JP7468797B2 - 呼び登録装置 - Google Patents

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Description

本開示は、エレベーターで用いられる呼び登録装置に関する。
特許文献1に、エレベーター装置が記載されている。特許文献1に記載されたエレベーター装置は、建物の1階に設置された読取装置を備える。利用者は、携帯端末の液晶画面に2次元バーコードを表示し、その2次元バーコードを読取装置に読み取らせる。当該2次元バーコードに含まれるID番号が既登録の番号と一致すると、玄関ドアが解錠され、エレベーターのかごが1階に到着する。
日本特開2005-280882号公報
特許文献1に記載されたエレベーター装置では、利用者は、かごに乗る際に目的階を入力しなければならない。例えば、1階で2次元バーコードを読取装置に読み取らせた利用者が5階に移動した後に5階から1階に戻る場合、その利用者は、5階の乗場において或いは5階でかごに乗った際に目的階を入力する。利用者による入力操作を必要とするため、利便性が悪いといった問題があった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、利用者による入力操作を減らし、利便性を向上させることができる呼び登録装置を提供することである。
本開示に係る呼び登録装置は、読取装置と、複数の候補階の情報を含む2次元バーコードが読取装置によって読み取られると、2次元バーコードに基づいて複数の候補階を特定する特定手段と、特定手段によって特定された複数の候補階の中に、読取装置の設置階と一致する候補階が含まれているか否かを判定する第1判定手段と、設置階と一致する候補階が含まれていると第1判定手段によって判定されると、当該候補階を出発階に設定し、複数の候補階に含まれる他の候補階を目的階に設定する設定手段と、設定手段によって設定された出発階及び目的階に基づいて、エレベーターのかごに対する呼びを登録する呼び登録手段と、を備える。設定手段は、設置階と一致する候補階が含まれていないと第1判定手段によって判定されると設置階を出発階に設定し、複数の候補階の中で設置階から最も遠い候補階を目的階に設定する。
本開示に係る呼び登録装置であれば、利用者による入力操作を減らすことができ、利便性を向上させることができる。
実施の形態1における呼び登録装置を備えたエレベーター装置の例を示す図である。 図1に示すエレベーター装置の機能を説明するための図である。 タブレット端末の動作例を示すフローチャートである。 制御装置の動作例を示すフローチャートである。 タブレット端末の他の動作例を示すフローチャートである。 タブレット端末の他の動作例を示すフローチャートである。 セキュリティ判定処理の一例を示すフローチャートである。 セキュリティ判定処理の他の例を示すフローチャートである。 セキュリティ判定処理の他の例を示すフローチャートである。 セキュリティ判定処理の他の例を示すフローチャートである。 目的階の設定処理の一例を示すフローチャートである。 タブレット端末のハードウェア資源の例を示す図である。 タブレット端末のハードウェア資源の他の例を示す図である。
以下に、図面を参照して詳細な説明を行う。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における呼び登録装置を備えたエレベーター装置1の例を示す図である。エレベーター装置1は、ネットワーク2を介してサーバ3に接続される。一例として、ネットワーク2は、IPネットワークである。IPネットワークは、通信プロトコルとしてIP(Internet Protocol)を用いた通信ネットワークである。ネットワーク2は、クローズドネットワークであることが好ましい。ネットワーク2は、オープンネットワークでも良い。
サーバ3は、エレベーター装置1から遠隔の情報センターに備えられる。サーバ3は、多数のエレベーター装置と通信可能である。エレベーター装置1は、サーバ3が通信可能なエレベーター装置の一例である。
エレベーター装置1は、かご5及びつり合いおもり6を備える。かご5は、昇降路7を上下に移動する。昇降路7は、ビルAに形成された上下に延びる空間である。かご5及びつり合いおもり6は、ロープ8によって昇降路7に吊り下げられる。つり合いおもり6は、かご5が移動する方向とは逆の方向に昇降路7を上下に移動する。図1は、1:1ローピング方式のエレベーター装置1を一例として示す。
ロープ8は、巻上機9に巻き掛けられる。かご5は、巻上機9によって駆動される。制御装置10は、巻上機9を制御する。即ち、かご5の移動は、制御装置10によって制御される。図1は、巻上機9及び制御装置10が昇降路7の上方の機械室11に設けられる例を示す。巻上機9及び制御装置10は、昇降路7に設けられても良い。巻上機9は、昇降路7の頂部に設けられても良いし、昇降路7のピットに設けられても良い。
制御装置10に、通信装置12が接続される。通信装置12は、エレベーター装置1における通信機能を司る。例えば、通信装置12は、外部機器と通信する。外部機器にはサーバ3が含まれる。即ち、通信装置12は、ネットワーク2を介してサーバ3と通信する。
ビルAの各階に、乗場13が設けられる。図1は、かご5がある乗場13に停止している状態を示す。各乗場13に、タブレット端末14、及びアクセスポイント15が設けられる。アクセスポイント15は、通信装置12に接続される。タブレット端末14は、乗場13に常設される装置である。タブレット端末14は、アクセスポイント15と無線通信する。即ち、タブレット端末14は、アクセスポイント15を介して通信装置12と通信可能である。
図2は、図1に示すエレベーター装置1の機能を説明するための図である。図2に示すように、制御装置10は、呼び登録部21、運行制御部22、及び表示制御部23を備える。タブレット端末14は、表示器30、カメラ31、記憶部32、読取部33、特定部34、判定部35、設定部36、通信部37、及び表示制御部38を備える。表示制御部38は、表示器30を制御する。
以下に、図3及び図4も参照し、エレベーター装置1の動作について詳しく説明する。以下においては、利用者がビルAの玄関階である1階から事務所のある7階に移動し、その後に7階から1階に戻る例について説明する。即ち、利用者は、1階と7階との間を往復する。
また、利用者は、携帯端末16に2次元バーコードBを記憶させている。この2次元バーコードBは、特定のアプリケーションを用いて携帯端末16において作成されたものである。2次元バーコードBは、他の端末から電子データとして受け取ったものでも良い。一例として、携帯端末16はスマートフォンである。
図3は、タブレット端末14の動作例を示すフローチャートである。上述したように、タブレット端末14は、各階の乗場13に設けられる。以下においては、タブレット端末14を個別に特定する必要がある場合に、符号の後に「-N」を付す。Nは階を表す。同様に、ビルAに設けられた乗場13を個別に特定する必要がある場合に、符号の後に「-N」を付す。
例えば、1階の乗場は乗場13-1と表記する。2階の乗場は、乗場13-2と表記する。7階の乗場は、乗場13-7と表記する。乗場13-1に、タブレット端末14-1が設けられる。乗場13-2に、タブレット端末14-2が設けられる。乗場13-7に、タブレット端末14-7が設けられる。
タブレット端末14-1では、2次元バーコードを読み取ったか否かが判定される(S101)。利用者は、乗場13-1において、携帯端末16のディスプレイに2次元バーコードBを表示させる。2次元バーコードBには、複数の候補階の情報が含まれる。最も簡単な例では、2次元バーコードBに、第1候補階及び第2候補階からなる2つの候補階の情報が含まれる。本例では、第1候補階は1階である。第2候補階は7階である。
利用者は、携帯端末16のディスプレイに表示された2次元バーコードBをカメラ31にかざす。これにより、2次元バーコードBがカメラ31によって撮影される。読取部33は、カメラ31によって撮影された画像に基づいて、2次元バーコードBを読み取る。読取部33が2次元バーコードBを読み取ると、S101でYesと判定される。本実施の形態に示す例では、2次元バーコードを読み取るための読取装置は、カメラ31と読取部33とによって実現される。
特定部34は、S101で読み取られた2次元バーコードBに基づいて、複数の候補階を特定する(S102)。本例では、2次元バーコードBに第1候補階と第2候補階の情報が含まれている。このため、特定部34は、S102において第1候補階と第2候補階を特定する。
判定部35は、S102で特定部34が特定した複数の候補階の中に、読取装置が設置されている階、即ちタブレット端末14が設置されている階に一致する候補階が含まれているか否かを判定する(S103)。以下においては、タブレット端末14が設置されている階のことを設置階ともいう。設置階の情報は、記憶部32に記憶されている。
本例では、2次元バーコードBに第1候補階と第2候補階の情報が含まれている。第1候補階は1階である。また、タブレット端末14-1の記憶部32に、設置階の情報として「1階」を示す情報が記憶されている。このため、判定部35は、S103でYesと判定する。
S103でYesと判定されると、設定部36は、設置階と一致すると判定された一方の候補階を出発階に設定する(S104)。本例であれば、設定部36は、第1候補階、即ち1階を出発階に設定する。
設定部36は、S103でYesと判定されると、S102で特定部34が特定した候補階に含まれる1つの他の候補階を目的階に設定する(S105)。本例では、S102において、特定部34は、第1候補階と第2候補階の2つの候補階しか特定していない。このため、設定部36は、S104で第1候補階を出発階に設定すると、S105では、もう一方の候補階である第2候補階、即ち7階を目的階に設定する。
なお、S102で特定部34が特定した複数の候補階の中に設置階に一致する候補階が含まれていなければ、S103でNoと判定される。S103でNoと判定されると、設定部36は、出発階及び目的階を設定しない。タブレット端末14-1では、呼びの登録エラーが判定される。例えば、S103でNoと判定されると、表示制御部38は、表示器30にエラー表示を行う(S107)。
S104で出発階が、S105で目的階が設定されると、通信部37は、呼びの登録要求Cを制御装置10に対して送信する(S106)。当該登録要求Cには、S104で設定された出発階の情報とS105で設定された目的階の情報とが含まれる。具体的に、S106でタブレット端末14-1から送信された登録要求Cは、アクセスポイント15に受信される。アクセスポイント15が受信した登録要求Cは、通信装置12を介して制御装置10に送られる。
図4は、制御装置10の動作例を示すフローチャートである。制御装置10では、呼びの登録要求を受信したか否かが判定される(S01)。タブレット端末14-1から送信された呼びの登録要求Cを制御装置10が受信すると、S01でYesと判定される。S01でYesと判定されると、呼び登録部21は、受信した登録要求C、即ち設定部36によって設定された出発階及び目的階に基づいて、かご5に対する呼びを登録する(S02)。また、運行制御部22は、呼び登録部21によって登録された呼びにかご5を応答させる(S03)。表示制御部23は、運行制御部22による応答制御に応じて、乗場13に設けられたホールランタン等を制御する。
例えば、呼び登録部21は、出発階に対応する呼びを登録する。これにより、運行制御部22は、かご5を乗場13-1に停止させる。その後、運行制御部22は、乗場13-1でかご5のドアを開閉する。呼び登録部21は、利用者がかご5に乗ったことが検出されると、目的階に対応する呼びを登録する。これにより、運行制御部22は、かご5を乗場13-7に停止させる。
利用者がかご5に乗ったことを検出する方法は、どのような方法でも良い。例えば、かご5に、かご5の荷重を計測するための秤装置が備えられる。当該検出は、秤装置によって計測された荷重に基づいて行われる。他の例として、かご5にカメラが備えられる。当該検出は、カメラによって撮影された画像に基づいて行われても良い。当該検出のために、ドアが閉じたことを示す信号が用いられても良い。
本例であれば、利用者は、2次元バーコードBをカメラ31にかざすだけで、乗場13-1からかご5に乗り、乗場13-7でかご5から降りることができる。利用者は、乗場13-1において或いは1階でかご5に乗った際に、目的階を入力する必要はない。
タブレット端末14-7でも、図3に示す動作フローが行われる。即ち、タブレット端末14-7では、2次元バーコードを読み取ったか否かが判定される(S101)。7階の事務所で用事を済ませた利用者は、乗場13-7において、携帯端末16のディスプレイに2次元バーコードBを表示させる。上述したように、本例では、2次元バーコードBに、第1候補階(1階)及び第2候補階(7階)の情報が含まれる。2次元バーコードBがカメラ31によって撮影され、読取部33が2次元バーコードBを読み取ると、S101でYesと判定される。
特定部34は、S102において第1候補階と第2候補階を特定する。また、タブレット端末14-7の記憶部32には、設置階の情報として「7階」を示す情報が記憶されている。このため、判定部35は、S103でYesと判定する。
S103でYesと判定されると、設定部36は、S104において、設置階と一致する第2候補階、即ち7階を出発階に設定する。設定部36は、S105において、もう一方の候補階である第1候補階、即ち1階を目的階に設定する。これにより、S106において、通信部37から制御装置10に対して呼びの登録要求Cが送信される。
タブレット端末14-7から送信された呼びの登録要求Cを制御装置10が受信すると、S01でYesと判定される。S01でYesと判定されると、呼び登録部21は、出発階に対応する呼びを登録する。これにより、運行制御部22は、かご5を乗場13-7に停止させる。その後、運行制御部22は、乗場13-7でかご5のドアを開閉する。呼び登録部21は、利用者がかご5に乗ったことが検出されると、目的階に対応する呼びを登録する。これにより、運行制御部22は、かご5を乗場13-1に停止させる。
本例であれば、利用者は、2次元バーコードBをカメラ31にかざすだけで、乗場13-7からかご5に乗り、乗場13-1でかご5から降りることができる。利用者は、乗場13-7において或いは7階でかご5に乗った際に、目的階を入力する必要はない。本実施の形態に示す例であれば、利用者による現場での入力操作を減らすことができ、利便性を向上させることができる。
本実施の形態では、利用者が携帯端末16のディスプレイに2次元バーコードBを表示させる例について説明した。利用者は、紙に印刷された2次元バーコードBをタブレット端末14のカメラ31にかざしても良い。利用者は、他の媒体に表示された2次元バーコードBをタブレット端末14のカメラ31にかざしても良い。
本実施の形態では、乗場13にタブレット端末14が設置される例について説明した。乗場13には、タブレット端末14と乗場操作盤との双方が設けられても良い。更に、かご5にかご操作盤が備えられても良い。
本実施の形態では、ビルAに1台のエレベーター装置1が備えられる例について説明した。エレベーター装置1を含む複数のエレベーター装置がビルAに備えられても良い。当該複数のエレベーター装置は群管理されていても良い。
以下に、エレベーター装置1が採用可能な他の機能について説明する。エレベーター装置1は、可能であれば、以下に示す複数の機能を組み合わせて採用しても良い。
ビルAでは、セキュリティを向上させるために、ビルAに入る階とビルAから出る階とが分かれている場合がある。以下に、7階にある事務所を訪問する利用者が、ビルAの玄関階である2階から7階に移動し、その後に7階から1階に移動してビルAから出る例について説明する。
かかる例においても、利用者は、携帯端末16に2次元バーコードBを記憶させている。2次元バーコードBには、第1候補階及び第2候補階からなる2つの候補階の情報が含まれる。本例においても、第1候補階は1階である。第2候補階は7階である。
図5は、タブレット端末14の他の動作例を示すフローチャートである。図5のS201からS206に示す処理は、図3のS101からS106に示す処理と同様である。
タブレット端末14-2では、2次元バーコードを読み取ったか否かが判定される(S201)。利用者は、乗場13-2において、携帯端末16のディスプレイに2次元バーコードBを表示させる。上述したように、本例では、2次元バーコードBに、第1候補階(1階)及び第2候補階(7階)の情報が含まれる。2次元バーコードBがカメラ31によって撮影され、読取部33が2次元バーコードBを読み取ると、S201でYesと判定される。
特定部34は、S202において第1候補階と第2候補階を特定する。また、タブレット端末14-2の記憶部32には、設置階の情報として「2階」を示す情報が記憶されている。本例では、S202で特定部34が特定した複数の候補階の中に、設置階に一致する候補階は含まれていない。このため、判定部35は、S203でNoと判定する。
S203でNoと判定されると、設定部36は、設置階を出発階に設定する(S207)。本例であれば、設定部36は、2階を出発階に設定する。
設定部36は、S203でNoと判定されると、S202で特定部34が特定した複数の候補階の中で設置階から最も遠い候補階を目的階に設定する(S208)。本例では、S202において、特定部34は、第1候補階と第2候補階の2つの候補階しか特定していない。このため、設定部36は、S208において、第1候補階より設置階から遠い第2候補階、即ち7階を目的階に設定する。
S207で出発階が、S208で目的階が設定されると、通信部37は、呼びの登録要求Cを制御装置10に対して送信する(S206)。当該登録要求Cには、S207で設定された出発階の情報とS208で設定された目的階の情報とが含まれる。
本例においても、制御装置10では、図4に示す動作フローが行われる。本例であれば、利用者は、2次元バーコードBをカメラ31にかざすだけで、乗場13-2からかご5に乗り、乗場13-7でかご5から降りることができる。利用者は、乗場13-2において或いは2階でかご5に乗った際に、目的階を入力する必要はない。
また、タブレット端末14-7でも、図5に示す動作フローが行われる。即ち、タブレット端末14-7では、2次元バーコードを読み取ったか否かが判定される(S201)。7階の事務所で用事を済ませた利用者は、乗場13-7において、携帯端末16のディスプレイに2次元バーコードBを表示させる。上述したように、本例では、2次元バーコードBに、第1候補階(1階)及び第2候補階(7階)の情報が含まれる。また、タブレット端末14-7の記憶部32には、設置階の情報として「7階」を示す情報が記憶されている。このため、S201でYesと判定されると、S203でもYesと判定される。
S203でYesと判定されると、設定部36は、S204において、設置階と一致する第2候補階、即ち7階を出発階に設定する。設定部36は、S205において、もう一方の候補階である第1候補階、即ち1階を目的階に設定する。これにより、S206において、通信部37から制御装置10に対して呼びの登録要求Cが送信される。
本例であれば、利用者は、2次元バーコードBをカメラ31にかざすだけで、乗場13-7からかご5に乗り、乗場13-1でかご5から降りることができる。利用者は、乗場13-7において或いは7階でかご5に乗った際に、目的階を入力する必要はない。本例においても、利用者による現場での入力操作を減らすことができ、利便性を向上させることができる。
他の例として、タブレット端末14に、セキュリティ性を向上させるための機能が更に備えられても良い。かかる場合、タブレット端末14は、図2に示すように判定部39を更に備える。或いは、タブレット端末14は、判定部39、及び判定部40を更に備える。以下に、図6から図10も参照し、セキュリティ性を向上させるための機能が更に追加された例について説明する。以下の例においては、利用者は、ビルAの玄関階である1階から事務所のある7階に移動し、その後に7階から1階に戻るものとする。
図6は、タブレット端末14の他の動作例を示すフローチャートである。図6のS301からS307に示す処理は、図3のS101からS107に示す処理と実質的に同様である。図6に示す例は、S308のセキュリティ判定処理を更に備える点で図3に示す例と相違する。
図7は、セキュリティ判定処理の一例を示すフローチャートである。図7に示す例では、2次元バーコードBに、第1候補階(1階)及び第2候補階(7階)の情報が含まれる。このため、利用者が乗場13-1において2次元バーコードBをカメラ31にかざすことにより、S303でYesと判定され、S304で設定部36が第1候補階を出発階に設定する。
S304で出発階が設定されると、判定部39は、S302で特定部34が特定した候補階のうち目的階となる他の候補階が特定の行先制限階に一致するか否かを判定する(S401)。本例では、S302において、特定部34は、第1候補階と第2候補階の2つの候補階しか特定しない。このため、S401において、判定部39は、第2候補階が行先制限階に一致するか否かを判定する。
行先制限階の情報は、記憶部32に記憶されている。判定部39は、S302で特定部34が特定した第2候補階が記憶部32に記憶されている行先制限階に一致すれば、S401でYesと判定する。S401でYesと判定されると、S307の処理に進む。即ち、S401でYesと判定されると、設定部36は、第2候補階を目的階に設定しない。タブレット端末14-1では、呼びの登録エラーが判定される。例えば、S401でYesと判定されると、表示制御部38は、表示器30にエラー表示を行う。
一方、判定部39は、第2候補階が行先制限階に一致しなければ、S401でNoと判定する。S401でNoと判定されると、S305の処理に進む。即ち、S401でNoと判定されると、S105に示す処理と同様に目的階が設定される。
図8は、セキュリティ判定処理の他の例を示すフローチャートである。図7は、行先制限階での利用者の降車を完全に拒否する例を示す。一方、図8は、行先制限階での降車を一部の利用者に認める例を示す。図8に示す例では、2次元バーコードBに、第1候補階(1階)及び第2候補階(7階)の情報に加え、7階での降車を許可するための許可情報が含まれる。
図8のS501に示す処理は、図7のS401に示す処理と同様である。即ち、図6のS304で第1候補階が出発階に設定されると、判定部39は、第2候補階が行先制限階に一致するか否かを判定する(S501)。判定部39は、第2候補階が行先制限階に一致すれば、S501でYesと判定する。判定部39は、第2候補階が行先制限階に一致しなければ、S501でNoと判定する。S501でNoと判定されると、S305の処理に進む。即ち、S501でNoと判定されると、S105に示す処理と同様に目的階が設定される。
判定部40は、行先制限階への移動が許可されているか否かを判定する(S502)。判定部40は、S301で読み取られた2次元バーコードBに基づいて、S502の判定を行う。具体的に、判定部40は、S301で読み取られた2次元バーコードBに上記許可情報が含まれていれば、行先制限階への移動が許可されていると判定する(S502のYes)。S502でYesと判定されると、S305の処理に進む。即ち、S502でYesと判定されると、S105に示す処理と同様に目的階が設定される。
一方、判定部40は、2次元バーコードBに許可情報が含まれていなければ、行先制限階への移動が許可されていないと判定する(S502のNo)。S502でNoと判定されると、S307の処理に進む。即ち、S502でNoと判定されると、設定部36は、第2候補階を目的階に設定しない。タブレット端末14-1では、呼びの登録エラーが判定される。例えば、S502でNoと判定されると、表示制御部38は、表示器30にエラー表示を行う。
図9は、セキュリティ判定処理の他の例を示すフローチャートである。図9に示す例では、2次元バーコードBに、第1候補階(1階)及び第2候補階(7階)の情報に加え、有効期限を示す情報が含まれる。
図9に示す例では、図6のS304で第1候補階が出発階に設定されると、特定部34は、S301で読み取られた2次元バーコードBに基づいて、有効期限を特定する(S601)。判定部39は、S601で特定された2次元バーコードBの有効期限が切れているか否かを判定する(S602)。判定部39は、2次元バーコードBの有効期限が切れていれば、S602でYesと判定する。S602でYesと判定されると、S307の処理に進む。即ち、S602でYesと判定されると、設定部36は、第2候補階を目的階に設定しない。タブレット端末14-1では、呼びの登録エラーが判定される。例えば、S602でYesと判定されると、表示制御部38は、表示器30にエラー表示を行う。
一方、判定部39は、2次元バーコードBの有効期限が切れていなければ、S602でNoと判定する。S602でNoと判定されると、S305の処理に進む。即ち、S602でNoと判定されると、S105に示す処理と同様に目的階が設定される。
なお、図9に示すセキュリティ判定処理は、図6のS303に示す処理の前に行われても良い。かかる場合、S602でYesと判定されると、S307の処理に進む。即ち、S602でYesと判定されると、設定部36は、出発階及び目的階を設定しない。一方、S602でNoと判定されると、S303の処理に進む。その後にS303でYesと判定されれば、設定部36によって出発階及び目的階が設定される。
図10は、セキュリティ判定処理の他の例を示すフローチャートである。図10に示す例では、2次元バーコードBに、第1候補階(1階)及び第2候補階(7階)の情報に加え、識別番号を示す情報が含まれる。
図10に示す例では、図6のS304で第1候補階が出発階に設定されると、特定部34は、S301で読み取られた2次元バーコードBに基づいて、識別番号を特定する(S701)。また、特定部34は、S701で特定した識別番号に基づいて、当該2次元バーコードBに基づく呼びの登録回数を特定する(S702)。例えば、識別番号毎、即ち2次元バーコード毎に、呼びの登録回数がカウントされ、制御装置10に記憶される。特定部34は、S702において、S701で特定した識別番号に紐付けて記憶されている登録回数を制御装置10から取得する。
判定部39は、S702で特定された呼びの登録回数が特定の基準回数を超えているか否かを判定する(S703)。基準回数の情報は、記憶部32に記憶されている。判定部39は、2次元バーコードBに基づく呼びの登録回数が基準回数を超えていれば、S703でYesと判定する。S703でYesと判定されると、S307の処理に進む。即ち、S703でYesと判定されると、設定部36は、第2候補階を目的階に設定しない。タブレット端末14-1では、呼びの登録エラーが判定される。例えば、S703でYesと判定されると、表示制御部38は、表示器30にエラー表示を行う。
一方、判定部39は、2次元バーコードBに基づく呼びの登録回数が基準回数を超えていなければ、S703でNoと判定する。S703でNoと判定されると、S305の処理に進む。即ち、S703でNoと判定されると、S105に示す処理と同様に目的階が設定され、S306において呼びの登録要求Cが制御装置10に対して送信される。当該登録要求Cには、2次元バーコードBの識別番号の情報が含まれる。
本例においても、制御装置10では、図4に示す動作フローが行われる。また、本例では、呼び登録部21によって目的階に対応する呼びが登録されると、当該識別番号に紐付けて記憶されている呼びの登録回数が1だけインクリメントされる。
なお、図10に示すセキュリティ判定処理は、図6のS303に示す処理の前に行われても良い。かかる場合、S703でYesと判定されると、S307の処理に進む。即ち、S703でYesと判定されると、設定部36は、出発階及び目的階を設定しない。一方、S703でNoと判定されると、S303の処理に進む。その後にS303でYesと判定されれば、設定部36によって出発階及び目的階が設定される。
他の例として、2次元バーコードBに、3つ以上の候補階の情報が含まれても良い。かかる場合、タブレット端末14は、図2に示すように判定部41を更に備える。また、タブレット端末14では、例えば図3に示す動作フローが行われる。以下に、7階にある事務所を訪問する利用者が、ビルAの玄関階である1階から7階に移動した後に、10階にある会議室に移動する例について説明する。この例では、2次元バーコードBに、表1に示す候補階の情報が含まれている。
Figure 0007468797000001
タブレット端末14-1では、2次元バーコードを読み取ったか否かが判定される(S101)。利用者は、乗場13-1において、携帯端末16のディスプレイに2次元バーコードBを表示させる。上述したように、本例では、2次元バーコードBに、第4候補階(1階)の情報が含まれる。2次元バーコードBがカメラ31によって撮影され、読取部33が2次元バーコードBを読み取ると、S101でYesと判定される。
特定部34は、S102において表1に示す全ての候補階を特定する。これにより、判定部35は、S103でYesと判定する。設定部36は、設置階と一致すると判定された第4候補階、即ち1階をS104において出発階に設定する。
図11は、目的階の設定処理の一例を示すフローチャートである。即ち、図11は、S105で行われる処理を示す。判定部41は、S102で特定部34が特定した候補階のうち設置階と一致する候補階を除く候補階の中から、目的階となる他の候補階を判定する。設定部36は、判定部41によって判定された候補階を目的階に設定する。判定部41は、特定の条件に基づいて当該判定を行う。図11は、当該条件の一例として、2次元バーコードBの読取日時に基づいて判定部41による判定が行われる例を示す。
判定部41は、先ず、2次元バーコードBの読取日が平日であるか否かを判定する(S801)。なお、判定部41による判定は、2次元バーコードBが読み取られた直後に行われる。このため、2次元バーコードBの読取日は本日と読み替えても良い。判定部41は、S801でNoと判定すると、上記他の候補階として第1候補階を判定する(S802)。第1候補階である15階には、ビルAの管理会社の事務所がある。第1候補階は、7階の事務所では対応できない休日等における目的階として予め設定された階である。
判定部41は、S801でYesと判定すると、次に、2次元バーコードBの読取時刻が時間帯TP1に含まれるか否かを判定する(S803)。時間帯TP1は、予め設定される。例えば、時間帯TP1は0時から9時である。なお、2次元バーコードBの読取時刻は現在時刻と読み替えても良い。判定部41は、S803でYesと判定すると、上記他の候補階として第2候補階を判定する(S804)。
例えば、利用者が平日の朝にタブレット端末14-1のカメラ31に2次元バーコードBをかざすと、S803でYesと判定され、第2候補階が目的階として設定される。これにより、利用者は、乗場13-1からかご5に乗り、乗場13-7でかご5から降りることができる。
判定部41は、S803でNoと判定すると、次に、2次元バーコードBの読取時刻が時間帯TP2に含まれるか否かを判定する(S805)。時間帯TP2は、予め設定される。例えば、時間帯TP2は12時から13時である。判定部41は、S805でYesと判定すると、上記他の候補階として第3候補階を判定する(S806)。
例えば、午前中に7階で会議を行った利用者が昼休みにタブレット端末14-7のカメラ31に2次元バーコードBをかざすと、S805でYesと判定され、第3候補階が目的階として設定される。これにより、利用者は、乗場13-7からかご5に乗り、乗場13-10でかご5から降りることができる。即ち、利用者は、次の会議が行われる10階の会議室に移動することができる。
判定部41は、S805でNoと判定すると、次に、2次元バーコードBの読取時刻が時間帯TP3に含まれるか否かを判定する(S807)。時間帯TP3は、予め設定される。例えば、時間帯TP3は16時から22時である。判定部41は、S807でYesと判定すると、上記他の候補階として第4候補階を判定する(S808)。
例えば、10階での会議が終了した利用者が17時にタブレット端末14-10のカメラ31に2次元バーコードBをかざすと、S807でYesと判定され、第4候補階が目的階として設定される。これにより、利用者は、乗場13-10からかご5に乗り、乗場13-1でかご5から降りることができる。即ち、利用者は、1階に移動し、ビルAから出ることができる。
判定部41は、S807でNoと判定すると、上記他の候補階として第5候補階を判定する(S809)。なお、図11に示す例では、S807でNoと判定された際にS107の処理に進んでも良い。
他の例として、タブレット端末14は、図2に示すように情報変換部42を更に備えても良い。制御装置10では、呼び登録等のために制御用の階床名が用いられる。この制御用の階床名は、利用者が認識している階床名とは異なる。このため、タブレット端末14の記憶部32には、ビルAでの表示用の階床名と制御用の階床名との対応を表す階情報が記憶されている。表2は、階情報の例を示す。
Figure 0007468797000002
情報変換部42は、制御装置10にデータが送信される場合に、記憶部32に記憶された階情報に基づいて表示用の階床名を制御用の階床名に変換する。また、情報変換部42は、制御装置10からデータを受信した場合に、記憶部32に記憶された階情報に基づいて制御用の階床名を表示用の階床名に変換する。
同様に、エレベーター装置1が群管理システムに備えられている場合、当該システムでは、呼び登録等のために制御用の号機名が用いられている。この制御用の号機名は、利用者が認識している号機名とは異なる。このため、タブレット端末14の記憶部32には、当該システムでの表示用の号機名と制御用の号機名との対応を表す号機情報が記憶されている。表3は、号機情報の例を示す。
Figure 0007468797000003
情報変換部42は、群管理を行う群管理装置(図示せず)にデータが送信される場合に、記憶部32に記憶された号機情報に基づいて表示用の号機名を制御用の号機名に変換する。また、情報変換部42は、群管理装置或いは制御装置10からデータを受信した場合に、記憶部32に記憶された号機情報に基づいて制御用の号機名を表示用の号機名に変換する。
また、タブレット端末14は、図2に示すように情報登録部43を更に備えても良い。情報登録部43は、記憶部32に情報を登録する機能を有する。
例えば、エレベーター装置1の据付時に、専門の技術者によって設定用の2次元バーコードB1が作成される。設定用の2次元バーコードB1には、設置階の情報と階情報とが設定情報として含まれる。2次元バーコードB1に、号機情報が更に含まれても良い。
エレベーター装置1の据付が行われる際に、2次元バーコードB1がカメラ31にかざされる。これにより、2次元バーコードB1はカメラ31によって撮影され、読取部33に読み取られる。情報登録部43は、設定用の2次元バーコードB1が読み取られると、当該2次元バーコードB1に含まれる設定情報を記憶部32に記憶させる。これにより、設置階の情報及び階情報等を簡単に記憶部32に登録することができる。
図12は、タブレット端末14のハードウェア資源の例を示す図である。タブレット端末14は、ハードウェア資源として、プロセッサ51とメモリ52とを含む処理回路50を備える。処理回路50に複数のプロセッサ51が含まれても良い。処理回路50に複数のメモリ52が含まれても良い。
本実施の形態において、符号32~43に示す各部は、タブレット端末14が有する機能を示す。記憶部32の機能は、メモリ52によって実現される。符号33~43に示す各部の機能は、プログラムとして記述されたソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現できる。当該プログラムは、メモリ52に記憶される。タブレット端末14は、メモリ52に記憶されたプログラムをプロセッサ51によって実行することにより、符号33~43に示す各部の機能を実現する。
プロセッサ51は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、或いはDSPともいわれる。メモリ52として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、及びEEPROM等が含まれる。
図13は、タブレット端末14のハードウェア資源の他の例を示す図である。図13に示す例では、タブレット端末14は、プロセッサ51、メモリ52、及び専用ハードウェア53を含む処理回路50を備える。図13は、タブレット端末14が有する機能の一部を専用ハードウェア53によって実現する例を示す。タブレット端末14が有する機能の全部を専用ハードウェア53によって実現しても良い。専用ハードウェア53として、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用できる。
制御装置10のハードウェア資源は、図12或いは図13に示す例と同様である。制御装置10は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。制御装置10は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、符号21~23に示す各部の機能を実現する。制御装置10は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。制御装置10が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
本開示は、2次元バーコードを用いた呼び登録装置に適用できる。
1 エレベーター装置、 2 ネットワーク、 3 サーバ、 5 かご、 6 つり合いおもり、 7 昇降路、 8 ロープ、 9 巻上機、 10 制御装置、 11 機械室、 12 通信装置、 13 乗場、 14 タブレット端末、 15 アクセスポイント、 16 携帯端末、 21 呼び登録部、 22 運行制御部、 23 表示制御部、 30 表示器、 31 カメラ、 32 記憶部、 33 読取部、 34 特定部、 35 判定部、 36 設定部、 37 通信部、 38 表示制御部、 39 判定部、 40 判定部、 41 判定部、 42 情報変換部、 43 情報登録部、 50 処理回路、 51 プロセッサ、 52 メモリ、 53 専用ハードウェア

Claims (7)

  1. 読取装置と、
    複数の候補階の情報を含む2次元バーコードが前記読取装置によって読み取られると、前記2次元バーコードに基づいて前記複数の候補階を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された前記複数の候補階の中に、前記読取装置の設置階と一致する候補階が含まれているか否かを判定する第1判定手段と、
    前記設置階と一致する候補階が含まれていると前記第1判定手段によって判定されると、当該候補階を出発階に設定し、前記複数の候補階に含まれる他の候補階を目的階に設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された前記出発階及び前記目的階に基づいて、エレベーターのかごに対する呼びを登録する呼び登録手段と、
    を備え
    前記設定手段は、前記設置階と一致する候補階が含まれていないと前記第1判定手段によって判定されると前記設置階を出発階に設定し、前記複数の候補階の中で前記設置階から最も遠い候補階を目的階に設定する呼び登録装置。
  2. 前記他の候補階が特定の行先制限階に一致するか否かを判定する第2判定手段を更に備え、
    前記設定手段は、前記他の候補階が前記行先制限階に一致すると前記第2判定手段によって判定されると、前記他の候補階を目的階に設定しない請求項1に記載の呼び登録装置。
  3. 前記他の候補階が特定の行先制限階に一致するか否かを判定する第2判定手段と、
    前記読取装置によって読み取られた前記2次元バーコードに基づいて、前記行先制限階への移動が許可されているか否かを判定する第3判定手段と、
    を更に備え、
    前記設定手段は、前記他の候補階が前記行先制限階に一致すると前記第2判定手段によって判定された場合に、前記行先制限階への移動が許可されていると前記第3判定手段によって判定されると前記他の候補階を目的階に設定し、前記行先制限階への移動が許可されていないと前記第3判定手段によって判定されると前記他の候補階を目的階に設定しない請求項1に記載の呼び登録装置。
  4. 第2判定手段を更に備え、
    前記特定手段は、前記読取装置によって読み取られた前記2次元バーコードに基づいて有効期限を特定し、
    前記第2判定手段は、前記特定手段によって特定された前記有効期限が切れているか否かを判定し、
    前記設定手段は、前記有効期限が切れていると前記第2判定手段によって判定されると、目的階を設定しない請求項1に記載の呼び登録装置。
  5. 前記2次元バーコードに基づく呼びの登録回数が基準回数を超えているか否かを判定する第2判定手段を更に備え、
    前記設定手段は、前記登録回数が前記基準回数を超えていると前記第2判定手段によって判定されると、目的階を設定しない請求項1に記載の呼び登録装置。
  6. 第2判定手段を更に備え、
    前記2次元バーコードに、前記複数の候補階として3つ以上の候補階の情報が含まれ、
    前記第2判定手段は、前記複数の候補階のうち前記設置階と一致する候補階を除く候補階の中から、特定の条件に基づいて前記他の候補階を判定する請求項1に記載の呼び登録装置。
  7. 記憶手段と、
    設定用の2次元バーコードが前記読取装置によって読み取られると、当該設定用の2次元バーコードに含まれる設定情報を前記記憶手段に記憶させる情報登録手段と、
    を更に備え、
    前記設定情報として、
    前記設置階の情報と、
    前記読取装置が設置されたビルでの表示用の階床名及び呼び登録のための制御用の階床名の対応を表す階情報と、
    が前記設定用の2次元バーコードに含まれる請求項1から請求項の何れか一項に記載の呼び登録装置。
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