JP7403930B2 - 包装用シートおよびその供給方法 - Google Patents

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本発明は、店頭に並べる野菜等の商品を簡易包装するのに好適な包装用シートとその供給方法とに関する。
スパーマーケット等の店舗において、多数のキャベツや白菜のそれぞれに簡易な包装用シートを巻き付けて店頭に並べたり、複数本の生花を束ねて、それに簡易な包装用シートを巻き付けて店頭に並べたり顧客に手渡したりすることはよく知られている。
特許文献1に記載の包装用シートは、そのような簡易な包装用シートとして使用することのできるものである。この包装用シートに使用されるラベルは、巻き付けて重なり合う包装用シートどうしを固定するために使用される。そのラベルでは、包装用シートに固定するための取り付け領域と、摘持するための非粘着領域と、これら両領域の間に介在する粘着領域とが一列に並んでいる。
特開2019-123545号公報
前記背景技術に記載の包装用シートでは、それに使用するラベルの構造が複雑であるとか、複数種類の粘着剤を必要とするとかということによって、コストがかさむとか、製造工程が複雑になるとかということがある。
そこで、本発明では、簡易な構造を有し、製造工程を単純にすることが可能で、使い易い包装用シートの提供を課題にしている。
前記課題を解決するための本発明には、包装用シートを対象とする第1発明と、その包装用シートのユーザーに対する供給方法を対象とする第2発明とがある。
本発明のうちの第1発明が対象とするのは、被包装物に巻きつけて使用することのできる包装用シートである。
かかる包装シートにおいて、第1発明が特徴とするところは、以下のとおりである。すなわち、前記包装用シートが互いに直交する長さ方向と幅方向と厚さ方向とを有し、前記長さ方向および前記幅方向のいずれか一方向に延びる直線を折曲線として折曲されていて前記折曲線と直交する方向における寸法が相対的に長い長尺部分と、前記寸法が相対的に短い短尺部分とが形成されて、前記長尺部分と前記短尺部分とが重なり合い、前記短尺部分には前記長尺部分と対向する面である内面の一部分であって前記短尺部分を画成している前記包装用シートの周縁部分よりも内側に再剥離可能な接着域が形成され、前記接着域を介して前記短尺部分が前記長尺部分に剥離可能に接着されている。前記短尺部分では、前記内面の反対面である外面に前記接着域を覆う大きさのカバーシートが貼り付けられていて、前記短尺部分には透孔が形成されていて、前記透孔が前記カバーシートによって覆われており、前記接着域が前記カバーシートに塗布されている接着剤によって形成されている
第1発明の実施態様の他の一つにおいて、前記接着域は、前記短尺部分の前記内面に塗布された接着剤によって形成されている。
第1発明の実施態様の他の一つにおいて、前記接着域の形状が円形である。
第1発明の実施態様のさらに他の一つにおいて、前記接着域の形状が楕円および長円のいずれかであって、前記楕円および前記長円のいずれかにおける長軸が前記折曲線に直交する方向へ延びている。
第1発明の実施態様のさらに他の一つにおいて、前記接着域の形状が多角形であって、前記多角形の頂点の一つが前記折曲線に直交する線上にあって、前記折曲線と対向する向きとは反対の向きにある。
第1発明の実施態様のさらにまた他の一つにおいて、前記カバーシートが前記接着域を隠蔽した状態で、前記接着域の存在位置を示している。
本発明のうちの第2発明が対象とするのは、請求項1-7のいずれかに記載の包装用シートをそのユーザーに対して供給する方法である。
かかる第2発明が特徴とするところは、次のとおりである。前記包装用シートは、前記カバーシートを取り付けることのない状態で前記ユーザーに供給し、前記ユーザーが前記包装用シート使用するに当って前記カバーシートを前記接着域を覆うように貼り付ける。
本発明に係る包装用シートでは、接着剤を介して重なり合う長尺部分と短尺部分とをそれら両部分の間に介在してそれら両部分を接合するように作用する接着域において剥離すれば、被包装物を包装できるようになるから、この包装用シートは構造が簡単で使い易いばかりでなく、使用材料も少なくて、製造コストを低く抑えることも可能になる。
図面は、本発明に係る包装用シートの特定の実施形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的および好ましい実施形態を含む。
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
(a)は包装用シートの斜視図、(b)は使用状態にある包装用シートの斜視図。 図1(b)のII-II線矢視図。 図1(a)の包装用シートの部分破断図。 (a)と(b)とによって包装用シートの使用手順の一例を示す図。 包装用シートの部分平面図。 図5のVI-VI線矢視図。 長尺部分と短尺部分との剥離過程を示す図。 実施態様の一例を示す図5と同様な図。 図8のIX-IX線矢視図。 実施態様の一例を示す図8と同様な図。 図10のXI-XI線矢視図。
添付の図面を参照して、本発明に係る包装用シートと、その包装用シートのユーザーに対する提供方法との詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1,2において、図1の(a)は本発明に係る包装用シート10の斜視図であり、(b)は使用状態にある包装用シート10を例示している。図において、その包装用シート10は、被包装物である白菜1に巻き付けるようにして使用してある。また、図1(b)において仮想線で示す包装用シート10は、図1(a)における包装用シート10の後記する短尺部分32を伸展して白菜に巻きつけることができる状態にあるものを示している。図2は、図1(a)のII-II線矢視図であって、使用状態にある包装用シート10と白菜1の断面を示している。図1(b)において明らかなように、図示例の包装用シート10は、矩形もので、互いに対向する一対の長辺11a、11bと、互いに対向する一対の短辺12a、12bと、厚さtとを有し、包装用シート10の長さ方向と幅方向と厚さ方向とは互いに直交する関係にあって、A,B,Cで示されている。長辺11a,11bと短辺12a,12bは、包装用シート10の周縁部分である。包装用シート10はまた、それを形成するための一要素であるシート部分10aを白菜1に巻き付けたときに、白菜1に当接する内面13と、その反対面である外面14とを有する。包装用シート10はまた、内外面13,14を貫通する円形の透孔15が形成され、その透孔15が外面14に接着されたカバーシート20によって覆われている。カバーシート20では、包装用シート10の外面14と対向する内面20aに接着剤21が塗布されている。カバーシート20は、その接着剤21を介して包装用シート10の外面14に接着されるとともに、透孔15においては接着剤21が露出している。白菜1に巻き付けた状態の包装用シート10では、その透孔15で露出している接着剤21を介して、カバーシート20と包装用シート10とが剥離可能に接着して、白菜1の包装状態が維持されている。包装状態にある包装用シート10は、カバーシート20の近傍に位置する短辺12bを摘まみ、矢印Rで示す方向(図2参照)へ引張ることで、透孔15において接着剤21を介して接着していたカバーシート20とシート部分10aとを剥離して、白菜1に対する包装を解くことができる。本発明において使用する接着剤21は、再剥離性を有するものである。ここでいう再剥離性とは、接着と剥離との繰り返しが可能であることを意味している。また、本発明においては、接着という用語と、粘着という用語とには区別がなく、接着を粘着といいかえることもできる。本発明ではまた、カバーシート20が接着剤21を介して短尺部分32に接着して一体になっているとともに、透孔15においては長尺部分31に対して剥離可能に接着している態様であるときに、短尺部分32は接着剤21を介して長尺部分31に接着している、ということがある。
図3は、図1(a)における包装用シート10の部分破断斜視図であり、その包装用シート10を長さ方向Aに伸展させるときの状態が仮想線で示されている。包装用シート10は、幅方向Bへ延びる直線状の折曲線30に沿って形成される折り目30aにおいて二つ折りにされて重なり合い、長さ方向Aにおける寸法が相対的に長い長尺部分31と、その寸法が相対的に短い短尺部分32とが形成されている。また、長尺部分31には、短尺部分32が重なる第2部位31bと、短尺部分32が重なることのない第1部位31aとが形成されている。包装用シート10の長さ方向Aにおいて、長尺部分31のうちの第2部位31bの長さは短尺部分32の長さと同じであって、その長さはL2であり、第1部位31aの長さはL1である。短尺部分32は、包装用シート10の周縁部分である長辺11a,11bの一部分と短辺12a、折り目30aである折曲線30とによって画成されていて、その短尺部分32には、短辺12bと折り目30aとの間、より好ましくは短辺12bと折り目30aとの間であって短辺12b寄りに、透孔15が形成されている。また、短尺部分32の外面14には、カバーシート20がカバーシート20に塗布された接着剤21によって貼着されている。接着剤21はまた、透孔15において露出した状態にあり、図示の如く短尺部分32が長尺部分31に折り重ねられた時には、長尺部分31の内面13に対してカバーシート20が剥離可能に接着して重なり合う。そのときの長尺部分31と短尺部分32とは重なり合った状態にあり、透孔15と接着剤21とはカバーシート20によって覆われて、カバーシート20が不透明であるか不透明に近いものである場合には、包装用シート10において透孔15と接着剤21とが見えず、それらの存在を知ることができない。
しかし、包装用シート10では、カバーシート20の存在によって、カバーシート20の下に長尺部分31に対しての接着域となる透孔15と接着剤21とが存在することを包装用シート10の使用者は理解することができる。そのような理解の下に、短尺部分32について、短辺12bとカバーシート20との間の部位を摘持して、矢印Pで示す方向へ引き上げるように引張れば、短尺部分32が長尺部分31から剥がれ、仮想線の状態となり、透孔15における接着剤21が露出する。さらに、短尺部分32と長尺部分31とが平坦となるように短尺部分32を旋回させれば、包装用シート10は図1の(b)における仮想線の状態となる。そこで、白菜1を図1(b)の如く包装用シート10の内面13に載せれば、白菜1に包装用シート10を巻き付けるようにして白菜1を包装することができる。巻き付けた包装用シート10は、カバーシート20を、それと重なる長尺部分31に対して押圧することによって、短尺部分32を長尺部分31に剥離可能に接着することができる。このように作用するカバーシート20の外面20aに品名、値段、バーコード等の事項を予め印刷しておけば、カバーシート20を表示ラベルとして利用することができる。なお、本発明において、包装用シート10は、長尺部分31と短尺部分32とを得るための折曲線30が幅方向Bではなくて、長さ方向Aに延びるものであってもよい。
図4(a),(b)は、包装用シート10による被包装物1(例えば、図1の白菜)の包装手順を図2における観察方向と同様な方向から示している。図4(a)において、手順(イ)では、包装用シート10の長尺部分31を被包装物1に巻きつける。次に、手順(ロ)で示すように、折り重ねてあった短尺部分32を矢印Pで示す方向へ反転させる。このときには、カバーシート20の接着剤21による長尺部分31との接着を解いて、短尺部分32を仮想線の状態にまで反転させる。次に、手順(ハ)で示すように、巻き付けてある長尺部分31の上に短尺部分32が来るように、短尺部分32を被包装物1に巻き付ける。さらに、図4(b)の手順(ニ)で示すように、カバーシート20の接着剤21を長尺部分31の外面14に押し当てる。
このような包装手順では、例えば図4(a)に示すように、長さ方向Aにおいて、長尺部分31における第1部位31a(図3参照)の寸法L1に対して、短尺部分32の寸法でもあり、長尺部分31の第2部位31bの寸法でもある寸法L2との寸法の比を2:1にして、第1部位31aの寸法L1を二等分する点をMとして印をつけておくと、包装用シート10の長さ方向Aの寸法は三等分された状態となる。そこで、被包装物1を点Mと短尺部分32との間において包装すると、図4(a),(b)における被包装物1は、その頂部において長尺部分31と短尺部分32とが重なり、図における左右がほぼ同じような状態で包装されて、被包装物1の複数個を順次包装するときに、被包装物1の包装状態が常に一定となり、外観もよいものになる。
図5,6は、実施態様の一例を示す包装用シート10の部分頂面図と、図5におけるVI-VI線矢視図である。これらの図において、包装用シート10の長尺部分31と短尺部分32とを接着する再剥離可能な接着剤21は、短尺部分32における内面13に円を画くように塗布された状態にあって、短尺部分32がその接着剤21を介して長尺部分31に対して再剥離可能に接着している。カバーシート20は、図1~4に例示の態様とは異なっていて、カバーシート20に塗布された第2接着剤35を介して短尺部分32に対して容易に剥離することがないように、または剥離することがないように接着している。この場合のカバーシート20は、その大きさや色などを適宜選択することによって、被包装物1の値段等を示す表示用ラベルになるとともに、包装用シート10における接着剤21の存在位置を示す手段にもなる。カバーシート20は、さらに、短尺部分32を長尺部分31から剥離するときに、短尺部分32が徒に伸長したり破れたりすることがないように作用したり、短尺部分32の長尺部分31からの剥離が容易となるように作用したりする短尺部分32に対しての補強手段や高剛性化手段になることもできる。カバーシート20がこれらの作用を有することは、図1(a),(b)の態様にあるカバーシート20についてもあてはまる。
図7は、長尺部分31と短尺部分32との剥離の進行状況を説明するための図3と同様な図である。これまでに例示のように、接着剤21が長尺部分31に向かって露出する形状が円形であるとか、接着剤21の塗布パターンが円形であるとかということは、包装用シート10として特に好ましい状態である。図7を使用してその理由を説明すると、以下のとおりである。包装用シート10の一例においては、これまでに説明のとおり、長尺部分31と短尺部分32とが、短尺部分32において接着剤21が露出して形成している円形の接着域25において接着していた。包装用シート10は、長尺部分31を手で押さえ、短尺部分32は端縁12bの近傍において、好ましくは端縁12bのうちでも接着域25に最も接近して対向している部位12cの近傍において摘持して、矢印Pで示す方向へ、仮想線で示されている包装用シート10の向きを反転させながら引張ると、長尺部分31と短尺部分32との間では、接着域25のうちで長さ方向Aにおいて最先端となる部分25aに対して、引っ張る力が剥離力となって集中的に作用する。その結果、長尺部分31と短尺部分32との剥離は容易かつスムーズに始まることになる。その後には、剥離すべき範囲が円を画く接着域25の径方向である図における幅方向Bへ広がるが、短尺部分32は反転した状態にあるので、平坦な状態にある長尺部分31に対しての剥離は極めて容易に進行する。このような剥離の過程において、短尺部分32を形成しているシート部分10aでは、接着域25を囲んでいる部位において引っ張り力の集中が起こり得るが、その部位ではシート部分10aに対してカバーシート20が接合しているので、シート部分10aは徒に延びたり、破れたりすることがない。包装用シート10におけるこのような作用は、接着域25が円形であることによって、短尺部分32を摘持するときの部位が、包装用シート10の幅方向Bにおいて、部位12cから離れた部位であっても得ることができる。
図8,9もまた。実施態様の一例を示す図5,6と同様な図である。図7における包装用シート10の部分図では、短尺部分32にカバーシート20が接着剤21によって接着されていて、その短尺部分32には、円形の透孔15(図3参照)に代わる長円形または楕円形の透孔15が、それらの長軸(図示せず)を長さ方向Aに一致させる態様で形成されている。カバーシート20に塗布された接着剤21は、長円形または楕円形を画く態様で短尺部分32を長尺部分31に対して再剥離可能な態様で接着している。このように形成されている包装用シート10もまた、図1に例示の包装用シート10と同様な作用効果を持ち得る。
図10,11もまた、実施態様の一例を示す、図8,9と同様な図である。図10における包装用シート10の部分図では、短尺部分32にカバーシート20が接着剤21によって接着されていて、短尺部分32には、多角形、好ましく正多角形であるものの一例として正六角形の透孔15が形成されている。正六角形の透孔15における頂点のうちの一つである頂点15aは、短尺部分32における短辺12bに直交する線40の上にあって、頂点15aの内角は線40によってほぼ二等分されている。カバーシート20では、接着剤21が透孔15において長尺部分31に向かって露出していて、実質的な意味において、カバーシート20と一体の短尺部分32を長尺部分31に対して再剥離可能に接着している。包装用シート10を使用するに当って、短辺12bの近傍を摘持して、短尺部分32を長尺部分31から剥離するときの力は、正六角形の透孔15における頂点15aに集中する傾向があって、短尺部分32の長尺部分31に対する剥離作業を容易にするという作用効果が得られる。
このように構成され、またこのように作用する本発明の包装用シート10は、図示例の如き形態で包装用シート10のメーカーから包装用シート10のユーザーに供給されることが好ましいが、供給形態は、それに限られるわけではない。包装用シート10による包装の対象となる被包装物1は、一つの包装作業現場においても多種多様であることが多い。例えば、その被包装物が色の違う複数種類で構成されるとか、同じ種類の物品であっても、サイズや重量等の違いによって値段が異なる場合がある。そのような場合でも包装用シート10が機敏に対応できるものであるためには、表示ラベルとしても機能するカバーシート20は、包装用シート10において、その製造当初から取り付けられているのではなく、長尺部分31と短尺部分32とを有し、必要ならば透孔15が形成されているシートを包装用シート10の基材として包装用シート10のユーザーに供給し、ユーザーにおいて、個々の被包装物1に対応したカバーシート20を用意して、例えばメーカーから供給される無印のカバーシート20に印刷等の加工を施して、そのカバーシート20を包装用シート10としての前記基材に張り付けながら、包装作業を進めるという包装用シート10の供給方法があり得る。本発明は、このような供給方法をも含んでいる。
本発明において、シート部分10aやカバーシート20として使用されるシート材料には、特に制約がなく、一般的に包装用シートとして使用されるものを広く使用することができる。例えば、二軸延伸フィルムを含むプラスチックフィルムや紙、織布、不織布等を使用することができる。シート部分10aとカバーシート20とは、同種のシートであってもよいし、異種のシートであってもよいが、通常は、厚さや色、透明性、伸縮性、印刷特性等の特性の異なるものを必要に応じて使い分けることが好ましい。
1 被包装物
10 包装用シート(シート)
11a,11b 長辺(周縁)
12a,12b 短辺(周縁)
13 内面
14 外面
15 透孔
20 カバーシート
21 接着剤
25 接着域
25a 最先端となる部分
30 折曲線
31 長尺部分
32 短尺部分
A 長さ方向
B 幅方向
C 厚さ方向

Claims (7)

  1. 被包装物に巻きつけて使用することのできる包装用シートであって、
    前記包装用シートが互いに直交する長さ方向と幅方向と厚さ方向とを有し、前記長さ方向および前記幅方向のいずれか一方向に延びる直線を折曲線として折曲されていて前記折曲線と直交する方向における寸法が相対的に長い長尺部分と、前記寸法が相対的に短い短尺部分とが形成されて、前記長尺部分と前記短尺部分とが重なり合い、前記短尺部分には前記長尺部分と対向する面である内面の一部分であって前記短尺部分を画成している前記包装用シートの周縁部分よりも内側に再剥離可能な接着域が形成され、前記接着域を介して前記短尺部分が前記長尺部分に剥離可能に接着され、
    前記短尺部分では、前記内面の反対面である外面に前記接着域を覆う大きさのカバーシートが貼り付けられていて、
    前記短尺部分には透孔が形成されていて、前記透孔が前記カバーシートによって覆われており、前記接着域が前記カバーシートに塗布されている接着剤によって形成されていることを特徴とする前記包装用シート。
  2. 前記接着域は、前記短尺部分の前記内面に塗布された接着剤によって形成されている請求項1記載の包装用シート。
  3. 前記接着域の形状が円形である請求項1又は2に記載の包装用シート。
  4. 前記接着域の形状が楕円および長円のいずれかであって、前記楕円および前記長円のいずれかにおける長軸が前記折曲線に直交する方向へ延びている請求項1又は2に記載の包装用シート。
  5. 前記接着域の形状が多角形であって、前記多角形の頂点の一つが前記折曲線に直交する線上にあって、前記折曲線と対向する向きとは反対の向きにある請求項1又は2に記載の包装用シート。
  6. 前記カバーシートが前記接着域を隠蔽した状態で、前記接着域の存在位置を示している請求項1-のいずれかに記載の包装用シート。
  7. 請求項1-のいずれかに記載の包装用シートをそのユーザーに対して供給する方法であって、前記包装用シートは、前記カバーシートを取り付けることのない状態で前記ユーザーに供給し、前記ユーザーが前記包装用シート使用するに当って前記カバーシートを前記接着域を覆うように貼り付けることを特徴とする前記包装用シートの供給方法。
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