JP7430443B2 - レーダアンテナ用フレアおよびレーダアンテナ - Google Patents

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この発明は、レーダアンテナのフレア(ホーン)に関し、特に、高さを低くしつつサイドローブをより抑制することを可能にしたレーダアンテナ用フレアおよびレーダアンテナに関する。
レーダアンテナでは、サイドローブを抑制しつつ所望のビーム幅と利得を得ることが求められており、従来、フレアの寸法を最適化することで、これらの要求に対応していた。また、高さを低くすることができる、というレーダアンテナ用フレアが知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
このフレアは、放射導波管の高さ方向の中心面から上側または下側のうち、所定のサイドローブ特性が要求される一方側において、所定のサイドローブ特性が得られるように、中心面から開口部の一方側の端縁の高さが設定されている。また、中心面から開口部の他方側の端縁の高さは、一方側の端縁の高さよりも低く設定され、さらに、一方側の端縁は、他方側の端縁よりも前方に突出しているものである。
特開2018-85601号公報
ところで、特許文献1に記載のフレアでは、高さを低くすることができるものの、サイドローブを十分に抑制することができない場合がある。一方、サイドローブを抑制するために、従来、レドームの形状を変更したり、電波吸収体を張り付けたりすることが行われているが、コストが嵩むなどの問題があった。
そこで本発明は、簡易な構成で容易にサイドローブを抑制可能なレーダアンテナ用フレアおよびレーダアンテナを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、放射導波管から斜め上方に延びる第1のフレア板と、前記放射導波管から斜め下方に延びる第2のフレア板と、を備え、レドーム内に収容されるレーダアンテナ用フレアであって、前記第1のフレア板の自由端および前記第2のフレア板の自由端の一方が他方よりも前方に突出し、前方に突出する突出部のみに前記レドームからの反射波の位相を略180°変化させる、凸状または凹部の位相変化部が形成されている、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレーダアンテナ用フレアにおいて、前記位相変化部に誘電体が設けられ、前記位相変化部と前記誘電体とによって前記レドームからの反射波の位相を略180°変化させる、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、放射導波管から斜め上方に延びる第1のフレア板と、前記放射導波管から斜め下方に延びる第2のフレア板と、を備え、レドーム内に収容されるレーダアンテナ用フレアであって、前記第1のフレア板の自由端および前記第2のフレア板の自由端の一方が他方よりも前方に突出し、前方に突出する突出部のみに前記レドームからの反射波の位相を略180°変化させる誘電体が設けられている、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項のレーダアンテナ用フレアを備えた、ことを特徴とするレーダアンテナである。
従来のレーダアンテナにおいてサイドローブが生じるのは、レドームからの反射波がフレアで再反射する再反射波が要因であると、本願発明者は考察した。そして、請求項1、4に記載の発明によれば、レドームからの反射波のうち位相変化部で再反射する再反射波が略180°位相変化するため、この再反射波と他の再反射波とが打ち消し合い、その結果、サイドローブを抑制することが可能となる。しかも、第1のフレア板または第2のフレア板の一方に凸状または凹部の位相変化部を形成するだけでよいため、簡易な構成で容易に、かつ、低コストでサイドローブを抑制することが可能となる。
請求項2、4に記載の発明によれば、位相変化部と誘電体とによって反射波の位相を略180°変化させるため、位相変化部のみによって反射波の位相を略180°変化させる場合に比べて、位相変化部の深さ(段差の高さ)を小さくすることが可能となる。
請求項3、4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、レドームからの反射波のうち誘電体で再反射する再反射波が略180°位相変化するため、この再反射波と他の再反射波とが打ち消し合い、その結果、サイドローブを抑制することが可能となる。しかも、第1のフレア板または第2のフレア板の一方に誘電体を設けるだけでよいため、簡易な構成で容易に、かつ、低コストでサイドローブを抑制することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る第1のレーダアンテナを示す模式的側面図である。 図1のレーダアンテナと対比する従来のレーダアンテナを示す模式的側面図である。 図1のレーダアンテナと図2のレーダアンテナの垂直面指向性特性を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る第2のレーダアンテナを示す模式的側面図である。 図4のレーダアンテナと対比する従来のレーダアンテナを示す模式的側面図である。 図4のレーダアンテナと図5のレーダアンテナの垂直面指向性特性を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る第3のレーダアンテナを示す模式的側面図である。 図7のレーダアンテナと図5のレーダアンテナの垂直面指向性特性を示す図である。 図5のレーダアンテナにおける再反射波を示す模式的側面図である。 図5のレーダアンテナにおける入射波と反射波との関係を示す模式図である。 図4のレーダアンテナにおける再反射波を示す模式的側面図である。 図4のレーダアンテナにおける入射波と反射波との関係を示す模式図である。 この発明の実施の形態2に係るレーダアンテナを示す模式的側面図である。 図13のレーダアンテナにおける入射波と反射波との関係を示す模式図である。 この発明の実施の形態3に係るレーダアンテナを示す模式的側面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、この実施の形態に係る実施例1のレーダアンテナ1を示す模式的側面図であり、図2は、このレーダアンテナ1と対比する従来のレーダアンテナ101を示す模式的側面図である。このレーダアンテナ1は、位相変化部22bを有する点を除いて、従来のレーダアンテナ101と同等の構成となっているため、従来と同等の構成についての詳細な説明は省略するが、概略次のような構成等となっている。
すなわち、レドーム3内に、放射導波管4からホーン状に延びるフレア(レーダアンテナ用フレア)2が配設されている。このフレア2は、放射導波管4から斜め上方に延びる第1のフレア板21と、放射導波管4から斜め下方に延びる第2のフレア板22と、を備える。この第1のフレア板21の自由端側には、水平に延びる第1の水平部21aが形成され、第2のフレア板22の自由端側には、水平に延びる第2の水平部22aが形成されている。そして、このようなフレア2やレドーム3、放射導波管4などが、水平方向(図1の紙面に対して垂直方向)に長く延びているものである。
また、放射導波管4の高さ方向の中心面(高さ中心を通る水平面)Cから上側または下側のうち、所定のサイドローブ特性が要求される一方側において、所定のサイドローブ特性が得られるように、中心面Cから第1のフレア板21または第2のフレア板22の自由端縁までの高さが設定されている。すなわち、この実施の形態では、所定のサイドローブ特性が得られるように、中心面Cから第2のフレア板22の第2の水平部22aまでの高さが設定されている。また、中心面Cから第1のフレア板21の第1の水平部21aまでの高さは、第2の水平部22aまでの高さよりも低く設定されている。
また、第1のフレア板21の自由端および第2のフレア板22の自由端の一方が、他方よりも前方に突出している。すなわち、この実施の形態では、第2のフレア板22の第2の水平部22aの自由端が、第1のフレア板21の第2の水平部21aの自由端よりも前方・反放射導波管4に突出している。ここで、第1のフレア板21と第2のフレア板22の傾斜角は、ほぼ同等に設定されている。
このような図2に示す従来のレーダアンテナ101に対して本レーダアンテナ1は、図1に示すように、第2のフレア板22が第1のフレア板21よりも前方に突出する突出部Eに、位相変化部22bが形成されている。この位相変化部22bは、第2のフレア板22の傾斜部(放射導波管4側の斜面部・主面部)から内側つまり第1のフレア板21側に突出する凸状の矩形突起であり、レドーム3からの反射波の位相を略180°変化させるように形成されている。
具体的には、第2のフレア板22の傾斜部からの位相変化部22bの突出高さが、使用される波長λの約1/4に設定され、これにより、レドーム3からの反射波のうち、位相変化部22bで再反射する再反射波が略180°位相変化するようになっている。詳細については後述する。ここで、位相変化部22bの幅(中心面C方向の長さ)は、サイドローブの抑制効果が十分に得られるように設定されている。後述する位相変化部22c、22d、22eおよび誘電体5についても同様である。
図3は、本レーダアンテナ1の垂直面指向性特性L1と、図2に示す従来のレーダアンテナ101の垂直面指向性特性L2を示す図である。この図から明らかなように、本レーダアンテナ1のサイドローブが抑制されていることが確認できる。
図4は、この実施の形態に係る実施例2のレーダアンテナ1を示す模式的側面図であり、図5は、このレーダアンテナ1と対比する従来のレーダアンテナ101を示す模式的側面図である。このレーダアンテナ1は、フレア板21、22に水平部21a、22aが形成されていない点で実施例1のレーダアンテナ1と構成が異なる。
また、第2のフレア板22が第1のフレア板21よりも前方に突出する突出部Eに、凹状の位相変化部22cが形成されている。この位相変化部22cは、第2のフレア板22の自由端部が外側つまり反第1のフレア板21側に窪む凹状の矩形段差であり、レドーム3からの反射波の位相を略180°変化させるように形成されている。具体的には、第2のフレア板22の傾斜部からの位相変化部22cの窪み深さが、使用される波長λの約1/4に設定され、これにより、レドーム3からの反射波のうち、位相変化部22cで再反射する再反射波が略180°位相変化するようになっている。詳細については後述する。
図6は、本レーダアンテナ1の垂直面指向性特性L11と、図5に示す従来のレーダアンテナ101の垂直面指向性特性L12を示す図である。この図から明らかなように、本レーダアンテナ1のサイドローブが抑制されていることが確認できる。
図7は、この実施の形態に係る実施例3のレーダアンテナ1を示す模式的側面図である。このレーダアンテナ1は、第2のフレア板22が第1のフレア板21よりも前方に突出する突出部Eに、2つの凹状の位相変化部22d、22eが形成されている点で、図4に示すレーダアンテナ1と構成が異なる。
すなわち、第1の位相変化部22dは、第2のフレア板22の自由端部が外側つまり反第1のフレア板21側に窪む凹状の矩形段差である。第2の位相変化部22eは、第1の位相変化部22dに隣接して放射導波管4側に形成され、外側に窪む凹状の矩形段差である。この位相変化部22d、22eの窪み深さが、使用される波長λの約1/4に設定され、これにより、レドーム3からの反射波のうち、位相変化部22d、22eで再反射する再反射波が略180°位相変化するようになっている。詳細については後述する。
図8は、本レーダアンテナ1の垂直面指向性特性L21と、図5に示す従来のレーダアンテナ101の垂直面指向性特性L22を示す図である。この図から明らかなように、本レーダアンテナ1のサイドローブが抑制されていることが確認できる。しかも、この実施例では、2つの位相変化部22d、22eが形成されているため、図4の場合に比べて、サイドローブをより抑制することが可能となる。すなわち、より多くの位相変化部を形成することで、サイドローブをより抑制することが可能となる。
以上のように、この実施の形態のレーダアンテナ1およびフレア2によれば、サイドローブを抑制することが可能となる。ここで、従来のレーダアンテナにおいてサイドローブが生じるのは、レドームからの反射波がフレアで再反射する再反射波が要因であると、本願発明者は考察した。すなわち、例えば、第1のフレア板21と第2のフレア板22が真っ直ぐな図5に示す従来のフレア2の場合、図9に示すように、放射導波管4からの電波がレドーム3から反射する。この反射波R、Rが第2のフレア板22で再反射する再反射波RR、RRは、方向がほぼ同じで位相もほぼ同位相となるため、互いに強め合いサイドローブが大きくなる。より具体的には、図10に示すように、例えば、第2のフレア板22に対する区間1での入射波の経路長はW1で、反射波の経路長はW2となり、区間2での入射波の経路長もW1で、反射波の経路長もW2となる。このように、経路長が同じであるため同位相となり、サイドローブが大きくなる。
これに対して、例えば、図4に示す本レーダアンテナ1の場合、図11に示すように、レドーム3からの反射波R、Rのうち、位相変化部22cで再反射する再反射波RRが略180°位相変化する。このため、この再反射波RRと位相変化部22c以外からの再反射波RRとは、方向がほぼ同じで位相がほぼ反転するため、互いに打ち消し合い、その結果、サイドローブを抑制することが可能となるものである。より具体的には、図12に示すように、例えば、第2のフレア板22に対する区間1での入射波の経路長はW1で、反射波の経路長はW2となる。一方、区間2での入射波の経路長は「W1+W11」で、反射波の経路長は「W2+W21」となる。すなわち、区間1と区間2における入反射波の経路差が「W11+W21」となり、W11とW21が1/4λの場合、経路差が1/2λとなって位相差が180°となる。この結果、区間1と区間2の反射波同士が逆相となって互いに打ち消し合う。
また、第2のフレア板22に凸状または凹部の位相変化部22b、22c、22d、22eを形成するだけでよいため、簡易な構成で容易に、かつ、低コストでサイドローブを抑制することが可能となる。
(実施の形態2)
図13は、この実施の形態に係るレーダアンテナ1を示す模式的側面図である。この実施の形態では、位相変化部22cに誘電体5が設けられている点で、実施の形態1と構成が異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。ここで、この実施の形態では、実施の形態1の図4の位相変化部22cに誘電体5を設ける場合について説明するが、他の位相変化部22d、22eに設けてもよい。
誘電体5は、位相変化部22cとともに、レドーム3からの反射波の位相を略180°変化させるものであり、位相変化部22cと略同じ厚みであり、位相変化部22cの上面(第1のフレア板21に対向する面)に貼り付けられている。すなわち、位相変化部22cの深さが1/4λよりも小さく形成され、誘電体5を張り付けることで、反射波の位相を略180°変化させる。
このような実施の形態によれば、位相変化部22cと誘電体5とによって反射波の位相を略180°変化させるため、位相変化部22cのみによって反射波の位相を略180°変化させる場合に比べて、位相変化部22cの深さ(段差の高さ)を小さくすることが可能となる。すなわち、図14に示すように、誘電体5の波長短縮効果によって、位相変化部22cに必要な深さはλ/4となる。ここで、λ=λ/√比誘電率で、誘電体の比誘電率は1より大であるため、λ<λとなり、位相変化部22cの深さを小さくできるものである。
(実施の形態3)
図15は、この実施の形態に係るレーダアンテナ1を示す模式的側面図である。この実施の形態では、位相変化部に代って誘電体5が設けられている点で、実施の形態1と構成が異なり、実施の形態1と同等の構成については、同一符号を付することでその説明を省略する。ここで、この実施の形態では、実施の形態1の図1の位相変化部22bに代って誘電体5を設ける場合について説明する。
誘電体5は、レドーム3からの反射波の位相を略180°変化させるものであり、第2のフレア板22が第1のフレア板21よりも前方に突出する突出部Eに(位相変化部22bとほぼ同位置に)に貼り付けられている。この誘電体5の高さ・厚みは、使用される波長λの約1/4に設定され、これにより、レドーム3からの反射波のうち、誘電体5で再反射する再反射波が略180°位相変化するようになっている。
このような実施の形態によれば、誘電体5が設けられているため、実施の形態1と同様に、レドーム3からの反射波のうち誘電体5で再反射する再反射波が略180°位相変化するため、この再反射波と他の再反射波とが打ち消し合い、その結果、サイドローブを抑制することが可能となる。しかも、第2のフレア板22に誘電体5を貼り付けるだけでよいため、簡易な構成で容易に、かつ、低コストでサイドローブを抑制することが可能となる。また、既存・既製のフレア2に誘電体5を貼り付けることで、既存のフレア2のサイドローブを抑制することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、第2のフレア板22に位相変化部22b、22c、22d、22eを形成したり誘電体5を貼り付けたりする場合について説明したが、第1のフレア板21に形成したり貼り付けたりしてもよい。また、位相変化部22b、22c、22d、22eが矩形となっているが、丸みを帯びた湾曲状に形成してもよい。
1 レーダアンテナ
2 レーダアンテナ用フレア(フレア)
22b、22c、22d、22e 位相変化部
21 第1のフレア板
22 第2のフレア板
3 レドーム
4 放射導波管
5 誘電体
E 突出部
C 中心面

Claims (4)

  1. 放射導波管から斜め上方に延びる第1のフレア板と、前記放射導波管から斜め下方に延びる第2のフレア板と、を備え、レドーム内に収容されるレーダアンテナ用フレアであって、
    前記第1のフレア板の自由端および前記第2のフレア板の自由端の一方が他方よりも前方に突出し、前方に突出する突出部のみに前記レドームからの反射波の位相を略180°変化させる、凸状または凹部の位相変化部が形成されている、
    ことを特徴とするレーダアンテナ用フレア。
  2. 前記位相変化部に誘電体が設けられ、前記位相変化部と前記誘電体とによって前記レドームからの反射波の位相を略180°変化させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーダアンテナ用フレア。
  3. 放射導波管から斜め上方に延びる第1のフレア板と、前記放射導波管から斜め下方に延びる第2のフレア板と、を備え、レドーム内に収容されるレーダアンテナ用フレアであって、
    前記第1のフレア板の自由端および前記第2のフレア板の自由端の一方が他方よりも前方に突出し、前方に突出する突出部のみに前記レドームからの反射波の位相を略180°変化させる誘電体が設けられている、
    ことを特徴とするレーダアンテナ用フレア。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のレーダアンテナ用フレアを備えた、ことを特徴とするレーダアンテナ。
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