JP7441744B2 - 改装サッシ - Google Patents

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Description

本開示は、改装サッシに関する。
特許文献1には、建物の開口部に残存する既設枠と、新設枠の内周側を覆うように取り付けられる新設枠と、既設枠および新設枠との間に設けられるベース材と、ベース材および額縁部材の間に介在する止水テープとを備える改装サッシが開示されている。ベース材は、既設上枠の突出片を挟む取付部材と、既設上枠のアングル部にねじ込まれる取付ネジとによって既設上枠に固定される。
特開2019-157537号公報
特許文献1に記載の技術では、取付ネジは既設枠のアングル部にねじ込まれるため、アングル部の位置が異なる態様の既設枠に対して、同じ形状のベース材を取り付けると、既設枠の取付部材が突出片に届かないおそれがある。このように、既設枠の態様の違いによっては、同じ形状のベース材を取り付けし難いことがある。
本開示の目的は、形状が異なる態様の既設枠に対して改装サッシを取付可能にする技術を提供する。
上記課題を解決するために、本開示のある態様は、建物の開口部に設けられる改装サッシであって、開口部に設けられる既設枠の内周側に取り付けられるベース材と、ベース材の内周側にてベース材に固定される新設枠と、を備える。ベース材は、既設枠に向かって延出する第1取付片と、既設枠に向かって延出し、第1取付片よりも室内側に設けられる第2取付片と、を有する。第1取付片および第2取付片の一方は、第1態様の既設枠に取り付ける際に用いられ、他方は、第1態様の既設枠とは形状が異なる第2態様の既設枠に取り付ける際に用いられる。
実施形態の改装サッシの縦方向断面図であり、第1態様の既設枠に取り付けた状態を示す。 実施形態の改装サッシの縦方向断面図であり、図1に示す改装サッシの上部を拡大した図である。 上ベース材を構成する本体部の上面図である。 上ベース材を構成する本体部の側面図である。 上ベース材を構成する連結部の上面図である。 連結部の側面図である。 上ベース材の側面図である。 上ベース材の下面図である。 実施形態の改装サッシの縦方向断面図であり、第2態様の既設枠に取り付けた状態を示す。
図1は、実施形態の改装サッシ1の縦方向断面図であり、第1態様の既設枠12に取り付けた状態を示す。実施形態の改装サッシ1は、図1に示す第1態様の既設枠12に取り付けられるだけでなく、図6に示す第2態様の既設枠12に取り付けることが可能であり、形状が異なる複数の態様の既設枠12に取付可能である。
改装サッシ1は、新設障子14と組み合わせて建具の一部として用いられる。室内空間と室外空間とを仕切る壁部2に開口部4を形成する躯体28が設けられ、その躯体28に改装サッシ1を含む建具が設けられる。躯体28は、複数の骨組み材を組んだ骨組み構造体であって、ネジを螺合可能な木材や樹脂材などの材料で形成され、額縁部材24等を支持する。室内空間と室外空間は、改装サッシ1に納められる新設障子14の見込み方向両側に位置する。
改装サッシ1は、新設枠10、新設障子14、ベース材16、網戸18、スペーサ20、見切材32、気密テープ34、カバー材36および複数のネジを有する。
新設枠10は、改装のために新たに取り付けられ、新設障子14および網戸18を支持する枠体として機能する。新設枠10は、金属材料や樹脂材料で押出成形等により形成され、新設上枠10a、新設下枠10bおよび一対の新設縦枠を有し、新設上枠10a、新設下枠10bおよび一対の新設縦枠を連結して矩形状に形成される。
新設障子14および網戸18は、新設枠10の内周側に設けられ、新設枠10に取り付けられる。図1の例では、新設障子14が2枚の態様を示すが、2枚に限られず、1枚や3枚以上であってよい。なお以下の説明では、新設障子14の厚み方向を見込み方向といい、見込み方向に直交する方向を見付け方向という。
既設枠12は、矩形状の枠体であって、改装前からネジやビス等により躯体28に取り付けられている。既設枠12および額縁部材24は連結されている。既設枠12は、既設上枠12a、既設下枠12bおよび一対の既設縦枠を有し、これらを連結して矩形状に形成される。既設枠12は、金属材料で押出成形等により形成される。額縁部材24は板材により矩形に形成される。
見切材32、気密テープ34、カバー材36は、室内側に設けられ、新設枠10および既設枠12の間を室内側から覆う。見切材32は、締結部により額縁部材24に固定される。気密テープ34は、新設枠10および既設枠12の室内側の隙間を覆うように設けられ、新設枠10の室内側の端部および額縁部材24に亘って取り付けられる。これにより水密性および気密性を高められる。カバー材36は、新設枠10および見切材32の間に設けられ、新設枠10側に取り付けられる。
ベース材16は、既設枠12の内周側に取り付けられ、新設枠10を取り付けるために用いられる。上ベース材16aは、新設上枠10aおよび既設上枠12aに固定され、下ベース材16bは、新設下枠10bおよび既設下枠12bに固定される。上ベース材16aおよび新設上枠10aの間には、板状のスペーサ20が設けられる。
図2は、実施形態の改装サッシ1の縦方向断面図であり、図1に示す改装サッシ1の上部を拡大した図である。見切材32およびカバー材36は、新設枠10および既設枠12の室内側の隙間を覆って、改装サッシ1の室内側の意匠面を構成する。見切材32は第3締結部44により額縁部材24に締結される。なお、見切材32およびカバー材36は2部材で構成される態様に限られず、意匠部材として1部材で構成されてよい。
既設上枠12aは、ベース板部50、突条部52、外壁部53および溝壁部54を有する。ベース板部50は、開口部4の上辺に沿って延在するとともに、縦方向断面において室外側から額縁部材24に向かって見込み方向に延在する。突条部52は、ベース板部50から内周向きに突出して形成される。突条部52は、既設障子を支持していたもので、既設上枠12aの長手方向に延在する。着座部51は、額縁部材24の室外側の縁に沿って設けられ、額縁部材24に着座する。
外壁部53は、ベース板部50の室外側の端部から外周向きおよび内周向きに突出し、躯体28に固定される。溝壁部54は、外壁部53に連設されて、外壁部53に平行であり、室外側に溝を形成する。外壁部53および溝壁部54により形成される溝は、例えば雨戸にスライド可能に支持する。突条部52および溝壁部54は、いずれも内周向きに突出する壁部であり、上ベース材16aの取付に用いられる。
第1締結部40は、上ベース材16aを取り付けるため、既設上枠12aの溝壁部54にねじ込まれて第1孔部55aを形成して既設上枠12aに止め付けられ、第2締結部42は、突条部52にねじ込まれて第2孔部55bを形成して既設上枠12aに止め付けられる。なお、第1締結部40および第2締結部42は、ネジを図示しているが、ネジに限られず、リベットやカシメ部品であってよい。
新設上枠10aは、ベース板部56、第1突条部58a、第2突条部58b、外壁部60および当接部61を有する。ベース板部56は、開口部4の上辺に沿って延在し、縦方向断面において見込み方向に延在する。ベース板部56は、第5締結部48および第6締結部49により上ベース材16aに固定される。第5締結部48は、上ベース材16aにねじ込まれて止め付けられ、第6締結部49は、上ベース材16aにねじ込まれて固定される。第6締結部49は、上ベース材16aを挿通して額縁部材24まで達する。
第1突条部58aおよび第2突条部58bは、ベース板部56から内周側に突出し、新設障子14のレールとして機能する。外壁部60は、ベース板部56の室外側の端部から外周向きに突出する。当接部61は、上方に突出して設けられ、室外側で上ベース材16a側に当接してよい。上ベース材16aについて新たな図面を参照しつつ説明する。
図3(A)は、上ベース材16aを構成する本体部62の上面図であり、図3(B)は、本体部62の側面図である。本体部62は、座部66、第1取付片68、第2取付片70、第1取付孔72、第2取付孔74、長孔部76および丸孔部78を有する。
座部66は、略平板状に形成され、既設上枠12aの長手方向に沿って延在する。座部66には、長孔部76および丸孔部78が形成される。長孔部76は、見付け方向に離れて複数形成され、長手状に形成されて、見込み方向に延びている。丸孔部78は、長孔部76よりも室内側に位置する座部66の端部に形成される。
第1取付片68および第2取付片70は、座部66から上方に立設し、室外側にて平行に設けられる。第1取付片68および第2取付片70は、中途にて屈曲し、先端側が上下方向に対して傾斜する第1傾斜部68aおよび第2傾斜部70aをそれぞれ有する。第1取付孔72は、第1傾斜部68aに形成され、第2取付孔74は、第2傾斜部70aに形成される。これにより、作業者が室内側から上方を見上げて第1取付孔72および第2取付孔74の位置を認識しやすい。第1取付孔72および第2取付孔74は、上ベース材16aの長手方向に位置ずれして設けられ、第1取付孔72は、第2取付孔74よりも長手方向の外側に位置する。これにより、第1取付片68の第1取付孔72を室内側から締結する際に、第2取付片70を避けて作業できる。
図4(A)は、上ベース材16aを構成する連結部64の上面図であり、図4(B)は、連結部64の側面図である。連結部64は、本体部62に連結されて上ベース材16aを構成する。
連結部64は、固定部80、第3取付片82、固定孔84、第3取付孔86および突部87を有する。固定部80は、板状に形成され、本体部62の座部66に着座する固定面を有する。固定孔84は、固定部80に形成され、連結部64を本体部62に固定するための締結部を挿通可能である。突部87は、第3取付片82および固定孔84の間でリブ状に形成される。
第3取付片82は、固定部80から上方に立設する。第3取付片82は、上下方向に対して傾斜する傾斜部82aを有し、傾斜部82aに第3取付孔86が形成される。第3取付孔86は、上ベース材16aを既設上枠12aに取り付けるために用いられる。
図5(A)は、上ベース材16aの側面図であり、図5(B)は、上ベース材16aの下面図である。本体部62および連結部64が第4締結部46により連結されている。本体部62および連結部64が連結されるタイミングは、上ベース材16aを既設上枠12aに取り付ける前であってよく、本体部62および連結部64をそれぞれ既設上枠12aに取り付けた後であってもよい。第4締結部46は、ネジであるが、ネジに限られずリベットやカシメ部品であってよい。第4締結部46は、本体部62の長孔部76と、連結部64の固定孔84に挿入される。第1取付片68、第2取付片70および第3取付片82はそれぞれ平行に配置され、既設枠12に向かって延出し、互いに対向する。
第4締結部46は、長孔部76のいずれかの位置に挿入可能であるため、連結部64の連結位置を見込み方向にずらすことができる。これにより、連結部64の第3取付片82は、長孔部76の長手状の範囲のうち、既設上枠12aの形状に合わせた位置に設定することができる。例えば、既設上枠12aの見込み幅が異なるような既設上枠12aの種類の違いがあっても、長孔部76のいずれかの位置で取り付け可能となり、上ベース材16aを取り付け可能な既設上枠12aの種類を増やすことができる。第1取付片68および第2取付片70と、第3取付片82との間隔を変更できる。
連結部64の両端部は、本体部62の座部66より長手方向にはみ出しており、第3取付孔86は、座部66よりも長手方向外側に位置している。これにより、第3取付孔86を締結する際に、本体部62が干渉しないようにできる。
図2に戻る。上ベース材16aと既設上枠12aの締結は、第1取付片68と第3取付片82の2カ所でなされ、第2取付片70は既設上枠12aに固定されない。溝壁部54と第1取付片68とが重ね合わせられて対向配置され、第1締結部40を挿通して締結される。突条部52と第3取付片82とが重ね合わせられて対向配置され、第2締結部42を挿通して締結される。第1取付片68を溝壁部54の位置に合わせ、次に、第3取付片82を突条部52の位置に合わせて第4締結部46を長孔部76に締結する。これにより、上ベース材16aを既設上枠12aに対して位置決めして2カ所で固定できる。
上ベース材16aと新設上枠10aの締結は、第5締結部48および第6締結部49により2カ所でなされる。第5締結部48は、スペーサ20を貫いて長孔部76に挿入されて上ベース材16aに締結され、第6締結部49は、スペーサ20を貫いて、上ベース材16aに締結される。
上ベース材16aは、見込み方向において新設上枠10aよりも室内側に出ないように設けられる。これにより、新設上枠10aおよび額縁部材24の隙間を気密テープ34で覆いやすくできる。
図6は、実施形態の改装サッシ1の縦方向断面図であり、第2態様の既設上枠112aに取り付けた状態を示す。図6に示す改装サッシ1は、図2に示す改装サッシ1と形状が同様であるが、取付対象となる既設上枠112aの形状が異なる。既設上枠112aは、図2に示す既設上枠12aのように室外側に溝が設けられておらず、その一方で2枚の既設障子をスライド可能に支持していた第1突条部152aおよび第2突条部152bが設けられる。
第1突条部152aおよび第2突条部152bは、ベース板部50から内周向きに突出する。第1突条部152aおよび第2突条部152bは、いずれも内周向きに突出する壁部であり、上ベース材16aの取付に用いられ、第1締結部40および第2締結部42の締結によって第1孔部155aおよび第2孔部155bが形成される。第1突条部152aおよび第2突条部152bは、上ベース材16aを取り付けるための被取付部として機能する。
上ベース材16aの第2取付片70は第1締結部40により第1突条部152aに締結され、第3取付片82は第2締結部42により第2突条部152bに締結される。一方で、第1取付片68は、第2態様の既設上枠112aには締結されない。このように、第1取付片68は、第1態様の既設上枠12aに取り付ける際に用いられ、第2取付片70は、第1態様の既設上枠12aとは形状が異なる第2態様の既設上枠112aに取り付ける際に用いられる。また、第1取付片68は、第2態様の既設上枠112aに取り付ける際に用いられず、第2取付片70は、第1態様の既設上枠12aに取り付ける際に用いられない。上ベース材16aが第1取付片68および第2取付片70のいずれかで既設上枠12a,112aに固定することで、第1態様の既設上枠12aおよび第2態様の既設上枠112aの取付位置が異なっていても、上ベース材16aが既設上枠12a,112aに対して見込み方向に大きくずれずに取り付けることが可能である。これにより、上ベース材16aが気密テープ34などの他部材との干渉を避けて取り付けられ、異なる態様の既設枠12に共通の改装サッシ1を取り付けることができる。そのため、改装サッシ1を取付可能な既設枠12の態様を増やすことができる。
図2に示す溝壁部54は、第1取付片68を取り付けられる第1被取付部として機能し、図6に示す第1突条部152aは、第2取付片70を取り付けられる第2被取付部として機能する。ここで、図2に示す溝壁部54は、図6に示す第1突条部152aよりも、見込み方向において外壁部53からの距離が短い位置にある。外壁部53は、見込み方向において既設上枠12aの室外側の端部である。
このように、溝壁部54および第1突条部152aは、既設上枠12aの室外側の端部からの距離が異なり、第1突条部152aの方が室外側の端部から離れた位置にある。すなわち、第1取付片68は、図2に示す第1態様の既設上枠12aにおいて、室外側の端部(外壁部53)から距離D1を空けた位置に取り付けられ、第2取付片70は、図6に示す第2態様の既設上枠112aにおいて、室外側の端部(外壁部53)から距離D1よりも長い距離D2を空けた位置に取り付けられる。そのため、仮に上ベース材16aの第1取付片68を第1突条部152aに固定した場合、上ベース材16aの室内側の端部が新設上枠10aより室内側にはみ出ることになる。第2取付片70が第1突条部152aに固定されることで、上ベース材16aの室内側の端部が新設上枠10aよりも室内側に出ないようにでき、新設上枠10aから額縁部材24に亘って気密テープ34を容易に貼ることができる。一方で、図2に示す溝壁部54に第1取付片68を固定することで、上ベース材16aを額縁部材24の下側まで延在させて第6締結部49を丸孔部78に挿入することができる。
上方に突出する上ベース材16aの各取付片が、既設上枠12a,112aの突条部に重ね合わせられた状態で締結されることで、既設上枠12a,112aのベース板部50が上ベース材16aの座部66から離れていても取り付けることが可能となる。
第1取付片68および第2取付片70のいずれか一方で上ベース材16aを既設上枠12a,112aに取り付けることで、上ベース材16aの取付位置を見込み方向に調整することができ、さらに第3取付片82の位置を長孔部76の見込み方向の範囲で調整できるため、見込み方向の調整幅を大きくとることができる。これにより、上ベース材16aを既設上枠12a,112aに固定する2カ所をいずれも変えることができるため、上ベース材16aを取付可能な既設枠12の態様を増やすことができる。
なお実施形態はあくまでも例示であり、各構成要素の組合せにいろいろな変形例が可能であり、そうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
例えば、実施形態では、新設上枠10aおよび上ベース材16aの間にスペーサ20を設ける態様を示したが、この態様に限られず、スペーサ20はなくてもよい。つまり、新設上枠10aが上ベース材16aに直接固定されてもよい。
また、実施形態では、新設枠10に含まれる新設上枠10a、新設下枠10bおよび一対の新設縦枠のうち、新設上枠10aを既設上枠12aに取り付けるための上ベース材16aについて示したが、この態様に限られない。例えば、既設下枠12bに取り付ける下ベース材16bが、第1取付片68、第2取付片70および第3取付片82の構成を有してもよく、既設縦枠に取り付ける縦ベース材が、第1取付片68、第2取付片70および第3取付片82の構成を有してもよい。いずれにしても、既設枠12に形成された内周向きに突出した壁に対してベース材16の第1取付片68および第2取付片70の一方が重ね合わせて締結される。
また、実施形態では、上ベース材16aが第1取付片68および第2取付片70に加えて第3取付片82を有する態様を示したが、この態様に限られない。例えば、上ベース材16aは、第3取付片82の代わりに既設枠12側への別の固定方法を有してよい。例えば、上ベース材16aを躯体28にネジ止めしてもよい。上ベース材16aが躯体28にネジ止めする箇所は、取付位置が限定されなくてよい。
また、実施形態に示す改装サッシ1は、様々な種類に用いられることが可能であり、例えば引き違い窓、シャッター付窓、雨戸付窓などに用いることができる。
1 改装サッシ、 4 開口部、 10a 新設上枠、 12a 既設上枠、 14 新設障子、 16a 上ベース材、 24 額縁部材、 28 躯体、 32 見切材、 34 気密テープ、 36 カバー材、 40 第1締結部、 42 第2締結部、 50 ベース板部、 52 突条部、 53 外壁部、 54 溝壁部、 62 本体部、 64 連結部、 66 座部、 68 第1取付片、 70 第2取付片、 76 長孔部、 78 丸孔部、 80 固定部、 82 第3取付片。

Claims (4)

  1. 建物の開口部に設けられる改装サッシであって、
    前記開口部に設けられる既設枠の内周側に取り付けられるベース材と、
    前記ベース材の内周側にて前記ベース材に固定される新設枠と、を備え、
    前記ベース材は、
    前記既設枠に向かって延出する第1取付片と、
    前記既設枠に向かって延出し、前記第1取付片よりも室内側に設けられる第2取付片と、を有し、
    前記第1取付片および前記第2取付片の一方は、第1態様の前記既設枠に取り付ける際に用いられ、他方は、前記第1態様の前記既設枠とは形状が異なる第2態様の前記既設枠に取り付ける際に用いられることを特徴とする改装サッシ。
  2. 前記第1取付片は、前記第1態様の前記既設枠において、室外側の端部から距離D1を空けた位置に取り付けられ、
    前記第2取付片は、前記第2態様の前記既設枠において、室外側の端部から前記距離D1よりも長い距離D2を空けた位置に取り付けられる請求項1に記載の改装サッシ。
  3. 前記第1取付片は、前記第1態様の前記既設枠に形成された内周向きに突出する第1被取付部に重ね合わせて締結され、
    前記第2取付片は、前記第2態様の前記既設枠に形成された内周向きに突出する第2被取付部に重ね合わせて締結されることを特徴とする請求項1または2に記載の改装サッシ。
  4. 前記ベース材は、
    前記第1取付片および前記第2取付片を有する本体部と、
    前記本体部に連結される連結部と、を有し、
    前記本体部は、前記連結部を締結部によって連結する長孔部を有し、
    前記連結部は、前記既設枠に固定される第3取付片を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の改装サッシ。
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