JP7444616B2 - スロットル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、センサユニットを備えたスロットル装置に関し、特に、樹脂製のセンサケースをネジによりボディに固定したスロットル装置に関する。
従来のセンサユニットを備えた装置としては、被検知体であるボディと、センサを収容すると共にボディの接合面に接合して二本のネジにより締結固定される樹脂製のセンサケースを備えたものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ここでは、樹脂製のセンサケースが成形後において反りやすい傾向にあるため、二つのボス部及び二つのボス部の間に設けられた当接面を備える構成において、二つのボス部と当接面の間に補強用の複数のリブを設けて、センサケースの反りを抑制するようにしている。
しかしながら、センサケースの反りは完全に解消されるものではなく、ネジで締結することにより二つのボス部をボディの接合面に密接させても、中央領域の当接面がボディの接合面に密接しない虞がある。また、複数のリブを設けるとセンサケースの重量が増加し、複数のリブが邪魔になり複数のセンサを配置できない虞も生じる。
さらに、センサケースから突出するコネクタのオーバハング量が大きいと、コネクタに接続されるハーネス等を介して外部振動が伝わり、コネクタ端子の摩耗やセンサケースの破損等を招く虞もある。
また、従来のスロットル装置としては、スロットルボディと、通路を開閉するスロットル弁と、スロットルボディの接合面としての取付け面に取り付けられるセンサユニットを備えたものが知られている(例えば、特許文献2を参照)。
ここでは、センサユニットが、スロットルセンサ、吸気温センサ、負圧センサを収容する樹脂製のセンサケースとしてのセンサハウジングを備えている。そして、センサハウジングが、スロットルボディの取付け面に接合されて三つ以上のボルトにより締結固定されるようになっている。
しかしながら、センサハウジングが成形後に反りを生じている場合に、三つ以上のボルトを使用してセンサハウジングが無理に矯正されて締結固定されると、センサハウジングに内部応力が発生し、経時的変化に伴って亀裂等を生じる虞がある。
特開2013-26531号公報 特許第4191721号公報
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、樹脂製のセンサケースに成形後の反りが生じるのを前提として、耐振性の向上、気密性の確保が図れ、センサケースの経時的変化による亀裂やコネクタ端子の摩耗等を防止できるスロットル装置を提供することにある。
本発明のスロットル装置は、吸気を通す通路を画定するボディと、通路を開閉するスロットル弁と、種々の情報を検知するセンサを収容すると共にボディに対して二つのネジにより固定される樹脂製のセンサケースを含むセンサユニットとを備え、ボディは、センサケースを接合する接合面と、接合面に垂直な軸線の方向において接合面に開口する二つのネジ穴を含み、センサケースは、ネジを通すと共に接合面に接合される端面を有する二つのボス部と、端面以外の領域において端面から凹んで接合面と所定の隙間をおいて対向する対向面を含み、ボディ及びセンサケースは、二つのネジ穴を結ぶ領域及び二つのボス部を結ぶ領域から外れて離隔した領域において、ボディに対するセンサケースの軸線の方向における相対的な移動を係合により規制する規制部を含み、規制部は、ボディ及びセンサケースの一方に形成された凸状当接部と、ボディ及びセンサケースの他方に形成されて凸状当接部を受ける受け部を含む、構成となっている。
上記スロットル装置において、センサケースは、二つのボス部を結ぶ領域から外れた第1領域においてセンサに接続された端子を囲繞するコネクタを含み、規制部は、第1領域でかつコネクタの付け根側壁部の近傍に配置されている、構成を採用してもよい。
上記スロットル装置において、コネクタは、上記対向面と平行な面上で二つのボス部を結ぶ第1直線に対して直角以外の角度をなす第2直線の方向に突出するように形成され、規制部は、第1直線と第2直線が鈍角をなして囲む領域に配置されている、構成を採用してもよい。
上記スロットル装置において、ボディは、接合面に開口する嵌合凹部を含み、センサケースは、上記軸線に垂直な方向に密接して嵌合凹部に嵌合される筒状嵌合部を含む、構成を採用してもよい。
上記スロットル装置において、センサは、スロットル弁の開度を検知する開度センサを含み、センサケースは、二つのボス部を結ぶ領域と部分的に重なる領域において開度センサを収容する第1収容部を含み、第1収容部の周りには、筒状嵌合部が形成されている、構成を採用してもよい。
上記スロットル装置において、センサは、吸気の温度を検知する温度センサと、吸気の圧力を検知する圧力センサを含み、センサケースは、二つのボス部を結ぶ領域から外れた第1領域において温度センサを収容する第2収容部と、二つのボス部を結ぶ領域から第1領域と反対側に外れた第2領域において圧力センサを収容する第3収容部を含む、構成を採用してもよい。
上記スロットル装置において、ボディは、接合面に開口して温度センサを吸気に晒す第1連通孔と、接合面に開口して圧力センサを吸気に晒す第2連通孔を含み、第1連通孔及び第2連通孔の周りには、環状のシール部材が配置されている、構成を採用してもよい。
上記スロットル装置において、第2収容部は、第1連通孔に挿入されると共に接合面寄りにおいて軸線に垂直な方向に密接して第1連通孔に嵌合されるべく、先細りの有底筒状に形成されている、構成を採用してもよい。
上記構成をなすスロットル装置によれば、樹脂製のセンサケースに成形後の反りが生じるのを前提として、耐振性の向上、気密性の確保を達成でき、又、センサケースの経時的変化による亀裂やコネクタ端子の摩耗等を防止できる。
本発明の第1実施形態に係るスロットル装置を示すものであり、吸気を通す通路の上流側から視た外観斜視図である。 図1に示すスロットル装置において、センサユニットをボディから取り外した状態を通路の下流側から視た分解斜視図である。 図1に示すスロットル装置において、センサユニットをボディから取り外した状態を通路の上流側から視た分解斜視図である。 図1に示すスロットル装置をスロットル弁の回転軸と平行な方向から視た側面図である。 図1に示すスロットル装置に含まれるボディの接合面を正面から視た正面図である。 図1に示すスロットル装置に含まれるセンサユニットを示す外観斜視図である。 図6に示すセンサユニットを、ボディの接合面に対向する対向面側から視た正面図である。 図6に示すセンサユニットの側面図である。 図6に示すセンサユニットをコネクタの開口側から視た側面図である。 図1に示すスロットル装置において、回転軸と開度センサの関係を示す断面図である。 図1に示すスロットル装置において、吸気を通す通路と温度センサの関係、温度センサと第1連通路の関係を示す断面図である。 図1に示すスロットル装置において、吸気を通す通路と圧力センサの関係、圧力センサと第2連通路の関係を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るスロットル装置を示す側面図である。 本発明の第3実施形態に係るスロットル装置を示す側面図である。 本発明の第4実施形態に係るスロットル装置を示すものであり、当該スロットル装置の一部をなすボディの外観斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るスロットル装置を示すものであり、当該スロットル装置の一部をなすボディとセンサユニットのセンサケースとの関係を示す部分断面斜視図である。 本発明の第5実施形態に係るスロットル装置を示すものであり、当該スロットル装置の一部をなすボディとセンサユニットのセンサケースとの関係を示す外観斜視図である。 本発明の第5実施形態に係るスロットル装置を示すものであり、当該スロットル装置の一部をなすボディの外観斜視図である。 本発明の第5実施形態に係るスロットル装置を示すものであり、当該スロットル装置の一部をなすセンサユニットのセンサケースの外観斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
本発明に係るスロットル装置は、自動二輪車に搭載されるエンジンの吸気系において、エアクリーナより下流側で吸気ポートを画定するシリンダヘッドに組み付けられるものである。
一実施形態に係るスロットル装置M1は、図1ないし図3に示すように、ボディ10、回転軸20、スロットル弁30、ISCユニットU1、シール部材40,50、センサユニットU2を備えている。
ISCユニットU1は、電磁アクチュエータ、電磁アクチュエータにより駆動されて副通路の通路面積を調整するニードル弁を備え、エンジンのアイドル運転時において、通路を流れる吸気量を調整するものである。
センサユニットU2は、図6、図9及び図10に示すように、センサケース60、開度センサ70、温度センサ80、圧力センサ90、種々の電子部品及び配線等が実装された回路基板100、外部のハーネスに接続される端子Tを備えている。
ボディ10は、アルミニウム等の金属材料により形成され、図1、図2、図3、図5、図10ないし図12に示すように、上流側接続部11a、下流側接続部11b、通路12a、副通路12b、軸受孔13、接合面14、二つのネジ穴15a,15b、凹部16、第1連通路17、第2連通路18、規制部の一部としての凸状当接部19を備えている。
ここで、「規制部」とは、ボディ10に対するセンサケース60の相対的な移動を係合により規制するべく、ボディ10とセンサケース60とが、直接的に又は別部材を介在させて間接的に当接して又は掛止して接触する形態をなすものであり、ネジ等の締結手段を用いて相対的な移動を規制するものを除外する趣旨である。
上流側接続部11aは、円筒状に形成されて、エアクリーナの下流側に連結された吸気ダクトと接続される。
下流側接続部11bは、シール部材を嵌め込む環状溝を備えたフランジ状に形成され、吸気ポートを画定するシリンダヘッドと接続される。
通路12aは、吸気を通すべく、軸線S1を中心とする円筒状に形成されている。
副通路12bは、ISCユニットU1により流路面積が調整されると共に、上流側の通路12aから分岐してスロットル弁30を迂回した後に下流側の通路12aに合流する経路として形成されている。
軸受孔13は、回転軸20を回動自在に支持するべく、軸線S2を中心とする円筒孔として形成されている。
接合面14は、軸線S2に垂直な平坦面として形成され、センサケース60の二つのボス部61,62を接合させる役割をなす。
二つのネジ穴15a,15bは、図5に示すように、軸線S2の方向において接合面14に開口すると共に軸線S2から偏倚しかつ軸線S1に対して傾斜する直線Lb上に並ぶように配置されている。
凹部16は、図5及び図10に示すように、センサケース60の筒状部64を受け入れるべく、接合面14に開口すると共に軸線S2を中心とする円筒状に形成されている。
尚、凹部16は、センサケース60の筒状部64が筒状嵌合部として形成された場合に、軸線S2に垂直な方向に密接して筒状嵌合部を嵌合させる嵌合凹部として形成れてもよい。
これによれば、嵌合凹部16に筒状嵌合部64が嵌め込まれることで、ボディ10に対するセンサケース60の相対的な移動を規制する規制力が得られ、当該規制力はボディ10に対するセンサケース60のガタツキや振動の抑制ないし防止に寄与する。
第1連通路17は、図5及び図11に示すように、センサユニットU2に含まれる温度センサ80を吸気に晒すべく、接合面14に開口すると共にスロットル弁30よりも上流側の通路12aに連通する。
第2連通路18は、図5及び図12に示すように、センサユニットU2に含まれる圧力センサ90を吸気に晒すべく、接合面14に開口すると共にスロットル弁30よりも下流側の通路12aに連通する。
凸状当接部19は、図5に示すように、二つのネジ穴15a,15bを結ぶ領域Asから外れた領域で、かつ、直線Lbと軸線S1が鈍角をなして囲む領域Abにおいて、すなわち、上流側接続部11a寄りの接合面14の隅部において、接合面14から軸線S2方向に突出するように形成されている。
ここで、「二つのネジ穴15a,15bを結ぶ領域As」とは、二つのネジ穴15a,15bが占める領域と、二つのネジ穴15a,15bの間に挟まれる領域である。
また、凸状当接部19は、センサユニットU2がボディ10に組み付けられた状態で、センサケース60に設けられたコネクタ65の付け根側壁部65aの近傍に位置するように配置されている。
そして、凸状当接部19は、図4に示すように、センサユニットU2がボディ10に組み付けられた状態で、センサケース60の対向面63と接合面14との間の隙間Cを埋めて、対向面63の一部をなす受け部63aに当接する。
すなわち、凸状当接部19及び受け部63aにより、ボディ10に対するセンサケース60の相対的な移動を係合により規制する規制部が構成されている。
回転軸20は、図2及び図10に示すように、金属材料等により円形断面で軸線S2方向に伸長するように形成され、略中央領域においてスロットル弁30を固定するためのスリット21及びネジ孔22、端部に連結されて開度センサ70により検知される被検知体23を備えている。
被検知体23は、ボディ10の凹部16の中央寄りに配置される有底円筒状に形成され、その内部に円弧状の永久磁石等が埋設されている。
そして、回転軸20は、ボディ10の軸受孔13に通されると共にシール部材SRが嵌め込まれた状態で、スリット21に嵌め込まれたスロットル弁30がネジb1により締結されることにより、スロットル弁30を開閉自在に保持する。
スロットル弁30は、図2及び図10に示すように、金属材料等により略円板状に形成され、回転軸20に固定されて、通路12aを開閉するように配置される。
そして、スロットル弁30は、不図示の駆動源により回転軸20が回転駆動されることにより通路12aを開閉する。
シール部材40は、図2及び図3に示すように、ゴム材料により円環状に形成されている。そして、シール部材40は、センサユニット60がボディ10に組み付けられた状態において、図11に示すように、ボディ10の接合面14とセンサケース60の対向面63との間の隙間Cを埋めるように介在して、第1連通孔17の周りをシールする。
シール部材50は、図2及び図3に示すように、ゴム材料により略三角形の環状に形成されている。そして、シール部材50は、センサユニット60がボディ10に組み付けられた状態において、図12に示すように、ボディ10の接合面14とセンサケース60の対向面63との間の隙間Cを埋めるように介在して、第2連通孔18の周りをシールする。
センサユニットU2は、上述のように吸気の温度及び圧力に関する情報及びスロットル弁30の開度情報を検知する種々のセンサ70,80,90を収容し、センサケース60を介して、二つのネジBによりボディ10に固定されるものである。
センサケース60は、樹脂材料により形成されており、図6ないし図10に示すように、二つのボス部61,62、対向面63、筒状部64、コネクタ65、第1収容部66、第2収容部67、第3収容部68、第4収容部69を備えている。
尚、センサケース60は樹脂材料により成形されるため、成形後の収縮等により対向面63において僅かに反りを生じる場合がある。ここでは、樹脂製のセンサケース60は、成形後の反りが生じるのを前提に使用される。
二つのボス部61,62は、ネジBを通す円筒状の金属製カラーGが一体的に埋設されており、その端面61a,62aがボディ10の接合面14に接合されるように形成されている。
対向面63は、センサユニットU2がボディ10に組み付けられた状態において、図4、図8及び図9に示すように、ボディ10の接合面14との間に所定の隙間Cをおいて対向するように形成されている。
すなわち、二つのボス部61,62の端面61a,62aが、軸線S2方向において、対向面63よりも隙間Cを埋める分だけ突出した形態となっている。
また、対向面63は、図7に示すように、二つのボス部61,62を結ぶ領域Acから外れた第1領域A1でかつコネクタ65の付け根側壁部65aの近傍において、ボディ10の凸状当接部19を受ける受け部63aを画定している。
ここで、「二つのボス部61,62を結ぶ領域Ac」とは、二つのボス部61,62が占める領域と、二つのボス部61,62の間に挟まれる領域である。
受け部63aは、上述のように、ボディ10に対するセンサケース60の相対的な移動を係合により規制する規制部の一部をなすものである。
上記ボディ10とセンサケース60との関係によれば、センサユニットU2がボディ10に組み付けられた状態において、ボディ10の凸状当接部19は、第1領域A1でかつコネクタ65の付け根側壁部65aの近傍に配置されることになる。
ここでは、センサケース60の対向面63の一部を受け部63aとして使用するため、センサケース60を成形する既存の金型が存在する場合は金型の変更が必要なく、製造コストの増加を防止できる。
尚、対向面63には、シール部材40の一部を嵌め込む環状溝63b、シール部材50の一部を嵌め込む環状溝63c、肉抜き部63d,63e,63fが形成されている。
筒状部64は、二つのボス部61,62を結ぶ領域Acと部分的に重なる領域において、対向面63から軸線S2方向に突出すると共に軸線S2を中心とする円筒状に形成され、ボディ10の凹部16に挿入される。
ここで、筒状部64は、ボディ10の凹部16が嵌合凹部として形成された場合に、軸線S2に垂直な方向に密接して嵌合凹部16に嵌合される外径寸法をなす筒状嵌合部として形成されてもよい。
これによれば、センサユニットU2がボディ10に組み付けられた状態において、筒状嵌合部64とボディ10の嵌合凹部16の協働により、ボディ10に対するセンサケース60のガタツキや振動を抑制ないし防止する効果を得ることができる。
コネクタ65は、図7及び図9に示すように、回路基板100を介して種々のセンサ等に接続された端子Tを囲繞する略矩形の筒状に形成され、二つのボス部61,62を結ぶ領域Acから外れた第1領域A1に形成されている。
また、コネクタ65は、対向面63と平行な面上で二つのボス部61,62(の中心同士)を結ぶ第1直線L1に対して直角以外の角度をなしかつ軸線S2と直交する第2直線L2の方向に突出するように形成されている。
すなわち、センサユニットU2がボディ10に組み付けられた状態において、ボディ10の凸状当接部19及びセンサケース60の受け部63aは、第1直線L1と第2直線L2が鈍角をなして囲む領域Adに配置されることになる。
ここで、凸状当接部19及び受け部63aと、二つのボス部61,62と、コネクタ65のオーバハング量との関係を、図7及び図8を参照して説明する。
図8に示すように、コネクタ65の突出方向(第2直線L2の方向)において、支持部としてのボス部61からコネクタ65の先端までのオーバハング量はOH1である。
一方、支持部としての凸状当接部19及び受け部63aからコネクタ65の先端までのオーバハング量はOH2であり、OH2はOH1に比べて非常に短くなる。
したがって、凸状当接部19及び受け部63aを設けたことにより、ボディ10に対してセンサケース60が隙間Cを狭める方向へ移動するのを規制でき、全体としての振動を抑制ないし防止できる。
また、図7に示すように、二つのボス部61,62を結ぶ第1直線L1に垂直な方向において、支持部としてのボス部61,62からコネクタ65の先端までのオーバハング量はOH3である。
一方、支持部としての凸状当接部19及び受け部63aからコネクタ65の先端までのオーバハング量はOH4であり、OH4はOH3に比べて非常に短くなる。
したがって、凸状当接部19及び受け部63aを設けたことにより、ボディ10に対してセンサケース60が隙間Cを狭める方向へ移動するのを規制でき、全体としての振動を抑制ないし防止できる。
第1収容部66は、開度センサ70を収容するべく、二つのボス部61,62を結ぶ領域Acと部分的に重なる領域において、筒状部64の内側でかつ筒状部64と隙間をおいて軸線S2を中心とする円柱状に突出ように形成されている。すなわち、第1収容部66の周りには、筒状嵌合部としても機能し得る筒状部64が形成されている。
そして、第1収容部66は、組付け状態において、回転軸20の端部に設けられた被検知体23の内側に非接触にて配置される。
第2収容部67は、温度センサ80を収容するべく、二つのボス部61,62を結ぶ領域Acから外れた第1領域A1でかつ第1直線L1と第2直線L2が鋭角をなして囲む領域Aeにおいて、軸線S2方向に伸長する先細りの有底円筒状に形成されている。
そして、第2収容部67は、センサユニットU2がボディ10に組み付けられた状態において、ボディ10の第1連通孔17に挿入されて、その先端領域がスロットル弁30よりも上流側において通路12aに臨むように配置される。
ここで、第2収容部67は、接合面14寄りにおいて、軸線S2に垂直な方向に密接して第1連通孔17に嵌合される外径寸法をなす嵌合部分を含む先細りの有底円筒状に形成されてもよい。
これによれば、センサユニットU2がボディ10に組み付けられた状態において、第2収容部67とボディ10の第1連通路17との協働により、ボディ10に対するセンサケース60のガタツキや振動を抑制ないし防止する効果を得ることができる。
第3収容部68は、圧力センサ90を収容するべく、二つのボス部61,62を結ぶ領域Acから第1領域A1と反対側に外れた第2領域A2において、対向面63に開口する凹部として形成されている。
第4収容部69は、図10に示すように、対向面63と反対側において、回路基板100等を収容するべく、凹部として形成されている。
そして、第4収容部69は、回路基板100等が収容された後に、樹脂剤Rが充填されて封止される。
開度センサ70は、非接触式の磁気センサであり、第1収容部66内に配置されており、図10に示すように、ホール素子71、磁束を通すステータ72を備えている。
そして、開度センサ70は、回転軸20と一体的に回転する被検知体23(永久磁石)の相対的な回転により、ホール素子71を通過する磁束密度の変化を電気信号として検出して、スロットル弁30の開度を検知する。
温度センサ80は、第2収容部67内に配置されたサーミスタであり、第1連通路17に通された第2収容部67を介して通路12a内に配置される。
そして、温度センサ80は、吸気温度の変化に応じて変化する抵抗値を電気信号として検出して、吸気の温度を検知する。
圧力センサ90は、第3収容部68に配置されるピエゾ抵抗型半導体圧力センサであり、第2連通路18を通して通路12a内の吸気に晒されるダイヤフラムを備えている。
そして、圧力センサ90は、ダイヤフラムの変形に応じて変化する抵抗率の変化に基づく電位差を電気信号として検出して、吸気の圧力を検知する。
次に、ボディ10、シール部材40,50、センサユニットU2の組み付けについて説明する。
先ず、回転軸20、スロットル弁30、ICSユニットU1が組み付けられたボディ10が準備される。また、センサケース60に対して種々のセンサ70,80,90、回路基板100、端子T等が組み込まれたセンサユニットU2が準備される。
続いて、センサケース60の環状溝63b,63cに対して、シール部材40,50が嵌め込まれる。
続いて、センサケース60の対向面63がボディ10の接合面14に対向させて近づけられ、二つのボス部61,62が接合面14に接合されると共にシール部材40,50が接合面14に接合される。
そして、二つのネジBが二つのボス部61,62に通されてボディ10の二つのネジ穴15a,15bに捩じ込まれる。
これにより、センサユニットU2がボディ10に組み付けられる。
この組付け状態において、センサケース60の対向面63は、ボディ10の接合面14と隙間Cをおいて非接触にて対向する。一方、ボディ10の凸状当接部19は、センサケース60の受け部63aに当接して、軸線S2方向においてセンサケース60を保持した状態となる。
ここでは、センサケース60に成形後の反りが生じた場合でも、その反りが隙間C内に収められて、センサユニットU2は容易に組み付けられる。
上記構成をなすスロットル装置によれば、二つのボス部61,62をボディ10の接合面14に接合させて、二つのネジBでセンサケース60をボディ10に締結固定するため、樹脂製のセンサケース60が成形後に反りを生じていたとしても、無理に矯正して固定するものではない。
したがって、センサケース60に内部応力が発生するのを防止でき、経時的変化による亀裂等を防止することができる。
また、二つのボス部61,62の他に、二つのネジ穴15a,15bを結ぶ領域As及び二つのボス部61,62を結ぶ領域Acから外れた領域において、ボディ10の凸状当接部19がセンサケース60の受け部63aに当接して、センサケース60がボディ10に対して三箇所で支持される形態となる。
すなわち、二つのネジBに加えて、規制部(凸状当接部19及び受け部63a)が設けられたことにより、センサケース60がボディ10に対してより堅固に保持されることになり、耐振性及び気密性が向上する。また、コネクタ65に外部のハーネスが接続された状態において、ハーネスの振動等に起因してセンサケース60がボディ10に対して相対的に振動するのを抑制ないし防止することができ、それ故に、端子Tの摩耗等も防止することができる。
特に、凸状当接部19及び受け部63aが、図7に示すように、二つのボス部61,62を結ぶ領域から外れた第1領域A1でかつコネクタ65の付け根側壁部65aの近傍に配置されているため、コネクタ65の支持部から先端までのオーバハング量OH2,OH4を短くすることができる。これにより、コネクタ65の振動を抑制ないし防止することができ、それ故に、端子Tの摩耗等も防止することができる。
また、凸状当接部19及び受け部63aが、図7に示すように、第1直線L1と第2直線L2が鈍角をなして囲む領域Adに配置されているため、二つのボス部61,62と受け部63aの位置関係が略正三角形の各頂点に対応するような配置となる。
したがって、センサケース60がボディ10に対してバランスよく三箇所で支持される形態となる。これにより、センサケース60がボディ10に対してより堅固に保持されることになり、上述同様に、耐振性及び気密性が向上し、ハーネスの振動等に起因してセンサケース60がボディ10に対して相対的に振動するのを抑制ないし防止することができ、端子Tの摩耗等も防止することができる。
さらに、センサケース60は、第1領域A1において温度センサ80を収容する第2収容部68、二つのボス部を結ぶ領域Acから第1領域A1と反対側に外れた第2領域A2において圧力センサ90を収容する第3収容部69を含み、温度センサ80に対応する第1連通路17と圧力センサ90に対応する第2連通路18の周りにおいて隙間Cを埋める環状のシール部材40,50が配置されている。
したがって、二つのボス部を結ぶ領域Acを挟んだ両側において、シール部材40,50により、気密性を確保できると共にセンサケース60の振動を抑制する防振効果を得ることができる。
上記構成をなすスロットル装置M1によれば、樹脂製のセンサケース60に成形後の反りが生じるのを前提として、耐振性の向上、気密性の確保を達成でき、又、センサケース60の経時的変化による亀裂やコネクタ内の端子Tの摩耗等を防止できる。
図13は、本発明の第2実施形態に係るスロットル装置M2を示すものであり、ボディ10に替えてボディ110、センサケース60に替えてセンサケース160が採用された以外は、第1実施形態と同一である。したがって、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
ボディ110は、上流側接続部11a、下流側接続部11b、通路12a、副通路12b、軸受孔13、接合面14、二つのネジ穴15a,15b、凹部16、第1連通路17、第2連通路18、規制部の一部としての受け部14aを備えている。
受け部14aは、ボディ10の凸状突出部19が廃止された領域において、接合面14と同一上の面として形成されている。
センサケース160は、二つのボス部61,62、対向面63、環状溝63b,63c、肉抜き部63d,63e,63f、筒状部64、コネクタ65、第1収容部66、第2収容部67、第3収容部68、第4収容部69、規制部の一部としての凸状当接部163aを備えている。
凸状当接部163aは、センサケース60の受け部63aに対応する領域において、隙間Cを埋めるべく軸線S方向に突出して受け部14aに当接するように形成されている。
そして、ボディ110にセンサユニットU2が組み付けられた状態において、センサケース160の凸状当接部163aがボディ110の受け部14aに当接する。
すなわち、凸状当接部163a及び受け部14aにより、ボディ110に対するセンサケース160の相対的な移動を係合により規制する規制部が構成されている。
上記構成をなすスロットル装置M2によれば、前述第1実施形態と同様に、樹脂製のセンサケース160に成形後の反りが生じるのを前提として、耐振性の向上、気密性の確保を達成でき、又、センサケース160の経時的変化による亀裂やコネクタ内の端子Tの摩耗等を防止できる。
図14は、本発明の第3実施形態に係るスロットル装置M3を示すものであり、ボディ10に替えてボディ110が採用され、被挟持片120が採用された以外は、第1実施形態と同一である。したがって、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
被挟持片120は、ゴム等の弾性材料により略矩形の平板状に形成されている。そして、被挟持片120は、一方の面がボディ110の受け部14aに当接し、他方の面がセンサケース60の受け部63aに当接している。
そして、ボディ110にセンサユニットU2が組み付けられた状態において、被挟持片120は、隙間Cを埋めるように、ボディ110の接合面14とセンサケース60の対向面63の間に挟み込まれる。
すなわち、接合面14及び対向面63の間に介在する被挟持片120により、ボディ110に対するセンサケース60の相対的な移動を係合により規制する規制部が構成されている。
上記構成をなすスロットル装置M3によれば、前述第1実施形態と同様に、樹脂製のセンサケース60に成形後の反りが生じるのを前提として、耐振性の向上、気密性の確保を達成でき、又、センサケース60の経時的変化による亀裂やコネクタ内の端子Tの摩耗等を防止できる。
図15及び図16は、本発明の第4実施形態に係るスロットル装置M4を示すものであり、ボディ10に替えてボディ210及びセンサケース60に替えてセンサケース260が採用された以外は、第1実施形態と同一である。したがって、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
ボディ210は、上流側接続部11a、下流側接続部11b、通路12a、副通路12b、軸受孔13、接合面14、二つのネジ穴15a,15b、凹部16、第1連通路17、第2連通路18、規制部の一部としての突出部219を備えている。
突出部219は、ボディ10の凸状当接部19が廃止された近傍領域において、接合面14から軸線S2方向に突出する板状に形成されている。
センサケース260は、二つのボス部61,62、対向面63、環状溝63c、肉抜き部63d,63e,63f、筒状部64、コネクタ65、第1収容部66、第2収容部67、第3収容部68、第4収容部69を備えている。
肉抜き部63dは、規制部の一部をなし、突出部219を受け入れると共に軸線S2に垂直な方向にて突出部219を当接させて受ける受け凹部として機能する。
センサケース260は、センサケース60の受け部63aを接合面14と対向する対向面63として使用し、肉抜き部63dを受け凹部として使用する以外は、センサケース60と同一の構成である。
そして、ボディ210にセンサユニットU2が組み付けられた状態において、ボディ210の突出部219が、軸線S2に垂直な方向においてセンサケース260の肉抜き部63dの内壁面に当接する。
すなわち、突出部219及び受け凹部としての肉抜き部63dにより、ボディ210に対するセンサケース260の相対的な移動を係合により規制する規制部が構成されている。
上記構成をなすスロットル装置M4によれば、前述第1実施形態と同様に、樹脂製のセンサケース260に成形後の反りが生じるのを前提として、耐振性の向上、気密性の確保を達成でき、又、センサケース260の経時的変化による亀裂やコネクタ内の端子Tの摩耗等を防止できる。
図17ないし図19は、本発明の第5実施形態に係るスロットル装置M5を示すものであり、ボディ10に替えてボディ310及びセンサケース60に替えてセンサケース360が採用された以外は、第1実施形態と同一である。したがって、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
ボディ310は、上流側接続部11a、下流側接続部11b、通路12a、副通路12b、軸受孔13、接合面14、二つのネジ穴15a,15b、凹部16、第1連通路17、第2連通路18、規制部の一部としての掛止凹部319を備えている。
掛止凹部319は、ボディ310の凸状当接部19が廃止された近傍の外側壁領域において、軸線S2に垂直な方向に凹む略矩形凹部として形成されている。
センサケース360は、二つのボス部61,62、対向面63、環状溝63c、肉抜き部63d,63e,63f、筒状部64、コネクタ65、第1収容部66、第2収容部67、第3収容部68、第4収容部69、規制部の一部としての掛止片363aを備えている。
掛止片363aは、対向面63から軸線S2方向に突出して先端に掛止爪を有するフック状に形成されている。
センサケース360は、センサケース60の受け部63aを接合面14と対向する対向面63として使用し、掛止片363aが設けられた以外は、センサケース60と同一の構成である。
そして、ボディ310にセンサユニットU2が組み付けられた状態において、センサケース360の掛止片363aが、ボディ310の掛止凹部319に対してスナップフィットにより掛止される。
すなわち、掛止片363a及び掛止凹部319により、ボディ310に対するセンサケース360の相対的な移動を係合により規制する規制部が構成されている。
上記構成をなすスロットル装置M5によれば、前述第1実施形態と同様に、樹脂製のセンサケース360に成形後の反りが生じるのを前提として、耐振性の向上、気密性の確保を達成でき、又、センサケース360の経時的変化による亀裂やコネクタ内の端子Tの摩耗等を防止できる。
上記実施形態においては、規制部として、凸状当接部19(163a)及び受け部63a(14a)を採用した第1実施形態及び第2実施形態、被挟持片120を採用した第3実施形態、突出部219及び受け凹部(肉抜き部63d)を採用した第4実施形態、掛止片363a及び掛止凹部319を採用した第5実施形態を示したが、これに限定されるものではない。
例えば、規制部として、凸状当接部19(163a)及び受け部63a(14a)と突出部219及び受け凹部(肉抜き部63d)を一緒に採用した実施形態、凸状当接部19(163a)及び受け部63a(14a)と掛止片363a及び掛止凹部319を一緒に採用した実施形態、突出部219及び受け凹部(肉抜き部63d)と掛止片363a及び掛止凹部319を一緒に採用した実施形態等を採用してもよい。
上記第4実施形態においては、規制部として、ボディ210に形成されて軸線S2の方向に突出する突出部219と、センサケース260に形成されて突出部219を受け入れると共に軸線S2に垂直な方向にて突出部219を当接させて受ける受け凹部63dを示したが、これに限定されるものではなく、逆に、ボディに受け凹部を設け、センサケースに突出部を設けてもよい。
上記実施形態においては、センサユニットU2において三つのセンサ(開度センサ70、温度センサ80、圧力センサ90)を収容した構成を示したが、これに限定されるものではなく、少なくとも一つのセンサを備えた構成を採用してもよく、その他のセンサを備えた構成を採用してもよい。
以上述べたように、本発明のスロットル装置によれば、耐振性の向上、気密性の確保を達成でき、又、センサケースの経時的変化による亀裂やコネクタ内の端子の摩耗等を防止できるため、二輪車等に搭載されるエンジンに適用できるのは勿論のこと、自動車やその他の車両のエンジンにも有用である。
10,110,210,310 ボディ
12a 通路
14 接合面
14a 受け部(規制部)
15a,15b 二つのネジ穴
16 凹部(嵌合凹部)
17 第1連通路
18 第2連通路
19,163a 凸状当接部(規制部)
30 スロットル弁
40,50 シール部材
U2 センサユニット
60,160,260,360 センサケース
61,62 二つのボス部
63 対向面
63a 受け部(規制部)
63d 肉抜き部(受け凹部、規制部)
64 筒状部(筒状嵌合部)
65 コネクタ
65a 付け根側壁部
66 第1収容部
67 第2収容部
68 第3収容部
70 開度センサ
80 温度センサ
90 圧力センサ
T 端子
120 被挟持片(規制部)
219 突出部(規制部)
319 掛止凹部(規制部)
363a 掛止片(規制部)
B ネジ
C 隙間
As 二つのネジ穴を結ぶ領域
Ac 二つのボス部を結ぶ領域
A1 二つのボス部を結ぶ領域から外れた第1領域
A2 二つのボス部を結ぶ領域から第1領域と反対側に外れた第2領域
L1 二つのボス部を結ぶ第1直線
L2 第1直線に対して直角以外の角度をなす第2直線

Claims (8)

  1. 吸気を通す通路を画定するボディと、前記通路を開閉するスロットル弁と、種々の情報を検知するセンサを収容すると共に前記ボディに対して二つのネジにより固定される樹脂製のセンサケースを含むセンサユニットと、を備え、
    前記ボディは、前記センサケースを接合する接合面と、前記接合面に垂直な軸線の方向において前記接合面に開口する二つのネジ穴を含み、
    前記センサケースは、前記ネジを通すと共に前記接合面に接合される端面を有する二つのボス部と、前記端面以外の領域において前記端面から凹んで前記接合面と所定の隙間をおいて対向する対向面を含み、
    前記ボディ及び前記センサケースは、前記二つのネジ穴を結ぶ領域及び前記二つのボス部を結ぶ領域から外れて離隔した領域において、前記ボディに対する前記センサケースの前記軸線の方向における相対的な移動を係合により規制する規制部を含み、
    前記規制部は、前記ボディ及び前記センサケースの一方に形成された凸状当接部と、前記ボディ及び前記センサケースの他方に形成されて前記凸状当接部を受ける受け部を含む、ことを特徴とするスロットル装置。
  2. 前記センサケースは、前記二つのボス部を結ぶ領域から外れた第1領域において、前記センサに接続された端子を囲繞するコネクタを含み、
    前記規制部は、前記第1領域でかつ前記コネクタの付け根側壁部の近傍に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスロットル装置。
  3. 前記コネクタは、前記対向面と平行な面上で前記二つのボス部を結ぶ第1直線に対して直角以外の角度をなす第2直線の方向に突出するように形成され、
    前記規制部は、前記第1直線と前記第2直線が鈍角をなして囲む領域に配置されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のスロットル装置。
  4. 前記ボディは、前記接合面に開口する嵌合凹部を含み、
    前記センサケースは、前記軸線に垂直な方向に密接して前記嵌合凹部に嵌合される筒状嵌合部を含む、
    ことを特徴とする請求項1ないしいずれか一つに記載のスロットル装置。
  5. 前記センサは、前記スロットル弁の開度を検知する開度センサを含み、
    前記センサケースは、前記二つのボス部を結ぶ領域と部分的に重なる領域において前記開度センサを収容する第1収容部を含み、
    前記第1収容部の周りには、前記筒状嵌合部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項に記載のスロットル装置。
  6. 前記センサは、前記吸気の温度を検知する温度センサと、前記吸気の圧力を検知する圧力センサを含み、
    前記センサケースは、前記二つのボス部を結ぶ領域から外れた第1領域において前記温度センサを収容する第2収容部と、前記二つのボス部を結ぶ領域から前記第1領域と反対側に外れた第2領域において前記圧力センサを収容する第3収容部を含む、
    ことを特徴とする請求項1ないしいずれか一つに記載のスロットル装置。
  7. 前記ボディは、前記接合面に開口して前記温度センサを前記吸気に晒す第1連通孔と、前記接合面に開口して前記圧力センサを前記吸気に晒す第2連通孔を含み、
    前記第1連通孔及び前記第2連通孔の周りには、環状のシール部材が配置されている、
    ことを特徴とする請求項に記載のスロットル装置。
  8. 前記第2収容部は、前記第1連通孔に挿入されると共に前記接合面寄りにおいて前記軸線に垂直な方向に密接して前記第1連通孔に嵌合されるべく、先細りの有底筒状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項に記載のスロットル装置。
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