JP7475553B2 - 健全度診断装置および健全度診断方法 - Google Patents

健全度診断装置および健全度診断方法 Download PDF

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Description

本開示は、機器の健全度を診断する健全度診断装置および健全度診断方法に関する。
従来、鉄道車両などでは、発生する異常を早期に検出するため、鉄道車両などに搭載された機器の状態をセンサで検出し、センサデータを用いた異常診断が行われている。特許文献1には、診断対象が鉄道車両に搭載されるブレーキの場合において、走行区間などの各種の条件を考慮して、ブレーキの異常を精度良く診断する技術が開示されている。
特開2020-093770号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、診断対象の機器が鉄道車両に搭載されるブレーキのように人が操作する機器の場合、操作する人の特性によって、センサで検出されるデータに個人差が出やすくなる。そのため、個人差が含まれるデータを用いて機器の健全度を診断しても、診断の精度が低下する、という問題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、機器の健全度を診断する際の精度の低下を抑制可能な健全度診断装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示は、機器の健全度を診断する健全度診断装置である。健全度診断装置は、診断対象期間における機器の稼働データを取得するデータロード部と、機器の物理特性に基づいて、稼働データから特徴量データの対象とするデータ箇所をサンプルデータとして切り出し、切り出したサンプルデータに対してクレンジングを行い、鉄道車両の走行時の環境条件が統一されるようにフィルタリングを行い、サンプルデータを用いて特徴量データを生成する特徴量データ生成部と、機器の正常時状態をモデル学習した学習済モデルを用いて、逐次生成される特徴量データに対して健全度診断を行う推論部と、推論部によって得られた健全度診断結果の推移を可視化する可視化部と、を備える。機器は鉄道車両に搭載されるブレーキシステムである。特徴量データ生成部は、稼働データから、鉄道車両のブレーキが緩解されるタイミングを含む範囲をサンプルデータとして切り出し、鉄道車両が使用される路線によってフィルタリングを行うときの条件を変更することを特徴とする。
本開示の健全度診断装置は、機器の健全度を診断する際の精度の低下を抑制できる、という効果を奏する。
実施の形態に係る健全度診断装置の構成例を示す第1の図 実施の形態に係る健全度診断装置の動作を示すフローチャート 実施の形態に係る健全度診断装置の特徴量データ生成部が特徴量データを生成する動作を示すフローチャート 実施の形態に係る健全度診断装置が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成の一例を示す図 実施の形態に係る健全度診断装置が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の構成の一例を示す図 実施の形態に係る健全度診断装置の構成例を示す第2の図
以下に、本開示の実施の形態に係る健全度診断装置および健全度診断方法を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係る健全度診断装置20の構成例を示す第1の図である。健全度診断装置20は、鉄道車両10に搭載されている機器についての稼働データ31を用いて、鉄道車両10に搭載されている機器の健全度を診断する装置である。稼働データ31は、鉄道車両10に搭載される図示しないセンサなどによって検出された、機器の稼働状態を示すデータである。本実施の形態では、具体的に、鉄道車両10に搭載されている機器がブレーキシステム11の場合について説明する。ブレーキシステム11は、図示しないブレーキシリンダーを備え、空気圧によってブレーキ力を制御するシステムとする。
健全度診断装置20の構成および動作について説明する。図1に示すように、健全度診断装置20は、条件設定部21と、データロード部22と、特徴量データ生成部23と、学習部24と、推論部25と、可視化部26と、を備える。条件設定部21および可視化部26は、操作UI(User Interface)27に含まれる。図2は、本実施の形態に係る健全度診断装置20の動作を示すフローチャートである。
条件設定部21は、健全度診断装置20のユーザ40から、データロード部22および特徴量データ生成部23に対する各種の条件設定を受け付け、データロード部22および特徴量データ生成部23に対して条件設定を行う(ステップS11)。具体的には、条件設定部21は、データロード部22が稼働データ31を取得する対象となる診断対象期間をユーザ40から受け付ける。また、条件設定部21は、特徴量データ生成部23がブレーキシステム11の物理特性に基づいて特徴量データ32を生成する際の各種の条件の設定をユーザ40から受け付ける。条件設定部21は、例えば、マウス、キーボードなどのインタフェースである。条件設定部21および可視化部26が操作UI27で一体になっている場合、条件設定部21は、タッチパネルなどであってもよい。
データロード部22は、診断対象期間におけるブレーキシステム11の稼働データ31を取得する(ステップS12)。データロード部22は、図1の例では、鉄道車両10で検出された全期間の稼働データ31から診断対象期間の稼働データ31を取得しているが、これに限定されない。データロード部22は、鉄道車両10から出力された全期間の稼働データ31を取得し、全期間の稼働データ31から診断対象期間の稼働データ31を抽出してもよい。なお、鉄道車両10で検出された全期間の稼働データ31が記憶部に格納され、データロード部22は、記憶部から稼働データ31を読み出してもよい。データロード部22は、診断対象期間のブレーキシステム11の稼働データ31を特徴量データ生成部23に出力する。
特徴量データ生成部23は、機器すなわちブレーキシステム11の物理特性に基づいて、稼働データ31から特徴量データ32の対象とするデータ箇所をサンプルデータとして切り出し、切り出したサンプルデータを用いて特徴量データ32を生成する(ステップS13)。特徴量データ生成部23が特徴量データ32を生成する動作について詳細に説明する。図3は、本実施の形態に係る健全度診断装置20の特徴量データ生成部23が特徴量データ32を生成する動作を示すフローチャートである。
特徴量データ生成部23は、例えば、鉄道車両10の車速情報およびブレーキノッチ情報に基づいて、稼働データ31に含まれるブレーキシリンダー圧力のデータから、鉄道車両10の発車時のブレーキ緩解タイミングを検出する(ステップS21)。
一般的に、ブレーキシステム11に対する健全度診断を行うには、ブレーキシステム11の物理的な特性に対応する特徴量データ32の生成が必要である。特徴量データ32は、常に同様の挙動を示し、かつ、健全度変化、すなわち劣化進行によって少しずつ傾向が変化していく必要がある。ブレーキシステム11の稼働データ31は、鉄道車両10の走行中常に取得されており、走行中の複雑な制御によって様々に値が変化することから、稼働データ31から前述の劣化進行の特性をもつ特徴量を切り出す必要がある。鉄道車両10のブレーキシステム11は、主に減速時、停車時などで使用されている。しかしながら、ブレーキシステム11については、鉄道車両10の運転士の特性、すなわち個人差が出やすく、また、同じブレーキレベルでも鉄道車両10の乗車率の違いによってブレーキ力が変化する。そのため、本実施の形態では、鉄道車両10が発車する、すなわちブレーキが緩解する時点に着目し、ブレーキ緩解に伴ってブレーキシリンダー圧力が下がる部分のデータを切り出し、特徴量データ32の対象とする。ブレーキ緩解に伴ってブレーキシリンダー圧力が下がる部分とは、ブレーキシリンダー内の空気が解放されるBC(Brake Cylinder)圧立下りの部分である。BC圧立下りは、運転士の個人差が少なく、かつ、ブレーキシステム11の物理特性として常に同じ挙動となるため、前述の劣化進行の特性をもつ特徴量データ32の要件に合致する。
特徴量データ生成部23は、稼働データ31に含まれるブレーキシリンダー圧力のデータから、鉄道車両10の発車時のブレーキ緩解タイミング、すなわちBC圧立下り時点を含む規定された時系列の範囲をサンプルデータとして切り出す(ステップS22)。特徴量データ生成部23は、BC圧立下り時点を開始点としてサンプルデータを切り出してもよいし、BC圧立下り時点よりも規定された過去の時点を開始点としてサンプルデータを切り出してもよい。
特徴量データ生成部23は、切り出したサンプルデータをクレンジングする(ステップS23)。特徴量データ生成部23は、経年変化とは明らかに異なるイレギュラーなサンプルデータを除去することで、特徴量データ32を算出する際にノイズとなる要素を取り除くことができる。
特徴量データ生成部23は、クレンジング後のサンプルデータから、設定された条件に合致するサンプルデータを抽出するフィルタリングを行う(ステップS24)。特徴量データ生成部23は、鉄道車両10の走行時の環境条件が統一されるように、すなわち健全度診断における分析条件が統一されるように、鉄道車両10の走行時の環境条件を絞り込む。例えば、特徴量データ生成部23は、停止時のブレーキノッチの位置、鉄道車両10の乗車率、ブレーキ緩め速度などによってフィルタリングを行う。なお、鉄道車両10が使用される路線によって、乗車率の傾向が異なることも想定される。そのため、特徴量データ生成部23は、鉄道車両10が使用される路線によって、フィルタリングを行うときの条件を変更してもよい。また、特徴量データ生成部23は、健全度診断における分析条件が統一されるように1つの条件に絞り込むのではなく、複数の条件に分類するようにフィルタリングを行ってもよい。例えば、特徴量データ生成部23は、鉄道車両10の乗車率でフィルタリングを行う場合、乗車率が30%未満、乗車率が30%以上70%未満、乗車率が70%以上などのグループに分類するようにフィルタリングを行ってもよい。
特徴量データ生成部23は、フィルタリング後のサンプルデータを加工して特徴量データ32を生成する(ステップS25)。特徴量データ生成部23は、ドメイン知識、すなわち診断対象の機器であるブレーキシステム11の物理特性に基づいて、フィルタリング後のサンプルデータを加工する。例えば、特徴量データ生成部23は、一回微分によって一時差分をとってもよいし、一回積分によって累積和をとってもよいし、複数の特徴量を結合してもよい。特徴量データ生成部23は、生成した特徴量データ32を学習部24および推論部25に出力する。なお、特徴量データ生成部23は、生成した特徴量データ32を記憶部に格納してもよい。この場合、学習部24および推論部25は、記憶部から特徴量データ32を読み出す。
このように、特徴量データ生成部23は、鉄道車両10の車速情報およびブレーキノッチ情報に基づいて、稼働データ31に含まれるブレーキシリンダー圧力から、鉄道車両10の発車時のブレーキが緩解されるタイミングを含む範囲をサンプルデータとして切り出す。特徴量データ生成部23は、稼働データ31から、鉄道車両10のブレーキが緩解されるタイミングを含む範囲をサンプルデータとして切り出すとも言える。特徴量データ生成部23は、切り出したサンプルデータに対してクレンジングを行い、鉄道車両10の走行時の環境条件が統一されるようにフィルタリングを行う。特徴量データ生成部23は、ブレーキシステム11の物理特性に基づいて、フィルタリング後のサンプルデータに加工を施して特徴量データ32を生成する。
健全度診断装置20の説明に戻る。学習部24は、特徴量データ32のうち正常時に取得された特徴量データ32を用いて正常時状態をモデル学習する(ステップS14)。学習部24は、当該モデル学習の結果、学習済モデル33を得る。正常時に取得された特徴量データ32は、鉄道車両10が製造された工場での試験時に得られたデータに基づくものであってもよいし、鉄道車両10の運用が開始されてから規定された期間の導入初期に得られたデータに基づくものであってもよい。学習部24は、機械学習を用いて、正常時状態をモデル学習する。機械学習のモデルには、例えば、外れ値検知手法を用いることができる。さらに具体的には、外れ値検知手法には、OCSVM(One Class Support Vector Machine)などのアルゴリズムがあるが、これに限定されない。機械学習のモデルについては、深層学習など外れ値検知手法以外の手法を用いてもよい。学習部24は、モデル学習の結果得られた学習済モデル33を推論部25に出力する。なお、学習部24は、学習済モデル33を記憶部に格納してもよい。この場合、推論部25は、記憶部から学習済モデル33を読み出す。
推論部25は、機器の正常時状態をモデル学習した学習済モデル33、すなわち学習部24でモデル学習の結果得られた学習済モデル33を用いて、逐次生成される特徴量データ32に対して健全度診断を行う(ステップS15)。推論部25は、逐次生成される特徴量データ32に対して、規定された間隔で、例えば、1週間ごとに健全度診断を行ってもよいし、ユーザ40から指定されたユーザ40の確認したいタイミングで健全度診断を行ってもよい。推論部25は、健全度診断の方法について、例えば、逐次生成される特徴量データ32について、正常時状態からの乖離度合いをスコアとして算出し、スコア化した正常時状態からの乖離度合いを正規化したものを健全度診断結果34とする。推論部25は、OCSVMを活用する場合、各特徴量データ32に対して学習済モデル33の境界平面からの距離を算出し、正規化する。推論部25は、健全度診断を行った結果得られた健全度診断結果34を可視化部26に出力する。なお、推論部25は、健全度診断結果34を記憶部に格納してもよい。この場合、可視化部26は、記憶部から健全度診断結果34を読み出す。
可視化部26は、推論部25によって得られた健全度診断結果34の推移を可視化する(ステップS16)。可視化部26は、例えば、複数の特徴量データ32に基づく健全度診断結果34を散布図、折れ線グラフなどを活用し、過去から現在までの健全度診断結果34を時系列プロットすることで推移傾向を可視化する。
ここで、健全度診断装置20については、鉄道車両10に搭載される機器、図1の例ではブレーキシステム11を製造する機器メーカの技術者などが、ユーザ40として使用することを想定している。機器メーカのユーザ40は、過去から現在までの健全度診断結果34の推移傾向から将来の健全度傾向を推測し、鉄道事業者に対して最適なタイミングでブレーキシステム11のメンテナンス、機器交換などを推奨する。ユーザ40は、例えば、健全度診断結果34に対して複数の閾値を設定することで、ブレーキシステム11のメンテナンスのタイミング、機器交換のタイミングなどを判断してもよい。このとき、ユーザ40は、各サンプル点に基づくミクロな視点での健全度診断結果34、および月別などの定期的な健全度診断結果34に基づくマクロな視点での健全度診断結果34の統計的な結果を確認して判断する。例えば、鉄道事業者によって鉄道車両10のメンテナンスが行われた場合、メンテナンスの前後において、健全度診断装置20で得られる特徴量データ32の傾向に違いが出てくることも想定される。一般的に、鉄道事業者によって鉄道車両10のメンテナンスが行われた場合、特徴量データ32は改善する傾向になると考えられる。ユーザ40は、ある時点を境に特徴量データ32の傾向が変化した場合、鉄道事業者によってメンテナンスなどが行われたものとみなして、健全度診断結果34を確認する。ユーザ40は、鉄道事業者から鉄道車両10のメンテナンスの情報が得られる場合、メンテナンスの情報をふまえて健全度診断結果34を確認する。
健全度診断装置20の設置場所については、前述の機器メーカに設置されてもよいし、健全度診断装置20のうち、操作UI27の部分が機器メーカに設置され、残りの部分が鉄道車両10を運行する鉄道事業者、または鉄道車両10などに設置されてもよい。操作UI27の部分が機器メーカに設置され、残りの部分が鉄道車両10を運行する鉄道事業者、または鉄道車両10などに設置される場合、操作UI27は、タブレットなどの端末装置であってもよい。健全度診断装置20は、診断対象のブレーキシステム11と異なる場所に設置されていても、遠隔でブレーキシステム11の健全度を診断することができる。健全度診断装置20のユーザ40は、健全度診断装置20の操作UI27以外の部分がどこに設置されていても、操作UI27が手元にあることで、条件設定部21を用いて、データロード部22および特徴量データ生成部23に対して条件の設定を行い、可視化部26で可視化された健全度診断結果34を確認することができる。
なお、条件設定部21は、ユーザ40から、データロード部22および特徴量データ生成部23に対する各種の条件設定を受け付け、データロード部22および特徴量データ生成部23に対して条件設定を行っていたが、これに限定されない。条件設定部21は、ユーザ40から、学習部24における学習方法、推論部25における健全度診断のタイミングなどについても条件設定を受け付け、学習部24および推論部25に対して条件設定を行ってもよい。
つづいて、本実施の形態に係る健全度診断装置20のハードウェア構成について説明する。健全度診断装置20において、条件設定部21は、ユーザ40からの操作を受け付けるインタフェースである。可視化部26のうち、健全度診断結果34を表示する部分はLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイである。データロード部22、特徴量データ生成部23、学習部24、推論部25、および可視化部26のうち健全度診断結果34を表示する部分以外の部分は、処理回路により実現される。処理回路は、プログラムを格納するメモリ、およびメモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。処理回路は制御回路とも呼ばれる。
図4は、本実施の形態に係る健全度診断装置20が備える処理回路をプロセッサ91およびメモリ92で実現する場合の処理回路90の構成の一例を示す図である。図4に示す処理回路90は制御回路であり、プロセッサ91およびメモリ92を備える。処理回路90がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路90の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路90では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路90は、健全度診断装置20の処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。このプログラムは、処理回路90により実現される各機能を健全度診断装置20に実行させるためのプログラムであるともいえる。このプログラムは、プログラムが記憶された記憶媒体により提供されてもよいし、通信媒体など他の手段により提供されてもよい。
上記プログラムは、データロード部22が、診断対象期間における機器の稼働データ31を取得する取得ステップと、特徴量データ生成部23が、機器の物理特性に基づいて、稼働データ31から特徴量データ32の対象とするデータ箇所をサンプルデータとして切り出し、サンプルデータを用いて特徴量データ32を生成する生成ステップと、学習部24が、特徴量データ32のうち正常時に取得された特徴量データ32を用いて正常時状態をモデル学習する学習ステップと、推論部25が、学習部24でモデル学習の結果得られた学習済モデル33を用いて、逐次生成される特徴量データ32に対して健全度診断を行う推論ステップと、可視化部26が、推論部25によって得られた健全度診断結果34の推移を可視化する可視化ステップと、を健全度診断装置20に実行させるプログラムであるとも言える。
ここで、プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。また、メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク、またはHDD(Hard Disk Drive)などが該当する。
図5は、本実施の形態に係る健全度診断装置20が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路93の構成の一例を示す図である。図5に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路93については、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路93は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、健全度診断装置20は、鉄道車両10に搭載される機器であるブレーキシステム11について、鉄道車両10が発車する時点、すなわちブレーキが緩解する時点のブレーキシリンダー圧力が下がるBC圧立下り部分のデータを稼働データ31から切り出し、クレンジング、フィルタリングなどを行って特徴量データ32を生成する。健全度診断装置20は、特徴量データ32を用いて、機械学習によって正常時のデータを学習し、正常時との乖離度によって、ブレーキシステム11の健全度を診断する。これにより、健全度診断装置20は、鉄道車両10の運転士による個人差が出やすい機器についても、運転士の個人差の影響を抑制し、機器の健全度を診断する際の精度の低下を抑制することができる。
また、健全度診断装置20は、既に取得可能な稼働データ31に基づいて特徴量データ32を得ることができるため、追加で特殊なセンサ、検知機器などを導入することなく、健全度診断を行うことができる。
健全度診断装置20のユーザ40は、現地で実際の鉄道車両10のブレーキシステム11を点検することなく、遠隔で現在のブレーキシステム11の健全度を確認でき、メンテナンス、機器交換のタイミングを判断することができる。
なお、本実施の形態では、健全度診断装置20が健全度を診断する対象の機器がブレーキシステム11の場合について具体的に説明したが、健全度診断装置20が健全度を診断する対象の機器はブレーキシステム11に限定されない。本実施の形態では、ブレーキシステム11の特徴量データ32の対象として、鉄道車両10が発車する際のBC圧立下りの部分を切り出していたが、人が操作する機器であっても、個人差が少なく、物理特性として同じような挙動が検出されるデータのタイミングがあれば、健全度診断装置20を適用することが可能である。
さらに、本実施の形態では、健全度診断装置20が学習部24を備える構成について具体的に説明したが、健全度診断装置20の構成はこれに限定されない。例えば、対象の機器、またはユーザ40ごとに正常時状態をモデル学習する必要が無ければ、図6に示すように、健全度診断装置20Aは、学習部24を備えない構成であってもよい。図6は、本実施の形態に係る健全度診断装置20Aの構成例を示す第2の図である。この場合、健全度診断装置20Aの外部に設けられた図示しない学習部において、予め、特徴量データ32のうち正常時に取得された特徴量データ32を用いて正常時状態のモデル学習が行われ、モデル学習の結果得られた学習済モデル33が健全度診断装置20Aの内部の記憶部に格納される。推論部25は、機器の正常時状態をモデル学習した学習済モデル33を記憶部から読み出し、読み出した学習済モデル33を用いて、逐次生成される特徴量データ32に対して健全度診断を行うことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 鉄道車両、11 ブレーキシステム、20,20A 健全度診断装置、21 条件設定部、22 データロード部、23 特徴量データ生成部、24 学習部、25 推論部、26 可視化部、27 操作UI、31 稼働データ、32 特徴量データ、33 学習済モデル、34 健全度診断結果、40 ユーザ。

Claims (16)

  1. 機器の健全度を診断する健全度診断装置であって、
    診断対象期間における前記機器の稼働データを取得するデータロード部と、
    前記機器の物理特性に基づいて、前記稼働データから特徴量データの対象とするデータ箇所をサンプルデータとして切り出し、切り出した前記サンプルデータに対してクレンジングを行い、鉄道車両の走行時の環境条件が統一されるようにフィルタリングを行い、前記サンプルデータを用いて前記特徴量データを生成する特徴量データ生成部と、
    前記機器の正常時状態をモデル学習した学習済モデルを用いて、逐次生成される前記特徴量データに対して健全度診断を行う推論部と、
    前記推論部によって得られた健全度診断結果の推移を可視化する可視化部と、
    を備え、
    前記機器は前記鉄道車両に搭載されるブレーキシステムであり、
    前記特徴量データ生成部は、前記稼働データから、前記鉄道車両のブレーキが緩解されるタイミングを含む範囲を前記サンプルデータとして切り出し、前記鉄道車両が使用される路線によって前記フィルタリングを行うときの条件を変更する
    ことを特徴とする健全度診断装置。
  2. 機器の健全度を診断する健全度診断装置であって、
    診断対象期間における前記機器の稼働データを取得するデータロード部と、
    前記機器の物理特性に基づいて、前記稼働データから特徴量データの対象とするデータ箇所をサンプルデータとして切り出し、切り出した前記サンプルデータに対してクレンジングを行い、鉄道車両の走行時の環境条件が統一されるようにフィルタリングを行い、前記サンプルデータを用いて前記特徴量データを生成する特徴量データ生成部と、
    前記機器の正常時状態をモデル学習した学習済モデルを用いて、逐次生成される前記特徴量データに対して健全度診断を行う推論部と、
    前記推論部によって得られた健全度診断結果の推移を可視化する可視化部と、
    を備え、
    前記機器は前記鉄道車両に搭載されるブレーキシステムであり、
    前記特徴量データ生成部は、前記鉄道車両の車速情報およびブレーキノッチ情報に基づいて、前記稼働データに含まれるブレーキシリンダー圧力から、前記鉄道車両の発車時のブレーキが緩解されるタイミングを含む範囲を前記サンプルデータとして切り出し、前記鉄道車両が使用される路線によって前記フィルタリングを行うときの条件を変更する
    ことを特徴とする健全度診断装置。
  3. 前記特徴量データのうち正常時に取得された前記特徴量データを用いて前記正常時状態をモデル学習し、当該モデル学習の結果、前記学習済モデルを得る学習部、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の健全度診断装置。
  4. 前記学習部は、機械学習を用いて、前記正常時状態をモデル学習し、
    前記推論部は、逐次生成される前記特徴量データについて、前記正常時状態からの乖離度合いをスコアとして算出し、スコア化した前記正常時状態からの乖離度合いを正規化したものを前記健全度診断結果とする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の健全度診断装置。
  5. 前記特徴量データ生成部は、前記機器の前記物理特性に基づいて、フィルタリング後の前記サンプルデータに加工を施して前記特徴量データを生成する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の健全度診断装置。
  6. 前記可視化部は、過去から現在までの前記健全度診断結果を時系列プロットすることで推移傾向を可視化する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の健全度診断装置。
  7. 前記機器と異なる場所に設置され、遠隔で前記機器の健全度を診断する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の健全度診断装置。
  8. 前記データロード部が前記稼働データを取得する対象となる前記診断対象期間、および前記特徴量データ生成部が前記機器の物理特性に基づいて前記特徴量データを生成する際の各種の条件の設定を前記健全度診断装置のユーザから受け付ける条件設定部、
    を備え、
    前記健全度診断装置のユーザは、前記条件設定部を用いて前記条件の設定を行い、前記可視化部で可視化された前記健全度診断結果を確認する、
    ことを特徴とする請求項に記載の健全度診断装置。
  9. 機器の健全度を診断する健全度診断装置の健全度診断方法であって、
    データロード部が、診断対象期間における前記機器の稼働データを取得する取得ステップと、
    特徴量データ生成部が、前記機器の物理特性に基づいて、前記稼働データから特徴量データの対象とするデータ箇所をサンプルデータとして切り出し、切り出した前記サンプルデータに対してクレンジングを行い、鉄道車両の走行時の環境条件が統一されるようにフィルタリングを行い、前記サンプルデータを用いて前記特徴量データを生成する生成ステップと、
    推論部が、前記機器の正常時状態をモデル学習した学習済モデルを用いて、逐次生成される前記特徴量データに対して健全度診断を行う推論ステップと、
    可視化部が、前記推論部によって得られた健全度診断結果の推移を可視化する可視化ステップと、
    を含み、
    前記機器は前記鉄道車両に搭載されるブレーキシステムであり、
    前記生成ステップにおいて、前記特徴量データ生成部は、前記稼働データから、前記鉄道車両のブレーキが緩解されるタイミングを含む範囲を前記サンプルデータとして切り出し、前記鉄道車両が使用される路線によって前記フィルタリングを行うときの条件を変更する
    ことを特徴とする健全度診断方法。
  10. 機器の健全度を診断する健全度診断装置の健全度診断方法であって、
    データロード部が、診断対象期間における前記機器の稼働データを取得する取得ステップと、
    特徴量データ生成部が、前記機器の物理特性に基づいて、前記稼働データから特徴量データの対象とするデータ箇所をサンプルデータとして切り出し、切り出した前記サンプルデータに対してクレンジングを行い、鉄道車両の走行時の環境条件が統一されるようにフィルタリングを行い、前記サンプルデータを用いて前記特徴量データを生成する生成ステップと、
    推論部が、前記機器の正常時状態をモデル学習した学習済モデルを用いて、逐次生成される前記特徴量データに対して健全度診断を行う推論ステップと、
    可視化部が、前記推論部によって得られた健全度診断結果の推移を可視化する可視化ステップと、
    を含み、
    前記機器は前記鉄道車両に搭載されるブレーキシステムであり、
    前記生成ステップにおいて、前記特徴量データ生成部は、前記鉄道車両の車速情報およびブレーキノッチ情報に基づいて、前記稼働データに含まれるブレーキシリンダー圧力から、前記鉄道車両の発車時のブレーキが緩解されるタイミングを含む範囲を前記サンプルデータとして切り出し、前記鉄道車両が使用される路線によって前記フィルタリングを行うときの条件を変更する
    ことを特徴とする健全度診断方法。
  11. 学習部が、前記特徴量データのうち正常時に取得された前記特徴量データを用いて前記正常時状態をモデル学習し、当該モデル学習の結果、前記学習済モデルを得る学習ステップ、
    を含むことを特徴とする請求項または10に記載の健全度診断方法。
  12. 前記学習ステップにおいて、前記学習部は、機械学習を用いて、前記正常時状態をモデル学習し、
    前記推論ステップにおいて、前記推論部は、逐次生成される前記特徴量データについて、前記正常時状態からの乖離度合いをスコアとして算出し、スコア化した前記正常時状態からの乖離度合いを正規化したものを前記健全度診断結果とする、
    ことを特徴とする請求項11に記載の健全度診断方法。
  13. 前記生成ステップにおいて、前記特徴量データ生成部は、前記機器の前記物理特性に基づいて、フィルタリング後の前記サンプルデータに加工を施して前記特徴量データを生成する、
    ことを特徴とする請求項9から12のいずれか1つに記載の健全度診断方法。
  14. 前記可視化ステップにおいて、前記可視化部は、過去から現在までの前記健全度診断結果を時系列プロットすることで推移傾向を可視化する、
    ことを特徴とする請求項から13のいずれか1つに記載の健全度診断方法。
  15. 前記健全度診断装置は前記機器と異なる場所に設置され、遠隔で前記機器の健全度を診断する、
    ことを特徴とする請求項から14のいずれか1つに記載の健全度診断方法。
  16. 条件設定部が、前記データロード部が前記稼働データを取得する対象となる前記診断対象期間、および前記特徴量データ生成部が前記機器の物理特性に基づいて前記特徴量データを生成する際の各種の条件の設定を前記健全度診断装置のユーザから受け付ける条件設定ステップ、
    を含み、
    前記健全度診断装置のユーザは、前記条件設定部を用いて前記条件の設定を行い、前記可視化部で可視化された前記健全度診断結果を確認する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の健全度診断方法。
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