JP7477977B2 - 商品読取装置及び商品読取プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、商品読取装置及び商品読取プログラムに関する。
従来、小売業においては、例えば人手不足により、店舗運営を行うチェッカーやキャッシャーが充分確保出来ない場合があった。このような中、商品登録や決済操作を消費者(顧客)自身でセルフ操作することで補完する仕組みがある。一例として、レーンに沿ってベルトコンベアで商品を搬送し、当該レーン内において搬送された商品の商品登録を行う仕組みがある。この仕組みを用いる場合においては、レーンの効率を向上させるため、複数のお客様に関して、連続して登録作業を行いたいという需要がある。
しかしながら、ある取引に関して商品登録が終了した後であっても、当該レーンの下流では、顧客により搬送された商品に関する袋詰めや会計などの作業が行われている。このため、袋詰めや会計などの作業が行われている間は、次の取引に関する商品が搬送されずにベルトコンベア上で滞留し、レーンの効率を向上させることができなかった。
本発明が解決しようとする課題は、複数の取引を連続して行う際のレーンの効率を向上させることである。
実施形態に係る商品読取装置は、搬送部と、読取部と、振分部と、制御部とを備える。前記搬送部は、商品を搬送する。前記読取部は、前記搬送部により搬送される前記商品に関する商品情報を読み取る。前記振分部は、前記読取部よりも前記搬送部の下流に設けられ、前記搬送部により搬送された前記商品を、少なくとも2つのレーンに振り分ける。前記制御部は、前記搬送部による前記商品の搬送開始位置の近傍が撮像範囲内に含まれるように配置されたカメラにより撮像された画像に基づいて、前記搬送開始位置の近傍に物体があるかを判定し、前記搬送開始位置の近傍に前記物体がない場合に前記物体がない状態が検出されたことを示す情報を、取引終了を示す情報として取得し、前記取引終了を示す情報の取得を契機として、前記商品を振り分けるレーンを切り替えるように前記振分部を制御する。
図1は、実施形態に係る商品読取装置を適用した商品販売データ処理システムの一例を示す外観図である。 図2は、図1の商品販売データ処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、図1の商品読取装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、図1の商品読取装置により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、図1の会計装置により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、図4の商品登録処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、図6の登録終了判定処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、図6の登録終了判定処理の別の一例を示すフローチャートである。 図9は、図6の登録終了判定処理の別の一例を示すフローチャートである。 図10は、図6の登録終了判定処理の別の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る商品読取装置を適用した商品販売データ処理システム及び商品読取プログラムを詳細に説明する。なお、実施形態で説明する商品販売データ処理システムは、購入した商品について、顧客が自ら精算を行うセルフレジに関するシステムである。なお、以下に説明する実施形態により、この発明が限定されるものではない。例えば、実施形態に係る技術は、商品などの物品を搬送する搬送装置にも適用可能である。
図1は、実施形態に係る商品読取装置10を適用した商品販売データ処理システム1の一例を示す外観図である。図2は、図1の商品販売データ処理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1及び図2に示すように、商品販売データ処理システム1は、商品読取装置10、会計装置30及び店舗サーバ50を備える。商品読取装置10、会計装置30及び店舗サーバ50は、ネットワーク70を介して通信可能に接続される。商品読取装置10は、顧客Pが購入する商品Hの商品情報を読み取る読取処理と、読取処理によって読み取られた商品Hを登録する商品登録処理とを行う。会計装置30は、商品登録処理によって登録された商品Hに係る会計処理を行う。店舗サーバ50は、店舗で取り扱う商品Hに関する商品マスタなどを記憶する。
商品読取装置10は、図1及び図2に示すように、商品置台141、基台142、作荷台143、読取部15及び商品振り分け部18を備える。
商品置台141は、顧客Pが購入する商品Hを一時的に載置する台である。例えば、顧客Pは、購入する商品Hが入ったカゴ20を商品置台141に載置する。
基台142は、商品置台141及び作荷台143を接続する筐体である。基台142は、商品置台141から作荷台143に向かって移動するベルトコンベア144を備える。ベルトコンベア144は、コンベア駆動モータ145によって駆動される。ベルトコンベア144は、矢印Kの方向に沿う方向に移動する。例えば、顧客Pは、商品置台141に一時的に載置した商品Hを、ベルトコンベア144上の搬送開始位置AAに載せる。ベルトコンベア144は、搬送開始位置AAに載せられた商品Hを作荷台143へ向けて搬送する。以下、本実施形態においては、搬送開始位置AA側を上流、作荷台143側を下流という。ここで、ベルトコンベア144及びコンベア駆動モータ145は、搬送部の一例である。なお、ベルトコンベア144を搬送部と称してもよい。また、搬送部は、さらに、ベルトコンベア144及び作荷台143の間に設けられた傾斜部ABを含むものとしてもよい。
なお、ベルトコンベア144の代わりにローラーコンベアが利用されても構わない。また、基台142の商品置台141側には、矢印Kの方向を挟む両側面に誘導LEDが設けられていてもよい。この誘導LEDは、顧客Pにいずれの側のレーン(作荷スペース1431,1432)を使用するかを案内する。
作荷台143は、ベルトコンベア144によって搬送された商品Hを袋詰めするための台である。作荷台143は、顧客Pが会計装置30により会計作業をしている間に、商品Hが載置される台である。ベルトコンベア144で搬送された商品Hは、ベルトコンベア144の搬送力と、ベルトコンベア144及び作荷台143の間に設けられた傾斜部ABとによって、作荷台143に流し込まれて載置される。顧客Pは、作荷台143に載置された商品Hの袋詰めと、会計装置30における会計作業とを行う。
本実施形態に係る作荷台143は、少なくとも2つの作荷スペースを有する。図1に示す例では、作荷台143は、第1の作荷スペース1431及び第2の作荷スペース1432の2つの作荷スペースを有する。2つの作荷スペース1431,1432は、仕切り板146により仕切られて形成される。
なお、図1は、仕切り板146により作荷台143が仕切られて2つの作荷スペース1431,1432が設けられる場合を例示するが、これに限らない。2つの作荷スペース1431,1432は、離間した位置にそれぞれ設けられていてもよい。
以下、搬送開始位置AAから作荷台143まで商品Hが搬送される経路をレーンと記載する。本実施形態に係る商品読取装置10は、少なくとも2つのレーンを有する。図1に示す例では、商品読取装置10は、第1のレーン及び第2のレーンを有する。第1のレーン及び第2のレーンは、読取部15よりも下流に設けられる商品振り分け部18において分岐する。
第1のレーンは、上流側レーン及び第1の下流側レーンを含む。上流側レーンは、ベルトコンベア144により、矢印Kの方向に沿って、搬送開始位置AAから読取部15を経由して商品振り分け部18まで、搬送開始位置AAに載置された商品Hを搬送するレーンである。第1の下流側レーンは、例えば商品振り分け部18の下流側に設けられた傾斜部ABにより、矢印KAの方向に沿って、商品振り分け部18から第1の作荷スペース1431まで、上流側レーンからの商品Hを搬送するレーンである。
第2のレーンは、上流側レーン及び第2の下流側レーンを含む。上流側レーンは、第1のレーンと共通である。第2の下流側レーンは、例えば商品振り分け部18の下流側に設けられた傾斜部ABにより、矢印KBの方向に沿って、商品振り分け部18から第2の作荷スペース1432まで、上流側レーンからの商品Hを搬送するレーンである。
読取部15は、ベルトコンベア144によって搬送された商品Hの商品情報を読み取る。読取部15は、図1に示すように、上部及び側面が遮蔽されたトンネル形状の筐体を有する。トンネル形状の筐体は、読取処理に対する外部の明るさの影響を低減し、商品Hの商品情報の読み取りを安定させる。読取部15は、ベルトコンベア144のコンベア面を覆うように、上流側レーンに配置される。つまり、ベルトコンベア144によって搬送される商品Hは、読取部15のトンネル形状の筐体の内側を通過する。
読取部15は、図2に示すように、カメラ151及び無線タグリーダ152を有する。カメラ151は、ベルトコンベア144により搬送される商品Hを撮像し、画像(画像データ)を入出力I/F132に供給する。カメラ151の撮像素子としては、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサなどの各種のイメージセンサが適宜利用可能である。また、カメラ151は、LED(Light Emitting Diode)等の光源からの光により、ベルトコンベア144のコンベア面やコンベア上の商品Hなどを照明する照明ユニットを有する。光源としては、LEDに限らず、例えばイメージセンサに応じて、各種の光源が適宜利用可能である。無線タグリーダ152は、読取部15の筐体内側のコンベア面の近傍に配置されたアンテナを介して、商品Hなどに付されたRFIDタグと交信を行う。無線タグリーダ152は、受信した電波に重畳された、RFIDタグからのタグ情報を読み取る。なお、RFIDタグは、無線タグの一例である。
商品振り分け部18は、ベルトコンベア144によって搬送された商品Hを、少なくとも2つのレーンに振り分ける。ここで、商品振り分け部18は、振分部の一例である。図1に示す例では、商品振り分け部18は、上流側レーンからの商品Hを、第1の下流側レーン又は第2の下流側レーンに振り分ける。具体的には、図2に示すように、商品振り分け部18は、商品振り分けバー181及びバー駆動モータ182を有する。商品振り分けバー181は、図1に示すように、読取部15よりもベルトコンベア144の下流側の位置に、下流側を支点として回動可能に構成される。例えば、商品振り分けバー181は、作荷台143側(下流側)から搬送開始位置AA(上流側)に向かって右側に先端が位置するとき、すなわち商品振り分けバー181の向きが矢印KAに沿う方向のとき、上流側レーンからの商品Hを第1の下流側レーンへ振り分ける。例えば、商品振り分けバー181は、下流側から上流側に向かって左側に先端が位置するとき、すなわち商品振り分けバー181の向きが矢印KBに沿う方向のとき、上流側レーンからの商品Hを第2の下流側レーンへ振り分ける。
なお、商品振り分けバー181の回動の支点がベルトコンベア144よりも下流側に位置する場合を例示したが、これに限らない。商品振り分けバー181の回動の支点は、ベルトコンベア144による商品Hの搬送経路の途中に設けられていてもよい。つまり、商品振り分け部18の下流側にもベルトコンベア144が設けられていても構わない。この場合、商品振り分けバー181の上流側及び下流側のベルトコンベア144は、独立したコンベア面を有していてもよい。さらにこの場合には、傾斜部ABが設けられていなくてもよい。
なお、本実施形態では、商品Hを各レーンに振り分ける機構として商品振り分けバー181を含む商品振り分け部18を例示するが、これに限らない。商品振り分け部18としては、他のベルトコンベアやローラーコンベア、ロボットハンドなどが適宜利用可能である。
以下、同一又は類似の要素が第1のレーン及び第2のレーンの各々に設けられる場合には、同一の参照符号とともに、それぞれ「1」及び「2」を末尾に付して、適宜説明を省略する場合もある。また、第1のレーン及び第2のレーンのうちのいずれのレーンに設けられた要素であるかを問わない場合や各要素を総称する場合など、末尾の「1」又は「2」の記載を省略する場合もある。
商品読取装置10は、図1及び図2に示すように、タッチパネルディスプレイ16及び操作ボタン17(171,172)をさらに備える。
タッチパネルディスプレイ16は、ディスプレイ及びタッチパネルを有する。ディスプレイは、例えば液晶パネルで構成される。タッチパネルは、ディスプレイの表面に設けられ、触れた位置に応じた情報を入出力I/F132に供給する。タッチパネルディスプレイ16は、上流側タッチパネルディスプレイ161(1611,1612)及び下流側タッチパネルディスプレイ162(1621,1622)を有する。
上流側タッチパネルディスプレイ161は、搬送開始位置AAの近傍に位置する顧客Pが表示画面を確認したり、操作したりできるように配置される。上流側タッチパネルディスプレイ161は、顧客Pが取引の開始又は終了を指示するための操作画面や読取部15により読み取られた商品Hに関する情報を表示する。
下流側タッチパネルディスプレイ162は、作荷台143の近傍に位置する顧客Pが表示画面を確認したり、操作したりできるように配置される。下流側タッチパネルディスプレイ162は、顧客Pが取引の終了を指示するための操作画面や読取部15により読み取られた商品Hに関する情報、一取引の合計金額等の会計処理に係る情報などを表示する。
操作ボタン17は、商品読取装置10の筐体上に、搬送開始位置AAの近傍に位置する顧客Pが操作できるように配置される。操作ボタン17は、顧客Pにより押下されたとき、入出力I/F132に操作信号を供給する。操作ボタン17は、顧客Pが一取引のすべての商品Hを搬送開始位置AAに載置した後に、顧客Pにより押下される。なお、操作ボタン17は、ボタンに限らず、レバーやスイッチ等の他の構成であっても構わない。ここで、操作ボタン17は、操作部の一例である。
商品読取装置10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)121、RAM(Random Access Memory)122、HDD(Hard Disk Drive)123、通信I/F131及び入出力I/F132をさらに備える。CPU11、ROM121、RAM122、HDD123、通信I/F131及び入出力I/F132は、バスを介して接続される。
CPU11は、ROM121やHDD123に記憶された制御プログラムをRAM122にロードし、ロードされた制御プログラムを実行することにより、商品読取装置10の動作を制御する。なお、商品読取装置10は、GPU(Graphics Processing Unit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の他のプロセッサをさらに有していてもよい。
ROM121は、CPU11が実行する各プログラムやパラメータなどのデータを記憶する不揮発性メモリである。
RAM122は、ワーキングメモリとして利用され、CPU11が演算処理を実行する際にデータが格納される揮発性メモリである。
HDD123は、商品読取装置10の制御プログラム、商品マスタ及び商品登録ファイルなどのデータを記憶する。商品マスタは、店舗で取り扱っている商品Hの商品情報(商品コード、商品名、価格等)を記憶したマスタファイルである。店舗で取り扱う商品は日々変化するため、商品読取装置10は、通信I/F131を用いて、店舗サーバ50から、最新の商品マスタを取得する。なお、商品マスタは、オブジェクト認識の対象となる商品Hについては、オブジェクト認識を行う際に必要となる特徴量を格納する。商品登録ファイルは、商品マスタから取得した、顧客Pが購入する商品Hの商品情報(商品名、価格等)を格納するファイルである。なお、HDD123に加えて、あるいはHDD123に代えて、SSD(Solid State Drive)やフラッシュメモリなどの他の不揮発性メモリが使用されても構わない。
通信I/F131は、例えばネットワーク70を介して、会計装置30や店舗サーバ50と相互に通信を行う。
入出力I/F132は、コンベア駆動モータ145、カメラ151、無線タグリーダ152、タッチパネルディスプレイ16、操作ボタン17及びバー駆動モータ182とそれぞれ接続されるインタフェース回路である。
会計装置30は、商品読取装置10からの商品登録ファイルに基づいて、一取引の会計に係る会計処理を行う。会計装置30は、図1に示すように、タッチパネルディスプレイ35、レシートプリンタ36、入出金装置371、カードリーダ372及びカメラ373を備える。また、会計装置30は、図2に示すように、CPU31、ROM321、RAM322、HDD323、通信I/F331及び入出力I/F332をさらに備える。CPU31、ROM321、RAM322、HDD323、通信I/F331及び入出力I/F332は、バスを介して接続される。
CPU31は、ROM321やHDD323に記憶された制御プログラムをRAM322にロードし、ロードされた制御プログラムを実行することにより、会計装置30の動作を制御する。なお、CPU31は、RAM322にロードされた制御プログラムを実行することによって、会計処理を行うための各種機能を実現するが、説明は省略する。なお、会計装置30は、GPUやASIC、FPGA等の他のプロセッサをさらに有していてもよい。ROM321は、CPU31が実行する各プログラムやパラメータなどのデータを記憶する不揮発性メモリである。RAM322は、ワーキングメモリとして利用され、CPU31が演算処理を実行する際にデータが格納される揮発性メモリである。HDD323は、会計装置30の制御プログラム及び取引ファイルなどのデータを記憶する。取引ファイルは、商品読取装置10から受信した商品登録ファイルの内容及び会計装置30が実行した会計処理の結果を記録した会計データ等を格納するデータファイルである。なお、取引ファイルは、取引履歴を記録したデータとして用いられる。なお、HDD323に加えて、あるいはHDD323に代えて、SSDやフラッシュメモリなどの他の不揮発性メモリが使用されても構わない。通信I/F331は、例えばネットワーク70を介して、商品読取装置10や店舗サーバ50と相互に通信を行う。入出力I/F332は、タッチパネルディスプレイ35、レシートプリンタ36、入出金装置371、カードリーダ372及びカメラ373とそれぞれ接続されるインタフェース回路である。
タッチパネルディスプレイ35は、例えば液晶パネルで構成されるディスプレイと、ディスプレイの表面に設けられ、触れた位置に応じた情報を入出力I/F332に供給するタッチパネルとを有する。タッチパネルディスプレイ35は、顧客Pが会計の開始、支払方法又は終了を指示するための操作画面や一取引の合計金額等の会計処理に係る情報などを表示する。レシートプリンタ36は、印刷部及びレシート発行口を有する。レシートプリンタ36は、印刷部が印字したレシートを、レシート発行口から発行する。入出金装置371は、硬貨/紙幣投入口、硬貨/紙幣出金口を有する。入出金装置371は、硬貨/紙幣投入口に投入された硬貨/紙幣をそれぞれ収納する。また、入出金装置371は、CPU31からの釣銭の払い出し要求に応じて、硬貨/紙幣の釣銭をそれぞれ硬貨/紙幣出金口に払い出す。カードリーダ372は、カード挿入/排出口を有する。カードリーダ372は、カード挿入/排出口から挿入されたクレジットカードや会員カード等に対して情報の読み/書きを行い、カード挿入/排出口から排出する。カメラ373は、例えば2次元コードやバーコードなどの電子マネーの支払いに関する情報を撮像し、画像(画像データ)を入出力I/F332に供給する。カメラ373の撮像素子としては、CCDやCMOSセンサなどの各種のイメージセンサが適宜利用可能である。また、カメラ373は、LED等の光源を含む照明ユニットを有していてもよい。光源としては、LEDに限らず、例えばイメージセンサに応じて、各種の光源が適宜利用可能である。
なお、図1及び図2には、1つの会計装置30が例示されているが、これに限らない。例えば、会計装置30は、レーンごとに設けられていてもよい。
図3は、図1の商品読取装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。CPU11は、RAM122にロードされた商品読取プログラム(制御プログラム)を実行することにより、搬送制御部101、読取制御部102、振り分け制御部103及び通信制御部104としての機能を実現する。ここで、搬送制御部101、読取制御部102、振り分け制御部103及び通信制御部104は、制御部の一例である。
搬送制御部101は、コンベア駆動モータ145の動作を制御することにより、ベルトコンベア144の移動を制御する。
読取制御部102は、読取部15の動作を制御する。読取制御部102は、カメラ151からの画像データに基づいて、ベルトコンベア144によって搬送された商品Hの商品情報を取得する。
例えば、読取制御部102は、画像データに基づいて、商品Hに付されたバーコードや2次元コードなどのコードシンボルを読み取る。コードシンボルは、例えば商品識別番号であるJANコード(13桁又は8桁)をコード化した情報である。例えば、読取制御部102は、画像データに基づいて、商品Hに付された電子透かしを読み取る。電子透かしは、コードシンボルに登録された商品識別番号と等価な情報を、微細なドットで符号化して、商品Hのパッケージに印刷した情報である。例えば、読取制御部102は、画像データに基づいて、商品Hの特徴量を抽出する。抽出された商品Hの特徴量は、オブジェクト認識に使用される。なお、画像の中に含まれる商品Hを認識するオブジェクト認識は、一般物体認識(generic object recognition)とも呼ばれる。ここで、コードシンボル、電子透かし及び特徴量は、それぞれ商品Hに関する商品情報の一例である。読取制御部102は、読み取ったコードシンボル、読み取った電子透かし及び抽出された特徴量のうちの少なくとも1つと、HDD123に格納された商品マスタとに基づいて、商品Hを特定する。
振り分け制御部103は、取引終了を示す情報の取得を契機として、商品Hを振り分けるレーンを切り替えるように、商品振り分け部18を制御する。具体的には、振り分け制御部103は、バー駆動モータ182を制御することにより、商品振り分けバー181の位置を制御する。
通信制御部104は、会計装置30及び店舗サーバ50との間で相互に通信を行い、データやファイル等の送受信を行う。
以下、図面を参照して、実施形態に係る商品販売データ処理システム1で実行される取引ごとの各処理について説明する。
図4は、図1の商品読取装置10により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図4の流れは、例えば、顧客Pが商品読取装置10に接近したことを契機として開始される。
顧客Pが商品読取装置10に接近したことは、例えば顧客Pが上流側タッチパネルディスプレイ161を操作したことに応じて検出されるが、これに限らない。顧客Pが商品読取装置10に接近したことは、例えば商品Hが搬送開始位置AAに載置されたことに応じて検出されてもよい。このため、商品読取装置10は、商品Hが搬送開始位置AAに載置されたことを検出するためのカメラや重量センサ等を有していてもよい。また、商品読取装置10は、顧客Pの接近を検出する人感センサやカメラを有していても構わない。また、商品置台141は、カゴ20が載置されたことを検出可能に構成されていてもよい。
商品読取装置10は、商品登録処理を実行する(S1)。詳細は後述するが、商品登録処理では、読取制御部102により特定された商品Hが取引ごとに商品登録ファイルに格納される。一取引に係る商品登録処理が完了した後、通信制御部104は、会計装置30へ商品登録ファイルを送信する(S2)。その後、商品読取装置10は、図4の処理を終了する。
図5は、図1の会計装置30により実行される処理の一例を示すフローチャートである。会計装置30は、商品読取装置10から商品登録ファイルを受信する(S3)。その後、会計装置30は、受信された商品登録ファイルに基づいて、会計処理を実行する(S4)。会計処理は、顧客Pが会計装置30を操作して、現金やクレジットカード、電子マネーなどにより、商品Hの代金を支払う処理である。会計装置30は、会計処理において、商品読取装置10から受信した商品登録ファイルに基づいて、一取引の合計金額を表示し、当該合計金額分の会計に係る処理を行う。商品登録ファイルは、処理対象とする一取引の合計金額、取引対象商品の商品情報等の情報を含む。なお、商品登録ファイルは、レシート印字に必要なその他の情報、例えば、レシート印字用の販促情報等を含んでもよい。
会計処理が終了した後、会計装置30は、図5の処理を終了する。
図6は、図4の商品登録処理の一例を示すフローチャートである。図6の流れは、例えば、顧客Pの接近が検出されたことに応じて、搬送制御部101によりコンベア駆動モータ145が制御されることによりベルトコンベア144が移動を開始し、読取制御部102により読取部15が起動された後に開始される。
カメラ151は、コンベア上を撮像し、撮像により得られた画像データを出力する(S11)。通信制御部104は、カメラ151からの画像データを取得する。読取制御部102は、撮像により得られた画像データに基づいて、ベルトコンベア144上のカメラ151の撮像範囲内に物体があるか否かを判定する(S12)。
読取制御部102は、ベルトコンベア144上に物体があると判定されたとき(S12:Yes)、通信制御部104により取得されたカメラ151からの画像データ又はRFIDタグからのタグ情報に基づいて、物体に関する情報を読み取る。読取制御部102は、その物体に関する情報として、商品情報が読み取られたか否かを判定する(S13)。
読取制御部102は、ベルトコンベア144上の物体に関する情報として、商品Hに関する商品情報が読み取られたとき(S13:Yes)、読み取られた商品情報を商品登録ファイルに登録する(S14)。その後、読取制御部102は、読み取られた商品Hをタッチパネルディスプレイ16に表示する(S15)。その後、図6の流れは、S11に戻る。
一方で、ベルトコンベア144上のカメラ151の撮像範囲内に物体が無かったとき(S12:No)又は商品Hに関する商品情報が読み取られなかったとき(S13:No)、読取制御部102は、登録終了判定処理を実行する(S16)。
図7は、図6の登録終了判定処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態に係る商品読取装置10を利用する顧客Pは、一取引が終了するタイミングで、操作ボタン17を押下する。操作ボタン17は、顧客Pにより押下されたことに応じて、操作信号を出力する。
なお、操作ボタン17に限らず、各タッチパネルディスプレイ161,162,35が操作される構成であっても構わない。このとき、各タッチパネルディスプレイ161,162,35は、操作部の一例であると表現できる。
読取制御部102は、通信制御部104により操作ボタン17からの操作信号が受信されたか否かに基づいて、操作ボタン17が押下されたか否かを判定する(S21)。操作ボタン17が押下されていないとき(S21:No)、登録終了判定処理は終了する。一方で、読取制御部102は、操作ボタン17が押下されたとき(S21:Yes)、取引終了を示す情報を出力する。
振り分け制御部103は、読取制御部102からの取引終了を示す情報を取得する(S22)。なお、振り分け制御部103は、取引終了を示す情報として操作ボタン17からの操作信号を取得(S22)しても構わない。その後、登録終了判定処理は終了する。
再び図6を参照しつつ、商品登録処理の説明を続ける。登録終了判定処理が終了した後、読取制御部102は、登録終了判定処理の結果に基づいて、取引を終了するか否かを判定する(S17)。本判定では、操作ボタン17からの操作信号が取得されたとき、すなわち、操作ボタン17が押下されたとき、取引を終了すると判定される。取引を終了しないと判定されたとき(S17:No)、図6の流れは、S11に戻る。
一方で、取引を終了すると判定されたとき(S17:Yes)、すなわち操作ボタン17が押下されたことを契機として、振り分け制御部103は、商品Hを振り分けるレーンを切り替えるように、商品振り分け部18を制御する(S18)。具体的には、振り分け制御部103は、バー駆動モータ182を制御することにより商品振り分けバー181の位置を制御する。その後、商品登録処理は終了する。
なお、一取引が終了するタイミングは、例えば、一取引のすべての商品Hが搬送開始位置AAに載置された後のタイミングである。この場合、振り分け制御部103は、操作ボタン17が押下されてから所定時間が経過したときに商品Hを振り分けるレーンを切り替える。所定時間は、商品Hが搬送開始位置AAから商品振り分けバー181まで搬送される時間より長い時間である。所定時間は、例えば予め設定されてROM121やHDD123に記憶されていればよい。
なお、一取引が終了するタイミングとしては、例えば、一取引のすべての商品Hが読み取られた後のタイミングも利用可能である。この場合、顧客Pは、各タッチパネルディスプレイ161,162,35の表示に基づいて、一取引のすべての商品Hが読み取られたか否かを判断することができる。所定時間は、商品Hが読取部15から商品振り分けバー181まで搬送される時間より長い時間である。
なお、一取引が終了するタイミングとしては、例えば、一取引のすべての商品Hが各作荷スペース1431,1432に搬送された後のタイミングも利用可能である。この場合、振り分け制御部103は、操作ボタン17が押下されたときに商品Hを振り分けるレーンを切り替える。
このように、本実施形態に係る商品読取装置10は、取引終了を示す情報の取得を契機として、商品Hを振り分けるレーンを切り替える。取引終了示す情報は、操作ボタン17や各タッチパネルディスプレイ161,162,35からの操作信号であってもよいし、当該操作信号に応じた読取制御部102からの制御信号であってもよい。一例として、本実施形態に係る商品読取装置10は、操作ボタン17が押下されたことを契機として、商品Hを振り分けるレーンを切り替える。
この構成によれば、取引ごとに商品Hを振り分けるレーンが切り替わるため、前の取引の顧客が袋詰めや会計を行っていても、次の取引の商品Hの搬送及び商品登録を開始することができる。つまり、本実施形態に係る技術によれば、複数の取引を連続して行う際のレーンの効率を向上させることができる。レーン効率の向上は、顧客の待ち時間削減による満足度の向上に寄与する。
以下、実施形態に係る各変形例について説明する。以下の説明では、主に実施形態との相違点を記載し、重複する内容の記載を適宜省略する。
(第1の変形例)
図8は、図6の登録終了判定処理の別の一例を示すフローチャートである。本変形例に係る商品読取装置10を利用する顧客Pは、例えば、一取引のすべての商品Hを搬送開始位置AAに載置した後に、終了シンボルを搬送開始位置AAに載置する。
終了シンボルは、一取引の商品Hの後にベルトコンベア144により搬送される物体であり、商品Hとは異なる特定の搬送物である。終了シンボルとしては、ぬいぐるみやお皿などの各種の物体が適宜利用可能である。
読取制御部102は、終了シンボルが読み取られたか否か、すなわち終了シンボルに関する情報が読み取られたか否かを判定する(S31)。終了シンボルが読み取られていないとき(S31:No)、登録終了判定処理は終了する。一方で、読取制御部102は、終了シンボルが読み取られたとき(S31:Yes)、取引終了を示す情報を出力する。つまり、本変形例に係る取引終了を示す情報は、終了シンボルが読み取られたことを示す情報である。
終了シンボルに関する情報は、商品Hと同様にして読み取られる。例えば、終了シンボルにバーコードや2次元コードなどのコードシンボル又は電子透かしが付されている場合には、読取制御部102は、カメラ151からの画像データに基づいて、終了シンボルを特定(検出)する。また、例えば、読取制御部102は、カメラ151からの画像データに基づいて終了シンボルの特徴量を抽出し、オブジェクト認識により終了シンボルを特定(検出)する。なお、終了シンボルに関する情報、すなわち、終了シンボルに付されたバーコードや2次元コードなどのコードシンボル、電子透かし及びオブジェクト認識を行う際に必要となる特徴量は、それぞれ商品マスタに格納されていてもよいし、商品マスタとは別のファイルに格納されてROM121やHDD123に記憶されていてもよい。
振り分け制御部103は、読取制御部102からの取引終了を示す情報を取得(S32)したとき、すなわち終了シンボルが読み取られたことを契機として、商品Hを振り分けるレーンを切り替えるように、バー駆動モータ182を制御することにより商品振り分けバー181の位置を制御する。具体的には、振り分け制御部103は、終了シンボルが読み取られた後、所定時間が経過した後に商品Hを振り分けるレーンを切り替える。所定時間は、終了シンボルが読取部15から商品振り分けバー181まで搬送される時間より長い時間である。所定時間は、例えば予め設定されてROM121やHDD123に記憶されていればよい。
このように、本変形例に係る商品読取装置10は、終了シンボルが読み取られたことを契機として、商品Hを振り分けるレーンを切り替える。この構成であっても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。なお、本変形例に係る商品読取装置10は、例えば商品Hと同様にして終了シンボルを検出することができるため、操作ボタン17を有していなくてもよい。
(第2の変形例)
図9は、図6の登録終了判定処理の別の一例を示すフローチャートである。本変形例に係る読取制御部102は、商品Hに関する商品情報が読み取られたとき(S13:Yes)、経過時間の計測を開始する。
読取制御部102は、前回の商品Hの読取(S13:Yes)から所定時間が経過したか否かを判定する(S41)。所定時間は、商品Hが搬送開始位置AAから読取部15まで搬送される時間より長い時間である。所定時間は、例えば予め設定されてROM121やHDD123に記憶されていればよい。前回の商品Hの読取から所定時間が経過していないとき(S41:No)、登録終了判定処理は終了する。一方で、読取制御部102は、前回の商品Hの読取から所定時間が経過したとき(S41:Yes)、取引終了を示す情報を出力する。つまり、本変形例に係る取引終了を示す情報は、商品Hが所定の時間以上搬送されないことを示す情報である。
振り分け制御部103は、読取制御部102からの取引終了を示す情報を取得(S42)したとき、すなわち商品Hの読取が所定時間以上行われていないことを契機として、商品Hを振り分けるレーンを切り替えるように、バー駆動モータ182を制御することにより商品振り分けバー181の位置を制御する。具体的には、振り分け制御部103は、前回の商品Hの読み取りの後、所定時間が経過した後に商品Hを振り分けるレーンを切り替える。所定時間は、最後に読み取られた商品Hが読取部15から商品振り分けバー181まで搬送される時間より長い時間である。所定時間は、例えば予め設定されてROM121やHDD123に記憶されていればよい。
このように、本実施形態に係る商品読取装置10は、商品Hの読取が所定時間以上行われていないことを契機として、すなわち所定時間以上商品Hが読取部15に流れてこなかったことを契機として、商品Hを振り分けるレーンを切り替える。この構成であっても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。なお、本変形例に係る商品読取装置10は、操作ボタン17を有していなくてもよい。
(第3の変形例)
図10は、図6の登録終了判定処理の別の一例を示すフローチャートである。本変形例に係るカメラ151は、搬送開始位置AAの近傍が撮像範囲内に含まれるように配置されたカメラをさらに有する。
カメラ151は、搬送開始位置AAの近傍を撮像する(S51)。読取制御部102は、通信制御部104により取得されたカメラ151からの画像データに基づいて、搬送開始位置AAの近傍に物体があるか否かを判定する(S52)。搬送開始位置AAの近傍に物体があるとき(S52:Yes)、登録終了判定処理は終了する。一方で、読取制御部102は、搬送開始位置AAの近傍に物体がないとき(S52:No)、取引終了を示す情報を出力する。つまり、本変形例に係る取引終了を示す情報は、搬送開始位置AAの近傍に関して、物体がない(空)状態が検出されたことを示す情報である。このため、本変形例に係る取引終了を示す情報は、商品Hが所定の時間以上搬送されないことを示す情報であるとも表現できる。
振り分け制御部103は、読取制御部102からの取引終了を示す情報を取得(S53)したとき、すなわち搬送開始位置AAの近傍に関して空の状態が検出されたことを契機として、商品Hを振り分けるレーンを切り替えるように、バー駆動モータ182を制御することにより商品振り分けバー181の位置を制御する。具体的には、振り分け制御部103は、搬送開始位置AAの近傍に関して空の状態が検出された後、所定時間が経過した後に商品Hを振り分けるレーンを切り替える。所定時間は、最後に読み取られた商品Hが読取部15から商品振り分けバー181まで搬送される時間より長い時間である。所定時間は、例えば予め設定されてROM121やHDD123に記憶されていればよい。
このように、本変形例に係る商品読取装置10は、搬送開始位置AAの近傍に関して空の状態が検出されたことを契機として、すなわち所定時間以上商品Hが読取部15に流れてこなかったことを契機として、商品Hを振り分けるレーンを切り替える。この構成であっても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。なお、本変形例に係る商品読取装置10は、操作ボタン17を有していなくてもよい。
なお、上述の実施形態及び各変形例に係る登録終了判定処理は、適宜組合せ可能である。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、複数の取引を連続して行うことにより清算レーンの効率を向上させることができる。
本実施形態は、商品読取装置10、会計装置30及び店舗サーバ50を備える商品販売データ処理システム1を例示するが、これに限らない。商品販売データ処理システム1は、商品読取装置10及び会計装置30により構成されていてもよい。つまり、商品販売データ処理システム1は、店舗サーバ50を含まない構成であっても構わない。また、商品読取装置10及び会計装置30は、一体に構成されていてもよい。つまり、商品販売データ処理システム1において、独立した筐体を有する会計装置30が設けられていなくても構わない。また、商品販売データ処理システム1は、商品読取装置10及び会計装置30が一体に構成された装置と、店舗サーバ50とを含む構成であっても構わない。ここで、商品読取装置10及び会計装置30が一体に構成された装置は、入出金装置371が省略された、キャッシュレス決済専用の装置として構成されていても構わない。この場合、例えば下流側タッチパネルディスプレイ162(1621,1622)は、さらにタッチパネルディスプレイ35と同様に動作可能に構成される。また、カードリーダ372やカメラ373は、例えば下流側タッチパネルディスプレイ162(1621,1622)の近傍に配置される。また、レシート印字データなどを電子化した電子レシートが利用されてもよい。この場合、レシートプリンタ36が省略されても構わない。
本実施形態の商品読取装置10は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっていてもよい。
本実施形態の商品読取装置10で実行される各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、本実施形態の商品読取装置10で実行される各プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の商品読取装置10で実行される各プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、本実施形態の商品読取装置10で実行される各プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態の商品読取装置10で実行される商品読取プログラムは、上述した各部(搬送制御部101、読取制御部102、振り分け制御部103及び通信制御部104)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ)は、上記記憶媒体から商品読取プログラムを読み出して、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、搬送制御部101、読取制御部102、振り分け制御部103及び通信制御部104が、主記憶装置上に生成される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 商品販売データ処理システム
10 商品読取装置
11,31 CPU
15 読取部
16,35 タッチパネルディスプレイ(操作部)
17 操作ボタン(操作部)
18 商品振り分け部(振分部)
20 カゴ
30 会計装置
36 レシートプリンタ
50 店舗サーバ
70 ネットワーク
101 搬送制御部(制御部)
102 読取制御部(制御部)
103 振り分け制御部(制御部)
104 通信制御部(制御部)
121,321 ROM
122,322 RAM
123,323 HDD
131,331 通信I/F
132,332 入出力I/F
141 商品置台
142 基台
143 作荷台
1431,1432 作荷スペース
144 ベルトコンベア(搬送部)
145 コンベア駆動モータ(搬送部)
146 仕切り板
151,373 カメラ
152 無線タグリーダ
161(1611,1612) 上流側タッチパネルディスプレイ(操作部)
162(1621,1622) 下流側タッチパネルディスプレイ(操作部)
181 商品振り分けバー(振分部)
182 バー駆動モータ(振分部)
371 入出金装置
372 カードリーダ
AA 搬送開始位置
AB 傾斜部
H 商品
P 顧客
特開2019-139595号公報

Claims (6)

  1. 商品を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される前記商品に関する商品情報を読み取る読取部と、
    前記読取部よりも前記搬送部の下流に設けられ、前記搬送部により搬送された前記商品を、少なくとも2つのレーンに振り分ける振分部と、
    前記搬送部による前記商品の搬送開始位置の近傍が撮像範囲内に含まれるように配置されたカメラにより撮像された画像に基づいて、前記搬送開始位置の近傍に物体があるかを判定し、前記搬送開始位置の近傍に前記物体がない場合に前記物体がない状態が検出されたことを示す情報を、取引終了を示す情報として取得し、前記取引終了を示す情報の取得を契機として、前記商品を振り分けるレーンを切り替えるように前記振分部を制御する制御部と
    を具備する商品読取装置。
  2. 一取引が終了するタイミングで操作され、操作に応じて前記取引終了を示す情報を出力する操作部をさらに有する、請求項に記載の商品読取装置。
  3. 前記制御部は、一取引の前記商品の後に前記搬送部により搬送され、前記読取部により読み取られた、前記商品とは異なる特定の搬送物に関する情報を、前記取引終了を示す情報として取得する、請求項1又は請求項2に記載の商品読取装置。
  4. 前記制御部は、前記特定の搬送物に付されたコードシンボルと、前記特定の搬送物に付された電子透かしと、オブジェクト認識に供される前記特定の搬送物の特徴量と、のうちの少なくとも1つである、前記読取部により読み取られた前記特定の搬送物に関する情報を、前記取引終了を示す情報として取得する、請求項3に記載の商品読取装置。
  5. 前記制御部は、前記商品が所定の時間以上搬送されないことを示す情報を、前記取引終了を示す情報として取得する、請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の商品読取装置。
  6. 商品を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される前記商品に関する商品情報を読み取る読取部と、前記読取部よりも前記搬送部の下流に設けられ、前記搬送部により搬送された前記商品を、少なくとも2つのレーンに振り分ける振分部とを備える商品読取装置において、前記搬送部による前記商品の搬送開始位置の近傍が撮像範囲内に含まれるように配置されたカメラにより撮像された画像に基づいて、前記搬送開始位置の近傍に物体があるかを判定し、前記搬送開始位置の近傍に前記物体がない場合に前記物体がない状態が検出されたことを示す情報を、取引終了を示す情報として取得し、前記取引終了を示す情報の取得を契機として、前記商品を振り分けるレーンを切り替えるように前記振分部を制御することをコンピュータに実行させるための商品読取プログラム。
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