JP7468100B2 - エアクリーナ - Google Patents

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本発明は、エアクリーナに関する。
従来、内燃機関のエアクリーナは、吸気が流入するインレットを有するケースと、吸気が流出するアウトレットを有するキャップと、ケースとキャップとの間に設けられたフィルタエレメントとを備えている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のエアクリーナの内部には、アウトレットを通じてキャップ内に流入する内燃機関の蒸発燃料を吸着する吸着シートが設けられている。この吸着シートは、キャップの内壁に設けられた溝部に挿入されて組み付けられている。
特開2017-133364号公報
ところで、このようなエアクリーナにおいて、吸着シートなどの機能性シートの組み付け姿勢を安定させる上では、溝部の幅が小さいことが好ましい。しかしながら、この場合、溝部の成形が困難となるおそれや、溝部への機能性シートの挿入作業が困難となるおそれがある。
一方、溝部の幅を大きく設定した場合には、溝部への機能性シートの挿入作業において、作業者が、複数の機能性シートを互いに重なり合った状態のまま上記溝部に挿入して組み付ける、所謂誤組み付けが生じるおそれがある。
本発明の目的は、機能性シートの誤組み付けを抑制できるエアクリーナを提供することにある。
上記目的を達成するためのエアクリーナは、インレット及びアウトレットを有するハウジングと、前記ハウジング内に収容されたフィルタエレメントと、前記ハウジングの内壁との間に隙間を有した状態で当該内壁に対向して組み付けられた機能性シートと、を備える。前記機能性シートは、本体部と、前記本体部に連なる挿入縁部及び組付縁部とを有しており、前記ハウジングは、前記挿入縁部が挿入されることで前記機能性シートを位置決めする溝部と、前記組付縁部が組み付けられる組付部と、前記隙間に設けられ、前記本体部の前記内壁に向かう変位を規制する規制部と、を有している。
同構成によれば、複数の機能性シートが互いに重なり合った状態のまま、これら機能性シートの挿入縁部が溝部に挿入された状態で、これら機能性シートの組付縁部を組付部に組み付けようとした際に、ハウジングの内壁に最も近い1つ目の機能性シートにおける本体部の当該内壁に向かう変位が規制される。このため、1つ目の機能性シートに重なり合う他の機能性シートは、組付部から離れるようになる。これにより、作業者が機能性シートの誤組み付けに気付きやすくなる。
また、規制部が機能性シートと内壁との隙間に設けられることから、機能性シートの挿入縁部を溝部に挿入する際に、当該機能性シートの内壁側に他の機能性シートが重なり合っている場合には、これら機能性シートの挿入作業時に他の機能性シートが規制部に干渉するようになる。これにより、作業者が機能性シートの誤組み付けに気付きやすくなる。
以上のことから、機能性シートの誤組み付けを抑制できる。
一実施形態のエアクリーナの斜視図。 同実施形態のエアクリーナの断面図。 同実施形態のキャップを開口側から視た斜視図。 同実施形態のキャップを開口側から視た平面図。 図4の5-5線に沿った断面図。 図4の6-6線に沿った断面図。 同実施形態の作用を説明する図であって、複数の吸着シートが溝部に挿入されようとしている状態を示す断面図。
以下、図1~図7を参照して、エアクリーナの一実施形態について説明する。
本実施形態のエアクリーナ10は、車載内燃機関の吸気通路に設けられ、吸気を濾過するものである。
図1及び図2に示すように、エアクリーナ10は、吸気が流入するインレット25及び吸気が流出するアウトレット35を有するハウジング11と、ハウジング11内に収容されたフィルタエレメント50とを備えている。ハウジング11の内部には、アウトレット35を通じてハウジング11内に流入する蒸発燃料を吸着する吸着シート60が設けられている。
ハウジング11は、開口21を有するケース20と、開口31を有するキャップ30とを備えている。ケース20の開口21と、キャップ30の開口31とは互いに対向している。キャップ30は、ケース20に対して着脱可能に設けられている。ケース20及びキャップ30は、共にポリプロピレンなどの樹脂材料にタルクやガラス繊維などのフィラーを添加させた複合材料により形成されている。
フィルタエレメント50は、ケース20の開口21とキャップ30の開口31との間に設けられている。
次に、エアクリーナ10の各構成について詳細に説明する。
まず、吸着シート60について説明する。
<吸着シート60>
図2に示すように、吸着シート60は、本体部61と、本体部61に連なる挿入縁部62及び組付縁部63とを有している。吸着シート60は、長辺及び短辺を有する長方形状をなしている。
本体部61は、吸着シート60の全体よりも一回り小さい長方形状をなしている。
挿入縁部62と組付縁部63とは、吸着シート60の長辺を構成しており、本体部61を挟んで互いに反対側に設けられている。挿入縁部62及び組付縁部63は、キャップ30の開口31の内縁に沿って延在している。挿入縁部62は、本体部61よりもキャップ30の開口31から遠い位置に設けられており、組付縁部63は、本体部61よりもキャップ30の開口31に近い位置に設けられている。
挿入縁部62及び組付縁部63の両端同士は、一対の縦縁部64により連結されている。一対の縦縁部64は、吸着シート60の短辺を構成している。
以降において、挿入縁部62が延在する方向を延在方向Xと称する。なお、延在方向Xは、図2における左右方向である。
図5に示すように、吸着シート60は、キャップ30の開口31を取り囲む周壁32の内面に溶着により接合されることで組み付けられている。以降において、周壁32のうち吸着シート60が組み付けられる周壁32を周壁32aと称する。
本実施形態の吸着シート60は、本体部61と周壁32aとの間に隙間Gを有した状態で周壁32aの一般面32bに対向して組み付けられている。なお、周壁32aは、内壁の一例である。
図示は省略するが、本体部61は、例えば、粒状の活性炭からなる吸着材を有している。吸着シート60は、上記吸着材を挟む一対の保持シートと、一対の保持シートを挟む一対の樹脂ネットとを有している。保持シートは、例えば、不織布からなる。樹脂ネットは、例えば、ポリプロピレンなどの樹脂材料からなる。各保持シートと各樹脂ネットとの周縁部が全周にわたって熱プレスされることで、挿入縁部62、組付縁部63、及び一対の縦縁部64が形成されている。
<ケース20>
図1及び図2に示すように、ケース20は、開口21を取り囲む周壁22、開口21に対向する底壁23、及びインレット25を有している。
インレット25は、円筒状をなしており、周壁22の外周面に突設されている。インレット25は、延在方向Xの一方側に向かって延びている。
開口21の周縁には、外周側に向かって突出した環状のフランジ24が全周にわたって形成されている。
<キャップ30>
図1及び図2に示すように、キャップ30は、開口31を取り囲む周壁32、開口31に対向する頂壁33、及びアウトレット35を有している。
アウトレット35は、円筒状をなしており、周壁32の外周面に突設されている。アウトレット35は、延在方向Xにおいてインレット25とは反対側に位置しており、延在方向Xに対して傾斜して延びている。
開口31の周縁には、外周側に向かって突出した環状のフランジ34が形成されている。
図3及び図4に示すように、頂壁33のうち周壁32aに隣接する部分には、開口31に向かって突出した複数のリブ40が延在方向Xに互いに間隔をおいて設けられている。リブ40は、板状をなしている。各リブ40は、頂壁33と周壁32aとに連なって設けられている。リブ40は、第1リブ41、第1リブ41よりも延在方向Xの外側に位置する第2リブ42、及び第2リブ42よりも延在方向Xの外側に位置する第3リブ43を含んで構成されている。なお、図3及び図4では、吸着シート60の図示が省略されている。
第1リブ41は、頂壁33の延在方向Xにおける中央部に設けられている。本実施形態では、一対の第1リブ41が、延在方向Xに互いに間隔をおいて設けられている。
各第1リブ41における周壁32aとは反対側の端部同士は、延在方向Xに延びる第1接合部36により連結されている。
図5に示すように、第1接合部36には、吸着シート60の挿入縁部62が接合されている。第1接合部36は、周壁32aから離れた位置にて頂壁33から突出している。第1接合部36は、開口31から離れるほどキャップ30の内側に位置するように一般面32bに対して傾斜している。
図3及び図4に示すように、頂壁33のうち各第1リブ41同士の間の部分には、補助リブ41aが、開口31に向かって突出している。補助リブ41aは、板状をなしている。補助リブ41aは、第1接合部36と周壁32aとに連なって設けられている。補助リブ41aの突端は、第1接合部36よりも開口31側に位置している。補助リブ41aの突端は、開口31から離れるほどキャップ30の内側に位置するように一般面32bに対して傾斜している。
第2リブ42は、第1リブ41の延在方向Xにおける両側にそれぞれ設けられている。本実施形態では、第2リブ42が、第1リブ41の延在方向Xにおける両側に3つずつ設けられている。
第3リブ43は、延在方向Xにおける最外側の第2リブ42の外側にそれぞれ設けられている。第3リブ43の突端には、規制部43aが一体に設けられている。したがって、規制部43aは、延在方向Xに互いに間隔をおいて複数設けられている。本実施形態では、都合2つの規制部43aが設けられている。各リブ40が隙間Gに設けられていることから、規制部43aは隙間Gに設けられている。
図6に示すように、規制部43aは、吸着シート60の本体部61の周壁32aに向かう変位を規制するものである。本実施形態では、規制部43aが周壁32aに組み付けられた吸着シート60の本体部61に当接している。規制部43aの突端面は、一般面32bに対して概ね直交している。
図3及び図4に示すように、頂壁33のうち各リブ40よりもキャップ30の内側の部分には、延在方向Xに沿って延びる一対の横リブ44が延在方向Xに互いに間隔をおいて設けられている。各横リブ44は、第3リブ43、第3リブ43に隣り合う第2リブ42、及び当該第2リブ42に隣り合う第2リブ42に対向して設けられている。
各横リブ44の延在方向Xにおける外側の端部には、縦リブ45が連なって設けられている。各縦リブ45は、頂壁33から開口31側に向かって周壁32aに沿って延びている。縦リブ45は、周壁32のうち周壁32aに連なる周壁32に連なっている。縦リブ45は、吸着シート60の縦縁部64に対向している。
図4及び図6に示すように、各リブ40と横リブ44との間には、溝部46が設けられている。より詳しくは、溝部46は、横リブ44に対向する各第2リブ42との間、及び第3リブ43との間に設けられている。溝部46の底部は、頂壁33よりも開口31側に位置している。本実施形態では、溝部46と規制部43aとが共通の第3リブ43により構成されている。
図3~図5に示すように、周壁32aのうち開口31の近傍には、複数の第2接合部37が延在方向Xに互いに間隔をおいて設けられている。本実施形態では、3つの第2接合部37が延在方向Xに等間隔にて設けられている。第2接合部37には、吸着シート60の組付縁部63が接合されている。第2接合部37は、開口31から離れるほどキャップ30の内側に位置するように一般面32bに対して傾斜している。第1接合部36と第2接合部37とは同一平面上に位置している。なお、第2接合部37は、組付部の一例である。
延在方向Xの外側における第2接合部37と、第3リブ43とは、延在方向Xにおいて同一の位置に設けられている。延在方向Xの中央における第2接合部37と、第1接合部36とは、延在方向Xにおいて同一の位置に設けられている。
周壁32aのうち第2接合部37同士の間には、複数の支持リブ47が延在方向Xに互いに間隔をおいて設けられている。互いに隣り合う2つの第2接合部37同士の間には、4つの支持リブ47が設けられている。
吸着シート60が第1接合部36及び第2接合部37に接合された状態において、挿入縁部62は、各第2リブ42及び各第3リブ43に当接している。また、組付縁部63は、各支持リブ47に当接している。また、上述したように、第1接合部36及び第2接合部37は、周壁32aの一般面32bに対して傾斜していることから、吸着シート60は、一般面32bに対して傾斜した状態で周壁32aに組み付けられている。
<フィルタエレメント50>
図2に示すように、フィルタエレメント50は、濾紙や不織布などの濾材シートを襞折りすることにより形成された濾過部51と、濾過部51の外周縁に設けられた環状のシール部52とを有している。フィルタエレメント50は、平面視長方形状をなしている。
シール部52は、ケース20のフランジ24とキャップ30のフランジ34とによって挟持されている。これにより、ケース20とキャップ30との間がシールされている。
次に、吸着シート60の組付方法について説明する。
まず、吸着シート60の挿入縁部62を開口31を通じて溝部46に挿入する。これにより、吸着シート60が位置決めされる。
次に、挿入縁部62を第1接合部36に沿わせるとともに、組付縁部63を第2接合部37に沿わせる。これにより、吸着シート60が周壁32aの一般面32bに対して傾斜した姿勢で配置される。
次に、図示しない溶着工具により、挿入縁部62と第1接合部36とを溶着するとともに、組付縁部63と各第2接合部37とを溶着する。
こうして、吸着シート60がキャップ30の周壁32aとの間に隙間Gを有した状態で周壁32aに対向して組み付けられる。
本実施形態の作用について説明する。
複数の吸着シート60が互いに重なり合った状態のまま、これら吸着シート60の挿入縁部62が溝部46に挿入された状態で、これら吸着シート60の組付縁部63を第2接合部37に組み付けようとした際に、周壁32aに最も近い1つ目の吸着シート60における本体部61の周壁32aに向かう変位が規制される。このため、1つ目の吸着シート60に重なり合う他の吸着シート60は、第2接合部37から離れるようになる。これにより、作業者が吸着シート60の誤組み付けに気付きやすくなる。
また、図7に示すように、規制部43aが吸着シート60と周壁32aとの隙間Gに設けられることから、吸着シート60の挿入縁部62を溝部46に挿入する際に、当該吸着シート60の周壁32a側に他の吸着シート60が重なり合っている場合には、これら吸着シート60の挿入作業時に他の吸着シート60が規制部43aに干渉するようになる。これにより、作業者が吸着シート60の誤組み付けに気付きやすくなる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)吸着シート60は、本体部61と、本体部61に連なる挿入縁部62及び組付縁部63とを有している。キャップ30は、挿入縁部62が挿入されることで吸着シート60を位置決めする溝部46と、組付縁部63が組み付けられる第2接合部37と、隙間Gに設けられ、本体部61の周壁32aに向かう変位を規制する規制部43aとを有している。
こうした構成によれば、上記作用を奏することから、吸着シート60の誤組み付けを抑制できる。
(2)規制部43aは、延在方向Xに互いに間隔をおいて複数設けられている。
こうした構成によれば、複数の規制部43a同士の間に隙間Gが形成されるため、吸着シート60の本体部61のうち規制部43aに対向しない部分の表面積を大きくできる。このため、吸着シート60と周壁32aとの隙間Gに存在する蒸発燃料が本体部61に吸着されやすくなる。
また、規制部43aが複数設けられていることから、本体部61の周壁32aに向かう変位がより広い範囲において規制される。
以上のことから、規制部43aを設けることによる吸着シート60の性能低下の抑制と、吸着シート60の誤組み付けの抑制との両立を図ることができる。
(3)組付縁部63は、本体部61を挟んで挿入縁部62とは反対側に設けられている。
互いに重なり合った状態で挿入縁部62が溝部46に挿入された複数の吸着シート60は、挿入縁部62から離れた部位ほど互いに離れやすくなる。
上記構成によれば、組付縁部63が本体部61を挟んで挿入縁部62とは反対側に設けられているため、複数の吸着シート60の組付縁部63同士が互いに離れやすくなる。このため、複数の吸着シート60の組付縁部63を第2接合部37に対して組み付けにくくなる。これにより、作業者が吸着シート60の誤組み付けに一層気付きやすくなる。
(4)溝部46及び規制部43aは、共通の第3リブ43により構成されている。
例えば、規制部43aと溝部46とが個別に設けられている場合、規制部43aを形成するためのスライド型が別途必要になるなどキャップ30を成形する金型の構造が複雑になるおそれがある。
この点、上記構成によれば、溝部46及び規制部43aが共通の第3リブ43により構成されているため、上述した不都合が生じにくくなり、規制部43aを容易に形成することができる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・本実施形態では、2つの規制部43aがキャップ30内に設けられていたが、規制部43aの数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。この場合、規制部43aを、第1リブ41の突端に設けたり、第2リブ42の突端に設けたりすることもできる。
・補助リブ41aの突端に規制部43aを設けることもできる。
・本実施形態の規制部43aと溝部46とは、共通の第3リブ43により構成されるものであったが、規制部43aと溝部46とが、個別に設けられていてもよい。このとき、規制部43aは、頂壁33から突出するものであってもよい。
・吸着シート60の縦縁部64を組付縁部63として構成することもできる。すなわち、縦縁部64が周壁32aに対して組み付けられていてもよい。
・規制部43aの位置は適宜変更できる。例えば、周壁32aのうち本体部61の組付縁部63近傍に対向する部分に設けられていてもよい。
・規制部43aの突端面は、開口31から離れるほどキャップ30の内側に位置するように傾斜していてもよいし、開口31から離れるほどキャップ30の外側に位置するように傾斜していてもよい。
・吸着シート60は、周壁32aに対して接合されるものでなくてもよい。例えば、頂壁33に設けられた溝部に対して挿入することで組み付けられるものであってもよい。
・周壁32aに組み付けられた吸着シート60の挿入縁部62は、溝部46の内部に位置していなくてもよい。
・規制部43aは、周壁32aに組み付けられた吸着シート60の本体部61に当接していなくてもよい。すなわち、規制部43aと本体部61との間に隙間が設けられていてもよい。
・本発明は、機能性シートとして、不織布からなる吸音シートを備える内燃機関のエアクリーナに対しても適用することができる。この場合、吸音シートは、ケース20内に組み付けられていてもよいし、キャップ30内に組み付けられていてもよい。
G…隙間
10…エアクリーナ
11…ハウジング
20…ケース
25…インレット
30…キャップ
35…アウトレット
32…周壁
32a…周壁
43…第3リブ
43a…規制部
46…溝部
50…フィルタエレメント
60…吸着シート
61…本体部
62…挿入縁部
63…組付縁部

Claims (5)

  1. インレット及びアウトレットを有するハウジングと、前記ハウジング内に収容されたフィルタエレメントと、前記ハウジングの内壁との間に隙間を有した状態で当該内壁に対向して組み付けられた機能性シートと、を備えるエアクリーナであって、
    前記機能性シートは、本体部と、前記本体部に連なる挿入縁部及び組付縁部とを有しており、
    前記ハウジングは、
    前記フィルタエレメントが設けられる開口と、
    前記開口に対向する対向壁と、
    前記対向壁に設けられ、前記挿入縁部が挿入されることで前記機能性シートを位置決めする溝部と、
    前記組付縁部が組み付けられる組付部と、
    前記隙間に設けられ、前記本体部の前記内壁に向かう変位を規制する規制部と、を有している、
    エアクリーナ。
  2. 前記機能性シートは、前記アウトレットを通じて前記ハウジング内に流入する内燃機関の蒸発燃料を吸着する吸着シートである、
    請求項1に記載のエアクリーナ。
  3. 前記規制部は、前記挿入縁部の延在方向に互いに間隔をおいて複数設けられている、
    請求項1または請求項2に記載のエアクリーナ。
  4. 前記組付縁部は、前記本体部を挟んで前記挿入縁部とは反対側に設けられている、
    請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のエアクリーナ。
  5. 前記溝部及び前記規制部は、共通のリブにより構成されている、
    請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のエアクリーナ。
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