JP7450408B2 - 電子機器、その制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

電子機器、その制御方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP7450408B2
JP7450408B2 JP2020038127A JP2020038127A JP7450408B2 JP 7450408 B2 JP7450408 B2 JP 7450408B2 JP 2020038127 A JP2020038127 A JP 2020038127A JP 2020038127 A JP2020038127 A JP 2020038127A JP 7450408 B2 JP7450408 B2 JP 7450408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
execution position
display
live view
view image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020038127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021141462A5 (ja
JP2021141462A (ja
Inventor
亮 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2020038127A priority Critical patent/JP7450408B2/ja
Priority to US17/189,601 priority patent/US11743575B2/en
Publication of JP2021141462A publication Critical patent/JP2021141462A/ja
Publication of JP2021141462A5 publication Critical patent/JP2021141462A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7450408B2 publication Critical patent/JP7450408B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/631Graphical user interfaces [GUI] specially adapted for controlling image capture or setting capture parameters
    • H04N23/632Graphical user interfaces [GUI] specially adapted for controlling image capture or setting capture parameters for displaying or modifying preview images prior to image capturing, e.g. variety of image resolutions or capturing parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/675Focus control based on electronic image sensor signals comprising setting of focusing regions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • H04N23/611Control of cameras or camera modules based on recognised objects where the recognised objects include parts of the human body
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/62Control of parameters via user interfaces
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/667Camera operation mode switching, e.g. between still and video, sport and normal or high- and low-resolution modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

本発明は、電子機器、その制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
従来、デジタルカメラなどの撮像装置には、撮像素子で得られた画像を表示装置にリアルタイムに表示するライブビュー表示機能を有するものが知られている。
また、デジタルカメラには、ユーザが設定した露出値や被写界深度を反映したライブビュー画像をシミュレーション表示として表示することにより、ユーザが撮影前に実際の撮影時の被写界深度と露出状態を確認可能にする機能が知られている(特許文献1)。
特開2012-244532号公報
しかしながら、特許文献1において提案された技術では、撮影待機状態においてシミュレーション表示を行う場合、設定した露出値を反映するため、被写体を視認することが難しくなる場合がある。具体的には、ユーザがローキー(暗め)な写真を撮影しようとして露出値をアンダーに設定した場合、併せてライブビュー表示も暗くなってしまい、被写体をライブビュー上で視認することが難しくなってしまう。すなわち、焦点調節位置の様なユーザが任意で位置選択が可能な設定を行う場合、被写体が視認しづらく、正確な焦点調節位置の選択が難しくなってしまうという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、ユーザが設定した露出値をシミュレーション表示している際にも、正確な焦点調節位置の設定変更を容易にすることが可能な技術を実現することである。
この課題を解決するため、例えば本発明の電子機器は以下の構成を備える。すなわち、露出に関する特定の設定項目の設定を設定可能な設定手段と、前記設定手段での設定、及び、撮影に関する特定機能の実行位置に基づく明るさでライブビュー画像を表示するように制御する制御手段と、前記実行位置を移動する移動指示を受け付ける受付手段と、を有し、前記制御手段は、前記受付手段により前記移動指示を受け付け中は、当該移動指示により移動した前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示は行わないように制御することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが設定した露出値をシミュレーション表示している際にも、正確な焦点調節位置の設定変更を容易にすることが可能になる。
本発明の実施形態における電子機器の一例としてのデジタルカメラの外観図 本実施形態におけるデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図 本実施形態におけるメイン処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態における、露出値のシミュレーション表示を行うための設定項目を表示する画面例を示す図 本実施形態におけるタッチ処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態におけるデジタルカメラのライブビュー表示の一例を示す図 本実施形態におけるAF枠選択画面処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態におけるMC(マルチコントローラ)操作処理の一連の動作を示すフローチャート
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<デジタルカメラ100の構成(外観)>
図1(a)及び図1(b)を参照して、電子機器の一例としての本実施形態に係るデジタルカメラ100の外観構成について説明する。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
表示部28は、デジタルカメラ100の背面に設けられた表示部であり、画像や各種情報を表示する。タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチ操作面)に対するタッチ操作を検出することができる。ファインダー外表示部43は、デジタルカメラ100の上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするデジタルカメラ100の様々な設定値を表示する。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部材である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。端子カバー40は、デジタルカメラ100を外部機器に接続する接続ケーブル等とのコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
メイン電子ダイヤル71は回転操作部材であり、メイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のONとOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は回転操作部材であり、サブ電子ダイヤル73を回すことで、選択枠(カーソル)の移動や画像送りなどが行える。4方向キー74は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能に構成され、4方向キー74の押した部分に応じた処理が可能である。SETボタン75は、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。マルチコントローラー(MC)65は、上、右上、右、右下、下、左下、左、左上の八方向への押し倒しによる方向指示と、中央部分の押し込み操作を受け付け可能である。絞り込みボタン83はユーザがグリップ部90を握ってデジタルカメラ100を構えた状態で操作可能な位置に配置された操作ボタンであり、ユーザ設定に基づいた絞りの設定値を反映して絞り1を絞る指示を行う操作部材である。なお、絞り込みボタン83はデジタルカメラ100本体に備える構成とせずに、交換レンズ(後述するレンズユニット150)に備えるものとしてもよい。
動画ボタン76は、動画撮影(記録)の開始や停止の指示に用いられる。AEロックボタン77は押しボタンであり、撮影待機状態でAEロックボタン77を押下することにより、露出状態を固定することができる。拡大ボタン78は、撮影モードのライブビュー表示(LV表示)において拡大モードのONとOFFを切り替えるための操作ボタンである。拡大モードをONとしてからメイン電子ダイヤル71を操作することにより、ライブビュー画像(LV画像)の拡大や縮小を行える。また、AF枠の位置の移動可能状態(AF枠選択画面)へ遷移させるAF枠移動開始指示ボタンとしても機能する。再生モードにおいては、拡大ボタン78は、再生画像を拡大したり、その拡大率を増加させるたりするための操作ボタンとして機能する。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替えるための操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200(後述)に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。メニューボタン81はメニュー画面を表示させる指示操作を行うために用いられる押しボタンであり、メニューボタン81が押されると各種の設定が可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向キー74やSETボタン75とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
タッチバー82(マルチファンクションバー:M-Fnバー)は、タッチ操作を受け付けることが可能なライン状のタッチ操作部材(ラインタッチセンサ)である。タッチバー82は、右手の人差し指でシャッターボタン61押下可能なようにグリップ部90を右手で握った状態(右手の小指、薬指、中指で握った状態)で、右手の親指でタッチ操作可能(タッチ可能)な位置に配置されている。すなわち、タッチバー82は接眼部16に接眼してファインダーを覗き、いつでもシャッターボタン61を押下できるように構えた状態(撮影姿勢)で操作可能な位置に配置されている。タッチバー82は、タッチバー82に対するタップ操作(タッチして所定期間以内に移動せずに離す操作)、左右へのスライド操作(タッチした後、タッチしたままタッチ位置を移動する操作)などを受け付け可能な受付部である。タッチバー82は、タッチパネル70aとは異なる操作部材であり、表示機能を備えていない。
通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行うための通信端子である。接眼部16は、接眼ファインダー17(覗き込み型のファインダー)の接眼部であり、ユーザは、接眼部16を介して内部のEVF29(Electronic View Finder)に表示された映像を視認することができる。接眼検知部57は、接眼部16にユーザ(撮影者)が接眼しているか否かを検知する接眼検知センサである。蓋202は、記録媒体200(後述)を格納するスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザがデジタルカメラ100を構える際に右手で握りやすい形状とした保持部である。グリップ部90を右手の小指、薬指、中指で握ってデジタルカメラ100を保持した状態で、右手の人差指で操作可能な位置にシャッターボタン61とメイン電子ダイヤル71が配置されている。また、同じ状態で、右手の親指で操作可能な位置に、サブ電子ダイヤル73とタッチバー82が配置されている。サムレスト部91(親指待機位置)は、デジタルカメラ100の背面側の、どの操作部材も操作しない状態でグリップ部90を握った右手の親指を置きやすい箇所に設けられたグリップ部材である。サムレスト部91は、保持力(グリップ感)を高めるためのラバー部材などで構成される。
<デジタルカメラ100の機能構成例>
図2は、デジタルカメラ100の機能構成例を示している。レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、図2では簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6は、レンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行うための通信端子であり、通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、これら通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信する。そして、レンズユニット150は、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行う。また、レンズユニット150は、レンズシステム制御回路4によってAF駆動回路3を介してレンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子(イメージセンサ)である。撮像部22は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する撮像面位相差センサを有していてもよい。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の処理(画素補間、縮小といったリサイズ処理、色変換処理、等)を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、システム制御部50は、画像処理部24により得られた演算結果に基づいて露光制御や測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、等が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。あるいは、A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24を介さずにメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28やEVF29に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28やEVF29に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28やEVF29により表示される。表示部28とEVF29のそれぞれは、LCDや有機EL等のディスプレイであり、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ信号に変換し、表示部28またはEVF29に逐次転送して表示することで、ライブビュー表示(LV)が行える。以下、ライブビュー表示で表示される画像をライブビュー画像(LV画像)と称する。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサ及び/または少なくとも1つの回路からなる制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、プロセッサであり、回路でもある。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器19、表示部28、EVF29等を制御することにより表示制御も行う。
システムメモリ52は例えばRAMであり、システム制御部50は、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等をシステムメモリ52に展開する。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等である。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいうプログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続された外部機器との間で、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部54は、Bluetooth(登録商標)やBluetooth Low Energyでも外部機器と通信可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(LV画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。姿勢検知部55である加速度センサやジャイロセンサを用いて、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
接眼検知部57は、接眼ファインダー17(以後、単に「ファインダー」と記載する)の接眼部16に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する(接近検知)、接眼検知センサである。システム制御部50は、接眼検知部57で検知された状態に応じて、表示部28とEVF29の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。より具体的には、少なくとも撮影待機状態で、かつ、表示先の切替設定が自動切替である場合において、非接眼中は表示先を表示部28として表示をオンとし、EVF29は非表示とする。また、接眼中は表示先をEVF29として表示をオンとし、表示部28は非表示とする。接眼検知部57としては、例えば赤外線近接センサを用いることができ、EVF29を内蔵する接眼ファインダー17の接眼部16への何らかの物体の接近を検知することができる。物体が接近した場合は、接眼検知部57の投光部(図示せず)から投光した赤外線が物体で反射して赤外線近接センサの受光部(図示せず)で受光される。受光された赤外線の量によって、物体が接眼部16からどの距離まで近づいているか(接眼距離)も判別することができる。このように、接眼検知部57は、接眼部16への物体の近接距離を検知する接眼検知を行う。非接眼状態(非接近状態)から、接眼部16に対して所定距離以内に近づく物体が検出された場合に、接眼されたと検出するものとする。接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合に、離眼されたと検出するものとする。接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。なお、赤外線近接センサは一例であって、接眼検知部57には、接眼とみなせる状態を検知できるものであれば他のセンサを採用してもよい。
ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出などを行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
操作部70は、ユーザからの操作(ユーザ操作)を受け付ける入力部であり、システム制御部50に各種の動作指示を入力するために使用される。図2に示すように、操作部70は、シャッターボタン61、モード切替スイッチ60、電源スイッチ72、タッチパネル70a、その他の操作部材70b等を含む。その他の操作部材70bには、例えば、メイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、4方向キー74、SETボタン75、動画ボタン76、AEロックボタン77、拡大ボタン78、再生ボタン79を含む。更に、その他の操作部材70bは、メニューボタン81、タッチバー82、MC65、絞り込みボタン83等を含んでよい。
シャッターボタン61は、第1シャッタースイッチ62と第2シャッタースイッチ64を備える。第1シャッタースイッチ62は、シャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから、撮像された画像を画像ファイルとして記録媒体200に書き込むまでの、一連の撮影処理の動作を開始する。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード(Pモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60より、ユーザは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り替えた後に、表示された複数のモードのいずれかに、他の操作部材を用いて選択的に切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチパネル70aの操作面)への各種タッチ操作を検出するタッチセンサである。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aは、光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成され、表示部28の表示面の上層に取り付けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28の表示面上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を提供できる。
システム制御部50は、タッチパネル70aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと、すなわちタッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)
・指やペンがタッチパネル70aをタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンがタッチパネル70aから離れた(リリースされた)こと、すなわちタッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出された場合も、同時にタッチオンが検出される。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。そして、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作(タッチ操作)が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作が行なわれたと判定するものとする。タッチパネル70a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(スライド操作に続いてフリックがあったものと判定できる)。更に、複数箇所(例えば2点)を共にタッチして(マルチタッチして)、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものであってもよい。タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
視線検出ブロック160は、接眼部16に接眼したユーザがEVF29を見ているか否か、及び、EVF29を見ている場合にはどの位置を見ているかという視線を検知するためのブロックである。視線検出ブロック160には、ダイクロイックミラー162、結像レンズ163、視線検知センサ164、赤外発光ダイオード166、視線検出回路165が含まれる。
赤外発光ダイオード166は発光素子であり、接眼部16に接眼したユーザの眼球(目)161に赤外光を照射する。赤外発光ダイオード166から発光された赤外光は眼球(目)161で反射し、その赤外反射光はダイクロイックミラー162に到達する。ダイクロイックミラー162は赤外光だけを反射して可視光を透過させる。光路を変更された赤外反射光は、結像レンズ163を介して視線検知センサ164の撮像面に結像する。結像レンズ163は視線検知光学系を構成する光学部材である。視線検知センサ164は、CCD型イメージセンサ等の撮像デバイスから成る。視線検知センサ164は、入射された赤外反射光を電気信号に光電変換して視線検出回路165へ出力する。視線検出回路165は少なくとも1つのプロセッサを含み、視線検知センサ164の出力信号に基づき、ユーザの眼球(目)161の画像または動きからユーザの視線位置を検出し、検出情報をシステム制御部50に出力する。
本実施形態では、例えば、視線検出ブロック160を用いて、角膜反射法と呼ばれる方式で視線を検出する。角膜反射法とは、赤外発光ダイオード166から発した赤外光が眼球(目)161の特に角膜で反射した反射光と、眼球(目)161の瞳孔との位置関係から、視線の向き・位置を検出する方式である。この他にも黒目と白目での光の反射率が異なることを利用する強膜反射法と呼ばれる方式など、様々な視線の向き・位置を検出する方式がある。なお、視線の向き・位置を検出できる方式であれば、上記以外の視線検出手段の方式を用いてもよい。なお、本実施形態では接眼検知部57の投光部および受光部は前述の赤外発光ダイオード166および視線検知センサ164とは別体のデバイスであるものとして説明した。しかしこれに限るものではなく、接眼検知部57の投光部を赤外発光ダイオード166で兼ね、受光部を視線検知センサ164で兼ねてもよい。
システム制御部50は視線検出ブロック160からの出力に基づいて以下の操作、あるいは状態を検知することができる。
・接眼部16に接眼したユーザの視線が新たに入力(検出)されたこと。すなわち、視線入力の開始。
・接眼部16に接眼したユーザの視線入力がある状態であること。
・接眼部16に接眼したユーザが注視している状態であること。
・接眼部16に接眼したユーザが入力していた視線を外したこと。すなわち、視線入力の終了。
・接眼部16に接眼したユーザが何も視線入力していない状態。
ここで述べた注視とは、ある程度の時間にわたってユーザがほぼ同じ位置を見続けたことを意味している。注視しているか否かの判定としては例えば、ユーザの視線位置が所定時間(例えば0.5秒程度)にわたって所定の移動量を超えなかった場合に注視されたと判定する。なお、所定時間はユーザによって設定できる時間でもよいし、あらかじめ固定して決められた時間でもよいし、直前の視線位置と現在の視線位置との距離関係で変化するようにしてもよい。例えば、システム制御部50は、視線検出回路165から受け取った検出情報に基づいて、ユーザの視線がほぼ同じ位置で検出されている状態(視線移動無し状態)の継続期間が所定時間(閾値期間)を越えた場合に、ユーザが注視していると判定する。また、システム制御部50は、例えば、最新の検出タイミングを含む短期間(≦前述の閾値期間)における視線の検出位置の平均位置が所定範囲内に収まり、かつ、ばらつき(分散)が所定値よりも少ない場合に、視線移動無し状態であると判定する。
ユーザは、接眼状態でタッチパネル70aへのタッチムーブ操作が行った際の位置指標の位置の指定方法を、絶対位置指定と相対位置指定のいずれかに設定することができる。例えば位置指標がAF枠とすると、絶対位置指定の場合、タッチパネル70aがタッチされると、タッチされた位置(座標入力された位置)に対応付けられた焦点調節位置が設定される。つまり、タッチ操作が行われた位置座標と、表示部28の位置座標とが対応づけられる。絶対位置指定では、タッチされる前の焦点調節位置には関係なく、タッチされるとタッチされた位置に対応する位置にAF枠が移動する。一方相対位置指定の場合は、タッチ操作が行われた位置座標と表示部28の位置座標とは対応付けられない。相対位置指定では、タッチパネル70aに対するタッチダウン位置に関わらず、現在設定されている焦点調節位置からタッチムーブの移動方向にタッチムーブの移動量に応じた距離だけ、タッチ位置を移動させる。すなわち、相対位置指定では、タッチダウンが合っただけではタッチダウン前に設定されていた焦点調節位置は移動しない。その後タッチムーブが行われると、タッチダウン前の焦点調節位置の位置から、タッチムーブの距離と移動方向に応じた移動量で、焦点調節位置が移動する。
AF枠の種類には、一点AF、顔+追尾優先AF、ゾーンAFがある。一点AFは、ユーザが意図した位置でピンポイントにAFしてほしいシーンでの使用に適している。顔+追尾優先AFは、AF可能な領域全体の中で、カメラが検出した被写体に対してAFを行いたいシーンでの使用に適している。ゾーンAFは、広く被写体を領域で捉えたいシーンでの使用に適している。これらはAF方式という設定項目で変更可能である。
<メイン処理の一連の動作>
次に、図3を参照して、デジタルカメラ100において実行される、撮影モード処理に関するメイン処理の一連の動作についてを説明する。なお、本処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムをシステムメモリ52の作業用領域に展開、実行することにより実現される。
S301において、システム制御部50は操作部70に対し、露出シミュレーション(露出Simulationともいう)設定を切り替える操作がなされたか否かを判定する。露出Simulation機能は、ユーザが設定した露出値を反映した明るさをシミュレートしたLV画像を表示部に表示する機能である。露出Simulation機能を用いれば、(ユーザが例えば露出をアンダーに設定した場合などに)どのような画像が撮影されるのかを、表示されるLV画像により撮影前に確認することができる。システム制御部50は、操作部70からの信号に基づき当該切替に係る操作がなされたと判定した場合はS302へ進み、そうでなければS303へ進む。
S302において、システム制御部50は、S301での露出Simulation設定についての操作に基づいて、デジタルカメラ100の設定値を変更する。このとき、システム制御部50は、変更した設定値を不揮発性メモリ56に記録する。より具体的には、例えば、メニューボタン81が押下されたことに応じて、システム制御部50は、図4(a)に示すメニュー画面400を表示させる。このメニュー画面400は、「露出Simulation」の設定を含んだ複数の設定可能な設定項目が表示される画面である。例えば、ユーザが複数の設定項目のうち露出Simulationの項目を選択(例えば露出Simulationの項目の位置でタッチパネルをタッチ)すると、図4(b)に示すような露出Simulation設定に係る設定内容の選択枝が表示される。露出Simulation設定において設定可能な設定内容には、例えば、する/絞り込み中する/しないなどの設定が含まれる。露出Simulation設定において「する」設定(設定401)が選択された場合、システム制御部50は、表示部28に露出設定を反映した明るさでLV画像を表示させる表示モードで表示を行う。また、「絞り込み中」設定(設定402)が選択された場合、システム制御部50は、絞り込みボタン83が押下されている間だけ、設定を反映した明るさでLV画像を表示させる表示モードで表示を行う。一方、絞り込みボタン83が押下されていない際には、露出設定に関わらない、測光結果に応じた明るさ(例えば適正露出の明るさ)のLV画像を表示させる表示モードで表示を行う。「しない」設定(設定403)が設定されている場合、システム制御部50は、露出Simulationを行わない(すなわち露出設定に関わらない明るさのLV画像を表示させる)表示モードで表示を行う。
S303において、システム制御部50は操作部70に対し、コンティニュアスAF設定を切り替える操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、コンティニュアスAF設定を切り替える操作がなされたと判定した場合はS304へ進み、そうでなければS303へ進む。S304において、システム制御部50は、S303におけるユーザ操作に基づいて、デジタルカメラ100の設定値を変更し、変更した設定値を不揮発性メモリ56に記録する。
S305において、システム制御部50は操作部70に対し、AF方式設定を切り替える操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、当該切り替える操作がなされたと判定した場合はS306へ進み、そうでなければS307へ進む。S306において、システム制御部50は、S305での操作に基づいて、デジタルカメラ100のAF方式に係る設定値を変更し、変更した設定値を不揮発性メモリ56に記録する。
S307において、システム制御部50はタッチパネル70aに対してタッチダウン操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、タッチダウン操作がなされたと判定した場合はS308へ進み、そうでなければS309へ進む。S308において、システム制御部50は、タッチ操作に応じたタッチ処理を実行する。タッチ処理については図5を参照して後述する。
S309において、システム制御部50はAF枠選択画面(AFの実行位置の移動可能状態)への遷移操作がなされたか否かを判定する。具体的には、システム制御部50は、操作部70からの信号に応じて拡大ボタン78が押下されたか否かを判定する。システム制御部50は、拡大ボタン78が押下されたと判定された場合(AF枠選択画面への遷移操作がなされた場合)はS310へ進み、そうでなければS311へ進む。
S310において、システム制御部50はAF枠選択画面処理を実行する。AF枠選択画面処理については、図7を参照して後述する。
S311において、システム制御部50はMC65に対する方向指示操作されたか否かを判定する。MC65に対する方向指示操作なされた場合はS312へ進み、そうでなければS313へ進む。S312において、システム制御部50は、MC操作処理を実行する。MC操作処理については図8を参照して後述する。
S313において、システム制御部50は、シャッターボタン61に対する半押し操作があり、SW1がオンとなったか否かを判定する。システム制御部50は、SW1がオンとなったと判定した場合はS314へ進み、そうでなければS318へ進む。S314において、システム制御部50は、現在の焦点調節位置でAFを実行する。S315では、システム制御部50は、シャッターボタン61が全押しされSW2がオンとなったか否かを判定する。システム制御部50は、SW2がオンとなったと判定した場合はS316に進み、そうでない場合はS317に進む。S316では、システム制御部50は、撮影パラメータ(絞り、シャッター速度、ISO感度など)を設定されている通りに設定(調整・駆動)して露光を行い、撮像された画像を画像ファイルとして記録媒体200に記録するまでの撮影処理を行う。S317では、システム制御部50は、SW1のオン(すなわちシャッターボタン61の半押し状態)が保持されているか否かを判定し、保持されていると判定した場合にはS315に戻り、そうでない場合にはS318に進む。
S318において、システム制御部50は、操作部70に対してその他の操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、その他の操作が行われたと判定した場合はS319へ進み、そうでなければS320へ進む。S319において、システム制御部50は、判定したその他の操作に応じた処理を行う。その他の操作に応じた処理には、例えば、絞り値を調整する操作に応じた絞り値の変更、露出補正値を変更する操作に応じた露出補正値の変更が含まれる。また、ISO感度を設定する操作に応じたISO感度の設定や、シャッター速度を設定する操作に応じたシャッター速度の変更などが含まれてよい。また、その他の操作に応じた処理とは、例えば、ホワイトバランスを設定する操作に応じたホワイトバランスの設定などの撮影設定操作や、カメラを再生画面やメニュー画面へ変更する操作などが含まれる。
S320において、システム制御部50は、操作部70に対して終了操作がなされたか否かを判定する。例えば、システム制御部50は、電源オフ操作や、撮影モード以外の動作モード(再生モードなど)に変更する操作がなされたと判定した場合には、本メイン処理の一連の動作を終了し、そうでなければ処理を繰り返すためにS301へ戻る。
<タッチ処理の一連の動作>
以下、図5を参照して、S308のタッチ処理の一連の動作について説明する。図5に示す処理は、本実施形態において、タッチダウン操作がなされた後タッチアップがなされるまでの、表示部28に表示されるシミュレーション表示を変更する一例を示す処理である。なお、本処理は、図3に示す処理と同様に、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムをシステムメモリ52の作業用領域に展開、実行することにより実現される。
S501において、システム制御部50は、ユーザによりタッチされた位置にタッチボタンが有るか否かを判定する。システム制御部50は、当該タッチされた位置にタッチボタンがあると判定した場合はS522へ進み、そうでなければS502へ進む。S502において、システム制御部50は、タッチされた位置に、AFの実行位置を示す焦点調節位置を移動させる。
S503において、システム制御部50は、タッチシャッターON設定中か否かを判定する。システム制御部50は、タッチシャッターON設定中であると判定した場合S521へ進み、そうでなければS504へ進む。
S504において、システム制御部50は、コンティニュアスAFを行うように設定されているか否かを判定する。システム制御部50は、デジタルカメラ100の設定がコンティニュアスAFを行う設定であると判定した場合S512へと進み、そうでなければS505へ進む。
S505において、システム制御部50は、現在の設定(不揮発性メモリ56に記録された設定)が露出Simulationする設定か否かを判定する。システム制御部50は、現在の設定が例えば露出Simulation設定の「する」(設定401)であると判定した場合S508へと進み、そうでなければS506へと進む。
なお、S508で一時的に露出Simulationを解除する条件であるS505の条件を、露出Simulationする設定か否かの判定だけではなく、併せて、ユーザが設定している露出値が特定の閾値の範囲内であるかを判定条件に加えてよい。例えば、露出値が高輝度側閾値以上(ハイキーで画面全体が明るすぎて見ずらい状態と想定される状態)、または露出値が低輝度側閾値以下(ローキーで画面全体が暗すぎて見ずらい状態と想定される状態)であることを判定条件に加えても良い。あるいは、現在露出Simulation表示(例えば「絞り込み中」である設定402においてボタンが押下されている場合)をしているかどうかを判定条件として加えてもよい。すなわち、AF枠の移動操作があった際に、露出に関する設定項目について設定された設定値に基づいて定まる露出値が高輝度側の閾値以上である場合に露出Simulationを解除する。一方、AF枠の移動操作があっても、露出値が高輝度側の閾値未満である場合には露出Simulationを解除を解除しない。また、AF枠の移動操作があった際に、露出値が低輝度側の閾値以下である場合に露出Simulationを解除する。一方、AF枠の移動操作があっても、露出値が低輝度側の閾値より大きい場合には露出Simulationを解除しない。
S506において、システム制御部50は、現在の焦点調節位置でAF動作を行う。S507において、システム制御部50は、タッチパネル70aに対してタッチアップ操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、タッチアップ操作がなされたと判定した場合はタッチ処理を終了し、そうでなければS507の処理を繰り返す。
S508において、システム制御部50は、表示部28で表示しているライブビュー画像を、露出Simulationしない表示へと変更する。すなわち、システム制御部50は、一時的に露出Simulationの表示を解除(オフ)する。例えば、システム制御部50は、露出Simulationがオンである(有効化されている)ために図6(a)及び図6(b)のように表示していた状態で、LV画像に対してタッチダウンがあると、表示を図6(c)のような表示に変更する。
より具体的に、表示部28におけるLV画像の表示例について説明する。図6(a)は、露出補正を-3とし、露出アンダーの設定(ローキーの設定)にしている場合に、露出Simulationがオンとなっている場合の表示例を示している。露出Simulationによる表示を行うと、ユーザが設定した露出設定を反映した明るさでLV画像が表示される。ユーザが設定した露出補正が-3であるため、LV画像610は適正露出よりも暗くシミュレーション表示される。LV画像610が暗く表示されるため、撮影される画像がユーザの意図通りの暗さ、重厚感などを表現できるかを確認することができるが、暗部の被写体の詳細は確認しにくい。暗部は黒潰れなどしている可能性もあり、黒潰れしていると被写体の詳細はさらに確認しにくい。なお、黒潰れもユーザの意図通りの表現である可能性がある。
表示項目601~604は、それぞれ、現在設定されているシャッター速度、F値(絞りの設定値)、露出補正値、ISO感度を示している。それぞれタッチボタン(タッチアイコン)でもあり、それぞれの位置にタッチされるとS501でYesと判定され、それぞれの設定値の設定変更のための操作アイテムが表示される。そして、表示された操作アイテムにタッチ操作することでそれぞれの設定項目の設定値を変更することができる。
AF枠600は、現在のAF枠の位置(すなわち焦点調節位置)を示すインジケーターである。システム制御部50は、AF機能の実行指示であるAF指示(SW1など)を受け付けると、AF枠600が示す位置の被写体に対してAFを実行する。
図6(b)は、露出補正を+3とし、露出オーバーの設定(ハイキーの設定)にしている場合に、露出Simulationをオンとしている場合の表示例である。露出Simulationを行うと、ユーザが設定した露出設定を反映した明るさで表示される。ユーザが設定した露出補正が+3であるため、LV画像620は適正露出よりも明るくシミュレーション表示される。この露出オーバーの設定では、LV画像620が当該設定に対して暗く表示される。このため、ユーザは、撮影される画像がユーザの意図通りの明るさ、ふんわりとやわらかい雰囲気などを表現できるかを確認することができるが、明部の被写体の詳細は確認しにくい。明部は白トビなどしている可能性もあり、白トビしていると被写体の詳細はさらに確認しにくい。なお、白トビもユーザの意図通りの表現である可能性がある。
図6(c)は、露出Simulationでの表示モードを一時的に解除(オフ)した場合の表示例を示している。ユーザが設定した露出補正の設定値が適正露出(±0)とは異なる設定値であっても、設定されている測光方式での測光結果に基づく適正露出での明るさのLV画像630を表示する。これにより、暗部から明部まで被写体の詳細が確認することが可能となり、AF枠600を、被写体のうち意図通りの位置に移動させられたか否かを確認しやすくなる。なおこの際、露出値の決定要素となる露出パラメーターであるシャッター速度、絞り値、露出補正値、ISO感度は、LV画像630の明るさに反映されていない。従ってそのことを示すために、それらの露出パラメーターの設定値を表す表示項目601~604のうち少なくとも1つの表示形態を、図6(a)及び図6(b)の場合である第1の表示形態とは異なる第2の表示形態に変更する。第2の表示形態は例えば、第1の表示形態とは異なる色で表示する、グレーアウトする、設定値を非表示とする、設定値を異なる値で表示するなどした表示形態である。
なお、露出Simulationで反映される露出値に関する設定項目には、露出補正値だけでなく、シャッター速度、絞り値、ISO感度の設定の少なくともいずれかが含まれてよい。
S509において、システム制御部50は、現在の焦点調節位置でAF動作を行う。S510において、システム制御部50は、タッチパネル70aに対してタッチアップ操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、タッチアップ操作がなされたと判定した場合はS511へと進み、そうでなければS510へと進む。タッチアップがなされるまでは、露出Simulationの表示が一時的に解除(無効化)された表示となっている。そのため、露出パラメーターの設定状態に関わらず被写体の状況が見やすい表示となっており、タッチダウンに応じて設定された焦点調節位置が、ユーザの意図通りの位置となっているかを確認しやすい。なお、本実施形態では、LV画像の表示先が表示部28であり、コンティニュアスAFでない場合(ワンショットAFである場合)にはタッチダウン位置に基づいて決定した焦点調節位置をタッチムーブがあっても移動しない場合を例に説明している。しかし、タッチムーブに応じて焦点調節位置を移動するようにしても良い。
S511において、システム制御部50は、表示部28で表示しているLV画像を、露出Simulationする表示へと変更する(一時的に解除していた露出Simulationの表示をもとに戻してオンにする)。すなわち、前述した図6(c)のような表示から、図6(a)、(b)のような表示に変更する(戻す)。ただし、AF機能の実行位置を示すAF枠600の位置は移動後の位置に表示される。これによって、タッチオン中に意図通りの位置にAF枠を設定できたかを確認したうえで、タッチを離すだけで現在の露出補正値の設定状態でどのような明るさの画像が撮像できるのかを確認することができる。従って明るさの設定も必要に応じてさらに変更する操作をして調整することができる。このように、ユーザの意図した被写体に合焦しており、かつ、ユーザの意図した明るさである画像を容易に撮影することが可能となる。なお、S511では、タッチアップに応じてすぐに露出Simulationを再度オンにする例を説明したが、タッチアップ後の所定時間(例えば2秒程度)は露出Simulationの表示を解除(一時的にオフ)したままとしてもよい。この場合、タッチアップから所定時間の経過後に露出Simulationをオン(元に戻す)ようにしてもよい。LV画像上へのタッチ中はタッチした指で被写体が隠れて見難い場合がある。このため、タッチアップして指による遮蔽しない状態にしてから所定時間は露出Simulationをオフとした状態とすることで、目的の被写体の位置にAF枠600を移動できたかを確認可能になる。
S512において、システム制御部50は、露出Simulationする設定か否かを判定する。システム制御部50は、露出Simulation設定であると判定すればS516へと進み、そうでなければS513へと進む。なお、S512も、S505と同様に、露出Simulationする設定か否かの判定だけではなく、併せて、ユーザが設定している露出値が特定の閾値の範囲内であるかどうかを判定条件として加えてもよい。或いは、現在露出Simulation表示をしているかどうかを判定条件として加えてもよい。
S513において、システム制御部50はタッチパネル70aに対してタッチムーブ操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、タッチムーブ操作がなされたと判定した場合はS515へと進み、そうでなければS514へと進む。
S514において、システム制御部50はタッチパネル70aに対してタッチアップ操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、タッチアップ操作がなされたと判定した場合はタッチ処理を終了し、そうでなければS513へと進む。
S515において、システム制御部50は、S513でのタッチムーブに基づいた位置に焦点調節位置を移動させる。S516において、システム制御部50は、S506と同様に、表示部28で表示しているLV画像を、露出Simulationしない表示へと変更する(露出Simulationの表示を一時的に解除する)。露出Simulationしない場合に表示部28へ表示されるLV画像は、測光結果に基づいた適正露出となる明るさで表示される。これにより、前述した図6(a)或いは図6(b)のような表示から、図6(c)のような表示に変更される。従って、暗部から明部まで被写体の詳細が確認することが可能となり、AF枠600を、被写体のうち意図通りの位置に移動させられたか否かを確認しやすくなる。
S517において、システム制御部50はタッチパネル70aに対してタッチムーブ操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、タッチムーブ操作がなされたと判定した場合はS520へと進み、そうでなければS518へと進む。
S518において、システム制御部50はタッチパネル70aに対してタッチアップ操作がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、タッチアップ操作がなされたと判定した場合はS519へと進み、そうでなければS517へと進む。S519において、システム制御部50は、S511と同様に、表示部28で表示しているライブビュー画像を、露出Simulationする表示へと変更する(一時的に解除していた露出Simulationの表示をもとに戻してオンにする)。すなわち、前述した図6(c)のような表示から、図6(a)或いは図6(b)のような表示に変更する(戻す)。なお、S511と同様に、タッチアップに応じてすぐに露出Simulationを再度オンにしなくてもよい。すなわち、タッチアップ後所定時間(2秒程度)は露出Simulationの表示を解除(一時的にオフ)としたままとし、タッチアップから所定時間経過後に露出Simulationをオン(元に戻す)ようにしてもよい。
S520において、システム制御部50は、S517でのタッチムーブに基づいた位置に焦点調節位置を移動させる。焦点調節位置を移動させた直後では、露出Simulationは一時的に無効となっているため、LV画像が見やすく、AF枠600を、被写体のうち意図通りの位置に移動させられたか否かを確認しやすい。
S521において、システム制御部50は現在の焦点調節位置でAFを行い、撮影を行う。S522において、システム制御部50はタッチボタンの機能発動処理を行う。
このように本実施形態では、設定した露出値を反映したLV画像をシミュレーション表示として表示している間に、タッチ操作でAF枠移動をさせる際には一時的にシミュレーション表示を解除するようにした。そして、解除中は、設定に関わらない適正露出のLV画像を表示するようにした。このようにすることで、ユーザの設定した露出値をシミュレーション表示している際にも、正確な焦点調節位置の設定変更を容易にすることが可能になる。
なお、本処理の実行中にモードダイヤルなどを回されるなどの異常系操作が行われた場合、途中でフローが中断されてもよい。
<AF枠選択画面処理の一連の動作>
更に、図7を参照して、S310のAF枠選択画面処理の一連の動作について説明する。図7は本実施形態において、AF枠選択画面に遷移した後、AF枠選択画面が終了するまでの、表示部28に表示されるLV画像のシミュレーション表示を変更する動作を示している。なお、本処理は、図3に示す処理と同様に、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムをシステムメモリ52の作業用領域に展開、実行することにより実現される。
S701において、システム制御部50は、現在の設定(不揮発性メモリ56に記録された設定)が露出Simulationする設定か否かを判定する。システム制御部50は、露出Simulation設定であると判定するとS705へと進み、そうでなければS702へと進む。なお、S701も、S505と同様に、露出Simulationする設定か否かの判定だけではなく、併せて、ユーザが設定している露出値が特定の閾値の範囲内であるかどうかを判定条件として加えてもよい。或いは、現在露出Simulation表示をしているかどうかを判定条件として加えてもよい。
S702において、システム制御部50は、ユーザにより操作部70に対してAF枠移動操作(すなわちAFの実行位置を移動する指示)を受け付けたか否かを判定する。システム制御部50は、AF枠移動操作を受け付けたと判定した場合はS703へ進み、そうでなければS704へ進む。なお、AF枠移動操作は、MC65に対する方向指示操作、4方向キー74に対する方向指示操作、タッチパネル70aに対してのタッチ操作、視線検出ブロック160による視線入力での移動指示操作による移動操作が含まれてもよい。
S703において、システム制御部50は、S702での操作に基づいて、焦点調節位置を移動する。S704において、システム制御部50は、操作部70に対し、AF枠選択画面終了操作(例えば拡大ボタン78の押下やSETボタン75の押下)がなされたか否かを判定する。システム制御部50は、AF枠選択画面終了操作がなされたと判定した場合はAF枠選択画面処理を終了し、そうでなければS702へ戻る。
S705において、システム制御部50は、表示部28で表示しているLV画像を、露出Simulationを行わない表示へと変更する。すなわち、一時的に露出Simulationの表示を解除(オフ)する。例えば、露出Simulationをオンとして図6(a)、図6(b)のように表示していた状態で、拡大ボタン78が押下されAF枠選択画面へ遷移すると、システム制御部50は、設定された設定値に関わらない、図6(c)のような表示に変更する。
S706において、システム制御部50は、ユーザにより操作部70に対してAF枠移動操作(すなわちAFの実行位置を移動する指示)を受け付けたか否かを判定する。システム制御部50は、AF枠移動操作を受け付けたと判定した場合はS707へ進み、そうでなければS708へ進む。
S707において、システム制御部50は、S706で受け付けた操作に基づいて、AF枠600の位置(焦点調節位置)を移動する。S708において、システム制御部50は、操作部70に対し、AF枠選択画面の終了操作(例えば拡大ボタン78の押下やSETボタン75の押下)がなされたか否かを判定する。AF枠選択画面の終了操作がなされた場合はS709へ進み、そうでなければS706へ進む。
S709において、システム制御部50は、表示部28で表示しているLV画像を、露出Simulationする表示へと変更する(一時的に無効化していた露出Simulationをもとに戻して有効にする)。すなわち、前述した図6(c)のような表示から、図6(a)、(b)のような表示に変更する(戻す)。
このように本実施形態では、シミュレーション表示により露出設定値の反映された(被写体を視認しづらい)LV画像において、AF枠選択画面で焦点調節位置を移動をさせる際には一時的に露出設定値に関わらない、適正露出で被写体を表示するようにした。このようにすることで、ユーザは正確な枠移動を容易行うことが可能になる。なお、本処理の一連の動作の中でモードダイヤルなどを回されるなどの異常系操作が行われた場合、途中で一連の動作が中断されてもよい。
<MC(マルチコントローラ)操作処理の一連の動作>
次に、図8を参照して、S312のMC操作処理の一連の動作について説明する。なお、本処理は、図3に示す処理と同様に、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムをシステムメモリ52の作業用領域に展開、実行することにより実現される。図8は本実施形態において、MCを用いてAF枠を移動させた際の、表示部28に表示されるLV画像のシミュレーション表示を変更する例を示している。
S801において、システム制御部50は、AF方式が顔+追尾優先AFかどうかを判定する。システム制御部50は、例えばデジタルカメラ100の設定値に基づいて、AF方式の設定が顔+追尾優先AFであると判定した場合にはS810へ進み、そうでなければS802へ進む。
S802において、システム制御部50は、露出Simulationする設定か否かを判定する。露出Simulationする設定であればS803へ進み、そうでなければS804へ進む。なお、S801も、S505と同様に、露出Simulationする設定か否かの判定だけではなく、併せて、ユーザが設定している露出値が特定の閾値の範囲内であるかどうかを判定条件として加えてもよい。或いは、現在露出Simulation表示をしているかどうかを、判定条件として加えてもよい。
S803において、システム制御部50は、MC65に行われた方向指示操作による指示方向に、AF枠600の位置(焦点調節位置)を移動する。S804において、システム制御部50は、表示部28で表示しているライブビュー画像を、露出Simulationしない表示へと変更する。S705と同様に、表示部28で表示しているライブビュー画像を、露出Simulationしない表示へと変更する(露出Simulationの表示を一時的に解除する)。露出Simulationしない場合に表示部28へ表示されるライブビュー画像は、測光結果に基づいた適正露出となる明るさで表示される。これにより、前述した図6(a)或いは図6(b)のような表示から、図6(c)のような表示に変更される。従って、暗部から明部まで被写体の詳細が確認することが可能となり、AF枠600を、被写体のうち意図通りの位置に移動させられたか否かを確認しやすくなる。
S805において、システム制御部50は、S803と同様に、焦点調節位置を移動する。S806において、システム制御部50は、焦点調節位置の移動の後に所定時間を経過(S805で最後にAF枠600を移動してから所定時間が経過)したか否かの判定を行う。このようにすることで、MC65でAF枠600を移動させ終わってから所定時間、露出Simulationを解除した表示を維持することができ、ユーザに移動させたAF枠と被写体を確認する時間を与えることができる。所定時間は1秒ほどでも良いし、0.5秒ほどでも良い。所定時間経過していればS807へ進み、そうでなければS808へ進む。
S807において、システム制御部50は、表示部28で表示しているLV画像を、露出Simulationする表示へと変更する。S808において、システム制御部50は、絞り込みボタン83が押下されたかどうかの判定を行う。システム制御部50は、絞り込みボタンが押下されたと判定した場合は、S809へ進み、そうでなければS806へ進む。
S809において、システム制御部50は、絞り込み中に露出Simulationする設定か否かを判定する。こうすることで、ユーザが絞り込み動作をして、被写界深度と露出値をLV表示へ即時に反映させたい場合に、所定時間が経過していない場合においても、即時に反映させることができる。絞り込み中に露出Simulationする設定であれば、S807へ進み、そうでなければS806へ進む。
S810において、システム制御部50は、AF対象の候補となる特定の種別の被写体が検出されているかどうかを判定する。本実施形態では、特定の種別の被写体は人物の顔であるものとする。但し、特定の種別の被写体はこれに限るものではなく、人物の瞳、動物の顔、乗り物、花など、AF対象として優先度が高いと想定される検出可能な被写体種別であれば他の種別の被写体としてもよい。システム制御部50は、特定の種別の被写体(顔)が検出されている場合はS811へ進み、そうでなければMC操作処理を終了する。
S811において、システム制御部50は、露出Simulationする設定か否かを判定する。システム制御部50は、露出Simulationする設定であると判定した場合S815へ進み、そうでなければS812へ進む。
S812において、システム制御部50は、検出されている顔が1つか否かを判定する。システム制御部50は、検出されている顔が1つであればS813へ進み、そうでなければS814へ進む。S813において、システム制御部50は、検出された被写体の最新の挙動を確認する。すなわち、検出されている1つの顔の追尾を継続する。変更する対象の他の顔が検出されていないため、MC65の操作に応じた追尾対象の変更は行わない。
S814において、システム制御部50は、追尾被写体の変更を行う。すなわち、検出されている複数の顔のうち、MC65の操作前に追尾していた顔から、MC65の操作方向に応じた他の顔へ、追尾対象を変更し、変更後の追尾対象を追尾する。
S815において、システム制御部50は、表示部28で表示しているLV画像を、露出Simulationしない表示へと変更する(露出Simulationの表示を一時的に解除する)。これにより、前述した図6(a)及び図6(b)のような表示から、図6(c)のような表示に変更される。従って、ユーザは暗部から明部まで被写体の詳細を確認することが可能となり、AF枠600(この場合は焦点調節位置を示すとともに、追尾対象を示す枠)を、複数の特定種別の被写体のうち意図通りの被写体の位置に移動させられたか否かを確認しやすくなる。
S816において、システム制御部50は、検出被写体が1つか否かを判定する。1つであればS817へ進み、そうでなければS820へ進む。S817において、システム制御部50は、検出された被写体の最新の挙動を確認する。S818において、システム制御部50は、MC操作が終了後所定時間経過したかの判定を行う。所定時間経過していればS819へ進み、そうでなければS821へ進む。S819において、システム制御部50は、表示部28で表示しているライブビュー画像を、露出Simulationする表示へと変更する。S820において、システム制御部50は、追尾被写体の変更を行う。
S821において、システム制御部50は、絞り込みボタンが押下されたかどうかを判定する。システム制御部50は、絞り込みボタンが押下されたと判定した場合は、S822へ進み、そうでなければS818へ進む。S822において、システム制御部50は、絞り込み中露出Simulationする設定か否かを判定する。絞り込み中露出Simulationする設定であれば、S819へ進み、そうでなければS818へ進む。
以上説明したように、本実施形態によれば、シミュレーション表示により露出設定値の反映された(被写体を視認しづらい)LV画像において、MCによってAF枠移動をさせる際には一時的に露出設定値に関わらない適正露出で被写体を表示する。このようにすることで、正確な枠移動をユーザにさせることが可能になる。
なお、MC65操作を例に説明したが、これに限らない。一つの形態としては、方向指示操作が可能な操作部材であればよい。方向キー74による枠の移動指示操作や、視線検出ブロック160による、視線入力での移動指示操作用いた移動指示でも良い。なお、本処理の一連の動作の中でモードダイヤルなどを回されるなどの異常系操作が行われた場合、途中でフローが中断されてもよい。
(他の実施形態)
なお、上述の実施形態では、撮影に関する特定機能の実行位置を移動する例として、AF枠を移動する操作を例に説明したが、撮影に関する特定機能の実行位置を移動するものはこれに限らない。本発明は、ユーザが被写体像の中での実行位置を指定できる機能であれば、AE枠、ジオラマ枠、マニュアルホワイトバランス(WB)の取り込み枠などの操作にも適用可能である。なお、AF枠はオートフォーカスの実行位置(焦点調節位置)、AE枠は自動露出の実行位置、ジオラマ枠はジオラマ効果に関する設定位置、マニュアルWBの取り込み枠はマニュアルWBの取り込み位置を示すインジケーターである。ジオラマ枠はジオラマ効果(ミニチュア効果)を掛ける位置を示すインジケーターである。ジオラマ効果とは、ジオラマ枠の外側に画像処理によるぼかし処理を掛けることで、疑似的に被写界深度の狭い近接写真(ジオラマ写真)のような印象の画像を生成するエフェクトである。
また、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
更に、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず露出値のシミュレーション表示の可能な電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやタブレット端末、スマートフォンを含む携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、時計型や眼鏡型の情報端末、医療機器、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどにも適用可能である。
また、デジタルカメラなどの撮像装置の本体に限らず、有線または無線通信を介して撮像装置と通信し、撮像装置を遠隔で制御する制御装置にも本発明を適用可能である。撮像装置を遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側から撮像装置に各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、撮像装置を遠隔から制御可能である。また、撮像装置で撮影したLV画像(ライブビュー画像)を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
22…撮像部、28…表示部、50…システム制御部50

Claims (17)

  1. 露出に関する特定の設定項目の設定を設定可能な設定手段と、
    前記設定手段での設定、及び、撮影に関する特定機能の実行位置に基づく明るさでライブビュー画像を表示するように制御する制御手段と、
    前記実行位置を移動する移動指示を受け付ける受付手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記受付手段により前記移動指示を受け付け中は、当該移動指示により移動した前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示は行わないように制御することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記受付手段により前記移動指示を受け付け中は、当該移動指示により移動した前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示は行わないように制御し、前記移動指示の受け付け終了に応じて、当該移動指示により移動した前記実行位置及び前記設定手段での設定に基づく明るさでライブビュー画像の表示を行うように制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記特定の設定項目は、露出補正、絞りの設定項目、シャッター速度、ISO感度のうち少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記撮影に関する特定機能の実行位置は、焦点調節位置、自動露出の実行位置、ジオラマ効果に関する設定位置、マニュアルホワイトバランスの取り込み位置の少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記実行位置を移動する移動指示は、前記実行位置の移動可能状態への遷移操作、方向を指示する操作部材への操作、タッチ操作、視線入力による操作の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記移動指示により移動した前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示を行わない場合、該ライブビュー画像の明るさは、測光結果に応じた明るさである、ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記測光結果に応じた明るさは、設定されている測光方式で測光した結果に基づく適正露出での明るさである、ことを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  8. 前記制御手段は、前記設定項目において露出補正をアンダーに設定している場合、前記移動指示により移動した前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示を行わないように制御した場合に、前記実行位置及び前記設定手段での設定に基づく明るさより明るいライブビュー画像を表示するように制御することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記制御手段は、前記設定項目において、露出補正をオーバーに設定していた場合は、前記移動指示により移動した前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示を行わないように制御した場合に、前記実行位置及び前記設定手段での設定に基づく明るさより暗いライブビュー画像を表示するように制御することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記制御手段は、前記実行位置の移動のための移動指示があったことに応じて前記実行位置を移動した場合、前記実行位置の移動から所定時間経過した後に前記実行位置及び前記設定手段での設定に基づく明るさで前記ライブビュー画像を表示するように制御するように制御することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記制御手段は、前記特定の設定項目として設定された設定値に基づいて定まる露出値が所定の値以上である場合に前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示を行わないように制御し、前記露出値が前記所定の値未満である場合に前記実行位置の移動のための操作があっても前記実行位置及び前記設定手段での設定に基づく明るさでライブビュー画像を表示するように制御することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記制御手段は、前記特定の設定項目として設定された設定値に基づいて定まる露出値が所定の値以下である場合に前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示を行わないように制御し、前記露出値が前記所定の値より大きい場合に前記実行位置の移動のための操作があっても前記実行位置及び前記設定手段での設定に基づく明るさでライブビュー画像を表示するように制御することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 記制御手段は、前記実行位置及び前記設定手段での設定に基づく明るさでのライブビュー画像の表示において、前記特定の設定項目の設定値を前記ライブビュー画像とともに表示するように制御し、且つ、前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示を行わない場合において、前記特定の設定項目の設定値を、前記実行位置及び前記設定手段での設定に基づく明るさでライブビュー画像を表示する場合の表示とは異なる表示形態で表示するように制御する、ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 記異なる表示形態は、前記特定の設定項目の設定値を、前記実行位置及び前記設定手段での設定に基づく明るさでライブビュー画像を表示する場合とは異なる色で表示する形態、該明るさでライブビュー画像を表示する場合での前記特定の設定項目の設定値をグレーアウトする形態、又は該設定値を非表示とする形態のいずれかを含む、ことを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  15. 露出に関する特定の設定項目の設定を設定する設定工程と、
    前記設定工程による設定、及び、撮影に関する特定機能の実行位置に基づく明るさでライブビュー画像を表示するように制御する制御工程と、
    前記実行位置を移動する移動指示を受け付ける受付工程と、を有し、
    前記制御工程では、前記移動指示を受け付け中は、当該移動指示により移動した前記実行位置に基づく明るさでのライブビュー画像の表示は行わないように制御することを特徴とする電子機器の制御方法。
  16. コンピュータを、請求項1から14のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  17. コンピュータを、請求項1から14のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
JP2020038127A 2020-03-05 2020-03-05 電子機器、その制御方法、プログラム及び記憶媒体 Active JP7450408B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020038127A JP7450408B2 (ja) 2020-03-05 2020-03-05 電子機器、その制御方法、プログラム及び記憶媒体
US17/189,601 US11743575B2 (en) 2020-03-05 2021-03-02 Electronic apparatus capable of moving execution position of specific function related to shooting, control method therefor, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020038127A JP7450408B2 (ja) 2020-03-05 2020-03-05 電子機器、その制御方法、プログラム及び記憶媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2021141462A JP2021141462A (ja) 2021-09-16
JP2021141462A5 JP2021141462A5 (ja) 2023-03-14
JP7450408B2 true JP7450408B2 (ja) 2024-03-15

Family

ID=77555150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020038127A Active JP7450408B2 (ja) 2020-03-05 2020-03-05 電子機器、その制御方法、プログラム及び記憶媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11743575B2 (ja)
JP (1) JP7450408B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244532A (ja) 2011-05-23 2012-12-10 Canon Inc 撮像装置及び制御方法
JP2013058923A (ja) 2011-09-08 2013-03-28 Olympus Imaging Corp 撮影機器
JP2018096811A (ja) 2016-12-13 2018-06-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 保温性能測定装置、保温性能測定方法、保温性能測定プログラム及び空調システム
JP2019079024A (ja) 2017-03-28 2019-05-23 キヤノン株式会社 撮像装置、制御方法、およびプログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004208028A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Minolta Co Ltd 撮像装置
JP4530742B2 (ja) * 2004-07-01 2010-08-25 Hoya株式会社 モニタ制御装置
JP4457791B2 (ja) * 2004-07-20 2010-04-28 パナソニック株式会社 表示装置
JP5191115B2 (ja) * 2006-10-04 2013-04-24 イーストマン コダック カンパニー ユーザインタフェース装置およびデジタルカメラ
JP2012085258A (ja) * 2010-08-31 2012-04-26 Panasonic Corp カメラ本体、撮像装置、カメラ本体の制御方法、プログラムおよびプログラムを記録した記録媒体
US9019415B2 (en) * 2012-07-26 2015-04-28 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for dual camera shutter
KR102182401B1 (ko) * 2014-06-11 2020-11-24 엘지전자 주식회사 이동단말기 및 그 제어방법
CN106605401A (zh) * 2014-07-21 2017-04-26 迷你尛斯私人有限公司 图像捕获设备及方法
US11025815B2 (en) * 2018-09-29 2021-06-01 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for assisted photo-taking

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244532A (ja) 2011-05-23 2012-12-10 Canon Inc 撮像装置及び制御方法
JP2013058923A (ja) 2011-09-08 2013-03-28 Olympus Imaging Corp 撮影機器
JP2018096811A (ja) 2016-12-13 2018-06-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 保温性能測定装置、保温性能測定方法、保温性能測定プログラム及び空調システム
JP2019079024A (ja) 2017-03-28 2019-05-23 キヤノン株式会社 撮像装置、制御方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US11743575B2 (en) 2023-08-29
JP2021141462A (ja) 2021-09-16
US20210281769A1 (en) 2021-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7433860B2 (ja) 電子機器及び電子機器の制御方法
JP7410629B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2019074928A (ja) 電子機器及びその制御方法
JP7492349B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
US11240419B2 (en) Electronic device that can execute function in accordance with line of sight of user, method of controlling electronic device, and non-transitory computer readable medium
CN112104809B (zh) 电子装置、电子装置的控制方法及存储介质
JP7442331B2 (ja) 音声入力装置およびその制御方法ならびにプログラム
JP7467071B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム、記憶媒体
JP7446913B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム
JP7465129B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法、プログラム並びに記憶媒体
JP7490372B2 (ja) 撮像制御装置及びその制御方法
JP2021141573A (ja) 電子機器
JP7423248B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP7346135B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラムおよび記憶媒体
US11442244B2 (en) Imaging device
JP7387493B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム、記憶媒体
JP7450408B2 (ja) 電子機器、その制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP7431567B2 (ja) 電子機器およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP7336266B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム、記憶媒体
JP6708516B2 (ja) 電子装置、その制御方法およびプログラム
CN112015266B (zh) 电子设备、电子设备的控制方法及计算机可读存储介质
JP7286469B2 (ja) 撮像制御装置、撮像制御装置の制御方法、プログラム、記憶媒体
JP7451255B2 (ja) 電子機器及びその制御方法
JP7446845B2 (ja) 撮像制御装置、撮像制御装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体
WO2021131562A1 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラムおよび記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230306

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240305

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7450408

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151