JP7467039B2 - 複数の冷却通路を含むタービンシュラウド - Google Patents

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Description

本開示は、一般に、タービンシステム用のタービンシュラウドに関し、より具体的には、内部に形成された複数の冷却通路を含む単一本体のタービンシュラウドに関する。
ガスタービンシステムなどの従来のターボ機械は、発電機のための動力を生成するために利用される。一般に、ガスタービンシステムは、ガスタービンシステムのタービン構成要素に流体(例えば、高温ガス)を通すことによって動力を生成する。より具体的には、吸入空気は、圧縮機に引き込まれて圧縮され得る。圧縮されると、吸入空気は燃料と混合されて燃焼生成物を形成し、燃焼生成物はガスタービンシステムの燃焼器によって点火されてガスタービンシステムの動作流体(例えば、高温ガス)を形成することができる。次に流体は、動力を生成するために、タービン構成要素の複数の回転ブレードおよびロータまたはシャフトを回転させるために流体流路を通って流れることができる。流体は、複数の回転ブレードと、回転ブレードの間に配置された複数の静止ノズルまたはベーンを介して、タービン構成要素を通して導くことができる。複数の回転ブレードがガスタービンシステムのロータを回転させると、ロータに結合された発電機は、ロータの回転から動力を生成することができる。
動作効率を改善するために、タービン構成要素は、タービンシュラウドおよび/またはノズルバンドを含み、動作流体の流路をさらに画定することができる。タービンシュラウドは、例えば、タービン構成要素の回転ブレードに半径方向に隣接して配置することができ、タービン構成要素内に動作流体を導き、かつ/または動作流体の流体流路の外側境界を画定することができる。動作中、タービンシュラウドは、タービン構成要素を通って流れる高温の動作流体に曝される場合がある。時間の経過および/または曝露中、タービンシュラウドは、望ましくない熱膨張を受ける可能性がある。タービンシュラウドの熱膨張により、シュラウドが損傷する可能性があり、かつ/またはシュラウドが動作流体の流体流路を画定するためにタービン構成要素内でシールを維持することができない場合がある。タービンシュラウドが損傷したり、タービン構成要素内で十分なシールが形成されなくなったりすると、動作流体が流路から漏れることがあり、したがってタービン構成要素およびタービンシステム全体の動作効率が低下する。
熱膨張を最小限に抑えるため、タービンシュラウドは典型的には冷却される。タービンシュラウドを冷却するための従来のプロセスは、フィルム冷却および衝突冷却を含む。フィルム冷却は、タービン構成要素の動作中にタービンシュラウドの表面にわたって冷却空気を流すプロセスを伴う。衝突冷却は、タービンシュラウドを通して形成された孔または開口を利用して、動作中にタービンシュラウドの様々な部分に冷却空気を提供する。
これらの冷却プロセスの各々は、タービン構成要素の動作中に問題を引き起こす。例えば、フィルム冷却で利用される冷却空気は、流体流路を通って流れる動作流体と混合することがあり、タービン構成要素内に乱流を引き起こす可能性がある。加えて、タービンシュラウドは、動作中のロータとのシール性を向上し得るパターン化された表面を有することがある。しかし、パターン化された表面は通常、シュラウドを冷却するためのフィルム冷却プロセスの助けにはならない。シュラウドの外壁が可能な限り薄い場合、衝突冷却が最も効果的である。しかし、構造上の要件により、より厚い壁が必要になる場合があり、その結果、衝突冷却の効果が低下する。加えて、タービンシュラウドの様々な部分を通して衝突孔または開口を形成するために、タービンシュラウドは、タービン構成要素に設置される前に共に組み立ておよび/または固着しなければならない複数のピースから形成する必要がある。タービンシュラウドを形成するために組み立てられるピースの数が増えると、タービンシュラウドおよび/またはタービン構成要素の脱結合および/または損傷の可能性が高まる場合がある。
本開示の第1の態様は、タービンシステムのタービンケーシングに結合されたタービンシュラウドを提供する。タービンシュラウドは、単一本体であって、前端、前端の反対側に配置された後端、単一本体とタービンケーシングとの間に形成された冷却チャンバに面する外面、およびタービンシステムの高温ガス流路に面する内面を含む単一本体と、単一本体内に延在する第1の冷却通路であって、単一本体の前端に隣接して配置された前部、単一本体の後端に隣接して配置された後部、および前部と後部との間に配置された中央部を含む第1の冷却通路と、単一本体の外面を通して形成されて第1の冷却通路を冷却チャンバに流体結合する複数の衝突開口部と、前端に隣接する単一本体内に延在する第2の冷却通路であって、第1の冷却通路と流体連通する第2の冷却通路、または後端に隣接する単一本体内に延在する第3の冷却通路であって、第1の冷却通路と流体連通する第3の冷却通路の少なくとも1つとを含む。
本開示の第2の態様は、タービンケーシングと、タービンケーシング内に配置された第1の段とを含むタービンシステムを提供する。第1の段は、タービンケーシング内でロータの周りに円周方向に配置された複数のタービンブレード、複数のタービンブレードの下流で、タービンケーシング内に配置された複数のステータベーン、および複数のタービンブレードに半径方向に隣接して複数のステータベーンの上流に配置された複数のタービンシュラウドを含み、複数のタービンシュラウドの各々は、単一本体であって、前端、前端の反対側に配置された後端、単一本体とタービンケーシングとの間に形成された冷却チャンバに面する外面、およびタービンシステムの高温ガス流路に面する内面を含む単一本体と、単一本体内に延在する第1の冷却通路であって、単一本体の前端に隣接して配置された前部、単一本体の後端に隣接して配置された後部、および前部と後部との間に配置された中央部を含む第1の冷却通路と、単一本体の外面を通して形成されて第1の冷却通路を冷却チャンバに流体結合する複数の衝突開口部と、前端に隣接する単一本体内に延在する第2の冷却通路であって、第1の冷却通路と流体連通する第2の冷却通路、または後端に隣接する単一本体内に延在する第3の冷却通路であって、第1の冷却通路と流体連通する第3の冷却通路の少なくとも1つとを含む。
本開示の例示的な態様は、本明細書で説明される問題および/または検討されていない他の問題を解決するように設計される。
本開示のこれらおよび他の特徴は、本開示の様々な実施形態を示す添付の図面と併せて、本開示の様々な態様の以下の詳細な説明から、より容易に理解されよう。
本開示の実施形態による、ガスタービンシステムの概略図である。 本開示の実施形態による、タービンブレード、ステータベーン、ロータ、ケーシング、およびタービンシュラウドを含む図1のガスタービンシステムのタービンの一部の側面図である。 本開示の実施形態による、図2のタービンシュラウドの等角図である。 本開示の実施形態による、図3のタービンシュラウドの上面図である。 本開示の実施形態による、図3のタービンシュラウドの側面図である。 本開示の実施形態による、図4の線6-6に沿ったタービンシュラウドの断面側面図である。 本開示の追加の実施形態による、冷却通路壁を含むタービンシュラウドの上面図である。 本開示の追加の実施形態による、図7の線8-8に沿ったタービンシュラウドの断面側面図である。 本開示のさらなる実施形態による、2つの冷却通路壁を含むタービンシュラウドの上面図である。 本開示のさらなる実施形態による、図9の線10-10に沿ったタービンシュラウドの断面側面図である。 本開示の別の実施形態による、2つの冷却通路壁を含むタービンシュラウドの上面図である。 本開示のさらなる実施形態による、冷却通路壁を含むタービンシュラウドの上面図である。 本開示のさらなる実施形態による、図12の線13-13に沿ったタービンシュラウドの断面側面図である。 本開示の追加の実施形態による、図4のタービンシュラウドの断面側面図である。 本開示のさらなる実施形態による、図4のタービンシュラウドの断面側面図である。 本開示の別の実施形態による、図4のタービンシュラウドの断面側面図である。 本開示の他の実施形態による、タービンシュラウドの上面図である。 本開示の他の実施形態による、図17の線16-16に沿ったタービンシュラウドの断面側面図である。
本開示の図面は、原寸に比例していないことに留意されたい。図面は、本開示の典型的な態様だけを示すことを目的としており、したがって、本開示の範囲を限定するものとみなすべきではない。図面では、図面間で類似する符号は、類似する要素を表す。
最初の問題として、本開示を明確に説明するために、本開示の範囲内の関連する機械構成要素を参照して説明するときに、特定の専門用語を選択することが必要になる。これを行う場合、可能な限り、一般的な工業専門用語が、その受け入れられた意味と同じ意味で使用および利用される。別途記載のない限り、このような専門用語は、本出願の文脈および添付の特許請求の範囲と一致する広義の解釈を与えられるべきである。当業者であれば、多くの場合、特定の構成要素がいくつかの異なるまたは重複する用語を使用して参照されることがあることを理解するであろう。単一の部品であるとして本明細書に記載され得るものは、複数の構成要素からなるものとして別の文脈を含み、かつ別の文脈で参照されてもよい。あるいは、複数の構成要素を含むものとして本明細書に記載され得るものは、単一の部品として他の場所で参照されてもよい。
さらに、本明細書ではいくつかの記述的用語を規則通りに使用することができ、このセクションの開始時にこれらの用語を定義することが有用であることがわかる。これらの用語およびその定義は、別途記載のない限り、以下の通りである。本明細書で使用する場合、「下流」および「上流」とは、タービンエンジンを通る作動流体または、例えば、燃焼器を通る空気の流れ、またはタービンの構成要素システムの1つを通る冷却剤などの流体の流れに対する方向を示す用語である。「下流」という用語は、流体の流れの方向に相当し、「上流」という用語は、流れの反対の方向を指す。「前方」および「後方」という用語は、別途指定のない限り、方向を指し、「前方」はエンジンの前方または圧縮機端部を指し、「後方」はエンジンの後方またはタービン端部を指す。加えて、「先導する」および「後続する」という用語は、それぞれ、「前方」および「後方」という用語と同様の記述で使用され、および/または理解することができる。多くの場合、異なる半径方向、軸方向および/または円周方向の位置にある部分を記述することが要求される。「A」軸は、軸方向を表す。本明細書で使用する場合、「軸方向の」および/または「軸方向に」という用語は、タービンシステム(特に、ロータセクション)の回転軸と実質的に平行な軸Aに沿った物体の相対的な位置/方向を指す。さらに本明細書で使用する場合、「半径方向の」および/または「半径方向に」という用語は、軸Aと実質的に垂直でありかつただ1つの場所において軸Aと交差する方向「R」(図1参照)に沿った物体の相対的な位置/方向を指す。最後に、「円周方向の」という用語は、軸Aの周りの移動または位置を指す(例えば、方向「C」)。
上述のように、本開示は、タービンシステム用のタービンシュラウド、より具体的には、内部に形成された複数の冷却通路を含む単一本体のタービンシュラウドを提供する。
これらおよび他の実施形態は、図1~図18を参照して以下に説明される。しかし、当業者であれば、これらの図に関して本明細書に与えられた詳細な説明は例示のためのものであり、限定するものとして解釈すべきではないことを容易に理解するであろう。
図1は、例示的なガスタービンシステム10の概略図を示す。ガスタービンシステム10は、圧縮機12を含むことができる。圧縮機12は、流入する空気18の流れを圧縮する。圧縮機12は、圧縮空気20の流れを燃焼器22に送達する。燃焼器22は、圧縮空気20の流れを加圧された燃料24の流れと混合し、この混合物に点火して燃焼ガス26の流れを生成する。単一の燃焼器22のみが示されているが、ガスタービンシステム10は、任意の数の燃焼器22を含むことができる。次いで、燃焼ガス26の流れは、典型的には翼形部(図2参照)およびステータベーン(図2参照)を含む複数のタービンブレードを含むタービン28に送達される。燃焼ガス26の流れは、タービン28、より具体的にはタービン28の複数のタービンブレードを駆動し、機械的仕事を発生させる。タービン28で発生された機械的仕事は、タービン28を通って延在するロータ30を介して圧縮機12を駆動し、発電機などの外部負荷32を駆動するために使用することができる。
ガスタービンシステム10はまた、排気フレーム34を含むことができる。図1に示すように、排気フレーム34は、ガスタービンシステム10のタービン28に隣接して配置することができる。より具体的には、排気フレーム34は、タービン28に隣接して配置することができ、タービン28の、および/または燃焼器22からタービン28に流れる燃焼ガス26の流れの実質的に下流に配置することができる。本明細書で説明するように、排気フレーム34の一部(例えば、外側ケーシング)は、タービン28のエンクロージャ、シェル、またはケーシング36に直接結合することができる。
燃焼ガス26が流れてタービン28を駆動した後、燃焼ガス26は、排気フレーム34を通って流れ方向(D)に排気、流入および/または排出され得る。図1に示す非限定的な例では、燃焼ガス26は、流れ方向(D)に排気フレーム34を通って流れることができ、ガスタービンシステム10から(例えば、大気に)排出され得る。ガスタービンシステム10が複合サイクル発電プラント(例えば、ガスタービンシステムおよび蒸気タービンシステムを含む)の一部である別の非限定的な例では、燃焼ガス26は、排気フレーム34から排出され得、流れ方向(D)で複合サイクル発電プラントの排熱回収ボイラに流入してもよい。
図2を参照すると、タービン28の一部が示されている。具体的には、図2は、タービンブレード38の第1の段(1つを示す)、およびタービン28のケーシング36に結合されたステータベーン40の第1の段(1つを示す)を含むタービン28の一部の側面図を示す。本明細書で説明するように、タービンブレード38の各段(例えば、第1の段、第2の段(図示せず)、第3の段(図示せず))は、ロータ30に結合されてその周囲に円周方向に配置され得、かつ燃焼ガス26によって駆動されてロータ30を回転させることができる複数のタービンブレード38を含んでもよい。加えて、ステータベーン40の各段(例えば、第1の段、第2の段(図示せず)、第3の段(図示せず))は、タービン28のケーシング36に結合されてその周りに円周方向に配置され得る複数のステータベーンを含んでもよい。タービン28の各タービンブレード38は、ロータ30から半径方向に延在し、タービン28を通って流れる燃焼ガス26の流路(FP)内に配置された翼形部42を含むことができる。各翼形部42は、ロータ30の半径方向反対側に配置された先端部分44を含むことができる。タービンブレード38およびステータベーン40はまた、ケーシング36内で互いに軸方向に隣接して配置することもできる。図2に示す非限定的な例では、ステータベーン40の第1の段は、タービンブレード38の第1の段の軸方向に隣接して下流に配置されてもよい。明確化のために、タービン28のすべてのタービンブレード38、ステータベーン40および/またはロータ30のすべてが示されているわけではない。加えて、タービンブレード38の第1の段およびタービン28のステータベーン40の一部のみが図2に示されているが、タービン28は、タービン28のケーシング36全体にわたって軸方向に配置された、複数の段のタービンブレードおよびステータベーンを含むことができる。
ガスタービンシステム10のタービン28(図1参照)はまた、複数のタービンシュラウド100を含むことができる。例えば、タービン28は、タービンシュラウド100の第1の段(1つを示す)を含むことができる。タービンシュラウド100の第1の段は、タービンブレード38の第1の段および/またはステータベーン40の第1の段と対応し得る。すなわち、本明細書で説明するように、タービンシュラウド100の第1の段は、タービンブレード38の第1の段および/またはステータベーン40の第1の段に隣接するタービン28内に配置され、タービン28を通って流れる燃焼ガス26の流路(FP)と相互作用してシールを提供することができる。図2に示す非限定的な例では、タービンシュラウド100の第1の段は、タービンブレード38の第1の段に半径方向に隣接して配置することができ、かつ/または実質的に包囲もしくは取り囲むことができる。タービンシュラウド100の第1の段は、タービンブレード38の翼形部42の先端部分44に半径方向に隣接して配置することができる。加えて、タービンシュラウド100の第1の段は、タービン28のステータベーン40の第1の段に軸方向に隣接しておよび/または上流に配置することもできる。
ステータベーン40と同様に、タービンシュラウド100の第1の段は、タービン28のケーシング36に結合され、その周りに円周方向に配置され得る複数のタービンシュラウド100を含むことができる。図2に示す非限定的な例では、タービンシュラウド100は、タービン28のケーシング36から半径方向内向きに延在する結合構成要素48を介してケーシング36に結合されてもよい。結合構成要素48は、タービンシュラウド100のファスナまたはフック102、104(図3)に結合されおよび/またはそれらを受け取り、タービンシュラウド100をタービン28のケーシング36に結合、配置、および/または固着するように構成することができる。非限定的な例では、結合構成要素48は、タービン28のケーシング36に結合および/または固定されてもよい。別の非限定的な例(図示せず)では、結合構成要素48は、タービンシュラウド100をケーシング36に結合、配置、および/または固着するためにケーシング36と一体に形成されてもよい。タービンブレード38および/またはステータベーン40と同様に、タービン28のタービンシュラウド100の第1の段の一部のみが図2に示されているが、タービン28は、タービン28のケーシング36全体にわたって軸方向に配置された、タービンシュラウド100の複数の段を含むことができる。
図3~図6を参照すると、図1のガスタービンシステム10のタービン28のタービンシュラウド100の様々な図が示されている。具体的には、図3は、タービンシュラウド100の等角図を示し、図4は、タービンシュラウド100の上面図を示し、図5は、タービンシュラウド100の側面図を示し、図6は、タービンシュラウド100の断面側面図を示す。
タービンシュラウド100は、単一本体106を含むことができる。すなわち、図3~図6に示すように、タービンシュラウド100は、タービンシュラウド100が単一の連続した、および/または分離されていない構成要素または部品であるように、単一本体106を含むおよび/または単一本体106として形成することができる。図3~6に示す非限定的な例では、タービンシュラウド100が単一本体106から形成されるため、タービンシュラウド100は、タービンシュラウド100を完全に形成するための様々な部分の構築、接合、結合、および/または組み立てを必要としなくてもよく、および/またはタービンシュラウド100がタービンシステム10内に設置および/または実装され得る前に様々な部分の構築、接合、結合、および/または組み立てを必要としなくてもよい(図2参照)。むしろ、本明細書で説明するように、タービンシュラウド100の単一の、連続した、および/または分離されていない単一本体106が構築されると、タービンシュラウド100は、タービンシステム10内にすぐに設置することができる。
タービンシュラウド100の単一本体106、ならびにタービンシュラウド100の様々な構成要素および/または特徴は、任意の適切な付加製造プロセスおよび/または方法を使用して形成することができる。例えば、単一本体106を含むタービンシュラウド100は、直接金属レーザ溶融(DMLM)(選択的レーザ溶融(SLM)とも呼ばれる)、直接金属レーザ焼結(DMLS)、電子ビーム溶融(EBM)、ステレオリソグラフィ(SLA)、バインダ噴射、または任意の他の適切な付加製造プロセスによって形成されてもよい。加えて、タービンシュラウド100の単一本体106は、タービンシュラウド100を形成するために付加製造プロセスによって利用され得る、および/または動作中にガスタービンシステム10内のタービンシュラウド100が経験する動作特性(例えば、曝露温度、曝露圧力など)に耐えることが可能であり得る任意の材料から形成することができる。
タービンシュラウド100はまた、様々な端部、側面、および/または表面を含むことができる。例えば、図3および図4に示すように、タービンシュラウド100の単一本体106は、前端108と、前端108の反対側に配置された後端110とを含むことができる。前端108は、タービン28内に画定された流路(FP)を通って流れる燃焼ガス26が、タービンシュラウド100の単一本体106の隣接する後端110を流れる前に隣接する前端108を流れることができるように、後端110の上流に配置することができる。図3および図4に示すように、前端108は、タービン28がケーシング36内でタービンシュラウド100を結合、配置、および/または固着するようにするために(図2参照)、ケーシング36の結合構成要素48に結合および/または係合するように構成された第1のフック102を含むことができる。加えて、後端110は、第1のフック102の反対側の単一本体106に配置および/または形成された第2のフック104を含むことができる。第1のフック102と同様に、第2のフック104は、タービン28がケーシング36内でタービンシュラウド100を結合、配置、および/または固着するようにするために(図2参照)、ケーシング36の結合構成要素48に結合および/または係合するように構成され得る。
加えて、タービンシュラウド100の単一本体106はまた、第1の側面112と、第1の側面112の反対側に配置された第2の側面118とを含むことができる。図3および図4に示すように、第1の側面112および第2の側面118は各々、前端108と後端110との間に延在および/または形成され得る。図5を簡単に参照すると、単一本体106の第1の側面112および第2の側面118(図示せず)は、実質的に閉じられ得、および/または中実端壁またはキャップを含み得る。したがって、本明細書で説明するように、第1の側面112および第2の側面118の中実端壁は、タービン28内の流体(例えば、燃焼ガス26、冷却流体)がタービンシュラウド100に入ること、および/または冷却流体がタービンシュラウド100内に形成された内部分(例えば、通路)から出るのを実質的に防止することができる。
図3~図5に示すように、タービンシュラウド100の単一本体106はまた、外面120を含むことができる。外面120は、単一本体106とタービンケーシング36との間に形成された冷却チャンバ122に面することができる(図2参照)。より具体的には、外面120は、タービンシュラウド100の単一本体106とタービン28のタービンケーシング36との間に形成された冷却チャンバ122に配置、形成、対面、および/または直接露出することができる。本明細書で説明するように、タービンシュラウド100の単一本体106とタービンケーシング36との間に形成された冷却チャンバ122は、タービン28の動作中に冷却流体を受け取り、かつ/またはタービンシュラウド100に提供することができる。冷却チャンバ122に面することに加えて、タービンシュラウド100の単一本体106の外面120はまた、それぞれ前端108と後端110との間、ならびに第1の側面112と第2の側面118との間に形成および/または配置することができる。
タービンシュラウド100の単一本体106はまた、外面120の反対側に形成された内面124を含むことができる。すなわち、図3および図5の非限定的な例に示すように、タービンシュラウド100の単一本体106の内面124は、外面120の半径方向反対側に形成されてもよい。図2に簡単に戻り、図3および図5を引き続き参照すると、内面124は、タービン28を通って流れる燃焼ガス26の高温ガス流路(FP)に面することができる(図2参照)。より具体的には、内面124は、ガスタービンシステム10のタービン28のタービンケーシング36を通って流れる燃焼ガス26の高温ガス流路(FP)に配置、形成、対面、および/または直接露出することができる。加えて、図2に示すように、タービンシュラウド100の単一本体106の内面124は、翼形部42の先端部分44に半径方向に隣接して配置することができる。燃焼ガス26の高温ガス流路(FP)に面することに加えて、外面120と同様に、タービンシュラウド100の単一本体106の内面124はまた、それぞれ前端108と後端110との間、ならびに第1の側面112と第2の側面118との間に形成および/または配置することができる。
図6を参照し、かつ図3~図5を引き続き参照して、タービンシュラウド100の追加の特徴をここで説明する。タービンシュラウド100は、ベース部分126を含むことができる。図6に示すように、ベース部分126は、タービンシュラウド100の単一本体106の一体部分として形成することができる。加えて、ベース部分126は、内面124を含むことができ、および/または内面124は、タービンシュラウド100の単一本体106のベース部分126に形成することができる。タービンシュラウド100の単一本体106のベース部分126は、それぞれ前端108と後端110との間、ならびに第1の側面112と第2の側面118との間に形成、配置、および/または延在することができる。加えて、ベース部分126は、単一本体106の第1の側面112および第2の側面118に形成された中実側壁と一体に形成されてもよい。非限定的な例では、タービンシュラウド100の単一本体106のベース部分126は、約1.25ミリメートル(mm)(0.05インチ(in))~約6.35mm(0.25in)の厚さを有してもよい。本明細書で説明するように、タービンシュラウド100のベース部分126は、タービンシュラウド100内に少なくとも1つの冷却通路を少なくとも部分的に形成および/または画定することができる。
タービンシュラウド100は、衝突部分128を含むことができる。ベース部分126と同様に、図6に示すように、衝突部分128は、タービンシュラウド100の単一本体106の一体部分として形成することができる。衝突部分128は、外面120を含んでもよく、および/または外面120は、タービンシュラウド100の単一本体106の衝突部分128に形成されてもよい。タービンシュラウド100の単一本体106の衝突部分128は、それぞれ前端108と後端110との間、ならびに第1の側面112と第2の側面118との間に形成、配置、および/または延在することができる。加えて、またベース部分126と同様に、衝突部分128は、単一本体106の第1の側面112および第2の側面118に形成された中実側壁と一体に形成されてもよい。タービンシュラウド100が単一本体106として形成される非限定的な例では、衝突部分128は、約1.25mm(0.05in)~約6.35mm(0.25in)の厚さを有してもよい。タービンシュラウド100の衝突部分128は、ベース部分126と共に、本明細書で説明するように、タービンシュラウド100内に少なくとも1つの冷却通路を少なくとも部分的に形成および/または画定することができる。
タービンシュラウド100はまた、ガスタービンシステム10のタービン28の動作中にタービンシュラウド100を冷却するために内部に形成された複数の冷却通路を含むことができる。図6に示すように、タービンシュラウド100は、タービンシュラウド100の単一本体106内に形成、配置、および/または延在する第1の冷却通路130を含んでもよい。より具体的には、図4に簡単に戻ると、タービンシュラウド100の第1の冷却通路130(図4に仮想線で示す)は、それぞれ前端108、後端110、第1の側面112、および第2の側面118の間ならびに/またはそれらに隣接する単一本体106内に延在することができる。加えて、第1の冷却通路130は、ベース部分126と衝突部分128との間で単一本体106内に延在し、かつ/またはそれらによって少なくとも部分的に画定されてもよい。本明細書で説明するように、第1の冷却通路130は、冷却チャンバ122から冷却流体を受け取ってタービンシュラウド100を冷却することができる。
第1の冷却通路130は、複数の別個のセグメント、セクション、および/または部分を含むことができる。例えば、第1の冷却通路130は、前部134と後部136との間に配置および/または延在する中央部132を含んでもよい。図6に示すように、第1の冷却通路130の中央部132は、タービンシュラウド100の単一本体106の前端108と後端110との間に中央に形成および/または配置することができる。第1の冷却通路130の前部134は、タービンシュラウド100の単一本体106の前端108に直接隣接して、および中央部132の軸方向に隣接しておよび/または軸方向に上流に形成および/または配置され得る。同様に、第1の冷却通路130の後部136は、前部134の反対側で、単一本体106の後端110に直接隣接して形成および/または配置することができる。加えて、後部136は、中央部132に軸方向に隣接しておよび/または軸方向に下流に形成されてもよい。図6に示す非限定的な例では、第1の冷却通路130の部分132、134、136の各々は、別個のサイズ、より具体的には、半径方向開口部高さを含んでもよい。具体的には、第1の冷却通路130の中央部132は、第1の半径方向開口部高さを含み得、前部134は、第2の半径方向開口部高さを含み得、後部136は、第3の半径方向開口部高さを含み得る。第1の冷却通路130の後部136の第3の半径方向開口部高さは、中央部132の第1の半径方向開口部高さよりも大きくてもよく、第1の冷却通路130の前部134の第2の半径方向開口部高さは、後部136の第3の半径方向開口部高さよりも大きくてもよい。第1の冷却通路130、およびその様々な部分132、134、136のサイズ(例えば、半径方向開口部高さ)は、限定はしないが、タービンシュラウド100のサイズ、ベース部分126および/もしくは衝突部分128の厚さ、タービンシュラウド100の冷却要求、前部134/後部136(および本明細書で説明する追加の冷却通路)への所望の冷却流量/速度、ならびに/またはタービンシュラウド100の前端108および/もしくは後端110の幾何学的形状もしくは形状を含む様々な要因に依存し得る。図6の非限定的な例では、前部134の第2の半径方向開口部高さは、前端108におけるタービンシュラウド100の単一本体106のサイズ、形状、および/もしくは幾何学的形状、ならびに/またはタービンシュラウド100の第1のフック102のサイズ、形状、および/もしくは幾何学的形状の結果として、第1の冷却通路130の残りの部分132、136よりも大きくてもよい。加えて、タービンシュラウド100に形成された第1の冷却通路130の部分132、134、136の各々の半径方向開口部高さは、単一のタービンシュラウド内で変化し得る。
第1の冷却通路130に冷却流体を提供するために、タービンシュラウド100はまた、全体を通して形成された複数の衝突開口部138を含むことができる。すなわち、図6に示すように、タービンシュラウド100は、単一本体106の外面120、より具体的には衝突部分128を通して形成された複数の衝突開口部138を含むことができる。外面120および/または衝突部分128を通して形成された複数の衝突開口部138は、冷却チャンバ122と第1の冷却通路130とを流体結合することができる。本明細書で説明するように、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中、冷却チャンバ122を通って流れる冷却流体は、複数の衝突開口部138を通過または流れて第1の冷却通路130に至り、タービンシュラウド100を実質的に冷却することができる。
図6に示すように、外面120および/または衝突部分128を通して形成された衝突開口部138のサイズおよび/または数は、単なる例示であることが理解される。したがって、タービンシュラウド100は、より大きいまたはより小さい衝突開口部138を含むことができ、および/または内部に形成されたより多くのまたはより少ない衝突開口部138を含むことができる。加えて、複数の衝突開口部138がサイズおよび/または形状が実質的に均一であるように示されているが、タービンシュラウド100に形成された複数の衝突開口部138の各々は、別個のサイズおよび/または形状を含み得ることが理解される。タービンシュラウド100に形成された衝突開口部138のサイズ、形状、および/または数は、動作中のガスタービンシステム10の動作特性(例えば、曝露温度、曝露圧力、タービンケーシング36内の位置など)に少なくとも部分的に依存し得る。追加的または代替的に、タービンシュラウド100に形成された衝突開口部138のサイズ、形状、および/または数は、タービンシュラウド100/第1の冷却通路130の特性(例えば、ベース部分126の厚さ、衝突部分128の厚さ、第1の冷却通路130の高さ、第1の冷却通路130の容積など)に少なくとも部分的に依存し得る。
加えて、図6に示すように、タービンシュラウド100の単一本体106はまた、複数の支持ピン140を含むことができる。複数の支持ピン140は、第1の冷却通路130内に配置することができる。より具体的には、複数の支持ピン140の各々は、第1の冷却通路130内に配置することができ、単一本体106のそれぞれベース部分126と衝突部分128との間に延在し、かつ/またはそれらと一体に形成することができる。非限定的な例では、複数の支持ピン140は、第1の冷却通路130の中央部132内に形成および/または配置されてもよい。しかし、支持ピン140は、第1の冷却通路130の別個の部分(例えば、前部134、後部136)にも配置され得ることが理解される。複数の支持ピン140は、第1の冷却通路130全体にわたって配置され、ベース部分126と衝突部分128の両方に支持、構造、および/または剛性を提供することができる。ベース部分126と衝突部分128の両方が約1.25mm(0.05in)~約6.35mm(0.25in)の厚さを含む本明細書で説明する非限定的な例では、ベース部分126および衝突部分128は、追加の構造または支持なしにガスタービンシステム10の動作中に振動することがある。ベース部分126と衝突部分128との間に延在し、かつ/またはそれらと一体に形成される複数の支持ピン140を含むことにより、追加の支持、構造、および/または剛性をベース部分126と衝突部分128の両方に提供し、ガスタービンシステム10の動作中にベース部分126および衝突部分128の振動を実質的に防止することができる。支持、構造、および/または剛性をベース部分126と衝突部分128の両方に提供することに加えて、第1の冷却通路130内に配置された複数の支持ピン140はまた、本明細書で説明するように、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援することができる。すなわち、本明細書で説明するように、複数の支持ピン140は、衝突開口部138を含まない、または含むことができるタービンシュラウド100の部分(例えば、前部134、後部136)に利用され、依存し、および/または増加した冷却および/または熱伝達を行ってもよい。複数の支持ピン140は、任意の適切な付加製造プロセスおよび/または方法を使用してタービンシュラウド100の単一本体106を形成するとき、ベース部分126および衝突部分128と一体に形成することができる。非限定的な例では、タービンシュラウド100内に形成された複数の支持ピン140は、約0.75mm(0.03in)~約2.54mm(0.10in)の幅/直径を含んでもよい。
図6に示すように、第1の冷却通路130内に配置された支持ピン140のサイズ、形状、および/または数は、単なる例示である。したがって、タービンシュラウド100は、より大きいまたはより小さい支持ピン140、様々なサイズの支持ピン140を含むことができ、および/または内部に形成されたより多くのまたはより少ない支持ピンを含むことができる。衝突開口部138と同様に、タービンシュラウド100に形成された支持ピン140のサイズ、形状、および/または数は、動作中のガスタービンシステム10の動作特性(例えば、曝露温度、曝露圧力、タービンケーシング36内の位置など)に少なくとも部分的に依存し得る。追加的または代替的に、タービンシュラウド100に形成された支持ピン140のサイズ、形状、および/または数は、タービンシュラウド100/第1の冷却通路130の特性(例えば、ベース部分126の厚さ、衝突部分128の厚さ、第1の冷却通路130の高さ、第1の冷却通路130の容積など)に少なくとも部分的に依存し得る。
第1の冷却通路130に加えて、タービンシュラウド100はまた、第2の冷却通路142を含むことができる。第2の冷却通路142は、タービンシュラウド100の単一本体106内に形成、配置、および/または延在することができる。すなわち、図6に示すように、第2の冷却通路142は、前端108に隣接するタービンシュラウド100の単一本体106内に延在してもよい。第2の冷却通路142はまた、単一本体106の前端108に隣接して、それぞれ第1の側面112と第2の側面118との間で単一の本体106内に形成および/または延在してもよい。非限定的な例では、第2の冷却通路142は、第1の冷却通路130の中央部132および前部134に隣接する単一本体106内に形成および/または延在してもよい。より具体的には、第2の冷却通路142は、第1の冷却通路130の中央部132に隣接してその上流に配置することができ、第1の冷却通路130の前部134から半径方向内向きに配置することもできる。非限定的な例では、第2の冷却通路142は、第1の冷却通路130の前部134と内面124および/またはベース部分126との間に形成または配置されてもよい。
第2の冷却通路142はまた、第1のリブ144によって第1の冷却通路130の前部134から分離されてもよい。すなわち、図6に示すように、第1のリブ144は、第1の冷却通路130と第2の冷却通路142との間に形成され、それらを分離することができる。第1のリブ144は、タービンシュラウド100の単一本体106と一体に形成することができ、タービンシュラウド100の前端108に隣接して形成されてもよい。加えて、第1のリブ144は、第1の側面112と第2の側面118との間の単一本体106内に延在してもよく、単一本体106の第1の側面112および第2の側面118に形成された中実側壁と一体に形成され得る。
タービンシュラウド100の第2の冷却通路142はまた、タービンシュラウド100の第1の冷却通路130と流体連通および/または流体結合することができる。例えば、タービンシュラウド100の単一本体106は、第1のリブ144を通して形成された第1の複数の衝突孔146を含むことができる。第1のリブ144を通して形成された第1の複数の衝突孔146は、第1の冷却通路130、より具体的には前部134と第2の冷却通路142とを流体結合し得る。本明細書で説明するように、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中、第1の冷却通路130の前部134を通って流れる冷却流体は、複数の衝突孔146を通過または流れて第2の冷却通路142に至り、タービンシュラウド100を実質的に冷却することができる。
図6に示すように、第1のリブ144を通して形成された衝突孔146のサイズ、形状、および/または数は、単なる例示である。したがって、タービンシュラウド100は、より大きいまたはより小さい衝突孔146 、様々なサイズの衝突孔146を含むことができ、および/または内部に形成されたより多くのまたはより少ない衝突孔146を含むことができる。外面120/衝突部分128を通して形成された衝突開口部138と同様に、第1のリブ144を通して形成された衝突孔146のサイズ、形状、および/または数は、動作中のガスタービンシステム10の動作特性、および/またはタービンシュラウド100/第2の冷却通路142の特性に少なくとも部分的に依存し得る。
第1の冷却通路130と同様に、第2の冷却通路142はまた、第1の複数の支持ピン148を含むことができる。すなわち、タービンシュラウド100の単一本体106は、第2の冷却通路142内に配置された第1の複数の支持ピン148を含むことができる。第1の複数の支持ピン148は、単一本体106のそれぞれベース部分126と第1のリブ144との間に延在し、かつ/またはそれらと一体に形成されてもよい。第1の冷却通路130内に配置された支持ピン140と同様に、第2の冷却通路142内に配置された第1の複数の支持ピン148は、支持、構造、および/または剛性を単一本体106のベース部分126と第1のリブ144の両方に提供し得、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援することもできる。また、支持ピン140と同様に、第1の複数の支持ピン148は、任意の適切な付加製造プロセスおよび/または方法を使用してタービンシュラウド100の単一本体106を形成するとき、ベース部分126および第1のリブ144と一体に形成することができる。第2の冷却通路142内に配置された第1の複数の支持ピン148のサイズ、形状、および/または数は、単なる例示であり、動作中のガスタービンシステム10の動作特性、および/またはタービンシュラウド100/第2の冷却通路142の特性に少なくとも部分的に依存し得る。
また、図6に示すように、タービンシュラウド100は、第1の排気孔150を含むことができる。第1の排気孔150は、第2の冷却通路142と流体連通することができる。より具体的には、第1の排気孔150は、タービンシュラウド100の第2の冷却通路142と流体連通してもよく、そこから軸方向に延在しもよい。図6に示す非限定的な例では、第1の排気孔150は、第2の冷却通路142からタービンシュラウド100の前端108へと、単一本体106を通って延在してもよい。第2の冷却通路142と流体連通することに加えて、第1の排気孔150は、タービン28の高温ガス流路(FP)(図2参照)と流体連通することができる。したがって、第1の排気孔150は、第2の冷却通路142とタービン28の高温ガス流路(FP)とを流体結合することができる。動作中、本明細書で説明するように、第1の排気孔150は、タービンシュラウド100の前端108に隣接する第2の冷却通路142から、タービン28を通って流れる燃焼ガス26の高温ガス流路(FP)に冷却流体を排出してもよい。単一の排気孔が図6に示されているが、タービンシュラウドの単一本体106は、内部に形成され、第2の冷却通路142と流体連通する複数の第1の排気孔150を含み得ることが理解される。加えて、実質的に丸形/円形および線形であるとして示されているが、第1の排気孔150は、非丸形および/または非線形の開口部、チャネルおよび/またはマニホルドであり得ることが理解される。第1の排気孔150が非丸形および/または非線形に形成される場合、冷却流体の流れの方向は、タービンシュラウド100の前端108の冷却を改善するように変えることができる。
また、図6に示す非限定的な例では、タービンシュラウド100はまた、第3の冷却通路152を含んでもよい。第3の冷却通路152は、タービンシュラウド100の単一本体106内に形成、配置、および/または延在することができる。すなわち、第3の冷却通路152は、後端110に隣接するタービンシュラウド100の単一本体106内に延在してもよい。第3の冷却通路152はまた、単一本体106の後端110に隣接して、それぞれ第1の側面112と第2の側面118との間で単一の本体106内に形成および/または延在してもよい。非限定的な例では、第3の冷却通路152は、第1の冷却通路130の中央部132および後部136に隣接する単一本体106内に形成および/または延在してもよい。より具体的には、第3の冷却通路152は、第1の冷却通路130の中央部132に隣接してその下流に配置することができ、第1の冷却通路130の後部136から半径方向内向きに配置することもできる。非限定的な例では、第3の冷却通路152は、第1の冷却通路130の後部136と内面124および/またはベース部分126との間に形成または配置されてもよい。
第3の冷却通路152はまた、第2のリブ154によって第1の冷却通路130の後部136から分離されてもよい。すなわち、図6に示すように、第2のリブ154は、第1の冷却通路130と第3の冷却通路152との間に形成され、それらを分離することができる。第2のリブ154は、タービンシュラウド100の単一本体106と一体に形成することができ、タービンシュラウド100の後端110に隣接して形成されてもよい。加えて、第2のリブ154は、第1の側面112と第2の側面118との間の単一本体106内に延在してもよく、単一本体106の第1の側面112および第2の側面118に形成された中実側壁と一体に形成され得る。
タービンシュラウド100の第3の冷却通路152はまた、タービンシュラウド100の第1の冷却通路130と流体連通および/または流体結合することができる。例えば、タービンシュラウド100の単一本体106は、第2のリブ154を通して形成された第2の複数の衝突孔156を含むことができる。第2のリブ154を通して形成された第2の複数の衝突孔156は、第1の冷却通路130、より具体的には後部136と第3の冷却通路152とを流体結合し得る。本明細書で説明するように、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中、第1の冷却通路130の後部136を通って流れる冷却流体は、第2の複数の衝突孔156を通過または流れて第3の冷却通路152に至り、タービンシュラウド100を実質的に冷却することができる。第1の複数の衝突孔146と同様に、図6に示すような第2のリブ154を通して形成された衝突孔156のサイズ、形状、および/または数は、単なる例示であり、動作中のガスタービンシステム10の動作特性、および/またはタービンシュラウド100/第3の冷却通路152の特性に少なくとも部分的に依存し得る。
第1の冷却通路130と同様に、第3の冷却通路152はまた、第2の複数の支持ピン158を含むことができる。すなわち、タービンシュラウド100の単一本体106は、第3の冷却通路152内に配置された第2の複数の支持ピン158を含むことができる。第2の複数の支持ピン158は、単一本体106のそれぞれベース部分126と第2のリブ154との間に延在し、かつ/またはそれらと一体に形成されてもよい。第2の冷却通路142内に配置された第1の複数の支持ピン148と同様に、第3の冷却通路152内に配置された第2の複数の支持ピン158は、支持、構造、および/または剛性を単一本体106のベース部分126と第2のリブ154の両方に提供し得、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援することもできる。また、第1の複数の支持ピン148と同様に、第2の複数の支持ピン158は、任意の適切な付加製造プロセスおよび/または方法を使用してタービンシュラウド100の単一本体106を形成するとき、ベース部分126および第2のリブ154と一体に形成することができる。第3の冷却通路152内に配置された第2の複数の支持ピン158のサイズ、形状、および/または数は、単なる例示であり、動作中のガスタービンシステム10の動作特性、および/またはタービンシュラウド100/第3の冷却通路152の特性に少なくとも部分的に依存し得る。
また、図6に示すように、タービンシュラウド100は、第2の排気孔160を含むことができる。第2の排気孔160は、第3の冷却通路152と流体連通することができる。より具体的には、第2の排気孔160は、タービンシュラウド100の第3の冷却通路152と流体連通してもよく、そこから延在してもよい。図6に示すように、第2の排気孔160は、第3の冷却通路152からタービンシュラウド100の後端110へと、単一本体106を通って軸方向に延在することができる。第1の排気孔150と同様に、第2の排気孔160はまた、タービン28の高温ガス流路(FP)(図2参照)と流体連通することができる。したがって、第2の排気孔160は、第3の冷却通路152とタービン28の高温ガス流路(FP)とを流体結合することができる。本明細書で説明するように、第2の排気孔160は、タービンシュラウド100の後端110に隣接する第3の冷却通路152から、タービン28を通って流れる燃焼ガス26の高温ガス流路(FP)に冷却流体を排出してもよい。単一の排気孔が図6に示されているが、タービンシュラウドの単一本体106は、内部に形成され、第3の冷却通路152と流体連通する複数の第2の排気孔160を含み得ることが理解される。加えて、実質的に丸形/円形および線形であるとして示されているが、第2の排気孔160は、非丸形および/または非線形の開口部、チャネルおよび/またはマニホルドであり得ることが理解される。第2の排気孔160が非丸形および/または非線形に形成される場合、冷却流体の流れの方向は、タービンシュラウド100の後端110の冷却を改善するように変えることができる。
ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中、冷却流体(CF)は、単一本体106を通って流れてタービンシュラウド100を冷却することができる。より具体的には、タービンシュラウド100がガスタービンシステム10の動作中にタービン28(図2参照)の高温ガス流路を通って流れる燃焼ガス26に曝されて温度が上昇するにつれて、冷却流体(CF)は、タービンシュラウド100を冷却するために単一本体106を通して形成および/または延在する複数の冷却通路130、142、152に提供され得、および/またはそれらを通って流れ得る。図6に関して、様々な矢印は、タービンシュラウド100の単一本体106を通って流れる冷却流体(CF)の流路を表し、および/または示すことができる。非限定的な例では、冷却流体(CF)はまず、単一本体106の外面120および/または衝突部分128を通して形成された複数の衝突開口部138を介して冷却チャンバ122から第1の冷却通路130に流れてもよい。冷却流体(CF)は、最初に第1の冷却通路130の中央部132に入り得る。第1の冷却通路130の中央部132に/を通って流れる冷却流体(CF)は、外面120/衝突部分128および/または内面124/ベース部分126を冷却し、かつ/またはそこから熱を受け取ることができる。加えて、第1の冷却通路130内に配置された複数の支持ピン140は、外面120/衝突部分128および/または内面124/ベース部分126からの熱の一部を受け取り、かつ/または放散することができる。第1の冷却通路130内に入ると、冷却流体(CF)は分散され、および/またはタービンシュラウド100の単一本体106の前端108または後端110の一方に向かって軸方向に流れることができる。より具体的には、第1の冷却通路130の中央部132の冷却流体(CF)は、第1の冷却通路130の前部134または第1の冷却通路130の後部136に軸方向に流れ得る。冷却流体(CF)は、例えば、第1の冷却通路130内の内圧の結果として第1の冷却通路130のそれぞれの部分134、136および/またはタービンシュラウド100の端部108、110に流れることができる。
冷却流体(CF)が第1の冷却通路130のそれぞれの部分134、136および/またはタービンシュラウド100の端部108、110に流れた後、冷却流体(CF)は、タービンシュラウド100の単一本体106内に形成および/または延在する別個の冷却通路142、152に流れ、タービンシュラウド100の冷却および/または熱の受け取りを続けることができる。例えば、第1の冷却通路130の前端108および/または前部134に流れる冷却流体(CF)の一部は、続いて第2の冷却通路142に流れてもよい。冷却流体(CF)は、単一本体106の第1のリブ144を通して形成された第1の複数の衝突孔146を介して第1の冷却通路130の前部134から第2の冷却通路142に流れることができる。第2の冷却通路142内に入ると、冷却流体(CF)は、第2の冷却通路142に配置された第1の複数の支持ピン148と共に、タービンシュラウド100の冷却および/またはタービンシュラウド100からの熱の受け取り/放散を続けることができる。冷却流体(CF)は、第2の冷却通路142から、第1の排気孔150を通って流れ、前端108に隣接して排気され、タービン28を通って流れる燃焼ガス26(図2参照)の高温ガス流路に流入することができる。
同時に、第1の冷却通路130の後端110および/または後部136に流れる冷却流体(CF)の別個の部分は、続いて第3の冷却通路152に流れてもよい。冷却流体(CF)は、単一本体106の第2のリブ154を通して形成された第2の複数の衝突孔156を介して第1の冷却通路130の後部136から第3の冷却通路152に流れることができる。第3の冷却通路152内に入ると、冷却流体(CF)は、第3の冷却通路152に配置された第2の複数の支持ピン158と共に、タービンシュラウド100の冷却および/またはタービンシュラウド100からの熱の受け取り/放散を続けることができる。次いで、冷却流体(CF)は、第2の排気孔160を通って流れ、後端110に隣接して排気され、最終的にタービン28を通って流れる燃焼ガス26(図2参照)の高温ガス流路に流入することができる。
図7および図8は、図1のガスタービンシステム10のタービン28のタービンシュラウド100の別の非限定的な例の様々な図を示す。具体的には、図7は、タービンシュラウド100の上面図を示し、図8は、タービンシュラウド100の断面側面図を示す。同様の符号を付したおよび/または名前をつけた構成要素は、実質的に同様の様式で機能し得ることが理解される。これらの構成要素の冗長な説明は、明確化のために省略されている。
図7および図8に示すタービンシュラウド100は、図3~図6の非限定的な例と比較して、単一本体106の別個の部分を通して形成された第1の排気孔150および第2の排気孔160を含むことができる。例えば、図8を参照すると、第1の排気孔150は、タービンシュラウド100の第2の冷却通路142と流体連通してもよく、そこからベース部分126を通って延在してもよい。前端108に実質的に隣接して配置されたままであるが、第1の排気孔150は、単一本体106のベース部分126を通って概ね半径方向に延在し、かつ/またはベース部分126を通して冷却流体(CF)を排気し得る。加えて、図8に示すように、第2の排気孔160は、第3の冷却通路152と流体連通してもよく、そこから概ね半径方向に、ベース部分126を通って延在してもよい。第2の排気孔160は、後端110に実質的に隣接して配置されてもよいが、第1の排気孔150と同様に、第3の冷却通路152から単一本体106のベース部分126を通って延在し、かつ/またはベース部分126を通して冷却流体(CF)を排気し得る。第1の排気孔150と第2の排気孔160の両方は、タービン28を通って流れる燃焼ガス26(図2参照)の高温ガス流路に冷却流体(CF)を排気することができる。
図7および図8に示すタービンシュラウド100はまた、追加の特徴を含むことができる。例えば、タービンシュラウド100は、第1の冷却通路壁162を含んでもよい。第1の冷却通路壁162(図7に仮想線で示す)は、第1の冷却通路130に含まれおよび/または形成され得、タービンシュラウド100の単一本体106の第1の側面112と第2の側面118との間に延在することができる。加えて、図7に示すように、第1の冷却通路壁162は、前端108および後端110に実質的に平行な第1の冷却通路130内に延在することができる。図8に示す非限定的な例を続けると、第1の冷却通路壁162は、第1の冷却通路130の中央部132に形成されてもよく、単一本体106のそれぞれベース部分126と衝突部分128との間に延在し、かつ/またはそれらと一体に形成されてもよい。第1の冷却通路壁162は、任意の適切な付加製造プロセスおよび/または方法を使用してタービンシュラウド100の単一本体106を形成するとき、ベース部分126および衝突部分128と一体に形成することができる。
第1の冷却通路壁162は、第1の冷却通路130内に配置された複数の支持ピン140に関して本明細書で同様に説明したように、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援するために第1の冷却通路130に形成され得る。追加的または代替的に、第1の冷却通路壁162を第1の冷却通路130に形成して第1の冷却通路130を分割し、かつ/または本明細書で説明する冷却プロセス中に冷却流体(CF)を第1の冷却通路130のそれぞれの部分134、136および/もしくはタービンシュラウド100の端部108、110に導くのを支援することができる。すなわち、第1の冷却通路壁162は、第1の冷却通路130を前セクション164および後セクション166に実質的に分割することができる。第1の冷却通路130の前セクション164は、単一本体106の前端108と第1の冷却通路壁162との間に形成され得る。前セクション164はまた、前部134と同様に、第1の冷却通路130の中央部132の一部を含むことができる。加えて、第1の冷却通路130の後セクション166は、単一本体106の後端110と第1の冷却通路壁162との間に形成され得る。後セクション166は、第1の冷却通路130の中央部132の別個のまたは残りの部分、ならびに後部136を含むことができる。前セクション164および後セクション166を第1の冷却通路130に形成することによって、第1の冷却通路壁162は、冷却流体(CF)が第1の冷却通路130内で確実に分割されるようにすることができる。加えて、第1の冷却通路壁162を第1の冷却通路130内に形成することによって、本明細書で同様に説明したように、冷却流体(CF)の所望の部分がそれぞれの前セクション164および後セクション166を通ってそれぞれ第2の冷却通路142および第3の冷却通路152に確実に流れるようにすることができる。
図9および図10は、図1のガスタービンシステム10のタービン28のタービンシュラウド100の追加の非限定的な例の様々な図を示す。具体的には、図9は、タービンシュラウド100の上面図を示し、図10は、タービンシュラウド100の断面側面図を示す。同様の符号を付したおよび/または名前をつけた構成要素は、実質的に同様の様式で機能し得ることが理解される。これらの構成要素の冗長な説明は、明確化のために省略されている。
図9および図10に示す非限定的な例では、タービンシュラウド100はまた、第2の冷却通路壁168を含んでもよい。第2の冷却通路壁168(図9に仮想線で示す)は、第1の冷却通路130に含まれおよび/または形成され得、第1の側面112および第2の側面118に実質的に平行に、タービンシュラウド100の単一本体106の前端108と後端110との間に軸方向に延在することができる。加えて、第2の冷却通路壁168は、第1の冷却通路壁162に実質的に垂直に第1の冷却通路130内に延在することができる。図10を参照すると、第1の冷却通路壁162と同様に、第2の冷却通路壁168は、単一本体106のそれぞれベース部分126と衝突部分128との間に延在し、かつ/またはそれらと一体に形成されてもよい。第2の冷却通路壁168は、任意の適切な付加製造プロセスおよび/または方法を使用してタービンシュラウド100の単一本体106を形成するとき、ベース部分126および衝突部分128と一体に形成することができる。図10に示す第2の冷却通路壁168は、第1の冷却通路130の中央部132、前部134、および後部136に形成され、および/またはそれらを通って延在してもよい。
第2の冷却通路壁168はまた、第1の冷却通路130および/または第1の冷却通路壁162内に配置された複数の支持ピン140に関して本明細書で同様に説明したように、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援するために第1の冷却通路130に形成され得る。追加的または代替的に、第1の冷却通路壁162と共に、第2の冷却通路壁168を第1の冷却通路130に形成して第1の冷却通路130を分割し、かつ/または図7および図8に関して本明細書で同様に説明したように、第1の冷却通路130内で冷却流体(CF)を導くのを支援することができる。例えば、第1の冷却通路壁162および第2の冷却通路壁168は、第1の冷却通路130を第1の前セクション170、第2の前セクション172、第1の後セクション174、および第2の後セクション176に実質的に分割することができる。第1の冷却通路130の第1の前セクション170は、単一本体106の前端108と第1の冷却通路壁162との間、ならびに第1の側面112と第2の冷却通路壁168との間に形成されてもよい。第1の冷却通路130の第2の前セクション172は、前端108と第1の冷却通路壁162との間、ならびに第2の側面118と第2の冷却通路壁168との間に形成されてもよい。第1の前セクション170および第2の前セクション172は各々、第1の冷却通路130の中央部132の別個の部分、ならびに前部134の別個の部分も含むことができる。加えて、第1の冷却通路130の第1の後セクション174は、単一本体106の後端110と第1の冷却通路壁162との間、ならびに第1の側面112と第2の冷却通路壁168との間に形成されてもよい。第1の冷却通路130の第2の後セクション176は、単一本体106の後端110と第1の冷却通路壁162との間、ならびに第2の側面118と第2の冷却通路壁168との間に形成されてもよい。第1の後セクション174および第2の後セクション176は各々、第1の冷却通路130の中央部132の別個の残りの部分、ならびに後部136の別個の部分を含むことができる。図7および図8に関して本明細書で同様に説明したように、第1の前セクション170、第2の前セクション172、第1の後セクション174、および第2の後セクション176を第1の冷却通路130、第1の冷却通路壁162および第2の冷却通路壁168に形成することによって、冷却流体(CF)がガスタービンシステム10(図1参照)の動作中に第1の冷却通路130内で確実に分割されるようにすることができる。
図11は、タービンシュラウド100の別の非限定的な例の上面図を示す。図11に示す非限定的な例では、タービンシュラウド100は、第2の冷却通路壁168のみを含んでもよい。すなわち、タービンシュラウド100は、第1の冷却通路壁162ではなく、第2の冷却通路壁168を含み得る。図9および図10に関して本明細書で同様に説明したように、第2の冷却通路壁168(図11に仮想線で示す)は、第1の冷却通路130に含まれおよび/または形成され得る。第2の冷却通路壁168は、タービンシュラウド100の単一本体106の前端108と後端110との間に軸方向に、第1の側面112および第2の側面118に実質的に平行に延在することができる。加えて、本明細書で説明するように、第2の冷却通路壁168は、単一本体106のそれぞれベース部分126と衝突部分128との間に延在し、かつ/またはそれらと一体に形成されてもよく、第1の冷却通路130(図10参照)の中央部132、前部134、および後部136に形成され、および/またはそれらを通って延在してもよい。
図9および図10に関して本明細書で説明するように、第2の冷却通路壁168は、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/もしくは冷却を支援するために、ならびに/または第1の冷却通路130内で冷却流体(CF)を導くのを支援するために第1の冷却通路130に形成され得る。例えば、第2の冷却通路壁168は、第1の冷却通路130を第1の側面セクション178、および第2の側面セクション180に実質的に分割することができる。第1の冷却通路130の第1の側面セクション178は、単一本体106の前端108と後端110との間、ならびに第1の側面112と第2の冷却通路壁168との間に形成されてもよい。第1の冷却通路130の第2の側面セクション180は、単一本体106の前端108と後端110との間、ならびに第2の側面118と第2の冷却通路壁168との間に形成されてもよい。第1の側面セクション178と第2の側面セクション180の両方は各々、第1の冷却通路130の中央部132、前部134、および後部136の別個の部分、ならびに前部134の別個の部分を含むことができる。本明細書で同様に説明したように、第1の側面セクション178および第2の側面セクション180を第1の冷却通路130に形成することによって、第2の冷却通路壁168は、冷却流体(CF)がガスタービンシステム10(図1参照)の動作中に第1の冷却通路130内で確実に分割されるようにすることができる。
図12および図13は、図1のガスタービンシステム10のタービン28のタービンシュラウド100の別の非限定的な例の様々な図を示す。具体的には、図12は、タービンシュラウド100の上面図を示し、図13は、図12に示すタービンシュラウド100の断面側面図を示す。図7および図8に示す非限定的な例と同様に、図12および図13のタービンシュラウド100は、第1の冷却通路130に形成され、単一本体106の第1の側面112と第2の側面118との間に延在する第1の冷却通路壁162を含んでもよい。加えて、図12および図13に示す非限定的な例では、第2の冷却通路142はまた、第3の冷却通路壁182を含んでもよい。第3の冷却通路壁182(図12に仮想線で示す)は、第2の冷却通路142に含まれおよび/または形成され得、タービンシュラウド100の単一本体106の前端108から軸方向に延在することができる。加えて、第3の冷却通路壁182は、タービンシュラウド100の単一本体106の第1の側面112および第2の側面118に実質的に平行に第2の冷却通路142内に延在することができる。図13に示す非限定的な例を続けると、第3の冷却通路壁182は、単一本体106のそれぞれベース部分126と第1のリブ144のとの間に形成され、および/もしくは延在し、かつ/またはそれらと一体に形成されてもよい。第3の冷却通路壁182は、任意の適切な付加製造プロセスおよび/または方法を使用してタービンシュラウド100の単一本体106を形成するとき、ベース部分126および第1のリブ144と一体に形成することができる。
第3の冷却通路壁182は、タービンシュラウド100内に配置された複数の支持ピン140、148に関して本明細書で同様に説明したように、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援するために第2の冷却通路142に形成され得る。追加的または代替的に、第3の冷却通路壁182を第2の冷却通路142に形成して第2の冷却通路142を分割し、かつ/または本明細書で説明する冷却プロセス中に第2の冷却通路142を通して冷却流体(CF)を導くのを支援することができる。すなわち、第3の冷却通路壁182は、第2の冷却通路142を第1のセクション184および第2のセクション186に実質的に分割することができる。第2の冷却通路142の第1のセクション184は、単一本体106の第1の側面112と第3の冷却通路壁182との間に形成され得る。第2の冷却通路142の第2のセクション186は、単一本体106の第2の側面118と第3の冷却通路壁182との間に形成され得る。本明細書で同様に説明したように、第1のセクション184および第2のセクション186を第2の冷却通路142に形成することによって、第3の冷却通路壁182は、冷却流体(CF)がガスタービンシステム10(図1参照)の動作中に第2の冷却通路142内で確実に分割されるようにすることができる。
第2の冷却通路142と同様に、第3の冷却通路152は、第4の冷却通路壁188を含むことができる。図12および図13に示す非限定的な例では、第4の冷却通路壁188(図12に仮想線で示す)は、第3の冷却通路152に含まれおよび/または形成されてもよく、タービンシュラウド100の単一本体106の後端110から軸方向に延在してもよい。加えて、第4の冷却通路壁188は、タービンシュラウド100の単一本体106の第1の側面112および第2の側面118に実質的に平行に第3の冷却通路152内に延在することができる。図13に示す非限定的な例を続けると、第4の冷却通路壁188は、単一本体106のそれぞれベース部分126と第2のリブ154のとの間に形成され、および/もしくは延在し、かつ/またはそれらと一体に形成されてもよい。第4の冷却通路壁188は、任意の適切な付加製造プロセスおよび/または方法を使用してタービンシュラウド100の単一本体106を形成するとき、ベース部分126および第2のリブ154と一体に形成することができる。
第4の冷却通路壁188は、タービンシュラウド100内に配置された複数の支持ピン140、158に関して本明細書で同様に説明したように、ガスタービンシステム10(図1参照)の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援するために第3の冷却通路152に形成され得る。追加的または代替的に、第4の冷却通路壁188を第3の冷却通路152に形成して第3の冷却通路152を分割し、かつ/または本明細書で説明する冷却プロセス中に第3の冷却通路152を通して冷却流体(CF)を導くのを支援することができる。すなわち、第4の冷却通路壁188は、第3の冷却通路152を第1のセクション190および第2のセクション192に実質的に分割することができる。第3の冷却通路152の第1のセクション190は、単一本体106の第1の側面112と第4の冷却通路壁188との間に形成され得る。第3の冷却通路152の第2のセクション192は、単一本体106の第2の側面118と第4の冷却通路壁188との間に形成され得る。本明細書で同様に説明したように、第1のセクション190および第2のセクション192を第3の冷却通路152に形成することによって、第4の冷却通路壁188は、冷却流体(CF)がガスタービンシステム10(図1参照)の動作中に第3の冷却通路152内で確実に分割されるようにすることができる。
第2の冷却通路142と第3の冷却通路152の両方に形成されるように示されているが、冷却通路壁182、188は、第2の冷却通路142または第3の冷却通路152の一方のみに形成されてもよいことが理解される。すなわち、追加の非限定的な例では、第2の冷却通路142のみが第3の冷却通路壁182を含むことができ、あるいは、第3の冷却通路152が第4の冷却通路壁188を含むことができる。加えて、図12および図13では、第1の冷却通路壁162のみを含むタービンシュラウド100に形成されるように示されているが、冷却通路壁182、188は、第1の冷却通路壁162と第2の冷却通路壁168の両方(図9および図10参照)、あるいは、第2の冷却通路壁168(図11参照)のみを含むタービンシュラウド100にも形成することができる。
図14~図18は、図1のガスタービンシステム10のタービン28のタービンシュラウド100の非限定的な例の様々な図を示す。同様の符号を付したおよび/または名前をつけた構成要素は、実質的に同様の様式で機能し得ることが理解される。これらの構成要素の冗長な説明は、明確化のために省略されている。
図14を参照すると、タービンシュラウド100の単一本体106の非限定的な例は、第1の冷却通路130および第3の冷却通路152のみを含んでもよい。すなわち、タービンシュラウド100は、第2の冷却通路142(図6参照)を含まなくてもよい。第2の冷却通路142を含まないタービンシュラウド100の単一本体106はまた、第1のリブ144、第1の複数の衝突孔146、および第1の複数の支持ピン148をそれぞれ含まなくてもよい。むしろ、図14に示すように、第1の冷却通路130の前部134は、ベース部分126と衝突部分128との間に実質的に延在することができる。加えて、図14に示す非限定的な例では、第1の排気孔150は、第1の冷却通路130、より具体的には第1の冷却通路130の前部134と流体連通してもよく、第1の冷却通路130からタービンシュラウド100の前端108に単一本体106を通って延在してもよい。
第1の冷却通路130の中央部132に関して本明細書で同様に説明したように、複数の支持ピン140の一部は、前部134内に配置されてもよく、および/または第1の冷却通路130の前部134のベース部分126と衝突部分128との間に延在してもよい。前部134内に配置された複数の支持ピン140は、支持、構造、および/または剛性を提供し、かつガスタービンシステム10の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援するために単一本体106のベース部分126および衝突部分128と一体に形成され得る。
図15に示す非限定的な例では、タービンシュラウド100の単一本体106は、第1の冷却通路130および第2の冷却通路142のみを含んでもよい。すなわち、タービンシュラウド100は、第3の冷却通路152(図6参照)を含まなくてもよい。第3の冷却通路152を含まない結果として、タービンシュラウド100の単一本体106はまた、第2のリブ154、第2の複数の衝突孔156、および第2の複数の支持ピン158をそれぞれ含まなくてもよい。図15に示すように、第1の冷却通路130の後部136は、ベース部分126と衝突部分128との間に実質的に延在することができる。第2の排気孔160は、第1の冷却通路130、より具体的には第1の冷却通路130の後部136と流体連通してもよく、第1の冷却通路130からタービンシュラウド100の後端110に単一本体106を通って延在してもよい。
第1の冷却通路130内に形成および/または配置された複数の支持ピン140の一部は、後部136内に配置されてもよく、かつ/または第1の冷却通路130の後部136のベース部分126と衝突部分128との間に延在してもよい。後部136内に配置された複数の支持ピン140は、支持、構造、および/または剛性を提供し、かつガスタービンシステム10の動作中にタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援するために単一本体106のベース部分126および衝突部分128と一体に形成され得る。
図15と同様に、図16に示すタービンシュラウド100の非限定的な例は、第1の冷却通路130および第2の冷却通路142のみを含んでもよい。しかし、図15に示す非限定的な例と比較すると、図16に示すタービンシュラウド100の第1の冷却通路130は、別個の特徴を含むことができる。例えば、第1の冷却通路130の後部136は、実質的な蛇行パターン194を含み得る。すなわち、図16に示すように、第1の冷却通路130の後部136は、蛇行して延在することができる蛇行パターン194を含むように、および/またはベース部分126と衝突部分128との間に広がる複数のターンを含むように形成されてもよい。非限定的な例では、第1の冷却通路130の後部136に形成された蛇行パターン194は、タービンシュラウド100の単一本体106の後端110を通って延在する第2の排気孔160と流体連通してもよい。第1の冷却通路130の後部136に形成された蛇行パターン194は、本明細書で説明するように、ガスタービンシステム10の動作中のタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援することができる。蛇行パターン194に含まれるターンの数は、例示的であることが理解される。したがって、第1の冷却通路130の後部136に形成された蛇行パターン194は、図16に示されているよりも多いまたは少ないターンを含むことができる。加えて、蛇行パターン194はまた、図16に示すように後部136に形成されることに加えて、またはそれに代わって、第1の冷却通路130の前部134にも形成され得ることが理解される。
図17および図18は、図1のガスタービンシステム10のタービン28のタービンシュラウド100の追加の非限定的な例の様々な図を示す。具体的には、図17は、タービンシュラウド100の上面図を示し、図18は、タービンシュラウド100の断面側面図を示す。図17および図18に示すタービンシュラウド100は、第1の冷却通路130の後部136に形成された蛇行パターン194の別の非限定的な例を含むことができる。すなわち、図17および図18に示すように、第1の冷却通路130の後部136は、蛇行して延在することができる蛇行パターン194を含むように、および/または単一本体106の第1の側面112と第2の側面118との間に広がる複数のターンを含むように形成されてもよい。第1の冷却通路130の蛇行パターン194の開口部の各部分はまた、タービンシュラウド100の単一本体106のベース部分126と衝突部分128との間で半径方向に延在することができる。非限定的な例では、第1の冷却通路130の後部136に形成された蛇行パターン194は、タービンシュラウド100の単一本体106の後端110を通って延在する第2の排気孔160と流体連通してもよい。第1の冷却通路130の後部136に形成された蛇行パターン194は、本明細書で説明するように、ガスタービンシステム10の動作中のタービンシュラウド100の熱伝達および/または冷却を支援することができる。図18に示すように、第1の冷却通路130の中央部132から流れる冷却流体(CF)は、第2の排気孔160から排気される前に、蛇行パターン194を通って流れ、第1の側面112と第2の側面118との間を往復することができる。蛇行パターン194に含まれるターンの数は、例示的であることが理解される。したがって、第1の冷却通路130の後部136に形成された蛇行パターン194は、図17および図18に示されているよりも多いまたは少ないターンを含むことができる。加えて、蛇行パターン194 はまた、図17および図18に示すように後部136に形成されることに加えて、またはそれに代わって、第1の冷却通路130の前部134にも形成され得ることが理解される。
本明細書では別個の実施形態に関して図示および説明されているが、タービンシュラウド100は、図3~図18の非限定的な例に示す構成の任意の組み合わせを含んでもよいことが理解される。例えば、タービンシュラウド100は、図14の非限定的な例に示すものと同様の前部134と、図15の非限定的な例に示すものと同様の後部136とを含む第1の冷却通路130のみを含んでもよい。別の非限定的な例では、第1の冷却通路130のみを含むタービンシュラウド100は、図14の非限定的な例に示すものと同様の前部134と、図18の非限定的な例に示すものと同様の蛇行パターン194を含む後部136とを含んでもよい。
技術的効果は、内部に形成された複数の冷却通路を含む単一本体のタービンシュラウドを提供することである。タービンシュラウドの単一本体により、タービンシュラウドのより複雑な冷却通路構成および/またはより薄い壁が可能になり、これによりタービンシュラウドの冷却が改善される。
本明細書で使用される専門用語は、単に特定の実施形態を説明するためのものに過ぎず、本開示を限定するものではない。本明細書で使用する場合、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」および「この(the)」は、特に明示しない限り、複数形も含むことが意図される。「備える(comprise)」および/または「備えている(comprising)」という用語は、本明細書で使用する場合、記載した特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素が存在することを明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらの組が存在することまたは追加することを除外しないことがさらに理解されよう。「任意の(optional)」または「任意に(optionally)」は、続いて記載された事象または状況が生じてもよいし、また生じなくてもよいことを意味し、かつ、その説明が、事象が起こる場合と、事象が起こらない場合と、を含むことを意味する。
本明細書および特許請求の範囲を通してここで使用される、近似を表す文言は、関連する基本的機能に変化をもたらすことなく、差し支えない程度に変動できる任意の量的表現を修飾するために適用することができる。したがって、「およそ」、「約」および「実質的に」などの用語で修飾された値は、明記された厳密な値に限定されるものではない。少なくともいくつかの例では、近似を表す文言は、値を測定するための機器の精度に対応することができる。ここで、ならびに本明細書および特許請求の範囲を通して、範囲の限定は組み合わせおよび/または置き換えが可能であり、文脈および文言が特に指示しない限り、このような範囲は識別され、それに包含されるすべての部分範囲を含む。範囲の特定の値に適用される「約」は、両方の値に適用され、値を測定する機器の精度に特に依存しない限り、記載された値の+/-10%を示すことができる。
下記の特許請求の範囲におけるミーンズプラスファンクションまたはステッププラスファンクションの要素すべての、対応する構造、材料、動作および均等物は、具体的に請求された他の請求要素と組み合わせてその機能を遂行するための、一切の構造、材料または動作を包含することが意図されている。本開示の記述は、例示および説明の目的で提示されたもので、網羅的であることも、または本開示を開示した形態に限定することも意図されていない。多くの変更および変形は、本開示の範囲および趣旨から逸脱することなく、当業者には明らかであろう。本開示の原理および実際の応用を最もよく説明し、想定される特定の使用に適するように様々な変更を伴う様々な実施形態の開示を他の当業者が理解できるようにするために、実施形態を選択し説明した。
5 線
6 線
8 線
10 ガスタービンシステム
10 線
12 圧縮機
13 線
16 線
18 空気
20 圧縮空気
22 燃焼器
24 燃料
26 燃焼ガス
28 タービン
30 ロータ
32 外部負荷
34 排気フレーム
36 ケーシング
38 タービンブレード
40 ステータベーン
42 翼形部
44 先端部分
48 結合構成要素
100 タービンシュラウド
102 第1のフック
104 第2のフック
106 単一本体
108 前端
110 後端
112 第1の側面
118 第2の側面
120 外面
122 冷却チャンバ
124 内面
126 ベース部分
128 衝突部分
130 第1の冷却通路
132 中央部
134 前部
136 後部
138 衝突開口部
140 支持ピン
142 第2の冷却通路
144 第1のリブ
146 第1の複数の衝突孔
148 第1の複数の支持ピン
150 第1の排気孔
152 第3の冷却通路
154 第2のリブ
156 第2の複数の衝突孔
158 第2の複数の支持ピン
160 第2の排気孔
162 第1の冷却通路壁
164 前セクション
166 後セクション
168 第2の冷却通路壁
170 第1の前セクション
172 第2の前セクション
174 第1の後セクション
176 第2の後セクション
178 第1の側面セクション
180 第2の側面セクション
182 第3の冷却通路壁
184 第1のセクション
186 第2のセクション
188 第4の冷却通路壁
190 第1のセクション
192 第2のセクション
194 蛇行パターン
A 軸
C 方向
D 流れ方向
R 方向
CF 冷却流体
FP 高温ガス流路

Claims (12)

  1. タービンシステム(10)のタービンケーシング(36)に結合されたタービンシュラウド(100)であって、当該タービンシュラウド(100)
    単一本体(106)であって、前端(108)、前記前端(108)の反対側に配置された後端(110)、前記単一本体(106)と前記タービンケーシング(36)との間に形成された冷却チャンバ(122)に面する外面(120)、及び前記タービンシステム(10)の高温ガス流路(FP)に面する内面(124)を含む単一本体(106)と、
    前記単一本体(106)内に延在する第1の冷却通路(130)であって、前記単一本体(106)の前記前端(108)に隣接して配置された前部(134)、前記単一本体(106)の前記後端(110)に隣接して配置された後部(136)、及び前記前部(134)と前記後部(136)との間に配置された中央部(132)を含む第1の冷却通路(130)と、
    前記単一本体(106)の前記外面(120)を通して形成されて前記第1の冷却通路(130)を前記冷却チャンバ(122)に流体結合する複数の衝突開口部(138)と、
    前記前端(108)に隣接して前記単一本体(106)内に延在する第2の冷却通路(142)であって、前記第1の冷却通路(130)の前記前部(134)と流体連通する第2の冷却通路(142)と、
    前記後端(110)に隣接して前記単一本体(106)内に延在する第3の冷却通路(152)であって、前記第1の冷却通路(130)の前記後部(136)と流体連通する第3の冷却通路(152)と
    を含む、タービンシュラウド(100)。
  2. 前記単一本体(106)が、前記第1の冷却通路(130)内に配置された複数の支持ピン(140)をさらに備える、請求項1に記載のタービンシュラウド(100)。
  3. 前記単一本体(106)が、
    前記前端(108)に隣接して形成された第1のリブ(144)であって、前記第1の冷却通路(130)と前記第2の冷却通路(142)との間に配置され、それらを分離する第1のリブ(144)、又は
    前記後端(110)に隣接して形成された第2のリブ(154)であって、前記第1の冷却通路(130)と前記第3の冷却通路(152)との間に配置され、それらを分離する第2のリブ(154)
    の少なくとも1つをさらに備える、請求項1に記載のタービンシュラウド(100)。
  4. 前記単一本体(106)が、
    前記第1のリブ(144)を通して形成された第1の複数の衝突孔(146)であって、前記第1の冷却通路(130)と前記第2の冷却通路(142)とを流体結合する第1の複数の衝突孔(146)、又は
    前記第2のリブ(154)を通して形成された第2の複数の衝突孔(156)であって、前記第1の冷却通路(130)と前記第3の冷却通路(152)とを流体結合する第2の複数の衝突孔(156)
    の少なくとも1つをさらに備える、請求項3に記載のタービンシュラウド(100)。
  5. 前記単一本体(106)が、
    前記第2の冷却通路(142)内に配置された第1の複数の支持ピン(148)、又は
    前記第3の冷却通路(152)内に配置された第2の複数の支持ピン(158)
    の少なくとも1つをさらに備える、請求項1に記載のタービンシュラウド(100)。
  6. 前記第1の冷却通路(130)が、
    前記単一本体(106)の2つの対向する側面(112、118)の間に延びる第1の冷却通路壁(162)であって、前記第1の冷却通路(130)内に配置され、前記前端(108)及び前記後端(110)に平行に延在する第1の冷却通路壁(162)
    をさらに備える、請求項1に記載のタービンシュラウド(100)。
  7. 前記第1の冷却通路(130)が、
    前記単一本体(106)の前記前端(108)と前記第1の冷却通路壁(162)との間に形成された前セクション(164)と、
    前記単一本体(106)の前記後端(110)と前記第1の冷却通路壁(162)との間に形成された後セクション(166)と
    を含む、請求項6に記載のタービンシュラウド(100)。
  8. 前記第1の冷却通路(130)が、
    前記単一本体(106)の2つの対向する側面(112、118)の間に延在する第1の冷却通路壁(162)であって、前記第1の冷却通路(130)内に配置され、前記前端(108)及び前記後端(110)に平行に延在する第1の冷却通路壁(162)と、
    前記単一本体(106)の前記2つの対向する側面(112、118)に平行に、前記前端(108)と前記後端(110)との間に延在する第2の冷却通路壁(168)であって、前記第1の冷却通路(130)内に配置され、前記第1の冷却通路壁(162)に垂直に延在する第2の冷却通路壁(168)と
    をさらに備える、請求項1に記載のタービンシュラウド(100)。
  9. 前記第1の冷却通路(130)が、
    前記前端(108)と前記第1の冷却通路壁(162)との間に形成された第1の前セクション(170)であって、前記単一本体(106)の前記2つの対向する側面の第1の側面(112)と前記第2の冷却通路壁(168)との間に形成される第1の前セクション(170)と、
    前記前端(108)と前記第1の冷却通路壁(162)との間に形成された第2の前セクション(172)であって、前記単一本体(106)の前記2つの対向する側面の第2の側面(118)と前記第2の冷却通路壁(168)との間に形成される第2の前セクション(172)と、
    前記後端(110)と前記第1の冷却通路壁(162)との間に形成された第1の後セクション(166)であって、前記2つの対向する側面の前記第1の側面(112)と前記第2の冷却通路壁(168)との間に形成される第1の後セクション(166)と、
    前記後端(110)と前記第1の冷却通路壁(162)との間に形成された第2の後セクション(176)であって、前記2つの対向する側面の前記第2の側面(118)と前記第2の冷却通路壁(168)との間に形成される第2の後セクション(176)と
    を含む、請求項8に記載のタービンシュラウド(100)。
  10. 前記第1の冷却通路(130)又は前記第2の冷却通路(142)の一方と流体連通する第1の排気孔(150)
    をさらに備え、
    前記第1の排気孔(150)が、
    前記単一本体(106)の前記前端(108)、又は
    前記単一本体(106)の前記内面(124)
    の一方を通って延在する、請求項1に記載のタービンシュラウド(100)。
  11. 前記第1の冷却通路(130)又は前記第3の冷却通路(152)の一方と流体連通する第2の排気孔(160)、
    をさらに備え、
    前記第2の排気孔(160)が、
    前記単一本体(106)の前記後端(110)、又は
    前記単一本体(106)の前記内面(124)
    の一方を通って延在する、請求項10に記載のタービンシュラウド(100)。
  12. タービンシステム(10)であって、
    タービンケーシング(36)と、
    前記タービンケーシング(36)内に配置された第1の段とを備え、前記第1の段
    前記タービンケーシング(36)内でロータ(30)の周りに円周方向に配置された複数のタービンブレード(38)、
    前記複数のタービンブレード(38)の下流で、前記タービンケーシング(36)内に配置された複数のステータベーン(40)、及び
    前記複数のタービンブレード(38)に半径方向に隣接して前記複数のステータベーン(40)の上流に配置された複数のタービンシュラウド(100)であって、その各々が請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のタービンシュラウド(100)である、複数のタービンシュラウド(100)と
    を備える、タービンシステム(10)。
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