JP7407395B2 - 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
従来、宅配便等の物品の配送に関して、配送先へ物品を配送する時間帯を指定可能な時間指定配送により、不在配達を削減する技術が知られている。ここで、不在配達とは、配送先まで物品を配送したにも関わらず、例えば受領者の不在などに起因して、当該配送先への配送が完了しないことを言う。
特開2002-255349号公報
しかしながら、受領者は、指定された時間帯のうちのいずれの時点で配送されるか把握できないため、一時的な不在により配送の時点で配送者に応答できず、配送される物品を受領できない場合があった。このように、配送の時点で受領者による応答が得られない場合には、配送者は、時間指定配送であっても、異なる時間帯に再配送を行う必要があった。再配送が発生すると、配送距離や配送時間が増加するなど、配送の効率が低下する。
本開示は、配送の効率化を実現することができる情報処理装置を提供する。
本開示に係る情報処理装置は、通知部と、受信部と、制御部とを備える。前記通知部は、複数の配送先のうちの第1の配送先の情報処理端末に、予定の配送時間において受取可であるか否かの回答を依頼する回答依頼を回答期限とともに通知する。前記受信部は、前記第1の配送先の情報処理端末から、前記回答依頼に対する回答を受け付ける。前記制御部は、前記回答期限までの前記回答の有無と、前記第1の配送先に関する事前の配送時間帯の指定の有無とに基づいて、前記複数の配送先に関する配送経路を決定する。前記制御部は、前記回答期限までに前記回答がないとき、かつ、前記事前の配送時間帯の指定がないとき、前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路とは異なる第2の配送経路を前記複数の配送先に関する配送経路として決定する。前記制御部は、前記回答期限までに前記回答がないとき、かつ、前記事前の配送時間帯の指定があるとき、前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路を前記複数の配送先に関する配送経路として決定する。
本開示に係る情報処理装置によれば、配送の効率化を実現することができる。
図1は、実施形態に係る配送システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る配送サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る端末の機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る配送サーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係る配送サーバにおいて実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る配送システムにおける配送経路の決定の一例について説明するための図である。 図8は、実施形態に係る顧客端末において実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る顧客端末における回答依頼通知画面の一例を示す模式図である。 図10は、実施形態に係る顧客端末における配送状況通知画面の一例を示す模式図である。 図11は、実施形態に係るドライバー端末において実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係るドライバー端末における配送経路表示画面の一例を示す模式図である。 図13は、実施形態に係る配送システムにおける配送経路の決定の別の一例について説明するための図である。 図14は、実施形態に係るドライバー端末における配送経路表示画面の別の一例を示す模式図である。 図15は、実施形態に係る配送システムにおける配送経路の決定の別の一例について説明するための図である。 図16は、実施形態に係るドライバー端末における配送経路表示画面の別の一例を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法の実施形態について説明する。
実施形態は、情報処理システムの一例として、例えば宅配便などの複数の配送先へ各種の物品をそれぞれ配送する配送システム1を例示する。図1は、実施形態に係る配送システム1の構成の一例を示す図である。
配送システム1は、図1に示すように、ドライバー端末2a、顧客端末2b及び配送サーバ3を含む。ドライバー端末2a、顧客端末2b及び配送サーバ3は、ネットワーク9を介して、通信可能に接続される。ネットワーク9としては、例えばインターネット等の電気通信回線が利用可能である。配送システム1は、一例として、クライアント装置としてのドライバー端末2a及び顧客端末2bと、サーバ装置としての配送サーバ3とを含む、サーバクライアント型のシステムとして構築することができる。ここで、ドライバー端末2aは、第2の情報処理端末の一例である。また、顧客端末2bは、第1の配送先の情報処理端末及び第1の情報処理端末の一例である。また、配送サーバ3は、情報処理装置の一例である。
なお、配送システム1において、配送サーバ3の実現する機能の一部又は全部は、ドライバー端末2aに搭載されていてもよい。また、配送サーバ3の実現する機能の一部は、顧客端末2bに搭載されていてもよい。
なお、以下の説明では、ドライバー端末2aと顧客端末2bとを区別しない場合など、端末2と総称して記載する場合もある。また、任意の参照符号の末尾に「a」又は「b」を付すことにより、ドライバー端末2a又は顧客端末2bのいずれに関する要素であるかを特定する場合もある。
図2は、実施形態に係る端末2のハードウェア構成の一例を示す図である。端末2としては、スマートフォンやタブレットPC、カーナビゲーションシステム等の端末装置が適宜利用可能である。端末2は、図2に示すように、プロセッサ21、メモリ22、通信回路23、ディスプレイ24及びタッチパネル25を備える。プロセッサ21、メモリ22、通信回路23、ディスプレイ24及びタッチパネル25は、例えばバス29を介して通信可能に接続される。
プロセッサ21は、端末2の全体の動作を制御する。プロセッサ21は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。メモリ22は、端末2で使用される各種のデータやプログラムを記憶する。メモリ22に記憶されるデータは、配送サーバ3から受信したデータを含む。メモリ22に記憶されるプログラムは、後述の端末側の配送効率化プログラムを含む。通信回路23は、ネットワーク9を介して、端末2の外部と通信するための回路である。ディスプレイ24は、ユーザに表示画面を提示する。ディスプレイ24としては、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プロジェクタ等が適宜利用可能である。タッチパネル25は、ユーザの入力を受け付ける。タッチパネル25は、ディスプレイ24の表面に設けられ、触れられた位置に応じた情報を出力する。
なお、端末2は、タッチパネル25に限らず、キーボード等の他の入力装置を備えていても構わない。また、端末2は、ユーザの音声入力を受け付けるマイクロフォンや音声データに応じた音声を出力するスピーカ等をさらに備えていても構わない。これらの場合、端末2において、後述する回答依頼通知に対する回答が音声により入力されてもよいし、後述する回答依頼通知や配送状況の通知などの表示画面の内容が音声によりユーザに提示されてもよい。
図3は、実施形態に係る配送サーバ3のハードウェア構成の一例を示す図である。配送サーバ3は、図3に示すように、プロセッサ31、メモリ32及び通信回路33を有する。プロセッサ31、メモリ32及び通信回路33は、例えばバス39を介して通信可能に接続される。
プロセッサ31は、配送サーバ3の全体の動作を制御する。プロセッサ31は、例えばCPUである。メモリ32は、配送サーバ3で使用される各種のデータやプログラムを記憶する。メモリ22に記憶されるデータは、端末2から受信したデータを含む。メモリ32に記憶されるプログラムは、後述のサーバ側の配送効率化プログラムを含む。通信回路33は、ネットワーク9を介して、配送サーバ3の外部と通信するための回路である。
なお、配送サーバ3は、例えばタッチパネルやキーボード等のユーザの入力を受け付ける入力装置を備えていても構わない。また、配送サーバ3は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、プロジェクタ等のユーザに表示画面を提示する表示装置を備えていても構わない。
なお、プロセッサ21やプロセッサ31としては、CPUに限らず、GPU(Graphics Processing Unit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の他のプロセッサが利用されても構わない。
なお、メモリ22やメモリ32としては、ROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、Flashメモリ等の各種の記憶媒体や記憶装置が適宜利用可能である。また、メモリ22やメモリ32には、一時的に作業中のデータを記憶するRAM(Random Access Memory)がさらに設けられる。
なお、通信回路23や通信回路33としては、有線通信用の通信回路、無線通信用の通信回路及びこれらの組合せが適宜利用可能である。無線通信用の通信回路としては、3G、4G、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の各種の規格に対応した通信回路が適宜利用可能である。
また、配送システム1は、図1に示すように、配送経路算出システム6を含む。配送経路算出システム6は、複数の配送先へ各種の物品をそれぞれ配送する際の配送経路を算出するシステムである。配送経路算出システム6は、図1に示すように、配送サーバ3、配送情報4を格納するデータベース及び地図情報5を格納するデータベースを備える。配送サーバ3は、図1に示すように、配送情報4及び地図情報5をそれぞれ格納するデータベースへアクセス可能に構成される。配送情報4及び地図情報5をそれぞれ格納するデータベースとしては、例えば、記憶装置が内蔵されたコンピュータが適宜利用可能である。
配送情報4を格納するデータベースは、例えば、配送ドライバーの所属する会社などが管理するコンピュータやデータサーバ等に記憶されているとする。配送情報4は、ドライバー又は車両ごとに設定される情報であり、複数の配送先に関する情報である。配送情報4は、配送先により指定された時間指定配達の指定時間帯を含む。配送情報4は、配送先の階層やエレベータの有無、配送先へ配送する物品の大きさや重さ、数などの情報をさらに含んでいてもよい。
地図情報5を格納するデータベースは、例えば、配送ドライバーの所属する会社などが管理するコンピュータやデータサーバ等に記憶されているとする。地図情報5は、配送経路の算出に用いられる情報である。地図情報5は、地図データに限らず、経路で発生する渋滞に関する情報を含んでいてもよい。
なお、配送情報4及び地図情報5は、ネットワーク9を介してそれぞれのデータベースから配送サーバ3へ供給されても構わない。さらに、配送情報4及び地図情報5は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体や可搬型の外部記憶装置を介してそれぞれのデータベースから配送サーバ3へ供給されてもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、CD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等が適宜利用可能である。また、可搬型の外部記憶装置としては、HDDやSSD、Flashメモリ等が適宜利用可能である。
なお、配送情報4及び地図情報5をそれぞれ格納するデータベースは、1つのサーバ等に記憶されていてもよいし、複数のサーバ等に分散して記憶されていてもよい。また、配送情報4及び地図情報5をそれぞれ格納するデータベースは、ドライバー端末2aや配送サーバ3、配送車両に搭載されたHDDやSSD、Flashメモリ等により記憶されていてもよい。
図4は、実施形態に係る端末2の機能構成の一例を示すブロック図である。端末2は、例えばメモリ22にロードされた端末側の配送効率化プログラムをプロセッサ21が実行することにより、通信部201、表示部202及び入力部203としての機能を実現する。
ドライバー端末2aの通信部201は、配送サーバ3から配送経路を受信する。以下、ドライバー端末2aの通信部201を通信部201aと記載する。配送経路としては、後述する計画経路及び変更経路を含む。配送経路は、例えば、経路そのものを示す情報であってもよいし、複数の配送先と、配送順序又は複数の配送先の各々への配送時間とを示す情報であってもよい。また、配送経路とともに、地図情報5が受信されても構わない。また、通信部201aは、配送サーバ3へ荷物情報を通知する。荷物情報とは、配送結果を示す情報である。ドライバー端末2aの表示部202は、後述する配送経路を示す配送経路表示画面を表示する。以下、ドライバー端末2aの表示部202を表示部202aと記載する。また、表示部202aは、ドライバーが荷物情報を入力するための入力画面を表示する。ドライバー端末2aの入力部203は、ドライバーによる荷物情報の入力を受け付ける。以下、ドライバー端末2aの入力部203を入力部203aと記載する。例えば、ドライバーは、タッチパネル25を用いて、複数の配送先の各々の配送完了又は不在配達を入力する。なお、ドライバー端末2aは、後述する顧客端末2bの少なくとも1つの機能を実現可能に構成されていてもよい。
顧客端末2bの通信部201は、配送サーバ3から回答依頼及び回答期限時刻を含む回答依頼通知や配送状況の通知を受信する。以下、顧客端末2bの通信部201を通信部201bと記載する。また、通信部201bは、入力部203bが受け付けた回答依頼に対する回答を配送サーバ3へ通知する。顧客端末2bの表示部202は、後述する回答依頼通知画面及び配送状況通知画面を表示する。以下、顧客端末2bの表示部202を表示部202bと記載する。顧客端末2bの入力部203は、回答依頼に対する回答の入力又は選択を受け付ける。以下、顧客端末2bの入力部203を入力部203bと記載する。
図5は、実施形態に係る配送サーバ3の機能構成の一例を示すブロック図である。配送サーバ3は、例えばメモリ32にロードされたサーバ側の配送効率化プログラムをプロセッサ31が実行することにより、通信部301、演算部302及び更新部303としての機能を実現する。ここで、通信部301は、通知部及び受信部の一例である。演算部302及び更新部303は、制御部の一例である。
通信部301は、それぞれのデータベースからの配送情報4及び地図情報5やドライバー端末2aからの荷物情報、顧客端末2bからの回答依頼に対する回答などを受信する。また、通信部301は、ドライバー端末2aへ配送経路を通知する。通信部301は、顧客端末2bへ回答依頼及び回答期限時刻を含む回答依頼通知や配送状況を通知する。演算部302は、配送情報4及び地図情報5に基づいて、配送経路を算出する。更新部303は、回答期限時刻までの回答依頼に対する回答の有無やその配送先に関する事前の配送時間帯の指定、すなわち時間指定の有無を判定する。また、更新部303は、回答及び時間指定の有無に基づいて、配送経路を決定する。換言すれば、更新部303は、回答及び時間指定の有無に基づいて、計画経路を変更する、すなわち変更経路を算出するか否かを判定する。なお、更新部303は、複数の変更経路の候補がある場合、複数の候補のうちのいずれの経路を変更経路として決定するかを判断してもよい。この判断は、例えば、走行距離や配送時間などに基づいて行われる。
なお、演算部302及び更新部303は、1つの機能として構成されていてもよい。あるいは、更新部303は、演算部302に配送経路の更新を指示する機能として構成されていても構わない。以下、配送経路の更新を配送経路の再算出と記載する場合もある。
以下、図面を参照して、実施形態に係る配送システム1の動作について説明する。なお、以下に説明する処理の流れは一例であり、処理順序の変更や一部の処理の削除、他の処理の追加も可能である。
配送システム1では、配送サーバ3により実行されるサーバ側の処理と、端末2により実行されるクライアント側の処理とにより実現される、サーバクライアント処理が実行される。
図6は、実施形態に係る配送サーバ3において実行される処理の一例を示すフローチャートである。図7は、実施形態に係る配送システム1における配送経路の決定の一例について説明するための図である。図7に示す例において、計画経路は、配送情報4及び地図情報5に基づいて、演算部302により算出された、複数の配送先に関する配送経路である。また、変更経路は、更新部303により算出された、複数の配送先のうちの回答期限までに回答依頼通知に対する回答がなかった配送先の配送順序が変更された配送経路である。ここで、計画経路は、予定の配送時間に対応する第1の配送経路の一例である。予定の配送時間とは、複数の配送先への配送の計画経路に基づく、複数の配送先のうちの任意の配送先への配送時間である。また、変更経路は、第3の配送経路の一例である。配送経路に決定された変更経路は、第2の配送経路の一例である。
演算部302は、配送情報4及び地図情報5に基づいて、複数の配送先に関する配送経路を算出する(S101)。なお、配送情報4及び地図情報5は、S101の処理に先立って、通信部301によりそれぞれのデータベースから取得されているとする。以下、本ステップの処理で算出される配送経路を計画経路と記載する。算出された計画経路は、メモリ32等に記憶される。
演算部302は、一例として、走行距離が最短となる配送経路を計画経路として算出する。なお、演算部302は、走行距離に限らず、配送時間やエネルギー消費量などに基づいて計画経路を算出してもよい。ここで、エネルギー消費量は、ガソリンや軽油の消費量に限らず、電気自動車やハイブリッド自動車の駆動用のバッテリーに関する電力消費量を含む。また、配送車両が電気自動車やハイブリッド自動車である場合には、演算部302は、配送車両に搭載されるバッテリーの劣化量に基づいて計画経路を算出しても構わない。
なお、計画経路は、配送情報4として配送サーバ3に供給されても構わない。つまり、S101の処理は、配送サーバ3の外部で実行されても構わない。
通信部301は、算出された計画経路をドライバーへ通知する(S102)。具体的には、通信部301は、算出された計画経路をドライバー端末2aへ送信する。
また、通信部301は、回答依頼及び回答期限時刻を配送先へ通知する(S103)。ここで、回答依頼は、計画経路に基づく予定の配送時間において、受取可能であるか否かの回答の依頼である。回答期限時刻は、回答依頼に対する回答期限である。具体的には、通信部301は、回答依頼及び回答期限時刻を含む回答依頼通知を顧客端末2bへ送信する。
通信部301は、一例として、複数の配送先のうちの少なくとも1つの配送先に関して、該配送先への計画経路に基づく予定の配送時間の所定時間前の時刻になったことを契機として、回答依頼及び回答期限時刻を通知する。所定時間としては、例えば予め設定されてメモリ32などに記憶されている閾値が使用されてもよいし、所定の数だけ前の配送先への予定の配送時間や該配送先においてドライバーが荷物情報を入力した時点の時刻が使用されてもよい。この所定の数は、例えば予め設定されてメモリ32などに記憶されていればよい。なお、予定の配送時間としては、時間指定配達として指定された配送時間帯の開始時間などが使用されても構わない。
また、通信部301は、別の一例として、計画経路の経路上の配送車両から該配送先までの距離が所定距離になったことを契機として、回答依頼及び回答期限時刻を通知してもよい。配送車両から該配送先までの距離は、配送車両の位置情報を取得することにより算出されてもよいし、現在時刻及び計画経路に基づいて算出されてもよい。所定距離としては、例えば予め設定されてメモリ32などに記憶されている閾値が使用されてもよいし、計画経路の経路上の所定の数だけ前の配送先からの距離が使用されてもよい。なお、所定の数だけ前の配送先からの距離に配送車両が位置しているか否かは、該配送先においてドライバーが荷物情報を入力したことに基づいて判断できる。
更新部303は、回答依頼に対する回答があったか否かを判定する(S104)。具体的には、更新部303は、顧客端末2bからの回答依頼通知に応じた回答、すなわち回答依頼に対する回答が通信部301により受信されたか否かを判定する。
<1.回答ありの場合>
回答依頼に対する回答があったとき(S104:Yes)、更新部303は、受取可であることを示す回答であるか否かを判定する(S105)。
<1-1.回答あり、かつ、受取可の場合>
受取可であることを示す回答であるとき(S105:Yes)、通信部301は、配達予定通りの配送を配送先へ通知する(S106)。具体的には、通信部301は、配達予定通りの配送であることを示す配送状況の通知を顧客端末2bへ送信する。ここで、受取可の回答とは、例えば、受取可が選択された場合や置き配が選択された場合などの予定の配送時間、すなわち配達予定通りの配送を肯定する回答である。したがって、配送経路としては、計画経路が使用される。その後、図6の流れは終了する。
<1-2.回答あり、かつ、受取不可の場合>
一方で、受取不可であることを示す回答であるとき(S105:No)、更新部303は、配送経路を更新する(S111)。更新部303は、一例として、受取不可の回答をした配送先を除いて配送経路を算出する。更新部303は、計画経路から新たに算出された配送経路に配送経路を決定する。つまり、更新部303は、計画経路から新たに算出された配送経路に配送経路を変更する。ここで、受取不可の回答とは、例えば、受取不可が選択された場合や日時変更が選択された場合、店舗受取が選択された場合などの予定の配送時間通りの配送を否定する回答である。その後、通信部301は、S102と同様にして、更新後の配送経路である変更経路をドライバーへ通知する(S112)。また、通信部301は、配達予定の変更を配送先へ通知する(S113)。その後、図6の流れは終了する。
<2.回答なしの場合>
一方で、回答依頼に対する回答がなかったとき(S104:No)、更新部303は、回答期限時刻であるか否かを判定する(S107)。
<2-1.回答なし、かつ、回答期限時刻前の場合>
回答期限時刻前であるとき、すなわち回答期限時刻ではないとき(S107:No)、更新部303は、回答期限時刻の所定時間前であるか否かを判定する(S108)。所定時間としては、例えば予め設定されてメモリ32などに記憶されている閾値が使用されてもよいし、所定の数だけ前の配送先への予定の配送時間が使用されてもよい。この所定の数は、例えば予め設定されてメモリ32などに記憶されていればよい。回答期限時刻の所定時間前ではないとき(S108:No)、図6の流れは、S104の処理へ戻る。一方で、回答期限時刻の所定時間前であるとき(S108:Yes)、通信部301は、S103の処理と同様にして、回答依頼及び回答期限時刻を配送先へ再通知する(S109)。その後、図6の流れは、S104の処理へ戻る。
このように、更新部303は、S104,S107~S109の処理において、回答期限時刻の所定時間前に回答を促す再通知をしつつ、回答期限時刻までの回答依頼に対する回答の有無を判定する。
<2-2.回答なし、かつ、回答期限時刻以降の場合>
一方で、回答期限時刻であるとき(S107:Yes)、すなわち回答期限時刻までに回答依頼に対する回答がなかったとき、更新部303は、その配送先に関する事前の配送時間帯の指定、すなわち時間指定があるか否かを判定する(S110)。つまり、更新部303は、その配送先が時間指定配達の対象であるか否かを判定する。換言すれば、回答期限時刻までに回答依頼に対する回答がなかったとき(S104:No,S107:Yes)、更新部303は、その配送先に関する事前の配送時間帯の指定の有無を判定する。
ここで、時間指定配達とは、顧客などにより、配送する時間帯として配送時間帯が事前に指定された配送である。以下の説明では、指定された配送時間帯を指定時間帯と記載する場合もある。なお、指定時間帯は、所定の時間幅を有する。所定の時間幅としては、一例として、1時間や3時間などの区分である。あるいは、所定の時間幅として、午前又は午後の区分が使用されても構わない。また、所定の時間幅として、1日単位の区分、すなわち指定日が使用されても構わない。
<2-2-1.回答なし、かつ、時間指定ありの場合>
時間指定があるとき(S110:Yes)、通信部301は、配達予定通りの配送を配送先へ通知する(S106)。つまり、その配送先には、指定時間帯内の予定の配送時間に物品が配送される。したがって、配送経路としては、計画経路が使用される。その後、図6の流れは終了する。
<2-2-2.回答なし、かつ、時間指定なしの場合>
一方で、時間指定がないとき(S110:No)、更新部303は、配送経路を更新する(S111)。更新部303は、一例として、計画経路からその配送先の配送順序が変更された変更経路に配送経路を決定する。図6の流れは、通信部301により、更新後の配送経路である変更経路がドライバーへ通知(S112)されるとともに、配達予定の変更が配送先へ通知(S113)された後に、終了する。
ここで、配送順序が変更される配送先は、回答期限時刻までに回答依頼に対する回答がない、かつ、事前の配送時間帯の指定がない配送先である。図7に示す例では、計画経路における2つ目の配送先[2]の配送順序が変更されるとする。ここで、図7に示す例では、計画経路は、配送拠点DPを出発した後、複数の配送先の各々を[1],[2],[3],[4],[5]の配送順序で回り、配送拠点DPへ戻る配送経路である。更新部303は、図7に示すように、一例として、その配送先への配送が今回の配送の最後になるように、配送順序を変更する。つまり、図7に示す例では、変更経路は、配送拠点DPを出発した後、複数の配送先の各々を[1],[3],[4],[5],[2]の配送順序で回り、配送拠点DPへ戻る配送経路である。
図8は、実施形態に係る顧客端末2bにおいて実行される処理の一例を示すフローチャートである。
通信部201bは、回答依頼及び回答期限時刻を含む回答依頼通知を配送サーバ3から受信するまで待機(S201:No)する。通信部201bにより配送サーバ3からの回答依頼通知が受信されたとき、表示部202bは、回答依頼通知画面をディスプレイ24bに表示する(S202)。回答依頼通知画面は、配送サーバ3からの回答依頼通知を表示する表示画面である。図9は、実施形態に係る顧客端末2bにおける回答依頼通知画面の一例を示す模式図である。表示画面710は、図9に示すように、回答依頼通知711、予定の配送時間712及び回答期限時刻713を含む。また、表示画面710は、例えば、配送先相手の氏名、配達部の名称やその配送を一意に特定する配送番号等の配達物に関する情報などの予定の配送時間712の他の配達予定をさらに含む。また、表示画面710は、現在時刻の表示を含む。なお、回答期限時刻713に代えて、回答期限時刻713までの残り時間を表示してもよい。
入力部203bは、回答依頼に対する回答が入力(選択)されたか否かを判定する(S203)。一例として、表示画面710は、図9に示すように、「受取可」、「受取不可」、「日時変更」、「置き配」、「店舗受取」などの回答依頼に対する回答を入力又は選択するための操作ボタン801をさらに表示する。回答依頼に対する回答が入力又は選択されたとき(S203:Yes)、通信部201bは、入力部203bが受け付けた回答を配送サーバ3へ通知する(S204)。回答依頼に対する回答が入力又は選択されなかったとき(S203:No)又は配送サーバ3へ回答が通知された後、通信部201bは、配送状況の通知を受信したか否かを判定する(S205)。図8の流れは、配送状況の通知を受信するまで(S205:No)、S203~S205の処理を繰り返す。
一方で、通信部201bにより配送状況の通知が受信されたとき(S205:Yes)、表示部202bは、配送状況通知画面をディスプレイ24bに表示する(S206)。配送状況通知画面は、配送サーバ3からの配送状況の通知を表示する表示画面である。図10は、実施形態に係る顧客端末2bにおける配送状況通知画面の一例を示す模式図である。表示画面720は、図10に示すように、配送状況の通知721を含む。配送状況の通知721は、一例として、配送サーバ3から通知される、配達予定の変更を通知する情報である。ここで、配達予定の変更とは、配達予定通りの配送が行われなくなることである。配達予定の変更は、配達の中止を含む。また、配達予定の変更は、予定の配送時間が、計画経路に基づく配送時間又はその時点で最新の変更経路に基づく配送時間から変更されることを含む。また、表示画面720は、例えば、配送先相手の氏名、配達部の名称やその配送を一意に特定する配送番号等の配達物に関する情報などをさらに含む。また、表示画面720は、現在時刻の表示を含む。一方で、表示画面720は、表示画面710とは異なり、操作ボタン801を含まない。このように、顧客端末2bは、配送状況の通知が受信されたことを契機として、回答依頼に対する回答の入力の受け付けを終了するとともに、配送状況の通知721を表示する。なお、操作ボタン801は、表示をグレーアウトさせるなどして、操作不可能なことを表現してもよい。
なお、図6のS106の処理で配送サーバ3から通知される、配達予定通りの配送であることを示す配送状況の通知も、上述と同様にして、顧客端末2bに表示される。
図11は、実施形態に係るドライバー端末2aにおいて実行される処理の一例を示すフローチャートである。図11は、配送経路が更新された後の流れを例示する。なお、例えば図6のS102で通知された配送経路も、図11の流れと同様にして表示される。
通信部201aは、更新後の配送経路である変更経路を配送サーバ3から受信する(S301)。表示部202aは、配送経路表示画面をディスプレイ24aに表示する(S302)。配送経路表示画面は、配送サーバ3からの計画経路及び変更経路を含む配送経路を表示する表示画面である。図12は、実施形態に係るドライバー端末2aにおける配送経路表示画面の一例を示す模式図である。表示画面730は、図12に示すように、計画経路及び変更経路を含む。
なお、回答依頼通知や配送状況の通知、配送経路の通知においては、表示画面用の画像データが送信されてもよいし、表示画面用の画像データの生成に使用する情報が送信されてもよい。つまり、表示画面用の画像データは、配送サーバ3で生成されてもよいし、端末2で生成されてもよい。
図13は、実施形態に係る配送システム1における配送経路の決定の別の一例について説明するための図である。図13は、計画経路における4つ目の配送先[4]が回答なし、かつ、時間指定なしである場合を例示する。
更新部303は、計画経路と変更経路との間の配送距離又は配送時間の差が所定の閾値より大きいとき、計画経路からその配送先を除いて算出された配送経路である持ち帰り経路に配送経路を決定する。ここで、持ち帰り経路は、第3の配送経路の一例である。また、配送経路に決定された持ち帰り経路は、第2の配送経路の一例である。
図7に示す例では、計画経路と変更経路との間の配送距離又は配送時間の差d1は、所定の閾値以下である。このため、図7に示す例では、更新部303は、配送経路を変更経路に決定する。一方で、図13に示す例において、計画経路と変更経路との間の配送距離又は配送時間の差d2は、所定の閾値より大きい。このため、図13に示す例では、更新部303は、配送経路を持ち帰り経路に決定する。
図14は、実施形態に係るドライバー端末2aにおける配送経路表示画面の別の一例を示す模式図である。図14は、持ち帰り経路が配送経路に決定された場合の配送経路の表示画面740を例示する。表示画面740は、計画経路及び持ち帰り経路を含む。この構成によれば、配送経路の更新に伴って配送距離又は配送時間が増加し、配送効率が低下することを抑制できる。
なお、上述の実施形態では、その配送先への配送が今回の配送の最後になるように、配送順序を変更する場合を例示したが、これに限らない。図15は、実施形態に係る配送システムに1おける配送経路の決定の別の一例について説明するための図である。
図15は、計画経路における2つ目の配送先[2]が回答なし、かつ、時間指定なしである場合を例示する。更新部303は、図15に示すように、複数の変更経路の候補を算出する。つまり、2つ目の配送先[2]の変更後の配送順序は、今回の配送の最後に限らず、次の配送先以外であれば、いずれの順序であってもよい。ここで、2つ目の配送先[2]からは、回答依頼に対する回答が得られていない状況である。このため、不在配達を低減する観点から、一例として、更新部303は、2つ目の配送先[2]が次々先以降の配送順序の変更経路の候補うちのいずれかの配送経路を決定する。
また、図15は、複数の変更経路の候補として、2つの変更経路を例示する。ここで、図15に示す例では、2つ目の変更経路は、1つ目の変更経路よりd3だけ配送距離又は配送時間が小さい。なお、図15に示す例では、図7のd1に相当する計画経路と変更経路の候補の各々との間の配送距離又は配送時間の差は、所定の閾値以下であるとする。このような場合、更新部303は、複数の変更経路の候補のうちの配送距離又は配送時間が最も小さい変更経路の候補、すなわち2つ目の変更経路に配送経路を決定する。図16は、実施形態に係るドライバー端末2aにおける配送経路表示画面の別の一例を示す模式図である。
図16は、図15の複数の変更経路の候補のうちの2つ目の変更経路が配送経路に決定された場合の配送経路の表示画面750を例示する。表示画面740は、計画経路及び変更経路を含む。この構成によれば、配送経路の更新に伴う配送距離又は配送時間の増加を低減できる。
なお、配送距離又は配送時間の増加量に基づいて、計画経路、変更経路及び持ち帰り経路のうちのいずれかを配送経路に決定する場合を例示したが、これに限らない。更新部303は、走行距離、配送時間、エネルギー消費量及びバッテリーの劣化量のうちの少なくとも1つを含む評価指標の増加量に基づいて、配送経路を決定すればよい。
また、評価指標の増加量に関する所定の閾値は、例えば予め設定されてメモリ32などに記憶されている。ここで、所定の閾値は、一例として、今回の配送に許容される評価指標の上限値と、計画経路の評価指標との差分である。また、別の一例として、所定の閾値は、複数の配送先の各々に許容される配送先あたりの評価指標の増加量の上限値である。
なお、複数回、すなわち2つ以上の配送先に関して配送経路が更新される場合もある。具体的には、図6のS103~S113の処理は、計画経路に含まれる複数の配送先の各々について実行される。このとき、2回目以降の更新で用いられる所定の閾値は、一例として、今回の配送に許容される評価指標の上限値と、その時点での最新の配送経路の評価指標との差分である。つまり、その時点での最新の配送経路の評価指標が評価指標の上限値又はその近傍の値に達しているとき、更新部303は、上述の実施形態において変更経路が選択される状況であっても持ち帰り経路を配送経路に決定する。あるいは、更新部303は、配送順序の変更先が最後に固定されている場合には、その時点での最新の配送経路の評価指標が評価指標の上限値又はその近傍の値に達しているとき、変更先の配送順序を例えば次々先以降などの任意の順序に変更して、性能指標の増加量が所定の閾値以下の変更経路を探索してもよい。また、所定の閾値として、複数の配送先の各々に許容される配送先あたりの評価指標の増加量の上限値が設定されている場合、更新部303は、一例として、今回の配送に許容される評価指標の上限値と、配送先あたりの評価指標の増加量の上限値とにより規定される変更回数に応じて、上述の実施形態において変更経路が選択される状況であっても持ち帰り経路を配送経路に決定する。
なお、表示画面730,740,750の各々において、計画経路及び更新後の配送経路は、一例として、比較可能に表示される。このため、ドライバーは、更新前後の配送経路の違いを容易に把握できる。また、表示画面730,740,750の各々は、その配送先が回答なし、かつ、時間指定なしの配送先であることを表示する。このため、ドライバーは、経路更新の理由を容易に把握できる。経路更新の理由の提示は、配送経路を指示されたドライバーの違和感を低減することができる。また、ドライバーは、その配送先が不在配達になるおそれがあることを把握できる。
以上説明したように、実施形態に係る配送システム1において、配送サーバ3は、複数の配送先のうちの任意の配送先に、予定の配送時間において受取可であるか否かの回答を依頼する回答依頼を回答期限とともに通知する。また、配送サーバ3は、回答期限までの回答の有無と、その配送先に関する事前の配送時間帯の指定の有無とに基づいて、複数の配送先に関する配送経路を決定する。
一例として、更新部303は、「回答期限までに回答がないとき、かつ、事前の配送時間帯の指定がないとき」と、「回答期限までに受取不可を示す回答があるとき」とにおいて、予定の配送時間に対応する計画経路とは異なる変更経路又は持ち帰り経路を複数の配送先に関する配送経路として決定する。別の一例として、更新部303は、「回答期限までに回答がないとき、かつ、事前の配送時間帯の指定があるとき」と、「回答期限までに受取可を示す回答があるとき」とにおいて、予定の配送時間に対応する計画経路を複数の配送先に関する配送経路として決定する。
この構成によれば、配送先からの回答がない場合であっても適切に対応することが可能となる。つまり、不在配達となるリスクを低減し、不在配達に伴う再配送を削減することができる。再配送の削減は、配達距離の削減に寄与する。したがって、実施形態に係る配送システム1によれば、配送の効率化を実現することができる。
なお、本開示に係る情報処理システムは、例えば複数の集荷先から各種の物品をそれぞれ集荷する集荷システムとして実現することもできる。さらに、本開示に係る技術は、例えばライドシェア、乗り合いタクシー、乗り合いバスのように、荷物に限らず、人を輸送する場合にも適用することができる。
本実施形態の情報処理システム(配送システム1)で実行される各プログラム(端末側の配送効率化プログラム及びサーバ側の配送効率化プログラム)は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の情報処理システム(配送システム1)で実行される各プログラム(端末側の配送効率化プログラム及びサーバ側の配送効率化プログラム)を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理システム(配送システム1)で実行される各プログラム(端末側の配送効率化プログラム及びサーバ側の配送効率化プログラム)をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の情報処理システム(配送システム1)で実行される各プログラム(端末側の配送効率化プログラム及びサーバ側の配送効率化プログラム)を、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 配送システム(情報処理システム)
2 端末(情報処理端末)
2a ドライバー端末(第2の情報処理端末)
2b 顧客端末(情報処理端末,第1の情報処理端末)
201 通信部
202 表示部
203 入力部
21 プロセッサ
22 メモリ
23 通信回路
24 ディスプレイ
25 タッチパネル
29 バス
3 配送サーバ
301 通信部(通知部,受信部)
302 演算部(制御部)
303 更新部(制御部)
31 プロセッサ
32 メモリ
33 通信回路
39 バス
4 配送情報
5 地図情報
710,720,730,740,750 表示画面
711 回答依頼通知
712 予定の配送時間
713 回答期限時刻
721 配送状況の通知
801 操作ボタン

Claims (21)

  1. 複数の配送先のうちの第1の配送先の情報処理端末に、予定の配送時間において受取可であるか否かの回答を依頼する回答依頼を回答期限とともに通知する通知部と、
    前記第1の配送先の情報処理端末から、前記回答依頼に対する回答を受け付ける受信部と、
    前記回答期限までの前記回答の有無と、前記第1の配送先に関する事前の配送時間帯の指定の有無とに基づいて、前記複数の配送先に関する配送経路を決定する制御部と
    を具備し、
    前記制御部は、
    前記回答期限までに前記回答がないとき、かつ、前記事前の配送時間帯の指定がないとき、前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路とは異なる第2の配送経路を前記複数の配送先に関する配送経路として決定し、
    前記回答期限までに前記回答がないとき、かつ、前記事前の配送時間帯の指定があるとき、前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路を前記複数の配送先に関する配送経路として決定する、
    情報処理装置。
  2. 前記予定の配送時間は、前記複数の配送先への配送の計画経路に基づく前記第1の配送先への配送時間である、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記回答期限までに受取不可を示す前記回答があるとき、前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路とは異なる第2の配送経路を前記複数の配送先に関する配送経路として決定する、請求項又は請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記回答期限までに受取可を示す前記回答があるとき、前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路を前記複数の配送先に関する配送経路として決定する、請求項から請求項のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第1の配送先の配送順序が前記第1の配送経路とは異なる第3の配送経路を算出し、前記第1の配送経路から前記第3の配送経路に変更した場合の評価指標の増加量が第1の閾値以下であるとき、前記第3の配送経路を前記第2の配送経路として決定する、請求項から請求項のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記第1の配送先の配送順序を最後にして前記第3の配送経路を算出する、請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記第1の配送先の配送順序が前記第1の配送経路とはそれぞれ異なる複数の配送経路の候補のうちの前記評価指標が最も小さい配送経路を前記第3の配送経路として算出する、請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記第1の配送先の配送順序を前記第1の配送経路における配送順序の次々先以降にして前記複数の配送経路の候補を算出する、請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、前記第1の配送経路から前記第3の配送経路に変更した場合の前記評価指標の増加量が前記第1の閾値より大きいとき、前記第1の配送先を除いた第4の配送経路を前記第2の配送経路として決定する、請求項から請求項のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の閾値は、前記複数の配送先への今回の配送に許容される前記評価指標の上限値と、前記第1の配送経路の前記評価指標との差分以下である、請求項から請求項のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1の閾値は、前記複数の配送先の各々に許容される前記評価指標の増加量の上限値である、請求項から請求項のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記評価指標は、走行時間、走行距離、エネルギー消費量及び電池劣化量のうちの少なくとも1つを含む、請求項から請求項11のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路は、前記複数の配送先のうちの前記第1の配送先より前の配送順序の配送先に関する、前記回答期限までの前記回答の有無と、前記第1の配送先に関する事前の配送時間帯の指定の有無とに基づいて決定された、前記複数の配送先に関する配送経路である、請求項1から請求項12のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記通知部は、前記予定の配送時間の所定時間前となったことを契機として、前記第1の配送先へ前記回答依頼を通知する、請求項1から請求項13のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記通知部は、配送車両から前記第1の配送先までの前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路上の距離が所定距離以下となったことを契機として、前記第1の配送先へ前記回答依頼を通知する、請求項1から請求項13のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 請求項1から請求項1のうちのいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信し、前記回答依頼を前記回答期限とともに表示し、前記回答依頼に対するユーザの回答の入力を受け付ける前記第1の配送先の情報処理端末と
    を備える情報処理システム。
  17. 前記第1の配送先の情報処理端末は、配達予定の変更を表示する、請求項1に記載の情報処理システム。
  18. 前記回答期限の表示は、前記回答期限までの残り時間により表示される、請求項1又は請求項1に記載の情報処理システム。
  19. 前記通知部は、前記複数の配送先に関する配送経路が決定されたとき、前記決定された配送経路に応じた配送状況を前記第1の配送先の情報処理端末へ通知し、
    前記第1の配送先の情報処理端末は、前記配送状況の通知を契機として、前記回答の入力の受け付けを終了するとともに、前記配送状況の通知を表示する、
    請求項1から請求項18のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
  20. 前記情報処理装置と通信し、決定された前記複数の配送先に関する配送経路が前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路とは異なる第2の配送経路であるとき、前記第1の配送経路と前記第2の配送経路とを表示する、前記複数の配送先への配送を行うドライバーの情報処理端末をさらに備える、請求項1から請求項19のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
  21. 複数の配送先のうちの第1の配送先の情報処理端末に、予定の配送時間において受取可であるか否かの回答を依頼する回答依頼を回答期限とともに通知することと、
    前記第1の配送先の情報処理端末から、前記回答依頼に対する回答を受け付けることと、
    前記回答期限までの前記回答の有無と、前記第1の配送先に関する事前の配送時間帯の指定の有無とに基づいて、前記複数の配送先に関する配送経路を決定することと
    を含み、
    前記複数の配送先に関する配送経路を決定することは、
    前記回答期限までに前記回答がないとき、かつ、前記事前の配送時間帯の指定がないとき、前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路とは異なる第2の配送経路を前記複数の配送先に関する配送経路として決定し、
    前記回答期限までに前記回答がないとき、かつ、前記事前の配送時間帯の指定があるとき、前記予定の配送時間に対応する第1の配送経路を前記複数の配送先に関する配送経路として決定する、ことを含む、
    情報処理方法。
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