JP7480440B2 - 超音波検査後の交差感染を減少させるためのリアルタイムオンカート洗浄及び消毒ガイドライン - Google Patents

超音波検査後の交差感染を減少させるためのリアルタイムオンカート洗浄及び消毒ガイドライン Download PDF

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Description

本発明は超音波撮像の分野に関し、より詳細には、プロシージャの間に超音波システムの消毒要件を識別し、消毒要件をユーザに通知することに関する。
超音波はリアルタイムであり、移動可能であり、手頃な価格であるため、世界で最も広く使用されている医用撮像モダリティである。超音波技術の継続的な改善及び最近の進歩に伴い、超音波は、伝統的な放射線部門、心臓科、産科/婦人科センタ、並びに救急部門、介入室、並びにプライマリケアオフィス及び身体検査センタなどのポイントオブケア設定などの新たな新興臨床領域において、幅広い臨床用途及び異なるユーザを引きつけている。
任意の超音波処置において、超音波プローブは、様々な様式で患者の身体及び組織と接触する。トランスデューサーは患者の血液、患者の粘膜表面(例えば、消化管、尿路、及び気道)、生検部位、及び/又は創傷と接触することができる。患者はB型及びC型肝炎に感染し、最近、COVID19に感染することがある。そのような環境では、細菌、病原体、及びウイルスは処置の間で伝染する可能性があり、適切な感染予防及び消毒の実施なしに、超音波施術者及び患者に重大なリスクをもたらす。
交差感染のリスクレベルに基づいて、超音波処置は、典型的にはCDC(Centers for Disease Control)ガイドラインに従って、3つのスポルディングカテゴリーのうちの1つに分類される。
1) 非侵襲的、非クリティカルの場合。無傷の健康な組織と接触するトランスデューサ、例えば、通常経腹的産科(OB)検査、胸部心臓撮像、経腹的肝臓撮像、及び***撮像。
2) セミクリティカルの場合。経膣検査、経直腸検査、及び経食道心臓検査など、粘膜と接触する保護カバーを有するトランスデューサ。
3) クリティカルかつ無菌の場合。トランスデューサは、超音波誘導吸引、超音波誘導生検、超音波誘導手術、経皮的高周波アブレーションなどの処置中に、無菌組織又は体腔に挿入される無菌組織又は血管組織又は介入装置(例えば、針、カテーテル)に接触する。
CDC、及び食品医薬品局(FDA)などの政府の医療機関は、医療機器を汚染除去するための一般的なガイドラインを開発している。また、米国超音波医学会、米国救急医学会、超音波診断医学ソノグラフィー協会、世界超音波医学生物学連合、ヨーロッパ放射線学会、ヨーロッパ医用超音波安全性委員会など、超音波プローブと超音波検査間のシステムを洗浄するための、より具体的なガイドラインが世界中に発表されている。
手技の種類に応じて、ガイドラインでは3レベルの消毒が必要である。表1は、プロシージャタイプを必要な消毒プロセスにマッピングする。消毒の3つのレベルは、
1) 低レベルの消毒(LLD)は、ほとんどの細菌、いくつかのウイルス、及びいくつかの真菌を破壊する。LLDは、i.石鹸及び水及び/又はii.第四級アンモニアスプレー又はワイプの使用を含む。LLDは、通常、手動で実行される。
2) 高レベル消毒(HLD)は特殊な条件下で使用されない限り、細菌胞子を除く全ての微生物を除去する。HLDは、i)化学滅菌剤又は殺菌剤、及び/又はii)物理的滅菌の使用を含む。HLDは手動又は自動で実行される。
3)滅菌は、細菌胞子の最終残渣を除去する。滅菌は、i)エチレンオキシドガス及び/又はii)過酸化水素プラズマを使用する。滅菌の有効性及び信頼性を保証するために、滅菌温度、圧力、湿度、及び露光時間は、特定の要件を満たさなければならない。熱及び圧力の要件は、いくつかの熱感受性又は圧力感受性トランスデューサが滅菌に耐えることができないようにする。これらの場合、トランスデューサは撮像プロシージャの間、滅菌ゲルを有する滅菌カバー内に配置されなければならず、HDLは検査後に実行される。
Figure 0007480440000001
超音波システムの操作者は、超音波処置中に不健康な組織のエビデンスがないか、患者の皮膚状態を綿密に検査しなければならない。超音波システムの操作者はまた、使用される場合、超音波処置中に漏れのエビデンスがないか、保護カバーを検査しなければならない。非クリティカルなプロシージャの間に体液又は血液が接触される場合、それは、非クリティカルなものから、セミクリティカルなものへと、プロシージャ後の消毒プロセスを調整することを必要とするクリティカルなプロシージャへと変化する可能性がある。
政府の医療規制機関及び医療産業組織のガイドラインは超音波トランスデューサの消毒に焦点を当てているが、感染予防及び制御の原理は超音波処置中に使用される任意の補助装置(例えば、タッチスクリーン、制御パネル、EEGケーブル、スキャナモニタ)とともに超音波スキャナにも重要である。
本発明の発明者らは超音波システムのための推奨される検査後消毒及び洗浄ステップを識別し、超音波システムのユーザに推奨される消毒及び洗浄ステップの警告を提供する超音波システムを提供することが有利であることを認識した。
本発明の第1の態様によれば、超音波システムのための推奨される検査後消毒及び洗浄ステップを識別し、前記推奨される消毒及び洗浄ステップの警告を超音波システムのユーザに提供するための方法が提供される。方法は、
臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査の設定、並びに超音波画像及び注釈を取得するステップと、
前記臨床情報、前記検査の詳細、前記ユーザによって選択される超音波検査の設定、並びに前記超音波画像及び注釈に基づいて推奨消毒分類を決定するステップと、
検査後消毒プロシージャを実行するためにユーザに警告を提供するステップであって、前記警告は前記推奨消毒分類を含む、ステップと
を含む。
一実施形態によれば、臨床情報は電子健康記録(EHR)システム又は電子医療記録(EMR)システムから取得され、検査詳細は検査オーダーフォームから取得され、ユーザによって選択される検査設定、並びに超音波画像及び注釈は超音波撮像モジュールから取得される。
一実施形態によれば、警告は、消毒プロトコルのための視覚的ガイダンスを提供するためのボタンをさらに含む。
一実施形態によれば、本方法は、
超音波システム機器表面に対するユーザ接触データを決定するために、前記超音波システムのシステムサービスログファイルを調査するステップと、
前記ユーザ接触データに基づいて前記超音波システム機器表面の消毒要件を決定するステップと
をさらに有し、
前記視覚的ガイダンスは、前記超音波システム機器表面とのユーザ接触を示すヒートマップを含む。
一実施形態によれば、方法は超音波システム機器表面のユーザ接触データを決定するために、少なくとも1つのカメラからのビデオデータを分析するステップをさらに含む。
一実施形態によれば、ヒートマップは、超音波システムのディスプレイ上に画像として表示される。
一実施形態によれば、ヒートマップは、超音波システム機器の接触面をバックライティングすることによって表示される。
一実施形態によれば、警告は「消毒に進行」ユーザインタラクションと、「完了」ユーザインタラクションとを含み、超音波トランスデューサを追跡することによって消毒プロトコル品質制御を提供するステップと、「消毒に進行」ユーザインタラクションと「完了」ユーザインタラクションとのタイムスタンプ間の持続時間とをさらに含む。
本発明の別の態様によれば、
超音波システムの推奨される検査後消毒及び洗浄ステップを識別し、前記推奨される消毒及び洗浄ステップの警告を前記超音波システムのユーザに提供するように構成される超音波システムであって、
プロセッサと、
前記プロセッサに動作可能に接続されるメモリと、
前記プロセッサに動作可能に接続される医療記録システムと
を有し、
前記メモリは、
臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査の設定、並びに超音波画像及び注釈を取得するステップと、
前記臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査設定、並びに超音波画像及び注釈に基づいて推奨消毒分類を決定するステップと、
ユーザに対して、検査後消毒プロシージャを実行するための警告を提供するステップであって、前記警告は前記推奨消毒分類を含む、ステップと
を実行するための、前記プロセッサによって実行可能な命令のプログラムを符号化している、
超音波システムが提供される。
一実施形態によれば、警告は、消毒プロトコルのための視覚的ガイダンスを提供するためのボタンをさらに含む。
一実施形態によれば、超音波システムは、
超音波システム機器表面に対するユーザ接触データを決定するために、前記超音波システムのシステムサービスログファイルを調査するステップと、
前記ユーザ接触データに基づいて前記超音波システム機器表面の消毒要件を決定するステップと
を実行するためのプログラムコードをさらに有し、
前記視覚的ガイダンスは、前記超音波システム機器表面とのユーザ接触を示すヒートマップを含む。
一実施形態によれば、ヒートマップは、超音波システムのディスプレイ上に画像として表示される。
一実施形態によれば、ヒートマップは、超音波システム機器の接触面をバックライティングすることによって表示される。
本発明の別の態様によれば、
超音波システムのための推奨される検査後消毒及び洗浄ステップを識別し、前記推奨される消毒及び洗浄ステップの警告を前記超音波システムのユーザに提供するためのプログラムコードを符号化している、機械可読記憶媒体を有するコンピュータプログラム製品であって、
前記臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査設定、並びに超音波画像及び注釈を取得するためのプログラムコードと、
前記臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査設定、並びに超音波画像及び注釈に基づいて推奨消毒分類を決定するためのプログラムコードと、
検査後消毒プロシージャを実行するための警告をユーザに提供するためのプログラムコードであって、前記警告は、前記推奨消毒分類を含む、プログラムコードと
を有する、コンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の別の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される
本発明は、メモリに記憶され、メモリに動作可能に接続されるプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実現されてもよい。予測される解釈時間は、任意の既知の通信プロトコルを使用する任意の既知の接続方法によって、様々なデータフォーマットでプロセッサに動作可能に接続されるディスプレイ上に提示され得る。
「プロセッサ」という用語は本明細書で使用されるとき、ハードワイヤリングもしくは無線接続を通して相互接続され得るか、又はネットワークを通して通信状態にあり得る単一のプロセッサ又は複数のプロセッサを意味するものとする。プロセッサは、単一コア又はマルチコアプロセッサであってもよい。
「メモリ」という用語は、本明細書で使用される場合、ワークステーションもしくは汎用コンピュータなどのプロセッサと一体化されるか、又は外部ハードドライブ、クラウドストレージ、もしくはリムーバブルメモリデバイスなどのプロセッサの外部にある機械可読媒体を意味するものとする。媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体システム(又は装置もしくはデバイス)であり得る。コンピュータ可読媒体の例は、半導体又は固体メモリ、磁気テープ、リムーバブルコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、剛性磁気ディスク、及び光ディスクを含む。光ディスクの現在の例は、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CDROM)、コンパクトディスク読み取り/書込み(CDR/W)、及びDVDを含む。
「ディスプレイ」という語は本明細書で使用される場合、ビデオグラフィックスアレイ(VGA)、デジタルビジュアルインターフェース(DVI)、高精細マルチメディアインターフェース(HDMI)、低電圧差動信号(Link)(LVDS)、又は他の独自のコネクタ及びシグナルを介してプロセッサに接続される静止又は動画として、追加の画像又はデータを伴うか又は伴わない、画像データ又はストリームを提示するための人間の視認可能なコンピュータインターフェースを意味するものとする。現在使用されているディスプレイの例としては、液晶ディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、プラズマディスプレイが挙げられる。
「及び/又は」という用語は本明細書で使用される場合、第1の可能性のみ、第2の可能性のみ、第3の可能性のみなど、並びに列挙される可能性の任意の組合せを意味するものとする。例えば、フレーズA、B、及び/又はCはAのみ、Bのみ、Cのみ、A及びB、A及びC、B及びC、又はA、B、及びCのいずれかであり得る。
「臨床情報学」という用語は、本明細書で使用される場合、患者の健康メトリック、医学的状態、疾患、及び医療専門家にとって有用な任意の他の健康情報又は医療情報などの、電子健康記録(EHR)システム又は電子医療記録(EMR)システムから得られる健康情報を意味するものとする。
「深層学習」という用語は、本明細書で使用される場合、表現学習を伴う人工ニューラルネットワークに基づいて関数(超音波画像内の構造を識別することなど)を実行することを学習することができるコンピュータコードを備える人工知能アルゴリズムを意味するものとする。
本発明の特徴及び利点は添付の図面に関連して読まれるとき、好ましい実施形態の以下の詳細な説明からより明確に理解されるのであろう。図面に含まれるのは、以下の図である。
本発明の実施形態による、消毒推奨を識別し、ユーザに消毒ガイダンスを提供するための超音波システムのためのプロセスフローである。 本発明の実施形態による、検査後の消毒要件を識別し、ユーザに消毒ガイダンスを提供するための超音波システムのブロック図である。 本発明の実施形態による、適切な検査後消毒レベルを決定するための処理のための処理フローである。 本発明の実施形態による消毒関連情報を抽出するためにそれぞれ使用される医療記録及び超音波オーダーフォームを示す。 本発明の実施形態による消毒関連情報を抽出するためにそれぞれ使用される医療記録及び超音波オーダーフォームを示す。 本発明の実施形態で使用される画像データを示す超音波画像である。 本発明の実施形態で使用される画像データを示す超音波画像である。 本発明の実施形態で使用される画像データを示す超音波画像である。 本発明の実施形態による、ユーザ接触及び関連する消毒要件を識別するためのユーザインターフェース利用のヒートマップを生成するためのフロー図である。 本発明の一実施形態による、ユーザ接触を識別するための接触情報のソース及び関連する消毒要件を示す。 本発明の一実施形態による、ユーザ接触を識別するための接触情報のソース及び関連する消毒要件を示す。 本発明の一実施形態による、ユーザ接触を識別するための接触情報のソース及び関連する消毒要件を示す。 本発明の一実施形態による、ユーザ接触を識別するための接触情報のソース及び関連する消毒要件を示す。 本発明の実施形態による、ユーザに視覚的消毒ガイダンスを提供するためのプロセスのフロー図である。 本発明の実施形態による消毒ガイダンスのための接触ヒートマップを示す。 本発明の実施形態による消毒ガイダンスのためのユーザ接触を示す、バックライト付き表面を有する超音波システムを示す。 本発明の一実施形態による、消毒リマインダ及び消毒ガイダンスをユーザに提供する消毒警告ウィンドウを示す。
本発明者らは超音波システムの消毒要件を識別し、超音波システムのユーザにリアルタイム消毒ガイダンスを提供する超音波システムの必要性を確認した。この必要性を満たすために、本発明者らは、超音波画像、システム利用、及び臨床情報学を統合して、検査間の洗浄及び消毒プロシージャを自動的に思い出させ、実施するインテリジェントなオンカート意思決定支援ツールを発明した。
一実施形態では、本発明が3つの連続する構築ブロックを含む。しかしながら、本発明は、全てより少ない構築ブロックで実施することができることを理解される。以下は、3つの構成要素の簡単な説明である。それらは、以下でより詳細に説明される。
第1の構築ブロックでは、本発明が臨床情報(例えば、患者医療記録及び/又は超音波検査オーダーフォーム)、ユーザによって選択される超音波検査設定、並びに現在の検査を複数の消毒分類(例えば、滅菌、HLD、LLD)のうちの1つに分類するための超音波画像及び注釈を取得する。第1の構築ブロックは人工知能(例えば、深層学習)及び解剖学的知能を活用して、器官検出及び介入装置検出をサポートする。
第2の構成要素では、本発明がシステムサービスログファイルと、検査室内の又はスキャナに埋め込まれたビデオカメラによってキャプチャされる画像とを分析して、検査中のユーザインターフェース利用を検出し、タッチスクリーン、制御パネル、キーボード、スキャナモニタ、及び他の機器表面などの補助デバイス及び周辺装置のために生成される接触ヒートマップを分析する。本発明は接触追跡のためにカメラを使用するとき、患者のプライバシーを保護する。
第3の構成要素では、本発明は、検査終了後に消毒プロシージャを実行するためのガイダンスをユーザに提供する。本発明は危険警告灯を備えたスキャナ上のヒートマップを用いてリスク区域を強調し、適切なフォローアップ消毒プロシージャを助言する。
図1は本発明の一実施形態による、プロシージャ間の超音波システムの消毒要件を識別し、ユーザに消毒ガイダンスを提供するための超音波システムのプロセスフローを示す。
超音波検査の前に、消毒分類モジュール260は、医療記録システム250から医療記録251を取得する。医療記録システムは、電子健康記録(EHR)システム又は臨床管理システム、又は患者の既往歴を記憶する任意の他のシステムであってもよい。医療記録は、典型的には多くの場合、様々な医療行為及び/又は病院からの、現在の患者に関連する多数の医療情報を含む。市販のEHRプラットフォームは医療情報を共有するように設計され、医療記録は高速病院インターオペラビリティリソース(FHIR)、医療におけるデジタル撮像通信(DICOM)などの仕様及び規格に従う任意の既知の医療通信プロトコルを使用して取得され得る。
消毒分類モジュール260はまた、超音波検査の前に、超音波オーダーフォーム231(図4Bに示される)を取得する。超音波オーダーフォームは、超音波システム200の超音波システム管理モジュール201自体から取得されてもよい。あるいは、超音波オーダーフォームが臨床管理システム、又は超音波オーダーを電子的に完了するために使用される任意の他のソースから取得されてもよい。超音波オーダーフォーム231は実行されている処置についての情報を含み、検査後又は処置後の洗浄及び消毒要件に関連する情報を含むことができる。医療記録と同様に、超音波オーダーフォームは、任意の既知の医療通信プロトコルを使用して取得することができる。
超音波検査中、消毒分類モジュール260は、超音波撮像システム200の撮像モジュール230から超音波撮像データ232を取得する。超音波撮像データ232は、超音波画像、超音波画像から導出される追跡データ、医療専門家からの注釈、プローブ識別、及び組織固有プリセット(TSP)データを含むことができる。追跡データは、身体器官などの解剖学的構造に対するプローブ又は他のデバイスの相対位置を追跡してもよい。注釈は、システムサービスログファイル233に保存することができる。TSPデータは撮像されるべき器官を示し、それは、洗浄及び消毒の必要性に影響を及ぼすプロシージャの侵襲性についての情報、並びに器官及び器具の追跡において有用な情報を提供することができる。
消毒分類モジュール260は図3を参照してより詳細に提示されるように、検査後消毒ガイダンス261を決定するために、医療記録251、超音波オーダーフォーム231、及び超音波撮像データ232からのデータを処理する。
接触追跡モジュール270は、超音波撮像システム200の撮像モジュール230からシステムサービスログエントリ233を取得する。システムサービスログ233は、タッチスクリーン、コントロールパネルなどのユーザインターフェースを介して、各ユーザ入力を記録する。ユーザ入力は時間利得補償(TGC)スライディング、画像フリーズ/フリーズ解除、「取得」ボタン、トラックボール動き、ソフト/ハードキーボードによるラベリング、予め定義される注釈及び身体マーカー選択、心電図(ECG)信号同期、手すりによるシステムの動きなどのソフト又はハードボタン押下であってもよい。ユーザインターフェースを介した各ユーザ入力は開始及び終了タイムスタンプを有する個々のイベントとして時系列順にサービスログファイルにリストされ、これにより、接触トレースのためのユーザ活動取得が可能になる。
一実施形態では、接触追跡モジュール270はまた、検査室及び/又は超音波スキャナ(例えば、内蔵前向き又は後向きカメラ)に取り付けられた1つ又は複数のカメラ290から接触追跡ビデオ291を取得する。画像は、ユーザインターフェース及び補助機器の表面とのユーザ接触をキャプチャするために使用され得る。
接触追跡モジュール270は、システムサービスログ233及び接触追跡ビデオ291からの接触データを処理して、消毒ガイダンスのためのリスク領域を識別する。この処理は、図6を参照してより詳細に説明される。
既存の超音波システムでは、超音波オペレータが例えば、スキャナ上の「検査終了」ボタンを押すことによって検査を完了する。次いで、システムは新しい患者データ入力ウィンドウを自動的に表示し、オペレータは患者データを入力し、新しい検査を開始する。本発明の一実施形態では検査の完了に応答して新しい患者データ入力ウィンドウを表示する代わりに、システムは消毒警告ウィンドウ282を表示して、別の検査を開始する前にシステムを消毒すること、及びユーザに消毒ガイダンスを提供することをユーザ又はオペレータに思い出させる。消毒警告ウィンドウ及び消毒ガイダンスを提供するためのプロセスは、図8乃至10に関してより詳細に説明される。消毒警告ウィンドウについては、図11を参照してより詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態による消毒要件識別及び消毒ガイダンスを組み込んだ超音波システム200を示す。以下の例示的な実施形態では、超音波システム200はカートベースの超音波システムである。しかしながら、本発明は、任意の超音波システムを用いて実施することができる。
システムは、様々なフォーマットで様々な場所に臨床管理データを提供するためのプログラムコードを実行するプロセッサ210を備える。プロセッサ210は、プログラムコード及びデータが記憶される機械可読媒体を備えるメモリ220に動作可能に接続される。具体的には、超音波システム管理モジュール201、画像処理モジュール230、消毒分類モジュール260、接触追跡モジュール270、及び消毒ガイダンスモジュール280がメモリ220上に記憶される。超音波システム管理モジュール201、画像処理モジュール230、消毒分類モジュール260、接触追跡モジュール270、及び消毒ガイダンスモジュールは同じメモリ上に、又は複数のメモリ上に記憶され得る。
プロセッサ210はまた、ユーザが画像を見るための視覚ユーザインターフェースを提供し、システムが他の情報をユーザに提供するディスプレイ240に動作可能に接続される。
撮像モジュール230はプロセッサ210に動作可能に接続されて、画像及び/又は画像のループなどの撮像データをプロセッサ210に提供し、その結果、それらは、測定及び解釈のために、超音波検査者及び心臓専門医に利用可能にされ得る。
医療記録システム250もまた、プロセッサ210に動作可能に接続される。医療記録システム250はプロセッサ210に直接接続されているように示されているが、医療記録システム250はネットワークを介してプロセッサに接続されてもよいことを理解される。医療記録システムは、任意の電子健康記録(EHR)システムもしくは電子医療記録(EMR)システム、又は臨床管理システム、又は電子医療もしくは健康データの任意の他のソースであり得る。
本発明のいくつかの実施形態では、1つ又は複数のカメラ290はまた、プロセッサ210に動作可能に接続され、超音波システム表面とのユーザ接触を決定する際に使用するための接触追跡ビデオ291を提供し、ユーザ接触に基づいてユーザに消毒ガイダンスを提供する。
図3は、本発明の第1の構成要素である消毒分類モジュールのプロセスフローである。この処理300は、様々なソースから収集されるエビデンスに基づいて推奨消毒レベルを決定する。エビデンスは臨床情報(例えば、患者医療記録及び検査オーダーフォーム)、ユーザによって選択される超音波検査設定、並びに超音波画像及び注釈を含む。この処理は、プロセッサ210が消毒分類モジュール260を実行することによって実行される。消毒分類モジュールは、医療記録システム250から患者医療記録を取得する(ステップ301)。
消毒分類モジュール260は、医療記録251を処理して、超音波システムの消毒要件に影響を及ぼす医療データを抽出する(ステップ304)。医療データは、B型肝炎、C型肝炎、又はCOVID19のような疾患の皮膚感染又は病歴のようなデータを含むことができる。医療記録は、例えば自然言語処理を用いて処理されてもよい。図4Aに示すように、医療記録251は、無線接続を介して超音波システムのハンドヘルドスキャナ401上で取得することができる。あるいは、医療記録251が超音波カートに取り付けられたスキャナ、又は医療記録システム250に動作可能に接続される任意の他の処理装置を使用して取得されてもよい。
消毒分類モジュール260は、超音波撮像システム200から超音波検査オーダーフォーム231を取得する(ステップ302)。超音波検査オーダーフォーム231は、超音波スキャナ401内の超音波システム管理モジュール201、又は超音波スキャナに動作可能に接続される任意の他の処理装置から取得され得る。オーダーフォーム231は、超音波システムメモリ220に記憶され、ディスプレイ240又は別のデバイスディスプレイ上に表示される。超音波検査オーダーフォームは、キーボードなどのユーザインターフェースを介してユーザによって記入される。
消毒分類モジュール260は、超音波検査オーダーフォームから関連データを抽出する(ステップ305)。この関連データは自然言語処理を使用する器官検出及び介入プロシージャ検出要件を含むことができ、自然言語処理は、次いで、検査中に器官及び介入装置追跡を知らせることができる。例えば、超音波オーダーフォームは、追跡される器官及び介入装置を定義することができる。関連データはまた、検査のクリティカル、したがって推奨される消毒分類に影響を及ぼす順序付けられた検査の詳細を含むことができる。例えば、粘膜表面とのトランスデューサ接触を必要とする検査は、皮膚とのトランスデューサ接触のみを必要とする検査よりも高い消毒分類を有する。
消毒分類モジュール260はまた、検査中に超音波画像510、520、530から超音波画像データ232を取得する(ステップ303)。この超音波撮像データは、ユーザによって選択されるシステム設定513、523,533、検査中にユーザによって入力される注釈511、521、531、並びに器官位置525及び介入装置位置512、532を含むことができる。プローブ及びTSPデータなどのシステム設定は、自然言語処理を使用して超音波画像から抽出され得る(ステップ307)。器官及び介入装置は、器官及びデバイス検出のための当技術分野で知られている、超音波検査オーダーフォーム231及び深層学習方法からの情報を使用して検出され得る。超音波画像内の器官及び介入装置を検出することによって、追跡データを超音波画像から抽出して(ステップ308)、それらの相対位置によって決定される接触に基づいて消毒分類を知らせることができる。注釈511、521、531は、サービスログファイル233(図7Cに示される)に保存され、抽出され(ステップ306)、ステップ308中に消毒要件に影響を及ぼし得るラベル及び身体マーカーを識別するために自然言語を使用して分析又は処理され得る。注釈はまた、例えば、皮膚状態及びプローブカバー内の漏れなどの消毒要件に影響を及ぼすユーザ観察を提供することができる。
消毒分類モジュール260は、抽出されるデータ231、232、251及び深層学習を使用して、推奨消毒レベルを決定する(ステップ309)。深層学習は消毒分類モジュールの人工知能アルゴリズムを訓練し、どのようなデータワード又は他のデータが洗浄分類に影響を及ぼし、どのように洗浄分類に影響を及ぼすかを訓練する。次いで、消毒分類モジュールは、消毒ガイダンスモジュール280への出力として検査後決定データ261を提供する。検査後決定データは、超音波検査のスポルディング分類、非クリティカル、セミクリティカル、クリティカル及び必要な消毒レベル、洗浄+ LLD、洗浄+ HLD、洗浄+滅菌を含むことができる。
図6は、本発明の第2の構成要素である接触追跡モジュール270のプロセスフローを示す。接触追跡モジュール270は、ユーザによって接触される超音波システムの表面領域を識別する。この連絡先データは、その後、検査後の洗浄ガイダンスのためにユーザにガイダンスを提供するために使用される。
接触追跡モジュール270は、撮像モジュール230からシステムサービスログ233(図7Cに示す)を取得する(ステップ601)。次に、接触追跡モジュール270は、システムサービスログ233から接触データを抽出する(ステップ603)。各ユーザの動作がシステムサービスログ233に記録されるので、システムサービスログは、ユーザの動作に対応するソフトキー及びハードキーを有する連絡先の包括的な記録を提供する。
いくつかの実施形態によれば、接触追跡モジュール270はまた、1つ以上のカメラ290から追跡ビデオ291を取得する(ステップ602)。カメラは図7Aに示されるように、撮像システム200のディスプレイ240上の前方カメラであってもよい。また、図7(b)に示すように、検査室内の壁掛けカメラであってもよいし、これらを組み合わせて用いてもよい。接触追跡ビデオ291は、ユーザインターフェース検知能力を有しておらず、ECGケーブル及び場合によってはスキャナ主モニタ(ディスプレイ)などのシステムサービスログに現れない補助機器の表面との接触を識別するために使用され得る(ステップ604)。接触追跡ビデオはまた、2人以上のユーザが検査中に存在するとき、どのユーザが特定の表面に接触したかを識別するのに役立つことができる。ユーザ接触は切片化などの画像解析技術を使用して接触追跡ビデオから、又は既知の表面位置に対するユーザの追跡によって決定することができる。
次に、接触追跡モジュール270は、システムサービスログ233から導出される接触データ271からインターフェース利用レポート272を生成する(ステップ605)。連絡先データは、連絡先追跡ビデオ291によって増強され得る。図7Dに示されるインターフェース利用レポート272は、検査中にユーザがタッチした表面(ボタン)のリストを提供する。
接触追跡モジュール270は接触される表面領域を強調し、したがって、洗浄/消毒を必要とするユーザ接触のヒートマップを生成する(ステップ606)。接触追跡モジュールは、ヒートマップの形態の接触データ271を消毒ガイダンスモジュール280に提供する。ヒートマップは図9に示すように、接触領域901が強調表示される状態でディスプレイ240上に提示される超音波システムの画像であってもよい。代替的に、図10に示されるように、超音波システムがユーザインターフェース表面のためのバックライティングを有する場合、接触される実際の表面1001をバックライティングすることによって、ヒートマップを提供することができる。
図8は、本発明の第3の構成要素、すなわち消毒ガイダンスモジュール280のプロセスフローを示す。消毒ガイダンスモジュールは、検査後の消毒及び洗浄のための警告及びガイダンスをユーザに提供する。
超音波システムユーザは、超音波検査を終了する(ステップ801)。検査は例えば、ユーザが「検査終了」ボタンを押すことによって終了することができる。しかしながら、異なる超音波システムでは、超音波検査を終了するために他のアクションが使用されてもよいことが企図される。
ユーザが検査を終了したことに応答して、消毒ガイダンスモジュール280は、消毒警告282を、超音波システム管理モジュール201を通してディスプレイ240に表示する(ステップ802)。消毒警告285(図11に示される)は消毒分類モジュール260によって決定されるように、推奨されるスパウルディング消毒レベル1101を提供する。図の例では、スポルディングの消毒レベルは「滅菌」である。消毒警告はディスプレイ240上のスクリーン上に提示されてもよく、いくつかの超音波システム上での検査の終了時に現在表示されているように、新しい超音波検査オーダーフォームの代わりに表示されてもよい。
消毒警告282は、「消毒プロトコルに進行」ボタン1102を含むことができる。ユーザが「消毒プロトコルに進行」ボタンを押すことに応答して、消毒ガイダンスモジュール280は、超音波システム200の消毒のための視覚的ガイダンスをユーザに提供する(ステップ803)。このガイダンスは接触追跡モジュール270によって決定されるように、検査中に接触され、洗浄及び消毒される必要がある表面のヒートマップを含むことができる。2つの代替的なヒートマップが図9及び10に示されている。視覚的ガイダンスはまた、決定される消毒レベル、検査中に注釈が付けられた観察、医療情報、及び使用される機器(特定のプローブなど)に基づいて使用される洗浄及び消毒製品及び機器の書面による方向及び/又は視覚的表示を含むことができる。ガイダンスはまた、消毒命令、及び適切な洗浄及び消毒を行う際にユーザを支援する任意の他の視覚的ガイダンスを含んでもよい。
消毒警告282は、消毒プロトコルが完了したことを示すために消毒プロトコルを完了した後にユーザによって押される「完了」ボタン1103をさらに含むことができる。「消毒プロトコルに進行」及び「完了する」ユーザインタラクションは消毒警告285上に提示されるボタンとして説明されるが、それらはまた、例えば、プルダウンメニューなど、本発明の範囲内の他のフォーマットで提示されてもよい。
一実施形態によれば、消毒ガイダンスモジュール280は、検査が終了したときに超音波撮像システムをフリーズし(ステップ804)、消毒プロトコルが完了するまで、システムが別の検査を開始することを防ぐ。
消毒ガイダンスモジュール280は検査中に使用される超音波トランスデューサをそのシリアル番号によって追跡することができ、また、「消毒プロトコルに進行」ボタンを押すことと、「完了」ボタンを押すこととの間の期間を追跡して、消毒プロトコルが実行されることを保証する品質管理手段として追跡することができる。それらは、埋め込まれた全地球測位衛星(GPS)追跡センサを有することができる。もしそえば、位置情報(例えば、HLDのために専用の過酸化水素ミスト局又は液体オーク局に配置される)を品質管理プロセスに統合して、消毒プロトコルのコンプライアンスを検証することもできる。
ENRシステムに接続される超音波スキャナ上で検査前情報(例えば、患者医療記録及び超音波オーダーフォーム)が利用可能である場合、本発明は、検査前消毒プロシージャのための追加レベルの実施を構築することができる。前の検査の消毒プロトコルからの品質管理レベルと同様に、検査前臨床情報を分析することによって、システムは例えば、トランスデューサを保護シースで覆い、結合のために滅菌ゲルを使用するなど、断面検査汚染を最小限に抑えるために必要な予防措置を講じるように、現在の検査のオペレータに警告することができる。
消毒リマインダ及び命令はさらなるデータ分析及び監査を容易にするために、超音波システム上又は研究所ファイルサーバ上でPDF、Word、又はExcelフォーマットでアーカイブすることができる。検索可能なレポートに適用されるデータフィルタリングは、トランスデューサ及び/又はオペレータに基づいて、コンテキスト固有の実行可能な消毒管理レポートを作成することができる。
前述の説明及び添付の図面は例示的なものであり、本発明を限定するものではない。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲の全範囲において、均等な変形及び構成を包含することが意図される。
200 超音波撮像システム
201 超音波システム管理モジュール
210 プロセッサ
220 メモリ
230 超音波撮像モジュール
231 超音波オーダーフォーム
232 超音波画像データ
233 システムサービスログ
240 ディスプレイ
250 医療記録システム
251 医療記録
260 消毒分類モジュール
261 検査後の決定データ
270 接触追跡モジュール
271 連絡先データ
272 インタフェース使用率レポート
280 消毒ガイダンスモジュール
282 消毒警告
290 カメラ
300 適切な検査後消毒レベルを決定する方法
301 医療記録を取得する
302 超音波検査オーダーフォームを取得する
303 超音波画像データを取得する
304 医療データを抽出する
305 プロシージャデータを抽出する
306 注釈データを抽出する
307 プローブ及びTSPデータを抽出する
308 追跡データを抽出する
309 消毒推奨を決定する
401 超音波スキャナ
510 第1の超音波画像
511 注釈
512 追跡データ
513 ユーザ設定
520 第2の超音波画像
521 注釈
523 ユーザ設定
525 追跡データ
530 第3の超音波画像
531 注釈
532 追跡データ
523 ユーザ設定
601 システムサービスログを取得
602 カメラ追跡ビデオを取得
603 コンタクトデータを抽出
604 ユーザコンタクトを追跡
605 ユーザインターフェース使用率レポートを生成
606 ユーザ接点のヒートマップを生成
801 検査を終了
802 消毒推奨を表示
803 視覚的ガイダンスを提供
804 フリーズシステム
901 ヒートマップ画像
1001 接触マップ
1101 消毒警告ウィンドウ
1102 消毒ボタン
1103 完了ボタン

Claims (15)

  1. 超音波システムの推奨される検査後消毒及び洗浄ステップを識別し、前記推奨される消毒及び洗浄ステップの警告を前記超音波システムのユーザに提供するように構成される超音波システム作動方法であって、前記超音波システムはプロセッサを有し、前記方法は、
    前記プロセッサが、臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査の設定、並びに超音波画像及び注釈を取得するステップと、
    前記プロセッサが、前記臨床情報、前記検査の詳細、前記ユーザによって選択される超音波検査の設定、並びに前記超音波画像及び注釈に基づいて推奨消毒分類を決定するステップと、
    前記プロセッサが、検査後消毒プロシージャを実行するためにユーザに警告を提供するステップであって、前記警告は前記推奨消毒分類を含む、ステップと
    を有する、方法。
  2. 前記臨床情報は、電子健康記録(EHR)システム又は電子医療記録(EMR)システムから取得され、前記検査の詳細は、検査オーダーフォームから取得され、前記ユーザによって選択される検査設定、並びに前記超音波画像及び注釈は、超音波撮像モジュールから取得される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記警告は、消毒プロトコルのための視覚的ガイダンスを提供するためのボタンをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記プロセッサが、超音波システム機器表面に対するユーザ接触データを決定するために、前記超音波システムのシステムサービスログファイルを調査するステップと、
    前記プロセッサが、前記ユーザ接触データに基づいて前記超音波システム機器表面の消毒要件を決定するステップと
    をさらに有し、
    前記視覚的ガイダンスは、前記超音波システム機器表面とのユーザ接触を示すヒートマップを含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記プロセッサが、前記超音波システム機器表面に対するユーザ接触データを決定するために、少なくとも1つのカメラからのビデオデータを分析するステップをさらに有する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ヒートマップは、前記超音波システムのディスプレイ上に画像として表示される、請求項4に記載の方法。
  7. 前記ヒートマップは、前記超音波システム機器の接触面をバックライティングすることによって表示される、請求項4に記載の方法。
  8. 前記警告は、「消毒に進行」ユーザインタラクション及び「完了」ユーザインタラクションを含み、「消毒プロトコルに進行」及び「完了」ユーザインタラクションに対するタイムスタンプの間の持続時間と、超音波トランスデューサとを追跡することによって消毒プロトコル品質制御を提供するステップをさらに有する、請求項1に記載の方法。
  9. 超音波システムの推奨される検査後消毒及び洗浄ステップを識別し、前記推奨される消毒及び洗浄ステップの警告を前記超音波システムのユーザに提供するように構成される超音波システムであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに動作可能に接続されるメモリと、
    前記プロセッサに動作可能に接続される医療記録システムと
    を有し、
    前記メモリは、
    臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査の設定、並びに超音波画像及び注釈を取得するステップと、
    前記臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査設定、並びに超音波画像及び注釈に基づいて推奨消毒分類を決定するステップと、
    ユーザに対して、検査後消毒プロシージャを実行するための警告を提供するステップであって、前記警告は前記推奨消毒分類を含む、ステップと
    を実行するための、前記プロセッサによって実行可能な命令のプログラムを符号化している、
    超音波システム。
  10. 前記警告は、消毒プロトコルのための視覚的ガイダンスを提供するためのボタンをさらに含む、請求項9に記載の超音波システム。
  11. 前記超音波システムのシステムサービスログファイルを調査して前記超音波システム機器表面のためのユーザ接触データを決定するステップと、
    前記ユーザ接触データに基づいて前記超音波機器システム表面の消毒要件を決定するステップと
    をさらに有し、
    前記視覚的ガイダンスは、前記超音波システム機器表面とのユーザ接触を示すヒートマップを含む、
    請求項10に記載の超音波システム。
  12. 前記ヒートマップは、前記超音波システムのディスプレイ上に画像として表示される、請求項11に記載の超音波システム。
  13. 前記ヒートマップは、前記超音波システム機器の接触面をバックライティングすることによって表示される、請求項11に記載の超音波システム。
  14. 超音波システムのための推奨される検査後消毒及び洗浄ステップを識別し、前記推奨される消毒及び洗浄ステップの警告を前記超音波システムのユーザに提供するためのプログラムコードを符号化している、機械可読記憶媒体を有するコンピュータプログラム製品であって、
    臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査設定、並びに超音波画像及び注釈を取得するためのプログラムコードと、
    前記臨床情報、検査の詳細、ユーザによって選択される超音波検査設定、並びに超音波画像及び注釈に基づいて推奨消毒分類を決定するためのプログラムコードと、
    検査後消毒プロシージャを実行するための警告をユーザに提供するためのプログラムコードであって、前記警告は、前記推奨消毒分類を含む、プログラムコードと
    を有する、コンピュータプログラム製品。
  15. 前記臨床情報は、電子健康記録(EHR)システム又は電子医療記録(EMR)システムから取得され、前記検査の詳細は、検査オーダーフォームから取得され、前記ユーザによって選択される超音波検査設定、並びに超音波画像及び注釈は、超音波撮像モジュールから取得される、請求項14に記載のコンピュータプログラム製品。
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