JP7439516B2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP7439516B2
JP7439516B2 JP2020000391A JP2020000391A JP7439516B2 JP 7439516 B2 JP7439516 B2 JP 7439516B2 JP 2020000391 A JP2020000391 A JP 2020000391A JP 2020000391 A JP2020000391 A JP 2020000391A JP 7439516 B2 JP7439516 B2 JP 7439516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
lens
light source
distribution pattern
vehicle lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020000391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021111447A (ja
Inventor
洋弥 今村
英治 鈴木
悠二 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP2020000391A priority Critical patent/JP7439516B2/ja
Priority to PCT/JP2021/000230 priority patent/WO2021141052A1/ja
Publication of JP2021111447A publication Critical patent/JP2021111447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7439516B2 publication Critical patent/JP7439516B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/141Light emitting diodes [LED]
    • F21S41/147Light emitting diodes [LED] the main emission direction of the LED being angled to the optical axis of the illuminating device
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/141Light emitting diodes [LED]
    • F21S41/151Light emitting diodes [LED] arranged in one or more lines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S41/25Projection lenses
    • F21S41/255Lenses with a front view of circular or truncated circular outline
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/40Cooling of lighting devices
    • F21S45/47Passive cooling, e.g. using fins, thermal conductive elements or openings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Description

本開示は、車両用灯具に関する。
車両用灯具は、第1光源からの光を投影レンズから出射させてすれ違い用配光パターンを形成し、第2光源からの光を投影レンズから出射させて走行用配光パターンを形成するものがある。
このような車両用灯具は、第1光源と第2光源とを同一の基板に設けることで、簡易な構成とすることが考えられている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2017-199660号公報
ここで、上記の車両用灯具は、第1光源からの光と第2光源からの光とを交差させてから投影レンズで投影することで、すれ違い用配光パターンと走行用配光パターンとを形成する。これに対して、上記の車両用灯具は、一般的に、第1光源や第2光源が基板に対して直交する方向に光を出射する。このため、上記の車両用灯具は、第1光源および第2光源を同一の基板に設けつつ、それらからの光で適切にすれ違い用配光パターンや走行用配光パターンを形成する点で改善の余地がある。
本開示は、上記の事情に鑑みて為されたもので、第1光源および第2光源を同一の基板に設けつつ、それらからの光で適切にすれ違い用配光パターンや走行用配光パターンを形成することのできる車両用灯具を提供することを目的とする。
本開示の車両用灯具は、すれ違い用配光パターンを形成する光を出射する第1光源と、走行用配光パターンを形成する光を出射する第2光源と、前記第1光源からの光をレンズ軸が延びる前後方向の前側に投影して前記すれ違い用配光パターンを形成するとともに、前記第2光源からの光を前記前後方向の前側に投影して前記走行用配光パターンを形成する投影レンズと、前記第1光源および前記第2光源が設けられる基板と、を備え、前記第1光源と前記第2光源とは、互いの出射光軸が平行とされつつ、前記出射光軸が前記前後方向に対して伏角とされて傾斜されており、前記第2光源は、前記前後方向で前記第1光源よりも前記投影レンズから離れた位置に設けられていることを特徴とする。
本開示の車両用灯具によれば、第1光源および第2光源を同一の基板に設けつつ、それらからの光で適切にすれ違い用配光パターンや走行用配光パターンを形成できる。
本開示に係る車両用灯具の一実施形態に係る一例としての車両用灯具の構成を示す説明図である。 図1のI-I線に沿って得られた断面図である。 車両用灯具の第1レンズ導光部の構成を示す説明図である。 車両用灯具の第2レンズ導光部の構成を示す説明図である。 すれ違い用配光パターンを示す説明図である。 走行用配光パターンを示す説明図である。 走行用配光パターンとすれ違い用配光パターンと重ねた様子を示す説明図である。
以下に、本開示に係る車両用灯具の一実施形態としての車両用灯具10の実施例1について図1から図7を参照しつつ説明する。なお、図2では、煩雑となることを避けるために断面を示すハッチを省略している。
車両用灯具10は、自動車等の車両に用いられる灯具として用いられるもので、例えば、ヘッドランプやフォグランプ等に用いられる。車両用灯具10は、車両の前部の左右両側で、ランプハウジングの開放された前端がアウターレンズで覆われて形成される灯室に、上下方向用光軸調整機構や幅方向用光軸調整機構を介して設けられる。以下の説明では、車両用灯具10において、光を照射する方向となる投影レンズ17のレンズ軸Laが伸びる方向を前後方向(図面ではZとする)とし、前後方向を水平面に沿う状態とした際の鉛直方向を上下方向(図面ではYとする)とし、前後方向および上下方向に直交する方向(水平方向)を幅方向(図面ではXとする)とする。この前後方向の前側は、車両用灯具10において車両前方を指し示すこととなる。
車両用灯具10は、図1および図2に示すように、複数の第1光源11と複数の第2光源12とヒートシンク部材13と第1導光レンズ14と第2導光レンズ15とシェード16と投影レンズ17とを備え、前照灯ユニットを構成する。車両用灯具10では、前後方向が投影レンズ17のレンズ軸Laにより規定される。そのレンズ軸Laは、投影レンズ17における光学的な中心となる軸線である。
複数の第1光源11は、幅方向に整列されており、実施例1では7個(図3参照)が整列されている。各第1光源11は、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子で構成され、それぞれが基板18に実装されている。その基板18は、平板状とされて、前後方向に対して傾斜された状態でヒートシンク部材13の前面13aに固定されている。この各第1光源11は、点灯制御回路から電力が供給されて適宜点灯される。7個の第1光源11は、上下方向に直交する平面において、真ん中の1個がレンズ軸La上に設けられ、幅方向で外側に向かうに連れて間隔が大きくされて、幅方向に並べられている(図3参照)。実施例1では、各第1光源11の幅方向の間隔の一例として、レンズ軸La上の中心位置から両隣までの間隔を6mmとし、それらから隣の外側までの間隔を7mmとし、それらから隣の外側となる最外側までの間隔を18mmとしている。なお、第1光源11の数や間隔は適宜設定すれば、均一な間隔としてもよく、間隔の差異を不規則なものとしてもよく、実施例1の構成に限定されない。
複数の第2光源12は、幅方向に整列されており、実施例1では12個(図4参照)が整列されている。各第2光源12は、LED等の発光素子で構成され、第1光源11よりも上下方向の下側であって前後方向の後側で、それぞれが第1光源11と同じ基板18に同一平面上に実装されている。このため、基板18および前面13aは、法線方向が、前後方向および上下方向を含む面上で前後方向に対して伏角とされている。この各第2光源12は、点灯制御回路から電力が供給されることで、適宜一斉にまたは個別に点灯される。なお、第2光源12の数は適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
この各第1光源11および各第2光源12は、平面発光部から光を出射するもので、実装された基板18と直交する方向に出射光軸Liが設定されている。以下では、各第1光源11が出射したものを光L1とし、各第2光源12が出射したものを光L2とする。そして、各第1光源11および各第2光源12は、同一の基板18に実装されることで、それぞれの出射光軸Liが平行とされている。各出射光軸Liは、前後方向に対して伏角で30度から50度の範囲内とされ、実施例1では45度とされている。この各出射光軸Liは、実施例1では、基板18における前後方向に対する角度が定められることにより設定される。
ヒートシンク部材13は、各第1光源11および各第2光源12で発生する熱を外部に逃がす放熱部材であり、熱伝導率の高い金属材料や樹脂材料で形成される。ヒートシンク部材13では、前面13aとは反対側に、板状とされた複数の放熱フィン13bが並列して設けられている(図1参照)。ヒートシンク部材13では、各出射光軸Liを上記の角度とするように、前面13aに基板18が取り付けられる。
第1導光レンズ14は、基板18に実装された各第1光源11から出射された光L1を投影レンズ17へと導く。第1導光レンズ14は、透明な樹脂で形成されており、図3に示すように、各第1光源11に個別に対応されて幅方向に並べられた7個の第1レンズ導光部21を有する。各第1レンズ導光部21は、対応する第1光源11に対向された第1導光入射面22と、投影レンズ17側に向けられた第1導光出射面23と、を有する。
各第1導光入射面22は、図2に部分的に拡大して示すように、全体形状が第1レンズ導光部21の内側(第1光源11とは反対側)に凹んでおり、その中央で外側に凸に湾曲された湾曲入射面22aと、それを取り巻く環状入射面22bと、を有する。また、各第1導光入射面22の周辺では、環状入射面22bを取り囲む円錐状の反射面22cが設けられている。各湾曲入射面22aは、後側にある焦点が対応する第1光源11の発光中心に略一致されており、第1光源11から出射される光L1を出射光軸Liと平行に進行する平行光として第1レンズ導光部21内に入射させる。なお、この平行光(平行な光)とは、光L1が湾曲入射面22aを経ることでコリメートされた状態の光のことをいう。
環状入射面22bは、各第1光源11側へと突出して設けられており、第1光源11からの光L1のうち、湾曲入射面22aへと進行しないものを第1レンズ導光部21に入射させる。反射面22cは、環状入射面22bから第1導光レンズ14内に入射した光L1が進行する位置に形成されている。反射面22cは、環状入射面22bから入射した光L1を反射すると、出射光軸Liと平行に進行する平行光とする。なお、反射面22cは、全反射を利用して光L1を反射してもよく、蒸着や塗装等によりアルミや銀等を接着させることで光L1を反射してもよい。これらのことから、各第1導光入射面22は、対応する第1光源11から出射された光L1を、出射光軸Liと平行に進行する平行光として第1導光レンズ14内に進行させて、第1導光出射面23へと導く。
各第1導光出射面23は、第1導光入射面22から入射されて平行光とされた光L1を、投影レンズ17へ向けて出射する。各第1導光出射面23は、幅方向に直交する断面において、上側出射面部23aと下側出射面部23bとを有する。各上側出射面部23aは、湾曲入射面22aの上側に位置する反射面22cで反射された光L1が進行する領域に設けられ、第1導光入射面22側に凸に湾曲された凹面とされている。各上側出射面部23aは、第1導光入射面22を経て平行光とされた光L1を屈折させることで、投影レンズ17の後述する下側レンズ部41へ向けて進行させる。各下側出射面部23bは、前側(投影レンズ17側)にある焦点が、シェード16の先端縁16aの近傍で下側レンズ部41の下側焦点Fdを含む焦点面(像面)上に並べられて設定されている。各下側出射面部23bは、第1導光入射面22を経て平行光とされた光L1を屈折させることで、先端縁16aの近傍に集光させる。
この7個の第1導光出射面23は、図3に示すように、上下方向に直交する平面において、真ん中の第1レンズ導光部21のものがレンズ軸Laに直交する直交面Opと略平行とされ、レンズ軸La上から外れると幅方向の外側に向かうに連れて後側(第1光源11側)へと向かうように、直交面Opに対して傾斜されている。そして、7個の第1導光出射面23は、幅方向で外側に向かうに連れて、直交面Opに対する傾斜角度が大きくされている。すなわち、7個の第1導光出射面23は、前側にある焦点を先端縁16aの近傍で下側焦点Fdを含む焦点面上に並ばせており、対応する第1光源11の幅方向でのレンズ軸Laからの間隔、すなわち設けられた第1レンズ導光部21の幅方向でのレンズ軸Laからの間隔に応じて直交面Opに対する傾斜角度が設定されている。
第1導光レンズ14は、各第1レンズ導光部21が上記の位置関係とされた状態で、連結部24により互いに連結されている。第1導光レンズ14は、連結部24がヒートシンク部材13と投影レンズ17とを組み付けるレンズホルダまたはヒートシンク部材13に固定されることで、各第1光源11および投影レンズ17に対する各第1レンズ導光部21の位置関係が設定される。
第2導光レンズ15は、基板18に実装された各第2光源12から出射された光L2を投影レンズ17へと導く。第2導光レンズ15は、透明な樹脂で形成されており、図4に示すように、各第2光源12に個別に対応されて幅方向に並べられた12個の第2レンズ導光部31を有する。各第2レンズ導光部31は、各第2光源12側すなわち基板18側が、投影レンズ17側へ向けて延びる12個の長尺な棒状部分32とされており、各棒状部分32が幅方向で間隔を置いて並列されている。また、各第2レンズ導光部31は、各棒状部分32が投影レンズ17側の板状部分33で一体化されており、幅方向に拡がる板状とされている。
各第2レンズ導光部31は、各棒状部分32の第2光源12に対向された箇所を第2導光入射面34とし、板状部分33の投影レンズ17側に向けられた箇所を第2導光出射面35とする。このため、第2導光入射面34は、12個の第2光源12に個別に対向する12個の面とされ、第2導光出射面35は、12個の第2レンズ導光部31が幅方向に連結された単一の面とされている。加えて、各第2レンズ導光部31は、図2に示すように、導光反射面36が設けられている。この導光反射面36は、第2レンズ導光部31における第2導光入射面34の近傍(主に棒状部分32)において、上下方向の下側に設けられており、第2導光入射面34から入射された光L2を第2導光出射面35側すなわち前後方向の前側でかつ上側へと反射する。なお、導光反射面36は、上記のように反射するものであれば、全反射を利用するものでも反射処理を施すものでも他の構成でもよい。第2導光出射面35は、導光反射面36により反射された光L2を投影レンズ17へ向けて出射する。また、各第2レンズ導光部31では、第2導光入射面34から入射された光L2を第2導光出射面35側に導くために、他の箇所にも反射面を設けてもよく、実施例1の構成に限定されない。
シェード16は、図1および図2に示すように、第2導光レンズ15の上に設けられており、幅方向に伸びる板状とされている。このため、シェード16は、各第1光源11から第1導光レンズ14を経る光路と、各第2光源12から第2導光レンズ15を経る光路と、の間に設けられている。シェード16は、幅方向に直交する面上において、前後方向に対する角度が各第1光源11および各第2光源12の各出射光軸Liよりも小さくされており、実施例1では各出射光軸Liが為す角度の1/2の角度の22.5度とされている。このシェード16は、ヒートシンク部材13と投影レンズ17とを組み合わせるレンズホルダに固定されることで、上記の位置関係が設定される。
シェード16は、前後方向の前側の先端縁16aが、上下方向での位置の異なる2つの水平エッジが傾斜エッジで繋ぎ合わされた形状とされている(図1参照)。シェード16は、各第1光源11から出射されて第1導光レンズ14(その各第1レンズ導光部21)により導かれた光L1の一部を先端縁16aで遮ることで、すれ違い用配光パターンLPの上縁に2つの水平カットオフラインを傾斜カットオフラインで繋ぎ合わせたカットオフラインCL(図5参照)を形成する。なお、シェード16は、先端縁16aでカットオフラインCLを形成するものであれば、その大きさは適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
シェード16は、上下方向の上側の面が反射面16bとされている。この反射面16bは、第1導光レンズ14により導かれた各第1光源11からの光L1を反射することで、投影レンズ17へと進行させる。このため、シェード16は、各第1光源11からの光L1の利用効率を高めることができる。加えて、シェード16は、前後方向に対して各第1光源11の各出射光軸Liが為す角度の1/2の大きさの伏角とされている。このため、シェード16は、第1導光レンズ14により導かれた第1光源11からの出射光軸Liに沿う光L1を、投影レンズ17のレンズ軸Laに平行な方向に反射できる。また、シェード16は、第1導光レンズ14により導かれた第1光源11からの他の光L1を、レンズ軸Laと平行と近い方向で反射できる。これらのことから、シェード16は、第1導光レンズ14を経た第1光源11からの光L1を、レンズ軸Laと平行もしくはそれに近い方向で、そのレンズ軸Laの近傍へと進行させることができる。
投影レンズ17は、凸レンズとされており、実施例1では出射面17aが凸面とされるとともに入射面17bが平坦面とされている。なお、投影レンズ17は、全体として凸レンズとされていれば、出射面17aが平坦面でも凹面でもよく、入射面17bが凸面でもよく凹面でもよく、実施例1の構成に限定されない。投影レンズ17は、レンズホルダに支持される。レンズホルダは、基板18に実装された各第1光源11や各第2光源12、第1導光レンズ14、第2導光レンズ15およびシェード16に対して、投影レンズ17を位置決めした状態で、ヒートシンク部材13に組み付けられる。
投影レンズ17では、図2に示すように、下側に位置する下側レンズ部41と、上側に位置する上側レンズ部42と、を有する。両レンズ部(41、42)は、レンズ軸Laから半径方向での断面における出射面17aの曲率がそれぞれ異なるものとされ、それぞれにおける焦点距離が異なるものとされる。下側レンズ部41では、投影方向の後側の下側焦点Fdが、レンズ軸La上でシェード板16の先端縁16aの近傍とされている。上側レンズ部42では、投影方向の後側の上側焦点Fuが、レンズ軸La上で下側焦点Fdよりも投影方向の前側に設定されている。投影レンズ17は、下側レンズ部41と上側レンズ部42とを繋ぐ箇所において、下側レンズ部41側の下側焦点Fdから上側レンズ部42側の上側焦点Fuへと焦点距離を連続的に変化(所謂徐変)させている。
次に車両用灯具10の点灯について説明する。車両用灯具10は、灯室に設けられて、コネクタ接続部を介して基板18に外部コネクタが接続される。車両用灯具10は、外部コネクタおよびコネクタ接続部を介する点灯制御回路から基板18に実装された各第1光源11および各第2光源12へと電力を供給することで、各第1光源11および各第2光源12を適宜点灯および消灯する。
車両用灯具10は、図2に示すように、各第1光源11を点灯させると、その各第1光源11からの光L1が、第1導光レンズ14の各第1導光入射面22に入射して、その湾曲入射面22aを経た光L1が平行光とされ、環状入射面22bを経た光L1が反射面22cで反射されて、第1導光出射面23から出射される。その光L1は、レンズ軸La上でシェード16の先端縁16aの近傍に設定した投影レンズ17の下側レンズ部41の下側焦点Fdの近傍へと進行する。その光L1は、投影レンズ17により投影されることで、図5に示すように、投影面上でレンズ軸Laの位置(水平線)の近傍よりも下側において、水平方向に並ぶ7つの部分配光領域lpを形成する。その7つの部分配光領域lpは、一部を重ねつつ幅方向に並んで一体に形成されて、すれ違い用配光パターンLPを形成する。そのすれ違い用配光パターンLPは、各光L1の一部が先端縁16aで遮られて先端縁16aに沿った形状とされつつ投影レンズ17へと進行し、その投影レンズ17により投影されることで、上縁にカットオフラインCLが形成される。
また、車両用灯具10は、図2に示すように、各第2光源12を点灯させると、その各第2光源12からの光L2が、第2導光入射面34から第2導光レンズ15の各第2レンズ導光部31へと入射して、各第2レンズ導光部31により導かれて、第2導光出射面35から出射される。その光L2は、レンズ軸La上で先端縁16aよりも前後方向の前側に設定した投影レンズ17の上側レンズ部42の上側焦点Fuの近傍へと進行する。その光L2は、投影レンズ17により投影されることで、図6に示すように、投影面上でレンズ軸Laの位置(水平線)の近傍よりも上側において、水平方向に並ぶ12個の部分配光領域hpを形成する。その12個の部分配光領域hpは、一部を重ねつつ幅方向に並んで一体に形成されて、走行用配光パターンHPを形成する。
実施例1の車両用灯具10は、ADB(Adaptive Driving Beam(配光可変型前照灯))としており、各第2光源12を個別に点灯および消灯することで、12個の部分配光領域hpのうちの特定の方向の部分配光領域hpを点灯および消灯できる。これにより、車両用灯具10は、走行用配光パターンHPにおける任意の方向の部分的な配光制御を可能としている。
以上の説明により、車両用灯具10は、各第1光源11を点灯することで、図5に示すように、カットオフラインCLを有するすれ違い用配光パターンLPを形成でき、すれ違い時の配光(所謂ロービーム)とすることができる。また、車両用灯具10は、各第1光源11に加えて各第2光源12を点灯することで、図7に示すように、すれ違い用配光パターンLPの上方に重ねて走行用配光パターンHPを形成でき、走行時の配光(所謂ハイビーム)とすることができる。そして、車両用灯具10は、上記したように、各第2光源12を個別に点灯および消灯することで、走行用配光パターンHPにおける任意の部分配光領域hpを個別に制御することができ、ADBの機能を実現させることもできる。
次に、車両用灯具10における作用について説明する。従来から車両用灯具では、各第1光源からの光ですれ違い用配光パターンを形成するとともに、各第2光源からの光で走行用配光パターンを形成するものが考えられている。その車両用灯具では、各第1光源からの光を、レンズ軸よりも上下方向の上側から下側レンズ部の下側焦点に進行させた後に投影レンズにより投影することで、すれ違い用配光パターンを形成する。また、その車両用灯具では、各第2光源からの光を、レンズ軸よりも上下方向の下側から上側レンズ部の上側焦点に進行させた後に投影レンズにより投影することで、走行用配光パターンを形成する。このため、その車両用灯具では、各第1光源と各第2光源とを、互いに出射した光が交差するように配置することとなる。このことから、その車両用灯具では、各第1光源と各第2光源とを同一の基板に設けることが困難である。
これに対して、車両用灯具10は、各第1光源11と各第2光源12とを同一の基板18に実装して、それぞれの出射光軸Liを平行としつつ前後方向に対して伏角で30度から50度としている。このため、車両用灯具10は、各第1光源11の出射光軸Liを下側レンズ部41の下側焦点Fdの方に向けることができ、第1導光レンズ14により各第1光源11からの光L1を下側焦点Fdへと導くことを容易なものにできる。これにより、車両用灯具10は、簡易な構成で各第1光源11からの光L1を下側焦点Fdへと導くことができるので、その光L1を下側焦点Fdまで効率良く導くことができる。また、車両用灯具10は、各第2光源12の出射光軸Liが上側レンズ部42の上側焦点Fuに向く方向とは大きく異なるが、各第1光源11よりも各第2光源12を前後方向の後側に配置させることで、各第2光源12から上側焦点Fuまでの間隔を大きくできる。このため、車両用灯具10は、第2導光レンズ15における導光の自由度を確保でき、その第2導光レンズ15により各第2光源12からの光L2が進行する方向を変化させつつ、その光L2を上側焦点Fuまで効率良く導くことができる。これにより、車両用灯具10は、各第1光源11および各第2光源12を同一の基板18に設けつつ、それらからの光L1、光L2を効率良く利用してすれ違い用配光パターンLPや走行用配光パターンHPを形成できる。
また、車両用灯具10は、第1導光レンズ14を経た各第1光源11からの光L1の一部を先端縁16aで遮る構成とし、そのシェード16の上側の面を反射面16bとしている。このため、車両用灯具10は、先端縁16aの近傍で遮った各第1光源11からの光L1を、反射面16bで反射して投影レンズ17へと進行させることができ、各第1光源11からの光L1の利用効率を高めることができる。加えて、車両用灯具10は、前後方向に対して、各第1光源11の出射光軸Liが為す角度の1/2の大きさの伏角として、シェード16を設けている。このため、車両用灯具10は、反射面16bで反射した光L1の進行方向を前後方向と平行に近い状態(前後方向との傾斜が小さい状態)にでき、その状態で投影レンズ17におけるレンズ軸Laの近傍へと進行させることができる。これにより、車両用灯具10は、反射面16bで反射した光L1を、すれ違い用配光パターンLPにおける鉛直線と水平線とが交差する中央の近傍に進行させることができ、走行用配光パターンHPをより適切に形成しつつ各第1光源11からの光L1の利用効率を高めることができる。
さらに、車両用灯具10は、7個の第1光源11の幅方向での間隔を外側に向かうに連れて大きくして設けている。このため、車両用灯具10は、投影面上において、鉛直線と水平線とが交差する中央の近傍を最も明るくしつつ水平線に沿わせるように広い範囲に亘り各部分配光領域lpを形成できる。これにより、車両用灯具10は、水平方向に十分に広げて隙間なく各部分配光領域lpを並べて、すれ違い用配光パターンLPを形成できる。ここで、すれ違い用配光パターンLPは、レンズ軸Laの近傍を最も明るくすることが求められるので、車両用灯具10は、簡易な構成で適切にすれ違い用配光パターンLPを形成できる。加えて、車両用灯具10は、第1導光レンズ14の各第1レンズ導光部21において、幅方向でレンズ軸Laから離れるに従って直交面Opに対する第1導光出射面23の傾斜角度を大きくしている。このため、車両用灯具10は、シェード16の先端縁16aの近傍で下側レンズ部41の下側焦点Fdを含む焦点面(像面)上の並ぶ位置に各光L1を集光でき、すれ違い用配光パターンLPを適切に形成できる。
車両用灯具10は、レンズ軸La上において、相対的に、下側レンズ部41の下側焦点Fdを長い焦点距離Dfとし、上側レンズ部42の上側焦点Fuを短い焦点距離Dfとしている。そして、車両用灯具10は、下側レンズ部41の下側焦点Fdをシェード16の先端縁16aの近傍に設定している。このため、車両用灯具10では、各第1光源11から出射されて第1導光レンズ14により導かれた光L1を、下側焦点Fdを含む下側焦点面(像面)におけるシェード16の先端縁16aよりも上側を通らせて投影レンズ17に入射させることができる。このため、車両用灯具10では、各第1光源11からの光L1を、投影面上でカットオフラインCLよりも下側へと導くことができ、すれ違い用配光パターンLPを適切に形成できる。
また、車両用灯具10では、レンズ軸La上において、シェード16の先端縁16aの近傍に設定した下側焦点Fdよりも、上側レンズ部42の上側焦点Fuを投影レンズ17側としている。このため、車両用灯具10では、上側焦点Fuの近傍においてシェード16により各第2光源12からの光L2が遮られることがないので、上側焦点Fuを含む焦点面(像面)における上側焦点Fuよりも下側に加えて、同じ焦点面における上側焦点Fuよりも上側も通して、各第2光源12からの光L2を投影レンズ17へと進行させることができる。これにより、車両用灯具10は、図6、図7に示すように、各第2光源12からの光L2の一部がシェード16の先端縁16aで遮られて、走行用配光パターンHPの下縁が先端縁16aに沿った形状にできるとともに、その下縁を投影面上でカットオフラインCLよりも下側に位置させることができる。よって、車両用灯具10は、各第2光源12からの光L2で形成するすれ違い用配光パターンLPを投影面上におけるカットオフラインCLよりも下方まで形成することでき、走行用配光パターンHPとの間に暗部が生じることを抑制できる。これにより、車両用灯具10は、投影レンズ17を段差のない良好な外観としつつ、すれ違い用配光パターンLPと走行用配光パターンHPとを適切に形成できる。
実施例1の車両用灯具10は、以下の各作用効果を得ることができる。
車両用灯具10は、第1光源11と第2光源12とを、互いの出射光軸Liを平行としつつ前後方向に対して伏角として傾斜させており、前後方向で第1光源11よりも投影レンズ17から離れた位置に第2光源12を設けている。このため、車両用灯具10は、第1光源11および第2光源12を同一の基板18に設けつつ、それらからの光L1、光L2で適切にすれ違い用配光パターンLPや走行用配光パターンHPを形成できる。
車両用灯具10は、第1光源11と第2光源12との出射光軸Li、を前後方向に対して伏角で30度から50度としている。このため、車両用灯具10は、同一の基板18に設けた両光源(11、12)からの光L1、L2により両配光パターン(LP、HP)を適切に形成することを、容易なものにできる。すなわち、車両用灯具10は、出射光軸Liを上記の角度範囲とすることで、第1導光レンズ14や第2導光レンズ15を容易な構成としつつ、それぞれが導いた光L1、L2を投影レンズ17へと適切に導くことができる。
また、車両用灯具10は、複数の第1レンズ導光部21において、レンズ軸Laから離れるに従って前後方向に直交する直交面Opに対する第1導光出射面23の傾斜角度を大きくしている。このため、車両用灯具10は、各第1光源11の幅方向での間隔を上記の設定としても、各第1光源11からの光L1をシェード16の先端縁16aの近傍に適切に集光でき、すれ違い用配光パターンLPを適切に形成できる。
さらに、車両用灯具10は、第1光源11と第2光源12との間に、すれ違い用配光パターンLPのカットオフラインCLを形成するシェード16を設け、そのシェード16を、前後方向に対して出射光軸Liが為す角度の1/2の大きさの伏角としている。このため、車両用灯具10は、反射面16bで反射した第1光源11からの光L1を、走行用配光パターンHPを形成する領域における不測の位置に投影することを防止できる。
車両用灯具10は、第1光源11が、水平方向に複数が並べられて構成され、レンズ軸Laから離れるに従って隣り合う第1光源11同士の間隔を大きくしている。このため、車両用灯具10は、レンズ軸Laの近傍を最も明るくしつつ水平方向に十分に広げて隙間なく各部分配光領域lpを並べることができ、すれ違い用配光パターンLPを適切に形成できる。
車両用灯具10は、投影レンズ17において、レンズ軸La上で、上側レンズ部42の上側焦点Fuを下側レンズ部41の下側焦点Fdよりも焦点距離Dfを短く設定している。このため、車両用灯具10は、すれ違い用配光パターンLPの上端部と走行用配光パターンHPの下端部とが重なるように、それぞれを適切に形成できる。
したがって、本開示に係る車両用灯具としての実施例1の車両用灯具10は、第1光源11および第2光源12を同一の基板18に設けつつ、それらからの光L1、光L2で適切にすれ違い用配光パターンLPや走行用配光パターンHPを形成できる。
以上、本開示の車両用灯具を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
なお、実施例1では、走行用配光パターンHPにおける各部分配光領域hpを個別に点消灯を制御することでADBの機能を実現できるものとしている。しかしながら、車両用灯具10は、すれ違い用配光パターンLPを形成する第1光源11と、走行用配光パターンHPを形成する第2光源12と、を同一の基板18に設けてそれぞれの出射光軸Liを互いに平行とするとともに、その各出射光軸Liを前後方向に対して伏角で30度から50度とするものであればよく、実施例1の構成に限定されない。
また、実施例1では、第1レンズ導光部21および第1光源11を7個ずつ設けている。しかしながら、第1レンズ導光部21および第1光源11の数は、形成する部分配光領域lpの数やそれらによるすれ違い用配光パターンLPの大きさや形状に応じて適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
さらに、実施例1では、第1光源11と第2光源12との互いの出射光軸Liを前後方向に対して伏角で30度から50度としている。しかしながら、第1光源11と第2光源12とを、互いの出射光軸Liを平行としつつ前後方向に対して伏角として傾斜させ、前後方向で第1光源11よりも投影レンズ17から離れた位置に第2光源12を設けるものであれば、出射光軸Liの前後方向に対する角度は適宜設定すればよく、実施例1の構成に限定されない。
10 車両用灯具 11 第1光源 12 第2光源 16 シェード 17 投影レンズ 18 基板 21 (レンズ導光部の一例としての)第1レンズ導光部 23 (導光出射面の一例としての)第1導光出射面 41 下側レンズ部 42 上側レンズ部 Cl カットオフライン Df 焦点距離 Fd 下側焦点 Fu 上側焦点 HP 走行用配光パターン La レンズ軸 Li 出射光軸 LP すれ違い用配光パターン

Claims (6)

  1. すれ違い用配光パターンを形成する光を出射する第1光源と、
    走行用配光パターンを形成する光を出射する第2光源と、
    前記第1光源からの光をレンズ軸が延びる前後方向の前側に投影して前記すれ違い用配光パターンを形成するとともに、前記第2光源からの光を前記前後方向の前側に投影して前記走行用配光パターンを形成する投影レンズと、
    前記第1光源および前記第2光源が設けられる基板と、を備え、
    前記第1光源と前記第2光源とは、互いの出射光軸が平行とされつつ、前記出射光軸が前記前後方向に対して伏角とされて傾斜されており、
    前記第2光源は、前記前後方向で前記第1光源よりも前記投影レンズから離れた位置に設けられ
    前記第1光源は、水平方向に複数が並べられて構成され、
    複数の前記第1光源と前記投影レンズとの間には、複数の前記第1光源から出射された光を前記投影レンズに導くレンズ導光部が複数の前記第1光源に個別に対応して設けられ、
    複数の前記レンズ導光部は、前記投影レンズに向けられた導光出射面を有し、前記レンズ軸から離れるに従って前記前後方向に直交する直交面に対する前記導光出射面の傾斜角度が大きくなり、
    前記導光出射面は、前記直交面に対して、前記レンズ軸から幅方向の外側に向かうに連れて後側へ向かうように傾斜されていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記第1光源と前記第2光源とは、前記出射光軸が前記前後方向に対して、30度から50度の伏角とされていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記第1光源と前記第2光源との間には、前記第1光源からの光の一部を遮光して前記すれ違い用配光パターンにおけるカットオフラインを形成するシェードが設けられ、
    前記シェードは、前記前後方向に対して前記出射光軸が為す角度の1/2の大きさの伏角とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 複数の前記レンズ導光部は、前記第1光源に対向された導光入射面と、前記導光入射面を取り囲む反射面と、を有し、
    前記導光出射面は、前記導光入射面の上側に位置する前記反射面で反射された光が進行する領域に設けられた上側出射面部と、前記シェードの先端縁の近傍に焦点が位置された下側出射面部と、を有することを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
  5. 前記第1光源は、水平方向に複数が並べられて構成され、前記レンズ軸から離れるに従って隣り合う前記第1光源同士の間隔が大きくされていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の車両用灯具。
  6. 前記投影レンズでは、前記レンズ軸を中心として下側レンズ部と上側レンズ部とが設定され、
    前記下側レンズ部では、前記レンズ軸上に下側焦点が設定され、
    前記上側レンズ部では、前記レンズ軸上に前記下側焦点よりも焦点距離の短い上側焦点が設定されていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の車両用灯具。
JP2020000391A 2020-01-06 2020-01-06 車両用灯具 Active JP7439516B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020000391A JP7439516B2 (ja) 2020-01-06 2020-01-06 車両用灯具
PCT/JP2021/000230 WO2021141052A1 (ja) 2020-01-06 2021-01-06 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020000391A JP7439516B2 (ja) 2020-01-06 2020-01-06 車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021111447A JP2021111447A (ja) 2021-08-02
JP7439516B2 true JP7439516B2 (ja) 2024-02-28

Family

ID=77060071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020000391A Active JP7439516B2 (ja) 2020-01-06 2020-01-06 車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7439516B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022060094A (ja) * 2020-10-02 2022-04-14 株式会社小糸製作所 灯具ユニット
WO2023189597A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 株式会社小糸製作所 車両用灯具

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011243432A (ja) 2010-05-19 2011-12-01 Stanley Electric Co Ltd 照明装置及びそのヒートシンク
JP2013524426A (ja) 2010-03-31 2013-06-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 照明システム及び斯様な照明システム用の光源ユニット
JP2017123348A (ja) 2014-07-08 2017-07-13 三菱電機株式会社 前照灯モジュール
JP2017199660A (ja) 2016-04-11 2017-11-02 ヴァレオ ビジョンValeo Vision 光ビームを放出するための自動車両ヘッドライト・モジュール
WO2018043663A1 (ja) 2016-09-02 2018-03-08 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP2018101561A (ja) 2016-12-21 2018-06-28 スタンレー電気株式会社 車両用前照灯モジュール
JP2019212428A (ja) 2018-06-01 2019-12-12 市光工業株式会社 車両用灯具

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524426A (ja) 2010-03-31 2013-06-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 照明システム及び斯様な照明システム用の光源ユニット
JP2011243432A (ja) 2010-05-19 2011-12-01 Stanley Electric Co Ltd 照明装置及びそのヒートシンク
JP2017123348A (ja) 2014-07-08 2017-07-13 三菱電機株式会社 前照灯モジュール
JP2017199660A (ja) 2016-04-11 2017-11-02 ヴァレオ ビジョンValeo Vision 光ビームを放出するための自動車両ヘッドライト・モジュール
WO2018043663A1 (ja) 2016-09-02 2018-03-08 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP2018101561A (ja) 2016-12-21 2018-06-28 スタンレー電気株式会社 車両用前照灯モジュール
JP2019212428A (ja) 2018-06-01 2019-12-12 市光工業株式会社 車両用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021111447A (ja) 2021-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4080780B2 (ja) 光源ユニット
EP2159479B1 (en) Vehicle lamp unit
WO2019230953A1 (ja) 車両用灯具
JP2003317514A (ja) 光源ユニット
JP6857490B2 (ja) 車両用前照灯
JP2005251435A (ja) 車両用前照灯
JP2018098105A (ja) 車両用前照灯
JP2010092747A (ja) 車両用前照灯
WO2020075536A1 (ja) 車両用導光体および車両用灯具
JP7439516B2 (ja) 車両用灯具
JP6937121B2 (ja) 灯具
CN108224352B (zh) 灯具
WO2021085298A1 (ja) 車両用導光体及び車両用前照灯
JP7218041B2 (ja) 車両用導光体及び車両用灯具ユニット
JP7275481B2 (ja) 車両用灯具
JP2021111446A (ja) 車両用灯具
JP2021118119A (ja) 車両用灯具
JP4647650B2 (ja) 光源ユニットおよび車両用灯具
WO2021141052A1 (ja) 車両用灯具
JP7187825B2 (ja) 車両用灯具
JP2020198176A (ja) 車両用導光体及び車両用前照灯
JP7234681B2 (ja) 車両用灯具
JP7467500B2 (ja) 車両用前照灯
JP4865060B2 (ja) 車両用灯具
JP2021197252A (ja) 車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230822

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20231020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7439516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150