JP7450069B2 - 光変調器及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本願は出願番号が202010437061.Xで、出願日が2020年05月21日である中国特許出願に基づいて提出され、その中国特許出願の優先権を主張し、その中国特許出願の全文を参考として本願に援用する。
本願の実施例は、光電子デバイスの分野に関するが、それに限定されるものではなく、特に、光変調器及びその制御方法に関する。
光電子技術の発展に伴い、シリコンベースの集積光電子技術は集積度が高く、CMOSプロセスとの互換性があり、大規模な大量生産が可能であるなどの利点があり、光通信分野における集積化の主流な研究方向となっている。
現代社会では、データ通信容量に対する需要が高まり続けており、光変調器などの光通信モジュールについての消光比などの指標への要求がますます高くなる。しかしながら、場合によっては、光変調器の消光比が比較的低いという問題がある。
本願の実施例は、光変調器及びその制御方法を提供する。
第1の態様において、本願の実施例は、光変調器を提供し、光変調器は、初期光信号を受信するように構成された入力導波材と、前記入力導波材に結合接続され、前記初期光信号に対して共振処理を行って第1の光信号を出力するように構成された調整可能なリング共振キャビティと、調整可能なリング共振キャビティに結合接続され、前記第1の光信号を受信して伝送するように構成されたフィードバックループ導波材と、前記フィードバックループ導波材に結合接続され、第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を出力するように構成された第1のモード変換器と、を含み、前記調整可能なリング共振キャビティはさらに、前記第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を出力するように構成されており、前記光変調器はさらに、前記調整可能なリング共振キャビティに結合接続され、前記第3の光信号を受信して出力するように構成された出力導波材を含む。
第2の態様において、本願の実施例は、光変調器の制御方法を提供し、この方法は、入力導波材によって初期光信号を受信するステップと、調整可能なリング共振キャビティによって、前記初期光信号に対して共振処理を行って第1の光信号を出力するステップと、フィードバックループ導波材によって前記第1の光信号を受信し、第1のモード変換器に伝送するステップと、前記第1のモード変換器によって、第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を出力するステップと、前記調整可能なリング共振キャビティによって、前記第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を出力するステップと、出力導波材によって、前記第3の光信号を受信して出力するステップと、を含む。
本願の他の特徴及び利点は、後の明細書において説明され、明細書から部分的に明らかになるか、または本願を実施することによって理解されるだろう。本願の目的及び他の利点は、明細書、特許請求の範囲及び図面において特別に指摘される構成によって達成し、得ることができる。
添付図面は、本願の技術案の更なる理解を提供するものであり、明細書の一部を構成し、本願の実施例と共に本願の技術案を解釈するために使用され、本願の技術案に対する制限を構成するものではない。
本願の一実施例によって提供される光変調器の構造模式図である。 本願の一実施例におけるシリコンベースの光電変調モジュールの断面構造模式図である。 本願のもう一つの実施例におけるシリコンベースの光電変調モジュールの断面構造模式図である。 本願の一実施例における第1/第2モード変換器の構造模式図である。 本願のもう一つの実施例における第1/第2モード変換器の構造模式図である。 本願のもう一つの実施例によって提供されるTE0モードの第1の光信号に対する変調のシミュレーション模式図である。 本願のもう一つの実施例によって提供されるTM0モードの第2の光信号に対する変調のシミュレーション模式図である。 本願のもう一つの実施例によって提供される共振光スペクトルシミュレーション模式図である。 本願のもう一つの実施例によって提供される共振光スペクトルドリフトミュレーション模式図である。 本願のもう一つの実施例によって提供されるTE0モードの第1の光信号に対する変調のシミュレーション模式図である。 本願のもう一つの実施例によって提供されるTE1モードの第2の光信号に対する変調のシミュレーション模式図である。 本願のもう一つの実施例によって提供される共振光スペクトルシミュレーション模式図である。 本願のもう一つの実施例によって提供される共振光スペクトルドリフトミュレーション模式図である。
本願の目的、技術案及び利点をより明らかにするために、以下では、添付図面及び実施例を組み合わせて本願をさらに詳しく説明する。ここで説明する具体的な実施例は本願を解釈するためだけに使われるものであって、本願を限定するために使われるものではない。矛盾しない限り、本願における実施例及び実施例における特徴は互いに任意に組み合わせてもよい。
なお、装置の模式図には機能モジュール分割が示され、フローチャートには論理的順序が示されているが、場合によっては、装置内のモジュール分割またはフローチャート内の順序とは異なるように、図示又は説明されたステップを実行してもよい。明細書、特許請求の範囲及び上記図面における用語「第1」、「第2」等は類似の対象を区別するためのものであり、必ずしも特定の順序又は前後の順番を記述するためのものではない。
光電子技術の発展に伴い、シリコンベースの集積光電子技術は集積度が高く、CMOSプロセスとの互換性があり、大規模な大量生産が可能であるなどの利点があり、光通信分野における集積化の主流な研究方向となっている。光通信システムにおいて、モード多重化は1つのチャンネルの伝送容量を効果的に向上させる技術であり、同一の光ファイバー/光導波材チャンネル内での複数のモードの伝送により、同一チャンネルにおける光信号の密度を大幅に向上させ、総伝送容量の倍増を実現できた。オンチップ集積光相互接続システムにおいて、モード多重化デバイスの研究も日増しに成熟し、オンチップ相互接続の伝送密度を有効に高めることができる。
現代社会では、データ通信容量に対する需要が高まり続けており、光変調器などの光通信モジュールについての消光比などの指標への要求がますます高くなる。しかしながら、場合によっては、光変調器の消光比が比較的低いという問題がある。
例えば、温度変化に対するシリコン材料の敏感性により、マイクロリング変調器の温度による波長ドリフトは光変調器の動作に不安定性を持たせ、キャリア空乏型マイクロリング変調器にとって、変調効率の向上はシリコンドープ濃度を大きくする方法で実現できるが、導波材内の光の吸収損失が増やされ、消光も比較的に低くなる。
これに基づいて、本願の実施例は、光信号の消光比を高めるために、調整可能なリング共振キャビティによって光信号に対して2次重ね合わせ共振調整を行うことができる光変調器及びその制御方法を提供する。
図1を参照し、光変調器は、初期光信号を受信するように構成された入力導波材100と、入力導波材100に結合接続され、初期光信号に対して共振及び変調処理を行って第1の光信号を出力するように構成された調整可能なリング共振キャビティ300と、調整可能なリング共振キャビティ300に結合接続され、第1の光信号を受信して伝送するように構成されたフィードバックループ導波材200と、フィードバックループ導波材200に結合接続され、第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を出力するように構成された第1のモード変換器400と、を含み、調整可能なリング共振キャビティ300はさらに、第2の光信号に対して共振及び変調処理を行って第3の光信号を出力するように構成されており、光変調器はさらに、調整可能なリング共振キャビティ300に結合接続され、第3の光信号を受信して出力するように構成された出力導波材501を含む。
初期光信号は、入力導波材100によって受信され、リング共振キャビティ300内に伝送され、リング共振キャビティ300内で共振する。初期光信号が連続した光信号であるので、リング共振キャビティ300によって初期光信号に対して共振処理を行うと、特定周波数の光信号の振幅が増幅されて第1の光信号が生成される。第1の光信号は、フィードバックループ導波材200によって第1のモード変換器400に伝送され、第1のモード変換器400は、第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を出力する。第2の光信号を調整可能なリング共振キャビティ300内に再び結合し、共振処理を行うことで第2の光信号の中の特定周波数の光信号の振幅を増幅することにより、第3の光信号を生成し、第3の光信号は、調整可能なリング共振キャビティ300に結合接続された出力導波材501によって出力される。すなわち、リング共振キャビティ300を多重化して初期光信号と第2の光信号に対して共振処理を行い、特定周波数の光信号の振幅を増幅することにより、消光比のより高い第3の光信号を得る。すなわち、複数のモードの光信号を同時に変調するために調整可能なリング共振キャビティをモード多重化することにより、光信号の消光比を高める。
ここで、第1のモード変換器400は、第1の光信号を異なる直交するモードの光信号または異なる次のモードの光信号に変換することができる。第2の光信号は初期光信号とは異なるモードの光信号であり、リング共振キャビティ300はマルチモード光信号伝送をサポートすることができるので、第2の光信号及び初期光信号は、リング共振キャビティ300内で伝送されるときに、干渉またはクロストークを起こすことなく、両者それぞれ伝送される。リング共振キャビティ300は、円形のマイクロリング共振キャビティ又はトラック形のマイクロリング共振キャビティとすることができ、マイクロリング共振キャビティの湾曲した導波材は、マイクロリング共振キャビティでの2つ以上のモードの伝送をサポートする。
また、第1の光電変調モジュールと第2の光電変調モジュールとにより、リング共振キャビティ300のキャビティ内の実効屈折率を調整することで、光信号がキャビティ内で伝送される際に位相変化を累積するとともに、干渉効果により位相変化を強度変化に変換してキャビティ内の光信号の共振波長を変調する。
いくつかの実施例において、光変調器はさらに、入力端が出力導波材501に結合接続され、光変調器の出力信号が目標モードの光信号となるように、第3の光信号に対してモード変換処理を行って第4の光信号を出力するように構成された第2のモード変換器500を含む。
ここで、初期光信号、第1の光信号、第4光信号は第1のモードの光信号であり、第2の光信号、第3の光信号は第2のモードの光信号である。
調整可能なリング共振キャビティによって第1のモードの初期光信号に対して共振及び変調処理を行って、第1のモードの第1の光信号を生成し、第1のモード変換器400によって、第1のモードの第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2のモードの第2の光信号を生成し、調整可能なリング共振キャビティによって第2のモードの第2の光信号に対して共振及び変調処理を行って、第2のモードの第3の光信号を生成し、第2のモード変換器500によって、第2のモードの第3の光信号に対してモード変換処理を行って、第1のモードの第4の光信号を生成する。
なお、第1のモード、第2のモードは、任意の光モードとすることができる。以下では、第1のモードがTE0モード、第2のモードがTE1モード又はTM0モードである場合を例として説明する。
いくつかの具体的な実施例において、第1のモード変換器400と第2のモード変換器500は、同じで且つ逆向きに設置されたモード変換器である。初期光信号と第1の光信号はTE0モードの光信号であり、第1のモード変換器400によって第1の光信号に対してモード変換を行ってTE1モード又はTM0モードの第2の光信号を出力し、調整可能なリング共振キャビティ300によって第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成する。第2のモード変換器500の入力端が出力導波材501に結合接続され、第3の光信号に対してモード変換処理を行って第4の光信号を出力する。ここで、第3の光信号はTE1モードまたはTM0モードの光信号であり、第4の光信号はTE0モードの光信号である。第1のモード変換器400と第2のモード変換器500を設けることで、初期光信号と第4の光信号が同じモードを有し、すなわち、光変調器の出力信号と入力信号が同じモードを有するようになる。
なお、TE1モード又はTM0モードの第3の光信号がフィードバックループ導波材200を介して第1のモード変換器400に伝送されるとき、第1のモード変換器400の入力信号が第1の光信号であることを保証するために、第3の光信号に損失を生じさせる。TE0モードの第1の光信号が出力導波材501を介して第2のモード変換器500に伝送されるとき、第2のモード変換器500の出力信号が第4の光信号であることを保証するために、第1の光信号に光損失を生じさせる。フィードバックループ導波材200内にTE0モードの伝送のみをサポートするシングルモード導波材を設けることにより、TE1モード又はTM0モードの第3の光信号を伝送中に徐々に損失させる。
いくつかの実施例において、調整可能なリング共振キャビティは、第1の結合領域と第2の結合領域とを含み、調整可能なリング共振キャビティは、第1の結合領域によって入力導波材100に結合接続され、調整可能なリング共振キャビティは、第1の結合領域によってフィードバックループ導波材200に結合接続され、第1のモード変換器400は、第2の結合領域によって調整可能なリング共振キャビティに結合接続され、調整可能なリング共振キャビティは、第2の結合領域によって出力導波材501に結合接続される。
第1の結合領域が入力導波材100に結合され、フィードバックループ導波材200に接続されることにより、初期光信号が入力導波材100からリング共振キャビティ300内に入力でき、第1の光信号がリング共振キャビティ300内からフィードバックループ導波材200に入力できるようになる。第2の結合領域が出力導波材501に結合接続されることにより、第2の光信号が出力導波材501からリング共振キャビティ300内に入力でき、第4の光信号がリング共振キャビティ300内から出力導波材501に出力できるようになる。
ここで、第1のモード変換器400と第2のモード変換器500は、それぞれ、シリコン基板層と、シリコン基板層の一方側に設けられた二酸化ケイ素下部クラッド層と、二酸化ケイ素下部クラッド層のシリコン基板層から離れた側に設けられたシリコン導波層と、シリコン導波層の二酸化ケイ素下部クラッド層から離れた側に設けられた二酸化ケイ素上部クラッド層と、を含む。
調整可能なリング共振キャビティはさらに、第1の光電変調モジュールと、第2の光電変調モジュールと、リング共振キャビティ300とを含み、第1の光電変調モジュールは、リング共振キャビティ300の第1の領域の屈折率を調整するように構成され、第2の光電変調モジュールは、リング共振キャビティ300の第2の領域の屈折率を調整するように構成されている。リング共振キャビティ300は、第1の直導波材303と、第2の直導波材304と、第1のハーフリング導波材301と、第2のハーフリング導波材302とを含み、第1のハーフリング導波材301は、第1の直導波材303と第2の直導波材304の一端とそれぞれ接続され、第2のハーフリング導波材302は、第1の直導波材303と第2の直導波材304の他端とそれぞれ接続されて、1つのリング状導波材を構成する。
ここで、第1の光電変調モジュールと第2の光電変調モジュールは、リング共振キャビティ300の異なる領域の屈折率をそれぞれ調整する。第1の領域、第2の領域の屈折率を調整することにより、初期光信号及び第2の光信号が第1の領域、第2の領域での伝送中に位相変化を累積して、リング共振キャビティ300内の第1の直導波材303、第2の直導波材304内でそれぞれ干渉して、位相変化を強度変化に変換する。
いくつかの実施例において、第1の直導波材303、第2の直導波材304は、それぞれ第1の結合領域、第2の結合領域であり、第1のハーフリング導波材301、第2のハーフリング導波材302は、リング共振キャビティ300の第1の領域、第2の領域である。
いくつかの実施例において、光電変調モジュールの数を増やすことで、リング共振キャビティ300内の複数の領域の実効屈折率を同期的に変調して、リング共振キャビティ300のキャビティ内の光信号の位相変化を変調する。さらに、リング状光電変調モジュールを設けることにより、共振キャビティの全領域の実効屈折率を同期的に変調する。
いくつかの実施例において、第1の領域を第1のハーフリング導波材301として、第2の領域を第2のハーフリング導波材302とすることができる。
図2Aを参照し、第1の光電変調モジュール及び第2の光電変調モジュールはいずれもシリコンベースの光電変調モジュールである。シリコンベースの光電変調モジュールは、順に設けられた第1のP型高濃度ドープ領域6061と、第1のN型高濃度ドープ領域6064と、第1のP型低濃度ドープ領域6062と、第1のN型低濃度ドープ領域6063とを含む。第1のP型低濃度ドープ領域6062は、第1のP型高濃度ドープ領域6061の一方側に設けられ、第1のN型低濃度ドープ領域6063は、第1のP型低濃度ドープ領域6062の第1のP型高濃度ドープ領域6061から離れた側に設けられ、第1のN型高濃度ドープ領域6064は、第1のN型低濃度ドープ領域6063の第1のP型低濃度ドープ領域6062から離れた側に設けられている。
ここで、リング共振キャビティ300はリブ型導波材であり、リング共振キャビティ300の第1の領域は、1つの第1のP型低濃度ドープ領域6062と1つの第1のN型低濃度ドープ領域6063とで構成され、1つの第1のP型低濃度ドープ領域6062と1つの第1のN型低濃度ドープ領域6063とでリブ型導波材を構成することができる。第1のP型高濃度ドープ領域6061、第1のN型高濃度ドープ領域6064は、それぞれスラブ型導波材であり、第1のP型高濃度ドープ領域6061と第1のP型低濃度ドープ領域6062とが電気的に接続され、第1のN型高濃度ドープ領域6064と第1のN型低濃度ドープ領域6063とが電気的に接続されていることで、スラブ型導波材とリブ型導波材とが電気的に接続されて、第1の光電変調モジュールが構成され、第1のP型低濃度ドープ領域6062と第1のN型低濃度ドープ領域6063との結合界面の周りに空乏領域が形成されている。ここで、リブ型導波材と第1のハーフリング導波材301を同一構造とすることができ、多重化によって、調整可能なリング共振キャビティのキャビティ内の光信号の共振及び変調処理を実現することができる。
なお、調整可能なリング共振キャビティ300の第2の領域は、1つの第1のP型低濃度ドープ領域6062と1つの第1のN型低濃度ドープ領域6063とで構成され、1つの第1のP型低濃度ドープ領域6062と1つの第1のN型低濃度ドープ領域6063とでリブ型導波材を構成することができる。第1のP型高濃度ドープ領域6061、第1のN型高濃度ドープ領域6064は、それぞれスラブ型導波材であり、第1のP型高濃度ドープ領域6061と第1のP型低濃度ドープ領域6062とが電気的に接続され、第1のN型高濃度ドープ領域6064と第1のN型低濃度ドープ領域6063とが電気的に接続されていることで、スラブ型導波材とリブ型導波材とが電気的に接続されて、第2の光電変調モジュールが構成され、第1のP型低濃度ドープ領域6062と第1のN型低濃度ドープ領域6063との結合界面の周りに空乏領域が形成されている。ここで、リブ型導波材と第2のハーフリング導波材302を同一構造とすることができ、多重化によって、調整可能なリング共振キャビティ300のキャビティ内の光信号の共振及び変調処理を実現することができる。
本実施例において、第1のP型高濃度ドープ領域6061と、第1のN型高濃度ドープ領域6064と、第1のP型低濃度ドープ領域6062と、第1のN型低濃度ドープ領域6063とが同じ層に設けられて、1つのシリコン導波層606を形成している。第1の光電変調モジュール、第2の光電変調モジュールは、さらに、シリコン導波層606の上面に設けられた上部クラッド層603と、シリコン導波層606の下面604に設けられた下部クラッド層と、下部クラッド層のシリコン導波層606から離れた側に設けられた基板層と、を含む。ここで、基板層はシリコン基板層605であり、上部クラッド層603、下部クラッド層は二酸化ケイ素クラッド層である。
さらに、上部クラッド層603のシリコン導波層606から離れた側にいくつかの第1の電極601、いくつかの第2の電極602が設けられ、いくつかの第1の電極601、いくつかの第2の電極602はハーフリング状に分布している。上部クラッド層603内には、第1の金属ビア6011、第2の金属ビア6021が設けられている。第1の金属ビア6011、第2の金属ビア6021によって、第1のP型高濃度ドープ領域6061、第1のN型高濃度ドープ領域6064を、第1の電極601、第2の電極602にそれぞれ対応して接続する。第1の電極601及び第2の電極602によって外部電気信号源に電気的に接続することで、電気変調信号を第1のP型高濃度ドープ領域6061、第1のN型高濃度ドープ領域6064に印加して、第1のP型低濃度ドープ領域6062、第1のN型低濃度ドープ領域6063内のキャリア濃度を調整して、さらに、導波材内の伝送光モードの実効屈折率を変化させる。マイクロリング共振キャビティのリブ型導波材は複数のモードの伝送をサポートし、導波層はシリコンを主な材料とし、その総厚さが340nmであり、リブ型導波材のリブ高さが290nmであり、リブ型導波材の幅が500nmであり、スラブ導波材の高さが50nmである。
いくつかの実施例において、具体的な変調要求に応じて、導波層内の具体的なパラメータ(例えば、導波材の厚さ、リブ高さ、幅)を適応的に調整することができる。
図2Bを参照し、図2Bに示すように、いくつかの実施例において、第1のP型低濃度ドープ領域6062は少なくとも2つの表面を含み、第1のN型低濃度ドープ領域6063が第1のP型低濃度ドープ領域6062の少なくとも2つの表面を覆っており、あるいは、第1のN型低濃度ドープ領域6063は少なくとも2つの表面を含み、第1のP型低濃度ドープ領域6062が第1のN型低濃度ドープ領域6063の少なくとも2つの表面を覆っている。
ここで、第1のN型低濃度ドープ領域6063が第1のP型低濃度ドープ領域6062の少なくとも2つの表面を覆うことで、L型PN接合ドープ構造を構成する。第1のN型低濃度ドープ領域6063が第1のP型低濃度ドープ領域6062の少なくとも2つの表面を覆うようにすることにより、光信号のモードフィールドと空乏領域との重複面積を増加させて、第1の光電変調モジュールの変調効率を有効に向上させることができ、また、L型PN接合ドープ構造を採用することにより、リング共振キャビティ300の変調される領域の屈折率変化範囲を増加させることができる。
いくつかの実施例において、第1のP型低濃度ドープ領域6062が第1のN型低濃度ドープ領域6063の少なくとも2つの表面を覆うことで、L型PN接合ドープ構造を構成する。第1のP型低濃度ドープ領域6062が第1のN型低濃度ドープ領域6063の少なくとも2つの表面を覆うようにすることにより、光信号のモードフィールドと空乏領域との重複面積を増加させて、第1の光電変調モジュールの変調効率を有効に向上させることができ、また、L型PN接合ドープ構造を採用することにより、リング共振キャビティ300の変調される領域の屈折率変化範囲を増加させることができる。
図1を再び参照し、入力導波材100は、シングルモード入力導波材101と、第1のテーパ導波材102と、マルチモード入力導波材103とを含む。
第1のテーパ導波材102は、一端がマルチモード入力導波材103に接続され、他端がシングルモード入力導波材101に接続されている。シングルモード入力導波材101によって初期光信号を受信し、第1のテーパ導波材102を介して初期光信号をマルチモード入力導波材103に伝送する。マルチモード入力導波材103を調整可能なリング共振キャビティ300と結合させることにより、初期光信号を調整可能なリング共振キャビティ300に伝送して、初期光信号に対して共振処理を行って、第1の光信号を生成する。
フィードバックループ導波材200は、フィードバックマルチモード導波材201と、弧状導波材202と、第2のテーパ導波材203とを含み、フィードバックマルチモード導波材201は、一端がマルチモード入力導波材103に接続され、他端が第2のテーパ導波材203の一端に接続されており、第2のテーパ導波材203の他端が弧状導波材202の一端に接続されており、弧状導波材202の他端が第1のモード変換器400に接続されている。ここで、フィードバックマルチモード導波材201を調整可能なリング共振キャビティに結合接続して第1の光信号を受信し、第2のテーパ導波材203を介して弧状導波材202内に入射させ、第1の光信号を弧状導波材202を介して第1のモード変換器400内に入射させる。
弧状導波材202は、シリコン基板層605と、シリコン基板層605の一方側に設けられた二酸化ケイ素下部クラッド層と、二酸化ケイ素下部クラッド層のシリコン基板層605から離れた側に設けられたシリコン導波層606と、シリコン導波層606の二酸化ケイ素下部クラッド層から離れた側に設けられた二酸化ケイ素上部クラッド層603と、を含む。
ここで、フィードバックマルチモード導波材201とマルチモード入力導波材103を一体構造として、同一のマルチモード導波材を多重化することによって、初期光信号の出力機能及び第1の光信号の出力機能とを実現してもよい。
弧状導波材202は、シリコン基板層と、シリコン基板層の一方側に設けられた二酸化ケイ素下部クラッド層と、二酸化ケイ素下部クラッド層のシリコン基板層から離れた側に設けられたシリコン導波層と、シリコン導波層の二酸化ケイ素下部クラッド層から離れた側に設けられた二酸化ケイ素上部クラッド層と、を含む。ここで、弧状導波材202は、TE0モードの光信号伝送のみをサポートするシングルモード導波材であるので、他のモードの光信号の弧状導波材202での伝送中に光損失が生じ、第1のモード変換器400の入力信号がTE0モードの光信号のみとなる。
シリコン導波層606には、リブ型導波材又はストリップ型導波材が設けられている。シリコン導波層606に設けられた導波材がストリップ型導波材である場合、光信号の整合のために、弧状導波材202と第1のモード変換器400との間に移行導波材が設けられる。ここで、移行導波材は、リブ型導波材からストリップ型導波材に直線的に移行するテーパ型導波材とすることができる。
図1、図3Aを参照し、いくつかの実施例において、第1のモード変換器400は、一端がフィードバックループ導波材200に接続された第1の入力シングルモード導波材401と、一端が第1の入力シングルモード導波材401の他端に接続された第1のシングルモード結合導波材402と、第1のシングルモード結合導波材402と結合接続された第1のマルチモード結合導波材403と、一端が第1のマルチモード結合導波材403に接続された第1の変換テーパ導波材404と、一端が第1の変換テーパ導波材404の他端に接続され、他端が出力導波材501に接続された第1の出力マルチモード導波材405と、を含む。
ここで、第1の出力マルチモード導波材405と出力導波材501を一体構造として、同一のマルチモード導波材を多重化することによって、第2の光信号の出力機能及び第3の光信号の出力機能とを実現してもよい。
いくつかの具体的な実施例において、第1のシングルモード結合導波材402と第1のマルチモード結合導波材403とが結合接続され、位相整合条件を満たし、第1の光信号は、第1の入力シングルモード導波材401を介して第1のシングルモード結合導波材402内に伝送され、一定の結合長さの伝送を経てから、第1の光信号が第1のマルチモード結合導波材403内に結合され、他のモードの光信号に変換されて、第1の変換テーパ導波材404に伝送される。第1の変換テーパ導波材404によって、他のモードの第1の光信号に対してモード変換処理を行って第2の光信号を出力し、第1の出力マルチモード導波材405を介して調整可能なリング共振キャビティ内に結合し、調整可能なリング共振キャビティ300によって第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成する。
例えば、第1の光信号はTE0モードであり、第1のマルチモード結合導波材403、第1のシングルモード結合導波材402を介して結合されて伝送された後に、TE1モードの光信号が生成される。TE1モードの光信号は、第1の変換テーパ導波材404内で伝送され、TM0モードの第2の光信号に徐々に変換され、TM0モードの第2の光信号は、第1の出力マルチモード導波材405を介して、調整可能なリング共振キャビティ300内に結合される。
図3Bを参照し、いくつかの実施例において、第1のモード変換器400は、一端がフィードバックループ導波材200に接続された第1の入力シングルモード導波材401と、一端が第1の入力シングルモード導波材401の他端に接続された第1のシングルモード結合導波材402と、第1のシングルモード結合導波材402と結合接続された第1のマルチモード結合導波材403と、一端が第1のマルチモード結合導波材403の一端に接続され、他端が出力導波材501に接続された第1の出力マルチモード導波材405と、を含む。
いくつかの具体的な実施例において、第1のシングルモード結合導波材402と第1のマルチモード結合導波材403とが結合接続され、位相整合条件を満たし、第1の光信号は、第1の入力シングルモード導波材401を介して第1のシングルモード結合導波材402内に伝送され、一定の結合長さの伝送を経てから、第1の光信号が第1のマルチモード結合導波材403内に結合され、他のモードの第2の光信号に変換されて、第1の出力マルチモード導波材405に伝送され、第2の光信号は、第1の出力マルチモード導波材405を介して調整可能なリング共振キャビティ300内に結合され、調整可能なリング共振キャビティ300によって第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成する。
例えば、第1の光信号はTE0モードであり、第1のマルチモード結合導波材403、第1のシングルモード結合導波材402を介して結合されて伝送された後、TE1モードの第2の光信号が生成され、TE1モードの第2の光信号は、第1の出力マルチモード導波材405を介して、調整可能なリング共振キャビティ300内に結合される。
いくつかの実施例において、第2のモード変換器500は、一端が出力導波材に接続された第2の入力マルチモード導波材と、一端が第2の入力マルチモード導波材の他端に接続された第2の変換テーパ導波材と、一端が第2の変換テーパ導波材の他端に接続された第2のマルチモード結合導波材と、第2のマルチモード結合導波材と結合接続された第2のシングルモード結合導波材と、一端が第2のシングルモード結合導波材の一端に接続された第2の出力シングルモード導波材と、を含む。
いくつかの具体的な実施例において、第2のシングルモード結合導波材と第2のマルチモード結合導波材とが結合接続され、位相整合条件を満たし、第3の光信号は、第2の入力マルチモード導波材を介して第2の変換テーパ導波材に伝送され、第2の変換テーパ導波材で一定の距離の伝送を経てから、他のモードの光信号に変換されて第2のマルチモード結合導波材に伝送され、一定の結合長さの伝送を経てから、他のモードの光信号は、第2のシングルモード結合導波材内に結合されて第4の光信号に変換される。
例えば、第3の光信号はTM0モードであり、第2の変換テーパ導波材内で伝送され、TE1モードの光信号に徐々に変換され、TE1モードの光信号が第2のマルチモード結合導波材、第2のシングルモード結合導波材を介して結合されて伝送された後に、第2のシングルモード結合導波材内でTE0モードの光信号が生成される。
いくつかの実施例において、第2のモード変換器500は、一端が出力導波材に接続された第2の入力マルチモード導波材と、一端が第2の入力マルチモード導波材の他端に接続された第2のマルチモード結合導波材と、第2のマルチモード結合導波材と接続された第2のシングルモード結合導波材と、一端が第2のシングルモード結合導波材の一端に接続された第2の出力シングルモード導波材と、を含む。
いくつかの具体的な実施例において、第2のシングルモード結合導波材と第2のマルチモード結合導波材とが結合接続され、位相整合条件を満たし、第3の光信号は、第2の入力マルチモード導波材を介して第2のマルチモード結合導波材に伝送され、一定の結合長さの伝送を経てから、第3の光信号は、第2のシングルモード結合導波材内に結合されて他のモードの第4の光信号に変換される。
例えば、第3の光信号はTE1モードの光信号であり、TE1モードの光信号が第2のマルチモード結合導波材、第2のシングルモード結合導波材を介して結合されて伝送された後に、第2のシングルモード結合導波材内でTE0モードの光信号が生成される。
図1、図2A、図3Aを合わせて参照して、1つの具体的な実施例において、光変調器は、初期光信号を受信するように構成された入力導波材100と、入力導波材100に結合接続され、初期光信号に対して共振処理を行って第1の光信号を出力するように構成された調整可能なリング共振キャビティと、調整可能なリング共振キャビティに結合接続され、第1の光信号を受信して伝送するように構成されたフィードバックループ導波材200と、フィードバックループ導波材200に結合接続され、第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を出力するように構成された第1のモード変換器400と、を含み、調整可能なリング共振キャビティはさらに、第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を出力するように構成されており、光変調器はさらに、調整可能なリング共振キャビティに結合接続され、第3の光信号を受信して出力するように構成された出力導波材501と、入力端が出力導波材501に結合接続され、出力信号が目標モードの光信号となるように、第3の光信号に対してモード変換処理を行って第4の光信号を出力するように構成された第2のモード変換器500と、を含む。複数のモードの光信号を同時に変調するために調整可能なリング共振キャビティをモード多重化することにより、光信号の消光比を高める。
ここで、第1のモード変換器400と第2のモード変換器500は、同じで且つ逆向きに設置されたモード変換器である。
調整可能なリング共振キャビティは、第1の光電変調モジュールと、第2の光電変調モジュールと、リング共振キャビティ300とを含み、第1の光電変調モジュールは、リング共振キャビティ300の第1の領域の屈折率を調整するように構成され、第2の光電変調モジュールは、リング共振キャビティ300の第2の領域の屈折率を調整するように構成されている。
第1の光電変調モジュール及び第2の光電変調モジュールはいずれもシリコンベースの光電変調モジュールである。シリコンベースの光電変調モジュールは、第1のP型高濃度ドープ領域6061と、第1のN型高濃度ドープ領域6064と、第1のP型低濃度ドープ領域6062と、第1のN型低濃度ドープ領域6063とを含む。第1のP型低濃度ドープ領域6062は、第1のP型高濃度ドープ領域6061の一方側に設けられ、第1のN型低濃度ドープ領域6063は、第1のP型低濃度ドープ領域6062の第1のP型高濃度ドープ領域6061から離れた側に設けられ、第1のN型高濃度ドープ領域6064は、第1のN型低濃度ドープ領域6063の第1のP型低濃度ドープ領域6062から離れた側に設けられている。
ここで、調整可能なリング共振キャビティ300はリブ型導波材であり、調整可能なリング共振キャビティ300の第1の領域、第2の領域はいずれも、1つの第1のP型低濃度ドープ領域6062と1つの第1のN型低濃度ドープ領域6063とで構成され、1つの第1のP型低濃度ドープ領域6062と1つの第1のN型低濃度ドープ領域6063とでリブ型導波材を構成することができる。第1のP型高濃度ドープ領域6061、第1のN型高濃度ドープ領域6064は、それぞれスラブ型導波材であり、第1のP型高濃度ドープ領域6061と第1のP型低濃度ドープ領域6062とが電気的に接続され、第1のN型高濃度ドープ領域6064と第1のN型低濃度ドープ領域6063とが電気的に接続されていることで、スラブ型導波材とリブ型導波材とが電気的に接続されて、PN接合型の光電変調器が構成され、第1のP型低濃度ドープ領域6062と第1のN型低濃度ドープ領域6063との結合界面の周りに空乏領域が形成されている。
第1のモード変換器400は、第1の入力シングルモード導波材401と、第1のシングルモード結合導波材402と、第1のマルチモード結合導波材403と、第1の変換テーパ導波材404と、第1の出力マルチモード導波材405とを含む。第1の入力シングルモード導波材401は、一端がフィードバックループ導波材200に接続され、他端が第1のシングルモード結合導波材402に接続されており、第1の変換テーパ導波材404は、一端が第1のマルチモード結合導波材403に接続され、他端が第1の出力マルチモード導波材405の一端に接続され、第1の出力マルチモード導波材405の他端は出力導波材501に接続されており、ここで、第1のシングルモード結合導波材402は、第1のマルチモード結合導波材403と結合接続されている。第2のモード変換器500は、第2の入力マルチモード導波材と、第2のシングルモード結合導波材と、第2のマルチモード結合導波材と、第2の変換テーパ導波材と、第2の出力シングルモード導波材とを含み、第2の入力マルチモード導波材は、一端が出力導波材501に接続され、他端が第2の変換テーパ導波材の一端に接続されており、第2の変換テーパ導波材の他端は第2のマルチモード結合導波材に接続されており、第2のシングルモード結合導波材の一端は第2の出力シングルモード導波材に接続されており、第2のシングルモード結合導波材は、第2のマルチモード結合導波材と結合されている。
初期光信号はTE0モードの連続した光信号であり、シングルモード入力導波材101によって初期光信号を受信し、第1のテーパ導波材102を介して初期光信号をマルチモード入力導波材103に伝送する。マルチモード入力導波材103をリング共振キャビティ300と結合させることにより、初期光信号をリング共振キャビティ300に伝送して、初期光信号に対して共振処理を行って、第1の光信号を生成する。ここで、第1の光信号はTE0モードである。
具体的には、いくつかの電極によって、第1のP型高濃度ドープ領域6061、第1のN型高濃度ドープ領域6064に電気変調信号を印加することで、第1のP型低濃度ドープ領域6062、第1のN型低濃度ドープ領域6063内のキャリア濃度を調整して、さらに、導波材内の伝送光モードの実効屈折率を変化させる。第1の光信号は、リング共振キャビティ300での伝送中に位相変化を累積して、リング共振キャビティ300の第1の直導波材303、第2の直導波材304内でそれぞれ干渉して、位相変化を強度変化に変換することで、調整可能なリング共振キャビティ300内の共振波長を変調する。
第1のモード変換器400によりTE0モードの第1の光信号をTM0モードの第2の光信号に変換し、第1の出力マルチモード導波材405を介してTM0モードの第2の光信号をリング状共振キャビティ300内に結合し、リング状共振キャビティ300は、第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成することで、高い消光比を有する第3の光信号を得る。ここで、第3の光信号はTM0モードである。複数のモードの光信号を同時に変調するために調整可能なリング共振キャビティをモード多重化することにより、光信号の消光比を高める。
第2のモード変換器500によりTM0モードの第3の光信号を、TE0モードの第4の光信号に変換することにより、高い消光比を有するTE0モードの光信号を得る。
図4A、4Bを参照し、横座標はそれぞれ第1の光電変調モジュール、第2の光電変調モジュールの印加電圧値(電圧絶対値、単位はV)で、左側の縦座標は実効屈折率で、右側の縦座標は単位長さあたりのパワー損失(単位はdB/cm)である。L41は印加電圧値とTE0モードの実効屈折率の関係曲線であり、L43は印加電圧値とTM0モードの実効屈折率の関係曲線であり、L42は印加電圧値とTE0モードの単位長さあたりのパワー損失(単位はdB/cm)の関係曲線であり、L43は印加電圧値とTM0モードの単位長さあたりのパワー損失の関係曲線である。
図4Aに示すように、第1の光電変調モジュールの印加電圧値が次第に増加するにつれて、調整可能なリング状共振キャビティ300においては、TE0モードの実効屈折率が次第に増加し、単位長さあたりのパワー損失が小さくなり、第2の光電変調モジュールの印加電圧値が次第に増加するにつれて、調整可能なリング状共振キャビティ300においては、TM0モードの実効屈折率が次第に増加し、単位長さあたりのパワー損失が小さくなる。
異なる電圧値を印加するように第1の光電変調モジュール、第2の光電変調モジュールを制御することにより、TE0モード、TM0モードの光信号がリング状共振キャビティ300内で位相変化を蓄積するように、リング共振キャビティ300における第1の領域、第2の領域の実効屈折率を変化させる。TE0モード、TM0モードの光信号は、第1の直導波材303、第2の直導波材304においてそれぞれ干渉することで、位相変化を強度変化に変換するので、調整可能なリング状共振キャビティ300内の共振波長を変化させる。
図5A、5Bを合わせて参照し、横座標は波長(単位はnm)、縦軸は信号パワー(単位はdB)である。LTE0、LTM0は異なるモードの共振波長の曲線で、LTE0+TM0は総共振スペクトルで、L1からLNは異なる印加電圧と共振波長の関係曲線である。
図5Aに示すように、TE0モードとTM0モードの共振波長は完全に一致しているので、TE0モードの初期波長に対して共振処理を行って、TE0モードの第1の光信号を得ることができ、第1のモード変換器400によりTE0モードの第1の光信号をTM0モードの第2の光信号に変換し、第1の出力マルチモード導波材405を介してTM0モードの第2の光信号をリング状共振キャビティ300内に結合し、調整可能なリング状共振キャビティ300は、第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成することで、高い消光比を有する第3の光信号を得る。つまり、光信号に対して2次共振処理を行うことで、高い消光比の光信号を得るとともに、同一の調整可能なリング状共振キャビティ300によって、2種類の異なるモードの光信号に対して共振処理を行う。
図5Bに示すように、TE0モード、TM0モードに対してそれぞれ共振を行うことで高い消光比を持つ光信号を得るが、この光信号の光スペクトルにおいて、逆方向バイアス電圧の増大に伴い、共振ピークは徐々にドリフトしていく。ここで、L1に対応する曲線の印加される逆方向バイアス電圧は0Vであり、LNに対応する曲線の印加される逆方向バイアス電圧は10Vである。具体的には、逆方向バイアス電圧の増大に伴い、共振波長は徐々に増大する。
図1、図2B、図3Bを合わせて参照して、1つの具体的な実施例において、光変調器は、初期光信号を受信するように構成された入力導波材100と、入力導波材100に結合接続され、初期光信号に対して共振処理を行って第1の光信号を出力するように構成された調整可能なリング共振キャビティ300と、調整可能なリング共振キャビティ300に結合接続され、第1の光信号を受信して伝送するように構成されたフィードバックループ導波材200と、フィードバックループ導波材200に結合接続され、第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を出力するように構成された第1のモード変換器400と、を含み、調整可能なリング共振キャビティ300はさらに、第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を出力するように構成されており、光変調器はさらに、調整可能なリング共振キャビティ300に結合接続され、第3の光信号を受信して出力するように構成された出力導波材501と、入力端が出力導波材501に結合接続され、出力信号が目標モードの光信号となるように、第3の光信号に対してモード変換処理を行って第4の光信号を出力するように構成された第2のモード変換器500と、を含む。
ここで、第1のモード変換器400と第2のモード変換器500は、同じで且つ逆向きに設置されたモード変換器である。
ここで、調整可能なリング共振キャビティ300はリブ型導波材であり、調整可能なリング共振キャビティ300の第1の領域、第2の領域はいずれも、1つの第1のP型低濃度ドープ領域6062と1つの第1のN型低濃度ドープ領域6063とで構成され、1つの第1のP型低濃度ドープ領域6062と1つの第1のN型低濃度ドープ領域6063とでリブ型導波材を構成することができる。第1のP型高濃度ドープ領域6061、第1のN型高濃度ドープ領域6064は、それぞれスラブ型導波材であり、第1のP型高濃度ドープ領域6061と第1のP型低濃度ドープ領域6062とが電気的に接続され、第1のN型高濃度ドープ領域6064と第1のN型低濃度ドープ領域6063とが電気的に接続されていることで、スラブ型導波材とリブ型導波材とが電気的に接続されて、PN接合型の光電変調器が構成され、第1のP型低濃度ドープ領域6062と第1のN型低濃度ドープ領域6063との結合界面の周りに空乏領域が形成されている。
第1のモード変換器400は、第1の入力シングルモード導波材401と、第1のシングルモード結合導波材402と、第1のマルチモード結合導波材403と、第1の出力マルチモード導波材405とを含む。第1の入力シングルモード導波材401は、一端がフィードバックループ導波材200に接続され、他端が第1のシングルモード結合導波材402に接続されており、第1の出力マルチモード導波材405は、一端が第1のマルチモード結合導波材403に接続され、他端が出力導波材501に接続されている。ここで、第1のシングルモード結合導波材402は、第1のマルチモード結合導波材403と結合接続されている。
第2のモード変換器500は、第2の入力マルチモード導波材と、第2のシングルモード結合導波材と、第2のマルチモード結合導波材と、第2の変換テーパ導波材と、第2の出力シングルモード導波材とを含む。第2の入力マルチモード導波材は、一端が出力導波材501に接続され、他端が第2の変換テーパ導波材の一端に接続されており、第2の変換テーパ導波材の他端は第2のマルチモード結合導波材に接続されており、第2のシングルモード結合導波材の一端は第2の出力シングルモード導波材に接続されており、第2のシングルモード結合導波材は、第2のマルチモード結合導波材と結合されている。
初期光信号はTE0モードの連続した光信号であり、シングルモード入力導波材101によって初期光信号を受信し、第1のテーパ導波材102を介して初期光信号をマルチモード入力導波材103に伝送する。マルチモード入力導波材103を調整可能なリング共振キャビティ300と結合させることにより、初期光信号を調整可能なリング共振キャビティ300に伝送して、初期光信号に対して共振処理を行って、第1の光信号を生成する。ここで、第1の光信号はTE0モードである。
具体的には、いくつかの電極によって、第1のP型高濃度ドープ領域6061、第1のN型高濃度ドープ領域6064に電気変調信号を印加することで、第1のP型低濃度ドープ領域6062、第1のN型低濃度ドープ領域6063内のキャリア濃度を調整して、さらに、導波材内の伝送光モードの実効屈折率を変化させる。第1の光信号は、調整可能なリング共振キャビティ300での伝送中に位相変化を累積して、リング共振キャビティ300の第1の直導波材303、第2の直導波材304内でそれぞれ干渉して、位相変化を強度変化に変換することで、調整可能なリング共振キャビティ300内の共振波長を変調する。
TE0モードの第1の光信号は、第1のモード変換器400によって、TE1モードの第2の光信号に変換され、TM1モードの第2の光信号は、第1の出力マルチモード導波材405を介して、調整可能なリング共振キャビティ300内に結合され、調整可能なリング状共振キャビティ300は、第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成することで、高い消光比を有する第3の光信号を得る。ここで、第3の光信号はTE1モードである。
第2のモード変換器500によりTE1モードの第3の光信号を、TE0モードの第4の光信号に変換することにより、高い消光比を有するTE0モードの光信号を得る。
図6A、6Bを参照し、横座標はそれぞれ第1の光電変調モジュール、第2の光電変調モジュールの印加電圧値(電圧絶対値、単位はV)で、左側の縦座標は実効屈折率で、右側の縦座標は単位長さあたりのパワー損失(単位はdB/cm)である。L61は印加電圧値とTE0モードの実効屈折率の関係曲線であり、L63は印加電圧値とTE1モードの実効屈折率の関係曲線であり、L62は印加電圧値とTE0モードの単位長さあたりのパワー損失の関係曲線であり、L43は印加電圧値とTE1モードの単位長さあたりのパワー損失の関係曲線である。
図6Aに示すように、第1の光電変調モジュールの印加電圧値が次第に増加するにつれて、調整可能なリング状共振キャビティ300においては、TE0モードの実効屈折率が次第に増加し、単位長さあたりのパワー損失が小さくなり、第2の光電変調モジュールの印加電圧値が次第に増加するにつれて、調整可能なリング状共振キャビティ300においては、TE1モードの実効屈折率が次第に増加し、単位長さあたりのパワー損失が小さくなる。
第1の光電変調モジュール、第2の光電変調モジュールが印加する電圧値を変えることにより、TE0モード、TE1モードの光信号がリング状共振キャビティ300内で位相変化を蓄積するように、調整可能なリング共振キャビティ300における第1の領域、第2の領域の実効屈折率を変化させる。TE0モード、TE1モードの光信号は、第1の直導波材303、第2の直導波材304においてそれぞれ干渉することで、位相変化を強度変化に変換するので、調整可能なリング状共振キャビティ300内の共振波長を変化させる。
図7A、7Bを合わせて参照し、横座標は波長(単位はnm)、縦軸は信号パワー(単位はdB)である。LTE0、LTE1は異なるモードの共振波長の曲線で、LTE0+TE1は総共振スペクトルで、L1からLNは異なる印加電圧と共振波長の関係曲線である。
図7Aに示すように、TE0モードとTE1モードの共振波長は完全に一致しているので、TE0モードの初期波長に対して共振処理を行って、TE0モードの第1の光信号を得ることができ、第1のモード変換器400によりTE0モードの第1の光信号をTM0モードの第2の光信号に変換し、第1の出力マルチモード導波材405を介してTE1モードの第2の光信号をリング状共振キャビティ300内に結合し、調整可能なリング状共振キャビティ300は、第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成することで、高い消光比を有する第3の光信号を得る。つまり、光信号に対して2次共振処理を行うことで、高い消光比の光信号を得るとともに、同一の調整可能なリング状共振キャビティ300によって、2種類の異なるモードの光信号に対して共振処理を行う。
図7Bに示すように、TE0モード、TE1モードに対してそれぞれ共振を行うことで高い消光比を持つ光信号を得るが、この光信号の光スペクトルにおいて、逆方向バイアス電圧の増大に伴い、共振ピークは徐々にドリフトしていく。L1からLNは異なる印加電圧と共振波長の関係曲線である。ここで、L1に対応する曲線の印加される逆方向バイアス電圧は0Vであり、LNに対応する曲線の印加される逆方向バイアス電圧は10Vである。
具体的には、逆方向バイアス電圧の増大に伴い、共振波長は徐々に増大する。
再び図1を参照し、光変調器の制御方法は、入力導波材100によって初期光信号を受信するステップと、調整可能なリング共振キャビティ300によって、初期光信号に対して共振処理を行って第1の光信号を出力するステップと、フィードバックループ導波材200によって第1の光信号を受信し、第1のモード変換器400に伝送するステップと、第1のモード変換器400を構成することによって第1の光信号に対してモード変換処理を行って第2の光信号を出力し、調整可能なリング共振キャビティ300によって第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成し、出力導波材501によって、第3の光信号を受信して出力するステップと、を含む。
初期光信号は、入力導波材100によって受信され、調整可能なリング共振キャビティ300内に伝送され、調整可能なリング共振キャビティ300内で共振する。初期光信号が連続した光信号であるので、調整可能なリング共振キャビティ300によって初期光信号に対して共振処理を行うと、特定周波数の光信号の振幅が増幅されて第1の光信号が生成される。第1の光信号は、フィードバックループ導波材200によって第1のモード変換器400に伝送され、第1のモード変換器400は、第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を出力する。第2の光信号を調整可能なリング共振キャビティ300内に再び結合し、共振処理を行うことで第2の光信号の中の特定周波数の光信号の振幅を増幅することにより、第3の光信号を生成し、第3の光信号は、調整可能なリング共振キャビティ300に結合接続された出力導波材501によって出力される。すなわち、調整可能なリング共振キャビティ300を多重化して初期光信号と第2の光信号に対して共振処理を行って、特定周波数の光信号の振幅を増幅することにより、消光比のより良い第3の光信号を得る。
ここで、第1のモード変換器400は、第1の光信号を異なる直交するモードの光信号または異なる次のモードの光信号に変換することができる。第2の光信号は初期光信号とは異なるモードの光信号であり、調整可能なリング共振キャビティ300はマルチモード光信号伝送をサポートすることができるので、第2の光信号及び初期光信号は、調整可能なリング共振キャビティ300内で伝送されるときに、干渉またはクロストークを起こすことなく、両者それぞれ伝送される。マイクロリング共振キャビティは、円形のマイクロリング共振キャビティ300又はトラック形のマイクロリング共振キャビティとすることができ、マイクロリング共振キャビティの湾曲した導波材は、マイクロリング共振キャビティでの2つ以上のモードの伝送をサポートする。複数のモードの光信号を同時に変調するために調整可能なリング共振キャビティをモード多重化することにより、光信号の消光比を高める。
光変調器の制御方法はさらに、第2のモード変換器500によって、第3の光信号に対してモード変換処理を行って、第4の光信号を出力するステップを含み、第2のモード変換器500の入力端が出力導波材501に結合接続されている。
いくつかの具体的な実施例において、第1のモード変換器400と第2のモード変換器500は、同じで且つ逆向きに設置されたモード変換器である。初期光信号と第1の光信号はTE0モードの光信号であり、第1のモード変換器400によって第1の光信号に対してモード変換を行ってTE1モード又はTM0モードの第2の光信号を出力し、調整可能なリング共振キャビティ300によって第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成する。第2のモード変換器500の入力端が出力導波材501に結合接続され、第3の光信号に対してモード変換処理を行って第4の光信号を出力する。ここで、第3の光信号はTE1モードまたはTM0モードの光信号であり、第4の光信号はTE0モードの光信号である。第1のモード変換器400と第2のモード変換器500を設けることで、初期光信号と第4の光信号が同じモードを有し、すなわち、光変調器の出力信号と入力信号が同じモードを有するようになる。
なお、TE1モード又はTM0モードの第3の光信号がフィードバックループ導波材200を介して第1のモード変換器400に伝送されるとき、第1のモード変換器400の出力信号が第1の光信号であることを保証するために、第3の光信号に損失を生じさせる。TE0モードの第1の光信号が出力導波材501を介して第2のモード変換器500に伝送されるとき、第2のモード変換器500の出力信号が第4の光信号であることを保証するために、第1の光信号に光損失を生じさせる。
光変調器の制御方法はさらに、第1の光電変調モジュールを構成することによって、調整可能なリング共振キャビティ300の第1の領域の屈折率を調整し、第2の光電変調モジュールを構成することによって、調整可能なリング共振キャビティ300の第2の領域の屈折率を調整する。
ここで、第1の光電変調モジュールと第2の光電変調モジュールは、調整可能なリング共振キャビティ300の異なる領域の屈折率をそれぞれ調整する。第1の領域、第2の領域の屈折率を調整することにより、初期光信号及び第2の光信号が第1の領域、第2の領域での伝送中に位相変化を累積して、調整可能なリング共振キャビティ300内の第1の直導波材303、第2の直導波材304内でそれぞれ干渉して、位相変化を強度変化に変換する。
光変調器の制御方法はさらに、初期光信号、第1の光信号、及び第4の光信号がTE0モードにあることと、第2の光信号及び第3の光信号がTM0モード又はTE1モードのうちの何れか一つにあることと、を含む。第1のモード変換器400、第2のモード変換器500によって光信号を変換し、異なるモードの光信号が、互いに干渉すくことなく、調整可能なリング共振キャビティ300で共振できるようにする。
いくつかの具体的な実施例において、第1のモード変換器400と第2のモード変換器500は、同じで且つ逆向きに設置されたモード変換器である。初期光信号と第1の光信号はTE0モードの光信号であり、第1のモード変換器400によって第1の光信号に対してモード変換を行ってTE1モード又はTM0モードの第2の光信号を出力し、調整可能なリング共振キャビティ300によって第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を生成する。第2のモード変換器500の入力端が出力導波材501に結合接続され、第3の光信号に対してモード変換処理を行って第4の光信号を出力する。ここで、第3の光信号はTE1モードまたはTM0モードの光信号であり、第4の光信号はTE0モードの光信号である。第1のモード変換器400と第2のモード変換器500を設けることで、初期光信号と第4の光信号が同じモードを有し、すなわち、光変調器の出力信号と入力信号が同じモードを有するようになる。
本願の実施例はさらに、調整可能なリング共振キャビティによって、初期光信号に対して共振処理を行って第1の光信号を出力し、第1のモード変換器によって、第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を出力し、調整可能なリング共振キャビティによって、前記第2の光信号に対して共振処理を行って第3の光信号を出力し、調整可能なリング共振キャビティによって、光信号に対して2次重ね合わせ共振及び変調処理を行うことで、光信号の消光比を高める。すなわち、複数のモードの光信号を同時に変調するために調整可能なリング共振キャビティをモード多重化することにより、光信号の消光比を高める。
以上に説明された装置の実施例は、単に例示的なものであり、分離された部品として説明されたユニットは、物理的に分離されていてもよく、そうでなくてもよく、すなわち、一箇所にあってもよく、または複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。本実施例の態様の目的を達成するために、これらのモジュールの一部または全部を実際の必要に応じて選択することが可能である。
当業者であれば、上記で開示された方法のすべてまたはいくつかのステップ、システムは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、及びそれらの適切な組み合わせとして実施できることを理解できるであろう。いくつかの物理的組立体またはすべての物理的組立体は、中央処理装置、デジタルシグナルプロセッサまたはマイクロプロセッサのようなプロセッサによって実行されるソフトウェアとして、あるいはハードウェアとして、あるいは特定用途向け集積回路のような集積回路として実施することができる。そういったソフトウェアは、コンピュータ読み取り可能な媒体上に分散することができ、コンピュータ読み取り可能な媒体はコンピュータ記憶媒体(または非一時的な媒体)及び通信媒体(または一時的な媒体)を含むことができる。コンピュータ記憶媒体という用語は、情報(コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータ)を記憶するように構成された任意の方法または技術において実現される、揮発性及び不揮発性、取り外し可能及び取り外し不可能な媒体を含むことは、当業者にとって周知のことである。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光ディスク記憶装置、磁気カートリッジ、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置、または所望の情報を記憶するように構成されることができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含むが、これらに限定されない。さらに、通信媒体は通常、計算機読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、または搬送波または他の伝送メカニズムのような変調データ信号中の他のデータを含み、任意の情報伝送媒体を含むことができることは、当業者にとって周知のことである。
以上では、本願のいくつかの実施例について具体的に説明したが、本願は上記実施例に限定されるものではない。当業者であれば、本願の範囲に反することなく、本願の特許請求の範囲に限定された範囲内に含まれる様々な等価的変形又は置換を行うこともできる。
100 入力導波材、101 シングルモード入力導波材、102 第1のテーパ導波材、103 マルチモード入力導波材、200 フィードバックループ導波材、201 フィードバックマルチモード導波材、202 弧状導波材、203 第2のテーパ導波材、300 リング共振キャビティ、301 第1のハーフリング導波材、302 第2のハーフリング導波材、303 第1の直導波材、304 第2の直導波材、400 第1のモード変換器、401 第1の入力シングルモード導波材、402 第1のシングルモード結合導波材、403 第1のマルチモード結合導波材、404 第1の変換テーパ導波材、405 第1の出力マルチモード導波材、500 第2のモード変換器、501 出力導波材、601 第1の電極、602 第2の電極、6011 第1の金属ビア、6021 第2の金属ビア、603 上部クラッド層、604 下面、605 シリコン基板層、606 シリコン導波層、6061 第1のP型高濃度ドープ領域、6062 第1のP型低濃度ドープ領域、6063 第1のN型低濃度ドープ領域、6064 第1のN型高濃度ドープ領域。

Claims (16)

  1. 光変調器であって、
    初期光信号を受信するように構成された入力導波材と、
    前記入力導波材に結合接続され、前記初期光信号に対して共振及び変調処理を行って第1の光信号を出力するように構成されたチューニング可能なリング共振キャビティと、
    前記チューニング可能なリング共振キャビティに結合接続され、前記第1の光信号を受信して伝送するように構成されたフィードバックループ導波材と、
    前記フィードバックループ導波材に結合接続され、前記第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を前記チューニング可能なリング共振キャビティに出力するように構成された第1のモード変換器と、
    を含み、
    前記チューニング可能なリング共振キャビティはさらに、前記第2の光信号に対して共振及び変調処理を行って第3の光信号を出力するように構成されており、
    前記光変調器はさらに、前記チューニング可能なリング共振キャビティに結合接続され、前記第3の光信号を受信して出力するように構成された出力導波材を含む
    光変調器。
  2. 入力端が前記出力導波材に結合接続され、前記第3の光信号に対してモード変換処理を行って第4の光信号を出力するように構成された第2のモード変換器
    をさらに含む請求項1に記載の光変調器。
  3. 前記第1のモード変換器と前記第2のモード変換器は、同じで且つ逆向きに設置されたモード変換器である
    請求項2に記載の光変調器。
  4. 前記チューニング可能なリング共振キャビティは、第1の結合領域と第2の結合領域とを含み、
    前記チューニング可能なリング共振キャビティは、前記第1の結合領域によって前記入力導波材に結合接続され、前記チューニング可能なリング共振キャビティは、前記第1の結合領域によって前記フィードバックループ導波材に結合接続され、
    前記第1のモード変換器は、前記第2の結合領域によって前記チューニング可能なリング共振キャビティに結合接続され、前記チューニング可能なリング共振キャビティは、前記第2の結合領域によって前記出力導波材に結合接続されている
    請求項1から3の何れか一項に記載の光変調器。
  5. 前記チューニング可能なリング共振キャビティはさらに、第1の光電変調モジュールと、第2の光電変調モジュールと、リング共振キャビティとを含み、
    前記第1の光電変調モジュールは、前記リング共振キャビティの第1の領域の屈折率を調整するように構成され、
    前記第2の光電変調モジュールは、前記リング共振キャビティの第2の領域の屈折率を調整するように構成され、
    前記第1の領域は、前記第1の結合領域、前記第2の結合領域にそれぞれ接続され、前記第2の領域は、前記第1の結合領域、前記第2の結合領域にそれぞれ接続されている
    請求項4に記載の光変調器。
  6. 前記第1の光電変調モジュール及び前記第2の光電変調モジュールはいずれもシリコンベースの光電変調モジュールであり、
    前記シリコンベースの光電変調モジュールは、順に設けられた第1のP型高濃度ドープ領域と、第1のP型低濃度ドープ領域と、第1のN型低濃度ドープ領域と、第1のN型高濃度ドープ領域とを含む
    請求項5に記載の光変調器。
  7. 前記第1のP型低濃度ドープ領域は少なくとも2つの表面を含み、前記第1のN型低濃度ドープ領域が前記第1のP型低濃度ドープ領域の少なくとも2つの表面を覆っており、
    或いは、
    前記第1のN型低濃度ドープ領域は少なくとも2つの表面を含み、前記第1のP型低濃度ドープ領域が前記第1のN型低濃度ドープ領域の少なくとも2つの表面を覆っている
    請求項6に記載の光変調器。
  8. 前記入力導波材は、
    前記初期光信号を受信するように構成されたシングルモード入力導波材と、
    一端が前記シングルモード入力導波材に接続された第1のテーパ導波材と、
    前記第1のテーパ導波材の他端に接続されたマルチモード入力導波材と、
    を含む請求項1、2、3、5、6又は7に記載の光変調器。
  9. 前記フィードバックループ導波材は、
    一端が前記マルチモード入力導波材に接続されたフィードバックマルチモード導波材と、
    一端が前記フィードバックマルチモード導波材の他端に接続された第2のテーパ導波材と、
    一端が前記第2のテーパ導波材の他端に接続された弧状導波材と、
    を含み、
    前記弧状導波材の他端は、前記第1のモード変換器に接続されている
    請求項8に記載の光変調器。
  10. 前記第1のモード変換器は、
    一端が前記フィードバックループ導波材に接続された第1の入力シングルモード導波材と、
    一端が前記第1の入力シングルモード導波材の他端に接続された第1のシングルモード結合導波材と、
    前記第1のシングルモード結合導波材と結合接続された第1のマルチモード結合導波材と、
    一端が前記第1のマルチモード結合導波材に接続された第1の変換テーパ導波材と、
    一端が前記第1の変換テーパ導波材の他端に接続され、他端が前記出力導波材に接続された第1の出力マルチモード導波材と、
    を含む請求項1に記載の光変調器。
  11. 前記第1のモード変換器は、
    一端が前記フィードバックループ導波材に接続された第1の入力シングルモード導波材と、
    一端が前記第1の入力シングルモード導波材の他端に接続された第1のシングルモード結合導波材と、
    前記第1のシングルモード結合導波材と結合接続された第1のマルチモード結合導波材と、
    一端が前記第1のマルチモード結合導波材の一端に接続され、他端が前記出力導波材に接続された第1の出力マルチモード導波材と、
    を含む請求項1に記載の光変調器。
  12. 前記第2のモード変換器は、
    一端が前記出力導波材に接続された第2の入力マルチモード導波材と、
    一端が前記第2の入力マルチモード導波材の他端に接続された第2の変換テーパ導波材と、
    一端が前記第2の変換テーパ導波材の他端に接続された第2のマルチモード結合導波材と、
    前記第2のマルチモード結合導波材と結合接続された第2のシングルモード結合導波材と、
    一端が前記第2のシングルモード結合導波材の一端に接続された第2の出力シングルモード導波材と、
    を含む請求項2に記載の光変調器。
  13. 前記第2のモード変換器は、
    一端が前記出力導波材に接続された第2の入力マルチモード導波材と、
    一端が前記第2の入力マルチモード導波材の他端に接続された第2のマルチモード結合導波材と、
    前記第2のマルチモード結合導波材と接続された第2のシングルモード結合導波材と、
    一端が前記第2のシングルモード結合導波材の一端に接続された第2の出力シングルモード導波材と、
    を含む請求項2に記載の光変調器。
  14. 入力導波材によって初期光信号を受信するステップと、
    チューニング可能なリング共振キャビティによって、前記初期光信号に対して共振及び変調処理を行って第1の光信号を出力するステップと、
    フィードバックループ導波材によって前記第1の光信号を受信し、第1のモード変換器に伝送するステップと、
    前記第1のモード変換器によって、前記第1の光信号に対してモード変換処理を行って、第2の光信号を出力するステップと、
    前記チューニング可能なリング共振キャビティによって、前記第2の光信号に対して共振及び変調処理を行って第3の光信号を出力するステップと、
    出力導波材によって、前記第3の光信号を受信して出力するステップと、
    を含む光変調器の制御方法。
  15. 第2のモード変換器によって、前記第3の光信号に対してモード変換処理を行って、第4の光信号を出力するステップ
    をさらに含む請求項14に記載の光変調器の制御方法。
  16. 前記第1のモード変換器と前記第2のモード変換器は、同じで且つ逆向きに設置されたモード変換器である
    請求項15に記載の光変調器の制御方法。
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