JP7387958B2 - 車管理方法および車管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、共同利用する車を管理する車管理方法および車管理システムに関する。
一般に、個人使用の車に代えて、車の共同利用も増えている。共同利用することの利点としては、自己管理による煩わしさがないこと、維持費用がかからないこと等があげられる。共同利用の利用形態としては、不特定多数が利用するレンタカー、事前に登録している会員間で利用するカーシェア等が知られている。
レンタカーの利用形態としては、基本的には対面による手続きを必要とするが、宅配ロッカー等を用いて非対面による車利用の提案も特許文献1に見られる。
また、カーシェアリングの利用形態として、特許文献2に示されるように、複数のユーザーが共同で利用する際に、予約時間を調整するものや、特許文献3に示されるように、利用者の認証や利用料金の支払い等を確実にするような提案もされている。
特開2013-175219号公報 特開2016-12176号公報 特開2016-197473号公報
従来の車の共同利用については、レンタカーやカーシェアリングとしてよく知られており、また、上記特許文献等にも見られるように、種々の改善提案がされている。
しかしながら、レンタカーやカーシェアリング等の車に共同利用形態としては、時間や日単位での車の貸し出しシステムとして一意的に定まるもので、車の利用形態を変えるものではなかった。
かかる背景の下、本発明は、共同利用する車の異なる利用形態を一つのシステムで提供すること、また、不特定多数で利用するシステムと会員間で利用するシステムの二つのシステムの利用形態を統合し、昼夜間を問わず人手不足を解消するとともに車の利便性と有効活用を図った一つのシステムとして提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため本発明は、共同利用する車の貸し出し管理装置において、前記車の利用時間帯により、第1の利用形態と第2の利用形態と区分けして登録管理し、前記車の利用時間に基づいて精算処理することを特徴とする車管理方法を提供するものである。
また、本発明は、共同利用する車を異なる利用形態で管理する管理手段を備え、予め定められた時間帯に割当てられた前記利用形態に基づいて前記車の貸出し処理を行うことを特徴とする車管理システムを提供するものである。
また、本発明は、前記異なる利用形態は、第1の利用形態と第2の利用形態とから構成し、前記管理手段は、前記第1の利用形態と前記第2の利用形態とを時間帯を分けて登録管理し、前記車の利用時間に基づいて精算処理することを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の利用形態は不特定多数で車を利用する利用形態であり、前記第2の利用形態は会員間で車を利用する利用形態であることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の利用形態と前記第2の利用形態の何れか一方の利用形態の時間帯で利用開始され利用終了時間が他方の利用形態の時間帯に入った場合に予め定められた利用形態で精算処理されることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の利用形態と前記第2の利用形態の何れか一方の利用形態の時間帯で利用開始され利用終了時間が他方の利用形態の時間帯をまたがって利用終了した場合に予め定められた利用形態で精算処理されることを特徴とする。
また、本発明は、前記車の利用時間帯として予約受付した時間に対し、開始時間および/または終了時間を変更する手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、前記利用時間帯の変更にともない前記車の利用形態を変更する手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、前記車の開錠および/または施錠は携帯端末からの無線信号により実行されることを特徴とする。
また、本発明は、前記車の開錠および/または施錠制御は、前記携帯端末と前記管理装置との間の認証処理に基づいて行われることを特徴とする。
また、本発明は、前記車の施錠操作および/または返却操作受信にて終了時間とすることを特徴とする。
本発明によれば、車の共同利用するシステムに関して、不特定多数で利用するシステムと会員間で利用するシステムの二つのシステムの利用形態を統合することで、一つのシステムとして車の利便性と有効活用を生かすことができる。
また、本発明によれば、時間帯を分けて利用形態を変えるので、例えば、レンタカーの利点とカーシェアリングとしての利点をそれぞれ備えたまま利用に供することができる。
また、本発明によれば、時間帯を分けて利用形態を変えることで、車の未使用の時間帯を少なくでき、人手不足を解消するとともに車の稼働率をあげることを可能とする。
本発明の一実施形態に係る車管理システムを説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る車管理システムの全体構成を示す構成図である。 本発明の車管理システムにおける車管理サーバの構成図である。 本発明の車管理システムにおける車管理店舗の店舗端末の構成図である。 本発明の車管理システムにて通信端末として使用される携帯端末または通信端末(パーソナルコンピュータ等)の構成例を示す構成図である。 本発明の車管理システムに使用する車の一構成例を示す図である。 本発明の車管理システムに使用する車に搭載される車載装置の構成例を示す構成図である。 本発明の車管理システムに使用する車の予約情報管理データのテーブル構成例を示す図である。 本発明の車管理システムにおける車の利用状況管理データのテーブル構成例を示す図である。 不特定多数が利用する車(レンタカー)の場合の登録処理を示す処理フロー図である。 不特定多数が利用する車(レンタカー)の場合の利用手続き処理を示す処理フロー図である。 会員間で利用する車(カーシェア)の場合の登録処理を示す処理フロー図である。 会員間で利用する車(カーシェア)の場合の利用手続きに関し管理サーバとの間の手続き処理を示す処理フロー図である。 会員間で利用する車(カーシェア)の場合の返却手続きに関し管理サーバとの間の手続き処理を示す処理フロー図である。 本発明の車管理システムにおける共同利用する車の区分処理に関する処理フロー図である。 本発明の車管理システムにおける車利用の別の実施形態を説明する説明図である。 図16における車利用に際し管理サーバとの通信例を説明する説明図である。 図16における車利用に用いる携帯端末の表示例を示す図である。
本発明は、自動車(以下、「車」という。)を共同利用するシステムに関し、不特定多数で利用するシステム(例えば、レンタカー)と、会員間で利用するシステム(例えば、カーシェアリングあるいはカーシェア)といった異なるシステムを一つのシステムとして利用形態を統合することに着目したものである。
即ち、現行法令上は、所定の利用料を支払うことで、車を共同利用する点においては、不特定多数間での利用と特定の会員間で利用には差異がなく、本発明は、利用できる時間帯を区分けすることで、一つのシステムで実現したことにある。以下、不特定多数で車を利用する形態をレンタカーとし、特定の会員間で車を利用する形態をカーシェアとし、図面を参照して、本発明を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車管理システムを説明する説明図であり、予め決められた駐車場等にある共同利用する車について、利用形態を時間帯に区分けし、その利用形態を説明するものである。
図1において、横軸に左側から右側へ時間経過と時間帯を示し、図示例では、〇月〇日8:00~20:00の時間帯はレンタカーとして利用形態を規定し、〇月〇日20:00~〇月〇+1日8:00の時間帯をカーシェアとして利用形態を規定している。即ち、時間帯aをレンタカー、時間帯bをカーシェアとして規定したものである。
一般に、車を所有することなく必要なときに必要とする時間帯だけ車所有を可能とできるレンタカーは便利であるが、その利用手続きは原則対面手続きによる。また、レンタカーの利用をするときには直接店舗等訪れる必要がある。この意味では、日中等の店員、管理人等が滞在している時間帯にレンタカーとしての利用形態を規定することが優位となる。
一方、カーシェアは、登録した特定の会員間での車利用となる。一般的には、対面での貸し借り不要で、レンタカーよりも短時間での利用想定されており、価格的にも安価に設定されことが多いとされている。
従って、図1にて説明したように、対面手続き等の容易な時間帯をレンタカーとし、対面不要な時間帯をカーシェアとして時間帯を区分けした利用形態とすることが利便性と稼働率を上げるうえからも、本発明の車管理システムが優位となるといえる。
図1において、各時間帯において、対象となる車を利用者が訪問利用あるいは予約利用する際には、利用時間a11、利用時間a12等を指定して車利用する場合は、レンタカーとして予約利用することになる。また、利用時間b11、利用時間b12等を指定して車利用する場合は、カーシェアとして予約利用することになる。
また、レンタカーとしての予約利用で利用時間a13のように翌日にまたがっての利用もあり得るが、この場合、基本的にはレンタカーとして扱うことにする。また、レンタカーとしての予約利用で利用時間a14のように利用終了時間がカーシェアの時間帯に入っても同様にレンタカーとして扱うこととし、いずれにしても開始点がレンタカーであるのでレンタカーとしての扱いに合理性を持たせることができる。
また、カーシェアとしての予約利用で利用時間b13のように翌日にまたがっての利用もあり得るが、この場合、利用者の予定変更となることからレンタカーの時間帯における車返却としてレンタカーの取り扱いとする。また、カーシェアとしての予約利用で利用時間b14のようにレンタカーとしての時間帯を超えて利用終了時間がカーシェアの時間帯となって場合にもレンタカーとしての長期間の利用として、レンタカーとして扱うことでよい。
即ち、共同利用の車の開始時間帯および/または終了時間帯としてレンタカーとしての時間帯である場合や、レンタカーの時間帯をまたがっての利用の場合には、車の利用形態をレンタカー扱いとすることで、車の利用後の確認やメンテナンスをすることができ、サービスの面からも合理性を有するものとなる。
なお、利用時間が異なる利用形態にまたがった場合であって、開始点(開錠)あるいは終了点(施錠/返却)の利用形態における取扱いとすることであってもよい。例えば、使用開始点から終了点の間の利用形態をレンタカーとして扱うか、または、カーシェアとして扱うかは事前に取り決めることでよい。何れの場合であっても事前予約された利用開始時間あるいは/利用終了時間の変更や、利用中(乗車中)での終了時間の変更については、適宜、車を用意した店舗等あるいは管理サーバ等へ通知されるものとし実時間管理されることになる。
なお、図1に図示した時間帯は一例を示すもので、記載された月日や時間帯に限定されるものではない。また、利用形態の異なる時間帯にまたがって利用する場合、上記例ではレンタカー扱いとしているが、これに限られるものではなく、日単位、週単位、月単位等でレンタカー扱いとするかカーシェア扱いとするかを取り決めるものであってよく、また、祝祭日に特別な利用形態の規定を設ける等、適宜変更されてもよいものである。
以上説明した本発明の一実施形態に係る車管理システムについて、以下に詳述する。
図2は、発明の一実施形態に係る車管理システムの全体構成を示す構成図である。
図2において、21、21´は、本発明の異なる利用形態で共同利用の車を取り扱う場所として、例えば、駐車場のある店舗を示し、211は店舗21に設置された店舗端末を示している。なお、店舗21,21´として、2店舗例示しているが、2店舗に限らず複数もうけられていてもよく、あるいは1店舗のみでもよい。また、21´の店舗については、店舗21と同様に店舗端末、車等が設けられているが図示省略されている。22は車の利用予約等を行う携帯端末(例えば、スマートフォン等)、23は情報処理や車の利用予約等を行う通信端末(例えば、パーソナルコンピュータで、以下「パソコン」ともいう。)、24は車の情報管理や予約管理等を扱う車管理装置(以下、「車管理サーバ」という。)である。これら店舗端末211、携帯端末22、通信端末(パソコン等)23、車管理サーバ24等は、20の通信網(ネットワーク)を介して接続される。この通信網20は、有線通信でも無線通信でもよく、通称インターネット回線といわれるものであってもよい。
本発明は、店舗21にある共同利用対象の車の利用時間帯の管理を店舗端末211あるいは車管理サーバ24にて行い、利用者が携帯端末22やパソコン23等により予約利用、あるいは、直接店舗へ訪問により時間帯に応じた利用形態にて車を提供可能とするものである。
図3は、本発明の車管理システムにおける車管理サーバの構成図である。
図3において、車管理サーバ24は、車の予約管理、実動時間管理、車の利用者認証等を行うもので、各手続き等をデータ等に基づき処理プログラムを実行する処理装置31、制御・処理プログラムやデータ等を格納するメモリ32、操作装置(キーボード)や、表示装置(ディスプレイ)等の入出力装置34、その入出力装置34を接続インタフェースする入出力インタフェース33、車情報(利用履歴等を含む)、車利用者等の個人情報等を格納するディスク等の外部記憶装置36、通信網20と接続するインタフェース35等からなる。その他、ローカルネットワーク等、別種の網を含め複数のインタフェース35iを備えていてもよい。なお、メモリ32として1つのブロックで示しているが、複数のメモリ構成であってよく、処理装置31が読み書きするメモリRAM、読み出し専用のメモリROM等から構成される。また、車管理サーバ24の機能構成としてはクラウドコンピューティングによるシステム構成であってよい。
図4は、本発明の車管理システムにおける車管理店舗の店舗端末の構成図である。
図4において、車管理店舗21の店舗端末211は、共同利用の車の予約受付や貸出し手続き等に使用されるもので、各処理等を行うプログラムを実行する処理装置41、制御・処理プログラムやデータ等を格納するメモリ42、操作装置(キーボード)や、表示装置(ディスプレイ)等の入出力装置44、その入出力装置44を接続インタフェースする入出力インタフェース43、店舗に訪問した利用者の車情報(利用履歴等を含む)、利用者の個人情報等を格納するディスク等の外部記憶装置46、例えば、通信網20と接続し他店舗端末間や管理サーバと情報を送受信するためのインタフェース35等からなる。その他、ローカルネットワーク等へ接続するインタフェースを備えていてもよい。なお、メモリ42として1つのブロックで示しているが、複数のメモリ構成であってよく、処理装置41が読み書きするメモリRAM、読み出し専用のメモリROM等から構成される。また、店舗端末と車管理サーバとは基本構成に類似するも、それぞれの役割や使用目的の相違からハードウエア構成としては規模の相違や、取り扱うデータ量の相違等、異なるものである。
図5は、本発明の車管理システムにて通信端末として使用される携帯端末または通信端末(パソコン等)の構成例を示す構成図である。
図5において、携帯端末22での利用も、通信端末(パソコン等)での利用も基本的には同等な構成であり、共同利用する車の空塞状況確認や利用予約等を行う際の各処理等を行うプログラムを実行する処理装置51、制御・処理プログラムやデータ等を格納するメモリ52、操作装置(キーボード)や、表示装置(ディスプレイ)等の入出力装置54、その入出力装置54を接続インタフェースする入出力インタフェース53、通信網20と情報通信等を行うインタフェース55、短距離間の機器等との無線通信、例えば、ブルートゥース(登録商標)通信機能を持つインタフェース56等から構成される。なお、メモリ52として1つのブロックで示しているが、複数のメモリ構成であってよく、処理装置51が読み書きするメモリRAM、読み出し専用のメモリROM等から構成される。また、通信端末(パソコン等)23としては、各種データや個人ドキュメント等を格納するディスク等の外部記憶装置を備えているものもある。
本発明は、携帯端末22または通信端末(パソコン等)23から店舗端末211や車管理サーバ24へ通信網20を介して車利用予約等を行い、時間帯に応じた利用形態で車利用を可能とするものであるが、その処理については後述する。
図6は、本発明の車管理システムに使用する車の一構成例を示す図である。図6において、共同利用の対象となる車61には、通例、外部との通信回線(無線回線)64を介して通信を行う機能を有する車載装置62が設けられている。例えば、図2にて示した店舗21に設けられた敷地内、例えば駐車場にある車の車載装置62により通信回線64を介し店舗端末211あるいは通信網20に接続された車管理サーバ24との情報の遣り取りを行う。
また、車載装置62には車のドアの開錠および施錠の機能を備え、車利用に際し、利用者の認証処理も行う。図示省略しているが、利用者がICカード等を窓越しにかざすことにより、車載装置62はその情報を読み取り、車載装置62と管理サーバ24等との遣り取りの結果、制御回線63を介して開錠あるいは施錠する。本機能は、共同利用の形態のうち、レンタカーとしての利用においては、例えば駐車場にて店員や車の管理人の立会い(対面)のもと貸与できるので、開錠や施錠は管理者が保持する物理的なキー等の受け渡しでも行うことができる。本発明では、時間帯によってカーシェアとしての利用も可能とするものであるので、例えば、夜間等の非対面での利用もあることから開錠/施錠を自動にて行う機能を備えている。勿論、車載装置による開錠/施錠の機能はカーシェアの場合に限られるものではなく、レンタカーとしての利用時に用いてもよい。この車載装置62の一例を図7に示す。
図7は、本発明の車管理システムに使用する車に搭載される車載装置の構成例を示す構成図である。
図7において、車載装置62は、車の車体情報(燃料残量、ドアの開閉状況等含め)を収集管理、蓄積し必要に応じて通信回線を介して外部との遣り取り等を行うプログラムを実行する処理装置71、制御・処理プログラムやデータ等を格納するメモリ72、車内モニタやドアの開錠/施錠等の制御回線63にインタフェースする入出力インタフェース75、外部との通信をインタフェースするインタフェース73等を備える。また、必要に応じて情報蓄積用の外部記憶装置74を備えたものであってよい。なお、メモリ72として1つのブロックで示しているが、複数のメモリ構成であってよく、処理装置71が読み書きするメモリRAM、読み出し専用のメモリROM等から構成される。
共同利用の車を利用者が使用する場合、携帯端末22あるいは通信端末23から店舗端末211あるいは管理サーバ24へアクセスし、時間帯に応じた利用形態により店舗21にある空きの車あるいは予約済の車を利用することになる。利用する車の認証処理としては、車搭載の車載装置62あるいは店舗21にある店舗端末211等により管理サーバ24との遣り取りが行われ、認証の結果、車載装置62による開錠操作が行われることになる。
なお、図2から図7までに示した構成は一例を示すものであり、各図示例に限定して解釈されるものではなく、種々変形や代替技術等により追加変更があってもよい。
本発明の車管理システムに使用する管理データとして、車の予約情報管理データのテーブル構成例を図8に示し、車の利用状況管理データのテーブル構成例を図9に示す。何れのテーブル構成のデータも車管理サーバ24に設けられるものとして説明するが、店舗側の店舗端末あるいは店舗間に共通の通信端末に配置されたものであってもよい。
図8は、本発明の車管理システムに使用する車の予約情報管理データのテーブル構成例を示す図である。
図8において、81は共同利用の対象となる車の番号(例えば、ナンバープレートに表記される車の番号、自動車登録番号等、特定できる車の番号、以下、「車番」という。)、82は車番対応の予約の有無情報、83は車番対応に予約受付した場合の予約時間帯、84は車番対応に予約時間帯における利用形態の種別、例示はレンタカー/カーシェア区分、85は実際に利用した時間(実時間)、86は車番対応に車に備えられた車体情報等を示す。予約時間83としては、予約受付した場合の開始時間と終了時間が記録される。車体情報等85としては、車に備えられた機器類や給油状況、キズの有無等、貸し出される車の基本情報が記録される。
図9は、本発明の車管理システムにおける車の利用状況管理データのテーブル構成例を示す図である。図9において、91は共同利用の対象となる車の番号(車番)、92は予約番号(ID)、93は利用者情報、94は免許証番号、95は車の使用開始時間、96は車の返却終了時間、97は車体情報である。
利用者情報93としては、利用者の住所、電話番号等の連絡先を含み、車を利用する人数等も含む。
使用開始時間95は、先の予約時間帯83に対し実際に車を使用開始した実時間である。通例、この使用開始時間95はドアを開錠した時刻となり、また、終了時間96は当初予約の終了時間に対し、状況によっては利用時間が延長されることがあり、車を使用した後の施錠および/または返却手続きをとった時間となる。利用形態として、カーシェアとしての利用形態からレンタカーとしての利用形態への変更処理する場合、本例では、その利用形態の確定はこの終了時間によることになる。この変更処理は処理フロー図において詳述する。
車体情報97としては、車利用後の給油状況、キズの有無等が記録され、車返却後の支払い精算等に利用される。
なお、図8および図9に示したデータ等は一例を示すもので、種々の追加、変更等あり得る。また、車利用の基礎情報と利用情報とに分けて説明したが、相互にアドレスリンクされたものでよく、また、これらのデータを一つのテーブルとしてまとめられたものであってもよい。また、細分化して分割し相互にアドレスリンクされたもの、さらに付加データをアドレスリンクされたもの等であってもよい。
自動車を有料で貸し出すレンタカーとして事業する場合には、道路運送法、同法施行規則等の規定により運用許可を取る必要がある。これらは、カーシェアとしての有料で貸し出す場合にも準用されることになる。図10および図11は、不特定多数が利用する車(レンタカー)の場合の登録処理を示す処理フロー図と利用手続き処理を示す処理フロー図である。
図10において、レンタカーとして、図示例に示すような申請登録処理が行われ(ステップS11)、レンタカーとしての自動車保険(共済)等への加入手続き等が行われる(ステップS12)。車種対応に申請許可を受けることで、車情報としてデータベースに登録される。
図11において、レンタカーとして登録された車をレンタカーとして貸し出す場合には、図2にて説明したように、車の利用者が事前に携帯端末あるいは通信端末(パソコン等)から所定の店舗に予約を入れることで、あるいは、店舗へ直接訪問することで、車の予約受付、登録処理等が店舗端末211にて行われる(ステップS21)。この受付処理等は、店舗端末211と車管理サーバ24間での情報通信の遣り取りで行われ、先の図8にて説明のデータベースに登録されることになる。
所定の店舗21にて、免許証等の確認を含め車の貸し出し手続き処理が行われ、利用開始時間等の設定登録される(ステップS22)。レンタカーの場合には、基本的には対面対応となるため、車のキーの貸し出しや車のドアの開錠手続き等は、店舗店員や管理人のもとで行われることでよい。なお、車のドアの開錠等、ICカード等を車の所定箇所にかざすことにより、車載装置が自動認識してドアの開錠手続きを行うことでもよい。また、短距離無線信号により開錠操作するものであってもよい。
利用者は車を使用し(ステップS23)、その後、車を返却することになる。車の返却手続き処理としては、通常は、貸出し店舗21にて施錠、返却となり、店舗端末等により所定の返却処理する(ステップS24)。返却時に、給油状況、その他、車体確認でキズの有無などを車体情報としてデータ入力し、データベースに登録され、精算処理となる。
レンタカーとしての利用に際して、通例、店舗等での対面処理を必要とするため、店舗が閉店している時間では、待機状態にあっても空車として活用されない。本発明では、この待機状態(非稼働)の車についてカーシェアとして利用可能とするものである。
図12は、会員間で利用する車(カーシェア)の場合の一般的な登録処理を示す処理フロー図であり、本発明としてもこれに準じた登録処理となる。
図12において、カーシェアとしての車利用には会員登録を必要とするため、利用者は入会手続きをとることになる。利用者が携帯端末あるいは通信端末から店舗等にアクセスして、利用者の住所や電話番号等の個人情報、免許証番号等を入力することで、店舗端末等の受信装置側で入会処理を行い(ステップS31)、データベースに登録処理を行う(ステップS32)。
図13は、会員間で利用する車(カーシェア)の場合の利用手続きに関し管理サーバとの間の手続き処理を示す処理フロー図である。
図13において、左側の処理フローは、カーシェアを利用する側の利用者からの携帯端末あるいは通信端末(パソコン等)における処理を示し、右側の処理フローは車管理サーバ側の処理を示している。
車の利用者が、カーシェアとしての車利用を必要とする場合、図1にて説明したようにカーシェアとしての利用時間帯での予約処理を行う(ステップS41)。希望車種と利用日時(開始時間と終了時間)等を指定入力することで、車管理サーバでは該当する車の指定された時間帯を予約開始時間、予約終了時間としてデータベースに登録処理される(ステップS51)。
利用者が、予約した時間帯に所定の店舗にある車の配置場所にて、携帯端末等にて操作があると、利用処理入力を行う(ステップS42)。車管理サーバでは、車利用の受信、受付処理を行う(ステップS52)。
利用者側の携帯端末と車管理サーバとの間で、確認手続き処理を行う(ステップS43、ステップS53)。
確認が取れれば、図6にて説明したように、利用者側で、車の開錠用番号等を情報受信し、車載装置側へ送信することで開錠処理が行われ(ステップS44)、車キーあるいはボタン操作などにより駆動することになる。また、車管理サーバから該当する車の車載装置へ開錠指令を送信することで、車のドア開錠処理を行うようにしてもよい。
図14は、会員間で利用する車(カーシェア)の場合の返却手続きに関し管理サーバとの間の手続き処理を示す処理フロー図である。
先の図13と同様、図14において、左側の処理フローは、カーシェアを利用する側の利用者からの携帯端末あるいは通信端末(パソコン等)における処理を示し、右側の処理フローは車管理サーバ側の処理を示している。
図14において、カーシェアとしての利用を終えたときに、利用者は車の返却処理を行うことになる。車を所定の位置に停車させ、利用者が車の扉を閉めICカードあるいは携帯端末により施錠手続き(送信処理)を行うことで、車載装置等による施錠処理が行われ(ステップS61)、返却手続きを行う処理となる(ステップS62)。本例では、施錠処理と返却処理を分けて処理する例を示し、この処理間で忘れ物等による再度開錠の余地を残しているが、施錠処理から返却手続き処理への移行は所定時間内の再開錠がないことによることでもよい。また、施錠処理をもつて返却手続(処理)としてもよい。
管理サーバでは、施錠処理および/または返却処理の入力を受信することで、返却受付処理を行う(ステップS71)。この返却処理において、管理サーバは、利用管理下にある車が実際に所定の場所に返却されたことを車載装置等に搭載されたGPS(グローバル・ポジショニング・システム)等による情報を受信することで確定処理してもよい。また、店舗等の管理者あるいは店員による返却データを受信することで確定処理するようにしてもよい。
続いて、利用終了時間が予定時間内か延長された時間かの判別処理を行う(ステップS72)。時間延長が有る場合、図1にて説明したように、カーシェアとしての利用時間を超えて返却された場合には、レンタカーとしての利用に変更処理することでよい。なお、レンタカーとしての利用やカーシェアとしての利用において、事前あるいは利用中等、状況に応じて利用時間の変更や延長等があり得るが、何れの利用形態で処理するかは適宜決められることでよい。
続いて、利用精算の処理に入り、利用者への利用料の請求手続きとなる(ステップS73)。
図15は、本発明の車管理システムにおける共同利用する車の区分処理に関する処理フロー図である。
図15において、共同利用する車の利用に先立ち、利用者からの利用時間帯の予約情報の受付により、車管理サーバ側の処理として、レンタカー利用かカーシェア利用かの区分処理を行い(ステップS81)、利用開始時間および利用終了時間を予約情報としてデータベースに登録処理する(ステップS82)。データベースの一例としての書式は図8にて説明したとおりである。
一旦予約された車の利用時間について、利用者からの予約変更依頼を受信すると、車管理サーバは、データベースに登録された開始時間および/または終了時間を変更する(ステップS83)。この予約時間の変更については、利用開始された後の車使用中における終了時間を延長するものであってもよい。
開始時間および/または終了時間を変更に伴い、利用時間帯における利用形態の変更の有無判断処理をし(ステップS84)、変更が必要と判断されたら、データベースのレンタカー/カーシェアの区分変更を行う(ステップS85)。
斯くの如くして、車の共同利用における異なる利用形態を一つのシステムで実現することができる。
なお、図10から図15までに図示した処理フローは基本的な処理を示したもので、図示例に限定して解釈されるべきものではなく、車の利用、貸出しにおいて、種々詳細な手続き処理があってもよく、また、変更やさらなる付加処理が追加されているものであってもよい。
図16は、本発明の車管理システムにおける車利用の別の実施形態を説明する説明図である。先に図6にて示した例は、車載装置と車管理サーバ等との間での利用者確認の認証処理等を経て、車の開錠/施錠処理を行うものであるが、図16においては、利用者側の携帯端末(例えは、スマートフォン)と車管理サーバとの間で事前に通信して認証処理等を行い、その認証結果のID情報(パスワード等)をもとに、携帯端末により開錠/施錠処理を行うようにしより簡便に車利用を可能にしたものである。
図16において、161は共同利用する車、162は携帯端末からの情報に基づいてドア開錠/ドア施錠処理を行う車載装置である。車載装置162としては、スマートフォン等の携帯端末22との短距離間無線通信機能、例えば、ブルートゥース通信機能を備えている。車載装置162は、車管理サーバとの事前の通信で利用者対応のID情報を受信することで、利用者の携帯端末から認証結果のID情報をブルートゥース通信機能により受信照合して開錠/施錠処理を行う。
図17は、本発明の車管理システムにおける車利用に際し、図16に示した車載装置を用いた管理サーバとの通信例を説明する説明図である。
図17において、携帯端末22は通信網に配置される基地局171を介して車管理サーバ24へアクセスすることで、先に説明したように共同利用の車の予約を行う。利用者が予約した車を利用するときに、車載装置162にブルートゥース通信によりアクセスし、車管理サーバ24から受信した予約情報(ID情報等)を車載装置162に送信する。先に説明した図6に示す車載装置は、常に通信網に接続され管理サーバ等との通信のため待機状態を維持することになるが、図16における車載装置162では、利用時における認証手続き等の通信処理を省略できID情報の照合することで処理を簡素化できる。
また、車載装置162をさらに単機能化し、外部ネットワークを介して車管理サーバとの通信機能を省略し、スマートフォン等の携帯端末22との短距離間無線通信機能、例えば、ブルートゥース通信機能のみを備え、車内設備制御に特化するようにしてもよい。即ち、携帯端末22と車管理サーバ24との間で車の利用予約や認証手続き等を行い、暗号化された予約情報(ID情報等)を携帯端末22にて受信し、当該予約情報をブルートゥース通信によりこの単機能化した車載装置162へ送信することで車のドア開錠を可能としてもよい。
図18は、図16および図17にて説明した車載装置162を使用した場合の車利用における携帯端末の表示例を示す図である。
図18において、181は携帯端末の操作画面を示し、画面上の表示例として、利用予約した車番号、予約時間(開始時間、終了時間)等の予約情報182、開錠を入力指示する開錠ボタン183、施錠を入力指示する施錠ボタン184、車の返却を入力指示する返却ボタン185、その他、予約変更や個人データにアクセスするための操作ボタン等が配置されている。なお、この操作画面の例では、施錠ボタンと返却ボタンを設けた例であるが、図示例に限定されるものではなく、返却ボタンを省略し、返却を施錠ボタンに統合させてもよく、また、施錠ボタンを省略し返却ボタンに統合させたものでもよい。
これらの画面上をタッチすることで入力指示できる操作ボタン等の表示機能、車管理サーバ等との通信機能を含め、アプリケーションソフトとして組み込むことで実現できる。携帯端末としては、スマートフォンに限られず、タブレット型端末やノートパソコン等、ブルートゥース通信機能を持たせた端末を使用することもできる。
なお、上記説明では、共同利用の対象となる車を配置している店舗として説明しているが、店舗として特に限定されるものではなく、例えば、車販売店舗、ガソリンスタンド等が併設された店舗、サービスステーション(SS)等、車を配置するスペースがある場所を利用することができる。
また、車管理システムとして、単一の店舗でもよく、あるいは複数の店舗間で車の遣り取りがあってもよい。
また、上記実施形態では、不特定多数で車を利用する利用形態をレンタカーとし、特定の会員間で車を利用する利用形態をカーシェアとし説明しているが、これらの実施形態に限定されず、時間帯を分けて共同利用する車の利用形態が異なるものであればよい。
また、上記実施形態として、車管理装置として車管理サーバと利用者間での予約貸出しを例にしているが店舗間でネットワークを形成し、特定の店舗端末に同種機能を持たせることでもよい。
以上説明した各実施形態は、本発明の理解のために例示されたものであり、本発明は、これら実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって定義される。また、本発明の技術思想から離れるものでない限り、特許請求の範囲に記載の構成と均等であるものも本発明の保護の範囲に含まれるものである。
本発明によれば、共同利用する車の時間帯を分けて利用形態を変えることで、車の未使用の時間帯を少なくでき、人手不足を解消するとともに車の稼働率をあげることができるので、産業上の利用可能性が高い。
20…通信網
21…店舗
211…店舗端末
22…携帯端末
23…通信端末
24…車管理装置(車管理サーバ)
31、41、51、71…処理装置
32、42、52、72…メモリ
33、43、53、75…入出力インタフェース
34、44、54…入出力装置
35、35i、45、55、73…インタフェース
56…短距離無線用インタフェース
36、46、74…外部記憶装置
61、161…車
62、162…車載装置
63…制御回線
64…通信回線
181…携帯端末の操作画面

Claims (19)

  1. 共同利用する車の利用予約を行う者に係る携帯端末及び/もしくは通信端末と、貸し出し管理を行うための車管理サーバと、前記車を管理する店舗に係る店舗端末とが通信網を介して接続された車管理システムにおいて、
    前記車管理システムは、前記車管理サーバ、前記店舗端末、のうちの少なくともいずれかに配置された予約情報管理データテーブルを備え、
    前記車には通信網を介して前記車管理サーバもしくは前記店舗端末と情報のやり取りを行うことができGPSを搭載した車載装置が設けられ、
    不特定多数で車を利用する利用形態である第1の利用形態に係る場合には開始時刻及び終了時刻が規定されてなる利用時間に係る情報を含む予約情報が前記携帯端末及び/もしくは前記通信端末から予約されることで前記店舗端末にて予約受付され、会員間で車を利用する利用形態である第2の利用形態に係る場合には希望車種及び開始時刻並びに終了時刻に係る各情報が含まれた予約情報が前記携帯端末及び/もしくは前記通信端末から予約入力されるステップと、
    前記第1の利用形態に係る場合には前記予約受付の処理が、前記第2の利用形態に係る場合には前記開始時刻並びに前記終了時刻が、前記予約情報管理データテーブルに登録されるステップと、
    前記店舗にて前記店舗端末により実際に車を使用開始した実時間である利用開始時間に係る情報を含む設定登録がされるステップと、
    前記車管理サーバにて、前記車が所定の場所に返却されたことを前記GPSによる情報を受信することで前記返却が確定処理された後に、該車に係る車体情報が入力され前記車の利用時間に基づいて精算処理がなされるステップと
    を含み、
    前記開始時刻及び前記終了時刻によって規定される利用時間帯によって前記第1もしくは第2の利用形態のうちのいずれかの利用形態での予約となるかの区分けが規定され、
    少なくとも前記第2の利用形態においては、前記携帯端末と前記車管理サーバとの間での確認手続きを経た後に、前記携帯端末及び/もしくは通信端末或いは前記車管理サーバから前記車載装置に開錠用情報が送信されることで前記車の開錠がなされることを特徴とする車管理方法。
  2. 前記第1の利用形態は前記店舗に店員もしくは管理人が滞在している時間に係る利用時間帯に規定され、前記第2の利用形態は前記店舗に店員もしくは管理人が滞在していない時間に係る利用時間帯に規定されることを特徴とする請求項1記載の車管理方法。
  3. 前記第1の利用形態と前記第2の利用形態の何れか一方の利用形態の時間帯で利用開始され利用終了時間が他方の利用形態の時間帯に入った場合に予め定められた利用形態で精算処理されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車管理方法。
  4. 前記第1の利用形態と前記第2の利用形態の何れか一方の利用形態の時間帯で利用開始され利用終了時間が他方の利用形態の時間帯をまたがって利用終了した場合に予め定められた利用形態で精算処理されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車管理方法。
  5. 前記車の利用時間帯として予約受付した時間に対し、開始時間および/または終了時間を変更する手段を有することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の車管理方法。
  6. 前記利用時間帯の変更にともない前記車の利用形態を変更する手段を有することを特徴とする請求項5記載の車管理方法。
  7. 前記車の開錠および/または施錠は携帯端末からの無線信号により実行されることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の車管理方法。
  8. 前記車の開錠および/または施錠制御は、前記携帯端末と前記車管理サーバとの間の認証処理に基づいて行われることを特徴とする請求項7記載の車管理方法。
  9. 前記車の施錠操作および/または返却操作受信にて終了時間とすることを特徴とする請求項8記載の車管理方法。
  10. 共同利用する車の利用予約を行う者に係る携帯端末及び/もしくは通信端末と、貸し出し管理を行うための車管理サーバと、前記車を管理する店舗に係る店舗端末とが通信網を介して接続された車管理システムにおいて、
    前記車管理システムは、前記車管理サーバ、前記店舗端末、のうちの少なくともいずれかに配置された予約情報管理データテーブルを備え、
    前記車には通信網を介して前記車管理サーバもしくは前記店舗端末と情報のやり取りを行うことができGPSを搭載した車載装置が設けられ、
    不特定多数で車を利用する利用形態である第1の利用形態に係る場合には開始時刻及び終了時刻が規定されてなる利用時間に係る情報を含む予約情報が前記携帯端末及び/もしくは前記通信端末から予約されることで前記店舗端末にて予約受付され、会員間で車を利用する利用形態である第2の利用形態に係る場合には希望車種及び開始時刻並びに終了時刻に係る各情報が含まれた予約情報が前記携帯端末及び/もしくは前記通信端末から予約入力される手段と、
    前記第1の利用形態に係る場合には前記予約受付の処理が、前記第2の利用形態に係る場合には前記開始時刻並びに前記終了時刻が、前記予約情報管理データテーブルに登録される手段と、
    前記店舗にて前記店舗端末により実際に車を使用開始した実時間である利用開始時間に係る情報を含む設定登録がされる手段と、
    前記車管理サーバにて、前記車が所定の場所に返却されたことを前記GPSによる情報を受信することで前記返却が確定処理された後に、該車に係る車体情報が入力され前記車の利用時間に基づいて精算処理がなされる手段と
    を含み、
    前記第1もしくは第2の利用形態のうちのいずれかの利用形態での予約となるかの区分けに係る情報は予め定められた前記開始時刻及び前記終了時刻によって規定される利用時間帯に割当てられ、前記割り当てられた第1もしくは第2の利用形態のうちのいずれかの利用形態での予約となるかの区分けに係る情報に基づいて前記車の貸出し処理が行われ、
    少なくとも前記第2の利用形態においては、前記携帯端末と前記車管理サーバとの間での確認手続きを経た後に、前記携帯端末及び/もしくは通信端末或いは前記車管理サーバから前記車載装置に開錠用情報が送信されることで前記車の開錠がなされることを特徴とする車管理システム。
  11. 前記第1の利用形態と前記第2の利用形態とは時間帯を分けて登録管理され、前記車の利用時間に基づいて精算処理されることを特徴とする請求項10記載の車管理システム。
  12. 前記第1の利用形態は前記店舗に店員もしくは管理人が滞在している時間に係る利用時間帯に規定され、前記第2の利用形態は前記店舗に店員もしくは管理人が滞在していない時間に係る利用時間帯に規定されることを特徴とする請求項10記載の車管理システム。
  13. 前記第1の利用形態と前記第2の利用形態の何れか一方の利用形態の時間帯で利用開始され利用終了時間が他方の利用形態の時間帯に入った場合に予め定められた利用形態で精算処理されることを特徴とする請求項10または請求項12記載の車管理システム。
  14. 前記第1の利用形態と前記第2の利用形態の何れか一方の利用形態の時間帯で利用開始され利用終了時間が他方の利用形態の時間帯をまたがって利用終了した場合に予め定められた利用形態で精算処理されることを特徴とする請求項10または請求項12記載の車管理システム。
  15. 前記車の利用時間帯として予約受付した時間に対し、開始時間および/または終了時間を変更する手段を有することを特徴とする請求項10から請求項14のうちのいずれか1項記載の車管理システム。
  16. 前記利用時間帯の変更にともない前記車の利用形態を変更する手段を有することを特徴とする請求項15記載の車管理システム。
  17. 前記車の開錠および/または施錠は携帯端末からの無線信号により実行されることを特徴とする請求項10から請求項16のうちのいずれか1項記載の車管理システム。
  18. 前記車の開錠および/または施錠制御は、前記携帯端末と前記車管理サーバとの間の認証処理に基づいて行われることを特徴とする請求項17記載の車管理システム。
  19. 前記車の施錠操作および/または返却操作受信にて終了時間とすることを特徴とする請求項18記載の車管理システム。
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