JP7430310B2 - 電子債権管理システム、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子債権(電子記録債権)を管理するための電子債権管理システム、方法及びプログラムに関し、更に具体的には、API(Application Programing Interface)連携を用いた電子債権管理システム、方法及びプログラムに関する。
電子債権(電子記録債権ともいう)は、手形・指名債権(売掛債権等)の問題点を克服した新たな金銭債権であり、電子記録債権の発生・譲渡は、電子債権記録機関の記録原簿に電子記録することが、その効力発生の要件となっている。電子記録債権を扱う技術として、例えば、特許文献1に記載の債権・債務管理装置、債権・債務管理方法、およびプログラムがある。同文献の債権・債務管理装置は、債務者端末と金融機関システムとに接続され、債務者が債権者へ支払う支払金額を示す債務データを前記債務者の前記債務者端末から取得し、前記債務データを支払方法毎に仕分する仕分部と、前記支払方法毎に仕分された前記債務データに基づいて前記支払方法毎に支払い処理を前記金融機関システムに対して実行する実行部と、前記債権者が前記債務者から受取る受取金額を示す債権データであって、前記実行部が支払方法毎に前記支払いを実行した結果に基づく前記債権データを集約する集約部と、を備えている。
特開2017-49717号公報
しかしながら、従来は、例えば、債権発生の通知を電子メールで受信すると、ユーザがインターネットを通じて電子記録債権機関のサービスにログインして、債権照会画面で受領債権の検索を行い、検索でヒットしたファイルをダウンロードし、ユーザ端末に搭載されたアプリケーションによりダウンロードしたファイルを受け入れる。そして、受領債権の登録や、決済時のデータ消込完了作業を行っていた。このため、メールの煩雑さによる業務効率の低下や、通知メールを受信する都度システムに接続してファイルをダウンロードすることによるデータ取得漏れのおそれという課題があった。
本発明は、以上の点に鑑み、データの取得漏れを防止し、高い業務効率を実現できる電子債権管理システム、方法及びプログラムを提供することを、その目的とする。
本発明は、電子債権を管理する電子債権管理システムであって、API連携により、所定のタイミングで電子債権データを自動取得するAPI連携手段と、取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させるメッセージ送付手段と、前記ユーザ端末から、電子債権データを取得するスケジュールを受け付けるスケジュール受付手段と、受け付けたスケジュールを管理し、前記スケジュールに従って、前記API連携手段に電子債権データの取得指示をするスケジュール管理手段と、を備える電子債権管理システム(システムは単体のコンピュータであってもよい)を提供する。
また、本発明は、電子債権管理システムによって実行される電子債権管理方法であって、API連携により、所定のタイミングで電子債権データを自動取得するステップと、取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させるステップと、前記ユーザ端末から、電子債権データを取得するスケジュールを受け付けるステップと、受け付けたスケジュールを管理し、前記スケジュールに従って、API連携による電子債権データの取得指示をするステップと、を備える電子債権管理方法を提供する。
さらに、本発明は、コンピュータに、電子債権を管理する電子債権管理処理を実行させるプログラムであって、API連携により、所定のタイミングで電子債権データを自動取得するステップと、取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させるステップと、前記ユーザ端末から、電子債権データを取得するスケジュールを受け付けるステップと、受け付けたスケジュールを管理し、前記スケジュールに従って、API連携による電子債権データの取得指示をするステップと、を実行させるための電子債権管理プログラムを提供する。
本発明によれば、電子債権の管理において、API連携により、所定のタイミングで電子債権データを自動取得し、取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させることとした。このため、ユーザは取得したデータの確認や受け入れが可能となり、データの取得漏れがなくなり、通知メールを受信する都度システムにアクセスしてデータを確認・取得という操作を省略することができて高い業務効率が実現できる。加えて、本発明によれば、電子債権を取り扱う銀行が複数あっても、銀行それぞれのWebページにアクセスしてページを開くのではなく、一つのソフトウェアインターフェースで取り扱うことが可能となる。
本発明の一実施形態の電子債権管理システムを用いた全体構成を示す概念図である。 前記実施形態の管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 前記実施形態の管理サーバの機能構成を示すブロック図である。 前記実施形態のユーザ端末の構成を示すブロック図である。 従来技術及び前記実施形態による電子債権受領時の処理手順を示す概念図である。 従来技術及び前記実施形態による入金決済時の処理手順を示す概念図である。 従来技術及び前記実施形態による電子債権振り出しデータの一括請求時の処理手順を示す概念図である。 前記実施形態によるスケジュール登録画面の一例を示す図である。 前記実施形態によるメインメニュー画面の一例を示す図である。 前記実施形態による送受信履歴画面の一例を示す図である。 前記実施形態によるデータ受入画面の一例を示す図である。
本発明は、電子債権(または電子記録債権ともいう)を管理する電子債権管理システムであって、API(Application Programing Interface)連携により、所定のタイミングで電子債権データを取得し、取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させるものである。API連携による電子債権データの自動取得は、定期的に行ってもよいし、ユーザ端末から、電子債権データを取得するスケジュールを受け付け、受け付けたスケジュールを管理し、前記スケジュールに従って、API連携による電子債権データの取得指示をし、当該取得指示のタイミングで行うようにしてもよい。
<全体構成>・・・図1は、本実施形態に係る電子債権管理システムを用いた全体システムを示す概念図である。全体システム100は、電子債権管理サーバ(以下「管理サーバ」とする)10を中心に構成されている。管理サーバ10は、インターネットを含むネットワークを介して、ユーザ端末40、中継センター80、金融機関90と相互にデータ通信可能となっている。中継センター80は、電子記録債権機関70に接続するサービスを提供するAPIサービスや、金融機関90に接続するインターネットバンキングサービスを提供するAPIサービスを含む。管理サーバ10と金融機関90がAPI連携してもよい。
ユーザ端末40には、後述する電子債権管理アプリケーション60が搭載されており、これによって、管理サーバ10へ自動取得結果があるかどうかを問い合わせたり、電子債権データを取得するタイミングを登録する。また、電子債権管理アプリケーション60は、管理サーバ10から各種データを受信し、取得したデータの確認や受け入れ、電子債権による債務の振り出し(支払手形の振り出し)、電子債権による債権の受領、債務者の預金口座から債権者の預金口座へ債権の金額が口座送金されることによる期日決済の確認などを行う。
より具体的には、管理サーバ10は、ユーザ端末40からネットワークを介してスケジュールの登録を受け付け(ステップS1)、受け付けたスケジュールをデータベースに記憶する(ステップS2)。記憶されたスケジュールは、スケジューラ(後述のスケジュール管理手段)によって管理され(ステップS3)、スケジュールの順序に従ってキュー及びリクエストが生成され(ステップS4)、API連携による債権データの取得指示を出す(ステップS5)。
すると、API連携により管理サーバ10が中継センター80を介して、電子債権記録機関70から自動的に電子債権データを取得し(ステップS6)、取得状況をデータベースに記憶する。あるいは、当該スケジュールでは取得する電子債権データがない場合には、その旨をデータベースに記憶する。また、API連携による電子債権データの自動取得を実行した履歴が、データベースに記憶される。
そして、API連携による電子債権データの自動取得結果(受信履歴、債権情報、ユーザへのメッセージなど)をユーザ端末40に送信するためのレスポンスが生成され、データベースに記憶される(ステップS8)。そして、ユーザ端末40の電子債権管理アプリケーション60の起動時及び起動中に、ネットワークを介して定期的に管理サーバ10に自動取得結果があるかどうかを問い合わせ、データがあれば取得するとともに、電子債権データの取得の有無に関するメッセージが表示される(ステップS9)。なお、取得データの有無に関するメッセージとは、例えば、管理サーバ10で受信した電子債権データをユーザ端末40で受入れ済みか否かのメッセージであるが、これに限定されるものではない。
このように、電子債権の管理において、API連携により、所定のタイミングで電子債権データを自動取得し、取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させることとした。このため、ユーザは取得したデータの確認や受け入れが可能となり、データの取得漏れがなくなり、通知メールを受信する都度システムにアクセスしてデータを確認・取得という操作を省略することができて高い業務効率が実現できる。なお、ここでは、ユーザが登録したスケジュールに従って、API連携による電子債権データの自動取得を行うこととして説明したが、ユーザによるスケジュール登録がない場合には、予め定められた間隔で定期的に電子債権データの自動取得を行うようにしてもよい。
以上説明した管理サーバ10は、単体のコンピュータであってもよく、例えば、端末であってもよい。また、後述する機能構成が、それぞれ異なるコンピュータで実行させるコンピュータシステム(クラウド)であってもよい。さらに、本実施形態で説明する管理サーバ10で実行する機能の全部または一部を、ユーザ端末40側で実行するようにしてもよいし、ユーザ端末40に搭載されている電子債権管理アプリケーション60の機能の一部または全部を管理サーバ10側で実行するようにしてもよい。
<管理サーバ10のハードウェア構成>・・・次に、図2を参照して、管理サーバ10のハードウェア構成を説明する。管理サーバ10は、プロセッサ12、メモリ14、ストレージ16、通信部28を備え、これらは図示しないバスにより接続されている。プロセッサ12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により構成され、メモリ14に記憶された各種プログラムを読み出して実行することで、各種処理を行う。前記メモリ14は、プロセッサ12により実行させるプログラムを記憶するものであり、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)により構成される。例えば、図3に示す各種手段が記憶されている。ストレージ16は、スケジュール情報18、リクエスト情報20、状況管理情報22、実行履歴情報24、レスポンス情報26などのデータベースや、図示しない制御プログラムなどを記憶するものである。
スケジュール情報18は、ユーザ端末40から受け付けたスケジュール情報を記憶したものである。ここでいうスケジュール情報とは、何月何日に電子債権データを取得するというスケジュールであってもよいし、毎週何曜日に電子債権データを取得する、何日毎に電子債権データを取得するというものであってもよい。また、登録された直近のスケジュール間隔が所定の日数以上である場合には、その間に、所定の間隔で電子債権データを自動取得する設定と組み合わせるという指定をスケジュール情報とともに記憶してもよい。
リクエスト情報20は、スケジュール情報を管理することで、スケジュールの順序に従って生成されたリクエスト情報である。状況管理情報22は、API連携により中継センター80を介して自動的に取得した電子債権データの取得状況であって、取得した電子債権データと紐づけて記憶される。また、状況管理情報22は、当該スケジュールでは取得する電子債権データがなかった場合には、その旨が記憶される。実行履歴情報24は、API連携による電子債権データの自動取得を実行した履歴を記憶した情報である。
レスポンス情報26は、API連携による電子債権データの自動取得結果についてユーザ端末40へ送付されるレスポンス情報である。レスポンス情報26には、例えば、送受信履歴、債権情報、取得データの有無に関するユーザへのメッセージなどが含まれる。ユーザ端末40の表示部52には、このレスポンス情報26に基づいて、電子債権データの取得データの有無に関するメッセージが表示される。なお、取得データの有無に関するメッセージとは、例えば、管理サーバ10で受信した電子債権データをユーザ端末40で受入れ済みか否かのメッセージなどである。
次に、通信部28は、ネットワークを介してユーザ端末40から電子債権データを取得するスケジュールの登録を受け付けたり、自動取得結果について定期的に問い合わせを受け付けたり、ユーザ端末40へ電子債権データやその有無に関するメッセージを送信したりするものである。むろん、必要に応じて、他の情報の送受信を行うようにしてもよい。
<管理サーバの機能構成>・・・次に、図3を参照して、管理サーバ10の機能構成を説明する。管理サーバ10は、スケジュール受付手段30と、スケジュール管理手段32と、API連携手段34と、結果送付・問合せ受付手段36を備えている。
スケジュール受付手段30は、ユーザ端末40からネットワークを介して電子債権データを取得するスケジュールを受信して受け付けるものである。取得したスケジュールは、ストレージ16のスケジュール情報18に記憶される。
スケジュール管理手段32は、スケジュール受付手段30によって受け付けたスケジュール情報18を管理し、スケジュールの順序に沿ってAPI連携による電子債権データのリクエストを生成するものである。生成したリクエストは、ストレージ16のリクエスト情報20に記憶される。
API連携手段34は、スケジュール管理手段32により生成されたリクエスト情報20に基づいて、中継センター80とのAPI連携により、電子債権記録機関70に、リクエストに対応する電子債権データがあるか否かを照会し、電子債権データがある場合には当該電子債権データを受信する。受信した電子債権データは、ストレージ16の状況管理情報22に記憶される。該当する電子債権データがない場合には、その旨を状況管理情報22に記憶する。さらに、API連携による電子債権データの自動取得を実行した履歴が、ストレージ16の実行履歴情報24として記憶される。
結果送付・問合せ受付手段36は、API連携手段34による電子債権データの自動取得結果に基づいてユーザ端末40へ送信するレスポンスを生成し、ストレージ16にレスポンス情報26として記憶する。レスポンス情報26には、例えば、送受信履歴や、債権情報、電子債権データの有無に関するユーザへのメッセージなどが含まれる。結果送付・問合せ受付手段36は、また、電子債権管理アプリケーション60から、自動取得結果があるかどうかの定期的な問合せを受け付ける。そして、ユーザ端末40で電子債権管理アプリケーション60が起動されたとき、あるいは起動中に、ネットワークを介してユーザ端末40へ電子債権データやメッセージを送信し、電子債権データを取り込みさせ、ユーザ端末40の表示部52にメッセージを表示させるものである。
メッセージを受信したユーザ端末40では、電子債権管理アプリケーション60の表示画面124に、取得データの有無に関するメッセージが表示される。なお、取得データの有無に関するメッセージとは、例えば、管理サーバ10で受信した電子債権データをユーザ端末40で受入れ済みか否かのメッセージなどである。
<ユーザ端末の構成>・・・次に、図4を参照して、ユーザ端末40の構成を説明する。ユーザ端末40は、プロセッサ42、メモリ44、ストレージ46、通信部48、入力部50、表示部52を備え、これらは図示しないバスにより接続されている。プロセッサ42は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により構成され、メモリ44に記憶された各種プログラムを読み出して実行することで、各種処理を行う。前記メモリ44は、プロセッサ42により実行させるプログラムを記憶するものであり、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)により構成される。本実施形態では、メモリ44には、後述する電子債権管理アプリケーション60が記憶されている。
通信部48は、ネットワークを介して管理サーバ10へスケジュール登録をしたり、管理サーバ10から電子債権データの有無やその受入れ状況に関するメッセージ受信したり、管理サーバ10から電子債権データ(債権情報)を受信したりするものである。むろん、必要に応じて、他の情報の送受信を行うようにしてもよい。
入力部50は、キーボードやタッチパネルであるが、これに限定されない。表示部52は、ディスプレイやタッチパネルがあるが、これも限定されるものではない。
電子債権管理アプリケーション60は、電子債権管理手段62と、債権債務データ64と、債権開示情報データ66と、支払データ68を備えている。
電子債権管理手段62は、管理サーバ10へ、自動取得結果があるかどうかを定期的に問い合わせたり、電子債権データを取得するタイミングを登録する。また、電子債権管理アプリケーション60は、管理サーバ10から各種データを受信し、取得したデータの確認や受け入れ、電子債権による債務の振り出し(支払手形の振り出し)、電子債権による債権の受領、債務者の預金口座から債権者の預金口座へ債権の金額が口座送金されることによる期日決済の確認などを行う。
債権債務データ64は、管理サーバ10のAPI連携手段34が中継センター80を介して電子債権記録機関70から取得し、ユーザ端末40へ送信した債権情報を記憶したものである。債権債務データ64には、債務情報も記憶される。
債権開示情報データ66は、管理サーバ10のAPI連携手段34が中継センター80を介して電子債権記録機関70から取得し、ユーザ端末40へ送信した債権開示情報を記憶したものである。なお、管理サーバ10がAPI連携手段34によって、入出金明細情報を取得した場合には、当該入出金明細情報と債権開示情報データ66に基づいて、入金決済日もしくはその翌日の決済処理が可能となる。
支払データ68は、管理サーバ10のAPI連携手段34を介して中継センター80へ、電子記録債権の振り出し請求(発生記録請求)をファイル渡し(一括記録請求)で行う場合の支払データを記憶したものである。
<電子債権受領処理>・・・次に、本実施形態の管理サーバ10による電子債権受領処理について、図5及び図8~図11を参照して説明する。図5は、従来技術及び本実施形態による電子債権受領時の処理手順を示す概念図、図8~図11は、ユーザ端末40に表示される画面の一例を示す図である。本実施形態によれば、まず、管理サーバ10のスケジュール受付手段30は、ユーザ端末40からネットワーク及び通信部28を介して、電子債権データを取得するスケジュールを受信して受け付ける。
図8には、ユーザ端末40の表示部52に表示されるスケジュール登録画面110の一例が示されている。スケジュール登録画面110は、電子債権管理アプリケーション60内のメニューから表示させることができる。ユーザ41が入力部50を使用してスケジュール登録画面110に入力し、登録のボタン112を押すことで、登録リクエストがネットワークを通じて管理サーバ10へ送信され、管理サーバ10ではスケジュール受付手段30が受信したスケジュール登録のリクエストを受け付け、受け付けたスケジュールをストレージ16のスケジュール情報18に記憶する。
図8のスケジュール登録画面110では、スケジュール名、会社銀行コード、口座情報、サービスの種類、請求者区分、日付指定方法などが指定可能となっているが、これに限定されるものではない。例えば、毎月何日に電子債権データを取得するというスケジュールであってもよいし、毎週何曜日に電子債権データを取得する、何日毎に電子債権データを取得するというものであってもよい。また、登録された直近のスケジュール間隔が所定の日数以上である場合には、その間に、所定の間隔で電子債権データを自動取得する設定と組み合わせるという指定を行えるようにしてもよい。なお、図8のスケジュール登録画面110は、接続先銀行設定を行う画面(図示せず)において、スケジュール設定を行うことを選択した場合に表示されるようにし、スケジュール設定をしない場合には、データ取得が定期的に行われるようにしてもよい。
次に、管理サーバ10のスケジュール管理手段32は、スケジュール受付手段30によって受け付けたスケジュール情報18を管理し、スケジュールの順序に沿ってAPI連携による電子債権データ取得のリクエストを生成する。生成したリクエストは、ストレージ16のリクエスト情報20に記憶される。
管理サーバ10のAPI連携手段34は、スケジュール管理手段32により生成されたリクエスト情報20に基づいて、中継センター80とのAPI連携により、電子債権機関70に、当該リクエストに該当する電子債権データがあるか否かを照会し、電子債権データがある場合には、当該電子債権データを受信する。受信した電子債権データ(債権情報)は、ストレージ16の状況管理情報22に記憶される。該当する電子債権データがない場合には、その旨が状況管理情報22に記憶される。また、API連携手段34により電子債権データの自動取得を実行した履歴が、ストレージ16の実行履歴情報24として記憶される。
そして、結果送付・問合せ受付手段36は、電子債権管理アプリケーション60の起動時及び起動中に定期的に自動取得結果があるかどうかの問合せを受け付け、データがある場合には、API連携手段34による電子債権データの自動取得結果(受信履歴、債権情報、電子債権データの取得の有無に関するユーザへのメッセージなど)をユーザ端末40に送信する(図5(B)のステップS20)。これにより、ユーザ41は、ユーザ端末40の電子債権管理アプリケーション60起動することにより、ネットワークを介して自動的に取り込まれた債権情報や取得データの有無に関するメッセージを確認することができる(図5(B)のステップS22)。なお、取得データの有無に関するメッセージとは、例えば、管理サーバ10で受信した電子債権データをユーザ端末40で受入れ済みか否かのメッセージである。
図9(A)には、電子債権管理アプリケーション60の起動時に、表示されるメインメニュー画面120が示されている。メインメニュー画面120には、「API連携で未受入データがあります。受入処理を行いますか?」というメッセージが表示されている。ここで、「OK」のボタン122を押すことにより、図10に示すデータ受信の送受信履歴画面130が開き、個別の「データ受入」ボタン132を押すか、チェックを入れて「一括受入」のボタン134を押すことにより、図11に示すデータ受入画面140へ進むことができる。ユーザ41がここでデータチェック後、受入可否をステータスに表示し、受入可能データがあれば、「受入」ボタン142を押すと、データ受入処理を実行することができる。
図9(B)には、電子債権管理アプリケーション60の起動中に示されるメインメニュー画面124が示されている。メインメニュー画面124の下方には、未受入のデータに関するメッセージ126が表示されている。この場合、ユーザ41は、受信履歴メニューを開き、受信データの確認とデータの受入を行う(図10及び図11)。
従来では電子債権を受領して電子債権管理アプリケーション60に取り込むためには、債権発生の通知メールを受領したら、ネットワークを介して中継センター80へログインし(図5(A)のステップS10)、債権照会画面で条件を指定して受領債権の検索を行い、検索結果(債権情報)のファイルをダウンロードし(図5(A)のステップS12)、電子債権管理アプリケーション60を起動してダウンロードしたファイルの取込を行う(図5(A)のステップS14)という手順が必要となる。これに対し、本実施形態では、所定のタイミングで管理サーバ10が自動的に債権情報を取得し、電子債権管理アプリケーション60の起動時及び起動中に、取得データの有無に関するメッセージを表示し、ユーザ41は取得データの確認や受入を行う。このため、メールの煩雑さによる業務効率の低下や、通知メールを受信する都度システムに接続してファイルをダウンロードすることによるデータ取得漏れのおそれがなくなり、データの取得漏れを防止し、高い業務効率を実現できる。
<電子債権入金決済時の処理>・・・次に、本実施形態の管理サーバ10による電子債権入金決済時の処理について、図6を参照して説明する。図6は、従来技術及び本実施形態による電子債権入金決済時の処理手順を示す概念図である。図6(B)に示すように、本実施形態では、管理サーバ10によって、所定のタイミングで、API連携手段34が中継センター80を介して電子債権記録機関70から債権開示情報を取得し(ステップS40)、ユーザ41が電子債権管理アプリケーション60を起動したとき及び起動中に、債権開示情報を自動取込し、未受入のデータがある場合には、メッセージ表示を行う。ここで、前記図9(A)又は(B)に示す画面から、図10に示す送受信履歴画面130に移ることで、サービス名「開示結果照会」で示されている欄の個別の「データ受入」ボタン132または、チェックを付けたデータの「一括受入」ボタン134を押すことにより、データ受入処理を実行することができ、ユーザ41は、債権開示情報を確認することができる(ステップS42)。
従来技術によれば、債権開示情報を取り込むためには、図6(A)に示すように、ネットワークを介して中継センター80へログインし(ステップS30)、条件を指定して債権開示情報の検索を行い、検索結果(債権開示情報)のファイルをダウンロードし(ステップS32)、電子債権管理アプリケーション60を起動してダウンロードしたファイルの取込(ステップS34)という手順が必要となる。これに対し、本実施形態では、所定のタイミングで管理サーバ10が自動的に債権開示情報を取得するため、データ取得漏れのおそれがなくなる。また、操作の手間の削減、所要時間の短縮、操作ミスの減少などにより利便性向上を図ることができる。なお、管理サーバ10がAPI連携手段34によって、入出金明細情報を取得した場合には、当該入出金明細情報と債権開示情報データ66に基づいて、入金決済日もしくはその翌日の決済処理が可能となる。
<電子債権振り出しデータの一括請求時の処理>・・・次に、本実施形態の管理サーバ10による電子債権振り出しデータの一括請求時の処理について、図7を参照して説明する。図7は、従来技術及び本実施形態による電子債権振り出しデータの一括請求時の処理手順を示す概念図である。図7(B)に示すように、本実施形態では、ユーザ41が電子債権での支払を行う場合(ステップS60)には、電子債権管理アプリケーション60と管理サーバ10がAPI連携し、支払データ68から振り出しデータ(一括記録請求データ)を出力して、API連携手段34が、ネットワークを介して所定のタイミングで中継センター80に一括記録(発生記録)請求をする(ステップS62)。
図7(A)に示す従来技術では、電子債権の振り出し請求(発生記録請求)をファイル渡し(一括記録)で行う場合は、ユーザ41の電子債権管理アプリケーション60からファイル渡しの電子記録債権振り出しデータ(一括記録請求データ)を出力して(ステップS50)、ネットワークを介して中継センター80へログインし、中継センター80の画面で一括記録請求データをアップロードする操作が必要となる(ステップS52)。
このように、本実施形態によれば、電子債権管理アプリケーション60から中継センター80へのファイル渡しの電子記録振り出しデータ(一括記録請求データ)の連携が可能になり、操作の手間の削減、所要時間の短縮、操作ミスの減少などにより利便性向上を図ることができる。
<効果>・・・以上説明した実施形態によれば、API連携により、ユーザ端末40から受け付けたスケジュールに基づいて電子債権データを取得し、取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させることとした。このため、ユーザは取得したデータの確認や受け入れが可能となり、データの取得漏れがなくなり、通知メールを受信する都度システムにアクセスしてデータを確認・取得という操作を省略することができて高い業務効率が実現できる。
なお、上述した実施形態は一例であり、同様の効果を奏する範囲内で適宜変更が可能である。また、管理サーバ10は、ユーザ端末40からのスケジュールの登録がない場合には、所定の間隔で定期的に、自動的に電子債権データを取得してもよい。また、管理サーバ10は、単体のコンピュータであってもよく、例えば、端末であってもよい。また、上述した機能構成が、それぞれ異なるコンピュータで実行されるコンピュータシステム(クラウド)であってもよい。さらに、本実施形態の管理サーバ10で実行される機能の全部または一部を、ユーザ端末40側が備えるようにしてもよい。あるいは、本実施形態の電子債権管理アプリケーション60で実行される機能の全部または一部を、管理サーバ10が備えるようにしてもよい。また、本発明は、サーバ50で実行されるプログラムとして提供されてもよい。このプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録された状態で提供されていてもよいし、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。また、本発明は、方法の発明として提供されてもよい。
本発明によれば、電子債権の管理において、API連携により、所定のタイミングで電子債権データを自動取得し、取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させることとした。このため、ユーザは取得したデータの確認や受け入れが可能となり、データの取得漏れがなくなり、通知メールを受信する都度システムにアクセスしてデータを確認・取得という操作を省略することができて高い業務効率が実現できるため、電子債権管理システムに好適である。
10:管理サーバ
12:プロセッサ
14:メモリ
16:ストレージ
18:スケジュール情報
20:リクエスト情報
22:状況管理情報
24:実行履歴情報
26:レスポンス情報
28:通信部
30:スケジュール受付手段
32:スケジュール管理手段
34:API連携手段
36:結果送付・問合せ受付手段
40:ユーザ端末
41:ユーザ
42:プロセッサ
44:メモリ
46:ストレージ
48:通信部
50:入力部
52:表示部
60:電子債権管理アプリケーション
62:電子債権管理手段
64:債権債務データ
66:債権開示情報データ
68:支払データ
70:電子債権記録機関
80:中継センター
90:金融機関
100:全体システム
110:スケジュール登録画面
112:ボタン
120、124:メインメニュー画面
122:ボタン
126:メッセージ
130:受信履歴画面
132、134:ボタン
140:データ受入画面
142:ボタン

Claims (3)

  1. 電子債権を管理する電子債権管理システムであって、
    API連携により、所定のタイミングで電子債権データを自動取得するAPI連携手段と、
    取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させるメッセージ送付手段と、
    前記ユーザ端末から、電子債権データを取得するスケジュールを受け付けるスケジュール受付手段と、
    受け付けたスケジュールを管理し、前記スケジュールに従って、前記API連携手段に電子債権データの取得指示をするスケジュール管理手段と、
    を備える電子債権管理システム。
  2. 子債権管理システムによって実行される電子債権管理方法であって、
    API連携により、所定のタイミングで電子債権データを自動取得するステップと、
    取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させるステップと、
    前記ユーザ端末から、電子債権データを取得するスケジュールを受け付けるステップと、
    受け付けたスケジュールを管理し、前記スケジュールに従って、API連携による電子債権データの取得指示をするステップと、
    を備える電子債権管理方法。
  3. コンピュータに、電子債権を管理する電子債権管理処理を実行させるプログラムであって、
    API連携により、所定のタイミングで電子債権データを自動取得するステップと、
    取得データの有無に関するメッセージを、ユーザ端末の表示部に表示させるステップと、
    前記ユーザ端末から、電子債権データを取得するスケジュールを受け付けるステップと、
    受け付けたスケジュールを管理し、前記スケジュールに従って、API連携による電子債権データの取得指示をするステップと、
    を実行させるための電子債権管理プログラム。
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