JP7382441B2 - スイッチング回路、直流電力出力装置、無線電力伝送システム、太陽光発電システム、出力制御方法及びプログラム - Google Patents

スイッチング回路、直流電力出力装置、無線電力伝送システム、太陽光発電システム、出力制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、直流電力出力装置(例えば、無線電力伝送の受電装置、太陽光発電装置など)における複数の直流電源回路(例えば、整流回路、太陽電池など)と共通出力部との間を接続する回路並びにその回路を備える装置及びシステムに関する。
従来、マイクロ波等の電波を介して電力を伝送する無線電力伝送の直流電力出力装置として、複数のアンテナで受信した受信信号を整流する複数の整流回路(直流電源回路)を備える受電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-213313号公報
従来の無線電力伝送システムの受電装置(直流電力出力装置)では、複数の整流回路(直流電源回路)の接続が固定化されているため、アンテナから整流回路への入力電力が変化したときに、その変化に対応できず受電装置からの出力電力が低下するおそれがある、という課題がある。なお、同様な課題は、複数の整流回路を備える受電装置だけでなく、複数の太陽電池(直流電源回路)を備える太陽光発電装置(直流電力出力装置)においても発生し得る。
本発明の一態様に係るスイッチング回路は、複数の直流電源回路に接続されるスイッチング回路である。このスイッチング回路は、前記複数の直流電源回路のプラス出力端子が接続される複数のプラス入力部と、前記複数の直流電源回路のマイナス出力端子が接続される複数のマイナス入力部と、プラス出力部と、マイナス出力部と、前記複数のプラス入力部及び前記複数のマイナス入力部と前記プラス出力部及び前記マイナス出力部との間に設けられ、前記複数の直流電源回路と前記プラス出力部及び前記マイナス出力部との間の接続状態を切り替えるようにオン・オフ制御可能な複数のスイッチを有する接続回路部と、を備える。
前記スイッチング回路において、前記接続回路部は、前記複数の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続される複数の第1接続線と、前記複数の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続される複数の第2接続線と、前記複数の第1接続線と前記プラス出力部との間に個別配置されたオン・オフ制御可能な複数の第1スイッチと、前記複数の第2接続線と前記マイナス出力部との間に個別配置されたオン・オフ制御可能な複数の第2スイッチと、前記複数の第1接続線及び前記複数の第2接続線の複数の組み合わせのうち前記直流電源回路が互いに異なる組み合わせの前記第1接続線と前記第2接続線との間に配置されたオン・オフ制御可能な複数の第3スイッチと、を有してもよい。
本発明の他の態様に係る直流電力出力装置は、前記いずれかのスイッチング回路と、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチをそれぞれオン・オフ制御する制御部とを備える。
前記直流電力出力装置において、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチはオン制御され、前記第3スイッチはオフ制御されてもよい。
前記直流電力出力装置において、前記複数の直流電源回路、前記複数の第1接続線、前記複数の第2接続線、前記複数の第1スイッチ及び前記複数の第2スイッチそれぞれの数がN個であり、前記複数の第3スイッチの数がN-N個であり、1番目の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続された1番目の第1接続線に配置された1番目の第1スイッチはオン制御され、N番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたN番目の第2接続線に配置されたN番目の第2スイッチはオン制御され、n番目(n=2~N)の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続されたn番目の第1接続線とn-1番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたn-1番目の第2接続線との間に配置された第3スイッチはオン制御され、他の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチはオフ制御されてもよい。
前記直流電力出力装置において、前記制御部は、前記複数の直流電源回路の数がN個のとき、前記複数のスイッチの総数がN+N個であり、オン状態を1と表記しオフ状態を0と表記したとき、次の(N+1)行×(N+1)列の行列に基づいて、前記複数のスイッチをオン・オフ制御してもよい。
Figure 0007382441000001
前記直流電力出力装置において、前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定し、前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電力が最大になる前記複数のスイッチのオン状態及びオフ状態の組み合わせを判定する判定部を備えてもよい。
前記直流電力出力装置において、前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定し、前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記直流電源回路の故障発生を判定する判定部を備えてもよい。
前記直流電力出力装置において、前記複数の直流電源回路を備え、前記スイッチング回路の前記複数のスイッチのすべてをスイッチング制御してもよい。
前記直流電力出力装置において、当該直流電力出力装置は、無線電力伝送システムの受電装置であり、前記複数の直流電源回路は、無線電力伝送システムの受信アンテナ装置を構成する複数のアンテナに接続された複数の整流回路であってもよい。
前記直流電力出力装置において、前記受信アンテナ装置は、前記複数のアンテナが1次元的、2次元的又は3次元的に配列されたアレーアンテナであってもよい。
本発明の更に他の態様に係る無線電力伝送システムは、前記いずれかの直流電力出力装置と、前記直流電力出力装置に向けて送電信号を送信する送電装置と、を備える。
前記直流電力出力装置において、当該直流電力出力装置は、太陽光発電システムの発電装置であり、前記複数の直流電源回路は、太陽電池がそれぞれ接続された複数の電源回路であってもよい。
本発明の更に他の態様に係る太陽光発電システムは、前記直流電力出力装置を備える。
本発明の更に他の態様に係る方法は、前記いずれかの直流電力出力装置を制御する方法である。この方法は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをオン制御することと、前記第3スイッチをオフ制御することと、を含む。
本発明の更に他の態様に係る方法は、前記いずれかの直流電力出力装置を制御する方法である。この方法は、前記複数の直流電源回路、前記複数の第1接続線、前記複数の第2接続線、前記複数の第1スイッチ及び前記複数の第2スイッチそれぞれの数がN個であり、前記複数の第3スイッチの数がN-N個であり、1番目の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続された1番目の第1接続線に配置された1番目の第1スイッチをオン制御することと、N番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたN番目の第2接続線に配置されたN番目の第2スイッチをオン制御することと、n番目(n=2~N)の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続されたn番目の第1接続線とn-1番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたn-1番目の第2接続線との間に配置された第3スイッチをオン制御することと、他の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチをオフ制御することと、
を含む。
本発明の更に他の態様に係る方法は、前記いずれかの直流電力出力装置を制御する方法である。この方法は、前記複数の直流電源回路の数がN個のとき、前記複数のスイッチの総数がN+N個であり、オン状態を1と表記しオフ状態を表記0としたとき、次の(N+1)行×(N+1)列の行列に基づいて、前記複数のスイッチをオン・オフ制御すること、を含む。
Figure 0007382441000002
本発明の更に他の態様に係る方法は、前記いずれかの直流電力出力装置を制御する方法である。この方法は、前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定することと、前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電力が最大になる前記複数のスイッチのオン状態及びオフ状態の組み合わせを判定することと、を含む。
本発明の更に他の態様に係る方法は、前記いずれかの直流電力出力装置を制御する方法である。この方法は、前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定することと、前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記直流電源回路の故障発生を判定することと、を含む。
本発明の更に他の態様に係るプログラムは、前記いずれかの直流電力出力装置若しくは前記いずれかの直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムである。このプログラムは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをオン制御するためのプログラムコードと、前記第3スイッチをオフ制御するためのプログラムコードと、を含む。
本発明の更に他の態様に係るプログラムは、前記いずれかの直流電力出力装置若しくは前記いずれかの直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムである。このプログラムは、前記複数の直流電源回路、前記複数の第1接続線、前記複数の第2接続線、前記複数の第1スイッチ及び前記複数の第2スイッチそれぞれの数がN個であり、前記複数の第3スイッチの数がN-N個であり、1番目の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続された1番目の第1接続線に配置された1番目の第1スイッチをオン制御するためのプログラムコードと、N番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたN番目の第2接続線に配置されたN番目の第2スイッチをオン制御するためのプログラムコードと、n番目(n=2~N)の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続されたn番目の第1接続線とn-1番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたn-1番目の第2接続線との間に配置された第3スイッチをオン制御するためのプログラムコードと、他の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチをオフ制御するためのプログラムコードと、を含む。
本発明の更に他の態様に係るプログラムは、前記いずれかの直流電力出力装置若しくは前記いずれかの直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムである。このプログラムは、前記複数の直流電源回路の数がN個のとき、前記複数のスイッチの総数がN+N個であり、オン状態を1と表記しオフ状態を0と表記したとき、次の(N+1)行×(N+1)列の行列に基づいて、前記複数のスイッチをオン・オフ制御するためのプログラムコードを含む。
Figure 0007382441000003
本発明の更に他の態様に係るプログラムは、前記いずれかの直流電力出力装置若しくは前記いずれかの直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムである。このプログラムは、前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定するためのプログラムコードと、前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電力が最大になる前記複数のスイッチのオン状態及びオフ状態の組み合わせを判定するためのプログラムコードと、を含む。
本発明の更に他の態様に係るプログラムは、前記いずれかの直流電力出力装置若しくは前記いずれかの直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムである。このプログラムは、前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定するためのプログラムコードと、前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記直流電源回路の故障発生を判定するためのプログラムコードと、を含む。
また、前記判定を行うプログラムは、機械学習によって作成された学習済モデルであってもよい。
本発明によれば、複数の直流電源回路が発生する電力が変化しても出力電力の低下を抑制することができる。
実施形態に係る無線電力伝送システムの概略構成の一例を示す説明図。 比較参考例に係る整流回路群の接続の一例を示すブロック図。 (a)及び(b)はそれぞれ、比較参考例に係る整流回路群の平常時における入力電力分布及び出力電力の電流電圧特性を示す説明図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、比較参考例に係る整流回路群の入力変化時における入力電力分布及び出力電力の電流電圧特性を示す説明図である。 (a)及び(b)は、比較参考例に係る整流回路群における単体の故障発生の影響を示す説明図である。 実施形態に係る受電装置の構成の一例を示すブロック図。 実施形態に係るスイッチング回路の構成の一例を示す回路図。 実施形態に係るスイッチング回路を含む受電装置回路の一例を示す回路図。 複数の整流回路をすべて直列接続する場合のスイッチ制御の一例を示す回路図。 複数の整流回路をすべて並列接続する場合のスイッチ制御の一例を示す回路図。 実施形態に係るスイッチング回路を有する受電装置における出力電力特性の劣化抑制に関する効果の一例を示す説明図。 (a)及び(b)は、実施形態に係るスイッチング回路を有する受電装置における整流回路の故障への対応に関する効果の一例を示す説明図である。 実施形態に係る受電装置の構成の他の例を示すブロック図。 実施形態に係るスイッチング回路を有する受電装置における負荷(インピーダンス)の変化に応じた整流回路の接続制御に関する効果の一例を示す説明図である。 実施形態に係るスイッチング回路を含む太陽光発電システムの発電装置回路の一例を示す回路図。 実施形態に係るスイッチング回路を有する発電装置における出力電力特性の劣化抑制に関する効果の一例を示す説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本書に記載された実施形態に係るシステムは、無線電力伝送(WPT)の受電装置に、オン・オフ制御可能な複数のスイッチを有する整流回路多元接続用スイッチング回路を導入することにより、受電装置の出力電力の高効率化を図るように整流回路の柔軟な接続構成が可能なシステムである。特に、無線電力伝送(WPT)の受電装置におけるアレーアンテナ装置の複数のアンテナから整流回路群へ入力される入力変化に対応可能であり、ダイオードの故障などによって破損した整流回路を整流回路群から切り離すことができる。また、スイッチング回路における複数のスイッチのすべてを含めてスイッチング制御することにより、複数の整流回路のあらゆる接続を再現することができる。
図1は、本実施形態に係る無線電力伝送システム10の概略構成の一例を示す説明図である。本実施形態の無線電力伝送システム10は、送電信号の電波を送信する送電装置20と、送電装置20から送信された電波を受信して直流の電力を出力する受電装置(直流電力)30とを備える。無線電力伝送の電波は例えばマイクロ波又はミリ波である。
送電装置20は、複数のアンテナ素子(以下「アンテナ」ともいう。)が2次元的に配列したアレーアンテナからなるアンテナ装置21を有する。送電装置20のアレーアンテナは複数のアンテナが1次元的に又は3次元的に配置されたものであってもよい。
受電装置30は、複数のアンテナ31aが2次元的に配列したアレーアンテナからなるアンテナ装置31を有する。受電装置30のアレーアンテナは複数のアンテナ31aが1次元的に又は3次元的に配置されたものであってもよい。また、受電装置30は、アンテナ装置31の複数のアンテナ31aに対応するように設けられた複数の整流回路(直流電源回路)からなる整流回路群300を有する。
図2は比較参考例に係る整流回路群300'の接続を示すブロック図である。図2の整流回路群300'は、横方向及び縦方向のそれぞれに4個ずつ配列した合計16個の整流回路301(1,1)~301(4,4)を有する。整流回路群300'は、4組の直列接続の整流回路ユニット301(1,1)~301(4,1),301(1,2)~301(4,2)、301(1,3)~301(4,3)及び301(1,4)~301(4,4)が並列された接続に固定化された構成を有し、全体として単一の直流電力を出力する。
図3(a)及び図3(b)はそれぞれ、比較参考例に係る整流回路群300'の平常時における入力電力分布及び出力電力の電流電圧特性を示す説明図である。図3(a)における整流回路301(1,1)~301(4,4)の図示部分の濃度は、対応するアンテナからの入力電力の大きさを表している(後述の図4(a)も同様)。図示の例では、中央部分の整流回路ほど入力電力が大きくなっているが、4組の直列接続の整流回路ユニットの間の入力電力の差は比較的小さいため、図3(b)に示すように良好な電流電圧特性900の電力を出力することができる。
図4(a)及び図(b)はそれぞれ、比較参考例に係る整流回路群300'の入力変化時における入力電力分布及び出力電力の電流電圧特性を示す説明図である。図4(a)の例では、右上側の整流回路ほど入力電力が大きく、左下側の整流回路ほど入力電力が小さくなっている。そのため、4組の直列接続の整流回路ユニットの間の入力電力の差は比較的大きく、図4(b)の電流電圧特性901に示すように出力電力著しく低下する。
図5(a)及び(b)は、比較参考例に係る整流回路群300'における単体の故障発生の影響を示す説明図である。比較参考例に係る整流回路群300'では、例えば、図5(a)に示すように整流回路群300'中の単体の整流回路301(2,4)が故障すると、図5(b)に示すように、その整流回路301(2,4)を含む4列目の直列接続の整流回路ユニット301(1,4)~301(4,4)全体からの電力の出力が停止してしまう。
図3~図5に示すように整流回路の接続を固定化した比較参考例の整流回路群300'では、アンテナ装置からの入力電力の変化や単体の整流回路の故障の影響を受けて出力電力が著しく低下してしまう。
そこで、本実施形態の受電装置30では、整流回路群300の複数の整流回路301に接続されるスイッチング回路を備え、複数の整流回路301の直列接続と並列接続を切り替え制御できるように構成している。なお、以下の実施形態の説明では、アンテナ装置のアンテナの数及び整流回路の数がそれぞれ4個(=2×2)の場合について説明するが、この数に限定されない。本発明は、2以上の任意の数のアンテナについて対応可能であり、2以上の任意の数の整流回路について対応可能である。例えば、アンテナの数及び整流回路の数はそれぞれ、9個(=3×3)、16個(=4×4)、又は、25個(=5×5)などであってもよい。
図6は、本実施形態に係る受電装置30の構成の一例を示すブロック図である。図6において、アンテナ装置31からの入力電力を受ける整流回路群300の後段にスイッチング回路310を設けている。スイッチング回路310は、複数の直流整流回路としての整流回路のプラス出力端子が接続される複数のプラス入力部311(1)~311(4)と、複数の整流回路のマイナス出力端子が接続される複数のマイナス入力部312(1)~312(4)と、プラス出力部313と、マイナス出力部314とを有する。更に、スイッチング回路310は、複数のプラス入力部311(1)~311(4)及び複数のマイナス入力部312(1)~312(4)と、プラス出力部313及びマイナス出力部314との間に設けられた接続回路部310Cを有する。接続回路部310Cは、複数の整流回路とプラス出力部313及びマイナス出力部314との間の接続状態を切り替えるようにオン・オフ制御可能な複数のスイッチを有する。スイッチング回路310の接続回路部310Cに設けられた複数のスイッチは、制御部330によってオン・オフ制御される。
図7は、本実施形態に係るスイッチング回路310の構成の一例を示す回路図である。図8は、本実施形態に係るスイッチング回路310を含む受電装置回路32の一例を示す回路図である。図7において、スイッチング回路310の接続回路部は、複数の整流回路301(1)~301(4)のプラス出力端子に個別接続される複数の第1接続線315(1)~315(4)と、複数の整流回路301(1)~301(4)のマイナス出力端子に個別接続される複数の第2接続線316(1)~316(4)とを有する。また、前記接続回路部は、複数の第1スイッチ317(1)~317(4)と、複数の第2スイッチ318(1)~318(4)と、複数の第3スイッチ319(1,2)、319(1,3)、319(1,4)、319(2,1)、319(2,3)、319(2,4)、319(3,1)、319(3,2)、319(3,4)、319(4,1)、319(4,2)、319(4,2)とを有する。
第1スイッチ317(1)~317(4)はそれぞれ、第1接続線315(1)~315(4)とプラス出力部313との間に個別配置されたオン・オフ制御可能なスイッチである。第2スイッチ318(1)~318(4)はそれぞれ、第2接続線316(1)~316(4)とマイナス出力部314との間に個別配置されたオン・オフ制御可能なスイッチである。
複数の第3スイッチはそれぞれ、第1接続線315(1)~315(4)及び第2接続線316(1)~316(4)の複数の組み合わせのうち整流回路が互いに異なる組み合わせの第1接続線と第2接続線との間に配置されたオン・オフ制御可能なスイッチである。例えば、第3スイッチ319(1,2)、319(1,3)、319(1,4)はそれぞれ、第1接続線315(1)と第2接続線316(2)、316(3)、316(4)との間に配置されている。第3スイッチ319(2,1)、319(2,3)、319(2,4)はそれぞれ、第1接続線315(2)と第2接続線316(1)、316(3)、316(4)との間に配置されている。第3スイッチ319(3,1)、319(3,2)、319(3,4)はそれぞれ、第1接続線315(3)と第2接続線316(1)、316(2)、316(4)との間に配置されている。第3スイッチ319(4,1)、319(4,2)、319(4,2)はそれぞれ、第1接続線315(4)と第2接続線316(1)、316(2)、316(3)との間に配置されている。
上記構成のスイッチング回路310の各スイッチを制御部330でオン・オフ制御することにより、複数の整流回路の一部又は全部について直列接続と並列接続とを適宜切り替えることができる。特に、上記構成のスイッチング回路310の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチのすべてを含めてスイッチング制御することにより、複数の整流回路のあらゆる接続を再現することができる。
ここで、制御部330は、前述の複数の整流回路、複数の第1接続線、複数の第2接続線、複数の第1スイッチ及び複数の第2スイッチそれぞれの数がN個であり、複数の第3スイッチの数がN-N個であり、スイッチの総数がN+N個であり、オン状態を1と表記しオフ状態を0と表記したとき、次の(N+1)行×(N+1)列の行列に基づいて、前述の複数の第1スイッチ、複数の第2スイッチ及び複数の第3スイッチをオン・オフ制御してもよい。
Figure 0007382441000004
図9は、複数の整流回路をすべて直列接続する場合のスイッチ制御の一例を示す回路図である。図9において、第1接続線315(1)に配置された第1スイッチ317(1)はオン状態になるように制御(以下「オン制御」ともいう。)され、第2接続線316(4)に配置された第2スイッチ318(4)はオン制御される。また、第1接続線315(2)と第2接続線316(1)との間に配置された第3スイッチ319(2,1)はオン制御される。第1接続線315(3)と第2接続線316(2)との間に配置された第3スイッチ319(3,2)はオン制御され、第1接続線315(4)と第2接続線316(3)との間に配置された第3スイッチ319(4,3)はオン制御される。そして、他の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチはすべてオフ状態になるように制御(以下「オフ制御」ともいう。)される。
整流回路301、第1接続線315、第2接続線316、第1スイッチ317及び第2スイッチ318それぞれの数がN個の場合は、例えば、次のように制御する。1番目の整流回路のプラス出力端子に個別接続された1番目の第1接続線315(1)に配置された1番目の第1スイッチ317(1)はオン制御され、N番目の整流回路のマイナス出力端子に個別接続されたN番目の第2接続線316(N)に配置されたN番目の第2スイッチ318(N)はオン制御される。また、n番目(n=2~N)の整流回路のプラス出力端子に個別接続されたn番目の第1接続線315(n)とn-1番目の整流回路のマイナス出力端子に個別接続されたn-1番目の第2接続線316(n-1)との間に配置された第3スイッチ(n,n-1)はオン制御される。他の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチはすべてオフ制御される。
図10は、複数の整流回路をすべて並列接続する場合のスイッチ制御の一例を示す回路図である。図10において、第1スイッチ317(1)~317(4)及び第2スイッチ318(1)~318(4)はすべてオン制御される。また、第3スイッチ319(1,2)、319(1,3)、319(1,4)、319(2,1)、319(2,3)、319(2,4)、319(3,1)、319(3,2)、319(3,4)、319(4,1)、319(4,2)、319(4,2)はすべてオフ制御される。
図11は、本実施形態に係るスイッチング回路310を有する受電装置30における出力電力特性の劣化抑制に関する効果の一例を示す説明図である。図11において、受電装置30の整流回路群300への入力電力の分布の変化によって出力電力特性(電流電圧特性)が図中の制御前の特性曲線400から特性曲線401に劣化しようとする場合に、スイッチング回路310のスイッチのオン・オフ制御を行うことにより、図中の特性曲線402に示すように最大電力点402aにおける出力電力を向上させることができる。
図12(a)及び図12(b)は、本実施形態に係るスイッチング回路310を有する受電装置30における整流回路301の故障への対応に関する効果の一例を示す説明図である。図12(a)に示すように整流回路群300の最右列の直列接続の整流回路ユニットにおける整流回路301(2,4)がダイオード(整流素子)の故障などによって破損した場合に、スイッチング回路310のスイッチのオン・オフ制御を行うことにより、図12(b)に示すように故障した整流回路301(2,4)を最右列の直列接続の整流回路ユニットから切り離すことができる。この整流回路の切り離しにより、整流回路群300における整流回路301(2,4)のダイオード(整流素子)が故障した際の出力電力の大幅な効率低下を防止することができる。
図13は、本実施形態に係る受電装置30の構成の他の例を示すブロック図である。なお、図13において、前述の図6の受電装置30と同様な部分については同じ符号を付し、説明を省略する。図13の受電装置30は、スイッチング回路310のプラス出力部313及びマイナス出力部314から出力される電圧及び電流を測定した測定結果に基づいて判定する判定部340を備える。制御部330は、判定部340の判定結果に基づいて、スイッチング回路310の複数のスイッチのオン・オフ制御を実行することができる。なお、判定部340は制御部330内に組み込んでもよい。
例えば、判定部340は、スイッチング回路310の複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、プラス出力部313及びマイナス出力部314から出力される電圧及び電流を測定し、その複数の組み合わせについて測定した電圧及び電流の測定結果に基づいて、プラス出力部313及びマイナス出力部314から出力される電力が最大になる複数のスイッチのオン状態及びオフ状態の組み合わせを判定する。これにより、例えば図14に示すように受電装置30に接続される負荷(インピーダンス)の変化(Z/2,Z、2Z)に応じた出力電力の高効率化を動的に制御するリアルタイム制御が可能になる。
図14において、例えば、負荷インピーダンスZを検知した判定結果の場合には、整流回路301の直列接続と並列接続とをバランスよく組み合わせられた図中の特性曲線410になるようにスイッチング回路310を制御し、その最大電力点で電力が効率よく出力されるようにする。また、高めの負荷インピーダンス2Zを検知した判定結果の場合には、整流回路を主に直列接続した図中の特性曲線411になるようにスイッチング回路310を制御し、その最大電力点で電力が効率よく出力されるようにする。また、低めの負荷インピーダンスZ/2を検知した判定結果の場合には、整流回路を主に並列接続した図中の特性曲線412になるようにスイッチング回路310を制御し、その最大電力点で電力が効率よく出力されるようにする。
また例えば、判定部340は、スイッチング回路310の複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、プラス出力部313及びマイナス出力部314から出力される電圧及び電流を測定し、その複数の組み合わせについて測定した電圧及び電流の測定結果に基づいて、整流回路301の故障発生を判定する。これにより、受電装置30における整流回路群300における整流回路の動的な故障検査及びその故障検査の結果に基づいてスイッチング回路310を動的に制御するリアルタイム制御が可能になる。
以上、直流電力出力装置が無線電力伝送システムの受電装置30であり、スイッチング回路が接続される複数の直流電源回路がそれぞれ整流回路301である場合について説明したが、直流電力出力装置及び複数の直流電源回路は前述の例示した構成に限定されない。例えば、直流電力出力装置は太陽光発電システムの発電装置であってもよく、複数の直流電源回路は太陽電池がそれぞれ接続された複数の電源回路であってもよい。
図15は、実施形態に係るスイッチング回路510を含む太陽光発電システムの発電装置回路52の一例を示す回路図である。スイッチング回路510は、前述のスイッチング回路310と同様な構成であり、制御部でオン・オフ制御することができる。図15において、スイッチング回路510のプラス入力の複数の第1接続線には、太陽電池がそれぞれ接続された複数の電源回路501(1)~501(4)のプラス出力端子に個別接続される。また、スイッチング回路510のマイナス入力の複数の第2接続線には、複数の電源回路501(1)~501(4)のマイナス出力端子に個別接続される。
発電装置の電源回路群500への入力電力の分布が変化する場合に、スイッチング回路510のスイッチのオン・オフ制御を行うことにより、図16の特性曲線600に示すように最大電力点600aで電力を出力できる。
図15及び図16に示すように、太陽光発電システムの発電装置の発電装置回路52にオン・オフ制御可能な複数のスイッチを有するスイッチング回路510を導入することにより、発電装置の出力電力の高効率化を図るように電源回路501(1)~501(4)の柔軟な接続構成ができる。特に、太陽光発電システムの発電装置における太陽電池から電源回路群へ入力される入力変化に対応可能であり、破損した電源回路を電源回路群から切り離すことができる。
また、図15及び図16の太陽光発電システムにおいても、上記構成のスイッチング回路510の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチのすべてを含めてスイッチング制御することにより、複数の電源回路のあらゆる接続を再現することができる。
以上、本実施形態によれば、複数の直流電源回路(整流回路、電源回路)が発生する電力が変化しても出力電力の低下を抑制することができる。
特に、本実施形態によれば、前述のスイッチング回路における複数の第1スイッチ、複数の第2スイッチ及び複数の第3スイッチのすべてを含めてスイッチング制御することにより、複数の直流電源回路(整流回路、電源回路)のあらゆる接続を再現することができる。
また、本発明は、出力電力の低下を抑制することができる無線電力伝送システム及び太陽光発電システムを提供できるため、持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の達成に貢献できる。
なお、本明細書で説明された処理工程並びにシステムの構成要素は、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの工程及び構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、それらの組み合わせで実装されてもよい。
ハードウェア実装については、実体(例えば、スイッチング回路、直流電力出力装置、受電装置、送電装置、発電装置、整流回路、電源回路、各種無線通信装置、基地局装置(Node B、Node G)、端末装置、ハードディスクドライブ装置、又は、光ディスクドライブ装置)において上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、1つ又は複数の、特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又は、それらの組み合わせの中に実装されてもよい。
また、ファームウェア及び/又はソフトウェア実装については、上記構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、本明細書で説明された機能を実行するプログラム(例えば、プロシージャ、関数、モジュール、インストラクション、などのコード)で実装されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアのコードを明確に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明された上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段の実装に利用されてもよい。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば制御装置において、メモリに記憶され、コンピュータやプロセッサにより実行されてもよい。そのメモリは、コンピュータやプロセッサの内部に実装されてもよいし、又は、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気又は光データ記憶装置、などのような、コンピュータやプロセッサで読み取り可能な媒体に記憶されてもよい。そのコードは、1又は複数のコンピュータやプロセッサにより実行されてもよく、また、コンピュータやプロセッサに、本明細書で説明された機能性のある態様を実行させてもよい。
また、前記媒体は非一時的な記録媒体であってもよい。また、前記プログラムのコードは、コンピュータ、プロセッサ、又は他のデバイス若しくは装置機械で読み込んで実行可能であればよく、その形式は特定の形式に限定されない。例えば、前記プログラムのコードは、ソースコード、オブジェクトコード及びバイナリコードのいずれでもよく、また、それらのコードの2以上が混在したものであってもよい。
また、本明細書で開示された実施形態の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正は当業者には容易に明白になり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
10 :無線電力伝送システム
20 :送電装置
21 :アンテナ装置
30 :受電装置
31 :アンテナ装置
31a :アンテナ
32 :受電装置回路
52 :発電装置回路
52 :発電装置
300 :整流回路群
301 :整流回路
310 :スイッチング回路
310C :接続回路部
311 :プラス入力部
312 :マイナス入力部
313 :プラス出力部
314 :マイナス出力部
315 :第1接続線
316 :第2接続線
317 :第1スイッチ
318 :第2スイッチ
319 :第3スイッチ
330 :制御部
340 :判定部
500 :電源回路群
501 :電源回路
510 :スイッチング回路
510C :接続回路部

Claims (23)

  1. 複数の直流電源回路に接続されるスイッチング回路であって、
    前記複数の直流電源回路のプラス出力端子が接続される複数のプラス入力部と、
    前記複数の直流電源回路のマイナス出力端子が接続される複数のマイナス入力部と、
    プラス出力部と、
    マイナス出力部と、
    前記複数のプラス入力部及び前記複数のマイナス入力部と前記プラス出力部及び前記マイナス出力部との間に設けられ、前記複数の直流電源回路と前記プラス出力部及び前記マイナス出力部との間の接続状態を切り替えるようにオン・オフ制御可能な複数のスイッチを有する接続回路部と、
    を備え
    記接続回路部は、
    前記複数の直流電源回路のプラス出力端子に一方の端部が個別接続される複数の第1接続線と、前記複数の直流電源回路のマイナス出力端子に一方の端部が個別接続される複数の第2接続線とが、互いに非接触で交差した格子状の回路と、
    前記格子状の回路における前記複数の第1接続線それぞれの他方の端部と前記プラス出力部との間に個別配置されたオン・オフ制御可能な複数の第1スイッチと、
    前記格子状の回路における前記複数の第2接続線それぞれの他方の端部と前記マイナス出力部との間に個別配置されたオン・オフ制御可能な複数の第2スイッチと、
    前記格子状の回路における前記複数の第1接続線及び前記複数の第2接続線の複数の組み合わせのうち前記直流電源回路が互いに異なる組み合わせの前記第1接続線と前記第2接続線との間に配置されたオン・オフ制御可能な複数の第3スイッチと、
    を有する、ことを特徴とするスイッチング回路。
  2. 請求項のスイッチング回路と、
    前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチをそれぞれオン・オフ制御する制御部と、
    を備える、ことを特徴とする直流電力出力装置。
  3. 請求項の直流電力出力装置において、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチはオン制御され、
    前記第3スイッチはオフ制御される、
    ことを特徴とする直流電力出力装置。
  4. 請求項の直流電力出力装置において、
    前記複数の直流電源回路、前記複数の第1接続線、前記複数の第2接続線、前記複数の第1スイッチ及び前記複数の第2スイッチそれぞれの数がN個であり、前記複数の第3スイッチの数がN-N個であり、
    1番目の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続された1番目の第1接続線に配置された1番目の第1スイッチはオン制御され、
    N番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたN番目の第2接続線に配置されたN番目の第2スイッチはオン制御され、
    n番目(n=2~N)の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続されたn番目の第1接続線とn-1番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたn-1番目の第2接続線との間に配置された第3スイッチはオン制御され、
    他の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチはオフ制御される、
    ことを特徴とする直流電力出力装置。
  5. 請求項乃至のいずれかの直流電力出力装置において、
    前記制御部は、前記複数の直流電源回路の数がN個のとき、前記複数のスイッチの総数がN+N個であり、オン状態を1と表記しオフ状態を0と表記したとき、次の(N+1)行×(N+1)列の行列に基づいて、前記複数のスイッチをオン・オフ制御する、ことを特徴とする直流電力出力装置。
    Figure 0007382441000005
  6. 請求項乃至のいずれかの直流電力出力装置において、
    前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定し、前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電力が最大になる前記複数のスイッチのオン状態及びオフ状態の組み合わせを判定する判定部を備える、ことを特徴とする直流電力出力装置。
  7. 請求項乃至のいずれかの直流電力出力装置において、
    前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定し、前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記直流電源回路の故障発生を判定する判定部を備える、ことを特徴とする直流電力出力装置。
  8. 請求項乃至のいずれかの直流電力出力装置において、
    前記複数の直流電源回路を備え、
    前記スイッチング回路の前記複数のスイッチのすべてをスイッチング制御する、ことを特徴とする直流電力出力装置。
  9. 請求項乃至のいずれかの直流電力出力装置において、
    当該直流電力出力装置は、無線電力伝送システムの受電装置であり、
    前記複数の直流電源回路は、無線電力伝送システムの受信アンテナ装置を構成する複数のアンテナに接続された複数の整流回路である、ことを特徴とする直流電力出力装置。
  10. 請求項の直流電力出力装置において、
    前記受信アンテナ装置は、前記複数のアンテナが1次元的、2次元的又は3次元的に配列されたアレーアンテナである、ことを特徴とする直流電力出力装置。
  11. 請求項又は10の直流電力出力装置と、
    前記直流電力出力装置に向けて送電信号を送信する送電装置と、
    を備える、ことを特徴とする無線電力伝送システム。
  12. 請求項乃至のいずれかの直流電力出力装置において、
    当該直流電力出力装置は、太陽光発電システムの発電装置であり、
    前記複数の直流電源回路は、太陽電池がそれぞれ接続された複数の電源回路である、ことを特徴とする直流電力出力装置。
  13. 請求項12の直流電力出力装置を備える太陽光発電システム。
  14. 請求項の直流電力出力装置を制御する方法であって、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをオン制御することと、
    前記第3スイッチをオフ制御することと、
    を含む、ことを特徴とする方法。
  15. 請求項の直流電力出力装置を制御する方法であって、
    前記複数の直流電源回路、前記複数の第1接続線、前記複数の第2接続線、前記複数の第1スイッチ及び前記複数の第2スイッチそれぞれの数がN個であり、前記複数の第3スイッチの数がN-N個であり、
    1番目の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続された1番目の第1接続線に配置された1番目の第1スイッチをオン制御することと、
    N番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたN番目の第2接続線に配置されたN番目の第2スイッチをオン制御することと、
    n番目(n=2~N)の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続されたn番目の第1接続線とn-1番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたn-1番目の第2接続線との間に配置された第3スイッチをオン制御することと、
    他の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチをオフ制御することと、
    を含む、ことを特徴とする方法。
  16. 請求項の直流電力出力装置を制御する方法であって、
    前記複数の直流電源回路の数がN個のとき、前記複数のスイッチの総数がN+N個であり、オン状態を1と表記しオフ状態を0と表記したとき、次の(N+1)行×(N+1)列の行列に基づいて、前記複数のスイッチをオン・オフ制御すること、を含む、ことを特徴とする方法。
    Figure 0007382441000006
  17. 請求項の直流電力出力装置を制御する方法であって、
    前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定することと、
    前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電力が最大になる前記複数のスイッチのオン状態及びオフ状態の組み合わせを判定することと、
    を含む、ことを特徴とする方法。
  18. 請求項の直流電力出力装置を制御する方法であって、
    前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定することと、
    前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記直流電源回路の故障発生を判定することと、
    を含む、ことを特徴とする方法。
  19. 請求項2の直流電力出力装置若しくは前記直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムであって、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチをオン制御するためのプログラムコードと、
    前記第3スイッチをオフ制御するためのプログラムコードと、
    を含む、ことを特徴とするプログラム。
  20. 請求項2の直流電力出力装置若しくは前記直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムであって
    前記複数の直流電源回路、前記複数の第1接続線、前記複数の第2接続線、前記複数の第1スイッチ及び前記複数の第2スイッチそれぞれの数がN個であり、前記複数の第3スイッチの数がN-N個であり、
    1番目の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続された1番目の第1接続線に配置された1番目の第1スイッチをオン制御するためのプログラムコードと、
    N番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたN番目の第2接続線に配置されたN番目の第2スイッチをオン制御するためのプログラムコードと、
    n番目(n=2~N)の直流電源回路のプラス出力端子に個別接続されたn番目の第1接続線とn-1番目の直流電源回路のマイナス出力端子に個別接続されたn-1番目の第2接続線との間に配置された第3スイッチをオン制御するためのプログラムコードと、
    その他の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチをオフ制御するためのプログラムコードと、
    を含む、ことを特徴とするプログラム。
  21. 請求項の直流電力出力装置若しくは前記直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムであって、
    前記複数の直流電源回路の数がN個のとき、前記複数のスイッチの総数がN+N個であり、オン状態を1と表記しオフ状態を0と表記したとき、次の(N+1)行×(N+1)列の行列に基づいて、前記複数のスイッチをオン・オフ制御するためのプログラムコードを含む、ことを特徴とするプログラム。
    Figure 0007382441000007
  22. 請求項の直流電力出力装置若しくは前記直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムであって
    前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定するためのプログラムコードと、
    前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電力が最大になる前記複数のスイッチのオン状態及びオフ状態の組み合わせを判定するためのプログラムコードと、
    を含む、ことを特徴とするプログラム。
  23. 請求項の直流電力出力装置若しくは前記直流電力出力装置を有するシステムに備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムであって
    前記複数のスイッチについてオン状態及びオフ状態が異なる複数の組み合わせについて、前記プラス出力部及び前記マイナス出力部から出力される電圧及び電流を測定するためのプログラムコードと、
    前記複数の組み合わせについて測定した前記電圧及び電流の測定結果に基づいて、前記直流電源回路の故障発生を判定するためのプログラムコードと、
    を含む、ことを特徴とするプログラム。
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