JP7426297B2 - 検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置および検査装置に関し、例えば、原子炉などの容器の内壁の検査に適用して有効な技術に関する。
特開2003-185783号公報(特許文献1)には、原子炉圧力容器内部をカメラで撮像し、画像による目視検査を行う検査装置が記載されている。特開2011-317788号公報(特許文献2)には、複数のライトを選択的に点灯させて撮影した画像の差分からコンクリートのひびなどの欠陥を視認する方法が記載されている。特表2019-517003号公報(特許文献3)には、容器の内壁の検査装置ではないが、暗視野照明下で取り込まれた線画像と、明視野照明下で取り込まれた線画像との差分から、紙などのシート要素の表面において、反射率が高い領域を識別する方法が記載されている。
構成が記載されている。
特開2003-185783号公報 特開2011-317788号公報 特表2019-517003号公報
原子炉などの容器の内壁に生じた亀裂などの欠陥を検査する方法として、容器内にカメラを配置し、被検面である内壁に照明を当てて撮像する方法がある。容器が例えばステンレス鋼などの金属から成る場合、内壁表面は概ね反射性の表面であるが、部分的に拡散性のテクスチャを有する領域が混在する。このように、反射性の表面と拡散性の表面が混在する内壁表面において、亀裂を検査する場合、得られた画像において、亀裂と拡散性のテクスチャとを区別することが難しい。
本発明の目的は、反射性面と拡散性面とが混在する被検面の検査において、亀裂などの欠陥を検出し易くする技術を提供することにある。
一実施の形態である照明装置は、被検面で反射してカメラに入射する光を照射する反射光用照明部と、前記被検面で拡散して前記カメラに入射する光を照射する拡散光用照明部と、を有する。前記カメラの視野内には、前記被検面を仮想的な鏡面とする前記反射光用照明部の光源の虚像があり、前記被検面を仮想的な鏡面とする前記拡散光用照明部の光源の虚像がない。
ほかの実施の形態である検査装置は、被検面を撮像するカメラと、前記被検面で反射して前記カメラに入射する光を照射する反射光用照明部と、前記被検面で拡散して前記カメラに入射する光を照射する拡散光用照明部と、を有する。前記カメラの視野内には、前記被検面を仮想的な鏡面とする前記反射光用照明部の光源の虚像があり、前記被検面を仮想的な鏡面とする前記拡散光用照明部の光源の虚像がない。
本願において開示される発明によれば、反射性面と拡散性面とが混在する被検面の検査において、亀裂などの欠陥を検出し易くすることができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
一実施の形態である検査装置の構成例を模式的に示す説明図である。 図1に示す照明装置をカメラの光軸の方向から視た平面図である。 図1に示す照明装置が備える輝度制御部の接続関係を模式的に示す説明図である。 図1に示す反射光用照明部から出射された光の経路を模式的に示す説明図である。 図1に示す拡散光用照明部から出射された光の経路を模式的に示す説明図である。 図1に示す被検面の一部分を示す平面図である。 図6に示すA-A線に沿った拡大断面図である。 図6に示す被検面において明視野照明(反射光用照明)と暗視野照明(拡散光用照明)の輝度のバランスにより像の見え方の違いを示す図である。 明視野照明および暗視野照明の輝度を自動で調整するシステムの処理フローを示す説明図である。 図9に示すバランス調整の各ステップを実施するコンピュータの構成例を示す説明図である。 図1に対する変形例である検査装置の構成例を模式的に示す要部断面図である。 図1に対する他の変形例である検査装置の構成例を模式的に示す要部断面図である。 図12に示す反射光用照明部から出射された光の経路を模式的に示す説明図である。 図12に示す拡散光用照明部から出射された光の経路を模式的に示す説明図である。
以下の実施の形態を説明するための各図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、機能的に同じ要素は同じ番号又は対応する番号で表示される場合もある。また、以下では、図面をわかりやすくするために平面図であってもハッチングを付す場合がある。なお、添付図面は本開示の原理に則った実施形態と実装例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。本明細書の記述は典型的な例示である。
本実施形態では、当業者が本開示を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本開示の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。
以下の実施の形態の説明では、検査装置(および検査装置の一部分である照明装置)の一例として、原子炉の圧力容器の内壁に生じた亀裂(欠陥)を検出する検査装置を取り上げて説明する。ただし、以下で説明する技術は、種々の変形例に適用可能である。
<検査装置の構成例>
図1は、本実施の形態の検査装置の構成例を模式的に示す要部断面図である。図1では、結像レンズであるレンズ112を介した場合のカメラ110の視野範囲105を二点鎖線で示し、カメラ110の光軸113を一点鎖線で示している。図2は、図1に示す照明装置をカメラの光軸の方向から視た平面図である。図3は、図1に示す照明装置が備える輝度制御部の接続関係を模式的に示す説明図である。図4は、図1に示す反射光用照明部から出射された光の経路を模式的に示す説明図、図5は、図1に示す拡散光用照明部から出射された光の経路を模式的に示す説明図である。図1に示す検査装置100は、原子炉(容器)101の被検面(検査対象面)102である内壁面をカメラ110により撮像し、欠陥である亀裂104を検出する装置である。以下、検査装置100を用いた原子炉101の被検面102の検査方法について説明する。
検査装置100は、被検面102を撮像するカメラ110と、被検面102を照射する照明装置(照明部)200と、を有する。照明装置200は、被検面102で反射してカメラ110に入射する光を照射する反射光用照明部(明視野照明部)210と、被検面102で拡散してカメラ110に入射する光を照射する拡散光用照明部(暗視野照明部)220と、を有する。また、カメラ110の視野範囲105内には、被検面102を仮想的な鏡面とする反射光用照明部210の光源の虚像211があり、被検面102を仮想的な鏡面とする拡散光用照明部220の光源の虚像221がない。言い換えれば、虚像211は、カメラ110の視野範囲105の範囲内にあり、虚像221は、視野範囲105の視野範囲105の範囲外にある。
カメラ110は、イメージセンサ111と、イメージセンサ111および被検面102との間に配置されるレンズ(結像レンズ)112と、を備える。イメージセンサ111とレンズ112とを結ぶ光軸113の延長線上には、被検面102が存在する。レンズ112には、イメージセンサ111に結像できる範囲などの条件によって制約される画角範囲がある。この画角範囲がカメラ110の視野範囲105に相当する。
カメラ110は、伝送回路120と電気的に接続される。伝送回路120は、ケーブル121、および画像処理回路122を介して表示装置123と電気的に接続される。カメラ110により撮像された画像は、伝送回路120によって、SDI、HDMI、GigEなどのデジタルビデオ信号規格の映像信号に変換され、画像処理回路122に送信される。映像信号は、画像処理回路122において処理され、表示装置123に伝送される。表示装置123は、カメラ110により撮像された映像をリアルタイムで表示することができる。このため、例えば、表示装置123の前にオペレータがいる場合、オペレータは、表示装置123による表示画像に基づいて、カメラ110による撮影の状態、あるいは、被検面102の状態を観察することができる。
カメラ110および伝送回路120は、放射線を減衰させるタングステンや鉛などの金属から成る筐体106内に収容される。被検面102の検査時には、筐体106は、原子炉101内に搬入される。ケーブル121は、筐体106を貫通するように設けられ、原子炉101の外部に導出される。このように、原子炉101内に搬入される部品(カメラ110および伝送回路120)が筐体106に覆われていることにより、原子炉101内の放射線の影響によりカメラ110や伝送回路120が誤動作することを抑制できる。
図2に示すように、反射光用照明部210および拡散光用照明部220のそれぞれは、環状に形成されたリング照明であり、カメラ110(図1参照)およびレンズ112の光軸113の周囲に配置される。図2に示す例では、光軸の周囲に、環状の反射光用照明部210が配置され、その外周にリング状の拡散光用照明部220が配置される。反射光用照明部210および拡散光用照明部220のそれぞれは、図示しないLED(Light Emitting Diode)などの光源と、光源から出力された光を面光源化する拡散性導光板(図示は省略)を備える。
図3に示すように、照明装置200は、反射光用照明部210から照射される光の輝度(光量)、および拡散光用照明部220から照射される光の輝度(光量)のそれぞれを制御する輝度制御部(光量制御部)230を有する。反射光用照明部210は、ケーブル212を介して輝度制御部230に電気的に接続される。拡散光用照明部220は、ケーブル222を介して輝度制御部230に電気的に接続される。輝度制御部230は、反射光用照明部210および拡散光用照明部220のそれぞれの輝度を、互いに独立して制御可能である。例えば、反射光用照明部210および拡散光用照明部220のいずれか一方の輝度をゼロ(消灯状態)にすることもできる。輝度制御部230は、例えば、図1のカメラ110に内蔵されている。あるいは、原子炉101の外側に配置され、ケーブル212および222が原子炉101の外部にまで引き出されている場合もある。
図1を用いて説明したように、本実施の形態の検査装置100が有するカメラ110の視野範囲105内には、被検面102を仮想的な鏡面とする反射光用照明部210の光源の虚像211があり、被検面102を仮想的な鏡面とする拡散光用照明部220の光源の虚像221がない。この場合、図4に点線で模式的に示すように、反射光用照明部210から出射された光213は、被検面102で反射され、カメラ110に受光される。詳しくは、被検面102で反射した光213は、レンズ112を介してイメージセンサ111に受光される。また、図5に示すように、拡散光用照明部220から出射された光223は、被検面102で反射され、カメラ110には受光されない。詳しくは、被検面102で反射した光223は、レンズ112以外の位置に向かって反射されるので、結果的に反射光が受光されない。一方、被検面102で拡散された光の一部は、図4および図5に示すレンズ112に入射し、レンズ112を介してイメージセンサ111に受光される。
検査装置100を用いた検査方法の場合、反射光用照明部210および拡散光用照明部220のそれぞれを用いる。虚像211および虚像221とカメラ110の視野範囲105との関係を調整することにより、反射光用照明部210から照射される光213(図4参照)は主に反射光がカメラ110に受光され、拡散光用照明部220から照射される光223は、拡散光のみがカメラ110に受光される。
図2を用いて説明したように、反射光用照明部210および拡散光用照明部220はリング照明であり、中央部には、レンズ112を配置するための開口部がある。また、図1に示すようにカメラ110の光軸113上には、反射光用照明部210の光源の虚像211が存在せず、穴が開いた状態である。このため、被検面102のうち、光軸113と重なる点付近の領域(中央領域)はその周囲の領域と比較して観察し難いという懸念がある。ただし、以下のように、被検面102の検査では、虚像211はぼけた状態で撮影される。すなわち、被検面102の検査においては、被検面102に焦点を合わせるようにレンズ112を配置する。このため、反射光用照明部210の光源の虚像211には焦点は合わず、虚像211は、ぼけた状態で撮影される。したがって、レンズ112を配置する開口部に起因する穴とその周囲との境界は、ぼやけて光が広がる。この結果、穴にはこの光が充填される方向で緩和される。また、ぼけた画像は、画像処理回路122において補正されるので、表示装置123で視認する際には補正後の画像を確認できる。
<2種類の照明の制御>
次に、反射光用照明部210および拡散光用照明部220の輝度をそれぞれ制御して検査する方法について説明する。図6は、図1に示す被検面の一部分を示す平面図である。図7は、図6に示すA-A線に沿った拡大断面図である。
本実施の形態のように金属製の容器壁面の場合、壁面の表面は、入射光のほとんどを正反射させる、ほぼ鏡面と見なせるような面のみで構成されていると考えた。ところが、本願発明者が調査したところ、互いに異なる光学特性を備えた領域が分布していることが判った。すなわち、図6および図7に示すように、被検面102は、正反射光よりも散乱する拡散光の方が多い、拡散性の特性を備える領域131と、拡散光よりも正反射光の方が多い、反射性の特性を備える領域132と、を備える。反射性の特性を備える領域132では、実質的に鏡面と見做せる程度の光学特性を備える。拡散性の領域131は、反射性の領域132の間に分散している。このようにベース面の光学特性が一定しない状態で、亀裂104を検出する必要がある。
亀裂104は、図7に示すように、断面視においてV字の谷のような形状を備える。亀裂104の性質上、亀裂104の幅104Wの長さに対して深さ104Dが長く(深く)なり易い。一例としては、幅104Wが10μm程度とすると、深さ104Dは10mm程度である。亀裂104のようにV字の谷の幅104Wが狭く、深さ104Dが深い場合に光が入射すると、V字の谷の両側面で何度も反射しながら吸収される。この結果、ほとんどの光は被検面102の外部に出射されず、見かけ上反射も散乱もされない状態になると想定される。ただし、幅104Wの狭い亀裂104をカメラ110(図1参照)で結像する場合、幾何学的な亀裂104の像の幅は、イメージセンサ111の画素の大きさより小さいことが想定される。この場合、画像として出力される亀裂104の像は、画素の面積に対してその画素内の幾何学的な亀裂104の像の面積が占める比率だけコントラストが低下するので、本来よりも明るくなって周辺から識別される。したがって、亀裂104も真っ暗ではなく、亀裂104周辺の輝度からの輝度低下として認識される。
図8は、図6に示す被検面において明視野照明(反射光用照明)と暗視野照明(拡散光用照明)の輝度のバランスにより像の見え方の違いを示す図である。図8において、像240Aは、明視野照明の輝度が暗視野照明の輝度に対して強すぎる状態を示す。像240Bは、明視野照明および暗視野照明の輝度のバランスが良く、亀裂104が視認しやすい状態を示す。像240Cは、暗視野照明の輝度が明視野照明の輝度に対して強すぎる状態を示す。
像240Aのように、明視野照明の輝度が強い場合、反射性の領域131が明るく、拡散性の領域131は暗く視認される。この場合、亀裂104と領域131との識別が難しく、亀裂104の視認性が低下する。一方、像240Cのように、暗視野照明が強い場合、領域131は暗く、領域132は明るく視認される。この場合、亀裂104と領域131の識別が難しく、亀裂104の視認性が低下する。像240Bの場合、明視野照明および暗視野照明のそれぞれの輝度を互いに独立して制御することにより、亀裂104の視認性を向上させている。像240Bの例では、像240Aや240Cにおいて視認される領域131および領域132のそれぞれが、互いに同程度の明るさになるように調整する。言い換えれば、領域131および領域132の明るさの差異が小さくなるように調整する。この結果、亀裂104の像と、他の部分の像との差異が明確化され、亀裂104の視認性が向上する。実用上、亀裂104の存在確率は、領域131および領域132のうち、面積が小さい方の存在確率よりも小さいと考えられる。このため、上記した輝度のバランスの調整において、亀裂104が視認できないように調整されてしまうことはない。
なお、図8の像240Bでは、領域131および領域132の明るさが全く同じになった理想的な状態を示している。ただし、目視または回路的な検出処理によって、亀裂104が検出可能であり、かつ、誤検出を防止ないしは抑制できる範囲内であれば、領域131および領域132の明るさに若干の差異があってもよい。
上記した明視野照明および暗視野照明のそれぞれの輝度の調整、言い換えれば、図1に示す反射光用照明部(明視野照明)210および拡散光用照明部(暗視野照明)220の輝度の調整は、例えばオペレータにより手動で行うことができる。点検作業員であるオペレータは、表示装置123に表示された画像をリアルタイムにも駆使しながら図8に示す亀裂104以外の像のコントラストが小さくなるように調整する。被検面102の状態は、一様とは考えにくく、検査対象が変われば様々な状態になることが予想される。例えば、被検面102全体において、図6および図7に示す反射性の領域132が殆どなく、大部分が拡散性の領域131である視野範囲が存在する場合、あるいはその反対に、大部分が反射性の領域132である場合が考えられる。また、一つの被検面102に対して複数の視野範囲で撮像し、検査する場合、視野範囲事に被検面102の状態が異なることも考えられる。このように被検面102において、反射性の領域132と拡散性の領域131との分布が偏っている場合、バランス調整の一態様として、拡散光用照明部220および反射光用照明部210のいずれか一方を点灯し、他方は消灯する調整もあり得る。
<バランス調整の自動制御>
次に、上記した輝度のバランス調整を図1に示す画像処理回路を用いて自動的に行うシステムについて説明する。図9は、明視野照明および暗視野照明の輝度を自動で調整するシステムの処理フローを示す説明図である。図10は、図9に示すバランス調整の各ステップを実施するコンピュータの構成例を示す説明図である。図10に示すコンピュータ125は、図1に示す検査装置100の一部を構成する装置であって、図1に示す画像処理回路122、図3を用いて説明した輝度制御部(光量制御部)230、および図9に示すステップS13において輝度の変更の要否を判定する判定処理部126を有している。図10に示すコンピュータ125が実施する処理として各ステップを説明する。
図9に示す輝度のバランス調整システムは、ステップS11、S12、S13、S14、およびS15を備える。ステップS11では、まず、コンピュータ125(図10)の輝度制御部230(図10参照)は、暗視野照明である拡散光用照明部220(図10参照)を点灯する。この状態で、図1に示すカメラ110で被検面102の視野範囲内を撮像する。ステップS11に続くステップS12では、コンピュータ125の画像処理回路122は、イメージセンサ111から取得した画像データに対し、2次元フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を行い、直流(DC:Direct Current)成分の輝度と、直流成分の輝度で規格化した直流成分以外の交流(AC:Alternating Current)成分の輝度と、を算出する。
ステップS13では、コンピュータ125の判定処理部126(図10参照)は、交流成分の輝度を直流成分の輝度で除した値(以下、AC/DCと記載する)と予め設定された基準値とを比較して、計算結果が基準値未満になっているかどうかを判定する。判定処理部126は、カメラ110(図1参照)が撮像した画像データに基づいて、反射光用照明部210(図10参照)から照射される光の輝度、および拡散光用照明部220(図10参照)から照射される光の輝度の少なくともいずれか一方の輝度の変更要否を判定する機能を備える。図9に示すシステムの一例では、判定処理部126は、反射光用照明部210から照射される光の輝度の変更要否を判定する。ステップS12のFFT像の計算では、画像の空間スペクトルを算出する。図6に例示するように、被検面102に拡散性の領域131と反射性の領域132とが混在する場合、AC/DCが基準値以上の値となるように基準値は設定される。
ステップS13において、AC/DCが基準値以上と判定された場合、図10に示すコンピュータ125の判定処理部126は、輝度の変更要否の判定処理データ(図9に示すフローでは、変更要のデータ)を輝度制御部230に出力する。ステップS14として、図2に示すコンピュータ125の輝度制御部230は、判定処理部126から伝送された判定データに基づき、明視野照明である反射光用照明部210を点灯する。あるいは、反射光用照明部210が既に点灯している場合には、反射光用照明部210の輝度を増大させる。以下、ステップS13において、AC/DCが基準値未満となるまで、コンピュータ125は、ステップS12~S14を繰り返して実行する。
ステップS13において、AC/DCが基準値未満と判定された場合、輝度のバランス調整となる。この時、図10に示すコンピュータ125の判定処理部126は、上記した輝度の変更不要の判定処理データを輝度制御部230に出力する。また、判定処理部126は、画像処理回路122に調整完了のデータを出力する。ステップS15では、図10に示すコンピュータ125の画像処理回路122は、判定処理部126から受信した調整完了のデータに基づき、画像データを図1に示す表示装置123に出力する。
なお、図9では、暗視野照明を先に点灯させた後、明視野照明の輝度を調整する方法について例示的に説明したが、変形例として、明視野照明を先に点灯させた後、暗視野照明の輝度を調整する方法とすることができる。また、ステップS11において点灯する照明の輝度は、最大値であってもよいが、最大輝度に対して半分から7割程度とする場合もある。この場合、コンピュータ125の判定処理部126において、判定処理に供されるAC/DCの値に応じて、暗視野照明および明視野照明のいずれか一方または両方の輝度を変更するように、フィードバックループを構成する方式を用いる場合もある。
上記したように、明視野照明および暗視野照明の輝度のバランス調整を自動化することにより、点検作業員であるオペレータの作業負担を低減し、バランス調整の基準を安定させることができる。
<変形例1>
次に、図1に示す検査装置100に対する変形例について説明する。図11は、図1に対する変形例である検査装置の構成例を模式的に示す要部断面図である。図11に示す検査装置100Aは、イメージセンサ111とレンズ112とを結ぶ光の経路中に、反射ミラー114が配置されている点で図1に示す検査装置100と相違する。また、検査装置100Aの場合、レンズ112を通過した検出光は、反射ミラー114により反射してイメージセンサ111に受光される点で図1に示す検査装置100と相違する。
詳しくは、検査装置100Aのカメラ110は、結像レンズであるレンズ112と、レンズ112を介して光(検出光)を受光するイメージセンサ111と、を備える。レンズ112とイメージセンサ111との間の光の経路中には反射ミラー114が配置される。イメージセンサ111および反射ミラー114は金属製の筐体106内に収容される。筐体106には、レンズ112を取り付ける開口部106Hが形成される。イメージセンサ111は、開口部106Hと反射ミラーとを直線的に結ぶ仮想線の延長線VL1から外れた位置に配置される。筐体106は屈曲した形状になっており、開口部の延長線上とは異なる位置にイメージセンサ111が配置されている。この場合、原子炉101内の放射線が開口部106Hから筐体106内に侵入した場合でも、イメージセンサ111に直接的に照射されることを抑制できる。このため、放射線の影響によるイメージセンサ111の故障、あるいは誤動作を抑制することができる。
検査装置100Aは、上記した相違点を除き、図1に示す検査装置100と同様である。したがって重複する説明は省略する。なお、図1では、符号の図示は省略したが、図1に示す筐体106も、図11に示す筐体106と同様にレンズ112が取り付けられる開口部106Hを備える。ただし、検査装置100の場合には、反射ミラー114が無いので、開口部106Hの延長線上にイメージセンサ111が配置される。このため、開口部106Hから侵入した放射線がイメージセンサ111に照射される可能性がある。
<変形例2>
図12は、図1に対する他の変形例である検査装置の構成例を模式的に示す要部断面図である。図13は、図12に示す反射光用照明部から出射された光の経路を模式的に示す説明図、図14は、図12に示す拡散光用照明部から出射された光の経路を模式的に示す説明図である。本変形例では、カメラ110の光軸113が、被検面102の法線方向に対して傾斜する実施態様について説明する。
図12に示す検査装置100Bは、カメラ110の光軸113が、被検面102の法線方向に対して傾斜している点で、図1に示す検査装置100および図11に示す検査装置100Aと相違する。また、検査装置100Bは、被検面102を仮想的な鏡面とする反射光用照明部250の光源(光源と見做す拡散板253)の虚像254が、カメラ110の光軸113の延長線上にある点で、図1に示す検査装置100および図11に示す検査装置100Aと相違する。このように明視野照明である反射光用照明部250の光源と見做す拡散板253の虚像254が光軸113の延長線上に配置されていることで、光軸113と被検面102とが交わる点の近辺を、他の領域と同様に、高精度で観察することができる。
詳しくは、検査装置100Bの反射光用照明部250は、LEDアレイ251、シリンドリカルレンズ252、および拡散板253を備える。LEDアレイ251は、光を発生させる光源であり、複数のLED(Light Emitting Diode)素子が配列された半導体部品である。複数のLED素子は、図12の紙面に対して垂直な方向に配列されている。シリンドリカルレンズ252は、LEDアレイ251から受けた光をシートビームに変換する光学素子である。シリンドリカルレンズ252は、図12の紙面に垂直な方向に長手方向を持ち、LEDアレイ251から受けた光を紙面内方向に平行なシートビームに変換することができる。拡散板253は、シリンドリカルレンズ252から照射されたシートビームを受光し、広範囲に光を照射する面光源である。被検面102には、この拡散板253からの光が照射されるので、被検面102の検査を行うための反射光用照明部250の光源は、拡散板253と見做すことができる。
図13に示すように、LEDアレイ251から出射された光は、シリンドリカルレンズ252を介して拡散板253に照射され、拡散板253から出射された光は、は被検面102を照射する。被検面102で正反射された光の少なくとも一部は、レンズ112および反射ミラー114を介してイメージセンサ111に受光される。なお、レンズ112と反射ミラー114との間には、後述するWFC(Wave Front Cording)用の位相板115が配置される。図1に示す検査装置100の場合と同様に、検査装置100Bの場合も、被検面102を仮想的な鏡面とする反射光用照明部250の光源(拡散板253)の虚像254はカメラ110の視野範囲105(図12参照)内にある。このため、被検面102で正反射した光の少なくとも一部はレンズ112に受光される。
また、拡散光用照明部260は、LEDアレイ261およびシリンドリカルレンズ262を備える。LEDアレイ261が有する複数のLED素子は、図12の紙面に対して垂直な方向に配列されている。シリンドリカルレンズ262は、LEDアレイ261から受けた光をシートビームに変換する光学素子である。シリンドリカルレンズ262は、図12の紙面に垂直な方向に長手方向を持ち、LEDアレイ261から受けた光を紙面内方向に平行なシートビームに変換することができる。暗視野照明である拡散光用の光の場合、図14に示すようにシリンドリカルレンズ262から出射された光が被検面102に照射される。したがって、シリンドリカルレンズ262は、拡散光用照明部260の光源と見做すことができる。図1に示す検査装置100の場合と同様に、検査装置100Bの場合も、被検面102を仮想的な鏡面とする拡散光用照明部260の光源(シリンドリカルレンズ262)の虚像264はカメラ110の視野範囲105(図12参照)内には存在せず、視野範囲105の外側にある。このため、拡散光用照明部260から照射された光に関しては、被検面102で正反射した光はレンズ112に受光されず、被検面102で拡散された光の一部がレンズ112に受光され、レンズ112および反射ミラー114を介してイメージセンサ111に受光される。
上記したように、本変形例の場合、カメラ110の光軸113が、被検面102の法線方向に対して傾斜するように配置されていることで、拡散板253の虚像254を光軸113の延長線上に配置することが可能となる。この結果、カメラ110の光軸113と被検面102とが交差する点の近傍の中央領域を高精度に観察することができる。ただし、本変形例の場合、光軸113が被検面102の法線方向に対して傾斜していることに起因して、被検面102の焦点を合わせられる範囲が狭くなるという課題が生じる。焦点を合わせられる範囲が狭くなっても合わせることは不可能ではないが、以下で説明するWFCと呼ばれる結像システムの技術を適用することが好ましい。
WFCを利用した結像システムでは、瞳面内座標に対して3次関数で与えられる位相分布を与えることによって焦点ずれに対する点像のぼけを均一化し、均一なぼけをデコンボリューションと呼ばれる画像処理によって除去し、光学系の被写界深度や、焦点深度を拡大させる。この技術を適用するため、本変形例の検査装置100Bは、レンズ112と反射ミラー114との間に配置される位相板115を有する。位相板115は、結像光学系の絞りの位置に配置される。なお、位相板115の位置は、絞りの位置近傍であればよい。位相板115は、3次関数で表される表面を備える位相フィルタである。図12に示す例では、位相板115は、光軸113を中心に同心円状に複数の凹面が配列された形状を有する。位相板115は光軸113を中心として回転対象な形状を持つ。複数の凹面のそれぞれは、放物線の断面形状を成す。このように、放物線の断面形状を成す複数の凹面が整列された構造を輪帯構造と呼ぶ。複数の凹面のうちの一つに対応する部分を輪帯と呼ぶ。
図12では、上記したように輪帯構造の位相板115を例示したが、WFCに適用可能な位相板115には種々の変形例がある。3次関数で表せる曲面であれば、輪帯構造以外の構造であってもよい。あるいは、球体収差を発生させる曲面であれば、輪帯構造以外の構造であってもよい。
被検面102で反射または拡散された光が、位相板115を介してイメージセンサ111に受光される場合、イメージセンサ111での像はぼける。言い換えれば、イメージセンサ111が出力する画像データは、焦点がぼけた光学像である。ただし、位相板115は、イメージセンサ111での像のぼけ方が、焦点ずれに対して不感となるように設計される。焦点ずれに対して不感となるように位相板115が設計されていることにより、上記した焦点を合わせられる範囲が狭くなるという課題を解決することができる。すなわち、カメラ110内での光の経路中に位相板115を介在させることにより、イメージセンサ111における像のぼけ方が焦点ずれの程度によらず、一様になる。この場合、後述するデコンボリューション処理を実行することにより、ぼけの無い(図8に示す亀裂104を識別可能な程度にぼけが少ない)画像を取得することができる。
図12に示す画像処理回路122は、イメージセンサ111から受信した画像データ(ぼけた画像データ)に対して、ぼけた光学像から焦点のあった画像を取得する、デコンボリューション処理を実行する。デコンボリューション処理は、点像分布の空間周波数スペクトル(は光学伝達関数OTF)から像面上における物体面上光強度分布の幾何学的写像(理想光学像)を算出する演算処理である。なお、詳細は省略するが、デコンボリューション処理およびこれを用いたWFCの処理については、本願発明者らによる特許文献(特開2014-197115号広報)に、デコンボリューション画像処理として詳細に記載されている。画像処理回路122は、この特許文献に記載されるデコンボリューション画像処理を実行する。
デコンボリューション処理が完了した後、画像処理回路122は、デコンボリューション処理後の画像データ(ぼけが取り除かれた画像データ)を表示装置123に出力する。これにより、表示装置123では、ぼけが除去された画像が表示されるので、この画像に基づいて図8に示す亀裂104を検出することができる。検査装置100Bは上記した相違点を除き、図1に示す検査装置100と同様である。したがって重複する説明は省略する。なお、図示は省略したが、反射光用照明部250および拡散光用照明部260のそれぞれの輝度は、図2に示す輝度制御部230により互いに独立して制御可能になっている点も、図1に示す検査装置100と同様である。
上記では、種々の変形例を説明したが、各変形例を適宜組み合わせて適用することができる。
以上、本実施の形態の代表的な変形例について説明したが、本発明は、上記した実施例や代表的な変形例に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形例が適用できる。
本発明は、照明装置およびこれを用いた検査装置に利用可能である。
100,100A,100B 検査装置
101 原子炉(容器)
102 被検面(検査対象面)
104 亀裂
104W 幅
104D 深さ
105 視野範囲
106 筐体
106H 開口部
110 カメラ
111 イメージセンサ
112 レンズ(結像レンズ)
113 光軸
114 反射ミラー
115 位相板
120 伝送回路
121 ケーブル
122 画像処理回路
123 表示装置
125 コンピュータ
126 判定処理部
131,132 領域
200 照明装置(照明部)
210,250 反射光用照明部(明視野照明、明視野照明部)
211,221,254,264 虚像
212,222 ケーブル
213,223 光
220,260 拡散光用照明部(暗視野照明、暗視野照明部)
230 輝度制御部(光量制御部)
240A,240B,240C 像
251,261 LEDアレイ
252,262 シリンドリカルレンズ
253 拡散板
S11,S12,S13,S14,S15 ステップ
VL1 延長線

Claims (4)

  1. 被検面を撮像するカメラと、
    前記被検面で反射して前記カメラに入射する光を照射する反射光用照明部と、
    前記被検面で拡散して前記カメラに入射する光を照射する拡散光用照明部と、
    前記カメラで撮像された画像データを処理する画像処理回路と、
    を有し、
    前記被検面を仮想的な鏡面とする前記反射光用照明部の光源の虚像が前記カメラの視野範囲内にあり、
    前記被検面を仮想的な鏡面とする前記拡散光用照明部の光源の虚像が前記カメラの視野範囲内になく、
    前記カメラの光軸は、前記被検面の法線方向に対して傾斜し、
    前記被検面を仮想的な鏡面とする前記反射光用照明部の光源の虚像は、前記カメラの光軸の延長線上にあり、
    前記カメラは、
    結像レンズと、
    前記結像レンズを介して光を受光するイメージセンサと、
    を備え、
    前記結像レンズと前記イメージセンサとの間の光の経路中には反射ミラーが配置され、
    前記反射ミラーと前記結像レンズとの間には、位相板が配置され、
    前記イメージセンサが出力する前記画像データは、焦点がぼけた光学像であり、
    前記画像処理回路は、前記イメージセンサから受信した前記画像データに対して、前記ぼけた光学像から焦点のあった画像を取得する、デコンボリューション処理を実行し、デコンボリューション処理後の画像データを出力する、検査装置。
  2. 請求項に記載の検査装置において、
    前記反射光用照明部から照射される光の輝度、および前記拡散光用照明部から照射される光の輝度のそれぞれを制御する輝度制御部を更に有する、検査装置。
  3. 請求項に記載の検査装置において、
    前記カメラが撮像した画像データに基づいて、前記反射光用照明部から照射される光の輝度、および前記拡散光用照明部から照射される光の輝度の少なくともいずれか一方の輝度の変更要否を判定する判定処理部を更に有し、
    前記判定処理部は、前記変更要否の判定処理データを前記輝度制御部に出力する、検査装置。
  4. 請求項に記載の検査装置において、
    記イメージセンサおよび前記反射ミラーは金属製の筐体内に収容され、
    前記筐体には、前記結像レンズを取り付ける開口部が形成され、
    前記イメージセンサは、前記開口部および前記反射ミラーを直線的に結ぶ仮想線の延長線から外れた位置に配置される、検査装置。
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