JP7473383B2 - 電池 - Google Patents

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Description

本発明は固体電解質層を備える電池に関するものである。
有機溶媒を使用した電解質を備える発電要素が、熱溶着部が形成されてなる包装材に収納され、その包装材が容器に収納された電池が知られている(特許文献1)。特許文献1に開示の技術では、容器にガスの排出口が設けられ、熱溶着部を挟むように容器と包装材との間に弾性体などのシール部材が配置される(明細書の段落0023)。発電要素の有機溶媒が気化して包装材の内圧が上昇し、包装材が破壊して容器の中へガスが排出された場合に、排出口から容器の外へガスが排出される。
国際公開第2016/132404号明細書
しかし上記技術では、熱溶着部の全長に亘ってシール部材によって熱溶着部が挟まれると熱溶着部が破壊し難くなるので、包装材が破壊するときの包装材の内圧が高くなり過ぎて、包装材が破壊したときの衝撃が大きくなるという問題点がある。
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、包装材が破壊したときの衝撃を低減できる電池を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明の電池は、固体電解質層、正極、負極、及び、正極または負極に接続してなる端子を有する板状の発電要素と、発電要素を包み込む薄膜のシート部材からなり、発電要素を収納する収納部と、端子を挟みつつシート部材が重ね合わされて貼着されてなるシール部と、を有する包装材であり、端子が自身の外部に露出してなる包装材と、包装材よりも硬い材料からなり、包装材を収納する容器であり、端子が容器の側壁を介して自身の外部に露出してなる容器と、を備え、容器と包装材との間隙には、少なくとも側壁からシール部と収納部との境界まで延びる空隙を形成しつつ収納部と容器とに接するように配置された第1充填材を備え、容器のうち空隙に接する壁面には、容器の外部と空隙とを連通すると共に第2充填材にて塞がれた穴が形成されてなる。
請求項1記載の電池によれば、シート部材からなる包装材の収納部と容器とに接するように第1充填材が配置される。従って収納部の内側にガスや液体が存在する場合に、液体の気化やガスの膨張が生じたときに、容器および第1充填材が収納部の変形を低減する。第1充填材によって、少なくとも容器の側壁から包装材のシール部と収納部との境界まで延びる空隙が形成されるので、収納部の内圧が上昇したときには、シール部のうち第1充填材が接する部分が破壊される力よりも小さい力で、空隙が接する部分が破壊される。シール部のうち空隙が接する部分が破壊されると、収納部の内側のガスが空隙に排出される。容器のうち空隙に接する壁面に容器の外部と空隙とを連通する穴が形成され、穴を第2充填材が塞ぐので、空隙の圧力が高まると、穴から容器の外へガスが排出される。よって包装材が破壊したときの衝撃を低減できる。
請求項2記載の電池によれば、空隙は、シール部と収納部との境界を越えて収納部にまで延びている。これにより第1充填材と空隙との境界が、シール部と収納部との境界上に位置する場合に比べて収納部を変形させ易くできる。よって空隙が接する部分を破壊する力をより小さくできる。その結果、請求項1の効果に加え、包装材が破壊したときの衝撃をより小さくできる。
請求項3記載の電池によれば、容器の側壁に設けられた端子挿通孔が穴を兼ねている。よって請求項1又は2の効果に加え、容器の側壁に穴をあけなくても済む。
請求項4記載の電池によれば、包装材は、発電要素の板厚方向に見たときに矩形状をなす。シール部は包装材の矩形状の1辺に延びるように形成されてなり、空隙の中にシール部の全体が位置する。収納部の内圧が上昇したときには、包装材の1辺のシール部のうち強度が低いところが破壊される。よって請求項1から3のいずれかの効果に加え、シール部が破壊されるときの収納部の内圧のばらつきを小さくできる。
第1実施の形態における電池の斜視図である。 電池の分解立体図である。 発電要素を含む包装物の分解立体図である。 図1のIV-IV線における電池の断面図である。 充填材が配置される前の電池の断面図である。 図1のVI-VI線における電池の断面図である。 図1のVII-VII線における電池の断面図である。 図1の矢印VIII方向から見た電池の側面図である。 第2実施の形態における電池の包装物の斜視図である。 電池の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は一実施の形態における電池10の斜視図である。図2は電池10の分解立体図である。図3は発電要素12を含む包装物11の分解立体図である。図4は図1のIV-IV線における電池10の断面図である。図面では発電要素12、包装材22、容器30等の厚さが誇張して示されている。
図1に示すように電池10は、発電要素12(図2参照)を含む包装物11が容器30に収納されている。容器30は箱型の容器本体31と蓋38とを備え、容器30の外に端子15,20が設けられている。電池10は、発電要素12が固体で構成された固体リチウムイオン電池である。発電要素12が固体で構成されているとは、発電要素12の骨格が固体で構成されていることを意味し、例えば該骨格中に液体が含浸した形態等を排除するものではない。
図2に示すように容器本体31は、矩形の板である第1板32と、第1板32とほぼ同じ形の板であって第1板32とほぼ平行に配置される第2板33と、第1板32の1辺と第2板33の1辺とをつなぐ矩形の板である第3板34と、第3板34とほぼ同じ形の板であって第3板34とほぼ平行に配置され、第1板32の別の1辺と第2板33の別の1辺とをつなぐ第4板35と、第1板32、第2板33、第3板34及び第4板35をつなぐ第5板36と、を備えている。
蓋38は、第5板36とほぼ同じ形の板である。蓋38は、容器本体31において第5板36の反対側に開いた口37を覆い、容器本体31に接合され口37を塞ぐ。蓋38には、蓋38の厚さ方向に貫通する端子挿通孔39が形成されている。端子15,20は端子挿通孔39を通過して容器30の外に引き出される。
本実施形態では容器本体31及び蓋38は、鋼鉄、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム、マグネシウム合金、チタニウム、チタニウム合金などの1種以上からなる金属製である。これに限られるものではなく合成樹脂製の容器本体31及び蓋38を採用することは可能である。
容器30の第3板34と第4板35との間の距離、及び、第5板36と蓋38との間の距離は、第1板32と第2板33との間の距離より長い。従って容器30の6面を構成する各板および蓋38の各面の中央に、各面に垂直な向きの力が加えられたときに、第1板32及び第2板33は、第3板34、第4板35、第5板36及び蓋38よりも弾性変形し易い。第3板34、第4板35、第5板36及び蓋38は、容器30の側壁を構成する。
容器30に収納される包装物11は、発電要素12と、発電要素12を収納する包装材22と、を備えている。容器30の第1板32、第2板33、第3板34、第4板35、第5板36及び蓋38は包装材22よりも硬い。
包装材22は、発電要素12の厚さ方向の両側に重ねて収納部24が配置されている。本実施形態ではシール部23は包装材22の全周(4辺)に設けられている。シール部23と収納部24との境界25は、発電要素12の周囲に位置する。境界25の形状は矩形状である。シール部23は第1シート部材26及び第2シート部材27の接着層が溶着されてなるので、シール部23の破壊荷重は、収納部24(第1シート部材26及び第2シート部材27)の破壊荷重よりも小さい。
シール部23は、端子15,20と交わる第1部23aと、第1部23aの反対側に設けられた第2部23bと、第1部23aと第2部23bとをつなぐ第3部23c及び第4部23dと、を備えている。端子15,20は第1部23aから包装材22の外に引き出されている。集電層14,19と端子15,20との間にもそれぞれ接着層(図示せず)が設けられており、この接着層と第1シート部材26及び第2シート部材27の接着層とが第1部23a(シール部23)において溶着されている。包装材22は密閉空間28(図4参照)への水分の浸入等を抑制し、発電要素12の性能低下を抑制する。
図3に示すように発電要素12は、順に、正極13、固体電解質層17及び負極18を含む。本実施形態では発電要素12の板厚方向(図3上下方向)から見て、正極13、固体電解質層17及び負極18は形状が略矩形である。但し正極13、固体電解質層17及び負極18の形状に制限はない。
正極13は集電層14と複合層16とが積層されている。端子15は集電層14に接続されている。負極18は集電層19と複合層21とが積層されている。端子20は集電層19に接続されている。集電層14,19は導電性を有する部材であり、例えばNi,Ti,Fe,Cu及びAlから選ばれる金属、これらの元素の2種以上を含む合金やステンレス鋼、炭素材料などによって形成されている。
複合層16は活物質およびイオン伝導体を含む。正極13の活物質およびイオン伝導体は特に制限がない。活物質としては、例えばCo,Mn,Ni等の遷移金属元素およびLiを含む金属酸化物、TiS等の硫化物などが挙げられる。イオン伝導体としては、例えばLi6.95Mg0.15La2.75Sr0.25Zr12等の酸化物系、Li9.54Si1.741.4411.7Cl0.3等の硫化物系、LiCB1112等の水素化物系が挙げられる。
固体電解質層17はイオン伝導体を含む。固体電解質層17のイオン伝導体も特に制限がない。固体電解質層17のイオン伝導体は、正極13のイオン伝導体と同様に、酸化物系、硫化物系および水素化物系が挙げられる。
負極18の複合層21は活物質およびイオン伝導体を含む。負極18の活物質およびイオン伝導体は特に制限がない。負極18の活物質としては、例えばLi、Li-Al合金、LiTi12、黒鉛、In、Si、Si-Li合金、SiO等が挙げられる。負極18のイオン伝導体は、正極13のイオン伝導体と同様に、酸化物系、硫化物系および水素化物系が挙げられる。
包装材22(図4参照)は第1シート部材26及び第2シート部材27からなる。本実施形態では発電要素12の板厚方向から見て、第1シート部材26及び第2シート部材27は形状が略矩形である。但し第1シート部材26及び第2シート部材27の形状に制限はない。第1シート部材26及び第2シート部材27は、集電層14,19、複合層16,21及び固体電解質層17よりも大きい。
第1シート部材26及び第2シート部材27は、例えば順に、表層、バリア層および接着層(いずれも図示せず)を含む。第1シート部材26及び第2シート部材27は、接着層を向き合わせて配置される。表層は、例えばポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリイミドで作られる。バリア層は、例えばアルミニウム等の金属箔や蒸着層で作られる。接着層は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレンを主成分とする共重合体等のオレフィン系樹脂で作られる。第1シート部材26及び第2シート部材27は、必要に応じて、これら以外の層を設けても良いし、バリア層を複数設けても良いし、表層を省略しても良い。
第1シート部材26及び第2シート部材27の接着層の溶着によりシール部23(図4参照)が形成され、シール部23の内側に収納部24が形成される。発電要素12は、シール部23及び収納部24によって作られた包装材22の密閉空間28(図5参照)に収納されている。
図4に示すように電池10は、容器30と包装材22との間に第1充填材40が配置されている。第1充填材40は、容器30の間隙41(図5参照)に詰められた有機材料であり、弾性変形する絶縁体である。第1充填材40の材料としては、例えばエポキシ樹脂などの合成樹脂やシリコーンゴム等のゴムが挙げられる。第1充填材40に気泡や空隙は存在しても良い。
第1充填材40は、ASTM E595-15に規定される質量損失比が1.0%以下の材料であると好適である。低圧力の環境下や高温環境下において放出するガス(いわゆるアウトガス)を少なくできるからである。このような材料としては、例えば主成分がエポキシ樹脂であるNB3040,NB3041B(いずれも製造元は株式会社ダイゾー)が挙げられる。
ASTM E595-15はアウトガスレート測定試験の規定である。質量損失比(TML)は、アウトガスレート測定試験前後の試料の質量減の割合である。質量損失比は、TML(%)=(W-W)/W×100の式から算出される。但しWは23±1℃、50±5%RH、常圧の環境下で秤量した試料の質量であり、Wは125±1℃、真空度7×10-3Pa以下の環境下で秤量した試料の質量である。
図5は第1充填材40が配置される前の電池10の断面図である。図5は、図4の断面図における電池10の、第1充填材40を取り除いた状態が図示されている。発電要素12は、包装材22の広い面を第1板32及び第2板33に向けて容器30に収容される。包装材22は、包装材22のシール部23のうち第1部23a以外の第2部23b、第3部23c及び第4部23dを折り曲げて発電要素12の板厚方向に重ねた状態で、発電要素12と共に容器30に収納されている。容器30の容積をできるだけ小さくするためである。
図4に戻って説明する。第1充填材40は、容器30の第1板32及び第2板33と包装材22の収納部24とにそれぞれ接している。よって発電要素12及び収納部24は、発電要素12の厚さ方向において第1充填材40に挟まれている。第1充填材40は、容器30の第1板32及び第2板33とシール部23の第2部23bにおける境界25とにそれぞれ接している。よって第2部23bにおける境界25は、発電要素12の厚さ方向において第1充填材40に挟まれている。
容器30の蓋38の壁面42と第1充填材40との間に空隙43が形成されている。シール部23の第1部23aにおける境界25の少なくとも一部は、空隙43の中に位置する。
図6は図1のVI-VI線における電池10の断面図である。第1充填材40は、容器30の第1板32及び第2板33とシール部23の第3部23cにおける境界25とにそれぞれ接している。よって第3部23cにおけるシール部23と収納部24との境界25は、発電要素12の厚さ方向において第1充填材40に挟まれている。第1充填材40は、容器30の第1板32及び第2板33とシール部23の第4部23dにおける境界25とにそれぞれ接している。よって第4部23dにおけるシール部23と収納部24との境界25は、発電要素12の厚さ方向において第1充填材40に挟まれている。
図7は図1のVII-VII線における電池10の断面図である。包装材22の1辺22aは空隙43の中に位置する。シール部23の第1部23aは、包装材22の1辺22aの全長に亘って設けられている。第1部23aにおけるシール部23と収納部24との境界25は、全長に亘って空隙43の中に位置する。さらに、第1部23aにつながる第3部23c及び第4部23dの一部、並びに、収納部24の一部は空隙43の中に位置する。これにより境界25の2つの角25aは空隙43の中に位置する。
図8は図1の矢印VIII方向から見た電池10の側面図である。蓋38に形成された端子挿通孔39は、容器30の内側の空隙43(図7参照)と容器30の外とを連通する。端子挿通孔39を端子15,20が通過している。端子15,20が通過してできる端子挿通孔39の隙間の全体が、第2充填材44によって塞がれている。第2充填材44は、端子挿通孔39と端子15,20との間に詰められた有機材料であり絶縁体である。第2充填材44の材料としては、例えばエポキシ樹脂などの合成樹脂やシリコーンゴム等のゴムが挙げられる。第2充填材44の破壊荷重は容器30の破壊荷重よりも小さいので、容器30の空隙43の内圧が高まると容器30よりも先に第2充填材44が破壊する。
第1充填材40は、例えば、硬化する前の液状の第1充填材40の材料を口37から容器本体31の中へ注入した後、包装物11を容器本体31の中へ入れ、第1充填材40の材料に包装材22を浸す方法によって容器本体31に充填される。第1充填材40の材料が容器本体31の中で硬化すると、第1充填材40が容器本体31に配置されることになる。次に、端子挿通孔39に端子15,20を通過させて蓋38で容器本体31の口37を覆った後、溶接または接着により蓋38の全周を容器本体31に接合する。次いで、第2充填材44で端子挿通孔39の全体を塞ぐ。これにより容器30を気密封止構造にできる。
発電要素12が収納された包装材22の密閉空間28にガスや液体が存在する場合には、高温や低圧力の環境下では密閉空間28内の液体が気化しガスが膨張して密閉空間28の圧力が上昇し、包装材22の収納部24が膨らむ。包装材22が膨らむときの、発電要素12の厚さ方向における収納部24の変形は、シール部23の近くで小さく、シール部23から離れて収納部24の中央へ向かうにつれて大きくなる。よって包装材22が膨らむときに第1充填材40に加わる力は、シール部23の近くで小さく、シール部23から離れて収納部24の中央へ向かうにつれて大きくなる。
電池10は、容器30の第1板32及び第2板33と包装材22の収納部24とに第1充填材40が接しており、発電要素12の厚さ方向において収納部24は第1充填材40に挟まれているので、収納部24が膨れたときに、第1充填材40を介して第1板32及び第2板33に加わる力が分散される。これにより収納部24が膨れたときに第1板32及び第2板33の中央に包装材22が加える力を低減できる。
第1充填材40が、ASTM E595-15に規定される質量損失比が1.0%以下の材料からなると、第1充填材40に含まれる揮発成分が少なくアウトガスの発生を少なくできる。これにより地球の大気圏外などの低圧力の環境下や高温環境下において第1充填材40の変質を低減できる。よって高温や低圧力の環境下において密閉空間28内のガスが膨張して収納部24が膨れたときの、力を分散して第1板32及び第2板33(容器30)の変形を低減する効果が経時的に低下しないようにできる。
シール部23の第2部23bにおける境界25、第3部23cにおける境界25、及び、第4部23dにおける境界25は、発電要素12の厚さ方向において第1充填材40に挟まれている。よって収納部24が膨れたときに、シール部23の第2部23b、第3部23c及び第4部23dは破壊し難い。
これに対し、シール部23の第1部23aにおける境界25は、空隙43の中に位置する。よって収納部24が膨れたときに、第1部23aは第2部23b、第3部23c及び第4部23dに比べて破壊し易い。密閉空間28の内圧によって第1部23aに加わる力が第1部23aの破壊荷重を超えると、第1部23aが破壊される。
なお、密閉空間28の内圧が上昇したときには、第1部23aのうち強度が低いところが破壊する。空隙43の中に第1部23aの全体が位置するので、包装材22の1辺22aの長さ方向において第1部23aの破壊強度にばらつきがあっても、第1部23aが破壊するときの密閉空間28の内圧のばらつきを小さくできる。特に密閉空間28の内圧が高まったときに応力が集中する境界25の角25aが空隙43の中に位置するので、第1部23aにおける境界25の角25aを起点にシール部23を破壊させ易くできる。
シール部23が破壊すると、密閉空間28のガスが空隙43に排出される。空隙43の圧力が高まり、空隙43の圧力によって第2充填材44に加わる力が第2充填材44の破壊荷重を超えると、第2充填材44が破壊し、端子挿通孔39から容器30の外へガスが排出される。以上のように容器30に空隙43を設けて包装材22の破壊強度を設定することができ、さらに容器30が破壊しないように、容器30より脆弱な第2充填材44が設けられているので、包装材22が破壊したときの衝撃を低減できる。
なお、空隙43は、シール部23と収納部24との境界25を越えて収納部24にまで延びているので、第1充填材40と空隙43との境界が、第1部23aにおける境界25と一致する場合に比べて収納部24を変形させ易くできる。よって第1部23aの破壊強度をより小さくできる。従って包装材22が破壊したときの衝撃をより小さくできる。
容器30の蓋38(側壁)に設けられた端子挿通孔39に第2充填材44が配置されているので、第2充填材44によって塞がれる穴を、端子挿通孔39とは別に、容器30の第1板32、第2板33、第3板34、第4板35、第5板36及び蓋38のいずれかに設けなくても済む。これによりバンド等の固定具を使って電池10を各種機器に固定する場合に、第2充填材44によって塞がれた穴が固定具に覆われないように配慮する必要がないので、容器30の各面に接するように固定具を自在に設置できる。
図9及び図10を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施形態では、包装材22の全周にシール部23が形成される場合について説明した。これに対し第2実施形態では、包装材52の外周の一部にシール部53が形成される場合について説明する。なお、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図9は第2実施の形態における電池60の包装物50の斜視図である。図10は電池60の断面図である。図10は、図7と同様に、図1のVII-VII線における電池60の断面が図示されている。
図9に示すように包装物50は、発電要素12と、発電要素12を収納する包装材52と、を備えている。包装材52は、接着層(図示せず)が向き合うように2つに折り曲げられたシート部材51の接着層を溶着してシール部53が作られている。シート部材51は、第1シート部材26や第2シート部材27と同様に構成されているので説明を省略する。
シール部53は包装材52の一部(本実施形態では3辺)に設けられている。シール部53によって作られた収納部54に挟まれた密閉空間に発電要素12が収納されている。シール部53は、端子15,20と交わる第1部53aと、第1部53aの反対側に設けられた第2部53bと、第1部53aと第2部53bとをつなぐ第3部53cと、を備えている。端子15,20は第1部53aから包装材52の外に引き出されている。包装物50は包装物11と同様に容器30に収納され、電池60が作られる。
図10に示すように電池60は、容器30に配置された第1充填材61により、蓋38の壁面42から少なくともシール部53と収納部54との境界55まで延びる空隙62が形成されている。包装材52の1辺56は空隙62の中に位置する。包装材22の1辺56の全長に亘って設けられた第1部53aの一部は空隙62の中に位置する。第1部53aにおける境界55は、一部が空隙62の中に位置し、境界55の角55aを含む残部が第1充填材61に埋まっている。空隙62は、境界55を超えて収納部54にまで延びている。
第1充填材61は、容器30の第1板32及び第2板33と包装材52の収納部54とにそれぞれ接している。よって発電要素12及び収納部54は、発電要素12の厚さ方向において第1充填材61に挟まれている。第1充填材61は、容器30の第1板32及び第2板33とシール部53の第2部23bにおける境界55とにそれぞれ接している。よって第2部23bにおける境界25は、発電要素12の厚さ方向において第1充填材61に挟まれている。第1充填材61は、容器30の第1板32及び第2板33とシール部53の第3部23cにおける境界55とにそれぞれ接している。よって第3部23cにおける境界25は、発電要素12の厚さ方向において第1充填材61に挟まれている。
電池60は、シール部53と収納部54との境界55の一部が空隙62の中に位置するので、第1実施形態と同様に、収納部54の内圧が上昇したときには、シール部53のうち第1充填材61が接する部分が破壊される力よりも小さい力で、空隙62が接する部分が破壊され、収納部54の内側のガスが空隙62に排出される。空隙62の圧力が高まると、第2充填材44(図8参照)が破壊され、端子挿通孔39から容器30の外へガスが排出される。よって包装材52が破壊したときの衝撃を低減できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。発電要素12や容器30の形状は一例であり、適宜設定できる。例えば容器本体31の第3板34、第4板35、第5板36及び蓋38の1以上を湾曲した形状にすることは当然可能である。
実施形態では、容器30の内側に包装材22,52が配置された電池10,60について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。包装材22,52と容器30との間に中間部材を配置することは当然可能である。中間部材は、合成樹脂や金属などによって板状、格子状、枠状等に形成される。中間部材は容器30の一部である。中間部材と包装材22,52との間に第1充填材40,61が配置される。
実施形態では、正極13の集電層14の片面に複合層16を形成し、負極18の集電層19の片面に複合層21を形成し、複合層16と複合層21との間に固体電解質層17を配置した発電要素12について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば集電層の両面に複合層16,21を形成した電極(いわゆるバイポーラ電極)と固体電解質層17とを交互に積層し、それを単一の電槽に収容した、いわゆるバイポーラ構造の発電要素12とすることは当然可能である。
実施形態では、包装材22,52の外に引き出された端子15,20が、容器30の外に引き出されている場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。包装材22,52の外に引き出された端子15,20の少なくとも一方に別の端子を接続し、その端子を容器30の外に引き出すようにすることは当然可能である。
実施形態では、イオン伝導のキャリアがLiである固体リチウムイオン電池を発電要素12とする場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。他のキャリアを使う固体電池を発電要素12に採用することは当然可能である。他のキャリアとしては、例えばAg,Cu,Na,F,H等が挙げられる。
実施形態では、発電要素12の端子15,20が、両方ともシール部23,53の第1部23a,53aから引き出される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば端子15,20の片方をシール部23,53の第1部23a,53aから引き出し、もう片方をシール部23,53の第2部23b,53bから引き出すようにすることは当然可能である。
実施形態では、箱型の容器本体31の中へ液状の第1充填材40,61の材料を注入した後、包装物11,50を容器本体31の中へ入れ、第1充填材40,61の材料に包装材22,52を浸し、硬化させることによって間隙41に第1充填材40,61を配置する方法について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、板状に成形された第1充填材40,61を準備し、その第1充填材40,61を発電要素12に重ねて容器30の中に配置することは当然可能である。また、箱型の容器本体31に代えて、第1板32、第2板33、第3板34、第4板35及び第5板36を接合して容器本体31を組み立てる場合に、第1板32、第2板33及び包装物11,50のいずれかに第1充填材40,61の材料を塗布した後、包装物11,50が収容された容器本体31を組み立て、容器本体31の中の第1充填材40,61を硬化させることは当然可能である。
実施形態では、蓋38の端子挿通孔39が第2充填材44で塞がれている場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。端子挿通孔39とは別に、容器30の第3板34、第4板35、第5板36及び蓋38のいずれかに、容器30の内部の空隙43,62と容器30の外部とを連通する穴をあけ、その穴を第2充填材44で塞ぐようにすることは当然可能である。
実施形態では、蓋38の端子挿通孔39が第2充填材44で塞がれているので、容器30の内部の空隙43,62が、蓋38の壁面42に接する場合について説明した。しかしこれに限られるものではない。容器30の第3板34、第4板35及び第5板36のいずれかに、第2充填材44で塞がれる穴を設ける場合には、第3板34、第4板35及び第5板36のいずれかの壁面に空隙が接するように第1充填材が配置される。
実施形態では、端子15,20が通過してできる端子挿通孔39の隙間の全体が、第2充填材44によって塞がれている場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。端子15,20が通過してできる端子挿通孔39の隙間の一部を第2充填材44で塞ぐことは当然可能である。第2充填材44によって金属製の容器30と端子15,20との絶縁が確保される。
実施形態では、容器30の空隙43,62が、包装材22,52の境界25,55を超えて収納部24,54にまで延びている場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。包装材22,52の境界25,55の少なくとも一部に、第1充填材40,61と空隙43,62との境界が接するように、第1充填材40,61と空隙43,62との境界の位置を設定することは当然可能である。
実施形態では、シール部23,53のうち空隙43,62の中に位置する第1部23a,53aが一定の幅の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。空隙43,62の中に位置するシール部の幅を狭くしたり境界25,55に角を設けたりして、その部分を脆弱にする(破壊強度を小さくする)ことは当然可能である。
第2実施形態では、シール部53の第1部53aの一部が空隙62の中に位置する、即ち第1部53aにおける境界55の一部が空隙62の中に位置する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。第1実施形態のように、シール部53の第1部53aの全体が空隙62の中に位置する、即ち第1部53aにおける境界55の全体が空隙62の中に位置するように、第1充填材61の大きさを設定することは当然可能である。同様に第1実施形態において、シール部23の第1部23aの一部が空隙43の中に位置する、即ち第1部23aにおける境界25の一部が空隙43の中に位置するように、第1充填材40の大きさを設定することは当然可能である。
10,60 電池
12 発電要素
13 正極
15 端子
17 固体電解質層
18 負極
20 端子
22,52 包装材
22a 1辺
23,53 シール部
24,54 収納部
25,55 境界
26 第1シート部材(シート部材)
27 第2シート部材(シート部材)
28 密閉空間
30 容器
38 蓋(側壁)
39 端子挿通孔(穴)
40,61 第1充填材
41 間隙
42 壁面
43,62 空隙
44 第2充填材
51 シート部材
56 1辺

Claims (4)

  1. 固体電解質層、正極、負極、及び、前記正極または前記負極に接続してなる端子を有する板状の発電要素と、
    前記発電要素を包み込む薄膜のシート部材からなり、前記発電要素を収納する収納部と、前記端子を挟みつつ前記シート部材が重ね合わされて貼着されてなるシール部と、を有する包装材であり、前記端子が自身の外部に露出してなる包装材と、
    前記包装材よりも硬い材料からなり、前記包装材を収納する容器であり、前記端子が前記容器の側壁を介して自身の外部に露出してなる容器と、を備える電池であって、
    前記容器と前記包装材との間隙には、少なくとも前記側壁から前記シール部と前記収納部との境界まで延びる空隙を形成しつつ前記収納部と前記容器とに接するように配置された第1充填材を備え、
    前記容器のうち前記空隙に接する壁面には、前記容器の外部と前記空隙とを連通すると共に第2充填材にて塞がれた穴が形成されてなる電池。
  2. 前記空隙は、前記境界を越えて前記収納部にまで延びる請求項1記載の電池。
  3. 前記穴は、前記容器の前記側壁に設けられた、前記端子が通過する端子挿通孔を兼ねてなる請求項1又は2に記載の電池。
  4. 前記包装材は、前記発電要素の板厚方向に見たときに矩形状をなし、前記シール部は、前記包装材の矩形状の1辺に延びるように形成されてなり、前記シール部の全体が、前記空隙の中に位置する請求項1から3のいずれかに記載の電池。
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