JP7451239B2 - 画像処理装置、x線撮像装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、x線撮像装置及び画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、マンモグラフィ装置、CT装置等の医用X線撮像装置に係り、特にX線撮像装置で取得したノイズを多く含む低線量画像に対し、学習済モデルを用いて低線量画像から高線量画像を予測する技術に関する。
医用X線撮像装置は、撮像対象にX線を照射し、撮像対象を通過したX線量を検出して、撮像対象の組織のX線吸収量の差異を利用して画像化する装置であり、組織の内部形態を観察可能とし、病気の検出や経過観察に用いられる。一般に、照射するX線量が多いほど診断画像の画質はよくなる。特に、X線発生装置から発生するX線は、発生自体が時間軸に沿って一様ではなくランダム性を有しているため、X線の照射時間を制御して線量を多くすることで、X線発生のランダム性の影響が緩和され、画質のよい診断画像が得られる。
一方、線量が多くなると、人体への被ばくが多くなるため、被ばくを抑えつつ良好な画質が得られる適切な線量を用いた撮像が求められている。このため、近年の診断装置では、患者と観察部位に合わせて、一定の画像の品質基準を保った上で、適切な撮像線量を自動制御する機能を搭載するようになっている(特許文献1等)。
また、医用画像から病変の有無及び状態を観察しやすいように、画像処理システムにおいて様々な改良がなされている。例えば、深層学習(DL:Deep Learning)技術を適用して、画質の向上や特定疾患の判定などが行うことが提案されている(特許文献2等)。
特開2013-233420号公報 特開2019-181226号公報
特許文献2に開示された技術は、MR診断装置の画像処理に学習済モデルを導入し、データ欠損のある画像から画像の復元を試みている。しかし、X線はMR装置が計測する磁気信号とは異なり、X線の発生にランダム性があり、強度(線量)に応じてノイズレベルのばらつきの程度が異なる。それによって、撮像した画像にも輝度に応じたノイズのばらつきを生じる。従って、単に低線量画像と高線量画像とをセットとして学習したモデルを用いても、良好な学習効果を得ることができない。また、撮像対象毎の厚みや硬さ等に合わせて撮像電圧や電流などを制御しているため、学習済モデルをそのまま適用すると、予測不足や過予測が発生しやすい。
本発明は、低被ばく且つ高画質の診断画像を得られるX線診断装置を提供することを課題とする。具体的には、画像処理によって、X線医用撮像装置で取得した低線量画像から高線量相当の画像を精度よく予測し、それによりX線検査の際の被ばくの低減を図ることを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、X線の特性に特化した補正処理と学習済モデルとを用いて、低線量画像から高線量画像を予測する。補正処理は、輝度に応じたノイズレベルを揃える処理を含む。
すなわち、本発明の画像処理装置は、X線撮像装置で取得したX線画像を補正する補正処理部と、補正処理部による補正後の画像を入力し、低線量画像と高線量画像とを学習データとして用いて学習した学習済モデルを用いて、入力画像を撮像した際の線量よりも高線量で撮像可能な画像を出力する高線量画像予測部と、を備え、補正処理部は、前記入力画像に対し、低線量画像と高線量画像との線量の相違に起因するノイズレベルの差を補正する。
この学習済モデルは、学習データとして、入力画像と同じ補正処理を施した低線量画像を用いて学習した学習済モデルである。
また本発明のX線撮像装置は、被検体の画像データを収集する撮像部と、撮像部における撮像モードに応じて撮像部を制御する制御部と、前記撮像部が収集した画像データを用いて画像処理を行う画像処理部とを備え、画像処理部は、本発明の画像処理装置の機能を含んでいる。
具体的には、本発明のX線撮像装置は、X線を照射するX線照射部、及び前記X線照射部から照射され被検体と透過したX線を検出するX線検出部を有するX線撮像部と、前記X線検出部が検出したX線データを用いてX線画像を作成する画像処理部と、X線の線量が異なる複数の撮像モードのいずれかを設定するモード設定部と、前記モード設定部が設定した撮像モードに従って、前記X線照射部、前記X線検出部及び前記画像処理部を制御する自動制御部と、を備え、画像処理部は、上述した画像処理装置であって、自動制御部は、撮像モードが低線量撮像モードに設定されたときに、補正処理部及び高線量画像予測部による処理を行うよう画像処理部を制御する。
さらに本発明の画像処理方法は、X線撮像装置において標準として設定された線量よりも低線量で撮像されたX線画像から、標準線量または前記標準線量よりも線量が高い撮像で得られるX線画像を予測する画像処理方法であって、処理対象のX線画像に対し、低線量画像と高線量画像との線量の相違に起因するノイズレベルの差を補正する処理を行った後、低線量画像と高線量画像とを学習データとして用いて学習した学習済モデルを用いて、前記補正処理後のX線画像を入力し、画像を撮像した際の線量よりも高線量で撮像可能な画像を出力することを特徴とする。
本発明によれば、現状の標準撮影モードのX線量より低い線量で高線量相当の画像を予測し、被検者の被ばく量の低減、期診断や早期発見が期待できる。また、線量の制御は時間による制御が多いため、低線量の撮像は撮影の時間の短縮にもつながり、撮像際の患者の圧迫による痛みの緩和、検査技師の効率化を図ることができる。
X線撮像装置の全体構成を示す図 X線撮像装置の一例としてマンモグラフィ装置の構成を示す図 画像処理装置の構成を示す図 第1の実施形態の画像処理部の要部の構成と処理の流れを示す図 X線撮像装置の処理工程を示すフローチャート 学習済モデルの構造を示す図 (A)~(C)は、補正処理によるノイズレベルを揃える処理を説明する図 補正処理部の処理を説明する図 第1の実施形態の変形例の処理を示す図 第2の実施形態のX線検出部の検出タイミングを説明する図 第2の実施形態の補正及び高画質化処理の一例を説明する図 第2の実施形態の補正及び高画質化処理の別の例を説明する図 X線撮像装置の一例としてCT装置の構成を示す図
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
最初に、本発明の画像処理装置が適用されるX線撮像装置の実施形態を説明する。X線撮像装置としては、マンモグラフィ、X線CT装置、X線撮影装置など、被検体を透過したX線を用いて画像化する装置であればすべて適用することができる。
図1に示すように、X線撮像装置10は、被検体20に対しX線を照射するX線照射部11、被検体20を透過したX線を検出するX線検出部12、X線照射部11及びX線検出部12の動作をそれぞれ制御する照射制御部13及び検出制御部14、X線の線量が異なる複数の撮像モードのいずれかを設定するモード設定部16、モード設定部16が設定したモードに従って照射制御部13及び検出制御部14を制御する自動制御部15、及び、X線検出部12が検出したX線信号を入力し、X線画像を作成する画像処理部30を備えている。照射部11、X線検出部12及びそれらの制御部13,14を総称して、撮像部ともいう。
X線撮像装置10は、さらに、X線画像を表示する表示部17やユーザが所望の撮像条件の設定やモード選択を行うための操作入力部18を備えている。さらに図示を省略しているが、画像処理に必要なプログラムやデータを格納する記憶装置を備えていてもよい。
撮像部の構成は、X線撮像装置10の種類によって異なるが、それぞれ、公知のX線撮像装置の構成と同様である。
例えば、X線撮像装置10がマンモグラフィ装置10Aの場合には、図2に示すように、X線照射部11は、電子ビームを発生する陰極111、陰極111からの電子ビームが衝突することによりX線が発生する陽極(ターゲット)112、照射角度や照射パターンを制御するフィルタ113等を備えたX線発生装置であり、X線検出部12は、シンチレータと光電変換素子を組み合わせたFPD(Flat Panel Detector)やII(Image Intensifier)などで構成される。図2では自動露出制御AEC(Automatic Exposure Control)機能を備えたFPDを例示しているが、これに限定されるものではない。またFPDの被検体(***)側には、X線の入射方向を制限するグリッド122が固定されている。さらにX線照射部11とX線検出部12との間には、被検体である***を検出器側に押圧する圧迫板121が図中上下方向に移動可能に取り付けられている。
マンモグラフィは乳がん検査の重要な手法であり、交わった乳腺の中から腫瘤や石灰化の有無を診断する必要があるため、画質の要求が非常に高い。本実施形態は、このような高い画質が要求されるマンモグラフィに好適である。
モード設定部16は、操作入力部18からの指示に従い、たとえば標準の撮像モードのほかに、自動低線量撮像モードを設定することができる。標準の撮像モードは、被検体20の厚み(X線が透過する部分の厚み)や被検体の大きさ、年齢等に応じて適切な線量を自動的に決定し、撮像するモードであり、この標準撮像モードで決まる線量を、ここでは100%線量とし、それに対する所定の割合(50%、30%など)で低線量撮像モードの線量が決定される。低線量撮像モードは、割合の異なる複数の低線量モードを設定可能にしてもよい。なお、低線量撮像モードはユーザ操作による設定でもよいし、デフォルトで設定されていてもよい。
画像処理部30は、X線検出部12が検出した信号を用いて、医師が診断可能な組織の内部構造を表す診断画像を作成し、表示部17に表示させる。このため、画像処理部30には、X線検出部12の検出信号を用いて画像データ等を作成するデータ構成部31、データ構成部31が作成した画像データ等を保存するデータ保存部32、データ保存部32に保存された画像データから表示あるいはさらなる画像処理が必要な画像データを選出する画像データ選出部33、画像データ選出部33から送られる画像データ(低線量画像データ)を入力し、高画質化のための処理を行う高画質処理部34、画像データを表示用画像に変換する表示変換部35、及び、操作入力部18からのユーザ指定に従い、表示変換のパラメータ、例えば、表示の明るさ、大きさ、角度等や、表示形態を調整する調整処理部36を備えている。なお図示する画像処理部30の構成は、一例であり、いくつかの要素を省略したり、図示していない別の要素を追加する場合もあり得る。
このような画像処理部30の機能の一部又は全部は、CPUが実行するソフトウェアとして実現することができる。また画像データ作成に係る部分や画像処理部30の一部はASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programable Gate Arry)などのハードウェアで実現してもよい。
本実施形態のX線撮像装置10は、自動低線量撮像モードを設定するモード設定部16を備えること、および、低線量撮像モードで取得した画像に対し画像処理部30の高画質処理部34が、標準撮像モードで得られるであろう画像(高線量画像)を予測すること、が特徴であり、それ以外の構成は公知の医用撮像装置10とそれに付随する画像処理部30と同様である。
なお図1では、画像処理部30がX線撮像装置10の一部に組み込まれている構成を示したが、図3に示すように、画像処理部30はX線撮像装置10とは独立した画像処理装置であってもよく、その場合には、インターネット、イントラネット等のネットワークや専用の通信手段等を介してX線撮像装置10と画像処理装置30とが接続される構成としてもよい。この場合、画像処理装置30には、専用のユーザーインターフェイス(UI)50や記憶装置40が接続されていてもよい。UIには、画像処理結果を表示する表示部51や画像処理に必要な条件等を入力するための操作入力部52が備えられている。記憶装置40には、画像処理装置30が用いることのできる各種プログラムや学習モデル(学習済モデルを含む)が格納されている。以下、図1に示す画像処理部30の機能を説明するが、特記しない限り、その機能は図3に示す画像処理装置も同様であり、図1の表示部17や操作入力部18の参照は、図3の表示部51や操作入力部52も含むものとする。
次に、高画質処理部34の詳細を含む画像処理部30の構成について、図3及び図4を参照して説明する。図3及び図4では、画像処理部30の諸機能のうち、主に高画質処理にかかわる要素のみを示し、図1に示す要素の一部は省略している。
高画質処理部34は、図3及び図4に示すように、画像選出部33が選出した画像に対し、X線画像特有の輝度依存ノイズを平準化する補正処理部341、学習モデルを導入するモデル導入部342、及びモデル導入部342が導入した学習モデルの出力をもとに高線量画像を予測する高画像予測部343を備えている。学習モデルは、画像処理部30に接続された記憶装置40に格納されている。記憶装置40は、画像処理部30を構成するCPUに接続された外部記憶装置、HDD、可搬性媒体、或いはインターネット上のクラウド内に設けられた記憶装置でもよい。高画質処理部34の処理の詳細は後述する。
次にX線撮像装置10の低線量撮像モード時の動作の概要を、図5のフローを参照して説明する。モード設定部16により自動低線量モードが設定されると(S501)、自動制御部15は設定モードに応じて、被検体に応じた標準撮影モードより低い照射線量を算出し、照射線量に関与する照射電圧、照射電流、照射時間、フィルタ種類などパラメータを照射制御部13に引き渡す(S502)。また、自動制御部15は検出のタイミングや回数などパラメータを検出制御部14に引き渡す。照射制御部13は受け取った撮像条件でX線照射部11を制御し、X線を発生させ、被検体にX線を照射する。X線検出部12は検出制御部14の制御のもと、被検体を透過したX線を検出する。
画像処理部30のデータ構成部31は、X線検出部12が検出したデータをデジタル画像に構成し、データ保存部32に保存する。それに伴い、画像選出部33はデータ保存部32から処理対象となる1枚、または複数枚の画像、すなわち低線量で撮像された画像を選出し、高画質処理部33に渡す(S503)。高画質処理部33は、学習モデルの読み出し(S504)、データ選出部33から受け取った画像の補正処理(S505)及び学習モデルを用いた高線量画像の予測(S506)を行い、高画質化する。
表示変換部36は高画質化した画像を、表示モニタ上で確認しやすい画像に変換する(S507)。この際、操作入力部18に対するユーザ操作を受け付けた場合は、調整処理部36により、表示変換のパラメータや表示形態の変更を行う(S508、S509)。画像処理部30は以上のような各処理を経た診断画像を、必要に応じて、処理前の画像やその他の付帯情報とともに表示部17を表示する。
次に上記処理S504~S506の詳細、すなわち画像処理部30の高画質処理部33の処理の詳細を説明する。
[S504:学習済モデルの導入]
モデル導入部341は、記憶装置40から学習済モデルを読み出す。学習済モデルは、低線量画像と高線量画像とのセットを学習データとして学習されたモデルである。学習済モデルは、基本的に畳み込み層やプーリング層などを組み合わせたものであり、学習後に各層のパラメータが確定する。
図6に学習モデルの構造の一例を示す。図示するように、学習モデルの構築には、CNN(Comvolutionalo Neural Netword)を基本とするアーキテクチュアが用いられる。CNNでは、入力画像を多数のパッチに分けて、パッチ毎に処理し、複数次元からなる低線量画像の特徴量を非線形マッピングにより高線量画像の特徴量に変換し、高線量画像を出力する。出力と学習データの高線量画像との誤差が所定のレベル以下になるようにCNNの各層のパラメータを決定する。但し、学習データに用いる画像データは、線量の違いに起因するノイズレベルや分散の違いを補正したデータである。
X線画像は、輝度に依存してノイズのばらつきが変化し、線量の低い画像と高い画像とでは、ノイズレベルやその分散が異なる。X線画像のノイズのばらつきは、図7(A)に示すように、輝度値を横軸、ノイズの分散を縦軸にとってみると、輝度値によって変化し、輝度値が高いほどばらつきが多い。このようなノイズのばらつきが輝度値によって異なる画像を用いて、例えば、低線量画像から高線量画像を予測するように学習した学習済モデルを用いて高線量画像を予測しても、画像おける位置毎に過補正や補正不足を生じ、有効な学習を行うことができない。また学習する際に用いる真値である高線量画像にもノイズがあり、それは低線量画像のノイズとは異なるばらつきを持っているため、両者の関係性自体がランダムに変化してしまい、学習がうまくいかない。
本実施形態では、まず、学習モデルの学習の際に、X線画像(低線量画像及び高線量画像)を直接予測の入力画像とせず、ぼかし補正と傾き補正の二つの補正処理で、両画像の画像信号のノイズを揃えた後、入力画像とする。同様に、学習済モデルを用いた予測の際にも、低線量画像に対し、同じぼかし補正と傾き補正を行った上で、学習済モデルに入力画像し、高線量画像の予測を行う。
これにより、予測の過不足を抑え、高線量画像に相当の画像を予測することができる。学習データに対する補正処理は、学習済モデルを用いて高線量画像の予測を行う際に、補正処理部342が入力データに対して行う補正処理と同じ処理であり、X線撮像装置10内の、或いはX線撮像装置10と接続された画像処理部30の補正処理部342で行ってもよいし、そのような画像処理部30とは別の計算機等を用いて行ってもよい。また、学習に用いる低線量画像は、画像選出部33が選出する低線量画像と、線量(通常モードの線量に対する%)が同じであることが好ましい。
モデル導入部341が記憶装置40から読みだした学習済モデルは、高画質画像予測部343において、高画質画像を予測する際に用いられる。
[S505:補正処理]
補正処理部342は、画像選出部33から低線量撮像で取得した画像を受け取ると、低線量画像に対し、学習データの補正処理と同様の補正処理を行う。
補正処理部342における処理は、上述したように、低線量画像と高線量画像とのノイズレベルの違いを揃えるための処理である。具体的には、図8に示すように、低線量画像80に対し、ローパスフィルタ等の平滑フィルタを用いてぼかし処理S801を行い、低線量画像のぼかし画像81を形成する。次いで、元の低線量画像80をぼかし画像81で割り(S802)、ノイズとエッジを抽出した画像(特徴画像)82を得る。このようなぼかし補正後の画像のノイズ特性は、図7(B)に示すように、処理前(図7(A))に比べると、低輝度におけるノイズのばらつきが多くなるが、高輝度におけるノイズのばらつきが大幅に改善され、全体として輝度に依存したノイズのばらつきが解消される。
またX線画像の信号値には、線量に応じた傾きがあることが知られており、その傾きは統計的に求められている。補正処理部342は、線量に応じた信号値の傾きを補正し(S803)、入力される画像と予測する高線量画像との間で傾きの不整合に起因する予測精度の低下を防止する。傾きの補正は、統計的に求められている傾きを表す関数の逆関数を、ぼかし処理後に抽出した特徴画像(ノイズとエッジを抽出した画像)82にかけて、信号の中央値を中心として逆の傾きとする処理である。傾き補正後の画像のノイズ特性(輝度値分散値)は、図7(C)のようになる。
以上のステップS801~S803が低線量画像に対し補正処理部342が行う補正処理S505である。
[S506:高線量画像の予測]
高線量画像予測部343は、まず、上述したステップS503で読みだした学習済モデル45を用いて、補正処理後の画像を入力として、ノイズを除去した予測画像83を出力する(S804)。予測画像は、主としてエッジのみが抽出された高線量特徴画像である。この予測結果に対し、ぼかし補正S801によって得たぼかし画像81(直流の信号成分)を乗算することで(S805)ノイズが低減された高画質の予測画像(高線量予測画像)84が得られる。
[S507、S508:画像表示]
画像処理部30は、高画質処理部34が作成した高線量予測画像84を表示部17に表示させる。表示の態様は、特に限定されるものではないが、例えば、高線量予測画像のみを表示してもよいし、予測に用いた低線量画像と並べて表示してもよい。画像以外の情報、例えばノイズやその輝度特性などを表示してもよい。さらに、表示された画像に対するユーザ変更等を、操作入力部18を介して受け付けてもよい。その場合には、調整処理部36が操作入力部18から入力された指令に従い、調整するパラメータを算出して表示変換部37に渡し、表示変換部37が表示の変更を行う。
本実施形態によれば、異なる線量で撮像した画像間のノイズレベルの違いを除いた特徴量のみの画像を用いて、学習済モデルを用いた画像予測を行うので、学習モデルの構築において高い学習効果を得ることができる。そのような学習済モデルを用いることにより、予測の精度を向上することができる。
さらに、X線画像は線量によって信号値の傾斜が異なるが、本実施形態によれば、 補正処理において傾斜補正を行うことにより、標準線量以外の条件で撮像した画像であっても補正の過不足を生じることなく予測の精度を向上することができる。本実施形態を、マンモグラフィに適用することにより、その高い画質の要求に応えることができ、乳腺中の腫瘤や石灰化の有無の診断に資する情報を提供することができる。
<変形例>
第1実施形態では、高画質処理部34の処理対象は、X線検出部が検出した信号をデータ構成部31において散乱線補正やビームハードニング補正などの補正を施した後の画像データであったが、このような補正処理を行っていない未処理の画像データ(Rawデータ)であってもよい。この場合には、図9に示すように、Rawデータを用いて学習した学習済モデル45Bを用いるとともに、学習済モデル45Bを用いた高画質処理部34の出力である高線量予測Raw画像に対し、表示変換部35においてRawデータを補正後の画像データとする処理を行う。あるいは学習済モデルに補正自体を組み込むことも可能である。すなわち学習データとして、Rawデータと補正後の高線量画像とのセットを用いることで、予測高線量画像を得ることができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、一つの低線量画像から高線量画像を予測したが、本実施形態では線量の異なる複数の低線量画像を用いて高線量画像を予測する。装置の構成は、図1及び図3に示す構成と同様であり、以下、第1の実施形態と異なる点を中心に本実施形態を説明する。
本実施形態では、モード設定部16において低線量撮像モードが設定されると、自動制御部15は検出制御部14を介してX線検出部12を制御し、X線検出部12が複数の異なるタイミングでX線信号を検出するように検出時間を制御する。例えば、図10に示すように、標準線量に対し50%の低線量を検出する時点がtnだとすると、それより早い複数の時点t1、t2・・・で、それまでにX線検出器に蓄積されたデータを読み出し、中間蓄積データd1、d2・・・を取得する。中間蓄積データは、例えば、線量が10%、20%、30%、・・・など最終蓄積データ(50%)よりも低線量である。
データ構成部31は、これら中間蓄積データを用いて、それぞれの画像を作成し、データ保存部32に渡す。画像選出部33は、これら線量が異なる複数の低線量画像を選出し、高画質処理部34に渡す。この際、画像選出部33が高画質処理部34に渡す低線量画像は、データ保存部32に蓄積された複数の低線量画像すべてでもよいが、所定の低線量画像を組み合わせたものでもよい。例えば、20%と30%の低線量画像の組み合わせ、20%、30%及び50%の低線量画像の組み合わせなどを選出する。選出の基準は、予めデフォルトで設定しておいてもよいし、ユーザが低線量撮像モードを選択する際に、複数の組み合わせから選択可能にしたり、任意に選択可能にしたりユーザ設定するようにしてもよい。
モデル導入部341が導入する学習済モデルは、第1の実施形態と同様の学習済モデルであって、線量の異なる複数の低線量画像をそれぞれ入力学習データとして学習させた複数の学習済モデルでもよいし、複数の低線量画像を入力学習データとして一つの高線量画像を出力するように学習させた学習済モデル(複数の入力チャンネルを持つ学習モデル)でもよい。このような学習済モデル45Aを記憶装置40に格納しておき、モデル導入部341はこの学習済モデル45Aを高画質処理部34(高線量画像予測部343)に読み込んでおく。
高画質処理部34は、画像選出部33から複数の画像を受け取ると、図11に示すように、まず補正処理部341が、それぞれの画像I1、I2、・・・Inに対し、補正処理を実行する。すなわち、図8に示したような、ぼかし処理及び傾き補正を行い、エッジとノイズのみの低線量特徴画像を形成する。高画像予測部345は、学習済モデル45Aに補正処理後の複数の画像データ(低線量特徴画像)を入力し、エッジのみが抽出された画像データ(高線量特徴画像)を出力し、それにぼかし処理で得られたぼかし画像をかけて高線量予測画像を得る。
なお、線量が異なる低線量画像毎に学習した学習済モデルが用意されている場合には、高画質処理部34は、図12に示すように、補正処理後の低線量画像I1、I2、・・・Inを、それぞれ、対応する学習済モデル45a、45b、・・・に入力し、複数の学習済モデルの出力を融合した後、例えば最も線量の高い画像から得たぼかし画像をかけて最終的な予測高線量画像とする。あるいは、各学習済モデルの出力であるエッジ画像にそれぞれのぼかし画像をかけたのち、それらを融合して最終的な予測高線量画像とする。
画像処理部30は、予測した高線量画像を表示部17に表示させる。表示の態様は第1実施形態と同様であるが、予測高線量画像の表示とともに、予測に用いた低線量画像を併せて表示したり、何%の低線量画像を予測に用いたのかを表示したりしてもよい。この結果を見てユーザは、組み合わせる低線量画像を変えて、画像処理のみを繰り返し、最も画質の良い画像が得られるようにすることも可能である。すなわち、本実施形態によれば、再度撮像を行わなくても、画像の組み合わせを異ならせるという画像処理のみで高画質化を実現できる。
なお図10では、検出時点を異ならせて線量の異なる複数の画像を取得する例を示したが、線量の異なる複数の画像を取得する制御は、検出時間の制御だけでなく、例えば、照射制御部13を介した照射量の制御や、フィルタ(113:図2)による一時遮断と検出制御部14との組み合わせた制御や、撮像時間内で連続記録した検出線量をデジタル処理により再分割する制御なども可能である。
また低線量画像の組み合わせとして、異なる低線量画像を組み合わせる場合を説明したが、一つの低線量画像(補正処理後)を複数用いてもよいし、複数の同一線量画像とそれ以外の線量画像とを組み合わせてもよい。このような組み合わせは、複数の入力チャンネルの学習済モデル45Aの場合、学習済モデル45Aへの入力時に行うことができ、また図12に示したように、線量ごとに異なる学習済モデルを用いた場合には、その出力を合成する際に、適宜重み付けを行うことで実現できる。
本実施形態によれば、複数の線量が異なる低線量画像データを用いることにより、さらに予測の精度を高めることができる。また予測結果に応じて、画像処理のみを繰り返すことで、高画質化を図ることができる。
<第3の実施形態>
第1の実施形態では、主としてマモンモグラフィを例に挙げて、本発明を適用したX線撮像装置を説明したが、本実施形態は、CT装置に適用した実施形態である。
CT装置10Cは、図13に示すように、であるX線発生器(X線照射部11)11Cと、円弧状に検出素子を配列したX線検出器(X線照射部12)12Cとを対向配置し、中央に被検体20を挿入する開口が形成された回転板19と、回転板19を回転させる機構(不図示)や被検体20が寝かせられたベッド21と回転板19との相対位置を変化させる移動機構(不図示)とを備えている。
CT装置10Cでは、回転板19を回転させて、被検体20の撮像範囲を少しずつ変えながらX線を照射し、得られる透過X線データをコンボリューション等の演算を用いて融合することで被検体の断面の画像(CT)画像を撮像できる。また、回転板19の回転とともにベッド21を前後に進行させることで、スライド方向の撮像を行うことができ、三次元の画像データが得られる。
このようなCT装置10Cでは、X線発生器11Cからの照射量のほかに、時間当たりの回転数(回転速度)やベッド21の移動速度を制御することで、被検体20に照射されるX線の線量を制御することができる。自動制御部15は、低線量モードでは、例えばベッド移動速度を通常モードよりも速く設定する。これにより得られるCT画像は、スライド方向の断面の密度が低くなるため画質が低下する。
学習モデルは、このような低画質CT画像と、通常モードの高画質CT画像とを学習データとして用いて学習させたものを用意しておく。その他の処理は、第1の実施形態と同様であり、線量の違いに起因するノイズレベルを平準化する補正処理を行った上で、学習モデルを用いた高画質化を行う。なお学習データについても同様の補正処理を行ったものを用いることは第1の実施形態と同様である。
またCT画像ではなく、CT画像に再構成する前の投影データに対し処理を行うことも可能である。この場合には、低線量の投影データを高線量化した後、コンボリューション等によりCT画像を再構成する。
10 X線撮像装置
11 X線照射部
12 X線検出部
13 照射制御部
14 検出制御部
15 自動制御部
16 モード設定部
17 表示部
16 操作入力部
20 被検体
30 画像処理部(画像処理装置)
31 データ選出部
32 データ保存部
33 画像選出部
34 高画質処理部
341 モデル導入部
342 補正処理部
343 高線量画像予測部
35 表示変換部
36 調整処理部
40 記憶装置
45 学習済モデル
50 UI
51 表示部
52 操作入力部

Claims (13)

  1. X線撮像装置で取得したX線画像を補正する補正処理部と、
    前記補正処理部による補正後の画像を入力し、低線量画像と高線量画像とを学習データとして用いて学習した学習済モデルを用いて、入力画像を撮像した際の線量よりも高線量で撮像可能な画像を出力する高線量画像予測部と、を備え、
    前記補正処理部は、前記入力画像に対し、低線量画像と高線量画像との線量の相違に起因するノイズレベルの差を補正することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記学習済モデルは、前記学習データとして、前記入力画像と同じ補正処理を施した低線量画像を用いて学習した学習済モデルであることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記補正処理部が行う処理は、前記入力画像に対しぼかし処理を施し、ぼかし画像を作成する処理と、前記ぼかし画像と前記入力画像とを用いて、前記入力画像のエッジとノイズを抽出した特徴画像を作成する処理と、を含み、
    前記高線量画像予測部は、前記特徴画像を、前記学習済モデルに入力して、高線量特徴画像を得、当該高線量特徴画像と前記ぼかし画像とを用いて高線量予測画像を作成することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記高線量画像予測部は、撮像時の線量が異なる複数の画像を入力画像として、一つの高線量予測画像を作成することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置であって、
    前記学習済モデルは、複数の低線量画像と一つの高線量画像とを学習データとして学習した学習済モデルであることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項4に記載の画像処理装置であって、
    前記高線量画像予測部は、前記学習データとして、線量の異なる低線量画像を用いて、それぞれ学習した複数の学習済モデルを用い、複数の前記入力画像をそれぞれ対応する学習済モデルで処理し、処理結果を融合することにより、一つの高線量予測画像を作成することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記X線画像は、前記X線撮像装置が取得したロー(Raw)画像データまたは前記X線撮像装置において補正処理された画像データのいずれかであることを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記X線撮像装置がマンモグラフィ装置であることを特徴とする画像処理装置。
  9. X線を照射するX線照射部、及び前記X線照射部から照射され被検体と透過したX線を検出するX線検出部を有するX線撮像部と、
    前記X線検出部が検出したX線データを用いてX線画像を作成する画像処理部と、
    X線の線量が異なる複数の撮像モードのいずれかを設定するモード設定部と、
    前記モード設定部が設定した撮像モードに従って、前記X線照射部、前記X線検出部及び前記画像処理部を制御する自動制御部と、
    を備えたX線撮像装置であって、
    前記画像処理部は、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記自動制御部は、前記撮像モードが低線量撮像モードに設定されたときに、前記補正処理部及び前記高線量画像予測部による処理を行うよう前記画像処理部を制御することを特徴とするX線撮像装置。
  10. 請求項9に記載のX線撮像装置であって、
    前記自動制御部は、前記撮像モードが低線量撮像モードに設定されたときに、前記X線検出部が、設定された低線量の画像データを収集するまでに、複数の異なるタイミングで中間データを出力する制御を行い、
    前記画像処理部は、前記低線量の画像データ及び前記中間データの少なくとも2以上のデータを用いて、高線量画像を予測する処理を行うことを特徴とするX線撮像装置。
  11. 請求項9に記載のX線撮像装置であって、
    前記画像処理部は、前記高線量画像予測部が作成した高線量予測画像を、表示用画像に変換する表示変換部をさらに備えることを特徴とするX線撮像装置。
  12. X線撮像装置において標準として設定された線量よりも低線量で撮像されたX線画像から、標準線量または前記標準線量よりも線量が高い撮像で得られるX線画像を予測する画像処理方法であって、
    処理対象のX線画像に対し、低線量画像と高線量画像との線量の相違に起因するノイズレベルの差を補正する処理を行った後、
    低線量画像と高線量画像とを学習データとして用いて学習した学習済モデルを用いて、前記補正する処理を行った後のX線画像を入力し、画像を撮像した際の線量よりも高線量で撮像可能な画像を出力することを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項12に記載の画像処理方法であって、
    前記補正する処理は、前記処理対象のX線画像を入力画像として、当該入力画像に対しぼかし処理を施し、ぼかし画像を作成する処理と、前記ぼかし画像と前記入力画像とを用いて、前記入力画像のエッジとノイズを抽出した抽出画像を作成する処理とを含むことを特徴とする画像処理方法。
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