JP7392710B2 - 情報処理装置と情報処理端末装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置と情報処理端末装置および情報処理方法 Download PDF

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Description

この技術は、情報処理装置と情報処理端末装置および情報処理方法に関し、情報処理端末装置を介した通信端末装置と情報処理装置間の処理を効率よく行えるようにする。
従来の情報処理システムでは、サーバとクライアント間でコマンドやレスポンスを送受信する場合、1コマンド毎にまたは1レスポンス毎に送受信が行われており、サーバとクライアントでエラーが発生した場合、サーバはコマンドを再度送信することが行われている。このため、情報の通信を、確実かつ効率的に行うことができるように、特許文献1では、情報処理端末装置から情報処理装置に対してネットワークを介して通信の確立の要求を行い、要求に応じて確立された通信によって情報処理装置から供給されたパケットに含まれる命令に基づいて制御を行う。また、情報処理装置は、情報処理端末装置からの要求に応じて、ネットワークを介して情報処理端末装置との通信を確立して、通信が確立されたときに命令を含むパケットを情報処理端末装置に送信することが行われている。
特開2004-186883号公報
ところで、ネットワークを介した通信の確立に近距離無線通信が用いられている場合、通信の確立後に通信環境が変化すると通信が途切れてしまう場合がある。例えば情報処理装置と情報処理端末装置との間にリーダライタが設けられて、情報処理端末装置とリーダライタで近距離無線通信を行う場合、情報処理端末装置がリーダライタから離れてしまうと、情報処理装置と情報処理端末装置は通信を行うことができない。このような場合、リーダライタは、リトライ処理を行うためにリトライコマンドを情報処理装置から取得する必要があり、リトライ処理に時間を要してしまう。
そこで、この技術では、情報処理端末装置を介した通信端末装置と情報処理装置間の処理を効率よく行える情報処理装置と情報処理端末装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
この技術の第1の側面は、
通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを生成して、前記生成した前記リトライ用コマンドを前記コマンドと共に出力するコマンド生成部
を備える情報処理装置にある。
この技術によれば、コマンド生成部では、通信端末装置に対するコマンドと、このコマンドがべき等性を有するコマンドであるか否かに応じたリトライ用コマンドを生成して、生成したリトライ用コマンドをコマンドと共に出力する。コマンド生成部は、通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有するコマンドである場合、べき等性を有するコマンドを繰り返すことでリトライ用コマンドを生成する。また、コマンド生成部は、通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有していないコマンドである場合、通信端末装置の状態を確認するコマンドをリトライ用コマンドとして生成する。さらに、コマンド生成部は、コマンドに対して通信端末装置から出力されるレスポンスが暗号化される場合、レスポンスの期待値または期待値のハッシュ値を算出して、算出した期待値またはハッシュ値をコマンドとリトライ用コマンドと共に出力する。また、コマンド生成部は、コマンドとリトライ用コマンドに、処理順を示すシーケンス番号を設ける。
コマンド生成部は、リトライ回数またはリトライ発生状況に応じてリトライ用コマンド数を調整する場合、リトライ回数またはリトライ発生状況を、コマンドのシーケンス番号と通信端末装置から出力されたレスポンスのシーケンス番号に基づいて判別する。
この技術の第2の側面は、
通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを生成して、前記リトライ用コマンドを前記コマンドと共にコマンド生成部から出力すること
を含む情報処理方法にある。
この技術の第3の側面は、
情報処理装置から連続して出力された通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを取得して、取得した前記コマンドを前記通信端末装置へ出力して、リトライ処理では前記取得されているリトライ用コマンドを前記通信端末装置へ出力するコマンド制御部
を有する情報処理端末装置にある。
この技術によれば情報処理端末装置には、通信端末装置と近距離無線通信を行う通信部が設けられて、コマンド制御部では、通信部を介してコマンドまたはリトライ用コマンドを出力する。コマンド制御部は、情報処理装置から連続して出力された通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを取得して、取得したコマンドを通信端末装置へ出力する。また、通信端末装置からのレスポンスを取得できない場合はリトライ処理を行い、リトライ処理では取得されているリトライ用コマンドを通信端末装置へ出力する。コマンド制御部は、通信端末装置から出力されたレスポンスを情報処理装置へ出力する。また、コマンド制御部は、コマンドとリトライ用コマンドとコマンドに対するレスポンスの期待値または期待値のハッシュ値を取得して、取得した期待値または期待値のハッシュ値と通信端末装置から出力されたレスポンスに基づく期待値または期待値のハッシュ値が一致する場合に、レスポンスを情報処理装置へ出力する。
この技術の第4の側面は、
情報処理装置から出力された通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを取得して、取得した前記コマンドを前記通信端末装置へ出力して、リトライ処理では前記取得されているリトライ用コマンドをコマンド制御部から前記通信端末装置へ出力することを含む情報処理方法にある。
情報処理システムの構成を示した図である。 通信端末装置(非接触ICカードである場合)の構成を例示した図である 情報処理端末装置の構成を例示した図である。 情報処理装置の構成を例示した図である。 情報処理装置40から出力されるコマンドのパケットを例示した図である。 情報処理端末装置の動作を例示したフローチャートである。 情報処理システムの動作例を示すシーケンス図である。 べき等コマンドと非べき等コマンドを例示した図である。 情報処理端末装置の動作を例示したフローチャートである。 情報処理システムの動作例を示すシーケンス図である(非べき等コマンドの場合)。 情報処理装置と情報処理端末装置間の動作を例示したシーケンス図ある。
以下、本技術を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.情報処理システムの構成
2.情報処理システムの第1の動作
3.情報処理システムの第2の動作
4.情報処理システムの他の動作
<1.情報処理システムの構成>
図1は、本技術の情報処理装置を用いた情報処理システムの構成を示している。情報処理システム10は、通信端末装置20と情報処理端末装置30と情報処理装置(例えばサーバ)40を有している。情報処理装置40は、情報処理端末装置30を介して通信端末装置20から情報の読み出しあるいは通信端末装置20への情報の書き込みを行う。また、情報処理端末装置30は、通信端末装置20と無線通信を行う。
通信端末装置20は、少なくとも情報処理端末装置30との無線通信機能を有している。例えば、通信端末装置20は、非接触ICカードやスマートフォン等の携帯用電子機器、あるいはIOT(Internet of Things)デバイス等である。なお、以下の説明では、通信端末装置20として非接触ICカード、情報処理端末装置30としてリーダライタを用いて、非接触ICカードとリーダライタ間で近距離無線通信を行う場合について説明する。
図2は、通信端末装置(非接触ICカードである場合)の構成を例示している。通信端末装置20は、通信部21、電源部22、記憶部23、制御部24を有している。
通信部21は、情報処理端末装置30と近距離無線通信を行うことができるように、アンテナ21aと変復調部21bを有している。アンテナ21aは、情報処理端末装置30と電磁誘導により結合して、情報等の伝送や電力の授受を行うためのものであり、変復調部21bと電源部22に接続されている。
変復調部21bは、アンテナ21aで受信した無線信号を復調して得られた受信信号を制御部24へ出力する。また、変復調部21bは、制御部24から供給された送信信号を変調して、アンテナ21aから無線信号として送信する。
電源部22は、情報処理端末装置30と電磁誘導により結合されたことでアンテナ21aに生じた交流電圧の直流定電圧化を行い、変復調部21bと記憶部23および制御部24へ電力を供給する。
記憶部23は各種情報を記憶する。例えば記憶部23には、通信端末装置20の利用者固有の情報や情報処理装置40から供給された情報等が記憶される。
制御部24は、受信信号で示されたコマンドの処理を行い、記憶部23に記憶されている情報の読み出しや記憶部23に対する情報の書き込み等を行う。また、制御部24は、受信したコマンドに対するレスポンスを示す送信信号を生成して変復調部21bへ出力する。また、制御部24は暗号化されているコマンドの復号やレスポンスの暗号化を行う。
図3は、情報処理端末装置の構成を例示している。情報処理端末装置30は、通信部31、ネットワーク通信部32、入力部33、記憶部34,コマンド制御部35を有している。
通信部31は、通信端末装置20と近距離無線通信を行うことができるように、アンテナ31aと変復調部31bを有している。アンテナ31aは、通信端末装置20と電磁誘導により結合して、情報等の伝送や電力供給を行うためのものであり、ネットワーク通信部32に接続されている。変復調部31bは、コマンド制御部35から供給されたコマンドあるいはリトライ用コマンドを変調して、アンテナ31aから無線信号として送信する。また、変復調部31bは、アンテナ31aで受信した無線信号を復調して得られた受信信号をコマンド制御部35へ出力する。
ネットワーク通信部32は、情報処理端末装置30をネットワーク50に接続するためのものである。ネットワーク通信部32は、ネットワーク50を介して情報処理装置40から供給されたコマンド等をコマンド制御部35へ出力する。また、ネットワーク通信部32は、コマンド制御部35から出力されたレスポンス等を、ネットワーク50を介して情報処理装置40へ出力する。
入力部33は、ユーザによる操作の入力を受け付ける機能を有する。入力部33は、操作ボタンやタッチパネル,キーボードあるいはマイク等を用いて構成されている。入力部33はユーザ操作に応じた操作信号を生成してコマンド制御部35へ出力する。
記憶部34は、ROMやRAM等の半導体メモリを用いて構成されてもよく、磁気記録デバイス、光記録デバイス、または光磁気記録デバイス等を用いて構成されてもよい。記憶部34は、情報処理端末装置30を動作させるためのプログラムや各種データが記憶されている。また、記憶部34には、情報処理装置40から供給されたリトライ用コマンドやレスポンスの期待値等も記憶される。
コマンド制御部35は、記憶部34に記憶されているプログラムを実行して、情報処理端末装置30が所定の動作を行うように各部を制御する。また、コマンド制御部35は、入力部33からの操作信号に基づき、ユーザ操作に応じた動作を情報処理端末装置30で行うように各部を制御する。例えば、コマンド制御部35は、情報処理装置40からコマンド等の取得、通信端末装置20へのコマンド出力やリトライ処理、通信端末装置20からレスポンス等の取得、情報処理装置40へのレスポンスの出力等を行う。さらに、コマンド制御部35は、情報処理装置40から出力された通信端末装置20に対するコマンドとリトライ用コマンドを取得して、取得したコマンドを通信端末装置20へ出力して、リトライ処理では取得されているリトライ用コマンドを通信端末装置20へ出力する。
図4は、情報処理装置の構成を例示している。情報処理装置40は、ネットワーク通信部41、記憶部42、コマンド生成部43、制御部44を有している。
ネットワーク通信部41は、情報処理装置40をネットワーク50に接続するためのものである。ネットワーク通信部41は、ネットワーク50を介して供給された情報を制御部44へ出力する。また、ネットワーク通信部41は、制御部44から供給された情報を、ネットワーク50を介して情報処理端末装置30へ出力する。
記憶部42は、通信端末装置毎の利用者に関する種々の情報等が格納されるデータベースである。また、記憶部42には、情報処理装置40で実行するアプリケーションプログラム等も記憶されてもよい。
コマンド生成部43は、通信端末装置20に対するコマンドとリトライ用コマンドを生成して、生成したリトライ用コマンドを通信端末装置20に対するコマンドと共にネットワーク通信部41から出力させる。また、コマンド生成部43には、セキュリティモジュールが設けられてもよい。セキュリティモジュールは、セキュリティ機能を持つアプリケーションを搭載したモジュール(いわゆるSAM:Secure Application Module)である。セキュリティモジュールは、例えば通信端末装置20との認証や、セキュリティを確保して通信端末装置20に対して情報の読み出しや書き込みを行うために、コマンドの暗号化やレスポンスの復号等を行う。コマンド生成部43は、コマンドに対して通信端末装置20から出力されるレスポンスが暗号化される場合、レスポンスの期待値(または期待値のハッシュ値であってもよく、以下の説明では単に期待値とする)を算出して、生成したコマンドとリトライ用コマンドと共に期待値をネットワーク通信部41から出力してもよい。また、コマンド生成部43は、コマンドとリトライ用コマンドに、処理順を示すシーケンス番号を設ける。
制御部44は、記憶部42に記録されているアプリケーションプログラム等を実行して、記憶部42に記憶されている情報の更新、ネットワーク通信部41を介して取得した情報の記憶部42への登録、記憶部42からの情報の読み出し等を行う。また、制御部44は、コマンド生成部43を制御して、通信端末装置20からの情報の読み出しや情報の書き込み等を行うためのコマンド等を生成してネットワーク通信部41から出力させる。
<2.情報処理システムの第1の動作>
次に情報処理システムの動作について説明する。情報処理装置40は情報処理端末装置30を用いてポーリングを行い、情報処理端末装置30と近距離無線通信が可能な通信端末装置20を検出する。情報処理端末装置30は、通信端末装置20の製造ID(IDm)と製造パラメータ(PMm)等を含むポーリングレスポンスを受信して、ポーリングレスポンスを情報処理装置40へ出力する。なお、製造パラメータ(PMm)では、最大応答時間パラメータが示されている。
その後、情報処理装置40は、情報処理端末装置30と近距離無線通信が可能な通信端末装置20との相互認証を行い、認証後に種々のコマンドを、情報処理端末装置30を介して通信端末装置20に送信する。
図5は情報処理装置40から出力されるコマンドのパケットを例示している。コマンドは、コマンドコードとシーケンス番号およびコマンドデータを有している。コマンドコードでは、コマンドのパケットがどのようなパケットであるかが示される。シーケンス番号は通信端末装置20と情報処理装置40での処理順を示す値である。
通信端末装置20と情報処理装置40は、それぞれ処理を行う毎にシーケンス番号を「1」だけ加算する。このため、通信端末装置20に対してコマンドを出力した際に、通信端末装置20でコマンドが処理されているが情報処理端末装置30でレスポンスを受信できない場合、シーケンス番号をインクリメントすることなくリトライ処理を行うと、処理したコマンドとリトライ用コマンドのシーケンス番号が等しいことから、通信端末装置20ではリトライ用コメントが無視されてしまう。また、通信端末装置20でコマンドが無視されるとコマンドが通信端末装置20に届いていないのか、通信端末装置20でコマンドが無視されているのか判別できない。このため、次のコマンドやリトライ用コマンドを送信する場合は予めシーケンス番号をインクリメントしておく必要がある。
例えばシーケンス番号「m」のコマンドの処理を通信端末装置20で行った場合にはシーケンス番号を「m+1」に更新して、シーケンス番号「m」のコマンドに対するレスポンスのシーケンス番号を「m+1」とする。ここで、リトライ処理でシーケンス番号「m」のコマンドを用いると、通信端末装置20は記憶している更新後のシーケンス番号「m+1」以下であることから、リトライ用コマンドは無効とされてしまう。したがって、リトライ用コマンドは、通信端末装置20に記憶されているシーケンス番号よりも大きな値、例えば「m+2」とする。
ところで、コマンドが通信端末装置20に届いていないときは、通信端末装置20からレスポンスが送信されない。また、通信端末装置20から送信されたレスポンスが情報処理端末装置30で受信できない場合もある。したがって、ポーリングレスポンスの製造パラメータ(PMm)で示されている最大応答時間パラメータに基づいて設定したタイムアウト値を過ぎてもレスポンスを受信できない場合には、上述のようにリトライ処理を行う。
従来のリトライ処理では、情報処理端末装置30からコマンドの要求を情報処理装置40に対して行い、情報処理装置40では情報処理端末装置30からの要求に応じてシーケンス番号を更新したコマンドをコマンド生成部43で生成して情報処理端末装置30を介して通信端末装置20へ出力しなければならず、リトライ処理に時間を要してしまう。
そこで、情報処理装置40は、通信端末装置20へ出力するコマンドを生成する際に、シーケンス番号がインクリメントされているリトライ用コマンドを生成して、生成したリトライ用コマンドを、通信端末装置20へ出力するコマンドと共に情報処理端末装置30へ出力する。また、情報処理端末装置30は、リトライ処理を行う場合、コマンドの要求を情報処理装置40に対して行うことなく、既に情報処理装置40から供給されているリトライ用コマンドを通信端末装置20へ出力する。
図6が情報処理端末装置の動作を例示したフローチャートである。ステップST1で情報処理端末装置はタイムアウト値を設定する。情報処理端末装置30は例えば近距離無線通信が可能な通信端末装置20を検出するポーリングを行い、通信端末装置20から供給されたポーリングレスポンスに含まれるパラメータ情報(例えば製造パラメータ(PMm))で示された最大応答時間をタイムアウト値に設定してステップST2に進む。なお、情報処理端末装置30は、ポーリングレスポンスに含まれているカード識別情報(例えば製造IDm)を情報処理装置40へ出力する。
ステップST2で情報処理端末装置は情報処理装置からコマンドを取得する。情報処理装置40では、カード識別情報等に基づき情報処理端末装置30の近距離無線通信が可能である通信端末装置20へ出力するコマンドとリトライ用コマンドの生成が行われて、情報処理端末装置30は、情報処理装置40から出力されたコマンドとリトライ用コマンドを取得してステップST3に進む。
ステップST3で情報処理端末装置は通信端末装置にコマンドを出力する。情報処理端末装置30はステップST2で取得したコマンド、あるいはその後にステップST7で指定されたリトライ用コマンドを近距離無線通信で通信端末装置20へ出力してステップST4に進む。
ステップST4で情報処理端末装置はタイムアウト前にレスポンスを取得したか判別する。情報処理端末装置30は、ステップST2でコマンドを出力してからの経過時間がタイムアウト値で示される時間を超える前にレスポンスを取得した場合にはステップST5に進み、取得していない場合にはステップST6に進む。
ステップST5で情報処理端末装置は情報処理装置にレスポンスを出力する。情報処理端末装置30は、通信端末装置20から供給されたレスポンスを情報処理装置40へ出力する。
ステップST4からステップST6に進むと、情報処理端末装置はリトライ用コマンドの出力が完了しているか判別する。情報処理端末装置30は、ステップST2で取得したリトライ用コマンドにおいて、通信端末装置20への出力が行われていないリトライ用コマンドがある場合にはステップST7に進み、取得した各リトライ用コマンドの出力が完了している場合にはステップST8に進む。
ステップST7で情報処理端末装置は出力するコマンドを更新する。情報処理端末装置30はステップST2で取得したリトライ用コマンドにおける通信端末装置20に出力されていないコマンドであって、最も処理順が早いシーケンス番号のリトライ用コマンドを、通信端末装置20へ出力するコマンドに指定してステップST3に戻る。
ステップST8で情報処理端末装置は情報処理装置への通知を行う。情報処理端末装置30はステップST2で取得したコマンドに対するレスポンスが取得できないことを情報処理装置40へ通知する。なお、情報処理装置40において、コマンドを出力してから所定時間経過してもレスポンスが供給されていないときに通信端末装置20との通信を行うことができないと判断する場合、ステップST8の処理を設けなくともよい。
図7は、情報処理システムの動作例を示すシーケンス図である。ステップST11で情報処理システムはポーリングや認証処理を行う。情報処理端末装置30は近距離無線通信が可能な通信端末装置20を検出するポーリングを行い、通信端末装置20から供給されたポーリングレスポンスに含まれるパラメータ情報(例えば製造パラメータ(PMm))で示された最大応答時間をタイムアウト値に設定する。また、情報処理端末装置30は、ポーリングレスポンスに含まれているカード識別情報(例えば製造IDm)を情報処理装置40へ出力する。情報処理装置40は、通信端末装置20から供給されたカード識別情報を用いて認証処理を行う。
ステップST12で情報処理装置40は、認証済みの通信端末装置20に対するコマンドを生成して出力する。通信端末装置20に出力されるコマンドではシーケンス番号が「1」とされており、このコマンドとシーケンス番号のみが異なるリトライ処理用のコマンドが生成されている。なお、図7ではシーケンス番号が「3」と「5」のリトライ用コマンドが生成されている。シーケンス番号「1」のコマンドとシーケンス番号「3」「5」のリトライ用コマンドは、まとめて情報処理端末装置30へ出力される。
ステップST13で情報処理端末装置30は、シーケンス番号「1」のコマンドを通信端末装置20へ出力する。
ステップST13でコマンドを出力してからタイムアウト値の時間が経過してもレスポンスを情報処理端末装置30で取得できない場合、情報処理端末装置30はリトライ処理を行いステップST14で示すように、リトライ用コマンドを通信端末装置20へ出力する。リトライ処理では、ステップST12で取得したリトライ用コマンドにおける通信端末装置20に出力されていないコマンドであって、最も処理順が早いシーケンス番号のリトライ用コマンド、すなわちステップST14では、シーケンス番号「3」のコマンドを通信端末装置20へ出力する。
ステップST15でレスポンスが通信端末装置20から情報処理端末装置30に供給されると、情報処理端末装置30は取得したレスポンスをステップST16で示すように情報処理装置40へ出力する。レスポンスのシーケンス番号は、コマンドのシーケンス番号をインクリメントして用いられることから、ステップST15のレスポンスではシーケンス番号が「4」となる。
なお、従来の情報処理システムでは、ステップST2で示すリトライ用コマンドが情報処理端末装置に供給されていないので、リトライ処理ではステップST14cに示すように、情報処理装置40へコマンドリクエストを行い、その後、情報処理装置40から供給されたコマンドが通信端末装置20へ出力される。
このように、情報処理端末装置30には、通信端末装置20へ出力するコマンドと共にリトライ用コマンドが情報処理装置から供給されて、情報処理端末装置30は、通信端末装置20へ出力するコマンドと共に供給されているリトライ用コマンドを用いてリトライ処理を行うことができる。したがって、リトライ処理時にコマンドリクエストを行い情報処理装置40から供給されるコマンドを用いてリトライ処理を行う従来の構成に比べて、リトライ処理に要する時間を短縮できる。また、通信端末装置20へ送信するコマンドを生成する際にリトライ処理用のコマンドを生成して、通信端末装置20へ送信するコマンドと共にリトライ処理用のコマンドを情報処理端末装置30に供給すれば、情報処理装置40におけるコマンド生成処理や情報処理端末装置30へのコマンド送信処理を効率よく行うことができる。
<3.情報処理システムの第2の動作>
ところで、情報処理装置40から通信端末装置に供給されるコマンドは、繰り返し供給されるコマンドの処理を行っても処理結果が等しくなる、いわゆるべき等性(idempotence)を有したコマンド(本技術では「べき等コマンド」という)だけでなく、繰り返し供給されるコマンドの処理を行うことにより処理結果が異なる、いわゆるべき等性を有していないコマンド(本技術では「非べき等コマンド」という)も用いられる。したがって、リトライ処理で非べき等コマンドを繰り返すと、レスポンスで示される情報がリトライ処理毎に異なってしまう場合がある。
図8は、べき等コマンドと非べき等コマンドを例示している。べき等コマンド例えばリードコマンドやカード状態確認コマンドは、通信端末装置20に記憶されている情報を読み出すコマンドであるから、リードコマンドやカード状態確認コマンドの処理を繰り返しても、処理結果は等しくなる。また、上書きのライトコマンドは、通信端末装置20の情報に新たな情報を上書きするコマンドであるから、ライトコマンドの処理を繰り返しても、処理結果は等しくなる。図8の(a)では、シーケンス番号が「1」であるリードコマンドと共に、リトライ用コマンドであるシーケンス番号が「3」「5」のリードコマンドが出力される場合を示している。
また、非べき等コマンド例えば減算を示すライトコマンドでは、通信端末装置20に記憶されている値から指定された値を減算するコマンドでありライトコマンドの処理を繰り返すと、処理結果は順次減少した値となる。
そこで、情報処理装置40のコマンド生成部43は、通信端末装置20に対するコマンドがべき等性を有するコマンドであるか否かに応じたリトライ用コマンドを生成する。例えば、通信端末装置20に対してべき等コマンドを出力する場合、コマンド生成部43は、上述したようにシーケンス番号のみをインクリメントしたコマンドをリトライ用コマンドとして生成する。また、コマンド生成部43は、通信端末装置20に非べき等コマンドを出力する場合、通信端末装置20の状態を確認するコマンドをリトライ用コマンドとして生成する。
また、情報処理装置40ではコマンドのパケットを暗号化して、通信端末装置20ではレスポンスのパケットを暗号化する場合、情報処理端末装置30では、コマンドに応じたレスポンスのパケットが供給されているか判別できない。したがって、情報処理装置40のコマンド生成部43は、コマンドに対して通信端末装置から出力されるレスポンスが暗号化される場合、レスポンスの期待値を算出して、算出した期待値を生成したコマンドとリトライ用コマンドと共に出力する。また、情報処理端末装置30では取得した期待値を用いてコマンドに対するレスポンスを判別できるようにする。図8の(b)では、シーケンス番号が「1」であるライトコマンドと共に、通信端末装置20の状態を確認するためのリトライ用コマンドであるシーケンス番号が「3」のリードコマンドと、レスポンスの期待値(または期待値のハッシュ値)、および後述するようにレスポンスの期待値(または期待値のハッシュ値)と通信端末装置20からのレスポンスの期待値(または期待値のハッシュ値)が一致しない場合に用いるリトライ用コマンドであるシーケンス番号が「5」であるライトコマンドが出力される場合を示している。
図9は情報処理端末装置の動作を例示したフローチャートである。ステップST21で情報処理端末装置はタイムアウト値を設定する。情報処理端末装置30は例えば近距離無線通信が可能な通信端末装置20を検出するポーリングを行い、通信端末装置20から供給されたポーリングレスポンスに含まれるパラメータ情報(例えば製造パラメータ(PMm))で示された最大応答時間をタイムアウト値に設定してステップST22に進む。なお、情報処理端末装置30は、ポーリングレスポンスに含まれているカード識別情報(例えば製造IDm)を情報処理装置40へ出力する。
ステップST22で情報処理端末装置は情報処理装置からコマンドを取得する。情報処理装置40では、カード識別情報等に基づき情報処理端末装置30の近距離無線通信が可能である通信端末装置20へ出力するコマンドとリトライ用コマンドの生成が行われて、情報処理端末装置30は、情報処理装置40から出力されたコマンドとリトライ用コマンド、あるいはコマンドとリトライ用コマンドと期待値を取得してステップST23に進む。
ステップST23で情報処理端末装置は通信端末装置にコマンドを出力する。情報処理端末装置30はステップST22で取得したコマンド、あるいはその後にステップST28で指定されたリトライ用コマンドを近距離無線通信で通信端末装置20へ出力してステップST24に進む。
ステップST24で情報処理端末装置はタイムアウト前にレスポンスを取得したか判別する。情報処理端末装置30は、ステップST22でコマンドを出力してからの経過時間がタイムアウト値で示される時間を超える前にレスポンスを取得していない場合にはステップST25に進み、取得している場合にはステップST26に進む。
ステップST25で情報処理端末装置はリトライ用コマンドのレスポンスの期待値が一致するか判別する。情報処理端末装置30は、リトライ用コマンドに対して通信端末装置20から供給されたレスポンスの期待値を算出して、算出した期待値が情報処理装置40から供給された期待値と一致するか判別して、期待値が一致する場合にはステップST26に進み、期待値が一致しない場合はステップST27に進む。
ステップST26で情報処理端末装置は情報処理装置にレスポンスを出力する。情報処理端末装置30は、通信端末装置20から供給されたレスポンスを情報処理装置40へ出力する。
ステップST25からステップST27に進むと、情報処理端末装置はリトライ用コマンドの出力が完了しているか判別する。情報処理端末装置30は、ステップST22で取得したリトライ用コマンドにおいて、通信端末装置20への出力が行われていないリトライ用コマンドがある場合にはステップST28に進み、リトライ用コマンドの出力が完了している場合にはステップST29に進む。
ステップST28で情報処理端末装置は出力するコマンドを更新する。情報処理端末装置30はステップST22で取得したリトライ用コマンドにおける通信端末装置20に出力されていないコマンドであって、最も処理順が早いシーケンス番号のリトライ用コマンドを、通信端末装置20へ出力するコマンドに指定してステップST23に戻る。
ステップST29で情報処理端末装置は情報処理装置への通知を行う。情報処理端末装置30はステップST22で取得したコマンドに対するレスポンスが取得できないことを情報処理装置40へ通知する。なお、情報処理装置40において、コマンドを出力してから所定時間経過してもレスポンスが供給されていないとき、通信端末装置20との通信を行うことができないと判断する場合、ステップST29の処理を設けなくともよい。
図10は、情報処理システムの動作例を示すシーケンス図である。なお、図10では非べき等コマンドが情報処理装置40から出力される場合を示している。
ステップST31で情報処理システムはポーリングや認証処理を行う。情報処理端末装置30は近距離無線通信が可能な通信端末装置20を検出するポーリングを行い、通信端末装置20から供給されたポーリングレスポンスに含まれるパラメータ情報(例えば製造パラメータ(PMm))で示された最大応答時間をタイムアウト値に設定する。また、情報処理端末装置30は、ポーリングレスポンスに含まれているカード識別情報(例えば製造IDm)を情報処理装置40へ出力する。情報処理装置40は、通信端末装置20から供給されたカード識別情報を用いて認証処理を行う。
ステップST32で情報処理装置40は、認証済みの通信端末装置20に対するコマンドを生成して出力する。通信端末装置20に出力されるコマンドではシーケンス番号が「1」とされている。また、シーケンス番号「1」のコマンドが非べき等コマンドである場合、リトライ用コマンドとして通信端末装置20の状態を確認するコマンドが用いられてシーケンス番号が「3」とされている。さらに、レスポンスの期待値を算出して、レスポンスの期待値を示すパケットがコマンドとリトライ用コマンドのパケットと共に、まとめて情報処理端末装置30へ出力される。
ステップST33で情報処理端末装置30は、シーケンス番号「1」のコマンドを通信端末装置20へ出力する。
ステップST33でコマンドを出力してからタイムアウト値の時間が経過してもレスポンスを情報処理端末装置30で取得できない場合、情報処理端末装置30はリトライ処理を行いステップST34で示すように、リトライ用コマンドを通信端末装置20へ出力する。リトライ処理では、ステップST32で取得したリトライ用コマンドにおける通信端末装置20に出力されていないコマンドであって、最も処理順が早いシーケンス番号のリトライ用コマンド、すなわちステップST34では、シーケンス番号「3」のコマンドを通信端末装置20へ出力する。
ステップST35でレスポンスが通信端末装置20から情報処理端末装置30に供給されると、ステップST36で情報処理端末装置30は取得したレスポンスを用いてレスポンス判定処理を行う。レスポンス判定処理では、取得したレスポンスを用いて算出した期待値とステップST32で取得した期待値を比較して、一致する場合にはステップST34のコマンドに対するレスポンスと判別して、一致しない場合は通信端末装置20の状態が変更されていない、すなわちコマンドの処理が行われていないと判別する。
ステップST37で情報処理端末装置30は、ステップST36でステップST34のコマンドに対するレスポンスであると判別されたレスポンスを情報処理装置40へ出力する。また、情報処理端末装置30は、ステップST36でコマンドの処理が行われていないと判別した場合、シーケンス番号「5」のリトライ用コマンドを通信端末装置20へ出力する。
このように、情報処理端末装置30には、通信端末装置20へ出力するコマンドと共にリトライ用コマンドが情報処理装置から供給されて、情報処理端末装置30は、通信端末装置20へ出力するコマンドと共に供給されているリトライ用コマンドを用いてリトライ処理を行うことができる。したがって、リトライ処理時にコマンドリクエストを行い情報処理装置40から供給されるコマンドを用いてリトライ処理を行う従来の構成に比べて、リトライ処理に要する時間を短縮できる。また、通信端末装置20へ送信するコマンドを生成する際にリトライ処理用のコマンドを生成して、通信端末装置20へ送信するコマンドと共にリトライ処理用のコマンドを情報処理端末装置30に供給すれば、情報処理装置40におけるコマンド生成処理や情報処理端末装置30へのコマンド送信処理を効率よく行うことができる。
さらに、通信端末装置に非べき等コマンドを出力する場合、コマンドと共に通信端末装置20の状態を確認するリトライ用コマンドとレスポンスの期待値が出力されるので、情報処理端末装置30では通信端末装置へ出力したコマンドに対するレスポンスを情報処理装置へ出力できるようになる。
<4.情報処理システムの他の動作>
ところで、情報処理装置40は、リトライ用コマンドを多く生成すれば、効率よく行えるリトライ処理の回数を増やすことができる。しかし、リトライ処理が行われない場合、必要ないリトライ用コマンドを多く生成することになり、情報処理装置40を効率よく動作させることができない。そこで、情報処理装置40は、リトライ処理の繰り返し回数やリトライ処理の発生率に応じて、リトライ用コマンドの生成を制御してもよい。例えば、情報処理装置40のコマンド生成部43は、リトライ回数またはリトライ発生状況に応じてリトライ用コマンド数を調整する。また、コマンド生成部43は、リトライ回数またはリトライ発生状況を、コマンドのシーケンス番号と通信端末装置20から出力されたレスポンスのシーケンス番号に基づいて判別する。
図11は、情報処理装置と情報処理端末装置間の動作を例示したシーケンス図ある。ステップST41で情報処理装置40は、通信端末装置20に対するコマンドを生成して出力する。通信端末装置20に出力されるコマンドではシーケンス番号が「1」とされており、このコマンドとシーケンス番号のみが異なるリトライ処理用のコマンドが生成されている。なお、図11ではシーケンス番号が「3」と「5」のコマンドが生成されている。シーケンス番号「1」のコマンドとシーケンス番号「3」「5」のリトライ用コマンドは、まとめて情報処理端末装置30へ出力される。
ステップST42で情報処理端末装置30は、通信端末装置20からのレスポンスを情報処理装置40へ供給する。
ステップST43で情報処理装置はリトライ回数学習処理を行う。情報処理装置40はレスポンスがシーケンス番号「2」であることからリトライ処理が行われていないことを判別できる。したがって、情報処理装置40は、通信端末装置20と情報処理端末装置30との通信は良好に行われると判別して、リトライ用コマンドを少なく生成する。
ステップST44で情報処理装置40は、通信端末装置20に対するコマンドを生成して出力する。通信端末装置20に出力されるコマンドではシーケンス番号が「7」とされており、このコマンドとシーケンス番号のみが異なるリトライ処理用のコマンドが生成されている。また、ステップST44では通信端末装置20と情報処理端末装置30との通信は良好に行われると判別されていることから、リトライ用コマンドが少なくされて、シーケンス番号が「7」のコマンドとシーケンス番号が「9」のリトライ用コマンドが情報処理端末装置30へ出力される。
その後、ステップST45で情報処理装置40は、通信端末装置20へ出力するシーケンス番号「n」のコマンドと、シーケンス番号が「n+2」のリトライ用コマンドを情報処理端末装置30へ出力して、ステップST46で情報処理端末装置30は、通信端末装置20からのレスポンスを情報処理装置40へ供給する。
ステップST47で情報処理装置はリトライ回数学習処理を行う。情報処理装置40は直前へ出力したコマンドのシーケンス番号が「n」でレスポンスのシーケンス番号が「n+3」であることからリトライ処理が1回行われたことを判別できる。したがって、情報処理装置40は、通信端末装置20と情報処理端末装置30との通信は良好に行われなくなったと判別して、リトライ用コマンドを多く生成する。
ステップST48で情報処理装置40は、通信端末装置20に対するコマンドを生成して出力する。通信端末装置20に出力されるコマンドではシーケンス番号が「n+4」とされており、このコマンドとシーケンス番号のみが異なるリトライ処理用のコマンドが生成される。また、ステップST48では通信端末装置20と情報処理端末装置30との通信が良好に行われなくなったと判別されていることから、リトライ用コマンドが増やされて、シーケンス番号が「n+4」のコマンドとシーケンス番号が「n+6」「n+8」のリトライ用コマンドが情報処理端末装置30へ出力される。
なお、図11ではリトライ回数に応じてリトライ用コマンドの生成を制御したが、リトライの発生率に応じてリトライ用コマンドの生成を制御してもよい。すなわち、リトライの発生頻度が高い場合にはリトライ用コマンドを増やして、発生頻度が低い場合はリトライ用コマンドを少なくしてもよい。
このように、リトライ回数やリトライの発生率に応じてリトライ用コマンドの生成を制御すれば、通信端末装置20と情報処理端末装置30との近距離無線通信の通信状況に適した数のリトライ用コマンドを生成できるようになる。
明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させる。または、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやSSD(Solid State Drive)、ROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-Ray Disc(登録商標))、磁気ディスク、半導体メモリカード等のリムーバブル記録媒体に、一時的または永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、プログラムは、リムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトからLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークを介して、コンピュータに無線または有線で転送してもよい。コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、本明細書に記載した効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、記載されていない付加的な効果があってもよい。また、本技術は、上述した技術の実施の形態に限定して解釈されるべきではない。この技術の実施の形態は、例示という形態で本技術を開示しており、本技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施の形態の修正や代用をなし得ることは自明である。すなわち、本技術の要旨を判断するためには、請求の範囲を参酌すべきである。
また、本技術の情報処理装置は以下のような構成も取ることができる。
(1) 通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを生成して、前記生成したリトライ用コマンドを前記コマンドと共に出力するコマンド生成部を備える情報処理装置。
(2) 前記コマンド生成部は、前記通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有するコマンドであるか否かに応じた前記リトライ用コマンドを生成する(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記コマンド生成部は、前記通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有するコマンドである場合、前記べき等性を有するコマンドのシーケンス番号を変更して前記リトライ用コマンドを生成する(2)に記載の情報処理装置。
(4) 前記コマンド生成部は、前記通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有していないコマンドである場合、前記通信端末装置の状態を確認するコマンドを前記リトライ用コマンドとして生成する(2)または(3)に記載の情報処理装置。
(5) 前記コマンド生成部は、前記コマンドに対して通信端末装置から出力されるレスポンスが暗号化される場合、前記レスポンスの期待値または期待値のハッシュ値を算出して、算出した前記期待値または期待値のハッシュ値を前記生成したコマンドと前記リトライ用コマンドと共に出力する(2)乃至(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6) 前記コマンド生成部は、前記コマンドと前記リトライ用コマンドに、処理順を示すシーケンス番号を設ける(1)乃至(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7) 前記コマンド生成部は、リトライ回数またはリトライ発生状況に応じて前記リトライ用コマンド数を調整する(6)に記載の情報処理装置。
(8) 前記コマンド生成部は、前記リトライ回数またはリトライ発生状況を、前記コマンドのシーケンス番号と前記通信端末装置から出力されたレスポンスのシーケンス番号に基づいて判別する(7)に記載の情報処理装置。
さらに、本技術の情報処理端末装置は以下のような構成も取ることができる。
(1) 情報処理装置から出力された通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを取得して、取得した前記コマンドを前記通信端末装置へ出力して、リトライ処理では前記取得されているリトライ用コマンドを前記通信端末装置へ出力するコマンド制御部
を有する情報処理端末装置。
(2) 前記通信端末装置と近距離無線通信を行う通信部を備え、
前記コマンド制御部は前記通信部を介して前記コマンドまたは前記リトライ用コマンドを出力する(1)に記載の情報処理端末装置。
(3) 前記コマンド制御部は、前記通信端末装置から出力されたレスポンスを前記情報処理装置へ出力する(1)または(2)に記載の情報処理端末装置。
(4) 前記コマンド制御部は、前記コマンドと前記リトライ用コマンドと前記コマンドに対するレスポンスの期待値または前記期待値のハッシュ値を取得して、取得した前記期待値または前記期待値のハッシュ値と前記通信端末装置から出力されたレスポンスに基づく期待値または期待値のハッシュ値が一致する場合に前記レスポンスを前記情報処理装置へ出力する(1)乃至(3)のいずれかに記載の情報処理端末装置。
10・・・情報処理システム
20・・・通信端末装置
21,31・・・通信部
21a,31a・・・アンテナ
21b,31b・・・変復調部
22・・・電源部
23,34,42・・・記憶部
24,44・・・制御部
30・・・情報処理端末装置
32,41・・・ネットワーク通信部
33・・・入力部
35・・・コマンド制御部
40・・・情報処理装置
43・・・コマンド生成部
50・・・ネットワーク

Claims (13)

  1. 通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを生成して、前記生成したリトライ用コマンドを前記コマンドと共に出力するコマンド生成部
    を備え
    前記コマンド生成部は、前記通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有するコマンドであるか否かに応じた前記リトライ用コマンドを生成する
    情報処理装置。
  2. 前記コマンド生成部は、前記通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有するコマンドである場合、前記べき等性を有するコマンドのシーケンス番号を変更して前記リトライ用コマンドを生成する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記コマンド生成部は、前記通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有していないコマンドである場合、前記通信端末装置の状態を確認するコマンドを前記リトライ用コマンドとして生成する
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記コマンド生成部は、前記コマンドに対して通信端末装置から出力されるレスポンスが暗号化される場合、前記レスポンスの期待値または期待値のハッシュ値を算出して、算出した前記期待値またはハッシュ値を前記生成したコマンドと前記リトライ用コマンドと共に出力する
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記コマンド生成部は、前記コマンドと前記リトライ用コマンドに、処理順を示すシーケンス番号を設ける
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記コマンド生成部は、リトライ回数またはリトライ発生状況に応じて前記コマンドと共に出力する前記リトライ用コマンドの数を調整する
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記コマンド生成部は、前記リトライ回数またはリトライ発生状況を、前記コマンドのシーケンス番号と前記通信端末装置から出力されたレスポンスのシーケンス番号に基づいて判別する
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを生成して、生成した前記リトライ用コマンドを前記コマンドと共にコマンド生成部から出力すること
    を含み、
    前記コマンド生成部は、前記通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有するコマンドであるか否かに応じた前記リトライ用コマンドを生成する
    情報処理方法。
  9. 情報処理装置から出力された通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを取得して、取得した前記コマンドを前記通信端末装置へ出力して、リトライ処理では前記取得されているリトライ用コマンドを前記通信端末装置へ出力するコマンド制御部
    を有し、
    前記情報処理装置から、前記通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有するコマンドであるか否かに応じて生成された前記リトライ用コマンドを取得する
    情報処理端末装置。
  10. 前記通信端末装置と近距離無線通信を行う通信部を備え、
    前記コマンド制御部は前記通信部を介して前記コマンドまたは前記リトライ用コマンドを出力する
    請求項9に記載の情報処理端末装置。
  11. 前記コマンド制御部は、前記通信端末装置から出力されたレスポンスを前記情報処理装置へ出力する
    請求項に記載の情報処理端末装置。
  12. 前記コマンド制御部は、前記コマンドと前記リトライ用コマンドと前記コマンドに対するレスポンスの期待値または前記期待値のハッシュ値を取得して、取得した前記期待値または期待値のハッシュ値と前記通信端末装置から出力されたレスポンスに基づく期待値または期待値のハッシュ値が一致する場合に、前記レスポンスを前記情報処理装置へ出力する
    請求項に記載の情報処理端末装置。
  13. 情報処理装置から出力された通信端末装置に対するコマンドとリトライ用コマンドを取得して、取得した前記コマンドを前記通信端末装置へ出力して、リトライ処理では前記取得されているリトライ用コマンドをコマンド制御部から前記通信端末装置へ出力すること
    を含み、
    前記情報処理装置から、前記通信端末装置に対するコマンドがべき等性を有するコマンドであるか否かに応じて生成された前記リトライ用コマンドを取得する
    情報処理方法。
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