JP7447809B2 - 通信制御装置、通信制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、通信制御装置、通信制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、IoT(Internet of Things)関連の開発が盛んに行われている。IoTでは、様々な物がネットワークに接続されて情報交換を行うため、無線通信が重要な技術テーマになっている。そのため、3GPP(Third Generation Partnership Project)では、MTC(Machine Type Communication)及びNB-IoT(Narrow Band IoT)といった、小パケット、低消費電力又は低コストを実現するIoT向け通信の規格化が行われている。
IoT向け通信においては、なるべく低消費電力で広いカバレッジが確保されることが望ましい。ただし、典型的には、消費電力とカバレッジとの間にはトレードオフの関係があるため、カバレッジを広く確保しようとすると、どうしても消費電力が多くなってしまう。そこで、低消費電力と広いカバレッジとを両立させるための技術のひとつとして、基地局のようなエンティティを持つリレーノードによる通信のリレーが検討されている。
例えば、下記特許文献1では、セル内の端末装置がセル外の端末装置と基地局との通信をリレーする技術が開示されている。
また近年ではIAB(Integrated Access and Backhaul link)と呼ばれる、バックホールリンクとアクセスリンクの統合を目的とした通信が提案され、IABにおいても通信のリレーが検討されている。
特開2016-96489号公報
リレーノードのような、通信をリレーする端末がモビリティを有する場合、ローカルの環境がより動的に変化するため、無線通信環境も反射や干渉といった要素により大きく変動することが予想される。従って、その変動を考慮したリソースの割り当てが求められる。
そこで、本開示では、通信をリレーする端末がモビリティを有する場合を考慮し、ローカルの環境の変動を考慮したリソースを効率的に割り当てることが可能な、新規かつ改良された通信制御装置、通信制御方法及びコンピュータプログラムを提案する。
本開示によれば、他の通信制御装置からスロットの設定及び前記設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得する取得部と、前記電波環境に関する情報に基づいて、前記書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換える設定部と、前記設定部が書き換えたスロットに基づいて通信を実行する通信制御部と、を備える、通信制御装置が提供される。
また、本開示によれば、プロセッサが、他の通信制御装置からスロットの設定及び前記設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得することと、前記電波環境に関する情報に基づいて、前記書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換えることと、書き換えられた前記スロットに基づいて通信を実行することと、を含む、通信制御方法が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータに、他の通信制御装置からスロットの設定及び前記設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得することと、前記電波環境に関する情報に基づいて、前記書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換えることと、書き換えられた前記スロットに基づいて通信を実行することと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。
IABの概要を示す説明図である。 IABのユースケース例を示す説明図である。 IABのアーキテクチャ例を示す説明図である。 IAB-nodeの関係を示す説明図である。 本実施形態に係る通信制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 本開示の実施の形態に係る通信制御装置の動作の概要を示す説明図である。 本開示の実施の形態に係る通信制御装置の動作の概要を示す説明図である。 本開示の実施の形態の動作例を示す流れ図である。 本開示の実施の形態の動作例を示す流れ図である。 本開示の実施の形態の動作例を示す流れ図である。 eNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。 eNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。 スマートフォンの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 カーナビゲーション装置の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の実施の形態
1.1.経緯
1.2.構成例
1.3.動作例
2.応用例
3.まとめ
<1.本開示の実施の形態>
[1.1.経緯]
本開示の実施の形態について詳細に説明する前に、まず本開示の実施の形態に至った経緯について説明する。
近年、IABと呼ばれる、バックホールリンクとアクセスリンクの統合を目的とした通信が提案されている。図1は、IABの概要を示す説明図である。図1には3つの基地局100a、100b、100cと、各基地局100a、100b、100cと通信する端末200a、200b、200cが示されている。基地局100aは、光ファイバケーブルでコアネットワークと接続しており、基地局100b、100cとの間でバックホールリンクが確立されている。図1の例では、端末200aは、基地局100aだけでなく、基地局100bとの間でアクセスリンクが確立されている。
IABにおいても通信のリレーが検討されている。IABでは、従来のTDM(Time Division Multiplexing;時分割多重化)だけでなくFDM(Frequency Division Multiplexing;周波数分割多重化)、SDM(Space Division Multiplexing;空間分割多重化)を用いて、バックホールリンクとアクセスリンクを直交させる。IABでは、特にミリ波を用いた通信を想定している。ミリ波を用いた通信はカバレッジが問題となるが、IABのようなリレー通信を用いることで、ミリ波を用いた通信においてカバレッジの拡大を効率的に行えるようになる。IABではマルチホップも想定しており、メッシュタイプの配置も想定されている。
図2は、IABのユースケース例を示す説明図である。IABはミリ波通信を用いたネットワーク構成だけでなく、例えば車にIABノードを載せた車両テザリング(Vehicle tethering)や電車にIABノードを載せたムービングセル、ドローンなどの飛行体にIABノードを載せたドローンセルなどにも適用することができる。その他にも、IABはIoT向け通信にも適用することが想定される。特にIABは、スマートフォンとウェアラブル機器を接続するウェアラブル向けテザリング通信などにも適用することが可能である。IABは、その他にも医療やファクトリーオートメーションといった領域にも適用することが可能となる。もちろん図2に示したユースケースは一例に過ぎず、図2に示したユースケース以外にもIABは適用されうる。
図3は、IABのアーキテクチャ例を示す説明図である。IAB-donorは、gNBのような基地局が想定されており、コアネットワーク(CN)と接続されている。IAB-donorは、中央機能(Centralized Unit;CU)と、基地局機能(Distributed Unit;DU)を有する。IAB-donorの配下にIAB-node(リレーノード)が存在し、IAB-nodeが複数マルチホップを構成しながら無線にて接続されていく。各IAB-nodeは、ユーザ端末(UE)とアクセスリンクで接続する。IAB-nodeは、バックホールリンクの冗長性を向上させるために、複数のIAB-nodeと接続してもよい。IAB-nodeはユーザ端末の機能(Mobile Terminal;MT)と基地局機能(Distributed Unit;DU)から構成される。つまり、バックホールリンクにおいてダウンリンク受信、アップリンク送信の際は、IAB-nodeはMTとして動作し、ダウンリンク送信、アップリンク受信の際はIAB-nodeはDUとして動作する。ユーザ端末からは、IAB-nodeは通常の基地局のように見えるため、レガシー端末であってもIABネットワークに接続することが可能である。なお、IAB-nodeはMT及びDUから構成される場合に限られない。IAB-nodeは、上位のIAB-nodeからのダウンリンクを受信するMTと、サイドリンクを送信するMTとからなる構成であってもよい。
IAB-nodeは、DUとMTの機能を両方具有している場合がある。その場合、IAB nodeのアップリンク送信はMTとして動作するため、使用するアップリンクリソースは、親のIAB-nodeより割り当てられる。一方でIAB nodeのダウンリンク送信はDUとして動作するため、使用するダウンリンクリソースは、自身のIAB-nodeによりより割り当てられる。図4は、IAB-nodeの関係を示す説明図である。IAB-nodeは、通常、親IABであるIAB-parentと、子IABであるIAB-childとのリンクを保有する。また、通常のユーザ端末とのリンクも保有する。IAB間のリンクはバックホールリンクであり、ユーザ端末向けのリンクはアクセスリンクとなる。
リソース割り当てを行う際には、まずリソース管理者の定義を行う必要がある。IABにおいては、IAB-donorが全てのリソース割り当てを行うCentralized mannerと、IAB-Nodeが各自でリソースを管理するDistributed mannerと、親IAB-nodeが子のIAB-nodeのリソースを管理するHierarchal mannerと、が挙げられる。Centralized manner、Distributed manner、及びHierarchal mannerは、組み合わせて使用されてもよい。例えばアップリンクとダウンリンクとのフレームフォーマット構成をある程度IAB-donorが決定し、各IAB-nodeにおいて設定できるエリアを残しておき、IAB-nodeの各自の判断でフレームフォーマットの書き換えを行うようなやり方も可能である。
IABでは、将来的にIAB-nodeがモビリティを持つことが考えられる。この場合、ローカルの環境がより動的に変化するため、電波の反射や干渉といった要素により無線通信環境も大きく変動することが予想される。一方で、IABのリソース割当では、ある程度スロットフォーマットをIAB-donorで設定し、アップリンク及びダウンリンクの構成を決定することが予想される。
IAB-nodeはIAB-donorにより指示されたスロットフォーマット設定を用いて通信を行う。この場合、比較的大きなIABネットワークを想定すると、IAB-donorがIAB-nodeのローカル無線通信環境を正しく認識できない場合がでてくる。つまり、より柔軟なリソース割当変更がローカルエリアには求められる。一方で、Distributed mannerのようなリソース割り当てを行ってしまうと、隣接IAB-node間での調整がうまくいかず、干渉が発生してしまう可能性がある。そのため、IAB-donorによりある程度設定したスロットフォーマットをベースに、ローカルで周辺の環境に応じて動的に割り当て変更を行うことができる仕組みが求められる。
そこで本件開示者は、以下で説明するように、IAB-donorによりある程度設定したスロットフォーマットをベースに、ローカルで周辺の環境に応じて動的に割り当て変更を行うことが可能な技術を考案するに至った。
[1.2.構成例]
(1.2.1.通信制御装置の構成例)
図5は、本実施形態に係る通信制御装置100の構成の一例を示すブロック図である。通信制御装置100はIAB-donorやIAB-nodeの一例であり、図5を参照すると、通信制御装置100は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び制御部150を備える。
(1)アンテナ部110
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
とりわけ、本実施形態では、アンテナ部110は、複数のアンテナ素子を有し、ビームを形成することが可能である。
(2)無線通信部120
無線通信部120は、信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、端末装置へのダウンリンク信号を送信し、端末装置からのアップリンク信号を受信する。
とりわけ、本実施形態では、無線通信部120は、アンテナ部110により複数のビームを形成して端末装置と通信することが可能である。
ここで、本実施形態では、アンテナ部110及び無線通信部120は、図6を参照して上記説明した、アナログ-デジタルハイブリットアンテナアーキテクチャのアンテナパネル70を複数含んで構成される。例えば、アンテナ部110は、アンテナ72に相当する。また、例えば、無線通信部120は、デジタル回路50、アナログ回路60、及びフェイズシフター71に相当する。
(3)ネットワーク通信部130
ネットワーク通信部130は、情報を送受信する。例えば、ネットワーク通信部130は、他のノードへの情報を送信し、他のノードからの情報を受信する。例えば、上記他のノードは、他の基地局及びコアネットワークノードを含む。
(4)記憶部140
記憶部140は、通信制御装置100の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
(5)制御部150
制御部150は、通信制御装置100全体の動作を制御して、通信制御装置100の様々な機能を提供する。本実施形態では、制御部150は、設定部151と、通信制御部153と、を含んで構成される。
設定部151は、通信制御装置100と、別の通信制御装置100との間、または、通信制御装置100と端末装置200との間の無線通信に関する種々の設定を行う。通信制御部153は、設定部151の設定に基づいて無線通信部120から信号を送出するための通信制御処理を実行する。
例えば、無線通信部120は、他の通信制御装置100(IAB-node)からスロットの設定及び設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得する。従って無線通信部120は、本開示の取得部の一例として機能しうる。設定部151は、無線通信部120が取得した電波環境に関する情報に基づいて、書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換える。そして通信制御部153は、設定部151が書き換えたスロットに基づいて無線通信を実行する。
制御部150は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、制御部150は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
(1.2.2.端末装置の構成例)
図6は、本実施形態に係る端末装置200の構成の一例を示すブロック図である。図6を参照すると、端末装置200は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び制御部240を備える。
(1)アンテナ部210
アンテナ部210は、無線通信部220により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部210は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部220へ出力する。
とりわけ、本実施形態では、アンテナ部210は、複数のアンテナ素子を有し、ビームを形成することが可能である。
(2)無線通信部220
無線通信部220は、信号を送受信する。例えば、無線通信部220は、基地局からのダウンリンク信号を受信し、基地局へのアップリンク信号を送信する。
とりわけ、本実施形態では、無線通信部220は、アンテナ部210により複数のビームを形成して基地局と通信することが可能である。
ここで、本実施形態では、アンテナ部210及び無線通信部220は、図6を参照して上記説明した、アナログ-デジタルハイブリットアンテナアーキテクチャのアンテナパネル70を複数含んで構成される。例えば、アンテナ部210は、アンテナ72に相当する。また、例えば、無線通信部220は、デジタル回路50、アナログ回路60、及びフェイズシフター71に相当する。
(3)記憶部230
記憶部230は、端末装置200の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
(4)制御部240
制御部240は、端末装置200全体の動作を制御して、端末装置200の様々な機能を提供する。本実施形態では、制御部240は、取得部241と、通信制御部243と、を含んで構成される。
取得部241は、通信制御装置100と端末装置200との間の無線通信によって通信制御装置100から送信される情報を取得する。通信制御部243は、取得部241が取得した情報に基づいて無線通信部220から信号を送出するための通信制御処理を実行する。
制御部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、制御部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
[1.3.動作例]
続いて、本開示の実施の形態に係る通信制御装置100の動作例について説明する。本開示の実施の形態に係る通信制御装置100は、IAB-nodeにおいて設定されたスロットフォーマット設定を、周辺環境認知を用いて書き換えることを特徴とする。
図7は、本開示の実施の形態に係る通信制御装置100の動作の概要を示す説明図である。本開示の実施の形態に係る通信制御装置100は、(1)スロットフォーマット設定、(2)周辺環境認知、(3)スロット書き換え、の3つの動作を実行する。以下、順を追って通信制御装置100の動作について説明する。
(1)スロットフォーマット設定
IAB-nodeは、まずIAB-donorよりSlot format configurationを設定される。この際、IAB-donorはUL/DL/Fの構成をセミスタティックに設定する。なおIAB-donor以外でも、IAB-parentや、IAB-nodeの中の代表ノードなどによって設定が行われてもよい。
時間リソースの定義を示す。MT視点、すなわちIAB-parent向けのリンクの場合は、ダウンリンク(DL)リソース(D)、アップリンク(UL)リソース(U)、サイドリンク(SL)リソース(S)、フレキシブルリソース(F)が含まれる。サイドリンクリソースは、MTとなるIAB-nodeのリンクに用いられるリソースである。フレキシブルリソースは、ダウンリンクリソース、アップリンクリソース、サイドリンクリソースのいずれかが含まれうる。
一方、DU視点、すなわちIAB-child向けのリンクの場合は、ダウンリンク(DL)リソース、アップリンク(UL)リソース、サイドリンク(SL)リソース、フレキシブルリソースが含まれる。サイドリンクリソースは、MTとなるIAB-nodeのリンクに用いられるリソースである。フレキシブルリソースは、ダウンリンクリソース、アップリンクリソース、サイドリンクリソース、Not availableリソース(NA,IAB-child向けのリンクに使用されないリソース)のいずれかが含まれうる。
IAB-donor側で固定的にスロットフォーマットを割り当てることも可能であるが、IAB-node側で自由度をある程度持たせて、スロットの構成の書き換えを行える仕組みが必要となる。そこで本実施形態では、スロットフォーマットの割り当ての際に、新たにHard/Softのコンセプトを導入する。Hardとは、IAB-child向けのDUで常に使えるリソースのことである。一方Softとは、IAB-child向けのDUでリソースが使えるかどうかは明示的及び/または暗示的にIAB-parentより制御されるリソースのことである。また、HardはIAB-nodeにて書き換え不能なリソースであり、SoftとはIAB-nodeにて書き換え可能なリソースであってもよい。
(2)周辺環境認知
本実施形態では、IAB-nodeは、周辺環境認知を行うことで、動的にIAB-nodeにおけるスロットフォーマットの書き換えを実施する。特に本実施形態では、IAB-nodeは、Soft(書き換え可能なスロット)として割り当てられたスロットについて、スロットフォーマットの書き換えが可能である。環境認知のためのメジャメント等はIAB-donorよりIAB-nodeにコンフィギュアされてもよく、もしくはIAB-nodeにプリコンフィギュアされていてもよい。IAB-donorからのコンフィギュレーションは、例えばRRCシグナリングを用いて設定される。IAB-nodeは、測定ウィンドウ(Measurement window)として、測定を行う測定間隔、測定幅、測定対象(測定対象帯域、測定対象のIAB-node等)等を設定する。
周辺環境認知のためのシグナリングの送信周期や、送信トリガリングはIAB-donorにより設定されてIAB-nodeに通知されてもよい。これらのIAB-donorからのコンフィギュレーションはRRCシグナリングを用いて設定される。例えば、IAB-donorがIAB-nodeに対して、他IAB-node向けのシグナリングのコンフィギュレーションを設定してもよい。
なお、Hard割り当てにより書き換えが不可な場合であっても、IAB-nodeは、IAB-donor側に再設定リクエストを送ることで対応することも可能である。
IAB-nodeは、周辺環境認知を行うときの情報入手リンクとして、IAB-parent(アップリンクで接続するIAB-node)から得られる情報、IAB-child(ダウンリンクで接続するIAB-node)から得られる情報、近隣のIAB(サイドリンクで接続するIAB-node、または自局とリンクされていないIAB-node)から得られる情報、周辺無線環境から得られる情報、などがあり得る。IAB-nodeは、これらのリンクから入手する情報として、割り当てられたスロットフォーマット情報、現在使用しているスロットフォーマット情報、将来使用するスロットフォーマット情報(書き換え予定情報を含む)を入手しうる。
またIAB-nodeは、これらのリンクから入手する情報として、IAB-nodeの位置情報、受信電力レベル、RSRP(Reference Signals Received Power)、RSSI(Received Signal Strength Indication)、RSRQ(Reference Signal Received Quality)を入手しうる。またIAB-nodeは、これらのリンクから入手する情報として、電波の干渉レベル、無線周波数使用率(割り当てられた周波数リソースに対して、どれだけ割合でリソースを使っているか)を入手しうる。
またIAB-nodeは、これらのリンクから入手する情報として、In-band emissionを考慮するために、周波数の使用箇所であるかどうか(すなわち、周波数リソースの位置)を入手しうる。またIAB-nodeは、これらのリンクから入手する情報として、リンクホップ数(IAB-donorから数えて何ホップ目のノードなのか)を入手しうる。
またIAB-nodeは、これらのリンクから入手する情報として、ビームフォーミングに関する情報を入手しうる。ビームフォーミングに関する情報としては、ビームフォーミングの方向や使用しているPrecoding、Rank indicator情報、MIMOモード、アンテナ本数等がありうる。IAB-nodeは、特にビームを用いている空間に関する情報を得るために、ビームフォーミングに関する情報を用いる。
またIAB-nodeは、これらのリンクから入手する情報として、他の通信制御装置での干渉の発生に関する情報、例えばACK/NACKに関する情報を入手しうる。ACK/NACKに関する情報は、ACK/NACKの割合により、どれだけ干渉が発生しているかをIAB-nodeが認識するために用いられる。
またIAB-nodeは、これらのリンクから入手する情報として、IAB-nodeのケイパビリティ(IAB-capability)情報を入手しうる。IAB-capability情報としては、例えば、空間多重(SDM)できる能力があるかどうか、周波数多重(FDM)できる能力があるかどうか、使用しているMIMOストリーミング数、余っているMIMOストリーミング数、バックホールリンクの太さ情報(帯域幅、キャパシティ、リダンダンシー、通信速度等)、アクセスリンクの太さ情報(帯域幅、リダンダンシー、キャパシティ、通信速度等)などがありうる。
またIAB-nodeは、これらのリンクから入手する情報として、通信しているトラフィック情報やパケット情報を入手しうる。通信しているトラフィック情報やパケット情報としては、例えば、優先度の情報やトラフィック量などがありうる。
(3)スロット書き換え
IAB-nodeは、周辺環境認知を行って、設定されたスロットフォーマットの書き換えの必要が生じれば、スロットの書き換えを実行する。すなわちIAB-nodeは、必要に応じて、Softとして割り当てられたスロットをD/U/S/F/NAのいずれかに書き換えを実施する。
IAB-nodeは、スロットを書き換えると、書き換えた結果をIAB-donorや、他のIAB-nodeに通知しても良い。IAB-nodeは、スロットの書き換えをSemi-persistentに行ってもよい。つまりIAB-nodeは、有効期間を設定してIAB-donorや、他のIAB-nodeに通知してもよい。
IAB-nodeは、スロットを書き換える際に、DのスロットとUのスロットとの比率に応じて書き換えるスロットを選択しても良い。例えば、Dのスロットの数の方が多ければ、IAB-nodeは、書き換え可能なDのスロットをUのスロットに書き換えてもよい。IAB-nodeは、スロットを書き換える際に、使用する周波数リソースを併せて変更してもよい。また、IAB-nodeは、スロットを書き換える際に、ビームフォーミングの設定を併せて変更してもよい。
IAB-nodeは、スロットを書き換える際に、リンクの優先度を考慮した書き換えを実行してもよい。例えばIAB-nodeは、必ず送らなければならない優先度の高い情報を用いて優先度を決定し、決定した優先度に応じてスロットの書き換えを実施してもよい。また例えば、IAB-nodeは、他のIAB-nodeとの間でどちらを優先するかを決定し、その優先順位に基づいてスロットの書き換えを実施しても良い。また例えば、IAB-nodeは、ハンドオーバーを実行したり、特定のプロシージャを実行したりする必要がある場合、それらの実行したい処理に基づいてスロットの書き換えを実施しても良い。
IAB-nodeは、スロットを書き換える際に、トラフィックのQoSによる書き換えを実行してもよい。またIAB-nodeは、スロットを書き換える際に、パケットエラーレートを下げるように書き換えを実行してもよい。またIAB-nodeは、スロットを書き換える際に、自身の干渉を最小化するように書き換えて模様書き換えを実行してもよい。またIAB-nodeは、スロットを書き換える際に、通信相手のIAB-nodeや端末装置への干渉を最小化するように書き換えを実行してもよい。またIAB-nodeは、スロットを書き換える際に、ネットワークのキャパシティを最大化するように書き換えを実行してもよい。
またIAB-nodeは、スロットを書き換える際に、バックホールリンク切り替えの用途で書き換えを実行してもよい。すなわちIAB-nodeは、複数のIAB-nodeとバックホールリンクとが接続されていた場合、どちらかのバックホールリンクを優先的に使用するように、リンク間でスロットを調整し、書き換えを実行してもよい。
図8は、本開示の実施の形態に係る通信制御装置100の動作の概要を示す説明図である。図8に示したのは、IAB-nodeが、IAB-donorに対してスロットフォーマットの再設定リクエスト(Slot format reconfiguration request)を送信する場合の概要である。
IAB-nodeはまず環境認知を実行し、スロットフォーマットの書き換えが必要かどうか判断する。環境認知の実行の結果、もし書き換えが必要であった場合、IAB-nodeは、スロットフォーマットの書き換えで対応可能であればそのままスロットフォーマットの書き換えを実施する。
一方、スロットフォーマットの書き換えだけでは対応が不十分と判断した場合、IAB-nodeは、IAB-donor(親でもよく、複数の親の代表者でもいい)にSlot format reconfiguration requestを送信する。その後、上記IAB-donorでスロットフォーマットのアップデートが行われ、IAB nodeにスロットフォーマットの再割り当てが実施される。
図9A、9Bは、本開示の実施の形態に係る動作例を示す流れ図である。まず、IAB-donorであるノードはスロットフォーマットを決定し(ステップS101)、決定したスロットフォーマットをIAB-Parent、IAB-node、IAB-child、Neighbor IAB-nodeに通知する(ステップS102、S103、S104、S105)。
IAB-donorからスロットフォーマットを通知されたIAB-Parent、IAB-node、IAB-childは、それぞれ、通知に従ってスロットフォーマットを設定する(ステップS106、S107、S108)。
その後、IAB-nodeは周辺の無線環境を測定する(ステップS109)。またIAB-nodeは、IAB-Parent、IAB-child、Neighbor IAB-nodeから、スロットフォーマットの使用状況の通知を受ける(ステップS110、S111、S112)。そして、IAB-nodeは周辺の無線環境の測定結果や、スロットフォーマットの使用状況の通知に基づいてスロットフォーマットの書き換え判定を行う(ステップS113)。
そして、スロットフォーマットの書き換えだけでは対応が不十分と判断すると、IAB-nodeはIAB-donorに対し、スロットフォーマットの再設定リクエスト(Slot format reconfiguration request)を送信する(ステップS114)。
IAB-donorは、IAB-nodeからのスロットフォーマットの再設定リクエストに基づいて、スロットフォーマットを再設定し(ステップS115)、再設定したスロットフォーマットをIAB-Parent、IAB-node、IAB-child、Neighbor IAB-nodeに通知する(ステップS116、S117、S118、S119)。
IAB-donorからスロットフォーマットを通知されたIAB-Parent、IAB-node、IAB-childは、それぞれ、通知に従ってスロットフォーマットを設定する(ステップS120、S121、S122)。
その後、IAB-nodeは周辺の無線環境を測定する(ステップS123)。またIAB-nodeは、IAB-Parent、IAB-child、Neighbor IAB-nodeから、スロットフォーマットの使用状況の通知を受ける(ステップS124、S125、S126)。そして、IAB-nodeは周辺の無線環境の測定結果や、スロットフォーマットの使用状況の通知に基づいてスロットフォーマットの書き換え判定を行う(ステップS127)。
そして、スロットフォーマットの書き換えだけで対応が十分と判断すると、IAB-nodeは割り当てられたスロットフォーマットの書き換えを実施する(ステップS128)。この際、IAB-nodeはSoft(書き換え可能なスロット)として割り当てられたスロットについて、スロットフォーマットの書き換えを実行する。
なお図9A、9Bに示した例では、環境認知として、IAB-node周辺の無線環境測定並びに親IAB-node、子IAB-node及び周辺IAB-nodeのスロットフォーマットの使用状況を得ているが、これは一例であり、IAB-nodeは、上述したようにその他の情報を得ても良い。
図10は、本開示の実施の形態に係る通信制御装置100の動作例を示す流れ図である。ここでは、通信制御装置100がIAB-nodeとして動作する場合の動作例を示す。
IAB-nodeはまず環境認知を実行し(ステップS131)、スロットフォーマットの書き換えで対応が可能かどうか判断する(ステップS132)。ステップS132の判断の結果、スロットフォーマットの書き換えで対応が可能である場合(ステップS132、Yes)、IAB-nodeは、スロットフォーマットの書き換えを実施する(ステップS133)。
一方、スロットフォーマットの書き換えだけでは対応が不可能と判断した場合(ステップS132、No)、IAB-nodeは、IAB-donor(親でもよく、複数の親の代表者でもいい)にSlot format reconfiguration requestを送信する(ステップS134)。その後、上記IAB-donorでスロットフォーマットのアップデートが行われ、IAB nodeにスロットフォーマットの再割り当てが実施される(ステップS135)。
<2.応用例>
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。
例えば、通信制御装置100は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、通信制御装置100は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。通信制御装置100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、通信制御装置100として動作してもよい。
また、例えば、端末装置200は、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、携帯型ゲーム端末、携帯型/ドングル型のモバイルルータ若しくはデジタルカメラなどのモバイル端末、又はカーナビゲーション装置などの車載端末として実現されてもよい。また、端末装置200は、M2M(Machine To Machine)通信を行う端末(MTC(Machine Type Communication)端末ともいう)として実現されてもよい。さらに、端末装置200は、これら端末に搭載される無線通信モジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)であってもよい。
[2.1.基地局に関する応用例]
(第1の応用例)
図11は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
アンテナ810の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、基地局装置820による無線信号の送受信のために使用される。eNB800は、図11に示したように複数のアンテナ810を有し、複数のアンテナ810は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図11にはeNB800が複数のアンテナ810を有する例を示したが、eNB800は単一のアンテナ810を有してもよい。
基地局装置820は、コントローラ821、メモリ822、ネットワークインタフェース823及び無線通信インタフェース825を備える。
コントローラ821は、例えばCPU又はDSPであってよく、基地局装置820の上位レイヤの様々な機能を動作させる。例えば、コントローラ821は、無線通信インタフェース825により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインタフェース823を介して転送する。コントローラ821は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを転送してもよい。また、コントローラ821は、無線リソース管理(Radio Resource Control)、無線ベアラ制御(Radio Bearer Control)、移動性管理(Mobility Management)、流入制御(Admission Control)又はスケジューリング(Scheduling)などの制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のeNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。メモリ822は、RAM及びROMを含み、コントローラ821により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、送信電力データ及びスケジューリングデータなど)を記憶する。
ネットワークインタフェース823は、基地局装置820をコアネットワーク824に接続するための通信インタフェースである。コントローラ821は、ネットワークインタフェース823を介して、コアネットワークノード又は他のeNBと通信してもよい。その場合に、eNB800と、コアネットワークノード又は他のeNBとは、論理的なインタフェース(例えば、S1インタフェース又はX2インタフェース)により互いに接続されてもよい。ネットワークインタフェース823は、有線通信インタフェースであってもよく、又は無線バックホールのための無線通信インタフェースであってもよい。ネットワークインタフェース823が無線通信インタフェースである場合、ネットワークインタフェース823は、無線通信インタフェース825により使用される周波数帯域よりもより高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
無線通信インタフェース825は、LTE(Long Term Evolution)又はLTE-Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、アンテナ810を介して、eNB800のセル内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース825は、典型的には、ベースバンド(BB)プロセッサ826及びRF回路827などを含み得る。BBプロセッサ826は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、各レイヤ(例えば、L1、MAC(Medium Access Control)、RLC(Radio Link Control)及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol))の様々な信号処理を実行する。BBプロセッサ826は、コントローラ821の代わりに、上述した論理的な機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ826は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよく、BBプロセッサ826の機能は、上記プログラムのアップデートにより変更可能であってもよい。また、上記モジュールは、基地局装置820のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよく、又は上記カード若しくは上記ブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路827は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ810を介して無線信号を送受信する。
無線通信インタフェース825は、図11に示したように複数のBBプロセッサ826を含み、複数のBBプロセッサ826は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。また、無線通信インタフェース825は、図11に示したように複数のRF回路827を含み、複数のRF回路827は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図11には無線通信インタフェース825が複数のBBプロセッサ826及び複数のRF回路827を含む例を示したが、無線通信インタフェース825は単一のBBプロセッサ826又は単一のRF回路827を含んでもよい。
図11に示したeNB800において、図5を参照して説明した制御部150に含まれる1つ以上の構成要素(設定部151、及び/又は通信制御部153)は、無線通信インタフェース825において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、コントローラ821において実装されてもよい。一例として、eNB800は、無線通信インタフェース825の一部(例えば、BBプロセッサ826)若しくは全部、及び/又はコントローラ821を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて上記1つ以上の構成要素が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに上記1つ以上の構成要素の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムがeNB800にインストールされ、無線通信インタフェース825(例えば、BBプロセッサ826)及び/又はコントローラ821が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、上記1つ以上の構成要素を備える装置としてeNB800、基地局装置820又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。
また、図11に示したeNB800において、図5を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース825(例えば、RF回路827)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ810において実装されてもよい。また、ネットワーク通信部130は、コントローラ821及び/又はネットワークインタフェース823において実装されてもよい。また、記憶部140は、メモリ822において実装されてもよい。
(第2の応用例)
図12は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
アンテナ840の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、RRH860による無線信号の送受信のために使用される。eNB830は、図12に示したように複数のアンテナ840を有し、複数のアンテナ840は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図12にはeNB830が複数のアンテナ840を有する例を示したが、eNB830は単一のアンテナ840を有してもよい。
基地局装置850は、コントローラ851、メモリ852、ネットワークインタフェース853、無線通信インタフェース855及び接続インタフェース857を備える。コントローラ851、メモリ852及びネットワークインタフェース853は、図19を参照して説明したコントローラ821、メモリ822及びネットワークインタフェース823と同様のものである。
無線通信インタフェース855は、LTE又はLTE-Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、RRH860及びアンテナ840を介して、RRH860に対応するセクタ内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース855は、典型的には、BBプロセッサ856などを含み得る。BBプロセッサ856は、接続インタフェース857を介してRRH860のRF回路864と接続されることを除き、図11を参照して説明したBBプロセッサ826と同様のものである。無線通信インタフェース855は、図12に示したように複数のBBプロセッサ856を含み、複数のBBプロセッサ856は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図12には無線通信インタフェース855が複数のBBプロセッサ856を含む例を示したが、無線通信インタフェース855は単一のBBプロセッサ856を含んでもよい。
接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)をRRH860と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)とRRH860とを接続する上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
また、RRH860は、接続インタフェース861及び無線通信インタフェース863を備える。
接続インタフェース861は、RRH860(無線通信インタフェース863)を基地局装置850と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース861は、上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
無線通信インタフェース863は、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、典型的には、RF回路864などを含み得る。RF回路864は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、図12に示したように複数のRF回路864を含み、複数のRF回路864は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図12には無線通信インタフェース863が複数のRF回路864を含む例を示したが、無線通信インタフェース863は単一のRF回路864を含んでもよい。
図12に示したeNB830において、図5を参照して説明した制御部150に含まれる1つ以上の構成要素(設定部151、及び/又は通信制御部153)は、無線通信インタフェース855及び/又は無線通信インタフェース863において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、コントローラ851において実装されてもよい。一例として、eNB830は、無線通信インタフェース855の一部(例えば、BBプロセッサ856)若しくは全部、及び/又はコントローラ851を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて上記1つ以上の構成要素が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに上記1つ以上の構成要素の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムがeNB830にインストールされ、無線通信インタフェース855(例えば、BBプロセッサ856)及び/又はコントローラ851が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、上記1つ以上の構成要素を備える装置としてeNB830、基地局装置850又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。
また、図12に示したeNB830において、例えば、図5を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース863(例えば、RF回路864)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ840において実装されてもよい。また、ネットワーク通信部130は、コントローラ851及び/又はネットワークインタフェース853において実装されてもよい。また、記憶部140は、メモリ852において実装されてもよい。
[2.2.端末装置に関する応用例]
(第1の応用例)
図13は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
プロセッサ901は、例えばCPU又はSoC(System on Chip)であってよく、スマートフォン900のアプリケーションレイヤ及びその他のレイヤの機能を制御する。メモリ902は、RAM及びROMを含み、プロセッサ901により実行されるプログラム及びデータを記憶する。ストレージ903は、半導体メモリ又はハードディスクなどの記憶媒体を含み得る。外部接続インタフェース904は、メモリーカード又はUSB(Universal Serial Bus)デバイスなどの外付けデバイスをスマートフォン900へ接続するためのインタフェースである。
カメラ906は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有し、撮像画像を生成する。センサ907は、例えば、測位センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含み得る。マイクロフォン908は、スマートフォン900へ入力される音声を音声信号へ変換する。入力デバイス909は、例えば、表示デバイス910の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス910は、液晶ディスプレイ(LCD)又は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどの画面を有し、スマートフォン900の出力画像を表示する。スピーカ911は、スマートフォン900から出力される音声信号を音声に変換する。
無線通信インタフェース912は、LTE又はLTE-Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース912は、典型的には、BBプロセッサ913及びRF回路914などを含み得る。BBプロセッサ913は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路914は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ916を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース912は、BBプロセッサ913及びRF回路914を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース912は、図13に示したように複数のBBプロセッサ913及び複数のRF回路914を含んでもよい。なお、図13には無線通信インタフェース912が複数のBBプロセッサ913及び複数のRF回路914を含む例を示したが、無線通信インタフェース912は単一のBBプロセッサ913又は単一のRF回路914を含んでもよい。
さらに、無線通信インタフェース912は、セルラー通信方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN(Local Area Network)方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよく、その場合に、無線通信方式ごとのBBプロセッサ913及びRF回路914を含んでもよい。
アンテナスイッチ915の各々は、無線通信インタフェース912に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ916の接続先を切り替える。
アンテナ916の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線通信インタフェース912による無線信号の送受信のために使用される。スマートフォン900は、図13に示したように複数のアンテナ916を有してもよい。なお、図13にはスマートフォン900が複数のアンテナ916を有する例を示したが、スマートフォン900は単一のアンテナ916を有してもよい。
さらに、スマートフォン900は、無線通信方式ごとにアンテナ916を備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ915は、スマートフォン900の構成から省略されてもよい。
バス917は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912及び補助コントローラ919を互いに接続する。バッテリー918は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図13に示したスマートフォン900の各ブロックへ電力を供給する。補助コントローラ919は、例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン900の必要最低限の機能を動作させる。
図13に示したスマートフォン900において、図6を参照して説明した制御部240に含まれる1つ以上の構成要素(取得部241及び/又は通信制御部243)は、無線通信インタフェース912において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、プロセッサ901又は補助コントローラ919において実装されてもよい。一例として、スマートフォン900は、無線通信インタフェース912の一部(例えば、BBプロセッサ913)若しくは全部、プロセッサ901、及び/又は補助コントローラ919を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて上記1つ以上の構成要素が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに上記1つ以上の構成要素の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムがスマートフォン900にインストールされ、無線通信インタフェース912(例えば、BBプロセッサ913)、プロセッサ901、及び/又は補助コントローラ919が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、上記1つ以上の構成要素を備える装置としてスマートフォン900又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。
また、図13に示したスマートフォン900において、例えば、図6を参照して説明した無線通信部220は、無線通信インタフェース912(例えば、RF回路914)において実装されてもよい。また、アンテナ部210は、アンテナ916において実装されてもよい。また、記憶部230は、メモリ902において実装されてもよい。
(第2の応用例)
図14は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
プロセッサ921は、例えばCPU又はSoCであってよく、カーナビゲーション装置920のナビゲーション機能及びその他の機能を制御する。メモリ922は、RAM及びROMを含み、プロセッサ921により実行されるプログラム及びデータを記憶する。
GPSモジュール924は、GPS衛星から受信されるGPS信号を用いて、カーナビゲーション装置920の位置(例えば、緯度、経度及び高度)を測定する。センサ925は、例えば、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び気圧センサなどのセンサ群を含み得る。データインタフェース926は、例えば、図示しない端子を介して車載ネットワーク941に接続され、車速データなどの車両側で生成されるデータを取得する。
コンテンツプレーヤ927は、記憶媒体インタフェース928に挿入される記憶媒体(例えば、CD又はDVD)に記憶されているコンテンツを再生する。入力デバイス929は、例えば、表示デバイス930の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス930は、LCD又はOLEDディスプレイなどの画面を有し、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの画像を表示する。スピーカ931は、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの音声を出力する。
無線通信インタフェース933は、LTE又はLTE-Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース933は、典型的には、BBプロセッサ934及びRF回路935などを含み得る。BBプロセッサ934は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路935は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ937を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース933は、BBプロセッサ934及びRF回路935を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース933は、図14に示したように複数のBBプロセッサ934及び複数のRF回路935を含んでもよい。なお、図14には無線通信インタフェース933が複数のBBプロセッサ934及び複数のRF回路935を含む例を示したが、無線通信インタフェース933は単一のBBプロセッサ934又は単一のRF回路935を含んでもよい。
さらに、無線通信インタフェース933は、セルラー通信方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよく、その場合に、無線通信方式ごとのBBプロセッサ934及びRF回路935を含んでもよい。
アンテナスイッチ936の各々は、無線通信インタフェース933に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ937の接続先を切り替える。
アンテナ937の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線通信インタフェース933による無線信号の送受信のために使用される。カーナビゲーション装置920は、図14に示したように複数のアンテナ937を有してもよい。なお、図14にはカーナビゲーション装置920が複数のアンテナ937を有する例を示したが、カーナビゲーション装置920は単一のアンテナ937を有してもよい。
さらに、カーナビゲーション装置920は、無線通信方式ごとにアンテナ937を備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ936は、カーナビゲーション装置920の構成から省略されてもよい。
バッテリー938は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図14に示したカーナビゲーション装置920の各ブロックへ電力を供給する。また、バッテリー938は、車両側から給電される電力を蓄積する。
図14に示したカーナビゲーション装置920において、図6を参照して説明した制御部240に含まれる1つ以上の構成要素(取得部241及び/又は通信制御部243)は、無線通信インタフェース933において実装されてもよい。あるいは、これらの構成要素の少なくとも一部は、プロセッサ921において実装されてもよい。一例として、カーナビゲーション装置920は、無線通信インタフェース933の一部(例えば、BBプロセッサ934)若しくは全部及び/又はプロセッサ921を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて上記1つ以上の構成要素が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに上記1つ以上の構成要素の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムがカーナビゲーション装置920にインストールされ、無線通信インタフェース933(例えば、BBプロセッサ934)及び/又はプロセッサ921が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、上記1つ以上の構成要素を備える装置としてカーナビゲーション装置920又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを上記1つ以上の構成要素として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。
また、図14に示したカーナビゲーション装置920において、例えば、図6を参照して説明した無線通信部220は、無線通信インタフェース933(例えば、RF回路935)において実装されてもよい。また、アンテナ部210は、アンテナ937において実装されてもよい。また、記憶部230は、メモリ922において実装されてもよい。
また、本開示に係る技術は、上述したカーナビゲーション装置920の1つ以上のブロックと、車載ネットワーク941と、車両側モジュール942とを含む車載システム(又は車両)940として実現されてもよい。車両側モジュール942は、車速、エンジン回転数又は故障情報などの車両側データを生成し、生成したデータを車載ネットワーク941へ出力する。
<3.まとめ>
以上説明したように本開示の実施の形態によれば、通信をリレーする端末がモビリティを有する場合においてローカルの環境の変動を考慮したリソースを効率的に割り当てることが可能な通信制御装置100が提供される。また本開示の実施の形態によれば、通信をリレーする端末がモビリティを有する場合においてローカルの環境の変動を考慮し、スロットフォーマットの書き換えを実施することが可能な通信制御装置100が提供される。
本明細書の各装置が実行する処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図またはフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、各装置が実行する処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、各装置に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した各装置の構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供されることが可能である。また、機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアで構成することで、一連の処理をハードウェアで実現することもできる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
他の通信制御装置からスロットの設定及び前記設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得する取得部と、
前記電波環境に関する情報に基づいて、前記書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換える設定部と、
前記設定部が書き換えたスロットに基づいて通信を実行する通信制御部と、
を備える、通信制御装置。
(2)
前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、自局がアップリンクで通信する他の通信制御装置に割り当てられたスロットの設定を取得する、前記(1)に記載の通信制御装置。
(3)
前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、自局がダウンリンクで通信する他の通信制御装置に割り当てられたスロットの設定を取得する、前記(1)に記載の通信制御装置。
(4)
前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、自局がサイドリンクで通信する他の通信制御装置に割り当てられたスロットの設定を取得する、前記(1)に記載の通信制御装置。
(5)
前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、自局がリンクしていない近隣の他の通信制御装置に割り当てられたスロットの設定を取得する、前記(1)に記載の通信制御装置。
(6)
前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置の位置情報を取得する、前記(1)~(5)のいずれかに記載の通信制御装置。
(7)
前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置の通信リソースの使用率の情報を取得する、前記(1)~(5)のいずれかに記載の通信制御装置。
(8)
前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置のビームフォーミングに関する情報を取得する、前記(1)~(5)のいずれかに記載の通信制御装置。
(9)
前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置での干渉の発生に関する情報を取得する、前記(1)~(5)のいずれかに記載の通信制御装置。
(10)
前記干渉の発生に関する情報は、ACK及びNACKの発生割合に関する情報である、前記(9)に記載の通信制御装置。
(11)
前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置の能力に関する情報を取得する、前記(1)~(10)のいずれかに記載の通信制御装置。
(12)
前記設定部は、他の装置とのリンクの優先度を考慮して書き換えるスロットを選択する、前記(1)~(11)のいずれかに記載の通信制御装置。
(13)
前記設定部は、トラフィックの品質を考慮して書き換えるスロットを選択する、前記(1)~(11)のいずれかに記載の通信制御装置。
(14)
前記設定部は、パケットのエラーレートを下げるよう書き換えるスロットを選択する、前記(1)~(11)のいずれかに記載の通信制御装置。
(15)
前記設定部は、自局の干渉を最小化するよう書き換えるスロットを選択する、前記(1)~(11)のいずれかに記載の通信制御装置。
(16)
前記設定部は、通信相手への干渉を最小化するよう書き換えるスロットを選択する、前記(1)~(11)のいずれかに記載の通信制御装置。
(17)
前記通信制御部は、書き換えたスロットに関する情報を他の装置へ通知する制御を行う、前記(1)~(16)のいずれかに記載の通信制御装置。
(18)
プロセッサが、
他の通信制御装置からスロットの設定及び前記設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得することと、
前記電波環境に関する情報に基づいて、前記書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換えることと、
書き換えられた前記スロットに基づいて通信を実行することと、
を含む、通信制御方法。
(19)
コンピュータに、
他の通信制御装置からスロットの設定及び前記設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得することと、
前記電波環境に関する情報に基づいて、前記書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換えることと、
書き換えられた前記スロットに基づいて通信を実行することと、
を実行させる、コンピュータプログラム。
100 通信制御装置
200 端末装置

Claims (19)

  1. IABノードである通信制御装置であって、
    前記IABノードの親ノードである他の通信制御装置からスロットの設定及び前記設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得する取得部と、
    前記電波環境に関する情報に基づいて、前記書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換える設定部と、
    前記設定部が書き換えたスロットに基づいて通信を実行する通信制御部と、
    を備え、
    前記IABノードは、
    アップリンク送信がMTとして動作する機能と、ダウンリンク送信がDUとして動作する機能とを有し、
    前記設定部は、
    ネットワークのキャパシティを最大化するように書き換えるスロットを選択する
    通信制御装置。
  2. 前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、自局がアップリンクで通信する他の通信制御装置に割り当てられたスロットの設定を取得する、請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、自局がダウンリンクで通信する他の通信制御装置に割り当てられたスロットの設定を取得する、請求項1に記載の通信制御装置。
  4. 前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、自局がサイドリンクで通信する他の通信制御装置に割り当てられたスロットの設定を取得する、請求項1に記載の通信制御装置。
  5. 前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、自局がリンクしていない近隣の他の通信制御装置に割り当てられたスロットの設定を取得する、請求項1に記載の通信制御装置。
  6. 前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置の位置情報を取得する、請求項1に記載の通信制御装置。
  7. 前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置の通信リソースの使用率の情報を取得する、請求項1に記載の通信制御装置。
  8. 前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置のビームフォーミングに関する情報を取得する、請求項1に記載の通信制御装置。
  9. 前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置での干渉の発生に関する情報を取得する、請求項1に記載の通信制御装置。
  10. 前記干渉の発生に関する情報は、ACK及びNACKの発生割合に関する情報である、請求項9に記載の通信制御装置。
  11. 前記取得部は、前記電波環境に関する情報として、他の通信制御装置の能力に関する情報を取得する、請求項1に記載の通信制御装置。
  12. 前記設定部は、他の装置とのリンクの優先度を考慮して書き換えるスロットを選択する、請求項1に記載の通信制御装置。
  13. 前記設定部は、トラフィックの品質を考慮して書き換えるスロットを選択する、請求項1に記載の通信制御装置。
  14. 前記設定部は、パケットのエラーレートを下げるよう書き換えるスロットを選択する、請求項1に記載の通信制御装置。
  15. 前記設定部は、自局の干渉を最小化するよう書き換えるスロットを選択する、請求項1に記載の通信制御装置。
  16. 前記設定部は、通信相手への干渉を最小化するよう書き換えるスロットを選択する、請求項1に記載の通信制御装置。
  17. 前記通信制御部は、書き換えたスロットに関する情報を他の装置へ通知する制御を行う、請求項1に記載の通信制御装置。
  18. IABノードである通信制御装置によって実行される通信制御方法であって、
    プロセッサが、
    前記IABノードの親ノードである他の通信制御装置からスロットの設定及び前記設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得することと、
    前記電波環境に関する情報に基づいて、前記書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換えることと、
    書き換えられた前記スロットに基づいて通信を実行することと、
    を含み、
    前記IABノードは、
    アップリンク送信がMTとして動作し、ダウンリンク送信がDUとして動作し、
    前記スロットを選択して書き換える際に、ネットワークのキャパシティを最大化するように書き換えるスロットを選択する
    通信制御方法。
  19. IABノードである通信制御装置であるコンピュータに、
    前記IABノードの親ノードである他の通信制御装置からスロットの設定及び前記設定の中で書き換え可能なスロットに関する情報、並びに、自局の周囲の電波環境に関する情報を取得することと、
    前記電波環境に関する情報に基づいて、前記書き換え可能なスロットの中から書き換えるスロットを選択して書き換えることと、
    書き換えられた前記スロットに基づいて通信を実行することと、
    を実行させ、
    前記IABノードは、
    アップリンク送信がMTとして動作し、ダウンリンク送信がDUとして動作し、
    前記スロットを選択して書き換える際に、ネットワークのキャパシティを最大化するように書き換えるスロットを選択する
    コンピュータプログラム。
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