JP7433519B1 - 姿態改善支援システム、及び姿態改善支援方法 - Google Patents

姿態改善支援システム、及び姿態改善支援方法 Download PDF

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Abstract

姿態改善支援システム(SKS)は、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置(NY)と、ユーザ情報に基づき、ユーザの現状の姿態を表す現状シルエット(GS)を生成する処理装置(SH)と、現状シルエット(GS)と、ユーザの理想の姿態を表す理想シルエット(RS)とを出力する出力装置(SY)と、を含む。

Description

本開示は、姿態改善支援システム、処理装置、姿態改善支援方法、及び処理方法に関する。
本開示に係る姿態改善支援システムと歩行者等の姿態を改善する点で共通する、特許文献1に記載の歩行態様表示システムは、歩行者の歩行態様を分析するとともに分かりやすく表示し、改善方法を提示することを目的とする。上記した歩行態様表示システムは、上記した目的を達成すべく、参照歩行者及び利用者の各々の身体を模した2つのスケルトンモデルにおける丸により示される計測点で算出される特徴量を説明する。
国際公開第2019-208312号
しかしながら、上記した歩行態様表示システムは、上記した特徴量の説明を、例えば、「左手のZ軸と左手親指のZ軸の速度の相互相関関数のピーク強度」のような専門的な内容により行うことから専門的な知識を有さない者は、前記特徴量の説明を理解することができず、その結果、上記した歩行態様の改善を行うことが困難であった。
本開示の目的は、姿態の改善を従来に比して容易に行うことを可能にする姿態改善支援システム、処理装置、姿態改善支援方法、及び処理方法を提供することにある。
上記した課題を解決すべく、本開示に係る姿態改善支援システムは、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、ユーザ情報に基づき、ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、現状シルエットと、ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力する出力装置と、を含み、処理装置は、ユーザ情報であるユーザの画像及びユーザの検出量、並びにユーザの現状シルエットのうちの少なくとも1つ以上に基づき、ユーザの画像、ユーザの検出量、現状シルエット、及び、理想シルエットが対応付けられたデータベースを検索することにより、ユーザの現状シルエットに対応する理想シルエットを抽出し、ユーザの検出量は、ユーザの立位の状態又は歩行の動作を検出するためのセンサにより検出された検出量である。
また、本開示に係る姿態改善支援システムは、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、ユーザ情報に基づき、ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、現状シルエットと、ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力する出力装置と、を含み、出力装置は、ユーザの現状の姿態を部分的に又は全体的に表す現状シルエット、及び、ユーザの理想の姿態を部分的に又は全体的に表す理想シルエットを出力し、かつ、ユーザの現状の姿態から改善された姿態を部分的に又は全体的に表す改善シルエット、及び、ユーザの改善された姿態から理想シルエットにより表される理想の姿態に適合しているに至った姿態を部分的に又は全体的に表す適合シルエットのうちの少なくとも1つを出力可能である。
また、本開示に係る姿態改善支援システムは、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、ユーザ情報に基づき、ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、現状シルエットと、ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとの組み合わせ、または、ユーザの現状の姿態から改善された姿態を示す改善シルエットと、理想シルエットとの組み合わせ、または、ユーザの改善された姿態から理想シルエットにより表される理想の姿態に適合している姿態に至った適合シルエットと、理想シルエットとの組み合わせを出力する出力装置と、を含む。
また、本開示に係る姿態改善支援システムは、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、ユーザ情報に基づき、ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、出力装置と、を含み、出力装置は、ユーザの理想の姿態を部分的に表す理想シルエットと、ユーザの姿態を部分的に表す改善シルエットであって、現状シルエットにより表されるユーザの現状の姿態から改善された姿態を示す改善シルエットとを組み合わせて表示することと、ユーザの理想の姿態を全体的に表す理想シルエットと、ユーザの姿態を全体的に表す改善シルエットとを組み合わせて表示することとを、切り換えて行い、または、同時に行うか、あるいは、ユーザの理想の姿態を部分的に表す理想シルエットと、ユーザの姿態を部分的に表す適合シルエットであって、改善シルエットにより表されるユーザの改善された姿態から理想シルエットにより表される理想の姿態に適合している姿態に至った適合シルエットとを組み合わせて表示することと、ユーザの理想の姿態を全体的に表す理想シルエットと、ユーザの姿態を全体的に表す適合シルエットとを組み合わせて表示することとを、切り換えて行い、または、同時に行う。
また、本開示に係る姿態改善支援システムは、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、ユーザ情報に基づき、ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、現状シルエットと、ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力する出力装置と、を含み、出力装置は、ユーザの現状の姿態、及びユーザの現状の姿態を改善するための行為のうちの少なくとも1つを表す記号を出力し、ユーザの現状の姿態を改善するための行為を表す記号のうち、立位の行為を表す記号は、ユーザの理想の立位の姿態を表す理想シルエットとの対比において、ユーザが行うべき行為を示す矢印であり、ユーザの現状の姿態を改善するための行為を表す記号のうち、歩行の行為を表す記号は、ユーザの理想の歩行の姿態を表す理想シルエットとの対比において、ユーザが行うことが望ましいことを示す矢印である。
また、本開示に係る姿態改善支援システムは、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、ユーザ情報に基づき、ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、現状シルエットと、ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力する出力装置と、を含み、処理装置は、ユーザ情報であるユーザの画像からユーザを表す実物シルエットを生成し、予め準備された人間の標準的な姿態である基本モデルを参照して生成された実物シルエットを修正することにより、現状シルエットを生成する。
本開示に係る姿態改善支援システムによれば、姿態の改善を従来に比して容易に行うことを可能にする。
実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能ブロック図である。 実施形態1の入力装置NYの位置を示す(その1)。 実施形態1の入力装置NYの位置を示す(その2)。 実施形態1の出力装置SYの位置を示す(その1)。 実施形態1の出力装置SYの位置を示す(その2)。 実施形態1の処理装置SHの動作を示す。 図7Aは、実施形態1の出力装置SYが出力する態様(その1)を示す。図7Bは、実施形態1の出力装置SYが出力する態様(その2)を示す。図7Cは、実施形態1の出力装置SYが出力する態様(その3)を示す。 図8Aは、実施形態1の出力装置SYの種類(その1)を示す。図8Bは、実施形態1の出力装置SYの種類(その2)を示す。図8Cは、実施形態1の出力装置SYの種類(その3)を示す。図8Dは、実施形態1の出力装置SYの種類(その4)を示す。図8Eは、実施形態1の出力装置SYの種類(その5)を示す。図8Fは、実施形態1の出力装置SYの種類(その6)を示す。図8Gは、実施形態1の出力装置SYの種類(その7)を示す。 図9Aは、実施形態1の出力装置SYの投影の一態様(その1)を示す。図9Bは、実施形態1の出力装置SYの投影の一態様(その2)を示す。 実施形態1の現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の代替を示す。 実施形態1のデータベースDBの構成を示す。 実施形態1の処理装置SHの機能ブロック図である。 実施形態1の姿態改善支援システムSKS及び処理装置SHのハードウェアによる構成を示す。 実施形態のSKS及び処理装置SHのソフトウェアによる実現に基づくハードウェアの構成を示す。 実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作を示すフローチャートである。 実施形態1の処理装置SHの動作を示すフローチャートである。 実施形態1の姿態改善支援システムSKSの表示等の態様(その1)を示す。 図18Aは、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの表示等の態様(その2-1)を示す。図18Bは、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの表示等の態様(その2-2)を示す。図18Cは、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの表示等の態様(その2-3)を示す。図18Dは、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの表示等の態様(その2-4)を示す。 図19Aは、実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作(その1-1)を示す。図19Bは、実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作(その1-2)を示す。図19Cは、実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作(その1-3)を示す。 図20Aは、実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作(その2-1)を示す。図20Bは、実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作(その2-2)を示す。図20Cは、実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作(その2-3)を示す。 図21Aは、実施形態3の姿態改善支援システムSKSの動作(その1)を示す。図21Bは、実施形態3の姿態改善支援システムSKSの動作(その2)を示す。図21Cは、実施形態3の姿態改善支援システムSKSの動作(その3)を示す。 図22Aは、実施形態4の姿態改善支援システムSKSの動作(その1)を示す。図22Bは、実施形態4の姿態改善支援システムSKSの動作(その2)を示す。図22Cは、実施形態4の姿態改善支援システムSKSの動作(その3)を示す。図22Dは、実施形態4の姿態改善支援システムSKSの動作(その4)を示す。図22Eは、実施形態4の姿態改善支援システムSKSの動作(その5)を示す。 図23Aは、実施形態5の姿態改善支援システムSKSの動作(その1)を示す。図23Bは、実施形態5の姿態改善支援システムSKSの動作(その2)を示す。図23Cは、実施形態5の姿態改善支援システムSKSの動作(その3)を示す。 図24Aは、実施形態6の姿態改善支援システムSKSの動作(その1)を示す。図24Bは、実施形態6の姿態改善支援システムSKSの動作(その2)を示す。 図25Aは、実施形態7の姿態改善支援システムSKSの動作(その1)を示す。図25Bは、実施形態7の姿態改善支援システムSKSの動作(その2)を示す。図25Cは、実施形態7の姿態改善支援システムSKSの動作(その3)を示す。図25Dは、実施形態7の姿態改善支援システムSKSの動作(その4)を示す。 図26Aは、実施形態8の姿態改善支援システムSKSの動作(その1)を示す。図26Bは、実施形態8の姿態改善支援システムSKSの動作(その2)を示す。図26Cは、実施形態8の姿態改善支援システムSKSの動作(その3)を示す。図26Dは、実施形態8の姿態改善支援システムSKSの動作(その4)を示す。 図27Aは、実施形態9の姿態改善支援システムSKSの動作(その1)を示す。図27Bは、実施形態9の姿態改善支援システムSKSの動作(その2)を示す。図27Cは、実施形態9の姿態改善支援システムSKSの動作(その3)を示す。 変形例1の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。 図29Aは、変形例2の姿態改善支援システムSKSの動作(その1)を示す。図29Bは、変形例2の姿態改善支援システムSKSの動作(その2)を示す。図29Cは、変形例2の姿態改善支援システムSKSの動作(その3)を示す。図29Dは、変形例2の姿態改善支援システムSKSの動作(その4)を示す。
本開示に係る姿態改善支援システムの実施形態について説明する。
実施形態1.
〈実施形態1〉
実施形態1の姿態改善支援システムSKSについて説明する。
〈実施形態1の機能〉
図1は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能ブロック図である。以下、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能について、図1を参照して説明する。
実施形態1の姿態改善支援システムSKSは、主に、歩行者等HOが歩行者等HOの立位の状態又は歩行の動作を改善することを、例えば、現状シルエットGS及び理想シルエットRSを表示等することにより支援すべく、図1に示されるように、入力装置NYと、処理装置SHと、出力装置SYと、記憶装置KIと、を含む。
ここで、歩行者等HOとは、例えば、歩行している者、立位である者を総称する意である。
入力装置NYは、「入力装置」に対応し、処理装置SHは、「処理装置」に対応し、出力装置SYは、「出力装置」に対応する。
歩行者等HOは、「ユーザ」に対応する。
入力装置NYは、歩行者等HOの姿態に関するユーザ情報として、歩行者等HOについての画像GZ及び検出量KRの両者の入力を受け、即ち、歩行者等HOの画像GZ及び検出量KRを取得する。
処理装置SHは、歩行者等HOのユーザ情報、即ち、歩行者等HOの画像GZ及び検出量KRに基づき、歩行者等HOの現状の姿態を表す現状シルエットGSを生成する。処理装置SHは、また、歩行者等HOのユーザ情報、現状シルエットGS等に基づき、記憶装置KIに記憶されているデータベースDBを検索することにより、理想シルエットRSを抽出する。現状シルエットGSの生成、及びデータベースDBの構成等については、後述する。
出力装置SYは、歩行者等HOの現状シルエットGS、改善シルエットKS、適合シルエットTSのうちの1つと理想シルエットRSとを対比して出力する。現状シルエットGS~理想シルエットRSの詳細については、後述する。
記憶装置KIは、上記したデータベースDBを記憶する。
〈入力装置NYの位置〉
図2は、実施形態1の入力装置NYの位置を示す(その1)。
図3は、実施形態1の入力装置NYの位置を示す(その2)。
歩行者等HOが屋外にいる場合、入力装置NYであるセンサSE1~SE5、及びカメラKAは、図2に示されるように、例えば、歩行者等HOの帽子、手首、足首、ベルト等に取り付けられる。ベルトに取り付けられたカメラKA(腹部側)及びカメラKA(背面側)により、歩行者等HOの前半身及び後半身を撮影する。
歩行者等HOが屋内にいる場合、入力装置NYであるセンサSE1~SE3は、図3に示されるように、例えば、歩行者等HOの帽子、手首に取り付けられ、また、入力装置NYであるセンサSE6は、例えば、室内の床に取り付けられ、カメラKA1、KA2は、例えば、室内の天井に(例えば、天井の隅に)、取り付けられる。
ここで、センサSE1~SE6は、歩行者等HOの立位の状態又は歩行の動作を検出すべく、換言すれば、上記した検出量KRを取得すべく、例えば、位置センサ、加速度センサ、人感センサ、振動センサ、温熱画像センサ、距離センサ、圧力センサ、足裏荷重センサ、荷重バランスセンサである。
カメラKA、KA1、KA2は、例えば、広角レンズカメラである。
〈出力装置SYの位置〉
図4は、実施形態1の出力装置SYの位置を示す(その1)。
図5は、実施形態1の出力装置SYの位置を示す(その2)。
歩行者等HOが屋外にいる場合、出力装置SYであるスマートフォンSP、タブレットTA、携帯型プロジェクタKPは、図4に示されるように、例えば、歩行者等HOの手で携帯され、出力装置SYであるスマートグラスSGは、例えば、歩行者等HOの顔に掛けられ、出力装置SYであるスマートウォッチSWは、例えば、歩行者等HOの手首に取り付けられる。
歩行者等HOが屋内にいる場合、出力装置SYである取付型プロジェクタTPは、図5に示されるように、例えば、室内の天井(例えば、天井の隅)に取り付けられ、出力装置SYであるプリンタPRは、例えば、室内の床(例えば、床の隅)に置かれる。
〈処理装置SHの動作〉
図6は、実施形態1の処理装置SHの動作を示す。
処理装置SHは、図6に示されるように、入力装置NYにより撮影された歩行者等HOの画像GZ、より詳しくは、歩行者等HOの全身ZEの画像GZ、または、歩行者等HOの上半身JO及び下半身KAの画像GZから、歩行者等HOの姿態を示す実物シルエットJSを生成する。実物シルエットJSの生成の後に、処理装置SHは、実物シルエットJSを、予め用意された(例えば、記憶装置KIに予め記憶されている)基本モデルKMを参照して修正することにより、現状シルエットGSを生成する。ここで、基本モデルKMは、人間の標準的な姿態であり、例えば、中肉中背の姿態である。生成された現状シルエットGSは、理想シルエットRSと共に、例えば、出力装置SYであるタブレットTAに表示される。
〈出力装置SYの態様〉
図7は、実施形態1の出力装置SYが出力する態様を示す。
出力装置SYは、基本的に、図7A~図7Cに示されるように、2つのシルエットを表示し、または印刷する。出力装置SYは、例えば、スマートフォンSPとして、詳しくは、図7Aに示されるように、現状シルエットGS及び理想シルエットRSを表示し、図7Bに示されるように、改善シルエットKS及び理想シルエットRSを表示し、図7Cに示されるように、適合シルエットTS及び理想シルエットRSを表示する。
出力装置SYは、上記した表示に代えて、プリンタPRとして、印刷してもよい。
ここで、改善シルエットKSは、歩行者等HOが姿態を改善する結果として得られた、歩行者等HOの改善された姿態をいう。適合シルエットTSは、歩行者等HOが姿態をより改善する結果として得られた、理想シルエットRSという目標の姿態に適合している歩行者等HOの姿態をいう。
以下では、説明及び理解を容易にすべく、「現状シルエットGS及び理想シルエットRS等」は、現状シルエットGSと理想シルエットRSとの組み合わせ、改善シルエットKSと理想シルエットRSとの組み合わせ、及び、適合シルエットTSと理想シルエットRSとの組み合わせをいう。
出力装置SYは、付随的に、図7A~図7Cに示されるように、例えば、スマートフォンSPとして、上記した2つのシルエット、即ち、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の下に、現状姿態GE、やるべきことYA、及び動機付けDOを表示する。現状姿態GE、やるべきことYA、及び動機付けDOの詳細は、後述する。
〈出力装置SYの種類〉
図8は、実施形態1の出力装置SYの種類を示す。
出力装置SYは、例えば、図8A~図8Fに示されるように、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等(図7にも図示。)を表示するスマートグラスSG、スマートウォッチSW、スマートフォンSP、タブレットTA、取付型プロジェクタTP、携帯型プロジェクタKPであり、また、図8Gに示されるように、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を印刷するプリンタPRである。
特に、携帯型プロジェクタKPは、屋外にいる歩行者等HOにより携帯されており(図4に図示。)、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、例えば、屋外における道路に向けて投影する。また、取付型プロジェクタTPは、室内(図5に図示。)に取り付けられており、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、例えば、室内の壁に向けて投影する。
〈出力装置SYの投影〉
図9は、実施形態1の出力装置SYの投影の一態様を示す。
出力装置SYである取付型プロジェクタTPは、通常のシルエット、即ち、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等(例えば、図7A~図7Cに図示。)に代えて、例えば、図9Aに示されるように、白抜きである現状シルエット(白抜き)GS及び白抜きである理想シルエットRS(白抜き)等を投影してもよい。同様に、出力装置SYである取付型プロジェクタTPは、通常のシルエット、即ち、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等(例えば、図7A~図7Cに図示。)に代えて、図9Bに示されるように、白抜きである現状シルエットGS(白抜き)及び白抜きである理想シルエットRS(白抜き)等を投影してもよい。
〈現状シルエットGS等の代替〉
図10は、実施形態1の現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の代替を示す。
現状シルエットGS及び理想シルエットRS等は、例えば、代替DA1(リアルな動画)、代替DA2(3Dの動画)、代替DA3(2Dのアニメーション)、代替DA4(骨格を示す骨紋(登録商標))であってもよい。図10では、性別が不問であることを示すべく、現状シルエットGS及び理想シルエットRSが男性を表現することとは対照的に、代替DA1~DA4は女性を表現する。
〈データベースDBの構成〉
図11は、実施形態1のデータベースDBの構成を示す。
実施形態1のデータベースDBでは、図11に示されるように、ユーザ情報とシルエットとが対応付けられている。データベースDBは、より詳しくは、歩行者等HOの画像GZと、歩行者等HOの検出量KRと、歩行者等HOの現状シルエットGSと、現状シルエットGSに対応する理想シルエットRSとが対応付けられている。
例えば、入力装置NYにより、歩行者等HOの画像GZ1が撮影され、かつ、歩行者等HOの検出量KR1が取得され、処理装置SHにより、現状シルエットGS1が生成されたとき、処理装置SHは、画像GZ1、検出量KR1、及び現状シルエットGS1のうちの少なくとも1つ以上に基づき、データベースDBを検索することにより、現状シルエットGS1に対応する理想シルエットRS1を抽出する。
同様に、例えば、入力装置NYにより、歩行者等HOの画像GZ2が撮影され、かつ、歩行者等HOの検出量KR2が取得され、処理装置SHにより、現状シルエットGS2が生成されたとき、処理装置SHは、画像GZ2、検出量KR2、及び現状シルエットGS2のうちの少なくとも1つ以上に基づき、データベースDBを検索することにより、現状シルエットGS2に対応する理想シルエットRS2を抽出する。
〈処理装置SHの構成〉
図12は、実施形態1の処理装置SHの機能ブロック図である。
実施形態1の処理装置SHは、図12に示されるように、取得部STと、生成部SEと、検索部KEと、抽出部CHと、修正部SSと、を含む。
取得部STは、「取得部」に対応し、生成部SEは、「生成部」に対応し、検索部KEは、「検索部」に対応し、抽出部CHは、「抽出部」に対応し、修正部SSは、「修正部」に対応する。
取得部STは、歩行者等HOの姿態に関する情報であるユーザ情報、即ち、歩行者等HOの画像GZ及び検出量KRを取得する。
生成部SEは、歩行者等HOのユーザ情報に基づき、歩行者等HOの現状の姿態を表す現状シルエットGSを生成する。生成部SEは、また、歩行者等HOの画像GZから歩行者等HOを表す実物シルエットJSを生成する。
生成部SEは、上記した現状シルエットGSの生成を、例えば、修正部SSによる基本モデルKMを参照した実物シルエットJSの修正によって行う。
検索部KEは、歩行者等HOのユーザ情報、即ち、歩行者等HOの画像GZ及び歩行者等HOの検出量KR、並びに、歩行者等HOの現状シルエットGSのうちの少なくとも1つ以上に基づき、データベースDB(図11に図示。)を検索する。
抽出部CHは、検索部KEにより検索された、歩行者等HOの現状シルエットGSに対応する理想シルエットRSを抽出する。
修正部SSは、実物シルエットJSを、基本モデルKM(図6に図示。)を参照して修正する。
〈実施形態1のハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
図13は、実施形態1の姿態改善支援システムSKS及び処理装置SHのハードウェアによる構成を示す。
実施形態1の姿態改善支援システムSKS及び処理装置SHは、上述した機能を果たすべく、図13に示されるように、処理回路SYOを含み、必要に応じて、入力回路NYUと、出力回路SYUと、を更に含む。
処理回路SYOは、専用のハードウェアである。処理回路SYOは、姿態改善支援システムSKSの処理装置SHの取得部ST~修正部SS(図12に図示。)の機能を実現する。
処理回路SYOは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものである。
入力回路NYU及び出力回路SYUは、例えば、姿態改善支援システムSKSの外部または処理装置SHの外部との間で、処理回路SYOの動作に関連する入力及び出力をやりとりする。
図14は、実施形態のSKS及び処理装置SHのソフトウェアによる実現に基づくハードウェアの構成を示す。
実施形態1の姿態改善支援システムSKS及び処理装置SHは、図14に示されるように、プロセッサPROと、記憶回路KIOと、を含み、必要に応じて、入力回路NYUと、出力回路SYUと、を更に含む。
プロセッサPROは、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processing)ともいう。)である。プロセッサPROは、姿態改善支援システムSKSの処理装置SHの取得部ST~修正部SS(図12に図示。)の機能を実現する。
プロセッサPROは、上記した機能の実現を、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより行う。ソフトウェア及びファームウェアは、プログラムとして記述され、記憶回路KIOに記憶されている。
プロセッサPROは、記憶回路KIOから上記したプログラムを読み出して実行することにより、上記した機能を実現する。上記したプログラムは、姿態改善支援システムSKSの処理装置SHの取得部ST~修正部SSの手順及び方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、記憶回路KIOは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、並びに、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等である。
姿態改善支援システムSKSの処理装置SHの取得部ST~修正部SSの各機能のうち、一部の機能を処理回路SYO(図13に図示。)により実現し、他方で、他の一部の機能をプロセッサPRO(図14に図示。)により実現してもよい。
上述したように、姿態改善支援システムSKSの処理装置SHの取得部ST~修正部SSの機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせにより実現可能である。
入力部NYU及び出力部SYUは、例えば、姿態改善支援システムSKSの外部、または処理装置SHの外部との間でプロセッサPROの動作に関連する入力及び出力をやりとりする。
〈実施形態1の動作〉
図15は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作を示すフローチャートである。
図16は、実施形態1の処理装置SHの動作を示すフローチャートである。
図17は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの表示等の態様(その1)を示す。
図18は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの表示等の態様(その2)を示す。
実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作及び処理装置SHの動作について、図15~図18を参照して説明する。
ステップST11:入力装置NY(図1に図示。)は、歩行者等HO(図1に図示。)の画像GZを撮影し、また、歩行者等HOの立位の状態または歩行の動作、即ち、検出量KRを取得する。換言すれば、処理装置SHでは、取得部STは、処理装置SHの動作であるステップST21で、入力装置NYを経て、歩行者等HOのユーザ情報である、歩行者等HOの画像GZ及び検出量KRを取得する。
ステップST12:処理装置SH(図1に図示。)は、図6に示されるように、歩行者等HOの画像GZから歩行者等HOの実物シルエットJSを生成し、更に、歩行者等HOの実物シルエットJS及び基本モデルKMを用いて、歩行者等HOの現状シルエットGSを生成する。要約すれば、処理装置SHでは、生成部SEは、処理装置SHの動作であるステップST22で、上記した手順により、現状シルエットGSを生成する。
ステップST13:処理装置SHは、撮影された歩行者等HOの画像GZ、及び取得された歩行者等HOの検出量KRに基づき、歩行者等HOの姿態、例えば、立位の状況、歩行の動作を分析する。
ステップST14:処理装置SHは、歩行者等HOのユーザ情報、即ち、歩行者等HOの画像GZ及び検出量KRに基づき、記憶装置KI中のデータベースDB(図11に図示。)を検索することにより、歩行者等HOの現状シルエットGSに対応する理想シルエットRSを抽出する。
ステップST15:例えば、スマートフォンSPである出力装置SY(図1に図示。)は、歩行者等HOが歩行しているとき、図17に示されるように、歩行者等HOの現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、時系列に、即ち、連続的に表示し、かつ、歩行者等HOの現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を相互に離隔して表示する。
より詳しくは、出力装置SYは、時刻t1のとき、即ち、初期のとき、歩行者等HOの現状シルエットGSのみを表示する。出力装置SYは、時刻t2~t4のとき、歩行者等HOの現状シルエットGSと、理想シルエットRSと、を表示する。出力装置SYは、時刻t5~t6のとき、歩行者等HOの改善シルエットKSと、理想シルエットRSと、を表示する。出力装置SYは、時刻t7のとき、歩行者等HOの適合シルエットTSと、理想シルエットRSと、を表示する。
出力装置SYは、他方で、歩行者等HOが立位であるとき、図18に示されるように、歩行者等HOの現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、スナップショット的に、即ち、単発で表示し、かつ、歩行者等HOの現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を相互に離隔して表示する。
より詳しくは、出力装置SYは、初期に、図18Aに示されるように、歩行者等HOの現状シルエットGSのみを表示する。出力装置SYは、その後に、図18Bに示されるように、歩行者等HOの現状シルエットGSと、理想シルエットRSと、を表示する。出力装置SYは、さらにその後に、図18Cに示されるように、歩行者等HOの改善シルエットKSと、理想シルエットRSと、を表示する。出力装置SYは、最後に、図18Dに示されるように、歩行者等HOの適合シルエットTSと、理想シルエットRSと、を表示する。
ステップST16:出力装置SYは、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の表示等に加えて、現状姿態GE、やるべきことYA、動機付けDOを表示する。
ここで、現状の姿態GEは、歩行者等HOの現状の姿勢、即ち、現状の姿態である。やるべきことYAは、歩行者等HOが現状の姿態を改善すべく、歩行者等HOが行うべき行動である。動機付けDOは、歩行者等HOがやるべきことYAを実行するための動機付けである。
歩行者等HOが歩行しているとき、出力装置SYは、図17に示されるように、時刻t1のとき、即ち、初期のとき、現状の姿態GE「猫背」を追加的に表示する。出力装置SYは、時刻t2~t7のとき、現状の姿態GE「猫背」、やるべきことYA「背筋を伸ばす」と、動機付けDO「運動量が増大」と、を追加的に表示する。
歩行者等HOが立位であるとき、出力装置SYは、初期に、図18Aに示されるように、現状の姿態GE「猫背」を追加的に表示する。出力装置SYは、その後から最後までの間、図18B~図18Dに示されるように、現状の姿態GE「猫背」、やるべきことYA「背筋を伸ばす」と、動機付けDO「姿勢がきれい」と、を追加的に表示する。
〈実施形態1の効果〉
上述したように、実施形態1の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を表示し、即ち、歩行者等HOの現状の姿態を示す現状シルエットGSと歩行者等HOが目指すべき理想シルエットRS、歩行者等HOの改善された姿態を示す改善シルエットKSと前記理想シルエットRS、または、歩行者等HOの適合された姿態を示す適合シルエットTSと前記理想シルエットRSを表示し、または印刷する。これにより、歩行者等HOは、理想シルエットRSにより示される姿態と、現状シルエットGS、改善シルエットKS、又は適合シルエットTSにより示される、歩行者等HOの現状の姿態、改善された姿態、適合する姿態とを比較する。その結果、歩行者等HOは、歩行者等HOの姿態がどのように悪いか、どのように改善されているか、どのように適合しているかを、専門的な内容で説明する従来に比して容易に理解することができ、その結果、歩行者等HOの立位及び歩行を従来に比して容易に改善することができる。
実施形態1の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、また、歩行者等HOの現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の表示等に加えて、現状の姿態GE、やるべきことYA、及び動機付けDOを追加的に表示等する。これにより、歩行者等HOは、歩行者等HOの現状シルエットGSが表す現状の姿態をより一層正確に把握することができ、歩行者等HOの姿態を改善するためにやるべきことを認識することができ、やるべきことYAを実践するための動機付けを高めることができる。
実施形態2.
〈実施形態2〉
実施形態2の姿態改善支援システムSKSについて説明する。
実施形態2の姿態改善支援システムSKSは、歩行者等HOの立位の状態及び歩行の動作の改善を支援する実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、歩行者等HOの歩幅の改善を支援する。
〈実施形態2の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
実施形態2の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈実施形態2の動作〉
図19は、実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作(その1)を示す。
図20は、実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作(その2)を示す。
実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作について、図19、図20を参照して説明する。
実施形態2の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、出力装置SY(図1に図示。)は、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を表示等することに加えて、靴KTを表示等する。
ここで、靴KTは、歩行者等HOの現状の姿態を表す記号の一つである。
実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、より詳しくは、図19A~図19C、図20A~図20Cに示されるように、理想シルエットRSと2足分の靴KTとの関係により、歩幅の理想が2足分の靴KTの長さであることを示す。
実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、(1)図19A、図20Aに示されるように、現状シルエットGSと1足分の靴KTとの関係により、現状シルエットGSの歩幅が2足分の靴KTの長さより極めて狭いことを示し、(2)図19B、図20Bに示されるように、改善シルエットKSと1足分の靴KTとの関係により、改善シルエットKSの歩幅が2足分の靴KTの長さより狭いことを示し、(3)図19C、図20Cに示されるように、適合シルエットTSと2足分の靴KTとの関係により、適合シルエットTSの歩幅が2足分の靴KTの長さより少し狭いことを示す。
実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、部分的なシルエットを表示等することと、全体的なシルエットを表示等することを切り換えて行い、他方で、部分的なシルエットを表示等すること、及び全体的なシルエットを表示等することを一括して行う。
より詳しくは、前者の切り換えて表示等することについては、実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、スマートフォンSPである出力装置SYは、ステップST15(図15に図示。)で、図19Aに示されるように、歩行者等HOの現状の歩幅を示す現状シルエット(脚部分)GS及び歩行者等HOの理想の歩幅を示す理想シルエット(脚部分)RSを表示することと、歩行者等HO自身の現状の姿態を示す現状シルエットGS及び歩行者等HOが理想とすべき姿態を示す理想シルエットRSを表示等することとを切り換えて行う。
同様に、実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、スマートフォンSPである出力装置SYは、上記したステップST15で、図19Bに示されるように、歩行者等HOの改善された歩幅を示す改善シルエット(脚部分)KS及び歩行者等HOの理想の歩幅を示す理想シルエット(脚部分)RSを表示することと、歩行者等HO自身の改善された姿態を示す改善シルエットKS及び歩行者等HOが理想とすべき姿態を示す理想シルエットRSを表示等することとを切り換えて行う。
同様に、実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、スマートフォンSPである出力装置SYは、上記したステップST15で、図19Cに示されるように、歩行者等HOの適合した歩幅を示す適合シルエット(脚部分)TS及び歩行者等HOの理想の歩幅を示す理想シルエット(脚部分)RSを表示することと、歩行者等HO自身の適合した姿態を示す適合シルエットTS及び歩行者等HOが理想とすべき姿態を示す理想シルエットRSを表示等することとを切り換えて行う。
より詳しくは、後者の一括して表示等することについては、実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、スマートフォンSPである出力装置SYは、図19に図示の表示等に代えて、ステップST15で、図20Aに示されるように、歩行者等HOの現状の歩幅を示す現状シルエット(脚部分)GS、歩行者等HOの理想の歩幅を示す理想シルエット(脚部分)RS、歩行者等HO自身の現状の姿態を示す現状シルエットGS、及び、歩行者等HOが目指すべき理想の姿態を示す理想シルエットRSを一括で表示等する。
同様に、実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、スマートフォンSPである出力装置SYは、ステップST15で、図20Bに示されるように、歩行者等HOの改善された歩幅を示す改善シルエット(脚部分)KS、歩行者等HOの理想の歩幅を示す理想シルエット(脚部分)RS、歩行者等HO自身の改善された姿態を示す改善シルエットKS、及び、歩行者等HOが目指すべき理想の姿態を示す理想シルエットRSを一括で表示等する。
同様に、実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、スマートフォンSPである出力装置SYは、ステップST15で、図20Cに示されるように、歩行者等HOの適合した歩幅を示す適合シルエット(脚部分)TS、歩行者等HOの理想の歩幅を示す理想シルエット(脚部分)RS、歩行者等HO自身の適合した姿態を示す適合シルエットTS、及び、歩行者等HOが目指すべき理想の姿態を示す理想シルエットRSを一括で表示等する。
〈実施形態2の効果〉
上述したように、実施形態2の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYが、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等と靴KTとを同時に表示等する。これにより、歩行者等HOは、歩行者等HOの歩幅が理想の歩幅とどのくらい相違するか、歩行者等HOの改善された歩幅が理想の歩幅とどのくらい相違するか、歩行者等HOの適合した歩幅が理想の歩幅とどのくらい相違するかを従来に比して容易に把握することができる。
実施形態3.
〈実施形態3〉
実施形態3の姿態改善支援システムSKSについて説明する。
実施形態3の姿態改善支援システムSKSは、歩行者等HOの立位の状態及び歩行の動作の改善を支援する実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、歩行者等HOの腕振りの改善を支援する。
〈実施形態3の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
実施形態3の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈実施形態3の動作〉
図21は、実施形態3の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。
実施形態3の姿態改善支援システムSKSの動作について、図21を参照して説明する。
実施形態3の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
実施形態3の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、スマートフォンSPである出力装置SY(図1に図示。)は、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等に加えて、曲線KYを表示等する。
ここで、曲線KYは、歩行者等HOの現状の姿態を表す記号の一つである。
実施形態3の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、ステップST15(図15に図示。)で、図21Aに示されるように、望ましい腕振りを示す曲線KY4を有する理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの腕振りが極めて小さいことを示す曲線KY1を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの腕振りが極めて小さいことを歩行者等HOに教示する。
実施形態3の姿態改善支援システムSKSでは、スマートフォンSPである出力装置SYは、上記のステップST15で、図21Bに示されるように、望ましい腕振りを示す曲線KY4を有する理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの腕振りが小さいことを示す曲線KY2を有する改善シルエットKSを表示等することにより、歩行者等HOの腕振りが小さいことを歩行者等HOに教示する。
実施形態3の姿態改善支援システムSKSでは、スマートフォンSPである出力装置SYは、上記のステップST15で、図21Cに示されるように、望ましい腕振りを示す曲線KY4を有する理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの腕振りが大きいことを示す曲線KY3を有する適合シルエットTSを表示等することにより、歩行者等HOの腕振りが大きいことを歩行者等HOに教示する。
〈実施形態3の効果〉
上述したように、実施形態3の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、望ましい腕振りを示す曲線KY4を有する理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの腕振りの様子を示す曲線KY1~3をそれぞれ有する、現状シルエットGS、改善シルエットKS、又は適合シルエットTSを表示等する。これにより、歩行者等HOは、歩行者等HOの腕振りが理想の腕振りとどのくらい相違するかを容易に理解することができる。
実施形態4.
〈実施形態4〉
実施形態4の姿態改善支援システムSKSについて説明する。
実施形態4の姿態改善支援システムSKSは、歩行者等HOの立位の状態及び歩行の動作の改善を支援する実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、歩行者等HOの立ち方の改善を支援する。
〈実施形態4の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
実施形態4の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈実施形態4の動作〉
図22は、実施形態4の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。
実施形態4の姿態改善支援システムSKSの動作について、図22を参照して説明する。
実施形態4の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
実施形態4の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、スマートフォンSPである出力装置SY(図1に図示。)は、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等に加えて、矢印YJを表示等する。
ここで、矢印YJは、歩行者等HOの現状の姿態を改善するための行為を表す記号の一つである。
実施形態4の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、ステップST15(図15に図示。)で、図22Aに示されるように、望ましい立ち方である理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの腰を後にひくべきことを示す矢印YJ1を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの腹を引くべきであることを歩行者等HOに教示する。
実施形態4の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記のステップST15で、図22Bに示されるように、望ましい立ち方である理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの腰を伸ばすべきであることを示す矢印YJ2を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの腰を伸ばすべきであることを歩行者等HOに教示する。
実施形態4の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記のステップST15で、図22Cに示されるように、望ましい立ち方である理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの腰を前に出すべき旨を示す矢印YJ3を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの腰を出すべきであることを歩行者等HOに教示する。
実施形態4の姿態改善支援システムSKSは、出力装置SYは、上記のステップST15で、図22Dに示されるように、望ましい立ち方である理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの身体を伸ばすべきであることを示す矢印YJ4を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの身体を伸ばすべきことを歩行者等HOに教示する。
実施形態4の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記のステップST15で、図22Eに示されるように、望ましい立ち方である理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOのあごを引くべきことを示す矢印YJ5を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOのあごを引くべきであることを歩行者等HOに教示する。
〈実施形態4の効果〉
上述したように、実施形態4の姿態改善支援システムSKSは、望ましい立ち方である理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOが行うべき行為を示す矢印YJ1~YJ5を有する現状シルエットGSを表示する。これにより、歩行者等HOは、歩行者等HOの姿態をどのように改善すれば良いかを容易に理解することができる。
実施形態5.
〈実施形態5〉
実施形態5の姿態改善支援システムSKSについて説明する。
実施形態5の姿態改善支援システムSKSは、歩行者等HOの立位の状態及び歩行の動作の改善を支援する実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、歩行者等HOの体重移動の改善を支援する。
〈実施形態5の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
実施形態5の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈実施形態5の動作〉
図23は、実施形態5の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。
実施形態5の姿態改善支援システムSKSの動作について、図23を参照して説明する。
実施形態5の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
実施形態5の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、出力装置SY(図1に図示。)は、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の表示等に加えて、円ENを表示等する。
ここで、円ENは、歩行者等HOの現状の姿態を表す記号の一つである。
実施形態5の姿態改善支援システムSKSでは、図23A~図23Cに示されるように、円EN1~円EN6の位置が、加重の位置を示し、円EN1~円EN6の大きさが、加重の大きさを示し、直線が、加重の移動を示す。
実施形態5の姿態改善支援システムSKSでは、スマートフォンSPである出力装置SYは、図23Aに示されるように、望ましい体重移動を示す理想シルエットRS、即ち、後ろ足の親指で蹴り出すことを示す円EN2、及び、前足のかかとで着地することを示す円EN3を有する理想シルエットRSとの対比で、加重の移動が小さいことを示す円EN1を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの加重の移動が小さいことを歩行者等HOに教示する。
実施形態5の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、図23Bに示されるように、上記した円EN2、円EN3を有する理想シルエットRSとの対比で、片方の足におけるかかとでの加重が大きいことを示す円EN4を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの片方の足におけるかかとでの加重が大きいことを歩行者等HOに教示する。
実施形態5の姿態改善支援システムSKSは、図23Cに示されるように、上記した円EN2、円EN3を有する理想シルエットRSとの対比で、両足におけるつま先での加重が大きいことを示す円EN5、円EN6を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの両足におけるつま先での加重が大きいことを歩行者等HOに教示する。
〈実施形態5の効果〉
上述したように、実施形態5の姿態改善支援システムSKSでは、理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの加重の状況を示す円EN1、円EN4、円EN5、円EN6を有する現状シルエットGSを表示等する。これにより、歩行者等HOは、歩行者等HOの体重移動が理想の体重移動とどのくらい相違するかを容易に理解することができる。
実施形態6.
〈実施形態6〉
実施形態6の姿態改善支援システムSKSについて説明する。
実施形態6の姿態改善支援システムSKSは、歩行者等HOの体重移動の改善を支援する実施形態5の姿態改善支援システムSKSと同様に、歩行者等HOの体重移動の改善を支援する。
〈実施形態6の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
実施形態2の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈実施形態6の動作〉
図24は、実施形態6の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。
実施形態6の姿態改善支援システムSKSの動作について、図24を参照して説明する。
実施形態6の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
実施形態6の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、出力装置SY(図1に図示。)は、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の表示等に加えて、グラデーションGRを表示等する。
ここで、グラデーションGRは、歩行者等HOの現状の姿態を表す記号の一つである。
実施形態6の姿態改善支援システムSKSでは、スマートフォンSPである出力装置SYは、ステップST15(図15に図示。)で、図24Aに示されるように、移動が極めて滑らかであることを示すグラデーションGR3を有する理想シルエットRSとの対比で、移動がやや滑らかであることを示すグラデーションGR1を有する改善シルエットKSを表示等することにより、歩行者等HOの移動がやや滑らかであることを歩行者等HOに教示する。
実施形態6の姿態改善支援システムSKSでは、また、出力装置SYは、上記したステップST15で、図24に示されるように、移動が極めて滑らかであることを示すグラデーションGR3を有する理想シルエットRSとの対比で、移動が滑らかであることを示すグラデーションGR2を有する適合シルエットTSを表示等することにより、歩行者等HOの移動が理想の移動に適合することを歩行者等HOに教示する。
〈実施形態6の効果〉
上述したように、実施形態6の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記のステップST15で、図24A、図24Bに示されるように、移動が極めて滑らかであることを示すグラデーションGR3を有する理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの移動の様子を示すグラデーションGR1、GR2を有する改善シルエットKS、または適合シルエットTSを表示等する。これにより、歩行者等HOは、歩行者等HOの移動が、理想の移動とどのくらい相違するかを容易に理解することができ、換言すれば、歩行者等HOの移動が、理想の移動にどのくらい近付いているかを容易に理解することができる。
実施形態7.
〈実施形態7〉
実施形態7の姿態改善支援システムSKSについて説明する。
実施形態7の姿態改善支援システムSKSは、歩行者等HOの立位の状態及び歩行の動作の改善を支援する実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、歩行者等HOの歩行の姿勢の改善を支援する。
〈実施形態7の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
実施形態7の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈実施形態7の動作〉
図25は、実施形態7の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。
実施形態7の姿態改善支援システムSKSの動作について、図25を参照して説明する。
実施形態7の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
実施形態7の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、出力装置SY(図1に図示。)は、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の表示等に加えて、歩行者等HOの姿態の状況を示す曲線KY又は矢印YJを表示等する。
ここで、曲線KY及び矢印YJは、歩行者等HOの現状の姿態を表す記号の一つである。
出力装置SYは、ステップST15(図15に図示。)で、図25Aに示されるように、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOが前傾であることを示す曲線KY11を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOが前傾であることを歩行者等HOに教示する。
実施形態7の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記したステップST15で、図25Bに示されるように、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOが後傾であることを示す曲線KY12を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOが後傾であることを歩行者等HOに教示する。
実施形態7の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記したステップST15で、図25Cに示されるように、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの視線が下向きであることを示す矢印YJ11を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの視線が下向きであることを歩行者等HOに教示する。
実施形態7の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記したステップST15で、図25Dに示されるように、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRSとの対比で、脚が曲がっていることを示す矢印YJ12を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの脚が曲がっていることを歩行者等HOに教示する。
〈実施形態7の効果〉
上述したように、実施形態7の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOが前傾であることを示す曲線KY11、歩行者等HOが後傾であることを示す曲線KY12、歩行者等HOの視線が下向きであることを示す矢印YJ11、または、歩行者等HOの脚が曲がっていることを示す矢印YJ12を有する現状シルエットGSを表示等する。これにより、歩行者等HOは、歩行者等HOの歩行の姿勢が理想の姿勢とどのように相違するかを容易に理解することが可能となる。
実施形態8.
〈実施形態8〉
実施形態8の姿態改善支援システムSKSについて説明する。
実施形態8の姿態改善支援システムSKSは、歩行者等HOの立位の状態及び歩行の動作の改善を支援する実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、かつ、実施形態7の姿態改善支援システムSKSと同様に、歩行者等HOの歩行の姿勢の改善を支援する。
〈実施形態8の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
実施形態8の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈実施形態8の動作〉
図26は、実施形態8の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。
実施形態8の姿態改善支援システムSKSの動作について、図26を参照して説明する。
実施形態8の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
実施形態8の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、出力装置SY(図1に図示。)は、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の表示等に加えて、矢印YJを表示等する。
ここで、矢印YJは、歩行者等HOの現状の姿態を改善するための行為を表す記号の一つである。
実施形態8の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、ステップST15(図15に図示。)で、図26Aに示されるように、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOの背筋を伸ばすことが望ましいことを示す矢印YJ21を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOが背筋を伸ばすことが望ましいことを歩行者等HOに教示する。
実施形態8の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記したステップST15で、図26Bに示されるように、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOが腹を引き込むことが望ましいことを示す矢印YJ22を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOが腹を引き込むことが望ましいことを歩行者等HOに教示する。
実施形態8の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記したステップST15で、図26Cに示されるように、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOが視線を上向きにすることが望ましいことを示す矢印YJ23を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOが視線を上向きにすることが望ましいことを歩行者等HOに教示する。
実施形態8の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記したステップST15で、図26Dに示されるように、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRSとの対比で、歩行者等HOが脚を伸ばすことが望ましいことを示す矢印YJ24を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOが脚を伸ばすことが望ましいことを歩行者等HOに教示する。
〈実施形態8の効果〉
上述したように、実施形態8の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記したステップST15で、歩行の理想的な姿勢を示す理想シルエットRS(図26A~図26Dに図示。)との対比で、歩行者等HOが背筋を伸ばすことが望ましいことを示す矢印YJ21、歩行者等HOが腹を引き込むことが望ましいことを示す矢印YJ22、歩行者等HOが視線を上向きにすることが望ましいことを示す矢印YJ23、または、歩行者等HOが脚を伸ばすことが望ましいことを示す矢印YJ24を有する現状シルエットGS(図26A~図26Dに図示。)を表示等する。これにより、歩行者等HOは、歩行者等HOが歩行者等HOの歩行の姿勢をどのように改善すれば良いかを容易に理解することができる。
実施形態9.
〈実施形態9〉
実施形態9の姿態改善支援システムSKSについて説明する。
実施形態9の姿態改善支援システムSKSは、歩行者等HOの立位の状態及び歩行の動作の改善を支援する実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、歩行者等HOの足間の改善を支援する。
〈実施形態9の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
実施形態9の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈実施形態9の動作〉
図27は、実施形態9の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。
実施形態9の姿態改善支援システムSKSの動作について、図27を参照して説明する。
実施形態9の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
実施形態9の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、出力装置SY(図1に図示。)は、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等の表示等に加えて、拳KOを表示等する。
ここで、拳KOは、歩行者等HOの現状の姿態を表す記号の一つである。
実施形態9の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、出力装置SYは、ステップST15(図15に図示。)で、図27Aに示されるように、一つ分の拳KOという理想的な足間を有する理想シルエットRSとの対比で、一つ分の拳KOよりもかなり長い足間を有する現状シルエットGSを表示等することにより、歩行者等HOの足間が、一つ分の拳KOよりかなり長いことを歩行者等HOに教示する。
実施形態9の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記したステップST15で、図27Bに示されるように、一つ分の拳KOという理想的な足間を有する理想シルエットRSとの対比で、一つ分の拳KOよりもやや長い足間を有する改善シルエットKSを表示等することにより、歩行者等HOの足間が、一つ分の拳KOよりもやや長いことを歩行者等HOに教示する。
実施形態9の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記したステップST15で、一つ分の拳KOという理想的な足間を有する理想シルエットRSとの対比で、一つ分の拳KOと概ね同じである足間を有する適合シルエットTSを表示等することにより、歩行者等HOの足間が、一つ分の拳KOと概ね同じであることを歩行者等HOに教示する。
〈実施形態9の効果〉
実施形態9の姿態改善支援システムSKSでは、出力装置SYは、上記のステップST15で、一つ分の拳KOという理想的な足間を有する理想シルエットRS(図27A~図27Cに図示。)との対比で、一つ分の拳KOよりかなり長い足間を有する現状シルエットGS、一つ分の拳KOよりやや長い足間を有する改善シルエットKS、または、一つ分の拳KOと概ね同じである足間を有する適合シルエットTS(図27A~図27Cに図示。)を表示等する。これにより、歩行者等HOは、歩行者等HOの足間が、理想の足間とどのように相違するかを容易に理解することができる。
変形例.
〈変形例1〉
実施形態の姿態改善支援システムSKSの変形例1について説明する。
変形例1の姿態改善支援システムSKSは、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、図17に示されるように、相互に離隔して表示等する実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、相互に重ねて表示等する。
〈変形例1の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
変形例1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈変形例1の動作〉
図28は、変形例1の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。
変形例1の姿態改善支援システムSKSの動作について、図28を参照して説明する。
変形例1の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
変形例1の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、出力装置SY(図1に図示。)は、ステップST15(図15に図示。)で、歩行者等HOが歩行している場合、図28に示されるように、歩行者等HOの現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、実施形態1の図17の図示と同様に、時系列で表示し、かつ、実施形態1の図17の図示と相違し、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を相互に離隔して表示等することに換えて、相互に重複させて表示等する。
上述したように、変形例1の姿態改善支援システムSKSでは、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと同様に、歩行者等HOは、理想シルエットRSにより示される姿態と、理想シルエットRSに重なって表示等される、現状シルエットGS、改善シルエットKS、適合シルエットTSにより示される、歩行者等HOの現状の姿態、改善された姿態、適合する姿態とを比較する。これにより、歩行者等HOは、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと同様に、歩行者等HOの姿態がどのように悪いか、どのように改善されているか、どのように適合しているかを、従来に比して容易に理解することができ、その結果、歩行者等HOの歩行を従来に比して容易に改善することができる。
〈変形例2〉
実施形態の姿態改善支援システムSKSの変形例2について説明する。
変形例2の姿態改善支援システムSKSは、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、図18に示されるように、相互に離隔して表示等する実施形態1の姿態改善支援システムSKSと相違し、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、相互に重ね合わせて表示等する。
〈変形例2の機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成〉
変形例2の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成は、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの機能並びにハードウェアによる構成及びソフトウェアに基づく構成(図1、図13、図14に図示。)と同様である。
〈変形例2の動作〉
図29は、変形例2の姿態改善支援システムSKSの動作を示す。
変形例2の姿態改善支援システムSKSの動作について、図29を参照して説明する。
変形例2の姿態改善支援システムSKSの動作は、基本的に、実施形態1の姿態改善支援システムSKSの動作と同様である。
変形例2の姿態改善支援システムSKSでは、他方で、出力装置SY(図1に図示。)は、ステップST15(図15に図示。)で、歩行者等HOが立位である場合、図29A~図29Dに示されるように、歩行者等HOの現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を、実施形態1の図18の図示と同様に、スナップショット的に表示し、かつ、実施形態1の図18の図示と相違し、現状シルエットGS及び理想シルエットRS等を相互に離隔して表示等することに代えて、相互に重複させて表示等する。
上述したように、変形例2の姿態改善支援システムSKSによっても、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと同様に、歩行者等HOは、理想シルエットRSにより示される姿態と、理想シルエットRSに重ね合わせて表示等される、現状シルエットGS、改善シルエットKS、適合シルエットTSにより示される、歩行者等HOの現状の姿態、改善された姿態、適合する姿態とを比較する。これにより、歩行者等HOは、実施形態1の姿態改善支援システムSKSと同様に、歩行者等HOの姿態がどのように悪いか、どのように改善されているか、どのように適合しているかを、従来に比して容易に理解することができ、その結果、歩行者等HOの立位を従来に比して容易に改善することができる。
本開示の要旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態同士を組み合わせてもよく、また、各実施形態中の構成要素を適宜、削除し、変更し、または、他の構成要素を追加してもよい。
本開示に係る姿態改善支援システムは、姿態の改善を従来に比して容易に行うことを可能にすることに利用可能である。
DA 代替、DO 動機付け、EN 円、GE 現状の姿態、GR グラデーション、現状のGS シルエット、GZ 画像、HO 歩行者等、KA カメラ、KM 基本モデル、KO 拳、KP 携帯型プロジェクタ、KR 検出量、KS 改善シルエット、KT 靴、NY 入力装置、RS 理想シルエット、SE センサ、SG スマートグラス、SH 処理装置、SKS 姿態改善支援システム、SP スマートフォン、SW スマートウォッチ、SY 出力装置、TA タブレット、TP 取付型プロジェクタ、TS 適合シルエット、YJ 矢印。

Claims (14)

  1. ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、
    前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、
    前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力する出力装置と、
    を含み、
    前記処理装置は、前記ユーザ情報である前記ユーザの画像及び前記ユーザの検出量、並びに前記ユーザの現状シルエットのうちの少なくとも1つ以上に基づき、前記ユーザの画像、前記ユーザの検出量、前記現状シルエット、及び、前記理想シルエットが対応付けられたデータベースを検索することにより、前記ユーザの現状シルエットに対応する理想シルエットを抽出し、
    前記ユーザの検出量は、前記ユーザの立位の状態又は歩行の動作を検出するためのセンサにより検出された検出量である姿態改善支援システム。
  2. ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、
    前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、
    前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力する出力装置と、
    を含み、
    前記出力装置は、前記ユーザの現状の姿態を部分的に又は全体的に表す前記現状シルエット、及び、前記ユーザの理想の姿態を部分的に又は全体的に表す前記理想シルエットを出力し、かつ、
    前記ユーザの現状の姿態から改善された姿態を部分的に又は全体的に表す改善シルエット、及び、前記ユーザの改善された姿態から前記理想シルエットにより表される理想の姿態に適合しているに至った姿態を部分的に又は全体的に表す適合シルエットのうちの少なくとも1つを出力可能である姿態改善支援システム。
  3. ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、
    前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、
    前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとの組み合わせ、または、前記ユーザの現状の姿態から改善された姿態を示す改善シルエットと、前記理想シルエットとの組み合わせ、または、前記ユーザの改善された姿態から前記理想シルエットにより表される理想の姿態に適合している姿態に至った適合シルエットと、前記理想シルエットとの組み合わせを出力する出力装置と、
    を含む姿態改善支援システム。
  4. ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、
    前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、
    出力装置と、を含み、
    前記出力装置は、
    前記ユーザの理想の姿態を部分的に表す理想シルエットと、前記ユーザの姿態を部分的に表す改善シルエットであって、前記現状シルエットにより表される前記ユーザの現状の姿態から改善された姿態を示す改善シルエットとを組み合わせて表示することと、
    前記ユーザの理想の姿態を全体的に表す理想シルエットと、前記ユーザの姿態を全体的に表す前記改善シルエットとを組み合わせて表示することとを、切り換えて行い、または、同時に行うか、
    あるいは、
    前記ユーザの理想の姿態を部分的に表す理想シルエットと、前記ユーザの姿態を部分的に表す適合シルエットであって、前記改善シルエットにより表される前記ユーザの改善された姿態から前記理想シルエットにより表される理想の姿態に適合している姿態に至った適合シルエットとを組み合わせて表示することと、
    前記ユーザの理想の姿態を全体的に表す理想シルエットと、前記ユーザの姿態を全体的に表す前記適合シルエットとを組み合わせて表示することとを、切り換えて行い、または、同時に行う姿態改善支援システム。
  5. ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、
    前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、
    前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力する出力装置と、
    を含み、
    前記出力装置は、前記ユーザの現状の姿態、及び前記ユーザの現状の姿態を改善するための行為のうちの少なくとも1つを表す記号を出力し、
    前記ユーザの現状の姿態を改善するための行為を表す記号のうち、立位の行為を表す記号は、前記ユーザの理想の立位の姿態を表す理想シルエットとの対比において、前記ユーザが行うべき行為を示す矢印であり、
    前記ユーザの現状の姿態を改善するための行為を表す記号のうち、歩行の行為を表す記号は、前記ユーザの理想の歩行の姿態を表す理想シルエットとの対比において、前記ユーザが行うことが望ましいことを示す矢印である姿態改善支援システム。
  6. ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受ける入力装置と、
    前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成する処理装置と、
    前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力する出力装置と、
    を含み、
    前記処理装置は、前記ユーザ情報である前記ユーザの画像から前記ユーザを表す実物シルエットを生成し、予め準備された人間の標準的な姿態である基本モデルを参照して前記生成された実物シルエットを修正することにより、前記現状シルエットを生成する姿態改善支援システム。
  7. 前記出力装置は、前記現状シルエット、前記改善シルエット、及び前記適合シルエットのうちの1つと、前記理想シルエットとを相互に離隔して出力する、
    請求項3に記載の姿態改善支援システム。
  8. 前記出力装置は、前記現状シルエット、前記改善シルエット、及び前記適合シルエットのうちの1つと、前記理想シルエットとを相互に重ね合わせて出力する、
    請求項3に記載の姿態改善支援システム。
  9. 入力装置が、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受け、
    処理装置が、前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成し、
    出力装置が、前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力し、
    前記処理装置は、前記ユーザ情報である前記ユーザの画像及び前記ユーザの検出量、並びに前記ユーザの現状シルエットのうちの少なくとも1つ以上に基づき、前記ユーザの画像、前記ユーザの検出量、前記現状シルエット、及び、前記理想シルエットが対応付けられたデータベースを検索することにより、前記ユーザの現状シルエットに対応する理想シルエットを抽出し、
    前記ユーザの検出量は、前記ユーザの立位の状態又は歩行の動作を検出するためのセンサにより検出された検出量である姿態改善支援方法。
  10. 入力装置が、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受け、
    処理装置が、前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成し、
    出力装置が、前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力し、
    前記出力装置は、前記ユーザの現状の姿態を部分的に又は全体的に表す前記現状シルエット、及び、前記ユーザの理想の姿態を部分的に又は全体的に表す前記理想シルエットを出力し、かつ、
    前記ユーザの現状の姿態から改善された姿態を部分的に又は全体的に表す改善シルエット、及び、前記ユーザの改善された姿態から前記理想シルエットにより表される理想の姿態に適合しているに至った姿態を部分的に又は全体的に表す適合シルエットのうちの少なくとも1つを出力可能である姿態改善支援方法。
  11. 入力装置が、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受け、
    処理装置が、前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成し、
    出力装置が、
    前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとの組み合わせ、または、前記ユーザの現状の姿態から改善された姿態を示す改善シルエットと、前記理想シルエットとの組み合わせ、または、前記ユーザの改善された姿態から前記理想シルエットにより表される理想の姿態に適合している姿態に至った適合シルエットと、前記理想シルエットとの組み合わせを出力する姿態改善支援方法。
  12. 入力装置が、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受け、
    処理装置が、前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成し、
    出力装置が、前記ユーザの理想の姿態を部分的に表す理想シルエットと、前記ユーザの姿態を部分的に表す改善シルエットであって、前記現状シルエットにより表される前記ユーザの現状の姿態から改善された姿態を示す改善シルエットとを組み合わせて表示することと、
    前記ユーザの理想の姿態を全体的に表す理想シルエットと、前記ユーザの姿態を全体的に表す前記改善シルエットとを組み合わせて表示することとを、切り換えて行い、または、同時に行うか、
    あるいは、
    前記ユーザの理想の姿態を部分的に表す理想シルエットと、前記ユーザの姿態を部分的に表す適合シルエットであって、前記改善シルエットにより表される前記ユーザの改善された姿態から前記理想シルエットにより表される理想の姿態に適合している姿態に至った適合シルエットとを組み合わせて表示することと、
    前記ユーザの理想の姿態を全体的に表す理想シルエットと、前記ユーザの姿態を全体的に表す前記適合シルエットとを組み合わせて表示することとを、切り換えて行い、または、同時に行う姿態改善支援方法。
  13. 入力装置が、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受け、
    処理装置が、前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成し、
    出力装置が、前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力し、
    前記出力装置は、前記ユーザの現状の姿態、及び前記ユーザの現状の姿態を改善するための行為のうちの少なくとも1つを表す記号を出力し、
    前記ユーザの現状の姿態を改善するための行為を表す記号のうち、立位の行為を表す記号は、前記ユーザの理想の立位の姿態を表す理想シルエットとの対比において、前記ユーザが行うべき行為を示す矢印であり、
    前記ユーザの現状の姿態を改善するための行為を表す記号のうち、歩行の行為を表す記号は、前記ユーザの理想の歩行の姿態を表す理想シルエットとの対比において、前記ユーザが行うことが望ましいことを示す矢印である姿態改善支援方法。
  14. 入力装置が、ユーザの姿態に関する情報であるユーザ情報の入力を受け、
    処理装置が、前記ユーザ情報に基づき、前記ユーザの現状の姿態を表す現状シルエットを生成し、
    出力装置が、前記現状シルエットと、前記ユーザの理想の姿態を表す理想シルエットとを出力し、
    前記処理装置は、前記ユーザ情報である前記ユーザの画像から前記ユーザを表す実物シルエットを生成し、予め準備された人間の標準的な姿態である基本モデルを参照して前記生成された実物シルエットを修正することにより、前記現状シルエットを生成する姿態改善支援方法。
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