JP7476144B2 - 衝突回避制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、衝突回避制御装置に関する。
自動車等の車両に適用され、車両と物体との衝突の可能性を判定し、衝突の可能性が高い場合に、車両を減速または停止させて、衝突を回避する衝突回避制御が知られている。この衝突回避制御には、直進する車両の前方の物体への追突の回避のほか、車両が交差点を折進する際に、交差点を折進前の車両と同方向に直進して交差点を通過する歩行者または二輪車等の移動体が存在する場合には、その交差点を通過する移動体との巻き込みによる衝突を回避することが要求される。
しかし、交差点を折進する車両と交差点を通過する移動体との衝突を回避する制御については、確立されたものがなく、車両メーカ等から種々の提案がなされている。そのような衝突を回避する制御技術として、例えば、自車両の後方の二輪車を検出し、交差点での自車両との接近度合を検出し、自車両と二輪車との接触を回避するための運転支援を行う技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2017-224164号公報
しかしながら、従来の衝突回避制御では、自車両の後方の歩行者または二輪車を検知する領域についての規定がなく、検知が不要な領域(例えばガードレールで区画された歩道等)での歩行者等が検知されることにより誤ブレーキ等の不要な制御が実行される可能性があるという課題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、検知不要な領域での移動物標の誤認識を回避することができ、自車両と移動物標との衝突の回避の精度を向上することができる衝突回避制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る衝突回避制御装置は、車両に搭載され、前記車両と該車両の後方の車道を移動する移動物標との巻き込みによる衝突を回避する制御を行う衝突回避制御装置であって、前記車両の位置を推定する位置推定部と、前記車両の折進する側の側方の、高精度地図データが示す物標、または、前記車両に搭載されたライダにより検出された物標に基づいて、移動物標を認識するため、該車両の折進する側の側方から後方に向かって広がる対象領域を変更する領域変更部と、前記領域変更部により変更された前記対象領域に存在する移動物標を認識する認識部と、前記位置推定部により推定される前記車両の位置に基づく移動経路が前方の交差点を折進する経路であり、前記認識部により認識された移動物標が前記交差点で該車両と衝突する可能性がある場合、該車両と該移動物標との衝突を回避するように、該車両を制御する車両制御部と、を備え、前記領域変更部は、前記車両の走行速度が速いほど前記対象領域の該車両の走行方向の幅が小さくなるように変更することを特徴とする。
本発明によれば、検知不要な領域での移動物標の誤認識を回避することにより誤作動を抑制し、自車両と移動物標との衝突の回避の精度を向上することができる。
図1は、実施形態に係る車両の電気的構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る車両の自動運転ECUの機能的なブロック構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る車両において車速に応じて対象領域の縦幅を決定する動作を説明する図である。 図4は、実施形態に係る車両において車両の横方向に物標等に応じて対象領域の横幅を決定する動作を説明する図である。 図5は、実施形態に係る車両における折進時衝突回避処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に、図1~図5を参照しながら、本発明に係る衝突回避制御装置の実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(車両の電気的構成)
図1は、実施形態に係る車両の電気的構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る車両1の電気的構成について説明する。
図1に示す車両1は、ユーザの運転操作を要せずに自動で走行を可能とする自動運転機能を搭載した車両である。図1に示すように、車両1は、各部を制御するための複数のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)を備えている。各ECUは、マイコン(マイクロコントローラユニット)を備えており、当該マイコンは、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリとを内蔵している。
具体的には、車両1は、図1に示すように、駆動ECU11と、操舵ECU12と、ブレーキECU13と、メータECU14と、ボディECU15と、自動運転ECU31と、を備えており、各ECUは、バスライン19を介して、互いに通信可能となるように接続されている。バスライン19は、例えば、CAN(Controller Area Network)等のシリアル通信プロトコルに基づく通信を実現する。なお、CANに限定されるものではなく、その他のシリアル通信プロトコルが適用されてもよい。
また、車両1は、自動運転ECU31に接続される、ライダ(LiDAR:Light Detection And Ranging)ECU32と、単眼カメラECU33と、を備えている。さらに、車両1は、駆動装置21と、操舵装置22と、制動装置23と、緊急停止スイッチ24と、全方位ライダ34と、測位信号受信部35と、車速センサ36と、表示装置37と、スピーカ38と、ライダ42と、単眼カメラ43と、を備えている。
駆動ECU11は、車両1の駆動装置21を制御するECUである。駆動装置21は、駆動源として、エンジンまたはモータのうち少なくともいずれかを備えている。また、駆動装置21は、必要に応じて、駆動源からの駆動力を変速して出力する変速機を備える。
操舵ECU12は、車両1の操舵装置22を制御するECUである。操舵装置22は、例えば、電動モータのトルクをステアリング機構に伝達する電動パワーステアリング装置である。ステアリング機構は、例えば、ラックアンドピニオン式のステアリングギヤを含み、電動モータのトルクによりラック軸が車幅方向に移動すると、当該ラック軸の移動に伴って左右の操向輪が左右に転舵するように構成されている。
ブレーキECU13は、車両1の制動装置23を制御するECUである。制動装置23は、油圧式であってもよいし、電動式であってもよい。例えば、制動装置23が油圧式である場合、制動装置23は、ブレーキアクチュエータを備え、当該ブレーキアクチュエータの機能により各車輪に設けられたブレーキのホイールシリンダに油圧を分配し、その油圧により各ブレーキから駆動輪を含む車輪に制動力を付与する。
メータECU14は、車両1のメータパネルの各部を制御するECUである。メータパネルは、車速およびエンジン回転数を表示する計器類、および、各種の情報を表示するための液晶ディスプレイ等の表示器を含む。また、メータECU14は、自動運転の緊急停止を指示するために操作される緊急停止スイッチ24が接続されている。
ボディECU15は、車両のイグニッションスイッチがオフの状態でも動作の必要がある左右の各ウィンカおよびドアロックモータ等を制御するECUである。
自動運転ECU31は、自動運転制御の中枢となるECUであり、衝突回避制御装置の一例である。また、自動運転ECU31は、メモリ41を備えている。メモリ41は、後述する高精度地図データ等を記憶するフラッシュメモリ等の不揮発性記憶装置である。
自動運転ECU31は、図1に示すように、ライダECU32、単眼カメラECU33、全方位ライダ34、測位信号受信部35、車速センサ36、表示装置37、およびスピーカ38が接続されている。
ライダECU32は、例えば6個のライダ42(FR、FM、FL、RR、RM、RL)が接続され、各ライダ42により検出された検出信号を受信して処理するECUである。また、ライダECU32は、例えば、イーサネット(登録商標)規格の通信ケーブルを介して、自動運転ECU31と通信可能に接続されており、ライダ42から受信した検出信号について処理を行ったデータを自動運転ECU31に送信する。ライダ42は、探索範囲にレーザ光を照射し、当該探索範囲内に存在する物体からの反射光を受光して、当該反射光に応じた検出信号を出力することにより、物体までの距離および方向を測定する装置である。ライダ42は、例えば、車両1のフロントバンパの左端、中央および右端、ならびにリヤバンパの左端、中央および右端にそれぞれ配置されている。なお、ライダ42の個数および配置箇所は、上述したものに限定されるものではなく、異なる個数および異なる配置箇所であってもよい。
単眼カメラECU33は、単眼カメラ43が接続され、単眼カメラ43により撮像された静止画の画像信号を受信して処理することにより画像データを生成するECUである。また、単眼カメラECU33は、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格の通信ケーブルを介して、自動運転ECU31と通信可能に接続されており、単眼カメラ43から受信した画像信号について処理を行った画像データを自動運転ECU31に送信する。単眼カメラ43は、車両1の前方または後方のうち少なくともいずれかの探索範囲の静止画を所定のフレームレートで連続して撮像可能なカメラである。
全方位ライダ34は、360°全方位にレーザ光を照射し、探索範囲内に存在する物体からの反射光を受光して、その反射光に応じた検出信号を出力する装置である。全方位ライダ34は、例えば、イーサネット規格の通信ケーブルを介して、自動運転ECU31通信可能に接続され、検出信号を自動運転ECU31に出力する。全方位ライダ34により検出された検出信号は、自動運転ECU31で物体を表す点群データに変換される。
測位信号受信部35は、GNSS(Global Navigation Satellite System)に基づき、測位衛星から測位信号を受信する受信装置である。測位信号受信部35は、例えば、USB規格の通信ケーブルを介して、自動運転ECU31と通信可能に接続されており、受信した測位信号を自動運転ECU31に出力する。自動運転ECU31は、測位信号受信部35から受信した測位信号に基づいて、車両1が存在する地点を検出する。なお、GNSSの一例として、例えばGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)等が挙げられる。
車速センサ36は、例えば車両1の車輪の付近に設置され、当該車輪の回転速度または回転数を示す車速パルスを生成するセンサである。車速センサ36は、自動運転ECU31と通信可能に接続されており、生成した車速パルスを自動運転ECU31に出力する。自動運転ECU31は、車速センサ36から受信した車速パルスをカウントすることによって車両1の車速を求める。
表示装置37は、車両1の車室内のダッシュボード等に設置された、地図情報および物体の認識情報等を表示するLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、またはOELD(Organic Electro-Luminescent Display:有機ELディスプレイ)等の表示装置である。表示装置37は、自動運転ECU31と通信可能に接続されている。
スピーカ38は、車両1の車室内に設置された、音および音声を出力する音響装置である。スピーカ38は、自動運転ECU31と通信可能に接続されている。
(車両の自動運転ECUの機能的なブロック構成)
図2は、実施形態に係る車両の自動運転ECUの機能的なブロック構成の一例を示す図である。図3は、実施形態に係る車両において車速に応じて対象領域の縦幅を決定する動作を説明する図である。図4は、実施形態に係る車両において車両の横方向に物標等に応じて対象領域の横幅を決定する動作を説明する図である。図2~図4を参照しながら、本実施形態に係る車両1の自動運転ECU31の機能的なブロック構成について説明する。
図2に示すように、自動運転ECU31は、位置推定部51と、対象領域変更部52(領域変更部)と、物体認識部53(認識部)と、周辺情報統合部54と、経路計画部55と、安全確認部56(判断部)と、車両制御部57と、出力制御部58と、記憶部59と、を有する。
位置推定部51は、測位信号受信部35から受信した測位信号と、記憶部59に記憶されている高精度地図のデータである高精度地図データとをマッチングさせて、車両1の位置(自己位置)を推定する機能部である。高精度地図データは、高精度な三次元地図の情報であり、例えば、道路の幅、区画線、路肩の線、交差点(信号)の停止線、横断歩道、標識、ガードレール、縁石、歩道等の情報が含まれる。位置推定部51は、推定した自己位置の情報を、周辺情報統合部54に出力する。なお、位置推定部51は、全方位ライダ34から受信した検出信号を用いて自己位置の推定精度を高めてもよい。
対象領域変更部52は、ライダECU32から受信したデータ、全方位ライダ34から受信した検出信号、および車速センサ36から受信した車速パルス等に基づいて、物体認識部53が二輪車および歩行者等の物標を認識(検知)するための対象領域を変更する機能部である。ここで、二輪車とは、例えば自動二輪車および自転車等である。対象領域変更部52は、変更した対象領域の情報を、物体認識部53に出力する。
具体的には、対象領域変更部52は、車速センサ36から受信した車速パルスから車両1の走行速度を算出し、当該走行速度に基づいて、図3に示すように、物体認識部53が物標を認識(検知)するための対象領域Aの走行方向の幅(以下、縦幅と称する場合がある)を決定する。また、対象領域Aは、図3に示すように、例えば、車両1の左後方から接近する二輪車および歩行者等の移動物標との巻き込みによる衝突を回避するために、車両1の左側方から左後方に向かって広がる矩形領域として設定されるものとする。図3では、車両1が、後述するように経路計画部55により計画された計画経路PRに沿って、交差点Cにおいて左折する場合の例を示しており、車両1の左後方において、車両1の走行方向と同一方向に二輪車2が走行している状態を示している。交差点Cは、十字路、丁字路または複数の道路が交差する部分であり、例えば、道路の各側線の交差点側の端点(始端)を結ぶ線によって囲まれた部分をいい、交差する道路に停止線および横断歩道が設けられている場合、停止線よりも中央側かつ横断歩道が含まれる部分をいう。
例えば、図3(a)に示すように、対象領域変更部52は、算出した車両1の走行速度が遅いほど、対象領域Aの縦幅を大きくなるように変更する。これは、車両1の走行速度が遅いほど左折する場合の速度も遅くなるため、対象領域Aについて走行方向の幅を広くしておく必要があるためである。一方、図3(b)に示すように、対象領域変更部52は、算出した車両1の走行速度が速いほど、対象領域Aの縦幅が小さくなるように変更する。これは、自転車または歩行者等は通常、車両1よりも移動速度が遅いため、車両1の走行速度が速い場合には対象領域Aの走行速度の幅を狭くしても、左折処理等の対応が可能であるためである。なお、対象領域変更部52は、車速センサ36からの車速パルスに基づく車両1の実際の走行速度だけでなく、例えば、後述する経路計画部55により作成された計画経路データに含まれる車両1の目標速度、または左折するために算出された速度等に基づいて、対象領域Aの縦幅を決定するものとしてもよい。また、対象領域変更部52は、車両1の走行速度だけでなく、物体認識部53により認識される移動物標の速度等に基づいて、対象領域Aの縦幅を決定するものとしてもよい。
また、対象領域変更部52は、ライダECU32から受信したデータ、および全方位ライダ34から受信した検出信号に基づいて検知した車両1の側方の道路縁、縁石の有無、縁石の高さ、ガードレールの有無および歩道の有無等に基づいて、図4に示すように、対象領域Aの車両1の幅方向の幅(以下、横幅と称する場合がある)を決定する。例えば、対象領域変更部52は、まず、車両1が走行している車道の道路縁において縁石、ガードレールおよび歩道の有無を検知する。このとき、対象領域変更部52は、道路縁にガードレールを検知した場合、当該ガードレールを基準として車道とは反対側を通行する二輪車および歩行者等が車道内に進入する虞がないものとして、対象領域Aの横幅を車両1の中心から当該ガードレールまでとなるように決定する。また、対象領域変更部52は、道路縁に縁石を検知した場合、当該縁石の高さを求め、当該高さが所定値以上であるか否かを判定する。縁石の高さが所定値以上である場合、当該縁石を超えて二輪車および歩行者等が車道内に進入する虞がないものとして、対象領域変更部52は、図4(a)に示すように、対象領域Aの横幅を車両1の中心から当該縁石(図4(a)に示す縁石CB1)までとなるように決定する。この場合、図4(a)に示すように、対象領域Aに歩行者Mは含まれない。また、縁石の高さが所定値未満であって、図4(b)に示すように、縁石に対して車道とは反対側に歩道WKを検知した場合、二輪車または歩行者等が歩道WKから車道に進入する虞があるものとして、対象領域変更部52は、図4(b)に示すように、対象領域Aの横幅を車両1の中心から歩道WKの車道の反対側の端までとなるように決定する。この場合、図4(b)に示すように、対象領域Aに歩行者Mが含まれることになる。また、縁石に対して車道とは反対側に歩道WKを検知しない場合、対象領域変更部52は、対象領域Aの横幅を車両1の中心から縁石までとなるように決定すればよい。
対象領域変更部52は、上述した方法により決定した縦幅および横幅となるように、対象領域Aを変更する。なお、対象領域変更部52は、上述の方法に限定されず、例えば、記憶部59に記憶されている高精度地図データを用いて、道路縁、縁石の有無、縁石の高さ、ガードレールの有無および歩道の有無等を検知するものとしてもよい。また、対象領域変更部52は、ガードレールを検知した場合であっても、ガードレールが途切れた箇所については、当該箇所に対応する歩道を対象領域Aに含めるように変更してもよい。
物体認識部53は、単眼カメラECU33により生成された画像データ、および全方位ライダ34から受信した検出信号により求まる物標(車両、二輪車、歩行者、建物、縁石等の障害物)までの距離の情報に基づいて、対象領域変更部52により変更された対象領域Aに存在する物体である物標を認識する機能部である。物体認識部53は、認識した物標の情報を、周辺情報統合部54に出力する。
周辺情報統合部54は、物体認識部53の物標の認識結果、位置推定部51の自己位置の推定結果、およびライダECU32から受信したデータに基づいて、記憶部59に記憶されている高精度地図データが示す地図上に、車両1および車両1以外の二輪車および歩行者等の物標を配置(統合)した周辺情報統合地図データを作成する機能部である。周辺情報統合部54は、作成した周辺情報統合地図データを、経路計画部55に出力する。
経路計画部55は、周辺情報統合部54により作成された周辺情報統合地図データに基づいて、車両1を目標地点に移動させるための計画経路および当該計画経路上の各地点での目標速度を含めて計画する機能部である。経路計画部55は、計画した計画経路および目標速度を含む計画経路データを作成し、安全確認部56、車両制御部57および出力制御部58に出力する。
安全確認部56は、周辺情報統合部54により作成された周辺情報統合地図データ、および経路計画部55により作成された計画経路データに基づいて、車両1の計画経路上の安全性を確認する機能部である。
具体的には、安全確認部56は、車両1の自動運転走行時に、計画経路内に図3および図4に示すような交差点Cでの左折が含まれる場合、車両1が当該交差点Cから所定距離手前の位置に達すると、以下の左折前安全確認処理を実行する。左折前安全確認処理では、安全確認部56は、まず、周辺情報統合地図データを参照して、交差点Cに向かって進行する二輪車または歩行者等の移動物標が対象領域Aに含まれるか否かを確認する。対象領域Aに交差点Cに向かって進行する移動物標が存在しない場合、安全確認部56は、車両1が交差点Cで左折する前の安全が確認されたものと判断する。すなわち、安全確認部56は、交差点Cで車両1と移動物標とが衝突する可能性がないと判断する。一方、対象領域Aに交差点Cに向かって進行する移動物標が存在する場合、安全確認部56は、高精度地図上において、当該移動物標が交差点Cを通過すると仮定し、当該移動物標の移動経路を予測する。そして、安全確認部56は、予測した移動経路(以下、予測経路という)が交差点Cを左折して進行する車両1の計画経路と交差点Cで交差する場合、車両1の計画経路データに含まれる各地点での目標車速から、車両1が計画経路と予測経路との交点に到達するまでの車両到達時間を算出する。さらに、安全確認部56は、移動物標の移動速度から、当該移動物標が計画経路と予測経路との交点に到達するまでの移動体到達時間を算出する。そして、安全確認部56は、車両到達時間と移動体到達時間とを比較する。車両到達時間と移動体到達時間との差分が所定値以下である場合、安全確認部56は、車両1と移動物標とが計画経路と予測経路との交点に同時に到着して巻き込みによる衝突の可能性があると予測し、車両1が交差点Cで左折する前の安全が確認されないものと判断する。すなわち、安全確認部56は、交差点Cで車両1と移動物標とが衝突する可能性があると判断する。一方、車両到達時間と移動体到達時間との差分が所定値よりも大きい場合、安全確認部56は、車両1が交差点Cを左折して進行しても、車両1と移動物標との巻き込みによる衝突が生じないと判断し、車両1が交差点Cで左折する前の安全が確認されたものと判断する。すなわち、安全確認部56は、交差点Cで車両1と移動物標とが衝突する可能性がないと判断する。
車両制御部57は、経路計画部55により作成された計画経路データ、および安全確認部56による計画経路上の車両1の安全性の確認結果に基づいて、車両1が計画経路に沿って走行させつつ、車両1と移動物標との衝突を回避するように、駆動ECU11、操舵ECU12およびブレーキECU13等に指令を出力することにより車両1の走行を制御する機能部である。
出力制御部58は、表示装置37の表示制御、およびスピーカ38の音声出力制御を行う機能部である。例えば、出力制御部58は、周辺情報統合部54により作成された周辺情報統合地図データ、経路計画部55により作成された計画経路データ等を表示装置37に表示させる。また、出力制御部58は、安全確認部56により車両1が交差点Cで左折する前の安全が確認されないものと判断された場合、後述する折進時衝突回避処理の一例として、スピーカ38に衝突の可能性等の警告音を出力させるものとしてもよい。すなわち、車両1と移動物標との衝突を回避するように、車両1を制御することとは、スピーカ38からの警告音の出力、および表示装置37における警告表示のうち少なくともいずれかを行うことを含む主旨である。なお、スピーカ38からの警報音の出力、および表示装置37における警報表示のうちいずれかだけを行った場合にはユーザはそれに応じて緊急停止スイッチ24を操作し、図示していないが、備えているブレーキ操作部(ブレーキペダル)およびアクセル操作部(アクセルペダル)等の操作部を操作し、車両1と移動物標との衝突を手動で回避することが可能となるようにしてもよい。
上述の位置推定部51、対象領域変更部52、物体認識部53、周辺情報統合部54、経路計画部55、安全確認部56、車両制御部57および出力制御部58は、例えば、図1に示す自動運転ECU31のCPUによりプログラムが実行されることによって実現される。なお、これらの機能部の一部または全部は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
記憶部59は、高精度地図データ等の情報を記憶する機能部である。記憶部59は、図1に示すメモリ41によって実現される。なお、記憶部59は、外部のHDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等の記憶装置によって実現されてもよい。
なお、図2に示した自動運転ECU31の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図2で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図2の1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
(車両における折進時衝突回避処理の流れ)
図5は、実施形態に係る車両における折進時衝突回避処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5を参照しながら、本実施形態に係る車両1の折進時衝突回避処理の流れについて説明する。なお、車両1は自動運転により走行しているものとして、図3または図4に示すように、交差点Cへ向かって走行しているものとして説明する。
<ステップS11>
車両1が自動運転により走行している場合において、対象領域変更部52は、車速センサ36から受信した車速パルスから車両1の走行速度を算出し、当該走行速度に基づいて、物体認識部53が物標を認識(検知)するための対象領域Aの縦幅を決定する。なお、対象領域Aの縦幅の決定方法については、上述した通りである。そして、ステップS12へ移行する。
<ステップS12>
さらに、対象領域変更部52は、ライダECU32から受信したデータ、および全方位ライダ34から受信した検出信号に基づいて検知した道路縁、縁石の有無、縁石の高さ、ガードレールの有無および歩道の有無等に基づいて、対象領域の横幅を決定する。なお、対象領域Aの横幅の決定方法については、上述した通りである。そして、ステップS13へ移行する。
<ステップS13>
そして、対象領域変更部52は、決定した縦幅および横幅となるように、対象領域Aを変更する。対象領域変更部52は、変更した対象領域Aの情報を、物体認識部53に出力する。そして、ステップS14へ移行する。
<ステップS14>
さらに、車両1が自動運転により走行している場合において、位置推定部51は、測位信号受信部35から受信した測位信号と、記憶部59に記憶されている高精度地図データとをマッチングさせて、車両1の位置(自己位置)を推定する。また、物体認識部53は、単眼カメラECU33により生成された画像データ、および全方位ライダ34から受信した検出信号により求まる物標までの距離の情報に基づいて、対象領域変更部52により変更された対象領域Aに存在する移動物標を認識する。また、周辺情報統合部54は、物体認識部53の物標の認識結果、位置推定部51の自己位置の推定結果、およびライダECU32から受信したデータに基づいて、記憶部59に記憶されている高精度地図データが示す地図上に、移動物標を配置(統合)した周辺情報統合地図データを作成する。そして、安全確認部56は、車両1の自動運転走行時に、計画経路内に交差点Cでの左折が含まれる場合、車両1が当該交差点Cから所定距離手前の位置に達すると、上述の左折前安全確認処理を実行する。そして、ステップS15へ移行する。
<ステップS15>
安全確認部56による左折前安全確認処理の結果、車両1が交差点Cで左折する前の安全が確認されたものと判断された場合(ステップS15:Yes)、ステップS23へ移行し、左折する前の安全が確認されないものと判断された場合(ステップS15:No)、ステップS16へ移行する。
<ステップS16>
左折安全確認処理の結果、車両1が交差点Cで左折する前の安全が確認されたものと判断されないものと判断された場合、経路計画部55は、車両1を減速して停車させる停止処理を行うか、または、車両1を減速のみさせて停止させない減速処理を行うかを決定さする。経路計画部55は、停止処理または減速処理のいずれを行うかは、車両1および移動物標から交差点Cまでの各距離、ならびに車両1および移動物標の各移動速度に基づいて判断する。具体的には、経路計画部55は、車両1の減速のみで、車両1が交差点Cに進入するまでに移動物標の予測経路と車両1の計画経路との交点を移動物標が通過し終えるか否かを判断する。そして、経路計画部55によって、移動物標が通過し終えると判断され、減速処理を行うと決定された場合(ステップS16:減速)、ステップS17へ移行する。一方、経路計画部55によって、移動物標が通過し終えないと判断され、停止処理を行うと決定された場合(ステップS16:停止)、ステップS18へ移行する。
<ステップS17>
車両制御部57は、車両1が減速するように、車両1の各部の動作を制御する減速処理を実行する。車両制御部57により減速処理が行われている間、ステップS11に戻り、対象領域変更部52による対象領域Aの変更、および安全確認部56による左折前安全確認処理が繰り返し実行される。そして、減速処理による車両1の減速中に、対象領域Aから移動物標の存在がなくなり、安全確認部56により、車両1が交差点Cで左折する前の安全が確認された場合(ステップS15:Yes)、ステップS23へ移行する。
<ステップS18>
経路計画部55は、交差点Cの直前の位置を停止位置に設定し、車両1が停止位置で一旦停止する経路となるように計画経路を再計画する。そして、車両制御部57は、再計画された計画経路に従って、車両1が停止位置で停止するように、車両1の各部の動作が制御する停止処理を実行する。そして、ステップS19へ移行する。
<ステップS19>
車両制御部57による停止処理の開始後、停止処理が完了した場合(ステップS19:Yes)、ステップS20へ移行する。車両制御部57により停止処理が行われている間、すなわち停止処理が完了していない場合(ステップS19:No)、ステップS11に戻り、対象領域変更部52による対象領域Aの変更、および安全確認部56による左折前安全確認処理が繰り返し実行される。そして、停止処理による車両1の減速中に、対象領域Aから移動物標の存在がなくなり、安全確認部56により車両1が交差点Cで左折する前の安全が確認された場合(ステップS15:Yes)、ステップS23へ移行する。
一方、安全確認部56により、車両1が交差点Cで左折する前の安全が確認されない場合(ステップS15:No)、経路計画部55は、車両1を減速処理させるか停止処理させるかを再び判断する(ステップS16)。例えば、移動物標の移動速度が上昇して、車両1の減速のみで、車両1が交差点Cに進入するまでに移動物標の予測経路と車両1の計画経路との交点を移動物標が通過し終える状況になった場合、経路計画部55は、停止処理から減速処理に切り替える(ステップS16:減速)。
<ステップS20>
車両制御部57は、停止処理により車両1が停止位置で停止させた後、その状態が保持するように、車両1の各部の動作が制御する。そして、ステップS21へ移行する。
<ステップS21>
安全確認部56は、移動物標の予測経路と車両1の計画経路との交点を移動物標が通過し終えたか否かを確認する発進安全確認処理を実行する。そして、ステップS22へ移行する。
<ステップS22>
移動物標の予測経路と車両1の計画経路との交点を移動物標が通過し終えていない場合、安全確認部56は、車両1の発進の際の安全が確認されないと判断し(ステップS22:No)、ステップS21へ戻る。一方、移動物標の予測経路と車両1の計画経路との交点を移動物標が通過し終えた場合、安全確認部56は、車両1の発進の際の安全が確認されたと判断し(ステップS22:Yes)、ステップS23へ移行する。
<ステップS23>
そして、車両制御部57は、車両1を交差点C内に進入させ、交差点Cを左折して進行させる左折実施処理を実行する。車両制御部57による左折実施処理が終了すると、車両1の折進時衝突回避処理が終了する。
(本実施形態の効果)
以上のように、本実施形態に係る車両1の自動運転ECU31では、位置推定部51は、車両1の位置を推定し、対象領域変更部52は、車両1および車両1の周囲の物標の状態に基づいて、移動物標を認識するための領域となる対象領域を変更し、物体認識部53は、対象領域に存在する移動物標を認識し、安全確認部56は、位置推定部51により推定される車両1の位置に基づく移動経路が前方の交差点を折進する経路であり、物体認識部53により認識された移動物標が交差点で車両1と衝突する可能性がある場合、車両1と移動物標との衝突を回避するように、車両1の走行を制御するものとしている。これによって、車両1および車両1の周囲の物標の状態に基づいて、移動物標を認識するための領域となる対象領域を変更するので、検知不要な領域での移動物標の誤認識を回避することができ、自車両と移動物標との衝突の回避の精度を向上させることができる。
また、対象領域変更部52は、車両1の走行速度に応じて、対象領域の車両1の走行方向の幅(車両1の中心部または車両1の後端部から車両1の後方に所定距離までの範囲)を変更するものとしている。これによって、対象領域の走行方向の幅について、衝突回避制御が不要な移動物標に対して行われてしまうことを抑制できる。
また、対象領域変更部52は、車両1の走行速度が速いほど対象領域の走行方向の幅が小さくなるように変更するものとしている。これによって、自転車または歩行者等は通常、車両1よりも移動速度が遅いため、車両1の走行速度が速い場合には対象領域の走行速度の幅を狭くしても、折進処理の対応を可能とすることができると共に、衝突回避制御が不要な移動物標に対して行われてしまうことを抑制できる。
また、対象領域変更部52は、車両1の側方の物標に応じて、対象領域の車両1の幅方向の幅を変更するものとしている。これによって、対象領域の車両1の幅方向の幅について、衝突回避制御が不要な移動物標に対して行われてしまうことを抑制できる。
また、対象領域変更部52は、車両1の側方の縁石の有無、および、縁石に対して車両1が走行する車道の反対側の歩道の有無を判断し、縁石の高さが所定値以上である場合、対象領域の幅方向の幅を、車両1の中心から縁石までとなるように変更し、縁石の高さが所定値未満である場合、かつ歩道が存在する場合、対象領域の幅方向の幅を、車両1の中心部(中心でもよい)から歩道の車道の反対側の端までとなるように変更するものとしている。これによって、縁石が低く移動物標が歩道から車道に進入する場合も想定して対象領域を変更することができ、より効果的に衝突回避制御を実行することができる。なお、対象領域の幅方向の幅を、車両1の中心部から歩道の車道の反対側の端までとなるように変更するようにしているが、これに限られず、車両1の車幅方向の歩道側端面(ボディ面)から歩道の車道の反対側の端までとなるように変更するようにしてもよい。
(変形例)
以下、上述の実施形態の変形例に係る車両1について説明する。
上述の実施形態では、車両1が交差点Cを左折して進行する場合の折進時衝突回避処理について説明した。しかし、左折時だけでなく、一方通行の道路または中央線のない道路等において、右折する場合にも、二輪車および歩行者等の移動物標との巻き込みによる衝突が発生する場合も想定される。したがって、車両1が交差点Cを右折して進行する場合にも、上述の折進時衝突回避処理と同様の処理が行われることにより、車両1と移動物標との巻き込みによる衝突を回避することができる。この場合、安全確認部56によって、左折前安全確認処理に代えて、右折前安全確認処理が行われて、車両1の右側方から右後方に向かって広がる矩形領域を対象領域Aとして、その対象領域Aに交差点Cに向かって進行する移動物標が物体認識部53により認識されるか否かが確認され、移動物標が認識された場合には、車両1と移動物標との衝突の可能性が判断されるとよい。
また、自動運転機能を搭載した車両1を取り上げたが、自動運転機能を搭載せず、衝突回避制御による衝突回避機能を搭載した車両に適用されてもよい。車両1が自動運転を行わない場合には、例えば、車両1において運転者が左折を予告するための左ウィンカを点灯させたタイミング等で、安全確認部56によって左折前安全確認処理が開始されるものとしてもよい。
1 車両
31 自動運転ECU
51 位置推定部
52 対象領域変更部
53 物体認識部
54 周辺情報統合部
55 経路計画部
56 安全確認部
57 車両制御部
58 出力制御部
59 記憶部
A 対象領域
C 交差点
CB1、CB2 縁石
WK 歩道

Claims (3)

  1. 車両に搭載され、前記車両と該車両の後方の車道を移動する移動物標との巻き込みによる衝突を回避する制御を行う衝突回避制御装置であって、
    前記車両の位置を推定する位置推定部と、
    前記車両の折進する側の側方の、高精度地図データが示す物標、または、前記車両に搭載されたライダにより検出された物標に基づいて、移動物標を認識するための、該車両の折進する側の側方から後方に向かって広がる対象領域を変更する領域変更部と、
    前記領域変更部により変更された前記対象領域に存在する移動物標を認識する認識部と、
    前記位置推定部により推定される前記車両の位置に基づく移動経路が前方の交差点を折進する経路であり、前記認識部により認識された移動物標が前記交差点で該車両と衝突する可能性がある場合、該車両と該移動物標との衝突を回避するように、該車両を制御する車両制御部と、
    を備え
    前記領域変更部は、前記車両の走行速度が速いほど前記対象領域の該車両の走行方向の幅が小さくなるように変更する衝突回避制御装置。
  2. 前記領域変更部は、前記車両の折進する側の側方の前記物標に応じて、前記対象領域の該車両の幅方向の幅を変更する請求項1記載の衝突回避制御装置。
  3. 前記領域変更部は、
    前記物標としての縁石の高さが所定値以上である場合、前記対象領域の前記幅方向の幅を、前記車両から該縁石までとなるように変更し、
    前記縁石の高さが前記所定値未満である場合、かつ前記物標としての歩道が存在する場合、前記対象領域の前記幅方向の幅を、前記車両から前記歩道の前記車道の反対側の端までとなるように変更する請求項に記載の衝突回避制御装置。
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