JP7434079B2 - 行程管理システム、到着予定時刻監視方法、プログラム - Google Patents

行程管理システム、到着予定時刻監視方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、行程管理システム、到着予定時刻監視方法、及び、プログラムに関する。
移動体に乗車中の乗員が睡眠を取る場合がある。例えば、乗用車の運転者以外の乗員、又は、タクシーの乗員などは移動中に睡眠を取ることができる。また、運転者以外の乗員に限られず、レベル4の自動運転が実用化された場合は、運転者(運転不要なため運転者が存在しない場合もある)も睡眠を取ることが可能になる。
従来から、ユーザの睡眠を検知して睡眠中に適した処理を行う技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、ユーザの睡眠を検知してユーザが眠っている間はバッテリーをセーブし、覚醒後に眠る前の続きから楽曲を再生する音楽プレーヤについて開示されている。
特開2015-130907号公報
しかしながら、従来の技術は、乗員の覚醒後に到着予定時刻の変動を乗員に通知することができないという問題があった。移動体の到着予定時刻は状況変化の影響を受けて変動する場合がある。到着予定時刻は、例えば、渋滞や天候不順等により遅れる場合が少なくない。乗員が睡眠を開始する前に把握していた到着予定時刻が変動したが、覚醒後に乗員がそれに気づかないと適切な対応がとれないおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑み、乗員の覚醒後に到着予定時刻の変動を乗員に通知することができる行程管理システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、少なくとも出発時に移動体の目的地への到着予定時刻を算出することができる行程管理システムであって、乗員が睡眠を開始したことを検知する睡眠検知部と、 前記睡眠検知部が、乗員が睡眠を開始したことを検知すると、乗員が睡眠を開始する前に最後に把握していた到着予定時刻を記録する行程監視部と、を有し、前記行程監視部は、乗員の睡眠中、少なくとも1回は到着予定時刻を算出し、前記乗員が覚醒したことを検知する覚醒検知部と、前記覚醒検知部が前記乗員の覚醒を検知した場合、記録しておいた前記到着予定時刻と睡眠中に算出された前記到着予定時刻との差に基づいて、乗員が睡眠を開始する前に最後に把握していた到着予定時刻が前記乗員の睡眠中に変動した旨を前記乗員に通知する通知部と、を有することを特徴とする。
乗員の覚醒後に到着予定時刻の変動を乗員に通知することができる行程管理システムを提供することができる。
行程管理システムが到着予定時刻を乗員に通知する動作又は処理の概略を説明する模式図である。 乗員の睡眠と覚醒に応じて到着予定時刻を通知する車載システムの概略構成図である。 自動運転が可能な車両が有する自動運転システムと車載システムの構成例を示す図である。 行程管理システムが有する機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図である。 行程情報を模式的に示す図である。 行程監視部が到着予定時刻の睡眠中の変動と変動要因を乗員に通知する手順を示すフローチャート図の一例である。 到着予定時刻の遷移を説明する図である。 通知部がディスプレイに表示するメッセージの一例を示す図である。 ユーザスケジュールDBに記憶されているユーザスケジュールを模式的に示す図である。 ディスプレイに表示された会議に遅れそうな旨のメッセージを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、行程管理システムと行程管理システムが行う到着予定時刻監視方法について図面を参照しながら説明する。
<行程管理システムの動作又は処理の概略>
まず、図1を参照して、本実施形態の行程管理システムの動作又は処理の概略を説明する。図1は、行程管理システムが到着予定時刻を乗員に通知する動作又は処理の概略を説明する模式図である。車両には二人の乗員が乗車しているが、乗員は一人でもよい。
(1) 車両8に搭載された行程管理システム30は出発前に目的地までの行程情報を作成している。行程情報は、例えば、ルート上の位置と該位置を通過する予定の時刻が対応したデータである。出発後に乗員が睡眠を開始した場合、行程管理システム30は各種のセンサで睡眠を検知する。なお、複数の乗員がいる場合は、個別に検知できる。行程管理システム30は睡眠を検知した時の到着予定時刻を記録する。
(2) 行程管理システム30は乗員が睡眠中である間、到着予定時刻を監視する。例えば、乗員の睡眠中に予想外の渋滞が発生した場合、行程情報に基づいて到着予定時刻の遅延を検出できる。例えば、本来は10分前に通過しているはずの位置を現在通過したこと等を検出できる。到着予定時刻に変動が生じた場合、変動要因(渋滞など)を記録しておくとよい。
(3) 行程管理システム30は各種のセンサで乗員の覚醒を検知する。乗員の覚醒を検知すると、行程管理システム30は(1)で記録した到着予定時刻に対し、睡眠中に到着予定時刻が変更したかどうかを判断する。到着予定時刻が変動していた場合、変動時間と変動要因を通知する。例えば、「到着予定時刻が10分遅くなりました。現在の到着予定時刻は10時30分です。」などと音声で出力する。
したがって、本発明によれば、移動中の車内で乗員が眠ってしまい、状況変化により到着予定時刻が変動したことに乗員が気づかなかったとしても、覚醒時に、到着予定時刻が変動したことや到着予定時刻を把握することができる。
<用語について>
本実施形態では移動体として車両を主に説明するが、移動体は自家用車、タクシー、又は、バスのいずれでもよい。また、いわゆるライドシェアで使用されている車両でもよい。ライドシェアとは配車サービス会社が提供するアプリ上で、ドライバーと利用者をマッチングするサービスである。利用者は目的地が同じとは限らないが、同じルートを走行する。
睡眠とは、身体の動きが静止し、外的刺激に対する反応が低下して意識が失われているが、容易に目覚める状態を言う。覚醒とは目をさますことをいう。
<システム構成例>
図2は、乗員の睡眠と覚醒に応じて到着予定時刻を通知する車載システム100の概略構成図を示す。車載システム100は、主に、乗員の覚醒及び睡眠を監視する乗員モニタリング装置10、乗員への情報伝達インターフェース20、及び、出発地から目的地までの行程を管理する行程管理システム30を有する。なお、図2は主要な構成要素を示すものに過ぎず、車載システム100は、図2に示す以外の要素を有している場合がある。
乗員モニタリング装置10は、各乗員の状態を監視する。本実施形態では、乗員が睡眠を開始したこと、及び、覚醒したことを検知する。睡眠か覚醒かの二値状態だけでなく、数段階の覚醒度を検知してよい。具体的には各席に埋め込まれたシート状のセンサで睡眠を開始したこと、及び、覚醒したことを検知できる。すなわち、シート状のセンサは圧電素子などで荷重を検知できるので、荷重が検知される領域に変化がない場合(乗員が動かない場合)、乗員が睡眠を開始したことを検知できる。覚醒はこの逆である。
また、乗員モニタリング装置10はカメラでもよい。この場合、乗員モニタリング装置10は顔画像から目を検出し、目の開閉を監視する。一定時間に対し目が空いている時間、又は、閉じている時間の比率で睡眠の開始又は覚醒したことを検知できる。また、乗員モニタリング装置10は乗員が携帯する情報処理端末等が有する携帯型センサからの情報で睡眠を開始したことや覚醒したことを検知してもよい。この場合、加速度センサや角速度センサが検出する信号の変動が一定以下に収まることから睡眠を開始したことを検知できる。覚醒はこの逆である。
また、乗員モニタリング装置10は、体温、血圧、心拍数、脳波などの情報を監視できるとよい。体温については乗員に接触するシートセンサや赤外線カメラにより容易に検出できる。心拍数については指先や手首の動脈に光を照射してその反射波を解析することで推定するセンサがある。血圧については心拍数の測定結果と、光学センサを使った血流の測定結果を組み合わせて推定できる。脳波については、電極を頭部に接触させて電気信号を検出する方法がある。シート状のセンサ、カメラの顔画像、及び、これらの信号と、覚醒又は睡眠の関係とをディープラーニング等のアルゴリズムで乗員モニタリング装置10が機械学習しておけば、より高精度に睡眠を開始したこと及び覚醒を検知できる。
なお、機械学習とは、コンピューターに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピューターがデータ識別等に必要なアルゴリズムを事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよく、更に、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
また、機械学習の手法には、パーセプトロン、ディープラーニング、サポートベクターマシン、ロジスティック回帰、ナイーブベイズ、決定木、ランダムフォレストなどがあり、ディープラーニングには限られない。
情報伝達インターフェース20は、到着予定時刻やその変動を通知するユーザインターフェースである。例えば、車両のディスプレイ21やスピーカ22が挙げられる。なお、ディスプレイ21やスピーカ22は各席ごとに用意されているとより好ましい。また、乗員が携帯する情報処理端末に対し、情報伝達インターフェース20が電子メール、チャットシステムなどのSNS(Social Network System)を使用して、到着予定時刻やその変動を通知することも可能である。この場合は、行程管理システム30等において、車両の席に乗員の識別情報(メールアドレス等)が対応づけられている。例えば、顔認識により各座席に着座した乗員を特定してもよい。
なお、情報処理端末は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC、及び、ウェアラブルPC(例えば、腕時計型、サングラス型など)などである。
行程管理システム30は、CPU、RAM、SSD(Solid State Drive)、及び、入出力I/F等を備えたマイコン、コンピューター、又は、情報処理装置等と呼ばれる装置である。
行程管理システム30は、目的地から出発地までの移動における行程を管理する。行程は、ルート上の位置情報と予定の通過時刻である。行程管理システム30は、出発地から目的地までのルートを検索する際に、ルート上のノードを通過する時刻を算出できる。各道路のリンク旅行時間はVICS(登録商標。Vehicle Information and Communication System)から提供されており、通過するルートに応じてリンク旅行時間を積算することで、ルート上の各ノードと予定の通過時刻が得られる。ノード間のリンクの任意の位置についは、リンクの長さを等間隔で区分して、両端のノードの通過時刻を按分することで予定の通過時刻を算出できる。
したがって、例えば、ルート上の主要な交差点、高速道路のインターチェンジ、パーキング、出口などの通過時刻だけでなく、ルート上の任意の位置で、行程管理システム30が予定の通過時刻を設定できる(図5参照)。行程管理システム30は、予定の通過時刻と実際の通過時刻のずれを到着予定時刻の変動として検出する。
図3は自動運転が可能な車両が有する自動運転システム200と車載システム100の構成例を示す図である。本実施形態では自動運転が可能な車両に車載システム100が搭載される場合を説明するが、車載システム100は自動運転が可能でない車両に搭載されてもよい。
自動運転には以下のようなレベルが定められている。
レベル0:ドライバーがすべてを操作
レベル1:システムがステアリング操作、加減速のどちらかをサポート
レベル2:システムがステアリング操作、加減速のどちらもサポート
レベル3:特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作
レベル4:特定の場所でシステムが全てを操作
レベル5:場所の限定なくシステムが全てを操作
運転者が不要又は睡眠を取ってよい自動運転のレベルは4以上である。したがって、運転者が睡眠を取ることを想定した場合、車載システム100はレベル4以上の自動運転が可能な車両に搭載される。
図3に示すように、情報伝達インターフェース20は上記のディスプレイ21とスピーカ22を有している。また、図3では乗員の各席ごとに情報伝達インターフェース20が配置されている。
乗員モニタリング装置10は上記のシートセンサ11とカメラ12を有している。シートセンサ11は乗員の各席ごとに配置される。カメラ12は各席ごとでも複数の乗員に共通でもよい。
行程管理システム30は一般的なナビゲーション装置15の機能を有していてよい。ナビゲーション装置は、GPS受信機に代表されるGNSS(Global Navigation Satellite System)に対応しており、車両の現在地を検出して電子地図上に車両の位置を表示する。また、出発地と目的地の入力を受け付け、出発地から目的地までの経路を検索して電子地図上に経路を表示したり、進路変更の手前で車両の乗員に進行方向を音声、文字(ディスプレイに表示される)、又はアニメーション等で案内したりする。この他、AV(Audio Visual)の再生機能、AVN(Audio Visual Network)機能等を有していてよい。
なお、ナビゲーション装置15を車両が有していなくてもよい。すなわち、車載システム100は後述する通信装置60を介してナビゲーション用のサーバと通信し、サーバから電子地図を受信したり、目的地までのルートを受信したりすることができる。
車載システム100は通信装置60を有している。通信装置60は通信ネットワークを介して外部装置と通信する。通信ネットワークは、例えば、3G、4G、5Gなどの携帯電話網、又は、無線LANなどである。あるいは、路車間通信や車車間通信で通信してもよい。外部装置は、渋滞情報、天候情報、災害情報など車両の到着予定時刻に影響を与える情報を提供するサーバである。通信装置60は、乗員の操作に応じて、又は、定期的に外部装置に情報の有無を問い合わせて、渋滞等が発生した場合、車両の到着予定時刻に影響を与える情報を受信する。外部装置から通信装置60にプッシュ通知できる場合は、通信装置60から問い合わせしなくてよい。通信装置60には乗員のメールアドレスやSNS上のグループ名とユーザIDが登録されており、乗員に電子メールやチャットで情報を送信できる。
なお、通信装置60は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信でユーザが携帯する情報処理端末と通信してもよい。
車載システム100と自動運転システム200はCAN(Controller Area Network)バスなどの車載ネットワークNWを介して通信する。自動運転システム200は、外部センサ202、エンジンECU203(Electronic Control Unit)、ブレーキECU204、ステアリングECU205、及び、自動運転制御装置206を有している。
自動運転制御装置206は、ナビゲーション装置15と通信して自車の位置を正しく把握した上で、行程情報の特にルートに基づいて、交通法規を守って移動するようエンジンECU、ブレーキECU、及び、ステアリングECUを制御する。外部センサ202により前方に障害物が検出されない場合はルート上の走行レーンの中央を法定速度で走行する。外部センサ202により前方に先行車両が検出された場合、ルート上の走行レーンの中央を先行車両に追従走行する。先行車両が減速したり停止したりした場合、隣接の走行レーンの状況を外部センサ202で確認して、空いている場合にレーンチェンジを行う。また、前方の障害物とのTTC(Time to Collision)が閾値以下の場合は緊急制動を行う。走行中は信号機の状態をカメラ52で監視し、信号の現示に応じた停止、発進等を行う。また、カメラ52、路車間通信、道路情報DB等で道路標識を検出し、交通法規に則った走行を行う。ルートが右左折を指示する場合は、右左折用の走行レーンに移動して、ルートが指示する方向に操舵する。
外部センサ202は車両の周囲を撮像できるカメラ52、及び、障害物を検出するレーダー51(ミリ波レーダー、LiDar:Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)などである。カメラ52は主に、走行レーンの認識、障害物の認識や障害物までの距離及び位置の検出に使用される。カメラ52はステレオカメラでも単眼カメラでもよいが、障害物の空間上の位置を算出するには、ステレオカメラであるとよい。しかし、単眼カメラでも障害物の空間上の位置を算出する技術がある。レーダー51は障害物までの距離と方向の検出に使用される。なお、本実施形態では、カメラ52が乗員の睡眠中に周囲を撮像した画像を、乗員の覚醒後に行程管理システム30が睡眠中の状況を乗員に提示するために提示する。
エンジンECU203はエンジンの制御を行うコンピューター(電子制御ユニット)である。自動運転制御装置206からの制御に応じて、例えば、一定の車速で走行できるように、又は、先行車両に追従走行できるように、目標車速と現在の車速の乖離、目標のTTCと現在のTTCとの乖離をスロットル開度や燃料噴射料にフィードバック制御する。この他、エンジンECU203は自動変速線図に基づいてトランスミッションを制御してシフトダウンやシフトアップを行う。
ブレーキECU204は、自動運転制御装置206からの制御に応じて、自動制動したり緊急制動したりする。また、ABS(Antilock Braking System)制御、坂道発進時の停止状態維持制御など、車両の乗員によるブレーキペダルの操作がなくても車両の各車輪ごとに制動力を制御する。
ステアリングECU205は、自動運転制御装置206からの制御に応じて、車両が走行レーンの中央を走行するように目標の走行ラインを設定して、このラインの走行を維持する操舵方向、又は、障害物との接近を回避する方向に、車両の乗員によるハンドル操作がなくても操舵する。また、レーンチェンジのための操舵や、ルートに沿って走行するための右左折に必要な操舵を行う。
<機能について>
次に、図4を参照して行程管理システム30の機能について説明する。図4は、行程管理システム30が有する機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図である。
行程管理システム30は、ルート検索部31、行程生成部32、位置検出部33、行程監視部34、睡眠検知部35、覚醒検知部36、通知部37、及び、遅延発生送信部38を有している。行程管理システム30が有するこれらの機能ブロックは、SSDに記憶されたプログラム(アプリケーションソフト)をCPUが実行することで実現される機能又は手段である。
ルート検索部31は、現在地(又は出発地)から目的地までのルートを検索し、ルート情報を作成する。ルート検索には、リンク長や幅員、渋滞状況をコストに換算して、出発地から目的地までのコストの合計が最も少なくなるルートを選ぶダイクストラ法、ダイクストラ法にヒューリスティックコストを加えて検索するA*(エースター)法が知られている。また、決定したルートにおいて隣接するリンクのなす角が所定以上の場合、進行方向の変更が必要であると判断し、進行方向の変更を設定する。
位置検出部33は、定期的に及びユーザの操作に応じて、GPS受信機が行う電波測位により、車両の現在地を緯度、経度、及び標高の座標として検出する。なお、位置検出部33は、自律航法用センサを使って詳細な位置を推定し、更にマップマッチングにより車両の位置を道路上に補正する。
行程生成部32は、ルート情報に基づいて行程情報を作成する。すなわち、ルート上の位置情報と予定の通過時刻を作成する。図5は、行程情報を模式的に示す。図5に示すように、ルート上の任意の位置で、予定の通過時刻が登録されている。
行程監視部34は、ルート上で予定の通過時刻が登録されている位置を実際に車両が通過した時刻と、予定の通過時刻を比較する。そして、通知部37は、当初の到着予定時刻(出発時の到着予定時刻)に、予定の通過時刻と実際に車両が通過した時刻の差を加えた値をディスプレイ等に出力する。例えば、ルート上のある地点Aの予定の通過時刻が10:00、実際に車両が通過した時刻が10:05、当初の到着予定時刻が10:30である場合、通知部37は
「到着予定時刻 10:35
現在 5分の遅れが生じています。」
などを出力する。したがって、乗員は常に最新の到着予定時刻を把握できる。
図4に戻って説明する。睡眠検知部35は、乗員が睡眠を開始したことを検知して行程監視部34に通知する。覚醒検知部36は乗員が覚醒したことを検知して行程監視部34に通知する。
遅延発生送信部38には、乗員の覚醒中も睡眠中も、行程監視部34が監視している到着予定時刻が通知される。遅延発生送信部38は、乗員ごとにユーザスケジュールDB39を参照して、到着予定時刻が次スケジュールの開始時刻を過ぎることが判明した際、電子メールやチャットサービスを利用して、該乗員と関係があるユーザに通知する。詳細は後述する。
<<行程監視部による睡眠中の行程の監視>>
図6,図7を用いて、行程監視部34による睡眠中の行程の監視について説明する。図6は、行程監視部34が到着予定時刻の睡眠中の変動と変動要因を乗員に通知する手順を示すフローチャート図の一例である。また、図7は、到着予定時刻の遷移を説明する図である。
まず、行程監視部34は、睡眠検知部35から乗員が睡眠を開始したことを検知した旨を取得する(S1)。
乗員が睡眠を開始した旨の通知を取得すると、行程監視部34は、睡眠開始時の到着予定時刻を記録する(S2)。睡眠開始時の到着予定時刻(第一の到着予定時刻の一例)は、乗員が睡眠を開始する前に最後に把握していた到着予定時刻である。
行程監視部34は、乗員の睡眠中、到着予定時刻を繰り返し算出する(S3)。すなわち、ルート上で予定の通過時刻が登録されている位置を実際に車両が通過した時刻と、予定の通過時刻との差を算出して、当初の到着予定時刻に加算する。この到着予定時刻の算出を乗員が覚醒するまで継続する。
行程監視部34は、睡眠開始時の到着予定時刻と、睡眠中に記録した到着予定時刻の変動が閾値以上かどうかを判断する(S4)。例えば、予想されていない渋滞が発生した場合には、「睡眠開始時の到着予定時刻+閾値≦睡眠中に記録した到着予定時刻」となる。この閾値は、到着予定時刻の変動が大きいため何らかの外的な要因で到着予定時刻が変動したと推定される程度の値である。閾値は例えば、10分などでよいが、乗員が設定できることが好ましい。
ステップS4の判断がYesの場合、行程監視部34は変動要因を記録する(S5)。例えば、通信装置60が外部装置から受信した渋滞などの変動要因を記録する。通信装置60は渋滞などの交通情報、天候不順、災害などの情報を受信するので、行程監視部34はルート上の進行方向の前方で生じている渋滞、天候不順、災害などの情報を検出する。また、カメラ52が撮像している周囲の画像を変動要因と対応づけて保存する。
なお、例えば渋滞中であれば、睡眠中に同じ変動要因が何度も記録されてしまうため、行程監視部34は同じ変動要因は上書きするか、破棄するとよい。
行程監視部34は、覚醒検知部36から覚醒の通知を受けたか否かを判断する(S6)。乗員が覚醒した旨の通知を取得すると、行程監視部34は、睡眠中に到着予定時刻の変動があったか否かを判断する(S7)。すなわち、睡眠開始時の到着予定時刻と、覚醒時の到着予定時刻(第二の到着予定時刻の一例)の変動が閾値以上かどうかを判断する。行程監視部34は、睡眠中の最後に算出された到着予定時刻と睡眠開始時の到着予定時刻の差が、閾値以上か否かを判断する。変動要因が記録されている場合に、到着予定時刻の変動を乗員に通知するには、ステップS7の閾値はステップS4と同じとする。したがって、ステップS7の判断は変動要因が記録されているか否かで代用してよい。
あるいは、変動要因が記録されていない、到着予定時刻のわずかな変動も覚醒した乗員に通知する場合、ステップS7の閾値はステップS4より小さくてよい。
ステップS7の判断がYesの場合、行程監視部34は変動時間と変動要因を通知する(S8)。ただし、変動要因は記録されていない場合がある。
図7を参照して、変動があった到着予定時刻の通知について補足する。図7(a)は、出発地を出発した時の当初の到着予定時刻である。
・当初の到着予定時刻 「10:00」
したがって、遅延はない。
図7(b)は睡眠開始時の到着予定時刻である。
・睡眠開始時の到着予定時刻 「10:05」
したがって、遅延は5分である。この遅延時間は乗員が把握しているとみなしてよい。この後、行程監視部34は繰り返し、睡眠中の到着予定時刻を算出する。
図7(c)は渋滞が発生した後に算出された睡眠中の到着予定時刻である。
・睡眠中の到着予定時刻 「10:30」
したがって、遅延は30分である。行程監視部34は、睡眠開始時の到着予定時刻が10:05、現在の到着予定時刻が10:30なので、睡眠中に25分の変動があったと判断する。この変動は閾値以上なので、行程監視部34は変動要因「事故渋滞発生」を記録する。
図7(d)は覚醒時の到着予定時刻である。
・覚醒時の到着予定時刻 「10:30」
したがって、遅延は30分である。行程監視部34は、睡眠開始時の到着予定時刻が10:05、現在の到着予定時刻が10:30なので、25分の変動があったと判断する。この変動は閾値以上なので、行程監視部34は通知部37を介して、変動要因と変動時間を乗員に通知する。
図8は、通知部37がディスプレイに表示するメッセージの一例である。図8のメッセージは、睡眠中の到着予定時刻の変動311、現在の到着予定時刻313、及び、変動要因312を含んでいる。すなわち、変動した旨と共に現在の到着予定時刻313と変動要因312が表示される。これにより乗員は、移動中に眠ってしまい、状況の変化により目的地への到着予定時刻が変動したことに気づかなかったとしても、目が覚めた時に、現在の状況を把握することができる。なお、通知部37はメッセージをスピーカ22から音声で出力してもよい。
なお、通知部37が渋滞時の車外映像をディスプレイ21に表示すると、乗員の納得感及び安心感が増す。1枚の静止画に限らず、カメラ52は複数枚の静止画を撮像してもよいし、睡眠中の周囲の様子を動画で記録しておいてもよい。更に、渋滞の原因が事故なら、事故発生地点や通過した渋滞の長さを示す地図を表示するとよい。これらは外部装置から受信できる。
また、本実施形態では、乗員の睡眠中に到着予定時刻又は到着予定時刻の変動が監視されているが、睡眠中は到着予定時刻を行程監視部34が監視せずに、乗員の覚醒時に改めて到着予定時刻を算出してもよい。
<ユーザスケジュールを利用した遅延する旨の通知>
次に、図9,図10を参照して、ユーザスケジュールを利用した遅延する旨の通知について説明する。移動中に乗員が睡眠を取っており到着予定時刻の遅延が発生した。ユーザスケジュールDB39に各乗員のスケジュールが登録されているが、現在時刻から見て次スケジュールの開始時刻を到着予定時刻が過ぎている場合、行程管理システム30が関係者に遅れる旨を送信すると便利である。
図9は、ユーザスケジュールDB39に記憶されているユーザスケジュールを模式的に示す。ユーザスケジュールはユーザごとのスケジュールである。例えば、カレンダー上の日付に予定の開始時刻と終了時刻、及び、どのような予定が入っているかが登録されている。例えば、会議の場合は会議名や出席予定者等が登録されている。図9では、10:00から「定例会議」があり、出席者が「[email protected][email protected]」であることが登録されている。
なお、このようなユーザスケジュールは、ユーザが車載システム100からスケジュール管理サーバにログインすることで車両側のユーザスケジュールDB39と同期される。あるいは、ユーザが携帯する情報処理端末と行程管理システム30が近距離無線通信で通信することで情報処理端末からユーザスケジュールを受信できる。なお、図9では、ユーザスケジュールDB39を車載システム100が有しているが、当日のスケジュールだけを行程管理システム30が受信できればよい。
遅延発生送信部38は、行程監視部34から図6のステップS4の判断結果を取得する。すなわち、睡眠開始時の到着予定時刻と、睡眠中に記録した到着予定時刻の差が閾値以上である場合、最新の到着予定時刻を取得できる。例えば、睡眠中に算出された到着予定時刻が10:30であるとする。
この場合、遅延発生送信部38は、当日の乗員のスケジュールをユーザスケジュールDB39から取得し、現在時刻よりも後で、到着予定時刻が開始時刻を過ぎてしまう次スケジュールを検出する。定例会議が10:00から始まるとすると、睡眠中の到着予定時刻である10:30は定例会議の開始時刻を過ぎている。この場合、遅延発生送信部38は次スケジュールに登録された出席予定者に電子メール等で遅れる旨を送信できる。
睡眠中の乗員はスケジュールに遅れそうなことに気づかないが、本実施形態では、自動的に遅れる旨を送信することで、会議が開始される前に会議の出席予定者等に遅れる旨を通知できる。
なお、遅延発生送信部38は睡眠中に限らず、覚醒中も、次スケジュールに登録された出席予定者に電子メール等で遅れる旨を送信してよい。乗員が自分でユーザを指定して電子メール等を送信する手間を低減できる。
また、睡眠中の乗員に知らせることなく自動的に遅延発生送信部38が会議の出席予定者に遅れる旨を通知するのでなく、乗員が許可してから送信してもよい。この場合、遅延発生送信部38は睡眠中の乗員を覚醒させる。例えば、目覚まし時計の目覚まし音を吹鳴する、シートを振動させる、又は、乗員の顔を照明する、などを行う。遅延発生送信部38は、ディスプレイ21やスピーカ22に会議に遅れそうな旨を出力する。
図10は、ディスプレイに表示された会議に遅れそうな旨のメッセージの一例を示す。図10では、睡眠中に変動した到着予定時刻321、変動要因322、会議の開始時刻323、及び、出席者のリスト324が表示されている。乗員が出席者を選択して送信ボタン325を押下することで、次スケジュールに登録されたユーザ(関係者)に電子メール等で遅れる旨を送信できる。
このように、乗員が許可してから送信することで、例えばキャンセル済みの会議の出席者に遅れる旨を送信することを防止できる。また、遅れる旨を送信したいユーザにだけ送信できる。
<主な効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、移動中の車内で乗員が眠ってしまい、状況変化により到着予定時刻が変動したことに乗員が気づかなかったとしても、覚醒時に、到着予定時刻が変動したことや到着予定時刻を把握することができる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施形態では主に到着予定時刻が遅れる場合を説明したが、到着予定時刻が早まる場合も本実施形態を適用できる。このような状況は、例えば、渋滞が早期に解消された場合に生じうる。
また、本実施形態では、車両の座席に備え付けのディスプレイ21に、睡眠中に変動した到着予定時刻が表示される場合を説明したが、各乗員の情報処理端末が到着予定時刻を表示してもよい。
また、各乗員の情報処理端末は、情報伝達インターフェース20,乗員モニタリング装置10,及び、ナビゲーション装置15を有しており、情報処理端末が車載システム100であってもよい。つまり、各乗員が携帯する情報処理端末が、本実施形態で説明された処理を行うことも可能である。
また、本実施形態では、行程情報に対する実際の通過時刻のずれから到着予定時刻を算出したが、到着予定時刻はVICS(登録商標)などから提供されるリンク旅行時間を行程管理システム30がルート上のリンクで積算して算出してもよい。
また、図4などの構成例は、行程管理システム30の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。また、行程管理システム30の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
8 車両
10 乗員モニタリング装置
20 情報伝達インターフェース
21 ディスプレイ
22 スピーカ
30 行程管理システム
100 車載システム
200 自動運転システム

Claims (10)

  1. 少なくとも出発時に移動体の目的地への到着予定時刻を算出することができる行程管理システムであって、
    乗員が睡眠を開始したことを検知する睡眠検知部と、
    前記睡眠検知部が、乗員が睡眠を開始したことを検知すると、乗員が睡眠を開始する前に最後に把握していた到着予定時刻を記録する行程監視部と、を有し、
    前記行程監視部は、乗員の睡眠中、少なくとも1回は到着予定時刻を算出し
    前記乗員が覚醒したことを検知する覚醒検知部と、
    前記覚醒検知部が前記乗員の覚醒を検知した場合、記録しておいた前記到着予定時刻と睡眠中に算出された前記到着予定時刻との差に基づいて、乗員が睡眠を開始する前に最後に把握していた到着予定時刻が前記乗員の睡眠中に変動した旨を前記乗員に通知する通知部と、
    を有することを特徴とする行程管理システム。
  2. 前記行程監視部は、前記乗員が睡眠を開始したことを前記睡眠検知部が検知した場合、睡眠中の前記到着予定時刻の変動を監視し、
    前記通知部は、前記覚醒検知部が前記乗員の覚醒を検知した場合、前記到着予定時刻が前記乗員の睡眠中に変動した旨を前記乗員に通知することを特徴とする請求項1に記載の行程管理システム。
  3. 前記乗員の睡眠中に前記到着予定時刻が変動した場合、変動要因を外部から受信する通信装置を有し、
    前記通知部は、前記覚醒検知部が前記乗員の覚醒を検知した場合、前記到着予定時刻が変動した旨と共に前記変動要因を前記乗員に通知することを特徴とする請求項2に記載の行程管理システム。
  4. 前記変動要因に対応づけて前記移動体の周囲の画像を記録しておき、
    前記通知部は、前記覚醒検知部が前記乗員の覚醒を検知した場合、前記変動要因を前記乗員に通知すると共に、前記画像を表示することを特徴とする請求項3に記載の行程管理システム。
  5. 前記乗員が睡眠を開始したことを前記睡眠検知部が検知した場合、前記行程監視部は現在の第一の到着予定時刻を記録しておき、
    前記乗員の睡眠中、前記到着予定時刻を繰り返し算出し、
    前記覚醒検知部が前記乗員の覚醒を検知した覚醒時の第二の到着予定時刻と前記第一の到着予定時刻の差が閾値以上の場合、前記通知部は、前記到着予定時刻が変動した旨と共に前記変動要因を前記乗員に通知することを特徴とする請求項3に記載の行程管理システム。
  6. 前記通知部は、前記第二の到着予定時刻を前記乗員に通知することを特徴とする請求項5に記載の行程管理システム。
  7. 前記乗員の睡眠中に前記到着予定時刻が変動した場合、前記乗員のスケジュールを参照し、前記到着予定時刻が前記乗員の次スケジュールの開始時刻を過ぎる場合、
    前記次スケジュールに登録されているユーザに遅れる旨を通知することを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の行程管理システム。
  8. 前記乗員の睡眠中に前記到着予定時刻が変動した場合、前記乗員のスケジュールを参照し、前記到着予定時刻が前記乗員の次スケジュールの開始時刻を過ぎる場合、
    前記次スケジュールに登録されているユーザに遅れる旨を通知するか否かを受け付けるメッセージを表示することを特徴とする請求項7に記載の行程管理システム。
  9. 少なくとも出発時に移動体の目的地への到着予定時刻を算出することができる行程管理システムが行う到着予定時刻監視方法であって、
    睡眠検知部が、乗員が睡眠を開始したことを検知するステップと、
    前記睡眠検知部が、乗員が睡眠を開始したことを検知すると、行程監視部が、乗員が睡眠を開始する前に最後に把握していた到着予定時刻を記録するステップと、
    前記行程監視部が、乗員の睡眠中、少なくとも1回は到着予定時刻を算出するステップと
    覚醒検知部が、前記乗員が覚醒したことを検知するステップと、
    前記覚醒検知部が前記乗員の覚醒を検知した場合、記録しておいた前記到着予定時刻と睡眠中に算出された前記到着予定時刻との差に基づいて、乗員が睡眠を開始する前に最後に把握していた到着予定時刻が前記乗員の睡眠中に変動した旨を通知部が前記乗員に通知するステップと、
    を有することを特徴とする到着予定時刻監視方法。
  10. 少なくとも出発時に移動体の目的地への到着予定時刻を算出することができる情報処理端末を、
    乗員が睡眠を開始したことを検知する睡眠検知部と、
    前記睡眠検知部が、乗員が睡眠を開始したことを検知すると、乗員が睡眠を開始する前に最後に把握していた到着予定時刻を記録する行程監視部として機能させ
    前記行程監視部は、乗員の睡眠中、少なくとも1回は到着予定時刻を算出し
    前記乗員が覚醒したことを検知する覚醒検知部と、
    前記覚醒検知部が前記乗員の覚醒を検知した場合、記録しておいた前記到着予定時刻と睡眠中に算出された前記到着予定時刻との差に基づいて、乗員が睡眠を開始する前に最後に把握していた到着予定時刻が前記乗員の睡眠中に変動した旨を前記乗員に通知する通知部、
    として機能させるためのプログラム。
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