JP7394586B2 - 画像投射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像をスクリーンなどに向けて投影するプロジェクタ等の画像投影装置に関する。
画像投影装置は、光源や画像表示素子に加え、画像表示素子を制御する制御部を備える。これらの光源、画像表示素子及び制御部は熱を発し、画像投影装置の内部が高温になると画像投影装置が破損する可能性がある。
このため、画像投影装置には、筐体の内部に吸気ファンや排気ファンを配置し、筐体には、外部から空気を吸気及び外部に空気を流出させるための複数の穴が設けられている。
このように筐体に穴が設けられていると、そこから、画像投影装置の外部に浮遊する粉塵が侵入する。粉塵が侵入して制御部の基板などに付着すると、その部分が高温になって破損する可能性がある。また、粉塵によって光学部品の透過率が低下し、これによって画質の劣化が発生したりする。
このため、従来、吸気口に防塵フィルターを取り付け、また筐体内部を光学部品が配置されている領域と、制御部が配置されている領域とに仕切り、光学部品が配置されている領域の防塵性を向上する対策がなされている画像投影装置がある(特許文献1参照)。
特開2016-080957号公報
しかし、上記従来技術においても、筐体内への粉塵の侵入を完全防止することはできず、屋外の特に粉塵が多く存在している空間において画像投影装置を使用すると、画像投影装置の温度異常が検知されて停止したり、画像投影装置の性能劣化が劣化したりする原因になっていた。
本発明は、画像投影装置の温度上昇を防止しつつ粉塵の侵入を防止可能な画像投影装置を提供することを目的とする。
照明光を発生する照明光学系と、前記照明光を変調して投影光を作成する画像表示素子と、前記投影光を拡大する投影光学系と、前記照明光学系、前記画像表示素子及び前記投影光学系を内部に密閉状態で収納する筐体と、前記筐体の内部における発熱源から熱を伝達する伝熱部と、前記筐体の外部に設けられた放熱部と、を備える画像投影装置を提供する。
前記放熱部は、吸気ファン、排気ファン、及びヒートシンクを有していてもよい、
前記筐体の内部には、吸気ファン及び排気ファンが配置されておらず且つ前記筐体の壁部に吸気口及び排気口が設けられていないことが好ましい。
前記筐体の内部に、前記画像投影装置を制御する制御基板が配置されていることが好ましい。
前記伝熱部は、前記筐体における前記投影光が照射される前面と反対側の後面に前記発熱源の熱を伝達することが好ましい。
前記筐体の後面には凹部が設けられ、前記放熱部は前記凹部に配置されていてもよい。
前記発熱源は、前記照明光学系の光源と前記画像表示素子とを含み、前記光源と前記画像表示素子とは、前記筐体における、前記凹部が設けられている部分の内面に配置されていてもよい。
前記発熱源は、メイン基板を含み、前記メイン基板は、前記筐体における、前記凹部が設けられていない部分の内面に配置されていてもよい。
本発明によれば、画像投影装置の温度上昇を防止しつつ粉塵の侵入を防止可能な画像投影装置を提供することができる。
は実施形態の画像投影装置1の斜視図である。 画像投影装置1のブロック図である。 画像投影装置1において前筐体2Fを取り外した状態の正面図である。 画像投影装置1の分解斜視図である。 画像投影装置1の放熱構造を説明する図である。
以下、本発明の実施形態の画像投影装置1について説明する。
図1は実施形態の画像投影装置1の斜視図である。画像投影装置1は略直方体で、筐体2と、筐体2の外部に配置された放熱部3とを備える。筐体2は前筐体2Fと後筐体2Bとを備え、それぞれ金属で製造され、熱伝導率が高い。図2は画像投影装置1のブロック図である。図3は画像投影装置1において前筐体2Fを取り外した状態の正面図である。図4は画像投影装置1の分解斜視図である。
画像投影装置1は、筐体2と、筐体2の外部に配置された放熱部3とを備える。さらに画像投影装置1は、筐体2の内部に、照明光学系4と、画像表示部5と、投影光学系6と、凹面反射鏡7と、インターフェース部9と、これらを制御する制御部8とを備える。
(前筐体2F)
筐体2の前面側の前筐体2Fには、投影光を照射するための開口部25と、投影光学系6に設けられた後述のフォーカス調整部61を外部より操作するための調整穴21とが設けられている。
以下、図示するように、筐体2における開口部25が設けられている側を前、逆側を後とし、投影光学系6の光軸OAのうちの投影光の進む方向を上(拡大側)、逆側を下(縮小側)とし、画像投影装置1を上下に配置して前から見たときの左右を、明細書中においても左右として説明する。
図1に示すように、前筐体2Fの開口部25には、ガラス板等の透光部材27が取り付けられ、調整穴21には蓋部26が取り付けられている。蓋部26は調整穴21を開閉可能である。
(後筐体2B)
図3及び図4に示すように、筐体2の後面側の後筐体2Bの外周縁には溝部22が設けられ、溝部22には弾性を有する細長いシール部材23が配置されている。後筐体2Bの上部には、所定の深さを有するとともに、投影光学系6及び凹面反射鏡7が配置される内部空間2Baが設けられている。後筐体2Bの下部は、略板状であって、照明光学系4及び画像表示部5が配置される載置台2Bbが設けられている。
後筐体2Bの溝部22にシール部材23が配置された状態で、後筐体2Bの前に前筐体2Fを配置し、互いを密着させるように周囲をねじ24で固定すると、前筐体2Fと後筐体2Bとが互いに固定された図1の状態となる。このとき、前筐体2Fの開口部25は透光部材27で封止され、インターフェース部9も筐体2に対して防塵的に取り付けられている。したがって調整穴21が蓋部26を閉じていると、前筐体2F及び後筐体2Bには、どちらも、その他の穴が存在していないので、筐体2の内部は、外部より粉塵が侵入しない密閉状態となる。
また、組み立てられた状態で筐体2は、内部空間2Baが設けられている上部が厚く(前後の幅が大きく)、下部は薄く(前後の幅が小さく)、その下部は載置台2Bbの後側が凹んで放熱部3が配置可能な空間となる凹部Pが設けられている。凹部Pに放熱部3を配置すると、筐体2と放熱部3とで全体として略矩形となる。ゆえに、放熱部3が筐体2から飛び出ていないので、画像投影装置1の設置の際に障害となることがない。
(照明光学系4)
照明光学系4は、例えば光源として、RGBの3色のLEDを備える。ただし光源は、これに限らず、例えば超高圧水銀ランプやレーザであってもよい。照明光学系4において光源より発生されたR光、G光、及びB光を含む光は画像表示部5に入射する。
(画像表示部5)
画像表示部5は、画像表示素子(光変調素子)51と、プリズム52(反射面のみ表示)とを備える。
(画像表示素子51)
画像表示素子51は、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)である。DMDは複数のマイクロミラーからなる略矩形のミラー面を有しており、制御部8より受信したデータに基づいて、各マイクロミラーを時分割駆動し、照明光学系4において発生された照明光を反射する際に変調して、所定の投影光を作成し、投影光学系6へと入射させる。
なお、実施形態では画像表示素子51として、DMDを用いたがこれに限定されず、液晶パネルや、微小な発光素子を2次元的にアレイ配列した発光素子アレイ等を適宜に用いることができる。
(プリズム52)
プリズム52は、クロスダイクロイックプリズムであり、照明光学系4により発生された照明光を画像表示素子51に向けるとともに、画像表示素子51により作成された投影光を投影光学系6に反射する。
(投影光学系6)
投影光学系6は、図5において図示を省略するが、複数のレンズ群を備える。なお投影光学系6の詳細については後述する。レンズ群は、光軸OAを中心として光軸OAに沿って配置され、画像表示素子51により生成された画像を拡大する。
(凹面反射鏡7)
凹面反射鏡7は、投影光学系6により拡大された投影光を反射して光路を変更し、透光部材27を通して投影面へと導く。これにより超広角で画像または映像を投影することが可能となる。
(放熱部3)
図4に示すように放熱部3は、1つの吸気ファン31と、2つの排気ファン32と、ヒートシンク33とを備え、筐体2の外部の凹部Pに配置されている。ただし、吸気ファン31及び排気ファン32の数はこれに限定されない。また、実施形態では吸気ファン31を左、排気ファン32を右側に取り付けたがこれに限定されず、逆でもよい。
ヒートシンク33は、互いに平行に整列配置された複数の板状の放熱フィン33aを備える。ヒートシンク33は、吸気ファン31と排気ファン32との間に、複数のフィン33aの間を空気が流れるようにフィン33aが吸気ファン31から排気ファン32へ向かう方向に沿うように(左右に延びるように)配置されている。
図1及び図4において放熱部3より排気される空気の流れを矢印で示す。また、図4の透光部材27に示す矢印は、投影光の進む方向である。放熱部3における空気は、投影光が照射される方向とは異なる、ねじれ関係になる方向に流れ、投影光と交わらないようになっている。したがって、放熱部3より流れる高温の空気によって投影光が乱されることがない。
(インターフェース部9)
インターフェース部9には、外部との接続用に接続端子部91が設けられている。これらの接続端子部91から筐体2の内部にインターフェース基板92が延び、インターフェース基板92、及び、インターフェース基板92から更に延びるフレキシブル基板94や他のインターフェース基板95を介して制御部8に電力及び入力信号が送られ、さらに制御部8から照明光学系4、画像表示部5及び放熱部3へと電力及び制御信号が送られる。
(制御部8)
制御部8は、インターフェース基板92から更に延びるインターフェース基板95に配置されたメイン基板8aに設けられている。メイン基板8aは後筐体2Bの内部空間2Baの底部に配置されている。
制御部8は、インターフェース部9から受信した信号をもとに、照明光学系4と画像表示素子51と放熱部3の制御を行う。制御部8は、照明光学系4を作動させるとともに放熱部3の吸気ファン31及び排気ファン32を駆動させる。そして、制御部8は、インターフェース部9を介して受信した信号に基づき画像表示素子51を駆動する。画像表示素子51は、制御部8の制御に基づいて投影光を生成する。
(密閉の効果)
本実施形態において、筐体2には、上述のように吸気口や排気口などの、ファンを取り付けるための開口が設けられていない。また、他の穴である開口部25は透光部材27で封止され、フォーカス調整用の調整穴21には蓋部26が被されている。したがって、筐体2は外部より粉塵が侵入しない密閉状態となっている。
ゆえに粉塵が制御部8のメイン基板8aなどに付着することにより、その部分が高温になって破損する可能性が低減され、画像投影装置1の寿命が延びる。また、粉塵によって光学部品の透過率が低下し、これによって画質の劣化が発生したりする可能性が低減される。それに伴い、画像投影装置1をメンテナンスフリーで20000H以上使用することができる。
(放熱構造)
一方、筐体2が密閉されているので、筐体2の内部に空気を送って空冷することができない。
このため、実施形態では、筐体2を熱伝導率の高い金属製とし、筐体2内に配置された発熱源の熱を筐体2に伝達して筐体2の後面から放熱する放熱構造を設けた。
図5は、実施形態の画像投影装置1の放熱構造を説明する図である。放熱構造は、筐体2の内部に設けられ、又は筐体2の側面の一部である伝熱部3Aと、筐体2の外部に設けられている放熱部3とを備える。
(発熱源)
画像投影装置1において、使用時に特に高温となる発熱原は、画像表示素子51と、照明光学系の光源41,42,43,44と、メイン基板8aとである。
(画像表示素子51の伝熱部3A)
金属製の後筐体2Bの載置台2Bbには、金属製のベース部材10が固定されている。ベース部材10と載置台2Bbとは、熱接触している。なお、熱接触とは、明細書中、熱が伝わるように接触していること、熱エネルギーが伝達可能に接触していること意味する。また、ベース部材10と載置台2Bbとの間には、サーマルパッドを配置してもよい。
画像表示素子51は、金属製の保持板51aによって保持され、ベース部材10の上方に配置されている。画像表示素子51及び保持板51aの前面には、金属製のヒートパイプ12の一端側が保持板51aと熱接触している。ヒートパイプ12は、保持板51aに設けられた画像表示素子51を保持する開口部を横切って、後側に向かって折れ曲がり、他端側は、ベース部材10の上面と熱接触している。画像表示素子51から放熱部3への伝熱部3Aは、ヒートパイプ12とベース部材10と載置台2Bbとを含む。
画像表示素子51において発生した熱は、保持板51aを介して、又は直接輻射によって伝熱部3Aであるヒートパイプ12、ベース部材10、載置台2Bbへと伝わる。
(照明光学系4の伝熱部3A)
照明光学系4の光源41,42,43,44は、例えばLEDであり、光を発生すると高温になる。実施形態で照明光学系4は、4つの光源41,42,43,44を備える。
光源41,42の外側には、載置台2Bb上にヒートレシーバ11aが立設され、光源41,42で発生する熱を吸収する。光源43の外側には、載置台2Bb上にヒートレシーバ11bが立設され、光源43で発生する熱を吸収する。光源44の外側には、載置台2Bb上にヒートレシーバ11cが立設され、光源44で発生する熱を吸収する。
それぞれのヒートレシーバ11a、11b、11cは、載置台2Bbと熱接触している。なお、ヒートレシーバ11a、11b、11cと、ベース部材10との間にはサーマルパッドを配置してもよい。照明光学系4から放熱部3への伝熱部3Aは、ヒートレシーバ11a、11b、11cと、載置台2Bbとを含む。
照明光学系4の光源41,42,43,44において発生した熱は、伝熱部3Aであるヒートレシーバ11a、11b、11c、載置台2Bbへと伝わる。
(放熱部3)
画像表示素子51から伝熱部3Aによって伝達された熱と、照明光学系4から伝熱部3Aによって伝達された熱とは、載置台2Bbを加熱する。載置台2Bbは熱伝導率の高い金属製であるので、熱は載置台2Bbの後面に伝達する。
載置台2Bbの後面の空間Sには、放熱部3が配置されている。放熱部3のヒートシンク33は、載置台2Bbの後面と熱接触している。したがって、載置台2Bbの後面の熱はヒートシンク33の放熱フィン33aに伝達する。
吸気ファン31と排気ファン32とを作動させると、ヒートシンク33の放熱フィン33aの隙間を空気が流れる。この空気の流れにより放熱フィン33aの熱が奪われて冷却される。そして、放熱フィン33aが冷却されることにより、載置台2Bb、伝熱部3Aを介して画像表示素子51と、照明光学系4の光源41,42,43,44の冷却が促進される。
(メイン基板8aの伝熱部3A)
後筐体2Bの内部空間2Baの底面に、制御部8のメイン基板8aが配置されて熱接触している。内部空間2Baの底面とメイン基板8aとの間にはサーマルパッドを配置してもよい。メイン基板8aの伝熱部3Aは内部空間2Baの底面を含む。
メイン基板8aにおいて発生した熱は、伝熱部3Aである内部空間2Baの内面へと伝わる。メイン基板8aによって加熱された内部空間2Baの内面の熱は、後面に伝達する。そして、後面に伝達された熱は、直接外部に放熱される。
内部空間2Baの底部の面積は、メイン基板8aに比べて十分広い。したがって、メイン基板8aの熱が内部空間2Baの底部より放熱されると、メイン基板8aは十分に冷却される。
このように、画像投影装置1の発熱源は、照明光学系4の光源41,42,43,44と画像表示素子51とを含み、光源41,42,43,44と画像表示素子51とは、筐体2における、裏側に凹部Pが設けられている載置台2Bbの内面に配置されている。
すなわち、発熱源の一部である光源41,42,43,44と画像表示素子51とは、載置台2Bbに集約されている。発熱源が集約している部分は、筐体2における他の部分より、より高温になるのでより多くの放熱が必要である。
実施形態では、発熱源が集約している載置台2Bbの後面に、吸気ファン31、排気ファン、32及びヒートシンク33を有する放熱部3を配置した。
したがって、放熱をより必要とする、発熱源が集約している載置台2Bbの放熱を良好に行うことができる。
また、発熱部の他の一部は、メイン基板8aを含み、メイン基板8aは、筐体2における、凹部Pが設けられていない内部空間2Baが設けられている部分の内面に配置されている。
すなわち、発熱部の他の一部であるメイン基板8aは、発熱部の一部である光源41,42,43,44と画像表示素子51とが集約して配置された載置台2Bbと、異なる部分であって、さらに段違いに設けられた筐体2の底面から放熱される。
このように、発熱源の集約位置から離れた位置に、比較的発熱量の小さい発熱源を配置して、その発熱は筐体2の後面から自然放熱させる。筐体2の後面はメイン基板8aより面積がかなり広いので、比較的発熱量の小さい発熱源であるメイン基板8aの熱は十分に放熱される。
さらに、発熱源を分散させ、それぞれ異なる伝熱部3Aを設けたので、一部の領域に熱が集中せず、筐体2の裏面の全体を有効利用して効率よく放熱することができる。
また、上述のように、画像表示素子51において発生した熱は、保持板51aを介して、又は直接輻射によって伝熱部3Aであるヒートパイプ12、ベース部材10、後筐体2Bの載置台2Bbへと伝達される。そして、メイン基板8aにおいて発生した熱は、伝熱部3Aである内部空間2Baの内面へと伝わる。メイン基板8aによって加熱された内部空間2Baの内面の熱は、後筐体2Bに伝達される。
すなわち、筐体2の内部で発生した熱は後筐体2Bに伝達され、投影光が照射される側である前筐体2Fに伝達されない。
高温になる後筐体2B側は、設置時に壁部等に取り付けられるので、人が触れる可能性が低い。そして、人が触れる可能性がある前筐体2Fには熱が伝わらないので、安全性が高く、また投影光の光路の温度が高くならないので、画像への悪影響も少ない。
1:画像投影装置、2:筐体、2B:後筐体、2Ba:内部空間、2Bb:載置台、2F:前筐体、3:放熱部、3A:伝熱部、4:照明光学系、5:画像表示部、6:投影光学系、7:凹面反射鏡、8:制御部、8a:メイン基板、9:インターフェース部、10:ベース部材、11a,11b,11c:ヒートレシーバ、12:ヒートパイプ、21:調整穴、22:溝部、23:シール部材、24:ねじ、25:開口部、26:蓋部、27:透光部材、31:吸気ファン、32:排気ファン、33:ヒートシンク、33a:放熱フィン、41,42,43,44:光源、51:画像表示素子、51a:保持板、52:プリズム、61:フォーカス調整部、91:接続端子部、92:インターフェース基板

Claims (5)

  1. 画像投影装置であって、
    照明光を発生する照明光学系と、
    前記照明光を変調して投影光を作成する画像表示素子と、
    前記投影光を拡大する投影光学系と、
    前記照明光学系、前記画像表示素子及び前記投影光学系を内部に密閉状態で収納する筐体と、
    を備え、
    前記筐体において前記投影光を照射する開口部が設けられている側を前記画像投影装置の前側、逆側を前記画像投影装置の後側と定義すると、
    前記筐体は、前筐体と後筐体とにより構成され、
    前記前筐体には前記開口部が設けられ、
    前記後筐体には前記投影光学系が配置される内部空間と、前記照明光学系及び前記画像表示素子とが配置される載置台と、が設けられ、
    前記後筐体における前記載置台の外側が凹んだ凹部が設けられ、前記凹部に放熱部を配置し、
    前記照明光学系の光源と前記画像表示素子とが発熱した熱が前記載置台を介して前記放熱部に伝わり、前記放熱部から放熱される画像投影装置。
  2. 記放熱部は、吸気ファン、排気ファン、及びヒートシンクを有している、
    請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記筐体の内部には、吸気ファン及び排気ファンが配置されておらず且つ前記筐体の壁部に吸気口及び排気口が設けられていない、
    請求項1または2に記載の画像投影装置。
  4. 前記投影光が前記投影光学系を進む方向を前記画像投影装置の上側、逆側を前記画像投影装置の下側と定義すると、
    前記画像投影装置を制御する制御部が設けられたメイン基板は、内部空間の下側の壁面である底面に配置されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  5. 前記前筐体と前記後筐体との接続部にはシール部材が配置されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の画像投影装置。
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