JP7400516B2 - 取付機構、ラック、及び取付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ラックに対象物を搭載する技術に関する。
対象物を搭載する技術の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の取り付け機構は、通信機器と接続されるケーブルと接続可能で、通信機器によるネットワーク上での通信を補助するネットワーク機器を対象物に水平方向に対して所定の角度で取り付けるための取り付け機構である。この取り付け機構は、ネットワーク機器の筐体を支持する支持部と、ケーブルを収納可能な収納部と、対象物と接続可能な係合部とを有する。上記構成の結果、特許文献1に記載の取り付け機構は、ネットワーク機器が設置される設置スペースを有効に利用しつつケーブルを束ねるための取り付け機構を提供する。
特許文献1に記載の取り付け機構は、比較的軽量な対象物を取り付けるための機構である。比較的重い対象物を搭載する場合には、対象物をラックに搭載することが多い。
ラックにサーバを搭載するとき、ラックに取り付けられたアウターレールに、サーバに取り付けられたインナーレールを挿し込む。その際、インナーレールの角度や高さが、アウターレールの角度や高さと少しでもずれていると、インナーレールがアウターレールの挿込口に入らない。そのため、サーバを持ち上げることによってインナーレールを水平に保ちながらアウターレールに挿し込むことが必要である。しかしながら、サーバの重量等に起因して、インナーレールを水平に保つことが難しいので、アウターレールへのインナーレールの挿し込みが困難であるという課題があった。
比較的重い対象物を搭載する技術の一例が特許文献2に開示されている。特許文献2に記載の実装構造は、筐体の左右の内壁にそれぞれ設けられている一対の筐体側レールと、ユニットの左右の外壁にそれぞれ設けられている一対のユニット側レールとを含む。これら一対の筐体側レールと、一対のユニット側レールのいずれかは、挿入開始側端部が挿抜方向で揃っていて、残る一対は挿入開始側端部が挿抜方向でずれている。上記構成の結果、特許文献2に記載の実装構造は、電子機器のユニットを筐体に挿入する際の作業性、およびスライドレールの組立性を向上する。
国際公開第2003/096778号 特開2006-80221号公報
特許文献2に記載の技術では、左右の何れか一方のユニット側レールを、対応する筐体側レールに挿入すれば、残りのユニット側レールを、対応する筐体側レールに挿入することは比較的容易である。しかしながら、特許文献2に記載の技術には、最初のユニット側レールを、対応する筐体側レールに挿入することが困難であるという課題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、アウターレールへのインナーレールの挿し込みを容易にすることを主たる目的とする。
本発明の一態様において、取付機構は、第1端がラック又は対象物の何れか一方に固定されたアウターレールと、アウターレールの第2端に第3端において取り付け可能であり、第4端に磁石の第1磁極が設置されたアウターレールガイドと、第5端が対象物又はラックの何れか他方に固定され、且つ第6端がアウターレールの第2端に挿入されて所定の方向に摺動可能であるインナーレールと、インナーレールの第6端に第7端において取り付け可能であり、第8端に、第1磁極に相補的に対向する磁石の第2磁極が設置されたインナーレールガイドとを備える。
本発明の一態様において、ラックは、第1端がラック又は対象物の何れか一方に固定されたアウターレールと、アウターレールの第2端に第3端において取り付け可能であり、第4端に磁石の第1磁極が設置されたアウターレールガイドと、第5端が対象物又はラックの何れか他方に固定され、且つ第6端がアウターレールの第2端に挿入されて所定の方向に摺動可能であるインナーレールと、インナーレールの第6端に第7端において取り付け可能であり、第8端に、第1磁極に相補的に対向する磁石の第2磁極が設置されたインナーレールガイドとを有する取付機構を備える。
本発明の一態様において、取付方法は、第1端がラック又は対象物の何れか一方に固定されたアウターレールの第2端に第3端において取り付け可能であり、第4端に磁石の第1磁極が設置されたアウターレールガイドの第4端に、第5端が対象物又はラックの何れか他方に固定され、且つ第6端がアウターレールの第2端に挿入されて所定の方向に摺動可能であるインナーレールの第6端に第7端において取り付け可能であり、第8端に、第1磁極に相補的に対向する磁石の第2磁極が設置されたインナーレールガイドの第8端を磁気により係合させることにより、第6端を第2端に挿入する際の位置決めを行う。
本発明によれば、アウターレールへのインナーレールの挿し込みを容易にすることができるという効果がある。
本発明の第1実施形態におけるラックの構成の一例を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における取付機構の構成の一例を示す側面図である。 本発明の第1実施形態におけるアウター側取付機構の構成の一例を示す2面図である。 本発明の第1実施形態における取付機構の動作を説明する側面図である。 本発明の第2実施形態における取付機構の構成の一例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。尚、全ての図面において、同等の構成要素には同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。尚、本実施形態は、後述する本発明の第2実施形態を基本とし、特に明示しない限り、第2実施形態における構成、動作、及び効果を継承する。
本実施形態における構成について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態におけるラックの構成の一例を示す斜視図である。図1以降の図、及び以降の説明において、ラックが設置される向きは一例であり、実際にラックが設置される向きは、上下方向を除き任意の向きであってよい。図1以降の図、及び以降の説明において、ある方向から見て、ラックの、幅(左右)方向を「X」で示し、奥行き(前後)方向を「Y」で示し、高さ(上下)方向を「Z」で示すこととする。即ち、X方向、Y方向、Z方向は互いに直交する方向である。X方向、Y方向、Z方向それぞれにおいて、右方向、奥方向、上方向を「正方向」と称し、左方向、手前方向、下方向を「負方向」と称することとする。又、以降の説明において、X方向における正方向側を「X+」側と、X方向における負方向側を「X-」側と、Y方向における正方向側を「Y+」側と、Y方向における負方向側を「Y-」側と、Z方向における正方向側を「Z+」側と、Z方向における負方向側を「Z-」側とも称することとする。
図1に示すように、本実施形態におけるラック1は、取付機構30を含む。取付機構30は、サーバ2(対象物の一例)をラック1に着脱可能に取り付ける。
ラック1は、例えば、19インチラックである。
サーバ2は、例えば、19インチ幅のブレードサーバである。
取付機構30は、アウター側取付機構10とインナー側取付機構20とを含む。
インナー側取付機構20は、Y方向を長手方向とする1対の長板である。
アウター側取付機構10は、Y方向を長手方向とする1対のレールである。アウター側取付機構10は、インナー側取付機構20の長板のそれぞれをY方向に摺動可能に保持する。
以下の説明では、インナー側取付機構20が一端(第5端の一例)でサーバ2のX方向外側に固定され、アウター側取付機構10が一端(第1端の一例)でラック1のX方向内側に固定されることとする。但し、インナー側取付機構20がラック1のX方向内側に固定され、アウター側取付機構10がサーバ2のX方向外側に固定されてもよい。
アウター側取付機構10は、アウターレール11及び12を含む。
インナー側取付機構20は、インナーレール21及び22を含む。
図2は、本発明の第1実施形態における取付機構の構成の一例を示す側面図である。尚、図2では、ラック1のX+側に取り付けられた、アウターレール11及びインナーレール21を図示している。アウターレール12及びインナーレール22はそれぞれ、アウターレール11及びインナーレール21とY-Z平面に対して鏡映を成す同様な構成を有する。
図2に示すように、アウターレール11は、インナーレール21のX方向及びZ方向の位置を、一端(第2端の一例)でインナーレール21の一端(第6端の一例)を包み込むことによって固定し、インナーレール21をY方向について摺動可能に保持するレールである。
アウターレール11は、アウターレールガイド111の一端(第3端の一例)の内側に、X-方向に着脱可能且つY-Z平面に平行に係合可能である。
インナーレール21は、インナーレールガイド211の一端(第7端の一例)の内側に、Y方向に摺動可能、Y方向のある位置においてX-方向に着脱可能、且つY-Z平面に平行に係合可能である。
アウターレールガイド111は、Y-側端(第4端の一例)のZ+側にN磁力部1111(磁石のN極;第1磁極の一例)を有し、Y-側端のZ-側にS磁力部1112(磁石のS極;第1磁極の一例)を有する。アウターレールガイド111は、アウターレール11を取り付けるための1対のラッチ部1113を有する。尚、N磁力部1111及びS磁力部1112の配置は逆であってもよい。
インナーレールガイド211は、Y+側端(第8端の一例)のZ+側にS磁力部2111(磁石のS極;第2磁極の一例)を有し、Y+側端のZ-側にN磁力部2112(磁石のN極;第2磁極の一例)を有する。尚、N磁力部1111及びS磁力部1112の配置に応じて、N磁力部2112及びS磁力部2111の配置は逆であってもよい。
インナーレール21は、Y方向のそれぞれZ+側及びZ-側の辺の途中に、インナーレールガイド211をX+方向に取り外すための切り欠き部213を有する。
インナーレールガイド211は、インナーレール21に取り付けるために固定部2113を有する。固定部2113は、インナーレール21を、インナーレールガイド211の内側に、Y方向に摺動可能且つY-Z平面に平行に係合可能である。インナーレールガイド211は、固定部2113と切り欠き部213との、Y方向における位置が一致したときに、X+方向に着脱可能である。
図3は、本発明の第1実施形態におけるアウター側取付機構の構成の一例を示す2面図である。尚、図3では、ラック1のX+側に取り付けられた、アウターレール11のアウターレールガイド111を図示している。アウターレール12のアウターレールガイドは、アウターレールガイド111とY-Z平面に対して鏡映を成す同様な構成を有する。図3の(A)の部分は、アウターレールガイド111をX-側から見た図である。図3の(B)及び(C)の部分は、アウターレールガイド111をY-側から見た図である。図3の(B)の部分はインナーレール21がアウターレール11に挿入されていない状態を示し、図3の(C)の部分はインナーレール21がアウターレール11に挿入された状態を示す。
図3に示すように、アウターレール11は、開口部113を有する。開口部113は、アウターレール11の上下の辺それぞれに形成された、X-Y平面に平行な1対の面にZ方向に形成された、Y方向を長手方向とする長孔である。
ラッチ部1113は、アウターレールガイド111の上下の辺それぞれに形成された、X-Y平面に平行な1対の面を有する(図2乃至4では、理解を容易にするために、わずかな傾斜を持って図示されている)。ラッチ部1113は、一端がX方向の軸の周りに回転可能な舌片を有する。舌片の一端は、回転に伴ってZ方向に移動可能で、インナーレール21によって押されることにより回転しやすいように他端の角が滑らかに形成されている。舌片の一端がZ方向内側に移動すると、舌片が開口部113に係合することによって、アウターレールガイド111とアウターレール11とが係合する。舌片の一端がZ方向外側に移動すると、舌片の開口部113に対する係合が解除されることによって、アウターレールガイド111とアウターレール11との係合が解除される。ここで、舌片は手作業によって回転可能であり、回転位置は摩擦力等によって維持されることとする。
本実施形態における動作について説明する。
図4は、本発明の第1実施形態における取付機構の動作を説明する側面図である。図4の(A)、(B)、及び(C)の各部分は、取付機構30をX-側から見た図である。図4の(A)の部分は、アウターレールガイド111とインナーレールガイド211とが接する前の状態を示す。図4の(B)の部分は、アウターレールガイド111とインナーレールガイド211とが接した状態を示す。図4の(C)の部分は、インナーレール21がアウターレール11へ挿入された状態を示す。
ラック1にサーバ2を搭載する際には、先ず、アウターレール11にアウターレールガイド111を係合させ、インナーレール21にインナーレールガイド211を係合させる。
次に、アウターレール11にインナーレール21を近づける(図4の(A)の部分)。その結果、アウターレールガイド111がインナーレールガイド211に近づく。
アウターレールガイド111とインナーレールガイド211とが近づくと、アウターレール11とインナーレール21とが磁力によって引き寄せあった結果、それぞれのX-Z方向の断面が揃った状態で引き寄せあう。即ち、アウターレールガイド111とインナーレールガイド211とが十分に近付くと、N極1111又はS極1112とS極2111又はN極2112との間に大きな引力又は斥力が働くので、アウターレールガイド111とインナーレールガイド211とが正確に対向させられる。
そして、アウターレール11とインナーレール21とが水平を保った状態で固定される(図4の(B)の部分)。この状態では、インナーレール21のアウターレール11へのスムーズな挿入が可能である。
挿入が進んで、アウターレールガイド111のラッチ部1113の舌片が、インナーレール21に押されてY方向外側に半回転し、アウターレール11の外側へ押し上げられる。その結果、アウターレールガイド111のアウターレール11に対する係合が外れる(図3の(C)の部分)。この位置(第2位置の一例)では、アウターレールガイド111はアウターレール11から取り外し可能であるが、アウターレールガイド111はインナーレールガイド211と磁力によって係合している。
挿入が更に進んで、インナーレール21の切り欠き部213と、インナーレールガイド211の固定部2113との位置が重なると(第1位置の一例)、インナーレールガイド211のインナーレール21からの取り外しが可能になる(図4の(C)の部分)。このとき、アウターレールガイド111もアウターレール11から取り外し可能である。
続いて、インナーレール21をアウターレール11に最後まで挿し込むことによって、ラック1へのサーバ2の搭載が完了する。
以上説明したように、本実施形態では、アウターレールガイド111にインナーレールガイド211を磁力によって引き合い整列させることで、インナーレール21をアウターレール11に挿入する際の位置決めを行う。従って、本実施形態の取付機構30には、アウターレール11へのインナーレール21の挿し込みを容易にすることができるという効果がある。
又、アウターレール11とインナーレール21との係合後に、磁力を発するアウターレールガイド111及びインナーレールガイド211を取り外し可能である。そのため、取付機構30には、動作中のサーバ2に含まれる電子機器に対する磁気による悪影響を抑制できるという効果がある。
尚、上述した説明では、アウターレールガイド111やインナーレールガイド211の取り外しを、ラッチ部1113や切り欠き部213等によって実現しているが、ねじによる着脱方式にする等、他の着脱方式によって実現してもよい。
(第2実施形態)
本発明の各実施形態の基本である第2実施形態について説明する。
本実施形態における構成について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態における取付機構の構成の一例を示す斜視図である。
本実施形態における取付機構70は、アウターレール51と、アウターレールガイド511と、インナーレール61と、インナーレールガイド611とを含む。
アウターレール51は、端516(第1端の一例)がラック6又は対象物7の何れか一方に固定される。ここで、ラック6は、ドロワー(対象物の一例)を収容可能なキャビネットやドロワーを収容可能な事務机等を含むこととする。
アウターレールガイド511は、アウターレール51の端517(第2端の一例)に端5116(第3端の一例)において取り付け可能である。アウターレールガイド511は、端5117(第4端の一例)に磁石の磁極5111(第1磁極の一例)が設置される。
インナーレール61は、端617(第5端の一例)が対象物7又はラック6の何れか他方に固定される。インナーレール61は、端616(第6端の一例)がアウターレール51の端517に挿入されて所定の方向(Y方向)に摺動可能である。
インナーレールガイド611は、インナーレール61の端616に端6117(第7端の一例)において取り付け可能である。インナーレールガイド611は、端6116(第8端の一例)に、磁極5111に相補的に対向する磁石の磁極6111(第2磁極の一例)が設置される。ここで、「相補的に対向」とは、極性の異なる磁極同士(N極とS極)が対向することとする。一方の磁極には、1つの磁極が存在してもよく、極性が異なる複数個の磁極が存在してもよく、又は極性が同じ複数個の磁極が存在してもよい。
本実施形態における動作について説明する。
ラック6に対象物7を搭載する際には、先ず、アウターレール51にアウターレールガイド511を係合させ、インナーレール61にインナーレールガイド611を係合させる。
次に、端5117に端6116を磁気により係合させることにより、端616を端517に挿入する際の位置決めを行う。ここで、端5117と端6116とが十分に近付くと、磁極5111と磁極6111との間に大きな引力が働くので、端5117と端6116とが正確に対向させられる。
続いて、インナーレール61をアウターレール51に挿入することによって、ラック6への対象物7の搭載が完了する。
尚、インナーレール61のアウターレール51への挿入後に、アウターレールガイド511をアウターレール51から取り外し、インナーレールガイド611をインナーレール61からの取り外してもよい。
以上説明したように、本実施形態では、端5117に端6116を磁気により係合させることにより、端616を端517に挿入する際の位置決めを行う。従って、本実施形態の取付機構30には、アウターレールへのインナーレールの挿し込みを容易にすることができるという効果がある。
又、アウターレール51とインナーレール61との係合後に、磁力を発するアウターレールガイド511及びインナーレールガイド611を取り外す場合には、動作中の対象物7に含まれる電子機器に対する磁気による悪影響を抑制できるという効果がある。
又、磁極5111又は磁極6111の一方にN極の領域とS極の領域とが混在する場合、端5117と端6116とが十分に近付くと、磁極5111と磁極6111との間に、N極-S極間の引力に加えて、N極又はS極同士間の斥力も働く。この場合には、端5117と端6116とがより正確に対向させられるという効果がある。
又、磁極5111又は磁極6111の一方にN極の領域とS極の領域とが平面的に分布してもよい。このとき、磁極6111又は磁極5111の他方には、一方に相補的に対向する磁極が平面的に分布することとする。この場合、端5117と端6116とが十分に近付くと、端5117と端6116とが平面内で正確に対向させることができるという効果がある。ここで、磁極が「平面的に分布」とは、例えば、図5の磁極5111において、Z方向にN極とS極とが並んでいることに加えて、X方向にもN極とS極とが並んでいることである。
以上、本発明を、上述した各実施形態およびその変形例によって例示的に説明した。しかしながら、本発明の技術的範囲は、上述した各実施形態およびその変形例に記載した範囲に限定されない。当業者には、係る実施形態に対して多様な変更又は改良を加えることが可能であることは明らかである。そのような場合、係る変更又は改良を加えた新たな実施形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得る。そしてこのことは、特許請求の範囲に記載した事項から明らかである。
本発明は、サーバ等の電子機器をラックに搭載する用途の他、ドロワーをキャビネットや事務机に搭載する用途において利用できる。
1 ラック
2 サーバ
10 アウター側取付機構
11、12 アウターレール
111 アウターレールガイド
113 開口部
1111 N磁力部
1112 S磁力部
1113 ラッチ部
20 インナー側取付機構
21、22 インナーレール
211 インナーレールガイド211
213 切り欠き部
2111 S磁力部
2112 N磁力部
2113 固定部
30 取付機構
6 ラック
7 対象物
51 アウターレール
511 アウターレールガイド
516、517 端
5111 磁極
5116、5117 端
61 インナーレール
611 インナーレールガイド
616、617 端
6111 磁極
6116、6117 端
70 取付機構

Claims (7)

  1. 第1端がラック又は対象物の何れか一方に固定されたアウターレールと、
    前記アウターレールの第2端に第3端において取り付け可能であり、第4端に磁石の第1磁極が設置されたアウターレールガイドと、
    第5端が前記対象物又は前記ラックの何れか他方に固定され、且つ第6端が前記アウターレールの前記第2端に挿入されて所定の方向に摺動可能であるインナーレールと、
    前記インナーレールの前記第6端に第7端において取り付け可能であり、第8端に、前記第1磁極に相補的に対向する磁石の第2磁極が設置されたインナーレールガイドと
    を備えた取付機構。
  2. 前記インナーレールは、切り欠き部を有し、
    前記インナーレールガイドは、固定部を有し、
    前記インナーレールは、前記インナーレールガイドに挿入することによって前記インナーレールガイドと係合可能で、
    前記所定の方向において、前記切り欠き部と前記固定部との位置が一致した際に、前記インナーレールガイドが前記インナーレールから取り外し可能になる
    請求項1に記載の取付機構。
  3. 前記アウターレールは、開口部を有し、
    前記アウターレールガイドは、ラッチ部を有し、
    前記アウターレールは、前記アウターレールガイドに挿入することによって前記アウターレールガイドと係合可能で、
    前記所定の方向において、前記開口部と前記ラッチ部との係合が解除された際に、前記アウターレールガイドが前記アウターレールから取り外し可能になる
    請求項1又は2に記載の取付機構。
  4. 前記所定の方向における第1位置まで、前記第6端を前記第2端に挿入した際に、前記インナーレールガイドが前記インナーレールから取り外し可能になる
    請求項2に記載の取付機構。
  5. 前記所定の方向における第2位置まで、前記第6端を前記第2端に挿入することによって前記開口部と前記ラッチ部との係合が解除された際に、前記アウターレールガイドが前記アウターレールから取り外し可能になる
    請求項3に記載の取付機構。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の取付機構
    を備えたラック。
  7. 第1端がラック又は対象物の何れか一方に固定されたアウターレールの第2端に第3端において取り付け可能であり、第4端に磁石の第1磁極が設置されたアウターレールガイドの前記第4端に、
    第5端が前記対象物又は前記ラックの何れか他方に固定され、且つ第6端が前記アウターレールの前記第2端に挿入されて所定の方向に摺動可能であるインナーレールの前記第6端に第7端において取り付け可能であり、第8端に、前記第1磁極に相補的に対向する磁石の第2磁極が設置されたインナーレールガイドの前記第8端を
    磁気により係合させることにより、前記第6端を前記第2端に挿入する際の位置決めを行う
    取付方法。
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