JP7412677B2 - 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7412677B2 JP7412677B2 JP2019218667A JP2019218667A JP7412677B2 JP 7412677 B2 JP7412677 B2 JP 7412677B2 JP 2019218667 A JP2019218667 A JP 2019218667A JP 2019218667 A JP2019218667 A JP 2019218667A JP 7412677 B2 JP7412677 B2 JP 7412677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- cleaning
- charging
- cleaning roller
- charging roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 53
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 213
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 2
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 50
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 35
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 19
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 17
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 238000011161 development Methods 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 3
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N nitrogen oxide Inorganic materials O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 2
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
詳しくは、帯電ローラは、感光体ドラムに対して対向又は接触するように配置されていて、所定の帯電バイアスが印加されることで、感光体ドラムの表面を帯電する。そして、その帯電ローラの表面に当接するクリーニングローラによって、帯電ローラの表面が清掃される。
また、特許文献2には、帯電ローラに対してクリーニングローラを接離する技術が開示されている。
特に、特許文献1の技術は、クリーニングローラを軸方向に移動するための移動機構を設けているため、装置が高コスト化、大型化してしまっていた。
図1は、実施の形態における画像形成装置1を示す全体構成図である。図2は、図1の画像形成装置1に設置されたイエロー用のプロセスカートリッジ10Y(作像部)の構成を示す断面図である。
なお、4つのプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BK(作像部)は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、図2ではイエロー用のプロセスカートリッジ10Yのみを代表的に図示する。
また、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成されるプロセスカートリッジ、16は各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルト17上に重ねて転写する1次転写ローラ、を示す。
また、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のトナー像をシート上に転写するための2次転写ローラ、19は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、20はシート上のトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、を示す。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光Lが各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光Lは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11の表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部(1次転写ニップ)に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ16が設置されている。そして、1次転写ローラ16の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11の表面は、潤滑剤供給装置15、除電装置の位置を順次通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17の表面は、中間転写ベルトクリーニング部19の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部19に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、シートを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送されたシートが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9(タイミングローラ)に導かれる。レジストローラ9に達したシートは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、定着工程後のシートは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセス(印刷動作)が完了する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ10Yは、像担持体としての感光体ドラム11と、帯電ローラ12(帯電装置40)と、現像装置13と、クリーニング装置14と、潤滑剤供給装置15と、が一体的にユニットとして構成されている。プロセスカートリッジ10Yは、画像形成装置本体1に対して着脱可能(交換可能)に設置されていて、適宜に画像形成装置本体1から取り出されて新品のものに交換されたり修理がされたりすることになる。
感光体ドラム11は、基層としての導電性支持体上に、絶縁層である下引き層、感光層としての電荷発生層及び電荷輸送層、表面層(保護層)が順次積層されている。
感光体ドラム11は、駆動モータ(図3参照)によって図2の反時計方向に回転駆動される。詳しくは、駆動モータ60の駆動が、ギア列61、62を介して感光体ドラム11に入力される。
帯電ローラ12は、導電性芯金の外周に中抵抗の弾性層を被覆してなるローラ部材であって、そのローラ主部12a(弾性層が形成された部分である。)が感光体ドラム11に対して微小な隙間Hをあけて対向するように設置されている。
詳しくは、帯電ローラ12の軸方向両端部には、それぞれ、ローラ主部12aよりも外径が大きなギャップ形成部材12b(大径部)が設置されている。そして、制御部70によって制御される帯電用の電源75から帯電ローラ12に所定の電圧(帯電バイアス)が印加されて、これにより対向する感光体ドラム11の表面を一様に帯電する。帯電ローラ12に印加する帯電バイアスとしては、DC電圧を用いることもできるし、DC電圧にAC電圧が重畳されたものを用いることもできる。
なお、本実施の形態では、帯電ローラ12として、芯金の外周に弾性層を被覆したものを用いたが、芯金の外周に樹脂層(非弾性層)を被覆したものを用いることもできる。
なお、本実施の形態における帯電装置40の特徴的な構成・動作については、後で詳しく説明する。
現像ローラ13aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネットと、マグネットの周囲を回転するスリーブと、で構成される。マグネットによって現像ローラ13a(スリーブ)上に複数の磁極が形成されて、現像ローラ13a上に現像剤Gが担持されることになる。現像装置13内には、キャリアCとトナーTとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像ローラ13aや2つの搬送スクリュ13b、13cは、現像用モータによって図2の矢印方向に回転駆動される。
このように構成された現像装置13によって、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像が現像されて、感光体ドラム11の表面にトナー像が形成されることになる。
クリーニングブレード14aは、ウレタンゴム等のゴム材料からなり、感光体ドラム11表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。これにより、感光体ドラム11上に付着する未転写トナー(シートから生じる紙粉、帯電ローラ12による放電時に感光体ドラム11上に生じる放電生成物、トナーに添加されている添加剤、等の付着物も含むものとする。)が機械的に掻き取られてクリーニング装置14内に回収されることになる。なお、本実施の形態において、クリーニングブレード14aは、感光体ドラム11の回転方向(回転方向)に対してカウンタ方向にて感光体ドラム11に当接している。
潤滑剤供給装置15は、クリーニング装置14(クリーニングブレード14a)に対して感光体ドラム11の回転方向下流側であって、帯電ローラ12に対して感光体ドラム11の回転方向上流側に配設されている。また、薄層化ブレード15fは、潤滑剤供給部材としての潤滑剤供給ローラ15aに対して感光体ドラム11の回転方向下流側に配設されている。
そして、潤滑剤供給ローラ15aによって感光体ドラム11の表面に供給された潤滑剤は、薄層化ブレード15fによって、感光体ドラム11の表面に均一かつ適量に薄層化されることになる。
これにより、感光体ドラム11との摺接によってクリーニングブレード14aのエッジ部が摩耗する不具合などが軽減されることになる。
また、図1、図2を参照して、中間転写ベルト17に対向する位置であって、2次転写ローラ18の上流側で4つの感光体ドラム11の下流側の位置には、通常の画像形成とは異なるタイミングで作像プロセスによって中間転写ベルト17上に形成した各色のパッチパターン(段階的に画像濃度が変化するパターンである。)のトナー付着量(画像濃度)を光学的に検知するトナー付着量センサ55が設置されている。
また、先に図2を用いて説明したように、現像装置13には、現像装置13内の現像剤Gのトナー濃度を検知するトナー濃度センサ13eが設置されている。
そして、電位センサ50やトナー付着量センサ55やトナー濃度センサ13eなどの検知結果に基づいて、適宜に、画像濃度制御(プロセスコントロール)をおこなっている。
先に図2、図3等を用いて説明したように、本実施の形態における帯電装置40(プロセスカートリッジ10Y)には、回転可能な帯電ローラ12や、帯電ローラ12の表面を清掃する回転可能なクリーニングローラ30、などが設けられている。
具体的に、図3等を参照して、帯電ローラ12は、そのローラ主部12aが感光体ドラム11に対して隙間Hをあけて対向するように、ローラ主部12aよりも外径が大きなギャップ形成部材12bが軸方向両端部にそれぞれ設置されている。ギャップ形成部材12bは、樹脂材料などで形成された略ドーナッツ状の部材であって、その内径部が帯電ローラ12の軸部に圧入されている。したがって、ギャップ形成部材12bとローラ主部12aとの外径差の1/2の値が、帯電ローラ12(ローラ主部12a)と感光体ドラム11との隙間Hの値となる。また、図示は省略するが、帯電ローラ12の軸部を回転可能に保持する軸受がスプリングによって感光体ドラム11に向けて付勢されており、ギャップ形成部材12bが感光体ドラム11に押し付けられている。
このような構成により、感光体ドラム11が図2の反時計方向に回転すると、感光体ドラム11とギャップ形成部材12bとの摩擦抵抗によって、ギャップ形成部材12bとともにローラ主部12aが図2の時計方向に回転することになる。すなわち、感光体ドラム11が回転すると、帯電ローラ12(ローラ主部12a及びギャップ形成部材12b)が連れ回りすることになる。
また、ギャップ形成部材12bは、感光体ドラム11の非画像領域に当接している。すなわち、ギャップ形成部材12bが設置された軸方向(図2の紙面垂直方向であって、図3の左右方向である。)の領域は、画像領域外であって、帯電ローラ12による帯電領域の領域外になる。これにより、ギャップ形成部材12bが感光体ドラム11に当接して感光体ドラム11の表面がダメージを受けてしまったとしても、感光体ドラム11の表面に形成される画像に影響が及ぶことはない。
詳しくは、クリーニングローラ30は、その軸方向両端部がそれぞれ、図2、図3の上下方向に移動可能な保持部材85(図5参照)に回転可能に保持されている。図5を参照して、接離機構として機能する当接圧調整機構80は、クリーニングローラ30(保持部材85)を帯電ローラ12に向けて押動可能なソレノイド81、クリーニングローラ30(保持部材85)を帯電ローラ12から離れる方向に付勢するスプリングなどの付勢部材、保持部材85に当接してクリーニングローラ30の離間位置を定めるストッパ、などで構成されている。
このような構成により、制御部70によって制御される当接圧調整機構80によって、図2、図3、図5(A)に示すように帯電ローラ12に対してクリーニングローラ30が離間したり、図4、図5(B)、(C)に示すように帯電ローラ12に対してクリーニングローラ30が当接したりすることになる。そして、所定のタイミングで帯電ローラ12にクリーニングローラ30を当接させて、帯電ローラ12の表面をクリーニングローラ30で清掃している。
そして、当接圧調整機構80による当接圧Fの調整によって、回転状態の帯電ローラ12にクリーニングローラ30を当接させた状態でクリーニングローラ30を従動回転させる第1状態(図4(A)、図5(B)の状態である。)と、回転状態の帯電ローラ12にクリーニングローラ30を当接させた状態でクリーニングローラ30を回転停止させる第2状態(図4(B)、図5(C)の状態である。)と、を切替可能に構成されている。
以下、第1状態によって帯電ローラ12の表面を清掃する動作をおこなう制御を適宜に「第1状態清掃モード」と呼び、第2状態によって帯電ローラ12の表面を清掃する動作をおこなう制御を適宜に「第2状態清掃モード」と呼ぶことにする。
この軸受部85bは、保持部材85の本体であるアーム部分の一部として一体的に形成してもよいし、そのアーム部分とは別部材の軸受として設置してもよい。
また、保持部材85は、支軸85aを中心に回転可能に、帯電装置40の筐体に支持されている。
また、図示は省略するが、保持部材85には、クリーニングローラ30を帯電ローラ12から離れる方向に付勢するスプリングなどの付勢部材が接続されている。さらに、帯電装置40の筐体には、その付勢部材によってクリーニングローラ30が無制限に離間方向に移動しないように、保持部材85に当接してクリーニングローラ30の離間位置を定めるストッパが設けられている。
詳しくは、本実施の形態において、軸受部85bは、軸部30aが接触する部分であって、接離する方向のうち離間方向(図5の上方)の部分(図5において破線で示す高摩擦係数部Aである。)が、静摩擦係数が高い材料で形成されている。具体的に、軸受部85bの内周面(軸部30aに接触する部分である。)の上面(上半分の領域である。)に、表面粗さが粗くなるような表面加工を施したり、高粘性材料をコーティングしたりして、高摩擦係数部Aを形成している。
そして、その当接圧調整機構(移動機構)は、プランジャ81aのストローク方向(図5の左右方向である。)の移動によって保持部材85を移動させるソレノイド81が設けられて、ソレノイド81に印加する電圧を調整してプランジャ81aのストローク量Xを増減することでクリーニングローラ30の当接圧Fを調整している。換言すると、ソレノイド81に印加する電圧を変化させてプランジャ81aのストローク量Xを制御することで、当接圧調整機構80によってクリーニングローラ30を保持する保持部材85の姿勢(保持角度)が調整される。
そして、電圧供給部84からソレノイド81への供給電圧V1が小さくなるように制御された場合には、図5(A)に示すように、離間方向に付勢された保持部材85によってプランジャ81aが左方に押動されて、プランジャ81aのストローク量X(ソレノイド本体からの突出量である。)が最大になる。これにより、クリーニングローラ30が帯電ローラ12から離間した状態が維持される。
これに対して、電圧供給部84からソレノイド81への供給電圧V3(>V1)が大きくなるように制御された場合には、図5(C)に示すように、離間方向に付勢された保持部材85を支軸85aを中心に時計方向に回転させるように、プランジャ81aが右方に移動しながら保持部材85を押動して、プランジャ81aのストローク量Xが小さくなる。これにより、クリーニングローラ30が帯電ローラ12に当接することになる。このときの、クリーニングローラ30の当接圧F1は小さなものになる。
そして、電圧供給部84からソレノイド81への供給電圧V2(>V2)がさらに大きくなるように制御された場合には、図5(B)に示すように、保持部材85を支軸85aを中心にさらに時計方向に回転させるように、プランジャ81aが右方に移動しながら保持部材85を押動して、プランジャ81aのストローク量Xがさらに小さくなる。これにより、クリーニングローラ30が帯電ローラ12に強く当接することになる。このときの、クリーニングローラ30の当接圧F1は大きなものになる(F1>F2)。
本実施の形態において、清掃動作(第1、第2状態清掃モード)をおこなうときには帯電ローラ12に対してクリーニングローラ30を当接させた状態で帯電ローラ12を回転させて、清掃動作をおこなわないときには図3、図5(A)に示すように帯電ローラ12に対してクリーニングローラ30を離間させる。
こうして、帯電ローラ12の表面に付着した放電生成物(窒素酸化物やオゾンなどである。)などの付着物が、周方向にわたって万遍なく、クリーニングローラ30によって除去されることになる。しかし、クリーニングローラ30が連れ回りしながら帯電ローラ12に接触することになるため、双方のローラ12、30の接触部における線速差がなく、線速差がある場合に比べると、ローラ表面のダメージが小さくなる反面、その清掃力は低くなる。したがって、この「第1清掃モード」は、帯電ローラ12の表面の汚れの程度が小さいときに適した清掃動作となる。
こうして、帯電ローラ12の表面に付着した放電生成物などの付着物が、周方向にわたって万遍なく、クリーニングローラ30によって除去されることになる。しかし、クリーニングローラ30が回転停止した状態で帯電ローラ12に接触することになるため、双方のローラ12、30の接触部における線速差があり、線速差がない場合に比べると、ローラ表面のダメージが大きくなる反面、その清掃力は高くなる。したがって、この「第2清掃モード」は、帯電ローラ12の表面の汚れの程度が大きいときに適した清掃動作となる。
また、第1状態清掃モードと第2状態清掃モードとの切替は、帯電ローラ12に対するクリーニングローラ30の当接圧の調整のみでおこなっているため、装置が比較的簡易な構成になり、それほど高コスト化、大型化することはない。特に、本実施の形態では、そのような当接圧調整機構80による第1状態清掃モードと第2状態清掃モードとの切替を、高摩擦係数部Aを設けることでさらに単純化している。また、本実施の形態では、高摩擦係数部Aを必要最小限の範囲(クリーニングローラ30の帯電ローラ12との当接による反力で軸部30aが押圧される軸受部85bの上面である。)のみに設けているため、装置がさらに低コスト化されることになる。
すなわち、比較的簡易な構成で、帯電ローラ12の表面に付着した付着物をクリーニングローラ30によって効率的に除去することが可能になる。
すなわち、第2状態清掃モードを実行した後に、所定時間Tだけ第1状態清掃モードを実行することができる。
このような制御をおこなった場合には、第2状態清掃モードにおいて回転停止状態でクリーニングローラ30の当接面のみで帯電ローラ12の汚れを拭き取った後に、その汚れた当接面を、クリーニングローラ30を回転させることで、その位置から移動させることが可能になる(汚れた面を入れ替えることが可能になる)。そのため、次に第2状態清掃モードが実行された場合であっても、その清掃効率が低下しにくくなる。
通常の印刷動作を中断することなく非画像形成時にクリーニングモードをおこなうことで、印刷に関わる生産性の低下を防止することができる。
また、印刷動作が終了した後にクリーニングモードをおこなうことで、印刷動作前にクリーニングモードをおこなう場合に比べて、印刷後の放置時間中に帯電ローラ12に付着物が強固に付着してしまう不具合を防止することができる。
具体的に、カウンタ79(図2参照)によってカウントされた累積印刷枚数が所定枚数に達すると(又は、タイマー78によって計測された帯電ローラ12の累積駆動時間が所定時間に達すると)、その最後の一連のジョブ(印刷動作)が終了した後に、清掃モードがおこなわれる。そして、清掃モードがおこなわれると、カウンタ79の累積印刷枚数(又は、タイマー78の累積駆動時間)はリセットされるが、そのリセットした回数がカウントされる。そして、そのリセットのカウント回数が所定回数Nに達していないうちは清掃モードとして第1状態清掃モードが実行され、リセットのカウント回数が所定回数Nに達した後は清掃モードとして第2状態清掃モードが実行される。
これは、帯電ローラ12の表面の汚れの程度は、累積印刷枚数や累積駆動時間の増加とともに大きくなり、累積印刷枚数や累積駆動時間が小さいうちにはそれ程ひどくならないためである。また、リセットしたカウント回数が少ないうちは、帯電ローラ12の累積の使用時間が短くて汚れの程度も小さいことから、清掃力の小さな第1状態清掃モードで充分であるためである。これに対して、リセットしたカウント回数が多くなると、帯電ローラ12の累積の使用時間が長くて汚れの程度も大きいことから、清掃力の大きな第2状態清掃モードを実行する必要があるためである。このような制御をおこなうことで、無駄なく効率的に清掃モードをおこなうことができる。
具体的に、帯電装置40の近傍に設置された温湿度センサ77(図2参照)によって検知された湿度が高い場合には、湿度が低い場合に比べて、帯電工程時に帯電ローラ12に流れる電流が大きくなって、帯電ローラ12の表面が汚れやすくなるためである。そのため、温湿度センサ77で検知される湿度が所定湿度に達しない場合には第1状態清掃モードを実行して、温湿度センサ77で検知される湿度が所定湿度に達している場合には第2状態清掃モードを実行することになる。
また、温湿度センサ77によって検知された温度が低い場合には、温度が高い場合に比べて、帯電工程時に電気抵抗が大きくなることにより帯電ローラ12に流れる電流が小さくなって、帯電ローラ12の表面が汚れやすくなるためである。そのため、温湿度センサ77で検知される温度が所定温度に達している場合には第1状態清掃モードを実行して、温湿度センサ77で検知される温度が所定温度に達していない場合には第2状態清掃モードを実行することになる。
このような制御をおこなうことで、使用環境の変化に関わらず、効率的に清掃モードをおこなうことができる。
これにより、帯電ローラ12の表面に付着した放電生成物などの付着物をクリーニングローラ30によって効率的に除去することができる。
これに対して、これらの構成部材を、プロセスカートリッジの構成部材とせずに、それぞれ単体で画像形成装置本体1に交換可能に設置されるように構成することもできる。このような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置と、のうち少なくとも1つと、像担持体と、が一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
また、本実施の形態では、感光体ドラム11に対して非接触の帯電ローラ12(ローラ主部12a)が設置された帯電装置40に対して本発明を適用したが、感光体ドラム11に対して接触する帯電ローラ(ローラ主部)が設置された帯電装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、保持部材85の軸受部85bにおいて相手の部材(クリーニングローラ30の軸部30a)が接触する一部(上面)にのみを静摩擦係数が高い材料で形成した。これに対して、軸受部85bにおいて相手の部材(軸部30a)が接触する全部を静摩擦係数が高い材料で形成することもできるし、軸部30aにおいて相手の部材(軸受部85b)が接触する一部又は全部を静摩擦係数が高い材料で形成することもできるし、軸部30aと軸受部85bとのそれぞれにおいて相手の部材が接触する部分の一部又は全部を静摩擦係数が高い材料で形成することもできる。
また、本実施の形態では、クリーニングローラ30の当接圧Fを調整する当接圧調整手段80としてソレノイド81を用いたが、当接圧調整機構はこれに限定されることなく、例えば、カムを用いた機構とすることもできる。
そして、それらのような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
10Y、10M、10C、10BK プロセスカートリッジ、
11 感光体ドラム(像担持体)、
12 帯電ローラ(帯電部材)、
12a ローラ主部、
12b ギャップ形成部材(大径部)、
30 クリーニングローラ(クリーニング部材)、
30a 軸部(芯金)、
40 帯電装置、
80 当接圧調整機構(移動機構)、
81 ソレノイド、
81a プランジャ、
85 保持部材(アーム)、
85a 支軸、
85b 軸受部、
A 高摩擦係数部。
Claims (6)
- 回転可能な帯電ローラと、
前記帯電ローラの表面を清掃する回転可能なクリーニングローラと、
前記帯電ローラに対する前記クリーニングローラの当接圧を調整可能な当接圧調整機構と、
前記クリーニングローラの軸部を回転可能に保持する軸受部を具備した保持部材と、
を備え、
前記当接圧調整機構による前記当接圧の調整によって、回転状態の前記帯電ローラに前記クリーニングローラを当接させた状態で前記クリーニングローラを従動回転させる第1状態と、回転状態の前記帯電ローラに前記クリーニングローラを当接させた状態で前記クリーニングローラを回転停止させる第2状態と、を切替可能に構成され、
前記当接圧調整機構は、前記帯電ローラに前記クリーニングローラが接離する方向に前記保持部材を移動させる移動機構であって、
前記軸受部は、前記軸部が接触する部分であって、前記接離する方向のうち離間方向の部分が、前記離間方向の部分以外の当接方向の部分に比べて、静摩擦係数が高い材料で形成されたことを特徴とする帯電装置。 - 前記移動機構は、プランジャのストローク方向の移動によって前記保持部材を移動させるソレノイドを具備して、前記ソレノイドに印加する電圧を調整して前記プランジャのストローク量を増減することで前記当接圧を調整することを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
- 前記第2状態で前記クリーニングローラによって前記帯電ローラの表面を清掃した後に、前記当接圧調整機構による前記当接圧の調整によって所定時間だけ前記第1状態になるように制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の帯電装置。
- 前記当接圧調整機構は、前記帯電ローラに対して前記クリーニングローラを離間可能に構成されたことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の帯電装置。
- 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1~請求項4のいずれかに記載の帯電装置と、前記帯電装置によって帯電される像担持体と、を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1~請求項4のいずれかに記載の帯電装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019218667A JP7412677B2 (ja) | 2019-12-03 | 2019-12-03 | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019218667A JP7412677B2 (ja) | 2019-12-03 | 2019-12-03 | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021089332A JP2021089332A (ja) | 2021-06-10 |
JP7412677B2 true JP7412677B2 (ja) | 2024-01-15 |
Family
ID=76220142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019218667A Active JP7412677B2 (ja) | 2019-12-03 | 2019-12-03 | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7412677B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133065A (ja) | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007187716A (ja) | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
JP2008139659A (ja) | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Ricoh Co Ltd | 帯電装置並びに当該帯電装置を有したプロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2009029542A (ja) | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Kyocera Mita Corp | 給紙装置,及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2013250442A (ja) | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Ricoh Co Ltd | 帯電ローラクリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2015001656A (ja) | 2013-06-17 | 2015-01-05 | 株式会社リコー | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
JP2015040878A (ja) | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 株式会社リコー | 帯電装置および画像形成装置 |
JP2019045668A (ja) | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 株式会社リコー | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ |
JP2019144291A (ja) | 2018-02-16 | 2019-08-29 | 株式会社リコー | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07219313A (ja) * | 1994-02-01 | 1995-08-18 | Canon Inc | 帯電装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
-
2019
- 2019-12-03 JP JP2019218667A patent/JP7412677B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133065A (ja) | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2007187716A (ja) | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
JP2008139659A (ja) | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Ricoh Co Ltd | 帯電装置並びに当該帯電装置を有したプロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2009029542A (ja) | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Kyocera Mita Corp | 給紙装置,及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2013250442A (ja) | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Ricoh Co Ltd | 帯電ローラクリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2015001656A (ja) | 2013-06-17 | 2015-01-05 | 株式会社リコー | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
JP2015040878A (ja) | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 株式会社リコー | 帯電装置および画像形成装置 |
JP2019045668A (ja) | 2017-09-01 | 2019-03-22 | 株式会社リコー | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ |
JP2019144291A (ja) | 2018-02-16 | 2019-08-29 | 株式会社リコー | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021089332A (ja) | 2021-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7317884B2 (en) | Image forming apparatus featuring a defined relationship among an image length, transforming member length, and length of an electric field area | |
US9008546B2 (en) | Image carrier, process cartridge, and image forming apparatus | |
JP3596531B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016126193A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置用のプロセスカートリッジ | |
JP2015099260A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017207565A (ja) | 回転駆動装置、及び、画像形成装置 | |
JP7412677B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
US10481515B2 (en) | Charging device, process cartridge, and image forming apparatus | |
JP7013734B2 (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JP7157371B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP6598012B2 (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2016206252A (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP7358855B2 (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JP2021081636A (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2014153382A (ja) | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
US20200233365A1 (en) | Cleaning device, process cartridge, and image forming apparatus | |
JP6070027B2 (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JP5915097B2 (ja) | 転写装置及び画像形成装置 | |
JP5618074B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009210933A (ja) | クリーニング機構、および画像形成装置 | |
JP2018112722A (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2016218422A (ja) | 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ | |
JPH07210011A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006293161A (ja) | 画像形成装置及びその制御プログラム | |
JP2015090422A (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、クリーニングブレード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221017 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231013 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231210 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7412677 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |