JP7421197B2 - 鼻汁吸引器 - Google Patents

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本発明は、乳児や幼児などの鼻腔内に溜まった鼻汁を外部に吸い出すために使用される鼻汁吸引器に関するものである。
従来、乳児や幼児などは、風邪などで鼻水が鼻腔内に溢れると、自ら上手に鼻をかむことができないことから呼吸が苦しくなることがあり、そのようなとき父母などの大人が鼻水を強制的に吸い出すことで呼吸が楽になることから、種々の鼻汁吸引器が販売等されている。
特開2001-259018号公報
しかしながら、特許文献1に記載の鼻汁等吸引装置は、使用しないときに鼻汁等を吸引するファンモーターとノズルを繋ぐチューブをノズルと共にノズル収納場所へ収納するものとであるところ、収納時にチューブと接触するノズルが、菌やウイルスが含まれる鼻汁等を除去するために洗浄されてから収納されるとしても、それら菌やウイルスは単なる水での洗浄では完全に除去されないこともあるため、収納されているチューブに菌やウイルスが付着してしまい、次に使用するときに父母等がチューブを触れることで、それら菌やウイルスを原因とする病気が拡散するおそれがあった。
さらに、特許文献1に記載の鼻汁等吸引装置では、ノズルとチューブがノズル収納場所へまとまって収納されることとなるため、次に取り出すときにチューブが絡まることがあり、それを解くことが手間であった。また、ノズル収納場所内でチューブがぐちゃぐちゃに折り畳まれているために見た目にも綺麗ではなかった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、乳児や幼児等に鼻に当て鼻汁と接触する鼻当接具と、それに接続されるチューブが不必要に接触することなく収納することができ、次の使用時にチューブが絡むことなくスムーズに鼻当接具を取り出して使用することができ、収納するときの見栄えも綺麗である鼻汁吸引器を提供することを目的とする。
〔1〕本発明は、上部に開口し減圧装置(P)を内包する容器本体(1)と、前記開口を覆い、前記容器本体(1)とは反対側に鼻当接具(G)を取り囲んで立設する立設壁(21)を有する蓋部(2)を備え、前記立設壁(21)において、前記立設壁(21)の先端部(21a)から基端部(21b)側に向かって切り欠かれた切欠部(211)が形成されていることを特徴とする鼻汁吸引器である。
〔2〕そして、前記立設壁(21)が、平面視において、閉曲線状に形成されていることを特徴とする前記〔1〕に記載の鼻汁吸引器である。
〔3〕前記立設壁(21)が、平面視において、円形、楕円形、長円形、卵形から選ばれる一の形状に形成されていることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の鼻汁吸引器である。
〔4〕立設壁(21)に囲まれた前記蓋部(2)において、前記容器本体(1)側に向かって窪み、前記鼻当接具(G)を載置する凹部(22)を有することを特徴とする前記〔1〕から前記〔3〕のいずれか1項に記載の鼻汁吸引器である。
〔5〕前記蓋部(2)において、前記容器本体(1)側と連通する貫通孔(23)を備えることを特徴とする前記〔1〕から前記〔4〕のいずれか1項に記載の鼻汁吸引器である。
本発明の鼻汁吸引器によれば、乳児や幼児等に鼻に当て鼻汁と接触する鼻当接具と、それに接続されるチューブが不必要に接触することなく収納することができ、次の使用時にチューブが絡むことなくスムーズに鼻当接具を取り出して使用することができ、収納するときの見栄えも綺麗であるができるという顕著な効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る鼻汁吸引器を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る鼻汁吸引器を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る鼻汁吸引器を示すA-A線断面図である。 本発明の一実施形態に係る鼻汁吸引器を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る鼻汁吸引器を図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨が明記されていない限り、この実施形態に限定されるものではない。また、説明中の「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」は、図3のA-A断面図における「上」、「下」、「左」、「右」「前」、「後」の各方向に対応している。なお、説明中における範囲を示す表記「~」のある場合は、上限と下限を含有するものである。
図1から図4に示すように、鼻汁吸引器は、容器本体1、蓋部2、外蓋3、把手4、鼻当接具G、減圧装置P、チューブT1,T2などを備えている。
容器本体1は、上部に開口し減圧装置Pなどを内包する部材である。本実施形態において、容器本体1は、図3に示すように、上部において開口しており、角が丸まった略直方体であって、減圧装置Pをすっぽりと内部に納められる形状を有している。減圧装置Pは、チューブT1,T2と接続されて鼻当接具Gの内部を負圧する装置であり、本実施形態においては電動式となっている。また、容器本体1の右側面には、減圧装置Pを作動、停止させるためのスイッチS、減圧装置Pへ外部電源から電力を供給するためのコネクタCが設けられている。
蓋部2は、容器本体1の上部の開口を覆う部材である。本実施形態において、蓋部2は、図2に示すように、平面視において容器本体1の外形とおおよそ同じ角が丸まった矩形状で、容器本体1の上部の開口の全体を覆うようにして容器本体1の上縁に嵌合している。本実施形態において、蓋部2は使用者が開閉することはできない仕様となっているが、これに限られず使用者が開閉することができる仕様とすることもできる。
蓋部2には、下側の容器本体1とは反対側である上面2aに鼻当接具Gを取り囲んで立設する立設壁21が設けられている。立設壁21により、立設壁21の内側に、乳児や幼児等に鼻に当て鼻汁と接触する鼻当接具Gを収納し、立設壁21の外側に、鼻当接具Gに接続されるチューブT1を巻回して収納することができるので、鼻当接具GとチューブT1が不必要に接触することがないことから、衛生的に保管することができ、そして、次の使用時にチューブT1が絡むことなくスムーズに鼻当接具Gを取り出して使用することができ、さらに、見栄えよくチューブT1を収納することができる。立設壁21は、鼻当接具Gの全体を収納できるように、容器本体1の上下方向の高さの20~40%の高さで、蓋部2の上面2aより、板状に立設していることが好ましい。立設壁21は、本実施形態において、図2に示すように、平面視において円形であるが、他の実施形態において、楕円形、長円形、卵形などの閉曲線状や、六角形、八角形、十二角形、二十角形などの多角形状であってもよい。また、立設壁21は、本実施形態において、上面2aに対しておおよそ垂直に立設しているが、これに限られるものでなく、チューブT1を巻回することができるのであれば立設壁21の内側又は外側に傾斜して立設してもよい。
そして、立設壁21において、立設壁21の上端である先端部21aから基端部21b側に向かって切り欠かれた切欠部211が形成されている。切欠部211により、図1、図2に示すように、収納時に立設壁21の外側に巻回されたチューブT1の端部を切欠部211に挟み、巻回されたチューブT1が解かれないようにチューブT1の両端側を差し込んで止着することができる。このため、切欠部211の左右方向の横幅の長さは、チューブT1の外径と同程度かそれよりも短いことが好ましい。そして、切欠部211の上下方向の高さは、上述したように、チューブT1の両端側を差し込んで止着することができる限りにおいて、任意の高さとすることができる。また、切欠部211は、本実施形態において、チューブT1の両端側に対応するように貫通孔23の近傍に2箇所形成されているが、他の実施形態において、1箇所とすることもできるし、3箇所以上の複数とすることもできる。
蓋部2の立設壁21に囲まれた内側には、下方である容器本体1側に向かって窪み、鼻当接具Gを載置する凹部22が設けられている。図3に示すように、凹部22は、蓋部2の立設壁21の外側の上面2aの位置よりも下側に湾曲しながら窪んで形成されている。凹部22により、載置された鼻当接具Gが動きにくくなり、鼻汁吸引器を持ち運ぶときに鼻当接具Gが立設壁21に衝突しにくくなるので、鼻当接具Gが破損しにくくなる。本実施形態において、凹部22は、すり鉢状のように湾曲しながら窪んでいるために、より鼻当接具Gがフィットして動きにくいようになっている。
蓋部2において、容器本体1側と連通する貫通孔23が設けられている。貫通孔23により、チューブT1、T2を介して鼻当接具Gと減圧装置Pを連通させて、鼻当接具Gの内部を負圧にて、鼻汁を吸引することができる。本実施形態において、貫通孔23を内部に有する筒状部材が蓋部2の上下方向に立設しており、使用時には、その上端に鼻当接具Gと接続されるチューブT1が取り付けられ、その下端に減圧装置Pと接続されるチューブT2が取り付けられる。貫通孔23は、本実施形態において、蓋部2の上下方向に立設した筒状部材によるが、他の実施形態において、蓋部2に穿設された単なる孔とすることができ、そのとき、鼻当接具Gと減圧装置Pを接続する1本のチューブがその孔に挿通されることになる。また、貫通孔23は、蓋部2の立設壁21に囲まれた内側に設けられているが、立設壁21の外側に設けてもよい。
鼻当接具Gは、鼻汁を吸引するために、乳児や幼児等に鼻に当てる部材である。図3に示すように、左側の一端部が乳児や幼児等に鼻に挿入するために先細りの筒状のノズルとなっており、右側の他端部がチューブT1の端部と接続するために略円筒状となっている。その一端部と他端部の間は、一端部及び他端部から膨らんだ中空の略楕円球状となっており、内部構造と相俟って鼻汁を貯留する貯留部となっている。鼻当接具Gは、本実施形態において、ノズル、鼻汁を貯留する貯留部等を備えているが、他の実施形態において、単にノズルとしてチューブT1を接続し、鼻汁を貯留する貯留部をノズルと分離して設けることもできる。
外蓋3は、図4に示すように、鼻汁吸引器を使用せず片づけておくときに、蓋2、立設壁21、鼻当接具G等をすっぽりと覆い隠す蓋である。外蓋3は、角が丸まった略直方体であって、下縁が、容器本体1の上縁と当接することで、図4に示すように、使用せず片づけておくときの鼻汁吸引器は角が丸まった略直方体を形成する。
把手4は、鼻汁吸引器を持ち運ぶときの持ち手であって、容器本体1の長手方向に亘って、容器本体1の上部に回動可能に枢着されている。把手4は、本実施形態において、蓋2、外蓋3を跨る略コの字状の形状を有しているが、これらに限られるものではなく、半円状などの形状とすることもできる。
1・・・容器本体
2・・・蓋部
21・・・立設壁
21a・・・先端部
21b・・・基端部
211・・・切欠部
22・・・凹部
23・・・貫通孔
3・・・外蓋
4・・・把手
T1、T2・・・チューブ
P・・・減圧装置
G・・・鼻当接具
S・・・スイッチ
C・・・コネクタ

Claims (5)

  1. 上部に開口し減圧装置(P)を内包する容器本体(1)と、
    前記開口を覆い、前記容器本体(1)とは反対側に鼻当接具(G)を取り囲んで立設する立設壁(21)を有する蓋部(2)を備え、
    前記立設壁(21)において、前記立設壁(21)の先端部(21a)から基端部(21b)側に向かって切り欠かれた切欠部(211)が形成されていることを特徴とする鼻汁吸引器。
  2. 前記立設壁(21)が、平面視において、閉曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鼻汁吸引器。
  3. 前記立設壁(21)が、平面視において、円形、楕円形、長円形、卵形から選ばれる一の形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鼻汁吸引器。
  4. 立設壁(21)に囲まれた前記蓋部(2)において、前記容器本体(1)側に向かって窪み、前記鼻当接具(G)を載置する凹部(22)を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の鼻汁吸引器。
  5. 前記蓋部(2)において、前記容器本体(1)側と連通する貫通孔(23)を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の鼻汁吸引器。
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