向の両側を取り囲む位置に配置したが、これに代えて、壁部41cが、モータ43の少なくとも一部を覆う位置に配置されていてもよい。
また、本実施形態においては、第4軸線J4が、第3軸線J3に対して上方にオフセットした位置に配置されていたが、これに代えて、第3軸線J3と第4軸線J4とが同一平面上に配置されていてもよい。
例えば、図4に示すように、ロボット100が基本姿勢の場合に、第2アーム40の装置搭載面41a´が、第3軸線J3よりも下方に配置されるように第1部分41を窪ませてもよい。
これにより、装置搭載面41a´に取り付けられたワイヤ送給装置60の上方への突出量を小さく抑えることができ、ロボット100の動作の際に必要となるスペースをより小さく抑えることができる。
また、本実施形態において、第2アーム40は、ロボット100が基本姿勢のときに装置搭載面41a´を上向きに配置するように形成されていた。すなわち、装置搭載面41a´は、ワイヤ送給装置60の下面を固定していた。
これに代えて、第2アーム40は、図5に示すように、ロボット100が基本姿勢の状態において、装置搭載面41a´を第3軸線J3に直交する面に沿って配置するように構成されてもよい。この場合には、ワイヤ送給装置60は、下面ではなく、幅方向の一側面が装置搭載面41a´に固定される。
次に、本開示の第2の実施形態に係るロボット200について、図面を参照して以下に説明する。
以下の説明においては、上述したロボット100と構成を共通にする箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係るロボット200は、図6に示すように、ワイヤ送給装置60を搭載する装置設置部41aを、第1アーム30に備えている。
ワイヤ送給装置60は、第1アーム30の長手方向の中央位置の側面に、後端面60bを第2軸線J2側に向け、かつ、前端面60aを第3軸線J3側に向けた姿勢において固定されている。すなわち、装置設置部41aは、第1アーム30の長手方向の中央位置の側面に、ワイヤ送給装置60を固定する装置搭載面41a´を備える。
この場合において、コンジット62は、例えば、基端が外部のワイヤリール近傍に配置され、先端が、ベース10内を経由して、旋回胴20の上面の貫通孔20hから上方に引き出される。その後、コンジット62は、第1アーム30の長手方向の中央よりも基端側の形状に沿って立ち上がり、先端がワイヤ送給装置60の後端面60bに接続される。
一方、コンジット63は、基端がワイヤ送給装置60の前端面60aに接続され、先端が第2アーム40の貫通孔41h内を通過し、第2アーム40の貫通孔42hに導入される。その後、コンジット63の先端は、上述のロボット100と同様に配線され、先端の溶接トーチ70へと接続される。
これにより、ロボット200が基本姿勢にあるときに、コンジット63を、第3軸線J3よりも後方側の下方から前方側の上方に向かって、無理なく第3軸線J3を通過するように湾曲して配線することができる。したがって、この場合においては、コンジット63の曲げ半径を大きく確保することができるとともに、第2アーム40の動作に伴うコンジット63の振れを小さく抑えることができる。
また、第1アーム30の長さ方向の中央位置に配置したワイヤ送給装置60にコンジット62,63を接続するので、コンジット62,63を容易に第1アーム30の湾曲形状に沿わせることができる。したがって、コンジット62を第1アーム30の側面に沿うように案内するガイド部材65を省略することができる。
また、この場合においては、第2アーム40に装置設置部41aを設定する必要がないため、第1部分41をより小さくすることができる。これにより、ロボット200の手先側をよりスリム化することができ、作業スペースが狭い環境においてロボット200を使用する場合には特に有用となる。
次に、本開示の第3の実施形態に係るロボット300について、図面を参照して以下に説明する。
以下の説明においては、上述したロボット100,200と構成を共通にする箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係るロボット300においては、図7に示すように、第1アーム30は、ロボット300が基本姿勢の場合に第1軸線J1に沿って直線的に延びる梁状の部材である。
また、本実施形態における第2アーム40は、図7および図8に示すように、本体部46および補強部材47の2つの部材によって構成されている。
本体部46は、第3軸線J3に直交する方向に延びる梁状の第1部分41と、第1部分41の先端側に一体的に設けられた第2部分42とを備える。すなわち、本体部46は、上述したロボット100の第2アーム40に相当する部材である。
補強部材47は、例えば、本体部46と同一材からなる平板を、板厚方向の一側に湾曲させて、アーチ状に形成した部材である。アーチ状に形成された補強部材47の長手方向の一端は、本体部46の先端、すなわち第2部分42の上端に、ボルト等によって脱着可能に固定される。同様に、補強部材47の長手方向の他端は、本体部46の基端、すなわち第1部分41の基端に固定される。つまり、補強部材47は、図7に示すように、装置搭載面41a´に設置されたワイヤ送給装置60を上方から跨いで、本体部46の先端と基端とを連結する。
これにより、本体部46の第2部分42は、第1部分41だけでなく、補強部材47によっても支持されるため、本体部46の剛性を向上することができ、本体部46の変形を効果的に抑制することができる。
例えば、第2アーム40を、第1アーム30に対して第3軸線J3回りに回転させると、第2アーム40には、回転方向とは逆方向の慣性力が作用する。特に、本体部46には、ワイヤ送給装置60の重量が付与されるため、より大きな慣性力が作用するが、本体部46が補強されているため、作用する慣性力によって本体部46が撓んでしまうことを防止できる。
したがって、ワイヤ送給装置60をより安定して保持することができるとともに、溶接トーチ70を精度よく所望の位置に移動させることができ、溶接作業の精度を向上することができる。
また、本体部46の両端と補強部材47の両端とを固定しているボルトを外して、本体部46から補強部材47を取り外すことにより、ワイヤ送給装置60および装置搭載面41a´の上方を大きく開放することができる。これにより、ワイヤ送給装置60へのアクセスが容易となり、ワイヤ送給装置60の保守作業等の作業性を悪化させずに済む。
また、本実施形態においては、図8に示す本体部46と補強部材47との間に配置されるワイヤ送給装置60の第3軸線J3に沿う方向の両側面を、カバー部材によって覆うように構成してもよい。
この場合において、カバー部材は、例えば、樹脂材料からなる平板部材であって、第1部分41の上面と補強部材47の下面との間に形成される隙間全体を、第3軸線J3に沿う方向の外方から覆い隠せる形状であればよい。
このようなカバー部材を2つ用意し、本体部46あるいは補強部材47に対して、着脱可能に取り付けることにより、ワイヤ送給装置60の全面を取り囲み、外部から保護することができる。したがって、ワイヤ送給装置60自身に設けられる内部を保護するためのハウジング等を省略あるいは簡素化することができ、ワイヤ送給装置60の小型化および軽量化を図ることができる。
また、この場合においては、2つのカバー部材が、本体部46あるいは補強部材47に対して、着脱可能に取り付けられる構成としたが、2つのカバー部材が補強部材47と一体的に形成されていてもよい。これにより、補強部材47と2つのカバー部材とを、本体部46に対して一体的に着脱することができ、組立作業および分解作業を容易にすることができる。
また、本実施形態においては、第2アーム40が、図5に示した実施形態のように、ロボット300が基本姿勢のときに、装置搭載面41a´を第3軸線J3に直交する向きに配置するように構成されていてもよい。この場合に、補強部材47は、例えば、図9に示すように、ワイヤ送給装置60を挟んで、装置搭載面41a´とは反対側に平行に配置される。
また、本実施形態においては、図10に示すように、2つの補強部材47を備え、それぞれが第1部分41の上面の左右方向の両端縁に沿って取り付けられてもよい。
この場合には、本体部46の長手方向の両端が、2つの補強部材47によって接続されるため、本体部46の剛性をより向上することができる。
また、2つの補強部材47が、カバー部材の役割も担うため、ワイヤ送給装置60の幅方向の両側面を外部から保護することもできる。
また、本実施形態においては、ワイヤ送給装置60を搭載する装置設置部41aは、第2アーム40に設けられていたが、これに代えて、上述のロボット200と同様に、第1アーム30に設けられていてもよい。
この場合には、第1アーム30が、本体部46および補強部材47の2つの部材から構成される。
また、本実施形態においては、補強部材47が、本体部46と同一材によって形成される場合を例示したが、補強部材47は、本体部46を補強するのに十分な強度を有していれば、任意の材料から形成されてもよい。
また、上記の各本実施形態においては、溶接ロボットとして利用されるロボットを例示して説明したが、ロボット100~300は、これに限定されるものではない。
ロボット100~300は、レーザ加工用ロボット、シーリング用ロボット、塗装用ロボット等のように、手先に装着したツールと外部装置とを線条体により中継する中継装置を備えるロボットであればよい。
例えば、ロボット100~300を、レーザ加工用のロボットとして利用する場合には、溶接トーチ70に代えてレーザ加工ヘッドを取り付け、ワイヤ送給装置60に代えてレーザ発振器を取り付ける。この場合において、コンジット62は、外部の制御装置とレーザ発振器とを接続する導光路に代え、コンジット63は、レーザ発振器とレーザ加工ヘッドとを接続する導光路に代える。これにより、上記と同様の効果を得ることができる。
以上、本開示の実施形態について詳述したが、本開示は上述した個々の実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、または、特許請求の範囲に記載された内容とその均等物から導き出される本発明の思想および趣旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、置き換え、変更、部分的削除等が可能である。例えば、上述した実施形態において、各動作の順序や各処理の順序は、一例として示したものであり、これらに限定されるものではない。
上記実施形態および変形例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の軸線回りに回転可能に支持された第1アームと、該第1アームに対して前記第1の軸線に平行な第2の軸線回りに回転可能に支持された第2アームと、前記第2アームの先端に、前記第2の軸線を含む平面に対して所定量だけオフセットした平面に沿って延びる第3の軸線回りに回転可能に支持された手首ユニットとを備え、前記第1の軸線と、前記第2アームの先端との間の前記第1アームまたは前記第2アームに、中継装置を設置可能な装置設置部が設けられ、該装置設置部は、前記第1アームに沿って延び前記中継装置に接続する第1線条体および前記中継装置から前記第2アームの先端側に延びる第2線条体が、前記第2の軸線に直交し前記第3の軸線を含む平面に沿うとともに、前記第1線条体または前記第2線条体のいずれかの長手方向の途中位置が、前記第2の軸線に交差する経路に配置される位置に前記中継装置を設置可能であるロボット。
(付記2)
前記第1線条体と前記第2線条体とが、それぞれ前記中継装置の反対側に配される一対の側面に接続される付記1に記載のロボット。
(付記3)
前記装置設置部が、前記第2アームに設けられ、前記第1線条体の長手方向の途中位置が、前記第2の軸線に交差する経路に配される付記1または付記2に記載のロボット。
(付記4)
前記装置設置部が、前記中継装置への前記第1線条体の接続位置を、前記第2の軸線に近づけ、かつ、前記中継装置への前記第2線条体の接続位置を、前記第3の軸線に近づける方向に、前記中継装置を傾斜させて設置可能である付記3に記載のロボット。
(付記5)
前記装置設置部が、前記中継装置を搭載する装置搭載面を備え、前記第2アームの前記装置搭載面の裏面側に、前記手首ユニットを駆動するアクチュエータが配置されている付記4に記載のロボット。
(付記6)
前記装置搭載面が、前記第2の軸線に平行な平面である付記5に記載のロボット。
(付記7)
前記第2アームが、前記アクチュエータの前記第2の軸線方向の少なくとも一側に配置される壁部を備える付記6に記載のロボット。
(付記8)
前記装置搭載面が、前記第2の軸線に交差する平面である付記5に記載のロボット。
(付記9)
前記装置設置部が、前記第1アームに設けられ、前記第2線条体の長手方向の途中位置が、前記第2の軸線に交差する経路に配される付記1または付記2に記載のロボット。
(付記10)
前記第1の軸線および前記第2の軸線に直交する直線に対して直交する方向に前記第2アームが配置される原点位置において、前記第2アームの先端側を前方とし、前記第1アームが後方に湾曲した形状を有する付記1から付記9のいずれかに記載のロボット。
(付記11)
前記第1線条体を、前記第1アームの湾曲形状に沿って案内するガイド部材を備える付記10に記載のロボット。
(付記12)
前記第1アームまたは前記第2アームは、前記装置設置部を備える本体部と、該本体部の前記装置設置部を挟んで配置される先端と基端との間に掛け渡されて前記先端と前記基端とを連結する補強部材とを備える付記1から付記11のいずれかに記載のロボット。
(付記13)
前記補強部材が、前記本体部に対して脱着可能に取り付けられている付記12に記載のロボット。
(付記14)
前記補強部材が、前記中継装置を挟んで前記装置設置部とは反対側に配置される付記12または付記13に記載のロボット。
(付記15)
前記本体部および前記補強部材の少なくとも一方に取り付けられ、前記中継装置の少なくとも一部を覆うカバー部材を備える付記12から付記14のいずれかに記載のロボット。
(付記16)
被設置面に固定されるベースと、該ベースに対して前記被設置面に直交する方向に延びる基本軸線回りに回転可能に支持された旋回胴とを備え、前記第1アームが、前記旋回胴に対して前記第1の軸線回りに回転可能に支持されている付記1から付記15のいずれかに記載のロボット。
10 ベース
20 旋回胴
30 第1アーム
40 第2アーム
41c 壁部
43 モータ(アクチュエータ)
44 ギヤ減速機(アクチュエータ)
50 手首ユニット
41a 装置設置部
41a´ 装置搭載面
46 本体部
47 補強部材
60 ワイヤ送給装置(中継装置)
60a 前端面(側面)
60b 後端面(側面)
62 コンジット(第1線条体)
63 コンジット(第2線条体)
65 ガイド部材
100 ロボット
200 ロボット
300 ロボット
J1 第1軸線(基本軸線)
J2 第2軸線(第1の軸線)
J3 第3軸線(第2の軸線)
J4 第4軸線(第3の軸線)

Claims (16)

  1. 第1の軸線回りに回転可能に支持された第1アームと、
    該第1アームに対して前記第1の軸線に平行な第2の軸線回りに回転可能に支持された第2アームと、
    前記第2アームの先端に、前記第2の軸線を含む平面に対して所定量だけオフセットした平面に沿って延びる第3の軸線回りに回転可能に支持された手首ユニットとを備え、
    前記第1の軸線と、前記第2アームの先端との間の前記第1アームまたは前記第2アームに、中継装置を設置可能な装置設置部が設けられ、
    該装置設置部は、前記第1アームに沿って延び前記中継装置に接続する第1線条体および前記中継装置から前記第2アームの先端側に延びる第2線条体が、前記第2の軸線に直交し前記第3の軸線を含む平面に沿うとともに、前記第1線条体または前記第2線条体のいずれかの長手方向の途中位置が、前記第2の軸線に交差する経路に配置される位置に前記中継装置を設置可能であるロボット。
  2. 前記第1線条体と前記第2線条体とが、それぞれ前記中継装置の反対側に配される一対の側面に接続される請求項1に記載のロボット。
  3. 前記装置設置部が、前記第2アームに設けられ、
    前記第1線条体の長手方向の途中位置が、前記第2の軸線に交差する経路に配される請求項1または請求項2に記載のロボット。
  4. 前記装置設置部が、前記中継装置への前記第1線条体の接続位置を、前記第2の軸線に近づけ、かつ、前記中継装置への前記第2線条体の接続位置を、前記第3の軸線に近づける方向に、前記中継装置を傾斜させて設置可能である請求項3に記載のロボット。
  5. 前記装置設置部が、前記中継装置を搭載する装置搭載面を備え、
    前記第2アームの前記装置搭載面の裏面側に、前記手首ユニットを駆動するアクチュエータが配置されている請求項4に記載のロボット。
  6. 前記装置搭載面が、前記第2の軸線に平行な平面である請求項5に記載のロボット。
  7. 前記第2アームが、前記アクチュエータの前記第2の軸線方向の少なくとも一側に配置される壁部を備える請求項6に記載のロボット。
  8. 前記装置搭載面が、前記第2の軸線に交差する平面である請求項5に記載のロボット。
  9. 前記装置設置部が、前記第1アームに設けられ、
    前記第2線条体の長手方向の途中位置が、前記第2の軸線に交差する経路に配される請求項1または請求項2に記載のロボット。
  10. 前記第1の軸線および前記第2の軸線に直交する直線に対して直交する方向に前記第2アームが配置される原点位置において、前記第2アームの先端側を前方とし、
    前記第1アームが後方に湾曲した形状を有する請求項1または請求項2に記載のロボット。
  11. 前記第1線条体を、前記第1アームの湾曲形状に沿って案内するガイド部材を備える請求項10に記載のロボット。
  12. 前記第1アームまたは前記第2アームは、前記装置設置部を備える本体部と、該本体部の前記装置設置部を挟んで配置される先端と基端との間に掛け渡されて前記先端と前記基端とを連結する補強部材とを備える請求項1または請求項2に記載のロボット。
  13. 前記補強部材が、前記本体部に対して脱着可能に取り付けられている請求項12に記載のロボット。
  14. 前記補強部材が、前記中継装置を挟んで前記装置設置部とは反対側に配置される請求項12に記載のロボット。
  15. 前記本体部および前記補強部材の少なくとも一方に取り付けられ、前記中継装置の少なくとも一部を覆うカバー部材を備える請求項12に記載のロボット。
  16. 被設置面に固定されるベースと、
    該ベースに対して前記被設置面に直交する方向に延びる基本軸線回りに回転可能に支持された旋回胴とを備え、
    前記第1アームが、前記旋回胴に対して前記第1の軸線回りに回転可能に支持されている請求項1または請求項2に記載のロボット。
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