JP7452224B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電力変換装置に関し、特に、電力変換部に対して並列に接続されたコンデンサと、コンデンサを初期充電するための初期充電回路と、を備える電力変換装置、たとえば、電気自動車や鉄道車両に搭載される電力変換装置に関する。
従来、電力変換部に対して並列に接続されたコンデンサと、コンデンサを初期充電するための初期充電回路と、を備える電力変換装置が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、直流電源であるバッテリと、インバータ(電力変換部)と、コンデンサと、初期充電回路と、を備えた電力変換装置が記載されている。上記特許文献1に記載の電力変換装置では、インバータは、バッテリから入力される直流電力を交流電力に変換して永久磁石型同期電動機(負荷)に出力するように構成されている。コンデンサは、インバータの入力側にインバータに対して並列に接続されている。初期充電回路は、コンデンサの正極側にコンデンサに対して直列に接続されている。また、初期充電回路は、抵抗器を含み、抵抗器を介してコンデンサを初期充電するように構成されている。
特許第5998548号公報
ここで、上記特許文献1に記載のような従来の電力変換装置において、初期充電を行う際に、コンデンサやインバータ(電力変換部)を構成する部品の故障等によって、コンデンサの電極間が短絡する場合がある。この場合、コンデンサの正極側と負極側との電位差がゼロになる。これにより、抵抗器の負側の電位は、コンデンサの負極側の電位(ゼロ)になる。その結果、バッテリからの電圧(電位差)が全て抵抗器に印加されることになる。このため、比較的大きな電流が抵抗器に流れるので、抵抗器が過熱・焼損する場合がある。このため、従来では、初期充電を行う際に、コンデンサ等の異常を検知することが望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、初期充電を行う際に、コンデンサ等の異常を検知することが可能な電力変換装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による電力変換装置は、直流電源から入力される直流電力を交流電力に変換して負荷に出力する電力変換部と、電力変換部の入力側に電力変換部に対して並列に接続されたコンデンサと、コンデンサの入力側にコンデンサに対して直列に接続されるとともに、抵抗器を含み、抵抗器を介してコンデンサを初期充電するための初期充電回路と、コンデンサの電圧に基づいて、コンデンサの初期充電を開始してから完了するまでの間に、コンデンサが正常に充電されない充電異常状態であるか否かを検出する異常検出部と、を備え、異常検出部は、コンデンサの初期充電を開始した時点からコンデンサの初期充電が完了する時点までの期間を、コンデンサの初期充電を開始した時点からコンデンサの電極間が短絡していることを判定するための所定の第1時間を経過するまでの第1期間と、所定の第1時間が経過した時点からコンデンサの初期充電が完了する時点までの第2期間とに分割し、第2期間において、コンデンサの電圧が上昇しない状態が所定の第2時間以上継続したときにコンデンサの充電異常状態と判断するように構成されている
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、異常検出部は、第2期間におけるコンデンサの電圧上昇過程において、コンデンサの電圧が上昇しない状態が所定の第2時間以上継続したときにコンデンサの充電異常状態とする判断を、時間経過にしたがって複数回行うように構成されている。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、異常検出部は、第2期間において、直流電源から入力される電圧と前記コンデンサの電圧との差に基づいて所定の第2時間を設定するように構成されている。
この発明の一の局面による電力変換装置では、上記のように、異常検出部は、コンデンサの初期充電を開始してから完了するまでの間に、コンデンサが正常に充電されない充電異常状態であるか否かを検出するように構成されている。これにより、初期充電を行う際に、コンデンサ等の異常を検知することができる。また、コンデンサの電圧に基づいて、充電異常状態であるか否かを検出するので、コンデンサ等の異常を比較的容易に検知することができる。また、充電異常状態が検出されたことに基づいて、抵抗器に流れる電流を抵抗器が過熱・焼損しないように調整することができる。
本発明によれば、上記のように、初期充電を行う際に、コンデンサ等の異常を検知することができる。
本発明の一実施形態による電力変換装置の全体構成を示した図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置において初期充電が正常に行われている状態を説明するための図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置の初期充電時の異常検知1を説明するための図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置の初期充電時の異常検知1を行うタイミングを決定する方法を説明するための図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置の初期充電時の異常検知2を説明するための図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置の初期充電時の異常検知3を説明するための図である。 本発明の一実施形態による電力変換装置における初期充電のフローである。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1~図6を参照して、本発明の一実施形態による電力変換装置100の構成について説明する。
図1に示すように、電力変換装置100は、インバータ10と、遮断器盤20と、を備える。インバータ10は、直流電源200から入力される直流電力を交流電力に変換して負荷300に出力するように構成されている。すなわち、インバータ10の入力側には、バッテリなどの直流電源200が設けられている。また、インバータ10の出力側には、モータなどの負荷300が設けられている。遮断器盤20は、インバータ10と直流電源200との間に設けられている。すなわち、遮断器盤20は、インバータ10の上位側に設けられている。遮断器盤20は、上位ブレーカ21と、トリップ装置22と、を含む。上位ブレーカ21は、直流電源200からインバータ10に入力される電流を遮断可能に構成されている。トリップ装置22は、上位ブレーカ21を遮断させる制御を行う装置である。なお、遮断器盤20は、特許請求の範囲の「遮断部」の一例である。
インバータ10は、電力変換部11と、コンデンサ12と、初期充電回路13と、制御部15aと、入力電圧検出部16と、コンデンサ電圧検出部17と、を備える。
電力変換部11は、上位側の直流電源200から入力される直流電力を交流電力に変換して負荷300に出力するように構成されている。電力変換部11は、(図示しない)複数のスイッチング素子を含む。スイッチング素子は、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)である。
コンデンサ12は、電力変換部11の入力側に電力変換部11に対して並列に接続されている。コンデンサ12は、インバータ10に対する過負荷時や電力変換部11の遮断時における急激な直流中間電圧の上昇や低下を抑制するために設けられている。なお、「直流中間電圧」は、直流電源と電力変換部11との間の電圧を意味する。
初期充電回路13は、コンデンサ12の正極側にコンデンサ12に対して直列に接続されている。初期充電回路13は、抵抗器13aと、リレー13b(RY1)と、リレー13c(RY2)と、を含む。抵抗器13aとリレー13cとは、互いに直列接続されている。また、抵抗器13aおよびリレー13cと、リレー13bとは、互いに並列接続されている。抵抗器13aは、1つの抵抗器13aまたは直列接続された複数の抵抗器13aを含む。なお、図1では、簡略化して、1つの抵抗器13aが設けられているように図示している。なお、リレー13cは、特許請求の範囲の「スイッチ」の一例である。
初期充電回路13は、抵抗器13aを介してコンデンサ12を初期充電するために設けられている。また、電力変換装置100は、リレー13cがON状態になることによって、抵抗器13aを介して、コンデンサ12の初期充電が開始されるように構成されている。具体的には、コンデンサ12を初期充電する際に、直流電源200から直流電力が入力される状態において、リレー13bおよびリレー13cがOFF状態から、リレー13bがOFF状態かつリレー13cがON状態になることによって、直流電源200から入力された電流が、抵抗器13aおよびリレー13cを介して、コンデンサ12に蓄電(充電)される。
制御部15aは、電力変換部11の動作を制御するように構成されている。具体的には、制御部15aは、PWM(Pulse Width Modulation)制御により、スイッチング素子を動作させる。また、図示しないが、制御部15aは、リレー13bおよびリレー13cを動作させる(ONとOFFとを切り換える)制御も行うように構成されている。
入力電圧検出部16は、直流電源200から入力される直流電力の入力電圧Vinを検出するように構成されている。なお、入力電圧Vinは、実際に検出される値(検出値)には変動があるが、変動範囲が電力変換装置100の仕様で定められている。
コンデンサ電圧検出部17は、コンデンサ12の電圧Edcを検出するように構成されている。図2に示すように、コンデンサ12の電圧Edcは、コンデンサ12が正常に充電された場合、時間の経過に伴って、入力電圧Vinに近づくように徐々に大きくなる。
ここで、図1に示すように、本実施形態では、電力変換装置100は、コンデンサ12の電圧Edcに基づいて、コンデンサ12の初期充電を開始してから完了するまでの間に、コンデンサ12が正常に充電されない充電異常状態であるか否かを検出する異常検出部15bを備える。なお、コンデンサ12が正常に充電されない充電異常状態は、コンデンサ12や電力変換部11の部品(スイッチング素子等)の故障、リレー13cの接点不良等によって生じる。コンデンサ12や電力変換部11の部品が故障した場合、コンデンサ12の電極間が短絡する場合がある。コンデンサ12の電極間が短絡した場合、入力電圧Vinの全てが抵抗器13aに印加される。これにより、比較的大きな電流が抵抗器13aに流れ続ける。抵抗器13aに比較的大きな電流が長時間流れることによって、抵抗器13aが焼損(故障)してしまう。また、リレー13cの接点不良が生じた場合、コンデンサ12側に電流が流れなくなるので、コンデンサ12に充電されなくなる。
電力変換装置100では、異常検出部15bは、以下に説明する3種類の異常検知を行うように構成されている。
まず、図3に示すように、本実施形態では、異常検出部15bは、第1の異常検知(異常検知1)として、コンデンサ12の初期充電を開始した時点から時間tが経過した時点で、コンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcが所定の閾値Vth1以下である場合に、充電異常状態であると判断するように構成されている。具体的には、コンデンサ12の初期充電を開始した後にコンデンサ12が充電されない場合(図3のコンデンサ12の電圧Edcの状態)には、コンデンサ12の電圧Edcは殆ど上昇しない。したがって、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点で閾値Vth1以下であるか否かに基づいて、コンデンサ12が正常に充電されない充電異常状態であると判断することができる。なお、時間tは、特許請求の範囲の「所定の第1時間」の一例である。また、閾値Vth1は、特許請求の範囲の「所定の第1閾値」の一例である。
ここで、本実施形態では、異常検知1における時間tは、時間tと、異常検出部15bにより充電異常状態が検出されてから初期充電回路13の入力側に設けられ電力変換部11に入力される電流を遮断するための遮断器盤20の遮断が完了するまでの遮断時間t(遮断器盤20の遮断の遅れ時間)との合計が、コンデンサ12の初期充電を開始してから遮断器盤20の遮断が完了するまでに、抵抗器13aに流れる電流により上昇する抵抗器13aの温度が抵抗器13aの最高使用温度Tmaxを超過しない時間である許容時間tall未満になるように設定されている。なお、遮断時間tは、遮断器盤20の仕様によって定められている。一方、許容時間tallは、抵抗器13aに流れる電流により上昇する抵抗器13aの温度変化ΔT、抵抗器13aに入力(印加)される入力電圧Vin、抵抗値Rの比熱c、抵抗器13aの重量m、抵抗器13aの直列数N、および、抵抗器13aの抵抗値Rをパラメータとして算出することができる。また、上記のパラメータのうち、抵抗器13aの抵抗値Rおよび抵抗器13aの直列数Nが調整可能なパラメータである。したがって、本実施形態では、許容時間tallは、抵抗器13aの抵抗値Rおよび抵抗器13aの直列数Nに基づいて設定されている。
異常検知1における時間tに算出を以下に具体的に説明する。まず、初期充電異常時の大電流等に起因する抵抗値Rの発熱分の温度変化ΔTは以下の式(1)で表される。
Figure 0007452224000001
ここで、Rth、E、c、mおよびNは、それぞれ、抵抗器13aの熱抵抗、抵抗器13aに生じる熱エネルギー、抵抗器13aの比熱、抵抗器13aの重量、および、抵抗器13aの直列数である。
抵抗器13aに生じる熱エネルギーEは、以下の式(2)で表される。
Figure 0007452224000002
ここで、tallは、入力電圧Vinが抵抗器13aに印加されている時間である。
式(2)を式(1)に代入すると、以下の式(3)が算出される。
Figure 0007452224000003
式(3)において、Vin、c、mおよびΔTは、部品の特性や仕様により決定される。
そこで、抵抗器13aの抵抗値Rおよび抵抗器13aの直列数Nを調整して、式(3)から、許容時間tallを設定する。たとえば、抵抗器13aの最高使用温度Tmaxに基づいて、抵抗器13aの許容可能な温度上昇値(温度変化)を略600Kとすると、式(3)は、以下の式(4)のように表すことができる。
Figure 0007452224000004
図4に示すように、上記の式(4)に基づいて、ΔTとtallとの関係をグラフに表すことができる。なお、図4では、直列数Nが1~3の場合のΔTとtallとの関係を示した温度上昇特性直線が示されている。ここで、抵抗器13aの最高使用温度Tmaxに基づく、抵抗器13aの許容可能な温度上昇値(温度変化)ΔTの上限が略600Kとすると、図4のΔTが略600K以上の領域(上側の領域)は使用禁止領域となる。また、遮断時間tが、たとえば、略20msとすると、許容時間tallが時間t1と遮断時間tとの和であるので、遮断時間tが略20ms以下の領域は(左側の領域)は使用禁止領域となる。これにより、使用可能な領域が限定される。たとえば、抵抗器13aの直列数Nが1の場合(実線)は、温度上昇特性直線の全てが使用禁止領域内にあるので、抵抗器13aの直列数Nは1を選択しない。抵抗器13aの直列数Nが2の場合(鎖線)は、tallが略20msから略31msの間において、温度上昇特性直線が使用可能な領域内になるので、時間t(許容時間tall-遮断時間t)を、たとえば、略11ms(=略31ms-略20ms)よりも小さく設定する。一方、抵抗器13aの直列数Nが3の場合(一点鎖線)は、温度上昇特性直線の変化が抵抗器13aの直列数Nが2の場合よりも緩やかであり、温度上昇特性直線が設計可能な領域内にある時間が比較的長い。したがって、時間tを、略11msよりも長く設定することができる。時間tが小さくなる程、閾値Vth1の大きさを小さくする必要があるので、コンデンサ12の電圧Edcとの兼ね合いで抵抗器13aの直列数Nを選択するのが好ましい。
次に、本実施形態では、図5に示すように、異常検出部15bは、第2の異常検知(異常検知2)として、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からコンデンサ12の初期充電が完了する時点までの間の時間tの間に、コンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcが上昇しない(略一定または低下する)状態が時間t以上継続した場合に、充電異常状態であると判断するように構成されている。具体的には、異常検知1において、初期充電異常が検知されない場合でも、初期充電の途中から初期充電異常が生じてコンデンサ12にさらに充電することできずに、コンデンサ12の電圧Edcが上昇しない(略一定または低下する)状態のままとなる場合がある。この場合、コンデンサ12の電圧Edcが上昇しない(略一定または低下する)状態が時間t以上継続したか否かに基づいて、コンデンサ12が正常に充電されない充電異常状態であると判断することができる。なお、電力変換装置100では、異常検知2は、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からコンデンサ12の初期充電が完了する時点までの間の時間tの間に亘って、繰り返し行われるように構成されている。なお、時間tは、特許請求の範囲の「(コンデンサの初期充電を開始した時点からコンデンサの初期充電が完了する時点までの間の)所定の期間」の一例である。また時間tは、特許請求の範囲の「所定の第2時間」の一例である。
ここで、本実施形態では、異常検知2において、異常検出部15bは、時間tを、コンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcと入力電圧検出部16により検出された入力電圧Vinとの差分ΔVの大きさに応じて変更するように構成されている。具体的には、正常時にコンデンサ12が充電されている場合には、コンデンサ12の初期充電が完了する時点に近づくにしたがって、コンデンサ12の電圧Edcと入力電圧Vinとの差分ΔVが小さくなるので、正常が異常かを判定するための時間(時間t)を長くする必要がある。
異常検知2は、たとえば、以下のような流れで行われる。まず、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点において、コンデンサ12の電圧Edcと入力電圧Vinとの差分ΔVに基づいて、時間tを算出する。そして、算出した時間tの間、異常検知2を行う。正常であれば、その時点において、コンデンサ12の電圧Edcと入力電圧Vinとの差分ΔVに基づいて、時間tを新たに算出する。そして、新たに算出した時間tの間、異常検知2を行う。以上の流れを、初期充電異常が検出されない限り、コンデンサ12の初期充電が完了する時点までの時間tの間に亘って繰り返す。
次に、本実施形態では、図6に示すように、異常検出部15bは、第3の異常検知(異常検知3)として、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からさらに時間tが経過した時点(コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点)で、コンデンサ12の初期充電が完了せずにコンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcが(閾値Vth1よりも大きい)閾値Vth2以下である場合に、充電異常状態であると判断するように構成されている。具体的には、異常検知2において、初期充電異常が検知されない場合でも、時間tが経過した時点からさらに時間tが経過した時点(コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点)付近において、コンデンサ12の電圧Edcの変化が著しく緩やかな上昇となり、異常検知2によって検出が困難な状態になる場合がある。一方、コンデンサ12が正常に充電され、コンデンサ12の初期充電が完了する際には、コンデンサ12の電圧Edcは、入力電圧Vinに略等しい値となる。したがって、閾値Vth2を、直流電源200から入力される直流電力の入力電圧Vinに基づいて設定することによって、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からさらに時間tが経過した時点(コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点)で、コンデンサ12の電圧Edcが(閾値Vth1よりも大きい)閾値Vth2以下であるか否かに基づいて、コンデンサ12が正常に充電されない充電異常状態であると判断することができる。なお、閾値Vth2は、充電完了と見なす時間が長くなることを抑制するために、たとえば、略0.95Vinに設定することが考えられる。なお、時間tは、特許請求の範囲の「所定の第3時間」の一例である。また閾値Vth2は、特許請求の範囲の「所定の第2閾値」の一例である。
ここで、本実施形態では、図3、図5および図6に示すように、異常検出部15bは、充電異常状態を検出した場合に、電力変換部11に入力される電流を遮断するように、遮断器盤20にブレーカトリップ信号を出力するように構成されている。具体的には、図3に示すように、異常検出部15bは、異常検知1において、充電異常状態であると判断した場合、ブレーカトリップ信号を、遮断器盤20のトリップ装置22に送信する。トリップ装置22は、異常検出部15bから送信されたブレーカトリップ信号を受信すると、上位ブレーカ21を遮断させる制御を行う。上位ブレーカ21は、異常検出部15bが充電異常状態であると判断(検知)してから遮断時間tが経過後に、直流電源200からインバータ10に入力される電流を遮断する動作を完了する。異常検知2および3においても、異常検出部15bが充電異常状態であると判断した後、同様の処理が行われる。なお、ブレーカトリップ信号は、特許請求の範囲の「遮断信号」の一例である。
図1に示すように、トリップ装置22、異常検出部15bおよび制御部15aには、制御電源400が接続されている。トリップ装置22、異常検出部15bおよび制御部15aは、制御電源400から電力が供給されることによって、動作するように構成されている。また、異常検出部15bおよび制御部15aは、インバータ制御部15の構成要素として設けられている。インバータ制御部15は、たとえば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ(Micro Controller)等である。
(初期充電のフロー)
次に、図7を参照して、電力変換装置100における初期充電のフローを説明する。
まず、ステップS1において、制御電源400から、トリップ装置22、異常検出部15bおよび制御部15aに電力を供給する。また、作業者によって手動により、上位ブレーカ21を投入する(遮断状態を解除する)。
次に、ステップS2において、制御部15aによる制御により、リレー13c(RY2)をON状態にする。
次に、ステップS3において、異常検出部15bが異常検知1を行う。
次に、ステップS4において、異常検知1において、異常が検出されたか否かを判断する。ステップS4において、異常が検出された場合には、ステップS5に進む。ステップS4において、異常が検出されない場合には、ステップS6に進む。
次に、ステップS5において、遮断器盤20にブレーカトリップ信号を出力して、フローを終了する。
また、ステップS6において、異常検出部15bが異常検知2を行う。
次に、ステップS7において、異常検知2において、異常が検出されたか否かを判断する。異常検知2において、異常が検出された場合には、ステップS5に進む。異常検知2において、異常が検出されない場合には、ステップS8に進む。
次に、ステップS8において、異常検出部15bが異常検知3を行う。
次に、ステップS9において、異常検知3において、異常が検出されたか否かを判断する。ステップS9において、異常が検出された場合には、ステップS5に進む。ステップS9において、異常が検出されない場合には、フローを終了する。
(実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、電力変換装置100は、コンデンサ12の初期充電を開始してから完了するまでの間に、コンデンサ12が正常に充電されない充電異常状態であるか否かを検出する異常検出部15bを備える。これにより、初期充電を行う際に、コンデンサ12等の異常を検知することができる。また、コンデンサ12の電圧に基づいて、充電異常状態であるか否かを検出するので、コンデンサ12等の異常を比較的容易に検知することができる。また、充電異常状態が検出されたことに基づいて、抵抗器13aに流れる電流を抵抗器13aが過熱・焼損しないように調整することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換装置100は、初期充電回路13の入力側に設けられ、電力変換部11に入力される電流を遮断するための遮断器盤20を備える。そして、異常検出部15bは、充電異常状態を検出した場合に、電力変換部11に入力される電流を遮断するように、遮断器盤20に遮断信号を出力するように構成されている。これにより、異常検出部15bが充電異常状態を検出した場合に、制御部15aによって出力される遮断信号により、初期充電回路13に入力される電流を遮断することができる。その結果、初期充電を行う際に、コンデンサ12等の異常に起因して初期充電回路13の抵抗器13aが過熱・焼損してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換装置100は、コンデンサ12の電圧Edcを検出するコンデンサ電圧検出部17を備える。そして、異常検出部15bは、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点で、コンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcが閾値Vth1以下である場合に、充電異常状態であると判断するように構成されている。これにより、コンデンサ12が短絡などの異常状態である場合、コンデンサ12に初期充電を行ってもコンデンサ12の電圧Edcが上昇しないので、時間tが経過した時点でコンデンサ12の電圧Edcが所定の閾値Vth1以下である場合に、充電異常状態であると容易に判断することができる。
また、本実施形態では、上記のように、異常検出部15bは、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からコンデンサ12の初期充電が完了する時点までの間の時間tの間に、コンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcが上昇しない状態が時間t以上継続した場合に、充電異常状態であると判断するように構成されている。これにより、上述したように、コンデンサ12が短絡などの異常状態である場合、コンデンサ12に初期充電を行ってもコンデンサ12の電圧が上昇しないので、コンデンサ12の電圧が上昇しない状態が時間t以上継続した場合に、充電異常状態であると容易に判断することができる。また、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点で充電異常状態ではないものの、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点以降に充電異常状態が生じた場合でも、コンデンサ12の充電異常状態を検出することができるので、初期充電を行う際の比較的長い時間に亘って、コンデンサ12等の異常を検知することができる。
また、本実施形態では、上記のように、異常検出部15bは、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からさらに時間tが経過した時点(コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点)で、コンデンサ12の初期充電が完了せずにコンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcが(閾値Vth1よりも大きい)閾値Vth2以下である場合に、充電異常状態であると判断するように構成されている。これにより、上述したように、コンデンサ12が短絡などの異常状態である場合、コンデンサ12に初期充電を行ってもコンデンサ12の電圧が上昇しないので、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からさらに時間tが経過した時点で、コンデンサ12の電圧が(閾値Vth1よりも大きい)閾値Vth2以下である場合に、初期充電が完了せずに充電異常状態であると容易に判断することができる。また、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からさらに時間tが経過した時点(コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点)まで、コンデンサ12の充電異常状態を検出することができるので、上記の時間tが経過した時点で充電異常状態を判断すること、および、コンデンサ12の電圧Edcが上昇しない状態が時間t以上継続した場合に充電異常状態を判断することと併用することによって、コンデンサ12の初期充電が完了するまでの間、コンデンサ12等の異常を確実に検知することができる。
また、本実施形態では、上記のように、時間tは、時間tと、異常検出部15bにより充電異常状態が検出されてから初期充電回路13の入力側に設けられ電力変換部11に入力される電流を遮断するための遮断器盤20の遮断が完了するまでの遮断時間tとの合計が、コンデンサ12の初期充電を開始してから遮断器盤20の遮断が完了するまでに、抵抗器13aに流れる電流により上昇する抵抗器13aの温度が抵抗器13aの最高使用温度Tmaxを超過しない時間である許容時間tall未満になるように設定されている。これにより、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点において充電異常状態であるか否かを判断するための、時間tを、遮断時間tと許容時間tallとに基づいて、抵抗器13aの温度が抵抗器13aの最高使用温度Tmaxを超過しないように設定することができる。その結果、充電異常状態であるか否かを判断するためのタイミングを、抵抗器13aが最高使用温度Tmaxを超過することによって抵抗器13aが故障してしまうのを防止することが可能なように適切に設定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、初期充電回路13は、1つの抵抗器13aまたは直列接続された複数の抵抗器13aを含む。そして、許容時間tallは、抵抗器13aの抵抗値Rおよび抵抗器13aの直列数Nに基づいて設定されている。これにより、許容時間tallの算出するためのパラメータのうちの調整可能なパラメータである抵抗器13aの抵抗値Rおよび抵抗器13aの直列数Nを調整して、許容時間tallを適切な値に容易に設定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、電力変換装置100は、直流電源200から入力される直流電力の入力電圧Vinを検出する入力電圧検出部16を備える。そして、異常検出部15bは、時間tを、コンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcと入力電圧検出部16により検出された入力電圧Vinとの差分ΔVの大きさに応じて変更するように構成されている。これにより、異常検出時のコンデンサ12の電圧Edcと入力電圧Vinとの差分ΔVに基づいて充電異常状態であると判断することが可能な時間tを適切に設定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、閾値Vth2は、直流電源200から入力される直流電力の入力電圧Vinに基づいて設定されている。これにより、閾値Vth2を、充電が正常に完了した場合のように直流電源200から入力される直流電力の入力電圧Vinに近い値になるように設定することによって、コンデンサ12の初期充電が完了せずに充電異常状態であると判断することが可能な適切な値に容易に設定することができる。
また、本実施形態では、上記のように、初期充電回路13は、抵抗器13aと直列に接続されたリレー13cを含む。そして、電力変換装置100は、リレー13cがON状態になることによって、抵抗器13aを介してコンデンサ12の初期充電が開始されるように構成されている。これにより、リレー13cがON状態になるまで、初期充電が開始されないので、意図せずに初期充電が開始されてしまうのを抑制することができる。その結果、異常検出部15bは、コンデンサ12が正常に充電されない充電異常状態であるか否かを、初期充電の開始から確実に検出することができる。
[変形例]
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、初期充電回路13が、抵抗器13aと直列に接続されたリレー13c(スイッチ)を含むように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、初期充電回路が、抵抗器と直列に接続された接触器を含むように構成してもよい。なお、接触器は、特許請求の範囲の「スイッチ」の一例である。
また、上記実施形態では、異常検出部15bが、時間t(所定の第2時間)を、コンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcと入力電圧検出部16により検出された入力電圧Vinとの差分ΔVの大きさに応じて変更するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、異常検出部が、所定の第2時間を、コンデンサ電圧検出部により検出されたコンデンサの電圧の大きさに応じて変更するように構成してもよい。その場合、電力変換装置が、直流電源から入力される直流電力の入力電圧を検出する入力電圧検出部を備えないように構成してもよい。また、異常検出部15bは、所定の第2時間を、一定の時間に設定してもよい。
また、上記実施形態では、異常検出部15bが、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からさらに時間tが経過した時点(コンデンサ12の初期充電を開始してから時間t(所定の第3時間)が経過した時点)で、コンデンサ12の初期充電が完了せずにコンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcが(閾値Vth1(所定の第1閾値)よりも大きい)閾値Vth2(所定の第2閾値)以下である場合に、充電異常状態であると判断する(異常検知3を行う)ように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、異常検出部が、異常検知3を行わないように構成してもよい。その場合、異常検出部が、異常検知1または2の少なくともいずれかを行うように構成すればよい。
また、上記実施形態では、異常検出部15bが、コンデンサ12の初期充電を開始してから時間tが経過した時点からコンデンサ12の初期充電が完了する時点までの間の時間t((コンデンサの初期充電を開始した時点からコンデンサの初期充電が完了する時点までの間の)所定の期間)の間に、コンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcが上昇しない状態が時間t(所定の第2時間)以上継続した場合に、充電異常状態であると判断する(異常検知2を行う)ように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、異常検出部15bが、コンデンサ12の初期充電を開始した時点から初期充電が完了する時点までの間の任意の所定の期間で異常検知2を行うように構成してもよい。すなわち、異常検知2を行う所定の期間は、上記の時間tや時間tの一部または全部であってよく、時間tから時間tに跨る期間の一部または全部であってよい。また、異常検出部が、異常検知2を行わないように構成してもよい。その場合、異常検出部が、異常検知1または3の少なくともいずれかを行うように構成すればよい。
また、上記実施形態では、異常検出部15bが、コンデンサ12の初期充電を開始した時点から時間t(所定の第1時間)が経過した時点で、コンデンサ電圧検出部17により検出されたコンデンサ12の電圧Edcが閾値Vth1(所定の第1閾値)以下である場合に、充電異常状態であると判断する(異常検知1を行う)ように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、異常検出部が、異常検知1を行わないように構成してもよい。その場合、異常検出部が、異常検知2または3の少なくともいずれかを行うように構成すればよい。
また、上記実施形態では、電力変換装置100が、初期充電回路13の入力側に設けられ、電力変換部11に入力される電流を遮断するための遮断器盤20を備えるように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、電力変換装置が、遮断器盤を備えないように構成してもよい。
11 電力変換部
12 コンデンサ
13 初期充電回路
13a 抵抗器
13c リレー(スイッチ)
15b 異常検出部
16 入力電圧検出部
17 コンデンサ電圧検出部
20 遮断器盤(遮断部)
100 電力変換装置
200 直流電源
300 負荷
dc コンデンサの電圧
N 抵抗器の直列数
R 抵抗器の抵抗値
時間(所定の第1時間)
時間((コンデンサの初期充電を開始した時点からコンデンサの初期充電が完了する時点までの間の)所定の期間)
時間(所定の第2時間)
時間(所定の第3時間)
遮断時間
all 許容時間
max 抵抗器の最高使用温度
in 直流電力の入力電圧
th1 閾値(所定の第1閾値)
th2 閾値(所定の第2閾値)
ΔV コンデンサの電圧と直流電力の入力電圧との差分

Claims (3)

  1. 直流電源から入力される直流電力を交流電力に変換して負荷に出力する電力変換部と、
    前記電力変換部の入力側に前記電力変換部に対して並列に接続されたコンデンサと、
    前記コンデンサの入力側に前記コンデンサに対して直列に接続されるとともに、抵抗器を含み、前記抵抗器を介して前記コンデンサを初期充電するための初期充電回路と、
    前記コンデンサの電圧に基づいて、前記コンデンサの初期充電を開始してから完了するまでの間に、前記コンデンサが正常に充電されない充電異常状態であるか否かを検出する異常検出部と、を備え、
    前記異常検出部は、前記コンデンサの初期充電を開始した時点から前記コンデンサの初期充電が完了する時点までの期間を、前記コンデンサの初期充電を開始した時点から前記コンデンサの電極間が短絡していることを判定するための所定の第1時間を経過するまでの第1期間と、前記所定の第1時間が経過した時点から前記コンデンサの初期充電が完了する時点までの第2期間とに分割し、前記第2期間において、前記コンデンサの電圧が上昇しない状態が所定の第2時間以上継続したときに前記コンデンサの充電異常状態と判断するように構成されている、電力変換装置。
  2. 前記異常検出部は、前記第2期間における前記コンデンサの電圧上昇過程において、前記コンデンサの電圧が上昇しない状態が所定の第2時間以上継続したときに前記コンデンサの充電異常状態とする判断を、時間経過にしたがって複数回行うように構成されている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記異常検出部は、前記第2期間において、前記直流電源から入力される電圧と前記コンデンサの電圧との差に基づいて前記所定の第2時間を設定するように構成されている、請求項1または2に記載の電力変換装置。
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