JP7476552B2 - 自動販売機システムおよび無線通信接続方法 - Google Patents

自動販売機システムおよび無線通信接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7476552B2
JP7476552B2 JP2020020419A JP2020020419A JP7476552B2 JP 7476552 B2 JP7476552 B2 JP 7476552B2 JP 2020020419 A JP2020020419 A JP 2020020419A JP 2020020419 A JP2020020419 A JP 2020020419A JP 7476552 B2 JP7476552 B2 JP 7476552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
vending machines
vending machine
vending
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020020419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021125167A (ja
Inventor
拓弥 酒徳
祐介 中村
奈菜美 田口
眞輝 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2020020419A priority Critical patent/JP7476552B2/ja
Publication of JP2021125167A publication Critical patent/JP2021125167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7476552B2 publication Critical patent/JP7476552B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

この発明は、自動販売機システムおよび無線通信接続方法に関し、特に、自動販売機と携帯端末とが通信接続される自動販売機システムおよび無線通信接続方法に関する。
従来、自動販売機と携帯端末とが通信接続される自動販売機システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、自動販売機と携帯端末とが近距離無線通信により接続される自動販売機システムが開示されている。
特開2007-041708号公報
ここで、自動販売機は隣接して複数設置されている場合がある。この場合、上記特許文献1の自動販売機システムでは、複数の自動販売機のうち特定の自動販売機に携帯端末を通信接続する場合には、携帯端末を操作して作業者が特定の自動販売機を選択する必要があると考えられる。このため、複数の自動販売機のうち特定の自動販売機に携帯端末を通信接続する場合に、作業者の作業負担を軽減することが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、複数の自動販売機のうち特定の自動販売機に携帯端末を通信接続する場合に、作業者の作業負担を軽減することが可能な自動販売機システムおよび無線通信接続方法を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による自動販売機システムは、複数の自動販売機と、複数の自動販売機の各々と近距離無線通信を行うことが可能な携帯端末と、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、複数の自動販売機の中から携帯端末に通信接続する自動販売機を決定し、作業者の操作を受け付けることなく、決定した自動販売機と携帯端末とを通信接続する制御部と、を備える。なお、近距離無線通信は、電波や光を用いて情報を送受信する無線通信のうち通信可能距離が数十m程度の無線通信である。
上記第1の局面による自動販売機システムでは、上記のように、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、複数の自動販売機の中から携帯端末に通信接続する自動販売機を決定する制御部を設ける。これにより、複数の自動販売機が隣接して設置され、携帯端末に対して複数の自動販売機が通信接続可能である場合でも、特定の自動販売機を携帯端末に対して自動的に通信接続させることができるので、携帯端末を操作して作業者が特定の自動販売機を選択する作業を行う必要がない。その結果、複数の自動販売機のうち特定の自動販売機に携帯端末を通信接続する場合に、作業者の作業負担を軽減することができる。
上記第1の局面による自動販売機システムにおいて、好ましくは、制御部は、携帯端末に対する近距離無線通信の電波強度が大きい自動販売機と、携帯端末とを通信接続する制御を行うように構成されている。ここで、携帯端末に対する近距離無線通信の電波強度は携帯端末を自動販売機に近づけることにより大きくなるので、上記のように構成すれば、通信接続したい特定の自動販売機に、携帯端末を近づけることにより、携帯端末と特定の自動販売機とを容易に通信接続させることができる。
上記第1の局面による自動販売機システムにおいて、好ましくは、制御部は、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、携帯端末に対する近距離無線通信の電波強度が小さい自動販売機から出力する電波の出力値を小さくする制御を行うように構成されている。このように構成すれば、携帯端末に接続したい特定の自動販売機とは別の自動販売機から出力される電波の出力値を小さくすることができるので、特定の自動販売機から出力される電波と他の自動販売機から出力される電波とが干渉するのを抑制することができる。これにより、携帯端末を特定の自動販売機に確実に通信接続することができる。
上記第1の局面による自動販売機システムにおいて、好ましくは、制御部は、携帯端末に複数の自動販売機を全体的に通信接続する全体モードの場合に、携帯端末に通信接続する自動販売機の順番を設定して、設定した順番に基づいて携帯端末に複数の自動販売機を順次通信接続するように構成されている。このように構成すれば、複数の自動販売機から情報を取得または複数の自動販売機に対して情報を送信する場合に、携帯端末を順次複数の自動販売機に通信接続する操作を作業者が行う必要がない。これにより、複数の自動販売機の各々に対して携帯端末を通信接続する場合においても、作業者の作業負担を軽減することができる。
上記第1の局面による自動販売機システムにおいて、好ましくは、制御部は、携帯端末に個別に自動販売機を接続する個別モードの場合に、携帯端末に対して通信接続可能な自動販売機を複数の自動販売機のうちの一部とするように、複数の自動販売機から出力する電波の出力値を各々小さくする制御を行うように構成されている。このように構成すれば、複数の自動販売機の各々から出力される電波のうち携帯端末が受信可能な電波を限定することができるので、携帯端末に通信接続したい自動販売機に携帯端末を近づけることにより、携帯端末と特定の自動販売機とをより容易に通信接続させることができる。また、複数の自動販売機から出力される電波同士が干渉するのを効果的に抑制することができる。
上記第1の局面による自動販売機システムにおいて、好ましくは、複数の自動販売機から各々発信する携帯端末に対するアドバタイズ信号のタイミングを互いにずらすように構成されている。このように構成すれば、複数の自動販売機から発信されるアドバタイス信号の電波同士が干渉するのを抑制することができるので、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度を精度よく測定することができる。また、無線通信の質を向上させることができる。
この発明の第2の局面による自動販売機システムは、複数の自動販売機と、複数の自動販売機の各々と近距離無線通信を行うことが可能な携帯端末と、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、複数の自動販売機の中から携帯端末に通信接続する自動販売機を決定する制御部と、を備え、制御部は、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、携帯端末に対する近距離無線通信の電波強度が小さい自動販売機から出力する電波の出力値を小さくする制御を行うように構成されている。
この発明の第3の局面による自動販売機システムは、複数の自動販売機と、複数の自動販売機の各々と近距離無線通信を行うことが可能な携帯端末と、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、複数の自動販売機の中から携帯端末に通信接続する自動販売機を決定する制御部と、を備え、制御部は、携帯端末に複数の自動販売機を全体的に通信接続する全体モードの場合に、携帯端末に通信接続する自動販売機の順番を設定して、設定した順番に基づいて携帯端末に複数の自動販売機を順次通信接続するように構成されている。
この発明の第4の局面による自動販売機システムは、複数の自動販売機と、複数の自動販売機の各々と近距離無線通信を行うことが可能な携帯端末と、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、複数の自動販売機の中から携帯端末に通信接続する自動販売機を決定する制御部と、を備え、複数の自動販売機は、複数の自動販売機から各々発信する携帯端末に対するアドバタイズ信号のタイミングを互いにずらすように構成されている。
この発明の第の局面による無線通信接続方法は、無線通信を制御する制御部により、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度を取得し、制御部により、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、複数の自動販売機の中から携帯端末に通信接続する自動販売機を決定し、作業者の操作を受け付けることなく、制御部により、決定した自動販売機と携帯端末とを通信接続する
上記第の局面による無線通信接続方法では、上記のように、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、複数の自動販売機の中から携帯端末に通信接続する自動販売機を決定する。これにより、複数の自動販売機が隣接して設置され、携帯端末に対して複数の自動販売機が通信接続可能である場合でも、特定の自動販売機を携帯端末に対して自動的に通信接続させることができるので、携帯端末を操作して作業者が特定の自動販売機を選択する作業を行う必要がない。その結果、複数の自動販売機のうち特定の自動販売機に携帯端末を通信接続する場合に、作業者の作業負担を軽減することが可能な無線通信接続方法を提供することができる。
本発明によれば、上記のように、複数の自動販売機のうち特定の自動販売機に携帯端末を通信接続する場合に、作業者の作業負担を軽減することができる。
本発明の一実施形態による自動販売機システムを示した図である。 本発明の一実施形態による自動販売機を示したブロック図である。 本発明の一実施形態による携帯端末を示したブロック図である。 本発明の一実施形態による自動販売機と携帯端末との通信接続を説明するための図である。 本発明の一実施形態による携帯端末と接続する自動販売機を決定する制御を説明するための図である。 本発明の一実施形態による自動販売機と携帯端末との電波強度および自動販売機の電波出力値とを示した図である。 本発明の一実施形態による自動販売機と携帯端末との順次接続を説明するための図である。 本発明の一実施形態による自動販売機の電波出力値を小さくした場合の携帯端末との接続を説明するための図である。 本発明の一実施形態による複数の自動販売機のアドバタイズ信号の発信タイミングを説明するための図である。 本発明の一実施形態による自動販売機システムによる電波の出力値の制御処理を説明するための図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(自動販売機システムの構成)
図1~図9を参照して、本実施形態による自動販売機システム100の構成について説明する。
図1に示すように、自動販売機システム100は、複数の自動販売機10と、携帯端末20と、を備えている。携帯端末20は、複数の自動販売機10の各々と近距離無線通信を行うことが可能に構成されている。携帯端末20は、自動販売機10を管理する作業者により携帯されるように構成されている。また、携帯端末20は、通信接続された自動販売機10に対して情報を送受信可能に構成されている。自動販売機10は、飲料、食料、物品等の商品を販売するための機器である。また、複数の自動販売機10は、近い範囲にまとまって配置されている。
図2に示すように、自動販売機10は、制御部11と、通信部12と、通貨処理部13と、リモコン14と、商品選択部15と、商品払出部16とを備えている。
制御部11は、自動販売機10の各部を制御するように構成されている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などの記憶部を含んでいる。
制御部11の記憶部には、商品の販売に関する情報、商品の決済情報、商品の売切情報、自動販売機の故障情報、自動販売機の周辺の環境情報、自動販売機に対する作業者の作業履歴、自動販売機に関する画像情報、などの情報が記憶される。商品の販売に関する情報は、販売した商品の種類、販売した日時、販売した金額などの情報を含む。商品の決済情報は、商品の決済手段(現金、ICカード決済、スマートフォン決済など)、キャッシュレス決済の際の決済履歴などの情報を含む。商品の売切情報は、売り切れた商品の種類、在庫が少ない商品の種類および商品の残量の情報を含む。自動販売機の故障情報は、自動販売機の各部の故障状態の情報を含む。自動販売機の周辺の環境情報は、自動販売機周辺の気象状態(温度、湿度、天気など)、自動販売機周辺の人の往来の情報を含む。自動販売機に対する作業者の作業履歴は、自動販売機に対する作業者(ルートマン)による商品の補充作業、通貨の回収・補充作業、各種設定作業、メンテナンス作業などの情報を含む。自動販売機内の画像情報は、自動販売機内の商品を撮像した画像情報を含む。制御部11の記憶部に記憶された情報は、通信部12を介して外部のサーバや携帯端末20に送信される。
通信部12は、携帯端末20と通信可能に構成されている。通信部12は、近距離無線通信の規格により通信可能に構成されている。通信部12は、たとえば、Bluetooth(登録商標)通信の規格により通信可能に構成されている。通信部12は、出力する電波の出力値を調整可能に構成されている。つまり、通信部12から出力する電波の出力値を大きくすれば、遠方に位置する携帯端末20とも接続可能となる。また、通信部12から出力する電波の出力値を小さくすれば、近くに位置する携帯端末20のみと接続可能となる。
通貨処理部13は、通貨投入口から投入される通貨(硬貨および紙幣)を受け入れるように構成されている。また、通貨処理部13は、投入された通貨を識別するように構成されている。また、通貨処理部13は、識別した硬貨を金種毎に収納するように構成されている。また、通貨処理部13は、受け入れた通貨または釣銭を返す場合に、収納された硬貨を通貨返却口に払い出すように構成されている。また、通貨処理部13は、受け入れた通貨の情報を制御部11に送信するように構成されている。
リモコン14は、自動販売機10の設定を操作したり、売り上げを管理したりするために用いられる。リモコン14は、自動販売機10の外扉の内側に配置されている。リモコン14は、自動販売機10の管理者(商品を補充したり、通貨を回収したりする作業者)により、操作されるように構成されている。
商品選択部15は、自動販売機10の利用者(商品の購入者)が自動販売機10の商品を選択するために操作される。たとえば、商品選択部15は、商品見本および商品選択ボタンを含む。また、商品選択部15は、商品見本および商品選択ボタンを表示して選択を受け付けるタッチパネルを含んでいてもよい。
商品払出部16は、通貨の受け入れに基づいて商品を払い出すように構成されている。商品払出部16は、商品収納部を含み、利用者の選択に応じて選択された商品を、商品取出口に払い出すように構成されている。
図3に示すように、携帯端末20は、制御部21と、通信部22と、表示部23とを備えている。
制御部21は、携帯端末20の各部を制御するように構成されている。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)21aと、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などの記憶部21bを含んでいる。
通信部22は、自動販売機10と通信可能に構成されている。通信部22は、近距離無線通信の規格により通信可能に構成されている。通信部22は、たとえば、Bluetooth(登録商標)通信の規格により通信可能に構成されている。
表示部23は、情報を表示可能に構成されている。また、表示部23は、携帯端末20の操作画面を表示可能に構成されている。また、表示部23は、携帯端末20を操作する作業者による操作を受け付け可能なタッチパネルを有している。
携帯端末20は、自動販売機10と通信接続して、自動販売機10から情報を収集する。また、携帯端末20は、自動販売機10と通信接続して、自動販売機10の設定を更新する。これにより、作業者のオペレーションを効率化することが可能である。また、自動販売機10のデータを監視することが可能である。また、自動販売機10のポイント(POS(point of sales))の管理を容易に行うことが可能である。
ここで、本実施形態では、制御部21は、携帯端末20に対する複数の自動販売機10の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、複数の自動販売機10の中から携帯端末20に通信接続する自動販売機10を決定するように構成されている。具体的には、制御部21は、携帯端末20に対する近距離無線通信の電波強度が大きい自動販売機10と、携帯端末20とを通信接続する制御を行うように構成されている。たとえば、図5に示すように、携帯端末20がデバイスCCCCCCの自動販売機10に近づいた状態の場合、電波強度は、デバイスAAAAAAが3となり、デバイスBBBBBBが5となり、デバイスCCCCCCが10となる。この場合、制御部21は、電波強度が大きいデバイスCCCCCCの自動販売機10と携帯端末20とを通信接続するように制御を行う。なお、携帯端末20が複数の自動販売機10と略等距離の場所に位置する場合は、電波強度は、デバイスAAAAAA、デバイスBBBBBB、デバイスCCCCCCが5となっている。
図4に示すように、携帯端末20は、自動販売機10から出力されるアドバタイズ信号に応答して、接続要求信号を返すことにより、自動販売機10と通信接続する。自動販売機10から出力されるアドバタイズ信号の電波強度は、自動販売機10と携帯端末20との距離に応じて変化する。つまり、自動販売機10と携帯端末20との距離が近いほど、電波強度は大きくなり、自動販売機10と携帯端末20との距離が遠いほど、電波強度は小さくなる。
また、本実施形態では、制御部21は、携帯端末20に対する複数の自動販売機10の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、携帯端末20に対する近距離無線通信の電波強度が小さい自動販売機10から出力する電波の出力値を小さくする制御を行うように構成されている。具体的には、図6に示すように、制御部21は、電波強度が他の自動販売機10に比べて小さいデバイスAAAAAAの自動販売機10から出力する電波の出力値を小さくするように制御する。デバイスAAAAAAの自動販売機10から出力する電波の出力値が小さくされることにより、携帯端末20に対するデバイスAAAAAAの自動販売機10の電波強度がさらに小さくなる。
また、制御部21は、通信接続をして作業を行った自動販売機10との通信接続を切断した場合、通信接続を切断した自動販売機10とのアドバタイズ通信を所定時間行わないよう制御するように構成されている。この場合、制御部21は、通信接続を切断した自動販売機10から出力する電波の出力値を所定時間小さくする制御を行ってもよい。
また、制御部21は、図7に示すように、携帯端末20に複数の自動販売機10を全体的に通信接続する全体モードの場合に、携帯端末20に通信接続する自動販売機10の順番を設定して、設定した順番に基づいて携帯端末20に複数の自動販売機10を順次通信接続するように構成されている。全体モードは、作業者が自動販売機10に対して直接的に作業を行う必要がない場合に設定される。全体モードは、データ(販売情報、自動販売機10の内部の温度などの状態情報)の収集や、値段変更などの作業者が介在しない設定を行う場合などに設定される。また、携帯端末20の操作により、通信接続するモードが全体モードに切り替えられる。また、制御部21は、複数の自動販売機10のデバイス記号、シリアルナンバーなどに基づいて、携帯端末20と通信接続する順番を設定する。図7に示す例では、デバイス記号に基づいて、デバイスAAAAAA、デバイスBBBBBB、デバイスCCCCCCの順に通信接続するように順番が設定される。全体モードでは、携帯端末20を、複数の自動販売機10に近接する位置まで移動させる必要がない。つまり、作業者は、複数の自動販売機10が見渡せるような位置に携帯端末20を位置させて、全体モードによる作業を行うことが可能である。
また、制御部21は、携帯端末20に個別に自動販売機10を接続する個別モードの場合に、携帯端末20に対して通信接続可能な自動販売機10を複数の自動販売機10のうちの一部とするように、複数の自動販売機10から出力する電波の出力値を各々小さくする制御を行うように構成されている。具体的には、図8に示すように、自動販売機10から出力する電波が数cm~数十cmの範囲で受信可能なように、電波の出力値が小さくされる。つまり、この場合、携帯端末20を接続したい自動販売機10に近接させないと、電波を受信できない。個別モードは、作業者が自動販売機10に対して直接的に作業を行う場合に設定される。個別モードは、自動販売機10の扉の解錠(スマートロックの解錠)や、売り上げ収集、データのクリア、商品の入れ替えなどの作業者が介在する場合に設定される。また、携帯端末20の操作により、通信接続するモードが個別モードに切り替えられる。
また、複数の自動販売機10は、複数の自動販売機10から各々発信する携帯端末20に対するアドバタイズ信号のタイミングを互いにずらすように構成されている。具体的には、図9に示すように、複数の自動販売機10の各々の制御部11は、複数の自動販売機10(デバイスAAAAAA、デバイスBBBBBB、デバイスCCCCCC)から発信されるアドバタイズ信号のタイミングを互いにずらすように制御する。つまり、複数の自動販売機10の各々の制御部11は、他の自動販売機10から発するアドバタイズ信号を受信して、他の自動販売機10からアドバタイズ信号が発信されていないタイミングにおいて、自身の自動販売機10からアドバタイズ信号を発信するように構成されている。これにより、全体モードにおいて複数の電波が混在する場合でも、アドバタイズ信号の電波のタイミングがずれるので、複数の電波が干渉するのを効果的に抑制することが可能である。
(電波の出力値の制御処理)
図10を参照して、自動販売機システム100による自動販売機10の電波の出力値の制御処理について説明する。
図10に示す例では、複数の自動販売機10(デバイスAAAAAA、デバイスBBBBBB、デバイスCCCCCC)のうち、作業者(携帯端末20)がデバイスAAAAAAの自動販売機10に近づいて、デバイスAAAAAAの自動販売機10と携帯端末20とが通信接続される場合について説明する。
最初の状態において、複数の自動販売機10(デバイスAAAAAA、デバイスBBBBBB、デバイスCCCCCC)から出力される電波の出力値は、互いに略等しい。時間t1において、最大の電波強度であるデバイスAAAAAAの電波強度と、最小の電波強度であるデバイスCCCCCCの電波強度との差がΔr1となる。なお、Δr1は、k1<Δr1<k2の条件を満たす。また、k1およびk2は、予め定められたしきい値である。
時間t2において、最大の電波強度であるデバイスAAAAAAの電波強度と、デバイスBBBBBBの電波強度との差がΔr2となる。なお、Δr2は、k1<Δr2<k2の条件を満たす。これにより、最大の電波強度であるデバイスAAAAAAの電波強度と、その他のデバイス(BBBBBB、CCCCCC)の電波強度との差、Δr1、Δr2が、k1より大きくk2より小さいという条件を満たすことになる。
k1<Δr1<k2の条件を満たし、かつ、k1<Δr2<k2の条件を満たすことに基づいて、制御部21は、時間t2において、デバイスAAAAAAの自動販売機10から出力される電波の出力値を大きくするように制御を行う。これにより、デバイスAAAAAAの自動販売機10の近距離無線通信の電波強度がさらに大きくなる。また、デバイスAAAAAAの自動販売機10の近距離無線通信の電波強度と、デバイスBBBBBB、CCCCCCの自動販売機10の近距離無線通信の電波強度との差が大きくなる。
時間t3において、最大の電波強度であるデバイスAAAAAAの電波強度と、デバイスCCCCCCの電波強度との差がΔr3となる。なお、Δr3は、k3≦Δr3の条件を満たす。k3≦Δr3の条件を満たすことに基づいて、制御部21は、時間t3において、デバイスCCCCCCの自動販売機10から出力される電波の出力値を小さくするように制御を行う。これにより、デバイスCCCCCCの自動販売機10の近距離無線通信の電波強度がさらに小さくなる。なお、k3は、予め定められたしきい値である。
時間t4において、最大の電波強度であるデバイスAAAAAAの電波強度と、デバイスBBBBBBの電波強度との差がΔr4となる。なお、Δr4は、k3≦Δr4の条件を満たす。k3≦Δr4の条件を満たすことに基づいて、制御部21は、時間t4において、デバイスBBBBBBの自動販売機10から出力される電波の出力値を小さくするように制御を行う。これにより、デバイスBBBBBBの自動販売機10の近距離無線通信の電波強度がさらに小さくなる。
制御部21は、時間t5において、携帯端末20に対する近距離無線通信の電波強度が大きいデバイスAAAAAAの自動販売機10と、携帯端末20とを通信接続する制御を行う。制御部21は、携帯端末20とデバイスAAAAAAの自動販売機10との通信接続が終了されるまで、デバイスAAAAAAの自動販売機10から出力される電波の出力値を大きい状態で維持する。
制御部21は、デバイスCCCCCCの自動販売機10から出力される電波の出力値を小さくしてから所定時間t10経過した場合(時間t3から所定時間t10が経過した場合)、時間t6において、デバイスCCCCCCの自動販売機10から出力される電波の出力値を初期の出力値に戻す制御を行う。
制御部21は、デバイスBBBBBBの自動販売機10から出力される電波の出力値を小さくしてから所定時間t10経過した場合(時間t4から所定時間t10が経過した場合)、時間t7において、デバイスBBBBBBの自動販売機10から出力される電波の出力値を初期の出力値に戻す制御を行う。
時間t8において、作業者によるデバイスAAAAAAの自動販売機10に対する作業が終了して、デバイスAAAAAAの自動販売機10と携帯端末20との通信接続が切断されると、制御部21は、デバイスAAAAAAの自動販売機10から出力される電波の出力値を小さくするように制御を行う。具体的には、制御部21は、デバイスAAAAAAの自動販売機10から出力される電波の出力値を0にするように制御を行う。つまり、携帯端末20との通信接続が切断された直後の自動販売機10は、近距離無線通信の電波を発信しない。これにより、携帯端末20が他の自動販売機10(デバイスBBBBBB、CCCCCC)と通信接続しやすくすることができる。
制御部21は、デバイスAAAAAAの自動販売機10から出力される電波の出力値を小さくして(0にして)から所定時間t20経過した場合(時間t8から所定時間t20が経過した場合)、時間t9において、デバイスAAAAAAの自動販売機10から出力される電波の出力値を初期の出力値に戻す制御を行う。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、携帯端末20に対する複数の自動販売機10の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、複数の自動販売機10の中から携帯端末20に通信接続する自動販売機10を決定する制御部21を設ける。これにより、複数の自動販売機10が隣接して設置され、携帯端末20に対して複数の自動販売機10が通信接続可能である場合でも、特定の自動販売機10を携帯端末20に対して自動的に通信接続させることができるので、携帯端末20を操作して作業者が特定の自動販売機10を選択する作業を行う必要がない。その結果、複数の自動販売機10のうち特定の自動販売機10に携帯端末20を通信接続する場合に、作業者の作業負担を軽減することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部21を、携帯端末20に対する近距離無線通信の電波強度が大きい自動販売機10と、携帯端末20とを通信接続する制御を行うように構成する。ここで、携帯端末20に対する近距離無線通信の電波強度は携帯端末20を自動販売機10に近づけることにより大きくなるので、通信接続したい特定の自動販売機10に、携帯端末20を近づけることにより、携帯端末20と特定の自動販売機10とを容易に通信接続させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部21を、携帯端末20に対する複数の自動販売機10の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、携帯端末20に対する近距離無線通信の電波強度が小さい自動販売機10から出力する電波の出力値を小さくする制御を行うように構成する。これにより、携帯端末20に接続したい特定の自動販売機10とは別の自動販売機10から出力される電波の出力値を小さくすることができるので、特定の自動販売機10から出力される電波と他の自動販売機10から出力される電波とが干渉するのを抑制することができる。これにより、携帯端末20を特定の自動販売機10に確実に通信接続することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部21を、携帯端末20に複数の自動販売機10を全体的に通信接続する全体モードの場合に、携帯端末20に通信接続する自動販売機10の順番を設定して、設定した順番に基づいて携帯端末20に複数の自動販売機10を順次通信接続するように構成する。これにより、複数の自動販売機10から情報を取得または複数の自動販売機10に対して情報を送信する場合に、携帯端末20を順次複数の自動販売機10に通信接続する操作を作業者が行う必要がない。これにより、複数の自動販売機10の各々に対して携帯端末20を通信接続する場合においても、作業者の作業負担を軽減することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部21を、携帯端末20に個別に自動販売機10を接続する個別モードの場合に、携帯端末20に対して通信接続可能な自動販売機10を複数の自動販売機10のうちの一部とするように、複数の自動販売機10から出力する電波の出力値を各々小さくする制御を行うように構成する。これにより、複数の自動販売機10の各々から出力される電波のうち携帯端末20が受信可能な電波を限定することができるので、携帯端末20に通信接続したい自動販売機10に携帯端末20を近づけることにより、携帯端末20と特定の自動販売機10とをより容易に通信接続させることができる。また、複数の自動販売機10から出力される電波同士が干渉するのを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、複数の自動販売機10を、携帯端末20に個別に自動販売機10を接続する個別モードの場合に、複数の自動販売機10から各々発信する携帯端末20に対するアドバタイズ信号のタイミングを互いにずらすように構成する。これにより、複数の自動販売機10から発信されるアドバタイズ信号の電波同士が干渉するのを抑制することができるので、携帯端末20に対する複数の自動販売機10の近距離無線通信の各々の電波強度を精度よく測定することができる。また、無線通信の質を向上させることができる。
(変形例)
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、自動販売機と、携帯端末とが、Bluetooth(登録商標)通信の規格により通信接続される構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機と、携帯端末とが、無線LAN通信、赤外線通信、NFC通信などの近距離無線通信の規格により通信接続されてもよい。
また、上記実施形態では、特許請求の範囲における「制御部」が携帯端末に設けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、特許請求の範囲における「制御部」は、自動販売機に設けられていてもよいし、自動販売機および携帯端末とは別個に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、3つの自動販売機が設けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、3つ以外の複数(2つまたは4つ以上)の自動販売機が設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、複数の自動販売機の各々に対して、携帯端末を順次通信接続する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、複数の自動販売機に対して、同時に携帯端末を通信接続して、複数の自動販売機に対して並行してまたは一括して作業を行ってもよい。
10 自動販売機
20 携帯端末
21 制御部
100 自動販売機システム

Claims (10)

  1. 複数の自動販売機と、
    前記複数の自動販売機の各々と近距離無線通信を行うことが可能な携帯端末と、
    前記携帯端末に対する前記複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、前記複数の自動販売機の中から前記携帯端末に通信接続する前記自動販売機を決定し、作業者の操作を受け付けることなく、決定した自動販売機と携帯端末とを通信接続する制御部と、を備える、自動販売機システム。
  2. 前記制御部は、前記携帯端末に対する近距離無線通信の電波強度が大きい前記自動販売機と、前記携帯端末とを通信接続する制御を行うように構成されている、請求項1に記載の自動販売機システム。
  3. 前記制御部は、前記携帯端末に対する前記複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、前記携帯端末に対する近距離無線通信の電波強度が小さい前記自動販売機から出力する電波の出力値を小さくする制御を行うように構成されている、請求項1または2に記載の自動販売機システム。
  4. 前記制御部は、前記携帯端末に前記複数の自動販売機を全体的に通信接続する全体モードの場合に、前記携帯端末に通信接続する前記自動販売機の順番を設定して、設定した順番に基づいて前記携帯端末に前記複数の自動販売機を順次通信接続するように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の自動販売機システム。
  5. 前記制御部は、前記携帯端末に個別に前記自動販売機を接続する個別モードの場合に、前記携帯端末に対して通信接続可能な前記自動販売機を前記複数の自動販売機のうちの一部とするように、前記複数の自動販売機から出力する電波の出力値を各々小さくする制御を行うように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の自動販売機システム。
  6. 前記複数の自動販売機は、前記複数の自動販売機から各々発信する前記携帯端末に対するアドバタイズ信号のタイミングを互いにずらすように構成されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の自動販売機システム。
  7. 複数の自動販売機と、
    前記複数の自動販売機の各々と近距離無線通信を行うことが可能な携帯端末と、
    前記携帯端末に対する前記複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、前記複数の自動販売機の中から前記携帯端末に通信接続する前記自動販売機を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記携帯端末に対する前記複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、前記携帯端末に対する近距離無線通信の電波強度が小さい前記自動販売機から出力する電波の出力値を小さくする制御を行うように構成されている、自動販売機システム。
  8. 複数の自動販売機と、
    前記複数の自動販売機の各々と近距離無線通信を行うことが可能な携帯端末と、
    前記携帯端末に対する前記複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、前記複数の自動販売機の中から前記携帯端末に通信接続する前記自動販売機を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記携帯端末に前記複数の自動販売機を全体的に通信接続する全体モードの場合に、前記携帯端末に通信接続する前記自動販売機の順番を設定して、設定した順番に基づいて前記携帯端末に前記複数の自動販売機を順次通信接続するように構成されている、自動販売機システム。
  9. 複数の自動販売機と、
    前記複数の自動販売機の各々と近距離無線通信を行うことが可能な携帯端末と、
    前記携帯端末に対する前記複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、前記複数の自動販売機の中から前記携帯端末に通信接続する前記自動販売機を決定する制御部と、を備え、
    前記複数の自動販売機は、前記複数の自動販売機から各々発信する前記携帯端末に対するアドバタイズ信号のタイミングを互いにずらすように構成されている、自動販売機システム。
  10. 無線通信を制御する制御部により、携帯端末に対する複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度を取得し、
    前記制御部により、前記携帯端末に対する前記複数の自動販売機の近距離無線通信の各々の電波強度に応じて、前記複数の自動販売機の中から前記携帯端末に通信接続する前記自動販売機を決定し、
    作業者の操作を受け付けることなく、前記制御部により、決定した自動販売機と携帯端末とを通信接続する、無線通信接続方法。
JP2020020419A 2020-02-10 2020-02-10 自動販売機システムおよび無線通信接続方法 Active JP7476552B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020020419A JP7476552B2 (ja) 2020-02-10 2020-02-10 自動販売機システムおよび無線通信接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020020419A JP7476552B2 (ja) 2020-02-10 2020-02-10 自動販売機システムおよび無線通信接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021125167A JP2021125167A (ja) 2021-08-30
JP7476552B2 true JP7476552B2 (ja) 2024-05-01

Family

ID=77459247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020020419A Active JP7476552B2 (ja) 2020-02-10 2020-02-10 自動販売機システムおよび無線通信接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7476552B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109617A (ja) 2000-09-29 2002-04-12 Casio Comput Co Ltd 自動販売機システム
JP2017174320A (ja) 2016-03-25 2017-09-28 ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company 飲食物払出装置、及び携帯端末

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109617A (ja) 2000-09-29 2002-04-12 Casio Comput Co Ltd 自動販売機システム
JP2017174320A (ja) 2016-03-25 2017-09-28 ザ コカ・コーラ カンパニーThe Coca‐Cola Company 飲食物払出装置、及び携帯端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021125167A (ja) 2021-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10810565B2 (en) Vending data communications systems
US10755257B2 (en) System and methods associated with vending machine telemetry, replenishment, and configuration utilizing multiple types communication networks
US10497200B2 (en) System and method for remotely controlling dispensing of product(s) from a vending device
US6772048B1 (en) Vending machine system
US7085556B2 (en) Vending machine
CA2927069C (en) System and method providing improved user experience in a fuel dispensing environment
CN111095366B (zh) 自动售货机、自动售货机***、以及自动售货机***的结算方法
US20150235202A1 (en) Method and system for cashless transactions at vending machines
US20120089468A1 (en) Lottery Ticket Purchase Apparatus And Method
CN102289764A (zh) 自动售货***及方法
US20120259459A1 (en) System and method for auto-machine menu configuration
EP3477607B1 (en) Methods, systems, and devices for loading currency into an electronic wallet
US20170161729A1 (en) Method of Exchanging Currencies Using an Offline Point of Sale Third Party Payment System and Internet-connected Mobile Computing Device
EP3435309A1 (en) System and method for vending device inventory management
JP7476552B2 (ja) 自動販売機システムおよび無線通信接続方法
KR102000134B1 (ko) 현금영수증 발급이 가능한 자동판매기, 그 자동판매기 관리 시스템 및 그 자동판매기용 현금인식기
WO2019139124A1 (ja) 取引管理システム及び取引管理方法
KR20140049636A (ko) 주문/결제 서비스 제공 시스템 및 그 제어 방법
JP2012094070A (ja) 自動販売機
US20230055855A1 (en) Vending machine system
KR20210009048A (ko) IoT 기반 무인 스토어 관리 시스템
KR20170001787A (ko) 비콘을 이용한 자동판매기 시스템
JP3247408U (ja) 現金チャージシステム
US20230245088A1 (en) System and method for enabling multiple modes cashless transactions over kiosk
CN111583511B (zh) 自动售货机、其设定数据的设定方法以及自动售货机***

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7476552

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150