JP7450029B2 - 通信制御方法、中継ノード及びプロセッサ - Google Patents

通信制御方法、中継ノード及びプロセッサ Download PDF

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Description

本開示は、セルラ通信システムで用いる通信制御方法に関する。
セルラ通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、IAB(Integrated Access and Backhaul)ノードと呼ばれる新たな中継ノードの導入が検討されている。1又は複数の中継ノードが基地局とユーザ装置との間の通信に介在し、この通信に対する中継を行う。
第1の態様に係る通信制御方法は、セルを管理する第1中継ノードが、前記セルが中継ノードをサポートしていることを示す中継ノードサポート情報をブロードキャストすることと、前記第1中継ノードが、バックホールリンクに障害が生じたことを示す障害関連通知を通信することと、前記第1中継ノードが、前記障害関連通知の通信に応じて、前記中継ノードサポート情報のブロードキャストを停止することとを有する。
第2の態様に係る通信制御方法は、中継ノードが、前記中継ノードをサポートしていることを示す中継ノードサポート情報をブロードキャストしていないセルを、前記中継ノードが在圏する候補セルから除外することと、前記中継ノードが、前記除外の継続が要求される除外要求期間内であっても、前記セルから前記中継ノードサポート情報がブロードキャストされたことが確認された場合には、前記セルを前記候補セルとして選択することとを有する。
第3の態様に係る通信制御方法は、中継ノードトポロジに属する中継ノードのセルから、前記中継ノードトポロジを識別するトポロジ番号をブロードキャストすることを有し、前記中継ノードトポロジは、1つのドナーノードにより管理される1つ又は複数の中継ノードからなるトポロジである。
一実施形態に係るセルラ通信システムの構成を示す図である。 IABノードと親ノードと子ノードとの関係を示す図である。 一実施形態に係る基地局の構成を示す図である。 一実施形態に係る中継ノードの構成を示す図である。 一実施形態に係るユーザ装置の構成を示す図である。 IAB-MTのRRC接続及びNAS接続に関するプロトコルスタックを示す図である。 F1-Uプロトコルに関するプロトコルスタックを示す図である。 F1-Cプロトコルに関するプロトコルスタックを示す図である。 一実施形態に係るIABサポート情報に関する動作を示す図である。 一実施形態に係る動作例1を示す図である。 一実施形態に係る動作例2を示す図である。 一実施形態に係る動作例3を示す図である。 一実施形態に係る動作例4を示す図である。 一実施形態に係る除外要求期間に関する動作を説明するための図である。 一実施形態に係るトポロジ番号に関する動作を説明するための図である。
図面を参照しながら、一実施形態に係るセルラ通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(セルラ通信システムの構成)
まず、一実施形態に係るセルラ通信システムの構成について説明する。図1は、一実施形態に係るセルラ通信システム1の構成を示す図である。
セルラ通信システム1は、3GPP規格に基づく第5世代(5G)セルラ通信システムである。具体的には、セルラ通信システム1における無線アクセス方式は、5Gの無線アクセス方式であるNR(New Radio)である。但し、セルラ通信システム1には、LTE(Long Term Evolution)が少なくとも部分的に適用されてもよい。
図1に示すように、セルラ通信システム1は、5Gコアネットワーク(5GC)10と、ユーザ装置(UE:User Equipment)100と、基地局(gNBと呼ばれる)200と、IABノード300とを有する。IABノード300は、中継ノードの一例である。
以下において、基地局がNR基地局である一例について主として説明するが、基地局がLTE基地局(すなわち、eNB)であってもよい。
5GC10は、AMF(Access and Mobility Management Function)11及びUPF(User Plane Function)12を有する。AMF11は、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う装置である。AMF11は、NAS(Non-Access Stratum)シグナリングを用いてUE100と通信することにより、UE100が在圏するエリアの情報を管理する。UPF12は、ユーザデータの転送制御等を行う装置である。
各gNB200は、固定の無線通信ノードであって、1又は複数のセルを管理する。セルは、無線通信エリアの最小単位を示す用語として用いられる。セルは、UE100との無線通信を行う機能又はリソースを示す用語として用いられることがある。1つのセルは1つのキャリア周波数に属する。
各gNB200は、NGインターフェイスと呼ばれるインターフェイスを介して5GC10と相互に接続される。図1において、5GC10に接続された2つのgNB200-1及びgNB200-2を例示している。
各gNB200は、Xnインターフェイスと呼ばれる基地局間インターフェイスを介して、隣接関係にある他のgNB200と相互に接続される。図1において、gNB200-1がgNB200-2と接続される一例を示している。
各gNB200は、集約ユニット(CU:Central Unit)と分散ユニット(DU:Distributed Unit)とに分割されていてもよい。CU及びDUは、F1インターフェイスと呼ばれるインターフェイスを介して相互に接続される。F1プロトコルは、CUとDUとの間の通信プロトコルであって、制御プレーンのプロトコルであるF1-CプロトコルとユーザプレーンのプロトコルであるF1-Uプロトコルとがある。
セルラ通信システム1は、バックホールにNRを用いて、NRアクセスの無線中継を可能とするIABをサポートする。ドナーgNB200-1は、ネットワーク側のNRバックホールの終端ノードであり、IABをサポートする追加機能を備えたgNB200である。バックホールは、複数のホップ(すなわち、複数のIABノード300)を介するマルチホップが可能である。
図1において、IABノード300-1がドナーgNB200-1と無線で接続し、IABノード300-2がIABノード300-1と無線で接続し、F1プロトコルが2つのバックホールホップで伝送される一例を示している。
UE100は、セルとの無線通信を行う移動可能な無線通信装置である。UE100は、gNB200又はIABノード300との無線通信を行う装置であればどのような装置であっても構わない。例えば、UE100は、携帯電話端末、タブレット端末、ノートPC、センサ若しくはセンサに設けられる装置、及び/又は車両若しくは車両に設けられる装置である。UE100は、アクセスリンクを介してIABノード300又はgNB200に無線で接続する。図1において、UE100がIABノード300-2と無線で接続される一例を示している。UE100は、IABノード300-2及びIABノード300-1を介してドナーgNB200-1と間接的に通信する。
図2は、IABノード300と親ノード(Parent nodes)と子ノード(Child nodes)との関係を示す図である。
図2に示すように、各IABノード300は、基地局機能部に相当するIAB-DUとユーザ装置機能部に相当するIAB-MT(Mobile Termination)とを有する。
IAB-MTのNR Uu無線インターフェイス上の隣接ノード(すなわち、上位ノード)は、親ノードと呼ばれる。親ノードは、親IABノード又はドナーgNB200のDUである。IAB-MTと親ノードとの間の無線リンクは、バックホールリンク(BHリンク)と呼ばれる。図2において、IABノード300の親ノードがIABノード300P1及び300P2である一例を示している。なお、親ノードへ向かう方向は、アップストリーム(upstream)と呼ばれる。
IAB-DUのNRアクセスインターフェイス上の隣接ノード(すなわち、下位ノード)は、子ノードと呼ばれる。IAB-DUは、gNB200と同様に、セルを管理する。IAB-DUは、UE100及び下位のIABノードへのNR Uu無線インターフェイスを終端する。IAB-DUは、ドナーgNB200-1のCUへのF1プロトコルをサポートする。図2において、IABノード300の子ノードがIABノード300C1乃至300C3である一例を示している。なお、子ノードへ向かう方向は、ダウンストリーム(downstream)と呼ばれる。
(基地局の構成)
次に、一実施形態に係る基地局であるgNB200の構成について説明する。図3は、gNB200の構成を示す図である。図3に示すように、gNB200は、無線通信部210と、ネットワーク通信部220と、制御部230とを有する。
無線通信部210は、UE100との無線通信及びIABノード300との無線通信を行う。無線通信部210は、受信部211及び送信部212を有する。受信部211は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部211はアンテナを含み、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。送信部212は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部212はアンテナを含み、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
ネットワーク通信部220は、5GC10との有線通信(又は無線通信)及び隣接する他のgNB200との有線通信(又は無線通信)を行う。ネットワーク通信部220は、受信部221及び送信部222を有する。受信部221は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部221は、外部から信号を受信して受信信号を制御部230に出力する。送信部222は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部222は、制御部230が出力する送信信号を外部に送信する。
制御部230は、gNB200における各種の制御を行う。制御部230は、少なくとも1つのメモリと、メモリと電気的に接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサとCPU(Central Processing Unit)とを含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。プロセッサは、後述する各レイヤの処理を行う。
(中継ノードの構成)
次に、一実施形態に係る中継ノードであるIABノード300の構成について説明する。図4は、IABノード300の構成を示す図である。図4に示すように、IABノード300は、無線通信部310と、制御部320とを有する。IABノード300は、無線通信部310を複数有していてもよい。
無線通信部310は、gNB200との無線通信(BHリンク)及びUE100との無線通信(アクセスリンク)を行う。BHリンク通信用の無線通信部310とアクセスリンク通信用の無線通信部310とが別々に設けられていてもよい。
無線通信部310は、受信部311及び送信部312を有する。受信部311は、制御部320の制御下で各種の受信を行う。受信部311はアンテナを含み、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部320に出力する。送信部312は、制御部320の制御下で各種の送信を行う。送信部312はアンテナを含み、制御部320が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部320は、IABノード300における各種の制御を行う。制御部320は、少なくとも1つのメモリと、メモリと電気的に接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサ及びCPUを含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。プロセッサは、後述する各レイヤの処理を行う。
(ユーザ装置の構成)
次に、一実施形態に係るユーザ装置であるUE100の構成について説明する。図5は、UE100の構成を示す図である。図5に示すように、UE100は、無線通信部110と、制御部120とを有する。
無線通信部110は、アクセスリンクにおける無線通信、すなわち、gNB200との無線通信及びIABノード300との無線通信を行う。また、無線通信部110は、サイドリンクにおける無線通信、すなわち、他のUE100との無線通信を行ってもよい。無線通信部110は、受信部111及び送信部112を有する。受信部111は、制御部120の制御下で各種の受信を行う。受信部111はアンテナを含み、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部120に出力する。送信部112は、制御部120の制御下で各種の送信を行う。送信部112はアンテナを含み、制御部120が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部120は、UE100における各種の制御を行う。制御部120は、少なくとも1つのメモリと、メモリと電気的に接続された少なくとも1つのプロセッサとを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンドプロセッサ及びCPUを含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行う。プロセッサは、後述する各レイヤの処理を行う。
(プロトコルスタックの構成)
次に、一実施形態に係るプロトコルスタックの構成について説明する。図6は、IAB-MTのRRC接続及びNAS接続に関するプロトコルスタックを示す図である。
図6に示すように、IABノード300-2のIAB-MTは、物理(PHY)レイヤと、MAC(Medium Access Control)レイヤと、RLC(Radio Link Control)レイヤと、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤと、RRC(Radio Resource Control)レイヤと、NAS(Non-Access Stratum)レイヤとを有する。
PHYレイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。IABノード300-2のIAB-MTのPHYレイヤとIABノード300-1のIAB-DUのPHYレイヤとの間では、物理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
MACレイヤは、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセスプロシージャ等を行う。IABノード300-2のIAB-MTのMACレイヤとIABノード300-1のIAB-DUのMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。IAB-DUのMACレイヤはスケジューラを含む。スケジューラは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及び割当リソースブロックを決定する。
RLCレイヤは、MACレイヤ及びPHYレイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。IABノード300-2のIAB-MTのRLCレイヤとIABノード300-1のIAB-DUのRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。IABノード300-2のIAB-MTのPDCPレイヤとドナーgNB200-1のPDCPレイヤとの間では、無線ベアラを介してデータ及び制御情報が伝送される。
RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。IABノード300-2のIAB-MTのRRCレイヤとドナーgNB200-1のRRCレイヤとの間では、各種設定のためのRRCシグナリングが伝送される。ドナーgNB200-1とのRRC接続がある場合、IAB-MTはRRCコネクティッドモードである。ドナーgNB200-1とのRRC接続がない場合、IAB-MTはRRCアイドルモードである。
RRCレイヤの上位に位置するNASレイヤは、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。IABノード300-2のIAB-MTのNASレイヤとAMF11との間では、NASシグナリングが伝送される。
図7は、F1-Uプロトコルに関するプロトコルスタックを示す図である。図8は、F1-Cプロトコルに関するプロトコルスタックを示す図である。ここでは、ドナーgNB200-1がCU及びDUに分割されている一例を示す。
図7に示すように、IABノード300-2のIAB-MT、IABノード300-1のIAB-DU、IABノード300-1のIAB-MT、及びドナーgNB200-1のDUのそれぞれは、RLCレイヤの上位レイヤとしてBAP(Backhaul Adaptation Protocol)レイヤを有する。BAPレイヤは、ルーティング処理及びベアラマッピング・デマッピング処理を行うレイヤである。バックホール(BH)では、IPレイヤがBAPレイヤを介して伝送されることにより、複数のホップでのルーティングが可能になる。
各BHリンクにおいて、BAPレイヤのPDU(Protocol Data Unit)は、バックホールRLCチャネル(BH NR RLCチャネル)によって伝送される。各BHリンクで複数のバックホールRLCチャネルを構成することにより、トラフィックの優先順位付け及びQoS制御が可能である。BAP PDUとバックホールRLCチャネルとの対応付けは、各IABノード300のBAPレイヤ及びドナーgNB200-1のBAPレイヤによって実行される。
図8に示すように、F1-Cプロトコルのプロトコルスタックは、図7に示すGTP-Uレイヤ及びUDPレイヤに代えて、F1APレイヤ及びSCTPレイヤを有する。
(中継ノードサポート情報)
次に、一実施形態に係る中継ノードサポート情報(IABサポート情報)について説明する。セルを管理するノードは、当該セルがIABノード300をサポートしている場合、当該セルにおいてブロードキャストするシステム情報ブロックタイプ1(SIB1)にIABサポート情報を含める。
「セルを管理するノード」とは、gNB200(DU)又はIABノード300(IAB-DU)をいう。また、「セルがIABノード300をサポートしている」とは、当該セルがIABノード300を取り扱う機能を有し、IABノード300のための候補セルとして当該セルを選択することが許可されることをいう。
SIB1は、システム情報(システム情報ブロック)の一例である。SIB1は、他のシステム情報ブロックのスケジューリングを定義し、初期アクセスに必要な情報を含む。SIB1は、DL-SCH(downlink shared channel)で周期的にブロードキャストされる。
図9は、一実施形態に係るIABサポート情報に関する動作を示す図である。ここでは、IABノード300Tの動作について主として説明する。IABノード300Tの親ノードはIABノード300Pであり、IABノード300Tの子ノードはIABノード300Cである。
図9に示すように、セル#1を管理するIABノード300Tは、第1に、セル#1がIABノード300をサポートしていることを示すIABサポート情報をブロードキャストする。具体的には、IABノード300は、セル#1において周期的に送信するSIB1にIABサポート情報を含める。
第2に、IABノード300Tは、BHリンクに障害が生じたことを示す障害関連通知を通信する。
ここで、「障害関連通知を通信する」とは、IABノード300PとIABノード300Tとの間のBHリンク#1に障害が生じたことを示すType1/2 NotificationをIABノード300Tが送信することであってもよい。或いは、「障害関連通知を通信する」とは、IABノード300PのBHリンク#2に障害が生じたことを示すType1/2 NotificationをIABノード300PからIABノード300Tが受信することであってもよい。
障害関連通知は、BHリンクの無線リンク障害であるBH RLFを検知したことを示す通知であってもよい。以下において、このような障害関連通知をType1 Notificationと呼ぶ。
障害関連通知は、BHリンクの回復(すなわち、BH RLFからの回復)を試行中であることを示す通知であってもよい。以下において、このような障害関連通知をType2 Notificationと呼ぶ。Type1 Notification及びType2 Notificationを区別しないときはType1/2 Notificationと呼ぶ。
Type1/2 Notificationは、BAPレイヤのメッセージ、例えば、BAP Control PDU(Protocol Data Unit)に含まれてもよい。IABノード300Tに接続済みのIABノード300Cは、IABノード300Tから、BAPレイヤのメッセージに含まれるType1/2 Notificationを受信可能である。但し、IABノード300Tに未接続のアイドル状態にあるIABノード300(IAB-MT)は、BAPレイヤのメッセージを受信できない。
第3に、IABノード300Tは、Type1/2 Notificationの通信に応じて、IABサポート情報のブロードキャストを停止する。
IABノード300Tは、Type1/2 Notificationの通信が発生した場合、すなわち、BH RLFが発生した場合、子ノードに対してサービスを提供することが困難になる。このため、IABサポート情報のブロードキャストを停止することにより、アイドル状態にあるIABノード300(IAB-MT)は、自ノードが在圏する候補セルとしてIABノード300Tのセル#1を選択不可になる。よって、サービス提供できないIABノード300Tを、アイドル状態にあるIABノード300(IAB-MT)が選択することを防止できる。
また、IABノード300Tに接続済みの子ノードであるIABノード300Cは、IABサポート情報のブロードキャストが停止されても、IABノード300Tと接続した状態を維持してもよい。これにより、IABノード300Cは、BHリンクの回復を所定時間にわたって待つことができる。
図10は、一実施形態に係る動作例1を示す図である。以下の動作例1乃至4の図面において、必須ではないステップを破線で示す。
図10に示すように、ステップS101乃至S103において、IABノード300TのIAB-DUは、IABサポート情報(iab-Support)を含むSIB1を周期的にブロードキャストする。
ステップS104において、IABノード300TのIAB-MTは、自ノードのBH RLFを検知する。
ステップS105において、IABノード300TのBAPレイヤは、自ノードのBH RLFを検知したことに応じて、Type1/2 Notificationを含むBAP Control PDUをIABノード300Cに送信する。
ステップS106乃至S109において、IABノード300TのIAB-DUは、Type1/2 Notificationを含むBAP Control PDUの送信に応じて(或いは、ステップS104のBH RLFを検知したことに応じて)、IABサポート情報(iab-Support)を含まないSIB1を周期的にブロードキャストする。すなわち、IABノード300TのIAB-DUは、SIB1からIABサポート情報(iab-Support)を削除する。
ステップS110において、IABノード300TのIAB-MTは、BH RLFから回復する。例えば、IABノード300TのIAB-MTは、RRC再確立処理に成功し、RRCコネクティッド状態を維持する。
ステップS111において、IABノード300TのBAPレイヤは、BH RLFからの回復に応じて、Type3 Notification(RLF recovered)を含むBAP Control PDUをIABノード300Cに送信する。Type3 Notificationは、BH RLFから回復したことを示す通知である。
ステップS112乃至S113において、IABノード300TのIAB-DUは、Type3 Notificationを含むBAP Control PDUの送信に応じて(或いは、ステップS110のBH RLFからの回復に応じて)、IABサポート情報(iab-Support)を含むSIB1を周期的にブロードキャストする。
図11は、一実施形態に係る動作例2を示す図である。ここでは、上述した動作例1との相違点について主として説明する。
図11に示すように、ステップS201乃至S209の動作は、上述した動作例1と同様である。
ステップS210において、IABノード300TのIAB-MTは、BH RLFからの回復に失敗する。例えば、IABノード300TのIAB-MTは、RRC再確立処理に失敗し、RRCアイドル状態に遷移する。
ステップS211において、IABノード300TのBAPレイヤは、BH RLFからの回復失敗に応じて、Type4 Notification(Recovery failure)を含むBAP Control PDUをIABノード300Cに送信する。Type4 Notificationは、BH RLFからの回復失敗を示す通知である。
ステップS212乃至S213において、IABノード300TのIAB-DUは、Type4 Notificationを含むBAP Control PDUの送信に応じて(或いは、ステップS210のBH RLFからの回復失敗に応じて)、IABサポート情報(iab-Support)を含まないSIB1を周期的にブロードキャストする。
図12は、一実施形態に係る動作例3を示す図である。ここでは、上述した動作例1及び2との相違点について主として説明する。
図12に示すように、ステップS301乃至S303において、IABノード300TのIAB-DUは、IABサポート情報(iab-Support)を含むSIB1を周期的にブロードキャストする。
ステップS304において、親ノードであるIABノード300PのIAB-MTは、自ノードのBH RLFを検知する。
ステップS305において、IABノード300PのBAPレイヤは、自ノードのBH RLFを検知したことに応じて、Type1/2 Notificationを含むBAP Control PDUをIABノード300Tに送信する。
ステップS306乃至S309において、IABノード300TのIAB-DUは、Type1/2 Notificationを含むBAP Control PDUの受信に応じて、IABサポート情報(iab-Support)を含まないSIB1を周期的にブロードキャストする。すなわち、IABノード300TのIAB-DUは、SIB1からIABサポート情報(iab-Support)を削除する。
ステップS310において、IABノード300PのIAB-MTは、BH RLFから回復する。
ステップS311において、IABノード300PのBAPレイヤは、BH RLFからの回復に応じて、Type3 Notification(RLF recovered)を含むBAP Control PDUをIABノード300Tに送信する。
ステップS312乃至S313において、IABノード300TのIAB-DUは、Type3 Notificationを含むBAP Control PDUの受信に応じて、IABサポート情報(iab-Support)を含むSIB1を周期的にブロードキャストする。
図13は、一実施形態に係る動作例4を示す図である。ここでは、上述した動作例1乃至3との相違点について主として説明する。
図13に示すように、ステップS401乃至S409の動作は、上述した動作例3と同様である。
ステップS410において、IABノード300PのIAB-MTは、BH RLFからの回復に失敗する。
ステップS411において、IABノード300PのBAPレイヤは、BH RLFからの回復失敗に応じて、Type4 Notification(Recovery failure)を含むBAP Control PDUをIABノード300Tに送信する。
ステップS412乃至S413において、IABノード300TのIAB-DUは、Type4 Notificationを含むBAP Control PDUの受信に応じて、IABサポート情報(iab-Support)を含まないSIB1を周期的にブロードキャストする。
(除外要求期間)
次に、一実施形態に係る除外要求期間について説明する。
IABノード300のIAB-MTは、自ノードが在圏(camp on)する候補セルを選択(再選択を含む)する場合において、IABサポート情報をブロードキャストしていないセルを所定期間にわたって候補セルから除外する。このような除外の継続が要求される所定期間を除外要求期間と呼ぶ。除外要求期間は、例えば300秒程度である。
すなわち、IABノード300のIAB-MTは、IABサポート情報をブロードキャストしていないセルを、候補セルとして選択することが禁止されたセルとみなし、除外要求期間にわたって当該セルを候補セルとして選択することを避ける。
しかしながら、上述したように、IABサポート情報のブロードキャストが停止された後に再開される場合がある。このような場合、除外要求期間の制約があると、IABノード300のIAB-MTは、無線状態が最適なセルを候補セルとして選択することが困難になり得る。よって、IABサポート情報のブロードキャストが再開された場合、除外要求期間の制約を解除することが望ましい。
図14は、一実施形態に係る除外要求期間に関する動作を説明するための図である。
図14に示すように、セル#1を管理するノード500Aと、セル#2を管理するノード500Bとが存在する。ノード500AはgNB200又はIABノード300であり、ノード500BはgNB200又はIABノード300である。
セル#1は、IABノード300Tにとって最も無線状態が良好なセル(以下、「ベストセル」と呼ぶ)である。例えば、IABノード300Tがセル#1(ノード500A)から受信する参照信号の受信電力は大きい。図14に示す例において、セル#1(ノード500A)は、IABサポート情報(iab-Support)を含まないSIB1を送信する。
セル#2は、IABノード300Tにとってベストセルでは無いセル(以下、「非ベストセル」と呼ぶ)である。例えば、IABノード300Tがセル#2(ノード500B)から受信する参照信号の受信電力は小さい。図14に示す例において、セル#2(ノード500B)は、IABサポート情報(iab-Support)を含むSIB1を送信する。
このような状況下において、IABノード300TのIAB-MTは、IABノード300をサポートしていることを示すIABサポート情報(iab-Support)をブロードキャストしていないセル#1を、IABノード300Tが在圏する候補セルから除外する。その結果、IABノード300TのIAB-MTは、IABノード300をサポートしていることを示すIABサポート情報(iab-Support)をブロードキャストしているセル#2を、IABノード300Tが在圏する候補セルとして選択し得るが、セル#2はベストセルではない。ここでは、IABノード300TのIAB-MTがセル#2を選択したと仮定して説明を進める。
IABノード300TのIAB-MTは、除外の継続が要求される除外要求期間内であっても、セル#1からIABサポート情報(iab-Support)がブロードキャストされたことが確認された場合には、セル#1を候補セルとして選択する。例えば、セル#1(ノード500A)がIABサポート情報(iab-Support)のブロードキャストを停止した後、IABサポート情報(iab-Support)のブロードキャストを再開した場合、IABノード300TのIAB-MTは、セル#1を候補セルとして選択する。これにより、IABノード300TのIAB-MTがベストセルを円滑に選択できるようになる。
IABノード300TのIAB-MTがRRCアイドル状態にある場合、IABノード300TのIAB-MTは、IABサポート情報(iab-Support)をブロードキャストしていないセル#1を除外した後の除外要求期間内において、セル#1からIABサポート情報がブロードキャストされたか否かを周期的に確認してもよい。
例えば、RRCアイドル状態にあるIABノード300TのIAB-MTは、セル#2を選択した状態において、セル#1からIABサポート情報がブロードキャストされたか否かを周期的に確認してもよい。そして、RRCアイドル状態にあるIABノード300TのIAB-MTは、セル#1からIABサポート情報(iab-Support)がブロードキャストされたことが確認された場合、セル#1を候補セルに含める。これにより、セル#2からセル#1への円滑なセル再選択が可能になる。
一方、IABノード300TのIAB-MTがRRCコネクティッド状態にある場合、IABノード300TのIAB-MTは、IABサポート情報(iab-Support)をブロードキャストしていないセル#1を除外した後の除外要求期間の制約がIABノード300T(IAB-MT)に適用されないとみなしてもよい。すなわち、除外要求期間は、IABノード300TのIAB-MTがRRCコネクティッド状態に遷移すると無効になる。
例えば、RRCコネクティッド状態にあるIABノード300TのIAB-MTがノード500A(セル#1)においてBH RLFを検知し、RRCコネクティッド状態を維持したままノード500B(セル#2)へのRRC再確立を行った場合を想定する。このような場合、RRCコネクティッド状態にあるIABノード300TのIAB-MTは、ノード500B(セル#2)とのBH RLFを検知した後のセル再選択動作において、セル#1からIABサポート情報がブロードキャストされているかを確認する。そして、RRCコネクティッド状態にあるIABノード300TのIAB-MTは、セル#1からIABサポート情報(iab-Support)がブロードキャストされたことが確認された場合、セル#1を候補セルに含める。これにより、セル#2からセル#1への円滑なRRC再確立が可能になる。
(トポロジ番号)
次に、一実施形態に係るトポロジ番号について説明する。図15は、一実施形態に係るトポロジ番号に関する動作を説明するための図である。
図15に示すように、IABドナーであるgNB200Aの配下にIABノード300A1乃至300A5が存在し、IABノード300A1乃至300A5がIABトポロジ#1を構成している。また、他のIABドナーであるgNB200Bの配下にIABノード300B1乃至300B3が存在し、IABノード300B1乃至300B3がIABトポロジ#2を構成している。IABトポロジは、中継ノードトポロジの一例である。IABトポロジは、1つのドナーノード(ドナーgNB)により管理される1つ又は複数の中継ノードからなるトポロジである。
1つのIABトポロジに属するIABノード300のIAB-MTが他のIABトポロジにセル再選択又はRRC再確立を行う場合、IABドナー(具体的には、CU)が変更されるため、F1インターフェイスの再設定等の処理が煩雑になる。このため、IABノード300のIAB-MTは、セル再選択又はRRC再確立において、同一のIABドナーの配下にあるIABノード300(すなわち、同一のIABトポロジ内のIABノード300)を選択することが望ましい。
例えば、IABトポロジ#1に属するIABノード300A5のIAB-MTが、IABノード300A5の親ノードであるIABノード300A4とのBH RLFを検知した場合を想定する。また、IABノード300A5のIAB-MTが、IABトポロジ#1に属するIABノード300A3のセルからのIABサポート情報と、IABトポロジ#2に属するIABノード300B2のセルからのIABサポート情報とを受信可能であると想定する。このような想定下において、IABノード300A5のIAB-MTは、IABノード300A5のセル及びIABノード300B2のセルのいずれも候補セルとして選択し得る。
一実施形態において、IABトポロジに属する各IABノード300のセルから、当該IABトポロジを識別するトポロジ番号をブロードキャストする。例えば、各IABノード300のIAB-DUは、自ノードが属するIABトポロジのトポロジ番号を、周期的にブロードキャストするSIB1に含める。図15において、IABトポロジ#1のトポロジ番号がトポロジ番号#1であり、IABトポロジ#2のトポロジ番号がトポロジ番号#2であるとする。
第1に、IABノード300A5のIAB-MTは、IABノード300A4と接続する際に、IABノード300A4からブロードキャストされるトポロジ番号#1を記憶する。すなわち、IABノード300A5のIAB-MTは、自ノードが参加したIABトポロジ#1のトポロジ番号#1を記憶する。
第2に、IABノード300A5のIAB-MTは、IABノード300A4とのBH RLFを検知したとする。IABノード300A5のIAB-MTは、BH RLFを検知した後、セル再選択を行うことにより、RRC再確立処理の対象とするセルを選択する。ここで、IABノード300A5のIAB-MTは、記憶しているトポロジ番号#1と同じトポロジ番号をブロードキャストするセル(図15の例では、IABノード300A3のセル)をRRC再確立先として優先的に選択する。IABノード300A5のIAB-MTは、記憶しているトポロジ番号#1と異なるトポロジ番号#2をブロードキャストするセル(図15の例では、IABノード300B2のセル)をRRC再確立先の候補(候補セル)から除外してもよい。
このように、IABトポロジに属する各IABノード300のセルからトポロジ番号をブロードキャストすることにより、RRC再確立処理において適切な候補セルを選択可能になる。
ここで、トポロジ番号は、IABドナー(CU)のIDに比べて少ないビット長で実現できる。特に、IABドナー(CU)のIDがグローバルIDであるような場合、当該IDのビット長が長くなり、オーバーヘッドが大きくなる。これに対し、トポロジ番号は、隣接するIABトポロジ間で重複しない番号であればよく、地理的に離れたIABトポロジ間で重複していてもよいため、トポロジ番号のビット長は短くて済み、オーバーヘッドが小さい。
例えば、トポロジ番号は、コアネットワーク(CN)10a又はOAM(Operation、Administration、Maintenance)から各IABドナー(CU)及び/又は各IAB-DUに設定される。トポロジ番号は、IABドナー(CU)からIAB-DUに対してF1インターフェイス上で設定可能であってもよい。
(その他の実施形態)
上述した実施形態において、RRCアイドル状態をRRCインアクティブ状態に読み替えてもよい。RRCインアクティブ状態とは、RRC接続がサスペンドされた状態をいう。RRCインアクティブ状態には、RRCアイドル状態と同様なセル選択制御(セル再選択制御)を適用可能である。
上述した実施形態及び変更例において、セルラ通信システム1が5Gセルラ通信システムである一例について主として説明した。しかしながら、セルラ通信システム1における基地局はLTE基地局であるeNBであってもよい。また、セルラ通信システム1におけるコアネットワークはEPC(Evolved Packet Core)であってもよい。さらに、gNBがEPCに接続することもでき、eNBが5GCに接続することもでき、gNBとeNBとが基地局間インターフェイス(Xnインターフェイス、X2インターフェイス)を介して接続されてもよい。
上述した実施形態及び変更例に係る各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。UE100、gNB200、又はIABノード300が行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップセットが提供されてもよい。
本願は、米国仮出願第63/026246号(2020年5月18日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。

Claims (8)

  1. セルを管理する第1中継ノードが、前記セルが中継ノードをサポートしていることを示す中継ノードサポート情報をブロードキャストすることと、
    前記第1中継ノードが、バックホールリンクに障害が生じたことを示す障害関連通知を通信することと、
    前記第1中継ノードが、前記障害関連通知の通信に応じて、前記中継ノードサポート情報のブロードキャストを停止することと、
    前記第1中継ノードが、前記障害から回復したことを示す障害回復通知の通信に応じて、前記中継ノードサポート情報のブロードキャストを再開することと、を有する
    通信制御方法。
  2. 前記通信することは、前記第1中継ノードの親ノードである第2中継ノードと前記第1中継ノードとの間の前記バックホールリンクに障害が生じたことを示す前記障害関連通知を前記第1中継ノードが送信することを含む
    請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 前記通信することは、前記第1中継ノードの親ノードである第2中継ノードの前記バックホールリンクに障害が生じたことを示す前記障害関連通知を前記親ノードから受信することを含む
    請求項1に記載の通信制御方法。
  4. 前記第1中継ノードに接続済みの子ノードである第3中継ノードが、前記中継ノードサポート情報のブロードキャストが停止されても、前記第1中継ノードと接続した状態を維持することをさらに有する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信制御方法。
  5. 複数のセルのうち、前記中継ノードサポート情報のブロードキャストを停止している前記第1中継ノードが管理する第1セルとの無線状態が最も良好である第3中継ノードが、除外要求期間において前記第3中継ノードが在圏する候補セルから前記第1セルを除外することと、
    前記第3中継ノードが、前記除外要求期間において、前記第1中継ノードからの前記中継ノードサポート情報のブロードキャストが再開されたかを周期的に確認することと、をさらに有する
    請求項1に記載の通信制御方法。
  6. 前記第3中継ノードが、前記除外要求期間であっても、前記第1中継ノードからの前記中継ノードサポート情報のブロードキャストが再開された場合、前記第1セルを前記候補セルとして選択することをさらに有する
    請求項に記載の通信制御方法。
  7. セルを管理する中継ノードであって、
    前記セルが中継ノードをサポートしていることを示す中継ノードサポート情報をブロードキャストする通信部を備え、
    前記通信部は、
    バックホールリンクに障害が生じたことを示す障害関連通知を通信し、
    前記障害関連通知の通信に応じて、前記中継ノードサポート情報のブロードキャストを停止し、
    前記障害から回復したことを示す障害回復通知の通信に応じて、前記中継ノードサポート情報のブロードキャストを再開する
    中継ノード。
  8. セルを管理する中継ノードを制御するためのプロセッサであって、
    前記セルが中継ノードをサポートしていることを示す中継ノードサポート情報をブロードキャストする処理と、
    バックホールリンクに障害が生じたことを示す障害関連通知を通信する処理と、
    前記障害関連通知の通信に応じて、前記中継ノードサポート情報のブロードキャストを停止する処理と、
    前記障害から回復したことを示す障害回復通知の通信に応じて、前記中継ノードサポート情報のブロードキャストを再開する処理と、を実行する
    プロセッサ。
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