JP7384880B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来から、電磁ノイズの漏出等を抑制するためのシールドシェルをハウジングに取り付けたコネクタが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2019-125470号公報
上述した種類のコネクタでは、一般に、シールドシェルとハウジングとの間にパッキン等のシール部材を配置する場合、長期安定的にシール性を高めるべく、シールドシェルとハウジングとの相対移動を出来る限り抑制するようになっている。シール部材の面圧の変動を避けるためである。あるいは、シール部材自体を設けず、シールドシェルとハウジングとを密着させるようになっている。ところが、このように各部品の変位を過度に規制しようとすると、シールドシェルやハウジングの製造公差や、相手側コネクタの製造公差が原因で、コネクタ同士の嵌合を適正に行うことができなくなる可能性がある。
本発明の目的の一つは、シール性能の維持と製造公差の吸収とを両立可能なシール部材を用いたコネクタの提供である。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、以下を特徴としている。
端子金具と、前記端子金具に繋がる電線と、前記端子金具を収容し且つ相手側コネクタとの嵌合箇所を構成するハウジングと、前記ハウジングの外周を取り囲むように配置されるシールドシェルと、前記ハウジングと前記シールドシェルとの間に挟まれるゴム製のシール部材と、を備えるコネクタであって、
前記シール部材は、
ゴム硬度が30度以上50度以下であり、
前記ハウジングと前記シールドシェルとに挟まれる前の当該シール部材の第1高さと、前記ハウジングと前記シールドシェルとに挟まれたときの当該シール部材の第2高さと、の差である潰し高さを、前記第1高さで除算した値が、0.1以上0.4以下である、
コネクタであること。
発明者による試験・考察等によれば、シール部材のゴム硬度が30度以上50度以下であり、ハウジングとシールドシェルとに挟まれる前のシール部材の第1高さと、ハウジングとシールドシェルとに挟まれたときのシール部材の第2高さと、の差である潰し高さを、第1高さで除算した値が、0.1以上0.4以下であれば、シール部材の変形で製造公差を適正に吸収可能でありながら、且つ、シール性が長期に亘って損なわれることもない。したがって、シール性能の維持と製造公差の吸収とを両立可能なシール部材を用いたコネクタを提供できる。
なお、上述したゴム硬度の値は、例えば、JIS K 6253に定められる試験方法に準じて測定することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。 図2は、図1のA-A断面の主要部を示した図である。 図3は、図2のB部の拡大図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るコネクタ1について説明する。図1に示すコネクタ1は、コネクタ1が有する一対の電線20と、コネクタ1に嵌合される相手側コネクタ(図示省略)と、を電気的に接続する中継コネクタとして機能する。
以下、説明の便宜上、図1~図3に示すように、「前後方向」、「上下方向」及び「幅方向」を定義する。「前後方向」、「上下方向」及び「幅方向」は、互いに直交している。前後方向は、コネクタ1と相手側コネクタとの嵌合方向と一致しており、「前」及び「後」はそれぞれ、コネクタ1における相手側コネクタとの嵌合の進行側及び退行側に対応している。
図1及び図2に示すように、コネクタ1は、一対の端子金具10と、一対の端子金具10に繋がる一対の電線20と、一対の端子金具10を収容するハウジング30と、ハウジング30に後側から装着されるシールドシェル40と、ハウジング30及びシールドシェルの間に挟まれるシール部材50と、シールドシェル40及び一対の電線20を覆うブーツ60と、ハウジング30に前側から装着されるパッキン70と、を備える。以下、コネクタ1を構成する各部材について順に説明する。
まず、端子金具10及び電線20について説明する。端子金具10は、金属板に対してプレス加工及び曲げ加工等を施すことで形成されており、前後方向に延びる形状を有している。端子金具10は、前後方向に延びる細長い平板状の端子部11(図1参照)と、端子部11の後端部に位置する接続部(図示省略)と、を一体に有する。端子金具10の接続部には、電線20の端部が接続される。
電線20は、金属製の導体芯線と、導体芯線を覆う絶縁被覆とで構成されている。電線20の端部では、絶縁被覆が除去されて導体芯線が露出しており、露出した導体芯線に端子金具10の接続部が加締め固定されている。これにより、端子金具10に繋がる電線20が、端子金具10の接続部から後方に延出している。
次いで、ハウジング30について説明する。ハウジング30は、樹脂成形品である。ハウジング30は、図1及び図2に示すように、前後方向に延びる筒状の形状を有しており、前後方向からみて幅方向に長い扁平な形状を有している。ハウジング30の前後方向中央部の外周には、全周に亘って径方向外側に突出するフランジ部31が形成されている。ハウジング30におけるフランジ部31より前側の部分が、相手側コネクタの筒状の相手側嵌合部(図示省略)に内挿されて嵌合する嵌合部32を構成し、ハウジング30におけるフランジ部31より後側の部分が、シールドシェル40に内挿される挿入部33を構成している(図2参照)。挿入部33におけるフランジ部31との境界部分には、径方向内側に窪む環状溝部34が形成されている(図2参照)。
ハウジング30の内部には、幅方向に間隔を空けて並ぶ一対の箇所の各々にて、前側から後側に向けて、端子挿通孔35(図1参照)及び端子収容室(図示省略)が、この順に、且つ、互いに前後方向に連通するように、形成されている。端子挿通孔35の前端は、ハウジング30の前端(嵌合部32の前端)に開口し、端子収容室の後端は、ハウジング30の後端(挿入部33の後端)に開口している。
一対の電線20の端部が接続された一対の端子金具10は、ハウジング30に収容させる。このため、各端子金具10が、ハウジング30の内部に後側から挿入される。これにより、各端子部11が対応する端子挿通孔35に挿通され、且つ、各接続部が対応する端子収容室に収容される。端子金具10の挿入完了状態では、一対の端子部11の前方部分が、ハウジング30の前端(嵌合部32の前端)から前方へ突出し(図1参照)、且つ、一対の端子金具10から後方に延出する一対の電線20が、ハウジング30の後端(挿入部33の後端)から後方へ延出している(図1参照)。なお、必要に応じて、電線20の外周面と端子収容室の内周面との間に挟持されて両者間の環状隙間を封止するパッキンや、前記パッキンの後方への脱落を防止するホルダ等が設けられても良い。
次いで、シールドシェル40及びシール部材50について説明する。金属製のシールドシェル40は、図1及び図2に示すように、ハウジング30の挿入部33に外挿可能な前後方向に延びる筒状の形状を有している。シールドシェル40は、ハウジング30の挿入部33に後側から装着されて、ハウジング30内部に位置する一対の電線20への電磁ノイズの伝達を防止する機能を果たす。
シール部材50は、ハウジング30の挿入部33と、挿入部33に外挿されるシールドシェル40との間の環状隙間を封止する機能を果たす部材である。ゴム製のシール部材50は、図2及び図3に示すように、前後方向に延びる筒状の本体部51と、本体部51の前端から径方向内側に突出する環状の突部52と、を備える。本体部51の外周面には、径方向外側に突出し且つ前後方向に間隔を空けて並ぶ複数の環状リップ51aが形成され、本体部51の内周面にも、径方向内側に突出し且つ前後方向に間隔を空けて並ぶ複数の環状リップ51bが形成されている。
シール部材50は、ハウジング30の挿入部33とシールドシェル40との間に挟まれるように配置される(図2参照)。このため、まず、シール部材50を、後側から、突部52が環状溝部34に進入し且つ本体部51が挿入部33の外周を覆うように、挿入部33に装着する(図2参照)。この状態において、環状溝部34に進入しているシール部材50の突部52は、シール部材50の挿入部33からの後側への脱落を防止する機能を発揮している。次いで、シールドシェル40を、後側から、挿入部33に外挿されるように、挿入部33に装着する(図2参照)。シールドシェル40の装着完了状態では、図2に示すように、シールドシェル40に設けられた係止片41と挿入部33の外周に設けられた係止孔36とが係合することで、シールドシェル40のハウジング30からの後側への脱落を防止する機能を果たす。
シールドシェル40が装着されることで、シール部材50の本体部51は、ハウジング30の挿入部33とシールドシェル40との間に押圧挟持される。この結果、本体部51は、挿入部33とシールドシェル40との間の環状隙間を封止する機能を発揮する。本体部51が挿入部33とシールドシェル40との間に押圧挟持された状態では、環状リップ51a,51bが押し潰されている。このため、本体部51の径方向の高さ(環状リップ51aの先端と環状リップ51bの先端との間の距離)が、挿入部33とシールドシェル40との間に挟持される前の組付前高さH1から、組付後高さH2に減少している(図2参照)。
次いで、ブーツ60について説明する。ゴム製のブーツ60は、図1に示すように、前後方向に延びる筒状の形状を有し、シールドシェル40の外周を覆う大径部61と、シールドシェル40から後方に延出する一対の電線20の外周を覆う小径部62と、大径部61と小径部62とを連結する繋ぎ部63と、を一体に備える。ブーツ60は、一対の電線20に挿通された状態から、一対の電線20に対して前方へ相対移動させて、ブーツ60の大径部61をシールドシェル40の外周に装着することで、シールドシェル40及び一対の電線20に装着される。ブーツ60は、シールドシェル40から後方に延出する一対の電線20を保護する機能を果たす。
次いで、パッキン70について説明する。ゴム製のパッキン70は、図1に示すように、前後方向に延びる筒状の形状を有しており、前後方向からみて、ハウジング30の嵌合部32の外周形状に対応して、幅方向に長い扁平な形状を有している。パッキン70は、前側から、ハウジング30の嵌合部32の外周に装着される(図1参照)。コネクタ1と相手側コネクタとの嵌合により相手側コネクタの筒状の相手側嵌合部が嵌合部32に外挿された状態において、嵌合部32に装着されたパッキン70は、嵌合部32の外周面と相手側嵌合部の内周面との間で押圧挟持される。これにより、嵌合部32と相手側嵌合部との間の隙間を封止する機能を果たす。以上、コネクタ1を構成する各部材について説明した。
組み付けが完了したコネクタ1は、相手側コネクタと嵌合される。コネクタ1と相手側コネクタとを嵌合させるためには、相手側コネクタの筒状の相手側嵌合部が、コネクタ1の嵌合部32に外挿される。これにより、コネクタ1は、一対の電線20と相手側コネクタとを電気的に接続する中継コネクタとして機能し得る状態となる。
次いで、シール部材50のゴム硬度及び圧縮率について述べる。上述したように、シール部材50の本体部51は、ハウジング30の挿入部33とシールドシェル40との間に押圧挟持されることで、挿入部33とシールドシェル40との間の環状隙間を封止する機能を発揮する。挿入部33とシールドシェル40との間の環状隙間の大きさは、ハウジング30及びシールドシェル40の製造公差によって変化し得る。よって、シール部材50の本体部51は、このような製造公差による環状隙間の大きさの変化を適正に吸収し且つ環状隙間の気密性を維持可能な特性を備えることが好ましい。以下、説明の便宜上、組付前高さH1と組付後高さH2との差である潰し高さ(H1-H2)を組付前高さH1で除算した値を「圧縮率」と定義する。
発明者による試験・考察によれば、シール部材50のゴム硬度が30度以上50度以下であり、且つ、圧縮率が0.1以上0.4以下であれば、そうでない場合と比べて、シール部材50の本体部51が、ハウジング30及びシールドシェル40の製造公差による環状隙間の大きさの変化を適正に吸収可能でありながら、当該環状隙間の気密性も維持可能であることが判明した。ここで、ゴム硬度の値は、例えば、JIS K 6253に定められる試験方法に準じて測定することができる。
具体的には、製造公差による環状隙間の大きさの変化幅が1.2mm(±0.6mm)である場合を想定し、環状隙間の気密性が50kPa以上のときに気密性が「合格」と判定し、環状隙間の気密性が50kPa未満のときに気密性が「不合格」と判定した。シール部材50のゴム硬度が30度以上50度以下であり、且つ、圧縮率が0.1以上0.4以下であれば、環状隙間の大きさが上記変化幅の範囲内の何れの値であっても、気密性が「合格」となった。一方、シール部材50のゴム硬度が30度以上50度以下ではない、又は、圧縮率が0.1以上0.4以下ではない場合、環状隙間の大きさが上記変化幅の範囲内の或る値であるときに、気密性が「不合格」となった。
<作用・効果>
以上、本実施形態に係るコネクタ1によれば、シール部材50のゴム硬度が30度以上50度以下であり、ハウジング30とシールドシェル40とに挟まれる前のシール部材50の本体部51の組付前高さH1と、ハウジング30とシールドシェル40とに挟まれたときのシール部材50の本体部51の組付後高さH2と、の差である潰し高さを、組付前高さH1で除算した値が、0.1以上0.4以下であれば、製造公差を適正に吸収可能でありながら、気密性も維持可能である。したがって、シール性能を適正に維持可能なシール部材50を用いたコネクタ1を提供できる。
<他の形態>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記実施形態では、シール部材50が、前後方向に延びる筒状の本体部51と、本体部51の前端から径方向内側に突出する環状の突部52と、で構成されている。これに対し、シール部材50が、前後方向に延びる筒状の本体部51のみで構成されていてもよい。
ここで、上述した本発明に係るコネクタ1の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
端子金具(10)と、前記端子金具(10)に繋がる電線(20)と、前記端子金具(10)を収容し且つ相手側コネクタとの嵌合箇所(32)を構成する筒状のハウジング(30)と、前記ハウジング(30)の外周を取り囲むように配置されるシールドシェル(40)と、前記ハウジング(30)と前記シールドシェル(40)との間に挟まれるゴム製のシール部材(50)と、を備えるコネクタ(1)であって、
前記シール部材(50)は、
ゴム硬度が30度以上50度以下であり、
前記ハウジング(30)と前記シールドシェル(40)とに挟まれる前の当該シール部材(50)の第1高さ(H1)と、前記ハウジング(30)と前記シールドシェル(40)とに挟まれたときの当該シール部材(50)の第2高さ(H2)と、の差である潰し高さ(H1-H2)を、第1高さ(H1)で除算した値が、0.1以上0.4以下である、
コネクタ(1)。
発明者による試験・考察によれば、上記[1]の構成のコネクタのように、シール部材のゴム硬度が30度以上50度以下であり、ハウジングとシールドシェルとに挟まれる前の当該シール部材の第1高さと、ハウジングとシールドシェルとに挟まれたときの当該シール部材の第2高さと、の差である潰し高さを、第1高さで除算した値が、0.1以上0.4以下であれば、製造公差を適正に吸収可能でありながら、気密性も維持可能である。したがって、シール性能を適正に維持可能なシール部材を用いたコネクタを提供できる。なお、上述したゴム硬度の値は、例えば、JIS K 6253に定められる試験方法に準じて測定することができる。
1 コネクタ
10 端子金具
20 電線
30 ハウジング
32 嵌合部(嵌合箇所)
40 シールドシェル
50 シール部材
H1 組付前高さ(第1高さ)
H2 組付後高さ(第2高さ)

Claims (1)

  1. 端子金具と、前記端子金具に繋がる電線と、前記端子金具を収容し且つ相手側コネクタとの嵌合箇所を構成するハウジングと、前記ハウジングの外周を取り囲むように配置されるシールドシェルと、前記ハウジングと前記シールドシェルとの間に挟まれるゴム製のシール部材と、を備えるコネクタであって、
    前記シール部材は、
    ゴム硬度が30度以上50度以下であり、
    前記ハウジングと前記シールドシェルとに挟まれる前の当該シール部材の第1高さと、前記ハウジングと前記シールドシェルとに挟まれたときの当該シール部材の第2高さと、の差である潰し高さを、前記第1高さで除算した値が、0.1以上0.4以下である、
    コネクタ。

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