JP7439653B2 - 半導体装置及び電力変換装置 - Google Patents

半導体装置及び電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7439653B2
JP7439653B2 JP2020097532A JP2020097532A JP7439653B2 JP 7439653 B2 JP7439653 B2 JP 7439653B2 JP 2020097532 A JP2020097532 A JP 2020097532A JP 2020097532 A JP2020097532 A JP 2020097532A JP 7439653 B2 JP7439653 B2 JP 7439653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
joint
semiconductor device
main wiring
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020097532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021190653A (ja
Inventor
準 徳丸
隆行 山田
隆一 石井
充紀 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2020097532A priority Critical patent/JP7439653B2/ja
Publication of JP2021190653A publication Critical patent/JP2021190653A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7439653B2 publication Critical patent/JP7439653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

本開示は、半導体装置及び電力変換装置に関する。
第1導電部材、第1はんだ、半導体素子、第2はんだ、金属部材、第3はんだ、及び第2導電部材がこの順に積層され、これらがモールド樹脂に覆われた半導体装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-212801号公報
しかしながら、特許文献1に記載の半導体装置の第1導電部材に、接合部材を介して冷却器を設置する場合、半導体装置の内部に用いられる第1はんだ、第2はんだ及び第3はんだ(以下、まとめて「内部接合部」という)の融点が、半導体装置と冷却器との間に用いられる接合部(以下、「外部接合部」)の融点と同じか、それよりも低いと、内部接合部が溶融して体積が膨張し、膨張した接合部によって半導体装置の機能が損なわれるという課題があった。
このような不具合を抑制するために、外部接合部材よりも融点の高い内部接合部を半導体装置の内部に用いることによって、上述の不具合を抑制していた。しかしながら、半導体装置において、使用時に半導体素子からの熱を放熱部に伝えるために、内部接合部と比較して外部接合部の面積が大きく、且つ半導体装置の使用時に生じる温度変化により最も大きな熱応力が生じるのは面積の大きな外部接合部であった。そのため、繰り返し生じる温度変化に対する長期信頼性の観点から、より耐久性の高い接合部材を外部接合部として用いる必要があるため、内部接合部に適切な融点を有する接合部材を選択できず、長期信頼性の高い半導体装置を得ることができないという課題があった。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、半導体装置の機能を損ねることなく、冷却器を設置できる半導体装置及び電力変換装置を提供することを目的とする。
本開示にかかる半導体装置は、絶縁部材の一方の面に表面金属が形成され、他方の面に裏面金属が形成された放熱部と、放熱部の表面金属上に形成された第1の接合部と、第1の接合部上に配置された半導体素子と、半導体素子上に形成された第2の接合部と、第2の接合部を介して半導体素子と接続された第1の主配線部と、放熱部、第1の接合部、半導体素子、第2の接合部及び第1の主配線部の少なくとも一部を覆うとともに、放熱部の裏面金属を露出するように形成された封止部と、を備え、第1の接合部の融点は、放熱部の裏面金属側に形成され、冷却器と裏面金属との間に形成される第3の接合部の融点よりも高く、第2の接合部の融点は、第3の接合部の融点以下であり、第1の主配線部には、第2の接合部と接している部分の一部に、第1の主配線部を貫通する貫通穴が形成され、貫通穴上の封止部には、封止部の上面から第1の主配線部まで貫通し、貫通穴と連通する孔部が形成される。
本開示にかかる電力変換装置は、本開示に記載の半導体装置を有し、入力される電力を変換して出力する主変換回路と、主変換回路を制御する制御信号を前記主変換回路に出力する制御回路と、を備える。
本開示によれば、半導体装置の機能を損ねることなく、半導体装置に冷却器を設置できる。
実施の形態1にかかる半導体装置の概略上面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の概略断面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の一部を示す概略上面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の一部を示す概略図。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態2にかかる半導体装置の概略上面図。 実施の形態2にかかる半導体装置の概略断面図。 実施の形態2にかかる半導体装置の一部を示す概略断面図。 実施の形態2にかかる半導体装置の一部を示す概略断面図。 実施の形態2にかかる半導体装置の一部を示す概略断面図。 実施の形態2にかかる半導体装置の一部を示す概略断面図。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。 実施の形態3にかかる電力変換装置を適用した電力変換システムの構成を示すブロック図。 本開示にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる半導体装置100の概略上面図である。図2は、実施の形態1にかかる半導体装置100の概略断面図である。図2の半導体装置100は、図1の半導体装置100のAA断面を示す。図3は、実施の形態1にかかる半導体装置100の一部を示す概略上面図である。図3は、図1の半導体装置100の貫通穴7及び孔部8(後述する)の部分を拡大した図である。半導体装置100は、放熱部1と、半導体素子2と、主配線部3aと、主配線部3bと、封止部4とを備える。半導体装置100は、さらに信号配線部30を備える。
ここで、図1及び図2において、半導体装置100の幅方向をX軸方向とし、高さ方向をY軸方向とする。また、半導体装置100の奥行き方向をZ軸方向とする。X軸、Y軸、及びZ軸の各矢印の向く方向を正方向とし、それぞれ+X軸、+Y軸、及び+Z軸と示す。X軸、Y軸、及びZ軸の各矢印の向く方向とは反対の方向を負方向とし、それぞれ-X軸、-Y軸、及び-Z軸と示す。これらは、以下の図面においても同様である。以下、詳細を説明する。
放熱部1は、絶縁部材1aと、絶縁部材1aの表面に配置された表面金属1bと、絶縁部材1aの裏面に配置された裏面金属1cとを有する。絶縁部材1aは、例えばエポキシを主成分とする絶縁シートである。表面金属1b及び裏面金属1cは、例えば銅板である。表面金属1b及び裏面金属1cは、熱圧着によって絶縁部材1aに配置すればよい。放熱部1は、半導体素子2(後述する)から発生する熱を、半導体装置100の外部に逃がすものである。また、絶縁部材1aによって、半導体装置100の内部と外部とを電気的に絶縁できる。
接合部5(第1の接合部)は、放熱部1の表面金属1b上に形成される。接合部5は、例えば、高融点はんだ又は焼結材料等の接合部材を用いて形成すればよい。
半導体素子2は、接合部5上に配置される。半導体素子2は、例えばIGBTチップ又はダイオードチップ等のベアチップである。半導体素子2は、表面に表面電極を有し、半導体素子2の裏面に裏面電極を有する。したがって、半導体素子2の裏面電極が接合部5と接続される。なお、表面電極及び裏面電極は図1及び図2に図示していない。
接合部6(第2の接合部)は、半導体素子2及び放熱部1の表面金属1b上に形成される。接合部6は、例えばSACはんだ等の接合部材を用いて形成すればよい。
主配線部3a(第1の主配線部)は、半導体素子2上に形成された接合部6上に配置される。主配線部3aは、接合部6を介して、半導体素子2の表面電極に接続される。また、主配線部3b(第2の主配線部)は、放熱部1の表面金属1b上に形成された接合部6上に配置される。主配線部3bは、接合部6を介して、放熱部1の表面金属1bに接続される。このようにして、半導体素子2の裏面電極から主配線部3a及び主配線部3bまでの回路を形成する。以下、主配線部3a及び主配線部3bを合わせて主配線部3と記載する場合がある。なお、図2は図1のAA断面を示す図であるため、主配線部3aが途中で途切れているが、破線部で示すように、+X軸方向へ延伸して封止部4から突出し、+X軸側の端部が+Y軸方向へ延伸している。主配線部3には、接合部6と接している部分の一部に、主配線部3をY軸方向に貫通する、円形の貫通穴7が形成される。貫通穴7について、詳細は後述する。
図4は、実施の形態1にかかる半導体装置100の一部を示す概略図である。図4(a)は、主配線部3の貫通穴7を示す概略上面図であり、図4(b)及び図4(c)は、主配線部3の貫通穴7を示す概略断面図である。
半導体装置100では、主配線部3aの貫通穴7を形成する際に、半抜き加工を行ってもよい。図4を用いて、半抜き加工について説明する。半抜き加工とは、プレス加工等によって金属板を部分的に最大板厚の半分程度の段差があるように厚み方向へスライドさせて形状を変える加工である。貫通穴7は、図4(a)に示す貫通穴7a(第1の穴部)の外周の主配線部3aが、図4(b)に示す矢印方向、すなわち接合部6側にスライドすることにより、接合部6に面する面の貫通穴7aの周囲に接合部6側に突出した突出部7cが形成される。これにより、貫通穴7には、貫通穴7aの接合部6側と反対側に設けられ、貫通穴7aの直径wより大きな直径wを有する貫通穴7b(第2の穴部)が形成される。
ここで、図4(c)において、突出部7cの半導体素子2側の端部から、半導体素子2までの距離と比較して、主配線部3aから半導体素子2までの距離が長くなる。これにより、貫通穴7a内の接合部6の厚みに比べて、突出部7cの外周部分の接合部6の厚みが厚くなる。よって、接合部6にコーナー部が形成されないため、接合部6の熱応力を低減できる。
なお、主配線部3aの貫通穴7に半抜き加工を行う例を示したが、主配線部3bの貫通穴7に半抜き加工を行ってもよい。
信号配線部30は、ワイヤ31を介して、半導体素子2と接続される。信号配線部30は、さらに他のデバイスに接続される。主配線部3及び信号配線部30によって、半導体装置100は、外部への回路を形成する。
封止部4は、放熱部1、接合部5、接合部6、半導体素子2、及び主配線部3の少なくとも一部を覆うとともに、放熱部1の裏面金属1cを露出するように形成される。封止部4によって、半導体装置100の回路の絶縁距離及び各接合箇所の強度を確保できる。封止部4には、半導体装置100を半導体装置100の外部と絶縁するための封止部材、例えば、フィラーが混入されたエポキシ樹脂、又はシリコンゲル等を用いればよい。封止部4には、主配線部3の貫通穴7に対応する位置に、円形の孔部8が形成される。孔部8は、封止部4の上面から主配線部3の貫通穴7まで貫通し、貫通穴7と連通している。孔部8について、詳細は後述する。
半導体装置100においては、接合部9(第3の接合部)を介して、放熱部1の裏面金属1cと冷却器10とが接合される。冷却器10は、半導体装置100で発生した熱を、放熱部1を介して半導体装置100の外側に放熱するものである。冷却器10は、例えば、ニッケルめっきアルミ板によって形成される。
ここで、主配線部3の貫通穴7、封止部4の孔部8、接合部6及び接合部9について説明する。一般的に、接合部の形成に用いられる接合部材は、固体から温度上昇により溶融して液体になる際に、体積が数%変化する。接合部6が、例えばSACはんだ(Sn-3Ag-0.5Cu)によって形成された場合、固体から溶融して液体になると、接合部6の体積は約4%増加する。このような体積膨張は、接合部6を溶融させた瞬間に発生する。半導体装置100において、接合部6と接している放熱部1、主配線部3及び封止部4は、接合部6が膨張した体積分だけ変形する。その結果、半導体装置100の内部圧力が高まる。半導体装置100の内部圧力が高まると、例えば封止部4及び放熱部1間、又は封止部4及び主配線部3間に剥離が発生し、これらの剥離によって形成された空間に、溶融した接合部6が流入したり、放熱部1の変形が半導体素子2を破壊したりするおそれがある。
半導体装置100の主配線部3に貫通穴7が形成されるとともに、貫通穴7に対応する位置に、封止部4の孔部8が形成されることによって、半導体装置100を冷却器10に取り付ける際に接合部6の体積が膨張しても、貫通穴7から溶融した接合部6が噴出して、接合部6の膨張した分の体積が吸収され、半導体装置100の内部圧力の上昇による封止部4と及び放熱部1等との剥離、半導体素子2の破壊を抑制できる。
また、図3に示すように、貫通穴7よりも孔部8の直径を大きくすることにより、貫通穴7から噴出した接合部6が、半導体装置100から露出した主配線部3の表面側に濡れ広がったり、主配線部3の表面側に盛り上がったりして、固着する。これにより、接合部6が飛散することを抑制できるため、飛散した接合部6によって、半導体装置100の外部で短絡等の不具合が発生することを抑制できる。
次に、接合部5、6及び9について説明する。半導体装置100において、接合部5の融点は、接合部9の融点よりも高い。また、接合部6の融点は、接合部9の融点と同じか、接合部9の融点よりも低い。接合部9によって、半導体装置100を冷却器10と接合する際に、これらを接合部9の融点以上に加熱すると、接合部6は温度上昇によって溶融する。しかしながら、先に述べたように、半導体装置100には、主配線部3に貫通穴7が形成され、封止部4に孔部8が形成されているため、接合部6の体積が膨張しても、半導体装置100の不具合を抑制できる。
また、半導体素子2には、主配線部3のように貫通穴7を形成することが難しいため、接合部9によって、半導体装置100を冷却器10と接合する際に、接合部5が再溶融しないようにする必要がある。そのため、半導体装置100では、接合部9の融点よりも、融点の高い接合部材を用いて接合部5を形成する。
次に、図5~図13を用いて、トランスファーモールド工法を用いた半導体装置100の製造方法について説明する。図5~図13は、実施の形態1の半導体装置100の製造方法を示す概略断面図である。図5~図13において、XYZ軸方向を示す図は、図2と同様であるため省略する。以下に示す半導体装置100の製造方法において、接合部5を形成するために用いる接合部材は銀焼結材11であり、接合部6を形成するために用いる接合部材ははんだ12である。
放熱部1の表面金属1bの上に、印刷によって銀焼結材11を供給する。銀焼結材11が印刷された放熱部1を、恒温槽又はトンネル炉等に入れ、銀焼結材11を乾燥させる(図5)。乾燥した銀焼結材11の上に、例えばフリップチップボンダー又はマウンタ等を用いて、半導体素子2を搭載する。加圧加熱プレス装置等を用いて、搭載した半導体素子2の上から銀焼結材11を加圧加熱して焼結し、接合部5を形成する(図6)。これにより、半導体素子2と表面金属1bとが接続され、半導体装置100の回路形成及び放熱経路が完成する。このとき、表面金属1bは酸化した状態である。
次に、還元液を用いた化学反応、プラズマ援用水素還元、又は物理的なエッチング等によって、表面が酸化した表面金属1bの酸化膜を除去する。酸化膜を除去した表面金属1b上と半導体素子2上に、例えばディスペンサーを用いる又はプリフォームしたはんだをマウンタで配置する等によって、はんだ12を供給する(図7)。はんだ12は、ペースト状であってもよいし、プリフォームしたはんだとフラックスとを別個に供給してもよい。なお、図7には図示していないが、信号配線部30を接合するためのはんだ12も、表面金属1b上に供給される。
はんだ12上に、マウンタ等によって主配線部3及び信号配線部30を配置する。このとき、主配線部3a及び主配線部3bの紙面右側の端部が、それぞれZ軸方向に延伸する金属板に接続されている。すなわち、一体となった主配線部3a及び主配線部3bが、はんだ12上に配置される。半導体素子2及び主配線部3が搭載された放熱部1を、リフロー炉に通し、はんだ12を溶かして半導体素子2と主配線部3とを接続する(図8)。このとき、はんだ12に用いられるフラックスが残渣する。フラックス残渣は、封止部4の密着性を阻害したり、短絡の原因となったりするため、必要に応じてフラックスを洗浄すればよい。
半導体素子2のゲート回路、電流センス回路、及び温度センス回路を、ワイヤ31によって信号配線部30と接続する(図9)。このとき、例えばウェッジワイヤボンダー等を用いればよい。
次に、放熱部1上に搭載された半導体素子2、主配線部3、及び信号配線部30(以下、合わせて「装置部材」という)を金型13に配置する(図10)。このとき、主配線部3の接合部6と接続された側と反対側の端部及び信号配線部30の接合部(図示せず)と接続された側と反対側の端部は、それぞれ封止部4に覆われないようにする。また、放熱部1の裏面金属1cが封止部4から露出するように、装置部材を金型13に配置する。金型13には、孔部8を形成するために、主配線部3の貫通穴7に対応する位置に、凸部13aが形成されている。凸部13aは、主配線部3と接触している。なお、装置部材を、金型13に配置した際に、これらの部材の寸法が、線膨張によって変化するおそれがある。そのため、装置部材を金型13の温度まで予熱し、金型13に配置すればよい。金型13の信号配線部30側の側面に形成された開口部13bから、加熱して液状化した封止部材14を加圧によって金型13内に充填する(図11)。
金型13に充填した封止部材14を硬化させ、封止部4を形成する(図12)。封止部4が形成された装置部材を金型13から取り出す。封止部材14が完全に硬化していない場合は、装置部材を高温槽に投入し、封止部材14を硬化させる。このとき、主配線部3、信号配線部30及び封止部4から露出した裏面金属1cは酸化した状態であるため、還元液を用いた化学反応、プラズマ援用水素還元、又は物理的なエッチング等によって、これらの酸化膜を除去する。また、図示しない金属板によって一体となっている主配線部3及び信号配線部30を金属板から切断し、封止部4から露出した主配線部3及び信号配線部30の端部を、それぞれ+Y軸方向、すなわち放熱部1の裏面金属1cと反対側に向けて曲げる。このようにして、半導体装置100を製造する。
次に、冷却器10の上面に、印刷によって、接合部材、例えばはんだを供給する。はんだを供給した箇所に、半導体装置100を搭載して、リフロー炉に通し、はんだを溶融させる。そして、接合部9を形成するとともに、冷却器10と半導体装置100とを接合する。
以上のように、絶縁部材1aの一方の面に表面金属1bが形成され、他方の面に裏面金属1cが形成された放熱部1と、放熱部1の表面金属1b上に形成された接合部5と、接合部5上に配置された半導体素子2と、半導体素子2上に形成された接合部6と、接合部6を介して半導体素子2と接続された主配線部3aと、放熱部1、接合部5、半導体素子2、接合部6及び主配線部3の少なくとも一部を覆うとともに、放熱部1の裏面金属1cを露出するように形成された封止部4と、を備え、接合部5の融点は、放熱部1の裏面金属1c側に形成され、冷却器10と裏面金属1cとの間に形成される接合部9の融点よりも高く、接合部6の融点は、接合部9の融点以下であり、主配線部3には、接合部6と接している部分の一部に、主配線部3を貫通する貫通穴7が形成され、貫通穴7上の封止部4には、封止部4の上面から主配線部3aまで貫通し、貫通穴7と連通する孔部8が形成される半導体装置100を製造できる。
上述の構成によって、貫通穴7及び孔部8を形成することにより、温度上昇によって膨張した接合部6の体積を吸収できるため、半導体装置100の機能を損ねることなく、半導体装置100に冷却器10を設置できる。
実施の形態2.
図14は、実施の形態2にかかる半導体装置110の概略上面図である。図15は、実施の形態2にかかる半導体装置110の概略断面図である。図15の半導体装置110は、図14の半導体装置110のBB断面を示す。図14において、図1と同じ符号を付けたものは、同一又は対応する構成を示しているため、詳細な説明は省略する。また、図15において、図2と同じ符号を付けたものは、同一又は対応する構成を示しているため、詳細な説明は省略する。半導体装置110は、孔部8に充填部16が形成される点で、半導体装置100と異なる。
充填部16は、封止部4に形成された孔部8に充填部材、例えばはんだ等の金属部材が充填されることにより形成される。充填部材の融点は、接合部9に用いられる接合部材の融点と同じか低いものとする。
図16~19は、実施の形態2にかかる半導体装置の一部を示す概略断面図である。図16~19では、主配線部3aの貫通穴7に半抜き加工を行っている。主配線部3aの貫通穴7を用いて本実施の形態の説明を行うが、主配線部3bの貫通穴7においても同様である。以下、接合部6の形成に用いられる接合部材の融点が、充填部16に用いられる充填部材の融点未満の場合と、充填部材の融点以上の場合とに分けて説明する。
まず、接合部6の形成に用いられる接合部材の融点が、充填部材の融点未満の場合について、図16及び図17を用いて説明する。半導体装置110と冷却器10とを接合する際に、図16の状態から、接合部6が溶融し、体積が膨張する。これにより、接合部6の一部が接合部6と充填部16と主配線部3aとで囲まれた空隙、すなわち貫通穴7内に流れ込む。温度の低下により、接合部6が貫通穴7内に流れ込むことによって、接合部6が溶融した際に膨張した分の体積が吸収され、半導体装置110の内部圧力の上昇による封止部4と他の部材との剥離及び半導体素子2の破壊等を抑制できる。
次に、接合部6の形成に用いられる接合部材の融点が、充填部材の融点以上の場合について、図16、図18及び図19を用いて説明する。半導体装置110と冷却器10とを接合する際に、図16の状態から、図18に示すように、接合部6及び充填部16が溶融し、それぞれ体積が膨張する。接合部6は、体積が膨張して、貫通穴7内に流れ込む。充填部16は、体積が膨張して貫通穴7内に流れ込むとともに、封止部4の表面から盛り上がる。すなわち、接合部6及び充填部16の体積膨張分の合計が、封止部4の表面から盛り上がるといえる。これによって、それぞれの膨張した分の体積が吸収され、半導体装置110の内部圧力の上昇による封止部4と他の部材との剥離及び半導体素子2の破壊等を抑制できる。
また、充填部材の融点が、接合部6の形成に用いられる接合部材の融点以上の場合であり、充填部16の体積と充填部16の体積膨張率との積が、孔部8の体積よりも小さい場合、図19に示すような状態にもなり得る。
上述の構成によって、貫通穴7及び孔部8を形成することにより、温度上昇によって膨張した接合部6の体積を吸収できるため、半導体装置110の機能を損ねることなく、半導体装置110に冷却器10を設置できる。
また、充填部材にはんだ等の金属材料を用いて充填部16を形成し、封止部材14としてエポキシ樹脂を用いて封止部4を形成することにより、一般的に樹脂よりも金属の方が熱伝導率が高いため、半導体装置110上面から、半導体素子2から発生した熱を効率的に発散できる。
図20は、実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を示す概略断面図である。図20に示すように、半導体装置110の製造時に、主配線部3aの貫通穴7上に充填部16を構成する充填部材17を配置して、金型13内に封止部材14を充填すればよいので、金型13に図10に示した凸部13aを配置しなくてもよい。そのため、凸部13aの形状の制約等なく半導体装置110を製造できる。このとき、金型13と内面と充填部材17とが接していないと、金型13と内面と充填部材17との間に封止部材14が入り込み、充填部16が半導体装置110から露出しないおそれがあるため、金型13と内面と、主配線部3a上に配置された充填部材17とを接触させた状態で、封止部材14を充填することが望ましい。同様に、充填部材17と主配線部3aとが接していないと、充填部材17と主配線部3aとの間に封止部材14が入り込み、貫通穴7を埋めるおそれがある。貫通穴7が封止部材14によって埋まると、温度上昇により溶融し膨張した接合部6及び充填部16の体積を吸収できなくなるため、充填部材17と主配線部3aとは接触させた状態で封止部材14を充填することが望ましい。
実施の形態3.
実施の形態3は、上述した実施の形態1にかかる半導体装置100及び実施の形態2にかかる半導体装置110を、電力変換装置に適用したものである。以下、半導体装置100及び実施の形態2にかかる半導体装置110を合わせて半導体装置202と記す。本開示は、特定の電力変換装置に限定されるものではないが、以下、実施の形態3として、三相のインバータに本開示を適用した場合について説明する。
図21は、実施の形態3にかかる電力変換装置を適用した電力変換システムの構成を示すブロック図である。
図21に示す電力変換システムは、電源150、電力変換装置200、負荷300から構成される。電源150は、直流電源であり、電力変換装置200に直流電力を供給する。電源150は種々のもので構成することが可能であり、例えば、直流系統、太陽電池、蓄電池で構成することができるし、交流系統に接続された整流回路やAC/DCコンバータで構成することとしてもよい。また、電源150を、直流系統から出力される直流電力を所定の電力に変換するDC/DCコンバータによって構成することとしてもよい。
電力変換装置200は、電源150と負荷300の間に接続された三相のインバータであり、電源150から供給された直流電力を交流電力に変換し、負荷300に交流電力を供給する。電力変換装置200は、図21に示すように、直流電力を交流電力に変換して出力する主変換回路201と、主変換回路201を制御する制御信号を主変換回路201に出力する制御回路203とを備えている。
負荷300は、電力変換装置200から供給された交流電力によって駆動される三相の電動機である。なお、負荷300は特定の用途に限られるものではなく、各種電気機器に搭載された電動機であり、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車、鉄道車両、エレベーター、もしくは、空調機器向けの電動機として用いられる。
以下、電力変換装置200の詳細を説明する。主変換回路201は、スイッチング素子と還流ダイオードを備えており(図示せず)、スイッチング素子がスイッチングすることによって、電源150から供給される直流電力を交流電力に変換し、負荷300に供給する。主変換回路201の具体的な回路構成は種々のものがあるが、本実施の形態にかかる主変換回路201は2レベルの三相フルブリッジ回路であり、6つのスイッチング素子とそれぞれのスイッチング素子に逆並列された6つの還流ダイオードから構成することができる。主変換回路201の各スイッチング素子や各還流ダイオードの少なくともいずれかに、上述した実施の形態1及び2のいずれかに相当する半導体装置202を適用する。6つのスイッチング素子は2つのスイッチング素子ごとに直列接続され上下アームを構成し、各上下アームはフルブリッジ回路の各相(U相、V相、W相)を構成する。そして、各上下アームの出力端子、すなわち主変換回路201の3つの出力端子は、負荷300に接続される。
また、主変換回路201は、各スイッチング素子を駆動する駆動回路(図示なし)を備えているが、駆動回路は半導体装置202に内蔵されていてもよいし、半導体装置202とは別に駆動回路を備える構成であってもよい。駆動回路は、主変換回路201のスイッチング素子を駆動する駆動信号を生成し、主変換回路201のスイッチング素子の制御電極に供給する。具体的には、後述する制御回路203からの制御信号に従い、スイッチング素子をオン状態にする駆動信号とスイッチング素子をオフ状態にする駆動信号とを各スイッチング素子の制御電極に出力する。スイッチング素子をオン状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以上の電圧信号(オン信号)であり、スイッチング素子をオフ状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以下の電圧信号(オフ信号)となる。
制御回路203は、負荷300に所望の電力が供給されるよう主変換回路201のスイッチング素子を制御する。具体的には、負荷300に供給すべき電力に基づいて主変換回路201の各スイッチング素子がオン状態となるべき時間(オン時間)を算出する。例えば、出力すべき電圧に応じてスイッチング素子のオン時間を変調するPWM制御によって主変換回路201を制御することができる。そして、各時点においてオン状態となるべきスイッチング素子にはオン信号を、オフ状態となるべきスイッチング素子にはオフ信号が出力されるよう、主変換回路201が備える駆動回路に制御指令(制御信号)を出力する。駆動回路は、この制御信号に従い、各スイッチング素子の制御電極にオン信号又はオフ信号を駆動信号として出力する。
本実施の形態に係る電力変換装置では、主変換回路201のスイッチング素子と還流ダイオードとして、実施の形態1にかかる半導体装置100及び実施の形態2にかかる半導体装置110を適用するため、信頼性向上を実現することができる。
なお、実施の形態3において、2レベルの三相インバータに本発明を適用する例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、種々の電力変換装置に適用することができる。本実施の形態では、2レベルの電力変換装置としたが3レベルやマルチレベルの電力変換装置であっても構わないし、単相負荷に電力を供給する場合には単相のインバータに本発明を適用しても構わない。また、直流負荷等に電力を供給する場合にはDC/DCコンバータやAC/DCコンバータに本発明を適用することも可能である。
また、実施の形態3において、本開示を適用した電力変換装置は、上述した負荷が電動機の場合に限定されるものではなく、例えば、放電加工機やレーザー加工機、又は誘導加熱調理器や非接触器給電システムの電源装置として用いることもでき、さらには太陽光発電システムや蓄電システム等のパワーコンディショナーとして用いることも可能である。
なお、本開示において、金型13に凸部13aを設けて孔部8を形成する例を示したが、図22に示すように、可動ピン13cを配置し、封止部材14の充填中に金型13から可動ピン13cを突出させ、孔部8を形成すればよい。また、孔部8を形成する際に、金型13に凸部13a及び可動ピン13cを配置できない場合は、封止部4を形成した後に、ボール盤又はフライス盤等の機械加工によって孔部8を形成すればよい。さらに、レーザー加工機によるアブレーション加工等によって孔部8を形成すればよい。
また、本開示において、孔部8を形成しやすくするために、金型13の凸部13aにテーパ又は面取り等を設けてもよい。
また、本開示において、貫通穴7及び孔部8を円形とする例を示したが、寸法又は形状等を問わず、接合部6が半導体装置100及び半導体装置110の表面に露出する形状であればよい。また、孔部8を形成する際に生じた封止部4のバリはレーザー加工機又は電解研磨等によって除去すればよい。
また、本開示において、印刷によって接合部材を供給する例を示したが、ディスペンス等を用いてもよい。また、印刷だけでは接合部材の量が不足する場合は、プリフォームした接合部材を追加で供給してもよい。
また、本開示において、はんだ12にフラックスを用いたリフローによる製造方法を示したが、フラックスの洗浄工程を省略するために、水素又はギ酸等を用いた還元雰囲気下のリフローし、はんだ12のフラックスを無くしてもよい。
また、本開示において、絶縁部材1aとして、絶縁シートを用いる例を示したが、半導体装置100(半導体装置110)と冷却器10とをはんだ付けする際のリフロー温度が絶縁シートのガラス転移点を超える場合があるため、好ましくは使用するはんだの融点は出来るだけ低くすることで、絶縁シートと銅板とが剥離するリスクを小さくすることができる。
また、本開示において、冷却器10をニッケルめっきアルミ板で形成する例を示したが、銅等の他の金属によって形成されてもよい。また、ニッケルめっき以外にも、銅めっき、Snめっき、又ははんだめっき等を用いてもよい。
また、本開示において、はんだ12及び15は、機械強度の向上を目的として、Snを主成分とするはんだにSb、In及びBiのいずれか、又はこれらのすべてを添加してもよい。はんだ12及び15中にニッケルボールを混ぜる等によって、半導体装置100(半導体装置110)と冷却器10とのクリアランスを確保してもよい。
また、本開示において、充填部材17としてはんだを用いる場合、搭載の容易さから、好ましくは板状、棒状が良いが、充填部材17の形状を限定する必要はなく、他の形状でも同様の効果が得られる。
また、本開示において、孔部8を形成してから充填部材17を充填し、充填部16を形成してもよい。
また、本開示において、発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせること、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 放熱部、2 半導体素子、3 主配線部、4 封止部、5、6、9 接合部、
7 貫通穴、8 孔部、10 冷却器、11 銀焼結材、12 はんだ、
13 金型、14 封止部材、16 充填部、17 充填部材、30 信号配線部、
31 ワイヤ、100、110、202 半導体装置、150 電源、
200 電力変換装置、201 主変換回路、203 制御回路、300 負荷。

Claims (7)

  1. 絶縁部材の一方の面に表面金属が形成され、他方の面に裏面金属が形成された放熱部と

    前記放熱部の前記表面金属上に形成された第1の接合部と、
    前記第1の接合部上に配置された半導体素子と、
    前記半導体素子上に形成された第2の接合部と、
    前記第2の接合部を介して前記半導体素子と接続された第1の主配線部と、
    前記放熱部、前記第1の接合部、前記半導体素子、前記第2の接合部及び前記第1の主
    配線部の少なくとも一部を覆うとともに、前記放熱部の前記裏面金属を露出するように形
    成された封止部と、を備え、
    前記第1の接合部の融点は、前記放熱部の前記裏面金属側に形成され、冷却器と前記裏
    面金属との間に形成される第3の接合部の融点よりも高く、
    前記第2の接合部の融点は、前記第3の接合部の融点以下であり、
    前記第1の主配線部には、前記第2の接合部と接している部分の一部に、前記第1の主
    配線部を貫通する貫通穴が形成され、
    前記封止部には、前記封止部の上面から前記第1の主配線部の前記貫通穴まで貫通し、
    前記貫通穴と連通する孔部が形成される、
    半導体装置。
  2. 前記表面金属上には、さらに前記第2の接合部が形成され、
    前記表面金属上の前記第2の接合部上には、第2の主配線部が配置され、
    前記第2の主配線部には、前記第2の接合部と接している部分の一部に、前記第2の主
    配線部を貫通する前記貫通穴が形成され、
    前記封止部には、前記封止部の上面から前記第2の主配線部の前記貫通穴まで貫通し、
    前記第2の主配線部の前記貫通穴と連通する前記孔部が形成される、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記貫通穴は、前記第2の接合部に面する第1の穴部と、前記第1の穴部の前記第2の
    接合部側と反対側に設けられ、前記第1の穴部の直径より直径が大きい第2の穴部とを有
    し、
    前記第1の主配線部及び前記第2の主配線部の少なくとも一方には、前記第2の接合部
    に面する面の前記第1の穴部の周囲に前記第2の接合部側に突出した突出部を有する、
    請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記孔部の内部には、前記封止部とは異なる材料で構成される充填部が形成される、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記充填部は、金属材料で形成される、
    請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記孔部の直径は、前記貫通穴の直径よりも大きい、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置を有し、入力される電力を変換して出
    力する主変換回路と、
    前記主変換回路を制御する制御信号を前記主変換回路に出力する制御回路と、
    を備える電力変換装置。
JP2020097532A 2020-06-04 2020-06-04 半導体装置及び電力変換装置 Active JP7439653B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020097532A JP7439653B2 (ja) 2020-06-04 2020-06-04 半導体装置及び電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020097532A JP7439653B2 (ja) 2020-06-04 2020-06-04 半導体装置及び電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021190653A JP2021190653A (ja) 2021-12-13
JP7439653B2 true JP7439653B2 (ja) 2024-02-28

Family

ID=78847524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020097532A Active JP7439653B2 (ja) 2020-06-04 2020-06-04 半導体装置及び電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7439653B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070863A (ja) 2007-09-11 2009-04-02 Hitachi Ltd 半導体パワーモジュール
JP2013102020A (ja) 2011-11-08 2013-05-23 Toppan Printing Co Ltd 半導体パッケージ基板
JP2015130457A (ja) 2014-01-09 2015-07-16 三菱電機株式会社 半導体装置
JP2016076670A (ja) 2014-10-09 2016-05-12 三菱電機株式会社 電力用半導体装置
JP2016207952A (ja) 2015-04-28 2016-12-08 富士通株式会社 部品内蔵基板

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070863A (ja) 2007-09-11 2009-04-02 Hitachi Ltd 半導体パワーモジュール
JP2013102020A (ja) 2011-11-08 2013-05-23 Toppan Printing Co Ltd 半導体パッケージ基板
JP2015130457A (ja) 2014-01-09 2015-07-16 三菱電機株式会社 半導体装置
JP2016076670A (ja) 2014-10-09 2016-05-12 三菱電機株式会社 電力用半導体装置
JP2016207952A (ja) 2015-04-28 2016-12-08 富士通株式会社 部品内蔵基板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021190653A (ja) 2021-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10546800B2 (en) Semiconductor module, method for manufacturing the same and electric power conversion device
CN110828409B (zh) 半导体装置、电力变换装置及它们的制造方法
JP7101882B2 (ja) 半導体装置、電力変換装置および半導体装置の製造方法
WO2018181727A1 (ja) 半導体装置およびその製造方法、ならびに電力変換装置
JP2021068803A (ja) 半導体モジュール及び電力変換装置
JP2018190930A (ja) パワー半導体モジュール及びその製造方法並びに電力変換装置
JP6945418B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP6818500B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP6575739B1 (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法および電力変換装置
JP2018195724A (ja) パワーモジュールおよびその製造方法ならびに電力変換装置
CN112771665B (zh) 封装结构、电动车辆和电子装置
JP6952889B2 (ja) パワー半導体モジュール及びその製造方法並びに電力変換装置
US11217514B2 (en) Power semiconductor device, method for manufacturing power semiconductor device, and power conversion device
CN114586151A (zh) 半导体装置、功率转换装置以及半导体装置的制造方法
US9960147B2 (en) Power module
JP7035920B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP7439653B2 (ja) 半導体装置及び電力変換装置
JP7033889B2 (ja) 電力用半導体装置、電力用半導体装置の製造方法および電力変換装置
WO2019171684A1 (ja) 半導体装置及び電力変換装置
WO2022138200A1 (ja) パワー半導体装置およびその製造方法ならびに電力変換装置
JP6851559B1 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP7418474B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP2022067375A (ja) 電力用半導体装置およびその製造方法ならびに電力変換装置
JP2022038019A (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法及び電力変換装置
CN117438404A (zh) 半导体装置、半导体装置的制造方法以及电力变换装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20220427

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240129

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7439653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151