JP7442234B1 - 足場設置装置および筒状構造物の周囲に足場を設置する方法 - Google Patents

足場設置装置および筒状構造物の周囲に足場を設置する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】筒状構造物をより効率的に解体することが可能な足場設置装置。【解決手段】足場設置装置は、前記筒状構造物の外周面に溶接されるサポート部材と、足場ブラケットと、を有し、前記サポート部材は、ボルト穴を有し、前記足場ブラケットは、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、第2の斜材とを有し、前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有し、前記足場ブラケットは、該足場ブラケットの第1の貫通孔と前記サポート部材の前記ボルト穴とを通るボルトによる締結により、前記サポート部材と接続され、前記第1の斜材および前記第2の斜材は、前記第2の貫通孔と前記長穴とを通るボルトによる締結により、全長の調整が可能な単一斜材となる。【選択図】図9

Description

本発明は、足場設置装置および筒状構造物の周囲に足場を設置する方法に関する。
大型煙突などの筒状構造物を解体する際には、まず、所定の高さ位置ごとに、煙突の周囲にわたって作業足場が設置される。次に、作業足場に乗った作業員により、上部から所定の長さ位置で筒状構造物が切断される。切断された部分は、クレーンにより、地上まで吊り下げられる。これを筒状構造物の上部から下部に沿って繰り返すことにより、筒状構造物が解体される。
最近では、作業足場の設置をより効率的に行うため、所定の高さ位置に、筒状構造物の周囲にわたって鋼製バンドを設置し、該鋼製バンドに設けられた係止口に足場ブラケットを差し込む方法が提案されている(特許文献1)。
足場ブラケットは、上部に水平部分を有する。従って、筒状構造物の周囲に設置された複数の足場ブラケットの水平部分にわたって足場板を設置することにより、筒状構造物の周囲に作業足場を構成することができる。
特開2000-170376号公報
前述のように、筒状構造物の解体のための足場の設置方法として、各種方法が提案されている。
しかしながら、効率の観点からは、従来の方法においても未だ改善の余地がある。
例えば、特許文献1に記載の方法では、複数の高さ位置において、筒状構造物の周囲に沿って鋼製バンドを取り付ける必要がある。
各鋼製バンドは、周方向に沿って配置された複数のバンド用パーツをボルトで相互に連結することにより構成される。従って、筒状構造物の径が大きくなると、必要なバンド用パーツの数が多くなり、これに伴い、多数の連結作業が必要となる。特に、高さが60mを超えるような大型の筒状構造物の場合、鋼製バンドを設置すべき高さ位置の数が増加するため、より多くのパーツの連結作業を行うことが必要となる。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、本発明では、筒状構造物をより効率的に解体することが可能な足場設置装置を提供することを目的とする。また、本発明では、筒状構造物を解体する際に、より効率的に行うことが可能な足場の設置方法を提供することを目的とする。
本発明では、筒状構造物の周囲に足場を設置する際に使用される足場設置装置であって、
前記筒状構造物の外周面に溶接されるサポート部材と、
足場ブラケットと、
を有し、
前記サポート部材は、ボルト穴を有し、
前記足場ブラケットは、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、第2の斜材とを有し、
前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有し、
前記足場ブラケットは、該足場ブラケットの第1の貫通孔と前記サポート部材の前記ボルト穴とを通るボルトによる締結により、前記サポート部材と接続され、
前記第1の斜材および前記第2の斜材は、前記第2の貫通孔と前記長穴とを通るボルトによる締結により、全長の調整が可能な単一斜材となる、足場設置装置が提供される。
また、本発明では、筒状構造物の周囲に足場を設置する方法であって、
(1)筒状構造物の所定の高さ位置において、該筒状構造物の周囲に沿って、複数のサポート部材を溶接する工程であって、各サポート部材は、ボルト穴を有する、工程と、
(2)足場ブラケットを複数準備する工程であって、
前記足場ブラケットは、第1の部材および第2の部材を有し、
前記第1の部材は、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、を有し、
第2の部材は、第2の斜材を有し、
前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有し、前記第1の斜材および前記第2の斜材は、前記長穴と前記第2の貫通孔とを通るボルトによる締結により、単一斜材となり、該単一斜材を有する足場ブラケットが得られる、工程と、
(3)前記足場ブラケットと対応するサポート部材とを、前記第1の貫通孔および前記ボルト穴に貫通されたボルトで締結する工程であって、これにより、前記筒状構造物の周囲から、前記足場ブラケットの前記水平部材が放射状に突出される、工程と、
(4)前記足場ブラケットの前記水平部材を利用して、足場部材を設置する工程と、
を有し、
前記(1)の工程と前記(2)の工程は、任意の順番で実施される、方法が提供される。
さらに、本発明では、筒状構造物の周囲に足場を設置する方法であって、
(1)筒状構造物の所定の高さ位置において、該筒状構造物の周囲に沿って、複数のサポート部材を溶接する工程であって、各サポート部材は、ボルト穴を有する、工程と、
(2)足場ブラケット用の第1の部材および第2の部材を複数準備する工程であって、
前記第1の部材は、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、を有し、
第2の部材は、第2の斜材を有し、
前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有する、工程と、
(3)前記足場ブラケット用の第1の部材と、対応するサポート部材とを、前記第1の貫通孔および前記ボルト穴に貫通されたボルトで締結する工程であって、これにより、前記筒状構造物の周囲から、前記水平部材が放射状に突出される、工程と、
(4)前記第2の斜材の前記第2の貫通孔と前記第1の斜材の前記長穴とを通るボルトにより、前記第1の斜材および前記第2の斜材を締結して、所望の全長を有する単一斜材を有する足場ブラケットを完成させる工程と、
(5)前記足場ブラケットの前記水平部材を利用して、足場部材を設置する工程と、
を有し、
前記(1)の工程と前記(2)の工程は、任意の順番で実施される、方法が提供される。
本発明では、筒状構造物をより効率的に解体することが可能な足場設置装置を提供することができる。また、本発明では、筒状構造物を解体する際に、より効率的に行うことが可能な足場の設置方法を提供することができる。
筒状構造物の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態による足場設置装置に含まれるサポート部材の概略的な斜視図である。 本発明の一実施形態による足場設置装置に含まれる足場ブラケットの概略的な分解斜視図である。 本発明の一実施形態による足場設置装置により、筒状構造物の周囲に足場を構築する方法のフローを模式的に示した図である。 本発明の一実施形態による足場設置装置において、筒状構造物の周囲にわたってサポート部材が設置された状態を模式的に示下図である。 本発明の一実施形態による足場設置装置において、足場ブラケットがサポート部材に装着された状態を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態による足場設置装置において、足場ブラケットの水平部材の上に、床材が設置された状態を模式的に示した図である。 筒状構造物の外周面が鉛直方向に延在する箇所に設置された足場ブラケットを概略的に示した側面図である。 筒状構造物の外周面が鉛直方向に対して+θだけ(左側に)傾斜した箇所に設置された足場ブラケットを概略的に示した側面図である。 筒状構造物の外周面が鉛直方向に対して-θだけ(右側に)傾斜した箇所に設置された足場ブラケットを概略的に示した側面図である。 本発明の一実施形態による足場設置装置により、筒状構造物の周囲に足場を構築する別の方法のフローを模式的に示した図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(本発明の一実施形態による足場設置装置)
本発明の一実施形態では、筒状構造物の周囲に足場を設置する際に使用される足場設置装置が提供される。
図1には、本発明の一実施形態による足場設置装置の被設置対象となる、筒状構造物1の形態の一例を模式的に示す。
図1に示した例では、筒状構造物1は、鋼製煙突で構成されている。筒状構造物1の高さは、特に限られないが、高さは、例えば、60m以上であり、100m以上であってもよく、200mまたはそれ以上であってもよい。
なお、図1において、筒状構造物1の周囲には、鉄塔20が示されている。筒状構造物1が長身の鋼製煙突である場合、筒状構造物1を自立させることは難しいため、このような鉄塔支持型が採用されることが一般的である。
ただし、鉄塔20の解体用の足場の設置方法としては、従来の方法が採用できる。従って、本願では、鉄塔20の解体用の足場の設置方法についての説明は、省略する。なお、一般に鉄塔支持型の筒状構造物1を解体する場合、筒状構造物1および鉄塔20の両方が、同時並行的に解体される。すなわち、両者は、上部から、高さレベルが同様に低下するようにして、解体される。
このような筒状構造物1を解体する際に、本発明の一実施形態による足場設置装置が使用される。
本発明の一実施形態による足場設置装置(以下、「第1の装置」と称する)は、サポート部材および足場ブラケットを有する。
図2および図3には、それぞれ、第1の装置に含まれるサポート部材および足場ブラケットを概略的に示す。
図2には、サポート部材110の構成の一例を模式的に示す。図2には、サポート部材110の概略的な斜視図が示されている。
図2に示すように、サポート部材110は、金属製で、略ブロック状または略板状の形状を有する。サポート部材110は、相互に対向する第1の主面112および第2の主面114と、4つの側面116とを有する。
サポート部材110の第1の主面112には、第2の主面114まで貫通するボルト穴125が形成されている。
なお、図2に示した例では、第1の主面112の略中央に、単一のボルト穴125が形成されている。しかしながら、ボルト穴125の数は、複数であってもよい。
サポート部材110は、例えば、鋼のような、筒状構造物の外周面に溶接可能な材料で構成される。
サポート部材110の寸法は、特に限られない。例えば、サポート部材110の第1の主面112の長辺の寸法は、100mm~150mmの範囲であり、短辺の寸法は、75mm~100mmの範囲であってもよい。また、側面116の厚さは、9mm~12mmの範囲であってもよい。
図3には、足場ブラケット140の構成の一例を模式的に示す。図3には、足場ブラケット140の分解側面図が示されている。
図3に示すように、足場ブラケット140は、第1の部材141Aおよび第2の部材141Bを相互に接続することにより構成される。
第1の部材141Aは、水平部材144、垂直部材146、および第1の斜材148を有する。
水平部材144は、ある一方向に延在する略角柱状の形態を有する。水平部材144は、第1の端部142に第1の貫通孔160を有し、他方の端部(第2の端部)143は、第1の斜材148と接合されている。
水平部材144の第1の端部142に形成された第1の貫通孔160の数は、サポート部材110のボルト穴125の数に対応する。従って、サポート部材110のボルト穴125が一つの場合、第1の貫通孔160の数は、一つであり、ボルト穴125が二つの場合、第1の貫通孔160の数も二つであり、以下同様である。
また、第1の貫通孔160および/またはボルト穴125の延伸方向に垂直な断面の形状は、特に限られない。すなわち、第1の貫通孔160および/またはボルト穴125の断面は、長円など、円形以外の形状であってもよい。
垂直部材146は、水平部材144に対して垂直に延在する略角柱状の形態を有する。垂直部材146は、水平部材144の長手方向の途中の部分に接合されている。
第1の斜材148は、該第1の斜材148の延伸方向に沿って延在する長穴162を有する。
一方、第2の部材141Bは、第2の斜材152および当接部材155を有する。当接部材155は、第2の斜材152の一方の端部に設置される。また、第2の斜材152の他方の端部には、1つまたは複数の第2の貫通孔164が形成される。
当接部材155は、第2の斜材152の先端に、(図3における上下方向に)傾斜可能に取り付けられる。例えば、第2の斜材152の端部にはボルト穴156が形成され、当接部材155は、このボルト穴156を介して接続されてもよい。
当接部材155は、後述するように、足場ブラケット140がサポート部材110に固定され、足場設置装置が構成された際に、当接部材155を筒状構造物の外周面に当接させ、足場ブラケット140を安定化させる役割を有する。
第2の斜材152は、第1の斜材148の長穴162および第2の斜材152の第2の貫通孔164を通るボルトによる締結により、第1の斜材148に接続することができる。
これにより、第1の斜材148と第2の斜材152とが一体化され、単一の斜材(以下、「一体化斜材(159)」とも称する)が構成される。
すなわち、第1の斜材148の長穴162および第2の斜材152の第2の貫通孔164を通るボルトを介して、第1の部材141Aと第2の部材141Bとが一体化され、足場ブラケット140が構成される。
ここで、第1の斜材148には、長穴162が設けられている。そのため、ボルトを介して第1の斜材148と第2の斜材152とを一体化する際に、ボルトの締結位置を変更することができる。また、これにより、「一体化斜材」の全長を所望の値に変更することが可能となる。
足場ブラケット140の各部材は、例えば、鋼製であってもよい。
(本発明の一実施形態による足場設置装置により足場を設置する方法)
次に、図4を参照して、本発明の一実施形態による足場設置装置により、筒状構造物の周囲に足場を構築する方法について説明する。
なお、ここでは、一例として、前述の第1の装置により、筒状構造物1の周囲に足場を設置する方法について説明する。
図4には、足場を構築する方法(以下、「第1の方法」と称する)のフローを模式的に示す。
図4に示すように、第1の方法は、
(1)筒状構造物の所定の高さ位置において、該筒状構造物の周囲に沿って、複数のサポート部材を溶接する工程であって、各サポート部材は、ボルト穴を有する、工程(S110)と、
(2)足場ブラケットを複数準備する工程であって、
前記足場ブラケットは、第1の部材および第2の部材を有し、
前記第1の部材は、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、を有し、
第2の部材は、第2の斜材を有し、
前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有し、前記第1の斜材および前記第2の斜材は、前記長穴と前記第2の貫通孔とを通るボルトによる締結により、単一斜材となり、該単一斜材を有する足場ブラケットが得られる、工程(S120)と、
(3)前記足場ブラケットと対応するサポート部材とを、前記第1の貫通孔および前記ボルト穴に貫通されたボルトで締結する工程であって、これにより、前記筒状構造物の周囲から、前記足場ブラケットの前記水平部材が放射状に突出される、工程(S130)と、
(4)前記足場ブラケットの前記水平部材を利用して、足場部材を設置する工程(S140)と、
を有する。
ただし、(1)の工程(S110)と(2)の工程(S120)の順序は、逆であってもよい。
以下、図5~図7を参照して、各工程について、詳しく説明する。
(工程S110)
まず、筒状構造物1の周囲にわたって、サポート部材110が設置される。各サポート部材110は、前述の図2に示したような構成を有してもよい。各サポート部材110は、溶接により、筒状構造物1の外周面5に設置される。
サポート部材110は、一つの側面116が筒状構造物1の外周面と当接するようにして、筒状構造物に溶接される。
サポート部材110は、筒状構造物1の所定の高さレベルにおいて、外周面に沿って複数設置される。通常、サポート部材110が設置される高さレベルは、複数存在する。例えば、解体を開始する前に、筒状構造物1の上端から底面にわたって、必要な全てのサポート部材110が設置されてもよい。
サポート部材110を筒状構造物1の複数の高さレベルに設置する場合、高さの間隔は、例えば、5m~30mの範囲であってもよい。
なお、最も上方のサポート部材110は、筒状構造物1の先端、または鉄塔20の頂部に設置されてもよい。
図5には、ある高さレベルにおいて、筒状構造物1の周囲にわたって、サポート部材110が設置された状態を模式的に示す。
図5に示した例では、サポート部材110は、筒状構造物1の外周面5に、等間隔で12個設置されている。しかしながら、設置されるサポート部材110の数は、筒状構造物1の外周面5の寸法に応じて、適宜選定される。
通常、各高さレベルにおいて、サポート部材110は、周方向に沿って、相互に0.3m~1mの間隔で設置される。
(工程S120)
次に、複数の足場ブラケット140用の第1の部材141Aおよび第2の部材141Bが準備される。足場ブラケット140は、前述の図3に示したような構成を有してもよい。
次に、第1の部材141Aにおける第1の斜材148の長穴162と、第2の部材141Bにおける第2の斜材152の第2の貫通孔164を通るボルトにより、第2の斜材152が第1の斜材148と接続される。
第1の斜材148は、長穴162を有するため、第1の斜材148と第2の斜材152を接合する際に、長穴162内のボルトが設置される位置を変更することにより、各種全長を有する一体化斜材を構成することができる。
なお、この段階では、一体化斜材として必要な全長が不明であることがしばしば生じ得る。そのような場合、ボルトの位置を仮決めして、第1の斜材148と第2の斜材152を仮締結しておいてもよい。
以上の工程により、一体化斜材を有する足場ブラケット140が得られる。
(工程S130)
次に、サポート部材110のボルト穴125を利用して、足場ブラケット140がサポート部材110に固定される。
足場ブラケット140をサポート部材110に装着する際には、足場ブラケット140の水平部材144の第1の端部142に形成されている第1の貫通孔160と、対応するサポート部材110のボルト穴125とが相互に対面する状態で、両者を貫通するようにボルトが挿入される。また、ボルトの先端にナットを取り付けることにより、足場ブラケット140とサポート部材110がボルト締結される。
これにより、足場ブラケット140がサポート部材110に装着され、サポート部材110により足場ブラケット140を支持することができる。
以上の工程により、足場設置装置が構成される。
図6には、足場ブラケット140がサポート部材110に装着され、足場設置装置が構成された状態を模式的に示す。
図6に示すように、ボルト170を用いた足場ブラケット140の装着の結果、足場ブラケット140の水平部材144は、筒状構造物1の外周面5から放射状に突出されてもよい。
ここで、前述のように、工程S120における足場ブラケット140の組み立ての段階では、一体化斜材の全長が確定していない場合がある。従って、工程S130の直前では、第1の斜材148と第2の斜材152が仮締結された状態になっている場合がある。
そのような場合、本工程S130において、一旦ボルトを緩め、第1の斜材148に対する第2の斜材152の位置を変更してから、両者がボルトにより本締結されてもよい。
これにより、足場ブラケット140の一体化斜材を所定の長さに合わせることができる。
また、足場ブラケット140の当接部材155を筒状構造物1の外周面5に当接させ、足場設置装置を安定化することができる。
なお、例えば、当接部材155がボルト穴156に挿着されたボルトにより、第2の斜材152と接続されている場合、ボルト穴156を中心として当接部材155を回転させることができる。すなわち、当接部材155を第2の斜材152の延伸軸に対して傾斜させることができる。従って、そのような構成では、筒状構造物1の外周面5に、当接部材155の先端面を確実に当接することができる。
(工程S140)
次に、足場ブラケット140の水平部材144の上に足場部材が設置され、足場部材を相互に連結することにより、足場が構成される。
足場部材の構成および形状は、特に限られない。足場部材は、例えば、アルミニウム製の床材であってもよい。例えば、床材を水平部材144の上に掛け渡すことにより、足場が構成されてもよい。
図7には、足場ブラケット140の水平部材144の上に、床材180が設置された状態を模式的に示す。水平部材144の上に床材180を設置することにより、筒状構造物1の外周面5にわたって、ドーナツ状の足場185を構成することができる。
なお、図7に示した例では、2種類の形状の床材180を組み合わせることにより、足場185が構成される。ただし、より多くの種類の床材180を用いて、足場185を構成してもよい。
足場185は、さらに、支柱および/または手すり(図示されていない)を有してもよい。
以上の工程により、筒状構造物1の所定の高さレベルに足場185を設置することができる。
ここで、第1の方法では、従来のような鋼製バンドを使用せずに、足場185を構成することができる。第1の設置方法では、バンド用パーツを相互に連結する必要がなく、より効率的に足場185を設置することが可能となる。
また、第1の方法では、足場ブラケット140は、ボルト170を利用してサポート部材110と締結される。従って、使用済みの足場ブラケット140は、ボルト170を取り外すことにより、簡単に回収することができる。このため、足場ブラケット140は、再利用することができる。
なお、筒状構造物1の外周の直径は、高さ方向に沿って一様であるとは限られない。
すなわち、筒状構造物1は、外周の直径が高さレベルにより変化し、その結果、鉛直方向に沿って、外周の直径が他の部分よりも狭い領域または広い領域(特異領域)が生じ得る。
そのような「特異領域」に第1の装置を設けた場合、足場ブラケット140の水平部材144が非水平になり、水平な足場を組むことが難しくなるという問題が生じ得る。
しかしながら、第1の装置では、前述のように、第1の斜材148と第2の斜材152で構成される一体化斜材の全長を所望の寸法に調整することができる。
この場合、筒状構造物1の外周面5の直径が他の部分と異なるような特異領域においても、足場ブラケット140の水平部材144を水平方向に配置することが可能となる。そのため、足場ブラケット140の上に構築される足場185を水平にすることができる。
以下、図8~図10を参照して、この効果について詳しく説明する。
図8~図10には、筒状構造物1の各種外周面5に設置された第1の装置の態様を模式的に示す。
図8には、筒状構造物1の外周面5が鉛直方向に延在する箇所に設置された足場ブラケット140を概略的に示す。また、図9には、筒状構造物1の外周面5が鉛直方向に対して+θだけ(左側に)傾斜した箇所に設置された足場ブラケット140を概略的に示す。さらに、図10には、筒状構造物1の外周面5が鉛直方向に対して-θだけ(右側に)傾斜した箇所に設置された足場ブラケット140を概略的に示す。
いずれの図においても、足場ブラケット140は、ボルト170により、サポート部材110と締結される。
図8に示すように、筒状構造物1の外周面5が鉛直方向に延在する場合、第2の斜材152は、第1の斜材148の長穴162(図示されていない)の第1の箇所に配置されたボルト172により第1の斜材148に結合される。これにより一体化斜材159が構成される。
一体化斜材159は、第1の全長L1を有し、第2の斜材152の端部の当接部材155は、ちょうど筒状構造物1の外周面5と当接される。その結果、足場ブラケット140の水平部材144を、水平方向に配置することができる。
次に、図9に示した例では、足場ブラケット140は、筒状構造物1の外周面5の直径が他の箇所よりも大きくなるような特異領域に配置される。
このように筒状構造物1の外周面5が鉛直方向に対して+θだけ傾斜した箇所に足場ブラケット140が設置される場合、第2の斜材152は、第1の斜材148の長穴162(図示されていない)の第2の箇所に配置されたボルト172により第1の斜材148に結合される。これにより一体化斜材159が構成される。
ボルト172が設置される第2の箇所は、図8に示した第1の箇所に比べて、水平部材144の第2の端部143からより近い位置にある。従って、一体化斜材159は、前述の第1の全長L1よりも短い第2の全長L2を有する。
この場合も、第2の斜材152の端部の当接部材155は、ちょうど筒状構造物1の外周面5と当接される。その結果、足場ブラケット140の水平部材144を、水平方向に配置することができる。
次に、図10に示した例では、足場ブラケット140は、筒状構造物1の外周面5の直径が他の箇所よりも小さくなるような特異領域に配置される。
このように筒状構造物1の外周面5が鉛直方向に対して-θだけ傾斜した箇所に足場ブラケット140が設置される場合、第2の斜材152は、第1の斜材148の長穴162(図示されていない)の第3の箇所に配置されたボルト172により第1の斜材148に結合される。これにより一体化斜材159が構成される。
ボルト172が設置される第3の箇所は、図8に示した第1の箇所に比べて、水平部材144の第2の端部143からより遠い位置にある。従って、一体化斜材159は、前述の第1の全長L1よりも長い第3の全長L3を有する。
この場合も、第2の斜材152の端部の当接部材155は、ちょうど筒状構造物1の外周面5と当接される。その結果、足場ブラケット140の水平部材144を、水平方向に配置することができる。
このように、第1の装置では、筒状構造物1の外周の直径が他の箇所とは異なる特異領域においても足場ブラケット140の上に、水平な足場185を構築にすることができる。
(本発明の一実施形態による足場設置装置により足場を設置する別の方法)
次に、図11を参照して、本発明の一実施形態による足場設置装置により、筒状構造物の周囲に足場を構築する別の方法について説明する。
図11には、足場を構築する別の方法(以下、「第2の方法」と称する)のフローを模式的に示す。
図11に示すように、第2の方法は、
(1)筒状構造物の所定の高さ位置において、該筒状構造物の周囲に沿って、複数のサポート部材を溶接する工程であって、各サポート部材は、ボルト穴を有する、工程(S210)と、
(2)足場ブラケット用の第1の部材および第2の部材を複数準備する工程であって、
前記第1の部材は、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、を有し、
第2の部材は、第2の斜材を有し、
前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有する、工程(S220)と、
(3)前記足場ブラケット用の第1の部材と、対応するサポート部材とを、前記第1の貫通孔および前記ボルト穴に貫通されたボルトで締結する工程であって、これにより、前記筒状構造物の周囲から、前記水平部材が放射状に突出される、工程(S230)と、
(4)前記第2の斜材の前記第2の貫通孔と前記第1の斜材の前記長穴とを通るボルトにより、前記第1の斜材および前記第2の斜材を締結して、所望の全長を有する単一斜材を有する足場ブラケットを完成させる工程(S240)と、
(5)前記足場ブラケットの前記水平部材を利用して、足場部材を設置する工程(S250)と、
を有する。
なお、第2の方法においても、(1)の工程S210と(2)の工程S220の順序は、逆であってもよい。
ここで、第2の方法における(1)の工程S210および(5)の工程S250は、それぞれ、第1の方法における(1)の工程S110および(4)の工程S140と同様である。
従って、ここでは、(2)の工程S220~(4)の工程S240について説明する。
(工程S220)
第2の方法では、前述の第1の方法とは異なり、足場ブラケット140は、(4)の工程S240で完成する。
すなわち、第2の方法では、(3)の工程S230において、足場ブラケット140用の第1の部材141Aのみが、サポート部材110に固定される。
その後、(4)の工程S240において、足場ブラケット140用の第2の部材141Bにおける第2の斜材152が第1の部材141Aにおける第1の斜材148と一体化され、一体化斜材159を有する足場ブラケット140が得られる。
第2の方法では、第1の部材141Aをサポート部材110に取り付けた後に、一体化斜材159が構成され、この段階で足場ブラケット140が完成される。
このような方法では、一体化斜材159の全長を予め把握しておく必要がなく、第1の斜材148と第2の斜材152の一体化を一度の操作(例えばボルト締結)で完了できるという効果がある。
(筒状構造物1の解体方法について)
前述のように構築される足場185は、筒状構造物1の解体に利用されてもよい。
筒状構造物1の解体は、以下のように実施されてもよい。
まず、筒状構造物1の外周面において、必要な全ての高さレベルにサポート部材110および足場ブラケット140を設置し、全ての足場185を構成する。
次に、通常は一番上にある第1の足場に作業員が立ち、該作業員により筒状構造物1が第1の高さ位置で、外周面5にわたって切断される。切断された筒状構造物1の第1の部分は、クレーンにより、地上まで吊り下げられる。
次に、第2の足場に立った作業員により、同様の方法により、筒状構造物1が第2の高さ位置で切断される。切断された第2の部分は、クレーンにより地上まで吊り下げられる。
このような工程を繰り返すことにより、筒状構造物1が解体されてもよい。
あるいは、まず、筒状構造物1の上方の外周面において、一つの高さレベルにサポート部材110および足場ブラケット140を設置し、第1の高さレベルに第1の足場185を構成する。
次に、第1の足場185に作業員が立ち、該作業員により筒状構造物1が第1の高さ位置で、外周面5にわたって切断される。切断された筒状構造物1の第1の部分は、クレーンにより、地上まで吊り下げられる。
次に、同様の方法により、第2の高さレベルに第2の足場185を構成する。また、第2の足場185に立った作業員により、筒状構造物1が第2の高さ位置で、外周面5にわたって切断される。切断された筒状構造物1の第2の部分は、クレーンにより、地上まで吊り下げられる。
このような工程を繰り返すことにより、筒状構造物1が解体されてもよい。
なお、図2に示すように筒状構造物1の周囲に鉄塔20が存在する場合、筒状構造物1は、鉄塔20と同時進行的に解体される。
このため、鉄塔20の周囲にも足場が構成される。この鉄塔20用の足場は、いかなる方法で構成されてもよい。
以上、本発明の一実施形態による足場を設置する方法ついて説明した。しかしながら、本発明の一実施形態は、上記態様に限定されるものではない。
例えば、上記例では、筒状構造物1として鋼製煙突を想定したが、筒状構造物1は、タワーなどの建造物であってもよい。
また、足場185は、必ずしも筒状構造物1の解体のみに利用される必要はなく、例えば、筒状構造物1の塗装や補修の際にも、足場185を適用することができる。
さらに、示されたサポート部材110および足場ブラケット140の形態は、単なる一例に過ぎない。足場ブラケット140は、サポート部材110とボルト締結することができ、また一体化斜材の全長を調整することができる限り、いかなる構成を有してもよい。
その他にも、各種変更が可能である。
1 筒状構造物
5 外周面
20 鉄塔
110 サポート部材
112 第1の主面
114 第2の主面
116 側面
125 ボルト穴
140 足場ブラケット
141A 第1の部材
141B 第2の部材
142 第1の端部
143 第2の端部
144 水平部材
146 垂直部材
148 第1の斜材
152 第2の斜材
155 当接部材
156 ボルト穴
159 一体化斜材
160 第1の貫通孔
162 長穴
164 第2の貫通孔
170 ボルト
172 ボルト
180 床材
185 足場

Claims (12)

  1. 筒状構造物の周囲に足場を設置する際に使用される足場設置装置であって、
    前記筒状構造物の外周面に溶接されるサポート部材と、
    足場ブラケットと、
    を有し、
    前記サポート部材は、ボルト穴を有し、
    前記足場ブラケットは、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、第2の斜材とを有し、
    前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有し、
    前記足場ブラケットは、該足場ブラケットの第1の貫通孔と前記サポート部材の前記ボルト穴とを通るボルトによる締結により、前記サポート部材と接続され、
    前記第1の斜材および前記第2の斜材は、前記第2の貫通孔と前記長穴とを通るボルトによる締結により、全長の調整が可能な単一斜材となる、足場設置装置。
  2. 前記サポート部材は、板状またはブロック状の形態を有する、請求項1に記載の足場設置装置。
  3. 前記足場ブラケットの前記第2の斜材は、前記第1の斜材と接続される端部とは反対の端部に、前記筒状構造物の外周面と当接する当接部材を有する、請求項1または2に記載の足場設置装置。
  4. 前記足場ブラケットは、さらに、前記水平部材と前記第1の斜材を固定する垂直部材を有する、請求項1または2に記載の足場設置装置。
  5. 前記サポート部材と前記足場ブラケットとを締結することにより、前記筒状構造物の周囲から、前記足場ブラケットの前記水平部材が放射状に突出される、請求項1または2に記載の足場設置装置。
  6. 前記筒状構造物は、高さが60m以上の鋼製煙突である、請求項1または2に記載の足場設置装置。
  7. 筒状構造物の周囲に足場を設置する方法であって、
    (1)筒状構造物の所定の高さ位置において、該筒状構造物の周囲に沿って、複数のサポート部材を溶接する工程であって、各サポート部材は、ボルト穴を有する、工程と、
    (2)足場ブラケットを複数準備する工程であって、
    前記足場ブラケットは、第1の部材および第2の部材を有し、
    前記第1の部材は、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、を有し、
    第2の部材は、第2の斜材を有し、
    前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有し、前記第1の斜材および前記第2の斜材は、前記長穴と前記第2の貫通孔とを通るボルトによる締結により、単一斜材となり、該単一斜材を有する足場ブラケットが得られる、工程と、
    (3)前記足場ブラケットと対応するサポート部材とを、前記第1の貫通孔および前記ボルト穴に貫通されたボルトで締結する工程であって、これにより、前記筒状構造物の周囲から、前記足場ブラケットの前記水平部材が放射状に突出される、工程と、
    (4)前記足場ブラケットの前記水平部材を利用して、足場部材を設置する工程と、
    を有し、
    前記(1)の工程と前記(2)の工程は、任意の順番で実施される、方法。
  8. 前記(2)の工程では、前記第1の斜材および前記第2の斜材が仮締結され、前記(3)の工程中に、前記第1の斜材および前記第2の斜材が本締結され、所望の長さの単一斜材が得られる、請求項7に記載の方法。
  9. 前記サポート部材は、板状またはブロック状の形態を有する、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記第2の部材は、前記第2の斜材の前記第1の斜材と接続される端部とは反対の端部に、前記筒状構造物の外周面と当接する当接部材を有する、請求項7または8に記載の方法。
  11. 前記筒状構造物は、高さが60m以上の鋼製煙突である、請求項7または8に記載の方法。
  12. 筒状構造物の周囲に足場を設置する方法であって、
    (1)筒状構造物の所定の高さ位置において、該筒状構造物の周囲に沿って、複数のサポート部材を溶接する工程であって、各サポート部材は、ボルト穴を有する、工程と、
    (2)足場ブラケット用の第1の部材および第2の部材を複数準備する工程であって、
    前記第1の部材は、一つの端部に第1の貫通孔を有する水平部材と、前記水平部材の別の端部に接続された第1の斜材と、を有し、
    第2の部材は、第2の斜材を有し、
    前記第1の斜材は、該第1の斜材の延伸方向に沿って延在する長穴を有し、前記第2の斜材は、第2の貫通孔を有する、工程と、
    (3)前記足場ブラケット用の第1の部材と、対応するサポート部材とを、前記第1の貫通孔および前記ボルト穴に貫通されたボルトで締結する工程であって、これにより、前記筒状構造物の周囲から、前記水平部材が放射状に突出される、工程と、
    (4)前記第2の斜材の前記第2の貫通孔と前記第1の斜材の前記長穴とを通るボルトにより、前記第1の斜材および前記第2の斜材を締結して、所望の全長を有する単一斜材を有する足場ブラケットを完成させる工程と、
    (5)前記足場ブラケットの前記水平部材を利用して、足場部材を設置する工程と、
    を有し、
    前記(1)の工程と前記(2)の工程は、任意の順番で実施される、方法。
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