JP7468618B2 - 課金情報処理装置、課金情報処理システム、課金情報処理方法及び課金情報処理プログラム - Google Patents

課金情報処理装置、課金情報処理システム、課金情報処理方法及び課金情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、課金情報処理装置、課金情報処理システム、課金情報処理方法及び課金情報処理プログラムに関する。
近年、ソフトウェアだけでなく、ハードウェアに対して課金を行う技術が知られている。例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)に組み込まれるIPコア(Intellectual Property core)に対して課金する技術がある。
IPコアを提供するベンダによるIPコアの販売方法の一つとして、IPコアユーザに対するライセンスの販売がある。ベンダは通常、IPコアを製品に使用するIPコアユーザのビジネスの規模や、IPコアが使用される製品の出荷台数の概算に基づいてライセンス価格を決定する。そのため、IPコアの使用実績が、概算と実績とで大きく異なった場合、IPコアユーザ及びベンダは実際の使用に見合った価格よりも高額又は低額のライセンス料の授受を行うこととなる。また、実際の製品の出荷台数に連動してライセンス料を決定するとしても、製品の出荷台数について、ベンダはIPコアユーザの申告を信頼することを前提としなければならない。
このように、IPコアのライセンス販売を行うにあたっては、IPコアユーザとベンダにとって明瞭でない価格設定がなされるという問題があった。
上記の問題を解決する技術として、例えば、特許文献1には、コンピュータに記憶されたライセンス情報に基づいて、IPコアが使用された製品のエンドユーザ(以下、「ユーザ」という)に対してIPコアを適切にライセンスし得るか否かを判断する管理システムが開示されている。
特許第4217158号公報
特許文献1に記載の管理システムでは、既に述べたような、IPコアが使用される製品の出荷台数の概算に基づいてライセンス料を決定するのではなく、使用単位、アプリケーション単位、又はインスタンス単位により、IPコアの使用に対する課金を正確に行うことができる。
しかし、特許文献1では、改ざんされた不正な情報に基づいて課金されることを防ぐことについては考慮されていない。
本開示はこのような課題を解決するためになされたものであり、不正な情報に基づいた課金を防ぐことが可能な課金情報処理装置、課金情報処理システム、課金情報処理方法及び課金情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明にかかる課金情報処理装置は、課金のための統計情報を記憶するIPコアと、前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否部であって、前記IPコアから前記統計情報を取得し、課金サーバへ送信するための統計情報を出力する諾否部と、前記IPコアに記憶された統計情報と前記諾否部から出力された統計情報とを比較して、前記諾否部から出力された統計情報の真正性を確認する統計情報確認部と、を備えるものである。
本発明にかかる課金情報処理システムは、上記の課金情報処理装置と、前記課金情報処理装置と通信可能であって、前記課金情報処理装置より受信した統計情報に基づいて、前記IPコアを使用するユーザに対して課金する課金サーバと、を備えるものである。
本発明にかかる課金情報処理方法は、課金のための統計情報を記憶するIPコアから前記統計情報を取得し、前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否部から、課金サーバへ送信するための統計情報を取得し、前記IPコアから取得された統計情報と前記諾否部から取得された統計情報とを比較して、前記諾否部から取得された統計情報の真正性を確認するものである。
本発明にかかる課金情報処理プログラムは、課金のための統計情報を記憶するIPコアから前記統計情報を取得し、前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否部から、課金サーバへ送信するための統計情報を取得し、前記IPコアから取得された統計情報と前記諾否部から取得された統計情報とを比較して、前記諾否部から取得された統計情報の真正性を確認することをコンピュータに実行させるものである。
本開示により、不正な情報に基づいた課金を防ぐことが可能な課金情報処理装置、課金情報処理システム、課金情報処理方法及び課金情報処理プログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる情報処理システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる情報処理システムの処理を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる情報処理システムの処理を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2及び3にかかる情報処理システムのハードウェア構成例を示す図である。
背景技術において説明した問題に関し、ソフトウェアに対して課金を行うシステムを構築する場合には、各機能間の通信はプロセス間の通信で容易に行うことができる。これに対し、IPコアに対する課金体系をハードウェアで構築する場合には、以下のような問題がある。
まず、ベンダがユーザのIPコアの使用に対して正確に課金を行うためには、IPコア内に保存された統計情報を取り出し、ネットワークを介してベンダに送信する手段が必要である。統計情報とは、IPコアの使用状況を示す情報であり、例えばIPコアの使用回数、使用時間等である。また、統計情報をベンダに送信するにあたって、統計情報の真正性を確認することが必要である。さらに、ベンダが有するライセンス情報に基づいて、ユーザのIPコアの使用を制御する、ライセンス認証に相当する機能も必要である。そして、これらの一連の処理が、特別な構成を必要とすることなく、汎用的に実現されることが望ましい。
以上の点に加えて、ユーザからベンダに統計情報を送信する際には、セキュリティ面における考慮が必要である。ユーザからベンダに送信される情報は、課金に必要最小限な統計情報のみとする必要がある。例えばユーザの個人情報など、課金に不要な情報が含まれてはならない。また、統計情報をベンダが受信するまでの間に統計情報が改ざんされた場合に、それを検知できることが必要である。さらに、ユーザにとっては、ベンダへの通信手段及び通信内容が明白であることが望ましい。そして、ユーザとベンダとの接続が不可能な場合であっても、統計情報の収集やライセンスの更新を行う手段が必要である。
<実施の形態1>
以下、図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる情報処理装置(課金情報処理装置)について説明する。
情報処理装置100は、IPコア21、諾否部30、統計情報確認部11を備えている。
IPコア21は、課金の対象であって、自身の使用状況を示す統計情報を記憶する。
諾否部30は、前記統計情報を取得し、出力する。
統計情報確認部11は、前記統計情報の真正性を確認する。
以上説明したように、本実施の形態にかかる情報処理装置100によれば、不正な情報に基づいた課金を防ぐことが可能である。
<実施の形態2>
以下、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる情報処理システム(課金情報処理システム)について説明する。図2に示したように、情報処理システム200は、情報処理装置101、課金サーバ40を備える。
情報処理装置101は、OS(Operating System)10、ハードウェア1を備える。
0S10は、統計情報確認部11、暗号復号部17、送信部16を備える。
統計情報確認部11は、諾否部30より受信した統計情報の真正性を確認する。また、統計情報確認部11は、課金サーバ40から受信したライセンス情報に基づいて、課金サーバ40がIPコア21への課金に関する情報以外の不要な情報を送信していないことを確認する。
暗号復号部17は、情報処理装置101より配布された秘密鍵Bを用いてデータの暗号化又は復号を行う。また、暗号復号部17は、課金サーバ40から受信したライセンス情報を、秘密鍵Bを用いて復号する。
暗号復号部17は、上記の暗号化及び復号を公知の公開鍵暗号方式により行う。公知の公開鍵暗号方式は、例えば、Rivest Shamir Adleman(RSA)暗号、楕円曲線暗号、ElGamal暗号などが知られている。後述の暗号復号部37及び47についても同様の公開鍵暗号方式を用いる。
送信部16は、課金サーバ40又は諾否部30に対してデータを送信する。送信部16は、課金サーバ40に対しては、諾否部30から取得した統計情報とハッシュ値とを送信する。送信部16は、諾否部30に対しては、課金サーバ40から受信したハッシュ値とライセンス情報とを送信する。
ハードウェア1は、IPコアモジュール20、諾否部30、メモリ2を備える。
IPコアモジュール20は、IPコア21とユーザロジックとを備える。IPコア21は、例えば、CPU、メモリ、画像処理回路等、LSIを構成するための部分的な回路情報が機能単位でまとめられたものである。システム開発者は、IPコアに含まれた部分的な回路情報を利用し、自身が作成したロジック(ユーザロジック)とを連携させる。システム開発者は、開発目的に適したIPコアを利用することにより、開発にかかる工数を削減することができる。ベンダは、ユーザに対し、IPコア21の使用に対するライセンスを提供する。また、ベンダは、ユーザに対し、IPコア21の使用状況に応じて課金を行う。
IPコア21内部には、IPコア21の使用状況を示す統計情報が記憶される。統計情報とは、例えばIPコア21の稼働時間、通信量、負荷率、消費電力、温度等、ユーザのIPコア21の使用状況を示す情報である。これらは一例であり、統計情報はこれ以外の情報が含まれてもよい。ベンダは、これらの統計情報を課金単位として、ユーザとライセンス契約を行い、ユーザのIPコア21の使用に対して課金を行う。ベンダは、これらの統計情報のうち一つを課金単位としてもよいし、これらのうちいくつかを合わせて課金単位としてもよい。これにより、ベンダはユーザのIPコア21の使用状況をリアルタイムで監視し、ユーザに対して正確に課金を行うことができる。また、上記のような統計情報を用いることにより、汎用的なIPコア21に対する課金を実現することができる。
諾否部30は、取得部32、生成部35、暗号復号部37、保存部33、ライセンス情報確認部31、許可部34を備える。
取得部32は、IPコア21内に記録された統計情報を取得する。取得部32が統計情報を取得した後、IPコア21内の統計情報は随時更新される。
生成部35は、IPコア21より取得した統計情報より、ハッシュ関数を用いて、ハッシュ値を生成する。ハッシュ関数は、例えばMD5、SHA-1等のアルゴリズムである。
暗号復号部37は、情報処理装置101より配布された秘密鍵Aを用いてデータの暗号化又は復号を行う。暗号復号部37は、生成部35が生成した統計情報のハッシュ値を暗号化する。また、暗号復号部37は、0S10より受信しライセンス情報のハッシュ値を復号する。
保存部33は、暗号復号部37が暗号化した統計情報のハッシュ値をメモリ2に保存する。
ライセンス情報確認部31は、0S10を介して課金サーバ40より受信したライセンス情報が真正であることを確認する。
許可部34は、ライセンス情報確認部31によりライセンス情報の真正性が確認された場合、IPコア21へライセンス情報を送信し、IPコア21の動作を許可する。これにより、ユーザはIPコア21の使用が可能となる。
メモリ2は、データを一時的に保持し、ハードウェア1と0S10との間でデータの授受を行うインタフェースとして動作する。IPコア21より取得した統計情報は、諾否部30がメモリ2にマップすることにより0S10に送信される。また、メモリ2は、OS10から統計情報確認部11がIPコア21内の統計情報を参照するためのインタフェースとしても機能する。本実施の形態にかかる情報処理装置101の処理は、メモリ2及び後述する課金サーバ40とのインタフェースを指定するだけで実現可能であるため、使用するOSの制限を受けず、汎用的なコンピュータに対して適用することができる。
課金サーバ40は、暗号復号部47、統計情報確認部41、諾否部48、データベース42を備える。
暗号復号部47は、情報処理装置101より配布された公開鍵A又はBを用いて、データの暗号化又は復号を行う。暗号復号部47は、情報処理装置101より受信した、暗号化された統計情報及びハッシュ値を復号する。また、暗号復号部47は、生成部45が生成したハッシュ値及びライセンス情報を、それぞれ公開鍵A、公開鍵Bを用いて暗号化する。
統計情報確認部41は、情報処理装置101より受信した統計情報の真正性を確認する。
諾否部48は、保存部46、生成部45、送信部43を備える。
保存部46は、統計情報確認部41により真正性が確認された統計情報をデータベース42へ保存する。
生成部45は、ユーザがIPコア21を使用する権利を有していることを示すライセンス情報を生成する。また、生成部45は、生成したライセンス情報より、ハッシュ関数を用いてハッシュ値を生成する。
送信部43は、情報処理装置101に対し、暗号化されたハッシュ値とライセンス情報を送信する。
続いて、図3に示すフローチャートを用いて、情報処理システム200が実行する処理について説明する。本実施の形態では、公開鍵暗号方式とハッシュ関数方式とを組み合わせた方式により通信を行う。
初めに、情報処理システム200は、諾否部30に秘密鍵Aを、OS10に秘密鍵Bを保有させる。また、情報処理システム200は、起動時に、課金サーバ40に対し、公開鍵A、Bを送付する。
取得部32は、IPコア21内に記録された統計情報を取得する(ステップS1)。生成部35は、ハッシュ関数を用いて、取得した統計情報よりハッシュ値を生成する(ステップS2)。暗号復号部37は、生成部35が生成したハッシュ値を秘密鍵Aにより暗号化する(ステップS3)。保存部33は、暗号化したハッシュ値をメモリ2に保存する。また、保存部33は、IPコア21より取得した統計情報をメモリ2に保存する。
OS10からは、統計情報確認部11により、平文の統計情報と、暗号化されたハッシュ値の両方を確認することができる。統計情報確認部11は、保存部33によりメモリ2に保存された統計情報と、IPコア21内に保存されている統計情報とを比較する(ステップS4)。具体的には、統計情報確認部11は、諾否部30を介さずにIPコア21内の統計情報を参照(取得)し、その統計情報と、保存部33によりメモリ2に保存された統計情報とを比較し、差異がないかを確認する。メモリ2に保存された統計情報がIPコア21内の統計情報の内容と一致していれば、諾否部30を介してメモリ2に保存された統計情報が真正であることが確認できる。
IPコア21内の統計情報は随時更新されるため、IPコア21内の統計情報と、メモリ2上の統計情報とは、例えばIPコア21の稼働時間などが完全には一致しないことがある。統計情報確認部11は、これらの差異について一定の基準である閾値を設け、閾値を超えない差異については誤差の範囲内であり、統計情報の真正性に影響しないものとみなす。統計情報確認部11は、閾値を超える差異を検出した場合、IPコア21内の統計情報とメモリ2上の統計情報との間に差異があると判定する。
例えば、IPコア21の稼働時間について、上記の閾値を1秒とすれば、IPコア21内の統計情報の稼働時間が、メモリ2に保存された統計情報の稼働時間より1秒未満の時間だけ長かったとしても、メモリ2に保存された統計情報は真正であると判断する。閾値は、取得部32がIPコア21から統計情報を取得する際の所要時間、生成部35が統計情報からハッシュ値を生成する時間、IPコア21に対する課金単位等を考慮して設定することができる。
統計情報確認部11は、閾値を超える差異を判定した場合にエラーメッセージを出力して、メモリ2上の統計情報が真正でないことをユーザに対し通知してもよい。
なお、上記のように閾値を設けて差異を判定することなく、取得部32がIPコア21から統計情報を取得した時点における統計情報をIPコア21やメモリ2に一時的に記憶させ、その統計情報と、諾否部30を介してメモリ2に保存された統計情報とを比較し、内容が一致することを確認してもよい。
また、統計情報確認部11は、暗号化され、メモリ2上に保存されたハッシュ値のデータ長を確認することにより、暗号化されたデータ内に不要な情報が無いことを確認する。
例えば、生成部35がSHA-1のアルゴリズムにより統計情報のハッシュ値を生成する場合、20バイトのハッシュ値が生成される。このハッシュ値を暗号復号部37により暗号化した場合、通常、暗号化されたハッシュ値も同程度のデータ長となる。したがって、統計情報確認部11は、暗号化されたデータ内に、統計情報のハッシュ値以外の不要な情報が含まれているか否かを、暗号化されたデータのデータ長を確認することにより判定することができる。具体的には、上述の場合と同様、一定の基準である閾値を設ける方法がある。例えば閾値を30バイトとすれば、暗号化されたデータが30バイト以上であった場合、統計情報確認部11は、暗号化したデータ内に、統計情報以外の情報が含まれていると判断し、処理を中止する。その場合、統計情報確認部11は、エラーメッセージを出力して、暗号化したデータ内に統計情報以外の情報が含まれたことをユーザに対し通知してもよい。
上記の処理により、諾否部30より取得した統計情報及び暗号化されたハッシュ値の真正性が確認できた場合、暗号復号部17は、諾否部30より受信した統計情報を秘密鍵Bにより暗号化する。送信部16は、課金サーバ40に対し、暗号化された統計情報とハッシュ値を送信する(ステップS5)。送信部16は、統計情報確認部11により真正性が確認されたデータが課金サーバ40に正常に送信された場合、その旨をユーザに通知してもよい。また、送信日時及び送信結果の履歴を記憶して、ユーザがいつでも履歴を確認できるようにしてもよい。
また、上記では諾否部30より取得した統計情報及び暗号化されたハッシュ値の真正性が確認できた場合に課金サーバ40にデータを送信するとしたが、いずれか一方の真正性が確認できた場合にデータの送信を許可してもよい。
暗号復号部47は、事前に入手した公開鍵A、Bを用いて、受信した統計情報とハッシュ値を復号する(ステップS6)。統計情報確認部41は、送信された統計情報の真正性を確認する(ステップS7)。例えば、復号した統計情報からハッシュ値を生成し、復号したハッシュ値と一致することを確認する。
保存部46は、統計情報をデータベース42へ保存する(ステップS8)。
以上の処理によって、情報処理システム200は、IPコア21から取得した統計情報を情報処理装置101から課金サーバ40に対して安全に送信することができる。また、ユーザは、情報処理装置101が課金サーバ40に対して統計情報のみを送信していることを明瞭に確認することができる。
次に、図4に示したフローチャートを用いて、情報処理システム200において、ベンダがユーザのライセンス情報に基づいて、ユーザのIPコア21に対する使用を制御する処理について説明する。
初めに、生成部45は、ユーザがIPコア21を使用する権利を有していることを示すライセンス情報を生成する(ステップS9)。生成部45は、生成したライセンス情報からハッシュ関数を用いてハッシュ値を生成する(ステップS10)。暗号復号部47は、生成部45が生成したハッシュ値を、公開鍵Aを用いて暗号化する(ステップS11)。暗号復号部47は、生成部45が生成したライセンス情報を、公開鍵Bを用いて暗号化する(ステップS12)。送信部43は、情報処理装置101に対し、暗号化されたハッシュ値とライセンス情報を送信する。
暗号復号部17は、送信部43から送信されたライセンス情報を、秘密鍵Bを用いて復号する(ステップS13)。統計情報確認部11は、送信部43から送信されたライセンス情報の内容及びハッシュ値のデータ長が短いことを確認することにより、送信部43が不要な情報を送信していないことを確認する。例えば、ステップS4の処理と同様、一定の基準である閾値を設けて確認を行う。
送信部16は、ハッシュ値とライセンス情報を諾否部30へ送信する。暗号復号部37は、送信部16より送信されたハッシュ値を、秘密鍵Aを用いて復号する(ステップS14)。
ライセンス情報確認部31は、ライセンス情報が真正であることを確認する(ステップS15)。ライセンス情報確認部31によりライセンス情報の真正性が確認された場合、許可部34は、IPコア21へライセンス情報を送信し、IPコア21の動作を許可する(ステップS16)。これにより、ユーザはIPコア21の使用が可能となる。
以上の処理により、課金サーバ40から情報処理装置101のIPコア21に対して、安全かつ明瞭に、IPコア21に関するライセンス情報を送信することができる。また、送信されたライセンス情報に基づいて、ユーザに対し、IPコア21の使用を許可することができる。
上述した情報処理装置101と課金サーバ40との間の一連の処理は、一定の間隔で継続して行うことにより、IPコア21の統計情報の収集やライセンス情報の反映をリアルタイムで行うことが可能となる。また、これにより、ユーザは必要に応じて柔軟にIPコア21の機能を有効又は無効にすることができ、オンデマンドな課金体系を確立することができる。
また、課金サーバ40との接続が切断された場合や、課金サーバ40から入手したライセンス情報が不正なものであった場合は、許可部34により、ユーザのIPコア21の使用を停止させることができる。
以上、説明したように、本実施の形態にかかる情報処理システムによれば、不正な情報に基づいた課金を防ぐことが可能である。
また、本実施の形態にかかる情報処理方法によれば、課金のための統計情報を記憶するIPコアから前記統計情報を取得し、前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否部から、課金サーバへ送信するための統計情報を取得し、前記IPコアから取得された統計情報と前記諾否部から取得された統計情報とを比較して、前記諾否部から取得された統計情報の真正性を確認するので、不正な情報に基づいた課金を防ぐことが可能である。
<実施の形態3>
以下、図5を用いて本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態では、情報処理装置102と課金サーバ40とのネットワークを介した接続が切断されている場合に、情報処理装置102がIPコア21の統計情報を収集する機構及びユーザがIPコア21のライセンス情報を更新する機構を説明する。
図5に示したように、情報処理装置102は、0S10、ハードウェア1を備える。また、0S10とハードウェア1との間のデータのやりとりは、メモリ2を介して行う。
OS10は、統計情報確認部11、統計情報出力部12、ライセンス情報入力部13を備える。
統計情報確認部11は、保存部33により保存された統計情報の真正性を確認する。
統計情報出力部12は、ユーザが統計情報とハッシュ値を出力する機能を有する。統計情報出力部12は、例えば、CDROM、CDRW、DVD等の不揮発性の光ディスクへの書き込みが可能な光ディスクドライブである。
ライセンス情報入力部13は、ユーザが、ライセンス情報及び暗号化されたハッシュ値を情報処理装置102にインストールする機能を有する。
ハードウェア1は、IPコアモジュール20、諾否部30、メモリ2、不揮発性メモリ3を備える。
IPコアモジュール20は、課金の対象であるIPコア21を備える。
諾否部30は、取得部32、保存部33、生成部35、暗号復号部37、ライセンス情報確認部31、バックアップ部36、許可部34を備える。
取得部32は、IPコア21より統計情報を取得する。
保存部33は、取得部32が取得した統計情報を、不揮発性メモリ3に保存する。保存部33は、不揮発性メモリ3に保存した統計情報を一定期間の間保持する。また、保存部33は、統計情報と暗号化されたハッシュ値をメモリ2に保存する。
生成部35は、ユーザがIPコア21のライセンスを更新する際に、不揮発性メモリ3内に保存されている統計情報より、ハッシュ関数を用いてハッシュ値を生成する。また、生成部35は、ベンダから入手したライセンス情報より、ハッシュ関数を用いてハッシュ値を生成する。
暗号復号部37は、生成部35が生成したハッシュ値を秘密鍵Aにより暗号化する。また、暗号復号部37は、ライセンス情報入力部13より入力されたハッシュ値を、秘密鍵Aを用いて復号する。
ライセンス情報確認部31は、ライセンス情報入力部13より入力されたライセンス情報の真正性を確認する。
バックアップ部36は、情報処理装置102にインストールされたライセンス情報を不揮発性メモリ3に保存する。
許可部34は、保存されたライセンス情報に基づいて、IPコア21に対し動作の許可を行う。
メモリ2は、データを一時的に保持し、ハードウェア1と0S10との間でデータの授受を行うインタフェースとして動作する。IPコア21より取得した統計情報は、諾否部30がメモリ2にマップすることにより0S10に送信される。また、メモリ2は、OS10から統計情報確認部11がIPコア21内の統計情報を参照するためのインタフェースとしても機能する。
不揮発性メモリ3は、電源が供給されていない状態であっても情報を保持する、ハードディスク等の記憶装置である。
情報処理装置102と課金サーバとの接続が切断されている場合に、情報処理装置102が行う処理を説明する。
初めに、取得部32がIPコア21より統計情報を取得する。保存部33は、取得部32が取得した統計情報を、不揮発性メモリ3に保存する。保存部33は、不揮発性メモリ3に保存した統計情報を一定期間の間保持する。
生成部35は、ユーザがIPコア21のライセンスを更新する際に、不揮発性メモリ3内に保存されている統計情報より、ハッシュ関数を用いてハッシュ値を生成する。暗号復号部37は、生成部35が生成したハッシュ値のみを秘密鍵Aを用いて暗号化する。保存部33は、統計情報と暗号化されたハッシュ値をメモリ2に保存する。
統計情報確認部11は、OS上で保存部33により保存された統計情報の真正性を確認する。ユーザは、統計情報出力部12より、統計情報とハッシュ値を手動により出力する。ユーザは、課金サーバと接続可能な環境において、課金サーバに対して出力した統計情報とハッシュ値を送信する。ベンダは、課金サーバにて、事前に配布されている公開鍵Aを用いてハッシュ値を復号し、統計情報の真正性を確認する。ベンダは、真正性が確認された統計情報を課金サーバのデータベースに保存する。
ユーザは、課金サーバと接続可能な環境において、課金サーバよりライセンス情報を入手する。ユーザは、入手したライセンス情報を情報処理装置102に手動でインストールすることにより、ライセンスを更新することができる。
課金サーバにより生成されたライセンス情報の真正性を担保するため、生成部35は、入手したライセンス情報より、ハッシュ関数を用いてハッシュ値を生成する。暗号復号部37は、公開鍵Aを用いてハッシュ値のみを暗号化する。
ユーザは、ライセンス情報及び暗号化されたハッシュ値をライセンス情報入力部13よりインストールする。暗号復号部37は、ライセンス情報入力部13より入力されたハッシュ値を、秘密鍵Aを用いて復号する。ライセンス情報確認部31は、ライセンス情報の真正性を確認する。バックアップ部36は、インストールされたライセンス情報を不揮発性メモリ3に保存する。許可部34は、保存されたライセンス情報に基づいて、IPコア21に対し動作の許可を行う。
以上説明したように、本実施の形態によれば、情報処理装置102と課金サーバとの接続が切断されている場合であっても、不正な情報に基づいた課金を防ぐことが可能である。
<ハードウェアの構成例>
図6は、情報処理を実現するためのハードウェア構成例を示すブロック図である。当該ハードウェア構成は、プロセッサ301とメモリ302を備えている。
プロセッサ301は、メモリ302からコンピュータプログラム(情報処理プログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態の統計情報確認部11において0S10の処理を行う。ここで、情報処理プログラムは、IPコアの使用状況を示す統計情報を取得し、出力するステップと、前記統計情報の真正性を確認するステップを、コンピュータに実行させるものである。
プロセッサ301は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ301は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ302は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ302は、プロセッサ301から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ301は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ302にアクセスしてもよい。
図6の例では、メモリ302は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ301は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ302から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明された情報処理システムの処理を行うことができる。
プロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、Compact Disc Read Only Memory(CD-ROM)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、Programmable ROM(PROM)、Erasable PROM(EPROM)、フラッシュROM、Random Access Memory(RAM))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、上述の例では、1つの諾否部30に対して1つのIPコア21が接続している構成を用いて説明を行ったが、これに限らず、1つの諾否部30に対して複数のIPコア21を接続してもよい。複数のIPコア21のライセンス情報をそれぞれ識別して、IPコア21のそれぞれに対し、ライセンスの有効又は無効を課金サーバ40からリアルタイムに切り替えられるようにしてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
課金のための統計情報を記憶するIPコアと、
前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否部であって、前記IPコアから前記統計情報を取得し、課金サーバへ送信するための統計情報を出力する諾否部と、
前記IPコアに記憶された統計情報と前記諾否部から出力された統計情報とを比較して、前記諾否部から出力された統計情報の真正性を確認する統計情報確認部と、
を備える課金情報処理装置。
(付記2)
前記統計情報確認部は、
前記IPコアに記憶された統計情報と前記諾否部から出力された統計情報との差分が所定の閾値の範囲内にある場合に前記諾否部から出力された統計情報が真正であると判定し、前記閾値の範囲外にある場合に前記諾否部から出力された統計情報が真正でないと判定する、
付記1に記載の課金情報処理装置。
(付記3)
前記諾否部は、前記出力する統計情報に基づいてハッシュ値を生成し、前記ハッシュ値を暗号化し、
前記統計情報確認部は、前記暗号化されたハッシュ値のデータ長に基づいて、前記諾否部から出力する統計情報の真正性を確認する、
付記1又は2に記載の課金情報処理装置。
(付記4)
前記統計情報確認部は、
前記暗号化されたハッシュ値のデータ長が所定の長さより短い場合に、前記諾否部から出力された統計情報が真正であると判定し、前記所定の長さより長い場合に前記諾否部から出力された統計情報が真正でないと判定する、
付記3に記載の課金情報処理装置。
(付記5)
前記諾否部から出力された統計情報が真正であると確認された場合に、前記諾否部から出力された統計情報を前記課金サーバに送信する送信部をさらに備える、
付記1から4のいずれか1項に記載の課金情報処理装置。
(付記6)
前記諾否部から出力された統計情報が真正であると確認された場合に、前記諾否部から出力された統計情報と、前記暗号化されたハッシュ値を前記課金サーバに送信する送信部をさらに備える、
付記3又は4に記載の課金情報処理装置。
(付記7)
前記諾否部から出力された統計情報が真正であると確認された場合に、前記諾否部から出力された統計情報を外部記憶装置に出力する出力部をさらに備える、
付記1から6のいずれか1項に記載の課金情報処理装置。
(付記8)
前記統計情報は、
前記IPコアの稼働時間、
前記IPコアの通信量、
前記IPコアの負荷率、
前記IPコアの消費電力、
前記IPコアの温度、
の少なくとも1つを含む、付記1から7のいずれか1項に記載の課金情報処理装置。
(付記9)
付記1から8のいずれか1項に記載の課金情報処理装置と、
前記課金情報処理装置と通信可能であって、前記課金情報処理装置より受信した統計情報に基づいて、前記IPコアを使用するユーザに対して課金する課金サーバと、
を備える課金情報処理システム。
(付記10)
前記課金サーバは、
前記IPコアの使用を前記ユーザに許可するか否かを示すライセンス情報を生成する生成部をさらに備え、
前記諾否部は、前記ライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作又は停止を行う、
付記9に記載の課金情報処理システム。
(付記11)
課金のための統計情報を記憶するIPコアから前記統計情報を取得し、
前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否部から、課金サーバへ送信するための統計情報を取得し、
前記IPコアから取得された統計情報と前記諾否部から取得された統計情報とを比較して、前記諾否部から取得された統計情報の真正性を確認する
課金情報処理方法。
(付記12)
課金のための統計情報を記憶するIPコアから前記統計情報を取得し、
前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否部から、課金サーバへ送信するための統計情報を取得し、
前記IPコアから取得された統計情報と前記諾否部から取得された統計情報とを比較して、前記諾否部から取得された統計情報の真正性を確認することを
コンピュータに実行させる、課金情報処理プログラム。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2020年3月19日に出願された日本出願特願2020-049419を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 ハードウェア
2 メモリ
3 不揮発性メモリ
10 0S
11、41 統計情報確認部
12 統計情報出力部
13 ライセンス情報入力部
35、45 生成部
16、43 送信部
17、37、47 暗号復号部
20 IPコアモジュール
21 IPコア
30、48 諾否部
31 ライセンス情報確認部
32 取得部
33、46 保存部
34 許可部
36 バックアップ部
40 課金サーバ
42 データベース
100、101、102 情報処理装置
200 情報処理システム

Claims (10)

  1. 課金のための統計情報を記憶するIPコアと、
    前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否手段であって、前記IPコアから前記統計情報を取得し、課金サーバへ送信するための統計情報を出力する諾否手段と、
    前記IPコアに記憶された統計情報と前記諾否手段から出力された統計情報とを比較して、前記諾否手段から出力された統計情報の真正性を確認する統計情報確認手段と、
    を備える課金情報処理装置。
  2. 前記統計情報確認手段は、
    前記IPコアに記憶された統計情報と前記諾否手段から出力された統計情報との差分が所定の閾値の範囲内にある場合に前記諾否手段から出力された統計情報が真正であると判定し、前記閾値の範囲外にある場合に前記諾否手段から出力された統計情報が真正でないと判定する、
    請求項1に記載の課金情報処理装置。
  3. 前記諾否手段は、前記出力する統計情報に基づいてハッシュ値を生成し、前記ハッシュ値を暗号化し、
    前記統計情報確認手段は、前記暗号化されたハッシュ値のデータ長に基づいて、前記諾否手段から出力する統計情報の真正性を確認する、
    請求項1又は2に記載の課金情報処理装置。
  4. 前記統計情報確認手段は、
    前記暗号化されたハッシュ値のデータ長が所定の長さより短い場合に、前記諾否手段から出力された統計情報が真正であると判定し、前記所定の長さより長い場合に前記諾否手段から出力された統計情報が真正でないと判定する、
    請求項3に記載の課金情報処理装置。
  5. 前記諾否手段から出力された統計情報が真正であると確認された場合に、前記諾否手段から出力された統計情報を前記課金サーバに送信する送信手段をさらに備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の課金情報処理装置。
  6. 前記諾否手段から出力された統計情報が真正であると確認された場合に、前記諾否手段から出力された統計情報と、前記暗号化されたハッシュ値を前記課金サーバに送信する送信手段をさらに備える、
    請求項3又は4に記載の課金情報処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の課金情報処理装置と、
    前記課金情報処理装置と通信可能であって、前記課金情報処理装置より受信した統計情報に基づいて、前記IPコアを使用するユーザに対して課金する課金サーバと、
    を備える課金情報処理システム。
  8. 前記課金サーバは、
    前記IPコアの使用を前記ユーザに許可するか否かを示すライセンス情報を生成する生成手段をさらに備え、
    前記諾否手段は、前記ライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作又は停止を行う、
    請求項7に記載の課金情報処理システム。
  9. コンピュータが、
    課金のための統計情報を記憶するIPコアから前記統計情報を取得し、
    前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否手段から、課金サーバへ送信するための統計情報を取得し、
    前記IPコアから取得された統計情報と前記諾否手段から取得された統計情報とを比較して、前記諾否手段から取得された統計情報の真正性を確認する
    課金情報処理方法。
  10. 課金のための統計情報を記憶するIPコアから前記統計情報を取得し、
    前記IPコアのライセンス情報に基づいて、前記IPコアの動作の諾否を制御する諾否手段から、課金サーバへ送信するための統計情報を取得し、
    前記IPコアから取得された統計情報と前記諾否手段から取得された統計情報とを比較して、前記諾否手段から取得された統計情報の真正性を確認することを
    コンピュータに実行させる、課金情報処理プログラム。
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