JP7467223B2 - スライドスイッチ及びレンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

本発明は、交換レンズとしてのレンズ鏡筒などに適用されるスライドスイッチ、及びスライドスイッチを備えたレンズ鏡筒に関する。
円環形状の光学機器であるレンズ鏡筒には、その表面に、例えば、オートフォーカスや手振れ補正などの機能を切替えるためのスライドスイッチが設けられている。
特許文献1には、レンズ鏡筒に適用されるスライドスイッチであって、防滴性を有するスライドスイッチが開示されている。このスライドスイッチは、例えば、スイッチパネル、スイッチ操作部材、クリックバネ、スライド切り換え式電気スイッチ、および撥水シート部材で構成されている。特許文献1におけるクリックバネは、スイッチ操作部材の軸部を中心として一方に係止爪を備え、対向する他方に摺動片を備えている。係止爪は、スイッチ操作部材を所定位置に係止するものであり、摺動片は、係止爪による反力からクリックバネと結合されたスイッチ操作部材の倒れを抑制するためのものである。また、特許文献1には、係止爪の反力によって撥水シートを備えたスイッチパネルと、撥水シートを備えたスイッチ操作部材の撥水面同士を密着させる構成が開示されている。
特開2002-75123号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたクリックバネの構成では、スイッチ操作部材の進行方向と直交する両方向へそれぞれ係止爪および摺動片が配置されている。このため、交換レンズなどの円環形状の外装環に、そのようなクリックバネを適用しようとした場合、係止爪および摺動片の占有空間が大きくなって外装環の径寸法を大きくせざるを得ず、交換レンズ等の径寸法の小径化を図る上で阻害要因となっていた。また、係止爪による反力がスイッチ操作部材の軸部を中心として一方に偏っているために、部品寸法精度や外観要求仕様によっては、クリックバネと結合されたスイッチ操作部材の傾き易いという問題もあった。
このような状況に鑑み、本発明は、スライドスイッチが適用される円筒体の小型化を図ることができるスライドスイッチ、及び当該スライドスイッチを備えたレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のスライドスイッチは、円筒体の表面に配置され、前記円筒体の中心線と平行にスライドするスライドスイッチであって、前記円筒体の表面を貫通して前記中心線に向かって延びる軸部を備えた操作部と、前記軸部の先端に締結され、前記操作部を前記中心線に向かって付勢して前記円筒体の表面にスライド可能に当接させる単一の弾性部材と、を有し、前記弾性部材は、前記円筒体の内面と摺接する第1の面と、前記第1の面を折り返して前記中心線と平行に延設された弾性部とを備え、前記円筒体は、前記軸部が貫通する貫通孔を備え、前記貫通孔は、前記操作部の裏面と、前記弾性部材の前記第1の面とによって塞がれていることを特徴とする。
本発明によれば、スライドスイッチの操作部を円筒体の表面にスライド可能に付勢する弾性部材を、円筒体の内面に摺接する第1の面と、第1の面を折り返して円筒体の中心線と平行に延設された弾性部とを有するものとした。これによって、弾性部材における中心線と直交する方向の幅寸法を小さくできるので、スライドスイッチが適用される円筒体の小径化を図ることができる。
実施の形態に係るスライドスイッチを備えた交換レンズが着脱可能に装着されたカメラ本体の斜視図である。 交換レンズの絞り込み状態を示す光軸を含むXY平面上の断面図である。 交換レンズの絞り出し状態を示す光軸を含むXY平面上の断面図である。 スライドスイッチを備えた交換レンズおよびカメラ本体の制御構成を示すブロック図である。 手振補正切換スイッチが設けられた交換レンズの断面図である。 手振補正切換スイッチの分解斜視図である。 軸部のビス締結面と傾斜面とをビスで締結する締結状態を示す斜視図である。 外装環と手振補正切換スイッチとの位置関係を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、各図面を通して、同一または対応する部分については、同一の符号を付して重複する説明を省略した。また、本実施の形態では、本発明に係るスライドスイッチが適用される円筒体として、円筒状のレンズ鏡筒(以下、「交換レンズ」という。)について説明するが、本発明のスライドスイッチは、交換レンズ以外の円筒体に適用することも可能である。
図1は、実施の形態に係るスライドスイッチを備えた交換レンズが着脱可能に装着されたデジタルカメラ(以下、「カメラ本体」という。)の斜視図である。図1において、図1(a)は、正面側の斜視図であり、図1(b)は、背面側の斜視図である。
図1(a)において、カメラ本体100に装着された交換レンズ101に収容された撮像光学系の光軸が延びる光軸方向をX軸方向とし、X軸方向に直交する方向をZ軸方向(水平方向)及びY軸方向(垂直方向)とする。以下、Z軸方向とY軸方向をまとめてZ/Y軸方向という。また、Z軸回りの回転方向をピッチ(Pitch)方向とし、Y軸回りの回転方向をヨー(Yaw)方向とする。ピッチ方向とヨー方向は、互いに直交するZ軸とY軸である2軸回りでの回転方向である。また、ピッチ方向とヨー方向をまとめてピッチ/ヨー方向ともいう。
カメラ本体100のうち前方(被写体側)から見て左側(後方から見て右側)の部分に、ユーザがカメラ本体100を把持するためのグリップ部2が設けられている。カメラ本体100の上面部には、電源操作部3が配置されている。カメラ本体100が電源オフ状態にあるときにユーザが電源操作部3をオン操作すると、カメラ本体100が電源オン状態となり撮像が可能となる。また、カメラ本体100が電源オン状態にあるときにユーザが電源操作部3をオフ操作すると、カメラ本体100が電源オフ状態になる。
カメラ本体100の上面部には、また、モードダイアル4、レリーズボタン5及びアクセサリシュー6が設けられている。モードダイアル4をユーザが回転操作することによって、撮像モードを切り替えることができる。撮像モードとしては、マニュアル静止画撮像モード、オート静止画撮像モード及び動画撮像モード等が挙げられる。マニュアル静止画撮像モードは、シャッタ速度や絞り値等の撮像条件をユーザが任意に設定可能なモードである。オート静止画撮像モードは、自動で適正な露光量が得られるモードである。また、動画撮像モードは、動画の撮像を行うためのモードである。
ユーザが、レリーズボタン5を半押し操作することによって、オートフォーカスや自動露出制御等の撮像準備動作を指示することができ、レリーズボタン5を全押し操作することによって、撮像を指示することができる。アクセサリシュー6には、図示省略した外部フラッシュや外部ファインダ(EVF)等のアクセサリが着脱可能に装着される。カメラ本体100内には、交換レンズ101の撮像光学系により形成された被写体像を光電変換(撮像)する撮像素子が配置されている。
交換レンズ101は、レンズマウント102を介して、カメラ本体100に設けられたカメラマウント7に機械的および電気的に接続される。上述したように、交換レンズ101内には、被写体からの光を結像させて被写体像を形成する撮像光学系が収容されている。交換レンズ101の被写体側の外周に、ユーザ操作によって光軸回りで回転可能なズーム操作環103が配置されている。
ズーム操作環103の外周部には、ユーザが操作する際、手が滑ることがないようにローレット形状が設けられている。ズーム操作環103がユーザによって回転操作されると、撮像光学系を構成するズーム群がズーム操作環103の回動角度に対応した所定の光学位置へと移動する。ズーム操作環103を回動してズーム群を所望の光学位置へと移動させることによって、ユーザは、所望の画角での撮影が可能となる。
レンズマウント102の近傍の外装環109の表面にスライドスイッチ303が設けられている。スライドスイッチ303は、例えば、手振補正機能切換用のスイッチである。ユーザは、手動によってスライドスイッチ303を光軸方向であるX方向へ移動させることができる。ユーザが、スライドスイッチ303を+X方向へ移動させることによって手振れ補正機能が使用可能な設定となる。一方、ユーザが、スライドスイッチ303を-X方向へ移動させることによって手振れ補正機能が停止した設定となる。ユーザは、所望の手振れ補正機能を交換レンズ101に設定することができる。
また、外装環109の表面上には、スライドスイッチ503が配置されている。スライドスイッチ503は、フォーカス機能切換用のスイッチである。ユーザは、手動によってスライドスイッチ503を光軸方向であるX方向へ移動させることができる。ユーザが、スライドスイッチ503を+X方向へ移動させることによってオートフォーカス設定となる。一方、ユーザが、スライドスイッチ503を-X方向へ移動させることによってマニュアルフォーカス設定となる。ユーザは、所望のフォーカス機能を交換レンズ101に設定することができる。
図1(b)において、カメラ本体100の背面には、背面操作部8と表示部9が設けられている。背面操作部8には、様々な機能が割り当てられた複数のボタンやダイアルが含まれている。カメラ本体100の電源がオン状態であり、静止画または動画撮像モードが設定されているとき、表示部9は、撮像素子により撮像されている被写体像のスルー画像を表示する。また、表示部9は、シャッタ速度や絞り値等の撮像条件を示す撮像パラメータを表示する。ユーザは、表示部9の表示を見ながら背面操作部8を操作することによって、撮像パラメータの設定値を変更することができる。背面操作部8には、記録された撮像画像の再生を指示するための再生ボタンが含まれており、ユーザが再生ボタンを操作することによって、撮像画像が表示部9に再生、表示される。
次に、スライドスイッチが適用される交換レンズ101の概略構成について説明する。
図2は、交換レンズ101の絞り込み状態を示す光軸を含むXY平面上の断面図である。また、図3は、交換レンズ101の絞り出し状態を示す光軸を含むXY平面上の断面図である。図2及び図3における中心線(一点鎖線)は、撮像光学系によって決定される光軸と平行で略一致する。従って、以下、中心線を光軸と同義とする。
図2及び図3において、交換レンズ101は、撮像光学系の一例として六群構成を採用している。
交換レンズ101の撮像光学系は、第1のズーム群201および第6のズーム群206を備えている。すなわち、交換レンズ101は、ズーム群200、第1のズーム群201、レンズ防振群301、レンズ防振群301を駆動する防振駆動部302、絞り群401、絞り群401を駆動する絞り駆動部402を備えている。また、交換レンズ101は、フォーカス群501、フォーカス群501を駆動するフォーカス駆動部502、第6のズーム群206、並びに、ズーム操作環103、レンズ制御部104、電気接点105、およびズーム検出部106を備えている。
画角に応じた所定の光学位置へと移動した各ズーム群は、被写体からの光を、シャッタユニット14を介して撮像素子16の撮像面上に結像させる。このとき、レンズ防振群301と絞り群401は、第3のズーム群として、フォーカス群501は第5のズーム群として機能する。
また、交換レンズ101は、直進案内筒107、カム筒108、外装環109及びレンズマウント102を備えている。交換レンズ101は、レンズマウント102を介してカメラ本体100に設けられたカメラマウント7に機械的および電気的に接続される。なお、交換レンズ101の構成は、特に限定されるものではなく、例えば、レンズ防振群301やフォーカス群501が第2のズーム群として機能するものであっても良い。また、一部のレンズ群が移動可能ではなく、固定されたものであっても構わない。
直進案内筒107は、固定筒を介してレンズマウント102に固定される固定部品である。直進案内筒107の外周面には、等分位置にバヨネット爪(図示省略)が配置されている。一方、カム筒108の内周面には、周溝が設けられている。カム筒108は、ズーム操作環103と連結されており、ズーム操作環103が回転操作されると、カム筒108は、バヨネット爪と周溝との嵌合によって光軸を中心として回転する。
直進案内筒107には、各ズーム群の回転方向への移動を規制して、光軸方向への直進を案内する直進案内溝が形成されている。また、カム筒108には、各ズーム群に対応して、回転方向にそれぞれ異なる角度の軌跡を持つカム溝が形成されている。各ズーム群には、それぞれカムフォロアが設けられており、各カムフォロアは、対応する直進案内溝とカム溝とに係合している。ユーザがズーム操作環103を回転操作すると、カム筒108が回転し、カムフォロアは直進案内溝とカム溝との係合によって、各ズーム群を同時に光軸方向へ進退させる。
次に、スライドスイッチを備えた交換レンズ101およびカメラ本体100の制御構成について説明する。
図4は、スライドスイッチを備えた交換レンズ101およびカメラ本体100の制御構成を示すブロック図である。
カメラ本体100は、制御構成としてカメラ制御部12を備えている。一方、交換レンズ101は、制御構成としてレンズ制御部104を備えている。カメラ本体100および交換レンズ101全体のシステムとしての制御は、カメラ本体100に設けられたカメラ制御部12と、交換レンズ101に設けられたレンズ制御部104が互いに連係することによって行われる。
図4において、交換レンズ101の撮像光学系は、ズーム群200、レンズ防振群301、絞り群401、フォーカス群501、防振駆動部302、絞り駆動部402、及びフォーカス駆動部502を備えている。
ズーム群200は、後述するズーム操作環103と連結し、光軸方向に移動して画角を変更する。レンズ防振群301は、像振れを低減する防振素子としてのシフトレンズを備えている。レンズ防振群301は、シフトレンズを光軸に対して直交するZ/Y軸方向に移動(シフト)させて像振れを低減するための防振動作を行う。レンズ防振群301は、防振駆動部302によって所望の設定に制御される。防振駆動部302は、レンズ防振群301を駆動してシフトレンズをシフトさせる。
絞り群401は、光量調節動作を行う。絞り駆動部402は、絞り群401を駆動する。フォーカス群501は、光軸方向に移動して焦点調節を行うフォーカスレンズを備えている。フォーカス駆動部502は、フォーカス群501を駆動してフォーカスレンズを移動させる。
また、交換レンズ101は、レンズ制御部104に加え、ズーム操作環103、電気接点105、ズーム検出部106、スライドスイッチとしての手振補正切換スイッチ303、および手振補正切換検出部304を備えている。
レンズ制御部104は、設定された状態となるように防振駆動部302を制御する。電気接点105は、後述する電源部10からの電力を交換レンズ101に供給する電源端子を備えている。手振補正切換スイッチ303は、手振れ補正機能の切り換えを検出する手振補正切換検出部304と接続されている。手振補正切換検出部304は、手振れ補正機能の切り換え設定状態をレンズ制御部104へ伝達する。
ズーム操作環103は、撮像光学系の画角を変更する。ズーム検出部106は、ズーム操作環103の角度を検出する。ズーム検出部106は、ユーザが操作するズーム操作環103の角度を絶対値として検出するものであり、例えば、抵抗式のリニアポテンショメータを用いて構成されている。ズーム検出部106によって検出された画角の情報は、レンズ制御部104に送信され、カメラ制御部12による各種の制御に反映される。また、各種の情報の一部は、撮像画像と共に後述する記憶部13や記録媒体に記録される。
交換レンズ101は、また、フォーカス機能切換スイッチ(フォーカス切換スイッチ)503およびフォーカス機能切換検出部(フォーカス切換検出部)504を備えている。フォーカス切換スイッチ503は、フォーカス機能の切り換えを検出するフォーカス切換検出部504と接続されている。フォーカス切換検出部504は、フォーカス機能の切換設定状態をレンズ制御部104へ伝達する。レンズ制御部104は、伝達された設定の状態となるようにフォーカス駆動部502を制御する。フォーカス群501はフォーカス駆動部502によって所望の設定へ制御される。
一方、カメラ本体100は、カメラ制御部12に加え、シャッタユニット14、シャッタ駆動部15、撮像素子16、画像処理部17、焦点検出部18および表示部9を備えている。また、カメラ本体100は、操作部11、アクセサリシュー6、電源部10、ピッチ振れ検出部19、ヨー振れ検出部20および記憶部13を備えている。
カメラ制御部12は、シャッタ駆動部15を介してシャッタユニット14と接続されており、焦点検出部18を介して画像処理部17と接続されている。また、カメラ制御部12は、撮像素子16、表示部9、操作部11、アクセサリシュー6、電源部10、ピッチ振れ検出部19、ヨー振れ検出部20及び記憶部13とそれぞれ接続されている。
電源部10は、カメラ本体100と交換レンズ101に電力を供給する。操作部11としては、上述した電源操作部3、モードダイアル4、レリーズボタン5、背面操作部8および表示部9のタッチパネルが挙げられる。シャッタユニット14は、交換レンズ101内の撮像光学系で集光され、撮像素子16で露光される光の量を制御する。撮像素子16は、撮像光学系により形成された被写体像を光電変換して撮像信号を出力する。画像処理部17は、撮像信号に対して各種画像処理を施した後、画像信号を生成する。表示部9は、画像処理部17から出力された画像信号(スルー画像)を表示し、撮像パラメータを表示し、記憶部13や図示省略した記録媒体に記録された撮像画像を再生、表示する。
カメラ制御部12は、記憶部13に格納されたコンピュータプログラムを読み出して実行する。その際、カメラ制御部12は、レンズマウント102に設けられた電気接点105の通信端子を介して、レンズ制御部104と各種制御信号やデータ等の通信を行う。
また、カメラ制御部12は、操作部11から受信した絞り値やシャッタ速度の設定値に応じて、絞り駆動部402およびシャッタ駆動部15を介してそれぞれ絞り群401およびシャッタユニット14を駆動する。また、カメラ制御部12は、操作部11(レリーズボタン5)における撮像準備操作(半押し操作)に応じて、フォーカス群501を駆動する。例えば、オートフォーカス動作が指示された場合、カメラ制御部12によって制御された焦点検出部18は、画像処理部17で生成された画像信号をもとに、撮像素子16で結像される被写体像の焦点状態を判定し、焦点信号を生成してカメラ制御部12に送信する。
フォーカス駆動部502は、フォーカス群501の現在位置を検出し、レンズ制御部104を介して検出した信号をカメラ制御部12に送信する。カメラ制御部12は、被写体像の焦点状態とフォーカス群501の現在位置とを比較し、そのずれ量からフォーカス駆動量を算出してレンズ制御部104に送信する。そして、レンズ制御部104は、フォーカス駆動部502を介してフォーカス群501を目標位置まで駆動制御し、被写体像の焦点ずれを補正する。
また、カメラ制御部12は、自動露出制御の動作が指示された場合、画像処理部17で生成された輝度信号を受信して測光演算を行う。カメラ制御部12は、測光演算結果に基づいて、操作部11(レリーズボタン5)における撮像指示操作(全押し操作)に応じて絞り群401を駆動する。それと共に、カメラ制御部12は、シャッタ駆動部15を介してシャッタユニット14の駆動を制御し、撮像素子16による露光処理を行う。
ピッチ振れ検出部19およびヨー振れ検出部20は、ユーザによる手振れ等の像振れを検出する。ピッチ振れ検出部19およびヨー振れ検出部20は、それぞれ角速度センサ(振動ジャイロ)および角加速度センサを用いて、ピッチ方向(Z軸回りの回転方向)およびヨー方向(Y軸回りの回転方向)の像振れを検出して振れ信号を出力する。カメラ制御部12は、ピッチ振れ検出部19からの振れ信号を用いてレンズ防振群301(シフトレンズ)のY軸方向でのシフト位置を算出する。また、カメラ制御部12は、ヨー振れ検出部20からの振れ信号を用いてレンズ防振群301のZ軸方向でのシフト位置を算出する。そして、カメラ制御部12は、算出したピッチ/ヨー方向のシフト位置に応じて、レンズ防振群301を目標位置まで駆動し、露光中やスルー画像表示中の像振れを低減するための防振動作を行う。
次に、交換レンズ101に設けられたスライドスイッチとしての手振補正切換スイッチについて説明する。
図5は、手振補正切換スイッチ303が設けられた交換レンズ101の断面図である。図5において、図5(a)は、光軸を含むXZ平面上の断面図、図5(b)は、図5(a)の部分拡大図である。
図5(b)において、手振補正切換スイッチ303の軸部は、外装環109を貫通し、外装環109とその内側に配置された円筒部材との間の空間部内で、ビス701によって弾性部材601に締結されている。手振補正切換スイッチ303は、外装環109に対して光軸方向にスライド可能である。弾性部材601は、板バネで構成されている。円筒部材は、例えば、ズーム操作環103である。なお、円筒部材は、ズーム操作環103に限定されるものではなく、交換レンズ101の構成によっては、円筒部材としてレンズを移動または保持するカム筒、案内筒、又は固定筒を適用してもよい。
次に、手振補正切換スイッチ303の構成について詳細に説明する。
図6は、手振補正切換スイッチ303の分解斜視図である。図6において、図6(a)は、表面側から見た分解斜視図、図6(b)は、裏面側から見た分解斜視図である。なお、図6(a)及び図6(b)において、外装環109は、円環形状を呈しているが(図1参照)、図面作成上の便宜のため、形状の一部を抜き出して示し、その他の部分は図示省略されている。
図6において、外装環109の表面に、光軸方向に沿った長方形状の凹部109aが設けられている。凹部109aの底面を外装環表面111という。外装環表面111のほぼ中央に外装環貫通孔110が設けられている。外装環表面111に対向する裏面(内面)を外装環内側基準面112という(図6(b))。外装環内側基準面112を囲む壁面に、2つの外装環凹部113が設けられている。外装環凹部113が設けられた壁面に対向する壁面を外装環内側ガイド面114という。外装環内側ガイド面114は、所定寸法に開口している。この開口部を介して外装環内側基準面112と隣接する外装環109の内面を検出部取付面115という。検出部取付面115には、手振補正切換検出部304が取り付けられる。
凹部109a内に手振補正切換スイッチ303の操作つまみ部305が配置される。操作つまみ部305の裏面308には、軸部306が設けられている。軸部306は、その端部に、外装環109の中心線(中心線とレンズ鏡筒の光軸が重なる場合は、光軸)と所定角度で傾斜するビス締結面307を備えている。操作つまみ部305の軸部306は、外装環貫通孔110を貫通し、その下方に配置された弾性部材601の弾性部に締結されている。軸部306と、弾性部材601との締結については、後述する。
弾性部材601は、板バネで構成されている。弾性部材601は、外装環貫通孔110を貫通する軸部306と締結されて操作つまみ部305を外装環109の中心線方向に付勢、押圧する。弾性部材601は、スライド操作される操作つまみ部305と共に、光軸方向に沿ってスライドする。
弾性部材601の上部平面を第1の面602という。第1の面602は、操作つまみ部305が操作された際、外装環内側基準面112と摺接する摺接面である。第1の面602には、軸部306の断面形状と同一形状の位置決め孔603が形成されている。第1の面602は、折り返し部604で折り返され、折り返し部604から当該第1の面602の裏側を光軸方向に沿って延設されたスイッチノブ付勢部605が形成されている。スイッチノブ付勢部605は、弾性部として機能する。
スイッチノブ付勢部605は、弾性力によって操作つまみ部305を外装環109の中心線に向かって付勢し、これによって、操作つまみ部305は外装環109の外装環表面111に摺動可能に密着する。スイッチノブ付勢部605の先端部には傾斜面606が形成されている。傾斜面606は、軸部306の先端部の上述したビス締結面307と略平行な傾斜面である。操作つまみ部305の軸部306は、外装環貫通孔110および弾性部材601の位置決め孔603を貫通し、当該軸部306の先端のビス締結面307が、ビス701によってスイッチノブ付勢部605の先端の傾斜面606に締結される。
弾性部材601の第1の面602における光軸に沿った一辺を直角に折り曲げて形成された第2の面を凸部形成面607という。凸部形成面607には、凸部608が形成されている。また、第1の面602における光軸に沿った他辺を直角に折り曲げて形成された、第2の面と対向する第3の面を弾性部材ガイド面609という。凸部形成面607と弾性部材ガイド面609は、相互に平行で、かつ光軸に平行な面である。
弾性部材ガイド面609には、凸部形成面607に形成された凸部608と対向するように切欠部としての切換検出係合部610が設けられている。切換検出係合部610は、上述した手振補正切換検出部304の一部である突出部と係合する。手振補正切換検出部304は、操作つまみ部305がスライドした際、弾性部材601の凸部608が嵌合するスライド位置、換言すれば、対応する凹部位置に対応してスイッチの切換えを電気的に検出する。
外装環109に手振補正切換スイッチ303を装着した組み立て状態において、弾性部材601の第1の面602は、外装環内側基準面112に当接しており、外装環貫通孔110の一部を被覆している。また、第1の面602の位置決め孔603は、当該位置決め孔603を貫通する軸部306によって塞がれているので、外装環貫通孔110は、弾性部材601の第1の面602と軸部306によって塞がれる。これによって、手振補正切換スイッチ303の装着部の防水性能が担保される。
外装環表面111の貫通孔110の周囲に撥水性を有する第1の撥水シート801が敷設されている。また、操作つまみ部305の裏面308の軸部306の周囲に第1の撥水シート801よりも長い第2の撥水シート802が敷設されている。そして、組立て状態では、第1の撥水シート801と第2の撥水シート802は当接しており、これによって、外装環109の外部から内部への水の侵入を防止している。
なお、第1の撥水シート801を、操作つまみ部305がスライドしても外観に露出しない程度の大きさとすることが好ましい。これによって、外装環109と第1の撥水シート801の表面性状の違いによるデザインの統一感が阻害される等の影響を低減し、かつ、防水性能の向上を図ることができる。
次に、軸部306のビス締結面307と、弾性部材601のスイッチノブ付勢部605の先端の傾斜面606とをビス701で締結する締結状態について説明する。
図7は、ビス締結面307と傾斜面606とをビス701で締結する締結状態を示す斜視図である。図7において、図7(a)は、ビス701の締結前の状態を示し、図7(b)は、ビス701の締結後の状態を示す。
図7(a)において、スイッチノブ付勢部605は、ビス701締結前には弾性部材601の第1の面602の裏面602bに対して開いた形態をしている。一方、ビス701の締結後(図7(b))、スイッチノブ付勢部605は、弾性部材601の第1の面602の裏面602bに対して略平行な形態となっている。ビス701の締結後、スイッチノブ付勢部605には、ビス701締結前の形態に戻ろうとする力がはたらく。このため、スイッチノブ付勢部605は、軸部306を外装環109の内側中心線に向かって引き込み、操作つまみ部305を外装環表面111にスライド可能に付勢する。
本実施の形態によれば、弾性部としてのスイッチノブ付勢部605は、弾性部材601の第1の面602を折り返し部604で折り返し、光軸方向に延設することによって形成されている。これによって、手振補正切換スイッチ303が占める外装環109における円周方向の設置スペースを極力狭くできるので、スイッチノブ付勢部605の付勢力を確保しつつ、交換レンズの外径寸法の小径化を図ることができる。
交換レンズの外径は、外装環の外径であり、外装環の外径は、各レンズ群のレンズ径、レンズを保持するレンズ鏡筒径、レンズ鏡筒を移動させる案内筒径、レンズ鏡筒を移動させるカム筒径、各筒を保持する固定筒径、各筒を覆う外装環の外径等で決定される。従って、外装環の外径を小径化する本実施の形態によれば、交換レンズの小径化に寄与することができる。
また、本実施の形態によれば、弾性部材601の凸部608と外装環凹部113とが摺接することによって発生する反力が作用する作用方向は、スイッチノブ付勢部605の付勢方向と直交し、操作つまみ部305に作用する力の方向がバランスする。このため、凸部608の反力によって操作つまみ部305が傾くか、もしくは持ち上がるという問題の発生を抑制することができる。なお、本明細書で用いる直交および平行とは、数学的に厳密な意味における直交および平行だけでなく、それぞれ一見して直角に交わっているまたは平行と思われるという概念を含む広い概念である。
また、本実施の形態において、手振補正切換検出部304は、図7(b)に示したように、外装環凹部113に対向する外装環内側ガイド面114の外側と当接するように配置される。そして、弾性部材601は、凸部608と外装環凹部113とが摺接することによって発生する反力によって、外装環内側ガイド面114側へ片寄せされる。これによって、例えば、落下等、不慮の衝撃があったとしても、切換検出係合部610と手振補正切換検出部304との係合が外れるという不都合の発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態において、ビス701締結前の弾性部材601の第1の面602とスイッチノブ付勢部605とが成す角度が部品寸法公差により変動して付勢力にバラつきがあったとする。このような場合でも、弾性部材601の第1の面602の全体が外装環内側基準面112に当接しているので、操作つまみ部305が傾くか、または持ち上がるという虞は極力低減されている。
また、本実施の形態によれば、操作つまみ部305の軸部306と、弾性部材601の傾斜面606との締結作業が容易になるという効果が得られる。
図8は、外装環109と手振補正切換スイッチ303との位置関係を示す断面図である。図8において、図8(a)は、XZ平面上の断面図、図8(b)は、YZ平面上の断面図である。
図8(a)において、弾性部材601の傾斜面606及び軸部306のビス締結面307は、共に、光軸に対して所定角度で傾斜している。このため、例えば、ドライバー工具901でビス締め作業を行う際に、円環形状である外装環109と干渉することなく作業することができる。
また、図8(b)において、外装環内側基準面112と検出部取付面115は、面一でなく、所定の鈍角を成している。これによって、外装環の周方向に沿って弾性部材601と手振補正切換検出部304を配置しても外装環109の外径の小径化を図ることができる。
本実施の形態においては、手振補正切換スイッチ303を中心に説明したが、フォーカス切換スイッチ503の構成は、手振補正切換スイッチ303の構成と同一であり、同様の作用効果が得られる。従って、その説明を省略する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、同様の機能を発揮するものであれば、種々の変形、変更が可能である。例えば、弾性部材601と軸部306を十分に結合できれば、ビス701に代えて接着剤やカシメを用いても良い。また、軸部306と弾性部材601のスイッチノブ付勢部605を、例えば、オフセットドライバーなどの円環内部で結合する手段や手法を採用できれば、傾斜面606、ビス締結面307を無くすこともできる。この場合、スイッチノブ付勢部605に軸部306との結合部を設けても良い。また、凸部608は、両持ち梁形状の中央に設けなくてもよく、片持ち梁形状として凸部608を設けてもよい。
100 デジタルカメラ(カメラ本体)
101 交換レンズ
109 外装環(円筒体)
111 外装環表面
113 外装環凹部
114 外装環内側ガイド面
303 手振補正切換スイッチ
304 手振補正切換検出部
305 操作つまみ部(操作部)
306 軸部
601 弾性部材
602 第1の面
603 位置決め孔
605 スイッチノブ付勢部(弾性部)
606 傾斜面
607 凸部形成面(第2の面)
608 凸部
609 弾性部材ガイド面(第3の面)
610 切換検出係合部
701 ビス

Claims (19)

  1. 円筒体の表面に配置され、前記円筒体の中心線と平行にスライドするスライドスイッチであって、
    前記円筒体の表面を貫通して前記中心線に向かって延びる軸部を備えた操作部と、
    前記軸部の先端に締結され、前記操作部を前記中心線に向かって付勢して前記円筒体の表面にスライド可能に当接させる単一の弾性部材と、
    を有し、
    前記弾性部材は、前記円筒体の内面と摺接する第1の面と、前記第1の面を折り返して前記中心線と平行に延設された弾性部とを備え
    前記円筒体は、前記軸部が貫通する貫通孔を備え、
    前記貫通孔は、前記操作部の裏面と、前記弾性部材の前記第1の面とによって塞がれていることを特徴とするスライドスイッチ。
  2. 前記弾性部材は、前記操作部と共に、前記中心線と平行にスライド可能であることを特徴とする請求項1記載のスライドスイッチ。
  3. 前記弾性部材の前記第1の面に位置決め孔が形成されており、
    前記操作部の前記軸部は、前記位置決め孔を貫通して前記弾性部の先端に締結されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスライドスイッチ。
  4. 前記軸部と前記弾性部との締結面は、前記中心線に対して所定角度で傾斜していること特徴とする請求項3記載のスライドスイッチ。
  5. 前記弾性部材は、前記第1の面の前記中心線に沿った一辺を、前記中心線に沿って折り曲げた第2の面と、前記第1の面の前記中心線に沿った他辺を、前記中心線に沿って折り曲げた、前記第2の面と対向する第3の面とを有し、
    前記第2の面には、前記円筒体の内面に形成された凹部と摺動可能に嵌合する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスライドスイッチ。
  6. 前記弾性部材の前記第3の面は、前記操作部がスライドする際、前記円筒体の裏面に設けられたガイド面と摺接することを特徴とする請求項5記載のスライドスイッチ。
  7. 前記第3の面の一部を切欠して設けられた係合部と、当該係合部を介して前記弾性部材と係合するように前記円筒体の内面に配置された切換検出部とを備え、
    前記切換検出部は、前記操作部がスライドした際、前記弾性部材の前記凸部が嵌合する前記凹部に対応してスイッチの切換えを電気的に検出することを特徴とする請求項5又は6に記載のスライドスイッチ。
  8. 前記弾性部材の前記凸部と前記円筒体の凹部とが当接して前記係合部を前記切換検出部に向けて押圧する反力の作用方向は、前記弾性部が前記操作部を付勢する付勢方向と直交することを特徴とする請求項7記載のスライドスイッチ。
  9. 前記円筒体は、レンズ鏡筒の外装環であり、前記操作部は、前記レンズ鏡筒におけるフォーカス機能又は手振補正機能を切り替えるための操作部であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のスライドスイッチ。
  10. スライドスイッチを備えるレンズ鏡筒であって、前記スライドスイッチは、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のスライドスイッチであることを特徴とするレンズ鏡筒。
  11. 円筒状の外装環の表面に配置され、前記外装環の中心線と平行にスライドするスライドスイッチを備えたレンズ鏡筒であって、
    前記スライドスイッチは、
    前記外装環の表面に、前記中心線に沿ってスライド可能に装着された操作部と、
    前記操作部から前記中心線に向かって延びる軸部と、
    前記軸部の先端に締結された弾性部材と、
    前記外装環の内側に配置され、前記操作部のスライド位置に対応してスイッチの切り換えを電気的に検出する切換検出部と、を有し、
    前記弾性部材は、
    前記外装環の内面に摺接する第1の面と、
    前記第1の面を折り返して前記中心線に沿って延設され、前記操作部を付勢して前記外装環の表面にスライド可能に当接させる弾性部と、
    前記第1の面の前記中心線に沿った一辺を、前記中心線に沿って折り曲げた第2の面と、前記第1の面の前記中心線に沿った他辺を、前記中心線に沿って折り曲げた、前記第2の面と対向する第3の面と、
    前記第2の面に形成された凸部と、
    前記第3の面に形成され、前記切換検出部と係合する係合部と、を有し、
    前記外装環の内面は、
    前記弾性部材の前記第1の面が摺接する裏面と、前記第2の面に形成された凸部を所定の位置に係止する凹部と、前記第3の面をガイドするガイド面と、を有し、
    前記操作部をスライドさせた際、前記弾性部材の凸部が前記外装環の前記凹部と当接して前記係合部を前記切換検出部に向けて押圧する反力が、前記弾性部が前記操作部を付勢する付勢方向と直交する方向に作用することを特徴とするレンズ鏡筒。
  12. 前記軸部は、前記弾性部材の前記第1の面に形成された位置決め孔を貫通する端部に前記中心線と所定角度で傾斜する締結面を備え、
    前記弾性部材の前記弾性部は、前記締結面と平行な傾斜面を備えており、
    前記傾斜面は、前記締結面に締結されていることを特徴とする請求項11に記載のレンズ鏡筒。
  13. 前記レンズ鏡筒は、前記外装環の内側に配置された円筒部材を備え、
    前記切換検出部および前記弾性部材は、前記外装環と前記円筒部材の間に配置されていることを特徴とする請求項11又は12記載のレンズ鏡筒。
  14. 前記円筒部材は、レンズを移動または保持するズーム操作環、直進案内筒およびカム筒のいずれかであることを特徴とする請求項13記載のレンズ鏡筒。
  15. 前記外装環は、前記操作部の軸部が貫通する貫通孔を備えており、
    前記貫通孔は、前記操作部の裏面と、前記弾性部材の前記第1の面とによって塞がれていることを特徴とする請求項11~14のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  16. 前記切換検出部を前記外装環の内側に取り付ける取付け面と、前記弾性部材の前記第1の面とで形成される角度は、鈍角であることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  17. 前記外装環の貫通孔の周囲に、第1の撥水シートが敷設されており、前記操作部の前記軸部の周囲に、第2の撥水シートが敷設されており、
    前記第2の撥水シートは、前記操作部をスライドさせた際、当該操作部と共に移動し、前記第1の撥水シートに摺接して当該第1の撥水シートを露出させないように被覆することを特徴とする請求項15又は16に記載のレンズ鏡筒。
  18. 前記第2の撥水シートの前記中心線に沿った長さは、前記第1の撥水シートの前記中心線に沿った長さよりも長いことを特徴とする請求項17に記載のレンズ鏡筒。
  19. 前記外装環の中心線は、前記レンズ鏡筒のレンズの光軸と平行であることを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
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