JP7456348B2 - 情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7456348B2
JP7456348B2 JP2020166194A JP2020166194A JP7456348B2 JP 7456348 B2 JP7456348 B2 JP 7456348B2 JP 2020166194 A JP2020166194 A JP 2020166194A JP 2020166194 A JP2020166194 A JP 2020166194A JP 7456348 B2 JP7456348 B2 JP 7456348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
parameter
change
unit
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020166194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021093135A (ja
Inventor
快 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to US17/098,975 priority Critical patent/US11307729B2/en
Publication of JP2021093135A publication Critical patent/JP2021093135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7456348B2 publication Critical patent/JP7456348B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、複数の機能(スキャン及びプリント及びメール配信等)を組み合わせた機能を提供するサービス等が存在する。例えば、スキャンにより生成した電子ファイル(画像ファイル)に所定の処理を行った上で、メール配信するサービス等が存在する。また、このような一連の処理を実行するアプリケーションをプログラミング等の専門的な知識なしで作成できる技術(以降、アプリ作成ツール)が既に存在する。
しかしながら、従来のアプリ作成ツールは、アプリケーションの変更を行った場合に、パラメータの設定値を維持することが困難な場合がある。
例えば、従来のアプリ作成ツールは、作成したアプリケーションを、既にユーザが利用している場合に、アプリケーションに対する変更を行うと、そのアプリケーションにおけるユーザの設定値をデフォルト値にリセットする。そのような場合、従来のアプリ作成ツールは、アプリケーションに対する変更を行う前の状態に、ユーザの設定値を戻すためには、ユーザが再度設定し直すか、又は設定値を復元するための専用のプログラムを作成し、ユーザに配布する必要があった。
本発明に係る情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びプログラムは、上述の課題を解決することを目的とする。すなわち、本発明に係る情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びプログラムは、アプリケーションを変更した場合に、パラメータの設定値を維持することで、上述の課題を解決する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、デバイスとサーバとを備えた情報処理システムであって、アプリケーションを変更すると、前記サーバは、前記アプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を受け付ける対応付け受け付け部と、前記対応付け受け付け部によって受け付けた前記対応付けに応じて、前記アプリケーションの変更前の第1のパラメータのユーザごとの設定値を、前記アプリケーションの変更後のパラメータであって、前記第1のパラメータに対応付けた第2のパラメータの設定値に設定する設定部と、を備える。
本発明によれば、アプリケーションを変更した場合でも、パラメータの設定値を維持することができる。
図1は、第1の実施形態の情報処理システムの構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態のサーバ及びPCのハードウェア構成の例を示す図である。 図3は、第1の実施形態のMFPのハードウェア構成の例を示す図である。 図4は、第1の実施形態のサーバの機能構成の例を示す図である。 図5は、第1の実施形態のパラメータの設定値を変更するシーケンスを示す図である。 図6は、変更前のパラメータの設定値の一例を示す図である。 図7は、パラメータ対応付けの作成画面の一例を示す図である。 図8は、変更後のパラメータの設定値の一例を示す図である。 図9は、ユーザが設定値を維持する必要がないと判断したパラメータの一例を示す図である。 図10は、第2の実施形態のパラメータの設定値を変更するシーケンスを示す図である。 図11は、パラメータ対応付けの作成画面の一例を示す図である。 図12は、パラメータの対応付けのためのUIの一例を示す図である。 図13は、パラメータの対応付けのためのUIの一例を示す図である。 図14は、パラメータの対応付けのためのUIの一例を示す図である。 図15は、パラメータの対応付けのためのUIの一例を示す図である。 図16は、パラメータの対応付けのためのUIの一例を示す図である。 図17は、パラメータの対応付けのためのUIの一例を示す図である。 図18は、アプリケーションを統合する画面の一例を示す図である。 図19は、第4の実施形態のアプリケーションを統合するシーケンスを示す図である。 図20は、第4の実施形態の統合後のアプリケーションを利用するシーケンスを示す図である。 図21は、設定値の対応付けの一例を示す図である。 図22は、統合前後のパラメータの設定値の一例を示す図である。 図23は、第4の実施形態の情報処理システムにおける、設定値を維持しない統合前後のパラメータの一例を示す図である。 図24は、アプリケーションを分割する画面の一例を示す図である。 図25は、第5の実施形態のアプリケーションを分割するシーケンスを示す図である。 図26は、第5の実施形態の情報処理システムにおける、分割後のアプリケーションを利用するシーケンスを示す図である。 図27は、第5の実施形態の情報処理システムにおける、設定値の対応付けの一例を示す図である。 図28は、第5の実施形態の情報処理システムにおける、設定値を維持しない分割前後のパラメータの一例を示す図である。 図29は、第5の実施形態の情報処理システムにおける、アプリケーションを多対多で変更する画面の一例を示す図である。 図30は、実施形態の情報処理システムの機能ブロック図である。
以下に添付図面を参照して、情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施形態の情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、サーバ10及びサーバ10と通信ネットワークで接続したデバイス20を有する。デバイス20は、MFP(Multifunction Peripheral)20a、PC20bを含む。以降の説明では、MFP20a及びPC20bを区別せずにデバイス20と表記する場合がある。
図2は、第1の実施形態のサーバ及びPCのハードウェア構成の例を示す図である。ここでは、サーバ10のハードウェア構成について説明する。PC20bは、サーバ10と同様のハードウェア構成を有するものであってもよい。図2に示すように、サーバ10は、コンピュータを用いることができる。図2に示すように、サーバ10は、CPU1001及びROM1002及びRAM1003及びHD1004及びHDD(Hard Disk Drive)コントローラ1005及びディスプレイ1006及び外部機器接続インターフェース(Interface)1008を備えている。また、サーバ10は、ネットワークインターフェース1009及びデータバス1010及びキーボード1011及びポインティングデバイス1012及びDVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ1014及びメディアインターフェース1016を備えている。
これらのうち、CPU1001は、サーバ10全体の動作を制御する。ROM1002は、IPL等のCPU1001の駆動に用いるプログラムを記憶する。RAM1003は、CPU1001のワークエリアとして使用する。HD1004は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ1005は、CPU1001の制御にしたがってHD1004に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ1006は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像等の各種情報を表示する。外部機器接続インターフェース1008は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ又はプリンタ等である。ネットワークインターフェース1009は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバス1010は、図2に示すCPU1001等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス又はデータバス等である。
また、キーボード1011は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス1012は、各種指示の選択及び実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ1014は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW1013に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアインターフェース1016は、フラッシュメモリ等の記録メディア1015に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
図3は、第1の実施形態のMFPのハードウェア構成の例を示す図である。図3に示すように、MFP20aは、コントローラ、近距離通信回路2020、エンジン制御部2030、操作パネル2040、ネットワークインターフェース2050を備えている。
これらのうち、コントローラは、コンピュータの主要部であるCPU2001、システムメモリ(MEM-P)2002、ノースブリッジ(NB)2003、サウスブリッジ(SB)2004を有する。また、コントローラは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)2006、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)2007、HDDコントローラ2008、及び、記憶部であるHD2009を有する。そして、コントローラは、NB2003とASIC2006との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス2021で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU2001は、MFP20aの全体制御を行う制御部である。NB2003は、CPU2001と、MEM-P2002、SB2004、及びAGPバス2021とを接続するためのブリッジである。NB2003は、MEM-P2002に対する読み書き等を制御するメモリコントローラ、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットを有する。
MEM-P2002は、コントローラの各機能を実現するプログラム及びデータの格納用メモリであるROM2002aと、プログラム及びデータの展開として用い、また、メモリ印刷時の描画用メモリ等として用いるRAM2002bとからなる。なお、RAM2002bが記憶するプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
SB2004は、NB2003に対してPCIデバイス及び周辺デバイスを接続するためのブリッジである。ASIC2006は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)である。ASIC2006は、AGPバス2021、PCIバス2022、HDD2008及びMEM-C2007をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC2006は、PCIターゲット及びAGPマスタ、ASIC2006の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C2007を制御するメモリコントローラを備える。また、ASIC2006は、ハードウェアロジック等により画像データの回転等を行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、スキャナ部2031及びプリンタ部2032との間でPCIバス2022を介したデータ転送を行うPCIユニットを備える。なお、ASIC2006には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェース、又は、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続してもよい。
MEM-C2007は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD2009は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD2009は、CPU2001の制御にしたがってHD2009に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス2021は、グラフィック処理を高速化するグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースである。AGPバス2021は、MEM-P2002に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路2020には、近距離通信回路2020aが備わっている。近距離通信回路2020は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
さらに、エンジン制御部2030は、スキャナ部2031及びプリンタ部2032を備える。また、操作パネル2040は、現在の設定値及び選択画面等を表示し、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部2040a、並びに、濃度の設定条件等の画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル2040bを備えている。コントローラは、MFP20a全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル2040からの入力等を制御する。スキャナ部2031又はプリンタ部2032には、誤差拡散及びガンマ変換等の画像処理部分が含まれている。
なお、MFP20aは、操作パネル2040のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。MFP20aは、ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなる。また、MFP20aは、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークインターフェース2050は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。PCIバス2022は、近距離通信回路2020及びネットワークインターフェース2050と、ASIC2006とを電気的に接続する。
図4は、第1の実施形態のサーバの機能構成の例を示す図である。ここで、サーバ10は、情報処理装置の一例である。図4に示すように、サーバ10は、Webサービス処理部11、ポータルサービス部12、アプリデータ管理部13及び入出力サービス処理部14を有する。
Webサービス処理部11は、入出力サービス処理部14が記憶しているデータを基に、Webアプリケーションの画面を構成し、また、処理実行を入出力サービス処理部14へ依頼するモジュールである。なお、以降の説明では、アプリケーションを省略してアプリと表記する場合がある。
Webサービス処理部11は、画面構成部111及びアプリ実行部112を有する。画面構成部111は、入出力サービス処理部14から取得した情報に基づき、Webアプリケーションの画面を構成する。アプリ実行部112は、ユーザからのリクエストに応じて処理を実行する。
ポータルサービス部12は、アプリケーションの開発のためのUIを、デバイス20のブラウザ21を介して表示することでユーザに提供し、ユーザの操作に応じてアプリケーションの新規登録及び変更等を行う。ここでのアプリケーションは、例えば様々な処理(コンポーネント)をつなぎ合わせ、1つのフローを実行するアプリケーションである。
ポータルサービス部12は、UI提供部121及びアプリ登録部122を有する。UI提供部121は、ポータル画面情報16の画面内容に基づき、所定のUIをデバイス20のブラウザを介してユーザに提供する。アプリ登録部122は、ユーザからのリクエストを受け取って、UIを介して生成したアプリケーションを入出力サービス処理部14に登録する。入出力サービス処理部14に登録するアプリケーションとしては、Web上で実行するWebアプリケーションを登録してもよい。
アプリデータ管理部13は、アプリケーションに関するデータを管理する。アプリケーションに関するデータには、パラメータ及びパラメータごとの設定値が含まれる。アプリデータ管理部13は、UI提供部131及びアプリデータ登録部132を有する。パラメータ及び設定値の管理方法については後述する。
入出力サービス処理部14は、アプリ管理部141及び入出力ロジック処理部142を有する。アプリ管理部141は、アプリケーションの処理内容をアプリ情報15として保存し管理する。入出力ロジック処理部142は、アプリケーションの実行リクエストを受け取って、フローを実行する。入出力ロジック処理部142は、コンポーネント17のOCR171及びファイル変換172等を組み合わせてフローを実行する。
図5は、第1の実施形態のパラメータの設定値を変更するシーケンス図である。図5に示すように、まず、デバイス20は、ブラウザ21を介して行われるユーザからのアプリ管理画面の表示要求を取得する(ステップS101)。デバイス20は、ブラウザ21を介して、ポータルサービス部12のUI提供部121に、アプリ管理画面の取得を要求する(ステップS102)。
UI提供部121は、アプリ管理画面を生成する(ステップS103)。そして、UI提供部121は、生成したアプリ管理画面をブラウザ21に提供する(ステップS104)。デバイス20は、ブラウザ21を介してアプリ管理画面を表示する(ステップS105)。
次に、デバイス20は、ユーザからブラウザ21を介して行われる、リリース済みアプリの変更要求を取得する(ステップS106)。このとき、デバイス20は、ユーザの操作に基づいて、変更元のアプリの情報及び変更後のアプリの情報を取得するする。デバイス20は、ブラウザ21を介してUI提供部121に、リリース済みアプリの変更を要求する(ステップS107)。UI提供部121は、アプリ登録部122に、リリース済みアプリの変更を要求する(ステップS108)。
アプリ登録部122は、入出力サービス処理部14のアプリ管理部141に、アプリ情報の取得を要求する(ステップS109)。アプリ管理部141は、アプリの情報を取得し(ステップS110)、取得結果をアプリ登録部122に返す(ステップS111)。さらに、アプリ登録部122は、取得結果をUI提供部121に返す(ステップS112)。そして、UI提供部121は、デバイス20に取得結果を返す(ステップS113)。デバイス20は、ブラウザ21を介して、パラメータ対応付けの作成画面を表示する(ステップS114)。
デバイス20は、パラメータ対応付けの作成画面に基づいて、ユーザにより作成されたアプリの変更前のパラメータと変更後のパラメータを取得すると共に(ステップS115)、パラメータ対応付けの登録要求を取得する(ステップS116)。ブラウザ21は、UI提供部121に、パラメータ対応付けの登録を要求する(ステップS117)。UI提供部121は、アプリ登録部122に、パラメータ対応付けの登録を要求する(ステップS118)。さらに、アプリ登録部122は、アプリデータ管理部13のアプリデータ登録部132に、パラメータ対応付けの登録を要求する(ステップS119)。
アプリデータ登録部132は、ステップS116でユーザにより作成されたた対応付けに応じて、アプリを使用する各ユーザのパラメータの設定値を変更する(ステップS120)。アプリデータ登録部132は、変更結果をアプリ登録部122に返す(ステップS121)。アプリ登録部122は、変更結果をUI提供部121に返す(ステップS122)。UI提供部121は、変更結果をブラウザ21に返す(ステップS123)。デバイス20は、ブラウザ21を介して変更結果を表示する(ステップS124)。
ここで、ユーザによる変更前後のアプリケーションのパラメータが以下の通りであったものとする。
・変更前
FlowControl.CustomParameters2.TextParameters (type: string, default: "")
FlowControl.CustomParameters3.NumberParameters (type: number, default: 0)
OCR.ExecuteOCR.OutputFileFormat (type: string, default: "PDF")
GoDrive.UploadFile.FolderId (type: string, default: "Root")
・変更後
FlowControl.CustomParameters2.BooleanParameters (type: boolean, default: true)
FlowControl.CustomParameters3.TextParameters (type: string, default: "")
OCR.ExecuteOCR.OutputFileFormat (type: string, default: "PDF")
GoDriveV2.UploadFile.FolderId (type: string, default: "Root")
図6は、変更前のパラメータの一例を示す図である。変更前のパラメータの設定値が、この図6の通りであったとする。このとき、デバイス20は、図7に示す通り、ブラウザ21に表示されるパラメータ対応付けの作成画面を介してユーザが設定したパラメータの対応付けの設定を受け付ける。そして、ポータルサービス部12は、この対応付けに従ってアプリを使用する各ユーザのパラメータをそれぞれ変更する。図8は、変更後のパラメータの一例を示す図である。変更後のパラメータの設定値は、この図8のようになる。
ここで、図7に示すように、変更前後のパラメータの対応付けは、JSON形式で表すことができる。当該JSON形式のデータにおけるキーは変更前のパラメータの識別子であり、キーに対応する値は変更後のパラメータの識別子である。
図7の例では、変更前のパラメータ「FlowControl.CustomParameters3.NumberParameters」、及び、変更後のパラメータ「FlowControl.CustomParameters2.BooleanParameters」は対応付けしない。第1の実施形態の情報処理システムは、このように、ユーザが設定値を維持する必要がないと判断したパラメータについては、対応付けを作成しない場合がある。
図9は、ユーザが設定値を維持する必要がないと判断したパラメータの一例を示す図である。本実施形態を利用した変更前後でパラメータの設定値を維持しない場合、変更後のパラメータの設定値は、この図9のようになる。つまり、ポータルサービス部12は、変更前後でキーが完全一致するパラメータ「OCR.ExecuteOCR.OutputFileFormat」以外のパラメータの設定値を破棄する。破棄したポータルサービス部12は、図9に示すように設定値は明記せず、アプリケーション実行時に所定の初期値に置き換える。
このように、第1の実施形態の情報処理システムは、アプリケーションを変更した際に、ポータルサービス部12が、アプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を、デバイス20から受け付ける。アプリデータ管理部13は、ポータルサービス部12によって受け付けた対応付けに応じて、アプリケーションの変更前の第1のパラメータに設定したユーザごとの設定値を、アプリケーションの変更後のパラメータであって、第1のパラメータに対応付けた第2のパラメータの設定値に設定する。第1の実施形態では、ポータルサービス部12が対応付け受け付け部として機能する。また、アプリデータ管理部13が設定部として機能する。これにより、第1の実施形態の情報処理システムは、作成したアプリケーションのパラメータの名称又は選択可能なパラメータを変更する場合に、変更前のアプリケーションと変更後のアプリケーションのパラメータの対応関係を受け付けるための画面をアプリ開発者に提供できる。従って、第1の実施形態の情報処理システムは、ユーザごとの設定値を適切に引き継ぐことが可能なアプリケーションの開発を支援することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施形態について説明する。以降の説明において、特に説明がない場合、各実施形態の基本的な構成及び機能は第1の実施形態と共通であるものとする。各実施形態についての説明は、主に第1の実施形態との相違点について行う。
第2の実施形態では、アプリ登録部122が、パラメータの対応付けを自動的に行う。また、デバイス20は、自動的に行う対応付けを確認し、手動で修正を行うためのUIを、ブラウザ21に表示してユーザに提供する。
アプリ登録部122は、レーベンシュタイン距離等に基づき、変更前後で名前が類似するパラメータを対応付けることができる。アプリ登録部122で、変更前のパラメータ「GoDrive.UploadFile.FolderId (type: string, default: "Root")」に類似するパラメータを探索することを考える。このとき、変更後のパラメータ「OCR.ExecuteOCR.OutputFileFormat (type: string, default: "PDF")」は、探索元のパラメータと一致している部分がほとんどなく、レーベンシュタイン距離が大きくなることが予測できる。このため、変更前のパラメータと、探索したパラメータは、類似しているとはいえない。
一方、変更後のパラメータ「GoDriveV2.UploadFile.FolderId (type: string, default: "Root")」は、探索対象のパラメータに「V2」という文字列を付加しただけのものであるため、レーベンシュタイン距離が小さくなることが予測でき、類似しているといえる。
例えば、アプリ登録部122は、以下のようなロジックで変更後のパラメータPに変更前のパラメータを対応付ける。
(1)アプリ登録部122は、変更前のアプリに存在するパラメータの一覧を、対応付けの候補とする。
(2)アプリ登録部122は、変更後のアプリに存在するパラメータ(P以外)と既に対応付けを行ったパラメータを候補から除外する。
(3)アプリ登録部122は、Pと型の一致するパラメータが候補に存在するとき、Pと型の一致しないパラメータを候補から除外する。
(4)アプリ登録部122は、候補のうちPとのパラメータ名のレーベンシュタイン距離が最小のものを、Pと対応付ける。
アプリ登録部122による対応付けの後、UI提供部121は、自動的に対応付けを行った旨のメッセージを掲載した図11のような画面をデバイス20のブラウザ21に表示する。図11は、パラメータ対応付けの作成画面の一例を示す図である。
図10は、第2の実施形態のパラメータの設定値を変更するシーケンス図である。図10に示すように、まず、デバイス20は、ユーザからの、ブラウザ21に対するアプリ管理画面の表示要求を取得する(ステップS201)。デバイス20は、ブラウザ21を介して、ポータルサービス部12のUI提供部121に、アプリ管理画面の取得を要求する(ステップS202)。
UI提供部121は、アプリ管理画面を生成する(ステップS203)。そして、UI提供部121は、生成したアプリ管理画面をブラウザ21に提供する(ステップS204)。デバイス20は、アプリ管理画面を表示する(ステップS205)。
次に、デバイス20は、ブラウザ21を介して行われる、ユーザからのリリース済みアプリの変更要求を取得する(ステップS206)。このとき、ユーザは、変更元のアプリの情報と変更後のアプリの情報を入力する。デバイス20は、UI提供部121に、リリース済みアプリの変更を要求する(ステップS207)。UI提供部121は、アプリ登録部122に、リリース済みアプリの変更を要求する(ステップS208)。
アプリ登録部122は、入出力サービス処理部14のアプリ管理部141に、アプリ情報の取得を要求する(ステップS209)。アプリ管理部141は、アプリの情報を取得し(ステップS210)、取得結果をアプリ登録部122に返す(ステップS211)。
アプリ登録部122は、取得結果を基に、パラメータの対応付けを生成する(ステップS212)。例えば、アプリ登録部122は、上記のロジックにしたがい対応付けを行う。アプリ登録部122は、対応付けの結果をUI提供部121に返す(ステップS213)。そして、UI提供部121は、ブラウザ21に対応付けの結果を返す(ステップS214)。デバイス20は、対応付けたパラメータの確認及び修正を行う画面を、ブラウザ21を介して表示する(ステップS215)。
デバイス20は、必要に応じてブラウザ21を介してユーザにより行われたアプリの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの確認及び修正(ステップS216)、及び、パラメータ対応付けの登録要求を取得する(ステップS217)。デバイス20は、ブラウザ21を介してUI提供部121に、パラメータ対応付けの登録を要求する(ステップS218)。UI提供部121は、アプリ登録部122に、パラメータ対応付けの登録を要求する(ステップS219)。さらに、アプリ登録部122は、アプリデータ管理部13のアプリデータ登録部132に、設定値の変更を要求する(ステップS220)。
アプリデータ登録部132は、要求に応じて、ステップS217で登録した対応付けに応じて、パラメータの設定値を変更する(ステップS221)。アプリデータ登録部132は、変更結果をアプリ登録部122に返す(ステップS222)。アプリ登録部122は、変更結果をUI提供部121に返す(ステップS223)。UI提供部121は、変更結果をブラウザ21に返す(ステップS224)。ブラウザ21は、変更結果を表示する(ステップS225)。
このように、アプリデータ管理部13は、第1のパラメータの設定値を、第1のパラメータと型が一致するアプリケーションの変更後のパラメータのうち、第1のパラメータとの間でパラメータの名のレーベンシュタイン距離が最小である第2のパラメータの設定値に設定する。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、UI提供部121は、ユーザが直感的な操作により変更前後のパラメータの対応付けを行うためのUIを提供する。図12から図17は、パラメータの対応付けのためのUIの一例を示す図である。
まず、第2の実施形態の方法により、自動的にパラメータの対応付けした後、UI提供部121は、図12のようなUIを提供する。UI提供部121は、図13及び図14に示すように、ユーザにより、各パラメータに対応したオブジェクトを結ぶ辺の端部(頂点)がドラッグアンドドロップされると、パラメータ間の対応関係を変更する。図13の例では、テーブルのセルがオブジェクトに相当する。
さらに、図15に示すように、ユーザが、辺の一方の端部をいずれのパラメータのオブジェクトも存在しない領域にドラッグアンドドロップすると、UI提供部121は、当該辺が示す対応関係を削除する。
このように、UI提供部121は、各パラメータに対応した画面上のオブジェクトを手動で動かすことにより、第1のパラメータと第2のパラメータを対応付けることができるUIを提供する。
UI提供部121は、各パラメータに対応したオブジェクト及びオブジェクト間の辺を、オブジェクト間の対応付けのもっともらしさに応じた態様で表示するUIを提供することができる。図16に示すように、UI提供部121は、パラメータ間の類似度に応じて、辺の太さ及び端部の大きさを変更してもよい。例えば、UI提供部121は、パラメータ名間のレーベンシュタイン距離が小さいほど、辺を太くし、端部の面積を大きくする。
なお、レーベンシュタイン距離が小さいほどもっともらしさは大きくなる。このため、レーベンシュタイン距離をDとすると、もっともらしさは1/D又は-Dとして表すことができる。
さらに、UI提供部121は、各パラメータに対応したオブジェクトをカーソルでポイントすると、当該カーソルでポイントしたオブジェクトに関する情報を表示するUIを提供する。図17の例は、パラメータ「GoDriveV2.UploadFile.FolderId (type: string, default: "Root")」の説明の表示例である。また、UI提供部121は、変更前のパラメータの設定値、又は、変更後のパラメータの設定値の候補を表示してもよい。
(第4の実施形態)
第4の実施形態として、複数のアプリケーションを1つのアプリケーションに統合する場合の例を説明する。例えば、第4の実施形態によれば、「Scan to Go Drive」又は「Scan to Box」といった、ストレージサービスだけが異なるだけで同じ機能を持った複数のアプリを、ストレージ選択機能を持つ「Scan to Storage」という新しい1個のアプリに変更することができる。
図18は、アプリケーションを統合する画面の一例を示す図である。図18に示すように、アプリケーションを統合する画面には、アプリの変更(移行)元を複数個指定するためのチェックボックスと、チェックしたアプリのそれぞれに対してパラメータの対応付けを作成するポップアップを表示する。
図18の例は、デバイス20が、ユーザの操作におうじて、が既に利用中の「Scan to Go Drive」アプリ及び「Scan to Box」アプリを、作成中の「Scan to Storage」アプリに置き換えようとしている例である。また、図18の例は、この置き換えの際にユーザの設定値を維持するために、デバイス20が、「Scan to Go Drive」アプリのパラメータを、「Scan to Storage」のうち、いずれかのパラメータに紐付ける設定を行っている例である。また、デバイス20は、「Scan to Mail」アプリについては、「Scan to Storage」アプリで置き換えないようにしている。
図19は、第4の実施形態のアプリケーションを統合するシーケンスを示す図である。図19に示すように、まず、デバイス20は、ユーザからのブラウザ21に対するアプリ管理画面の表示要求を取得する(ステップS301)。デバイス20は、ブラウザ21を介して、ポータルサービス部12のUI提供部121に、アプリ管理画面の取得を要求する(ステップS302)。
UI提供部121は、アプリ管理画面を生成する(ステップS303)。そして、UI提供部121は、生成したアプリ管理画面をブラウザ21に提供する(ステップS304)。デバイス20は、アプリ管理画面を表示する(ステップS305)。
ここで、情報処理システム1は、以下のステップS306からステップS324を変更元のアプリの数だけ繰り返す。デバイス20は、ユーザがブラウザ21を介して指定したパラメータ対応付けの作成画面の表示要求を取得する(ステップS306)。ブラウザ21は、UI提供部121に、アプリ情報の取得を要求する(ステップS307)。UI提供部121は、アプリ登録部122に、アプリ情報の取得を要求する(ステップS308)。アプリ登録部122は、アプリ管理部141に、アプリ情報の取得を要求する(ステップS309)。アプリ管理部141は、アプリ情報を取得し(ステップS310)、取得結果をアプリ登録部122に返す(ステップS311)。
アプリ登録部122は、取得結果をUI提供部121に返す(ステップS312)。UI提供部121は、取得結果をブラウザ21に返す(ステップS313)。ブラウザ21は、パラメータ対応付けの作成画面を表示する(ステップS314)。デバイス20は、ユーザからパラメータ対応付けの作成画面を介して対応付けが作成されたアプリの変更前のパラメータと変更後のパラメータを取得する(ステップS315)。
デバイス20は、パラメータの対応付け登録をブラウザ21を介してUI提供部121に要求する(ステップS316、ステップS317)。UI提供部121は、パラメータの対応付け登録をアプリ登録部122に要求する(ステップS318)。アプリ登録部122は、パラメータの対応付け登録をアプリ管理部141に要求する(ステップS319)。アプリ管理部141は、パラメータの対応付けを登録する(ステップS320)。
アプリ管理部141は、登録結果をアプリ登録部122に返す(ステップS321)。アプリ登録部122は、登録結果をUI提供部121に返す(ステップS322)。UI提供部121は、登録結果をブラウザ21に返す(ステップS323)。ブラウザ21は、登録結果を表示する(ステップS324)。
図20は、第4の実施形態の統合後のアプリケーションを利用するシーケンスを示す図である。図20に示すように、ユーザにより、ブラウザ21を介してアプリ起動が要求されると(ステップS401)、デバイス20は、ブラウザ21を介してアプリデータ登録部132に、アプリ画面及び設定の取得を要求する(ステップS402)。
アプリデータ登録部132は、参照するアプリIDを取得する(ステップS403)。さらに、アプリデータ登録部132は、アプリ設定を取得する(ステップS404)。そして、アプリデータ登録部132は、アプリ画面の情報の取得をアプリ管理部141に要求する(ステップS405)。
アプリ管理部141は、アプリの管理情報を取得し(ステップS406)、アプリの変更をアプリデータ登録部132に通知する(ステップS407)。このとき、アプリ管理部141は、アプリが移動したことを示す「301 Moved」を返す。
さらに、アプリ管理部141は、新しいアプリIDで、アプリ画面情報の取得を要求する(ステップS408)。アプリ管理部141は、アプリの管理情報を取得し(ステップS409)、取得したアプリの画面情報をアプリデータ登録部132に通知する(ステップS410)。
アプリデータ登録部132は、パラメータの対応付けを取得する(ステップS411)。アプリ管理部141は、パラメータの対応付けを取得し(ステップS412)、取得した対応付けを返す(ステップS413)。
アプリデータ登録部132は、パラメータの対応付けにアプリを対応するように設定値を設定する(ステップS414)。さらに、アプリデータ登録部132は、次回以降のパラメータの対応付けが発生しないようにするため、参照するアプリIDを更新する(ステップS415)。アプリデータ登録部132は、アプリ画面及び設定をブラウザ21に返す(ステップS416)。ブラウザ21は、アプリ画面を表示する(ステップS417)。
図21は、設定値の対応付けの一例を示す図である。また、図22は、統合前後のパラメータの設定値の一例を示す図である。図21のようなパラメータの対応付けを与えることで、統合前後のパラメータの設定値は、図22のようになり、統合前後でパラメータ「storage.service」の設定値を維持できる。
一方、図23は、設定値を維持しない場合の統合前後のパラメータの一例を示す図である。図21のようなパラメータの対応付けを与えていない場合、統合前後のパラメータの設定値は、この図23のようになり、統合前後でパラメータ「storage.service」の設定値は維持しない。
このように、複数のアプリケーションを1つのアプリケーションに統合する変更を行った際に、ポータルサービス部12は、1つのアプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を受け付ける。入出力サービス処理部14は、ポータルサービス部12によって受け付けた対応付けに応じて、複数のアプリケーションのそれぞれの第1のパラメータに設定したユーザごとの設定値を、1つのアプリケーションの第2のパラメータの設定値に設定する。
(第5の実施形態)
第5の実施形態の情報処理システムは、1つのアプリケーションを複数のアプリケーションに分割する場合の例である。第5の実施形態の情報処理システムは、ストレージ選択機能を持つ「Scan to Storage」という1個のアプリを、それぞれのストレージ固有のサービスに特化した「Scan to Go Drive with Go Keep」又は「Scan to Box with Box Notes」といった複数のアプリに変更することができる。
図24は、アプリケーションを分割する画面の一例を示す図である。UI提供部121は、図24に示すように、アプリケーションを分割する画面に、アプリの変更(移行)元を指定するためのチェックボックスと、複数の変更先のアプリを設定できるポップアップを表示する。
図24の例は、ユーザが既に利用中の「Scan to Storage」アプリを、作成中の「Scan to Storage」アプリに置き換える例である。ここで、設定は、「Scan to Storage」アプリを、既に作成済みの「Scan to Box」アプリにも置き換え可能な設定となっている。そのため、UI提供部121は、「Scan to Storage」アプリの変更条件を設定できるポップアップを用いて、ユーザが選択中のストレージサービスを、作成中の「Scan to Go Drive」アプリ、又は、作成中の「Scan to Go Drive」アプリのどちらに置き換えるかを定義している。
第5の実施形態の情報処理システムは、ユーザが、これら以外のストレージサービスを選択している場合、又は、ユーザがまだ選択していない場合、次回起動時又は次回設定時に置き換え先の選択が可能となっている。
図25は、第5の実施形態のアプリケーションを分割するシーケンス図である。図25に示すように、まず、デバイス20は、ユーザからのアプリ管理画面の表示要求を取得する(ステップS501)。デバイス20は、ポータルサービス部12のUI提供部121に、アプリ管理画面の取得を要求する(ステップS502)。
UI提供部121は、アプリ管理画面を生成する(ステップS503)。そして、UI提供部121は、生成したアプリ管理画面をデバイス20に提供する(ステップS504)。デバイス20は、ブラウザ21を介してアプリ管理画面を表示する(ステップS505)。
ここで、デバイス20は、ユーザからの、パラメータ対応付けの作成画面の表示要求を取得する(ステップS506)。デバイス20は、ブラウザ21を介してUI提供部121に、アプリ情報の取得を要求する(ステップS507)。UI提供部121は、アプリ登録部122に、アプリ情報の取得を要求する(ステップS508)。アプリ登録部122は、アプリ管理部141に、アプリ情報の取得を要求する(ステップS509)。アプリ管理部141は、アプリ情報を取得し(ステップS510)、さらに、アプリ管理部141は、変更元のアプリが他のアプリの変更元としての登録の有無を確認する(ステップS511)。アプリ管理部141は、取得結果及び確認結果をアプリ登録部122に返す(ステップS512)。
アプリ登録部122は、取得結果及び確認結果をUI提供部121に返す(ステップS513)。UI提供部121は、取得結果をデバイス20に返す(ステップS514)。デバイス20は、パラメータ対応付けの作成画面及び変更条件の設定画面を、ブラウザ21を介して表示する(ステップS515)。デバイス20は、ユーザにより対応付けられた、アプリの変更前のパラメータと変更後のパラメータ(ステップS516)及び変更条件の設定(ステップS517)を取得する。
また、デバイス20は、ユーザからの、パラメータの対応付け及び変更条件の登録要求を取得する(ステップS518)。デバイス20は、ブラウザ21を介して、パラメータの対応付け及び変更条件の登録をUI提供部121に要求する(ステップS519)。UI提供部121は、パラメータの対応付け及び変更条件の登録をアプリ登録部122に要求する(ステップS520)。アプリ登録部122は、パラメータの対応付け及び変更条件の登録をアプリ管理部141に要求する(ステップS521)。アプリ管理部141は、登録パラメータの対応付け及び変更条件を登録する(ステップS522)。
アプリ管理部141は、登録結果をアプリ登録部122に返す(ステップS523)。アプリ登録部122は、登録結果をUI提供部121に返す(ステップS524)。UI提供部121は、登録結果をブラウザ21に返す(ステップS525)。ブラウザ21は、登録結果を表示する(ステップS526)。
図26は、第5の実施形態の分割後のアプリケーションを利用するシーケンス図である。図26に示すように、デバイス20は、ユーザからブラウザ21を介して要求されたアプリ起動要求を取得する(ステップS601)。デバイス20は、ブラウザ21を介して、アプリデータ登録部132に、アプリ画面及び設定の取得を要求する(ステップS602)。
アプリデータ登録部132は、参照するアプリIDを取得する(ステップS603)。さらに、アプリデータ登録部132は、アプリ設定を取得する(ステップS604)。そして、アプリデータ登録部132は、アプリ画面の情報の取得をアプリ管理部141に要求する(ステップS605)。
アプリ管理部141は、アプリの管理情報を取得し(ステップS606)、アプリの変更及び変更条件をアプリデータ登録部132に通知する(ステップS607)。ここで、アプリデータ登録部143は、アプリの設定と変更条件から、新しいアプリのIDを計算する(ステップS608)。
さらに、アプリデータ登録部132は、新しいアプリIDで、アプリ画面情報の取得を要求する(ステップS609)。アプリ管理部141は、アプリの管理情報を取得し(ステップS610)、取得したアプリの画面情報をアプリデータ登録部132に通知する(ステップS611)。
アプリデータ登録部132は、パラメータの対応付けの取得要求を行う(ステップS612)。アプリ管理部141は、要求によるパラメータの対応付けを取得し(ステップS613)、取得した対応付けを返す(ステップS614)。
アプリデータ登録部132は、パラメータの対応付けにアプリを対応するように設定値を設定する(ステップS615)。さらに、アプリデータ登録部132は、次回以降のパラメータの対応付けが発生しないようにするため、参照するアプリIDを更新する(ステップS616)。アプリデータ登録部132は、アプリ画面及び設定をデバイス20に返す(ステップS617)。デバイス20は、ブラウザ21を介して、アプリ画面を表示する(ステップS618)。
図27は、設定値の対応付けの一例を示す図である。ここで、ポータルサービス部12が、図27のようなパラメータの対応付けを与えることで、分割前後でパラメータ「storage.service」の設定値を維持できる。一方、図28は、設定値を維持しない場合の分割前後のパラメータの一例を示す図である。ポータルサービス部12は、図21のようなパラメータの対応付けを与えていない場合、図28に示すように、分割前後のパラメータ「storage.service」の設定値は維持しない。
このように、1つのアプリケーションを複数のアプリケーションに分割する変更を行った際に、ポータルサービス部12は、複数のアプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を受け付ける。入出力サービス処理部14は、ポータルサービス部12によって受け付けた対応付けに応じて、1つのアプリケーションの第1のパラメータのユーザごとの設定値を、複数のアプリケーションのそれぞれの第2のパラメータの設定値として設定する。
第4の実施形態ではアプリケーションの統合について説明し、第5の実施形態ではアプリケーションの分割について説明したが、変更前後のアプリケーションは多対多(many-to-many)であってもよい。図29は、アプリケーションを多対多で変更する画面の一例を示す図である。この図29のような画面を利用し、第5の実施形態と同様のシーケンスにより設定値を維持することができる。
図30は、第1の実施形態の情報処理システムの機能ブロック図である。図30は、図4で説明した各機能から特定の機能を取り出して機能ブロック図としたものである。
図30に示すように、対応付け受け付け部12aは、アプリケーションを変更すると、アプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を、デバイス20から受け付ける。そして、設定部13aは、対応付け受け付け部12aによって受け付けた対応付けに応じて、アプリケーションの変更前の第1のパラメータのユーザごとの設定値を、アプリケーションの変更後のパラメータであって、第1のパラメータに対応付けた第2のパラメータの設定値に設定する。
実施形態では、ポータルサービス部12が対応付け受け付け部として機能する。また、アプリデータ管理部13が設定部として機能する。また、パラメータ情報13bは、サーバ10等が備えた所定の記憶領域で保持する。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路で実装するプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようにプログラミングしたプロセッサを含むものとする。また、本明細書における「処理回路」は、上記で説明した各機能を実行するように設計したASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又は従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
実施例に記載の装置群は、本明細書に開示した実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。このため、サーバ10は、サーバクラスタ等の複数のコンピューティングデバイスを備えていてもよい。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワーク又は共有メモリ等を含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信し、本明細書に開示した処理を実施する。同様に、デバイス20は、互いに通信する複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、サーバ10及びデバイス20は、開示した処理ステップ、例えば図1を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行するプロセスは、デバイス20によって実行できる。同様に、所定のユニットの機能は、デバイス20によって実行できる。また、サーバ10とデバイス20の各要素は、1つのサーバ装置にまとめてもよいし、複数の装置に分けてもよい。
なお、デバイス20は、通信機能を備えた装置であれば、MFP及びPC以外でも。デバイス20は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)又はIWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)又はデジタルサイネージ等の出力装置又はHUD(Head Up Display)装置又は産業機械又は撮像装置又は集音装置又は医療機器又はネットワーク家電又は自動車(Connected Car)又はノートPC(Personal Computer)又は携帯電話又はスマートフォン又はタブレット端末又はゲーム機又はPDA(Personal Digital Assistant)又はデジタルカメラ又はウェアラブルPC又はデスクトップPC等でもよい。
1 情報処理システム
10 サーバ
11 Webサービス処理部
12 ポータルサービス部
13 アプリデータ管理部
14 入出力サービス処理部
15 アプリ情報
16 ポータル画面情報
17 コンポーネント
111 画面構成部
112 アプリ実行部
121 UI提供部
122 アプリ登録部
131 UI提供部
132 アプリデータ登録部
141 アプリ管理部
142 入出力ロジック処理部
171 OCR
172 ファイル変換
特開2018-014079号公報

Claims (10)

  1. デバイスとサーバとを備えた情報処理システムであって、
    前記サーバは、
    アプリケーションを変更したときに、前記アプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を受け付ける対応付け受け付け部と、
    前記対応付け受け付け部によって受け付けた前記対応付けに応じて、前記アプリケーションの変更前の第1のパラメータのユーザごとの設定値を、前記アプリケーションの変更後のパラメータであって、前記第1のパラメータに対応付けた第2のパラメータの設定値に設定する設定部と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記設定部は、前記対応付け受け付け部によって受け付けた前記対応付けに応じて、前記第1のパラメータの設定値を、前記第1のパラメータと型が一致する前記アプリケーションの変更後のパラメータのうち、前記第1のパラメータとの間でパラメータの名のレーベンシュタイン距離が最小である第2のパラメータの設定値に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 各パラメータに対応した画面上のオブジェクトを手動で動かすことにより、前記第1のパラメータと前記第2のパラメータを対応付けることができるUIを提供するUI提供部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 各パラメータに対応したオブジェクト及び前記オブジェクト間の辺を、オブジェクト間の対応付けのもっともらしさに応じた態様で表示するUIを提供するUI提供部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 各パラメータに対応したオブジェクトにカーソルをポイントすると、当該カーソルをポイントしたオブジェクトに関する情報を表示するUIを提供するUI提供部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記対応付け受け付け部は、複数のアプリケーションを1つのアプリケーションに統合する変更が行った際に、前記1つのアプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を受け付け、
    前記設定部は、前記対応付け受け付け部によって受け付けた前記対応付けに応じて、前記複数のアプリケーションのそれぞれの第1のパラメータのユーザごとの設定値を、前記1つのアプリケーションの第2のパラメータの設定値に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記対応付け受け付け部は、1つのアプリケーションを複数のアプリケーションに分割する変更を行った際に、前記複数のアプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を受け付け、
    前記設定部は、前記対応付け受け付け部によって受け付けた前記対応付けに応じて、前記1つのアプリケーションの第1のパラメータのユーザごとの設定値を、前記複数のアプリケーションのそれぞれの第2のパラメータの設定値に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  8. アプリケーションを変更したときに、前記アプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を、デバイスから受け付ける対応付け受け付け部と、
    前記対応付け受け付け部によって受け付けた前記対応付けに応じて、前記アプリケーションの変更前の第1のパラメータのユーザごとの設定値を、前記アプリケーションの変更後のパラメータであって、前記第1のパラメータに対応付けた第2のパラメータの設定値に設定する設定部と、
    を備える情報処理装置。
  9. 情報処理装置で実行する情報処理方法であって、
    アプリケーションを変更したときに、前記アプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を、デバイスから受け付ける対応付け受け付け工程と、
    前記対応付け受け付け工程によって受け付けた前記対応付けに応じて、前記アプリケーションの変更前の第1のパラメータのユーザごとの設定値を、前記アプリケーションの変更後のパラメータであって、前記第1のパラメータに対応付けた第2のパラメータの設定値に設定する設定工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. 情報処理装置で実行するプログラムであって、
    アプリケーションを変更したときに、前記アプリケーションの変更前のパラメータと変更後のパラメータの対応付けの指定を、デバイスから受け付ける対応付け受け付けステップと、
    前記対応付け受け付けステップによって受け付けた前記対応付けに応じて、前記アプリケーションの変更前の第1のパラメータのユーザごとの設定値を、前記アプリケーションの変更後のパラメータであって、前記第1のパラメータに対応付けた第2のパラメータの設定値に設定する設定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2020166194A 2019-11-29 2020-09-30 情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム Active JP7456348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17/098,975 US11307729B2 (en) 2019-11-29 2020-11-16 Information processing system, information processing apparatus, and method of processing information

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019217624 2019-11-29
JP2019217624 2019-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021093135A JP2021093135A (ja) 2021-06-17
JP7456348B2 true JP7456348B2 (ja) 2024-03-27

Family

ID=76312551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020166194A Active JP7456348B2 (ja) 2019-11-29 2020-09-30 情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7456348B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305755A (ja) 1999-04-19 2000-11-02 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及び情報処理方法
JP2001236215A (ja) 2000-02-24 2001-08-31 Hitachi Ltd システム制御方法およびそれを実施した情報処理システム並びにその処理プログラムを格納した記録媒体
US20040194079A1 (en) 2003-03-26 2004-09-30 Sony Corporation And Sony Electronics Inc. Migration of configuration data from one software installation through an upgrade
JP2011086119A (ja) 2009-10-15 2011-04-28 Yokogawa Electric Corp 機器情報設定装置および機器情報設定方法
JP2018018369A (ja) 2016-07-29 2018-02-01 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2018163694A (ja) 2013-09-17 2018-10-18 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305755A (ja) 1999-04-19 2000-11-02 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及び情報処理方法
JP2001236215A (ja) 2000-02-24 2001-08-31 Hitachi Ltd システム制御方法およびそれを実施した情報処理システム並びにその処理プログラムを格納した記録媒体
US20040194079A1 (en) 2003-03-26 2004-09-30 Sony Corporation And Sony Electronics Inc. Migration of configuration data from one software installation through an upgrade
JP2011086119A (ja) 2009-10-15 2011-04-28 Yokogawa Electric Corp 機器情報設定装置および機器情報設定方法
JP2018163694A (ja) 2013-09-17 2018-10-18 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法
JP2018018369A (ja) 2016-07-29 2018-02-01 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021093135A (ja) 2021-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200210057A1 (en) Information processing system, server apparatus, and information processing method
JP2018124657A (ja) 画像処理装置、及びその制御方法とプログラム
JP2012252517A (ja) 情報処理装置、表示制御方法及びプログラム
JP2024012448A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びそのプログラム
JP2020136829A (ja) 画像形成装置、情報処理方法およびプログラム
JP7456348B2 (ja) 情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム
US20230244358A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable storage medium storing information processing program
JP7396126B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、変換方法およびプログラム
US11307729B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and method of processing information
US20200220988A1 (en) Information processing terminal, information processing system, and operation screen display method
JP2020107125A (ja) 情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法、及びプログラム
JP5343781B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
US11876942B2 (en) Information processing apparatus, information processing method and non-transitory recording medium
JP7434840B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US11310377B2 (en) Information processing terminal and information processing system
JP2020205493A (ja) 情報処理装置、プログラム、画像形成装置
US11470217B2 (en) Service providing system with controlled display, information processing system, display control method, and non-transitory recording medium
US20230275898A1 (en) Information processing system, setting change method, and non-transitory recording medium
WO2020179837A1 (en) Cooperation processing apparatus and method
US20220300269A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US20220188399A1 (en) Service providing system, service providing method, and non-transitory recording medium
JP7206894B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7139991B2 (ja) 情報処理システム、方法、および情報処理装置
JP2024017759A (ja) 情報処理システム、アプリ生成方法、プログラム、サービス提供システム
JP2024079505A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240226

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7456348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151